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スーパーキャビテーション原子力水中無人機システム"ポセイドン"搭載原潜ハバロフスクは2020年春に進水し、2022年にロシア海軍へ就役する

『タス通信』より
2019年5月14日9時32分配信
【情報筋:第2の「ポセイドン」搭載潜水艦は2020年春に進水する】

情報提供者によると、潜水艦「ハバロフスク」の「ポセイドン」装弾数は、6基の装置で構成される。
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モスクワ、5月14日/タス通信

水中無人装置「ポセイドン」の第2の標準搭載艦-原子力潜水艦「ハバロフスク」は2020年春に進水し、海軍への引き渡しは2022年に計画されている。
火曜日に『タス通信』防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。

「ポセイドンの第2の標準搭載艦-潜水艦ハバロフスク(プロジェクト09851)は、2020年春の進水が計画されています」
対談者は話した。

彼は、「ハバロフスク」海軍への引き渡しは、全ての試験が完了した後の2022年に計画されている事を明らかにした。

『タス通信』は、情報提供者より提示された情報を公式に確認していない。

潜水艦「ハバロフスク」は、2014年7月に起工された。
潜水艦は、水中無人装置「ポセイドン」の最初の搭載艦-原子力潜水艦「ベルゴロド(プロジェクト09852)と同様に海洋工学中央設計局『ルビーン』(サンクトペテルブルク)により開発された。
潜水艦の技術的データは、今日において何も知られていない。
潜水艦「ベルゴロド」は、4月23日に『セヴマシュ』(セヴェロドヴィンスク)で進水した。
その海軍への引き渡しは来年末に計画されている。

ロシア連邦が作成する装置「ポセイドン」は核動力装置を有しており、深度1キロメートル以上を無制限の距離で航行する事が可能である。
水中無人機は、核弾頭で武装できる。



プロジェクト09851特殊用途原子力潜水艦「ハバロフスク」は、2014年7月27日にセヴェロドヴィンスク『セヴマシュ』で起工されました。
[原子力潜水艦ハバロフスクはロシア海軍の日に起工された]
[秘密のプロジェクト09851特務原潜ハバロフスク]

「ハバロフスク」の詳細や具体的なスペック(艦の大きさなど)は、一切公表されていませんが、無人小型潜水艇を搭載するようです。
[ロシア海軍の為の特務原潜ハバロフスクの3Dモデルが作成された]

2018年5月下旬には船体の水圧試験(強度試験)が始まりました。
[ロシア海軍のプロジェクト09851特殊用途原子力潜水艦ハバロフスクの船体の水圧試験が始まった]

「ハバロフスク」は2020年春に進水し、2022年にロシア海軍への引き渡しが予定されています。

「ハバロフスク」は、原子力水中無人機(大洋多目的システム)「ポセイドン」の搭載母艦としての機能も有しており、合計6基の「ポセイドン」を搭載します。
[スーパーキャビテーション原子力水中無人機システム"ポセイドン"は2021年にロシア海軍へ制式採用される]

2019年4月23日には、「ポセイドン」搭載原潜「ベルゴロド」が進水しており、2020年末にロシア海軍への引き渡しが予定されています。

[ロシア海軍の為の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドは進水した]

「ベルゴロド」北方艦隊へ配備されるので(乗組員は北方艦隊から集められている)、「ハバロフスク」太平洋艦隊へ配備される可能性が高いでしょう。
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ロシア海軍の為の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドは進水した


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2019年4月23日14時53分配信
【最初の「ポセイドン」システム搭載潜水艦は進水した】
セヴェロドヴィンスク、4月23日-ロシア通信社ノーボスチ

無人システム「ポセイドン」を搭載・運用する最初の原子力潜水艦「ベルゴロド」『セヴマシュ』で進水した。
『ロシア通信社ノーボスチ』特派員は式典会場から報告した。

特別な機密プロジェクトであるが故に、報道陣は潜水艦の写真及び動画の撮影を禁止された。

予備役海軍少将でロシア英雄フセヴォロド・フムイロフが指摘したように、進水した潜水艦「ポセイドン」試験台になるだろう。

ロシアが非常に深い深度を高速で移動する無人水中装置を開発している事は、昨年にウラジーミル・プーチンが初めて話した。

大統領によると、この無人機は、通常または核弾頭を装備でき、航空母艦グループ、沿岸防御施設及びインフラストラクチュアを含む広範囲の目標の撃破が可能である。

システムの搭載運用潜水艦として登場した「ベルゴロド」は、プロジェクト949A「アンテイ」多目的原子力潜水艦(原子力潜水艦「クルスク」の同類)をコード09852の下で改造したものである。

軍事専門家イーゴリ・コロトチェンコは、「ポセイドン」は重要な報復戦略兵器であり、ロシアに対する核攻撃のケースでのみ用いられると述べた。



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プロジェクト949A「アンテイ」(オスカーII)原子力水中巡洋艦K-329「ベルゴロド」は、1992年7月24日にセヴェロドヴィンスク市生産合同『北方機械製造事業』(セヴマシュ)で起工されましたが、2006年に完成度80パーセント程度で建造工事は凍結されました。
[オスカーII型原潜最終艦、建造中止?]
[未完のオスカーII型原潜ベルゴロド]
[オスカーII級原潜「ベルゴロド」の建造は停止される]

その後、「ベルゴロド」特殊用途原潜へ改造されることになりました。
[オスカーII級原潜「ベルゴロド」は特殊作戦母艦として完成する]
[オスカーII級原潜「ベルゴロド」は完成する]
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2012年12月20日、「ベルゴロド」は、原子力調査潜水艦プロジェクト09582として、『セヴマシュ』で改めて「起工」されました。
[調査原潜プロジェクト09852は起工された]
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当初、「ベルゴロド」は、2018年末までにロシア海軍へ引き渡される予定でしたが、その後、引き渡しは延期され、2018年末までの進水予定も実現しませんでした。
[原子力科学調査潜水艦ベルゴロドは2018年にロシア海軍へ引き渡される]
[ロシア海軍の為の原子力科学調査潜水艦ベルゴロドは2018年末までに進水する]

「ベルゴロド」の乗組員チームは2018年秋までに編成されたようです。
[ロシア海軍の為の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドの乗組員は既に編成されている]

「ベルゴロド」は、無人潜水艇「クラヴェシン-2」などの有人或いは無人の各種潜水艇を搭載します。
[ロシア海軍の新型無人潜水艇クラヴェシン-2の試験はクリミア半島のフェオドシヤで行なわれている]

この他、現在開発中の大洋多目的システム「ポセイドン」の搭載母艦としての役割も果たします。
[大洋多目的システム「ポセイドン」]

2019年2月下旬、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチン氏は、「ポセイドン」を搭載可能な原子力潜水艦が今年春に進水すると述べました。
[ロシア海軍の為のスーパーキャビテーション原子力水中無人機ポセイドン搭載原潜は2019年春に進水する]

これは「ベルゴロド」を指しています。
[ロシア海軍の為の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドはスーパーキャビテーション原子力水中無人機ポセイドンを搭載する]

そして2019年4月23日、「ベルゴロド」『セヴマシュ』で進水しました。
ただし、重要機密の為、進水式典は非公開でした。
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「ベルゴロド」『セヴマシュ』の岸壁で艤装と係留試験が行なわれ、2020年に洋上試験を行ないます。
この時、「ポセイドン」の洋上試験も行なうようです。
[ロシア海軍のスーパーキャビテーション原子力水中無人機ポセイドン及び搭載潜水艦の洋上試験は2020年末頃までに完了する]

「ベルゴロド」は、2020年末までにロシア海軍へ引き渡される予定です。
[プロジェクト09582特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドは2019年4月23日に進水し、2020年末にロシア海軍へ就役する]

プロジェクト09582特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドは2019年4月23日に進水し、2020年末にロシア海軍へ就役する

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『タス通信』より
2019年4月12日9時5分配信
【情報筋:最初の「ポセイドン」搭載潜水艦は4月23日に進水する】
モスクワ、4月12日/タス通信

最初の無人水中装置「ポセイドン」搭載艦プロジェクト09852特殊用途原子力潜水艦「ベルゴロド」は、セヴェロドヴィンスクで4月23日に進水する。
『タス通信』は金曜日に防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。

「ベルゴロドは、4月23日にセヴマシュの船台から出渠し、進水します」
対談者は話した。
彼は、潜水艦は浮上状態で艤装し、原子炉試験及び係留試験は2019年中に実施される事を明らかにした。

彼によると
「2020年には潜水艦の工場航行試験及び国家受領試験が行なわれます。
同年末にベルゴロドは海軍へ引き渡されなければなりません」


『統合造船業営団』は、「ベルゴロド」の進水日に関し、『タス通信』へコメントしなかった。

2月20日の連邦教書演説において、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンは、水中装置「ポセイドン」を搭載する最初の潜水艦は、今年春に進水すると述べた。
同日に(ロシア)国防省は、装置の海域での射出の動画を初めて公表した。

それまでに国家元首は、「ポセイドン」の試験の最も重要な段階が完了したと述べた。
『タス通信』「防衛」関係の情報提供者によると、装置の核動力設備の試験が完了した。

ロシアが作成する無人水中装置核動力装置を有するという事は、2018年3月にプーチン連邦教書演説で初めて話した。
国のトップが指摘したように、この無人機は通常弾頭あるいは核弾頭を装備し、装置は敵の沿岸インフラストラクチュア、航空母艦グループ、その他を破壊できる。
以前に明らかにされた情報によると、「ポセイドン」は大陸間の航続距離及び深度1キロメートル以上の動作深度を得る。



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プロジェクト949A「アンテイ」(オスカーII)原子力水中巡洋艦K-329「ベルゴロド」は、1992年7月24日にセヴェロドヴィンスク市生産合同『北方機械製造事業』(セヴマシュ)で起工されましたが、2006年に完成度80パーセント程度で建造工事は凍結されました。
[オスカーII型原潜最終艦、建造中止?]
[未完のオスカーII型原潜ベルゴロド]
[オスカーII級原潜「ベルゴロド」の建造は停止される]

その後、「ベルゴロド」特殊用途原潜へ改造されることになりました。
[オスカーII級原潜「ベルゴロド」は特殊作戦母艦として完成する]
[オスカーII級原潜「ベルゴロド」は完成する]
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2012年12月20日、「ベルゴロド」は、原子力調査潜水艦プロジェクト09582として、『セヴマシュ』で改めて「起工」されました。
[調査原潜プロジェクト09852は起工された]
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当初、「ベルゴロド」は、2018年末までにロシア海軍へ引き渡される予定でしたが、その後、引き渡しは延期され、2018年末までの進水予定も実現しませんでした。
[原子力科学調査潜水艦ベルゴロドは2018年にロシア海軍へ引き渡される]
[ロシア海軍の為の原子力科学調査潜水艦ベルゴロドは2018年末までに進水する]

「ベルゴロド」の乗組員チームは2018年秋までに編成されたようです。
[ロシア海軍の為の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドの乗組員は既に編成されている]


「ベルゴロド」は、無人潜水艇「クラヴェシン-2」などの有人或いは無人の各種潜水艇を搭載します。
[ロシア海軍の新型無人潜水艇クラヴェシン-2の試験はクリミア半島のフェオドシヤで行なわれている]

この他、現在開発中の大洋多目的システム「ポセイドン」の搭載母艦としての役割も果たします。
[大洋多目的システム「ポセイドン」]


2019年2月下旬、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチン氏は、「ポセイドン」を搭載可能な原子力潜水艦が今年春に進水すると述べました。
[ロシア海軍の為のスーパーキャビテーション原子力水中無人機ポセイドン搭載原潜は2019年春に進水する]

これは、今回、4月23日に進水する事が明らかにされた「ベルゴロド」を指していたようです。
[ロシア海軍の為の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドはスーパーキャビテーション原子力水中無人機ポセイドンを搭載する]

「ベルゴロド」は2019年4月23日に進水した後、『セヴマシュ』の岸壁で艤装と係留試験が行なわれ、2020年に洋上試験を行ないます。
この時、「ポセイドン」の洋上試験も行なうようです。
[ロシア海軍のスーパーキャビテーション原子力水中無人機ポセイドン及び搭載潜水艦の洋上試験は2020年末頃までに完了する]

「ベルゴロド」は、2020年末までにロシア海軍へ引き渡される予定です。

原子力潜水艦コムソモーレツ沈没(1989年4月7日)から30年・・・

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『タス通信』より
2019年4月7日6時24分配信
【北方艦隊船員は30年前に死亡した原子力潜水艦「コムソモーレツ」乗組員の冥福を祈る】
ムルマンスク、4月7日/タス通信

北方艦隊将兵は、日曜日、1989年春に艦内の火災で死亡した原子力潜水艦「コムソモーレツ」乗組員の冥福を祈る。
同艦隊広報サービスは発表した。

「この日、艦隊駐屯地では、原子力潜水艦K-278コムソモーレツ沈没30年目に捧げられる追悼行事が開催されます」
声明では、こう述べられた。

午前に艦隊駐屯地教会で、死亡した船員の為の祈祷が行なわれる。
モスクワ時間17時8分~潜水艦の沈没時刻~には、北方艦隊の全ての艦船は、聖アンドレイ旗の半旗を掲げる。
軍事船員は、死亡した同僚の冥福を祈り、艦載サイレン及び霧笛(音響信号装置)を合図にして潜水艦へ黙祷を捧げる。

駐屯地では、死亡した潜水艦乗員の追悼碑への伝統的な献花が行なわれる。
潜水艦「コムソモーレツ」が駐留していたザオゼルスクでは、追悼行事が行なわれ、悲劇を追悼した碑が設置される。
黙祷には、北方艦隊潜水艦部隊司令部、更にはムルマンスク州議会及び市庁の代表が参加する。

原子力潜水艦K-278「コムソモーレツ」は、セヴェロドヴィンスク造船企業『セヴマシュ』で建造され、1983年にソヴィエト社会主義共和国連邦海軍へ加入した。
これは第3世代原子力潜水艦に属し、プロジェクト685を唯一代表するものである。
同艦が持っている潜航深度(1027m)及び魚雷使用(800m以上)の記録は、今日まで破られていない。

潜水艦は、3回目の戦闘勤務から戻ってくる途中だった1989年4月7日に発生した火災の結果、ノルウェー海の水深1600メートルに沈んだ。
艦内には69名が居り、42名が死亡した。
潜水艦の全ての乗組員には、赤旗勲章が授与された。
1995年4月7日、死亡した潜水艦乗員の追悼日が制定された。



プロジェクト685「プラフニク」巡洋潜水艦K-278は、セヴェロドヴィンスク『北方機械製造事業』(セヴマシュ)で1978年4月22日に起工され、1983年6月3日に進水し、1983年7月~8月に係留試験が行なわれました。
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1983年8月に航行試験が始まり、同年12月28日にソ連海軍へ納入されました。
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ただし、実戦配備では無く「試験運用」でした。

1984年1月18日、北方艦隊第1潜水艦小艦隊・第6潜水艦師団へ編入されました。

1984年12月14日、駐留基地ザーパドナヤ・リツァ(ザオゼルスク)へ到着しました。
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1985年7月には駐留基地で脱出カプセルの射出試験が行なわれました。

1985年7月31日から8月7日に掛けてノルウェー海で大深度潜航試験が行なわれ、最大潜航深度1027mの記録を達成しました。
K-278は深度1000mに51分間留まり、更には深度800mでの魚雷発射にも成功しました。

1985年8月から11月までセヴェロドヴィンスク『セヴマシュ』で、大深度潜航試験後の船体各部の検査が行なわれました。

1985年12月にはポリャールヌイ第10艦船修理工場で修理が行なわれました。

1986年にはノルウェー海で深度800mで緊急用ガス発生装置の動作試験を行ないました。

1986年2月のK-278
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1986年11月30日から1987年2月28日まで、初の戦闘勤務(洋上哨戒任務)に就きました。

1987年6月に試験運用が完了しました。

1987年8月から10月に掛けて、2回目の戦闘勤務に就きました。

1989年1月31日、K-278「コムソモーレツ」と命名されました。

1989年2月28日、3回目の戦闘勤務へ出発しました。

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そして1989年4月7日、戦闘勤務を終えて帰路に就き、ノルウェー海を航行していた「コムソモーレツ」の第7(VII)区画で突然火災が発生しました。
「コムソモーレツ」乗組員は消火を試みましたが、火災は他の区画へ拡大して手が付けられなくなり、酸素タンクが爆発して浸水し、沈んでいきました。
乗組員は沈み行く艦から冷たい海へ飛び込みましたが、大半は救助される前に死亡しました。

最後まで艦内に居た艦長以下5名は、沈没する艦から脱出用カプセルへ乗り込み脱出しましたが、操作を誤り(この5名は脱出用カプセルの操作方法を知らず、脱出直前に説明書を見ながら操作した)、艦長を含め4名が死亡しました。
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「コムソモーレツ」乗組員は計42名が死亡しました。


沈没後、1989年5月17~26日、1991年8月~9月、1992年、1993年8月、1994年、1995年夏、1998年7月の計7回に渡り、深海調査艇「ミール-1」及び「ミール-2」による潜水調査が行なわれ、放射線漏れが懸念される魚雷発射口6ヶ所(「コムソモーレツ」は沈没時に核弾頭魚雷を搭載していた)と、沈没時に生じた亀裂3ヶ所は、ゴムとチタンのシールで覆われました。
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ロシア海軍の為の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドの乗組員は既に編成されている

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2018年11月21日15時13分配信
【特殊用途原子力潜水艦「ベルゴロド」の乗組員は形成されている-ロシア連邦国防省】
モスクワ、11月21日、インタファクス-AVN

セヴェロドヴィンスク生産合同『セヴマシュ』の施設で、北方艦隊白海海軍基地の船員が参加する知的競技『艦船理論』が開催された。
水曜日にロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部は発表した。

「競技には、17のチームを構成する200名以上の将兵が参加し、各チームは5~8名でした。
これには、建造中及び行動中の原子力潜水艦トゥーラサマーラ、ブラーツクドミトリー・ドンスコイ、ベルゴロドの乗組員も含まれます」

声明では、こう述べられた。

乗組員について言及された特殊用途原子力潜水艦「ベルゴロド」生産合同『セヴマシュ』で建造されており、初めて知られた大洋多目的兵器システム「スタトゥース-6」/「ポセイドン」の搭載が見込まれている。

メディアは、原子力潜水艦「ベルゴロド」大洋多目的兵器システム「スタトゥース-6」を搭載する能力が有ると見られていると報じている。
具体的には、このシステムは無人水中ロボットであり、その外見は核弾頭を有する巨大な深海高速魚雷である。

プロジェクト09852原子力潜水艦「ベルゴロド」は、当初、プロジェクト949Aとして建造されていた。
『統合造船業営団』社内雑誌で指摘されたように「その船体は2012年に有翼ミサイルの為の発射装置が無い新プロジェクトとして再起工されました」

これまでの実例によると、潜水艦の乗組員の出現は、間もなくの試験開始を示している。



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プロジェクト949A(オスカーII級)原子力水中巡洋艦K-329「ベルゴロド」は、1992年7月24日にセヴェロドヴィンスク市『セヴマシュ』で起工されましたが、2006年に完成度80パーセント程度で建造工事は凍結されました。
[オスカーII型原潜最終艦、建造中止?]
[未完のオスカーII型原潜ベルゴロド]
[オスカーII級原潜「ベルゴロド」の建造は停止される]

その後、「ベルゴロド」特殊用途原潜へ改造されることになりました。
[オスカーII級原潜「ベルゴロド」は特殊作戦母艦として完成する]
[オスカーII級原潜「ベルゴロド」は完成する]
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2012年12月20日、「ベルゴロド」は、原子力調査潜水艦プロジェクト09582として、セヴェロドヴィンスク市『セヴマシュ』造船所で改めて「起工」されました。
[調査原潜プロジェクト09852は起工された]
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当初、「ベルゴロド」は、2018年末までにロシア海軍へ引き渡される予定でしたが、実際には、2018年末までに進水する事になるようです。
[原子力科学調査潜水艦ベルゴロドは2018年にロシア海軍へ引き渡される]
[ロシア海軍の為の原子力科学調査潜水艦ベルゴロドは2018年末までに進水する]

今回の記事で触れられているように、既に「ベルゴロド」の乗組員チームは編成されているようです。


「ベルゴロド」は、無人潜水艇「クラヴェシン-2」を搭載します。
[ロシア海軍の新型無人潜水艇クラヴェシン-2の試験はクリミア半島のフェオドシヤで行なわれている]

この他、原子力水中無人機「ポセイドン」を搭載するかもしれません。
[ロシア海軍の大洋多目的システム(原子力推進水中無人機)ポセイドンの試験は進められている]


『セヴマシュ』では、「ベルゴロド」の他に、2014年7月27日に起工されたプロジェクト09851特殊用途原子力潜水艦「ハバロフスク」の建造が進められています。
[ロシア海軍のプロジェクト09851特殊用途原子力潜水艦ハバロフスクの船体の水圧試験が始まった]
「ハバロフスク」原子力水中無人機「ポセイドン」を搭載できるようです。

ロシア海軍の為の原子力科学調査潜水艦ベルゴロドは2018年末までに進水する

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『タス通信』より
2018年9月25日20時28分配信
【特殊用途潜水艦「ベルゴロド」は年末までに造船台から出る】
セヴェロドヴィンスク、9月25日/タス通信

プロジェクト09852特殊用途原子力潜水艦「ベルゴロド」(受注番号644)は2018年末までに造船台から出る。
火曜日、潜水艦を開発した設計局『マラヒート』総取締役ウラジーミル・ドロフェーエフは発表した。

「年末までには受注番号644原子力水中巡洋艦は出渠の準備が整います」
ドロフェーエフ
は話した。

有翼ミサイル原子力潜水艦プロジェクト949Aをベースした原子力調査潜水艦は、ロシア連邦国防省深海調査管理総局の発注下で開発された。

潜水艦は、深海救助有人水中装置及び深海救助自動無人水中装置を装備する。
遠く離れた大洋海域での様々な科学調査の実施及び捜索救助活動への参加の為に意図されている。
様々な水中機器の設置の保障と、その監督が可能である。



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プロジェクト949A(オスカーII級)原子力水中巡洋艦K-329「ベルゴロド」は、1992年7月24日にセヴェロドヴィンスク市『セヴマシュ』で起工されましたが、2006年に完成度80パーセント程度で建造工事は凍結されました。
[オスカーII型原潜最終艦、建造中止?]
[未完のオスカーII型原潜ベルゴロド]
[オスカーII級原潜「ベルゴロド」の建造は停止される]

その後、「ベルゴロド」は特殊用途原潜へ改造されることになりました。
[オスカーII級原潜「ベルゴロド」は特殊作戦母艦として完成する]
[オスカーII級原潜「ベルゴロド」は完成する]
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2012年12月20日、「ベルゴロド」は、原子力調査潜水艦プロジェクト09582として、セヴェロドヴィンスク市『セヴマシュ』造船所で改めて「起工」されました。
[調査原潜プロジェクト09852は起工された]
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当初、「ベルゴロド」は、2018年末までにロシア海軍へ引き渡される予定でしたが、実際には、2018年末までに進水する事になるようです。
[原子力科学調査潜水艦ベルゴロドは2018年にロシア海軍へ引き渡される]


「ベルゴロド」は、無人潜水艇「クラヴェシン-2」を搭載します。
[ロシア海軍の新型無人潜水艇クラヴェシン-2の試験はクリミア半島のフェオドシヤで行なわれている]

この他、原子力水中無人機「ポセイドン」を搭載するかもしれません。
[ロシア海軍の大洋多目的システム(原子力推進水中無人機)ポセイドンの試験は進められている]

ロシア海軍北方艦隊の特殊用途原子力潜水艦ポドモスコヴィエ(モスクワ州)は原子力救助潜水艦となる

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『イズベスチヤ』より
2018年6月7日0時1分配信
【水中救急車の援助】

海軍は世界に同じものが無い原子力救助潜水艦を受け取る。

ロシア海軍は、他の水中装置の乗組員を大深度で救助できる潜水艦を軍備採用した。
このような操作は、水面下の氷を含め、最大限の隠密性で行なわれる。
現在、このような水中機器を所有している同じ国は無い。
専門家の意見では、新たなシステムは、海上での救助時間を著しく削減する。

『イズベスチヤ』国防省が話したように、海軍の為に潜水艦「ポドモスコヴィエ」(モスクワ州)が近代化された。
それは特別な上部構造物が設置されており、深海装置AS-40「べステル」が結合する。
現在、新たな救助システムの試験が行なわれている。

原子力潜水艦BS-64「ポドモスコヴィエ」は、当初はプロジェクト667BDRM(NATO呼称-デルタIV)として建造された。
今、それは、特殊用途深海装置を搭載するプロジェクト09787(デルタIVストレッチ)へと改造された。
2016年末、艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』は、艦の近代化作業を完了した。

装置AS-40「べステル」の船体はチタン合金で出来ている。
最大水中排水量は50トン。作業潜航深度720メートル、最大で790メートル。
装置は速力0.5ノットで下降しながらの深海作業が可能である。
蓄電バッテリーは外部に有る。
その出力は、最大深度まで4~5分で潜航する。

「べステル」の乗組員は6名で構成されている。
3名はバチスカーフに直接乗り組み、それを制御する。
残りは、「ポドモスコヴィエ」装置の潜航を支援する。
バチスカーフの制御の正確性を高める為、テレビカメラと特殊コントロールパネルが存在し、高感度ジョイスティックを装備する。

「べステル」ドッキングシステムを装備している。
圧力低下動作の為の特殊室は大きな吸引力を持ち、遭難した潜水艦へドッキングする際の密閉性を確保する。
それは、大深度での「乾燥」と、遭難した潜水艦で困難に耐えている乗組員の充分な避難を可能にする。
これは最も安全性を考慮に入れた救助を可能にする。
バチスカーフは同時に22名を受け入れる事ができる。

現在、潜水艦「ポドモスコヴィエ」は、救助装置の輸送実験を行なっている。
それが成功と認められた場合、特殊建造物と、他の潜水艦は、それを装備できると退役潜水艦乗りのウラジーミル・アシクは考えている。

「このような共生潜水艦と救助装置は、1970年代に考案されました」
専門家は話した。
「各潜水艦は特殊構造を有し、救助装置は不可欠であることが必要条件でした。
このような解決法は、駐留場所から遠いところで行動する潜水艦が理由でした。
事故が起こった場合、救助機器を通常の艦で送り届けるのならば、3昼夜以上は掛かります。
極めて早急に救助装置が必要ならば、海軍基地の近くの飛行場から航空機で送り届けます。
より遠ければ、基地から自動車輸送で運ばれます。
そして、それが潜水艦に据え付けられて事故海域へ到着し、操作が可能になります」


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ソヴィエト連邦は、深海からの潜水艦乗組員の避難の為、救助潜水艦プロジェクト940「レノク」を作成した。
このような装置は全部で2隻建造された:1隻は北方艦隊へ、2隻目は太平洋艦隊へ。
潜水複合体は、300メートルまでの深度で作業できた。
これらは、遭難した潜水艦の引き揚げと曳航が同時に可能であった。
救助要員は、トロール船と衝突後に沈没した潜水艦S-178乗組員の為に一度だけ出動した。
それは1981年10月に発生した。



プロジェクト667BDRM(デルタIV級)戦略用途ロケット水中巡洋艦K-64は1982年12月18日に起工され、1984年3月3日に進水し、1986年12月23日にソ連海軍へ納入されました。

翌1987年2月24日に赤旗北方艦隊第3潜水艦小艦隊・第13潜水艦師団へ編入され、正式に就役しました。

1988年10月に弾道ミサイルの発射訓練を行なった後、同年11月から戦闘勤務(戦略核パトロール)に就きました。

その後、1995年まで戦闘勤務に就いていましたが、1999年からは第2カテゴリー予備役となり、セヴェロドヴィンスク市艦船修理工場「ズヴェズドーチカ」へ回航され、特務原潜(小型原潜母艦)プロジェクト09787への改造工事が始まりました。
これに伴い、K-64BS-64と改称されました。

2002年以降、弾道ミサイル区画が撤去されました。
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2008年に「ポドモスコヴィエ」(モスクワ州)と命名されました。

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その後の動向は明らかにされませんでしたが、改造工事は進められ、2015年8月11日に造船台を出渠し、翌12日に進水しました。
[ロシア海軍の小型原潜母艦BS-64ポドモスコヴィエは造船台を出た]
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2016年10月22日、工場航行試験の為にセヴェロドヴィンスクを出航しました。
[ロシア海軍の小型原潜母艦BS-64ポドモスコヴィエは航行試験を開始した]


11月12日に一旦セヴェロドヴィンスクへ戻りました。

その後も航行試験は続けられ、12月23日までに最終試験である国家受領試験が終了しました。
[ロシア海軍北方艦隊の特務原潜ポドモスコヴィエ(モスクワ州)は国家試験を終えた]

2016年12月26日、「ポドモスコヴィエ」ロシア海軍へ引き渡され、ほぼ20年ぶりに現役へ復帰しました。
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[改造を終えた特務原潜ポドモスコヴィエ(モスクワ州)はロシア海軍へ引き渡された]

その後の動向は一切明らかにされていませんが、最近では、深海救助潜水艇(バチスカーフ)AS-40(2016年2月1日就役)の搭載試験を行なってるようです。

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最新鋭のバチスカーフAS-40は、元々は太平洋艦隊へ配備されていたのですが、最近、北方艦隊へ転属したようです。
[ロシア海軍最新鋭バチスカーフAS-40は太平洋艦隊の救助船アラゲズへ受け入れられた]

「ポドモスコヴィエ」は、深海救助潜水艇を搭載する原子力救助潜水艦として運用される事になるようです。


記事中でも触れられていますが、かつてのソヴィエト海軍には、2隻のプロジェクト940「レノク」特殊用途大型潜水艦(インディア級)が在籍しており、2隻のバチスカーフを搭載する救助潜水艦として運用されていました。
(1976年8月11日に就役したBS-486太平洋艦隊、1979年9月1日に就役したBS-257北方艦隊へ配備)

特殊用途大型潜水艦BS-486
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特殊用途大型潜水艦BS-257
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しかし、ソ連邦解体後の財政難で維持できず、2隻とも1990年代に除籍されました。
(BS-486は1995年2月13日、BS-257は1996年7月31日に除籍)
[インディア級救難潜水艦BS-257]

除籍後、ポリャールヌイ第10艦船修理工場に係留されるBS-257(2002年5月)
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それから20年以上を経て、ロシア海軍救助潜水艦が復活する事になるようです。

ロシア海軍のプロジェクト09851特殊用途原子力潜水艦ハバロフスクの船体の水圧試験が始まった

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『タス通信』より
2018年5月24日18時40分配信
【特殊用途潜水艦「ハバロフスク」は水圧試験を実施する】
モスクワ、5月24日/タス通信

プロジェクト09851特殊用途原子力潜水艦「ハバロフスク」は水圧試験の実施を開始した。
『セヴマシュ』広報サービスは報道機関へ伝えた。

「プロジェクト09851原子力潜水艦は、建造の重要な段階の1つ~基礎船体の艦首ブロックの水圧試験~を完了します」
同社は話した。

官庁間委員会の専門家は、艦の船体、システム及び設備、公式文書の準備状態をチェックし、静粛性の方式を実行する為の技術的操作開始の許可を与えた。
「全ての艦構造は、指定負荷に合格しており、実行された作業のクオリティは確認されました。
現在、艦の強度船体(耐圧殻)の試験作業が進められています。
スケジュール下における破壊試験プログラムの段階全ては、数ヶ月間に及びます」

工場広報サービスは説明した。

2014年7月、セヴェロドヴィンスク『セヴマシュ』社では、一度の3隻の潜水艦が起工された~「クニャージ・オレグ」(プロジェクト「ボレイ」)クラスノヤルスク(プロジェクト「ヤーセン」)、そして「ハバロフスク」

公開情報によると、「ハバロフスク」は、深海ステーション及び最新のロボット工学システムを搭載するプロジェクト09851艦である。

『セヴマシュ』では、少なくとも2隻の特殊用途原子力潜水艦が建造されている。
特に、公開情報によれば、未完成のプロジェクト949A原子力潜水艦「ベルゴロド」は、2012年12月に特殊プロジェクト09582として再起工され、無人及び有人の深海調査装置の搭載艦となる。



プロジェクト09851特殊用途原子力潜水艦「ハバロフスク」は、2014年7月27日にセヴェロドヴィンスク『セヴマシュ』で起工されました。
[原子力潜水艦ハバロフスクはロシア海軍の日に起工された]
[秘密のプロジェクト09851特務原潜ハバロフスク]

「ハバロフスク」の詳細や具体的なスペック(艦の大きさなど)は、一切公表されていませんが、無人小型潜水艇を搭載するようです。
[ロシア海軍の為の特務原潜ハバロフスクの3Dモデルが作成された]

今回の『セヴマシュ』の発表によると、2018年5月下旬には船体の水圧試験(強度試験)を開始しているとの事ですから、船体の形成はかなり進んでいるようです。

「ハバロフスク」が搭載する無人小型潜水艇には、現在開発中の大洋多目的システム(原子力推進水中無人機)「ポセイドン」も含まれるかもしれません。
[大洋多目的システム(原子力推進水中無人機)ポセイドンは『2018-2027年の国家軍備プログラム』において開発され、ロシア海軍へ採用される]

ロシア海軍潜水艦の海洋への滞在時間は5年間(2012-2017年)で3倍に増えた

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年3月17日22時53分配信
【ロシア潜水艦の海洋への滞在は5年間で3倍に増えた】
モスクワ、3月17日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア潜水艦は、この5年間で海洋への滞在を3倍に増やした。
ロシア連邦海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフ大将は語った。

「航海~これは、全ての潜水艦の1年間の海洋への滞在時間の総計です。
参考の為に、5年前には、この数値は1105日でしたが、2017年には、3倍以上の3366日でした」
コロリョーフ
ラジオ局『エコー・モスクワ』のインタビューに対し、こう話した。

彼によると、航海は、潜水艦の乗組員の専門的な準備レベルの上昇を最も分かりやすく示すものである。



今回、ロシア海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフ提督が述べているのは、1年間のロシア海軍の全ての潜水艦の海洋滞在(航海)日数の総計です。

これが2012年には総計1105日でしたが、2017年には3366日と、3倍以上に増えたとの事です。


増加の理由は色々と有るでしょうが、まず第一に、この期間中に新たな潜水艦が計10隻就役した事でしょう。

2013年1月10日:戦略用途原子力水中巡洋艦「ユーリー・ドルゴルーキー」就役(北方艦隊)
2013年12月23日:戦略用途原子力水中巡洋艦「アレクサンドル・ネフスキー」就役(太平洋艦隊)
2014年6月7日:原子力水中巡洋艦「セヴェロドヴィンスク」就役(北方艦隊)
2014年8月22日:潜水艦「ノヴォロシースク」就役(黒海艦隊)
2014年12月19日:戦略用途原子力水中巡洋艦「ウラジーミル・モノマーフ」就役(太平洋艦隊)
2014年12月30日:潜水艦「ロストフ・ナ・ドヌー」就役(黒海艦隊)
2015年7月3日:潜水艦「スタールイ・オスコル」就役(黒海艦隊)
2015年11月5日:潜水艦「クラスノダール」就役(黒海艦隊)
2016年10月26日:潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」就役(黒海艦隊)
2016年11月24日:潜水艦「コルピノ」就役(黒海艦隊)


この他に、オーバーホールや近代化改装を終えて復帰した潜水艦も有ります。

2013年7月初頭:潜水艦「カルーガ」(北方艦隊)復帰
2013年12月下旬:原子力水中巡洋艦「スモレンスク」(北方艦隊)復帰
2014年12月初頭:原子力大型潜水艦「オブニンスク」(北方艦隊)復帰
2014年12月下旬:原子力水中巡洋艦「トムスク」(太平洋艦隊)、戦略用途原子力水中巡洋艦「エカテリンブルク」(北方艦隊)復帰
2015年9月下旬:潜水艦「ウラジカフカス」(北方艦隊)復帰
2015年12月末:原子力大型潜水艦「プスコフ」(北方艦隊)復帰
2016年3月下旬:原子力巡洋潜水艦「クズバス」(太平洋艦隊)復帰
2016年12月末:戦略用途原子力水中巡洋艦「リャザン」(太平洋艦隊)、潜水艦「コムソモリスク・ナ・アムーレ」(太平洋艦隊)復帰、特務原子力潜水艦「ポドモスコヴィエ」(北方艦隊)再就役
2017年4月初頭:原子力水中巡洋艦「オリョール」(北方艦隊)、潜水艦「ドミトロフ」(バルト艦隊)復帰



ロシア海軍以外の視点で見ても、2016年2月にNATO連合海軍部隊司令官が、北大西洋におけるロシア海軍潜水艦の活動は増大していると表明しています。
[ロシア海軍潜水艦の大西洋での活動は増大した]

2012年10月には、アメリカ東海岸沖で原子力潜水艦「ニジニ・ノヴゴロド」が発見されています。
[シエラII級原潜、アメリカ東海岸沖で行動?]

2016年11月には地中海東部949A原子力水中巡洋艦が行動していました。
[ロシア海軍の巡航ミサイル原潜ヴォロネジは地中海東部(シリア沖)へ派遣された?]
[ロシア海軍の巡航ミサイル原潜は地中海東部に居る?]

ロシア海軍北方艦隊のバチスカーフAS-36の近代化改装は2019年に完了する

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2018年3月15日15時40分配信
【(ロシア)海軍は軍備として在る全ての救助深海装置の近代化プログラムを完了する】

海軍総司令部は、海軍捜索救助部隊の装備の充実と並行して続けられている捜索・緊急救助業務サービスの軍備として在る全ての救助深海装置の近代化プログラムを殆ど完了している。
この作業の結果、救助深海装置は高度の近代化及び修理を実施し、15年に渡る高レベルの効率の運用が可能となる。

近代化のラインの最後は、近代化作業実施の最終段階に在る救助深海装置プロジェクト18270「べステル」であり、それは2019年に北方艦隊へ引き渡される。

救助深海装置「べステル」は、海底に横たわっている深度720メートルまでの遭難した潜水艦の乗組員へ援助を与えて救助し、更には水中物体の調査と水中技術作業の実施の為に意図されている。

サンクトペテルブルク『カノネルスキー工場』での近代化により、救助深海装置「べステル」の特性は、太平洋艦隊捜索・緊急救助業務サービスへ加わっている同シリーズの第2の装置~プロジェクト18271「べステル-1」が有する特性と同様となる。

ロシア海軍緊急救助支隊の目標の大部分は、現代的な船、艇、深海装置を装備する事に有り、2020年には総数の70パーセント以上に達する。



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プロジェクト18270「べステル」救助深海装置AS-36は、1989年4月にニジニ・ノヴゴロド市クラースノエ・ソルモヴォ造船所で起工され、1991年春に進水しました。

1994年8月25日には北方艦隊の基地へ到着し、同年9月20日から11月4日まで白海で工場航行試験と国家受領試験が実施されました。

1994年11月15日にロシア海軍へ納入され、1996年8月9日にセヴェロモスク基地へ到着し、プロジェクト05361救助船「ゲオルギー・チトフ」(1982年12月就役)へ搭載される事になりました。
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しかし、ソ連邦解体後の極度の財政難により満足に稼働できず、2000年8月の原潜「クルスク」爆沈事故の際に出動したものの、何の成果も得られませんでした。

その後も北方艦隊に在籍していました。

2014年6月初頭のAS-36


2017年3月20日にはバレンツ海での捜索救助演習へ参加しました。


2017年4月にも捜索救助演習へ参加しました。
この時には、プロジェクト05360救助船「ミハイル・ルドニツキー」(1978年12月就役)を母船としました。
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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2017年4月9日13時58分配信
【救助水中装置AS-36はコラ湾で特殊任務へ取り組んだ】

近代化改装の話は2013年から出ていましたが、2017年12月からサンクトペテルブルク『カノネルスキー工場』で実行に移される事になりました。

AS-36は、2019年に北方艦隊へ復帰します。

近代化改装されたAS-36は、太平洋艦隊へ配備されている改良型のプロジェクト18271「べステル-1」と同様の能力を有する事になります。
[ロシア海軍最新鋭バチスカーフAS-40は太平洋艦隊基地へ到着した]


現在、ロシア海軍には6隻の救助深海装置(バチスカーフ)が在籍しています。
ソ連海軍時代の1980年代後半に建造された4隻のプロジェクト1855「プリズ」は、2008年~2016年に近代化改装が行なわれ、プロジェクト18551にアップグレードされました。

[北方艦隊]
・AS-36(プロジェクト18270)
:1996年就役/2019年に近代化改装完了予定
母船:救助船「ミハイル・ルドニツキー」(プロジェクト05360、1978年12月就役)

・AS-34(プロジェクト18551):1989年11月30日就役/2016年4月に近代化改装完了
母船:救助船「ゲオルギー・チトフ」(プロジェクト05361、1982年12月就役)

[太平洋艦隊]
・AS-40(プロジェクト18271)
2016年2月1日就役
母船:救助船「イーゴリ・べロウソフ」(プロジェクト21300S、2015年12月就役)

・AS-30(プロジェクト18551):1988年11月12日就役/2013年8月に近代化改装完了
母船:救助船「アラゲズ」(プロジェクト537、1989年1月就役)

[黒海艦隊]
・AS-28(プロジェクト18551)
:1986年8月12日就役/2008年3月に近代化改装完了
母船:救助船「コムーナ」(1915年7月就役)

[バルト艦隊]
・AS-26(プロジェクト18551)
:1987年11月25日就役/2010年9月に近代化改装完了
母船:救助船SS-750(プロジェクト141S、1990年6月就役)