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ロシア海軍黒海艦隊の小型ロケット艦ヴイシニー・ヴォロチョークは地中海東部へ向かった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
【地中海の海軍艦船グループへ黒海艦隊の最新小型ロケット艦「ヴイシニー・ヴォロチョーク」が補充された】

黒海艦隊の最新小型ロケット艦「ヴイシニー・ヴォロチョーク」は、セヴァストーポリから地中海への計画移動を行なっている。

現在、艦の乗組員は、黒海海峡・ボスポラス及びダーダネルスの通過を行なっている。

艦は遠海ゾーンの海軍常設連合部隊の一員として加わり、意図された任務の遂行へ着手する。

小型ロケット艦「ヴイシニー・ヴォロチョーク」は、6月1日に黒海艦隊へ受け入れられた。
以前、特別錬成任務の枠組みにおいて、艦の乗組員は複合訓練を成功裏に実施し、その後、砲兵器から海上、沿岸、空中目標への砲射撃を行なった。



[プロジェクト21631ブヤン-M小型ロケット艦]

プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦の6番艦「ヴイシニー・ヴォロチョーク」は2013年8月29日に起工され、2016年8月22日に進水しました。

「ブヤン-M」の1~5番艦はドイツMTU社製ディーゼルエンジンを装備していましたが、ヨーロッパ連合対ロシア制裁により以後の供給が停止した為、6番艦「ヴイシニー・ヴォロチョーク」以降は、最も手っ取り早い代替案として、ドイツ製ディーゼルをライセンス生産した中国製ディーゼルエンジンを装備する事になりました。
[ロシア海軍の為の最新鋭小型ロケット艦ブヤン-Mの6番艦以降は中国製ディーゼルエンジンを装備する]

艤装を完了した「ヴイシニー・ヴォロチョーク」は、7月下旬から8月初頭に掛けて内陸水路経由でゼレノドリスクからノヴォロシースクへ回航されました。
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[ロシア海軍黒海艦隊の為の第6のブヤン-M小型ロケット艦ヴイシニー・ヴォロチョークはノヴォロシースクへ回航された]
[ロシア海軍黒海艦隊の為の第6のブヤン-M小型ロケット艦ヴイシニー・ヴォロチョークは黒海での航行試験の準備を行なっている]
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9月5日、「ヴイシニー・ヴォロチョーク」は洋上試験の為に初めて出航しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のブヤン-M小型ロケット艦ヴイシニー・ヴォロチョークは黒海で洋上試験を開始した]

9月19日からは、黒海艦隊フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」(2016年3月11日就役)と洋上での合同訓練を開始しました。

[ロシア海軍黒海艦隊の為のブヤン-M小型ロケット艦ヴイシニー・ヴォロチョークはフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"との合同訓練を行なう]

工場航行試験は2017年10月末に完了し、11月10日から国家受領試験が始まりました。
『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2017年11月10日17時2分配信
【小型ロケット艦「ヴイシニー・ヴォロチョーク」の国家試験が始まった】

「ヴイシニー・ヴォロチョーク」黒海東部(ノヴォロシースク近辺)で洋上試験を行なっていますが、12月中旬頃から同海域の天候が悪化し、洋上試験は何度も中断を余儀なくされました。
『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2017年12月13日11時59分配信
【小型ロケット艦「ヴイシニー・ヴォロチョーク」の試験は天候に妨げられている】

「ヴイシニー・ヴォロチョーク」ロシア海軍への引き渡しは2017年末に予定されていましたが、12月末になっても試験が完了しなかった為、2018年に延期されることになりました。
[第6のブヤン-M小型ロケット艦ヴイシニー・ヴォロチョークのロシア海軍への引き渡しは2018年に延期される]

2018年4月初頭、「ヴイシニー・ヴォロチョーク」の国家受領試験は再開されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のブヤン-M小型ロケット艦ヴイシニー・ヴォロチョークは洋上試験を再開した]

建造元の『A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』は、「ヴイシニー・ヴォロチョーク」を2018年4月30日にロシア海軍へ引き渡すつもりでしたが、4月末になっても国家受領試験は終わらず、またも2018年5月末に延期されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のブヤン-M小型ロケット艦ヴイシニー・ヴォロチョークは2018年4月30日に就役する]
[ブヤン-M小型ロケット艦ヴイシニー・ヴォロチョークのロシア海軍への引き渡しは2018年5月末に延期された]

2018年5月25日、「ヴイシニー・ヴォロチョーク」黒海艦隊基地セヴァストーポリへ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の小型ロケット艦ヴイシニー・ヴォロチョークはセヴァストーポリへ到着した]

2018年6月1日、正式な就役式典である聖アンドレイ旗初掲揚式典が開催され、黒海艦隊へ編入されました。

[プロジェクト21631小型ロケット艦の6番艦ヴイシニー・ヴォロチョークはロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入された]

就役後、慣熟訓練の為、黒海へ出航しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭小型ロケット艦ヴイシニー・ヴォロチョークは出航準備を始めた]

その後、黒海で、海上・沿岸・空中目標への砲撃、機雷掃討、泊地での艦の防護、ダメージコントロールなどの演習を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2018年6月19日16時30分配信
【最新小型ロケット艦「ヴイシニー・ヴォロチョーク」乗組員は黒海での戦闘演習任務を成功裏に遂行した】

6月28日には前線爆撃機Su-24を敵機に見立てた対空防衛演習を実施しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭小型ロケット艦ヴイシニー・ヴォロチョークは黒海で対空防衛演習を行なった]

7月29日の『ロシア海軍の日』にはセヴァストーポリの観艦式へ参加しました。


8月7日にも黒海100mm砲の砲撃訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2018年8月7日17時12分配信
【黒海艦隊の小型ロケット艦「ヴイシニー・ヴォロチョーク」は仮想敵の船の行動をブロックした】
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そして8月14日~15日頃にセヴァストーポリを出航し、8月16日にはボスポラス海峡へ入りました。

今後、「ヴイシニー・ヴォロチョーク」ダーダネルス海峡も通過して地中海へ入り、地中海東部(シリア沖)へ向かいます。

既に地中海東部(シリア沖)には、「ヴイシニー・ヴォロチョーク」の同型艦2隻(「グラード・スヴィヤージスク」、「ヴェリキー・ウスチュグ」)が6月下旬から滞在しています。


現在、地中海東部には、以下のロシア海軍艦船が滞在しています。
これらの艦船は、ロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の指揮下で行動しています。

警備艦「スメトリーヴイ」(黒海艦隊):2018年4月21日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」(黒海艦隊):2017年9月初頭から地中海東部に滞在
潜水艦「コルピノ」(黒海艦隊):2017年9月初頭から地中海東部に滞在
小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」(カスピ小艦隊):2018年6月17日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」(カスピ小艦隊):2018年6月17日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
大型揚陸艦「アゾフ」(黒海艦隊):2018年8月6日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
海洋掃海艦「トゥルビニスト」(黒海艦隊):2018年5月12日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
中型偵察艦「キルディン」(黒海艦隊):2018年6月9日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
対水中工作艇P-433(黒海艦隊):2018年5月23日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
工作船PM-138(黒海艦隊):2018年3月8日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
工作船PM-82(バルト艦隊):2018年8月上旬に地中海東部へ到着
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ロシア海軍バルト艦隊の工作船PM-82はシリアのタルトゥースへ到着した

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『タス通信』より
2018年8月11日13時56分配信
【バルト艦隊の水上修理所はシリアのタルトゥースへ到着した】
カリーニングラード、8月11日/タス通信

水上修理所PM-82バルト海から地中海への移動を行ない、シリアタルトゥースロシア海軍物資-技術サービス供給所で意図された任務の遂行へ着手した。
土曜日、同船が所属するバルト艦隊の公式代理人ローマン・マルトフは報道陣へ伝えた。

「計画ローテーションに沿って、水上修理所PM-82はバルチースク港から地中海への移動を行ない、この海域で任務を遂行しているロシア海軍常設作戦連合部隊へ加わりました」
彼は話し、PM-82は、この海域のロシア艦船の技術的準備状態の保障に関連する任務の遂行へ着手した事を強調した。

この海域で水上修理所の乗組員には半年間の任務遂行が控えている。

2017年、PM-82乗組員は、地中海エリアへロシア連邦海軍作戦連合部隊の一員として滞在し、同様のミッションを約半年間実施した。

水上修理所PM-82は5隻のプロジェクト304水上修理所シリーズの3番船である。
水上修理所は、主要駐留所から離れた海域での艦船の兵器及び機器装備の修理の為に意図されている。
船の満載排水量は5660トン、全長は120メートル以上、幅17メートル。
最大速力13.5ノット、航続距離9000海里、自立行動期間40日。



この数年間、黒海艦隊水上修理所(工作船)PM-56PM-138は交代で地中海東部へ派遣され、半年程度のローテーションでシリアタルトゥースへ駐留し、同海域で行動するロシア海軍艦船の修理やメンテナンスを行なっていました。
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工作船PM-56
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工作船PM-138
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タルトゥースロシア海軍物資・技術サービス供給所
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プロジェクト304水上修理所(工作船)PM-82は、1977年12月22日にポーランド『アドルフ・ワルスキー記念シュチェチン造船所』で起工され、1978年5月13日に進水し、同年9月30日にソ連海軍へ引き渡されました。
就役後、赤旗2度受賞バルト艦隊へ編入されました。

2014年からバルチースク「第33艦船修理工場」で近代化改装が行なわれ、2016年秋に復帰しました。
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PM-82は、2017年6月中旬にシリアへ派遣され、地中海東部で行動するロシア海軍艦船の修理やメンテナンスに従事しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の工作船PM-82はシリア沖に到着した]

その後、2017年10月下旬には黒海艦隊工作船PM-56と交代して地中海東部を去り、11月13日に母港バルチースクへ帰投しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2017年11月13日17時11分配信
【バルト艦隊の水上修理所(工作船)は地中海からバルチースクへ戻った】


2018年7月、PM-82は再びシリアへ派遣される事になりました。
[ロシア海軍バルト艦隊の工作船PM-82は地中海東部へ向かっている]

そして8月11日にシリアタルトゥースへ到着しました。

現在、シリアには黒海艦隊工作船PM-138が派遣されていますが、同船はPM-82と交代して帰投するようです。
[ロシア海軍黒海艦隊の工作船PM-138はシリアへ派遣される]


現在、地中海東部には、以下のロシア海軍艦船が滞在しています。
これらの艦船は、ロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の指揮下で行動しています。

警備艦「スメトリーヴイ」(黒海艦隊):2018年4月21日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」(黒海艦隊):2017年9月初頭から地中海東部に滞在
潜水艦「コルピノ」(黒海艦隊):2017年9月初頭から地中海東部に滞在
小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」(カスピ小艦隊):2018年6月17日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」(カスピ小艦隊):2018年6月17日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
大型揚陸艦「アゾフ」(黒海艦隊):2018年8月6日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
海洋掃海艦「トゥルビニスト」(黒海艦隊):2018年5月12日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
中型偵察艦「キルディン」(黒海艦隊):2018年6月9日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
対水中工作艇P-433(黒海艦隊):2018年5月23日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
工作船PM-138(黒海艦隊):2018年3月8日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
工作船PM-82(バルト艦隊):2018年8月上旬に地中海東部へ到着

ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦トゥルビニストは地中海東部(シリア沖)で演習を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2018年7月31日15時14分配信
【黒海艦隊の海洋掃海艦「トゥルビニスト」は地中海で対機雷活動へ取り組んでいる】

地中海海軍作戦連合部隊の一員として任務を遂行している黒海艦隊海洋掃海艦「トゥルビニスト」の乗組員は、戦闘訓練計画の枠組みにおいて艦船の駐留所における対機雷活動へ取り組んだ。

訓練中に乗組員は、様々な種類の接触型及び非接触型掃海具を使用し、指定海域で機雷の捜索を行なった。

指示された任務を直ちに遂行した船員は、同時にダメージコントロール、海上移動および無防備の泊地へ停泊の際の艦の対空及び対水中工作防衛の艦内演習を実施した。



プロジェクト266M「アクヴァマリーン-M」海洋掃海艦「トゥルビニスト」は、レニングラード(現サンクトペテルブルク)『中部ネヴァ川造船工場』で建造され、1975年12月30日にソ連海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入されました。

1980年代末には、当時、イラン・イラク戦争の最中に在ったペルシャ湾へ進出し、ソ連の商船を護衛しました。

2008年8月の南オセチア紛争にも出動しています。

1980年代末以来、黒海から出た事の無かった「トゥルビニスト」ですが、2018年5月12日にボスポラス海峡を南下して地中海東部へ派遣される事になりました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦トゥルビニストは地中海東部(シリア沖)へ行く]

2018年7月29日の『ロシア海軍の日』には、シリアタルトゥース港泊地の観艦式へ参加しました。
[シリアのタルトゥース港で『ロシア海軍の日』の観艦式が行なわれた]

観艦式から数日後、「トゥルビニスト」タルトゥース港周辺で掃海などの演習を実施しました。

ロシア海軍は、2016年2月以降、シリア沖掃海艦を1隻ずつ交代で派遣しています。
[ロシア海軍黒海艦隊の掃海艦はシリア沖で活動する]


現在、地中海東部には、以下のロシア海軍艦船が滞在しています。
これらの艦船は、ロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の指揮下で行動しています。

警備艦「スメトリーヴイ」(黒海艦隊):2018年4月21日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」(黒海艦隊):2017年9月初頭から地中海東部に滞在
潜水艦「コルピノ」(黒海艦隊):2017年9月初頭から地中海東部に滞在
小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」(カスピ小艦隊):2018年6月17日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」(カスピ小艦隊):2018年6月17日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
大型揚陸艦「オルスク」(黒海艦隊):2018年7月30日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
海洋掃海艦「トゥルビニスト」(黒海艦隊):2018年5月12日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
中型偵察艦「キルディン」(黒海艦隊):2018年6月9日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
対水中工作艇P-433(黒海艦隊):2018年5月23日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
サルベージ船KIL-158(黒海艦隊):2018年7月14日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
工作船PM-138(黒海艦隊):2018年3月8日にボスポラス海峡を南下、地中海入り

シリアのタルトゥース港で『ロシア海軍の日』の観艦式が行なわれた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2018年7月29日14時0分配信
【シリアのタルトゥース港で地中海のロシア海軍作戦連合部隊へ加わっている艦船のパレードが行なわれた】

名誉ある『海軍の日』に、シリアタルトゥース港泊地では、地中海ロシア海軍作戦連合部隊へ加わっている艦及び支援船のパレードが行なわれた。

パレードの隊列には、ディーゼルエレクトリック潜水艦「コルピノ」、特殊用途船「キルディン」、海洋掃海艦「トゥルビニスト」高精度ミサイル兵器複合体「カリブル」で武装する小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」、「グラード・スヴィヤージスク」、サルベージ船「KIL-158」が関わった。

警備艦「スメトリーヴイ」は、当局からの船員への表彰が授与された。
艦の乗組員は、地中海で任務を遂行し、実際の戦闘訓練で優秀さを示した。

更に、名誉ある『海軍の日』には、フマイミーン航空基地に駐留するロシア航空宇宙軍の航空機~前線爆撃機Su-24M、多機能戦闘爆撃機Su-34、戦闘機Su-35Sタルトゥース港水域上空を飛行した。
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シリアタルトゥース港泊地での初めての艦のパレードは、2017年7月30日の『ロシア海軍の日』に実施された。



『ロシア海軍の日』は、毎年7月の最終日曜日と定められており、今年(2018年)は7月29日になります。

『ロシア海軍の日』には、各艦隊の主要港で観艦式が行なわれます。

ロシア海軍物資-技術サービス供給所が置かれているシリアタルトゥース港でも、2017年から『ロシア海軍の日』の観艦式が行なわれるようになりました。

2017年7月30日の観艦式には、潜水艦「クラスノダール」、救助曳船SB-739、掃海艦「ワレンチン・ピクリ」、偵察艦「ワシーリー・タチシチェフ」、警備艦「プイトリーヴイ」、フリゲート「アドミラル・エッセン」、サルベージ船KIL-158が参加しました。


2016年11月24日に就役した潜水艦「コルピノ」は、2017年8月末に地中海へ入り、その後、現在まで地中海東部に留まり続けています。
2018年春には、乗組員が交代しています。
[地中海東部に滞在しているロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは地中海沿岸のロシア友好国で修理を行なうかもしれない]

偵察艦「キルディン」は2018年6月14日に地中海へ入り、その後、地中海東部で活動しています。
[ロシア海軍黒海艦隊の偵察艦キルディンはシリア沖へ行く]

海洋掃海艦「トゥルビニスト」は2018年5月12日に地中海へ入り、その後、地中海東部で活動しています。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦トゥルビニストは地中海東部(シリア沖)へ行く]

小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」、「グラード・スヴィヤージスク」は2018年6月17日に地中海へ入り、その後、地中海東部で活動しています。
[ロシア海軍のブヤン-M小型ロケット艦グラード・スヴィヤージスクとヴェリキー・ウスチュグはシリア沖で対空戦闘演習を実施した]

警備艦「スメトリーヴイ」は、2018年4月21日に地中海へ入り、その後、地中海東部で活動しています。
7月下旬にはキプロスを訪問しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイはキプロス訪問を終えた]

サルベージ船KIL-158は、2018年7月中旬以降に地中海へ入ったようです。

これらの艦船が今年のタルトゥース港の観艦式に参加しました。


現在、地中海東部には、以下のロシア海軍艦船が滞在しています。
これらの艦船は、ロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の指揮下で行動しています。

警備艦「スメトリーヴイ」(黒海艦隊):2018年4月21日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」(黒海艦隊):2017年9月初頭から地中海東部に滞在
潜水艦「コルピノ」(黒海艦隊):2017年9月初頭から地中海東部に滞在
小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」(カスピ小艦隊):2018年6月17日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」(カスピ小艦隊):2018年6月17日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
海洋掃海艦「トゥルビニスト」(黒海艦隊):2018年5月12日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
中型偵察艦「キルディン」(黒海艦隊):2018年6月9日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
対水中工作艇P-433(黒海艦隊):2018年5月23日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
サルベージ船KIL-158(黒海艦隊):2018年7月中旬以降にボスポラス海峡を南下、地中海入り
工作船PM-138(黒海艦隊):2018年3月8日にボスポラス海峡を南下、地中海入り

ロシア海軍バルト艦隊の工作船PM-82は地中海東部へ向かっている

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2018年7月25日12時22分配信
【シリアのロシア海軍駐留所タルトゥースで次の水上修理所のローテーションが来る-情報筋】
モスクワ、7月25日、インタファクス-AVN

近い内にバルト艦隊水上修理所PM-82地中海ロシア海軍常設作戦連合部隊へ加わり、シリアタルトゥースへ駐留する。
水曜日に『インタファクス』は消息筋より伝えられた。

「今日、PM-82は曳船MB-119を伴い、ラマンシュ海峡を進んでいます。
ロシア船にはベルギー海軍の哨戒艦が同行しています」

対談者は明らかにした。

現在、ロシア海軍の駐留所タルトゥースでは、2018年3月に到着した黒海艦隊PM-138が当直に就いている。
タルトゥース水上修理所のローテーションは、半年ごとに行なわれる。

PM-82は2017年にタルトゥースで戦闘勤務に就き、11月13日にカリーニングラードへ戻った。

現在、地中海ロシア海軍常設作戦連合部隊には、カスピ小艦隊の2隻の小型ロケット艦黒海艦隊の2隻の潜水艦が在り、これらは全て有翼ミサイル「カリブル」を搭載する。

ロシア連邦国防省が伝えたように、潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」「コルピノ」は、地中海で当直に就いた際、シリア『イスラム国』(ロシア連邦では非合法)の目標へ、4回のミサイル攻撃を加えた:2017年9月14日、9月22日、10月5日、11月3日。
この間、少なくとも29基の有翼ミサイル「カリブル」が発射された。



この数年間、黒海艦隊水上修理所(工作船)PM-56PM-138は交代で地中海東部へ派遣され、半年程度のローテーションでシリアタルトゥースへ駐留し、同海域で行動するロシア海軍艦船の修理やメンテナンスを行なっていました。
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工作船PM-56
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工作船PM-138
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タルトゥースロシア海軍物資・技術サービス供給所
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プロジェクト304水上修理所(工作船)PM-82は、1977年12月22日にポーランド『アドルフ・ワルスキー記念シュチェチン造船所』で起工され、1978年5月13日に進水し、同年9月30日にソ連海軍へ引き渡されました。
就役後、赤旗2度受賞バルト艦隊へ編入されました。

2014年からバルチースク「第33艦船修理工場」で近代化改装が行なわれ、2016年秋に復帰しました。
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PM-82は、2017年6月中旬にシリアへ派遣され、地中海東部で行動するロシア海軍艦船の修理やメンテナンスに従事しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の工作船PM-82はシリア沖に到着した]

その後、2017年10月下旬には黒海艦隊工作船PM-56と交代して地中海東部を去り、11月13日に母港バルチースクへ帰投しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2017年11月13日17時11分配信
【バルト艦隊の水上修理所(工作船)は地中海からバルチースクへ戻った】


そして2018年7月、PM-82は再びシリアへ派遣される事になりました。

現在、シリアには黒海艦隊工作船PM-138が派遣されています。
[ロシア海軍黒海艦隊の工作船PM-138はシリアへ派遣される]


現在、地中海東部には、以下のロシア海軍艦船が滞在しています。
これらの艦船は、ロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の指揮下で行動しています。

警備艦「スメトリーヴイ」(黒海艦隊):2018年4月21日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」(黒海艦隊):2017年9月初頭から地中海東部に滞在
潜水艦「コルピノ」(黒海艦隊):2017年9月初頭から地中海東部に滞在
小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」(カスピ小艦隊):2018年6月17日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」(カスピ小艦隊):2018年6月17日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
海洋掃海艦「トゥルビニスト」(黒海艦隊):2018年5月12日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
中型偵察艦「キルディン」(黒海艦隊):2018年6月9日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
対水中工作艇P-433(黒海艦隊):2018年5月23日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
中型海洋給油船「レナ」(バルト艦隊):2018年5月初頭から地中海東部に滞在
工作船PM-138(黒海艦隊):2018年3月8日にボスポラス海峡を南下、地中海入り

ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイはキプロス訪問を終えた

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2018年7月24日15時54分配信
【警備艦「スメトリーヴイ」は地中海での当直中にキプロスで食料を補充した】
モスクワ、7月24日、インタファクス-AVN

黒海艦隊警備艦「スメトリーヴイ」キプロス島への滞在を完了し、地中海ロシア海軍戦隊の一員としての任務遂行を続ける。

「艦の外国港への滞在は、物資の補充及び乗組員の休養の為に使われました」
『インタファクス-AVN』
は火曜日に黒海艦隊広報サービスの談話を受け取った。

艦隊本部によると「警備艦スメトリーヴイはリマソールを去り、地中海の海軍常設グループの一員としての任務遂行を続けます」

地中海ではロシア戦隊が恒常的に活動している。
それは15隻以下の戦闘艦及び支援船から成る。



プロジェクト61(カシン級)警備艦「スメトリーヴイ」(1969年10月21日就役)は、最近では、2016年10月28日にセヴァストーポリを出航し、10月29日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入りました。


2016年10月31日から11月1日までギリシャを訪問し、ロシア皇帝家出身のギリシャ王妃オルガ(オリガ)の生誕165周年記念行事へ参加しました。

オリガ・コンスタンチノヴナ・ロマノヴァ(1851年9月3日~1926年6月18日)は、ロシア皇帝アレクサンドル2世の弟コンスタンチン大公の娘であり、1867年にギリシャ国王ゲオルギオス1世と結婚してギリシャ王妃となりました。
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「スメトリーヴイ」ギリシャを去った後も地中海東部(シリア沖)に滞在し、ここで2017年の新年を迎えました。

2017年2月下旬には地中海東部に居るアメリカ海軍原子力空母「ジョージ・H・W・ブッシュ」を追尾しました。
ブログ『BMPD』より
【「スメトリーヴイ」は「ブッシュ」を追う】

「スメトリーヴイ」は2017年3月5日にボスポラス海峡を北上して黒海へ入り、3月6日にセヴァストーポリへ帰投しました。

[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイは4ヶ月間の地中海航海を終えてセヴァストーポリへ帰投した]

それから1ヶ月半程経った2017年5月20日、セヴァストーポリから出航して対空戦闘訓練を行ない、高射ミサイル「ヴォルナ」AK-726 76mm連装砲を発射しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイは黒海で対空戦闘訓練を行なった]

「スメトリーヴイ」は、そのまま南方へ向かい、5月22日にボスポラス海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイは地中海へ入った]

「スメトリーヴイ」は、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」、「アドミラル・エッセン」及び大型揚陸艦3隻と共に、2017年5月23日から27日までリビア東部沖で演習を実施しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の地中海での演習は終わった]

その後も暫く地中海東部に留まっていました。
[地中海東部ではロシア海軍黒海艦隊の約15隻の艦船が行動している]

2017年6月2日にボスポラス海峡を北上して黒海へ入り、6月3日にセヴァストーポリへ帰港しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイは地中海からセヴァストーポリへ帰港した]


2018年4月20日、警備艦「プイトリーヴイ」「スメトリーヴイ」黒海で演習を行ない、沿岸、海上、空中目標への砲撃、泊地で襲撃を受けた際の対処、艦内のダメージコントロールの訓練を実施しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2018年4月20日16時38分配信
【黒海艦隊の警備艦「プイトリーヴイ」と「スメトリーヴイ」は海上で一連の戦闘訓練を実施した】

演習が終わった後も2隻はセヴァストーポリには戻らず、そのまま黒海を南下して4月21日にボスポラス、ダーダネルス海峡を通過し、地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイとスメトリーヴイは地中海東部(シリア沖)へ行く]

4月末には地中海東部で実施された演習へ参加しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート2隻と警備艦2隻は地中海東部で演習を行なう]
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート2隻と警備艦2隻は地中海東部で演習を続けている]

その後も地中海東部に滞在しており、7月24日にはキプロスリマソール港への寄港を終えて出航しました。


現在、地中海東部には、以下のロシア海軍艦船が滞在しています。
これらの艦船は、ロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の指揮下で行動しています。

警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」(バルト艦隊):2018年5月初頭から地中海東部に滞在
警備艦「スメトリーヴイ」(黒海艦隊):2018年4月21日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」(黒海艦隊):2017年9月初頭から地中海東部に滞在
潜水艦「コルピノ」(黒海艦隊):2017年9月初頭から地中海東部に滞在
小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」(カスピ小艦隊):2018年6月17日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」(カスピ小艦隊):2018年6月17日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
海洋掃海艦「トゥルビニスト」(黒海艦隊):2018年5月12日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
中型偵察艦「キルディン」(黒海艦隊):2018年6月9日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
対水中工作艇P-433(黒海艦隊):2018年5月23日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
中型海洋給油船「レナ」(バルト艦隊):2018年5月初頭から地中海東部に滞在
工作船PM-138(黒海艦隊):2018年3月8日にボスポラス海峡を南下、地中海入り

ロシア海軍黒海艦隊の給油船イワン・ブブノフは地中海東部からセヴァストーポリへ帰投した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2018年7月7日11時34分配信
【海洋給油船「イワン・ブブノフ」は地中海での任務遂行後にセヴァストーポリへ戻った】

黒海艦隊大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」は、地中海での任務遂行後にセヴァストーポリへ戻った。

給油船の乗組員は、5か月以上に渡り地中海海軍常設連合部隊の一員として、指示された任務を遂行した。
この間に、船は200回に渡り海軍連合部隊の艦船への給油を行ない、14000トン以上の燃料とオイル、6000トンの水と他の物資を移送した。

航海を終了し、専門技術者は、船のシステム、機構のメンテナンス及び船の技術的準備状態の維持の為の複合定期作業を行なう。



プロジェクト1559V大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」は、レニングラードバルト造船工場で建造され、1974年4月20日に進水し、1975年7月19日に就役しました。

就役後、黒海艦隊へ配備され、主に地中海及び黒海で活動していました。
1984年2月12日から6月7日に掛けては、キューバへの遠距離航海を行ない、大西洋及びカリブ海へ進出しました。

2008年9月19日から2009年1月23日にも大西洋、カリブ海への遠距離航海を行なっています。
[給油艦「イワン・ブブノフ」はセヴァストーポリへ帰港した]

2013年6月1日にロシア海軍地中海作戦連合部隊が創設されると、「イワン・ブブノフ」も度々地中海へ進出するようになりました。
[ロシア海軍地中海作戦部隊は6月1日から任務を遂行している]

この数年の動向を見ると、2016年11月5日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入っています。

2017年5月7日にボスポラス海峡を北上して黒海へ入り、その後、セヴァストーポリへ戻りました。

2018年1月29日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入りました。

5月23日にボスポラス海峡を北上して黒海へ入りましたが、6月2日にはボスポラス海峡を南下して再び地中海へ入りました。

7月6日にボスポラス海峡を北上して黒海へ入り、7月7日にセヴァストーポリへ帰投しました。


現在、地中海東部には、以下のロシア海軍艦船が滞在しています。
これらの艦船は、ロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の指揮下で行動しています。

警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」(バルト艦隊):2018年5月初頭から地中海東部に滞在
警備艦「スメトリーヴイ」(黒海艦隊):2018年4月21日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」(黒海艦隊):2017年9月初頭から地中海東部に滞在
潜水艦「コルピノ」(黒海艦隊):2017年9月初頭から地中海東部に滞在
小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」(カスピ小艦隊):2018年6月17日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」(カスピ小艦隊):2018年6月17日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
大型揚陸艦「オルスク」(黒海艦隊):2018年6月27日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
海洋掃海艦「トゥルビニスト」(黒海艦隊):2018年5月12日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
中型偵察艦「キルディン」(黒海艦隊):2018年6月9日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
対水中工作艇P-433(黒海艦隊):2018年5月23日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
中型海洋給油船「レナ」(バルト艦隊):2018年5月初頭から地中海東部に滞在
工作船PM-138(黒海艦隊):2018年3月8日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
工作船PM-82(バルト艦隊):2018年4月下旬から地中海東部に滞在

ロシア海軍は7月11、12、18、19、25、26日にシリア沖でミサイル発射演習を行なう

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『タス通信』より
2018年7月6日4時43分配信
【ロシア海軍の戦闘艦はシリア沖でミサイル射撃演習を行なう】
タス通信、7月6日

地中海常設作戦連合部隊を構成するロシア海軍戦闘艦は、シリア沖ミサイル射撃演習を行なう。
パイロットの為の国際通知機関(NOTAM)は伝えた。

NOTAMは、ロシア連邦海軍の演習実施の為、地中海東部:タルトゥース港の真横のシリア沿岸キプロス島の間がミサイル発射の為に閉鎖される事を指摘した。
海域は、7月11、12、18、19、25、26日のモスクワ時間10時0分から18時0分まで航空機の飛行の為に閉鎖される。

地中海常設作戦連合部隊には、遂行する任務次第で10隻から20隻の戦闘艦支援船が加わっている。
特に、6月30日、ミサイル複合体「カリブル-NK」で武装するプロジェクト11356フリゲート「アドミラル・エッセン」は、地中海からセヴァストーポリへ戻った。

6月18日に黒海艦隊広報サービスが発表したように、「カリブル」で武装するプロジェクト21631小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」「ヴェリキー・ウスチュグ」は、セヴァストーポリから地中海へ向かった。

加えて、最近に戦闘編制へ受け入れられた同型の小型ロケット艦「ヴイシニー・ヴォロチョーク」も、地中海へ行かなければならない。



現在、地中海東部には、以下のロシア海軍艦船が滞在しています。
これらの艦船は、ロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の指揮下で行動しています。
[ロシア海軍地中海作戦部隊は6月1日から任務を遂行している]

警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」(バルト艦隊):2018年5月初頭から地中海東部に滞在
警備艦「スメトリーヴイ」(黒海艦隊):2018年4月21日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」(黒海艦隊):2017年9月初頭から地中海東部に滞在
潜水艦「コルピノ」(黒海艦隊):2017年9月初頭から地中海東部に滞在
小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」(カスピ小艦隊):2018年6月17日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」(カスピ小艦隊):2018年6月17日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
海洋掃海艦「トゥルビニスト」(黒海艦隊):2018年5月12日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
中型偵察艦「キルディン」(黒海艦隊):2018年6月9日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
対水中工作艇P-433(黒海艦隊):2018年5月23日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」(黒海艦隊):2018年6月2日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
中型海洋給油船「レナ」(バルト艦隊):2018年5月初頭から地中海東部に滞在
海洋曳船MB-304(黒海艦隊):2018年5月12日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
工作船PM-138(黒海艦隊):2018年3月8日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
工作船PM-82(バルト艦隊):2018年4月下旬から地中海東部に滞在

この内、今回の記事で触れられているカスピ小艦隊小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」「ヴェリキー・ウスチュグ」は、2018年6月初頭にカスピ海から黒海へ移動し、6月17日にはボスポラス海峡を南下して地中海へ入りました。
[ロシア海軍のブヤン-M小型ロケット艦グラード・スヴィヤージスクとヴェリキー・ウスチュグはシリア沖へ行く]

6月22日、2隻の小型ロケット艦地中海東部(シリア沖)で対空戦闘演習を実施しました。
[ロシア海軍のブヤン-M小型ロケット艦グラード・スヴィヤージスクとヴェリキー・ウスチュグはシリア沖で対空戦闘演習を実施した]


ロシア海軍は、7月11、12、18、19、25、26日のモスクワ時間10時0分から18時0分まで(日本時間だと16時0分から午前0時まで)にシリアタルトゥース港キプロス島の間の海域でミサイル発射演習を行なうとノータム(NOTAM、Notice To Airmen)へ通知しました。

現在、地中海東部に居るロシア海軍の艦が装備する「ミサイル」は、以下の通りです。

対地/対艦ミサイル「カリブル」:小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」、「ヴェリキー・ウスチュグ」、潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」、「コルピノ」
対艦ミサイル「ウラン」:警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」、「スメトリーヴイ」
高射ミサイル「キンジャール」:警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」
高射ミサイル「ヴォルナ」:警備艦「スメトリーヴイ」
高射ミサイル「ギブカ」:小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」、「ヴェリキー・ウスチュグ」
対潜ミサイル「ヴィドパード」:警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」


従いまして、これらのミサイルの何れかが発射される事になります。


「グラード・スヴィヤージスク」「ヴェリキー・ウスチュグ」は、2015年10月7日と11月20日にカスピ海南方からシリアISIL(イラク・レバントのイスラム国)の拠点有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。

2015年10月7日

[ロシア海軍カスピ小艦隊の4隻の艦はシリアへ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]
[ロシア海軍は巡航ミサイルでシリアのISIL(イラクとレバントのイスラム国)拠点を攻撃した]
[ロシア連邦軍参謀本部作戦管理総局長はロシア海軍によるシリアのISIL(イラクとレバントのイスラム国)拠点攻撃について語った]

2015年11月20日

[ロシア海軍カスピ小艦隊は再びシリアのISIL(シリアとレバントのイスラム国)拠点へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"は地中海東部からセヴァストーポリへ帰投した

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『タス通信』より
2018年6月30日15時36分配信
【フリゲート「アドミラル・エッセン」は地中海での任務遂行後にセヴァストーポリへ到着した】
モスクワ、6月30日/タス通信

黒海艦隊フリゲート「アドミラル・エッセン」は、地中海ロシア連邦海軍常設グループの一員としての任務遂行後にセヴァストーポリへ戻ってきた。
同艦隊の広報サービスは発表した。

「セヴァストーポリで乗組員は、黒海艦隊司令官、将兵の家族、船員、水上艦連合部隊の退役将兵、聖職者に出迎えられました」
声明では、こう述べられた。

フリゲートの乗組員は、3ヶ月以上に渡る遠距離航海を行なった。
この間に艦の乗組員は、単独艦及び艦船グループの一員としての戦闘実施、水上及び空中目標への砲射撃の実施といった様々な複合演習を実施し、更には対潜任務へ取り組んだ。

休息後に乗組員は艦の技術的準備状態を維持する定期作業を行ない、計画戦闘訓練任務の遂行を続ける。

プロジェクト11356フリゲートは、A-190砲、「カリブル」及び「シチーリ」を含む打撃ミサイル及び高射複合体、魚雷兵器で武装している。
艦には、ヘリコプターKa-27か、その派生型が駐留できる。



プロジェクト11356Rフリゲート2番艦「アドミラル・エッセン」は、2011年7月8日に起工され、2014年11月7日に進水し、2016年6月7日に就役しました。
[第2のプロジェクト11356R警備艦(フリゲート)アドミラル・エッセンはロシア海軍へ就役した]

2016年10月下旬に黒海へ回航される予定でしたが、バルチースク基地でスクリューと推進軸を損傷してしまった為、修理が必要となり、回航は延期されることになりました。
[ロシア海軍の最新警備艦アドミラル・エッセンは推進器を修理する]

「アドミラル・エッセン」は建造元の『ヤンターリ』へ回航され、浮きドックで修理が行なわれました。
修理は2016年12月23日までに完了しました。
[ロシア海軍の最新警備艦アドミラル・エッセンは推進器の修理を終えた]

その後はバルト海で修理後の航行試験が行われていたようですが、2017年3月7日には、バルト艦隊親衛コルベット「ソーブラジテルヌイ」と共に砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・エッセンはバルト海で砲撃訓練を行なった]

2017年4月末、「アドミラル・エッセン」は、本来の配備場所である黒海艦隊基地へ向かいました。
[ロシア海軍の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・エッセンは黒海艦隊基地へ向かった]

2017年5月5日にはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・エッセンはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]

その後、「アドミラル・エッセン」地中海を東へ進み、5月15日には地中海東部に位置するキプロス島南部のリマソール港へ寄港しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・エッセンはキプロスのリマソールへ寄港した]

2017年5月23日から27日までリビア東部沖で演習を実施しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の地中海での演習は終わった]

2017年5月31日、潜水艦「クラスノダール」と共にシリア沿岸沖の公海上からシリアパルミラ(タドムル)ISIL(イラク・レバントのイスラム国)施設へ、有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦(フリゲート)アドミラル・エッセンと潜水艦クラスノダールはパルミラのISIL(イラク・レバントのイスラム国)施設へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

その後も、同型艦「アドミラル・グリゴロヴィチ」、潜水艦「クラスノダール」と共に地中海東部へ留まりました。
[巡航ミサイル"カリブル"を搭載するロシア海軍黒海艦隊の2隻のフリゲートと1隻の潜水艦は地中海東部に留まる]

6月23日には同型艦「アドミラル・グリゴロヴィチ」、潜水艦「クラスノダール」と共に地中海東部からシリアISIL(イラク・レバントのイスラム国)施設へ有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート2隻と潜水艦1隻はシリアのハマー県のISIL(イラク・レバントのイスラム国)施設へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

「アドミラル・エッセン」は、2017年7月5日にセヴァストーポリへ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・エッセンはセヴァストーポリへ到着した]

それから4日後の7月9日にセヴァストーポリを抜錨し、再び地中海東部(シリア沖)へ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新フリゲート"アドミラル・エッセン"は再びシリア沖へ向かった]

7月30日の「ロシア海軍の日」には、シリアタルトゥース港で挙行された観艦式へ参加しました。


その後も地中海東部へ留まり、9月4日にシリアデリゾールISIL(イラク・レバントのイスラム国)施設へ有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"はシリアのデリゾールのISIL(イラク・レバントのイスラム国)へ巡航ミサイルを発射した]

「アドミラル・エッセン」は9月22日にセヴァストーポリへ帰投しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"はシリア沖からセヴァストーポリへ帰投した]

その後は黒海に留まり、2018年2月下旬には警備艦「プイトリーヴイ」(プロジェクト1135M)、「スメトリーヴイ」(プロジェクト61)と共に演習を実施しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2018年2月19日14時41分配信
フリゲート「アドミラル・エッセン」、警備艦「プイトリーヴイ」と「スメトリーヴイ」は演習を実施する為に黒海へ出た】


「アドミラル・エッセン」は2018年3月13日にボスポラス海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"は地中海東部(シリア沖)へ向かった]

3月21日に艦載ヘリコプターの飛行訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"は地中海東部で艦載ヘリコプターの飛行訓練を行なった]

その後、地中海東部アメリカイギリスなどの艦船を監視していました。
[ロシア海軍地中海作戦連合部隊は地中海東部でアメリカ海軍などの軍艦を追尾している]
[ロシア海軍地中海作戦連合部隊は地中海東部でイギリスのアスチュート級原潜を追尾した]

2018年4月下旬には、地中海東部で演習を実施しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート2隻と警備艦2隻は地中海東部で演習を行なう]
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート2隻と警備艦2隻は地中海東部で演習を続けている]

その後も地中海東部へ留まり、5月末には艦載ヘリコプターの訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と"アドミラル・エッセン"は地中海東部で艦載ヘリコプターの訓練を実施した]

6月28日にダーダネルス海峡へ入り、地中海を去りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"は地中海を去った]

そして6月30日に母港へ帰投しました。


現在、地中海東部には、以下のロシア海軍艦船が滞在しています。
これらの艦船は、ロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の指揮下で行動しています。
[ロシア海軍地中海作戦部隊は6月1日から任務を遂行している]

警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」(バルト艦隊):2018年5月初頭から地中海東部に滞在
警備艦「スメトリーヴイ」(黒海艦隊):2018年4月21日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」(黒海艦隊):2017年9月初頭から地中海東部に滞在
潜水艦「コルピノ」(黒海艦隊):2017年9月初頭から地中海東部に滞在
小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」(カスピ小艦隊):2018年6月17日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」(カスピ小艦隊):2018年6月17日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
大型揚陸艦「オルスク」(黒海艦隊):2018年6月27日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
海洋掃海艦「トゥルビニスト」(黒海艦隊):2018年5月12日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
中型偵察艦「キルディン」(黒海艦隊):2018年6月9日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
対水中工作艇P-433(黒海艦隊):2018年5月23日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」(黒海艦隊):2018年6月2日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
中型海洋給油船「レナ」(バルト艦隊):2018年5月初頭から地中海東部に滞在
海洋曳船MB-304(黒海艦隊):2018年5月12日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
工作船PM-138(黒海艦隊):2018年3月8日にボスポラス海峡を南下、地中海入り

ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦オルスクはシリアへ貨物を運ぶ

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2018年6月28日14時2分配信
【ロシア海軍の大型揚陸艦「オルスク」は地中海へ出た】
イスタンブール、6月28日、インタファクス-AVN

ロシア海軍大型揚陸艦「オルスク」は、黒海海峡を通過して地中海エリアへ出た。
木曜日、現地のインターネットサイトは、ボスポラス海峡を通過する写真を公表した。

イスタンブールのサイトは、黒海艦隊戦闘艦「オルスク」は、地中海ロシア海軍物資-技術サービス供給所が置かれているシリアタルトゥース港へ向かっていると確信している。

これは、同艦のシリアへの今年5度目の航海となる事は注目される。

6月15日、大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」黒海海峡を通過してシリアへ行き、6月25日に黒海へ戻った。

今年初めから、シリアへの貨物輸送航海は、大型揚陸艦「アゾフ」、「アレクサンドル・オトラコフスキー」、「ミンスク」、「ニコライ・フィリチェンコフ」、輸送船「クジル-60」により行なわれている。

海外メディアによれば、ロシア海軍大型揚陸艦及び補助船隊、更にチャーター船は、ラタキアフマイミーン飛行場ロシア航空群タルトゥース海軍物資-技術サービス供給基地、そしてシリア政府軍の為に貨物を送り届ける「シリア・エクスプレス」と呼ばれる作戦へ参加している。



プロジェクト1171大型揚陸艦BDK-69は1968年12月5日に就役し、黒海艦隊へ編入されました。

ソ連海軍時代には、地中海、大西洋、インド洋へ進出し、活発に行動していました。
1972年6月~7月にはエジプトへ駐留しました。

ソ連邦解体後も2000年代初頭までは稼働状態に在りました。

上陸演習を行なうBDK-69(1997年撮影)
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複合補給艦「べレジナ」と共に(2000年撮影)
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2004年からオーバーホールが始まりましたが、資金の割り当てが不十分だった為に作業は殆ど進まず、事実上予備役となっていました。

2014年8月から本格的な修理工事が始まりました。
[ロシア黒海艦隊のアリゲーター級揚陸艦2隻はセヴァストーポリで修理される]

オーバーホールは2017年10月下旬に完了し、10月27日には艦の点検の為に出航しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2017年10月27日14時3分配信
【黒海艦隊の大型揚陸艦「オルスク」は計画修理後に出航した】

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
黒海地域情報供給部(セヴァストーポリ市)発表
2017年11月12日8時0分配信
【大型揚陸艦「オルスク」乗組員は艦の修理後の工場点検を完了した】

オーバーホール後の点検を終え、2017年12月中旬に艦隊へ復帰しました。
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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2017年12月12日13時6分配信
【黒海艦隊の大型揚陸艦「オルスク」は修理後に戦闘任務遂行へ着手する】

「オルスク」は2018年1月10日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入り、シリアタルトゥース港へ向かいました。
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1月27日にボスポラス海峡を北上して黒海へ入り、その後、セヴァストーポリへ帰投しました。
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これは黒海沿岸からシリアタルトゥース港へ各種貨物を輸送する「シリア・エクスプレス」と呼ばれる輸送任務です。
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2018年3月5日には再びボスポラス海峡を南下し、2度目の「シリア・エクスプレス」へ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦オルスクはシリアへの輸送任務に就いた]
3月15日にボスポラス海峡を北上して黒海へ戻りました。

3月20日にはクリミア半島オプークで上陸訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦ニコライ・フィリチェンコフとオルスクはクリミア半島で上陸訓練を行なった]

「オルスク」は3月26日にもボスポラス海峡を南下して地中海へ入り、4月9日には同海峡を北上して黒海へ戻っています。

4月15日、「オルスク」ボスポラス海峡を南下して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦オルスクはシリアへの輸送任務(シリア・エクスプレス)に就いた]

4月25日にボスポラス海峡を北上し、その後、セヴァストーポリへ帰投しました。

そして6月27日、「オルスク」ボスポラス海峡を南下して地中海へ入り、今年4度目の「シリア・エクスプレス」へ向かいました。


現在、地中海東部には、以下のロシア海軍艦船が滞在しています。
これらの艦船は、ロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の指揮下で行動しています。
[ロシア海軍地中海作戦部隊は6月1日から任務を遂行している]

警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」(バルト艦隊):2018年5月初頭から地中海東部に滞在
警備艦「スメトリーヴイ」(黒海艦隊):2018年4月21日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」(黒海艦隊):2017年9月初頭から地中海東部に滞在
潜水艦「コルピノ」(黒海艦隊):2017年9月初頭から地中海東部に滞在
小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」(カスピ小艦隊):2018年6月17日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」(カスピ小艦隊):2018年6月17日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
海洋掃海艦「トゥルビニスト」(黒海艦隊):2018年5月12日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
中型偵察艦「キルディン」(黒海艦隊):2018年6月9日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
大型揚陸艦「オルスク」(黒海艦隊):2018年6月27日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
対水中工作艇P-433(黒海艦隊):2018年5月23日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」(黒海艦隊):2018年6月2日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
中型海洋給油船「レナ」(バルト艦隊):2018年5月初頭から地中海東部に滞在
海洋曳船MB-304(黒海艦隊):2018年5月12日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
工作船PM-138(黒海艦隊):2018年3月8日にボスポラス海峡を南下、地中海入り