
2008年4月4日、ロシア海軍総司令官ウラジーミル・ヴィソツキー大将が、
ロシア連邦国防省で記者会見を行ないました。
この中で、ヴィソツキー大将は、再び艦艇打撃グループの遠征を行なう意向を明らかにしました。
【ロシア海軍は、2008年中に再び艦艇打撃グループを遠征に送り出す】
モスクワ、4月4日(イタル・タス)
ロシア海軍は、2008年中に再び艦艇打撃グループを遠征に送り出す。
ロシア連邦海軍総司令官ウラジーミル・ヴィソツキー大将は、記者会見で、こう語った。
「我々の戦略的関心は、特に地中海に有り、私達は、地域における海軍力の存在の発展についての課題を提起します」
ヴィソツキーは、注意を促した。
最近、北方艦隊の艦艇打撃グループによって遂行された大西洋遠征を想起した後、海軍大将は言った。
「これは単一の行動でした。 現在、絶えずそれが行われる可能性は有りませんが、私達は、定期的に、この問題を解決します」
「今年も、同じような行動は、より大規模となって、繰り返されるでしょう」
海軍総司令官は報告した。
ヴィソツキーの見方によると、ロシア海軍は、艦艇および航空グループが危機にあるという結論により、2010年までに努力を促進する必要がある。
彼はこう仮定した「新しいシステムの艦艇は、一見して最低50年が必要です」
既に、2035年まで、そして更に先の2050年までの海軍の開発計画が詳細に検討されている事に、海軍総司令官は注意を促した。
「4月中に、艦隊を準備する建造の概念が示されます。2010年以降、一連の艦艇の建造を、かなり加速する事が必要です。さもなければ私達は、永遠に取り残されてしまうでしょう」
ヴィソツキーは報告した。
(イタル・タス、2008年4月4日16時35分)ヴィソツキー総司令官は
「今年も、同じような行動は、より大規模となって、繰り返されるでしょう」
と発言しているので、参加艦艇が、前回(北方艦隊からは空母1、駆逐艦2、補給艦1、曳航救助艦1)
よりも多くなるのでしょう。
今度は、原子力巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」やソブレメンヌイ級駆逐艦も加わるかな?