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ロシア海軍最新鋭潜水艦救助船イーゴリ・ベロウソフは地中海へ入った

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省広報サービス・情報管理部発表
2016年6月16日18時52分配信
【ロシア海軍の最新救助船「イーゴリ・ベロウソフ」は太平洋艦隊への移動を行なってる】

太平洋艦隊の常時駐留所への艦隊間移動中の最新大洋救助船「イーゴリ・ベロウソフ」は、承認された航路であるジブラルタル海峡の通過を完了し、地中海へ入った。

同船の太平洋艦隊への到着は8月に予定されており、同艦隊の捜索救助業務サービスの一員として加わる。
先だって6月10日~13日、救助船「イーゴリ・ベロウソフ」は、必要量の水と食料の補充及び乗組員の休養の為、リスボン港への業務寄港を行なった。

「イーゴリ・ベロウソフ」は6月1日にバルチースクから太平洋艦隊への移動を開始した。
長期航海の開始前、乗組員は一連の準備活動と必要な錬成任務を実施した。

艦隊間移動を行なう際の乗組員及び機器設備の準備状態は、バルト艦隊射爆場での同船の数度の検査航海中に点検された。
5月中に救助船の潜水夫は潜水鐘を使用した深度90メートル及び120メートルへの潜水を何度か実施した。

船の移動準備計画に沿って、電波航法システム及び居住保障システムが点検され、航海士、当直の信号士と無線通信士の訓練、更には船内演習が実施された。
規準量の水、燃料、食料が補充された。

[参照]
「イーゴリ・ベロウソフ」
は、ロシア海軍の為にサンクトペテルブルク「アドミラルティ造船所」で建造されたプロジェクト21300S救助船のトップである。

それは、海底に横渡った、或いは浮上中の遭難した潜水艦乗組員の救助の為に意図されており、潜水艦水上艦へ空気、電力、救助手段を提供する。
加えて、船は遭難した物体の探知と調査を行なうことが出来る。
船の排水量は5000トン、全長は100メートル以上である。


プロジェクト21300S救助船(潜水艦救難艦)「イーゴリ・ベロウソフ」は、2005年10月24日にサンクトペテルブルク市「アドミラルティ造船所」で起工され、2012年10月30日に進水しました。
[新型潜水艦救助船イーゴリ・ベロウソフ進水]

2014年12月25日から最初の洋上試験を開始し、2015年1月7日に終了しました。
[ロシア海軍最新鋭救助船イーゴリ・ベロウソフは最初の洋上試験を終えた]

その後、3月28日には次の洋上試験の為に出航しました。

8月10日、大西洋上で試験を行なう為、サンクトペテルブルクを抜錨しました。
[ロシア海軍最新鋭潜水艦救難艦イーゴリ・ベロウソフは深海試験の為に大西洋へ向かった]


「イーゴリ・ベロウソフ」大西洋上で深海潜水艇プロジェクト18271「ベステル-1」AS-40、深海潜水複合体GVK-450、遠隔操作水中捜索救助装置「パンテラ-プリュス」の深海試験などを実施しました。

深海潜水複合体GVK-450


深海潜水艇プロジェクト18271「ベステル-1」AS-40
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遠隔操作水中捜索救助装置「パンテラ-プリュス」

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大西洋及びバルト海での各種試験を終えた「イーゴリ・ベロウソフ」は2015年10月末にサンクトペテルブルクへ戻ってきました。
[ロシア海軍最新救助船(潜水艦救難艦)イーゴリ・ベロウソフは工場航行試験を完了した]

その後、「イーゴリ・ベロウソフ」バルト海国家受領試験を行ない、2015年12月下旬に完了しました。

2015年12月25日、海軍旗(聖アンドレイ旗)初掲揚式典が開催され、正式にロシア海軍へ就役しました。
[最新鋭潜水艦救助船イーゴリ・ベロウソフはロシア海軍へ就役した]



「イーゴリ・ベロウソフ」搭載艇AS-40は先にウラジオストクへ移送されました。
[ロシア海軍最新鋭バチスカーフAS-40は太平洋艦隊の救助船アラゲズへ受け入れられた]

「イーゴリ・ベロウソフ」は、就役後もバルチースクに留まり、錬成訓練を行なっていましたが、2016年6月1日、ウラジオストクへ向け出港しました。
[ロシア海軍最新鋭潜水艦救助船イーゴリ・ベロウソフはウラジオストクへ向かった]

6月10日から13日までポルトガルリスボンへ寄港しました。
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そして6月16日にジブラルタル海峡を通過し、地中海へ入りました。


「イーゴリ・ベロウソフ」ウラジオストク到着は2016年8月の予定です。


プロジェクト21300S救助船(潜水艦救難艦)は、計5隻の建造が計画されており、2番船は2017年末に起工される予定です。

ロシア海軍最新鋭潜水艦救助船イーゴリ・ベロウソフはウラジオストクへ向かった


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年6月1日13時51分配信
【特殊船「イーゴリ・ベロウソフ」はバルチースクからウラジオストクへ出発した】
モスクワ、6月1日-ロシア通信社ノーボスチ

特殊海洋調査船「イーゴリ・ベロウソフ」は、バルチースクから太平洋艦隊の常時駐屯所ウラジオストク市への移動を開始した。
ロシア連邦国防省下の海軍広報サービス・情報供給部長イーゴリ・ディガロ1等海佐は発表した。

「本日・6月1日、最新の大洋救助船イーゴリ・ベロウソフはバルチースク市から出航し、太平洋艦隊の常時駐屯所への艦隊間移動任務の遂行へ着手しました。
長期航海の開始前に救助船イーゴリ・ベロウソフ乗組員は一連の準備活動と必要な錬成任務を実行しました」
ディガロ
は話した。

艦隊間移動の乗組員及び機器装置の準備の為の船の検査出航はバルト艦隊射爆場で実施された。
5月に船の潜水夫は潜水鐘を使用した深度90メートル及び120メートルへの潜水を何度か実施した。

更に、船上の電波航法システム及び居住保障システムが点検され、航海士、当直の信号士と無線通信士の訓練が実施された。

移動中に船は業務寄港の為に7ヵ国を訪れる。
計画によると、太平洋艦隊への到着は8月である。


プロジェクト21300S救助船(潜水艦救難艦)「イーゴリ・ベロウソフ」は、2005年10月24日にサンクトペテルブルク市「アドミラルティ造船所」で起工され、2012年10月30日に進水しました。
[新型潜水艦救助船イーゴリ・ベロウソフ進水]

2014年12月25日から最初の洋上試験を開始し、2015年1月7日に終了しました。
[ロシア海軍最新鋭救助船イーゴリ・ベロウソフは最初の洋上試験を終えた]

その後、3月28日には次の洋上試験の為に出航しました。

8月10日、大西洋上で試験を行なう為、サンクトペテルブルクを抜錨しました。
[ロシア海軍最新鋭潜水艦救難艦イーゴリ・ベロウソフは深海試験の為に大西洋へ向かった]


「イーゴリ・ベロウソフ」大西洋上で深海潜水艇プロジェクト18271「ベステル-1」AS-40、深海潜水複合体GVK-450、遠隔操作水中捜索救助装置「パンテラ-プリュス」の深海試験などを実施しました。

深海潜水複合体GVK-450


深海潜水艇プロジェクト18271「ベステル-1」AS-40
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遠隔操作水中捜索救助装置「パンテラ-プリュス」

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大西洋及びバルト海での各種試験を終えた「イーゴリ・ベロウソフ」は2015年10月末にサンクトペテルブルクへ戻ってきました。
[ロシア海軍最新救助船(潜水艦救難艦)イーゴリ・ベロウソフは工場航行試験を完了した]

その後、「イーゴリ・ベロウソフ」バルト海国家受領試験を行ない、2015年12月下旬に完了しました。

2015年12月25日、海軍旗(聖アンドレイ旗)初掲揚式典が開催され、正式にロシア海軍へ就役しました。
[最新鋭潜水艦救助船イーゴリ・ベロウソフはロシア海軍へ就役した]



「イーゴリ・ベロウソフ」搭載艇AS-40は先にウラジオストクへ移送されました。
[ロシア海軍最新鋭バチスカーフAS-40は太平洋艦隊の救助船アラゲズへ受け入れられた]

そして「イーゴリ・ベロウソフ」は、就役後もバルチースクに留まり、錬成訓練を行なっていましたが、2016年6月1日、ウラジオストクへ向け出港しました。

ウラジオストク到着は2016年8月の予定です。


プロジェクト21300S救助船(潜水艦救難艦)は、計5隻の建造が計画されており、2番船は2017年末に起工される予定です。

最新鋭潜水艦救助船イーゴリ・ベロウソフはロシア海軍へ就役した

本日(2015年12月25日)、プロジェクト21300S救助船「イーゴリ・ベロウソフ」はロシア海軍へ就役しました。
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『タス通信』より
2015年12月25日10時14分配信
【ロシア連邦海軍の為の最初の救助船「イーゴリ・ベロウソフ」へアンドレイ旗は揚がった】
サンクトペテルブルク、12月25日/タス通信

このクラスの最初の救助船「イーゴリ・ベロウソフ」ロシア海軍の戦闘編制へ加入した。
タス通信特派員は「アドミラルティ造船所」での式典会場から報告した。

行事には、造船所総取締役アレクサンドル・ブザコフ、海軍総司令官代理(軍備担当)ヴィクトール・ブルスク中将、業界の代表が出席した。

「貴方達がロシア海軍へ贈って下さった新年の贈り物に、大いに感謝します。
海軍は、この船を長い間待ち望んでおりました。
その作成には、長年に渡り蓄積されてきた全ての進歩的なアイデアが取り入れられています」
ブルスク
は造船所に言及し、こう話した。

「イーゴリ・ベロウソフ」の費用は100億ルーブル以上になるとヴィクトール・ブルスクは伝えた。

ヴィクトール・ブルスクは更に、ロシア海軍救助船「イーゴリ・ベロウソフ」サンクトペテルブルクからウラジオストクへ向かわせるに当たり、北極海航路では無く「全ての大洋の通過」を計画していると言った。

「船の最終的な移動ルートは未だ承認されてはおりませんが、おそらくは、北極海航路では無く、全ての大洋を通過して行く事になるでしょう。
様々な緯度において、船の更なる確認を行なう為に。
移動の開始は2016年春の予定です」
ブルスク
は話した。

[船について]
「イーゴリ・ベロウソフ」
太平洋艦隊へ向かう。
救助船ウラジオストクに駐留するロシア海軍緊急救助支隊の一員として含まれる。
今、海軍は、このクラスの船のシリーズ建造の継続の可能性について検討している。

海洋捜索救助船「イーゴリ・ベロウソフ」は、ロシア連邦国防省の発注により2005年12月に起工された。
船は合資会社「中央海洋設計局アルマーズ」(プロジェクト21300)により設計され、海底に横たわった、或いは水上位置に在る遭難した潜水艦乗組員の救助、更には、救助した艦の乗組員の生命活動の保障の為に意図されている。


プロジェクト21300S救助船(潜水艦救難艦)「イーゴリ・ベロウソフ」は、2005年10月24日にサンクトペテルブルク市「アドミラルティ造船所」で起工され、2012年10月30日に進水しました。
[新型潜水艦救助船イーゴリ・ベロウソフ進水]

2014年12月25日から最初の洋上試験を開始し、2015年1月7日に終了しました。
[ロシア海軍最新鋭救助船イーゴリ・ベロウソフは最初の洋上試験を終えた]

その後、3月28日には次の洋上試験の為に出航しました。

8月10日、大西洋上で試験を行なう為、サンクトペテルブルクを抜錨しました。
[ロシア海軍最新鋭潜水艦救難艦イーゴリ・ベロウソフは深海試験の為に大西洋へ向かった]


「イーゴリ・ベロウソフ」大西洋上で深海潜水艇プロジェクト18271「ベステル-1」AS-40、深海潜水複合体GVK-450、遠隔操作水中捜索救助装置「パンテラ-プリュス」の深海試験などを実施しました。

深海潜水複合体GVK-450


深海潜水艇プロジェクト18271「ベステル-1」AS-40
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遠隔操作水中捜索救助装置「パンテラ-プリュス」

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大西洋及びバルト海での各種試験を終えた「イーゴリ・ベロウソフ」は2015年10月末にサンクトペテルブルクへ戻ってきました。
[ロシア海軍最新救助船(潜水艦救難艦)イーゴリ・ベロウソフは工場航行試験を完了した]

その後、「イーゴリ・ベロウソフ」バルト海国家受領試験を行ない、2015年12月下旬に完了しました。

そして2015年12月25日、海軍旗(聖アンドレイ旗)初掲揚式典が開催され、正式にロシア海軍へ就役しました。



「イーゴリ・ベロウソフ」は、2016年春にウラジオストクへ回航され、太平洋艦隊へ配備されます。

プロジェクト21300S救助船(潜水艦救難艦)は、計5隻の建造が計画されており、2番船は2017年末に起工される予定です。

ロシア海軍最新救助船(潜水艦救難艦)イーゴリ・ベロウソフは工場航行試験を完了した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省広報サービス・情報管理部発表
2015年10月28日16時7分配信
【大洋救助船「イーゴリ・ベロウソフ」は工場航行試験を成功裏に完了した】

ロシア海軍の為に建造された大洋救助船「イーゴリ・ベロウソフ」は、大西洋及びバルト海エリアにおける工場航行試験を完了した。

同船は、今年11月後半に計画されている国家受領試験の準備の為、サンクトペテルブルクへ到着した。

工場航行試験中、大深度での潜水鐘、更には、深海潜水複合体GVK-450の全ての構成要素の動作数値の点検が、潜水艦乗員を救助する為の行動方式に沿って実施された。


船上捜索救助機器の当局間試験の枠組みにおいて、特殊深海捜索救助装置「ベステル-1」の点検が成功裏に行なわれ、完全に潜航した遠隔操作水中捜索救助装置「パンテラ-プリュス」は最大深度で動作した。
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船上では、潜水夫の深度100メートルへの深海潜航が水中長期滞在モードで行なわれ、同時に水中機器、水圧システム、作業工具、深海潜水用具の点検が行なわれた。

同船の乗組員と業界の代表は海上で、遭難した潜水艦の救助のために意図されている船上のハードウェアであるマルチビーム測深器とサイドスキャンソナー、無線航法機器の機能の詳細な点検という大量の作業を遂行した。
専門家は同船の特殊昇降装置を点検した。

救助船「イーゴリ・ベロウソフ」は、国家受領試験段階の完了後、2015年末までにロシア海軍の一員として加わる。

[参照]
「イーゴリ・ベロウソフ」
は、サンクトペテルブルク「アドミラルティ造船所」ロシア海軍の為に建造されたプロジェクト21300S救助船のトップである。
それは、海底に横たわっているか、或いは浮上位置に在る遭難した潜水艦乗組員の救助、潜水艦及び水上艦への空気、電力、救助手段の提供の為に意図されている。

加えて同船は、国際海上救助グループの一員となる事を含め、事故に遭った施設の捜索と調査を行なう事が出来る。

同船の排水量は5000トン、全長は100メートル以上である。


プロジェクト21300S救助船(潜水艦救難艦)「イーゴリ・ベロウソフ」は、2005年10月24日にサンクトペテルブルク市「アドミラルティ造船所」で起工され、2012年10月30日に進水しました。
[新型潜水艦救助船イーゴリ・ベロウソフ進水]

2014年12月25日から最初の洋上試験を開始し、2015年1月7日に終了しました。
[ロシア海軍最新鋭救助船イーゴリ・ベロウソフは最初の洋上試験を終えた]

その後、3月28日には次の洋上試験の為に出航しました。

そして8月10日、大西洋上で試験を行なう為、サンクトペテルブルクを抜錨しました。
[ロシア海軍最新鋭潜水艦救難艦イーゴリ・ベロウソフは深海試験の為に大西洋へ向かった]


「イーゴリ・ベロウソフ」大西洋上で深海潜水艇プロジェクト18271「ベステル-1」AS-40、深海潜水複合体GVK-450、遠隔操作水中捜索救助装置「パンテラ-プリュス」の深海試験などを実施しました。

大西洋及びバルト海での各種試験を終えた「イーゴリ・ベロウソフ」サンクトペテルブルクへ戻ってきました。

今後、「イーゴリ・ベロウソフ」国家受領試験を行ない、それが終わった後、ロシア海軍へ引き渡される事になります。

現在の所、「イーゴリ・ベロウソフ」は、2015年末までにロシア海軍へ引き渡される予定です。

ロシア海軍へ就役後、「イーゴリ・ベロウソフ」太平洋艦隊へ配備されます。

プロジェクト21300S救助船(潜水艦救難艦)は、計5隻の建造が計画されています。

ロシア海軍最新鋭潜水艦救難艦イーゴリ・ベロウソフは深海試験の為に大西洋へ向かった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省広報サービス・情報管理部発表
2015年8月10日19時15分配信
【大洋救助船「イーゴリ・ベロウソフ」は第4段階工場航行試験へ出発した】

本日(8月10日)、ロシア海軍捜索・遭難救助業務サービスの為に公開株式会社『アドミラルティ造船所』で建造されている最新救助船「イーゴリ・ベロウソフ」は、8月に実施される第3段階工場航行試験の課題へ取り組む為サンクトペテルブルクを抜錨し、大西洋へ針路を取った。

試験中、同船の乗組員は、深海条件下で捜索救助機器及び装置の動作、更には、居住保障システムの品質、推進装置及び機構の動作を点検する。
更には、標準装備の無線航法機器の試験も行われる。

大西洋での第4段階工場航行試験完了後、救助船「イーゴリ・ベロウソフ」乗組員は国家試験を開始する予定である。
同船は、2015年末にロシア海軍の一員として加わる。

[参照]
「イーゴリ・ベロウソフ」
は、ロシア海軍の為にサンクトペテルブルク「アドミラルティ造船所」で建造されたプロジェクト21300S救助船のトップである。

それは、海底に横渡った、或いは浮上中の遭難した潜水艦乗組員の救助の為に意図されており、潜水艦水上艦へ空気、電力、救助手段を提供する。
加えて、船は国際海上救助グループの一員となる事を含め、遭難した物体の探知と調査を行なうことが出来る。

船の排水量は5000トン、全長は100メートル以上である。


プロジェクト21300S救助船(潜水艦救難艦)「イーゴリ・ベロウソフ」は、2005年10月24日にサンクトペテルブルク市「アドミラルティ造船所」で起工され、2012年10月30日に進水しました。
[新型潜水艦救助船イーゴリ・ベロウソフ進水]

2014年12月25日から最初の洋上試験を開始し、2015年1月7日に終了しました。
[ロシア海軍最新鋭救助船イーゴリ・ベロウソフは最初の洋上試験を終えた]

その後、3月28日には次の洋上試験の為に出航しました。

そして8月10日、大西洋上で試験を行なう為、サンクトペテルブルクを抜錨しました。


「イーゴリ・ベロウソフ」大西洋上で深海潜水艇プロジェクト18271「ベステル-1」AS-40の深海試験などを実施します。

大西洋での試験を終えた後、「イーゴリ・ベロウソフ」国家受領試験へと進みます。

「イーゴリ・ベロウソフ」は、今年11月25日にロシア海軍へ引き渡される予定です。
[最新鋭潜水艦救難艦イーゴリ・ベロウソフは2015年11月にロシア海軍へ引き渡される]

ロシア海軍へ就役後、「イーゴリ・ベロウソフ」太平洋艦隊へ配備されます。

プロジェクト21300S救助船(潜水艦救難艦)は、計5隻の建造が計画されています。

最新鋭潜水艦救難艦イーゴリ・ベロウソフは2015年11月にロシア海軍へ引き渡される

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『タス通信』より
2015年3月31日9時38分配信
【救助船「イーゴリ・ベロウソフ」は11月に海軍の一員として加わる】
モスクワ、3月31日/タス通信

救助船プロジェクト21300「イーゴリ・ベロウソフ」は、今年11月にロシア海軍の一員として加わる。
海軍総司令官ヴィクトール・チルコフ大将は記者団へ伝えた。

「現在、深海救助装置ヴェステル-1と共にイーゴリ・ベロウソフの工場航行試験が実施されております。
同船の海軍への編入予定時期は、11月25日です」

彼は話した。
「イーゴリ・ベロウソフは、太平洋艦隊の艦船捜索・救難業務サービスの一員として補充される計画です」

続けてチルコフは、このような深海救助装置を有する船のシリーズは5隻が建造されると述べた。

「これにより、我々は、基地から離れたあらゆる距離での海軍部隊の捜索救助支援といった重要な課題を効率良く達成する事が可能となります」
総司令官は指摘した。

これと並行して、他のプロジェクトの救助船が建造される。
チルコフによると、これにより、近い将来、北方艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊へ、深海救助装置を有する救助船2隻を、太平洋艦隊へは3隻を配備する事が可能となる。


プロジェクト21300S救助船(潜水艦救難艦)「イーゴリ・ベロウソフ」は、2005年10月24日にサンクトペテルブルク市「アドミラルティ造船所」で起工され、2012年10月30日に進水しました。
[新型潜水艦救助船イーゴリ・ベロウソフ進水]

2014年12月25日から最初の洋上試験を開始し、2015年1月7日に終了しました。
[ロシア海軍最新鋭救助船イーゴリ・ベロウソフは最初の洋上試験を終えた]

その後、3月28日には次の洋上試験の為に出航しました。
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今回、ロシア海軍総司令官ヴィクトール・チルコフ提督は、「イーゴリ・ベロウソフ」が今年11月25日の引き渡しを予定していることを明らかにしました。
更には、「イーゴリ・ベロウソフ」太平洋艦隊へ配備される事も。

今回のチルコフ提督の発言によると、プロジェクト21300Sは、計5隻が建造されます。

ロシア海軍は将来的に、北方艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊へ2隻ずつ、太平洋艦隊へ3隻の救助船を配備する予定であり、合計9隻となります。
つまり、21300S(イーゴリ・ベロウソフ型)の他に、別のタイプの救助船4隻が建造されることになります。

ロシア海軍最新鋭救助船イーゴリ・ベロウソフは最初の洋上試験を終えた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省(ロシア連邦海軍総司令部)広報サービス・情報管理部発表
2015年1月7日9時30分配信
【救助船「イーゴリ・ベロウソフ」乗組員はバルト海での航行試験の第1段階を完了した】

海軍のニーズの為に造船企業「アドミラルティ造船所」が建造した最新救助船「イーゴリ・ベロウソフ」の乗組員は、工場航行試験の第1段階を完了した。
同船の生活保障システム、動力装置及び機構、更には無線航法支援装置の動作がチェックされた。

更に、工場航行試験段階において、乗組員は、救助船「イーゴリ・ベロウソフ」の船上に常時配置されるユニークな深海救助装置「ベステル-1」を成功裏に作動させた。
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2015年第1クオーター(1-3月)に救助船「イーゴリ・ベロウソフ」サンクトペテルブルク市から北方艦隊への艦隊間移動を行なう予定であり、有人救助装置と、更には遭難した潜水艦の乗組員の緊急支援の為に意図されている救助機器の深海での国家試験段階を開始する。

「イーゴリ・ベロウソフ」は、プロジェクト21300S救助船のトップであり、サンクトペテルブルク市「アドミラルティ造船所」ロシア海軍の為に建造された。

それは海底に横たわった、或いは水中位置で緊急事態に陥った潜水艦の乗組員の支援の為に意図されており、潜水艦及び水上艦を援助する為の空中、電気、救助機器を有する。
また、船は国際海洋救助集団の一員として、遭難した物体の捜索、調査を実施する事が出来る。

船上には、水中装置及び高圧室、更には、遭難した及び潜水艦の乗組員を援助する為の医療機器を含め、最新の複合救助設備が在る。


プロジェクト21300S救助船「イーゴリ・ベロウソフ」は、2005年10月24日にサンクトペテルブルク市「アドミラルティ造船所」で起工され、2012年10月30日に進水しました。
[新型潜水艦救助船イーゴリ・ベロウソフ進水]

2014年12月25日から工場航行試験を開始し、2015年1月7日に終了しました。

今後は北方艦隊の基地へ移動し、深海での各種試験が実施されるとの事です。

「イーゴリ・ベロウソフ」は、2015年にロシア海軍へ引き渡される予定です。

新型潜水艦救助船イーゴリ・ベロウソフ進水

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2012年10月30日、サンクトペテルブルク市の「アドミラルティ造船所」で建造中の新型救助船「イーゴリ・ベロウソフ」が進水しました。

「アドミラルティ造船所」公式サイトより
【株式会社「アドミラルティ造船所」は救助船「イーゴリ・ベロウソフ」を進水させた】
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『中央海軍ポータル(フロートコム)』より
2012年10月30日配信
【大洋級救助船の進水はサンクトペテルブルクで行なわれた】

進水式典には、ロシア海軍総司令官ヴィクトル・チルコフ大将、株式会社「アドミラルティ造船所」総取締役アレクサンドル・ブザコフ「統合造船業営団」総裁アンドレイ・ジャチコフといった要人が出席しました。


2012年10月30日配信
【救助船「イーゴリ・ベロウソフ」の建造が長期に渡ったのは、同プロジェクトの搭載機器の難事の為である-ヴィクトル・チルコフ】

ロシア海軍総司令官ヴィクトル・チルコフ大将は、2005年12月24日に起工された「イーゴリ・ベロウソフ」の建造が長期間に渡ったのは、同船に搭載予定の深海救助機器GVK-450の開発遅延によるものであると述べました。
この他、同船の建造資金供給も滞っていた為、工事が中断される事も有りました。


2012年10月30日配信
【ロシア海軍の大洋級救助船のシリーズ船の建造は、救助船「イーゴリ・ベロウソフ」の試験結果による-海軍総司令官】

ロシア海軍総司令官ヴィクトル・チルコフ大将は、救助船「イーゴリ・ベロウソフ」の同型船が建造されるか否かは、「イーゴリ・ベロウソフ」の航海試験の結果によると述べました。


2012年10月30日配信
【深海救助装置「ベステル-1」は2013年4月に係留試験を実施する】

「アドミラルティ造船所」総取締役アレクサンドル・ブザコフは、「イーゴリ・ベロウソフ」に搭載予定のプロジェクト18271「ベステル-1」深海救助装置の係留試験が2013年4月に実施されると述べました。

「ベステル-1」は、ニジニ・ノヴゴロド中央設計局「ラズリート」が開発しており、プロジェクトは1994年にスタートしました。
建造を担当するのは「アドミラルティ造船所」です。

因みに、原型のプロジェクト18270「ベステル」深海救助装置AS-36は1996年に北方艦隊へ配備されています。
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救助船「イーゴリ・ベロウソフ」の建造のきっかけとなったのは、2000年8月の原子力潜水艦「クルスク」爆沈事故でした。
この時、「クルスク」の乗員の一部は沈没後も生存していたのですが、当時、極度の財政難に喘いでいたロシア海軍には、沈没した潜水艦を救助できる各種設備(救助船など)の維持すら困難であり、この為、「クルスク」乗組員を救助する事が出来ませんでした。

[プロジェクト21300救助船「イーゴリ・ベロウソフ」]
水線長:97.8メートル
水線幅:17.2メートル
中央部全高:10.6メートル
排水量:5037トン
速力:15ノット
航続距離:3500海里
乗員:96名
この他に120名を収容可能

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