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ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海を去った

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2018年10月18日11時44分配信
【黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」はダーダネルス及びボスポラス海峡を通過してセヴァストーポリへの進路を保持する】

黒海艦隊フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」乗組員は、地中海ロシア海軍グループの一員としての任務遂行を完了した。

フリゲートは、黒海海峡・ダーダネルス及びボスポラスを通過してセヴァストーポリへ進路を取った。

地中海での任務遂行期間に「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、海軍総司令官の統制下の艦隊間演習へ参加し、その中で対潜任務へ取り組み、単艦及び戦術艦グループの一員としての戦闘実施の様々な複合演習を行ない、水上及び空中目標への砲射撃を実行した。



ロシア黒海艦隊プロジェクト11356Rフリゲートは、これまでにも何度か地中海東部へ派遣されています。

「アドミラル・グリゴロヴィチ」(「494」、2016年3月11日就役)は、最近では、2017年12月初頭から2018年5月末まで地中海東部で行動していました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海東部(シリア沖)からセヴァストーポリへ帰投した]

2018年7月29日の『ロシア海軍の日』には、セヴァストーポリの観艦式へ参加しました。


「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、8月16日に黒海有翼ミサイル「カリブル」(対艦型)を発射しています。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は黒海で巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

8月25日、「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、同型艦「アドミラル・エッセン」と共に地中海へ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と"アドミラル・エッセン"は地中海東部(シリア沖)へ向かった]

9月1日から8日まで地中海東部で実施されたロシア海軍ロシア航空宙軍の大規模演習へ参加しました。

[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]

演習終了後も地中海東部に留まっていましたが、10月18日にダーダネルス海峡へ入り、地中海を去りました。


現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しています。

[北方艦隊]
ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」
中型海洋給油船「ドゥブナ」

[バルト艦隊]
警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」
中型海洋給油船「レナ」
工作船PM-82

[黒海艦隊]
潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」
潜水艦「コルピノ」
フリゲート「アドミラル・エッセン」
小型ロケット艦「ヴイシニー・ヴォロチョーク」
海洋掃海艦「ワレンチン・ピクリ」
中型偵察艦「キルディン」
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」
救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムールイ」
サルベージ船KIL-158
試験船「セリゲル」
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ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは地中海を去った

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『タス通信』より
2018年10月9日15時42分配信
【警備艦「プイトリーヴイ」は地中海からセヴァストーポリへ戻る】
モスクワ、10月9日/タス通信

黒海艦隊警備艦「プイトリーヴイ」乗組員は、週末に地中海からセヴァストーポリへ戻ってくる。
火曜日に黒海艦隊の公式代理人アレクセイ・ルリョフ2等海佐は発表した。

「黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは、地中海のロシア連邦海軍常設グループの一員としての任務遂行を完了し、セヴァストーポリへ進路を取りました。
現在、同艦はダーダネルス海峡及びボスポラス海峡の通過を行なっており、黒海へ向かっています」
ルリョフ
は話した。

彼によると、艦のセヴァストーポリ到着は今週末に予定されている。

ルリョフは、遠海ゾーンで艦の乗組員は、ロシア連邦海軍総司令官統制下の艦隊間演習へ参加し、その中で、単独艦、或いは艦船グループの一員としての戦闘実施の為の様々な複合任務を遂行し、水上及び空中目標への砲射撃を行なったと話した。



黒海艦隊プロジェクト1135M(クリヴァクII級)警備艦「プイトリーヴイ」(1982年2月9日就役)は、最近ではオーバーホール完了後の2015年5月以降、度々地中海で行動しています。
2018年には、3月14日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入り、4月2日にダーダネルス、ボスポラス海峡を北上して黒海へ戻っています。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは地中海東部へ行く]
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは地中海東部を去った]

2018年4月21日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイとスメトリーヴイは地中海東部(シリア沖)へ行く]

2018年6月初頭にセヴァストーポリへ戻りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と警備艦プイトリーヴイは地中海を去った]

2018年8月下旬にセヴァストーポリを出航し、8月24日にボスポラス海峡を通過して地中海へ入りました。

2018年9月1日から8日まで地中海東部で実施されたロシア海軍ロシア航空宙軍の大規模演習へ参加しました。

[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]

その後も地中海東部に留まっていましたが、10月9日にダーダネルス海峡へ入り、地中海を去りました。


現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しています。

[北方艦隊]
ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」

[バルト艦隊]
工作船PM-82

[黒海艦隊]
潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」
潜水艦「コルピノ」
フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」
フリゲート「アドミラル・エッセン」
小型ロケット艦「ヴイシニー・ヴォロチョーク」
大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」
海洋掃海艦「ワレンチン・ピクリ」
中型偵察艦「キルディン」
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」
救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムールイ」
サルベージ船KIL-158
試験船「セリゲル」

ロシア海軍カスピ小艦隊のブヤン-M小型ロケット艦グラード・スヴィヤージスクとヴェリキー・ウスチュグは地中海を去った

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2018年10月2日13時41分配信
【カスピ小艦隊の小型ロケット艦は地中海での任務遂行を完了した】

カスピ小艦隊小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」「ヴェリキー・ウスチュグ」は、地中海ロシア海軍常設グループの一員としての任務を遂行した後、ダーダネルス及びボスポラス海峡の通過移動を開始した。

艦の乗組員は、更なる指定任務の遂行の為、黒海への計画移動を行なう。

以前、「グラード・スヴィヤージスク」「ヴェリキー・ウスチュグ」は、地中海で9月1日から8日まで海軍総司令官の統制下で実施された艦隊間演習へ参加した。

小艦隊の艦は、2018年6月から10月まで地中海に滞在した。



プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦の1番艦「グラード・スヴィヤージスク」は、ゼレノドリスク『A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』で2010年8月27日に起工され、2013年3月9日に進水し、2014年7月27日に就役、カスピ小艦隊へ編入されました。

「ブヤン-M」3番艦「ヴェリキー・ウスチュグ」は2011年8月27日に起工され、2014年5月21日に進水し、2014年12月19日に就役、カスピ小艦隊へ編入されました。

2015年10月7日、カスピ小艦隊ロケット艦「ダゲスタン」、小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」、「ウグリーチ」、「ヴェリキー・ウスチュグ」は、カスピ海南方からシリアテロ組織ISIL(イラク・レバントのイスラム国)の拠点へ合計26基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。

[ロシア海軍カスピ小艦隊の4隻の艦はシリアへ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]
[ロシア海軍は巡航ミサイルでシリアのISIL(イラクとレバントのイスラム国)拠点を攻撃した]
[ロシア連邦軍参謀本部作戦管理総局長はロシア海軍によるシリアのISIL(イラクとレバントのイスラム国)拠点攻撃について語った]

この4隻は、2015年11月20日にもカスピ海南方からシリアISIL(イラク・レバントのイスラム国)の拠点へ合計18基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。

[ロシア海軍カスピ小艦隊は再びシリアのISIL(シリアとレバントのイスラム国)拠点へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

その後は、カスピ海で各種の演習を行なったり、カスピ海沿岸諸国(イランカザフスタン)を訪問しました。

「グラード・スヴィヤージスク」は、2017年10月12日にカスピ海有翼ミサイル「カリブル」の対艦型と対地型を発射しています。
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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2017年10月12日17時33分配信
【「グラード・スヴィヤージスク」は演習で「カリブル」を発射した】

2018年2月には、2隻揃って演習を行なっています。
『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2018年2月13日9時42分配信
【ロシア連邦海軍のロケット艦はカスピ海での演習中に「敵」艦と飛行装置を破壊した】


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2018年6月4日、小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」「ヴェリキー・ウスチュグ」は、カスピ小艦隊基地マハチカラを出航し、内陸水路経由で黒海への移動を開始しました。

6月13日、クリミア半島黒海艦隊基地セヴァストーポリへ到着しました。
[ロシア海軍のブヤン-M小型ロケット艦グラード・スヴィヤージスクとヴェリキー・ウスチュグはカスピ海から黒海へ移動した]

2隻の小型ロケット艦は、その数日後にセヴァストーポリを出航したらしく、6月17日にはボスポラス海峡を南下して地中海へ入りました。
[ロシア海軍のブヤン-M小型ロケット艦グラード・スヴィヤージスクとヴェリキー・ウスチュグはシリア沖へ行く]

6月22日、2隻の小型ロケット艦地中海東部(シリア沖)で対空戦闘演習を実施しました。
[ロシア海軍のブヤン-M小型ロケット艦グラード・スヴィヤージスクとヴェリキー・ウスチュグはシリア沖で対空戦闘演習を実施した]

その後も地中海に留まり、9月1日から8日まで地中海東部で実施されたロシア海軍ロシア航空宙軍の大規模演習へ参加しました。

[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]

演習終了後も地中海東部に居ましたが、10月2日にダーダネルス海峡へ入り、地中海を去りました。

ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦ニコライ・フィリチェンコフはシリアへ地対空ミサイルS-300を輸送する?

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2018年9月29日23時56分配信
【ロシア海軍の大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」は地中海へ入った】
イスタンブール、9月29日、インタファクス

ロシア海軍大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」は、土曜日に黒海海峡を通過して地中海水域へ入った。
イスタンブールのニュースポータルは、ボスポラス海峡を通過する写真を公表した。

トルコのサイトは、黒海艦隊戦闘艦地中海ロシア海軍物資-技術サービス供給所が置かれているシリアタルトゥース港へ向かっていると確信している。

このシリアへの航海が、シリアへのロシア製高射ミサイル複合体S-300の供給に関連しているという観測は排除されない。

現在、シリア沿岸へは、更に、シリアロシアグループへの最大の補給機関の1つとみられているロシア『防衛論理』社コンテナ輸送船「スパルタ-3」が航行している。
木曜日夕方、同船は黒海海峡を通過して地中海水域へ入った。

西側の航空リソース状況のモニタリングデータによると、シリアへの高射ミサイル複合体S-300の供給は、この48時間に行なわれ、少なくとも3機のロシア航空宇宙軍重軍用輸送機An-124-100「ルスラン」フマイミーン航空基地へのフライトを行なった。
ロシアからシリアへの貨物輸送には、機上番号RA-82032、RA-82010、RA-82035An-124が関わっている。
特に、土曜日にはフマイミーン航空基地へ機上番号RA-82035An-124が到着した。
これら全ての軍用輸送航空機ロシアからシリアへの飛行ルートは、カスピ海、イラン、イラクを通過している。

ロシア連邦外務省のトップ、セルゲイ・ラブロフは、金曜日の国際連合総会で行なわれた発表の結果のプレス会議において、ミサイル複合体S-300シリアへの引き渡しは、既に始まっていると述べた。

月曜日、ロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグは、ロシアは、この2週間で、シリア軍高射ミサイル複合体S-300を引き渡すと語った。
この発言によると、シリアへの高射ミサイル複合体S-300の供給は、9月17日夜に地中海上空でシリア対空防衛システムS-200により、15名の将兵を乗せたロシア偵察航空機Il-20が撃墜されたという結果を受けてのものである。
ロシア連邦国防省は、(Il-20は)シリアの目標へ航空攻撃を加えたイスラエル戦闘機の近くで危険にさらされたと表明した。

西側の航空リソースのデータによると、最近、ロシア連邦航空宇宙軍軍事輸送航空隊は、ロシアからフマイミーン航空基地への往復フライトを定期的に行なっている。
特に、月曜日には、重軍用輸送航空機Il-76MDが、同基地へ着陸した。

『イズベスチヤ』紙によると、月曜日、フマイミーン航空基地航空機Il-76電波電子戦闘複合体を送り届けた。
セルゲイ・ショイグは、シリア近辺の地中海水域上空では、軍用航空機の衛星航法、機内電波位置測定ステーション及び通信システム、シリア領域の攻撃者施設への電波電子制圧が行なわれていると語った。



ロシア海軍大型揚陸艦は、2013年1月以降、黒海沿岸(ノヴォロシースク或いはセヴァストーポリ)からシリアタルトゥースへ貨物や人員などを輸送する任務、いわゆる「シリア・エクスプレス」に就いています。
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当初は大型揚陸艦のみが「シリア・エクスプレス」へ参加していましたが、2015年夏以降は海軍がチャーター或いは購入した貨物船も参加するようになりました。

「シリア・エクスプレス」へ参加しているのは、主に黒海艦隊所属艦ですが、この他に北方艦隊及びバルト艦隊からも大型揚陸艦が交代で派遣されています。

黒海艦隊大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」(1975年12月30日就役)は「シリア・エクスプレス」の常連であり、2017年には、計7回の「シリア・エクスプレス」に従事していた事が確認されています。
(ロシア海軍当局からの公式発表は無いが、ボスポラス海峡を南下すればシリアへ向かい、北上すれば黒海沿岸ロシア海軍基地へ戻っている)

・1月18日にボスポラス海峡を南下、1月27日に北上
・2月19日にボスポラス海峡を南下、3月5日に北上
・3月15日にボスポラス海峡を南下、3月24日に北上
・4月6日にボスポラス海峡を南下、4月17日に北上
・5月1日にボスポラス海峡を南下、5月11日に北上
・5月20日にボスポラス海峡を南下、6月2日に北上
・7月20日にボスポラス海峡を南下、8月初頭に北上


2017年8月初頭にセヴァストーポリへ戻った後はオーバーホールが行なわれ、2018年2月に修理を終えて復帰した後は黒海の演習へ参加していました。
[ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦ニコライ・フィリチェンコフとオルスクはクリミア半島で上陸訓練を行なった]

2018年4月13日、大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」は、ほぼ9ヶ月ぶりにボスポラス海峡を南下、シリアタルトゥース港へ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦ニコライ・フィリチェンコフはシリアへ向かった]

タルトゥース港で貨物を降ろした後、4月21日にはダーダネルス、ボスポラス海峡を通過し、地中海を去りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦ニコライ・フィリチェンコフはシリアから戻ってくる]

5月1日にボスポラス海峡を南下してシリアへ行き、5月11日に同海峡を北上しました。

5月23日にダーダネルス、ボスポラス海峡を通過し、今年3度目となる「シリア・エクスプレス」へと向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦ニコライ・フィリチェンコフと対水中工作艇P-433はシリアのタルトゥースへ向かった]

6月15日、今年4度目となる「シリア・エクスプレス」へと向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦ニコライ・フィリチェンコフはシリアへ貨物を運ぶ]
6月25日にダーダネルス、ボスポラス海峡を通過し、地中海を去りました。

7月11日にボスポラス海峡を南下してシリアへ行き、7月27日に同海峡を北上しました。

8月24日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入り、9月12日に同海峡を北上しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦アゾフとニコライ・フィリチェンコフは地中海東部からセヴァストーポリへ帰投した]
これは、9月1日から8日まで地中海東部で実施されたロシア海軍ロシア航空宙軍の大規模演習へ参加する為でした。

[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]

そして9月29日、「ニコライ・フィリチェンコフ」は、ボスポラス海峡を南下して地中海へ入りました。

無論、今回も「シリア・エクスプレス」でしょうが、運ぶ貨物は、最近にシリアへの引き渡しが始まった高射ミサイル複合体S-300である可能性が高いようです。


現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しています。

[北方艦隊]
ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」

[バルト艦隊]
工作船PM-82

[黒海艦隊]
潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」
潜水艦「コルピノ」
フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」
フリゲート「アドミラル・エッセン」
フリゲート「アドミラル・マカロフ」
小型ロケット艦「ヴイシニー・ヴォロチョーク」
警備艦「プイトリーヴイ」
大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」
海洋掃海艦「ワレンチン・ピクリ」
中型偵察艦「キルディン」
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」
救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムールイ」
サルベージ船KIL-158
試験船「セリゲル」

[カスピ小艦隊]
小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」
小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」

ロシア海軍黒海艦隊の試験船セリゲルはシリア沖で撃墜された偵察機Il-20の捜索へ向かった

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年9月20日19時53分配信
【メディア:Il-20の墜落場所へ試験船「セリゲル」が向かった】

9月20日・木曜日、地中海のロシア連邦航空宇宙軍の偵察航空機Il-20の墜落場所での捜索活動へプロジェクト11982試験船「セリゲル」が合流する。
『NewsRu.com』は、艦船の移動を追跡するインターネット情報リソースを引用して伝えた。


「セリゲル」は、墜落した航空機の機内に在る機密性の高い機器を引き揚げる為の捜索活動への参加が予想される。

9月18日・火曜日、ロシア海軍の艦と補助船は、バーニヤース居住地(ラタキア県)から27km西方に墜落したIl-20の残骸と破片と発見し、捜索活動は続けられている。
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15名の将兵が乗っていたロシア偵察航空機は、月曜日夜に地中海で墜落した事が想起される。
9月17日、ロシア連邦国防省は、航空機は、イスラエル航空機による攻撃へ反撃したシリア対空防衛システムS-200により撃墜されたと表明した。
国防省は、イスラエルの行動は敵対的であると非難した。

次に、イスラエルは、ロシア偵察航空機Il-20の墜落は、シリアに責任が有ると反論した。
イスラエル軍当局は、罪はダマスカス、テヘラン、組織「ヒズボラ」に有る事は明確であると表明した。

[『Mil.Press FLOT』]
プロジェクト11982船
は、捜索救助作業へ参加し、科学研究作業及び海洋調査作業を実施する特殊機器装置の試験を行なう為に意図されている。

「セリゲル」は、プロジェクト11982のトップ船であり、沿バルト造船工場『ヤンターリ』で建造され、2012年12月にロシア海軍へ引き渡された。
「セリゲル」黒海艦隊で勤務している。

プロジェクト11982船の全長は63.08メートル、幅10.8メートル、吃水3.8メートル。
速力12ノット、航続距離1000海里。
船の乗組員は16名、探検隊員は20名である。



プロジェクト11982試験船「セリゲル」は、カリーニングラード沿バルト造船工場『ヤンターリ』で2009年7月8日に起工され、2011年7月29日に進水しました。
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2012年4月13日にバルト艦隊基地バルチースクへ回航され、航行試験が開始され、5月21日には一旦造船所へ戻りました。
2012年6月19日、内陸水路経由でバルト海から黒海への回航が始まり、7月20日にはテムリュクへ到着しました。

2012年8月末にノヴォロシースク海軍基地へ回航され、黒海で洋上試験が続けられ、11月17日から27日まで国家受領試験が行なわれました。

2012年12月25日、「セリゲル」ロシア海軍への納入証書への署名が行なわれ、正式な就役式典である聖アンドレイ旗初掲揚式典が開催されました。

以後、黒海艦隊に所属し、水中探査機器などの試験に従事しています。
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既に報じられていますが、2018年9月17日、シリア沖ロシア航空宇宙軍偵察機Il-20シリア軍の誤射により撃墜されました。
(搭乗員15名は全員死亡)

『ロシア通信社ノーボスチ』より
【シリアにおける(ロシア)航空宇宙軍の航空機Il-20の墜落】
2018年9月17日のロシア軍偵察機Il-20誤認撃墜事件に関する記事。

当日、イスラエル空軍F-16戦闘機シリアラタキアを空爆しており、シリア軍地対空ミサイルは、このF-16と、当日に地中海上空を飛行してシリアフマイミーン飛行場(ラタキア)へ戻る途中のIl-20を誤認して撃墜してしまったようです。

ロシア国防省は、Il-20撃墜の責任はイスラエルに有ると再三に渡り表明していますが、無論、イスラエル側は、これを否定し、責任はシリアに有ると表明しています。


既にIl-20の墜落現場にはロシア海軍地中海作戦連合部隊の艦船が到着していますが、海底に有るIl-20の残骸を回収する為、黒海艦隊試験船「セリゲル」が派遣される事になりました。

「セリゲル」は9月20日にボスポラス海峡を通過して地中海へ入り、9月23日には墜落現場へ到着します。

ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦アゾフとニコライ・フィリチェンコフは地中海東部からセヴァストーポリへ帰投した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2018年9月13日18時9分配信
【黒海艦隊の大型揚陸艦「アゾフ」と「ニコライ・フィリチェンコフ」は地中海での任務遂行後にセヴァストーポリへ戻った】

黒海艦隊大型揚陸艦「アゾフ」「ニコライ・フィリチェンコフ」は、9月1日から8日までロシア海軍総司令官の統制下で実施された地中海での演習後にセヴァストーポリへ戻った。

演習には、最新フリゲート「アドミラル・マカロフ」、「アドミラル・グリゴロヴィチ」、「アドミラル・エッセン」、潜水艦「コルピノ」、「ヴェリキー・ノヴゴロド」、更には初めて地中海で任務を遂行している小型ロケット艦「ヴイシニー・ヴォロチョーク」を含む黒海艦隊の18隻の艦及び補助船が関わった。

基地へ戻った後、大型揚陸艦「アゾフ」「ニコライ・フィリチェンコフ」の乗組員は、艦の技術的準備を支える船内システム及び機構の標準複合定期作業を実施し、計画戦闘訓練活動の実施を続ける。



黒海艦隊大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」は、8月24日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入りました。

大型揚陸艦「アゾフ」は、8月末~9月初頭にボスポラス海峡を南下して地中海へ入っています。

2隻の大型揚陸艦は、9月1日から8日まで地中海東部で実施されたロシア海軍ロシア航空宙軍の大規模演習へ参加しました。

[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]

演習終了後、2隻の大型揚陸艦は9月12日にボスポラス海峡を北上し、黒海へ入りました。

そして翌9月13日にセヴァストーポリへ帰投しました。


現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しています。

[北方艦隊]
ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」
大型対潜艦「セヴェロモルスク」
中型海洋給油船「ドゥブナ」

[バルト艦隊]
工作船PM-82

[黒海艦隊]
潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」
潜水艦「コルピノ」
フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」
フリゲート「アドミラル・エッセン」
フリゲート「アドミラル・マカロフ」
小型ロケット艦「ヴイシニー・ヴォロチョーク」
警備艦「プイトリーヴイ」
海洋掃海艦「ワレンチン・ピクリ」
中型偵察艦「キルディン」
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」
救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムールイ」
サルベージ船KIL-158
対水中工作艇「ユナルメーツ・クルイマ」
対水中工作艇「コデット」
海洋曳船MB-304

[カスピ小艦隊]
小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」
小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」

ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)

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2018年9月1日~8日、ロシア海軍ロシア航空宇宙軍は、地中海東部で大規模な演習を実施しました。
[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍は2018年9月1日から8日まで地中海で演習を行なう]
[2018年9月1日から8日まで地中海で実施されるロシア海軍とロシア航空宇宙軍の演習には26隻の艦船と34機の航空機が参加する]

演習には、ロシア海軍黒海艦隊、北方艦隊、バルト艦隊、カスピ小艦隊の艦船26隻(この内2隻は潜水艦)、各種航空機・ヘリコプター34機が参加しました。
演習部隊の総旗艦は、北方艦隊から派遣されたロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」です。
1986年11月5日に就役した同艦は、2011年6月から2016年12月末まで近代化改装を行ない、各種電子機器を更新しました。
[ロシア海軍のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは近代化改装を終えて北方艦隊へ復帰した]

『ロシア通信社ノーボスチ』より
【地中海演習】
2018年9月1日から8日まで地中海東部で実施されたロシア海軍ロシア航空宇宙軍の大演習に関するニュースのリスト。

9月3日、ロシア海軍航空隊多用途複座戦闘機Su-30SMは、地中海上空で航空宇宙軍空中給油機Il-78からの空中給油訓練を行ないました。

[ロシア海軍航空隊の多用途複座戦闘機Su-30SMは地中海上空で空中給油訓練を行なった]

9月5日、ロシア航空宇宙軍遠距離航空隊所属の2機の戦略爆撃機Tu-160は、エンゲリス基地を離陸し、カスピ海を通って地中海上空へ行きました。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年9月5日22時40分配信
【地中海で爆撃機Tu-160が演習を実施した】
Tu-160は10時間に渡るフライトを行ない、地中海巡航ミサイルの仮想発射訓練を実施しました。
Tu-160のエスコートは、海軍航空隊多用途複座戦闘機Su-30SM艦上戦闘機Su-33が担当しました。
これらの戦闘機は、ロシア国内からシリアフマイミーン飛行場へ進出し、ここから離陸してTu-160に随伴しました。


9月6日までに、ロシア海軍航空隊ロシア航空宇宙軍は、50回以上の戦闘訓練を行ない、これに伴って50回以上の離陸を行ない、更には15回の空中給油を行ないました。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年9月6日4時52分配信
【航空宇宙軍と海軍の地中海での演習中に50回以上の離陸が行なわれる】
なお、艦船部隊は150回の訓練を行ないました。

9月7日、ロシア連邦軍特殊作戦群の演習が行なわれました。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年9月7日9時9分配信
【ロシア特殊部隊は地中海演習中に任務へ取り組んだ】
特殊作戦群は、ロシア海軍艦船グループが滞在する海域で、水中工作員への対処行動訓練を行ないました。
訓練には、ロシア海軍歩兵部隊と、海軍航空隊も参加しました。



地中海演習には、ロシア黒海艦隊の18隻の艦船が参加しました。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年9月7日9時34分配信
【地中海演習へ黒海艦隊の最新艦が参加する】
この18隻には、プロジェクト11356Rフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」、「アドミラル・エッセン」、「アドミラル・マカロフ」、プロジェクト21631小型ロケット艦「ヴイシニー・ヴォロチョーク」といった最新鋭艦も含みます。
更には、プロジェクト06363潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」、「コルピノ」も含んでいます。


演習最終日の9月8日には、艦船部隊の対空・対水上・対潜射撃訓練が行なわれました。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年9月8日9時8分配信
【地中海演習で艦は深海爆弾の射撃を実施した】
記事タイトルの「深海爆弾」とは、対水中ロケットRBU-6000を指しています。

なお、ロシア海軍の演習海域には、ネーデルラント海軍フリゲート「デ・ロイテル」が派遣され、20kmの距離を保ちながらロシア海軍の艦船を監視していました。

地中海演習のフィナーレは、シリアラタキア沿岸へのロシア海軍歩兵部隊の上陸訓練となりました。
『タス通信』より
2018年9月8日21時49分配信
【ロシア海軍歩兵は地中海演習の枠組みにおいてラタキア沿岸へ上陸した】
上陸演習には、3隻の大型揚陸艦、2隻の掃海艦「ラプテル」型哨戒艇、火力支援艦を含む26隻の戦闘艦艇、ヘリコプターKa-29、Mi-8、Mi-24、艦上戦闘機Su-33、多用途戦闘機Su-30SMを含む24機の航空機が参加しました。


ロシア海軍当局は、今回の演習へ参加した艦船の名前を全て公表していませんが、少なくとも、以下の艦船が参加していたのは確かなようです。

[北方艦隊]
ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」
大型対潜艦「セヴェロモルスク」
中型海洋給油船「ドゥブナ」

[バルト艦隊]
警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」
中型海洋給油船「レナ」
工作船PM-82

[黒海艦隊]
潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」
潜水艦「コルピノ」
フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」
フリゲート「アドミラル・エッセン」
フリゲート「アドミラル・マカロフ」
小型ロケット艦「ヴイシニー・ヴォロチョーク」
警備艦「プイトリーヴイ」
大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」
大型揚陸艦「オルスク」
海洋掃海艦「ワレンチン・ピクリ」
中型偵察艦「キルディン」
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」

[カスピ小艦隊]
小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」
小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」

ロシア海軍航空隊の多用途複座戦闘機Su-30SMは地中海上空で空中給油訓練を行なった

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『タス通信』より
2018年9月3日19時37分配信
【遠距離航空隊と海軍航空隊の航空機は地中海上空で空中給油へ取り組んだ】
モスクワ、9月3日/タス通信

海軍航空隊遠距離航空隊航空機は合同で地中海上空の戦闘演習へ取り組んだ。
ロシア連邦国防省は発表した。

「地中海におけるロシア海軍と航空宇宙軍の大規模集団演習の枠組みにおいて、海軍航空隊と遠距離航空隊の全ての参加航空機は演習実施地点へ到着しました。
飛行士は、飛行任務における最も難しい要素の1つである空中での航空機への給油へ取り組みました。
ロシア海軍航空隊のSu-30SM乗員は、地中海水域上空で計画飛行を行ないました」
ロシア軍当局
は伝えた。

空中での燃料補給は、飛行訓練の必須の種類であり、最も難しい任務の1つと考えられていると国防省は指摘した。
「この任務の遂行には、乗員の高い専門技量と心理的安定が必要です。
高度2000mから8000mでSu-30SM乗員は航空機Il-78の下を時速500km~550kmで飛行し、空中給油を実施しました。
この時、双方は20m以下の距離を維持しました」
国防省
は話した。

以前にロシア海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフが報道陣へ伝えたように、2隻の潜水艦を含む26隻の海軍艦船、更には航空宇宙軍の34機の航空機は、9月1日から8日まで地中海で前例の無い大規模計画演習を実施する。
演習の枠組みで、ミサイルの実地射撃が計画されている事を総司令官は指摘した。



ロシア海軍ロシア航空宇宙軍は、2018年9月1日から8日まで地中海で演習を実施します。
[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍は2018年9月1日から8日まで地中海で演習を行なう]
[2018年9月1日から8日まで地中海で実施されるロシア海軍とロシア航空宇宙軍の演習には26隻の艦船と34機の航空機が参加する]

9月3日には、ロシア海軍航空隊多用途複座戦闘機Su-30SM地中海上空で空中給油訓練を行ないました。

Su-30SMが何処の所属なのかは明らかにされていませんが、おそらくは、既に1個飛行隊が形成されている黒海艦隊でしょう。
[ロシア海軍黒海艦隊航空隊で多用途複座戦闘機Su-30SMの1個飛行隊が完全に形成された]
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Su-30SMは、おそらくはシリアフマイミーン飛行場(ラタキア)へ進出し、ここから発進して地中海上空へ向かったのでしょう。


Su-30SMは、地中海上空でロシア航空宇宙軍空中給油機Il-78から空中給油を受けました。

2018年9月1日から8日まで地中海で実施されるロシア海軍とロシア航空宇宙軍の演習には26隻の艦船と34機の航空機が参加する


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2018年8月31日5時55分配信

【地中海でロシア海軍と航空宇宙軍の集団演習が実施される】

9月1日から8日まで、ロシア現代史上初の海軍航空宇宙軍の集団演習が地中海で実施される。
ロシア海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフ大将は表明した。

活動には、北方艦隊、バルト艦隊、黒海艦隊、カスピ小艦隊、更には航空宇宙軍遠距離航空隊の航空機が参加する。

演習統制部海軍総司令部に率いられる。
この目的の為、自動管理システム及び最新の通信装置を装備する海軍総司令部管理センターが使用される。

演習に関わる北方艦隊バルト艦隊の艦は、4500海里上の艦隊間移動を行なった。
カスピ小艦隊の艦は、カスピ海からヴォルガ・ドン運河及び黒海海峡の移動を行なった。
バルト艦隊警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は、対海賊活動任務を遂行した紅海から演習実施海域へ到着した。

活動には、潜水艦2隻を含む合計26隻のロシア海軍の戦闘艦及び船、更には34機の飛行装置が参加する。
集団の旗艦は北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」となる。

演習の枠組みで、戦略ロケット機Tu-160、対潜航空機Tu-142及びIL-38、更には海軍航空隊戦闘機Su-33航空機Su-30SMがフライトを行なう。

活動中、対潜戦闘及び対空防衛、海上交通線の防護の任務、対海賊活動及び遭難した船への援助の問題へ取り組み、更にはミサイル及び砲の実地射撃が行なわれる。

国際法規の規準は全て無条件で履行され、更には海上航行及び空中飛行の安全保障の為、演習実施海域は、船舶航行及び飛行の為に危険である事が前もって公表された。

演習完了後、その集団の参加者は、恒久駐留所へ戻る。



現在、ロシア海軍地中海東部(シリア沖)に展開する艦船を増強しています。
[ロシア海軍は地中海東部(シリア沖)の戦力を増強している]

有翼ミサイル「カリブル」(対地/対艦)を搭載するフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」「アドミラル・エッセン」は、2018年8月25日に地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と"アドミラル・エッセン"は地中海東部(シリア沖)へ向かった]

同じく「カリブル」を搭載するフリゲート「アドミラル・マカロフ」も、地中海東部へ向かっています(8月21日に英仏海峡を通過)。
[ロシア海軍の最新フリゲート"アドミラル・マカロフ"は黒海艦隊基地セヴァストーポリへ向かった]

この他、地中海東部には、「カリブル」を搭載する小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」、「ヴェリキー・ウスチュグ」(カスピ小艦隊)、「ヴイシニー・ヴォロチョーク」(黒海艦隊)が滞在しています。
[ロシア海軍のブヤン-M小型ロケット艦グラード・スヴィヤージスクとヴェリキー・ウスチュグはシリア沖で対空戦闘演習を実施した]
[ロシア海軍黒海艦隊の小型ロケット艦ヴイシニー・ヴォロチョークは地中海東部へ向かった]

同様に「カリブル」を搭載する潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」、「コルピノ」は、2017年9月初頭から地中海東部に滞在しています。
[地中海東部に滞在しているロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは地中海沿岸のロシア友好国で修理を行なうかもしれない]

8月24日には、警備艦「プイトリーヴイ」、大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」、「オルスク」ボスポラス、ダーダネルス海峡を南下して地中海へ入っています。
(大型揚陸艦2隻はシリアへの貨物輸送任務、いわゆる「シリア・エクスプレス」)

更に北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」大型対潜艦「セヴェロモルスク」地中海東部へ向かっています。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクは地中海中部で演習を行なった]

海洋掃海艦「ワレンチン・ピクリ」は8月25日に地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦ワレンチン・ピクリは地中海東部(シリア沖)へ向かった]

バルト艦隊工作船PM-82は、8月中旬にシリアへ到着しています。
[ロシア海軍バルト艦隊の工作船PM-82はシリアのタルトゥースへ到着した]

偵察艦「キルディン」は、6月中旬から地中海で行動しています。
[ロシア海軍黒海艦隊の偵察艦キルディンはシリア沖へ行く]

バルト艦隊警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は、7月末から8月中旬までアデン湾及び紅海で行動していましたが、8月下旬に地中海へ入っています。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはスエズ運河を通過して地中海へ入った]


そしてロシア海軍は9月1日から8日まで地中海で演習を行なうと発表しました。
[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍は2018年9月1日から8日まで地中海で演習を行なう]

参加する艦船は26隻との事ですから、上記の艦以外にも地中海に展開する艦船が居るようです。

この他、ロシア航空宇宙軍遠距離航空隊所属の戦略爆撃機Tu-160、海軍航空隊対潜哨戒機Tu-142MK及びIl-38、艦上戦闘機Su-33多用途複座戦闘機Su-30SMも演習へ参加します。

ロシア海軍とロシア航空宇宙軍は2018年9月1日から8日まで地中海で演習を行なう

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年8月30日12時34分配信
【(ロシア)国防省は地中海の大規模演習について公表した】
モスクワ、8月30日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア海軍及び航空宇宙軍のグループの大規模演習は地中海で9月1日から8日まで実施される。
国防省は発表した。

声明によると、演習は海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフ大将の統制下でロシア軍の訓練計画に沿って実施される。

演習には、北方艦隊、バルト艦隊、黒海艦隊、カスピ小艦隊の艦、遠距離航空隊、軍事輸送航空隊、海軍航空隊航空機が参加する事は注目される。

「海上航行及び空中飛行の安全保障の為、国際法規に沿って、演習実施海域は、船舶航行及び飛行の為に危険である事を事前に公表しました」
当局は強調した。


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年8月30日12時41分配信
【(ロシア)国防省は地中海演習の詳細について話した】
モスクワ、8月30日-ロシア通信社ノーボスチ

地中海での海軍及び航空宇宙軍の演習には、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」率いる25隻以上の艦船と、Tu-160を含む30機の航空機が参加する。
ロシア連邦国防省は発表した。

「計画により展開するグループは、ロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフ率いる25隻以上の艦と支援船で構成されます。
国際空域で、戦略ロケット機Tu-160、海軍航空隊の対潜航空機Tu-142MK及びIl-38、戦闘機Su-33と航空機Su-30SMを含む約30機の航空機が演習任務へ取り組みます」

声明では、こう述べられた。

演習計画下で地中海グループは、対空及び対水中工作防衛、更には対機雷保障の複合任務へ取り組む事が指摘された。



現在、ロシア海軍地中海東部(シリア沖)に展開する艦船を増強しています。
[ロシア海軍は地中海東部(シリア沖)の戦力を増強している]

有翼ミサイル「カリブル」(対地/対艦)を搭載するフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」「アドミラル・エッセン」は、2018年8月25日に地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と"アドミラル・エッセン"は地中海東部(シリア沖)へ向かった]

同じく「カリブル」を搭載するフリゲート「アドミラル・マカロフ」も、地中海東部へ向かっています(8月21日に英仏海峡を通過)。
[ロシア海軍の最新フリゲート"アドミラル・マカロフ"は黒海艦隊基地セヴァストーポリへ向かった]

この他、地中海東部には、「カリブル」を搭載する小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」、「ヴェリキー・ウスチュグ」(カスピ小艦隊)、「ヴイシニー・ヴォロチョーク」(黒海艦隊)が滞在しています。
[ロシア海軍のブヤン-M小型ロケット艦グラード・スヴィヤージスクとヴェリキー・ウスチュグはシリア沖で対空戦闘演習を実施した]
[ロシア海軍黒海艦隊の小型ロケット艦ヴイシニー・ヴォロチョークは地中海東部へ向かった]

同様に「カリブル」を搭載する潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」、「コルピノ」は、2017年9月初頭から地中海東部に滞在しています。
[地中海東部に滞在しているロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは地中海沿岸のロシア友好国で修理を行なうかもしれない]

8月24日には、警備艦「プイトリーヴイ」、大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」、「オルスク」ボスポラス、ダーダネルス海峡を南下して地中海へ入っています。
(大型揚陸艦2隻はシリアへの貨物輸送任務、いわゆる「シリア・エクスプレス」)

更に北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」大型対潜艦「セヴェロモルスク」地中海東部へ向かっています。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクは地中海中部で演習を行なった]

海洋掃海艦「ワレンチン・ピクリ」は8月25日に地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の海洋掃海艦ワレンチン・ピクリは地中海東部(シリア沖)へ向かった]

バルト艦隊工作船PM-82は、8月中旬にシリアへ到着しています。
[ロシア海軍バルト艦隊の工作船PM-82はシリアのタルトゥースへ到着した]

偵察艦「キルディン」は、6月中旬から地中海で行動しています。
[ロシア海軍黒海艦隊の偵察艦キルディンはシリア沖へ行く]


そしてロシア海軍は9月1日から8日まで地中海で演習を行なうと発表しました。

参加する艦船は25隻以上になるとの事ですから、上記の艦以外にも地中海に展開する艦船が居るようです。

この他、ロシア航空宇宙軍遠距離航空隊所属の戦略爆撃機Tu-160、海軍航空隊対潜哨戒機Tu-142MK及びIl-38、艦上戦闘機Su-33多用途複座戦闘機Su-30SMも演習へ参加します。

Tu-160Tu-142MK、Il-38ロシア本土から飛来する事になるでしょうが、Su-33Su-30SMは、おそらくはシリアフマイミーン飛行場へ進出し、ここから演習へ参加する事になるでしょう。