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ロシア海軍太平洋艦隊向けの新世代非金属複合材料対機雷防衛艦アナトーリー・シレモフはピョートル大帝湾で洋上試験を続けている

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『タス通信』より
2022年11月22日12時58分配信
【掃海艦「アナトーリー・シレモフ」は沿海地方における工場試験で通信システムを点検した】
ウラジオストク、11月22日/タス通信

太平洋艦隊の為に建造されたプロジェクト12700「アレクサンドリト」海洋掃海艦「アナトーリー・シレモフ」の乗組員は、ピョートル大帝湾における工場航行試験中、係留装置及び曳航装置、そして更に艦の通信システムの動作を点検した。
火曜日に艦隊広報サービスは発表した。

点検活動の完了後、海洋掃海艦艦隊の艦構成へ加わり、聖アンドレイ旗が掲揚される。

海洋掃海艦「アナトーリー・シレモフ」は、『中部ネヴァ川造船工場』が建造した太平洋艦隊の為の3隻目のプロジェクト12700であり、シリーズの7隻目である。
カムチャツカでは掃海艦「ヤーコフ・バリャーエフ」が勤務に就いており、太平洋艦隊の為の第2の海洋掃海艦「ピョートル・イリイチョーフ」は戦闘編制へ加わったとロシア連邦国防省は11月17日に発表した。

艦は、世界最大の一体ガラス繊維強化プラスチック製船体という独特性を有する。
このような船体の勤務期間は長く、重量は著しく小さい。



ロシア海軍新世代掃海艦プロジェクト12700「アレクサンドリト」は、船体が一体成型の繊維強化プラスチックで造られており、世界最大級の非金属船体艦です。
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従来のソ連/ロシア海軍掃海艦は、外洋で活動する海洋掃海艦と、自軍基地周辺海域で活動する基地掃海艦に分けられていましたが、プロジェクト12700は、基地掃海艦海洋掃海艦を統合するものとなり、「対機雷防衛艦」とも呼ばれています。
(当初は基地掃海艦に分類されていたが、2016年に海洋掃海艦となった)
プロジェクト12700の7番艦「アナトーリー・シレモフ」は、サンクトペテルブルク『中部ネヴァ川造船工場』で2019年7月12日に起工されました。
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[ロシア海軍の為の第7のプロジェクト12700掃海艦アナトーリー・シレモフが起工された]

2020年11月初頭までにガラス繊維強化プラスチックの船体の形成はほぼ完了し、11月2日には型枠からの抜き取りが終わりました。

[ロシア海軍の為の第7のプロジェクト12700対機雷防衛艦アナトーリー・シレモフの船体が形成された]

2021年11月26日に進水しました。

[ロシア海軍の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦アナトーリー・シレモフはサンクトペテルブルクで進水した]

その後は造船所の岸壁で艤装工事が進められました。
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2022年7月末にロシア内陸水路経由で白海への移動を開始しました。
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7月31日にはアルハンゲリスク港へ寄港しました。
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「アナトーリー・シレモフ」(651)は同型艦「ピョートル・イリイチョーフ」(543)と共に北極海(北方海上航路)を横断し、9月10日にチュクチ自治管区ぺヴェクへ寄港しました。
(「ピョートル・イリイチョーフ」は一足遅れて10月7日に寄港)
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[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフとアナトーリー・シレモフは北極海経由でカムチャツカ半島へ向かっている]

その後、「アナトーリー・シレモフ」は2022年11月3日にウラジオストクへ到着しました。

2022年11月12日、「アナトーリー・シレモフ」ピョートル大帝湾へ出航し、洋上試験(工場航行試験)を開始しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦アナトーリー・シレモフはピョートル大帝湾で洋上試験を開始した]

その後もピョートル大帝湾での洋上試験は続いており、これが完了すればロシア海軍へ引き渡されます。

「アナトーリー・シレモフ」ロシア海軍への引き渡し時期は明らかにされていませんが、早ければ2022年12月末になるようです。

なお、「アナトーリー・シレモフ」と共に北極海経由で極東方面へ回航されてきた「ピョートル・イリイチョーフ」は10月末頃にペトロパヴロフスク・カムチャツキー港へ到着し、11月16日にロシア海軍への就役式典を開催しました。
[新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]


プロジェクト12700対機雷防衛艦は現在までに10隻が起工され、5隻が就役しています。

アレクサンドル・オブホフАлександр Обухов(工場番号521)
2011年9月22日起工/2014年6月27日進水/2016年12月9日就役
バルト艦隊へ配備(507)

ゲオルギー・クルバトフГеоргий Курбатов(工場番号522)
2015年4月24日起工/2020年9月30日進水/2021年8月20日就役
黒海艦隊へ配備(464)

イワン・アントノフИван Антонов(工場番号523)
2017年1月25日起工/2018年4月25日進水/2019年1月26日就役
黒海艦隊へ配備(460)

ウラジーミル・イェメリヤノフВладимир Емельянов(工場番号524)
2017年4月20日起工/2019年5月30日進水/2019年12月28日就役
黒海艦隊へ配備(466)

ヤーコフ・バリャーエフЯков Баляев(工場番号525)
2017年12月26日起工/2020年1月29日進水/2020年12月26日就役
太平洋艦隊へ配備(616)

ピョートル・イリイチョーフПётр Ильичев(工場番号526)
2018年7月25日起工/2021年4月28日進水/2022年11月16日就役
太平洋艦隊へ配備(543)

アナトーリー・シレモフАнатолий Шлемов(工場番号527)
2019年7月12日起工/2021年11月26日進水
太平洋艦隊へ配備予定(651)

レフ・チェルナヴィンЛев Чернавин(工場番号528)
2020年7月24日起工
太平洋艦隊へ配備予定

アファナシー・イワンニコフАфанасий Иванников(工場番号529)
2021年9月9日起工
北方艦隊へ配備予定

ポリャールヌイПолярный(工場番号530)
2022年6月12日起工
北方艦隊へ配備予定


現在の所、プロジェクト12700対機雷防衛艦は、計12隻の建造が承認されています。
[ロシア海軍の為の新世代掃海艦アレクサンドリト級は12隻が建造される]
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ロシア海軍太平洋艦隊の対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフはカムチャツカ沖で掃海演習を実施した

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『PortNews』より
2022年11月21日11時59分配信
【海洋掃海艦「ヤーコフ・バリャーエフ」は演習中に太平洋艦隊の艦グループの掃海を実施した】

プロジェクト12700「アレクサンドリト」の下に『中部ネヴァ川造船工場』(『統合造船業営団』へ加入)で建造された最新のプロジェクト12700機雷掃海艦「ヤーコフ・バリャーエフ」は、機雷危険海域を突破する演習中にロシア北東軍集団の艦グループの掃海先導を行なった。
『統合造船業営団』テレグラムで伝えた。

掃海艦は駐留所から出航し、対破壊工作巡視任務へ取り組み、仮想敵の機雷の監視と偵察、捜索を行なった。

演習の第2段階で乗組員は掃海網を設置し、その後ろの太平洋艦隊の艦グループを安全な海域へ先導した。

復路で艦の乗組員は、探知された機雷を水中及び水上の自動対機雷装置で破壊した。

プロジェクト12700「アレクサンドリト」設計局『アルマーズ』(『統合造船業営団』へ加入)により開発され、最新の海洋機雷へ対処する為に意図されており、それらを海域の水上及び海底で探知できる。

同艦は、太平洋艦隊で最初の同プロジェクト艦である。
計画によると、このような艦を艦隊は3隻持つ。

掃海艦「ヤーコフ・バリャーエフ」は、シリーズの5隻目であり、同プロジェクトの第4の生産艦である。
それは、太平洋艦隊海軍歩兵の水兵でソヴィエト連邦英雄ヤーコフ・イラリオノヴィチ・バリャーエフに敬意を表して命名された。



ロシア海軍新世代掃海艦プロジェクト12700「アレクサンドリト」は、船体が一体成型のガラス繊維強化プラスチックで造られており、世界最大級の非金属船体艦です。
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従来のソ連/ロシア海軍掃海艦は、外洋で活動する海洋掃海艦と、自軍基地周辺海域で活動する基地掃海艦に分けられていましたが、プロジェクト12700は、基地掃海艦海洋掃海艦を統合するものとなり、「対機雷防衛艦」とも呼ばれています。
(当初は基地掃海艦に分類されていたが、2016年に海洋掃海艦となった)


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プロジェクト12700対機雷防衛艦の5番艦「ヤーコフ・バリャーエフ」は、サンクトペテルブルク『中部ネヴァ川造船工場』で2017年12月26日に起工されました。

[ロシア海軍の為の新型掃海艦ヤーコフ・バリャーエフはサンクトペテルブルクで起工された]

艦名の元になったヤーコフ・イラリオノヴィチ・バリャーエフ(1924年6月9日-1945年8月14日)は、1945年8月のソヴィエト-日本戦争に参加した海軍歩兵隊員であり、8月14日に朝鮮北部清津の戦闘で戦死し、21歳の短い生涯を閉じました。
死後、ソヴィエト連邦英雄称号を授与されました。
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「ヤーコフ・バリャーエフ」は2019年12月18日に屋内造船台から出渠しました。


「ヤーコフ・バリャーエフ」の乗組員団は、2019年12月末までにカムチャツカ半島に駐留する太平洋艦隊北東軍集団第114水域防護艦旅団で編成されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフの乗組員が編成された]

2020年1月29日、「ヤーコフ・バリャーエフ」は進水しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフはサンクトペテルブルクで進水した]

サンクトペテルブルクロシア海軍統合訓練センターでの「ヤーコフ・バリャーエフ」の乗組員の訓練は2020年3月下旬に完了し、その後、バルト艦隊へ配備された1番艦「アレクサンドル・オブホフ」で洋上の実地訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフ乗組員はサンクトペテルブルクでの訓練を完了した]

そして2020年7月31日、「ヤーコフ・バリャーエフ」『中部ネヴァ川造船工場』の艤装岸壁を離れ、太平洋艦隊基地へ向かいました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフは極東へ向かった]

その後、「ヤーコフ・バリャーエフ」北極海へ入りました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフはラプテフ海へ入った]
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10月3日にはカムチャツカ半島(ペトロパヴロフスク・カムチャツキー)へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフは北極海経由でカムチャツカ半島へ到着した]

10月22日にウラジオストク金角湾へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフは北極海経由でウラジオストクへ到着した]
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「ヤーコフ・バリャーエフ」は11月初頭までに係留試験を完了しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフは洋上試験の準備を進めている]

11月13日、日本海で洋上試験(工場航行試験と国家試験)を行なう為に初めて出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフは日本海で洋上試験を開始した]

その後、一旦ウラジオストクへ戻り、12月7日に最終洋上試験を行なう為に出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフは日本海で最終洋上試験を開始した]

12月16日には30mmガトリング機関砲AK-630による対空・対水上射撃と、機雷掃討の試験を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフは日本海で射撃試験を行なった]

「ヤーコフ・バリャーエフ」の洋上試験は12月23日までに完了しました。
[新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフの洋上試験は完了し、2020年12月26日にロシア海軍へ就役する]

2020年12月26日、ウラジオストク金角湾「ヤーコフ・バリャーエフ」への聖アンドレイ旗初掲揚式典が開催され、正式にロシア海軍へ就役しました。
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[新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊に編入された]

その後、乗組員の慣熟訓練を行ない、2021年3月には、今後就役する同型艦「ピョートル・イリイチョーフ」乗組員の訓練も併せて行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフ乗組員は同型艦ヤーコフ・バリャーエフで訓練を行なう]

2021年4月初頭には太平洋艦隊の最新コルベット2隻と共に砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフと最新コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"、"グロームキー"は日本海で砲撃訓練を行なった]

その後、ウラジオストクを出航してペトロパヴロフスク・カムチャツキーへ向かい、2021年5月21日に同地へ到着しました。

[ロシア海軍太平洋艦隊の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフはカムチャツカ半島へ到着した]
「ヤーコフ・バリャーエフ」は、ペトロパヴロフスク・カムチャツキーに駐留する第114水域防護艦旅団第117水域防護艦大隊へ配属されました。

その後はカムチャツカ方面で行動しています。

2021年7月25日の『ロシア海軍の日』にはペトロパヴロフスク・カムチャツキーの観艦式へ参加しました。


2022年5月中旬には、カムチャツカに駐留する小型ロケット艦「イネイ」、「スメルチ」、対潜哨戒機Il-38Nと共に演習を行ないました。
『PortNews』より
2022年5月17日8時27分配信
【掃海艦「ヤーコフ・バリャーエフ」は太平洋艦隊のロケット艦グループを掃海先導した】

2022年7月31日の『ロシア海軍の日』にはペトロパヴロフスク・カムチャツキーの観艦式へ参加しました。


2022年8月19日から21日までペトロパヴロフスク・カムチャツキーで開催される国際軍事技術フォーラム『アルミヤ-2022』に「出展」されました。
(『アルミヤ-2022』メイン会場のクビンカ『愛国者公園』では8月15日から21日まで開催)
[ロシア海軍太平洋艦隊の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフは国際軍事技術フォーラム『アルミヤ-2022』で展示される]

2022年11月下旬のロシア北東軍集団(カムチャツカ方面の海軍部隊)の演習へ参加しました。


プロジェクト12700対機雷防衛艦は現在までに10隻が起工され、6隻が就役しています。

アレクサンドル・オブホフАлександр Обухов(工場番号521)
2011年9月22日起工/2014年6月27日進水/2016年12月9日就役
バルト艦隊へ配備(507)

ゲオルギー・クルバトフГеоргий Курбатов(工場番号522)
2015年4月24日起工/2020年9月30日進水/2021年8月20日就役
黒海艦隊へ配備(464)

イワン・アントノフИван Антонов(工場番号523)
2017年1月25日起工/2018年4月25日進水/2019年1月26日就役
黒海艦隊へ配備(460)

ウラジーミル・イェメリヤノフВладимир Емельянов(工場番号524)
2017年4月20日起工/2019年5月30日進水/2019年12月28日就役
黒海艦隊へ配備(466)

ヤーコフ・バリャーエフЯков Баляев(工場番号525)
2017年12月26日起工/2020年1月29日進水/2020年12月26日就役
太平洋艦隊へ配備(616)

ピョートル・イリイチョーフПётр Ильичев(工場番号526)
2018年7月25日起工/2021年4月28日進水/2022年11月16日就役
太平洋艦隊へ配備(543)

アナトーリー・シレモフАнатолий Шлемов(工場番号527)
2019年7月12日起工/2021年11月26日進水
太平洋艦隊へ配備予定(651)

レフ・チェルナヴィンЛев Чернавин(工場番号528)
2020年7月24日起工
太平洋艦隊へ配備予定

アファナシー・イワンニコフАфанасий Иванников(工場番号529)
2021年9月9日起工
北方艦隊へ配備予定

ポリャールヌイПолярный(工場番号530)
2022年6月12日起工
北方艦隊へ配備予定


現在の所、プロジェクト12700対機雷防衛艦は、計12隻の建造が承認されています。
[ロシア海軍の為の新世代掃海艦アレクサンドリト級は12隻が建造される]

新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された

本日(2022年11月16日)、プロジェクト12700対機雷防衛艦の6番艦「ピョートル・イリイチョーフ」はロシア連邦海軍へ就役しました。

『カムチャツカタイム』より
2022年11月16日9時36分配信
【カムチャツカで最新戦闘艦が受け入れられた】

正午にペトロパヴロフスク・カムチャツキー港で信号が発射された後、最新の対機雷防衛艦「ピョートル・イリイチョーフ」へのロシア海軍旗掲揚式典が開催された。

掃海艦は、8隻から成るシリーズの6隻目であり、北東軍集団水域保護旅団の一員としては既に2隻目となる。
艦と乗組員の主な任務は、敵機雷の捜索及び破壊である。
この重要な任務を遂行する為、掃海艦は、このミッションの為に必要な全てを備えている:水路上で我々の水中巡洋艦の自由な動きを妨げる可能性のある爆発物を捜索、破壊する為の最新システム。

艦は比較的小さな890トン、全長は僅か61メートル、幅10メートル、44名の船員により制御される。
とは言え、これは完全に合成樹脂製であり、最新機雷との戦いでは、これは非常に大きなプラスとなる。
合成樹脂は周知のように錆びる事は無く、それは「ピョートル・イリイチョーフ」ロシアの利益の為、長期に渡り熱心に「銅の鍋」として勤務する事を意味する。

通信社『カムチャツカタイム』特派員は、乗組員と艦の勤務の成功と「キール下の7フィート」(註:「航海の無事を祈る」といった意味)を願う。



ロシア海軍新世代掃海艦プロジェクト12700「アレクサンドリト」は、船体が一体成型の繊維強化プラスチックで造られており、世界最大級の非金属船体艦です。
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従来のソ連/ロシア海軍掃海艦は、外洋で活動する海洋掃海艦と、自軍基地周辺海域で活動する基地掃海艦に分けられていましたが、プロジェクト12700は、基地掃海艦海洋掃海艦を統合するものとなり、「対機雷防衛艦」とも呼ばれています。
(当初は基地掃海艦に分類されていたが、2016年に海洋掃海艦となった)


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プロジェクト12700の6番艦「ピョートル・イリイチョーフ」は、サンクトペテルブルク『中部ネヴァ川造船工場』で2018年7月25日に起工されました。
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[ロシア海軍の為のアレクサンドリト級掃海艦6番艦ピョートル・イリイチョーフは起工された]

その乗組員団は、カムチャツカ半島に駐留する太平洋艦隊北東軍集団第114水域防護艦旅団で編成されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフの乗組員が編成された]

「ピョートル・イリイチョーフ」は、2021年1月22日に屋内造船台から出渠しました。
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一方、サンクトペテルブルク海軍総合研修センターでの訓練を終えた「ピョートル・イリイチョーフ」の乗組員は、同型艦「ヤーコフ・バリャーエフ」(2020年12月26日就役)で訓練を行なう為、2021年3月12日にウラジオストクへ到着しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフ乗組員は同型艦ヤーコフ・バリャーエフで訓練を行なう]

「ピョートル・イリイチョーフ」は、2021年4月28日に進水しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフは進水した]

進水後は造船所の岸壁で艤装工事が進められました。
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2021年12月1日からフィンランド湾で洋上試験(工場航行試験)を開始しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフはフィンランド湾で洋上試験を開始した]

その後もフィンランド湾バルト海で洋上試験が続けられていましたが、2022年7月初頭までには一通り完了し、2022年7月11日にサンクトペテルブルクを出航し、配備先であるカムチャツカ半島ペトロパヴロフスク・カムチャツキーへ向かいました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフは北極海経由でペトロパヴロフスク・カムチャツキーへ行く]

「ピョートル・イリイチョーフ」ロシア内陸水路経由で白海へ回航され、北極海へ向かいました。
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その後、「ピョートル・イリイチョーフ」北極海(北方海上航路)を横断し、10月7日にチュクチ自治管区ぺヴェクへ寄港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフとアナトーリー・シレモフは北極海経由でカムチャツカ半島へ向かっている]
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10月末頃にペトロパヴロフスク・カムチャツキー港へ到着し、11月上旬に海上へ出航しました。
【MatchlessMan410氏の2022年11月9日午後6時24分のツイート】

11月16日、ペトロパヴロフスク・カムチャツキー港聖アンドレイ旗初掲揚式典(正式なロシア海軍への就役式典)が開催され、太平洋艦隊へ編入されました。
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なお、「ピョートル・イリイチョーフ」と共に北極海(北方海上航路)経由で極東へ回航された同型艦「アナトーリー・シレモフ」は、11月12日にウラジオストクから出航して洋上試験を開始しています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦アナトーリー・シレモフはピョートル大帝湾で洋上試験を開始した]


プロジェクト12700対機雷防衛艦は現在までに10隻が起工され、6隻が就役しています。

アレクサンドル・オブホフАлександр Обухов(工場番号521)
2011年9月22日起工/2014年6月27日進水/2016年12月9日就役
バルト艦隊へ配備(507)

ゲオルギー・クルバトフГеоргий Курбатов(工場番号522)
2015年4月24日起工/2020年9月30日進水/2021年8月20日就役
黒海艦隊へ配備(464)

イワン・アントノフИван Антонов(工場番号523)
2017年1月25日起工/2018年4月25日進水/2019年1月26日就役
黒海艦隊へ配備(460)

ウラジーミル・イェメリヤノフВладимир Емельянов(工場番号524)
2017年4月20日起工/2019年5月30日進水/2019年12月28日就役
黒海艦隊へ配備(466)

ヤーコフ・バリャーエフЯков Баляев(工場番号525)
2017年12月26日起工/2020年1月29日進水/2020年12月26日就役
太平洋艦隊へ配備(616)

ピョートル・イリイチョーフПётр Ильичев(工場番号526)
2018年7月25日起工/2021年4月28日進水/2022年11月16日就役
太平洋艦隊へ配備(543)

アナトーリー・シレモフАнатолий Шлемов(工場番号527)
2019年7月12日起工/2021年11月26日進水
太平洋艦隊へ配備予定(651)

レフ・チェルナヴィンЛев Чернавин(工場番号528)
2020年7月24日起工
太平洋艦隊へ配備予定

アファナシー・イワンニコフАфанасий Иванников(工場番号529)
2021年9月9日起工
北方艦隊へ配備予定

ポリャールヌイПолярный(工場番号530)
2022年6月12日起工
北方艦隊へ配備予定


現在の所、プロジェクト12700対機雷防衛艦は、計12隻の建造が承認されています。
[ロシア海軍の為の新世代掃海艦アレクサンドリト級は12隻が建造される]

ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦アナトーリー・シレモフはピョートル大帝湾で洋上試験を開始した

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『タス通信』より
2022年11月12日16時44分配信
【掃海艦「アナトーリー・シレモフ」は工場試験中に初めて海上へ出航した】
モスクワ、11月12日/タス通信

太平洋艦隊の為に建造されたプロジェクト12700(「アレクサンドリト」)海洋掃海艦「アナトーリー・シレモフ」は、ピョートル大帝湾での工場航行試験中に初めて海上へ出航した。
土曜日にロシア国防省のサイトで公表された東方軍管区広報サービスの声明では、こう述べられた。

「最初の海上への出航の枠組みで掃海艦は、様々な動作モードでの主動力装置の試験を行ないます。
業界の代表は乗組員と合同で操舵装置及び搭載艇用装置の動作性能を点検します。
更に工場航行試験中に衛星通信航法装置及び艦の移動速度の計測の為に意図されている流体力学測程器の試験が行なわれます」

声明ではこう説明された。

広報サービスは、試験は承認された計画に沿って行なわれる事を指摘した。
点検活動の完了後、海洋掃海艦艦隊へ加わり、聖アンドレイ旗が掲揚される。

以前、海洋掃海艦「ピョートル・イリイチョーフ」「アナトーリー・シレモフ」艦隊への受け入れは、今年中に行なわれなければならないと報じられた。



ロシア海軍新世代掃海艦プロジェクト12700「アレクサンドリト」は、船体が一体成型の繊維強化プラスチックで造られており、世界最大級の非金属船体艦です。
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従来のソ連/ロシア海軍掃海艦は、外洋で活動する海洋掃海艦と、自軍基地周辺海域で活動する基地掃海艦に分けられていましたが、プロジェクト12700は、基地掃海艦海洋掃海艦を統合するものとなり、「対機雷防衛艦」とも呼ばれています。
(当初は基地掃海艦に分類されていたが、2016年に海洋掃海艦となった)


プロジェクト12700の7番艦「アナトーリー・シレモフ」は、サンクトペテルブルク『中部ネヴァ川造船工場』で2019年7月12日に起工されました。
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[ロシア海軍の為の第7のプロジェクト12700掃海艦アナトーリー・シレモフが起工された]

2020年11月初頭までにガラス繊維強化プラスチックの船体の形成はほぼ完了し、11月2日には型枠からの抜き取りが終わりました。

[ロシア海軍の為の第7のプロジェクト12700対機雷防衛艦アナトーリー・シレモフの船体が形成された]

2021年11月26日に進水しました。

[ロシア海軍の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦アナトーリー・シレモフはサンクトペテルブルクで進水した]

その後は造船所の岸壁で艤装工事が進められました。
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2022年7月末にロシア内陸水路経由で白海への移動を開始しました。
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7月31日にはアルハンゲリスク港へ寄港しました。
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「アナトーリー・シレモフ」(651)は同型艦「ピョートル・イリイチョーフ」(543)と共に北極海(北方海上航路)を横断し、9月10日にチュクチ自治管区ぺヴェクへ寄港しました。
(「ピョートル・イリイチョーフ」は一足遅れて10月7日に寄港)
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[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフとアナトーリー・シレモフは北極海経由でカムチャツカ半島へ向かっている]
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その後、「アナトーリー・シレモフ」は2022年11月3日にウラジオストクへ到着しました。

2022年11月12日、「アナトーリー・シレモフ」ピョートル大帝湾へ出航し、洋上試験(工場航行試験)を開始しました。

「アナトーリー・シレモフ」ロシア海軍への引き渡し時期は明らかにされていませんが、早くても2023年初頭でしょう。

なお、「アナトーリー・シレモフ」と共に北極海経由で極東方面へ回航されてきた「ピョートル・イリイチョーフ」は10月末頃にペトロパヴロフスク・カムチャツキー港へ到着し、11月8日に海上へ出航しています。
【MatchlessMan410氏の2022年11月9日午後6時24分のツイート】


プロジェクト12700対機雷防衛艦は現在までに10隻が起工され、5隻が就役しています。

アレクサンドル・オブホフАлександр Обухов(工場番号521)
2011年9月22日起工/2014年6月27日進水/2016年12月9日就役
バルト艦隊へ配備(507)

ゲオルギー・クルバトフГеоргий Курбатов(工場番号522)
2015年4月24日起工/2020年9月30日進水/2021年8月20日就役
黒海艦隊へ配備(464)

イワン・アントノフИван Антонов(工場番号523)
2017年1月25日起工/2018年4月25日進水/2019年1月26日就役
黒海艦隊へ配備(460)

ウラジーミル・イェメリヤノフВладимир Емельянов(工場番号524)
2017年4月20日起工/2019年5月30日進水/2019年12月28日就役
黒海艦隊へ配備(466)

ヤーコフ・バリャーエフЯков Баляев(工場番号525)
2017年12月26日起工/2020年1月29日進水/2020年12月26日就役
太平洋艦隊へ配備(616)

ピョートル・イリイチョーフПётр Ильичев(工場番号526)
2018年7月25日起工/2021年4月28日進水/2022年末就役予定
太平洋艦隊へ配備予定(543)

アナトーリー・シレモフАнатолий Шлемов(工場番号527)
2019年7月12日起工/2021年11月26日進水
太平洋艦隊へ配備予定(651)

レフ・チェルナヴィンЛев Чернавин(工場番号528)
2020年7月24日起工
太平洋艦隊へ配備予定

アファナシー・イワンニコフАфанасий Иванников(工場番号529)
2021年9月9日起工
北方艦隊へ配備予定

ポリャールヌイПолярный(工場番号530)
2022年6月12日起工
北方艦隊へ配備予定


現在の所、プロジェクト12700対機雷防衛艦は、計12隻の建造が承認されています。
[ロシア海軍の為の新世代掃海艦アレクサンドリト級は12隻が建造される]

ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフとアナトーリー・シレモフは北極海経由でカムチャツカ半島へ向かっている

『MASHNEWS』より
2022年10月18日17時49分配信
【太平洋艦隊は黒海艦隊に続いて3隻の新たな掃海艦を受け取る】

ロシア海軍の連合部隊は新たなプロジェクト12700「アレクサンドル・オブホフ」型対機雷防衛艦が補充され続けている。
このタイプの2隻の海洋掃海艦は9月と10月に北方海上航路を通過して基地へ向かった。
これらのぺヴェクの通行は写真家ユーリー・カパショフにより記録された。

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第6及び第7の「アレクサンドリト」「ピョートル・イリイチョーフ」「アナトーリー・シレモフ」は、10月7日と9月10日にペヴェクを通過した。
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駐留所へ到着すれば、これらは既に太平洋艦隊の一員として勤務に就いている「ヤーコフ・バリャーエフ」と合流する。
このように、太平洋艦隊黒海艦隊に続いて十分に現代的な3隻の掃海艦を受け取る。

(今年)2月、黒海艦隊の連合部隊へ現代的な対機雷防衛艦が完全に補充された。
黒海艦隊の一員として「イワン・アントノフ」「ウラジーミル・イェメリヤノフ」「ゲオルギー・クルバトフ」が勤務している。

今後、このタイプの艦の北方艦隊への装備が計画されている。

プロジェクト12700(コード名「アレクサンドリト」)対機雷防衛艦(海洋掃海艦)『中部ネヴァ川造船工場』でシリーズが建造されている。
海軍における新たな掃海艦の需要は1年に2~3隻であり、合計で艦隊は30~40隻を受け取る予定である。

[『MASHNEWS』参照]
複合材料の「アレクサンドリト」中央海洋設計局『アルマーズ』で設計され、主任設計者はアレクサンドル・カリーニンである。
当初は基地掃海艦として分類されていたが、その後、海洋掃海艦に再分類された。
これらは新世代対機雷艦を代表する。
掃海艦の任務は、海軍基地エリア及び海域で機雷を探し、破壊する事に在る。
艦には、艦上と、遠隔操作・自動水中装置へ配置される水中音響ステーション(ソナー)が装備されている。
掃海艦は更に、伝統的な掃海兵装を使用できる。
「アレクサンドリト」は、無人艇~当初はフランス製の無人艇インスペクトル、その後はロシア製~を含む一連のロボット装置を装備する。
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ロシア海軍新世代掃海艦プロジェクト12700「アレクサンドリト」は、船体が一体成型の繊維強化プラスチックで造られており、世界最大級の非金属船体艦です。
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従来のソ連/ロシア海軍掃海艦は、外洋で活動する海洋掃海艦と、自軍基地周辺海域で活動する基地掃海艦に分けられていましたが、プロジェクト12700は、基地掃海艦海洋掃海艦を統合するものとなり、「対機雷防衛艦」とも呼ばれています。
(当初は基地掃海艦に分類されていたが、2016年に海洋掃海艦となった)


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プロジェクト12700の6番艦「ピョートル・イリイチョーフ」は、サンクトペテルブルク『中部ネヴァ川造船工場』で2018年7月25日に起工されました。
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[ロシア海軍の為のアレクサンドリト級掃海艦6番艦ピョートル・イリイチョーフは起工された]

その乗組員団は、カムチャツカ半島に駐留する太平洋艦隊北東軍集団第114水域防護艦旅団で編成されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフの乗組員が編成された]

「ピョートル・イリイチョーフ」は、2021年1月22日に屋内造船台から出渠しました。
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一方、サンクトペテルブルク海軍総合研修センターでの訓練を終えた「ピョートル・イリイチョーフ」の乗組員は、同型艦「ヤーコフ・バリャーエフ」(2020年12月26日就役)で訓練を行なう為、2021年3月12日にウラジオストクへ到着しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフ乗組員は同型艦ヤーコフ・バリャーエフで訓練を行なう]

「ピョートル・イリイチョーフ」は、2021年4月28日に進水しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフは進水した]

進水後は造船所の岸壁で艤装工事が進められました。
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2021年12月1日からフィンランド湾で洋上試験(工場航行試験)を開始しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフはフィンランド湾で洋上試験を開始した]

その後もフィンランド湾バルト海で洋上試験が続けられていましたが、2022年7月初頭までには一通り完了し、2022年7月11日にサンクトペテルブルクを出航し、配備先であるカムチャツカ半島ペトロパヴロフスク・カムチャツキーへ向かいました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフは北極海経由でペトロパヴロフスク・カムチャツキーへ行く]

「ピョートル・イリイチョーフ」ロシア内陸水路経由で白海へ回航され、北極海へ向かいました。
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プロジェクト12700の7番艦「アナトーリー・シレモフ」は、2019年7月12日に起工されました。
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[ロシア海軍の為の第7のプロジェクト12700掃海艦アナトーリー・シレモフが起工された]

2020年11月初頭までにガラス繊維強化プラスチックの船体の形成はほぼ完了し、11月2日には型枠からの抜き取りが終わりました。

[ロシア海軍の為の第7のプロジェクト12700対機雷防衛艦アナトーリー・シレモフの船体が形成された]

2021年11月26日に進水しました。

[ロシア海軍の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦アナトーリー・シレモフはサンクトペテルブルクで進水した]

その後は造船所の岸壁で艤装工事が進められました。
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2022年7月末に極東への移動を開始し、ロシア内陸水路経由で白海へ回航され、7月31日にはアルハンゲリスク港へ寄港しました。
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2隻の掃海艦北極海(北方海上航路)を横断し、「アナトーリー・シレモフ」(651)は9月10日、「ピョートル・イリイチョーフ」(543)は10月7日にチュクチ自治管区ぺヴェクへ寄港しました。

今後、2隻の掃海艦カムチャツカ半島ペトロパヴロフスク・カムチャツキーへ向かいます。


プロジェクト12700対機雷防衛艦は現在までに10隻が起工され、5隻が就役しています。

アレクサンドル・オブホフАлександр Обухов(工場番号521)
2011年9月22日起工/2014年6月27日進水/2016年12月9日就役
バルト艦隊へ配備(507)

ゲオルギー・クルバトフГеоргий Курбатов(工場番号522)
2015年4月24日起工/2020年9月30日進水/2021年8月20日就役
黒海艦隊へ配備(464)

イワン・アントノフИван Антонов(工場番号523)
2017年1月25日起工/2018年4月25日進水/2019年1月26日就役
黒海艦隊へ配備(460)

ウラジーミル・イェメリヤノフВладимир Емельянов(工場番号524)
2017年4月20日起工/2019年5月30日進水/2019年12月28日就役
黒海艦隊へ配備(466)

ヤーコフ・バリャーエフЯков Баляев(工場番号525)
2017年12月26日起工/2020年1月29日進水/2020年12月26日就役
太平洋艦隊へ配備(616)

ピョートル・イリイチョーフПётр Ильичев(工場番号526)
2018年7月25日起工/2021年4月28日進水/2022年末就役予定
太平洋艦隊へ配備予定(543)

アナトーリー・シレモフАнатолий Шлемов(工場番号527)
2019年7月12日起工/2021年11月26日進水
太平洋艦隊へ配備予定(651)

レフ・チェルナヴィンЛев Чернавин(工場番号528)
2020年7月24日起工
太平洋艦隊へ配備予定

アファナシー・イワンニコフАфанасий Иванников(工場番号529)
2021年9月9日起工
北方艦隊へ配備予定

ポリャールヌイПолярный(工場番号530)
2022年6月12日起工
北方艦隊へ配備予定


現在の所、プロジェクト12700対機雷防衛艦は、計12隻の建造が承認されています。
[ロシア海軍の為の新世代掃海艦アレクサンドリト級は12隻が建造される]

ロシア海軍バルト艦隊の対機雷防衛艦アレクサンドル・オブホフはフィンランド湾で第2次大戦時の機雷を処理した

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『Mil.Press FLOT』より
2022年9月14日7時36分配信
【掃海艦「アレクサンドル・オブホフ」はフィンランド湾で戦争中の機雷を無力化した】

バルト艦隊の海洋掃海艦「アレクサンドル・オブホフ」乗組員は、フィンランド湾海域の1つで標準装備の助力により大祖国戦争時代の10基の係維機雷を発見し、その場で無力化した。

ロシア連邦国防省広報サービスが話したように、水中視界が悪い事を考慮に入れ、掃海艦の乗組員は、脅威の調査の為に遠隔操作無人ロボット装置を使用した。
その結果、それらは流電気衝撃係維機雷として分類された。

更なる調査は、掃海艦へ設置された最新機器~艦底下水中音響ステーション「アレクサンドリト」の助力により行なわれた。

艦の乗組員にとって、爆発物を探知し、無力化する任務は計画されているものであり、バルト海第2次世界大戦時の激しい海上戦闘海域で行なわれている事を軍当局は指摘した。

「アレクサンドル・オブホフ」は、『中部ネヴァ川造船工場』で建造されたプロジェクト12700(コード名「アレクサンドリト」)掃海艦のトップである。
2016年12月から勤務に就いている。
艦の船体は真空注入方式による一体ガラス繊維強化プラスチック製船体から造られており、強度を保持しながら構造の重量を減らし、勤務年数の増加を可能にした。



ロシア海軍新世代掃海艦プロジェクト12700「アレクサンドリト」は、船体が一体成型のガラス繊維強化プラスチックで造られており、世界最大級の非金属船体艦です。
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従来のソ連/ロシア海軍掃海艦は、外洋で活動する海洋掃海艦と、自軍基地周辺海域で活動する基地掃海艦に分けられていましたが、プロジェクト12700は、基地掃海艦海洋掃海艦を統合するものとなり、「対機雷防衛艦」とも呼ばれています。
(当初は基地掃海艦に分類されていたが、2016年に海洋掃海艦となった)

プロジェクト12700対機雷防衛艦は、サンクトペテルブルク『中部ネヴァ川造船工場』で建造されています。
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プロジェクト12700の1番艦「アレクサンドル・オブホフ」は、2011年9月22日にサンクトペテルブルク『中部ネヴァ川造船工場』で起工され、2014年6月27日に進水し、2016年12月9日に就役し、バルト艦隊へ編入されました。
[新世代掃海艦プロジェクト12700の1番艦アレクサンドル・オブホフはロシア海軍へ就役し、バルト艦隊へ編入された]
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就役後もサンクトペテルブルクに留まっていましたが、2017年5月15日にバルチースク基地へ到着しました。
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就役後はバルト海で新開発の各種機器の洋上試験に従事しています。
[ロシア海軍の3隻のアレクサンドリト級対機雷防衛艦は遠隔操作無人対機雷複合体アレクサンドリト-ISPUMを装備している]

この他、バルト海フィンランド湾第2次世界大戦時の機雷の処理任務に就いています。
[ロシア海軍の掃海艦は水中ロボット「マリーン-350」を導入する]

2017年、2018年、2019年の「ロシア海軍の日」(毎年の最終日曜日)にはサンクトペテルブルクの観艦式へ参加しました。

2017年7月30日
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2018年7月29日
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2019年7月28日
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2019年7月末の観艦式へ参加した後、建造元の『中部ネヴァ川造船工場』へ戻り、メンテナンスを行ないました。

8月10日
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8月17日
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8月31日
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9月3日に再進水し、その後に復帰しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の対機雷防衛艦アレクサンドル・オブホフはメンテナンスを行なった]

2020年と2021年の『ロシア海軍の日』サンクトペテルブルク(ネヴァ川)の観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。

2020年7月26日
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2021年7月25日
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2022年1月末に始まったロシア海軍4艦隊(北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊)同時演習の一環としてバルト海で行なわれた演習へ参加しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の20隻の艦艇はバルト海で演習を行なう]
[ロシア海軍バルト艦隊の掃海艦はカリーニングラード州沖で掃海訓練を実施した]

2022年4月8日に行なわれたバルト艦隊水上艦の砲撃訓練へ参加しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の水上艦はバルト海で砲撃戦訓練を実施した]

2022年6月には建造元の『中部ネヴァ川造船工場』でメンテナンスを行ないました。
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2022年7月31日の『ロシア海軍の日』にはサンクトペテルブルク(ネヴァ川)の観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。
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9月13日にフィンランド湾第2次大戦時の機雷10個を処理しました。

ロシア海軍太平洋艦隊の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフは国際軍事技術フォーラム『アルミヤ-2022』で展示される

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『タス通信』より
2022年8月9日10時46分配信
【カムチャツカのフォーラム『アルミヤ-2022』で最新掃海艦「ヤーコフ・バリャーエフ」が展示される】
タス通信、8月9日

無人艇「スカンダ」を搭載する最新海洋掃海艦「ヤーコフ・バリャーエフ」は、合計40以上の最新モデルの軍用機材が展示されるペトロパヴロフスク・カムチャツキー第8回国際軍事技術フォーラム『アルミヤ-2022』において提示される。
火曜日に太平洋艦隊広報サービスは発表した。

「海港の配置場所では、無人艇スカンダを搭載する最新海洋掃海艦ヤーコフ・バリャーエフ、対破壊工作艇ユナルメーツ・カムチャツキと潜水夫モジュール艇SMK-2186を含む海軍の艦船の展示を計画しております。
もう1か所の市中央部では、戦車T-80VB、BTR-82A、沿岸ミサイル複合体バル及びバスチオンの発射装置、高射ミサイル複合体S-400の発射装置と高射ミサイル砲複合体パーンツィリ-S、掘削機EOV-3523、クレーン車KS-45719、複合水処理ステーションSKO-10Kを含む30以上の兵器モデル、沿岸部隊の軍用車両及び特殊車両が展示されます」

声明では、こう述べられた。

更に、放射線・化学・生物防護部隊の特殊機材も展示される:ステーションARS-14KM、熱煙感知車TDA-3、そして更には射撃兵器、通信及び個人装備。
これに加え、ゲストは様々なタイプの潜水夫装備、遠隔操作無人水中装置、移動式減圧室、医療及び食事サービス機器を見る事が出来る。

観客の為に、艦船の見学旅行が用意され、戦闘泳者の兵器及び装備が示される。
掃海艦では、地域の大学の代表が参加する円卓会議が開催される。



ロシア海軍新世代掃海艦プロジェクト12700「アレクサンドリト」は、船体が一体成型のガラス繊維強化プラスチックで造られており、世界最大級の非金属船体艦です。
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従来のソ連/ロシア海軍掃海艦は、外洋で活動する海洋掃海艦と、自軍基地周辺海域で活動する基地掃海艦に分けられていましたが、プロジェクト12700は、基地掃海艦海洋掃海艦を統合するものとなり、「対機雷防衛艦」とも呼ばれています。
(当初は基地掃海艦に分類されていたが、2016年に海洋掃海艦となった)


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プロジェクト12700対機雷防衛艦の5番艦「ヤーコフ・バリャーエフ」は、サンクトペテルブルク『中部ネヴァ川造船工場』で2017年12月26日に起工されました。

[ロシア海軍の為の新型掃海艦ヤーコフ・バリャーエフはサンクトペテルブルクで起工された]

艦名の元になったヤーコフ・イラリオノヴィチ・バリャーエフ(1924年6月9日-1945年8月14日)は、1945年8月のソヴィエト-日本戦争に参加した海軍歩兵隊員であり、8月14日に朝鮮北部清津の戦闘で戦死し、21歳の短い生涯を閉じました。
死後、ソヴィエト連邦英雄称号を授与されました。
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「ヤーコフ・バリャーエフ」は2019年12月18日に屋内造船台から出渠しました。


「ヤーコフ・バリャーエフ」の乗組員団は、2019年12月末までにカムチャツカ半島に駐留する太平洋艦隊北東軍集団第114水域防護艦旅団で編成されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフの乗組員が編成された]

2020年1月29日、「ヤーコフ・バリャーエフ」は進水しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフはサンクトペテルブルクで進水した]

サンクトペテルブルクロシア海軍統合訓練センターでの「ヤーコフ・バリャーエフ」の乗組員の訓練は2020年3月下旬に完了し、その後、バルト艦隊へ配備された1番艦「アレクサンドル・オブホフ」で洋上の実地訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフ乗組員はサンクトペテルブルクでの訓練を完了した]

そして2020年7月31日、「ヤーコフ・バリャーエフ」『中部ネヴァ川造船工場』の艤装岸壁を離れ、太平洋艦隊基地へ向かいました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフは極東へ向かった]

その後、「ヤーコフ・バリャーエフ」北極海へ入りました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフはラプテフ海へ入った]
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10月3日にはカムチャツカ半島(ペトロパヴロフスク・カムチャツキー)へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフは北極海経由でカムチャツカ半島へ到着した]

10月22日にウラジオストク金角湾へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフは北極海経由でウラジオストクへ到着した]
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「ヤーコフ・バリャーエフ」は11月初頭までに係留試験を完了しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフは洋上試験の準備を進めている]

11月13日、日本海で洋上試験(工場航行試験と国家試験)を行なう為に初めて出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフは日本海で洋上試験を開始した]

その後、一旦ウラジオストクへ戻り、12月7日に最終洋上試験を行なう為に出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフは日本海で最終洋上試験を開始した]

12月16日には30mmガトリング機関砲AK-630による対空・対水上射撃と、機雷掃討の試験を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフは日本海で射撃試験を行なった]

「ヤーコフ・バリャーエフ」の洋上試験は12月23日までに完了しました。

[新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフの洋上試験は完了し、2020年12月26日にロシア海軍へ就役する]

2020年12月26日、ウラジオストク金角湾「ヤーコフ・バリャーエフ」への聖アンドレイ旗初掲揚式典が開催され、正式にロシア海軍へ就役しました。
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[新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊に編入された]

その後、乗組員の慣熟訓練を行ない、2021年3月には、今後就役する同型艦「ピョートル・イリイチョーフ」乗組員の訓練も併せて行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフ乗組員は同型艦ヤーコフ・バリャーエフで訓練を行なう]

2021年4月初頭には太平洋艦隊の最新コルベット2隻と共に砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフと最新コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"、"グロームキー"は日本海で砲撃訓練を行なった]

その後、ウラジオストクを出航してペトロパヴロフスク・カムチャツキーへ向かい、2021年5月21日に同地へ到着しました。

[ロシア海軍太平洋艦隊の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフはカムチャツカ半島へ到着した]
「ヤーコフ・バリャーエフ」は、ペトロパヴロフスク・カムチャツキーに駐留する第114水域防護艦旅団第117水域防護艦大隊へ配属されました。

その後はカムチャツカ方面で行動しています。

2021年7月25日の『ロシア海軍の日』にはペトロパヴロフスク・カムチャツキーの観艦式へ参加しました。


2022年5月中旬には、カムチャツカに駐留する小型ロケット艦「イネイ」、「スメルチ」、対潜哨戒機Il-38Nと共に演習を行ないました。
『PortNews』より
2022年5月17日8時27分配信
【掃海艦「ヤーコフ・バリャーエフ」は太平洋艦隊のロケット艦グループを掃海先導した】

2022年7月31日の『ロシア海軍の日』にはペトロパヴロフスク・カムチャツキーの観艦式へ参加しました。



「ヤーコフ・バリャーエフ」は、2022年8月19日から21日までペトロパヴロフスク・カムチャツキーで開催される国際軍事技術フォーラム『アルミヤ-2022』に「出展」されます。
(『アルミヤ-2022』メイン会場のクビンカ『愛国者公園』では8月15日から21日まで開催)


「ヤーコフ・バリャーエフ」に続いて太平洋艦隊へ配備される6番艦「ピョートル・イリイチョーフ」は、2022年7月中旬から北極海経由でのカムチャツカ半島への移動を開始しています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフは北極海経由でペトロパヴロフスク・カムチャツキーへ行く]
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更に、7番艦「アナトーリー・シレモフ」(2021年11月26日進水)も7月末に極東への移動を開始し、7月31日にはアルハンゲリスク港へ寄港しています。
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こちらも北極海経由でカムチャツカへ回航されるようです。

ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフは北極海経由でペトロパヴロフスク・カムチャツキーへ行く

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『統合造船業営団』公式サイトより
2022年7月13日配信
【対機雷防衛艦「ピョートル・イリイチョーフ」はペトロパヴロフスク・カムチャツキーへの移動を開始した】

『中部ネヴァ川造船工場』(『統合造船業営団』へ加入)で建造されたプロジェクト12700対機雷防衛艦「ピョートル・イリイチョーフ」は、サンクトペテルブルクから太平洋艦隊の駐留場所~ペトロパヴロフスク・カムチャツキーへの移動へ着手した。

基地までの移動では北方海上航路を通行し、9月の後半に完了する。
その後、艦は海上への検査出航を行ない、引き渡し文書へ署名し、そして更に艦はロシア連邦海軍へ加わる。

軍艦「ピョートル・イリイチョーフ」は2018年7月に起工された。
これは『中部ネヴァ川造船工場』が建造するプロジェクト12700の6番艦となる。
更なる4隻の艦は、同社で様々な準備段階に在る。

プロジェクト12700は、ロシア連邦海軍の為に中央海洋設計局『アルマーズ』(『統合造船業営団』へ加入)が開発した。
これらの艦は新世代機雷掃海艦に属しており、新たな対機雷防衛艦は危険地帯へ入る事無く、海上や海底で機雷を探知できる。
機雷へ対処する為、艦は様々な種類の掃海具、更には遠隔操作の自動水中無人機を使用できる。

『中部ネヴァ川造船工場』におけるこれらの艦の建造には、世界の造船業界に同じものが無い最新のロシア技術が使用されている。
同プロジェクト艦は真空注入により形成される一体繊維強化プラスチックで製造された独特な世界最大の船体を有する。
船体の質量は金属製よりも小さく、その強度は著しく増大している。
このような船体は全く腐食する事は無く、その就役期間は、通常の運用を順守すれば事実上無制限である。

[プロジェクト12700対機雷防衛艦]
排水量-約890トン
全長約-62メートル
幅-約10メートル
最大速力-約16ノット
乗組員-44名




ロシア海軍新世代掃海艦プロジェクト12700「アレクサンドリト」は、船体が一体成型の繊維強化プラスチックで造られており、世界最大級の非金属船体艦です。
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従来のソ連/ロシア海軍掃海艦は、外洋で活動する海洋掃海艦と、自軍基地周辺海域で活動する基地掃海艦に分けられていましたが、プロジェクト12700は、基地掃海艦海洋掃海艦を統合するものとなり、「対機雷防衛艦」とも呼ばれています。
(当初は基地掃海艦に分類されていたが、2016年に海洋掃海艦となった)


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プロジェクト12700の6番艦「ピョートル・イリイチョーフ」は、サンクトペテルブルク『中部ネヴァ川造船工場』で2018年7月25日に起工されました。
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[ロシア海軍の為のアレクサンドリト級掃海艦6番艦ピョートル・イリイチョーフは起工された]

その乗組員団は、カムチャツカ半島に駐留する太平洋艦隊北東軍集団第114水域防護艦旅団で編成されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフの乗組員が編成された]

「ピョートル・イリイチョーフ」乗組員は、2021年1月17日までにサンクトペテルブルク海軍総合研修センターへ到着し、訓練を開始しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2021年1月17日17時35分配信
【3隻の新たな戦闘艦の乗組員は海軍総合研修センターでの訓練の為にサンクトペテルブルクへ到着した】

「ピョートル・イリイチョーフ」は、2021年1月22日に屋内造船台から出渠しました。
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一方、サンクトペテルブルク海軍総合研修センターでの訓練を終えた「ピョートル・イリイチョーフ」の乗組員は、同型艦「ヤーコフ・バリャーエフ」(2020年12月26日就役)で訓練を行なう為、2021年3月12日にウラジオストクへ到着しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフ乗組員は同型艦ヤーコフ・バリャーエフで訓練を行なう]

「ピョートル・イリイチョーフ」は、2021年4月28日に進水しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフは進水した]

進水後は造船所の岸壁で艤装工事が進められました。
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2021年12月1日からフィンランド湾で洋上試験(工場航行試験)を開始しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフはフィンランド湾で洋上試験を開始した]

その後もフィンランド湾バルト海で洋上試験が続けられていましたが、2022年7月初頭までには一通り完了し、2022年7月11日にサンクトペテルブルクを出航し、配備先であるカムチャツカ半島ペトロパヴロフスク・カムチャツキーへ向かいました。
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「ピョートル・イリイチョーフ」北極海経由でペトロパヴロフスク・カムチャツキーへ行きます。

ペトロパヴロフスク・カムチャツキー到着は9月下旬に予定されており、その後に最終洋上試験が行なわれ、それが完了すればロシア海軍へ引き渡され、正式に太平洋艦隊へ編入されます。

なお、先に太平洋艦隊へ配備された同型艦「ヤーコフ・バリャーエフ」も、就役前に北極海経由でカムチャツカ半島へ回航されています。
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[新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊に編入された]


プロジェクト12700対機雷防衛艦は現在までに10隻が起工され、5隻が就役しています。

アレクサンドル・オブホフАлександр Обухов(工場番号521)
2011年9月22日起工/2014年6月27日進水/2016年12月9日就役
バルト艦隊へ配備

ゲオルギー・クルバトフГеоргий Курбатов(工場番号522)
2015年4月24日起工/2020年9月30日進水/2021年8月20日就役
黒海艦隊へ配備

イワン・アントノフИван Антонов(工場番号523)
2017年1月25日起工/2018年4月25日進水/2019年1月26日就役
黒海艦隊へ配備

ウラジーミル・イェメリヤノフВладимир Емельянов(工場番号524)
2017年4月20日起工/2019年5月30日進水/2019年12月28日就役
黒海艦隊へ配備

ヤーコフ・バリャーエフЯков Баляев(工場番号525)
2017年12月26日起工/2020年1月29日進水/2020年12月26日就役
太平洋艦隊へ配備

ピョートル・イリイチョーフПётр Ильичев(工場番号526)
2018年7月25日起工/2021年4月28日進水/2022年末就役予定
太平洋艦隊へ配備予定

アナトーリー・シレモフАнатолий Шлемов(工場番号527)
2019年7月12日起工/2021年11月26日進水
太平洋艦隊へ配備予定

レフ・チェルナヴィンЛев Чернавин(工場番号528)
2020年7月24日起工
太平洋艦隊へ配備予定

アファナシー・イワンニコフАфанасий Иванников(工場番号529)
2021年9月9日起工
北方艦隊へ配備予定

ポリャールヌイПолярный(工場番号530)
2022年6月12日起工
北方艦隊へ配備予定


現在の所、プロジェクト12700対機雷防衛艦は、計12隻の建造が承認されています。
[ロシア海軍の為の新世代掃海艦アレクサンドリト級は12隻が建造される]

ロシア海軍黒海艦隊の新世代対機雷防衛艦ゲオルギー・クルバトフはセヴァストーポリへ到着した

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『タス通信』より
2022年1月12日16時17分配信
【新たな対機雷防衛艦「ゲオルギー・クルバトフ」はセヴァストーポリへ到着した】
セヴァストーポリ、1月12日/タス通信

昨年8月に黒海艦隊の一員として受け入れられた対機雷防衛艦「ゲオルギー・クルバトフ」セヴァストーポリへ到着し、歓迎式典が開催された。
水曜日に黒海艦隊広報サービスは発表した。

「乗組員はバルト海から黒海艦隊への艦隊間移動を完了し、この間に科は5000海里以上を走破し、等級7の嵐を2回、等級6を1回、等級5を3回乗り越え、これは艦の航海性能と、乗組員のプロ意識の計画外の試験となりました」
声明では、こう述べられた。

セヴァストーポリでの新たな艦の歓迎式典には、クリミア海軍基地司令官フェリクス・メニコフ少将、黒海艦隊水域保護連合部隊の退役将兵、公的機関の代表と聖職者が参加した事が明らかにされた。
「乗組員は、軍楽隊、パンと潮、伝統的な子豚の丸焼きで出迎えられました」
プレスリリースは述べた。

最新対機雷防衛艦「ゲオルギー・クルバトフ」『中部ネヴァ川造船工場』で建造され、2021年8月20日に黒海艦隊の一員として受け入れられた。
これは、黒海艦隊で任務を遂行する第3のプロジェクト12700艦となる。
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艦の船体の製造の為に、複合材料が使用されている。
「ゲオルギー・クルバトフ」の排水量は890トンになり、全長-61メートル、幅10メートル、満載排水量での速力-16.5ノット、乗組員-40名以上。
艦は様々な操舵装置の効率的な複合体を使用している為に高い機動性を有する。
同プロジェクト艦は、乗組員の勤務の快適な条件を作り出す為の新たなアプローチが実現している事をプレスリリースは指摘した。



プロジェクト12700「アレクサンドリト」対機雷防衛艦の2番艦「ゲオルギー・クルバトフ」は、2015年4月24日に起工されました。
[ロシア海軍の為の新型掃海艦ゲオルギー・クルバトフは起工された]


起工から1年以上経った2016年5月下旬までに強化プラスチック製船体の形成は完了しました。
[ロシア海軍の為の新型掃海艦ゲオルギー・クルバトフの船体が形成される]

その後、艦内へ各種機器を設置する為、船体周辺に足場が組まれましたが、2016年6月7日夜に火災が発生しました。

[ロシア海軍の為に建造中の新型掃海艦ゲオルギー・クルバトフで火災が発生した]

この火災により焼けた「ゲオルギー・クルバトフ」強化プラスチック製船体を修復する為、同艦の進水は延期される事になりました。

「ゲオルギー・クルバトフ」の船体の修復は2020年6月に完了し、7月15日には造船台から出ました。
[ロシア海軍の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ゲオルギー・クルバトフは2020年6月に進水する]
[ロシア海軍の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ゲオルギー・クルバトフは2020年9月に進水する]

2020年9月30日、「ゲオルギー・クルバトフ」はようやく進水しました。

[ロシア海軍の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ゲオルギー・クルバトフはサンクトペテルブルクで進水した]

進水後は造船所の岸壁で艤装工事が進められ、2021年6月1日からバルト海で洋上試験を開始しました。
[ロシア海軍の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ゲオルギー・クルバトフは洋上試験を開始した]



洋上試験完了後、2021年8月20日にバルト艦隊基地バルチースク聖アンドレイ旗(ロシア海軍旗)初掲揚式典が開催され、正式にロシア海軍へ就役しました。
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[新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ゲオルギー・クルバトフはロシア海軍へ就役した]

就役後もバルト海に留まっていましたが、2021年12月に多機能後方支援船「フセヴォロド・ボブロフ」(2021年8月21日就役)と共に黒海艦隊基地セヴァストーポリへ回航される事になりました。

2隻の艦船は12月中旬にバルチースクを出航し、北海、英仏海峡、ビスケー湾を通過し、12月25日にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ゲオルギー・クルバトフと多機能後方支援船フセヴォロド・ボブロフは地中海へ入った]

2022年1月7日にボスポラス海峡を北上して黒海へ入り、1月9日にセヴァストーポリへ到着しました。
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1月12日に歓迎式典が開催されました。

プロジェクト12700「アレクサンドリト」対機雷防衛艦は、これまでに黒海艦隊へ2隻~「イワン・アントノフ」(460、2019年1月26日就役)と「ウラジーミル・イェメリヤノフ」(466、2019年12月28日就役)が配備されており、「ゲオルギー・クルバトフ」は3隻目となります。
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ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフはフィンランド湾で洋上試験を開始した

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『統合造船業営団』公式サイトより
2021年12月1日配信
【対機雷防衛艦「ピョートル・イリイチョーフ」は試験を行なう】

『中部ネヴァ川造船工場』(『統合造船業営団』へ加入)で建造されたプロジェクト12700対機雷防衛艦「ピョートル・イリイチョーフ」は、フィンランド湾で工場航行試験プログラムを遂行する。

試験プログラムは1ヶ月半を見込んでいる。
この期間中、『中部ネヴァ川造船工場』最新掃海艦の乗組員は、現実の海上移動の条件下で艦の主要システムとメカニズムの動作を点検しなければならない。
工場航行試験プログラムの完了後、試運転チームと掃海艦の乗組員は国家試験へ着手する。

「ピョートル・イリイチョーフ」は、『中部ネヴァ川造船工場』ロシア連邦海軍へ引き渡す第6のプロジェクト12700艦とならなければならない。
現在、造船所では同プロジェクトの3隻の艦が様々な準備段階に在る。

プロジェクト12700は、ロシア連邦海軍の為に中央海洋設計局『アルマーズ』(『統合造船業営団』へ加入)が開発した。
これらの艦は新世代機雷掃海艦に属しており、新たな対機雷防衛艦は危険地帯へ入る事無く、海上や海底で機雷を探知できる。
機雷へ対処する為、艦は様々な種類の掃海具、更には遠隔操作の自動水中無人機を使用できる。

『中部ネヴァ川造船工場』におけるこれらの艦の建造には、世界の造船業界に同じものが無い最新のロシア技術が使用されている。
同プロジェクト艦は真空注入により形成される一体ガラス繊維強化プラスチックで製造された独特な世界最大の船体を有する。
船体の質量は金属製よりも小さく、その強度は著しく増大している。
このような船体は全く腐食する事は無く、その就役期間は、通常の運用を順守すれば事実上無制限である。

[プロジェクト12700対機雷防衛艦]
排水量-約890トン
全長約-62メートル
幅-約10メートル
最大速力-約16ノット
乗組員-44名




ロシア海軍新世代掃海艦プロジェクト12700「アレクサンドリト」は、船体が一体成型のガラス繊維強化プラスチックで造られており、世界最大級の非金属船体艦です。
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従来のソ連/ロシア海軍掃海艦は、外洋で活動する海洋掃海艦と、自軍基地周辺海域で活動する基地掃海艦に分けられていましたが、プロジェクト12700は、基地掃海艦海洋掃海艦を統合するものとなり、「対機雷防衛艦」とも呼ばれています。
(当初は基地掃海艦に分類されていたが、2016年に海洋掃海艦となった)


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プロジェクト12700の6番艦「ピョートル・イリイチョーフ」は、サンクトペテルブルク『中部ネヴァ川造船工場』で2018年7月25日に起工されました。
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[ロシア海軍の為のアレクサンドリト級掃海艦6番艦ピョートル・イリイチョーフは起工された]

その乗組員団は、カムチャツカ半島に駐留する太平洋艦隊北東軍集団第114水域防護艦旅団で編成されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフの乗組員が編成された]

「ピョートル・イリイチョーフ」乗組員は、2021年1月17日までにサンクトペテルブルク海軍総合研修センターへ到着し、訓練を開始しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2021年1月17日17時35分配信
【3隻の新たな戦闘艦の乗組員は海軍総合研修センターでの訓練の為にサンクトペテルブルクへ到着した】

「ピョートル・イリイチョーフ」は、2021年1月22日に屋内造船台から出渠しました。
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一方、サンクトペテルブルク海軍総合研修センターでの訓練を終えた「ピョートル・イリイチョーフ」の乗組員は、同型艦「ヤーコフ・バリャーエフ」(2020年12月26日就役)で訓練を行なう為、2021年3月12日にウラジオストクへ到着しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフ乗組員は同型艦ヤーコフ・バリャーエフで訓練を行なう]

「ピョートル・イリイチョーフ」は、2021年4月28日に進水しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフは進水した]

進水後は造船所の岸壁で艤装工事が進められました。
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2021年12月1日からフィンランド湾で洋上試験(工場航行試験)を開始しました。

工場航行試験は1ヶ月半程掛かる見込みであり、その後に国家試験が行なわれます。
国家試験が終わればロシア海軍への引き渡しの準備が整います。

従って、「ピョートル・イリイチョーフ」ロシア海軍への引き渡しは、早くても2022年3月くらいになるでしょう。