ロシア海軍北方艦隊の原子力大型潜水艦オブニンスクはバレンツ海の演習中に重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーへ魚雷攻撃を行なった

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『タス通信』より
2017年6月23日13時24分配信
【北方艦隊の潜水艦「オブニンスク」は演習中に仮想敵艦を攻撃した】
ムルマンスク、6月23日/タス通信

多目的原子力潜水艦「オブニンスク」乗組員は、バレンツ海での演習中に仮想敵艦船支隊への魚雷攻撃へ取り組んだ。
金曜日、北方艦隊広報サービスは発表した。

「潜水艦乗員は、重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキー、大型対潜艦セヴェロモルスクとヴィツェ・アドミラル・クラコーフで構成される艦船支隊へ魚雷攻撃を実施しました」
声明では、こう述べられた。

射撃は成功裏に行われ、水上目標は仮想撃破された事は注目される。
「艦船支隊を攻撃する演習の全段階の実施中、オブニンスクの潜水艦乗員は、高度の専門的な準備と整然とした行動を示しました」
声明では、こう述べられた。

更に「オブニンスク」乗組員は、敵水上部隊の追跡から離脱する水中操艦の課題へ取り組んだ。



プロジェクト671RTMK「シチューカ」(NATOコード名「ヴィクターIII」)巡洋潜水艦K-138は、1988年12月7日にレニングラード(現サンクトペテルブルク)アドミラルティ造船所で起工され、1989年8月5日に進水しました。
その後、内陸水路経由でセヴェロドヴィンスクへ運ばれ、1989年11月から12月に掛けて工場航行試験及び国家受領試験が実施されました。
1990年5月10日に海軍へ納入され、赤旗北方艦隊・第1潜水艦小艦隊・第33潜水艦師団へ編入されました。

1992年7月3日、原子力大型潜水艦に類別変更され、B-138と改称されました。

2000年5月5日、オブニンスク市と後援協定が締結され、「オブニンスク」と命名されました。

2001年7月、第11潜水艦師団(対空母師団)へ転属しました。

2011年から艦船修理工場『ネルパ』で修理(と寿命延長近代化)が行なわれ、2014年5月16日に進水しました。
[修理中のヴィクターIII級原潜オブニンスクは進水した]
修理は2015年秋に完了しました。

2014年12月8日、バレンツ海から沿岸の射爆場へ有翼ミサイル(カリブル?)を発射しました。
[ロシア海軍のヴィクターIII級原潜オブニンスクはバレンツ海から巡航ミサイルを発射した]

2015年7月26日の「ロシア海軍の日」セヴェロモルスク北方艦隊の観艦式へ参加した事以外、「オブニンスク」の動向が当局から公表される事は有りませんでしたが、2015年12月22日に「遠距離航海任務」を終えてザオゼルスク基地へ帰港しました。
[ロシア海軍北方艦隊の原子力大型潜水艦オブニンスクは長期航海を終えて基地へ戻ってきた]


2016年8月15日にはバレンツ海で魚雷発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の原子力大型潜水艦オブニンスクはバレンツ海で魚雷を発射した]

2017年3月10日には、最新のプロジェクト955「ボレイ」原子力戦略用途水中巡洋艦の1番艦K-535「ユーリー・ドルゴルーキー」(2013年1月10日就役)とバレンツ海で『決闘』(対戦戦闘訓練)を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の原子力戦略用途水中巡洋艦ユーリー・ドルゴルーキーと原子力大型潜水艦オブニンスクはバレンツ海で『決闘』を行なった]

2017年6月22日、重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」及び「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」バレンツ海で対潜戦闘演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは大型対潜艦2隻と共にバレンツ海で対潜戦闘訓練を実施した]
この時、1隻の多目的原子力潜水艦が「敵役」として演習へ参加しました。

この多目的原子力潜水艦「オブニンスク」だったようです。

そして6月23日、「オブニンスク」は、「ピョートル・ヴェリキー」、「セヴェロモルスク」、「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」を目標にして魚雷攻撃訓練を行ないました。
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ロシア海軍最後のタイフーン級原潜ドミトリー・ドンスコイは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ移動した

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2017年5月29日15時39分配信
【(ロシア)海軍の最後の原子力艦「アクラ」はセヴェロモルスクへ移動した】

プロジェクト941重原子力水中巡洋艦「ドミトリー・ドンスコイ」は、久しぶりに北方艦隊主要海軍基地セヴェロモルスクへ到着した。
5月29日・月曜日、『インタファクス』は消息筋の談話を報じた。


対談者が確言したように、これは、水中原子力艦クロンシュタットへの移動開始の前兆である。
同艦は、クロンシュタットで7月30日の海軍の日に実施される主要海軍パレードへ参加しなければならない。

以前、艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』(『統合造船業営団』へ加入)広報サービスは、同社が重原子力水中巡洋艦「ドミトリー・ドンスコイ」の技術的準備を問題なく完了したと発表した。
1ヶ月半に渡り、艦内総合システムの機器、機雷-魚雷兵器、電気機器と電力供給システムの修復が行なわれた。

「ドミトリー・ドンスコイ」は、ロシア海軍に唯一残されているプロジェクト941(コード名「アクラ」)原子力水中艦である。
2003年から2010年まで、潜水艦から「ブラヴァー」の試験が実施され、合計14回の発射の内、半分は成功と見なされている。
2015年には、潜水艦は何度も対潜演習の実施中に北方艦隊戦闘訓練射爆場へ出航した。

戦略原子力水中ロケット艦プロジェクト941「アクラ」は、世界最大の潜水艦である。
1981年から1989年に掛けて、このタイプの艦6隻が進水し、就役した。
潜水艦の主要兵装は、水中位置から発射管へ水を注入する必要なく、火薬蓄積圧力により発射を保障する20基の大陸間弾道ミサイルR-39である。



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ロシア・ソ連潜水艦総合情報サイト『ディープストーム』より
【プロジェクト941「アクラ」(NATOコード名「タイフーン」)】
1981年~1989年に6隻が就役しましたが、現役に留まっているのは1隻のみであり、既に3隻が解体されています。

プロジェクト941重原子力戦略用途水中巡洋艦(タイフーン級)の1番艦TK-208「ドミトリー・ドンスコイ」(1981年12月29日納入、1982年12月14日海軍旗掲揚)は、1990年代末に新開発の潜水艦弾道ミサイル「ブラヴァー」の試験艦へ改造され、2005年から2010年まで発射試験に従事しました。

その後、「ブラヴァー」発射試験艦としての任務を解かれ、今度は、海洋で試験を行なう新型潜水艦のサポート(試験のモニタリング)を行なう事になりました。
[タイフーン級原潜「ドミトリー・ドンスコイ」は試験艦として現役に留まる]

2013年には、戦略原潜「アレクサンドル・ネフスキー」、多用途原潜「セヴェロドヴィンスク」の海洋試験をサポートしました。
[タイフーン級原潜はロシア新世代原潜の海洋試験をサポートする]

2014年にも、新型原潜の海洋試験のモニタリングの為に何度か出航しています。
[タイフーン級原潜ドミトリー・ドンスコイは出航した]
[タイフーン級原潜ドミトリー・ドンスコイは帰港した]
[ロシア海軍最新鋭原潜セヴェロドヴィンスクはタイフーン級原潜ドミトリー・ドンスコイと共に出航した]

2015年6月26日から7月16日まで白海へ出航しました。
[ロシア海軍のタイフーン級原潜ドミトリー・ドンスコイは白海へ出航した]
[ロシア海軍最後のタイフーン級原潜ドミトリー・ドンスコイは3週間の航海を終えて帰港した]

2015年9月3日から10日まで、再び白海へ出航しました。
[ロシア海軍最後のタイフーン級原潜ドミトリー・ドンスコイは白海へ出た]
[ロシア海軍の重原子力戦略用途ロケット水中巡洋艦ドミトリー・ドンスコイはセヴェロドヴィンスクへ帰港した]

「ドミトリー·ドンスコイ」は、2020年まではロシア海軍に留まる事になります。
[タイフーン級原潜ドミトリー・ドンスコイはロシア海軍に留まる]
[ロシア海軍最後のタイフーン級原潜ドミトリー・ドンスコイは2020年まで現役に留まり、潜水艦弾道ミサイル"ブラヴァー"改良型の試験を行なう]


暫く動きの無かった「ドミトリー·ドンスコイ」ですが、今年になってからセヴェロドヴィンスクで整備が行なわれ、2017年5月27日にセヴェロモルスクへ到着しました。
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今後、「ドミトリー·ドンスコイ」クロンシュタットへ移動するようです。
7月30日の「ロシア海軍の日」の観艦式へ参加する為に。


「ドミトリー·ドンスコイ」が7月30日にクロンシュタットで行なわれる観艦式へ参加するという情報は、以前から何度も出ています。
何れも非公式筋からの情報ですが。

『イズベスチヤ』より
2017年4月27日0時1分配信
【超強力な核戦力「タイフーン」はバルト海へ行く】

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年5月4日20時25分配信
【(ロシア)海軍の日の為に北方艦隊の4隻の1等艦がクロンシュタットへの移動を計画している】

クロンシュタットの観艦式には、「ドミトリー·ドンスコイ」以外にも、北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」が参加するかもしれません。

ロシア海軍のチタン製原潜カルプの近代化改装作業は中断している

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2017年4月27日18時35分配信
【情報筋:「カルプ」の近代化の再開は有りそうにない】

チタン潜水艦プロジェクト945「カルプ」の近代化は、2014年に艦からの(核)燃料の撤去に限定されている。
『海軍産業』(フロートプロム)への防衛産業企業体の情報提供者によると、作業の再開は有りそうにない。


「カルプの近代化は、あまりにも長く、労力を有するものであり、その加工作業は、かなり高価です」
対談者は話した。
「今日において(ロシア)国防省は、これが、より急を要するプロジェクトであるのかどうか、その妥当性を疑問視しています」

彼は、構造的に複雑な「カルプ」を、国防省から出された第4世代潜水艦の必要条件まで近づける可能性については明確ではないと付け加え、更に、最終的な決定は未だ採択されてない事を強調した。

サイト『ディープストーム』創設者のアンドレイ・ニコラエフによると、プロジェクト945潜水艦の近代化の妥当性の問題を提起する場合、「カルプ」「コストロマ」(同プロジェクトの第2の潜水艦、「カルプ」の後に更新が計画されている)の近代化の資金と労力は、新たな「ヤーセン」の建造へ向けるのが論理的である。

「各潜水艦は存在しております。
近代化されるヤーセンのような現代的な艦を受領する機会、或いはプロジェクト971の復帰の試みへ集中する方が合理的でしょう。
多分、その方が経済的合理性が有ります」

彼は専門家と意見を共有した。

[『海軍産業』参考資料]
(ロシア)国防省
は、2014年にセヴェロドヴィンスク艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』と、プロジェクト945潜水艦B-239「カルプ」B-276「コストロマ」の修理及び近代化の契約へ署名した。

「バラクーダ」は、新たな水中音響ステーション(ソナー)、戦闘情報管理システム、レーダー、GLONASS/GPS航法システム、兵装システムの取得が予定されている。

2015年2月には、近代化が停止した事が知られるようになったが、同社広報サービスは、修理作業は続けられていると表明した。

潜水艦「カルプ」は1984年に、「コストロマ」は1987年に北方艦隊へ加入した。
それぞれ1998年と2000年には予備役に編入された。
双方の潜水艦は、ニジニ・ノヴゴロド造船所『クラースノエ・ソルモヴォ』で建造された。



チタン製の船体を持つプロジェクト945/945A原子力潜水艦は、1980年代前半~1990年代前半に掛けて計4隻が就役し、全て北方艦隊第7潜水艦師団へ配備されました。
[アラグバ(ヴィジャエヴォ)のロシア海軍原子力潜水艦]
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ロシア・ソ連潜水艦総合情報サイト『ディープストーム』より
【プロジェクト945「バラクーダ」(NATOコード名「シエラI」)】

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・K-239:工場番号301
(1992年7月3日にB-239へ改名、1993年4月6日に「カルプ」と命名)
1979年7月20日起工/1983年7月29日進水/1984年9月29日納入/1984年12月7日就役

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・K-276:工場番号302
(1992年7月3日にB-276へ改名、1993年4月6日に「クラブ」と命名、1996年11月15日に「コストロマ」と改名)
1984年4月21日起工/1986年7月26日進水/1987年10月27日納入/1987年11月4日就役


【プロジェクト945A「コンドル」(NATOコード名「シエラII」)】

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・K-534:工場番号3003
(1992年7月3日にB-534へ改名、1993年4月6日に「ズバトカ」と命名、1995年3月23日に「ニジニ・ノヴゴロド」と改名)
1986年2月15日起工/1989年8月7日進水/1990年12月26日納入/1990年12月27日就役

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・K-336:工場番号3004
(1992年7月3日にB-336へ改名、1993年4月6日に「オクーン」と命名、1996年4月3日に「プスコフ」と改名)
1989年7月29日起工/1992年7月28日進水/1993年12月14日納入/1993年12月17日就役


プロジェクト945/945Aは、当初は「巡洋潜水艦」に分類されていましたが、1992年7月3日付で「原子力大型潜水艦」に類別変更され、就役時のKナンバーからBナンバーに変更されました。


1984年に就役したプロジェクト945の1番艦B-239は、1994年にはセヴェロドヴィンスク艦船修理センター「ズヴェズドーチカ」へ回航されましたが、予算不足により修理は実施されず、1998年5月には海軍の戦闘編制から除籍されました。

プロジェクト945/945Aの近代化改装の話は、2013年3月に出てきました。
[ロシア海軍はシエラ級原潜を復帰させる]
[近代化改装後のシエラ級原潜は第4世代原潜に匹敵する]

その後、ロシア海軍総司令官ヴィクトール・チルコフ提督は、プロジェクト945原潜の近代化計画が有る事を認めました。
[ロシア海軍は2020年までに12隻の原子力潜水艦を近代化する]
[ロシア海軍は2020年までに10隻以上の近代化された原子力潜水艦を受け取る]

まず最初に、事実上退役しているB-239「カルプ」から近代化作業に着手される事になり、2014年には核燃料が撤去されました。
[シエラI級原潜の近代化改装が始まる]
[近代化改装されるシエラI級原潜カルプは核燃料を撤去する]

続いて「ズヴェズドーチカ」のドックへ入渠して各種改装工事が実施される予定でしたが、その後、「カルプ」に関する作業は中断されました。
[シエラI級原潜カルプの近代化改装作業は中断した]

この報道に対し、「ズヴェズドーチカ」は、「カルプ」の近代化改装は中止されていないと反論しました。
[シエラI級原潜カルプの近代化改装を中止する決定は下されていない]

しかし、その後も「カルプ」の近代化改装工事は再開される事は無く、現在も中断したままになっています。


ロシア海軍は、プロジェクト945/945A原子力潜水艦の近代化改装を完全に断念してはいないようですが、プロジェクト971原子力巡洋潜水艦の近代化改装などの方が優先される事になり、当面は先送りされるようです。
[ロシア海軍は新たなチタン製原潜の建造を計画していないが4隻のシエラI/II級原潜は近代化される]

原子力科学調査潜水艦ベルゴロドは2018年にロシア海軍へ引き渡される

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『イズベスチヤ』より
2017年4月13日0時1分配信
【(ロシア)海軍は2018年に科学調査艦「ベルゴロド」を受領する】

潜水艦は水中ケーブルを敷設し、海底で有益な鉱物を探し出す。

プロジェクト09852原子力科学調査潜水艦「ベルゴロド」は2018年に(ロシア)海軍へ引き渡される。
最新潜水艦は、無人深海装置バチスカーフ、更には特殊科学機器を搭載する。
専門家によると、潜水艦は、大深度での軍事的課題の解決と、北極棚の調査と有益な鉱物の採取の為に使用できる。

『イズベスチヤ』北方艦隊本部から伝えられたように、現在、「ベルゴロド」は、新たな任務遂行の為の機器と機構の近代化作業を進めている。
それは来年には完了し、その後、海軍への引き渡しが計画されている。
「ベルゴロド」は、世界最大の造船台であるセヴェロドヴィンスク機械製造事業第55作業所に未だ在る。

プロジェクト09852は、未完成のプロジェクト949A「アンテイ」水中巡洋艦をベースに作成されている。
これらの潜水艦は、世界の大洋へのアメリカ空母連合部隊の展開に対する回答として、ソヴィエト社会主義共和国連邦で建造された。

「ベルゴロド」は1992年に『セヴマシュ』で起工された。
2006年には進捗度76パーセントで艦の建造は凍結された。
しかし、軍事船員は「未完成艦」に再び興味を持ったが、それは「空母ハンター」としてでは無かった。
艦は、有人および無人の深海装置を搭載する為に再建造される事が決定された。

潜水艦は、多数の特殊機器と潜水機器、有人深海装置を移動させる為の開閉式収納室の設置のために意図されている。
その1つは、救助艇「ベステル」である。
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艦は地球物理学複合体「マグマ」を展開し、北極棚で地質調査作業を実施できる。
複合体は4分の1のコストであり、気象条件や結氷状態に関係なく困難な海域で調査を実施する。

「ベルゴロドは、多目的水中コンバインと言えるでしょう」
インターネットプロジェクト『ミリタリー・ロシア』編集長ドミトリー・コルネフ『イズベスチヤ』へ話した。
「この潜水艦は、深海装置、バチスカーフ、無人装置を運搬できます。
更にそれは、海底で作業を行ないます。
従いまして、ベルゴロドは、軍事及び平和目的の双方に使用できます。
例えば、潜水艦は海底ケーブルを敷設し、或いは"ガルモニヤ"システムを展開します。
更に潜水艦は、北極棚の調査と有益な鉱物の採取に役立ちます」


「ベルゴロド」と直接類似するものは、専門家によると、世界には無い。
アメリカペンタゴン先進研究機関(DARPA)は、複数の民間企業と合同で「ポセイドン」プログラムを実現している。
その作成には、毎年約700億ドルが支出されている。
これは、全地球航法システムGPSの水中の同類~通信中継深海装置システムである。
ロシアは、調査に従事するのみならず、機器を搭載し、海底を調査する事が出来る水中機器搭載艦を作成する。



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プロジェクト949A(オスカーII級)原子力水中巡洋艦K-329「ベルゴロド」は、1992年7月24日にセヴェロドヴィンスク市『セヴマシュ』で起工されましたが、2006年に完成度80パーセント程度で建造工事は凍結されました。
[オスカーII型原潜最終艦、建造中止?]
[未完のオスカーII型原潜ベルゴロド]
[オスカーII級原潜「ベルゴロド」の建造は停止される]

その後、「ベルゴロド」は特殊用途原潜へ改造されることになりました。
[オスカーII級原潜「ベルゴロド」は特殊作戦母艦として完成する]
[オスカーII級原潜「ベルゴロド」は完成する]
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2012年12月20日、「ベルゴロド」は、原子力調査潜水艦プロジェクト09582として、セヴェロドヴィンスク市『セヴマシュ』造船所で改めて「起工」されました。
[調査原潜プロジェクト09852は起工された]
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再起工後の工事進捗状況は一切明らかにされませんでしたが、今回の記事の通り、工事は進められているようであり、2018年末までにロシア海軍へ引き渡されるとの事です。

ロシア海軍のタイフーン級戦略原潜アルハンゲリスクとセヴェルスターリの解体に関する決定は保留されている

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2017年3月17日午前9時0分配信
【世界最大の水中ロケット艦「アクラ」型の解体に関する決定は(ロシア)国防省に責任が在る-統合造船業営団】
モスクワ、3月17日、インタファクス-AVN

『統合造船業営団』は、世界最大の水中ロケット艦「アクラ」型に関する全ての技術的課題を解決する用意がある。
金曜日、インタファクス-AVNは、3月19日に迎える潜水艦船員の日を前に、『統合造船業営団』副総裁(軍事造船)イーゴリ・ポノマリョフより伝えられた。

「原子力潜水艦プロジェクト941-アルハンゲリスクとセヴェルスターリの更なる使用に関する決定は、ロシア連邦国防省に責任が在ります」
彼は強調した。

彼によると「統合造船業営団の企業は、これらの艦に関する海軍の計画を実現する為の全ての技術的な可能性を有しております」

以前に建造された6隻のプロジェクト941「アクラ」ロケット艦の内、3隻は解体され、2隻は解体作業の開始を待っており、それは2017年に始まるかもしれない。
唯一現役に残されている重原子力戦略用途ロケット水中巡洋艦「ドミトリー・ドンスコイ」は、大陸間弾道ミサイル「ブラヴァー」の試験の為にプロジェクト941UMへ改造されたが故に、同様の関わり合いを免れた。

戦略ロケット艦プロジェクト941「アクラ」は、10基の個別誘導弾頭を搭載するRSM-52大陸間弾道ミサイル20基を弾薬として有していた。

「アクラ」は、これまでに建造された最大の潜水艦であり、その全長は172メートル、幅23.3メートル、吃水11.5メートル、それはギネスブックに記載されている。
鋼鉄軽量船体の内部は直径7.2メートルの2つの強化船体が有り、それぞれは8つの区画に分かれている。
その間には、3つの強化モジュールがある:艦首の6門の口径533mm魚雷発射管、艦尾と中央司令塔。
このような例は、潜水艦の非常に大きな幅と船体の配列から「カタマラン」と呼ばれている。

プロジェクト941は、海洋工学中央設計局『ルビーン』(サンクトペテルブルク)により開発された。



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ロシア・ソ連潜水艦総合情報サイト『ディープストーム』より
【プロジェクト941「アクラ」(NATOコード名「タイフーン」)】
プロジェクト941重原子力戦略用途水中巡洋艦(タイフーン級)は、1981年~1989年に6隻が就役しましたが、現役に留まっているのは1隻のみであり、既に3隻が解体されています。

ただ1隻の941原潜の現役艦「ドミートリー·ドンスコイ」は、2020年までは現役に留まる予定です。
[ロシア海軍最後のタイフーン級原潜ドミトリー・ドンスコイは2020年まで現役に留まり、潜水艦弾道ミサイル"ブラヴァー"改良型の試験を行なう]

あとの2隻~「アルハンゲリスク」「セヴェルスターリ」は既に退役しており、解体が予定されていました。

「アルハンゲリスク」の解体作業は2016年から始まる筈でした。
[ロシア海軍の戦略原潜タイフーン級は2隻が解体され、1隻は現役に留まる]
[ロシア海軍のタイフーン級戦略原潜アルハンゲリスクは2016年に弾道ミサイル発射筒が使用不能にされる]
[モスクワ郊外の愛国者公園にロシア海軍のタイフーン級戦略原潜アルハンゲリスクのセイルが展示される]

しかし2016年11月、ロシア造船業界の総元締である『統合造船業営団』は、「アルハンゲリスク」「セヴェルスターリ」の処分(解体)は、未だ正式には決定されていない事を明らかにしました。
[ロシア海軍のタイフーン級戦略原潜アルハンゲリスクとセヴェルスターリの解体は未だ決定されていない]

そして2017年3月後半になっても、この状況は全く変わっていないようです。