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第2のラーダ級潜水艦クロンシュタットは2019年に進水し、2020年にロシア海軍へ引き渡される

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2018年3月21日13時45分配信
【ディーゼルエレクトリック潜水艦「クロンシュタット」の(ロシア)海軍への引き渡しは2020年になる-『アドミラルティ造船所』】
クビンカ(モスクワ州)、3月21日、インタファクス-AVN

ディーゼルエレクトリック潜水艦「クロンシュタット」は2019年に進水し、2002年に海軍へ引き渡す。
『アドミラルティ造船所』総取締役アレクセイ・ブザコフは報道陣へ伝えた。

「協業は、今年の内に行なえる可能性は無いと申し上げます。
協業がやり遂げたのならば、別の解決法が有るでしょう」

彼は質問に答え、こう話した。

アレクセイ・ブザコフによると、潜水艦は2020年に海軍へ引き渡される。
「締結された契約では、(20)20年です。
実際に受け入れられるかどうかは、供給と協業に依るでしょう」

彼は話した。

以前、『アドミラルティ造船所』は、プロジェクト677(ラーダ)潜水艦「クロンシュタット」を2018年に進水させる予定だった。

プロジェクト677ディーゼルエレクトリック潜水艦は、敵の潜水艦、水上艦、船、沿岸施設の破壊、更には機雷源の敷設、偵察-破壊工作グループの上陸と受け入れの為に意図されている。
プロジェクト「ラーダ」潜水艦の排水量は1800トン、騒音レベルは非常に低い。
それは21ノットの速力の発揮が可能であり、深度350メートルまで潜航できる。
の乗組員は36名から成り、の兵装は、魚雷、ロケット魚雷、対空防衛複合体「イグラ-1M」である。



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[プロジェクト677ラーダ潜水艦 ]
[新世代潜水艦ラーダ(アムール)級(旧ブログ)]

ロシア海軍第4世代通常動力潜水艦プロジェクト677「ラーダ」1番艦B-585「サンクトペテルブルク」は1997年12月26日に起工、2004年10月28日に進水、2010年4月22日に就役しました。

しかし、「サンクトペテルブルク」就役前の洋上試験中に様々な問題点が発覚した為、2005年7月28日に起工された2番艦と2006年11月10日に起工された3番艦の建造工事は一旦凍結されました。


2012年2月初頭、当時のロシア海軍総司令官ウラジーミル・ヴィソツキー大将は、『ロシア通信社ノーボスチ』のインタビューに対し、「ラーダ」級潜水艦「サンクトペテルブルク」に対する不満を述べています。

『ロシア通信社ノーボスチ』より。
2012年2月9日配信
【ウラジーミル・ヴィソツキー提督へのインタビュー】

「ラーダ」級に関する箇所を抜粋。

インタビュアー:多くのメディアの報道で、プロジェクト677「ラーダ」ディーゼルエレクトリック潜水艦の将来に関する憶測が流れていますが・・・

ヴィソツキー:
「ラーダ」?この艦については、何か申し上げる事が有りますかね?
潜水艦「サンクトペテルブルク」の試験運用では、技術的特性が示されていません。
その理由は、非常に簡単です。
要するに、この艦の主要動力装置には、欠陥が有るのですよ。

僕達は、第二次世界大戦時の動力を有するような武器を新たに必要であるなどという頭脳は持ち合わせておりません。
何故かって?誰がそれを必要とするのでしょうか?
そして、それは同様の動作特性を有しています。
現在の形での「ラーダ」を、ロシア海軍は必要としておりません。

インタビュアー:建造中の同プロジェクト潜水艦「クロンシュタット」と「セヴァストーポリ」の今後はどうなりましょうか?

ヴィソツキー:これらの艦は、他の動力装置になると思います・・・



その後、「ラーダ」級は改設計され、2013年2月には2番艦3番艦の建造再開が決定されました。
[ロシア国防省はラーダ級潜水艦の建造再開を正式に決定した]

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2005年7月28日に起工された2番艦「クロンシュタット」は、2013年7月に建造契約が再締結され、工事が再開されています。
[ラーダ級潜水艦クロンシュタットは再建造される]

2006年に起工されていた3番艦は、2015年3月19日に「ヴェリーキエ・ルーキ」の名で改めて起工されました。

[ロシア海軍の為のラーダ級潜水艦3番艦セヴァストーポリ改めヴェリーキエ・ルーキは再起工された]

これらの同型艦は、1番艦「サンクトペテルブルク」の運用実績を踏まえて大幅に改良されています。
[ロシア海軍の新世代通常動力潜水艦ラーダ級の2番艦以降は大幅に改良される]

一方、1番艦「サンクトペテルブルク」は就役後、暫くはバルト艦隊に所属してバルト海に滞在していましたが、深海での試験(バルト海では実施できない)などを実施する為、2013年10月に北方艦隊の基地へ回航されました。
[ロシア海軍第4世代潜水艦サンクト-ペテルブルクは北方艦隊へ配備される]
[ロシア海軍のラーダ級潜水艦サンクトペテルブルクはバレンツ海で巡航ミサイルを発射した]

2番艦「クロンシュタット」ロシア海軍への引き渡しは、2020年に予定されています。
[第2のラーダ級潜水艦クロンシュタットは2020年にロシア海軍へ引き渡される]

それに先立つ「クロンシュタット」の進水は、以前は2018年に予定されていましたが、2019年に延期される事になりました。
[ロシア海軍の為の第2のラーダ級潜水艦クロンシュタットは2018年に進水する]

今回、『アドミラルティ造船所』総取締役アレクセイ・ブザコフ氏は「協業」云々と言っていますが、これは、要するに『アドミラルティ造船所』の下請け企業の事を指しています。
おそらくは、下請け企業からの機器の納入が遅れている為、今年中に「クロンシュタット」を進水させられる見込みは無いという事でしょう。


3番艦「ヴェリーキエ・ルーキ」ロシア海軍への引き渡しは、早くても2021年になります。

「クロンシュタット」「ヴェリーキエ・ルーキ」は就役後、北方艦隊への配備が予定されています。
[ロシア海軍第4世代通常動力潜水艦ラーダ級は北方艦隊へ配備される]

今後、「ラーダ」級潜水艦は、少なくとも2隻が追加建造されます。
[ロシア海軍の為の第4世代通常動力潜水艦ラーダ級の4番艦と5番艦が建造される]
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ロシア海軍の為の第4世代通常動力潜水艦ラーダ級の4番艦と5番艦の建造契約は2018年に締結される

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年8月11日11時0分配信
【ロシア連邦は2018年に2隻の通常動力潜水艦の契約への署名を計画する】
サンクトペテルブルク、8月11日-ロシア通信社ノーボスチ

株式会社『アドミラルティ造船所』(『統合造船業営団』へ加入)は、更なる2隻のプロジェクト677(「ラーダ」)通常動力潜水艦の建造契約は2018年に締結されると見込んでいる。
同社の総取締役アレクサンドル・ブザコフ『ロシア通信社ノーボスチ』のインタビューに対し、こう述べた。

プロジェクト677潜水艦のトップ~「サンクトペテルブルク」は、北方艦隊で試験運用が行なわれている。
同プロジェクト潜水艦2隻~「クロンシュタット」「ヴェリーキエ・ルーキ」は様々な建造段階に在る。

「我々は、第3及び第4(の艦)が『(2018-2025年の)国家軍備プログラム』において登場する事を期待しており、来年には、我々は、この2隻の潜水艦の契約を締結できるでしょう」
ブザコフ
は述べた。

彼によると、太平洋艦隊の為のプロジェクト636.3潜水艦シリーズの建造を完了した後、『アドミラルティ造船所』ロシア通常動力潜水艦隊への補充の為の主なプロジェクトは、プロジェクト677となる。

「私が思いますに、どのようなエンジンにすべきであるかという論争は、終了する事になるでしょう。
それは、ディーゼルエレクトリック装置か、或いは非大気依存発電装置の何れかになり、この装置は既に試験が行われています。
海軍及び国防省の決定が下された後でのみ、次の潜水艦が建造されます。
全てのプロセスは、我々の設計者である海洋工学中央設計局『ルビーン』により、この方向へ動いております」

同社のトップは話した。

ブザコフは更に、非大気依存発電装置の試験は、潜水艦「クロンシュタット」及び「ヴェリーキエ・ルーキ」では実施されず、その次の2隻の艦になる事を指摘した。
「これらには、間違いなく非大気依存発電装置は有りません。
おそらく、その試験は、このプロジェクトの次の艦の何れかで実施されるでしょう」

彼は付け加えた。

今日において、プロジェクト677潜水艦は、最も現代的な通常動力潜水艦である。
潜水艦の全長は66.8メートル、幅7.1メートル、自立航行期間45日、乗組員35名、最大潜航深度300メートル、水中速力21ノット、魚雷発射管6門。
プロジェクト「ラーダ」潜水艦中央設計局『ルビーン』が設計した。

非大気依存発電装置の主な利点は、潜水艦の隠密性の増加に有る。
潜水艦は、バッテリーを充電する為に浮上する事無く水中に滞在できる。

ロシアが開発した非大気依存発電装置は、水素の生成方法において外国の同類とは根本的に異なっている。
それは潜水艦の中に高純度水素を貯蔵するのではなく、この装置により、改質装置を用いたディーゼル燃料の消費量に応じた水素の生成が提供される。




[新世代潜水艦ラーダ(アムール)級]
[新世代潜水艦ラーダ(アムール)級(旧ブログ)]

ロシア海軍第4世代通常動力潜水艦プロジェクト677「ラーダ」1番艦B-585「サンクトペテルブルク」は1997年12月26日に起工、2004年10月28日に進水、2010年4月22日に就役しました。

しかし、「サンクトペテルブルク」就役前の洋上試験中に様々な問題点が発覚した為、2005年7月28日に起工された2番艦と2006年11月10日に起工された3番艦の建造工事は一旦凍結されました。

その後、「ラーダ」級は改設計され、2013年2月には2番艦3番艦の建造再開が決定されました。
[ロシア国防省はラーダ級潜水艦の建造再開を正式に決定した]

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2005年7月28日に起工された2番艦「クロンシュタット」は、2013年7月に建造契約が再締結され、工事が再開されています。
[ラーダ級潜水艦クロンシュタットは再建造される]

2006年に起工されていた3番艦は、2015年3月19日に「ヴェリーキエ・ルーキ」の名で改めて起工されました。

[ロシア海軍の為のラーダ級潜水艦3番艦セヴァストーポリ改めヴェリーキエ・ルーキは再起工された]

これらの同型艦は、1番艦「サンクトペテルブルク」の運用実績を踏まえて大幅に改良されています。
[ロシア海軍の新世代通常動力潜水艦ラーダ級の2番艦以降は大幅に改良される]

一方、1番艦「サンクトペテルブルク」は就役後、暫くはバルト艦隊に所属してバルト海に滞在していましたが、深海での試験(バルト海では実施できない)などを実施する為、2013年10月に北方艦隊の基地へ回航されました。
[ロシア海軍第4世代潜水艦サンクト-ペテルブルクは北方艦隊へ配備される]
[ロシア海軍のラーダ級潜水艦サンクトペテルブルクはバレンツ海で巡航ミサイルを発射した]

2番艦「クロンシュタット」ロシア海軍への引き渡しは、2020年に予定されています。
3番艦「ヴェリーキエ・ルーキ」は、2021年に引き渡されます。
[第2のラーダ級潜水艦クロンシュタットは2020年にロシア海軍へ引き渡される]

「クロンシュタット」「ヴェリーキエ・ルーキ」は就役後、北方艦隊への配備が予定されています。
[ロシア海軍第4世代通常動力潜水艦ラーダ級は北方艦隊へ配備される]

今後、「ラーダ」級潜水艦は、少なくとも2隻が追加建造されます。
[ロシア海軍の為の第4世代通常動力潜水艦ラーダ級の4番艦と5番艦が建造される]

今回、建造元の『アドミラルティ造船所』総取締役アレクサンドル・ブザコフ氏は、2隻の「ラーダ」級の建造契約は、2018年に締結されると述べています。

更には、今後建造される「ラーダ」級潜水艦の何れかに、第5世代通常動力潜水艦「カリーナ」級用に開発された非大気依存発電装置(AIP)が搭載され、その試験が行われるとの事です。
[ロシア海軍第5世代通常動力潜水艦カリーナ級の為の非大気依存発電装置(AIP)の開発は完了した]

第2のラーダ級潜水艦クロンシュタットは2020年にロシア海軍へ引き渡される

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年8月11日12時2分配信
【(ロシア)海軍は2020年に最新潜水艦「クロンシュタット」を受領できる】
サンクトペテルブルク、8月11日-ロシア通信社ノーボスチ

『アドミラルティ造船所』は2018年にプロジェクト677(「ラーダ」)通常動力潜水艦「クロンシュタット」を進水させ、2020年にロシア連邦海軍への引き渡しを計画している。
同社の総取締役アレクサンドル・ブザコフ『ロシア通信社ノーボスチ』のインタビューに対し、こう述べた。

現在において、プロジェクト677潜水艦は、ロシア通常動力潜水艦の中で最も現代的である。
将来的には、同プロジェクト潜水艦は、艦がバッテリーを充電する為に浮上せずに水中に滞在する事を可能にする非大気依存発電装置の装備が計画されている。

プロジェクト677潜水艦のトップ~「サンクトペテルブルク」は、北方艦隊で試験運用が行なわれている。
「クロンシュタット」「ヴェリーキエ・ルーキ」は、同プロジェクトの発展型である。

ブザコフが話したように、現在、「クロンシュタット」は積極的に建造されている。
「今年7月、私共は、船体を単一に接合しました。
来年には艦の進水が計画されており、契約によると、海軍への御引き渡しは2020年です」

造船所の総取締役は話した。

潜水艦「ヴェリーキエ・ルーキ」の引き渡しは2021年に計画されていると対談者は指摘した。

潜水艦の全長は66.8メートル、幅7.1メートル、自立航行期間45日、乗組員35名、最大潜航深度300メートル、水中速力21ノット、魚雷発射管6門。
プロジェクト「ラーダ」潜水艦中央設計局『ルビーン』が設計した。



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[新世代潜水艦ラーダ(アムール)級]
[新世代潜水艦ラーダ(アムール)級(旧ブログ)]

ロシア海軍第4世代通常動力潜水艦プロジェクト677「ラーダ」1番艦B-585「サンクトペテルブルク」は1997年12月26日に起工、2004年10月28日に進水、2010年4月22日に就役しました。

しかし、「サンクトペテルブルク」就役前の洋上試験中に様々な問題点が発覚した為、2005年7月28日に起工された2番艦と2006年11月10日に起工された3番艦の建造工事は一旦凍結されました。


2012年2月初頭、当時のロシア海軍総司令官ウラジーミル・ヴィソツキー大将は、『ロシア通信社ノーボスチ』のインタビューに対し、「ラーダ」級潜水艦「サンクトペテルブルク」に対する不満を述べています。

『ロシア通信社ノーボスチ』より。
2012年2月9日配信
【ウラジーミル・ヴィソツキー提督へのインタビュー】

「ラーダ」級に関する箇所を抜粋。

インタビュアー:多くのメディアの報道で、プロジェクト677「ラーダ」ディーゼルエレクトリック潜水艦の将来に関する憶測が流れていますが・・・

ヴィソツキー:
「ラーダ」?この艦については、何か申し上げる事が有りますかね?
潜水艦「サンクトペテルブルク」の試験運用では、技術的特性が示されていません。
その理由は、非常に簡単です。
要するに、この艦の主要動力装置には、欠陥が有るのですよ。

僕達は、第二次世界大戦時の動力を有するような武器を新たに必要であるなどという頭脳は持ち合わせておりません。
何故かって?誰がそれを必要とするのでしょうか?
そして、それは同様の動作特性を有しています。
現在の形での「ラーダ」を、ロシア海軍は必要としておりません。

インタビュアー:建造中の同プロジェクト潜水艦「クロンシュタット」と「セヴァストーポリ」の今後はどうなりましょうか?

ヴィソツキー:これらの艦は、他の動力装置になると思います・・・



その後、「ラーダ」級は改設計され、2013年2月には2番艦3番艦の建造再開が決定されました。
[ロシア国防省はラーダ級潜水艦の建造再開を正式に決定した]

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2005年7月28日に起工された2番艦「クロンシュタット」は、2013年7月に建造契約が再締結され、工事が再開されています。
[ラーダ級潜水艦クロンシュタットは再建造される]

2006年に起工されていた3番艦は、2015年3月19日に「ヴェリーキエ・ルーキ」の名で改めて起工されました。

[ロシア海軍の為のラーダ級潜水艦3番艦セヴァストーポリ改めヴェリーキエ・ルーキは再起工された]

これらの同型艦は、1番艦「サンクトペテルブルク」の運用実績を踏まえて大幅に改良されています。
[ロシア海軍の新世代通常動力潜水艦ラーダ級の2番艦以降は大幅に改良される]

一方、1番艦「サンクトペテルブルク」は就役後、暫くはバルト艦隊に所属してバルト海に滞在していましたが、深海での試験(バルト海では実施できない)などを実施する為、2013年10月に北方艦隊の基地へ回航されました。
[ロシア海軍第4世代潜水艦サンクト-ペテルブルクは北方艦隊へ配備される]
[ロシア海軍のラーダ級潜水艦サンクトペテルブルクはバレンツ海で巡航ミサイルを発射した]

2番艦「クロンシュタット」の進水は2018年に予定されています。
[ロシア海軍の為の第2のラーダ級潜水艦クロンシュタットは2018年に進水する]

「クロンシュタット」ロシア海軍への引き渡しは2020年になります。
3番艦「ヴェリーキエ・ルーキ」は2021年に引き渡されます。

「クロンシュタット」「ヴェリーキエ・ルーキ」は就役後、北方艦隊への配備が予定されています。
[ロシア海軍第4世代通常動力潜水艦ラーダ級は北方艦隊へ配備される]

今後、「ラーダ」級潜水艦は、少なくとも2隻が追加建造されます。
[ロシア海軍の為の第4世代通常動力潜水艦ラーダ級の4番艦と5番艦が建造される]

ロシア海軍のラーダ級潜水艦サンクトペテルブルクは近代化改装を行なう

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『タス通信』より
2017年6月30日9時23分配信
【通常動力潜水艦プロジェクト「ラーダ」のトップは近代化される】
サンクトペテルブルク、6月30日/タス通信

1隻目のプロジェクト677「ラーダ」通常動力潜水艦-「サンクトペテルブルク」は修理と近代化を行なう。
『タス通信』は、国際海軍サロン(IMDS-2017)ロシア代表団の情報提供者より伝えられた。

「今、私が御話しているのは、この艦の定期修理の実施についてのみではなく、最初の生産艦(通算で2隻目-タス通信註)と同等への近代化です。
このような作業には、2~3年は掛かるでしょう」

対談者はこう話したが、修理開始時期は明らかにしなかった。

「ラーダ」型潜水艦は、第4世代通常動力潜水艦に属している。
同プロジェクト潜水艦の水上排水量は約1750トン(対する「ワルシャワンカ」は2300トン)、水中速力は21ノットに達する。

プロジェクト677潜水艦中央設計局『ルビーン』により開発された。
船体の構築、特殊コーティング、最新エレクトロニクスの新たな解決策を使用する事により、それは比類なき隠密性を有している。
「ラーダ」「カリブル」ミサイルで武装している。

潜水艦シリーズのトップ「サンクトペテルブルク」は1997年に起工され、2010年に海軍へ引き渡されてから試験運用中である。
「クロンシュタット」「ヴェリーキエ・ルーキ」は2005年と2006年に起工された。
その建造は中断され、2013年に再開された。
これらは、トップ艦の運用中に見つかった全ての問題点を考慮に入れて建造されている。

以前、ロシア海軍副総司令官(軍備担当)ヴィクトール・ブルスク中将が述べたように、ロシア海軍は、更に2隻の同プロジェクト潜水艦の発注を計画している。
彼によると、このタイプの潜水艦ロシア通常動力(潜水)艦隊の基礎となる。



[新世代潜水艦ラーダ(アムール)級]
[新世代潜水艦ラーダ(アムール)級(旧ブログ)]

ロシア海軍第4世代通常動力潜水艦プロジェクト677「ラーダ」1番艦B-585「サンクトペテルブルク」は1997年12月26日に起工、2004年10月28日に進水、2010年4月22日に就役しました。

しかし、「サンクトペテルブルク」就役前の洋上試験中に様々な問題点が発覚した為、2005年7月28日に起工された2番艦と2006年11月10日に起工された3番艦の建造工事は一旦凍結されました。


2012年2月初頭、当時のロシア海軍総司令官ウラジーミル・ヴィソツキー大将は、『ロシア通信社ノーボスチ』のインタビューに対し、「ラーダ」級潜水艦「サンクトペテルブルク」に対する不満を述べています。

『ロシア通信社ノーボスチ』より。
2012年2月9日配信
【ウラジーミル・ヴィソツキー提督へのインタビュー】

「ラーダ」級に関する箇所を抜粋。

インタビュアー:多くのメディアの報道で、プロジェクト677「ラーダ」ディーゼルエレクトリック潜水艦の将来に関する憶測が流れていますが・・・

ヴィソツキー:
「ラーダ」?この艦については、何か申し上げる事が有りますかね?
潜水艦「サンクトペテルブルク」の試験運用では、技術的特性が示されていません。
その理由は、非常に簡単です。
要するに、この艦の主要動力装置には、欠陥が有るのですよ。

僕達は、第二次世界大戦時の動力を有するような武器を新たに必要であるなどという頭脳は持ち合わせておりません。
何故かって?誰がそれを必要とするのでしょうか?
そして、それは同様の動作特性を有しています。
現在の形での「ラーダ」を、ロシア海軍は必要としておりません。

インタビュアー:建造中の同プロジェクト潜水艦「クロンシュタット」と「セヴァストーポリ」の今後はどうなりましょうか?

ヴィソツキー:これらの艦は、他の動力装置になると思います・・・



その後、「ラーダ」級は改設計され、2013年2月には2番艦3番艦の建造再開が決定されました。
[ロシア国防省はラーダ級潜水艦の建造再開を正式に決定した]

2番艦「クロンシュタット」は2013年7月に建造契約が再締結され、工事が再開されています。
[ラーダ級潜水艦クロンシュタットは再建造される]

2006年に起工されていた3番艦は、2015年3月19日に「ヴェリーキエ・ルーキ」の名で改めて起工されました。

[ロシア海軍の為のラーダ級潜水艦3番艦セヴァストーポリ改めヴェリーキエ・ルーキは再起工された]

これらの同型艦は、1番艦「サンクトペテルブルク」の運用実績を踏まえて大幅に改良されています。
[ロシア海軍の新世代通常動力潜水艦ラーダ級の2番艦以降は大幅に改良される]


一方、1番艦「サンクトペテルブルク」は就役後、暫くはバルト艦隊に所属してバルト海に滞在していましたが、深海での試験(バルト海では実施できない)などを実施する為、北方艦隊の基地へ回航される事になり、2013年10月17日に潜水艦基地ポリャールヌイへ到着しました。
[ラーダ級潜水艦サンクト-ペテルブルクは北方艦隊基地に到着した]

以後、「サンクトペテルブルク」北方艦隊に留まり、試験運用を続けています。
[ロシア海軍第4世代潜水艦サンクト-ペテルブルクは北方艦隊へ配備される]
[ロシア海軍のラーダ級潜水艦サンクトペテルブルクは2016年も試験運用を継続する]
[ロシア海軍のラーダ級潜水艦サンクトペテルブルクは2016年に試験運用を完了する]

2016年11月17日にはバレンツ海から有翼ミサイルを発射しました。
ミサイルの種類は明らかにされていませんが、「カリブル」の対艦攻撃型でしょう。
[ロシア海軍のラーダ級潜水艦サンクトペテルブルクはバレンツ海で巡航ミサイルを発射した]


2番艦「クロンシュタット」の進水は2018年に、ロシア海軍への引き渡しは2019年に予定されています。
[ロシア海軍の為の第2のラーダ級潜水艦クロンシュタットは2018年に進水する]
[第2のラーダ級潜水艦クロンシュタットは2019年にロシア海軍へ引き渡される]

「クロンシュタット」「ヴェリーキエ・ルーキ」は就役後、北方艦隊への配備が予定されています。
[ロシア海軍第4世代通常動力潜水艦ラーダ級は北方艦隊へ配備される]

今後、「ラーダ」級4番艦5番艦の建造も始まります。
[ロシア海軍の為の第4世代通常動力潜水艦ラーダ級の4番艦と5番艦が建造される]


そして今回、1番艦「サンクトペテルブルク」の近代化改装の話が初めて出てきました。

「ラーダ」級の2番艦以降は、1番艦「サンクトペテルブルク」の運用実績を基にした各種の改良が加えられていますが、当然ながら、「サンクトペテルブルク」自体は以前のままです。

そこで、1番艦「サンクトペテルブルク」も、2番艦以降(改ラーダ級)と同レベルにする為の近代化改装が行なわれることになるようです。

ロシア海軍の為の第4世代通常動力潜水艦ラーダ級の4番艦と5番艦が建造される

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年6月28日13時10分配信
【第4及び第5の潜水艦「ラーダ」の契約は近い内に締結される】
サンクトペテルブルク、6月28日-ロシア通信社ノーボスチ

第4及び第5のプロジェクト677(「ラーダ」)潜水艦の契約は近い内に締結される。
ロシア海軍副総司令官(軍備担当)ヴィクトール・ブルスクは発表した。

「ラーダ型潜水艦は、通常動力(潜水)艦隊の基礎プロジェクトとなります。
近い内に、2隻の潜水艦の建造契約が締結されます」

彼は、国際海軍サロン(IMDS-2017)において話した。



[新世代潜水艦ラーダ(アムール)級]
[新世代潜水艦ラーダ(アムール)級(旧ブログ)]

ロシア海軍第4世代通常動力潜水艦プロジェクト677「ラーダ」の1番艦B-585「サンクトペテルブルク」は1997年12月26日に起工され、2004年10月28日に進水し、2010年4月22日に就役しました。

しかし、「サンクトペテルブルク」就役前の洋上試験中に様々な問題点が発覚した為、2005年7月28日に起工された2番艦と2006年11月10日に起工された3番艦の建造工事は一旦凍結されました。


2012年2月初頭、当時のロシア海軍総司令官ウラジーミル・ヴィソツキー大将は、『ロシア通信社ノーボスチ』のインタビューに対し、「ラーダ」級潜水艦「サンクトペテルブルク」に対する不満を述べています。

『ロシア通信社ノーボスチ』より。
2012年2月9日配信
【ウラジーミル・ヴィソツキー提督へのインタビュー】

「ラーダ」級に関する箇所を抜粋。

インタビュアー:多くのメディアの報道で、プロジェクト677「ラーダ」ディーゼルエレクトリック潜水艦の将来に関する憶測が流れていますが・・・

ヴィソツキー:
「ラーダ」?この艦については、何か申し上げる事が有りますかね?
潜水艦「サンクトペテルブルク」の試験運用では、技術的特性が示されていません。
その理由は、非常に簡単です。
要するに、この艦の主要動力装置には、欠陥が有るのですよ。

僕達は、第二次世界大戦時の動力を有するような武器を新たに必要であるなどという頭脳は持ち合わせておりません。
何故かって?誰がそれを必要とするのでしょうか?
そして、それは同様の動作特性を有しています。
現在の形での「ラーダ」を、ロシア海軍は必要としておりません。

インタビュアー:建造中の同プロジェクト潜水艦「クロンシュタット」と「セヴァストーポリ」の今後はどうなりましょうか?

ヴィソツキー:これらの艦は、他の動力装置になると思います・・・



その後、「ラーダ」級は改設計され、2013年2月には2番艦3番艦の建造再開が決定されました。
[ロシア国防省はラーダ級潜水艦の建造再開を正式に決定した]

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2005年7月28日に起工された2番艦「クロンシュタット」は、2013年7月に建造契約が再締結され、工事が再開されています。
[ラーダ級潜水艦クロンシュタットは再建造される]

2006年に起工されていた3番艦は、2015年3月19日に「ヴェリーキエ・ルーキ」の名で改めて起工されました。

[ロシア海軍の為のラーダ級潜水艦3番艦セヴァストーポリ改めヴェリーキエ・ルーキは再起工された]

これらの同型艦は、1番艦「サンクトペテルブルク」の運用実績を踏まえて大幅に改良されています。
[ロシア海軍の新世代通常動力潜水艦ラーダ級の2番艦以降は大幅に改良される]

一方、1番艦「サンクトペテルブルク」は就役後、暫くはバルト艦隊に所属してバルト海に滞在していましたが、深海での試験(バルト海では実施できない)などを実施する為、北方艦隊の基地へ回航される事になり、2013年10月17日に潜水艦基地ポリャールヌイへ到着しました。
[ラーダ級潜水艦サンクト-ペテルブルクは北方艦隊基地に到着した]

以後、「サンクトペテルブルク」北方艦隊に留まっています。
[ロシア海軍第4世代潜水艦サンクト-ペテルブルクは北方艦隊へ配備される]
[ロシア海軍のラーダ級潜水艦サンクトペテルブルクはバレンツ海で巡航ミサイルを発射した]

2番艦「クロンシュタット」の進水は2018年に、ロシア海軍への引き渡しは2019年に予定されています。
[ロシア海軍の為の第2のラーダ級潜水艦クロンシュタットは2018年に進水する]
[第2のラーダ級潜水艦クロンシュタットは2019年にロシア海軍へ引き渡される]

「クロンシュタット」「ヴェリーキエ・ルーキ」は就役後、北方艦隊への配備が予定されています。
[ロシア海軍第4世代通常動力潜水艦ラーダ級は北方艦隊へ配備される]

ロシア海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフ大将は、「クロンシュタット」「ヴェリーキエ・ルーキ」の就役後も「ラーダ」級の建造は継続される事を明らかにしました。
[ロシア海軍は通常動力潜水艦ラーダ級の調達(建造)を継続する]

そして今回、ロシア海軍副総司令官ヴィクトール・ブルスク中将は、今後、「ラーダ」級2隻の建造契約が締結される事を明らかにしました。

つまり、「ラーダ」級4番艦5番艦の建造が決まったという事です。

ロシア海軍は通常動力潜水艦ラーダ級の調達(建造)を継続する

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年6月26日15時39分配信
【(ロシア)海軍は通常動力潜水艦「ラーダ」の建造を継続する】
モスクワ、6月26日-ロシア通信社ノーボスチ

通常動力潜水艦プロジェクト677「ラーダ」型の建造は継続される。
ロシア海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフ大将は月曜日に述べた。

「我々は、プロジェクト677ラーダ型ディーゼルエレクトリック潜水艦の建造の継続を決定しました。
同プロジェクト潜水艦2隻~クロンシュタットとヴェリーキエ・ルーキが海軍へ引き渡された後、シリーズ建造は継続します」
コロリョーフ
は、海軍教育機関の最上級生の前で話した。

以前、ディーゼルエレクトリック潜水艦「クロンシュタット」は2018年に進水すると報じられた。
プロジェクト677「ラーダ」潜水艦のトップ~「サンクトペテルブルク」は、2010年から北方艦隊で試験運用を行なっている。

おそらくは、これらの潜水艦で最初の嫌気性発電装置の試験が実施されるかもしれない。
非大気依存発電装置は、更に、プロジェクト677潜水艦の輸出ヴァージョン~「アムール」型にも設置される。

非大気依存発電装置の主な利点は、潜水艦の隠密性の増加に有る。
潜水艦は、バッテリーを充電する為に浮上する事無く水中に滞在できる。

ロシアが開発した非大気依存発電装置は、水素の生成方法において外国の同類とは根本的に異なっている。
それは潜水艦の中に高純度水素を貯蔵するのではなく、この装置により、改質装置を用いたディーゼル燃料の消費量に応じた水素の生成が提供される。




[新世代潜水艦ラーダ(アムール)級]
[新世代潜水艦ラーダ(アムール)級(旧ブログ)]

ロシア海軍第4世代通常動力潜水艦プロジェクト677「ラーダ」1番艦B-585「サンクトペテルブルク」は1997年12月26日に起工、2004年10月28日に進水、2010年4月22日に就役しました。

しかし、「サンクトペテルブルク」就役前の洋上試験中に様々な問題点が発覚した為、2005年7月28日に起工された2番艦と2006年11月10日に起工された3番艦の建造工事は一旦凍結されました。


2012年2月初頭、当時のロシア海軍総司令官ウラジーミル・ヴィソツキー大将は、『ロシア通信社ノーボスチ』のインタビューに対し、「ラーダ」級潜水艦「サンクトペテルブルク」に対する不満を述べています。

『ロシア通信社ノーボスチ』より。
2012年2月9日配信
【ウラジーミル・ヴィソツキー提督へのインタビュー】

「ラーダ」級に関する箇所を抜粋。

インタビュアー:多くのメディアの報道で、プロジェクト677「ラーダ」ディーゼルエレクトリック潜水艦の将来に関する憶測が流れていますが・・・

ヴィソツキー:
「ラーダ」?この艦については、何か申し上げる事が有りますかね?
潜水艦「サンクトペテルブルク」の試験運用では、技術的特性が示されていません。
その理由は、非常に簡単です。
要するに、この艦の主要動力装置には、欠陥が有るのですよ。

僕達は、第二次世界大戦時の動力を有するような武器を新たに必要であるなどという頭脳は持ち合わせておりません。
何故かって?誰がそれを必要とするのでしょうか?
そして、それは同様の動作特性を有しています。
現在の形での「ラーダ」を、ロシア海軍は必要としておりません。

インタビュアー:建造中の同プロジェクト潜水艦「クロンシュタット」と「セヴァストーポリ」の今後はどうなりましょうか?

ヴィソツキー:これらの艦は、他の動力装置になると思います・・・



その後、「ラーダ」級は改設計され、2013年2月には2番艦3番艦の建造再開が決定されました。
[ロシア国防省はラーダ級潜水艦の建造再開を正式に決定した]

17-0609c.jpg
2005年7月28日に起工された2番艦「クロンシュタット」は、2013年7月に建造契約が再締結され、工事が再開されています。
[ラーダ級潜水艦クロンシュタットは再建造される]

2006年に起工されていた3番艦は、2015年3月19日に「ヴェリーキエ・ルーキ」の名で改めて起工されました。

[ロシア海軍の為のラーダ級潜水艦3番艦セヴァストーポリ改めヴェリーキエ・ルーキは再起工された]

これらの同型艦は、1番艦「サンクトペテルブルク」の運用実績を踏まえて大幅に改良されています。
[ロシア海軍の新世代通常動力潜水艦ラーダ級の2番艦以降は大幅に改良される]

一方、1番艦「サンクトペテルブルク」は就役後、暫くはバルト艦隊に所属してバルト海に滞在していましたが、深海での試験(バルト海では実施できない)などを実施する為、北方艦隊の基地へ回航される事になり、2013年10月17日に潜水艦基地ポリャールヌイへ到着しました。
[ラーダ級潜水艦サンクト-ペテルブルクは北方艦隊基地に到着した]

以後、「サンクトペテルブルク」北方艦隊に留まっています。
[ロシア海軍第4世代潜水艦サンクト-ペテルブルクは北方艦隊へ配備される]
[ロシア海軍のラーダ級潜水艦サンクトペテルブルクはバレンツ海で巡航ミサイルを発射した]

2番艦「クロンシュタット」の進水は2018年に、ロシア海軍への引き渡しは2019年に予定されています。
[ロシア海軍の為の第2のラーダ級潜水艦クロンシュタットは2018年に進水する]
[第2のラーダ級潜水艦クロンシュタットは2019年にロシア海軍へ引き渡される]

「クロンシュタット」「ヴェリーキエ・ルーキ」は就役後、北方艦隊への配備が予定されています。
[ロシア海軍第4世代通常動力潜水艦ラーダ級は北方艦隊へ配備される]


これまで「ラーダ」級潜水艦の4番艦以降の建造に関する決定は保留されていたのですが、今回、ロシア海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフ提督は、「クロンシュタット」「ヴェリーキエ・ルーキ」の就役後も「ラーダ」級の建造は継続すると述べました。

つまり、今後(おそらくは2018年以降)、「ラーダ」級の4番艦以降が起工されるという事でしょう。


記事中で触れられているように、ロシアでも非大気依存発電装置(AIP機関)の開発は進められており、「ラーダ」級の次の世代の第5世代通常動力潜水艦「カリーナ」級への搭載が予定されています。
[ロシア海軍第5世代通常動力潜水艦カリーナ級の為の非大気依存発電装置(AIP)の開発は完了した]

しかし、今後建造される「ラーダ」級の4番艦以降へ搭載する事も有り得るでしょう。
[ロシア海軍のラーダ級潜水艦は非大気依存発電装置(AIP)を装備するかもしれない]

ロシア海軍の為の第2のラーダ級潜水艦クロンシュタットは2018年に進水する

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『タス通信』より
2017年6月8日17時36分配信
【潜水艦「クロンシュタット」は2018年に進水する】
モスクワ、6月8日/タス通信

ディーゼルエレクトリック潜水艦「クロンシュタット」は来年(2018年)に進水する。
ロシア国防省は発表した。

「ディーゼルエレクトリック潜水艦クロンシュタットの進水は、2018年に計画されています」
声明では、こう述べられた。

通常動力潜水艦プロジェクト677「ラーダ」シリーズの「クロンシュタット」及び「ヴェリーキエ・ルーキ」の建造進捗状況は、『アドミラルティ造船所』を訪問中の(ロシア)海軍副総司令官(軍備担当)ヴィクトール・ブルスク中将によりチェックされた。

1989年、中央設計局『ルビーン』は、海軍の為の新世代ディーゼル潜水艦の技術文書の開発を委託された。
トップ艦の建造は、サンクトペテルブルク企業『アドミラルティ造船所』へ委託された。
ディーゼルエレクトリック潜水艦プロジェクト677第4世代潜水艦であり、プロジェクト636「ワルシャワンカ」級潜水艦の改善ヴァージョンである。

ディーゼルエレクトリック潜水艦「ラーダ」級は、水上艦との戦闘の為に開発され、対潜防衛、敵の海軍基地、建造物、沿岸の海上通信線の破壊、更には偵察及び哨戒任務を果たす為に意図されている。



[新世代潜水艦ラーダ(アムール)級]
[新世代潜水艦ラーダ(アムール)級(旧ブログ)]

ロシア海軍第4世代通常動力潜水艦プロジェクト677「ラーダ」1番艦B-585「サンクトペテルブルク」は1997年12月26日に起工、2004年10月28日に進水、2010年4月22日に就役しました。

しかし、「サンクトペテルブルク」就役前の洋上試験中に様々な問題点が発覚した為、2005年7月28日に起工された2番艦と2006年11月10日に起工された3番艦の建造工事は一旦凍結されました。


2012年2月初頭、当時のロシア海軍総司令官ウラジーミル・ヴィソツキー大将は、『ロシア通信社ノーボスチ』のインタビューに対し、「ラーダ」級潜水艦「サンクトペテルブルク」に対する不満を述べています。

『ロシア通信社ノーボスチ』より。
2012年2月9日配信
【ウラジーミル・ヴィソツキー提督へのインタビュー】

「ラーダ」級に関する箇所を抜粋。

インタビュアー:多くのメディアの報道で、プロジェクト677「ラーダ」ディーゼルエレクトリック潜水艦の将来に関する憶測が流れていますが・・・

ヴィソツキー:
「ラーダ」?この艦については、何か申し上げる事が有りますかね?
潜水艦「サンクトペテルブルク」の試験運用では、技術的特性が示されていません。
その理由は、非常に簡単です。
要するに、この艦の主要動力装置には、欠陥が有るのですよ。

僕達は、第二次世界大戦時の動力を有するような武器を新たに必要であるなどという頭脳は持ち合わせておりません。
何故かって?誰がそれを必要とするのでしょうか?
そして、それは同様の動作特性を有しています。
現在の形での「ラーダ」を、ロシア海軍は必要としておりません。

インタビュアー:建造中の同プロジェクト潜水艦「クロンシュタット」と「セヴァストーポリ」の今後はどうなりましょうか?

ヴィソツキー:これらの艦は、他の動力装置になると思います・・・



その後、「ラーダ」級は改設計され、2013年2月には2番艦3番艦の建造再開が決定されました。
[ロシア国防省はラーダ級潜水艦の建造再開を正式に決定した]

17-0609c.jpg
2005年7月28日に起工された2番艦「クロンシュタット」は、2013年7月に建造契約が再締結され、工事が再開されています。
[ラーダ級潜水艦クロンシュタットは再建造される]

2006年に起工されていた3番艦は、2015年3月19日に「ヴェリーキエ・ルーキ」の名で改めて起工されました。

[ロシア海軍の為のラーダ級潜水艦3番艦セヴァストーポリ改めヴェリーキエ・ルーキは再起工された]

これらの同型艦は、1番艦「サンクトペテルブルク」の運用実績を踏まえて大幅に改良されています。
[ロシア海軍の新世代通常動力潜水艦ラーダ級の2番艦以降は大幅に改良される]

一方、1番艦「サンクトペテルブルク」は就役後、暫くはバルト艦隊に所属してバルト海に滞在していましたが、深海での試験(バルト海では実施できない)などを実施する為、北方艦隊の基地へ回航される事になり、2013年10月17日に潜水艦基地ポリャールヌイへ到着しました。
[ラーダ級潜水艦サンクト-ペテルブルクは北方艦隊基地に到着した]

以後、「サンクトペテルブルク」北方艦隊に留まっています。
[ロシア海軍第4世代潜水艦サンクト-ペテルブルクは北方艦隊へ配備される]
[ロシア海軍のラーダ級潜水艦サンクトペテルブルクはバレンツ海で巡航ミサイルを発射した]

「クロンシュタット」ロシア海軍への引き渡しは、2019年に予定されています。
[第2のラーダ級潜水艦クロンシュタットは2019年にロシア海軍へ引き渡される]

「クロンシュタット」「ヴェリーキエ・ルーキ」は就役後、北方艦隊への配備が予定されています。
[ロシア海軍第4世代通常動力潜水艦ラーダ級は北方艦隊へ配備される]

現在の所、「ラーダ」級潜水艦の4番艦以降の建造に関しては、具体的な計画は有りません。

第2のラーダ級潜水艦クロンシュタットは2019年にロシア海軍へ引き渡される

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『タス通信』より
2017年3月21日11時57分配信
【第2のプロジェクト「ラーダ」通常動力潜水艦は2019年に(ロシア)海軍へ引き渡される】
モスクワ、3月21日/タス通信

第2のプロジェクト677「ラーダ」通常動力潜水艦は、ロシア海軍へ2018年では無く2019年に引き渡される。
『アドミラルティ造船所』総取締役アレクサンドル・ブザコフ『タス通信』へ話した。

「2隻目を私共は2019年に引き渡すつもりであり、3隻目は-資金供給次第ですね」
彼は話した。

第4の同プロジェクト潜水艦の建造契約への署名に関しては、未だ不明であるとブザコフは指摘した。
「私共は、それを希望しておりますが、今のところは、未だ何も有りませんね」
同社の総取締役は付け加えた。

以前に報じられているように、このシリーズの第2と第3の潜水艦(それぞれ「クロンシュタット」「ヴェリーキエ・ルーキ」)はロシア海軍へ2018年と2019年に引き渡される事になっており、第4(の潜水艦)の契約は2018年の署名が見込まれている。

「ラーダ」型潜水艦第4世代通常動力潜水艦に属している。
プロジェクト潜水艦の水上排水量は、およそ1750トンであり(対する「ワルシャワンカ」は2300トン)、水中速力は21ノットに達する。
新世代潜水艦は低水準の騒音と高度の自動化の点で(前世代とは)異なる。
その主要兵装は有翼ミサイル複合体「カリブル」である。

潜水艦シリーズのトップ「サンクトペテルブルク」は1997年に起工され、2010年に海軍へ引き渡されて以来、試験運用のままである。
「クロンシュタット」「ヴェリーキエ・ルーキ」は、それぞれ2005年と2006年に起工された。
その建造は中断し、2013年から再開された。



[新世代潜水艦ラーダ(アムール)級]
[新世代潜水艦ラーダ(アムール)級(旧ブログ)]

ロシア海軍第4世代通常動力潜水艦プロジェクト677「ラーダ」1番艦B-585「サンクトペテルブルク」は1997年12月26日に起工、2004年10月28日に進水、2010年4月22日に就役しました。

しかし、「サンクトペテルブルク」就役前の洋上試験中に様々な問題点が発覚した為、2005年7月28日に起工された2番艦と2006年11月10日に起工された3番艦の建造工事は一旦凍結されました。


2012年2月初頭、当時のロシア海軍総司令官ウラジーミル・ヴィソツキー大将は、『ロシア通信社ノーボスチ』のインタビューに対し、「ラーダ」級潜水艦「サンクトペテルブルク」に対する不満を述べています。

『ロシア通信社ノーボスチ』より。
2012年2月9日配信
【ウラジーミル・ヴィソツキー提督へのインタビュー】

「ラーダ」級に関する箇所を抜粋。

インタビュアー:多くのメディアの報道で、プロジェクト677「ラーダ」ディーゼルエレクトリック潜水艦の将来に関する憶測が流れていますが・・・

ヴィソツキー:
「ラーダ」?この艦については、何か申し上げる事が有りますかね?
潜水艦「サンクトペテルブルク」の試験運用では、技術的特性が示されていません。
その理由は、非常に簡単です。
要するに、この艦の主要動力装置には、欠陥が有るのですよ。

僕達は、第二次世界大戦時の動力を有するような武器を新たに必要であるなどという頭脳は持ち合わせておりません。
何故かって?誰がそれを必要とするのでしょうか?
そして、それは同様の動作特性を有しています。
現在の形での「ラーダ」を、ロシア海軍は必要としておりません。

インタビュアー:建造中の同プロジェクト潜水艦「クロンシュタット」と「セヴァストーポリ」の今後はどうなりましょうか?

ヴィソツキー:これらの艦は、他の動力装置になると思います・・・



その後、「ラーダ」級は改設計され、2013年2月には2番艦3番艦の建造再開が決定されました。
[ロシア国防省はラーダ級潜水艦の建造再開を正式に決定した]

2番艦「クロンシュタット」は2013年7月に建造契約が再締結され、工事が再開されています。
[ラーダ級潜水艦クロンシュタットは再建造される]

2006年に起工されていた3番艦は、2015年3月19日に「ヴェリーキエ・ルーキ」の名で改めて起工されました。

[ロシア海軍の為のラーダ級潜水艦3番艦セヴァストーポリ改めヴェリーキエ・ルーキは再起工された]

これらの同型艦は、1番艦「サンクトペテルブルク」の運用実績を踏まえて大幅に改良されています。
[ロシア海軍の新世代通常動力潜水艦ラーダ級の2番艦以降は大幅に改良される]

一方、1番艦「サンクトペテルブルク」は就役後、暫くはバルト艦隊に所属してバルト海に滞在していましたが、深海での試験(バルト海では実施できない)などを実施する為、北方艦隊の基地へ回航される事になり、2013年10月17日に潜水艦基地ポリャールヌイへ到着しました。
[ラーダ級潜水艦サンクト-ペテルブルクは北方艦隊基地に到着した]

以後、「サンクトペテルブルク」北方艦隊に留まり、試験運用を続けています。
[ロシア海軍第4世代潜水艦サンクト-ペテルブルクは北方艦隊へ配備される]
[ロシア海軍のラーダ級潜水艦サンクトペテルブルクは2016年も試験運用を継続する]
[ロシア海軍のラーダ級潜水艦サンクトペテルブルクは2016年に試験運用を完了する]

以前には2番艦「クロンシュタット」と3番艦「ヴェリーキエ・ルーキ」ロシア海軍への引き渡しは、2018~2019年に予定されていました。
[最後のラーダ級潜水艦(?)クロンシュタットとヴェリーキエ・ルーキは2018-2019年にロシア海軍へ引き渡される]


しかし今回、建造元の『アドミラルティ造船所』総取締役アレクサンドル・ブザコフ氏は、2番艦「クロンシュタット」ロシア海軍への引き渡しは2019年になると述べました。
(3番艦については明言していませんが)

引き渡しが遅れる理由は、おそらく、『アドミラルティ造船所』が新たに太平洋艦隊向けの6隻のプロジェクト06363潜水艦を建造する事になったからでしょう。
[サンクトペテルブルクのアドミラルティ造船所はロシア海軍太平洋艦隊の為の6隻のプロジェクト06363潜水艦の建造契約を締結した]

太平洋艦隊向けのプロジェクト06363潜水艦の最初の2隻~「モジャイスク」「ペトロパブロフスク・カムチャツキー」は2017年に起工され、2019年に就役する予定です。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦の最初の2隻は2017年に起工され、2019年に就役する]

2018年と2019年にも2隻ずつ起工され、2020年と2021年の就役が予定されています。

ロシア造船業界の総元締である『統合造船業営団』は、『アドミラルティ造船所』プロジェクト06363潜水艦建造の為の資金を援助します。

『タス通信』より
2017年3月21日14時52分配信
【統合造船業営団は太平洋艦隊の為の6隻の「ワルシャワンカ」建造資金の一部を融資する】

つまり現時点では太平洋艦隊向けのプロジェクト06363潜水艦6隻の建造の方が優先されており、「ラーダ」級は後回しにされるという事でしょう。


「クロンシュタット」「ヴェリーキエ・ルーキ」は就役後、北方艦隊への配備が予定されています。
[ロシア海軍第4世代通常動力潜水艦ラーダ級は北方艦隊へ配備される]


なお、今回の記事中では触れられていませんが、数日前の3月17日に『統合造船業営団』副総裁(軍事造船担当)イーゴリ・ポノマリョフ氏は、「クロンシュタット」「ヴェリキーキエ・ルーキ」ロシア海軍への引き渡しは2021年になると発言しています。
『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2017年3月17日11時11分配信
【「ラーダ」型潜水艦シリーズ2隻の引き渡し期限は2021年に移動する】

今回のアレクサンドル・ブザコフ氏の発言は、これを否定するものです。

ロシア海軍のラーダ級潜水艦サンクトペテルブルクはバレンツ海で巡航ミサイルを発射した

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『タス通信』より
2016年11月17日13時14分配信
【潜水艦「サンクトペテルブルク」はバレンツ海で有翼ミサイルを発射した】
モスクワ、11月17日/タス通信

ディーゼルエレクトリック潜水艦「サンクトペテルブルク」は、バレンツ海ミサイル発射を実行した。
北方艦隊広報サービス部長ワジム・セルガ1等海佐は発表した。

「本日、ディーゼルエレクトリック潜水艦サンクトペテルブルクは、戦闘訓練計画に沿ってバレンツ海の水中位置から海上に位置する標的への有翼ミサイル発射を成功裏に実行しました」
彼は話した。

セルガによると、バレンツ海のミサイル射撃実行海域は、その前に民間船舶航行が禁止された。
「安全保障対策の為、北方艦隊の7隻の艦と支援船が、ミサイル射撃海域の境界線の移動巡視ライン上に居ました。
北方艦隊の航空・防空軍の航空機とヘリコプターが海域を監視していました」

彼は話した。

プロジェクト677通常動力(潜水)艦シリーズのトップである潜水艦「サンクトペテルブルク」は、1997年に株式会社『アドミラルティ造船所』で建造(起工)された。

潜水艦の排水量は1700トン以上、全長67メートル、幅7メートル、水中速力20ノッチ以上。
潜水艦は、魚雷とロケット魚雷兵装を装備する。



[新世代潜水艦ラーダ(アムール)級]
[新世代潜水艦ラーダ(アムール)級(旧ブログ)]

ロシア海軍第4世代通常動力潜水艦プロジェクト677「ラーダ」1番艦B-585「サンクトペテルブルク」は1997年12月26日に起工、2004年10月28日に進水、2010年4月22日に就役しました。

しかし、「サンクトペテルブルク」就役前の洋上試験中に様々な問題点が発覚した為、2005年7月28日に起工された2番艦と2006年11月10日に起工された3番艦の建造工事は一旦凍結されました。


2012年2月初頭、当時のロシア海軍総司令官ウラジーミル・ヴィソツキー大将は、『ロシア通信社ノーボスチ』のインタビューに対し、「ラーダ」級潜水艦「サンクトペテルブルク」に対する不満を述べています。

『ロシア通信社ノーボスチ』より。
2012年2月9日配信
【ウラジーミル・ヴィソツキー提督へのインタビュー】

「ラーダ」級に関する箇所を抜粋。

インタビュアー:多くのメディアの報道で、プロジェクト677「ラーダ」ディーゼルエレクトリック潜水艦の将来に関する憶測が流れていますが・・・

ヴィソツキー:
「ラーダ」?この艦については、何か申し上げる事が有りますかね?
潜水艦「サンクトペテルブルク」の試験運用では、技術的特性が示されていません。
その理由は、非常に簡単です。
要するに、この艦の主要動力装置には、欠陥が有るのですよ。

僕達は、第二次世界大戦時の動力を有するような武器を新たに必要であるなどという頭脳は持ち合わせておりません。
何故かって?誰がそれを必要とするのでしょうか?
そして、それは同様の動作特性を有しています。
現在の形での「ラーダ」を、ロシア海軍は必要としておりません。

インタビュアー:建造中の同プロジェクト潜水艦「クロンシュタット」と「セヴァストーポリ」の今後はどうなりましょうか?

ヴィソツキー:これらの艦は、他の動力装置になると思います・・・



その後、「ラーダ」級は改設計され、2013年2月には2番艦3番艦の建造再開が決定されました。
[ロシア国防省はラーダ級潜水艦の建造再開を正式に決定した]

2番艦「クロンシュタット」は2013年7月に建造契約が再締結され、工事が再開されています。
[ラーダ級潜水艦クロンシュタットは再建造される]

2006年に起工されていた3番艦は、2015年3月19日に「ヴェリーキエ・ルーキ」の名で改めて起工されました。

[ロシア海軍の為のラーダ級潜水艦3番艦セヴァストーポリ改めヴェリーキエ・ルーキは再起工された]

これらの同型艦は、1番艦「サンクトペテルブルク」の運用実績を踏まえて大幅に改良されています。
[ロシア海軍の新世代通常動力潜水艦ラーダ級の2番艦以降は大幅に改良される]

一方、1番艦「サンクトペテルブルク」は就役後、暫くはバルト艦隊に所属してバルト海に滞在していましたが、深海での試験(バルト海では実施できない)などを実施する為、北方艦隊の基地へ回航される事になり、2013年10月17日に潜水艦基地ポリャールヌイへ到着しました。
[ラーダ級潜水艦サンクト-ペテルブルクは北方艦隊基地に到着した]

以後、「サンクトペテルブルク」北方艦隊に留まり、試験運用を続けています。
[ロシア海軍第4世代潜水艦サンクト-ペテルブルクは北方艦隊へ配備される]
[ロシア海軍のラーダ級潜水艦サンクトペテルブルクは2016年も試験運用を継続する]

「サンクトペテルブルク」の試験運用は、2016年末までに完了する予定です。
[ロシア海軍のラーダ級潜水艦サンクトペテルブルクは2016年に試験運用を完了する]

そして2016年11月17日、「サンクトペテルブルク」バレンツ海有翼ミサイルを発射しました。
ミサイルの種類は明らかにされていませんが、「カリブル」の対艦攻撃型でしょう。
[巡航ミサイル「カリブル」対地攻撃型は2500kmの最大射程を有する]


建造中の同型艦「クロンシュタット」「ヴェリーキエ・ルーキ」も、就役後は北方艦隊へ配備されます。
[ロシア海軍第4世代通常動力潜水艦ラーダ級は北方艦隊へ配備される]

ロシア海軍第4世代通常動力潜水艦ラーダ級は北方艦隊へ配備される

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年10月4日19時15分配信
【北方艦隊の戦闘編制へ2隻の「ラーダ」級潜水艦が加わる】
モスクワ、10月4日-ロシア通信社ノーボスチ

現在、建造中の2隻の最新通常動力潜水艦プロジェクト677「ラーダ」「クロンシュタット」「ヴェリーキエ・ルーキ」北方艦隊の戦闘編制へ加わる。
火曜日にロシア連邦国防次官ユーリー・ボリソフは発言した。

このクラスの潜水艦のトップ「サンクトペテルブルク」は、ロシア連邦海軍において試験運用に在る。

「通常動力潜水艦プロジェクト677についてですが、現在、建造中の同プロジェクト潜水艦2隻:クロンシュタットとヴェリーキエ・ルーキは、北方艦隊の担当ゾーンへ駐留します」
彼は『モスコースキー・コムソモーレッツ』紙のインタビューにおいて、こう話した。



[新世代潜水艦ラーダ(アムール)級]
[新世代潜水艦ラーダ(アムール)級(旧ブログ)]

ロシア海軍第4世代通常動力潜水艦プロジェクト677「ラーダ」1番艦B-585「サンクトペテルブルク」は1997年12月26日に起工、2004年10月28日に進水、2010年4月22日に就役しました。

しかし、「サンクトペテルブルク」就役前の洋上試験中に様々な問題点が発覚した為、2005年7月28日に起工された2番艦と2006年11月10日に起工された3番艦の建造工事は一旦凍結されました。


2012年2月初頭、当時のロシア海軍総司令官ウラジーミル・ヴィソツキー大将は、『ロシア通信社ノーボスチ』のインタビューに対し、「ラーダ」級潜水艦「サンクトペテルブルク」に対する不満を述べています。

『ロシア通信社ノーボスチ』より。
2012年2月9日配信
【ウラジーミル・ヴィソツキー提督へのインタビュー】

「ラーダ」級に関する箇所を抜粋。

インタビュアー:多くのメディアの報道で、プロジェクト677「ラーダ」ディーゼルエレクトリック潜水艦の将来に関する憶測が流れていますが・・・

ヴィソツキー:
「ラーダ」?この艦については、何か申し上げる事が有りますかね?
潜水艦「サンクトペテルブルク」の試験運用では、技術的特性が示されていません。
その理由は、非常に簡単です。
要するに、この艦の主要動力装置には、欠陥が有るのですよ。

僕達は、第二次世界大戦時の動力を有するような武器を新たに必要であるなどという頭脳は持ち合わせておりません。
何故かって?誰がそれを必要とするのでしょうか?
そして、それは同様の動作特性を有しています。
現在の形での「ラーダ」を、ロシア海軍は必要としておりません。

インタビュアー:建造中の同プロジェクト潜水艦「クロンシュタット」と「セヴァストーポリ」の今後はどうなりましょうか?

ヴィソツキー:これらの艦は、他の動力装置になると思います・・・



その後、「ラーダ」級は改設計され、2013年2月には2番艦3番艦の建造再開が決定されました。
[ロシア国防省はラーダ級潜水艦の建造再開を正式に決定した]

2番艦「クロンシュタット」は2013年7月に建造契約が再締結され、工事が再開されています。
[ラーダ級潜水艦クロンシュタットは再建造される]

2006年に起工されていた3番艦は、2015年3月19日に「ヴェリーキエ・ルーキ」の名で改めて起工されました。

[ロシア海軍の為のラーダ級潜水艦3番艦セヴァストーポリ改めヴェリーキエ・ルーキは再起工された]

これらの同型艦は、1番艦「サンクトペテルブルク」の運用実績を踏まえて大幅に改良されています。
[ロシア海軍の新世代通常動力潜水艦ラーダ級の2番艦以降は大幅に改良される]

一方、1番艦「サンクトペテルブルク」は就役後、暫くはバルト艦隊に所属してバルト海に滞在していましたが、深海での試験(バルト海では実施できない)などを実施する為、北方艦隊の基地へ回航される事になり、2013年10月17日に潜水艦基地ポリャールヌイへ到着しました。
[ラーダ級潜水艦サンクト-ペテルブルクは北方艦隊基地に到着した]

以後、「サンクトペテルブルク」北方艦隊に留まり、試験運用を続けています。
[ロシア海軍第4世代潜水艦サンクト-ペテルブルクは北方艦隊へ配備される]
[ロシア海軍のラーダ級潜水艦サンクトペテルブルクは2016年も試験運用を継続する]
[ロシア海軍のラーダ級潜水艦サンクトペテルブルクは2016年に試験運用を完了する]

2番艦「クロンシュタット」と3番艦「ヴェリーキエ・ルーキ」ロシア海軍への引き渡しは、2018~2019年に予定されています。
[最後のラーダ級潜水艦(?)クロンシュタットとヴェリーキエ・ルーキは2018-2019年にロシア海軍へ引き渡される]


そして今回、ロシア連邦国防次官ユーリー・ボリソフ氏は、「クロンシュタット」「ヴェリーキエ・ルーキ」は就役後に北方艦隊への配備が予定されている事を初めて明らかにしました。

「ラーダ」級は3隻とも北方艦隊へ配備されることになるようです。


「ラーダ」級以外の通常動力潜水艦の建造も進められています。

黒海艦隊向けにはプロジェクト06363潜水艦6隻が建造されており、現在は4番艦まで就役済み、今年末には残り2隻も就役します。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の第6のプロジェクト06363潜水艦コルピノは航行試験を開始した]

プロジェクト06363潜水艦は、今後、太平洋艦隊向けにも6隻が建造されます。
[サンクトペテルブルクのアドミラルティ造船所はロシア海軍太平洋艦隊の為の6隻のプロジェクト06363潜水艦の建造契約を締結した]

その後は、第5世代通常動力潜水艦「カリーナ」級北方艦隊バルト艦隊向けに建造されます。
[ロシア海軍の第5世代通常動力潜水艦カリーナ級は北方艦隊とバルト艦隊向けに建造される]