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ロシア海軍の為の新型コルベット"ジェルズキー"の工事進捗度は12パーセントである

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年2月18日16時1分配信
【コルベット「ジェルズキー」の技術的準備状態は12パーセントに達している】

(2019年)2月下旬におけるプロジェクト20386コルベットのトップ「ジェルズキー」の技術的準備状態は12パーセントである。
2月18日・月曜日、『北方造船所』広報サービスは発表した。


現在、船体の第2、第3ブロックが形成されており、第1ブロックのセクションの形成は続けられている。
企業の代理人が強調したように、第1、第2、第3ブロックを接合した後、建造業者は基礎の据え付け、彩色、配管の敷設、艦底外部器具の取り付けを始める。

漁船建造の製造区画を解放する為、3月に「ジェルズキー」は船台から標準造船場所へ移動する。
受注品の艦首セクションの配置換えの為、艦の形成部分とドッキングする。

『北方造船所』は、コルベットの設計社である中央海洋設計局『アルマーズ』と共に「労働-設計文書」の仕上げを続けている。
「近い内に『アルマーズ』は、この位置に関する契約を可能にするディーゼル発電機の技術特性に関する結論を仕上げます」
企業の広報サービスは付け加えた。

2019年秋、科学生産合同『サトゥルン』は、『北方造船所』へコルベットの為のガスタービン装置を納入しなければならない。

コルベット「ジェルズキー」は2016年10月28日に起工された。
進水は2021年春に計画されている。

[Mil.Press FlotProm参照]
多目的艦プロジェクト20386
は、近海及び遠海ゾーンでの戦闘行動の実施、海上交通線及び海上経済活動施設の保護の為に意図されている。

コルベットの排水量は3400トン、全長109メートル、幅13メートル。
艦の乗組員は80名。
航続距離5000海里、速力30ノット。
動力装置-部分的に電気推進のガスタービン。

艦の兵装はA-190-01 100mm砲、2基のAK-630M30mm砲、高射ミサイル複合体「リドゥート」、2基の対潜複合体発射装置「パケート-NK」、高精度有翼ミサイル「カリブル」(或いは対艦ミサイル「ウラン」)である。
更にコルベットには、ヘリコプターKa-27或いはKa-29が駐留できる。



[プロジェクト20386コルベット(ジェルズキ―型)]
[ロシア海軍の将来コルベット・プロジェクト20386]

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プロジェクト20380/20385コルベットの更なる改良発展型であるプロジェクト20386の1番艦「ジェルズキー」Дерзкий(建造番号1009)は、2016年10月28日にサンクトペテルブルク北方造船所(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)で起工されました。
[ロシア海軍の新世代コルベット"ジェルズキ―"は起工された]

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プロジェクト20386の満載排水量は3400トンになり、以前のプロジェクト20380/20385よりも1000トン以上増加しています。

航続距離も20380/20385より延びて5000海里となり、速力も30ノットに増加、乗員は80名に減少しています。

機関はガスタービン電気推進システムが採用されます。
[ロシア海軍の新世代コルベット・プロジェクト20386はガスタービン電気推進システムを装備する]

プロジェクト20386は、10隻以上の建造が計画されています。
[ロシア海軍は新世代コルベット・プロジェクト20386を10隻以上建造する]

この内、1番艦「ジェルズキー」を含む3隻は2025年までの就役が予定されています。
[2025年までに3隻のプロジェクト20386(ジェルズキー型)コルベットがロシア海軍へ就役する]

「ジェルズキー」ロシア海軍への引き渡しは、2021年末~2022年初頭に予定されています。
[プロジェクト20386コルベット1番艦ジェルズキーは2021年末~2022年初頭にロシア海軍へ就役する]

2019年2月下旬の時点において、「ジェルズキー」は船体各ブロックの製造が進められており、3月にはこれらを接合して船体が形成されるようです。

プロジェクト20386コルベット1番艦ジェルズキーは2021年末~2022年初頭にロシア海軍へ就役する

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年9月5日10時58分配信
【『北方造船所』は海軍がコルベット「ジェルズキー」を何時受け取るのかについて話した】
モスクワ、9月5日-ロシア通信社ノーボスチ

プロジェクト20386コルベットのトップ「ジェルズキー」は、2021年と2022年の境目にロシア海軍へ引き渡される。
『ロシア通信社ノーボスチ』は水曜日に『北方造船所』総取締役イーゴリ・ポノマリョフより伝えられた。

現在、4隻のプロジェクト20380コルベット及び2隻のプロジェクト20385コルベットが建造されている。
改善された新たなプロジェクト20386コルベットのトップは、『北方造船所』で2016年に起工された。

「プロジェクト20386コルベットの主な特徴は、モジュール方式と、20385コルベットとも違うその打撃兵装です」
ポノマリョフ
は話した。

総取締役は、国防省(海軍)はトップ艦の全ての試験設計作業の実施について同意しており、更には全てのシリーズの正確な(納入)時期について全面的な変更無く建造できることを強調した。
これは特に、モジュール艦を促進する。

「我々は、艦の建造を、およそ5年で完了させることを計画しております」
対談者は付け加えた。



[プロジェクト20386コルベット(ジェルズキ―型)]
[ロシア海軍の将来コルベット・プロジェクト20386]

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プロジェクト20380/20385コルベットの更なる改良発展型であるプロジェクト20386の1番艦「ジェルズキー」Дерзкий(建造番号1009)は、2016年10月28日にサンクトペテルブルク北方造船所(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)で起工されました。
[ロシア海軍の新世代コルベット"ジェルズキ―"は起工された]

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プロジェクト20386の満載排水量は3400トンになり、以前のプロジェクト20380/20385よりも1000トン以上増加しています。

航続距離も20380/20385より延びて5000海里となり、速力も30ノットに増加、乗員は80名に減少しています。

機関はガスタービン電気推進システムが採用されます。
[ロシア海軍の新世代コルベット・プロジェクト20386はガスタービン電気推進システムを装備する]

プロジェクト20386は、10隻以上の建造が計画されています。
[ロシア海軍は新世代コルベット・プロジェクト20386を10隻以上建造する]

この内、1番艦「ジェルズキー」を含む3隻は2025年までの就役が予定されています。
[2025年までに3隻のプロジェクト20386(ジェルズキー型)コルベットがロシア海軍へ就役する]

「ジェルズキー」ロシア海軍への引き渡し時期について、今回、建造元の『北方造船所』総取締役イーゴリ・ポノマリョフ氏は、「2021年と2022年の境目」と言っていますが、これは要するに、2021年末~2022年初頭という事です。

2025年までに3隻のプロジェクト20386(ジェルズキー型)コルベットがロシア海軍へ就役する

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年11月24日14時19分配信
【(ロシア)海軍は2025年までに3隻のプロジェクト20386コルベットの受領を計画している】
サンクトペテルブルク、11月24日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア連邦海軍は2025年までに3隻のプロジェクト20386コルベットの受領を見込んでいる。
副総司令官(軍備担当)ヴィクトール・ブルスクは報道陣へ伝えた。

「私共は、2025年までに少なくとも3隻のプロジェクト20386艦の受領を計画しております」
彼は話した。

プロジェクト20386コルベットプロジェクト20380を発展させたものである。
この艦のファミリーは近海ゾーンでの活動及び敵の水上艦潜水艦との戦闘の実施、更には海洋揚陸作戦中における海洋揚陸部隊の砲撃支援の為に意図されている。
艦の建造には「ステルス」技術が使用されている。

近代化プロジェクトの最初のコルベット「ジェルズキー」海軍への加入は2022年に計画されている。



[プロジェクト20386コルベット(ジェルズキ―型)]
[ロシア海軍の将来コルベット・プロジェクト20386]

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プロジェクト20380/20385コルベットの更なる改良発展型であるプロジェクト20386の1番艦「ジェルズキー」Дерзкий(建造番号1009)は、2016年10月28日にサンクトペテルブルク北方造船所(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)で起工されました。
[ロシア海軍の新世代コルベット"ジェルズキ―"は起工された]
ロシア海軍への引き渡しは2022年に予定されています。

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プロジェクト20386の満載排水量は3400トンになり、以前のプロジェクト20380/20385よりも1000トン以上増加しています。

航続距離も20380/20385より延びて5000海里となり、速力も30ノットに増加、乗員は80名に減少しています。

機関はガスタービン電気推進システムが採用されます。
[ロシア海軍の新世代コルベット・プロジェクト20386はガスタービン電気推進システムを装備する]

プロジェクト20386は、10隻以上の建造が計画されています。
[ロシア海軍は新世代コルベット・プロジェクト20386を10隻以上建造する]

この内、1番艦「ジェルズキー」(2022年就役予定)を含む3隻は2025年までの就役が予定されているとの事です。

ロシア海軍は新世代コルベット・プロジェクト20386を10隻以上建造する

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『タス通信』より
2016年10月28日12時28分配信
【ロシア海軍は10隻以上の新型コルベット・プロジェクト20386の取得を計画している】
サンクトペテルブルク、10月28日/タス通信

ロシア海軍は、サンクトペテルブルクで金曜日に1番艦が起工された新型コルベット・プロジェクト20386の10隻以上の取得を計画している。
海軍副総司令官ヴィクトール・ブルスクは報道陣へ伝えた。

「もちろん、生産は継続します。
10隻以上の艦を見込んでおります」

彼は話した。

「このシリーズの建造計画は、2050年までの造船プログラムに記載されています」
副総司令官は付け加えた。

ブルスクによると、プロジェクト20386コルベットは多機能になり、特に対潜任務を遂行できるようになる。
同プロジェクトを開発した中央海洋設計局『アルマーズ』総取締役アレクサンドル・シリャフテンコは、これらの艦にはミサイル複合体「カリブル」を装備できる事を指摘した。

今日(10月28日)、サンクトペテルブルク『北方造船所』で、新たなタイプの1隻目-「ジェルスキー」が起工された。
同社は、ロシア海軍が2021年に艦を受領すると発表した。

『北方造船所』の発表によると、コルベットの排水量は3400トン、全長は109メートルである。
艦は、電動機部分が組み込まれたガスタービン装置を装備する。
それは2基のガスタービンエンジンM90FR(各出力27500馬力)と2基の電動機(出力2200馬力)を受け取る。
コルベットの航続距離は5000海里であり、乗員は80名で構成される。



[新世代コルベット「ステレグーシチー」型]
[ロシア海軍の将来コルベット・プロジェクト20386]

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プロジェクト20380/20385コルベットの更なる改良発展型であるプロジェクト20386の1番艦「ジェルズキー」Дерзкий(建造番号1009)は、2016年10月28日にサンクトペテルブルク北方造船所(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)で起工されました。
[ロシア海軍の新世代コルベット"ジェルズキ―"は起工された]
ロシア海軍への引き渡しは2021年に予定されています。

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プロジェクト20386の満載排水量は3400トンになり、以前のプロジェクト20380/20385よりも1000トン以上増加しています。

航続距離も20380/20385より延びて5000海里となり、速力も30ノットに増加、乗員は80名に減少しています。

機関はガスタービン電気推進システムが採用されます。
[ロシア海軍の新世代コルベット・プロジェクト20386はガスタービン電気推進システムを装備する]

プロジェクト20386は、10隻以上の建造が計画されています。

ロシア海軍の新世代コルベット・プロジェクト20386はガスタービン電気推進システムを装備する

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2016年10月28日12時39分配信
【コルベット「ジェルズキ―」で電気推進システムが実現する】

プロジェクト20386コルベットには、電動機部分を組み合わせたガスタービン装置が提供される。
『海軍産業』(フロートプロム)特派員は『北方造船所』より伝えられた。
現在、電気推進システムは、主として海軍の補助船と砕氷船で使用されている。


装置の構成には、出力27500馬力のガスタービンエンジンM90FR2基と、出力2200馬力の主要電動機2基が含まれる。

戦闘艦にとって、このようなシステムの明確な利点は、スクリューの回転速度と方向を迅速に変更する機能と、それに応じた艦のより高い加速性と機動性に在る。
加えて、電気推進原理の実現は、主動力装置の配置に関し、より自由な艦のレイアウトを可能にする。

現在、用途に応じて船に使用される電気推進システムは、高い機動性を有していなければならない~それは水中装置(小型潜水艇)、砕氷船、曳船、フェリーボート、そして幾つかの掘削船である。

10月28日・金曜日、サンクトペテルブルク『北方造船所』で、プロジェクト20386コルベットのトップ「ジェルズキ―」が起工された。

2015年春、『統合造船業営団』のトップ、アレクセイ・ラフマノフは、電気推進システム海軍の艦船へ搭載できると述べた。



[新世代コルベット「ステレグーシチー」型]
[ステレグーシチー型コルベット(旧ブログ)]

ロシア海軍新世代コルベット「ステレグーシチー」シリーズ(プロジェクト20380/20385)は、現在までに計12隻が起工され(20380が10隻、20385が2隻)、このうち4隻が海軍へ引き渡されています。

20380/20385は、サンクトペテルブルク北方造船所(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)コムソモリスク・ナ・アムーレアムール造船工場で建造されています。

[「北方造船所」建造艦]
「ステレグーシチー」Стерегущий(プロジェクト20380、建造番号1001)
2001年12月21日起工/2006年5月16日進水/2007年11月14日納入/2008年2月27日就役(艦番号530)
バルト艦隊に配備

「ソーブラジテルヌイ」Сообразительный(プロジェクト20380、建造番号1002)
2003年5月20日起工/2010年3月31日進水/2011年10月14日納入・就役(艦番号531)
バルト艦隊に配備

「ボイキー」Бойкий(プロジェクト20380、建造番号1003)
2005年5月27日起工/2011年4月15日進水/2013年5月16日納入・就役(艦番号532)
バルト艦隊に配備

「ストイーキー」Стойкий(プロジェクト20380、建造番号1004)
2006年11月10日起工/2012年5月30日進水/2014年7月18日納入/2014年7月27日就役(艦番号545)
バルト艦隊に配備

「グレミャーシチー」Гремящий(プロジェクト20385、建造番号1005)
2012年2月1日起工/2018年就役予定

「プロヴォールヌイ」Проворный(プロジェクト20385、建造番号1006)
2013年7月25日起工/2019年就役予定

「リェチーヴイ」Ретивый(プロジェクト20380、建造番号1007)
2015年2月20日起工/2018年就役予定

「ストローギー」Строгий(プロジェクト20380、建造番号1008)
2015年2月20日起工/2018年就役予定

[「アムール造船工場」建造艦]
「ソヴェルシェーンヌイ」Совершенный(プロジェクト20380、建造番号2101)
2006年6月30日起工/2015年5月22日進水/2016年就役予定
太平洋艦隊に配備予定

「グロームキー」Громкий(プロジェクト20380、建造番号2102)
2012年4月20日起工/2016年末以降就役予定
太平洋艦隊に配備予定

「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」Герой Российской Федерации Алдар Цыденжапов(プロジェクト20380、建造番号2103)
2015年7月22日起工/2017-2018年就役予定
太平洋艦隊に配備予定

「リェーズキー」Резкий(プロジェクト20380、建造番号2104)
2016年7月1日起工/2019年就役予定
太平洋艦隊に配備予定



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プロジェクト20380/20385に続き、更なる改良発展型であるプロジェクト20386の建造も計画されています。

プロジェクト20386はモジュール方式が採用され、用途に合わせて兵装を一部変更できます。
[ロシア海軍の将来コルベット・プロジェクト20386]
[ロシア海軍の新型コルベット・プロジェクト20386の1番艦は2015年末-2016年初頭に起工される]
[ロシア海軍の新型コルベット・プロジェクト20386の1番艦は2015年に起工される]

そして2016年10月28日、プロジェクト20386の1番艦「ジェルズキー」Дерзкий(建造番号1009)がサンクトペテルブルク北方造船所(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)で起工されました。
[ロシア海軍の新世代コルベット"ジェルズキ―"は起工された]
ロシア海軍への引き渡しは2021年に予定されています。

因みに、「ジェルズキー」Дерзкий「生意気な」「向う見ずな」といった意味の形容詞です。

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プロジェクト20386の満載排水量は3400トンになり、以前のプロジェクト20380/20385よりも1000トン以上増加しています。

航続距離も20380/20385より延びて5000海里となり、速力も30ノットに増加、乗員は80名に減少しています。


20386の機関も、20380/20385から大幅に変更される事になりました。

20380/20385ディーゼルエンジンですが、20386ガスタービン電気推進システムが採用されます。

20386に装備されるガスタービンエンジンM90FRは、新世代フリゲート・プロジェクト22350にも装備されています。
(22350ガスタービン/ディーゼル)
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M90FRは、元々はロシアウクライナの共同開発・生産でしたが、2014年2月末からのウクライナ危機、3月のロシア連邦によるクリミア半島編入により、ウクライナロシアの関係も悪化し、ガスタービンエンジンに関する「分業体制」も瓦解した為、ロシア国内での全面生産へ移行する事になり、現在、その為の準備が進められています。
[ロシアは2018年から艦艇用ガスタービンを量産する]
[ロシア海軍最新鋭フリゲート・プロジェクト22350(アドミラル・ゴルシコフ型)3番艦以降の為のロシア製ガスタービンは2017年末から供給を開始する]

ロシア海軍の新世代コルベット"ジェルズキ―"は起工された

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『タス通信』より
2016年10月28日14時5分配信
【新型コルベット「ジェルズキ―」はサンクトペテルブルクの『北方造船所』で起工された】
サンクトペテルブルク、10月28日/タス通信

最初のプロジェクト20386コルベット「ジェルズキ―」は、金曜日にサンクトペテルブルク『北方造船所』で起工された。
タス通信特派員は現地より報告した。

「新たなコルベットの起工は常に感動的な出来事です。
ジェルズキ―はプロジェクト20380シリーズの理論的な継続であり、将来の画期的な外見です。
設計には多くの新たなアイデアが取り入れられています。
この艦は全ての艦隊の誇りです」

起工式典で軍備担当海軍副総司令官ヴィクトール・ブルスクは話した。

次に、『統合造船業営団』総裁の首席顧問ヴィクトール・チルコフは、新たなコルベットは多機能となり「近海を越え、遠方で」任務を果たす事になると述べた。

「このプロジェクトには、多くの将来性、モジュール性が有ります。
その建造の為に北方造船所が選択されたのは偶然では無く、既に現代的な艦プロジェクト20380/20385を建造していたからです。
新たな艦には、我々が海軍へ提供したアイデアと建造上の解決策が継続されています」
チルコフ
は話した。

プロジェクト20386コルベットは、大幅にレーダー反射面積を低減した船体と上部構造を有する。
艦には現代的な対艦兵器複合体及び対潜兵器複合体、更には高射ミサイルシステムの装備が計画されている。
艦の排水量は3400トン、全長109メートル。コルベットの航続距離は5000海里であり、乗員は80名で構成される。

艦には、ロシア製の推進装置と独自の電波位置特定複合体(レーダー)が設置される。
「ジェルズキー」は、艦上ヘリコプター無人飛行機を搭載できる。
「ジェルズキー」は2021年にロシア海軍への加入が計画されている。

プロジェクト20386は、プロジェクト20380及び20385艦のファミリーの更なる発展型である。
現在、ロシア海軍には4隻のプロジェクト20380コルベットが在る。
その1隻目である「ステレグーシチー」は2008年に就役した。
2011年~2014年には、「ソーブラジテルヌイ」、「ボイキー」、「ストイーキー」が続いた。

2018年に『北方造船所』は、ロシア海軍へ3隻のプロジェクト20380及び20385コルベットの引き渡しを計画している。
そして2019年には、このタイプ(20385)がもう1隻。
このファミリーに属する3隻のコルベットアムール造船工場で建造されている。



[新世代コルベット「ステレグーシチー」型]
[ステレグーシチー型コルベット(旧ブログ)]

ロシア海軍新世代コルベット「ステレグーシチー」シリーズ(プロジェクト20380/20385)は、現在までに計12隻が起工され(20380が10隻、20385が2隻)、このうち4隻が海軍へ引き渡されています。

20380/20385は、サンクトペテルブルク北方造船所(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)コムソモリスク・ナ・アムーレアムール造船工場で建造されています。

[「北方造船所」建造艦]
「ステレグーシチー」Стерегущий(プロジェクト20380、建造番号1001)
2001年12月21日起工/2006年5月16日進水/2007年11月14日納入/2008年2月27日就役(艦番号530)
バルト艦隊に配備

「ソーブラジテルヌイ」Сообразительный(プロジェクト20380、建造番号1002)
2003年5月20日起工/2010年3月31日進水/2011年10月14日納入・就役(艦番号531)
バルト艦隊に配備

「ボイキー」Бойкий(プロジェクト20380、建造番号1003)
2005年5月27日起工/2011年4月15日進水/2013年5月16日納入・就役(艦番号532)
バルト艦隊に配備

「ストイーキー」Стойкий(プロジェクト20380、建造番号1004)
2006年11月10日起工/2012年5月30日進水/2014年7月18日納入/2014年7月27日就役(艦番号545)
バルト艦隊に配備

「グレミャーシチー」Гремящий(プロジェクト20385、建造番号1005)
2012年2月1日起工/2018年就役予定

「プロヴォールヌイ」Проворный(プロジェクト20385、建造番号1006)
2013年7月25日起工/2019年就役予定

「リェチーヴイ」Ретивый(プロジェクト20380、建造番号1007)
2015年2月20日起工/2018年就役予定

「ストローギー」Строгий(プロジェクト20380、建造番号1008)
2015年2月20日起工/2018年就役予定

[「アムール造船工場」建造艦]
「ソヴェルシェーンヌイ」Совершенный(プロジェクト20380、建造番号2101)
2006年6月30日起工/2015年5月22日進水/2016年就役予定
太平洋艦隊に配備予定

「グロームキー」Громкий(プロジェクト20380、建造番号2102)
2012年4月20日起工/2016年末以降就役予定
太平洋艦隊に配備予定

「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」Герой Российской Федерации Алдар Цыденжапов(プロジェクト20380、建造番号2103)
2015年7月22日起工/2017-2018年就役予定
太平洋艦隊に配備予定

「リェーズキー」Резкий(プロジェクト20380、建造番号2104)
2016年7月1日起工/2019年就役予定
太平洋艦隊に配備予定



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プロジェクト20380/20385に続き、更なる改良発展型であるプロジェクト20386の建造も計画されています。

プロジェクト20386はモジュール方式が採用され、用途に合わせて兵装を一部変更できます。
[ロシア海軍の将来コルベット・プロジェクト20386]
[ロシア海軍の新型コルベット・プロジェクト20386の1番艦は2015年末-2016年初頭に起工される]
[ロシア海軍の新型コルベット・プロジェクト20386の1番艦は2015年に起工される]


そして2016年10月28日、プロジェクト20386の1番艦「ジェルズキー」Дерзкийサンクトペテルブルク北方造船所(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)で起工されました。
[ロシア海軍の最新鋭プロジェクト20386コルベット"ジェルズキー"は2016年10月28日に起工される]
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ロシア海軍への引き渡しは2021年に予定されています。

因みに、「ジェルズキー」Дерзкий「生意気な」「向う見ずな」といった意味の形容詞です。

プロジェクト20386の満載排水量は3400トンになり、以前のプロジェクト20380/20385よりも1000トン以上増加しています。

航続距離も20380/20385より延びて5000海里となり、乗員は80名に減少しています。

ロシア海軍の最新鋭プロジェクト20386コルベット"ジェルズキー"は2016年10月28日に起工される

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2016年10月25日12時20分配信
【サンクトペテルブルクでロシア海軍創設320周年の前に最新コルベット「ジェルズキー」が起工される】

10月28日、ロシア海軍創設320周年の日の前に、サンクトペテルブルクの造船企業『北方造船所』ロシア海軍の為の最新コルベット・プロジェクト20386が起工される。
ロシア海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフ大将の指示により、艦は「ジェルズキー」と命名される。

コルベットは、大幅にレーダー反射面積を低減した船体と上部構造を有する。
艦には現代的な対艦兵器複合体及び対潜兵器複合体、更には高射ミサイルシステムの装備が計画されている。

更にコルベットには、ロシア製の推進装置と独自の電波位置特定複合体(レーダー)が設置される。
「ジェルズキー」は、艦上ヘリコプター無人飛行機を搭載できる。

艦の乗組員は、サンクトペテルブルクロシア海軍合同訓練センターで完全なサイクル訓練を実施する。

新世代コルベットは、打撃艦グループ、ロシア海軍の様々なグループの一員として、近海及び遠海ゾーンで任務を遂行する。



[新世代コルベット「ステレグーシチー」型]
[ステレグーシチー型コルベット(旧ブログ)]

ロシア海軍新世代コルベット「ステレグーシチー」シリーズ(プロジェクト20380/20385)は、現在までに計12隻が起工され(20380が10隻、20385が2隻)、このうち4隻が海軍へ引き渡されています。

20380/20385は、サンクトペテルブルク北方造船所(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)コムソモリスク・ナ・アムーレアムール造船工場で建造されています。

[「北方造船所」建造艦]
「ステレグーシチー」Стерегущий(プロジェクト20380、建造番号1001)
2001年12月21日起工/2006年5月16日進水/2007年11月14日納入/2008年2月27日就役(艦番号530)
バルト艦隊に配備

「ソーブラジテルヌイ」Сообразительный(プロジェクト20380、建造番号1002)
2003年5月20日起工/2010年3月31日進水/2011年10月14日納入・就役(艦番号531)
バルト艦隊に配備

「ボイキー」Бойкий(プロジェクト20380、建造番号1003)
2005年5月27日起工/2011年4月15日進水/2013年5月16日納入・就役(艦番号532)
バルト艦隊に配備

「ストイーキー」Стойкий(プロジェクト20380、建造番号1004)
2006年11月10日起工/2012年5月30日進水/2014年7月18日納入/2014年7月27日就役(艦番号545)
バルト艦隊に配備

「グレミャーシチー」Гремящий(プロジェクト20385、建造番号1005)
2012年2月1日起工/2018年就役予定

「プロヴォールヌイ」Проворный(プロジェクト20385、建造番号1006)
2013年7月25日起工/2019年就役予定

「リェチーヴイ」Ретивый(プロジェクト20380、建造番号1007)
2015年2月20日起工/2018年就役予定

「ストローギー」Строгий(プロジェクト20380、建造番号1008)
2015年2月20日起工/2018年就役予定

[「アムール造船工場」建造艦]
「ソヴェルシェーンヌイ」Совершенный(プロジェクト20380、建造番号2101)
2006年6月30日起工/2015年5月22日進水/2016年就役予定
太平洋艦隊に配備予定

「グロームキー」Громкий(プロジェクト20380、建造番号2102)
2012年4月20日起工/2016年末以降就役予定
太平洋艦隊に配備予定

「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」Герой Российской Федерации Алдар Цыденжапов(プロジェクト20380、建造番号2103)
2015年7月22日起工/2017-2018年就役予定
太平洋艦隊に配備予定

「リェーズキー」Резкий(プロジェクト20380、建造番号2104)
2016年7月1日起工/2019年就役予定
太平洋艦隊に配備予定



プロジェクト20380/20385に続き、更なる改良発展型であるプロジェクト20386の建造も計画されています。

プロジェクト20386はモジュール方式が採用され、用途に合わせて兵装を一部変更できます。
[ロシア海軍の将来コルベット・プロジェクト20386]
[ロシア海軍の新型コルベット・プロジェクト20386の1番艦は2015年末-2016年初頭に起工される]
[ロシア海軍の新型コルベット・プロジェクト20386の1番艦は2015年に起工される]


そして2016年10月28日、プロジェクト20386の1番艦「ジェルズキー」サンクトペテルブルク北方造船所(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)で起工される事になりました。

ロシア海軍の将来コルベット・プロジェクト20386

ロシア海軍の為の新世代コルベット・プロジェクト20386

現在、ロシア海軍向けに建造されているプロジェクト20380/20385コルベット(ステレグーシチー型)シリーズの発展型となります。
設計を担当したのは、プロジェクト20380/20385と同じ中央海洋設計局「アルマーズ」です。

プロジェクト20386は、モジュール方式兵装が導入され、更には無人機(無人ヘリコプター)が搭載されるとの事であり、20380/20385とはかなり違う艦になります。
プロジェクト20386「常備の基本兵装」「取り外し可能な戦闘モジュール」を装備するとの事です。
現在の所、1番艦の起工は2015年末~2016年初頭に予定されています。
[ロシア海軍の新型コルベット・プロジェクト20386の1番艦は2015年末-2016年初頭に起工される]
[ロシア海軍の新型コルベット・プロジェクト20386の1番艦は2015年に起工される]

そして、2015年7月1日からサンクトペテルブルクで開催されている国際海洋兵器展示会IMDS-2015において、、プロジェクト20386の概要が明らかにされました。
【IMDS(International Maritime Defence Show)公式サイト】

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上部構造物は、ベースとなったプロジェクト20380とは全く違います。
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プロジェクト20380/20385には有った後部ヘリコプター格納庫は廃止され、ヘリコプターは甲板下へ収納されます。
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艦の横から高速艇を出す事も出来ます。
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艦尾からは曳航ソナーを出すことが出来るようです。
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兵装は、艦首にA-190-01 100mm単装砲1基、高射ミサイル複合体「リドゥート」垂直発射機16セル、AK-630M 30mm機関砲2基が確認できます。
この他、対潜/対魚雷複合体「パケート-NK」も搭載されているでしょう。
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そして、上部構造物の中に対艦ミサイル「ウラン」4連装発射筒2基が収められています。
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ただ、プロジェクト20386モジュール方式が導入されるので、これらの兵装は変更できるようです。
おそらくは、砲兵装「常備の基本兵装」ミサイル兵装「取り外し可能な戦闘モジュール」でしょう。

ロシア海軍の為の新たなコルベットが建造される

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『タス通信』より
2015年6月16日11時25分配信
【総取締役:設計局「アルマーズ」は新たなコルベットを作成し、2019年にトップ艦が竣工する】
「愛国者」公園/モスクワ州/6月16日

中央海洋設計局「アルマーズ」は、輸出用プロジェクト20382「チグル」をベースにしたロシア海軍の為の新たなコルベットを作成する。
6月16日、タス通信は、同社の総取締役アレクサンドル・シリャフテンコより伝えられた。

「チグルへの関心は、南東アフリカが明らかに示しております。
そして、最も重要なのは、我が海軍も興味を持っているという事です。
我々は、今、完全に新たな艦を作ります。
このコルベットは画期的となるでしょう」

対談者は、モスクワで開催されているフォーラム『軍-2015』において表明した。

彼によると、艦の排水量は、最大で4000トンとなる。
プロジェクト20380をベースにして作成された「チグル」の排水量は2200トンである。

シリャフテンコは、新たなコルベットの起工は2017年に計画されており、トップ艦の引き渡しは2019年に予定されている事を明らかにした。

「この艦は、非常に良好な耐航性を有しており、新たな流体力学設計が用いられ、船体は新しいものとなります。
それは、部分的に電気推進が実現されます。
兵器は全て異なり、部分的にモジュール方式となります」

対談者は話した。

彼によると、新たな艦は、警護及び打撃の機能を果たす事が可能であり、全てのゾーン-水上、水中、空中-をカバーできる。
「それには、検出システム、潜水艦破壊システム、強力な対空防衛が在ります。
また、海上目標並びに沿岸目標の撃破を保障する打撃兵器が有ります」
シリャフテンコ
は説明した。

おそらく、新たな艦は、サンクトペテルブルクセーヴェルナヤ・ヴェルフィで建造されることになるだろう。
このタイプのコルベットの為の動力装置はルイビンスクで作成される。
「我々は、既に作成を開始しておりますが、エンジンには僅かな遅延があります」
対談者は確認した。


プロジェクト20382「チグル」は、ロシア海軍向けのプロジェクト20380の輸出ヴァージョンです。

『アルマーズ』公式サイトより
【プロジェクト20382「チグル」】
基本的には20380と同じですが、購入国の要望に合わせて様々な兵装を搭載できます。

しかし現在の所、採用国は有りません。

そして今回、アルマーズ設計局は、この20382をベースにしたロシア海軍向けの新型コルベットを設計している事を初めて明らかにしました。

この新型コルベットは、ベースになった2038220380よりも大型の艦となるようです。
兵装は一部がモジュール方式となり、幾つかの選択肢から選べるようになります。

記事中では、コルベット動力(エンジン)ルイビンスクで製造されると書かれていますが、これは具体的にはガスタービンエンジンを指しています。

新コルベットの1番艦は2017年にサンクトペテルブルクセーヴェルナヤ・ヴェルフィで起工され、2019年にはロシア海軍へ引き渡される予定との事です。

ロシア海軍の新型コルベット・プロジェクト20386の1番艦は2015年末-2016年初頭に起工される

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『タス通信』より
2015年2月26日9時25分配信
【取り外し可能な戦闘モジュールを有する新世代コルベットがサンクトペテルブルク造船所で起工される】
モスクワ、2月26日/タス通信

2015年末~2016年初頭にサンクトペテルブルク「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」ロシア海軍の為の新世代コルベット・プロジェクト20386が起工される。
木曜日、タス通信ロシア防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。

「これは、根本的に新しいモジュール方式の水上艦であり、基本構成及び取り外し可能な戦闘モジュールの要素を結合させた設計により、コルベットが遂行する任務の範囲は大幅に拡大されます」
対談者は説明した。

彼によると、プロジェクト20386コルベット「艦上にヘリコプターを有し、無人飛行装置を装備する可能性についても検討されています」
加えて、艦には、世界に同じものが無い国内生産の最新の電波電子機器及び電子兵装が設置される。
「これにより、以下の事が可能となります」
情報提供者は強調した。
「水上及び空中及び水中状況監視の効果性を何倍にも高め、電波電子戦闘を行なう能力を質的に新たな水準へと引き上げ、ステルス技術を用いて造られるコルベットは、敵からは見えにくくなります」

これら全ての革新の結果、プロジェクト20386コルベット「多目的となり、近海のみならず、遠海ゾーンでの行動も可能となります」
情報提供者は締め括った。

彼は、電波電子機器及び電子兵装を含めた一連の新たなシステムは、今年2月20日に「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」で起工された2隻のコルベット「リェチーヴイ」「ストローギー」に設置されると伝えた。
「これらのシステムは、その能力において、既に海軍へ引き渡された同プロジェクトの4隻のコルベットに装備されている同型のものよりも遥かに優れています」
情報提供者は指摘した。


[新世代コルベット「ステレグーシチー」型]
[ステレグーシチー型コルベット(旧ブログ)]

ロシア海軍新世代コルベット「ステレグーシチー」シリーズ(プロジェクト20380/20385)は、計10隻が起工され(20380が8隻、20385が2隻)、このうち4隻が海軍へ引き渡されています。

20380/20385は、サンクトペテルブルク「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」コムソモリスク・ナ・アムーレアムール造船工場で建造されています。

[「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」建造艦]
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「ステレグーシチー」Стерегущий(プロジェクト20380、建造番号1001)
2001年12月21日起工/2006年5月16日進水/2007年11月14日納入/2008年2月27日就役(艦番号530)
バルト艦隊に配備

「ソーブラジテルヌイ」Сообразительный(プロジェクト20380、建造番号1002)
2003年5月20日起工/2010年3月31日進水/2011年10月14日納入・就役(艦番号531)
バルト艦隊に配備

「ボイキー」Бойкий(プロジェクト20380、建造番号1003)
2005年5月27日起工/2011年4月15日進水/2013年5月16日納入・就役(艦番号532)
バルト艦隊に配備

「ストイーキー」Стойкий(プロジェクト20380、建造番号1004)
2006年11月10日起工/2012年5月30日進水/2014年7月18日納入/2014年7月27日就役(艦番号545)
バルト艦隊に配備

「グレミャーシチー」Гремящий(プロジェクト20385、建造番号1005)
2012年2月1日起工/2015年就役予定

「プロヴォールヌイ」Проворный(プロジェクト20385、建造番号1006)
2013年7月25日起工/2016年就役予定

「リェチーヴイ」Ретивый(プロジェクト20380、建造番号1007)
2015年2月20日起工/2018年就役予定

「ストローギー」Строгий(プロジェクト20380、建造番号1008)
2015年2月20日起工/2018年就役予定

[「アムール造船工場」建造艦]
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「ソヴェルシェーンヌイ」Совершенный(プロジェクト20380、建造番号2101)
2006年6月30日起工/2015年就役予定
太平洋艦隊に配備予定

「グロームキー」Громкий(プロジェクト20380、建造番号2102)
2012年4月20日起工/2016年就役予定
太平洋艦隊に配備予定



現在、「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」においては、兵装強化型の20385が建造されていますが、こちらは2隻で打ち切られるようです。
[プロジェクト20385「グレミャーシチー」型コルベット]
[プロジェクト20385コルベット、建造中止?]


今後建造されるプロジェクト20386は、モジュール方式兵装が導入され、更には無人機(無人ヘリコプター)が搭載されるとの事であり、20385とはかなり違う艦となるようです。
プロジェクト20386「常備の基本兵装」「取り外し可能な戦闘モジュール」を装備するとの事ですから、おそらくは100mm砲30mmガトリング砲「常備の基本兵装」各種ミサイル発射機(対空/対艦)「取り外し可能な戦闘モジュール」になるのでしょう。
[ロシア海軍の新型コルベット・プロジェクト20386の1番艦は2015年に起工される]

更に、プロジェクト20386コルベットは、遠海ゾーン(遠方海域)での行動も可能になるとの事です。
(プロジェクト20380/20385は基本的に近海ゾーン用)

2015年2月20日に「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」で起工されたプロジェクト20380コルベット「リェチーヴイ」「ストローギー」には、プロジェクト20386用の新型の電子機器が搭載されるとの事です。
[ロシア海軍の為の最新鋭コルベット"リェチーヴイ"と"ストローギー"はサンクトペテルブルクで起工された]

「リェチーヴイ」
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「ストローギー」
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つまり、プロジェクト20380コルベット「リェチーヴイ」「ストローギー」は、プロジェクト20386の先行試作艦になるようです。