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ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは遠洋航海を終えて母港バルチースクへ戻った


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2016年12月19日19時2分配信
【バルト艦隊の警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は遠距離航海から戻ってきた】

本日(12月19日)、警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は遠洋航海任務遂行の後にバルト艦隊主要基地バルチースクへ戻ってきた。

遠距離航海はロシア海軍の戦闘訓練計画に沿って実施された。
同艦は地中海ロシア海軍常設作戦連合部隊の一員として滞在し、アフリカの角海域での民間船舶航行、世界の大洋の様々な箇所における他の種類のロシア連邦の海洋経済活動の安全保障任務を遂行した。

「ヤロスラフ・ムードルイ」の6ヶ月間に渡った航海では総計で30000海里以上を航行した。
この間に艦はハバナ(キューバ)、ポイント・フォーティン(トリニダード・トバゴ)、他の外国港への業務寄港を行なった。

警備艦の航海中には、対潜及び対空防衛、航海の安全、組織的通信及び統制の為の演習と訓練が実施された。
艦上に滞在していた海軍歩兵隊員の海洋技量は向上した。
彼等は、様々な種類の兵器による射撃練習を行なう数十回の火器発射訓練を実施した。

艦の歓迎の為の式典には、バルト艦隊司令部、カリーニングラード州政府、バルチースク行政府、後援組織の代表、軍事船員の親類と家族が出席した。

同艦の艦長アレクサンドル・ノヴォジロフ3等海佐は、バルト艦隊司令官アレクサンドル・ノサトフ中将へ、遠距離航海から戻った艦は、機器の修理と必要な物資の補充を終えた後、意図された任務を遂行する準備が整うと報告した。

艦隊司令官は、バルト艦隊軍事評議会に代わって、指示された遠洋航海任務を成功裏に遂行した乗組員を祝福し、戦闘訓練での新たな成功を望んだ。
乗組員は、伝統的なパンと塩、子豚の丸焼きで出迎えられた。

遠距離航海で功績のある将兵には、当局から勲功章が授与された。



バルト艦隊警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」(2009年7月24日就役)は、2016年6月1日にバルチースクを出航し、6月11日には地中海中部マルタ島を訪問、6月14日にマルタを出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイ、マルタ島訪問(2016年6月11日)]
[バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはロシア海軍地中海作戦連合部隊へ参加する]

その後、地中海東部へ到着し、ロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の一員として行動していました。

6月17日にはアメリカ海軍駆逐艦「ニアミス」を起こしました。
[地中海東部でアメリカ海軍駆逐艦はロシア海軍の警備艦ヤロスラフ・ムードルイへ接近した]

その後の動向は一切明らかにされていませんでしたが、地中海を出て紅海へ移動し、ジブチ港へ寄港していました。
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8月18日にジブチを出航し、アフリカの角(アデン湾)海賊対処任務に就きました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはアデン湾で海賊対処任務に就いた]

9月初頭にオマーンサラーラ港へ寄港し、9月6日に出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはアデン湾で海賊対処任務を続ける]

「ヤロスラフ・ムードルイ」は、以前にも2014年9月~10月にアデン湾海賊対処任務に就いており、今回で2度目になります。
[警備艦ヤロスラフ・ムードルイ遠距離航海(2014年8月-2015年2月)]

その後、「ヤロスラフ・ムードルイ」海賊対処任務を終えて地中海東部へ戻り、9月20日にキプロスリマソール港へ寄港しました。
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[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスを訪れた]

10月7日に北アフリカスペイン領セウタへ寄港しました。


その後、大西洋を横断してカリブ海へ行き、10月26日にはキューバハバナ港へ寄港しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキューバを訪れた]
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11月17日にはトリニダード・トバゴポイント・フォーティン港を訪れました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはトリニダード・トバゴを訪れた]
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ロシア海軍の艦船がトリニダード・トバゴを訪問するのは初めてです。

その後もカリブ海に居たようですが、12月初頭には母港(バルチースク)への帰路に就きました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはカリブ海を去り、母港への帰路に就いた]


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「ヤロスラフ・ムードルイ」大西洋を東へ進み、12月16日にはラマンシュ海峡)英仏海峡)を通過しました。
この時、ブリテン海軍フリゲート「サザーランド」が追尾しました。

そして12月19日に母港バルチースクへ戻りました。


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なお、「ヤロスラフ・ムードルイ」の舷側番号は、就役以降一貫して「727」でしたが、最近、「777」に変更されました。

「ヤロスラフ・ムードルイ」は、2012年4月からロシア皇帝家(ロマノフ家)の後援を受けています。
[ロマノフ家は警備艦ヤロスラフ・ムードルイを後援する]
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ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはカリブ海を去り、母港への帰路に就いた

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年12月2日12時50分配信
【警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」はカリブ海における全ての任務を果たした】
カリーニングラード、12月2日-ロシア通信社ノーボスチ

バルト艦隊警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」の乗組員は、カリブ海における計画任務の遂行を完了し、母国の沿岸へ進路を取った。
西方軍管区下のバルト艦隊広報サービス・情報供給部長ローマン・マルトフ1等海佐は報道陣へ伝えた。

「遠距離航海に在る警備艦ヤロスラフ・ムードルイの乗組員は、カリブ海における計画任務の遂行を完了し、母国の沿岸へ進路を取りました」
マルトフ
は話した。

彼は、「ヤロスラフ・ムードルイ」が6月1日にバルト艦隊主要基地バルチースク港から出航し、9月初頭には地中海を去ってインド洋へ入り、数週間に渡り対海賊ミッションを遂行した事を指摘した。
10月前半、警備艦地中海を横断し、大西洋へ出た。

10月、警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」給油船「レナ」で構成されるバルト艦隊艦船支隊大西洋を横断し、カリブ海へ入り、海軍の現代史上初めてキューバハバナ港トリニダード・トバゴ共和国ポイント・フォーティン港を業務寄港の為に訪れた。

「ヤロスラフ・ムードルイ」は最新の多目的警備艦であり、2009年に海軍へ加わっている。
それは、敵潜水艦の捜索、探知、追尾、海上における戦闘艦の対艦及び対潜防衛の保障、陸上部隊の戦闘活動の支援、海上揚陸部隊の上陸の支援の為に意図されている。



バルト艦隊警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」(2009年7月24日就役)は、2016年6月1日にバルチースクを出航し、6月11日には地中海中部マルタ島を訪問、6月14日にマルタを出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイ、マルタ島訪問(2016年6月11日)]
[バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはロシア海軍地中海作戦連合部隊へ参加する]

その後、地中海東部へ到着し、ロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の一員として行動していました。

6月17日にはアメリカ海軍駆逐艦「ニアミス」を起こしました。
[地中海東部でアメリカ海軍駆逐艦はロシア海軍の警備艦ヤロスラフ・ムードルイへ接近した]

その後の動向は一切明らかにされていませんでしたが、地中海を出て紅海へ移動し、ジブチ港へ寄港していました。
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8月18日にジブチを出航し、アフリカの角(アデン湾)海賊対処任務に就きました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはアデン湾で海賊対処任務に就いた]

9月初頭にオマーンサラーラ港へ寄港し、9月6日に出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはアデン湾で海賊対処任務を続ける]

「ヤロスラフ・ムードルイ」は、以前にも2014年9月~10月にアデン湾海賊対処任務に就いており、今回で2度目になります。
[警備艦ヤロスラフ・ムードルイ遠距離航海(2014年8月-2015年2月)]

その後、「ヤロスラフ・ムードルイ」海賊対処任務を終えて地中海東部へ戻り、9月20日にキプロスリマソール港へ寄港しました。
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[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスを訪れた]

10月7日に北アフリカスペイン領セウタへ寄港しました。


その後、大西洋を横断してカリブ海へ行き、10月26日にはキューバハバナ港へ寄港しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキューバを訪れた]
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11月17日にはトリニダード・トバゴポイント・フォーティン港を訪れました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはトリニダード・トバゴを訪れた]
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ロシア海軍の艦船がトリニダード・トバゴを訪問するのは初めてです。

その後もカリブ海に居たようですが、今回の記事の通り、母港(バルチースク)への帰路に就きました。


なお、「ヤロスラフ・ムードルイ」の舷側番号は、就役以降一貫して「727」でしたが、最近、「777」に変更されました。

「ヤロスラフ・ムードルイ」は、2012年4月からロシア皇帝家(ロマノフ家)の後援を受けています。
[ロマノフ家は警備艦ヤロスラフ・ムードルイを後援する]

ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはトリニダード・トバゴを訪れた

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『タス通信』より
2016年11月18日11時21分配信
【警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」はトリニダード・トバゴの港へ寄港した】
カリーニングラード、11月18日、/タス通信特派員ウラジーミル・ヌヤクシェフ

遠洋航海中のバルト艦隊警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」給油船「レナ」は、トリニダード・トバゴ共和国ポイント・フォーティン港への業務寄港を行なった。
タス通信は、同艦隊の公式代理人ローマン・マルトフより伝えられた。

「警備艦ヤロスラフ・ムードルイと給油船レナで構成されるバルト艦隊艦船支隊は、大西洋での遠距離航海任務遂行の枠組みにおいて、11月17日にトリニダード・トバゴ共和国のポイント・フォーティン港へ入港しました」
マルトフ
は話した。

彼は、「ヤロスラフ・ムードルイ」「レナ」は11月19日まで水と食料の在庫を補充し、艦の計画検査を実施し、乗員は海洋移動後に休養すると説明した。

10月中旬、警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は、ロシア海軍常設作戦連合部隊の一員として滞在していた地中海を去った。
その後、艦はインド洋へ入り、対海賊ミッションを遂行した。
その後、同艦は地中海を越えて大西洋へ入り、10月25日と11月3日の2回に渡り艦船支隊キューバの首都ハバナ港への計画寄港を行なった。

警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は、6月1日にバルト艦隊主要海軍基地バルチースク港から航海へ出発した。
艦の遠距離航海は、ロシア海軍の戦闘訓練計画に沿って実行される。



バルト艦隊警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」(2009年7月24日就役)は、2016年6月1日にバルチースクを出航し、6月11日には地中海中部マルタ島を訪問、6月14日にマルタを出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイ、マルタ島訪問(2016年6月11日)]
[バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはロシア海軍地中海作戦連合部隊へ参加する]

その後、地中海東部へ到着し、ロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の一員として行動していました。

6月17日にはアメリカ海軍駆逐艦「ニアミス」を起こしました。
[地中海東部でアメリカ海軍駆逐艦はロシア海軍の警備艦ヤロスラフ・ムードルイへ接近した]

その後の動向は一切明らかにされていませんでしたが、地中海を出て紅海へ移動し、ジブチ港へ寄港していました。
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8月18日にジブチを出航し、アフリカの角(アデン湾)海賊対処任務に就きました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはアデン湾で海賊対処任務に就いた]

9月初頭にオマーンサラーラ港へ寄港し、9月6日に出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはアデン湾で海賊対処任務を続ける]

「ヤロスラフ・ムードルイ」は、以前にも2014年9月~10月にアデン湾海賊対処任務に就いており、今回で2度目になります。
[警備艦ヤロスラフ・ムードルイ遠距離航海(2014年8月-2015年2月)]

その後、「ヤロスラフ・ムードルイ」海賊対処任務を終えて地中海東部へ戻り、9月20日にキプロスリマソール港へ寄港しました。
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[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスを訪れた]

10月7日に北アフリカスペイン領セウタへ寄港しました。


その後、大西洋を横断してカリブ海へ行き、10月26日にはキューバハバナ港へ寄港しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキューバを訪れた]
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そして11月17日にはトリニダード・トバゴポイント・フォーティン港を訪れました。
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ロシア海軍の艦船がトリニダード・トバゴを訪問するのは、今回が初めてです。


なお、「ヤロスラフ・ムードルイ」の舷側番号は、就役以降一貫して「727」でしたが、最近、「777」に変更されました。

「ヤロスラフ・ムードルイ」は、2012年4月からロシア皇帝家(ロマノフ家)の後援を受けています。
[ロマノフ家は警備艦ヤロスラフ・ムードルイを後援する]

ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキューバを訪れた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2016年10月26日16時8分配信
【バルト艦隊艦船支隊は業務寄港の為にキューバのハバナ港へ到着した】

本日(10月26日)、警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」給油船「レナ」の乗組員は、業務寄港の為にキューバハバナ港へ到着した。
(キューバの)首都でバルト艦隊船員は水と食料の在庫を補充し、艦の計画検査を実施し、大西洋横断後に休養する。

警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は6月1日にバルト艦隊主要基地バルチースクを去り、10月中旬には地中海ロシア海軍常設作戦連合部隊の一員となっていた。

その後、警備艦インド洋へ入り、数週間に渡り対海賊ミッションを遂行した。
そして警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」給油船「レナ」は、地中海、大西洋を横断し、カリブ海へ入った。

艦の遠距離航海は、ロシア海軍の戦闘訓練計画に沿って行なわれる。



バルト艦隊警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」(2009年7月24日就役)は、2016年6月1日にバルチースクを出航し、6月11日には地中海中部マルタ島を訪問、6月14日にマルタを出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイ、マルタ島訪問(2016年6月11日)]
[バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはロシア海軍地中海作戦連合部隊へ参加する]

その後、地中海東部へ到着し、ロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の一員として行動していました。

6月17日にはアメリカ海軍駆逐艦「ニアミス」を起こしました。
[地中海東部でアメリカ海軍駆逐艦はロシア海軍の警備艦ヤロスラフ・ムードルイへ接近した]

その後の動向は一切明らかにされていませんでしたが、地中海を出て紅海へ移動し、ジブチ港へ寄港していました。
16-0818e.jpg

8月18日にジブチを出航し、アフリカの角(アデン湾)海賊対処任務に就きました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはアデン湾で海賊対処任務に就いた]

9月初頭にオマーンサラーラ港へ寄港し、9月6日に出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはアデン湾で海賊対処任務を続ける]

「ヤロスラフ・ムードルイ」は、以前にも2014年9月~10月にアデン湾海賊対処任務に就いており、今回で2度目になります。
[警備艦ヤロスラフ・ムードルイ遠距離航海(2014年8月-2015年2月)]

その後、「ヤロスラフ・ムードルイ」海賊対処任務を終えて地中海東部へ戻り、9月20日にキプロスリマソール港へ寄港しました。
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[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスを訪れた]

10月7日に北アフリカスペイン領セウタへ寄港しました。


その後、大西洋を横断してカリブ海へ行き、10月26日にはキューバハバナ港へ寄港しました。
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なお、「ヤロスラフ・ムードルイ」の舷側番号は、就役以降一貫して「727」でしたが、最近、「777」に変更されました。

「ヤロスラフ・ムードルイ」は、2012年4月からロシア皇帝家(ロマノフ家)の後援を受けています。
[ロマノフ家は警備艦ヤロスラフ・ムードルイを後援する]

ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスを訪れた

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年9月20日11時32分配信
【軍艦「ヤロスラフ・ムードルイ」乗組員はキプロスの港への寄港を行なった】
モスクワ、9月20日-ロシア通信社ノーボスチ

バルト艦隊警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」乗組員はキプロスへの寄港を行ない、乗組員は物資を補充し、沿岸で休養する機会を得る。
西方軍管区下のバルト艦隊広報サービス・情報供給部長ローマン・マルトフ1等海佐は発表した。

「地中海エリアで遠距離航海任務を遂行しているバルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは、リマソール港(キプロス共和国)への業務寄港を行ないました。
訪問計画では、艦への必要基準の物資補充が提供されます。
ロシア軍事船員は更に、地元の観光名所を訪れ、沿岸で休養する機会を得ます」

彼は話した。

「ヤロスラフ・ムードルイ」は、6月1日にバルチースクから出航したと伝えられた。
同艦の遠距離航海はロシア海軍の戦闘訓練計画に沿って実施される。

艦の航海の主な目的の1つは、聖アンドレイ旗のデモンストレーション、地中海ロシア海軍常設艦船作戦連合部隊の一員としての任務遂行、更には、アフリカの角海域での民間船舶航行の安全保障である。


バルト艦隊警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」(2009年7月24日就役)は、2016年6月1日にバルチースクを出航し、6月11日には地中海中部マルタ島を訪問、6月14日にマルタを出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイ、マルタ島訪問(2016年6月11日)]
[バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはロシア海軍地中海作戦連合部隊へ参加する]

その後、地中海東部へ到着し、ロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の一員として行動していました。

6月17日にはアメリカ海軍駆逐艦「ニアミス」を起こしました。
[地中海東部でアメリカ海軍駆逐艦はロシア海軍の警備艦ヤロスラフ・ムードルイへ接近した]

その後の動向は一切明らかにされていませんでしたが、地中海を出て紅海へ移動し、ジブチ港へ寄港していました。
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8月18日にジブチを出航し、アフリカの角(アデン湾)海賊対処任務に就きました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはアデン湾で海賊対処任務に就いた]

9月初頭にオマーンサラーラ港へ寄港し、9月6日に出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはアデン湾で海賊対処任務を続ける]

「ヤロスラフ・ムードルイ」は、以前にも2014年9月~10月にアデン湾海賊対処任務に就いており、今回で2度目になります。
[警備艦ヤロスラフ・ムードルイ遠距離航海(2014年8月-2015年2月)]

その後、「ヤロスラフ・ムードルイ」海賊対処任務を終えて地中海東部へ戻り、9月20日にキプロスリマソール港へ寄港しました。
16-0920a.jpg


なお、「ヤロスラフ・ムードルイ」の舷側番号は、就役以降一貫して「727」でしたが、最近、「777」に変更されました。

「ヤロスラフ・ムードルイ」は、2012年4月からロシア皇帝家(ロマノフ家)の後援を受けています。
[ロマノフ家は警備艦ヤロスラフ・ムードルイを後援する]

ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはアデン湾で海賊対処任務を続ける

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア軍西方管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2016年9月6日16時40分配信
【バルト艦隊の警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」はアフリカの角海域で対海賊当直を続ける】

バルト艦隊警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は業務寄港の為に滞在していたサラーラ港(オマーン)から出港し、アデン湾へ進路を取った。

サラーラ港への停泊中に艦は燃料を補給し、真水、食料を補充し、更に乗組員は海洋航海での休養の機会を得た。
アデン湾へ到着した乗組員は、民間船舶航行の安全を保障する任務の遂行を続ける。

警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は8月上旬からインド洋海域で対海賊ミッションを遂行している。
艦上には、海賊対処活動の経験に基づいて用意された海軍歩兵部隊が居る。

艦はバルト艦隊主要基地バルチースクを6月1日に出航した。
遠距離航海はロシア海軍の戦闘訓練計画に沿って実施される。

警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」の航海の主な目的の1つは、聖アンドレイ旗のデモンストレーション、地中海ロシア海軍常設艦船作戦連合部隊の一員としての任務遂行、更には、アフリカの角海域での民間船舶航行の安全保障である。


バルト艦隊警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」(2009年7月24日就役)は、2016年6月1日にバルチースクを出航し、6月11日には地中海中部マルタ島を訪問、6月14日にマルタを出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイ、マルタ島訪問(2016年6月11日)]
[バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはロシア海軍地中海作戦連合部隊へ参加する]

その後、地中海東部へ到着し、ロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の一員として行動していました。

6月17日にはアメリカ海軍駆逐艦と「ニアミス」を起こしました。
[地中海東部でアメリカ海軍駆逐艦はロシア海軍の警備艦ヤロスラフ・ムードルイへ接近した]

その後の動向は一切明らかにされていませんでしたが、地中海を出て紅海へ移動し、ジブチ港へ寄港していました。
16-0818e.jpg

8月18日にジブチを出航し、アフリカの角(アデン湾)海賊対処任務に就きました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはアデン湾で海賊対処任務に就いた]
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その後、9月初頭にオマーンサラーラ港へ寄港し、9月6日に出航しました。


「ヤロスラフ・ムードルイ」は、以前にも2014年9月~10月にアデン湾で海賊対処任務に就いており、今回で2度目になります。
[警備艦ヤロスラフ・ムードルイ遠距離航海(2014年8月-2015年2月)]


なお、「ヤロスラフ・ムードルイ」の舷側番号は、就役以降一貫して「727」でしたが、最近、「777」に変更されました。

「ヤロスラフ・ムードルイ」は、2012年4月からロシア皇帝家(ロマノフ家)の後援を受けています。
[ロマノフ家は警備艦ヤロスラフ・ムードルイを後援する]

ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはアデン湾で海賊対処任務に就いた

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年8月18日13時23分配信
【軍艦「ヤロスラフ・ムードルイ」はアデン湾で対海賊当直を開始した】
カリーニングラード、8月18日-ロシア通信社ノーボスチ

バルト艦隊警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」ジブチ港から出航し、アデン湾で対海賊当直を開始した。
バルト艦隊広報サービス代表ローマン・マルトフ1等海佐は報道陣へ伝えた。

「バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはジブチ港を去り、インド洋へ出航しました。
現在、ロシア戦闘艦は港を離れ、アフリカの角海域で対海賊当直に就いています」
マルトフ
は話した。

彼は、ロシア警備艦ジブチへの業務寄港中に軍事船員は必要な艦の物資を補充し、当直に就いていない乗組員は沿岸を訪れた事を指摘した。
停泊中にロシア軍事船員は必要な保守作業を実施し、艦の検査を行なった。

「ヤロスラフ・ムードルイ」は、6月1日にバルト艦隊主要基地バルチースクから出航した。
同艦の遠距離航海はロシア海軍の戦闘訓練計画に沿って実施される。
艦の航海の主な目的の1つは、地中海ロシア海軍常設艦船作戦連合部隊の一員としての任務遂行、更には、アフリカの角海域での民間船舶航行の安全保障である。

「ヤロスラフ・ムードルイ」は最新の多目的警備艦であり、2009年から海軍へ加わっている。
同艦は、敵潜水艦の捜索、探知および追跡、海上での戦闘艦の対艦及び対潜防衛の保障、陸上部隊の戦闘活動を支援し、海洋揚陸部隊の上陸を支援する為に意図されている。


バルト艦隊警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」(2009年7月24日就役)は、2016年6月1日にバルチースクを出航し、6月11日には地中海中部マルタ島を訪問、6月14日にマルタを出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイ、マルタ島訪問(2016年6月11日)]
[バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはロシア海軍地中海作戦連合部隊へ参加する]

その後、地中海東部へ到着し、ロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の一員として行動していました。

6月17日にはアメリカ海軍駆逐艦と「ニアミス」を起こしました。
[地中海東部でアメリカ海軍駆逐艦はロシア海軍の警備艦ヤロスラフ・ムードルイへ接近した]

その後の動向は一切明らかにされていませんでしたが、地中海を出て紅海へ移動し、ジブチ港へ寄港していました。
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そして8月18日にジブチを出航し、アフリカの角(アデン湾)海賊対処任務に就きました。
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「ヤロスラフ・ムードルイ」は、以前にも2014年9月~10月にアデン湾で海賊対処任務に就いており、今回で2度目になります。
[警備艦ヤロスラフ・ムードルイ遠距離航海(2014年8月-2015年2月)]


なお、「ヤロスラフ・ムードルイ」の舷側番号は、就役以降一貫して「727」でしたが、最近、「777」に変更されました。

「ヤロスラフ・ムードルイ」は、2012年4月からロシア皇帝家(ロマノフ家)の後援を受けています。
[ロマノフ家は警備艦ヤロスラフ・ムードルイを後援する]

地中海東部でアメリカ海軍駆逐艦はロシア海軍の警備艦ヤロスラフ・ムードルイへ接近した


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年6月28日14時46分配信
【アメリカ合衆国海軍の駆逐艦は地中海でロシア艦へ危険な程接近した】
モスクワ、6月28日-ロシア通信社ノーボスチ

(ロシア)国防省は、6月17日に発生したロシア警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」へのアメリカ駆逐艦乗組員の危険な接近を非難した。
アメリカ合衆国船員の行動は、国際法規と、ロシア-アメリカの合意の双方に違反する事をロシア当局は指摘した。

「地中海東部において、アメリカの駆逐艦グレイヴリーは、ロシアの戦闘艦の左舷方向の距離60-70メートルでの危険な接近を許し、そして警備艦ヤロスラフ・ムードルイの艦首方向180メートルの危険な距離で交差しました」
(ロシア)国防省
の声明では、こう述べられた。

このロシア戦闘艦「国際水域で一定の航路と速力を維持しており、アメリカの艦に対しては、如何なる危険な機動も行ってはいない」と当局は指摘した。

(ロシア)国防省は、国際法規と船の衝突防止の為の1972年の2国間合意に対する「グレイヴリー」艦長と乗組員の重度の違反に対し、ペンタゴン(アメリカ国防総省)へ注意を喚起した。

「アメリカの船員は、第13項(追い越し)各船が追い越しを実行する際の指示『追い越される船の針路から離れた針路を取る』と、第15項(針路の交差状況)明確な定義『2隻の船の互いの位置の如何なる事後の変化も、未だその後の後背の位置の保持を完了していない内は、追い越す側が追い越される船から外れた針路を取る義務を免除しない』を無視しました」
声明では、こう述べられた。

更に、アメリカ駆逐艦は、ロシア-アメリカの国際合意の第3条第1項、艦が互いに接近行動する時には、互いに「衝突の危険を避ける為に充分な距離を保持しなければならない」に違反していると国防省は指摘した。


テレビ局『ズヴェズダー』より
2016年6月28日15時2分配信
【ロシア連邦国防省はアメリカ合衆国の駆逐艦の「ヤロスラフ・ムードルイ」への危険な接近について公表した】
「ヤロスラフ・ムードルイ」側から撮影した動画。


バルト艦隊警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は2016年6月1日にバルチースクを出航し、6月11日には地中海中部マルタ島を訪問、6月14日にマルタを出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイ、マルタ島訪問(2016年6月11日)]
[バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはロシア海軍地中海作戦連合部隊へ参加する]

その後、地中海東部へ到着し、ロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の一員として行動しています。

その「ヤロスラフ・ムードルイ」ですが、6月17日にアメリカ海軍駆逐艦と「ニアミス」を起こしました。

ロシア国防省の発表によると、アメリカ駆逐艦「ヤロスラフ・ムードルイ」へ危険な距離まで接近したとの事です。

それでは、何故アメリカ駆逐艦が、あえてこういう行動をとったのかと言えば、おそらくは、「ヤロスラフ・ムードルイ」地中海東部に展開するアメリカ海軍空母群の近くに居た(或いは、ある程度の距離を保って追跡していた)為でしょうか。
(つまり、これ以上空母群へ近づくなと「警告」するため)

バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはロシア海軍地中海作戦連合部隊へ参加する

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『タス通信』より
2016年6月14日12時33分配信
【バルト艦隊の警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は地中海のロシア連邦海軍連合部隊へ補充される】
カリーニングラード、6月14日/タス通信特派員ウラジーミル・ヌヤクシェフ、アレクサンドル・アルヒポフ

地中海へ向かったバルト艦隊警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は、ロシア艦船常設作戦連合部隊へ補充される。
火曜日、同艦隊の公式代理人ウラジーミル・マトヴェーエフは発表した。

「警備艦ヤロスラフ・ムードルイは、地中海のロシア海軍常設作戦連合部隊の一員として任務を遂行する事になります」
彼は話した。

「ヤロスラフ・ムードルイ」は、6月1日にバルト艦隊主要基地から航海へ出発した。
艦隊の代理人が指摘したように、遠距離航海はロシア連邦海軍の戦闘訓練計画に沿って実施される。

マトヴェーエフによると、同艦は先週末に燃料、水、食料の在庫を補充する為、マルタの港を訪れた。
『ロシアの日』「ヤロスラフ・ムードルイ」を同国のロシア連邦全権大使ウラジーミル・マリギンが訪れ、祭日のバルト艦隊船員を祝福した。


プロジェクト11540警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」(ヤロスラフ賢公)は、1991年に起工され、2009年6月19日にロシア海軍へ納入されました。
[ネウストラシムイ級2番艦「ヤロスラフ・ムードルイ」はロシア海軍へ納入された]

2009年7月24日、海軍旗初掲揚式典が開催され、バルト艦隊へ編入し、正式にロシア海軍へ就役しました。
[フリゲート「ヤロスラフ・ムードルイ」、バルト艦隊に編入]

2011年末から2012年初頭に掛けて重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」地中海遠征へ参加しました。
[アドミラル・クズネツォフ地中海遠征2011-2012]

2012年6月末には国際海軍演習FRUKUS(France、Russia、United Kingdom、United States)へ参加しました。
[バルト艦隊フリゲート「ヤロスラフ・ムードルイ」は、国際海軍演習「FRUKUS-2012」に参加する]

2012年7月初頭から9月末まで地中海への遠距離航海を実施しました。
[北方・バルト・黒海艦隊合同艦船グループの地中海遠征(2012年7月-9月)]

2012年12月17日から2013年7月5日まで地中海への遠距離航海を実施しました。
[バルト艦隊艦船は地中海へ向かった]
[バルト艦隊艦船部隊は地中海から戻ってきた]

この間の2013年1月下旬には、地中海東部及び黒海で実施されたロシア海軍3艦隊(黒海艦隊、バルト艦隊、北方艦隊)合同演習に参加しました。
[ロシア海軍3艦隊合同演習(2013年1月下旬) ]

帰港後にカリーニングラードでオーバーホールを行なった後、2014年8月から2015年2月まで長期遠洋航海を行ない、太平洋方面のインドネシアまで進出しました。
[警備艦ヤロスラフ・ムードルイ遠距離航海(2014年8月-2015年2月)]

その後、ガスタービンエンジン(高速航行用)の1基が破損し、修理されることになりました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦(フリゲート)ヤロスラフ・ムードルイは2016年初頭に復帰する]
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦(フリゲート)ヤロスラフ・ムードルイはガスタービンエンジン修理後の係留試験を行なった]

修理完了後にロシア海軍へ復帰し、2016年4月にはコルベット「ボイキー」(2013年5月16日就役)と共にバルト艦隊の演習へ参加しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはコルベット"ボイキー"と共に砲撃訓練を行なった]
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはコルベット"ボイキー"と共に対潜戦闘訓練を行なった]


2016年5月末以降の動向は明らかにされていませんが、6月11日、地中海中部マルタ島へ寄港しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイ、マルタ島訪問(2016年6月11日)]
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そして今回、バルト艦隊広報部から、「ヤロスラフ・ムードルイ」は2016年6月1日にバルト艦隊主要基地:バルチースクを出航し、地中海へ向かっていた事が初めて明らかにされました。

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今後、「ヤロスラフ・ムードルイ」地中海東部(シリア沖)へ行き、ロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)へ参加します。

現在、地中海東部(シリア沖)には10隻以上のロシア海軍艦船が展開していますが、警備艦(フリゲート)クラスの水上戦闘艦は黒海艦隊の「プイトリーヴイ」のみです。
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そこで、今年初頭に修理を終えて復帰した「ヤロスラフ・ムードルイ」地中海東部へ派遣される事になったようです。

なお、「ヤロスラフ・ムードルイ」の舷側番号は、就役以降一貫して「727」でしたが、最近、「777」に変更されました。

ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイ、マルタ島訪問(2016年6月11日)

ロシア海軍当局からの公式発表は有りませんが、バルト艦隊所属の警備艦(フリゲート)「ヤロスラフ・ムードルイ」は、6月11日にマルタ島ヴァレッタ港へ寄港しました。
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プロジェクト11540警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」(2009年6月19日竣工/7月24日就役)は、2014年8月から2015年2月まで長期遠洋航海を行ない、太平洋方面のインドネシアまで進出しました。
[警備艦ヤロスラフ・ムードルイ遠距離航海(2014年8月-2015年2月)]

その後、ガスタービンエンジン(高速航行用)の1基が破損し、修理されることになりました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦(フリゲート)ヤロスラフ・ムードルイは2016年初頭に復帰する]
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦(フリゲート)ヤロスラフ・ムードルイはガスタービンエンジン修理後の係留試験を行なった]

修理完了後にロシア海軍へ復帰し、2016年4月にはコルベット「ボイキー」(2013年5月16日就役)と共にバルト艦隊の演習へ参加しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはコルベット"ボイキー"と共に砲撃訓練を行なった]
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはコルベット"ボイキー"と共に対潜戦闘訓練を行なった]


2016年5月末以降の動向は明らかにされていませんが、6月11日、地中海中部マルタ島へ寄港しました。

つまり、5月後半辺りには母港バルチースクを出航していた事になりますが、バルト艦隊広報部からの発表は全く有りませんでした。
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今後、「ヤロスラフ・ムードルイ」地中海東部へ行き、ロシア海軍地中海作戦連合部隊へ参加する事になるでしょう。

現在、地中海東部(シリア沖)には10隻以上のロシア海軍艦船が展開していますが、警備艦(フリゲート)クラスの水上戦闘艦は黒海艦隊の「プイトリーヴイ」のみです。
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そこで、今年初頭に修理を終えて復帰した「ヤロスラフ・ムードルイ」地中海東部へ派遣される事になったようです。

なお、「ヤロスラフ・ムードルイ」の舷側番号は、就役以降一貫して「727」でしたが、最近、「777」に変更されました。