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空母「アドミラル・クズネツォフ」航空隊、地中海で飛行訓練を実施

シリアのタルトゥースに寄港していた空母「アドミラル・クズネツォフ」ですが、
数日前に出港したようです。

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【「アドミラル・クズネツォフ」航空隊は、地中海において飛行活動を完了した】
モスクワ、1月29日(РИАノーボスチ)

巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」艦上航空隊は、水曜日、地中海において計画された飛行活動を完了した。
木曜日、ロシア連邦海軍総司令官補佐官イーゴリィ・ディガロ1等海佐は、РИАノーボスチに伝えた。

「1月28日、地中海中部のクレタ島西方で、巡洋艦の艦上航空隊は、計画された飛行活動を完了しました。
総計で、航空機Su-33は14回の離艦を、ヘリコプターKa-27とKa-29は4回の離艦を行いました」
ディガロは語った。

彼によると、海上の航空任務は、完全に遂行された。
艦の機器と兵器は、正常に作動している。

「重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは、計画された遠距離航海任務の遂行を続けます」
ディガロは注意を喚起した。
(РИАノーボスチ・2009年1月29日14時01分)
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駆逐艦「アドミラル・レフチェンコ」、ソマリア沖へ

空母「アドミラル・クズネツォフ」に随伴して地中海遠征中の駆逐艦「アドミラル・レフチェンコ」ですが、アラビア海(ソマリア沖)で2月初頭に実施されるロシア・インド海軍合同演習「インドラ-2009」に参加するようです。

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ロシア国営通信社ノーボスチ(RIAノーボスチ)・英語版より。

【もう1隻のロシア軍艦が、ソマリアの対海賊作戦に参加するかもしれない】
ムルマンスク、1月28日(RIAノーボスチ)

ロシア駆逐艦「アドミラル・レフチェンコ」は、2月上旬にアラビア海で行なわれるロシア・インド海軍合同演習に参加した後、ソマリア沿岸をパトロールするだろう。
海軍情報筋は、水曜日に発表した。

駆逐艦は、現在、空母「アドミラル・クズネツォフ」に率いられる北方艦隊任務部隊の一員として、地中海での任務航海を行なっている。

これまでに北方艦隊の公式筋は、艦の最後の任務の目的を否定し、確認を拒んでいる。

「私達は、近い将来に、アドミラル・レフチェンコの目標や任務の配置を発表する事は有りません」
艦隊報道官イーゴリィ・バベンコ1等海佐は明らかにした。

「私達は、駆逐艦アドミラル・レフチェンコがスエズ運河を通過し、インド洋に入った事だけは確認できます」
と彼は付け加えた。

駆逐艦は、ミサイル巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」、ロシア太平洋艦隊任務部隊の「アドミラル・ヴィノグラドフ」(ウダロイ級駆逐艦)、曳航船と2隻の給油艦と共に、インド海軍との海軍演習「インドラ-2009」に参加する予定である。

インドラ(INDRA)は、海洋法規を執行し、対海賊・対テロ・対麻薬密輸に関する協調を目指して2年ごとに実施されるロシア・インドの演習である。
INDRA-2009は、2003年以来、4度目の演習であり、何回かの実弾射撃訓練が含まれる。
(RIAノーボスチ・2009年1月28日17時25分)



現在、ウダロイII型駆逐艦「アドミラル・チャバネンコ」が地中海へ向かっていますが、これは、空母「アドミラル・クズネツォフ」の護衛任務を「アドミラル・レフチェンコ」と交代する為かもしれません。

空母「アドミラル・クズネツォフ」INFOgraphics

RIAノーボスチ英語版より。
【Admiral Kuznetsov INFOgraphics】
(2009年1月26日14時32分)

ロシア海軍唯一の空母「アドミラル・クズネツォフ」の図解です。

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「ロシア海軍の旗艦(フラグシップ)」The flagship of the Russian Navyと紹介されていますが、
これは、「 ロシア海軍のフラグシップ的存在」という事です。

このデータによると、同艦の重量は
軽荷排水量:43,000トン
基準排水量:53,000~55,000トン
満載排水量:66,600~67,500トン
となっております。

西側のデータでは、たいてい満載排水量58,500トンとされているので、それよりも大きい。


艦載機は、
・Su-33艦上戦闘機×12~15機
・Su-25UTG艦上練習機×3~5機
・Ka-27PLO対潜ヘリコプター、
Ka-27PS捜索救難ヘリコプター、
Ka-29/Ka-31早期警戒ヘリコプターを合計24機以上
となっております。

Su-33(Su-27K)は、1990年代前半までに合計24機程度が製造されただけで
以後、追加生産は行なわれておらず、この間、事故などによる減耗も有りますから、
現在、空母上に展開できる機数は、この程度でしょう。

ロシア海軍空母部隊、シリアのタルトゥースへ入港

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【北方艦隊の艦艇は、シリアのタルトゥース港へ入港した】
モスクワ、1月12日(РИАノーボスチ)

地中海において遠距離航海を行なっている北方艦隊の艦艇航空グループは、月曜日、シリアのタルトゥース港への入港を完了した。
ロシア海軍総司令官補佐官イーゴリィ・ディガロ1等海佐は、РИАノーボスチに伝えた。

重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・N・G・クズネツォフ」は、タルトゥースの投錨地へ停泊し、大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」および支援船「ニコライ・チケル」は、港の係留所へ接岸した。

「艦艇は、水と食糧を補給する為にタルトゥースを訪問しました。 艦艇乗員は、沿岸で数日間休息を取る事が出来ます」
ディガロは言った。

彼によると、ロシア海軍の物資・技術供給所(PMTO)タルトゥースは、遠距離航海を行なう艦艇への物資補充と乗組員の余暇の為に在る。

「タルトゥースの基地における任務は、首尾よく遂行されています」
ディガロは語った。

タルトゥース補給物資供給所には、50人のロシア海軍将兵が駐在する。
ロシア連邦海軍総司令部の幹部は、タルトゥースの基地拡張と近代化を支持すると繰り返して発言した。

艦艇航空グループの艦艇は、タルトゥース港への寄港を終えた後、地中海において、示された任務の遂行を続ける。

先週の金曜日、北方艦隊の艦艇は、地中海の水域において、トルコとの合同海軍演習「TURRASH-2009」を成功裡に行なった。

演習の過程で、合同連携機動が行なわれ、大型対潜艦アドミラル・レフチェンコの艦載ヘリコプターKa-27と共に、共同での捜索・救難活動訓練が行なわれた。
(РИАノーボスチ・2009年1月12日21時15分)

ロシア空母部隊は、シリアのタルトゥース港へ寄港する

トルコを出港した空母アドミラル・クズネツォフ部隊ですが、
今度は、シリアのタルトゥース港へ寄港します。

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【北方艦隊の艦艇は、シリアのタルトゥース港へ寄港する】
モスクワ、1月12日(РИАノーボスチ)

地中海で遠距離航海を行なっている北方艦隊の艦艇航空グループは、月曜日、タルトゥース港 (シリア) へ寄港する。
ロシア海軍総司令官補佐官で情報・広報サービスの責任者のイーゴリィ・ディガロ1等海佐は、РИАノーボスチに伝えた。

艦艇グループは、重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・N・G・クズネツォフ」、大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」、および支援船「ニコライ・チケル」で構成される。

艦艇は、タルトゥース港への寄港を終えた後、航海の枠内で、示された任務の遂行を続けるとディガロは伝えた。

シリアのタルトゥース港には、50人のロシア海軍将兵が駐在するロシア海軍艦艇の物資・技術供給所が存在する。
ロシア連邦海軍総司令部の幹部は、タルトゥースの基地拡張と近代化を支持すると繰り返して発言した。

先週の金曜日、北方艦隊の艦艇は、地中海の水域において、トルコとの合同海軍演習「TURRASH-2009」を成功裡に行なった。

演習の過程で、合同連携機動が行なわれ、大型対潜艦アドミラル・レフチェンコの艦載ヘリコプターKa-27と共に、共同での捜索・救難活動訓練が行なわれた。
(РИАノーボスチ・2009年1月12日09時36分)


タルトゥースについては、こちらを参照
「ロシア海軍物資供給所タルトゥース」

空母アドミラル・クズネツォフがタルトゥース港へ寄港するのは、1996年1月以来、実に13年振りの事です。
「空母クズネツォフ地中海遠征(1996年初頭)」

ロシア空母グループはトルコを去った

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【北方艦隊の艦艇航空グループの艦は、ロシア・トルコ合同海軍演習「TURRASH-2009」に参加した】
2009年1月11日

トルコへの非公式訪問を終えた後、重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」、大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」で構成される北方艦隊の艦艇航空グループは、トルコのアクザス・カラガチ海軍基地を去った。

航海計画に従い、北方艦隊の艦艇はトルコ海軍艦艇との合同演習「TURRASH-2009」を行なった。
演習は、トルコ沿岸に近い地中海の水域で行なわれた。

演習には、ロシア側から大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」、トルコからは、フリゲート「ゲムリク」、ミサイル艇「フゥルトゥナ」、「グゥルベット」、パトロール艇「カスゥルガ」が参加した。

演習の過程で、艦艇乗組員は、合同連携機動を実施し、艦載航空隊の捜索・救難ヘリコプターKa-27と共に、共同で遭難者の捜索・救助の特殊行動訓練を行なった。

演習を終えた後、北方艦隊の艦艇航空グループは、長期の洋上任務遂行を続ける。
(ロシア連邦国防省・2009年1月11日)

トルコ・ロシア海軍は地中海で合同演習を行なう

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【ロシアおよびトルコ海軍は地中海で合同演習を行なう】
モスクワ、1月9日(РИАノーボスチ)

ロシア・トルコ合同海軍演習"ТУРРАШ-2009"(TURRASH-2009)は、金曜日に地中海の水域で行なわれる。
ロシア海軍総司令官補佐官で情報・広報サービスの責任者のイーゴリィ・ディガロ1等海佐は、РИАノーボスチに伝えた。

彼によると、演習は、重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ、大型対潜艦アドミラル・レフチェンコで構成される北方艦隊の艦艇支隊のアクザス・カラガチ海軍基地(トルコ)訪問が終わった後で実施される。

「演習には、ロシア側から大型対潜艦"アドミラル・レフチェンコ"が、トルコからは、フリゲート"ゲムリク"、ミサイル艇"フゥルトゥナ"、"グゥルベット"、パトロール艇"カスゥルガ"が参加します」
ディガロは述べた。

演習の過程で、合同連携機動が行なわれ、大型対潜艦アドミラル・レフチェンコの艦載ヘリコプターKa-27と共に、共同での捜索・救難活動訓練が行なわれる。

ディガロは、演習を終えた後、北方艦隊の戦闘艦艇支隊は、航海計画に沿って地中海での任務遂行を続けると付け加えた。

北方艦隊の戦闘艦艇支隊は、1月5日からトルコを非公式訪問していた。
(РИАノーボスチ・2009年1月9日00時16分)


トルコ海軍フリゲート「ゲムリク」(D-361 Gemlik)は、元ドイツ海軍フリゲート「エムデン」(Emden)です。
1961年に就役し、1983年にトルコへ売却されました。

ドイツ海軍には、これまでに「エムデン」という名前を付けられた艦が5隻ありますが、
「ゲムリク」は、4代目の「エムデン」でした。

ドイツ海軍フリゲート「エムデン」(4代目)時代の同艦(1983年、ドイツ海軍から除籍される前に撮影)
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空母クズネツォフで火災発生

トルコを訪問し、マルマリス港の投錨地に停泊中の空母クズネツォフで
1月6日の晩に火災が発生、乗員1名が死亡しました。

ロシア国営通信社(РИАノーボスチ)より。

まずは第一報。

【ロシア連邦海軍巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の火災により、1人の水兵が死亡した】
モスクワ、1月7日(РИАノーボスチ)

火曜日の晩、演習の為、地中海に居る北方艦隊の重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」で火災が発生し、1人の水兵が死亡した。
ロシア連邦国防省情報筋は、РИАノーボスチに伝えた。

「巡洋艦で火災が発生し、艦の乗組員1人が死亡しました。 その他の情況は、後で説明されます」
代理人は言った。

その構成に「アドミラル・クズネツォフ」が含まれる艦艇航空グループのロシアの戦闘艦艇は、1月初頭から地中海で任務を遂行し、現時点ではトルコを訪問している。
(РИАノーボスチ・2009年1月7日10時34分)



そして、ロシア海軍総司令部の公式発表。

【巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の水兵の死因は示される】
モスクワ、1月7日(РИАノーボスチ)

火曜日の航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」における火災で死亡したデニス・スーチェフ水兵の死因は、一酸化炭素中毒によるものである。
水曜日、ロシア海軍の情報・広報サービスの責任者イーゴリィ・ディガロ1等海佐は、РИАノーボスチに伝えた。

火曜日、航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」が先頭に立つ北方艦隊艦艇支隊は、トルコのアクザス・カラガチ港を訪問しており、同地に滞在していた。

火災は巡洋艦が投錨地に停泊中、艦首機械調整室の1つで発生し、1人の水兵が死亡した。

「火災は、艦の乗組員の力により、極一部に抑えられました。 トルコ側に支援は求めませんでした」
ディガロは言った。

彼によると、第一次の点検では、各種機器および装置は正常であり、艦に重大な損傷は無い事が示された。 調整室は換気される。

北方艦隊の戦闘艦艇支隊の航海スタッフの構成員は、事件の理由を説明する。
先に、ロシア連邦海軍総司令官ウラジーミル・ヴィソツキー海軍大将がРИАノーボスチに伝えたように、主操作盤の1つでショートサーキットが起こり、火災が発生した。

重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・N・G・クズネツォフ」、大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」で構成される北方艦隊の戦闘艦艇支隊は、
1月5日、非公式訪問の為、トルコに寄港した。

計画では、トルコへのロシア艦艇の訪問は1月8日まで行なわれ、その後、地中海での任務遂行を続ける事になっている。
(РИАノーボスチ・2009年1月7日14時24分)

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空母クズネツォフ、トルコ訪問

ロードス島沖演習を終えたロシア海軍空母部隊は、
本日(1月5日)、トルコのマルマリス港を訪問しました。

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【ロシア戦闘艦艇は、非公式訪問の為トルコに入る】
モスクワ、1月5日(РИАノーボスチ)

艦艇航空グループのロシア戦闘艦艇は、非公式訪問の為、トルコに入る。
月曜日、ロシア海軍総司令官補佐官で情報・広報サービスの責任者イーゴリィ・ディガロ1等海佐は、РИАノーボスチに伝えた。

「本日1月5日、重航空巡洋艦アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ、大型対潜艦アドミラル・レフチェンコで構成される北方艦隊の戦闘艦艇支隊は、非公式訪問の為、アクザス・カラガチ海軍基地へ入りました」
ディガロは、こう述べた。

РИАノーボスチの情報によれば、「レフチェンコ」は岸壁へ接岸し、航空巡洋艦は、基地の投錨地(仮泊地)に停泊する。
トルコへのロシア艦艇の訪問は1月8日まで行なわれ、支隊は、その後、地中海での任務遂行を続けるとディガロは述べた。

彼によれば、訪問の初日に、北方艦隊の戦闘艦艇支隊指揮官は、アクザス・カラガチ海軍基地司令官表敬で対面する。
続いて、トルコ海軍の軍事代表団はロシア艦艇を訪れ、文化およびスポーツ行事を提供する。

「アドミラル・クズネツォフ」および「アドミラル・レフチェンコ」乗組員は、マルマリス市周辺を見学する。

トルコ海軍艦艇との統合演習は、戦闘艦艇支隊のアクザス・カラガチ非公式訪問の後で実施される。

この演習の構成要素は、ロシア戦闘艦艇支隊の航海スタッフとトルコ海軍の調整会議で討議されると海軍総司令官補佐官は述べた。

ディガロはРИАノーボスチに対し、大型対潜艦「アドミラル・チャバネンコ」が、北方艦隊主要基地セヴェロモルスクへ向かっており、現在、中部大西洋に居ると伝えた。

北方艦隊旗艦の重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は大西洋南東部に居り、1月9日にケープタウンを訪問する準備をする。
(РИАノーボスチ・2009年1月5日13時49分)

「アドミラル・クズネツォフ」はエーゲ海で演習を実施する(その2)

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【巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」はエーゲ海で演習を実施する】
アテネ、1月3日(РИАノーボスチ特派員アレクセイ・ボグダノフスキー)

ロシア海軍の重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」艦上航空隊のエーゲ海演習は、ギリシャとの合意に基づき、土曜日に開始される。
ギリシャ国防軍参謀本部の代理人は、РИАノーボスチに伝えた。

これは、ロシア戦闘艦艇が、NATO加盟国であるギリシャの領空において演習を遂行する最初のケースである。

「演習は、1月3日から4日と1月8日から10日に掛けては、ロードス島南東で、そして1月11日には、クレタ島の南で行なわれます」
代理人は言った。

「演習は、公海上で遂行されますが、航空機はアテネ管制の担当領域(FIR、Flight Information Region)で飛行します」
ギリシャ参謀本部の代理人は付け加えた。

彼によると、地中海南東にあるロシア巡洋艦の指揮官は、ギリシャ政府に対し、民間飛行機に支障をきたす可能性に配慮する為、演習の予定時刻を通知した。

航空管制担当領域(FIR、Flight Information Region)は、領空において航空交通管制の指示を出す固定コントロールセンターであり、領域に出現する航空機について、前もって航空機運航管理者に警告する事を認められている。
航空管制担当領域は、国の領空境界と同一ではない。

重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」は、12月に大西洋および地中海への航海に出発したロシア戦闘艦艇支隊の先頭に立つ。

航空巡洋艦は、1985年に建造された。
同艦は、50機以上の航空機を搭載する。
(РИАノーボスチ・2009年1月3日02時14分)

「アドミラル・クズネツォフ」はエーゲ海で演習を実施する

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【巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」はエーゲ海で演習を実施する】

アテネ、1月2日(РИАノーボスチ特派員アレクセイ・ボグダノフスキー)

ギリシャとの合意に基づき、ロシア海軍の重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」艦上航空隊は、エーゲ海で演習を実施する。
金曜日、ギリシャ国防軍参謀本部の代理人は、РИАノーボスチに伝えた。

「演習は、1月3日から4日と1月8日から10日に掛けては、ロードス島南東で、そして1月11日には、クレタ島の南で行なわれます」
代理人は言った。

「演習は、公海上で遂行されますが、航空機はアテネ管制の担当領域(FIR、Flight Information Region)で飛行します」
ギリシャ参謀本部の代理人は付け加えた。

彼によると、地中海南東にあるロシア巡洋艦の指揮官は、ギリシャ政府に対し、民間飛行機に支障をきたす可能性に配慮する為、演習の予定時刻を通知した。

重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」は、12月に大西洋および地中海への航海に出発したロシア戦闘艦艇支隊の先頭に立つ。

航空巡洋艦は、1985年に建造された。
同艦は、50機以上の航空機を搭載する。

標準で、多用途艦上戦闘機Su-33の他、「アドミラル・クズネツォフ」は、ヘリコプターKa-27/28/29/32および改良型を搭載する。
(РИАノーボスチ・2009年1月2日16時54分)

「アドミラル・クズネツォフ」航空隊は、ギリシャ沖で演習を実施する

地中海で新年を迎えた艦艇航空グループ(クズネツォフ部隊)ですが、
明日(1月3日)からギリシャのロードス島沖で演習を実施するそうです。

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【「アドミラル・クズネツォフ」艦上航空隊は、1月に演習を実施する】
アテネ、1月2日(РИАノーボスチ特派員アレクセイ・ボグダノフスキー)

ロシア海軍の重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」艦上航空隊は、1月にギリシャ領空で演習を実施する。
金曜日、ギリシャ国防軍参謀本部の代理人は、РИАノーボスチに伝えた。

「演習は、1月3日から4日と1月8日から10日に掛けては、ロードス島南東で、そして1月11日には、クレタ島の南で行なわれます」
代理人は言った。

「演習は、公海上で遂行されますが、航空機はアテネ空域を飛行します」ギリシャ参謀本部の代理人は付け加えた。

彼によると、地中海南東にあるロシア巡洋艦の指揮官は、ギリシャ政府に対し、演習の為、領空区域を確保する事を申し出た。
これに対し、許可は得られた。

重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」は、12月に大西洋および地中海への航海に出発したロシア戦闘艦艇支隊の先頭に立つ。

航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は、1985年に建造された。
同艦は、50機以上の航空機を搭載する。

標準で、多用途艦上戦闘機Su-33の他、「アドミラル・クズネツォフ」は、ヘリコプターKa-27/28/29/32および改良型を搭載する。
(РИАノーボスチ・2009年1月2日14時27分)