fc2ブログ

ロシア太平洋艦隊司令官は語る

18-1212e.jpg
『タス通信』より
2018年12月12日7時42分配信
【太平洋艦隊は8隻のコルベット、更には駆逐艦と潜水艦を受け取る】
タス通信、12月12日

太平洋艦隊は合計で6隻のディーゼルエレクトリック潜水艦、8隻のコルベット、更には「カリブル」で武装する駆逐艦、原子力潜水艦、小型ロケット艦を受け取る。
新聞『クラースナヤ・ズヴェズダー』のインタビューに対し、太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツ大将は述べた。
18-1212f.jpg

「私共は、2018年末までに、太平洋艦隊へのプロジェクト20380コルベット"グロームキー"の受け入れを計画しております。
これは同プロジェクトの第2のコルベットであり、再装備プログラムの枠組みで太平洋艦隊の為に特別に建造されたものです」

提督は話した。
彼によると、艦は現在、工場航行試験及び国家受領試験の段階を完了している。
艦への(海軍)旗掲揚は、12月下旬になる。

次の年(2019年)、艦隊プロジェクト20385コルベット「グレミャーシチー」が増強される。
既に乗組員が居住しており、艦の艤装は通常モードである。
「この艦は、有翼ミサイル複合体カリブルを搭載する太平洋艦隊で最初の艦であり、この事実を考慮し、特別な訓練が実施されています。
私共は、業界から合計8隻のコルベットの受領を見込んでおります」

提督は説明した。

コムソモリスク・ナ・アムーレ造船工場では、太平洋艦隊の為に、有翼ミサイル「カリブル」及び「オーニクス」で武装する4隻のプロジェクト22800小型ロケット艦が建造される。
大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」は、近代化中に打撃ミサイル複合体を受け取る。

提督によると、艦隊は水中構成も強化する。
太平洋艦隊は6隻の新たなプロジェクト636.3ディーゼルエレクトリック潜水艦を受け取り、その1隻目は2019年に艦隊へ加入しなければならない。
更に、プロジェクト949A原子力ロケット巡洋艦ミサイル複合体「カリブル」による近代化が続けられている。



ロシア太平洋艦隊向けのプロジェクト20380コルベットの2隻目となる「グロームキー」は、現在、洋上試験を完了し、引き渡しの準備が進められています。
ロシア海軍への就役式典は、2018年12月下旬に開催されるようです。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"グロームキー"は洋上試験を完了した]

プロジェクト20385コルベットの1番艦「グレミャーシチー」は2019年末までに就役する予定です。
2018年11月下旬から消磁作業が開始されています。
18-1212d.jpg
[プロジェクト20385コルベット1番艦グレミャーシチーは2019年末までにロシア海軍へ引き渡される]

最終的には、太平洋艦隊向けとして計8隻のプロジェクト20380/20385コルベットの建造が計画されています。
(20380が4隻、20385が4隻)

ロシア海軍新世代小型ロケット艦プロジェクト22800「カラクルト」は、今後太平洋艦隊向けに6隻の建造が計画されています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のカラクルト級小型ロケット艦6隻の建造契約は2019年に締結される]

今回の記事で「駆逐艦」とも書かれているプロジェクト1155大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」は、現在、ウラジオストク艦船修理工場で近代化改装工事が行なわれています。
[近代化改装中のロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフ近影(2018年7月11日)]

太平洋艦隊向けに6隻の通常動力潜水艦プロジェクト06363の建造が計画されており、現時点では既に2隻が起工されています。
[プロジェクト06363潜水艦(太平洋艦隊)]

太平洋艦隊所属のプロジェクト949A原子力水中巡洋艦4隻は、主兵装のミサイルを換装する近代化改装を行ないます。
[近代化改装されるロシア海軍太平洋艦隊のプロジェクト949A原子力水中巡洋艦(オスカーII級)の1隻目は2021年以降に復帰する]


新規建造或いは近代化改装されるこれらの艦の殆どは、有翼ミサイル「カリブル」を搭載します。
[ロシア海軍は2018年4月~6月に49基の巡航ミサイル"カリブル"を受領した]
[巡航ミサイル「カリブル」対地攻撃型は2500kmの最大射程を有する]
スポンサーサイト



戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍歩兵部隊は沿海地方で上陸演習を行なった

18-0916a.jpg
18-0916b.jpg
『タス通信』より
2018年9月15日11時1分配信
【演習『ヴォストーク-2018』において海軍歩兵は航空宇宙軍の支援下で沿海地方の海岸へ上陸した】
クレルカ射爆場/沿海地方、9月15日/タス通信

演習『ヴォストーク-2018』の枠組みにおいて、海軍歩兵部隊は、沿海地方クレルカ射爆場の海岸への主力部隊の上陸の為の橋頭堡を獲得した。
土曜日に太平洋艦隊副司令官(地上・沿岸部隊)ドミトリー・コワレンコ少将が述べたように、特徴は海軍歩兵航空宇宙軍航空隊及び軍航空隊ヘリコプターとの連携であった。

「演習『ヴォストーク-2018』の枠組みにおいて、射爆場では、海軍歩兵旅団部隊の無防備の海岸区画への上陸のエピソードへ取り組みました」
彼は話した。
「この演習の特徴は、海軍歩兵部隊に加え、航空宇宙軍航空隊、太平洋艦隊艦船、軍航空隊、更には砲兵部隊、工兵、高射兵、狙撃兵及び他の特殊部隊の参加に有りました。
演習の枠組みにおいて、中隊は、主力部隊の上陸の為の橋頭堡を獲得する緊急の課題を遂行しました。
現在、敵の追撃を継続しております」


コワレンコによると、第2のエピソードは空挺軍独立空挺強襲旅団との組織的連携であり、海軍歩兵旅団が到達する好調な進展の為の降下であった。

演習『ヴォストーク-2018』は、ロシア極東領域及び海上エリア、太平洋隣接海域において、ロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグ上級大将の統制下で9月11日から17日まで実施される。、
演習には総計で約30万名の将兵、1000機以上の航空機、ヘリコプター、無人飛行装置、36000両の戦車、装甲輸送車と他の車両、80隻の艦及び支援船が参加する。


テレビ局『ズヴェズダー』より
2018年9月15日9時23分配信
【海軍歩兵は航空宇宙軍の支援下で沿岸地方の海岸へ上陸した】
沿海地方の上陸演習の動画。



『ロシア通信社ノーボスチ』より
【演習『ヴォストーク-2018』】

『タス通信』より
【演習『ヴォストーク-2018』】

2018年9月11日から17日まで、ロシア極東部大規模演習『ヴォストーク-2018』が実施されます。


ロシア海軍からは、北方艦隊太平洋艦隊の艦船約80隻が参加します。

演習初日(9月11日)、北方艦隊チュクチ海沿岸のヴァンカレム岬付近で上陸演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ海で上陸演習を行なった]

同日、太平洋艦隊大型揚陸艦は、海軍歩兵部隊を乗せて出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の揚陸艦部隊は演習『ヴォストーク-2018』へ参加する]

演習2日目(9月12日)、北方艦隊チュクチ海沿岸のヴァンカレム岬付近で破壊工作員を撃破する演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はヴァンカレム岬で破壊工作への対処演習を行なった]

同日、太平洋艦隊掃海艦艇及び対潜艦の演習が行なわれました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の掃海艦艇は太平洋及びオホーツク海で掃海演習を行なった]

同日、オホーツク海では、駆逐艦「ブイストルイ」と2隻のロケット艇(プロジェクト12411)超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射しました。

[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の駆逐艦ブイストルイと2隻のロケット艇はオホーツク海で超音速対艦ミサイル"モスキート"を発射した]


9月14日、親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、「アドミラル・ヴィノグラードフ」は、オホーツク海で演習を実施しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の大型水上艦はオホーツク海で演習を行なった]

同日、親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」駆逐艦「ブイストルイ」、大型対潜艦、小型対潜艦は、オホーツク海揚陸艦部隊を護衛する演習を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の大型水上艦はオホーツク海で揚陸艦部隊を護衛した]

同日、北方艦隊艦船支隊ベーリング海で捜索救助及び消火演習を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はベーリング海で捜索救助演習を行なった]


9月15日、北方艦隊艦船支隊オホーツク海へ入り、ここで対潜演習を実施しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はオホーツク海で対潜演習を行なった]

同日、沿海地方では、太平洋艦隊海軍歩兵部隊(第155独立海軍歩兵旅団)が、ロシア航空宇宙軍航空機(襲撃機Su-25)ヘリコプターの支援を受けてクレルカ岬の海岸へ上陸し、その後にロシア空挺軍第83独立空挺強襲旅団が降下しました。

上陸作戦の指揮統制は、太平洋艦隊複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」から行なわれました。
18-0916c.jpg
[ロシア海軍太平洋艦隊の複合測定艦マルシャル・クルイロフは近代化改装を終える]

戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の大型水上艦はオホーツク海で揚陸艦部隊を護衛した


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2018年9月14日10時0分配信
【太平洋艦隊の船員はオホーツク海で艦船支隊の先導及び随伴の課題へ取り組んだ】

軍(部隊)演習『ヴォストーク-2018』の枠組みで、太平洋艦隊の船員は、オホーツク海水域において艦船支隊の先導及び随伴の海上操作を実施した。

海上移動中の大型揚陸艦、揚陸艇、病院船「イルティシュ」で構成される艦隊の艦船支隊への随伴の任務は、太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、駆逐艦「ブイストルイ」、大型対潜艦及び小型対潜艦により遂行された。

防護艦の乗組員は、全種類の組織的な支隊の防衛、合同戦術操艦及び通信訓練の戦闘演習活動へ取り組んだ。
任務を遂行する艦船支隊の空中からのカバーには、艦上対潜ヘリコプターKa-27が関わった。

操作の実施には、合計して15隻以上の太平洋艦隊の戦闘艦及び支援船が参加した。

2018年のロシア連邦軍の訓練計画に沿って、9月11日から17日まで、ロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグ上級大将の統制下で、極東領域及び海上エリア、太平洋隣接海域で、軍(部隊)演習『ヴォストーク-2018』が実施される。

組織的軍事運用には、東方軍管区、中央軍管区の軍(部隊)、北方艦隊の部隊(軍)、空挺軍の連合部隊、航空宇宙軍軍事輸送航空隊が来る。
演習には総計で約30万名の将兵、1000機以上の航空機、ヘリコプター、無人飛行装置、36000両の戦車、装甲輸送車と他の車両、80隻の艦及び支援船が参加する。



『ロシア通信社ノーボスチ』より
【演習『ヴォストーク-2018』】

『タス通信』より
【演習『ヴォストーク-2018』】

2018年9月11日から17日まで、ロシア極東部大規模演習『ヴォストーク-2018』が実施されます。


ロシア海軍からは、北方艦隊太平洋艦隊の艦船約80隻が参加します。

演習初日(9月11日)、北方艦隊チュクチ海沿岸のヴァンカレム岬付近で上陸演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ海で上陸演習を行なった]

同日、太平洋艦隊大型揚陸艦は、海軍歩兵部隊を乗せて出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の揚陸艦部隊は演習『ヴォストーク-2018』へ参加する]

演習2日目(9月12日)、北方艦隊チュクチ海沿岸のヴァンカレム岬付近で破壊工作員を撃破する演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はヴァンカレム岬で破壊工作への対処演習を行なった]

同日、太平洋艦隊掃海艦艇及び対潜艦の演習が行なわれました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の掃海艦艇は太平洋及びオホーツク海で掃海演習を行なった]

同日、オホーツク海では、駆逐艦「ブイストルイ」と2隻のロケット艇(プロジェクト12411)超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射しました。

[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の駆逐艦ブイストルイと2隻のロケット艇はオホーツク海で超音速対艦ミサイル"モスキート"を発射した]

9月14日、親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、「アドミラル・ヴィノグラードフ」は、オホーツク海で演習を実施しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の大型水上艦はオホーツク海で演習を行なった]

同日、親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」駆逐艦「ブイストルイ」、大型対潜艦、小型対潜艦は、オホーツク海揚陸艦部隊を護衛する演習を行ないました。

この揚陸艦部隊は、9月11日に海軍歩兵部隊を乗せてウラジオストク付近から出航した部隊でしょう。

戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の大型水上艦はオホーツク海で演習を行なった

18-0914a.jpg
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2018年9月14日8時0分配信
【太平洋艦隊艦船グループはオホーツク海水域で2つの捜索打撃艦グループとの連携へ取り組んだ】

軍(部隊)演習『ヴォストーク-2018』の最中に、親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」、「アドミラル・パンテレーエフ」で構成される太平洋艦隊戦術打撃艦グループは、オホーツク海の海上エリアで2つの捜索打撃艦グループと連携して合同演習を実施した。

艦は合同で操艦及び隊列の再編、海上でのグループ全体の組織的対空防衛の要素へ取り組んだ。

海上での実地活動中、隊列を組んで航行する際の当直及び信号勤務、組織的通信及び航行中の対潜任務の遂行、指定海域の水上、水中、空中の状況のデータの交換のエピソードへ取り組み、評価された。

任務への取り組みには、艦上対潜航空隊の支援下で行動する合計20隻の様々なクラスの戦闘艦が参加した。

2018年のロシア連邦軍の訓練計画に沿って、9月11日から17日まで、ロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグ上級大将の統制下で、極東領域及び海上エリア、太平洋隣接海域で、軍(部隊)演習『ヴォストーク-2018』が実施される。

組織的軍事運用には、東方軍管区、中央軍管区の軍(部隊)、北方艦隊の部隊(軍)、空挺軍の連合部隊、航空宇宙軍軍事輸送航空隊が来る。
演習には総計で約30万名の将兵、1000機以上の航空機、ヘリコプター、無人飛行装置、36000両の戦車、装甲輸送車と他の車両、80隻の艦及び支援船が参加する。



『ロシア通信社ノーボスチ』より
【演習『ヴォストーク-2018』】

『タス通信』より
【演習『ヴォストーク-2018』】

2018年9月11日から17日まで、ロシア極東部大規模演習『ヴォストーク-2018』が実施されます。


ロシア海軍からは、北方艦隊太平洋艦隊の艦船約80隻が参加します。

演習初日(9月11日)、北方艦隊チュクチ海沿岸のヴァンカレム岬付近で上陸演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ海で上陸演習を行なった]

同日、太平洋艦隊大型揚陸艦は、海軍歩兵部隊を乗せて出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の揚陸艦部隊は演習『ヴォストーク-2018』へ参加する]

演習2日目(9月12日)、北方艦隊チュクチ海沿岸のヴァンカレム岬付近で破壊工作員を撃破する演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はヴァンカレム岬で破壊工作への対処演習を行なった]

同日、太平洋艦隊掃海艦艇及び対潜艦の演習が行なわれました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の掃海艦艇は太平洋及びオホーツク海で掃海演習を行なった]

同日、オホーツク海では、駆逐艦「ブイストルイ」と2隻のロケット艇(プロジェクト12411)超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射しました。

[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の駆逐艦ブイストルイと2隻のロケット艇はオホーツク海で超音速対艦ミサイル"モスキート"を発射した]

そして9月14日、親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、「アドミラル・ヴィノグラードフ」は、オホーツク海で演習を実施しました。


親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」は、8月下旬にオホーツク海へ入り、9月2日頃には宗谷海峡を西進して日本海へ入っていますが、最近、また宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入ったようです。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2018年9月3日公表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」は、9月12日に宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入っています。
(この他、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」工作船PM-59も同時に宗谷海峡を東進)
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2018年9月13日公表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の駆逐艦ブイストルイと2隻のロケット艇はオホーツク海で超音速対艦ミサイル"モスキート"を発射した


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2018年9月12日14時0分配信
【太平洋艦隊打撃艦グループは演習『ヴォストーク-2018』の枠組みにおいてオホーツク海で水上目標へミサイル打撃を与えた】

本日、演習『ヴォストーク-2018』の枠組みにおいて、駆逐艦「ブイストルイ」と2隻のロケット艇で構成される太平洋艦隊打撃艦グループは、オホーツク海水域で有翼ミサイル「モスキート」により水上目標へ打撃を与えた。

標的船は、戦闘訓練を実施する艦艇から100km以上離れた位置を漂流していた。
客観的な観測によると、合計で3基の有翼ミサイルが目標へ命中した。

射撃海域の安全は、太平洋艦隊の10隻以上の艦船と海上航空隊の航空機により保障された。



『ロシア通信社ノーボスチ』より
【演習『ヴォストーク-2018』】

『タス通信』より
【演習『ヴォストーク-2018』】

2018年9月11日から17日まで、ロシア極東部大規模演習『ヴォストーク-2018』が実施されます。


ロシア海軍からは、北方艦隊太平洋艦隊の艦船約80隻が参加します。

演習初日(9月11日)、北方艦隊チュクチ海沿岸のヴァンカレム岬付近で上陸演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ海で上陸演習を行なった]

同日、太平洋艦隊大型揚陸艦は、海軍歩兵部隊を乗せて出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の揚陸艦部隊は演習『ヴォストーク-2018』へ参加する]

演習2日目(9月12日)、北方艦隊チュクチ海沿岸のヴァンカレム岬付近で破壊工作員を撃破する演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はヴァンカレム岬で破壊工作への対処演習を行なった]

同日、太平洋艦隊掃海艦艇及び対潜艦の演習が行なわれました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の掃海艦艇は太平洋及びオホーツク海で掃海演習を行なった]

同日、オホーツク海では、駆逐艦「ブイストルイ」と2隻のロケット艇(プロジェクト12411)超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射しました。



なお、駆逐艦「ブイストルイ」は、9月1日にもオホーツク海「モスキート」を発射しています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の艦艇とクナシル島(国後島)の地対艦ミサイル部隊はオホーツク海で対艦ミサイルを発射した]

駆逐艦「ブイストルイ」は、8月下旬にオホーツク海へ入り、9月2日頃には宗谷海峡を西進して日本海へ入っていますが、最近、また宗谷海峡を東進してオホーツク海へ入ったようです。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2018年9月3日公表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の掃海艦艇は太平洋及びオホーツク海で掃海演習を行なった

18-0809a.jpg
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2018年9月12日12時0分配信
【太平洋艦隊の掃海艦グループは演習『ヴォストーク』の枠組みで太平洋の対機雷保障任務の遂行へ着手した】

軍(部隊)演習『ヴォストーク-2018』の枠組みで、太平洋艦隊機雷掃海艦連合部隊所属艦から成る掃海艦グループ、捜索打撃艦グループは、太平洋及びオホーツク海水域において、順調な作戦モードを保障する任務の遂行へ着手した。

掃海艦グループは、太平洋艦隊の海上航空隊の航空機及びディーゼル潜水艦連合部隊と協同で機雷捜索及び機雷敷設のエピソードへ取り組んだ。

機雷の捜索及び掃海は、様々な艦船グループ、打撃艦グループ及び捜索打撃艦グループの展開ルート上で、接触及び非接触掃海具により行なわれた。
機雷の脅威が高い海域の分析データと掃海作戦の結果は演習統制本部へ報告された。

捜索打撃艦グループは、対潜航空機Il-38及び対潜ヘリコプターKa-27PLと協同で仮想敵潜水艦の捜索及び発見の任務へ取り組んだ。

この実地行動のエピソードには、太平洋艦隊の10隻以上の海洋掃海艦及び基地掃海艇、約15隻の大型対潜艦及び小型対潜艦が関わった。

[参照]
2018年のロシア連邦軍の訓練計画に沿って、9月11日から17日まで、ロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグ上級大将の統制下で、極東領域及び海上エリア、太平洋隣接海域で、軍(部隊)演習『ヴォストーク-2018』が実施される。

組織的軍事運用には、東方軍管区、中央軍管区の軍(部隊)、北方艦隊の部隊(軍)、空挺軍の連合部隊、航空宇宙軍軍事輸送航空隊が来る。
演習には総計で約30万名の将兵、1000機以上の航空機、ヘリコプター、無人飛行装置、36000両の戦車、装甲輸送車と他の車両、80隻の艦及び支援船が参加する。



『ロシア通信社ノーボスチ』より
【演習『ヴォストーク-2018』】

『タス通信』より
【演習『ヴォストーク-2018』】

2018年9月11日から17日まで、ロシア極東部大規模演習『ヴォストーク-2018』が実施されます。


ロシア海軍からは、北方艦隊太平洋艦隊の艦船約80隻が参加します。

演習初日(9月11日)、北方艦隊チュクチ海沿岸のヴァンカレム岬付近で上陸演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ海で上陸演習を行なった]

同日、太平洋艦隊大型揚陸艦は、海軍歩兵部隊を乗せて出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の揚陸艦部隊は演習『ヴォストーク-2018』へ参加する]

演習2日目(9月12日)、北方艦隊チュクチ海沿岸のヴァンカレム岬付近で破壊工作員を撃破する演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はヴァンカレム岬で破壊工作への対処演習を行なった]

同日、太平洋艦隊掃海艦艇及び対潜艦の演習が行なわれました。

具体的な艦名は公表されていませんが、現在、太平洋艦隊に所属する大型対潜艦/小型対潜艦海洋掃海艦/基地掃海艇は、以下の通りですから、殆ど全ての艦が参加したようです。
(大型対潜艦4隻、小型対潜艦8隻、海洋掃海艦2隻、基地掃海艇7隻)

[第44対潜艦旅団](ウラジオストク)
大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、「アドミラル・ヴィノグラードフ」、「アドミラル・パンテレーエフ」
(「マルシャル・シャーポシニコフ」は近代化改装中)

[第11水域防護艦大隊](ウリス湾)
小型対潜艦MPK-221、「コレーエツ」、「メチェーリ」、「ウスチ・イリムスク」
基地掃海艇BT-100、BT-114、BT-232

[第38独立水域防護艦大隊](ソヴィエツカヤ・ガヴァニ)
小型対潜艦「ホルムスク」、「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」、基地掃海艇BT-256、BT-215、BT-245

[第117水域防護艦大隊](ペトロパブロフスク・カムチャツキー)
小型対潜艦MPK-82、MPK-107、海洋掃海艦MT-264、MT-265、基地掃海艇BT-325

ロシア海軍太平洋艦隊の揚陸艦部隊は演習『ヴォストーク-2018』へ参加する


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2018年9月11日12時40分配信
【沿海地方の太平洋艦隊海軍歩兵は演習『ヴォストーク-2018』の枠組みで大型揚陸艦への積載を行なった】

本日、演習『ヴォストーク-2018』の枠組みにおいて、沿海地方に駐屯する太平洋艦隊海軍歩兵連合部隊の要員は、物資-技術サービス輸送手段及び弾薬の積載を行ない、集団の縦列形成地点から戦闘車両が出動し、大型揚陸艦への積載地域まで行進を行なった。

大型揚陸艦「ペレスヴェート」、「ニコライ・ヴィルコフ」、「アドミラル・ネヴェリスコイ」は、ウラジオストク近郊のデサントナヤ湾で、艦内へ歩兵戦闘車両BMP-2、自走砲装置「グヴォズディカ」、装甲輸送車BTR-82A、一斉発射反応火力システム「グラード」及び海軍歩兵大隊要員を受け入れた。

出航後、ピョートル大帝湾海域で揚陸支隊が形成された。
大型揚陸艦は、防護を行なう小型対潜艦と合同で全ての種類の組織的防衛へ取り組み、合同戦術操艦及び通信訓練を実施した。

計画では、指定海域で大型揚陸艦と海軍歩兵は、無防備の海岸への海洋揚陸部隊を上陸させる合同任務へ取り組み、車両は浮上状態で上陸し、支点(海岸以外へ直接に)へ送り込まれる。



2018年9月11日から17日まで、ロシア極東部大規模演習『ヴォストーク-2018』が実施されます。


ロシア海軍からは、北方艦隊太平洋艦隊の艦船約80隻が参加します。

演習初日、北方艦隊チュクチ海沿岸のヴァンカレム岬付近で上陸演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ海で上陸演習を行なった]

太平洋艦隊大型揚陸艦も、今後、何れかの地域で上陸演習を行なうようです。

ロシア海軍太平洋艦隊の艦艇とクナシル島(国後島)の地対艦ミサイル部隊はオホーツク海で対艦ミサイルを発射した

18-0901e.jpg
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年9月1日9時48分配信
【オホーツク海の演習において太平洋艦隊の艦は有翼ミサイルで目標を撃破した】
モスクワ、9月1日-ロシア通信社ノーボスチ

太平洋艦隊の艦と沿岸ミサイル複合体「バル」は、オホーツク海の演習において有翼ミサイルで標的を撃破した。
東方軍管区下の太平洋艦隊広報サービス・情報供給部長ニコライ・ヴォスクレセンスキー2等海佐は発表した。

「オホーツク海で実施されている太平洋艦隊の試験戦術集団演習中、駆逐艦ブイストルイ及び2隻のロケット艇で構成される打撃艇グループは、有翼ミサイルで標的艦へ打撃を与えました。
艦と合同で、沿岸地域に位置する沿岸ミサイル複合体バルも有翼ミサイルを発射しました」

彼は話した。

ヴォスクレセンスキーによると、ミサイル「モスキート」及び「ウラン」は、100キロメートル以上の距離の目標を撃破した。



日本海及びオホーツク海で実施され、40隻以上の各種艦船が参加するロシア太平洋艦隊の演習は、2018年8月27日から始まりました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の40隻以上の艦船は日本海及びオホーツク海で演習を行なう]

太平洋艦隊の主力水上艦~ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、駆逐艦「ブイストルイ」、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、「アドミラル・ヴィノグラードフ」、「アドミラル・パンテレーエフ」はは、2018年8月中旬にウラジオストクを出航し、宗谷海峡を通過後、8月22日にカムチャツカ半島ヴィリュチンスク基地へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の主力水上艦部隊はカムチャツカ半島のヴィリュチンスクへ到着した]

太平洋艦隊揚陸艦部隊オホーツク海南部で演習を実施します。
(8月16日にウラジオストク付近から出航)
[ロシア海軍太平洋艦隊の揚陸艦部隊はオホーツク海南部へ向かった]

8月27日、ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、小型ロケット艦「ラズリーフ」、「モローズ」、原子力水中巡洋艦「トムスク」と、地対艦ミサイル「バスチオン」部隊は、オホーツク海で合計7基の対艦ミサイルを発射しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊はオホーツク海で対艦ミサイルを発射した]

8月28日には、ウラジオストクに駐留する第11水域防護艦大隊所属の小型対潜艦「ウスチ-イリムスク」(362)「コレーエツ」(390)宗谷海峡を東へ通過し、日本海へ入っています。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2018年8月28日公表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

8月29日には原子力水中巡洋艦「トムスク」が魚雷を発射しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の原子力水中巡洋艦トムスクはオホーツク海で魚雷を発射した]

8月29日~30日には、最新鋭コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」を始めとする合計14隻の艦船が宗谷海峡を通過してオホーツク海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2018年8月31日公表
【ロシア海軍艦艇の動向について】


そして9月1日、駆逐艦「ブイストルイ」と2隻のロケット艇(8月29日に宗谷海峡を通過した6隻のロケット艇の内の2隻)は、オホーツク海超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射しました。

同時に、地対艦ミサイル「バル」(「ウラン」の地上発射型)も発射されました。

「バル」が何処から発射されたのかは明らかにされていませんが、オホーツク海「バル」が配備されているのは、クナシル島(国後島)しか有りません。
[ロシア海軍太平洋艦隊は南クリル(千島)に新型地対艦ミサイルを配備した]
従って、今回の対艦ミサイル発射は、クナシル島(国後島)付近で実施されたようです。

ロシア海軍太平洋艦隊の原子力水中巡洋艦トムスクはオホーツク海で魚雷を発射した

18-0829a.jpg
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2018年8月29日4時39分配信
【原子力水中巡洋艦「トムスク」は演習中に仮想敵水上艦支隊への魚雷攻撃を実施した】

太平洋艦隊の試験戦術集団演習中、オホーツク海水域で原子力ロケット水中巡洋艦「トムスク」は、仮想敵水上艦支隊への魚雷攻撃を実施した。

潜水艦は水中から隠密裏に親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、駆逐艦「ブイストルイ」、大型対潜艦を含む支隊へ接近し、攻撃の為に最適のポジションを占め、仮想敵部隊を模した艦へ、4回の魚雷の実地射撃を行なった。

攻撃を成功裏に実施した後、巡洋艦は隠密裏に水域を去った。

以前の8月27日、原子力ロケット水中巡洋艦「トムスク」オホーツク海の演習において、水上目標を有翼ミサイルで撃破した。



日本海及びオホーツク海で実施され、40隻以上の各種艦船が参加するロシア太平洋艦隊の演習は、2018年8月27日から始まりました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の40隻以上の艦船は日本海及びオホーツク海で演習を行なう]

8月27日、太平洋艦隊原子力水中巡洋艦「トムスク」(1997年3月17日就役)は、他の水上艦及び地対艦ミサイル部隊と共にオホーツク海対艦ミサイルを発射しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊はオホーツク海で対艦ミサイルを発射した]


そして8月29日、原子力水中巡洋艦「トムスク」は、今度は魚雷「敵水上艦部隊」を攻撃する訓練を実施しました。

「敵水上艦部隊」の役を務めたのは、太平洋艦隊の主力水上艦~ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、駆逐艦「ブイストルイ」、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、「アドミラル・ヴィノグラードフ」、「アドミラル・パンテレーエフ」はです。
この部隊は2018年8月中旬にウラジオストクを出航し、宗谷海峡を通過後、8月22日にカムチャツカ半島ヴィリュチンスク基地へ到着しています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の主力水上艦部隊はカムチャツカ半島のヴィリュチンスクへ到着した]

ロシア海軍太平洋艦隊の40隻以上の艦船は日本海及びオホーツク海で演習を行なう

18-0828a.jpg
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2018年8月28日5時40分配信
【40隻以上の戦闘艦及び支援船が太平洋艦隊の集団演習へ関わる】

太平洋艦隊の試験戦術集団演習計画の下、日本海及びオホーツク海水域では、40隻以上の艦隊戦闘水上艦、ロケット艇、潜水艦及び補助船が行動する。

演習中、対潜任務、支隊の組織的対空防衛、仮想敵水上艦へのミサイル打撃、船団護送、更には海上での部隊への物資-技術サービス供給任務への取り組みが行なわれる。

以前、演習中に太平洋艦隊打撃艦グループ、原子力水中巡洋艦「トムスク」、沿岸ミサイル複合体「バスチオン」によるオホーツク海水域及びカムチャツカ沿岸から浮遊標的船へのミサイル射撃が成功裏に実施された。
目標までの距離は、250kmから500kmであった。



8月27日、ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、小型ロケット艦「ラズリーフ」、「モローズ」、原子力水中巡洋艦「トムスク」と、地対艦ミサイル「バスチオン」部隊は、オホーツク海で合計7基の対艦ミサイルを発射しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊はオホーツク海で対艦ミサイルを発射した]

これは、日本海及びオホーツク海で実施されるロシア太平洋艦隊の演習の「プロローグ」だったようです。

太平洋艦隊の主力水上艦~ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、駆逐艦「ブイストルイ」、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、「アドミラル・ヴィノグラードフ」、「アドミラル・パンテレーエフ」はは、2018年8月中旬にウラジオストクを出航し、宗谷海峡を通過後、8月22日にカムチャツカ半島ヴィリュチンスク基地へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の主力水上艦部隊はカムチャツカ半島のヴィリュチンスクへ到着した]

太平洋艦隊揚陸艦部隊オホーツク海南部で演習を実施します。
(8月16日にウラジオストク付近から出航)
[ロシア海軍太平洋艦隊の揚陸艦部隊はオホーツク海南部へ向かった]

8月28日には、ウラジオストクに駐留する第11水域防護艦大隊所属の小型対潜艦「ウスチ-イリムスク」(362)「コレーエツ」(390)宗谷海峡を東へ通過し、日本海へ入っています。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2018年8月28日公表
【ロシア海軍艦艇の動向について】