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ロシア海軍の新世代コルベット"メルクーリイ"の上部構造物は北方造船所へ到着した


『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2021年7月20日14時1分配信
【コルベット「メルクーリイ」の為の上部構造物は『北方造船所』へ送り届けられた】

『中部ネヴァ川造船工場』から『北方造船所』へ、プロジェクト20386コルベット「メルクーリイ」の為の上部構造物が送り届けられた。
『北方造船所』広報サービスが話したように、技術的に困難な荷降ろし操作は数時間続いた:荷船から上部構造物が工場の浮きドックへ移され、特殊支台~「ベッド」へ設置された。
ドックから水を汲み出し、それは造船台で1つの高さまで上げられ、荷船の下に船舶運搬台車を取り付け、造船台へ転がし、2基のクレーンの助力により、内部を満たす更なる作業の為に上部構造物を作業場へ移動させた。


プロジェクト20386の為に中央海洋設計局『アルマーズ』が開発した複合材料から成る上部構造物は、特殊な船体構造である。
『北方造船所』広報サービスは、それが高い強度と減少した比重を有しており、最新のシステム及び機器、乗組員の為の勤務及び生活室を収容する為の艦の有用な量の増加を可能にする事を指摘した。

プロジェクト20386コルベットのトップは、『北方造船所』で2016年10月28日に「ジェルズキー」という名で起工された。
2019年4月、将来の艦のブロックの結合操作の前に、それは、1829年に合計180門以上の砲で武装する2隻のトルコ戦列艦との不利な戦闘で勝利を収めた砲20門のブリッグ「メルクーリイ」に敬意を表して「メルクーリイ」と命名される事が決定された事が知られるようになった。

2019年7月、当時『北方造船所』を率いていたイーゴリ・ポノマリョフは、コルベット「ジェルズキー」は2022年末に発注者へ引き渡すと言った。

2021年4月、コルベット「メルクーリイ」が技術的に進水したとの情報が出てきた。

『北方造船所』広報サービスによると、現在、船体の作業が進められている。
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[Mil.Press FlotProm参照]
多目的コルベット・プロジェクト20386
中央海洋設計局『アルマーズ』により開発された。
それは、近海及び遠海ゾーンでの戦闘行動実施、海上交通線及び海上経済活動施設の保護の為に意図されている。

排水量3400トン(全長109メートル)の艦は、100mm砲装置A-190-01、2基の30mm砲装置AK-630M高射ミサイル複合体「リドゥート」、2基の対潜複合体「パケート-NK」発射装置、高精度ミサイル「カリブル」或いは対艦ミサイル「ウラン」で武装する。
更にコルベットにはヘリコプターKa-27或いはKa-29が駐留できる。



[プロジェクト20386コルベット]
[ロシア海軍の将来コルベット・プロジェクト20386]
[ロシア海軍の新世代コルベット"メルクーリイ"]

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プロジェクト20380/20385コルベットの更なる改良発展型であるプロジェクト20386の1番艦「ジェルズキー」Дерзкий(建造番号1009)は、2016年10月28日にサンクトペテルブルク『北方造船所』(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)で起工されました。
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[ロシア海軍の新世代コルベット"ジェルズキ―"は起工された]

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プロジェクト20386の満載排水量は3400トンになり、以前のプロジェクト20380/20385よりも1000トン以上増加しています。

航続距離も20380/20385より延びて5000海里となり、速力も30ノットに増加、乗員は80名に減少しています。

機関はガスタービン電気推進システムが採用されます。
[ロシア海軍の新世代コルベット・プロジェクト20386はガスタービン電気推進システムを装備する]

プロジェクト20386は、10隻以上の建造が計画されています。
[ロシア海軍は新世代コルベット・プロジェクト20386を10隻以上建造する]

この内、1番艦「ジェルズキー」を含む3隻は2025年までの就役が予定されています。
[2025年までに3隻のプロジェクト20386(ジェルズキー型)コルベットがロシア海軍へ就役する]

「ジェルズキー」の名で起工されたプロジェクト20386コルベット1番艦ですが、ロシア海軍にとっては伝統的な名前である「メルクーリイ」(1928~1829年のロシア-トルコ戦争において、1829年2月9日に2隻のトルコ戦列艦と戦って勝利したブリッグ)へ改名される事になりました。
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[ロシア海軍のプロジェクト20386コルベット1番艦ジェルズキーはメルクーリイに改名される]

2019年4月23日、「ジェルズキー」改め「メルクーリイ」の船体は接合されました。


2020年3月末、「メルクーリイ」の船体は造船台から進水しました。
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ただし、これは正規の進水では無く、他の艦を建造する為に造船台を空ける為のようです。
[ロシア海軍の新世代コルベット"メルクーリイ"の船体は進水した]

今後、「メルクーリイ」造船所の岸壁で艤装工事が行なわれます。

「メルクーリイ」の為のガスタービンエンジンM90FRは完成し、試験も完了しています。
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[ロシア海軍の新世代コルベット"メルクーリイ"のガスタービンエンジンは完成し、引き渡しを準備している]

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2021年7月20日、サンクトペテルブルク『中部ネヴァ川造船工場』で製造されたガラス繊維強化プラスチック製の「メルクーリイ」上部構造物が『北方造船所』へ到着しました。

今後は上部構造物内部へ各種機器が設置され、その後に船体と接合されます。

「メルクーリイ」は、2022年末までにロシア海軍への引き渡しが予定されています。
[プロジェクト20386コルベット1番艦ジェルズキー改めメルクーリイは2022年末にロシア海軍へ引き渡される]
[ロシア海軍の新世代コルベット"メルクーリイ"は完全なステルス艦となる]

ただ、「メルクーリイ」は、新技術、つまり新たに開発される各種機器や兵器などの実験船となる可能性も有ります。
[プロジェクト20386コルベット"メルクーリイ"は実験船になるかもしれない]
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ロシア海軍の新世代コルベット"メルクーリイ"のガスタービンエンジンは完成し、引き渡しを準備している

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『タス通信』より
2021年6月23日9時50分配信
【『ロステック』は最新コルベット・プロジェクト20386の為のエンジンを開発した】
サンクトペテルブルク、6月23日/タス通信

『統合エンジン製造営団』(国営法人『ロステック』へ加入)は、最新のプロジェクト20386の為のエンジンを開発した。
国際海軍サロン(IMDS-2021)開始前日の『タス通信』のインタビューに対し、営団の副総取締役ヴィクトール・ポリャコフは述べた。

「『統合エンジン製造営団』は、将来コルベット・プロジェクト20386へ設置する為に意図されたエンジンM90FRの改良型を開発しました。
2基のエンジンが製造され、テストは成功し、御客様への御引き渡しを準備しております」

彼は話した。

M90FRは、将来海洋エンジンの為のベースとなる予定である。
特に、現在『統合エンジン製造営団』は、M90FRをベースにした出力25メガワット(34000馬力)のヴァージョンのエンジンの作成へ取り組んでいる。

プロジェクト20386のトップ艦は2016年に『北方造船所』で起工された。
当初、それは「ジェルズキー」という名前だったが、2019年に軍はコルベットを、ロシアブリッグへ敬意を表し「メルクーリイ」への改名を決定した。
プロジェクト20386艦は最も現代的なロシアコルベットである。



[プロジェクト20386コルベット]
[ロシア海軍の将来コルベット・プロジェクト20386]
[ロシア海軍の新世代コルベット"メルクーリイ"]

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プロジェクト20380/20385コルベットの更なる改良発展型であるプロジェクト20386の1番艦「ジェルズキー」Дерзкий(建造番号1009)は、2016年10月28日にサンクトペテルブルク『北方造船所』(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)で起工されました。
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[ロシア海軍の新世代コルベット"ジェルズキ―"は起工された]


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プロジェクト20386の満載排水量は3400トンになり、以前のプロジェクト20380/20385よりも1000トン以上増加しています。

航続距離も20380/20385より延びて5000海里となり、速力も30ノットに増加、乗員は80名に減少しています。

機関はガスタービン電気推進システムが採用されます。
[ロシア海軍の新世代コルベット・プロジェクト20386はガスタービン電気推進システムを装備する]

プロジェクト20386は、10隻以上の建造が計画されています。
[ロシア海軍は新世代コルベット・プロジェクト20386を10隻以上建造する]

この内、1番艦「ジェルズキー」を含む3隻は2025年までの就役が予定されています。
[2025年までに3隻のプロジェクト20386(ジェルズキー型)コルベットがロシア海軍へ就役する]

「ジェルズキー」の名で起工されたプロジェクト20386コルベット1番艦ですが、ロシア海軍にとっては伝統的な名前である「メルクーリイ」(1928~1829年のロシア-トルコ戦争において、1829年2月9日に2隻のトルコ戦列艦と戦って勝利したブリッグ)へ改名される事になりました。
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[ロシア海軍のプロジェクト20386コルベット1番艦ジェルズキーはメルクーリイに改名される]

2019年4月23日、「ジェルズキー」改め「メルクーリイ」の船体は接合されました。


2020年3月末、「メルクーリイ」の船体は造船台から進水しました。
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ただし、これは正規の進水では無く、他の艦を建造する為に造船台を空ける為のようです。
[ロシア海軍の新世代コルベット"メルクーリイ"の船体は進水した]

今後、「メルクーリイ」造船所の岸壁で艤装工事が行なわれます。

ガラス繊維強化プラスチック製の「メルクーリイ」上部構造物は、サンクトペテルブルク『中部ネヴァ川造船工場』で製造が進められています。
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「メルクーリイ」の為のガスタービンエンジンM90FRは完成し、試験も完了しています。
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「メルクーリイ」は、2022年末までにロシア海軍への引き渡しが予定されています。
[プロジェクト20386コルベット1番艦ジェルズキー改めメルクーリイは2022年末にロシア海軍へ引き渡される]
[ロシア海軍の新世代コルベット"メルクーリイ"は完全なステルス艦となる]

ただ、「メルクーリイ」は、新技術、つまり新たに開発される各種機器や兵器などの実験船となる可能性も有ります。
[プロジェクト20386コルベット"メルクーリイ"は実験船になるかもしれない]

プロジェクト20386コルベット"メルクーリイ"は実験船になるかもしれない

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2021年6月10日13時56分配信
【ステルス・コルベット「メルクーリイ」は海軍へ加入せず、新たな技術の開発の為に使用されるかもしれない-『統合造船業営団』トップ】
モスクワ、6月10日、インタファクス

プロジェクト20386ステルス・コルベット「メルクーリイ」は実験船となり、ロシア海軍の戦闘編制には加入しないかもしれない。
『インタファクス』『統合造船業営団』のトップ、アレクセイ・ラフマノフより伝えられた。

「我々の理解の範疇において、現代の技術がコルベットに用いられた場合、実のところは、この技術が開発されるまでの間、その建造は遅れる事になるでしょう」
ラフマノフ
は話した。

「そして、艦自体が実験船となるかもしれない事に注意を払った場合、決して海軍へ加入する事は無いでしょう。
それは海原を進み、新たな技術を開発するでしょう」
『統合造船業営団』
のトップは付け加えた。

彼によると、コルベットは、それに使用される新たな技術を仕上げる必要性が故に引き渡しが何度も延期されたフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」のような運命に直面する事は無い。
「もしも、それが本当に実験船となるのならば、それは実験船として運用へ入るでしょう」
『統合造船業営団』
のトップは指摘した。

ラフマノフは更に、艦の運命は「発注者がこのコルベットにどれだけ多くの革新を望むのか」に依存すると述べた。

「メルクーリイ」プロジェクト20386のトップ艦である。
このプロジェクトは、中央海洋設計局『アルマーズ』により開発された。
複合材料を使用したお陰で、それは前任者よりも「ステルス」技術を完全に使用する事が出来る。

同プロジェクトコルベットは、艦載ミサイル複合体有翼ミサイルで水上艦船を撃破し、敵潜水艦を捜索し、小口径対潜魚雷複合体で破壊し、高射ミサイル複合体により敵の空中攻撃手段の打撃から艦船の戦闘安定性を保障し、海洋揚陸部隊の上陸へ砲撃支援を与える事が出来る。

新たなコルベットの特徴は、バランスの取れた兵装構成、オープンアーキテクチャによる統合情報管理システム、新たな電波電子兵装、ロボット化複合体、乗組員数の縮小、航続距離の増大、穏やかな水上及び強い波の水上における高い完全航行速度にある。
プロジェクト20386モジュール原則に基づいており、一時的に設置される兵器を艦へ装備する事により、広範囲の任務を果たす事を可能にする。



[プロジェクト20386コルベット]
[ロシア海軍の将来コルベット・プロジェクト20386]
[ロシア海軍の新世代コルベット"メルクーリイ"]

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プロジェクト20380/20385コルベットの更なる改良発展型であるプロジェクト20386の1番艦「ジェルズキー」Дерзкий(建造番号1009)は、2016年10月28日にサンクトペテルブルク『北方造船所』(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)で起工されました。
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[ロシア海軍の新世代コルベット"ジェルズキ―"は起工された]


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プロジェクト20386の満載排水量は3400トンになり、以前のプロジェクト20380/20385よりも1000トン以上増加しています。

航続距離も20380/20385より延びて5000海里となり、速力も30ノットに増加、乗員は80名に減少しています。

機関はガスタービン電気推進システムが採用されます。
[ロシア海軍の新世代コルベット・プロジェクト20386はガスタービン電気推進システムを装備する]

プロジェクト20386は、10隻以上の建造が計画されています。
[ロシア海軍は新世代コルベット・プロジェクト20386を10隻以上建造する]

この内、1番艦「ジェルズキー」を含む3隻は2025年までの就役が予定されています。
[2025年までに3隻のプロジェクト20386(ジェルズキー型)コルベットがロシア海軍へ就役する]

「ジェルズキー」の名で起工されたプロジェクト20386コルベット1番艦ですが、ロシア海軍にとっては伝統的な名前である「メルクーリイ」(1928~1829年のロシア-トルコ戦争において、1829年2月9日に2隻のトルコ戦列艦と戦って勝利したブリッグ)へ改名される事になりました。
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[ロシア海軍のプロジェクト20386コルベット1番艦ジェルズキーはメルクーリイに改名される]

2019年4月23日、「ジェルズキー」改め「メルクーリイ」の船体は接合されました。


2020年3月末、「メルクーリイ」の船体は造船台から進水しました。
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ただし、これは正規の進水では無く、他の艦を建造する為に造船台を空ける為のようです。
[ロシア海軍の新世代コルベット"メルクーリイ"の船体は進水した]

今後、「メルクーリイ」造船所の岸壁で艤装工事が行なわれます。

ガラス繊維強化プラスチック製の「メルクーリイ」上部構造物は、サンクトペテルブルク『中部ネヴァ川造船工場』で製造が進められています。
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「メルクーリイ」は、2022年末までにロシア海軍への引き渡しが予定されています。
[プロジェクト20386コルベット1番艦ジェルズキー改めメルクーリイは2022年末にロシア海軍へ引き渡される]
[ロシア海軍の新世代コルベット"メルクーリイ"は完全なステルス艦となる]


しかし今回、『統合造船業営団』総取締役アレクセイ・ラフマノフ氏は、「メルクーリイ」が新技術、つまり新たに開発される各種機器や兵器などの実験船となる可能性に初めて言及しました。

ラフマノフ氏はプロジェクト22350フリゲートの1番艦「アドミラル・ゴルシコフ」を引き合いに出していますが、同艦は、プロジェクト22350で初めて装備される新開発の電子機器や各種兵装の「実験艦」としての役割も担った為、戦力化が大幅に遅れました。
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そこで、新開発の艦載機器を海上で試験する為の専用艦として、「メルクーリイ」が候補に挙がっているという事でしょう。

過去に海軍水上戦闘艦から実験船へ変身した例としては、黒海艦隊プロジェクト26巡洋艦「ヴォロシーロフ」(1940年6月20日就役)が有ります。
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[試験船OS-24]

ロシア海軍の新世代コルベット"メルクーリイ"は完全なステルス艦となる

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2021年6月8日3時38分配信
【情報筋:ロシアは最初の真っ当な「ステルス」艦を建造する】
モスクワ、6月8日-ロシア通信社ノーボスチ

最新のプロジェクト20386コルベット「メルクーリイ」は、完全な「ステルス」概念により建造される初めてのロシア艦となる。
『ロシア通信社ノーボスチ』は2名の造船分野の情報提供者より伝えられた。

以前のロシア艦は、各個の「ステルス」要素~電波吸収覆材を含む技術は使用されていたが、完全なる目立たない艦の概念は未だ実現していなかった。

「コルベット"メルクーリイ"は、水上構造物の外面全てに電波吸収覆材を得る海軍で最初の艦となります。
事前の見積もりによれば、100メートルの艦の電波信号反射は、小型ボートのようになります」

対談者の1人は話した。

覆材に加え、「ステルス」概念の枠組みでコルベット上部構造物は特殊な形状を有する:それは突き出した要素や割れ目を最小限に抑え、更には様々な複合材料や特殊塗料を用いる。
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2人目の情報提供者はこの情報を確認し、「メルクーリイ」「ステルス」技術の有効性の特別な試験の実施が計画されている事を指摘した。

対談者によると、コルベットの船体は完全に完成しており、現在、艦の上部構造物が形成されている。

プロジェクト20386コルベット「メルクーリイ」は、プロジェクト20385をベースにした新世代艦であり、兵装のモジュール原理無人機の駐留能力が現実化されている。
「メルクーリイ」は2016年10月28日に「ジェルズキー」の名で起工された。
その海軍への引き渡しは2022年に計画されている。

このコルベットは、有翼ミサイルで敵の水上艦を撃破し、潜水艦の捜索と破壊を行ない、高射ミサイル複合体の助力により対空防衛を提供し、揚陸部隊の上陸へ砲撃支援を与える事が出来る。



[プロジェクト20386コルベット]
[ロシア海軍の将来コルベット・プロジェクト20386]
[ロシア海軍の新世代コルベット"メルクーリイ"]

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プロジェクト20380/20385コルベットの更なる改良発展型であるプロジェクト20386の1番艦「ジェルズキー」Дерзкий(建造番号1009)は、2016年10月28日にサンクトペテルブルク『北方造船所』(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)で起工されました。
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[ロシア海軍の新世代コルベット"ジェルズキ―"は起工された]


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プロジェクト20386の満載排水量は3400トンになり、以前のプロジェクト20380/20385よりも1000トン以上増加しています。

航続距離も20380/20385より延びて5000海里となり、速力も30ノットに増加、乗員は80名に減少しています。

機関はガスタービン電気推進システムが採用されます。
[ロシア海軍の新世代コルベット・プロジェクト20386はガスタービン電気推進システムを装備する]

プロジェクト20386は、10隻以上の建造が計画されています。
[ロシア海軍は新世代コルベット・プロジェクト20386を10隻以上建造する]

この内、1番艦「ジェルズキー」を含む3隻は2025年までの就役が予定されています。
[2025年までに3隻のプロジェクト20386(ジェルズキー型)コルベットがロシア海軍へ就役する]

「ジェルズキー」の名で起工されたプロジェクト20386コルベット1番艦ですが、ロシア海軍にとっては伝統的な名前である「メルクーリイ」(1928~1829年のロシア-トルコ戦争において、1829年2月9日に2隻のトルコ戦列艦と戦って勝利したブリッグ)へ改名される事になりました。
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[ロシア海軍のプロジェクト20386コルベット1番艦ジェルズキーはメルクーリイに改名される]

2019年4月23日、「ジェルズキー」改め「メルクーリイ」の船体は接合されました。


2020年3月末、「メルクーリイ」の船体は造船台から進水しました。
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ただし、これは正規の進水では無く、他の艦を建造する為に造船台を空ける為のようです。
[ロシア海軍の新世代コルベット"メルクーリイ"の船体は進水した]

今後、「メルクーリイ」造船所の岸壁で艤装工事が行なわれます。

ガラス繊維強化プラスチック製の「メルクーリイ」上部構造物は、サンクトペテルブルク『中部ネヴァ川造船工場』で製造が進められています。
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「メルクーリイ」は、2022年末までにロシア海軍への引き渡しが予定されています。
[プロジェクト20386コルベット1番艦ジェルズキー改めメルクーリイは2022年末にロシア海軍へ引き渡される]
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今回の記事では、プロジェクト20386コルベット「ロシア初の完全な(真っ当な)ステルス艦」と称していますが、これは、その特異な上部構造物を指しているようです。

ロシア海軍の新世代コルベット"メルクーリイ"の船体は進水した

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2021年4月6日10時55分配信
【メディアはコルベット「メルクーリイ」が技術的に進水したとの情報を得た】

『北方造船所』はプロジェクト20386コルベットのトップ「メルクーリイ」の技術的進水を行なった。
『タス通信』は防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。


「メルクーリイの技術的進水は3月に行なわれました」
対談者は話した。
彼は、このような進水は、規定によれば、より急を要する発注の為に造船台の場所を空ける為に行なわれると説明した。

彼によると、現在、艦は水上で艤装が行なわれている。
彼は、それが今後に船台へ戻る事を排除しなかった。

プロジェクト20386コルベットのトップは、『北方造船所』で2016年10月28日に「ジェルズキー」という名で起工された事が想い起こされる。
2019年4月、将来の艦のブロックの結合操作の前に、それは、1829年に合計180門以上の砲で武装する2隻のトルコ戦列艦との不利な戦闘で勝利を収めた砲20門のブリッグ「メルクーリイ」に敬意を表して「メルクーリイ」と命名される事が決定された事が知られるようになった。

2019年7月、当時『北方造船所』を率いていたイーゴリ・ポノマリョフは、コルベット「ジェルズキー」は2022年末に発注者へ引き渡すと言った。



[プロジェクト20386コルベット]
[ロシア海軍の将来コルベット・プロジェクト20386]
[ロシア海軍の新世代コルベット"メルクーリイ"]

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プロジェクト20380/20385コルベットの更なる改良発展型であるプロジェクト20386の1番艦「ジェルズキー」Дерзкий(建造番号1009)は、2016年10月28日にサンクトペテルブルク『北方造船所』(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)で起工されました。
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[ロシア海軍の新世代コルベット"ジェルズキ―"は起工された]


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プロジェクト20386の満載排水量は3400トンになり、以前のプロジェクト20380/20385よりも1000トン以上増加しています。

航続距離も20380/20385より延びて5000海里となり、速力も30ノットに増加、乗員は80名に減少しています。

機関はガスタービン電気推進システムが採用されます。
[ロシア海軍の新世代コルベット・プロジェクト20386はガスタービン電気推進システムを装備する]

プロジェクト20386は、10隻以上の建造が計画されています。
[ロシア海軍は新世代コルベット・プロジェクト20386を10隻以上建造する]

この内、1番艦「ジェルズキー」を含む3隻は2025年までの就役が予定されています。
[2025年までに3隻のプロジェクト20386(ジェルズキー型)コルベットがロシア海軍へ就役する]

「ジェルズキー」の名で起工されたプロジェクト20386コルベット1番艦ですが、ロシア海軍にとっては伝統的な名前である「メルクーリイ」(1928~1829年のロシア-トルコ戦争において、1829年2月9日に2隻のトルコ戦列艦と戦って勝利したブリッグ)へ改名される事になりました。
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[ロシア海軍のプロジェクト20386コルベット1番艦ジェルズキーはメルクーリイに改名される]

2019年4月23日、「ジェルズキー」改め「メルクーリイ」の船体は接合されました。


2020年3月末、「メルクーリイ」の船体は造船台から進水しました。
ただし、これは正規の進水では無く、他の艦を建造する為に造船台を空ける為のようです。

とは言え、今後、「メルクーリイ」造船所の岸壁で艤装工事が行なわれます。
(場合によっては、また造船台へ戻る可能性も有りますが・・・)

「メルクーリイ」は、2022年末までにロシア海軍への引き渡しが予定されています。
[プロジェクト20386コルベット1番艦ジェルズキー改めメルクーリイは2022年末にロシア海軍へ引き渡される]

ロシア海軍の新世代コルベット"メルクーリイ"

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2019年9月15日18時25分配信
【開発者はユニークなロシアの新型コルベット「メルクーリイ」について話した】
モスクワ、9月15日-ロシア通信社ノーボスチ

プロジェクト20386艦の副設計主任アレクサンドル・ダドゥイキンは、テレビ局『ズヴェズダー』の放送で、最新のロシアコルベット「メルクーリイ」の鍵となる特徴を明らかにした。

彼によると、コルベットは、その前任者と比べて造船要素の特性が改善されている点で異なっており、遠海や大洋ゾーンにおける課題の解決が可能となった。

「我々は、電流による電動機で経済航行速度を保障できます。
他の速度、20~30ノットは、タービンエンジンの漸進運転により達成されます」

彼は指摘した。

これに加え、変更は、コルベットの幾つかの特徴的な構造にも及んでいる。

「このような排水量は、我々の海軍の艦では初めてです。
ちなみに、世界には、これと同じようなものは確実に無いでしょう。
ヘリコプターは、上部甲板の下の格納庫へ収納、保管されます」
ダドゥイキン
は言った。

彼によると、これにより、「メルクーリイ」は変換区画へのモジュール兵装の積載が可能となる。

プロジェクト20386コルベットの主要打撃兵器は、ミサイル複合体「ウラン」になる。
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更に「メルクーリイ」には、ダドゥイキンによれば、艦首水中アンテナ及び曳航アンテナステーションで構成される水中監視システムが提供される。

艦は更に、魚雷・対魚雷複合体を装備する。

更に、プロジェクト20385コルベット「グレミャーシチー」のように、「メルクーリイ」は、可変ピッチ静音スクリューを受け取る。
ダドゥイキンによれば、これは、艦の低騒音性の向上を可能にする。

プロジェクト20386コルベット「メルクーリイ」は、モジュール原理兵装を実現し、無人機の駐留が可能な新世代艦である。
トップ艦は2016年に起工された。

ロシア軍は、「メルクーリイ」を2022年に受け取る。



[プロジェクト20386コルベット]
[ロシア海軍の将来コルベット・プロジェクト20386]

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プロジェクト20380/20385コルベットの更なる改良発展型であるプロジェクト20386の1番艦「ジェルズキー」Дерзкий(建造番号1009)は、2016年10月28日にサンクトペテルブルク『北方造船所』(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)で起工されました。
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[ロシア海軍の新世代コルベット"ジェルズキ―"は起工された]


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プロジェクト20386の満載排水量は3400トンになり、以前のプロジェクト20380/20385よりも1000トン以上増加しています。

航続距離も20380/20385より延びて5000海里となり、速力も30ノットに増加、乗員は80名に減少しています。

機関はガスタービン電気推進システムが採用されます。
[ロシア海軍の新世代コルベット・プロジェクト20386はガスタービン電気推進システムを装備する]

プロジェクト20386は、10隻以上の建造が計画されています。
[ロシア海軍は新世代コルベット・プロジェクト20386を10隻以上建造する]

この内、1番艦「ジェルズキー」を含む3隻は2025年までの就役が予定されています。
[2025年までに3隻のプロジェクト20386(ジェルズキー型)コルベットがロシア海軍へ就役する]

「ジェルズキー」の名で起工されたプロジェクト20386コルベット1番艦ですが、ロシア海軍にとっては伝統的な名前である「メルクーリイ」(1928~1829年のロシア-トルコ戦争において、1829年2月9日に2隻のトルコ戦列艦と戦って勝利したブリッグ)へ改名される事になりました。
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[ロシア海軍のプロジェクト20386コルベット1番艦ジェルズキーはメルクーリイに改名される]

2019年4月23日、「ジェルズキー」改め「メルクーリイ」の船体は接合されました。


「メルクーリイ」は、2022年末までにロシア海軍への引き渡しが予定されています。
[プロジェクト20386コルベット1番艦ジェルズキー改めメルクーリイは2022年末にロシア海軍へ引き渡される]

プロジェクト20386コルベット1番艦ジェルズキー改めメルクーリイは2022年末にロシア海軍へ引き渡される

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2019年7月9日12時23分配信
【コルベット「メルクーリイ」は2022年に(ロシア)海軍へ引き渡される】
モスクワ、7月9日-ロシア通信社ノーボスチ

プロジェクト20386コルベット「メルクーリイ」は2022年末にロシア海軍へ引き渡される。
造船工場『北方造船所』総取締役イーゴリ・ポノマリョフは、『ロシア通信社ノーボスチ』はのインタビューに対し、こう述べた。

「コルベットの御引き渡し時期は、2022年末です。
現在、メルクーリイの船体の形成、基礎の据え付けは完全に成就しております」
ポノマリョフ
は説明した。

プロジェクト20386コルベット「メルクーリイ」は、プロジェクト20385をベースにした新世代艦であり、モジュール原理兵装及び無人飛行装置(「ゴリゾント」と推定される)の駐留能力を実現している。
トップ艦は2016年10月28日に起工された。

情報筋から公表されているデータによると、このコルベットの用途は、遠距離及び近距離戦闘の実施、海上交通線及び海上経済活動施設の防護である。
プロジェクト20386艦は、戦闘水上艦及び船舶を有翼ミサイルで撃破し、敵潜水艦の捜索を行ない、小型対潜複合体の魚雷で破壊し、敵の空中攻撃手段の攻撃に対する艦船の戦闘安定性を高射ミサイル複合体で保障し、艦砲により海上揚陸部隊の上陸及び行動への砲撃支援を与える。



[プロジェクト20386コルベット]
[ロシア海軍の将来コルベット・プロジェクト20386]

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プロジェクト20380/20385コルベットの更なる改良発展型であるプロジェクト20386の1番艦「ジェルズキー」Дерзкий(建造番号1009)は、2016年10月28日にサンクトペテルブルク『北方造船所』(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)で起工されました。
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[ロシア海軍の新世代コルベット"ジェルズキ―"は起工された]


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プロジェクト20386の満載排水量は3400トンになり、以前のプロジェクト20380/20385よりも1000トン以上増加しています。

航続距離も20380/20385より延びて5000海里となり、速力も30ノットに増加、乗員は80名に減少しています。

機関はガスタービン電気推進システムが採用されます。
[ロシア海軍の新世代コルベット・プロジェクト20386はガスタービン電気推進システムを装備する]

プロジェクト20386は、10隻以上の建造が計画されています。
[ロシア海軍は新世代コルベット・プロジェクト20386を10隻以上建造する]

この内、1番艦「ジェルズキー」を含む3隻は2025年までの就役が予定されています。
[2025年までに3隻のプロジェクト20386(ジェルズキー型)コルベットがロシア海軍へ就役する]

「ジェルズキー」の名で起工されたプロジェクト20386コルベット1番艦ですが、ロシア海軍にとっては伝統的な名前である「メルクーリイ」(1928~1829年のロシア-トルコ戦争において、1829年2月9日に2隻のトルコ戦列艦と戦って勝利したブリッグ)へ改名される事になりました。
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[ロシア海軍のプロジェクト20386コルベット1番艦ジェルズキーはメルクーリイに改名される]

2019年4月23日、「ジェルズキー」改め「メルクーリイ」の船体は接合されました。

「メルクーリイ」は、2022年末までにロシア海軍への引き渡しが予定されています。

ロシア海軍の新型コルベット・プロジェクト20386はプロジェクト11356フリゲートを代替する

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年5月30日13時52分配信
【プロジェクト20386コルベットはプロジェクト11356フリゲートに完全に代わるものとなる】

ロシア海軍の一員となるプロジェクト20386コルベットは、プロジェクト11356フリゲートを完全なボリュームで代替できる。
5月30日・木曜日、海軍造船・兵装・運用管理部長ウラジーミル・トリャピチニコフは、プロジェクト12700(コード名「アレクサンドリト」掃海艦「ウラジーミル・イェメリヤノフ」進水式典において『Mil.Press FlotProm 』へ話した。


多目的コルベット・プロジェクト20386は、中央海洋設計局『アルマーズ』により開発された。
これは、近海及び遠海ゾーンにおける戦闘行動、海上交通線及び海上経済活動施設の保護の為に意図されている。

艦の排水量は3400トン(全長109メートル)、兵装は100mm砲A-190-01、2基の30mm砲AK-630M高射ミサイル複合体「リドゥート」、2基の対潜複合体「パケート-NK」発射装置高精度有翼ミサイル「カリブル-NK」(或いは対艦ミサイル「ウラン」)である。
更に、コルベットには、ヘリコプターKa-27或いはKa-29が駐留できる。

プロジェクト20386のトップ艦は、2016年9月28日に『北方造船所』で起工された。
当初は「ジェルズキー」と命名されていたが、2019年に軍はコルベットを、ロシアブリッグに敬意を表して「メルクーリイ」への改名を決定した。
それは2021年春の進水が計画されている。

現在、ロシア海軍では、3隻のプロジェクト11356フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」、「アドミラル・エッセン」、「アドミラル・マカロフ」が勤務に就いている。
同プロジェクトの第2の3隻の艦の建造は、ウクライナの企業『ゾーリャ機械設計』からのガスタービン動力装置の供給が中断した後、凍結された。

プロジェクト11356フリゲートの排水量は4000トン、速力30ノット、自立航行期間30日。
兵装の構成には、口径100mmのA-190砲高射ミサイル及び高射複合体、魚雷、対潜攻撃手段、更には高精度長距離有翼ミサイル「カリブル-NK」が含まれる。
艦には、艦上ヘリコプターKa-27或いはKa-31が駐留する。



[プロジェクト20386コルベット]
[ロシア海軍の将来コルベット・プロジェクト20386]

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プロジェクト20380/20385コルベットの更なる改良発展型であるプロジェクト20386の1番艦「ジェルズキー」Дерзкий(建造番号1009)は、2016年10月28日にサンクトペテルブルク『北方造船所』(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)で起工されました。
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[ロシア海軍の新世代コルベット"ジェルズキ―"は起工された]


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プロジェクト20386の満載排水量は3400トンになり、以前のプロジェクト20380/20385よりも1000トン以上増加しています。

航続距離も20380/20385より延びて5000海里となり、速力も30ノットに増加、乗員は80名に減少しています。

機関はガスタービン電気推進システムが採用されます。
[ロシア海軍の新世代コルベット・プロジェクト20386はガスタービン電気推進システムを装備する]

プロジェクト20386は、10隻以上の建造が計画されています。
[ロシア海軍は新世代コルベット・プロジェクト20386を10隻以上建造する]

この内、1番艦「ジェルズキー」を含む3隻は2025年までの就役が予定されています。
[2025年までに3隻のプロジェクト20386(ジェルズキー型)コルベットがロシア海軍へ就役する]

「ジェルズキー」ロシア海軍への引き渡しは、2021年末~2022年初頭に予定されています。
[プロジェクト20386コルベット1番艦ジェルズキーは2021年末~2022年初頭にロシア海軍へ就役する]


「ジェルズキー」の名で起工されたプロジェクト20386コルベット1番艦ですが、ロシア海軍にとっては伝統的な名前である「メルクーリイ」(1928~1829年のロシア-トルコ戦争において、1829年2月9日に2隻のトルコ戦列艦と戦って勝利したブリッグ)へ改名される事になりました。
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[ロシア海軍のプロジェクト20386コルベット1番艦ジェルズキーはメルクーリイに改名される]

2019年4月23日、「ジェルズキー」改め「メルクーリイ」の船体は接合されました。


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プロジェクト20380コルベットの拡大発展型として計画された20386ですが、最近では、ロシア海軍向けの調達が3隻で終了したプロジェクト11356フリゲートに代わるものと見なされているようです。
[ロシア海軍黒海艦隊向けのプロジェクト11356Rフリゲートは3隻で終了する]
[ロシア海軍向けだった3隻のプロジェクト11356Rフリゲート後期建造艦3隻はインドへ売却された]

ロシア海軍のプロジェクト20386コルベット1番艦ジェルズキーはメルクーリイに改名される

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年4月9日16時21分配信
【造船台における道程でコルベット「ジェルズキー」は「メルクーリイ」へ変わる】

ロシア海軍は、再び建造中の艦を改名する。
記念すべき不朽のロシアのブリッグ「メルクーリイ」の名は、「ジェルズキー」として起工されたプロジェクト20386コルベットのトップに付けられる。
然るべき指示文書は既に証明されていると『Mil.Press FlotProm』は消息筋より伝えられた。
以前、「メルクーリイ」の名は、「タイフーン」として起工され、その後、「ソヴィェツク」と改名されたプロジェクト22800小型ロケット艦へ付けられる事になっていた。
今、小型ロケット艦の為には、再び別の名前が探し求められている。


プロジェクト20386コルベットの船体は、『北方造船所』で4月23日に接合される。
これは、ロシア軍当局のトップ、セルゲイ・ショイグが4月9日・火曜日の国防省のセレクト会議において発表した。

彼によると、「メルクーリイ」は、4月23日に同日起工される2隻の「アドミラル・ゴルシコフ」型フリゲート及び「イワン・グレン」型大型揚陸艦と共に、2025年までに海軍へ引き渡される。

『北方造船所』は、コルベット「ジェルズキー」が伝説のブリッグに敬意を表して改名される事を『Mil.Press FlotProm』へ確認した。
海軍総司令部からは、この改名の情報について明確なコメントを得られなかった。

小型ロケット艦を建造しているレニングラード造船工場『ペラ』は、「カラクルト」の最終的な名前は未だ分かっていないと話した~「タイフン」、「ソヴィェツク」、或いは別のものになるのか。

海軍の消息筋は、『Mil.Press FlotProm』の記者との対談で、「メルクーリイ」に敬意を表して命名されるのは、分類上において、更には、その威光に鑑み、より大きな艦であるべきだと判断されたものと推測した。
歴史上ブリッグコルベットに近く、そして最新のコルベット小型ロケット艦よりも大きく、強力である。
自身の役割を演じるプロジェクト22800小型ロケット艦は、ディーゼルエンジンの供給に問題が有る。
3月22日、サンクトペテルブルク『ズヴェズダー』は、開催された専門家会議において、一連の受注艦の為のエンジンの引き渡し時期を明確にした。

[『Mil.Press FlotProm』参照]
20門の砲を持つブリッグ「メルクーリイ」は1820年に建造され、1829年2月9日、74門及び110門の砲を有する2隻のトルコ戦列艦との不利な戦闘で勝利を収めた。
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ブリッグの艦長アレクサンドル・カザルスキーは大尉の階級に在った。

将来の「メルクーリイ」コルベット「ジェルズキー」は、2016年10月28日に起工された。
進水は2021年春に計画されている。
2019年秋、科学生産合同『サトゥルン』は、『北方造船所』コルベットの為のガスタービン装置を納入しなければならない。



[プロジェクト20386コルベット]
[ロシア海軍の将来コルベット・プロジェクト20386]

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プロジェクト20380/20385コルベットの更なる改良発展型であるプロジェクト20386の1番艦「ジェルズキー」Дерзкий(建造番号1009)は、2016年10月28日にサンクトペテルブルク『北方造船所』(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)で起工されました。
[ロシア海軍の新世代コルベット"ジェルズキ―"は起工された]


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プロジェクト20386の満載排水量は3400トンになり、以前のプロジェクト20380/20385よりも1000トン以上増加しています。

航続距離も20380/20385より延びて5000海里となり、速力も30ノットに増加、乗員は80名に減少しています。

機関はガスタービン電気推進システムが採用されます。
[ロシア海軍の新世代コルベット・プロジェクト20386はガスタービン電気推進システムを装備する]

プロジェクト20386は、10隻以上の建造が計画されています。
[ロシア海軍は新世代コルベット・プロジェクト20386を10隻以上建造する]

この内、1番艦「ジェルズキー」を含む3隻は2025年までの就役が予定されています。
[2025年までに3隻のプロジェクト20386(ジェルズキー型)コルベットがロシア海軍へ就役する]

「ジェルズキー」ロシア海軍への引き渡しは、2021年末~2022年初頭に予定されています。
[プロジェクト20386コルベット1番艦ジェルズキーは2021年末~2022年初頭にロシア海軍へ就役する]

「ジェルズキー」は船体各ブロックの製造が進められており、4月23日には、これらを接合して船体が形成されます。
[ロシア海軍の為の新型コルベット"ジェルズキー"の工事進捗度は12パーセントである]

「ジェルズキー」の名で起工されたプロジェクト20386コルベット1番艦ですが、ロシア海軍にとっては伝統的な名前である「メルクーリイ」(1928~1829年のロシア-トルコ戦争において、1829年2月9日に2隻のトルコ戦列艦と戦って勝利したブリッグ)へ改名される事になったようです。
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以前には、「メルクーリイ」の名はプロジェクト22800小型ロケット艦(800トン)へ付けられる筈でしたが、伝説の名前を受け継ぐには小さいと判断された為か、より大きな20386コルベット(3400トン)へ命名する事に変更されたようです。
[ロシア海軍のプロジェクト22800カラクルト小型ロケット艦の1隻はメルクーリイと命名される]
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800カラクルト級小型ロケット艦の3番艦シクヴァルはメルクーリイと改名される]

ロシア海軍の為の新型コルベット"ジェルズキー"の工事進捗度は12パーセントである

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年2月18日16時1分配信
【コルベット「ジェルズキー」の技術的準備状態は12パーセントに達している】

(2019年)2月下旬におけるプロジェクト20386コルベットのトップ「ジェルズキー」の技術的準備状態は12パーセントである。
2月18日・月曜日、『北方造船所』広報サービスは発表した。


現在、船体の第2、第3ブロックが形成されており、第1ブロックのセクションの形成は続けられている。
企業の代理人が強調したように、第1、第2、第3ブロックを接合した後、建造業者は基礎の据え付け、彩色、配管の敷設、艦底外部器具の取り付けを始める。

漁船建造の製造区画を解放する為、3月に「ジェルズキー」は船台から標準造船場所へ移動する。
受注品の艦首セクションの配置換えの為、艦の形成部分とドッキングする。

『北方造船所』は、コルベットの設計社である中央海洋設計局『アルマーズ』と共に「労働-設計文書」の仕上げを続けている。
「近い内に『アルマーズ』は、この位置に関する契約を可能にするディーゼル発電機の技術特性に関する結論を仕上げます」
企業の広報サービスは付け加えた。

2019年秋、科学生産合同『サトゥルン』は、『北方造船所』へコルベットの為のガスタービン装置を納入しなければならない。

コルベット「ジェルズキー」は2016年10月28日に起工された。
進水は2021年春に計画されている。

[Mil.Press FlotProm参照]
多目的艦プロジェクト20386
は、近海及び遠海ゾーンでの戦闘行動の実施、海上交通線及び海上経済活動施設の保護の為に意図されている。

コルベットの排水量は3400トン、全長109メートル、幅13メートル。
艦の乗組員は80名。
航続距離5000海里、速力30ノット。
動力装置-部分的に電気推進のガスタービン。

艦の兵装はA-190-01 100mm砲、2基のAK-630M30mm砲、高射ミサイル複合体「リドゥート」、2基の対潜複合体発射装置「パケート-NK」、高精度有翼ミサイル「カリブル」(或いは対艦ミサイル「ウラン」)である。
更にコルベットには、ヘリコプターKa-27或いはKa-29が駐留できる。



[プロジェクト20386コルベット(ジェルズキ―型)]
[ロシア海軍の将来コルベット・プロジェクト20386]

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プロジェクト20380/20385コルベットの更なる改良発展型であるプロジェクト20386の1番艦「ジェルズキー」Дерзкий(建造番号1009)は、2016年10月28日にサンクトペテルブルク北方造船所(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)で起工されました。
[ロシア海軍の新世代コルベット"ジェルズキ―"は起工された]

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プロジェクト20386の満載排水量は3400トンになり、以前のプロジェクト20380/20385よりも1000トン以上増加しています。

航続距離も20380/20385より延びて5000海里となり、速力も30ノットに増加、乗員は80名に減少しています。

機関はガスタービン電気推進システムが採用されます。
[ロシア海軍の新世代コルベット・プロジェクト20386はガスタービン電気推進システムを装備する]

プロジェクト20386は、10隻以上の建造が計画されています。
[ロシア海軍は新世代コルベット・プロジェクト20386を10隻以上建造する]

この内、1番艦「ジェルズキー」を含む3隻は2025年までの就役が予定されています。
[2025年までに3隻のプロジェクト20386(ジェルズキー型)コルベットがロシア海軍へ就役する]

「ジェルズキー」ロシア海軍への引き渡しは、2021年末~2022年初頭に予定されています。
[プロジェクト20386コルベット1番艦ジェルズキーは2021年末~2022年初頭にロシア海軍へ就役する]

2019年2月下旬の時点において、「ジェルズキー」は船体各ブロックの製造が進められており、3月にはこれらを接合して船体が形成されるようです。