バルト艦隊のエアクッション揚陸艦エフゲニー・コチェシコフは修理を終える

13-1129g.jpg
13-1129h.jpg
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2013年11月28日17時48分配信
【バルト艦隊の揚陸艦「エフゲニー・コチェシコフ」は工場修理を完了する】

沿バルト造船工場「ヤンターリ」小型エアクッション揚陸艦「エフゲニー・コチェシコフ」の修理を完了する。

工場の専門技術者は、小型エアクッション揚陸艦の空中プロペラ、燃料タンク、船底の修理を実施した。
13-1129i.jpg
更に造船所は、新たな柔軟保護材を取り付け、いわゆる揚陸艦「スカート」は、エアクッションを形成する。
13-1129k.jpg

工場修理は今年末に完了する予定であり、その後、同艦はバルチースク市の常時駐留場所へ戻り、納入後、一連のコース任務に取り掛かり、戦闘訓練活動を実施する。

「エフゲニー・コチェシコフ」と、同じタイプの小型エアクッション揚陸艦「モルドヴィア」は世界最大のエアクッション揚陸艦であり、バルト艦隊の軍備として在る。
13-1129j.jpg

[参考]
小型エアクッション揚陸艦「エフゲニー・コチェシコフ」は、プロジェクト12322「ズーブル」小型エアクッション揚陸艦である。
防備あるいは無防備の海岸への海軍歩兵部隊及び戦闘車両の上陸、揚陸部隊の海上輸送、海岸の敵に対する火力支援の為に意図されている。
13-1129c.jpg
13-1129e.jpg
13-1129d.jpg
13-1129f.jpg
建造上の特徴は、エアクッションによる地面の移動により、小さな障害物(溝あるいはトレンチ)や地雷原を避け、湿地帯を移動し、敵の防衛線の奥深くに揚陸部隊を上陸させる事が出来る。
小型エアクッション揚陸艦「ズーブル」による揚陸部隊の上陸の為に、全世界の大洋及び海洋の海岸線の70パーセントが利用できる。
スポンサーサイト

空母ヴィクラマーディティヤにロシア軍人は乗っていない

2013年11月16日、航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」(旧「アドミラル・ゴルシコフ」)セヴェロドヴィンスクセヴマシュ造船所インド海軍へ引き渡されました。
[重航空巡洋艦アドミラル・ゴルシコフ改め航空母艦ヴィクラマーディティヤはインド海軍へ引き渡された]


その10日後の11月26日、移動準備を完了したR33「ヴィクラマーディティヤ」インドへ向かう為に出港しました。
[空母ヴィクラマーディティヤはインドへの移動準備を進める]
[R33ヴィクラマーディティヤはインドへ向けて出発した]
[空母ヴィクラマーディティヤはセヴマシュとセヴェロドヴィンスクに別れを告げた]



13-1129a.jpg
『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2013年11月29日
【「ヴィクラマーディティヤ」のロシア軍同伴者は「追跡船」に居る】

インド海軍航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」ロシア軍同伴者チーム「追跡船」に居る。
航空母艦の艦上にロシア海軍将兵は居ない。
『中央海軍ポータル』は、独自の北方艦隊の情報提供者より伝えられた。

にも関わらず、「ヴィクラマーディティヤ」が企業(セヴマシュ)水域の係留岸壁から曳航される際、同艦の艦上には航空母艦ロシア人乗員の前艦長イーゴリ・リャブコ1等海佐が軍事水先案内人として居合わせており、艦の位置を制御するグループ「ブリーズ」に参加していた。

ロシア北方機械製造会社(セヴマシュ)の従業員は「ヴィクラマーディティヤ」の近代化及び再装備を行なった。
艦上の専門技術者(グループは175名から成る)は、航空母艦の保証サービスを実行する。
同様の課題を実行する為、セヴマシュ従業員の一部は今年中にインドの母港へ残る。
その後、20-40年に渡る期間の同艦のサービス提供の為、インド側との契約への署名が予定されている。

現在、航空母艦セヴェロドヴィンスク海峡に位置しており、燃料補給及び通関手続きの為、外部泊地に停泊している。
「ヴィクラマーディティヤ」は11月30日に白海を去る予定である。

以前の11月16日にインド海軍へ正式に引き渡された航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」は、11月26日朝にセヴマシュの係留岸壁を出発した。


[空母ヴィクラマーディティヤ(旧ブログ)]
[空母ヴィクラマーディティヤ]
11434.jpg
13-0806b.jpg

記事中に名前が出てくるイーゴリ・リャブコ1等海佐は、「ヴィクラマーディティヤ」航海試験時の艦長です。
リャブコ氏はロシア海軍重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の航海士を務めていました。
13-1127f.jpg

11月26日の「ヴィクラマーディティヤ」出航に当たり、リャブコ前艦長は同艦に水先案内人として乗り込んでいました。

しかし今回の記事によると、現在は「ヴィクラマーディティヤ」にロシア軍人は居ないとの事なので、同艦がセヴェロドヴィンスク港を出た後、リャブコ氏は随伴する曳船に移ったようです。

現在の「ヴィクラマーディティヤ」艦長はスラージ・ベリー准将であり、彼が率いる1300名以上のインド海軍将兵が同艦を運用しています。
13-1129b.jpg
[空母ヴィクラマーディティヤのインド人乗員の編成が完了した]


「ヴィクラマーディティヤ」は11月30日までセヴェロドヴィンスクの沖合に投錨し、燃料の補給と通関手続きを行ないます。
『イタルタス』より
2013年11月28日12時58分配信
【航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」は更に2日間白海に錨を降ろす】

ボレイ級戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーとウラジーミル・モノマーフは2014年にロシア海軍へ引き渡される

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年11月28日14時30分配信
【ロシア連邦海軍は2014年に最初の「ボレイ」を受け入れる事を国防省は明らかにした】
モスクワ、11月28日-ロシア通信社ノーボスチ

戦略原子力潜水艦「アレクサンドル・ネフスキー」「ウラジーミル・モノマーフ」は2014年にロシア連邦海軍の編制へ受け入れられる。
(ロシア)国防省下の(ロシア)海軍の代理人は説明した。

これに先立ち、同じ木曜日に、ロシア連邦海軍総司令官代理ヴィクトル・ブルスク少将は、「ウラジミール・モノマーフ」が今年末までに海軍へ受け入れられると述べた。

「戦略原子力潜水艦アレクサンドル・ネフスキーとウラジーミル・モノマーフは2014年に海軍の編制へ受け入れられます」
国防省の代理人は話した。
既にプロジェクト「ボレイ」潜水艦のトップ-「ユーリー・ドルゴルーキー」は軍備採用されている。

国防省の代理人は、前日に「アレクサンドル・ネフスキー」国家試験の海洋部門を完了している事を付け加えた。
この間にロケット艦の全てのシステム及び機器の点検が実施され、以前の海洋への出航中に明らかにされた問題点を取り除いた。

この潜水艦(アレクサンドル・ネフスキー)海軍への引き渡しの準備は既に始まっている。
「原子力潜水艦アレクサンドル・ネフスキーの受領証書への署名及び海軍旗掲揚は2014年初頭に予定されています」

「ウラジーミル・モノマーフ」に関しては、今年12月に工場航海試験を完了し、受け入れの為に国家受領委員会へ提示される。
「12月末に原子力潜水艦ウラジーミル・モノマーフの国家受領試験が始まります。
潜水艦は2014年に海軍へ引き渡されます」
国防省
の代理人は説明した。


[新世代戦略原潜ボレイ級(旧ブログ)]
[新世代戦略原潜ボレイ級]


13-1128b.jpg
第4世代戦略原子力潜水艦「ボレイ」級2番艦「アレクサンドル・ネフスキー」は2004年3月19日に起工され、2010年12月6日に進水しました。

この間、2007年には太平洋艦隊から乗組員が集められました。

2011年10月22日、工場航海試験が開始されました。

2012年9月末に工場航海試験が完了し、その後、国家受領試験が開始されましたが、2012年中には完了しませんでした。
[ボレイ級戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーの工場試験は完了した]

2013年6月以降、国家受領試験が再開されました。
[セヴェロドヴィンスク造船所は2013年夏に3隻の原潜の海洋試験を行なう]
[タイフーン級原潜はロシア新世代原潜の海洋試験をサポートする]

2013年9月6日に白海弾道ミサイル「ブラヴァー」発射試験を実施しましたが、失敗に終わりました。
[2隻のボレイ級戦略原潜の国家試験はSLBMブラヴァー試射失敗により中断される]
[発射に失敗したSLBMブラヴァーには遠隔測定器が装備されていなかった]

2013年9月9日、セヴェロドヴィンスクへ帰港しました。
[戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーはセヴェロドヴィンスクへ戻った]

「アレクサンドル・ネフスキー」国家受領試験の海洋部門は全て完了しました。
[ボレイ級戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーの海洋試験は全て完了した]

その後、11月21日に再び白海へ出航しました。
[ボレイ級戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーは白海へ出航した]

11月27日に帰港していますが、これは国家受領試験の最終点検だったようです。

今回のロシア国防省発表によると、「アレクサンドル・ネフスキー」は2014年初頭にロシア海軍へ引き渡され、海軍旗を初掲揚するとの事です。


13-1128c.jpg
「ボレイ」級3番艦「ウラジーミル・モノマーフ」は、2006年3月19日に起工され、2012年12月30日に進水しました。
[ボレイ級戦略原潜3番艦ウラジーミル・モノマーフ進水(セヴマシュ公式サイト)]
[ボレイ級戦略原潜3番艦ウラジーミル・モノマーフは進水した]

乗組員は太平洋艦隊から集められました。
[新世代戦略原潜ボレイ級3番艦ウラジミール・モノマーフに電力が供給される]

2013年1月18日、「セヴマシュ」造船所の岸壁に係留されました。
[ボレイ級戦略原潜3番艦ウラジーミル・モノマーフの係留試験が開始された]

5月下旬、陸上から蒸気を送り、蒸気タービン機関の試験が行われました。
[ボレイ級戦略原潜ウラジーミル・モノマーフは蒸気タービン機関の試験を行なった]

6月10日、ロシア正教会の神父による祈祷式が執り行われました。
[ボレイ級戦略原潜ウラジーミル・モノマーフは祝福を授けられた]

9月12日、最初の工場航海試験の為に出港しました。
[ボレイ級戦略原潜3番艦ウラジーミル・モノマーフの航海試験が始まった]

10月初頭にセヴマシュへ戻りました。
[ボレイ級戦略原潜3番艦ウラジーミル・モノマーフは最初の航海試験を完了した]

記事中で触れられていますが、本日(11月28日)、ロシア海軍総司令官代理ヴィクトル・ブルスク提督は、サンクトペテルブルクにおいて、「ウラジミール・モノマーフ」が今年末までにロシア海軍へ引き渡されると述べました。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年11月28日10時59分配信
【潜水艦「ウラジーミル・モノマーフ」は今年末までにロシア海軍の編制へ加入する】

しかし今回のロシア国防省発表によると、「ウラジーミル・モノマーフ」ロシア海軍への引き渡しは2014年になります。


「アレクサンドル・ネフスキー」「ウラジーミル・モノマーフ」太平洋艦隊へ配備されます。
[ボレイ級戦略原潜2番艦と3番艦は太平洋艦隊へ配備される]

太平洋艦隊原潜基地ヴィリュチンスクでは、新世代原潜ボレイ級を受け入れる為のインフラ整備が進められています。
[新世代戦略原潜ボレイ級の為のインフラ整備はカムチャツカ半島で進められている]
[ロシア海軍新世代原潜の為のインフラ建設は2013年末までに完了する]

11月28日、ロシア連邦軍東方軍管区司令官セルゲイ・スロヴィキン中将は、「アレクサンドル・ネフスキー」「ウラジーミル・モノマーフ」が2014年に東方軍管区(隷下の太平洋艦隊)へ配備されると述べています。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年11月28日7時52分配信
【2隻の原子力潜水艦は来年に東方軍管区へ軍備採用される】

その前日の11月27日、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンは、8隻の「ボレイ」級戦略原潜が2020年までにロシア海軍へ引き渡されると改めて述べています。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年11月27日20時24分配信
【8隻の戦略原子力潜水艦は2020年までに海軍へ受領されるとプーチンは述べた】

プロジェクト06363(改キロ級)潜水艦ノヴォロシースクは進水した

本日(2013年11月28日)、サンクトペテルブルク市のアドミラルティ造船所でロシア連邦海軍向けのプロジェクト06363(改キロ級)潜水艦「ノヴォロシースク」が進水しました。
13-1128aa.jpg
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年11月28日10時36分
【「アドミラルティ造船所」は潜水艦「ノヴォロシースク」を進水させた】
サンクトペテルブルク、11月28日-ロシア通信社ノーボスチ、スヴェトラーナ・レミゾワ

「統合造船業営団」の一員として加入している「アドミラルティ造船所」は、木曜日に黒海艦隊の為のプロジェクト636ディーゼルエレクトリック潜水艦「ノヴォロシースク」を進水させた。

「ノヴォロシースク」と命名されたロシア連邦海軍の為の潜水艦シリーズのトップは2010年8月に起工され、2隻目の潜水艦「ロストフ・ナ・ドヌー」は2011年11月に起工された。
2012年8月中旬、造船所は、「スタールイ・オスコル」と命名された黒海艦隊の為の6隻のプロジェクト636潜水艦の3隻目を起工した。
6隻の潜水艦は全て2016年までに黒海艦隊へ引き渡されなければならない。

「本日、必要かつ待望の潜水艦ノヴォロシースクが進水いたしました。
この艦はシリーズの始まりであり、終わりではありません。
将来的に建造され、海軍の編制へ加入するこれらの艦(プロジェクト06363)の」

進水式典においてロシア連邦海軍総司令官代理ヴィクトル・ブルスクは話した。

「統合造船業営団」総裁ウラジーミル・シマコフが指摘したように、本日、黒海艦隊が非常に待ち望んでいる艦の1隻目が進水した。
「たいへん喜ばしい事に、この潜水艦は、減少した騒音、強力な兵装の設置という新たな特性を有しております」
シマコフ
は話した。

このイベントには、ロシア連邦海軍総司令官ヴィクトル・チルコフも出席した。

プロジェクト636潜水艦は第3世代に属しており、排水量3100トン、速力20ノット、潜航深度300メートル、乗組員52名である。
兵装として533mm口径の魚雷(6門の発射管)、機雷、打撃ミサイル複合体「カリブル」が有る。

それは、敵に探知されるよりも3-4倍の距離で目標を発見する事が出来る。
その隠密性により、プロジェクト636潜水艦NATOより「ブラックホール」の呼び名を貰った。
13-1128e.jpg


『サンクトペテルブルクニュース』より
2013年11月28日配信
【新たな潜水艦「ノヴォロシースク」の進水式が行われた】
潜水艦「ノヴォロシースク」進水式典の動画です。



ロシア海軍向けのプロジェクト06363非核動力潜水艦は、これまでに3隻が起工されています。

プロジェクト06363は、輸出用のプロジェクト636を更に改良したタイプであり、今後建造される第5世代非核動力潜水艦の開発設計作業の成果がフィードバックされています。

[プロジェクト06363]
・B-261「ノヴォロシースク」(Б-261 Новороссийск)
建造番号01670
2010年8月20日起工/2013年11月28日進水/2014年就役予定
黒海艦隊に配備予定

・B-237「ロストフ・ナ・ドヌー」(Б-237 Ростов-на-Дону)
建造番号01671
2011年11月21日起工/2014年就役予定
黒海艦隊に配備予定

・B-262「スタールイ・オスコル」(Б-262 Старый Оскол)
建造番号01672
2012年8月17日起工/2014年就役予定
黒海艦隊に配備予定


「ノヴォロシースク」「ロストフ・ナ・ドヌー」は乗組員が全て揃い、艦長も任命されています。
[プロジェクト06363潜水艦ノヴォロシースクとロストフ・ナ・ドヌーの艦長が任命された]

「ノヴォロシースク」は2014年6月末にロシア海軍へ引き渡される予定です。
[プロジェクト06363潜水艦ノヴォロシースクは2014年6月末にロシア海軍へ引き渡される]

「ロストフ・ナ・ドヌー」「スタールイ・オスコル」も2014年中にロシア海軍へ引き渡される予定です。

プロジェクト06363には、「カリブル」有翼ミサイルが装備されます。
[ロシア海軍のアクラ級及びキロ級はカリブル有翼ミサイルを装備する]
[巡航ミサイル「カリブル」対地攻撃型は2500kmの最大射程を有する]

空母ヴィクラマーディティヤはセヴマシュとセヴェロドヴィンスクに別れを告げた

2013年11月16日、航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」(旧「アドミラル・ゴルシコフ」)セヴェロドヴィンスクセヴマシュ造船所インド海軍へ引き渡されました。
[重航空巡洋艦アドミラル・ゴルシコフ改め航空母艦ヴィクラマーディティヤはインド海軍へ引き渡された]

その10日後の11月26日、移動準備を完了したR33「ヴィクラマーディティヤ」インドへ向かう為に出港しました。
[空母ヴィクラマーディティヤはインドへの移動準備を進める]
[R33ヴィクラマーディティヤはインドへ向けて出発した]
13-1127c.jpg
13-1127d.jpg


公開株式会社「生産合同・北方機械製造組合(セヴマシュ)」公式サイトより
2013年11月26日配信
【さようなら、セヴマシュ!さようなら、セヴェロドヴィンスク!】

今日・2013年11月26日、「セヴマシュ」において修理及び近代化が実施されたインド海軍航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」は、当社の係留岸壁を離れた。
早朝に同艦は工場水域から白海への移動を始めた。

同艦を見送る為、セヴマシュの幹部と専門技術者、インド海軍将兵の視察グループと家族がやって来た。

艦には満艦飾が掲げられ、艦上では乗組員が竣工式典を開催し、ロシアインドの国歌が演奏され、スラージ・ベリー1等海佐(インド海軍准将)の指揮下で艦は祖国への基地間移動へと向かい、セヴマシュの仕事に感謝の意を述べ、同市及びその住民を歓待し、造船所と住民にロシア語でさよならを言った。

セヴマシュ及び「ズヴェズドーチカ」の曳船の支援を受けて航空母艦は係留岸壁から当社の水域へと移動した。
この操作は、異例にも2つの工場の力により初めて実施され、成功裏に完了した。
航空母艦の軍事水先案内人として乗っていたI.リャブコ1等海佐は、更に、艦の位置を制御するグループ「ブリーズ」の一員として参加した。

セヴェロドヴィンスク海峡へ到着した航空母艦は投錨地に停泊し、艦は燃料の給油を受け、全ての通関手続きを行なう。
次に、同艦はムルマンスクへの航路を進み、インド支援給油船及びフリゲートと合流する。
その後、同艦は、インドカルワル港まで3つの大洋と幾つかの海を通過しなければならない。
航空母艦は(2014年)1月末には母国へ到着する予定である。

移動の過程において、乗組員及び艦は重大な作業である空調システムの点検を行なう。
それは、インド洋の熱帯気候条件下での全力運転試験を経過しなければならない。

「同艦の艦上での動作の安全を保障する為、航空母艦の試験に参加した177名から成る工場専門技術者チームが形成されています」
総取締役代理セルゲイ・マリチェフは話した。
「セヴマシュの一部の専門技術者は、保証サービスの為、インドの母港へ残留し、私共は、今年中にそれを実行します。
その後、20-40年に渡る期間の同艦のサービス提供の為、インド側との契約への署名が予定されています」


「セヴマシュ」で修理と近代化が行なわれた航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」は、今年11月16日にインド共和国海軍へ引き渡された事が想い起される。

公開株式会社「生産合同セヴマシュ」広報サービス
写真:V.ラリオノフ



[空母ヴィクラマーディティヤ(旧ブログ)]
[空母ヴィクラマーディティヤ]
11434.jpg
13-0806b.jpg

記事中に登場するインド海軍スラージ・ベリー准将は「ヴィクラマーディティヤ」初代艦長、ロシア海軍イーゴリ・リャブコ1等海佐は「ヴィクラマーディティヤ」航海試験時の艦長です。
リャブコ氏はロシア海軍重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の航海士を務めていました。

スラージ・ベリー准将
13-1127g.jpg

イーゴリ・リャブコ1等海佐
13-1127f.jpg

当然ながら今回の「ヴィクラマーディティヤ」出港はベリー艦長の指揮下で実行されましたが、リャブコ氏も「ヴィクラマーディティヤ」に乗り込み、同艦の出港を見届けたようです。

ロシア海軍歩兵の2個連隊は旅団に改編される

13-1127b.jpg
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年11月27日2時45分配信
【2014年にロシア連邦海軍歩兵の新たな旅団が編成される】
モスクワ、11月27日-ロシア通信社ノーボスチ

2014年、ロシア海軍歩兵には、もう1個の旅団が補充される。
海軍沿岸部隊司令官アレクサンドル・コルパチェンコ少将は記者団に伝えた。

「海軍歩兵の日」ロシア連邦で11月27日に祝われる。
現在、ロシア海軍歩兵は、約5個の旅団を有している。

「2013年、太平洋艦隊の第3独立海軍歩兵連隊は第40独立海軍歩兵旅団に改編され、来年(2014年)には北方艦隊の第61独立海軍歩兵連隊が旅団に改編されます」
コルパチェンコ
は話した。

彼は、現在、海軍歩兵部隊は、契約軍人の充足へと移行している事を付け加えた。

「ロシア連邦国防省の高位の軍事指導者が多大な注意を払っているように、海軍歩兵の組織的構造は改善され、近代的な兵器と軍事機器が供給され、各部隊の戦闘技量水準は向上しております」
将軍は指摘した。


現在、ロシア海軍歩兵は、3個旅団、2個連隊で構成されています。

[北方艦隊]
キルケネス赤旗授与・第61独立海軍歩兵連隊


[太平洋艦隊]
第155独立海軍歩兵旅団
クラスノダール-ハバロフスク2度赤旗授与・第3独立海軍歩兵連隊

[バルト艦隊]
第336独立親衛海軍歩兵旅団

[黒海艦隊]
第810独立海軍歩兵旅団
第382独立海軍歩兵大隊

[カスピ小艦隊]
第414独立海軍歩兵大隊
第727独立海軍歩兵大隊



来年(2014年)には、こうなります。

[北方艦隊]
キルケネス赤旗授与・第61独立海軍歩兵旅団(第61海軍歩兵連隊を改編)

[太平洋艦隊]
第155独立海軍歩兵旅団
クラスノダール-ハバロフスク2度赤旗授与・第40独立海軍歩兵旅団(第3海軍歩兵連隊を改編)

[バルト艦隊]
第336独立親衛海軍歩兵旅団

[黒海艦隊]
第810独立海軍歩兵旅団
第382独立海軍歩兵大隊

[カスピ小艦隊]
第414独立海軍歩兵大隊
第727独立海軍歩兵大隊


北方艦隊太平洋艦隊の2個連隊が旅団に改編され、ロシア海軍歩兵は5個旅団編成となります。



記事中に登場するアレクサンドル・ニコラエヴィチ・コルパチェンコは1959年1月12日生まれで現在54歳です。
13-1127a.jpg

元々は空挺軍(ВДВ)の出身であり、1984年から1986年までアフガニスタン戦争に従軍しています。

2005年6月には第76親衛空挺師団師団長に就任しました。

2009年、ロシア連邦海軍沿岸部隊司令官に任命されました。

セヴマシュは空母ヴィクラマーディティヤの20-40年のアフターサービスを提供する

13-1126g.jpg
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年11月26日16時44分配信
【「セヴマシュ」は、航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」へのサービスを少なくとも20年は受け持つ】
モスクワ、11月26日-ロシア通信社ノーボスチ

生産合同「セヴマシュ」の専門技術者チームは、少なくとも20年の航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」サービス提供の為の契約をインドと締結する。
火曜日、造船所(セヴマシュ)の広報サービスは記者団に伝えた。

11月16日にインド海軍への引き渡し式典が執り行われた航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」/旧重巡洋艦「アドミラル・ゴルシコフ」は、本日(11月26日)、インドへの海洋航路へ乗り出した。

「セヴマシュの一部の専門技術者は、保証サービスの為、インドの母港へ残留し、私共は、今年中にそれを実行します。
その後、20-40年に渡る期間の同艦のサービス提供の為、インド側との契約への署名が予定されています」

広報サービスは総取締役代理セルゲイ・マリチェフの発言を引用した。

彼によると、工場の専門技術者は総計177名であり、インドへ向かう海上で同艦の安全を保証する。
移動の過程において、乗組員及び艦は重大な作業である空調システムの点検を行なう。
それは、インド洋の熱帯気候条件下での全力運転試験を経過しなければならない。

計画によると、航空母艦セヴェロドヴィンスク海峡を通過、アルハンゲリスク境界線内へ移動し、境界線を越える指示を受け、境界線を後にする。
次に、同艦はムルマンスクへの航路を進み、インド支援給油船及びフリゲートと合流する。
その後、「ヴィクラマーディティヤ」は、インドカルワル港まで3つの大洋と幾つかの海を通過し、2014年1月末には到着するだろう。
13-1126i.jpg
karwar.jpg


[空母ヴィクラマーディティヤ(旧ブログ)]
[空母ヴィクラマーディティヤ]
11434.jpg
13-0806b.jpg

2013年11月16日、航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」(旧「アドミラル・ゴルシコフ」)セヴェロドヴィンスクセヴマシュ造船所インド海軍へ引き渡されました。
[重航空巡洋艦アドミラル・ゴルシコフ改め航空母艦ヴィクラマーディティヤはインド海軍へ引き渡された]

その10日後の11月26日、移動準備を完了したR33「ヴィクラマーディティヤ」インドへ向かう為に出港しました。
[空母ヴィクラマーディティヤはインドへの移動準備を進める]
[R33ヴィクラマーディティヤはインドへ向けて出発した]


今回の記事によると、セヴマシュ造船所は、今後20-40年間に渡り「ヴィクラマーディティヤ」への各種アフターサービスを提供するとの事です。

「ヴィクラマーディティヤ」は、今後インド海軍で30-40年渡り現役に留まる見込みなので、その期間中はアフターサービスを提供するという事でしょう。
[空母ヴィクラマーディティヤはインド海軍で30-40年就役するかもしれない]

大型対潜艦アドミラル・レフチェンコはセヴェロドヴィンスクで修理される

13-1126c.jpg
『中央海軍ポータル(フロートコム)』より
2013年11月26日
【「ズヴェズドーチカ」は大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」のドック修理を実行する】

11月25日、艦船修理センター「ズヴェズドーチカ」の岸壁に大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」が係留された。
公開株式会社「艦船修理センター・ズヴェズドーチカ」広報サービスは発表した。

11月26日、大型対潜艦は水上から揚げられ、同社のドック船台の基礎に固定配置される。

10日間で造船所「ズヴェズドーチカ」はドック修理作業を実行し、同艦は戦闘任務遂行の為に復帰する。


大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」は1982年1月27日にレニングラード(現サンクトペテルブルク)A.A.ジダーノフ記念工場(現セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)で起工され、1985年2月21日に進水、1988年9月30日にソヴィエト連邦海軍へ引き渡され、1989年5月1日に赤旗北方艦隊へ編入されました。

1990年5月16日から12月15日まで地中海で戦闘勤務に就き、この間、シリアタルトゥースへ寄港し、アメリカ合衆国海軍航空母艦「サラトガ」を追尾しました。

1992年7月1日の「アドミラル・レフチェンコ」
13-1126e.jpg

1993年8月-9月にフランストゥーロンを訪問しました。

1996年にはブリテン海軍及びアメリカ海軍との合同演習に参加し、ブリテンポーツマスプリマスを訪問しました。

1996年11月にはバルト海からバレンツ海へ移動する重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」をエスコートしました。

1999年10月から2001年7月まで「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」で修理が行なわれました。

2003年10月にはスピッツベルゲン諸島で漁業警備任務に就きました。

2007年12月-2008年2月には重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」に随伴して地中海へ行きました。
[ロシア空母部隊の大西洋・地中海遠征(2007年12月~2008年2月)]

翌2008年12月にも重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」に随伴して地中海へ行きました。
[ロシア空母部隊の大西洋・地中海遠征(2008年12月~2009年3月)]

しかし2009年1月末に「アドミラル・クズネツォフ」と別れ、別行動を取りました。
[駆逐艦「アドミラル・レフチェンコ」、ソマリア沖へ]
[北方艦隊のピョートル・ヴェリキーとアドミラル・レフチェンコは地中海で任務を遂行する]

2010年7月にはアデン湾海賊対処任務に就きました。

最近の動向としては、2013年9月下旬にバレンツ海で対潜訓練を実施しています。

そして2013年11月25日、修理のためにセヴェロドヴィンスク艦船修理工場「ズヴェズドーチカ」へ到着しました。
13-1126f.jpg

11月26日にはドック入りして10日間で修理を終わらせ、同艦は戦闘勤務へ復帰するとの事です。

この「戦闘勤務」は、地中海行きでしょうか・・・?

R33ヴィクラマーディティヤはインドへ向けて出発した

2013年11月16日、航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」(旧「アドミラル・ゴルシコフ」)セヴェロドヴィンスクセヴマシュ造船所インド海軍へ引き渡されました。
[重航空巡洋艦アドミラル・ゴルシコフ改め航空母艦ヴィクラマーディティヤはインド海軍へ引き渡された]

その10日後の11月26日、移動準備を完了したR33「ヴィクラマーディティヤ」インドへ向かう為に出港しました。
[空母ヴィクラマーディティヤはインドへの移動準備を進める]
13-1126a.jpg


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年11月26日9時19分配信
【航空母艦「アドミラル・ゴルシコフ」はインドへ針路を取った】
モスクワ、11月26日-ロシア通信社ノーボスチ

10日前(11月16日)にインド海軍へ引き渡された航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」(旧「アドミラル・ゴルシコフ」) インドへ向かった。
同艦の近代化及び再装備に従事した企業(セヴマシュ)の広報サービス代表はロシア通信社ノーボスチに伝えた。

「同艦はモスクワ時間08時38分に出航しました。
更に白海へと進み、投錨地へ停泊している間に給油が行なわれます。
次の停泊場所はムルマンスクが予定されています」

対談者は話した。

以前、同社の代理人は、同艦の移動準備が早く終わったので、航空母艦は予定日時よりも前に出港すると述べた。
「むろん、航空母艦の準備が整えば海洋へ出航します」
セヴマシュ
の代理人は説明した。

艦上にはインド人乗員と共に約180名の「セヴマシュ」及び協力企業の専門技術者が乗っている。
彼等は艦の機器の動作を監視し、適切に動作させ、インド人乗員を支援する為、障害の可能性を排除する。
ロシア人の大部分は直ちにインドを去るが、一部は艦の保証サービスの為に残る。


[空母ヴィクラマーディティヤ(旧ブログ)]
[空母ヴィクラマーディティヤ]
11434.jpg
13-0806b.jpg

以前の予定では、「ヴィクラマーディティヤ」は11月30日にセヴェロドヴィンスクを出港する事になっていましたが、今回の記事に有る通り、予定よりも4日早く出航しました。

[空母ヴィクラマーディティヤは2013年11月30日にインドへ向けて出港する]
13-1126b.jpg

航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」の搭載機は、戦闘機24機(MiG-29K/KUB)、ヘリコプター6機(Ka-28、Ka-31など)の計30機です。
[空母ヴィクラマーディティヤのインド人パイロットはロシアで訓練を行なう]


なお、全くの偶然ですが、中国海軍航空母艦「遼寧」(旧プロジェクト11436重航空巡洋艦「ワリャーグ」)も本日(11月26日)にチンタオを出港しています。

『中国軍事』より
2013年11月26日14時33分配信
【遼寧艦は科学研究試験及び訓練を実施する為、南海海域へ赴く】
13-1126d.jpg

新たな艦上戦闘機MiG-29K/KUBはロシア海軍現用艦載機と共に運用される

13-1125i.jpg
『アルムス-タス』より
2013年11月25日16時25分配信
【ロシア航空機製造コーポレーション「ミグ」はロシア連邦国防省への艦上機MiG-29K/KUBの供給増加を計画する】
モスクワ、11月25日(アルムス-タス)

ロシア航空機製造コーポレーション「ミグ」ロシア連邦国防省への戦闘航空機MiG-29K/KUBの供給増加を計画する。
イタルタスロシア航空機製造コーポレーションの代理人より伝えられた。

国防省広報サービス・情報管理部は、コーポレーションから海軍へ4機の艦上戦闘機MiG-29K/KUBの量産機-2機の単座型MiG-29Kと2機の複座型MiG-29KUBが引き渡されたと発表した。

戦闘機は、北方艦隊海洋航空隊の編制へ含まれ、航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」で使用される。
海軍の代理人は指摘した。

「戦闘機MiG-29K及びMiG-29KUBは艦上航空連隊の編制へ加入し、アドミラル・クズネツォフで勤務に就きます」
情報提供者は話した。

新たな艦上航空機は、「アドミラル・クズネツォフ」の既存の航空グループ-戦闘機Su-33及び襲撃機Su-25UTG-と合同で運用される。

「2014年から2015年の間に、艦上航空連隊への補充の為、更に20機のMiG-29K/KUBの受領が予定されています。
それは、スホーイ型の機体を代替するのではなく、これらと一緒に使用する為に受領されます」

海軍の代理人は通知した。

「艦上航空機MiG-29K/KUBの飛行士の訓練は、エイスク(クラスノダール地方)の戦闘適応・飛行再訓練センターで実施されます」
彼は付け加えた。

海軍の海洋航空隊の為、2015年までに24機の艦上戦闘機MiG-29K/KUBを供給する契約は、国防省ロシア航空機製造コーポレーション「ミグ」により2012年2月に署名された。
航空機は、新たな技術的特徴、軍当局の適切な必要条件により国家防衛発注下で供給される。

航空機の操縦性は改善され、かなりの部分に複合材料が使用されており、4重バックアップの航空機制御デジタル電気遠隔操作複合システム、電波位置特定可視範囲の大幅な縮小、より大きな燃料搭載システム及び戦闘兵器搭載量、オープンアーキテクチャの機上電子機器を有する事をロシア航空機製造コーポレーション「ミグ」は説明した。

MiG-29KUBの試作戦闘機の初飛行は2007年1月に実施された。
2009年に航空機MiG-29K/KUB航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の甲板上で一連の飛行試験を成功裏に実施した。
ロシア航空機製造コーポレーション「ミグ」は2009年以降、インド海軍航空機MiG-29K/KUBを供給している。

国家防衛発注により製造されたMiG-29KUB量産戦闘機の初飛行は2013年10月に行なわれた。

MiG-29K及びMiG-29KUB第4++世代多機能航空機であり、艦船連合部隊の対空防衛、空中支配の獲得、高精度誘導兵器による水上並びに地上目標の撃破といった課題を昼夜並びにあらゆる気象条件下で解決する為に意図されている。


[艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUB(旧ブログ)]
[RSKミグMiG-29K/MiG-29KUB艦上戦闘機(RSKミグ公式サイト)]

ロシア海軍重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」搭載用の艦上戦闘機MiG-29K/KUBの供給契約は、2012年2月29日に締結されました。
[ロシア国防省は艦上戦闘機MiG-29K/KUBの購入契約を締結した]

ロシア海軍への納入は2013年から開始される計画でした。
[ロシア海軍は2013年から艦上戦闘機MiG-29Kを受領する]
[空母アドミラル・クズネツォフは2013年に4機の艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUBを受け取る]

ロシア海軍向けのMiG-29KUB量産1号機は2013年10月下旬に初飛行しました。
[ロシア海軍の為の艦上戦闘機MiG-29KUB量産1号機は飛行試験を開始した]

そして2013年11月下旬、当初の計画通りに2機のMiG-29K(単座型)と2機のMiG-29KUB(複座型)ロシア海軍航空隊へ引き渡されました。
[ロシア海軍は最初の艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUBを受領した]

今後は、2014年に8機のMiG-29Kと2機のMiG-29KUB、2015年に10機のMiG-29Kが引き渡される予定です。

今回の記事によると、新たな艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUBは、現用のロシア海軍艦載機-艦上戦闘機Su-33艦上練習機Su-25UTG-を代替するものではなく、これらの既存機と共に「アドミラル・クズネツォフ」で運用されます。

艦上戦闘機Su-33
13-1125j.jpg

艦上練習機Su-25UTG
13-1125k.jpg

工作船PM-56はシリアへ行く

13-0506a.jpg
『インタファクス』より
2013年11月23日15時08分配信
【タルトゥースへロシアの浮揚工場が行く】
モスクワ、11月23日、インタファクス.RU

地中海ロシア海軍グループを支援する為、黒海艦隊浮揚工場給油船が派遣される。
彼らは、既に同海域で当直に就いている然るべき船と交代する。

『インタファクス-AVN』黒海艦隊司令部より伝えられた所によると、浮揚工場PM-56は土曜日(11月23日)にセヴァストーポリからタルトゥース港(シリア)へ向かった。
「イーゴリ・バクラジェが指揮するPM-56は、半年間に渡りシリアのタルトゥースに位置する海軍物資・技術供給所に寄港し、ロシア海軍の艦船の修理及び機器整備に従事します」
対談者は話した。

彼によると、遠距離航海の前夜、PM-56は、海洋への検査出航を行なった。
同船は、今年5月以降タルトゥースで任務を遂行しているPM-138と交代する。

対談者は、同船にはロシア連邦英雄ウラジーミル・ベリャフスキー大佐が率いる黒海艦隊独立海軍歩兵旅団対テログループが乗船している事を指摘した。

彼は、アレクサンドル・カシャラビが指揮するPM-138乗組員は、シリアでの悪化した政治的危機という状況下で彼らの任務を遂行した事を想い起した。

同船は数回に渡り、危機的状況が発生した為に海軍物資・技術供給所のスタッフを乗せて同港の泊地から出航し、その後、またタルトゥースへ戻った。
PM-138は、12月7日にはセヴァストーポリへ着くだろう。

加えて黒海艦隊司令部は、土曜日に中型海洋給油船「イマン」セヴァストーポリから遠距離航海へ出発したと『インタファクス-AVN』へ話した。
13-1125g.jpg
「アレクサンドル・ゴロビンが指揮する予備役1等海佐給油船イマンは、まず初めにソチ水域へ赴き、数日間に渡り2014年のオリンピック開催エリアへ滞在し、艦船への支援を行ないます。
その後、給油船は指示された課題を解決する為に地中海へ向かいます」

対談者は伝えた。

彼によると、「イマン」地中海で7月から艦船へ水、燃料、食料を提供している大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」と交代する。
13-1125h.jpg
「イワン・ブブノフ」は12月20日まで任務を遂行し、「イマン」の航海は2014年3月末まで続けられる。

対談者は、「イマン」船上には黒海艦隊独立海軍歩兵旅団の対テログループが居る事を指摘した。


黒海艦隊浮揚工場(工作船)PM-138は今年4月にセヴァストーポリを出航し、シリアタルトゥースへ向かいました。
13-1125f.jpg
[工作船PM-138は地中海へ行く]
[ロシア海軍の工作船PM-138はボスポラス海峡を通過した]

ロシア黒海艦隊工作船は交代でタルトゥースへ派遣されており、PM-138の前にはPM-56が派遣されていました。
PM-56は半年間に渡る任務を終えて今年5月初頭に帰港しました。
[ロシア黒海艦隊艦船の動向]

そして今回、再びPM-56タルトゥースへ派遣されます。
13-0627d.jpg

ロシア太平洋艦隊地中海派遣部隊はスリランカを訪問した

13-1125d.jpg
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2013年11月25日11時43分配信
【太平洋艦隊艦船支隊は業務寄港の為にコロンボ港(スリランカ)へ入った】

地中海で戦闘任務を遂行し、ウラジオストクへの航路上に在る大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、揚陸艦「アドミラル・ネヴェリスコイ」、「ペレスウェート」、大洋救助船「フォーチィ・クリロフ」、給油船「ペチェンガ」で構成される太平洋艦隊艦船支隊は、11月24日に業務寄港の為、コロンボ港(スリランカ)へ入った。

訪問は11月26日まで続けられる。
この3日間で、乗組員には休養及び艦船の機器検査の為の時間が与えられる。

太平洋艦隊艦船支隊は2013年3月19日にウラジオストクを去った事が想い起される。

8ヶ月に渡る戦闘勤務中に太平洋艦隊将兵は太平洋インド洋を横断移動し、ペルシャ湾、アデン湾、地中海、アラビア海、紅海を訪れた。

この間に同支隊の艦船は、サファガ港(エジプト)、バンダレ・アッバース港(イラン)、サラーラ港(オマーン)、2度のリマソル港(キプロス)への業務寄港及び非公式訪問を行ない、黒海ノヴォロシースク港への艦隊間移動を行なった。

現在、インド洋及び地中海では、太平洋艦隊の3個支隊の10隻の艦船が戦闘勤務を続けている。


[ ロシア太平洋艦隊地中海遠征(2013年3月~)]

大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」を中核とする太平洋艦隊艦船支隊は3月19日にウラジオストクを出港し、5月15日に地中海へ入り、以後、地中海東部で行動していました。
[太平洋艦隊地中海派遣支隊]
大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」
大型揚陸艦「ペレスウェート」
大型揚陸艦「アドミラル・ネヴェリスコイ」
救助曳船「フォーチィ・クリロフ」
中型海洋給油船「ペチェンガ」


大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」は、6月1日から9月20日までロシア海軍地中海作戦連合部隊の旗艦を務めました。
[ロシア海軍地中海作戦部隊は6月1日から任務を遂行している]
[親衛ロケット巡洋艦モスクワはロシア海軍地中海作戦連合部隊を率いる]

大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」給油船「ペチェンガ」は9月下旬に地中海から紅海へ移動し、同海域に留まっていました。
[ロシア太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフはエジプトを去り、紅海に留まる]

11月中旬にはオマーンサラーラ港へ寄港しました。
[ロシア太平洋艦隊艦船はエジプトとオマーンとミャンマーを訪れた]

その後、他の3隻も合流して一緒にウラジオストクへの帰路に就きました。
[ロシア太平洋艦隊地中海派遣部隊は任務を終えて帰路に就いた]

そして11月24日、スリランカコロンボ港を訪れました。
13-1125e.jpg


現在、「アドミラル・パンテレーエフ」支隊に代わり、太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」地中海入りし、同海域に展開中です。
[太平洋艦隊インド洋・地中海派遣支隊]
親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」
大型海洋給油船「ボリス・ブートマ」
(2013年8月末にペトロパブロフスク-カムチャツキーを出港)


この他、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」を中核とする第3の支隊がインド洋に居ます。
[太平洋艦隊インド洋派遣支隊]
大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」
中型海洋給油船「イルクート」
曳船「カラール」
(2013年10月19日にウラジオストクを出港)

ロシア海軍は最初の艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUBを受領した

migmig.jpg
13-1125a.jpg
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年11月25日9時41分配信
【最初のミグ艦上戦闘機はロシア連邦海軍に受領された】
モスクワ、11月25日-ロシア通信社ノーボスチ

艦上戦闘機MiG-29K及びMiG-29KUBの最初の4機の量産機はロシア連邦海軍海洋航空隊に軍備採用された。
月曜日、ロシア連邦国防省下の海軍広報サービス・情報管理部代表は発表した。

2012年2月、ロシア連邦国防省公開株式会社「ロシア航空機製造組合ミグ」は、ロシア海軍海洋航空隊の為の24機の戦闘機MiG-29K/KUBを2015年までに供給する契約を締結した。

「公開株式会社ロシア航空機製造組合ミグは、海軍へ2機の単座航空機MiG-29Kと2機の複座航空機MiG-29KUBを引き渡しました」
ロシア軍当局
の代理人は話した。

艦上戦闘機MiG-29K及びMiG-29KUB第4++世代多機能航空機であり、艦船連合部隊の対空防衛、空中支配の獲得、高精度誘導兵器による水上並びに地上目標の撃破といった課題を昼夜並びにあらゆる気象条件下で解決する為に意図されている。
航空機の操縦性は改善され、かなりの部分に複合材料が使用されており、4重バックアップの航空機制御デジタル電気遠隔操作複合システム、電波位置特定可視範囲の大幅な縮小、より大きな燃料搭載システム及び戦闘兵器搭載量、オープンアーキテクチャの機上電子機器を有する。

MiG-29KUBの試作戦闘機の初飛行は2007年1月に実施された。
2009年にMiG-29K/KUB重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」の甲板上で一連の飛行試験を成功裏に実施した。
13-1125c.jpg
国家防衛発注により製造されたMiG-29KUB量産戦闘機の初飛行は2013年10月に行なわれた。


[艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUB(旧ブログ)]
[RSKミグMiG-29K/MiG-29KUB艦上戦闘機(RSKミグ公式サイト)]

ロシア海軍重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」搭載用の艦上戦闘機MiG-29K/KUBの供給契約は、2012年2月29日に締結されました。
[ロシア国防省は艦上戦闘機MiG-29K/KUBの購入契約を締結した]

ロシア海軍への納入は2013年から開始される計画でした。
[ロシア海軍は2013年から艦上戦闘機MiG-29Kを受領する]
[空母アドミラル・クズネツォフは2013年に4機の艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUBを受け取る]

ロシア海軍向けのMiG-29KUB量産1号機は2013年10月下旬に初飛行しました。
[ロシア海軍の為の艦上戦闘機MiG-29KUB量産1号機は飛行試験を開始した]

そして2013年11月下旬、当初の計画通りに2機のMiG-29K(単座型)と2機のMiG-29KUB(複座型)ロシア海軍航空隊へ引き渡されました。

今後は、2014年に8機のMiG-29Kと2機のMiG-29KUB、2015年に10機のMiG-29Kが引き渡される予定です。

艦上戦闘機MiG-29K(単座型)
29K.jpg

艦上戦闘練習機MiG-29KUB(複座型)
29KUB.jpg

単座型複座型に外見上の違いは殆ど有りません。
単座型は、複座型の後部座席を撤去して燃料タンクを設置した点のみが異なっております。

これは、第4++世代MiG-29発展型全てに共通する特徴です。
[新世代(第4++世代)MiG-29各タイプ]

ロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは近代化改装される

13-1124b.jpg
『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2013年11月18日配信
【ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」は近代化の準備を行なう】

「ズヴェズドーチカ」で機器準備状態の回復及び近代化が行なわれているロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」は今年初夏には工場のドック船台を出渠、岸壁の浅瀬に停泊し、造船所は同艦の修理の次なる重要な段階に入る。
近代化の枠組みにおいて、本日(11月18日)、巡洋艦の艦上では、ケーブルの敷設、再び設置される機器の取り付けの為の切断の予備活動が進められた。

このような「マルシャル・ウスチーノフ」の修理及び近代化の為の大規模な作業は、約30年に渡った運用期間中には実施される事は無かった。

契約によると、作業は通信複合体及び航海複合体電波位置特定機器(レーダー)に及ぶ。

「2014年2月までに巡洋艦は電気工事の準備をしなければならず、受注スケジュールに沿って来年の第3クオーター(7~9月)が終わるまでに活性化させ、同時に、艦の係留試験の準備が始まります。
現時点では、ズヴェズドーチカと共に、設計組織である北方計画設計局及び第51中央艦船修理設計技術機関の代表が同艦へ積極的に関与しております」

第5造艦部上級電気部門グループの責任者デニス・アヌフリエフは説明した。

文書上の数値の定義に関連する作業で金融部門及び総技術部の専門家は多忙を極めており、北方計画設計局の代表は近代化作業技術的支援の問題を効率的に解決する。

艤装及びゴムライニングの塗布、主要な作業を保障する為の絶縁材及び断熱材の解体は作業場で続けられ、作業台の設置が実施される。
現在、船台作業班は北方生産合同「アルクチカ」の専門技術者と共に配線及び船体塗装を熟すのに忙しい。
既に船内の修理は実質的に完了している:水上部分の甲板、隔壁、基礎の回復が宣言された。
将来的には、導管設置作業が準備される。

「大量の作業にも関わらず、船台は差し迫った課題を迅速に解決した事は注目に値します」
デニス・アヌフリエフ
は述べた。
「スケジュールを崩すことなく来年には巡洋艦の複合体及びシステムを活性化出来るでしょう」

現在の活動の仕上げにより、将来的には、同プロジェクトの他の2隻-ロケット巡洋艦「モスクワ」「ワリャーグ」-の機器準備状態の回復の更なる効率的な実施が可能となる。
黒海艦隊及び太平洋艦隊の旗艦の修理は、2020年までの国家軍備プログラムに記載されており、「ズヴェズドーチカ」は、海軍の戦闘編制への復帰に従事するだろう。


「スラヴァ」級ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」は、2011年6月、オーバーホールの為にセヴェロドヴィンスク市「ズヴェズドーチカ」工場へ到着しました。

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2011年6月30日14時25分配信
【北方艦隊のロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」は修理と近代化の為にセヴェロドヴィンスクへ到着した】

2012年10月末、ドックへ入渠しました。
[スラヴァ型ロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはドック入りした]


2013年6月20日、進水式典が行なわれました。
[ロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは進水する]


今後、「マルシャル・ウスチーノフ」は、通信複合体、航海複合体、そしてレーダーを近代化します。
既に「マルシャル・ウスチーノフ」からはレーダー(MR-700「フレガート-M」及びMR-600「ヴォスホード」)が撤去されています。
13-1124a.jpg


同型艦「モスクワ」及び「ワリャーグ」も近い将来に「ズヴェズドーチカ」で近代化改装が行なわれます。
[スラヴァ級ロケット巡洋艦はセヴェロドヴィンスクで近代化される]

ロシア海軍は2018-2020年に最初のモジュール艦(コルベット)を受領する

13-1123a.jpg
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年11月13日14時25分配信
【(ロシア)海軍の為の最初のモジュール艦は2018年に受領できるかもしれない】
モスクワ、11月13日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア連邦海軍は、モジュール方式で建造される最初の戦闘艦を2018年には受領できるかもしれない。
ロシア連邦海軍総司令官ヴィクトル・チルコフ大将は、サンクトペテルブルクで開催された「2050年までの軍事造船業の見通しに関する会議」の結果を引用し、こう述べた。

「長期的造船プログラムの実行過程においては、海軍の為の新たな艦はモジュール方式で建造されなければなりません。
これは発注者としての必要条件であります。
既存のブロックによるモジュール方式での艦の作成は、設計のスピードアップのみならず、生産コストを安価にします。
この方式により建造される最初の艦を、海軍は2018年から2020年には受領できるでしょう」
チルコフ
は述べた。

彼は、現在、様々なクラスの複数の艦が遂行している任務は、将来的には1隻のモジュール艦で遂行が可能となる事を強調した。

「まず第一に、モジュール(方式)は、動力装置、通信システム、航海システム、兵装システムに影響を及ぼす事が可能であります。
モジュール方式は、おそらくは近い将来に小排水量のコルベットの1隻で導入が承認されるでしょう。
モジュール構造の艦は、短時間で特定の任務の為に機器設備及び兵器システムを変更する事が可能であります」

総司令官は話した。


ロシア海軍総司令官チルコフ提督は、昨年(2012年)12月下旬にもモジュール方式を用いて建造されるコルベット-将来水域保護コルベットПерспективный Корвет ОВР(Охрана Водного Района)-について述べています。
[ロシア海軍総司令官は語る]

今年(2013年)7月初頭には、ロシア造船業の総元締・統合造船業営団の高位の代理人(幹部)が将来水域保護コルベットについて述べています。
[2021年以降のロシア海軍水上戦闘艦建造計画]

昨年(2012年)4月には、当時の統合造船業営団総裁が「共通プラットフォーム」コルベットについて述べています。
「共通プラットフォーム」というのは、モジュール方式を指しています。
[ロシア海軍水上艦の共通プラットフォームが開発される]

モジュール方式将来コルベットは、2030年までに35-40隻がロシア海軍の全ての艦隊(北方艦隊、太平洋艦隊、バルト艦隊、黒海艦隊)とカスピ小艦隊の為に建造される計画です。

現在、ロシア海軍向けのコルベットとして「ステレグーシチー」型(プロジェクト20380/20385)が建造されていますが、モジュール方式の将来水域保護コルベットは、2021年以降、「ステレグーシチー」型に代わり調達される事になります。
(プロジェクト20380/20385は2020年までに計16隻を調達予定)
13-0216b.jpg

将来水域保護コルベットの具体的なサイズには言及されていませんが、ロシア海軍4艦隊及びカスピ小艦隊で運用される事になるので、「ステレグーシチー」型よりは小型(満載排水量2000トン未満)になるでしょう。


むろん、ロシア海軍モジュール艦は、将来水域保護コルベットだけで終わるわけではありません。
13-0628a.jpg
その先には、より大型の水上艦-例えば将来駆逐艦-が控えています。

空母ヴィクラマーディティヤはインドへの移動準備を進める

2013年11月16日、航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」(旧「アドミラル・ゴルシコフ」)はセヴェロドヴィンスクのセヴマシュ造船所でインド海軍へ引き渡されました。
[重航空巡洋艦アドミラル・ゴルシコフ改め航空母艦ヴィクラマーディティヤはインド海軍へ引き渡された]
13-1122e.jpeg
13-1122f.jpg
現在、インドへの出航準備が進められています。


公開株式会社「生産合同・北方機械製造組合(セヴマシュ)」公式サイトより
2013年11月22日配信
【航空母艦は遠距離航海を準備する】

ロシア及び外国から300名以上のゲストが出席した航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」インド海軍への引き渡し式典の後、同艦はインド共和国への基地間移動の準備を積極的に進めている。
航空母艦スラージ・ベリー1等海佐の管理下で基地へ行く前に幾つかの海洋を移動しなければならない。

「本日、同艦は受領-引渡試験の実施中に見つかった問題点を取り除きました」
軍事技術協力生産部長代理ゲオルギー・ジューコフは説明した。
「インドへの移動を保障する為の物資が積載されます。
航空母艦への物品の積載は、数週間に渡り続けられています。
航空母艦の艦長の要請により、艦はセヴェロドヴィンスク海峡まで曳航される予定であり、その為の曳船自身の組織的準備活動が実施されています。
これは、艦の先導を保障する航海及び水文サービスを提供するセヴマシュ造船台及び白海海軍基地の水路輸送の専門家により実施されます」


艦が当社の水域を離れ、海峡を抜けた後、燃料補給の為に投錨し、その後、数日の間に境界線を通過する手続きが行なわれ、航空母艦ムルマンスクへ向かう。
その後、インド給油船及びフリゲートで構成される随伴艦と共に給油が行なわれ、航空母艦インド沿岸へ向かう。

「ヴィクラマーディティヤ」艦上にはインド人乗員と共に約180名のセヴマシュの専門技術者及び請負企業の代表が乗り込む。
経験豊富な造船官は、艦の機器の動作を監視し、適切に動作させ、インド人乗員を支援する為、障害の可能性を排除する。
回航に関与する専門技術者の大部分は直ちに共和国を去るが、一部は保証サービス提供の為にインドへ残る。

「ヴィクラマーディティヤ」の出港は11月末に予定されている。
正確な日付は気象状態に依る。
このような大型艦が海峡を通過するのは充分に困難な課題であるので。
13-1122g.jpg

ボレイ級戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーは白海へ出航した

13-1122c.jpg
『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2013年11月21日配信
【原子力潜水艦「アレクサンドル・ネフスキー」は白海で任務を遂行する】

プロジェクト955「ボレイ」原子力潜水艦「アレクサンドル・ネフスキー」乗組員は、11月21日夕方に原子力潜水艦白海へ出航させる。
航海は数日間に渡り継続される可能性が高く、その後、「アレクサンドル・ネフスキー」セヴェロドヴィンスクの駐留場所へ戻る。
『中央海軍ポータル』は、独自の北方艦隊の情報提供者より伝えられた。

白海への出航は、おそらくは原子力潜水艦「アレクサンドル・ネフスキー」ガジエヴォへの計画移動の為の準備である。
13-1122d.jpg

2014年初頭に「アレクサンドル・ネフスキー」ガジエヴォから太平洋艦隊司令部の管轄下にあるカムチャツカへ向かう可能性は除外されない。

国家試験中の2013年9月6日、原子力潜水艦「アレクサンドル・ネフスキー」艦内から大陸間弾道ミサイル「ブラヴァー」の制御発射が実施されたが、失敗に終わった。
この事に関し、メディアはロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグ弾道ミサイル「ブラヴァー」の5回の追加発射の実施を決定したと報じた。

しかし、11月13日、サンクトペテルブルクの科学実用会議において、ロシア海軍総司令官ヴィクトル・チルコフ大将は、大陸間弾道ミサイル「ブラヴァー」の試験は2013年中には実施されないと表明した。

プロジェクト955「ボレイ」の2番艦(最初の生産艦)である「アレクサンドル・ネフスキー」は、「セヴマシュ」で2004年3月19日に起工され、2010年12月6日に進水した。

プロジェクト「ボレイ」戦略水中巡洋艦の排水量は24000トン、全長170メートル、幅13.5メートル、吃水10メートル、速力29ノット、兵装は大陸間弾道ミサイル「ブラヴァー」16基、魚雷、ロケット魚雷、6門の533mm魚雷発射管である。


[新世代戦略原潜ボレイ級(旧ブログ)]
[新世代戦略原潜ボレイ級]

第4世代戦略原子力潜水艦「ボレイ」級2番艦「アレクサンドル・ネフスキー」は2004年3月19日に起工され、2010年12月6日に進水しました。

この間、2007年には太平洋艦隊から乗組員が集められました。

2011年10月22日、工場航海試験が開始されました。

2012年9月末に工場航海試験が完了し、その後、国家受領試験が開始されましたが、2012年中には完了しませんでした。
[ボレイ級戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーの工場試験は完了した]

2013年6月以降、国家受領試験が再開されました。
[セヴェロドヴィンスク造船所は2013年夏に3隻の原潜の海洋試験を行なう]
[タイフーン級原潜はロシア新世代原潜の海洋試験をサポートする]

2013年9月6日に白海弾道ミサイル「ブラヴァー」発射試験を実施しましたが、失敗に終わりました。
[2隻のボレイ級戦略原潜の国家試験はSLBMブラヴァー試射失敗により中断される]
[発射に失敗したSLBMブラヴァーには遠隔測定器が装備されていなかった]

2013年9月9日、セヴェロドヴィンスクへ帰港しました。
[戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーはセヴェロドヴィンスクへ戻った]

「アレクサンドル・ネフスキー」国家受領試験の海洋部門は全て完了しました。
[ボレイ級戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーの海洋試験は全て完了した]

「アレクサンドル・ネフスキー」は、早ければ今年11月末-12月初頭にロシア連邦海軍へ引き渡されます。
[ボレイ級戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーは2013年11月末-12月初頭にロシア海軍へ引き渡される]

その後、北方艦隊原潜基地ガジエヴォへ移動し、早ければ2014年初頭にはカムチャツカへ向かいます。

「アレクサンドル・ネフスキー」太平洋艦隊へ配備される予定です。
[ボレイ級戦略原潜2番艦と3番艦は太平洋艦隊へ配備される]

太平洋艦隊原潜基地ヴィリュチンスクでは、新世代原潜ボレイ級を受け入れる為のインフラ整備が進められています。
[新世代戦略原潜ボレイ級の為のインフラ整備はカムチャツカ半島で進められている]
[ロシア海軍新世代原潜の為のインフラ建設は2013年末までに完了する]

ロシア太平洋艦隊地中海派遣部隊は任務を終えて帰路に就いた

13-1122b.jpg
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年11月22日12時28分配信
【太平洋艦隊艦船支隊は地中海からウラジオストクへ戻ってくる】
ウラジオストク、11月22日-ロシア通信社ノーボスチ

地中海で戦闘任務を遂行した太平洋艦隊艦船支隊インド洋を去り、ウラジオストク港へ針路を取る。
金曜日、ロシア通信社ノーボスチ太平洋艦隊の代理人ローマン・マルトフ1等海佐より伝えられた。

太平洋艦隊艦船支隊は2013年3月19日にウラジオストクを去った。
8ヶ月に渡る戦闘勤務中に艦船は太平洋インド洋を横断移動し、ペルシャ湾、アデン湾、地中海、アラビア海、紅海を訪れた。

「大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフ、揚陸艦アドミラル・ネヴェリスコイ、ペレスウェート、大洋救助船フォーチィ・クリロフ、給油船ペチェンガは、祖国の港への航路上において11月24日にコロンボ港(スリランカ)への業務寄港を行ないます」
対談者は話した。

彼によると、同支隊の艦船は、この8ヶ月間にサファガ港(エジプト)、バンダレ・アッバース港(イラン)、サラーラ港(オマーン)、2度のリマソル港(キプロス)への業務寄港及び非公式訪問を行ない、黒海ノヴォロシースク港への艦隊間移動を行なった。

「現在、インド洋及び地中海では、太平洋艦隊の3個支隊の10隻の艦船が戦闘勤務を続けています」
マルトフ
は話した。


[ ロシア太平洋艦隊地中海遠征(2013年3月~)]

大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」を中核とする太平洋艦隊艦船支隊は3月19日にウラジオストクを出港し、5月15日に地中海へ入り、以後、地中海東部で行動していました。
[太平洋艦隊地中海派遣支隊]
大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」
大型揚陸艦「ペレスウェート」
大型揚陸艦「アドミラル・ネヴェリスコイ」
救助曳船「フォーチィ・クリロフ」
中型海洋給油船「ペチェンガ」


大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」は、6月1日から9月20日までロシア海軍地中海作戦連合部隊の旗艦を務めました。
[ロシア海軍地中海作戦部隊は6月1日から任務を遂行している]
[親衛ロケット巡洋艦モスクワはロシア海軍地中海作戦連合部隊を率いる]

大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」給油船「ペチェンガ」は9月下旬に地中海から紅海へ移動し、同海域に留まっていました。
[ロシア太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフはエジプトを去り、紅海に留まる]

その後、11月中旬にはオマーンサラーラ港へ寄港しました。
[ロシア太平洋艦隊艦船はエジプトとオマーンとミャンマーを訪れた]

今回の太平洋艦隊広報部長ローマン・マルトフ氏の談話によると、他の3隻も既にインド洋へ入っており、11月24日にはスリランカコロンボ港を訪問します。
13-1122a.jpg


現在、「アドミラル・パンテレーエフ」支隊に代わり、太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」地中海入りし、同海域に展開中です。
[太平洋艦隊インド洋・地中海派遣支隊]
親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」
大型海洋給油船「ボリス・ブートマ」
(2013年8月末にペトロパブロフスク-カムチャツキーを出港)


この他、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」を中核とする第3の支隊がインド洋に居ます。
[太平洋艦隊インド洋派遣支隊]
大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」
中型海洋給油船「イルクート」
曳船「カラール」
(2013年10月19日にウラジオストクを出港)

空母アドミラル・クズネツォフで艦上戦闘機Su-33の飛行訓練が行われた

13-1121b.jpg
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年11月21日14時09分配信
【戦闘機Su-33は「アドミラル・クズネツォフ」の甲板から空へ飛び立った】
モスクワ、11月21日-ロシア通信社ノーボスチ

重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」の甲板で艦上戦闘機Su-33の訓練飛行が実施された。
北方艦隊の公式代理人ワジム・セルガ1等海佐は記者団に伝えた。

重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」は11月19日にバレンツ海の射爆場へと去った。
数日間を海上で過ごし、同艦の乗員は仮想敵目標に対する高射兵器複合体の発射訓練を実施する。

「北方艦隊は、北方艦隊海洋航空隊の独立艦上戦闘機航空連隊飛行士の飛行訓練を実施しました。
この2日間に重航空巡洋艦アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフの甲板からバレンツ海の戦闘訓練射爆場へのフライトが行なわれました」
北方艦隊
の代理人は話した。

彼によると、北方艦隊海洋航空隊の飛行士は、重航空巡洋艦へ航空機着艦拘束フックによる8回の着艦、13回の艦上航空隊の低高度フライト、8回の甲板へのタッチを実行した。

更に、飛行任務中に飛行士は複雑かつ高度な要素の飛行術、高速・高高度目標を迎撃する為の戦闘訓練を実行し、遠距離及び近距離の空中戦闘を実行する上での操縦技量は向上した。

「艦上戦闘機S-33のフライト実施は事前の入念な準備が行なわれました。
準備はフライトを保障する技術スタッフにより実施され、全ての複合体の作動性は、艦上航空隊のフライトを保障する為に意図されています」
セルガ
は付け加えた。


[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの経歴(ロシア国防省公式サイト)]

「アドミラル・クズネツォフ」は、今年9月以降、何度も洋上訓練を実施しています。

9月初頭にはバレンツ海で戦闘訓練を行ないました。
[空母アドミラル・クズネツォフはバレンツ海で戦闘訓練を行なった]

9月19日には北方艦隊の大規模演習へ参加する為にセヴェロモルスクを抜錨しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはロシア北方艦隊の大規模演習に参加する]

その後、敵の空中攻撃から味方艦隊を守るという想定で演習を実施しました。
[空母アドミラル・クズネツォフは艦隊防空演習を行なった]

10月初頭にはバレンツ海で艦載機(Su-33、Su-25UTG、Ka-27)の発着訓練を行ないました。
[空母アドミラル・クズネツォフで艦載機の発着訓練が始まった]

その後はムルマンスク郊外の第35艦船修理工場岸壁へ戻っていました。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ近影]

11月19日、バレンツ海で各種訓練を行なう為、再び出航しました。
[空母アドミラル・クズネツォフは訓練の為にバレンツ海へ出航した]

そして今回、艦上戦闘機Su-33の各種飛行訓練が実施されました。
13-1121c.jpg

記事中にある「独立艦上戦闘機航空連隊」の正式名称は「ソ連邦英雄2度受賞ボリス・サフォーノフ名称記念第279独立艦上戦闘機航空連隊」と言います。
同連隊は、2個飛行中隊で構成されています。

[第1飛行中隊]1-я Эскадрилья
60号機、61号機、62号機、64号機、66号機、67号機、68号機、71号機、72号機、76号機

[第2飛行中隊]2-я Эскадрилья
77号機、78号機、80号機、81号機、83号機、84号機、85号機、86号機、87号機、88号機



「アドミラル・クズネツォフ」は、以前から近代化改装の話が何度も出ていますが、同艦を設計した「ネフスキー計画設計局」のトップによると、現時点では同艦の具体的な近代化の計画は無いとの事です。
[空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装は計画されていない]

ロシア将来駆逐艦は2013年末-2015年に起工されるかもしれない

13-1121a.jpg
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年11月20日17時56分配信
【ロシア連邦海軍の為の将来駆逐艦は、2013年末までに起工されるかもしれない】
モスクワ、11月20日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア海軍の為の将来駆逐艦は、2013年~2015年に建造を開始する。
水曜日、海軍造船・兵器研究所の所長代理で海軍アカデミー(海軍軍事教育・研究センター)教授のアンドレイ・ゼムリャノフは表明した。

「将来的には、2013-2015年に駆逐艦クラスの艦の作成開始が計画されています」
ゼムリャノフは、ロシア連邦外務省モスクワ国際関係大学で開催されたロシア及び海外の軍事科学問題に関する会議の席上において、こう話した。

以前、海軍総司令官ヴィクトル・チルコフは、ロシア海軍の為に建造が計画されている将来駆逐艦は、大きな打撃力及び防衛潜在力-ミサイル防衛の為の著しいポテンシャルを含む-を有すると述べた。


ロシア海軍は、2006年以降、新世代多用途駆逐艦(将来駆逐艦Перспективный Эсминец)の建造計画について何度も表明して来ました。
[ロシア海軍新世代原子力駆逐艦建造計画]
[ロシア海軍新世代駆逐艦の建造計画は現司令部に承認された]
[ロシアは「超駆逐艦」を建造する]

将来駆逐艦の起工時期については、これまでに2016年あるいは2019年になると報じられています。
[ロシア海軍の将来駆逐艦の1番艦は2016年に起工される]
[ロシア連邦国防省は軍備更新方策を発表した]

将来駆逐艦は、原子力推進と通常動力の2タイプが設計されています。
[ロシア新世代駆逐艦は通常動力と核動力の2種類が設計される]

今回の記事によると、将来駆逐艦は早ければ今年末、或いは2015年までに起工されるとの事です。

早ければ今年末に起工されるかもしれない将来駆逐艦は、通常動力タイプの方かもしれません。

原子力潜水艦セヴェロドヴィンスクは超音速対艦ミサイル「オーニクス」を発射した

13-1120a.jpg
『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2013年11月19日配信
【原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」は初めて対艦ミサイル「オーニクス」発射を実行した】

新聞『軍事産業メッセンジャー』特派員がロシア連邦海軍総司令部から伝えられた所によると、最新原子力潜水艦プロジェクト885「ヤーセン」「セヴェロドヴィンスク」は、国家試験中の今年11月6日、初めて超音速対艦ミサイル「オーニクス」発射を実行した。
(ミサイル)発射は、今後2-3日に渡って繰り返し実施される予定である。

「私共は、以前の2010年にヤーセンからオーニクスを初めて発射しようとしていたのですが、兵器複合体の汎用発射装置の技術的問題が故に受け入れられる事は有りませんでした」
情況に精通する海軍総司令部の士官は同紙(軍事産業メッセンジャー)に話した。

彼によると、軍は兵器複合体に「オーニクス」が含まれない状態での「セヴェロドヴィンスク」の受領を拒否した。

「現在、試験は成功裏に経過しており、全てのシステムは正常に動作しております」
対談者は指摘した。

多目的有翼ロケット原子力潜水艦プロジェクト「ヤーセン」は第4世代潜水艦に属する。
トップ艦「セヴェロドヴィンスク」は2010年に進水し、現在、改良された「カザン」が建造されている。
機雷-魚雷兵装に加え、潜水艦は、「ステルス」技術により作られた中距離射程対艦ミサイル「オーニクス」を搭載する。
これ(オーニクス)をベースにしてロシア-インド対艦ミサイル「ブラーモス」が作られた事は世界中に知られている。


[新世代多用途原潜ヤーセン級(旧ブログ)]
[新世代多用途原潜ヤーセン級]

原子力水中ロケット巡洋艦K-560「セヴェロドヴィンスク」は1993年12月21日に「セヴマシュ」で起工され、2010年6月15日に進水しました。

2011年9月12日から海洋試験(工場航海試験)を開始しました。

2012年にも引き続き工場航海試験は実施されましたが、結局、2012年中のロシア海軍への引き渡しは実現できませんでした。
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは2013年にロシア海軍へ引き渡される]
[ロシア海軍は2012年に2隻の原潜と3隻の水上戦闘艦を受領できなかった]
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは2013年後半に海洋試験を実施し、同年末にロシア海軍へ引き渡される]

2013年5月末から航海試験が再開され、これまでに4度に渡る試験(工場航海試験)が実施されました。
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは今年(2013年)3度目の航海試験を終えた]
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクの国家受領試験は2013年11月から始まる]
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクの工場航海試験プログラムは完全に実行されている]

工場航海試験は成功裏に全て完了し、2013年11月初頭から国家受領試験が開始されました。
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクの国家受領試験が始まった]

そして11月6日、「セヴェロドヴィンスク」から初めて超音速対艦ミサイル「オーニクス」が発射されました。
13-1120b.jpg

「オーニクス」は、元々は「セヴェロドヴィンスク」の主要兵装として予定されていたのですが、これまでに発射試験が実行に移される事は無く、2012年には有翼ミサイル「カリブル」の発射試験が実施されました。

2012年11月7日:潜航状態で対艦攻撃型の発射に成功。
[多用途原潜セヴェロドヴィンスクはカリブル対艦ミサイルの発射試験に成功した]

2012年11月26日:浮上状態で地上攻撃型の発射に成功。
[多用途原潜セヴェロドヴィンスクはカリブル対地ミサイルの発射試験に成功した]

2012年11月28日:潜航状態で対地攻撃型の発射に成功。
[多用途原潜セヴェロドヴィンスクは3回連続でカリブル有翼ミサイルの発射試験に成功した]


「セヴェロドヴィンスク」は2013年12月25日にロシア海軍へ納入される予定です。
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは2013年12月25日にロシア海軍へ納入される]
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは12月25日にロシア海軍へ納入されなければならない]

空母アドミラル・クズネツォフは訓練の為にバレンツ海へ出航した

13-1119a.jpg
『イタルタス』より
2013年11月19日13時52分配信
【北方艦隊の巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は本格的な訓練の為に海へ去った】
ムルマンスク、11月19日/イタルタス特派員ウラジーミル・アヌフリエフ

北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」バレンツ海の戦闘訓練射爆場へと去った。
本日(11月19日)、イタルタス特派員は北方艦隊の公式代理人ワジム・セルガ1等海佐より伝えられた。

彼によると、重航空巡洋艦の乗組員は、基礎的訓練をフルコースで実施し、技量を確保する。
「北方艦隊の独立艦上戦闘機航空連隊の飛行士との連携活動が仕上げられ、同艦の飛行甲板への航空機Su-25UTG及びSu-33の離着艦訓練が行なわれます」
北方艦隊
の代理人は指摘した。

更に、艦の出航では、仮想敵の空中攻撃手段への反撃、空中目標への高射複合体の射撃の実施といった一連の訓練の実施が計画されている。
同艦のダメージコントロール及び通信演習が予定されている。

「アドミラル・クズネツォフの海洋への出航は、約1週間に渡って続けられる予定です」
セルガ
は説明した。


[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの経歴(ロシア国防省公式サイト)]

「アドミラル・クズネツォフ」は、今年9月以降、何度も洋上訓練を実施しています。

9月初頭にはバレンツ海で戦闘訓練を行ないました。
[空母アドミラル・クズネツォフはバレンツ海で戦闘訓練を行なった]

9月19日には北方艦隊の大規模演習へ参加する為にセヴェロモルスクを抜錨しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはロシア北方艦隊の大規模演習に参加する]

その後、敵の空中攻撃から味方艦隊を守るという想定で演習を実施しました。
[空母アドミラル・クズネツォフは艦隊防空演習を行なった]

10月初頭にはバレンツ海で艦載機(Su-33、Su-25UTG、Ka-27)の発着訓練を行ないました。
[空母アドミラル・クズネツォフで艦載機の発着訓練が始まった]

その後はムルマンスク郊外の第35艦船修理工場岸壁へ戻っていました。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ近影]

そして11月19日、バレンツ海で訓練を行なう為、再び出航しました。
「フルコースの訓練」というのは、今年9月初頭に実施された「アドミラル・クズネツォフ」自体の訓練、10月初頭に実施された「アドミラル・クズネツォフ」での艦載機の発着訓練などを全て実施するという事です。

日本では、機関不調でマトモに動いていないなどと信じられている「アドミラル・クズネツォフ」ですが、現実には、この通り稼働状態に在ります。

無論、「アドミラル・クズネツォフ」の機関が不調だとか欠陥があるなどという日本で流布されているデマには、何ら根拠は存在していません。


「アドミラル・クズネツォフ」の機関(蒸気タービンエンジン)はサンクトペテルブルク「キーロフエネルゴマシュ」で製造されましたが、同社は、今年11月16日にインド海軍へ引き渡された航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」ロシア海軍「ソブレメーンヌイ」級駆逐艦蒸気タービンエンジンの修復も行っており、交換用部品も製造しています。
[ソブレメンヌイ級駆逐艦ブールヌイのエンジンが修復される]

かかる状況下で、「キーロフエネルゴマシュ」「アドミラル・クズネツォフ」蒸気タービンエンジンに関してのみ何のサポートも行っていないなどと考える方が不自然です。
【非公開株式会社「キーロフエネルゴマシュ」公式サイト】
13-0219i.jpg

「アドミラル・クズネツォフ」は、以前から近代化改装の話が何度も出ていますが、同艦を設計した「ネフスキー計画設計局」のトップによると、現時点では同艦の具体的な近代化の計画は無いとの事です。
[空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装は計画されていない]

黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワはセヴァストーポリへ戻った

13-1118a.jpg
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2013年11月18日13時30分配信
【黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」は遠距離航海からセヴァストーポリに戻った】

本日、セルゲイ・トロネフ親衛1等海佐が指揮する黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」は、大洋ゾーン及び地中海での任務遂行後、セヴァストーポリへ戻ってきた。

同艦は7月3日にセヴァストーポリを出航し、航海中にポルトガル、キューバ、ニカラグア、ベネズエラの港へ業務寄港を行なった。

コリント港に停泊中、ニカラグア大統領ダニエル・オルテガ巡洋艦を訪れ、ロシア船員はニカラグア海軍創設33周年記念の祝賀会に参加した。

ベネズエラでは、黒海艦隊将兵は、サンタ・エングラシア教会革命博物館を訪れ、同国大統領ウゴ・チャベスの亡骸に敬意を表し、シモン・ボリバル記念碑に献花した。

ラグアイラ港巡洋艦ベネズエラ大統領ニコラス・マドゥロボリバル共和国政府の高位の代表が訪れた。

ロシア海軍艦隊間艦船支隊の構成には、北方艦隊大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」黒海艦隊大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」が含まれており、親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」乗組員は大西洋上で模擬水上艦を目標とする主要複合体のミサイル発射を実行した。
有翼ミサイルは目標に命中した。

9月~11月、親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」ロシア海軍地中海常設作戦連合部隊の旗艦として任務を遂行した。

セヴァストーポリへ戻った同艦の歓迎式典に出席した黒海艦隊司令官アレクサンドル・ヴィトコ中将は、海洋での任務を成功裏に遂行した親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」乗組員を祝福した。


[ロシア海軍大西洋・カリブ海遠征(2013年7月~)]

ロシア黒海艦隊親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」は、2013年7月3日にセヴァストーポリを出港しました。
[ロシア海軍合同グループは大西洋・カリブ海遠征へ向かう]

7月12日、ジブラルタル海峡を通過して大西洋へ入りました。
[ロケット巡洋艦モスクワは大西洋へ入る]

7月17日に大西洋上で北方艦隊大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」と合流し、ロシア連邦海軍艦隊間戦闘艦船支隊が形成されました。
[ロシア海軍艦隊合同グループが大西洋で形成された]

7月18日、大西洋上で有翼ミサイル「ヴルカーン」を発射しました。
[ロケット巡洋艦モスクワは大西洋で有翼ミサイル「ヴルカーン」を発射した]

そして8月3日、キューバハバナ港へ入港しました。
[ロシア海軍艦船はキューバのハバナを訪れた]

8月7日、ハバナを出港しました。
[ロシア海軍艦船はキューバを去った]

8月12日にパナマ運河を通過して太平洋へ出ました。
[親衛ロケット巡洋艦モスクワはパナマ運河を通過した]

その翌日(8月13日)にニカラグアコリント港へ到着しました。
[親衛ロケット巡洋艦モスクワはニカラグアを訪れた]

ニカラグア大統領ダニエル・オルテガは8月15日に「モスクワ」を訪れました。
[ニカラグア大統領は親衛ロケット巡洋艦モスクワを訪れた]

8月16日夕方にコリント港を出港しました。
[親衛ロケット巡洋艦モスクワはニカラグアを去る]

その後、再びパナマ運河を通過して大西洋側へ行き、8月26日にベネズエラへ到着しました。
[ロシア海軍艦船はベネズエラを訪れた]

8月27日、ベネズエラ大統領の訪問を受けました。
[ベネズエラ大統領は親衛ロケット巡洋艦モスクワを訪れた]

そして8月29日にラグアイラを出港し、大西洋へ向かいました。
[黒海艦隊のミサイル巡洋艦はベネズエラを去った]

9月10日にジブラルタル海峡を通過して再び地中海へ入りました。
[親衛ロケット巡洋艦モスクワはジブラルタル海峡を通過して地中海東部へ向かっている]

9月20日からロシア海軍地中海作戦連合部隊の旗艦任務に就きました。
[親衛ロケット巡洋艦モスクワはロシア海軍地中海作戦連合部隊を率いる]

11月10日に旗艦任務を北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」へ引き継ぎました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはロシア海軍地中海作戦連合部隊を率いる]

そして11月18日に母港セヴァストーポリへ戻りました。


「モスクワ」セヴェロドヴィンスク艦船修理センター「ズヴェズドーチカ」での近代化改装が予定されています。
[スラヴァ級ロケット巡洋艦はセヴェロドヴィンスクで近代化される]

ロシア太平洋艦隊艦船はエジプトとオマーンとミャンマーを訪れた

13-1118g.jpg
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年11月18日10時06分配信
【太平洋艦隊の艦船はエジプト及びオマーンの港への訪問を終えた】
モスクワ、11月18日-ロシア通信社ノーボスチ

インド洋及び地中海で戦闘勤務課題を遂行する太平洋艦隊の艦船は、アレクサンドリア港及びサラーラ港への訪問を終えた。
月曜日、太平洋艦隊の公式代理人ローマン・マルトフ1等海佐は記者団に伝えた。

「太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは11月16日にアレクサンドリア港(エジプト)を出港しました。
同じ日に大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフと給油船ペチェンガはサラーラ港(オマーン)への訪問を終えました。
給油船ボリス・ブートマは11月19日にエジプトのブルサファガ港を出港します」
マルトフ
は伝えた。

更に、11月13日から18日まで大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」は、数十年ぶりにヤンゴン港(ミャンマー)へ非公式訪問の為に入港した事をマルトフは指摘した。

「ロシア船員は、ミャンマーのロシア連邦大使、海軍基地司令官、同市役所の代表、ヤンゴン行政区域との公式会合、軍事造船所及びミャンマー海軍の技術スタッフとの積極的な協力を行ないました」
マルトフ
は付け加えた。

今年の10月と11月は、数ヶ月間に渡り継続された太平洋艦隊艦船の国際外交としては、この10年間で最も充実したものであった事を太平洋艦隊の代理人は強調した。
2ヶ月に満たない間に、太平洋艦隊将兵はブルサファガ港(エジプト)、サラーラ港(オマーン)、トリンコマリー港(スリランカ)、リマソール港(キプロス)、プサン港(大韓民国)、アレクサンドリア港(エジプト)、ヤンゴン港(ミャンマー)を訪問した。


現在、ロシア太平洋艦隊の3個支隊の計10隻の艦船がインド洋及び地中海に滞在しています。

13-1118f.jpg
[太平洋艦隊地中海派遣支隊(第1支隊)]
大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」
大型揚陸艦「ペレスウェート」
大型揚陸艦「アドミラル・ネヴェリスコイ」
救助曳船「フォーチィ・クリロフ」
中型海洋給油船「ペチェンガ」
(2013年3月19日にウラジオストクを出港)


[ロシア太平洋艦隊地中海遠征(2013年3月~)]

今回の記事によると、少なくとも大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」中型海洋給油船「ペチェンガ」地中海を離れ、帰路に就いているようです。


13-1118d.jpg
[太平洋艦隊インド洋・地中海派遣支隊(第2支隊)]
親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」
大型海洋給油船「ボリス・ブートマ」
(2013年8月末にペトロパブロフスク-カムチャツキーを出港)


親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」は11月初頭に地中海へ入り、エジプトアレクサンドリアを訪問していました。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはアレクサンドリアを訪れた]


13-1118e.jpg
[太平洋艦隊第3艦船支隊]
大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」
中型海洋給油船「イルクート」
曳船「カラール」
(2013年10月19日にウラジオストクを出港)


この部隊は韓国ミャンマーを訪問しました。
[ロシア太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフはミャンマーへ行く]

重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは黒海艦隊の揚陸艦との合同演習を行なった

13-1118b.jpg
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年11月18日14時07分配信
【地中海戦隊旗艦「ピョートル・ヴェリキー」は演習を実施した】
モスクワ、11月18日-ロシア通信社ノーボスチ

地中海ロシア海軍艦船グループを率いる重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、大型揚陸艦「ヤーマル」との合同演習を実施した。
月曜日、北方艦隊の公式代理人ワジム・セルガ1等海佐は記者団に伝えた。

「本日、北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは、黒海艦隊の大型揚陸艦ヤーマルとの艦隊間連携行動要素への習熟を完了しました。
ロシア艦の乗組員は、海洋移動中の組織的通信、合同機動、更には対潜防衛の演習を仕上げました」
セルガ
は話した。

セルガは、11月10日、単一計画下で行動する北方艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊、そして太平洋艦隊の艦船が含まれる作戦連合部隊司令部が巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」へ配置された事を想い起した。

「地中海のロシア艦船グループには、合計して約10隻の様々なタイプの戦闘艦が派遣されています-ロケット巡洋艦、警備艦、揚陸艦、更には保障船が」
セルガ
は付け加えた。

北方艦隊主要基地(セヴェロモルスク市)から「ピョートル・ヴェリキー」は10月22日に出航した。
遠距離航海中に巡洋艦は約5000海里を航行した。

巡洋艦北東大西洋海域の通過移動の大部分は、嵐「セント・ユダ」の通過による困難な気象条件の下で行なわれた。


[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは15歳になった]

重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、2013年9月に北極海への航海を実施しています。
[聖アンドレイの旗の下に]

2013年10月4日にはバレンツ海有翼ミサイル「グラニート」発射訓練を行ないました。
[ロシア北方艦隊はバレンツ海で巡航ミサイル発射訓練を実施した]

2013年10月22日、大西洋への遠距離航海へと出発しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは大西洋へ向かった]

10月28日、アイルランド島西方海域に到達しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはアイルランド沖に居る]

10月31日、ジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは地中海へ入った]

11月7日、地中海中部において太平洋艦隊親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」と合流しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは地中海中部で合流した]

11月10日、黒海艦隊親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」からロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の旗艦任務を引き継ぎました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはロシア海軍地中海作戦連合部隊を率いる]

そして11月18日、黒海艦隊大型揚陸艦「ヤーマル」との合同演習を完了しました。
13-1118c.jpg

「ピョートル・ヴェリキー」は、今後数ヶ月間は地中海に滞在する予定です。


非公式筋の情報ですが、「ピョートル・ヴェリキー」は、2014年2月7日から2月23日までロシア南部のソチで開催される冬季オリンピックの安全保障任務に就くとの事です。

『イズベスチヤ』より
2013年11月14日0時1分配信
【原子力巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」はオリンピックを護る】

空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装は計画されていない

13-1117a.jpg
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年11月15日18時11分配信
【開発者:「アドミラル・クズネツォフ」は今後数年間に修復される事は無い】
セヴェロドヴィンスク、11月15日-ロシア通信社ノーボスチ

重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」ロシアにおいて、このクラスの唯一の稼働艦~は、今後6-8年掛けて修復(近代化)されない。
金曜日、「ネフスキー計画設計局」総取締役セルゲイ・ウラソフは記者団に伝えた。

以前、メディアは、造船企業「セヴマシュ」が2014年前半から重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の修理及び高度な近代化を開始すると報じた。
同艦は5年後に海軍の組織へ復帰する計画である。

「今後数年間はクズネツォフを修復(近代化)する計画は有りません。それは6-8年程度かかります。
現在、同艦は第35工場で常にメンテナンスされております。
私が思うに、それは修理に置かれなければなりません。
それには、3-4年は掛かるでしょう」
ウラソフ
は話した。

彼は、資金不足により、航空母艦の修復(近代化)は計画されないと見ている。
更に、艦上航空隊の飛行士にとっては、航空母艦の甲板からの戦闘機の離着艦をリアルな条件で習熟する所が他の何処にも無い。

「もしも修復が決定されたのならば、それは修理と近代化になります。
クズネツォフは1980年代に設計されたが故に、全ての複合体は徐々に旧式化しつつあります。
ですが、私共は、然るべき何らかの作業の実行を主導する国防省と近代化についての契約を有しておりません」
ウラソフ
は話した。

新たな航空母艦は、彼によると、10年で建造する事が出来、それには約3300億ルーブ​​ルの費用が掛かる。
「セヴマシュの既存の能力と蓄積された経験は、このクラスの新たな艦(航空母艦)の建造を可能とします。
その過程は容易くは有りませんが、技術的に困難というわけでも無く、特殊なものです」
ウラソフ
は指摘した。

彼は、新たな航空母艦の外観としては、唯一の近似物が提示されるかもしれず、全体的には、「クズネツォフ」に類似するであろうと付け加えた。


[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの経歴(ロシア国防省公式サイト)]

重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は、2010年以降、近代化改装の話が何度も出ています。
[空母アドミラル・クズネツォフ近代化計画]

最近では、2014年前半から「セヴマシュ」で近代化改装に着手されると報じられました。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2014年から近代化改装を開始する]

今回、「アドミラル・クズネツォフ」(プロジェクト11435)を設計した「ネフスキー計画設計局」のトップは、これを否定しました。

セルゲイ・ウラソフ氏は、「アドミラル・クズネツォフ」の大規模修理は行なっても良いが、各種装備(電子機器や兵装)を全て入れ替えるような「高度の近代化」まで行なう必要は無いと考えているようです。

仮に「アドミラル・クズネツォフ」(プロジェクト11435)の「高度な近代化」を実施するのであれば、それに先立ち「ネフスキー計画設計局」は改装の為の設計図を作成しなければなりませんが、そのような作業は行なわれていないという事でしょう。
13-1117b.jpg

記事中で触れられていますが、「アドミラル・クズネツォフ」は、普段はムルマンスク郊外の第35艦船修理工場「セヴモルプーチ」(現在はセヴェロドヴィンスク艦船修理センター「ズヴェズドーチカ」の傘下に入っている)の岸壁に停泊し、メンテナンスが行なわれています。
13-1117c.jpg


一方、「アドミラル・クズネツォフ」の新たな艦載機として、今年から艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUBの受領が開始されます。
[空母アドミラル・クズネツォフは2013年に4機の艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUBを受け取る]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化は、艦載機の近代化と、更には、同艦の寿命延長工事だけで終わるかもしれません。

重航空巡洋艦アドミラル・ゴルシコフ改め航空母艦ヴィクラマーディティヤはインド海軍へ引き渡された

2013年11月16日、航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」(旧「アドミラル・ゴルシコフ」)はセヴェロドヴィンスクのセヴマシュ造船所でインド海軍へ引き渡されました。
13-1116a.jpg

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年11月16日11時19分配信
【「アドミラル・ゴルシコフ」はロシアからインドに登記変更された】
セヴェロドヴィンスク、11月16日-ロシア通信社ノーボスチ

航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」(旧重航空巡洋艦「アドミラル・ゴルシコフ」)は土曜日にインド海軍へ引き渡された。

同艦の引き渡し及びインド旗掲揚式典はロシア最大の造船所-「セヴマシュ」の敷地内で実施された。

公開株式会社「ロソボロネクスポルト」総取締役代理イーゴリ・セヴァスチャノフ航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」艦長スラージ・ベリーは、艦の受領-引き渡し証書へ署名した。
署名式典にはロシア政府副首相ドミトリー・ロゴージンとインド国防相アラッカパランビル・クリアン・アントニーが出席した。

「セヴマシュ」での大規模な再建造後、航空母艦戦闘機MiG-29K発艦の為の現代の飛行甲板とトランポリン、航海システム及び電波位置特定システム、通信複合体及び航空機管制複合体、更には、他の特殊な機器及びユニットを受け取った。

計画によると、「ヴィクラマーディティヤ」は11月末にロシア領海を去る。
艦は遠距離航海を行ない、2014年1月末-2月初頭にインドへ到着する。


[空母ヴィクラマーディティヤ(旧ブログ)]
[空母ヴィクラマーディティヤ]
11434.jpg
13-0806b.jpg

航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」は、元々はソヴィエト連邦海軍プロジェクト11434(改キエフ型)重航空巡洋艦「バクー」としてウクライナ黒海造船工場で建造され、1978年12月26日に起工、1982年3月31日に進水、1987年12月11日にソヴィエト連邦海軍へ引き渡され、12月20日に海軍旗を初掲揚しました。
13-1116b.jpg

プロジェクト11434は当初から超音速垂直離着陸艦上戦闘機Yak-141の搭載・運用を前提に設計されておりましたが、肝心のYak-141「バクー」就役に間に合わず、従来のYak-38が搭載されました。
38.jpg

1988年12月17日、北方艦隊基地セヴェロモルスクに到着しました。
13-1116c.jpg

1990年10月4日、「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・ゴルシコフ」と改名されました。

「本命」の艦載機Yak-141の試験は「アドミラル・ゴルシコフ」艦上で何度か実施されましたが、1991年10月5日に試作機が墜落事故を起こし、その後、開発は中止されました。
141a.jpg
141b.jpg
[Yak-141墜落事故(1991年10月5日)]
[ファーンボローのYak-141]
[モニノ空軍博物館のYak-141]

ソ連邦解体後は洋上へ出る事も無くなり、ムルマンスクに係留されました。
13-0809d.jpg

1999年7月、セヴェロドヴィンスク市へ回航されてきました。
13-1116g.jpg

2004年1月20日にインドへ売却され、同年3月5日、ロシア海軍旗の降納式が行なわれました。
[「アドミラル・ゴルシコフ」海軍旗返納・その1]
[「アドミラル・ゴルシコフ」海軍旗返納・その2]
[「アドミラル・ゴルシコフ」海軍旗返納・その3]
[「アドミラル・ゴルシコフ」海軍旗返納・その4]

2005年11月30日、セヴェロドヴィンスクセヴマシュ造船所の屋外特設造船台に入渠しました。
[空母ヴィクラマーディティヤ、ドック入り(2005年11月30日)・その1]
[空母ヴィクラマーディティヤ、ドック入り(2005年11月30日)・その2]
[空母ヴィクラマーディティヤ、ドック入り(2005年11月30日)・その3]

そして大規模な改造工事(プロジェクト11430改造)が始まりました。
[プロジェクト11430(ヴィクラマーディティヤ)]
13-1116d.jpg
この工事により、「ヴィクラマーディティヤ」の寿命は30年延長されました。

当初は2008年末にインドへ引き渡す予定でしたが、セヴマシュが水上艦に不慣れだった事と資金面の問題により、2012年末に延期されました。
[ロシアは、航空巡洋艦「アドミラル・ゴルシコフ」改装工事の新たな日程を示した]
[ロシア政府は、「アドミラル・ゴルシコフ」改装工事についての問題点を解決する(イタル・タス)]

「ヴィクラマーディティヤ」は2008年12月4日に再進水しました。
13-0809f.jpg
[インド空母「ヴィクラマーディティヤ」進水]
[インド空母「ヴィクラマーディティヤ」進水(2008年11月~12月4日)]

当初の契約価格は搭載機込みで15億ドルでしたが、ロシア側は作業量増大による増額を求め、最終的には23億ドルで合意されました。
[インド首相とロシア大統領は空母「ヴィクラマーディティヤ」問題について話し合う]
[インドは空母「ヴィクラマーディティヤ」の為に23億ドルを支払う]

2010年1月の時点で完成度70パーセントでした。
[空母「ヴィクラマーディティヤ」は70パーセント完成している]

2012年6月8日、「ヴィクラマーディティヤ」の航海試験が開始されました。
[インド空母ヴィクラマーディティヤは航海試験の為に出航した]
[インド空母ヴィクラマーディティヤの最初の航海試験は成功裏に完了する]
[インド空母ヴィクラマーディティヤの第2段階航海試験が実施された]

搭載機の試験も実施されました。
[艦上戦闘機MiG-29KUBはインド空母ヴィクラマーディティヤへ初着艦した]

当初は順調に進んでいた航海試験でしたが、機関の全力運転を実施した矢先に3基のボイラーが損傷し、2012年12月にインド海軍へ引き渡す予定は延期される事になりました。
ボイラー損傷の原因は、耐熱材としてアスベストの代わりに使われた耐火レンガでした。
[空母ヴィクラマーディティヤ、引渡し延期?]
[空母ヴィクラマーディティヤに使われている外国製品に問題が生じた]

航海試験は中止され、セヴェロドヴィンスクへ戻って修理を受ける事になりました。
[空母ヴィクラマーディティヤは23ノットでセヴェロドヴィンスクへ向かっている]
[空母ヴィクラマーディティヤ、セヴェロドヴィンスク入港(2012年9月23日)]

ボイラー損傷の原因となった断熱材の耐火レンガは、全てアスベストに交換される事になりました。
[インドは空母ヴィクラマーディティヤのボイラーへのアスベスト使用に同意した]

修理完了後、2013年7月3日に再び白海へ出港し、7月5日より航海試験が始まりました。
13-0730c.jpg
[インド空母ヴィクラマーディティヤは航海試験へ出発する]
[インド空母ヴィクラマーディティヤは白海で航海試験を始めた]
[インド空母ヴィクラマーディティヤは白海で各種機器を点検する]

7月28日夜、機関の全力運転試験(最大速力試験)を実施しました。
[インド空母ヴィクラマーディティヤは29ノット以上を出した]

2012年の航海試験では最大速力を出そうとした矢先にボイラーの耐熱材が崩れ落ち、ボイラーが損傷しましたが、2013年の試験では、そのようなトラブルも無く、航海試験は成功裏に終わりました。

8月5日夜、バレンツ海で航空機関連の試験が始まりました。
[空母ヴィクラマーディティヤから艦上戦闘機Su-33とMiG-29KUB/MiG-29Kのフライトが実施される]

8月24日、艦載機の夜間着艦に成功しました。
[空母ヴィクラマーディティヤの夜間着艦試験は成功した]

「ヴィクラマーディティヤ」の海洋試験は順調に進行しました。
[インド空母ヴィクラマーディティヤの海洋試験はスケジュール通りに進んでいる]

全ての海洋試験を完了した「ヴィクラマーディティヤ」は、9月21日にセヴェロドヴィンスクへ戻りました。
[インド空母ヴィクラマーディティヤは全ての海上試験を成功裏に終えてセヴェロドヴィンスクへ戻った]

紆余曲折は有ったものの、「ヴィクラマーディティヤ」の経験は、ロシア造船業界航空母艦を建造する能力を得る事に貢献しました。
[空母ヴィクラマーディティヤはロシア造船業の空母建造経験の回復に役立った]

そして2013年11月16日、インド海軍へ引き渡されました。
13-1116e.jpg
13-1116f.jpg

[空母ヴィクラマーディティヤは2013年11月16日にインド海軍へ引き渡される]
[空母ヴィクラマーディティヤは土曜日(2013年11月16日)に引き渡される]



「ヴィクラマーディティヤ」の今後の予定ですが、2013年11月30日にインドへ向けて出航します。
[空母ヴィクラマーディティヤは2013年11月30日にインドへ向けて出港する]

そして2014年2月にインドムンバイ港へ到着します。
[空母ヴィクラマーディティヤは2014年2月にインドへ到着する]

「ヴィクラマーディティヤ」インド海軍で30年以上、最長で40年間は現役に留まる事になります。
[空母ヴィクラマーディティヤはインド海軍で30-40年就役するかもしれない]

警備艦アドミラル・イストミンが起工された

13-0713e.jpg
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年11月15日17時04分配信
【「ヤンターリ」で5隻目の警備艦の起工式典が開催された】
カリーニングラード、11月15日-ロシア通信社ノーボスチ

5隻目のプロジェクト11356警備艦の起工式典は、カリーニングラード沿バルト造船工場「ヤンターリ」(統合造船業営団の一員として含まれる)で金曜日開催された。
現地から報告された。

式典でロシア連邦国防相代理ユーリー・ボリソフが表明したように
「ロシア海軍は、自身の艦を必要としております」
「大統領はロシア海軍の戦闘能力を回復させるための課題を設定しており、大洋の境界線上におけるアンドレイ旗のデモンストレーションが可能となります」

国防相代理は話した。

次に、「ヤンターリ」総取締役ヴィクトル・トゥティーニンは指摘した。
「今日、私共は、北方計画設計局により開発された11356警備艦シリーズの次の艦を起工しました」
「このプロジェクトは、良く知られています。
今年、私共は同プロジェクトの3隻の艦をインド海軍へ納入しました。
発注者は、これらの艦を非常に喜んでいます」

彼は指摘した。

彼は、新たな警備艦が「アドミラル・イストミン」の名を受けた事を想い起した。

プロジェクト11356警備艦は大洋及び海洋エリアにおいて、単独或いは艦船連合部隊の護衛艦の一員として敵の水上艦及び潜水艦に対する戦闘活動、空中攻撃手段への反撃を行なう為に意図されている。


プロジェクト11356R警備艦(フリゲート)は、インド海軍向けに設計・建造されたプロジェクト11356「タルワー」級フリゲートロシア海軍向けヴァージョンです。
インド海軍向けの6隻は、2003年6月~2013年6月までに全て引き渡されています。

現在までにプロジェクト11356Rは4隻が起工されています。

[プロジェクト11356R警備艦]
沿バルト造船工場「ヤンターリ」で建造

「アドミラル・グリゴロヴィチ」Адмирал Григорович:工場番号01357
2010年12月18日起工/2013年進水予定/2014年就役予定

「アドミラル・エッセン」Адмирал Эссен:工場番号01358
2011年7月8日起工/2014年就役予定

「アドミラル・マカロフ」Адмирал Макаров:工場番号01359
2012年2月29日起工/2015年就役予定

「アドミラル・ブタコフ」Адмирал Бутаков:工場番号01360
2013年7月12日起工/2016年就役予定


そして2013年11月15日に5番艦「アドミラル・イストミン」Адмирал Истоминが起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト11356Rフリゲート5番艦アドミラル・イストミンは11月15日に起工される予定である]

SLBMブラヴァー発射失敗の原因が発表された

13-0910b.jpg
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年11月15日14時45分配信
【「ブラヴァー」の失敗は製造上の材料の違反であると説明された】
ノヴォシビルスク、11月15日-ロシア通信社ノーボスチ

9月6日の大陸間弾道ミサイル「ブラヴァー」発射失敗の理由は、推進用ノズルの材料に関する製造上の技術的違反である。
金曜日、ロシア通信社ノーボスチは、ロシア軍事産業委員会第1副委員長イワン・ハルチェンコより伝えられた。

「下請企業、協力レベル4-5の会社は、推進用ノズルの材料に関し、この製品を製造する上での技術的違反を犯しました」
ハルチェンコ
は、「ブラヴァー」発射失敗の理由について尋ねられた際、こう話した。
彼は、どの会社が問題になっているのかについては詳細な説明を避けた。

「このロケット群は3個以上の製品から成り、ノズルの材料と同じもので製造され、設置されました。
現在、それを代替するものが生産されています」

彼は付け加えた。
彼は、如何なる場合でも、それは何ら致命的なエラーにはならない事を強調した。
ハルチェンコによると、原子力潜水艦の発射複合体及び発射システムの動作に関しては、発射失敗を生み出した事への不満は無い。

艦載システム「ブラヴァー」の動作の失敗は、9月6日に国家試験中の原子力潜水艦「アレクサンドル・ネフスキー」から発射されたミサイルが2分間飛翔した際に発生した。
この事に関し、原子力潜水艦「アレクサンドル・ネフスキー」「ウラジーミル・モノマーフ」の国家試験は中断し、5回の追加発射が計画されている。


2013年9月6日、白海原子力潜水艦「アレクサンドル・ネフスキー」潜水艦弾道ミサイル「ブラヴァー」発射試験を実施しましたが、失敗しました。
[2隻のボレイ級戦略原潜の国家試験はSLBMブラヴァー試射失敗により中断される]
[発射に失敗したSLBMブラヴァーには遠隔測定器が装備されていなかった]

今回、その原因は推進用ノズルの製造上の問題によるものと発表されました。

潜水艦弾道ミサイル「ブラヴァー」ヴォトキンスク市「ヴォトキンスク工場」で製造されていますが、今回、問題とされているのは、「ヴォトキンスク工場」の下請で推進用ノズルを製造している会社(会社名は公表されず)です。
【公開株式会社「ヴォトキンスク工場」公式サイト】

今回、「ブラヴァー」発射失敗の原因を公表したのは、ロシア連邦政府軍事産業委員会第1副委員長イワン・ハルチェンコです。
13-1115a.jpg
ハルチェンコ氏は、ドミトリー・ロゴージン副首相から開発が遅れているロシアの艦載兵器の管理責任者に任命されています。
[ロシア副首相ロゴージンはロシア造船業の問題点を指摘し、対策を講じる]

つまり、潜水艦弾道ミサイル「ブラヴァー」ハルチェンコ氏の管轄下に置かれているという事でしょう。


以前の「ブラヴァー」発射試験失敗の時にも、下請企業の杜撰な作業が原因であると指摘されていました。
[ロシア連邦軍参謀本部総長はSLBMブラヴァー試射失敗について語った]

空母ヴィクラマーディティヤは土曜日(2013年11月16日)に引き渡される

13-1114c.jpg
13-0806b.jpg
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年11月14日11時26分配信
「ヴィクラマーディティヤ」は土曜日(2013年11月16日)に造船所「セヴマシュ」でインド海軍へ引き渡される】
モスクワ、11月14日-ロシア通信社ノーボスチ

航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」インド海軍への引き渡し式典は造船所「セヴマシュ」(セヴェロドヴィンスク)で土曜日に開催される。
木曜日、公開株式会社「ロソボロネクスポルト」(ロシア兵器輸出公社)広報サービスは記者団に伝えた。

インド側からは航空母艦の艦長スラージ・ベリーが、ロシア側は「ロソボロネクスポルト」総取締役代理イーゴリ・セヴァスチャノフが受領-引き渡し証書へ署名する。

「インド海軍の戦闘編制への航空母艦ヴィクラマーディティヤの加入は、現代インド海軍の発展の重要なステップとなります。
セヴマシュでの大規模な再建造後、航空母艦は戦闘機MiG-29K発艦の為の現代の飛行甲板とトランポリン、航海システム及び電波位置特定システム、通信複合体及び航空機管制複合体、更には、他の特殊な機器及びユニットを受け取りました」

声明では、こう述べられた。

今年9月、「ロソボロネクスポルト」総取締役代理ヴィクトル・コマルディン「ヴィクラマーディティヤ」が2014年2月にインドへ到着すると伝えた。

インド海軍S.マドゥスダナン中将は、「ヴィクラマーディティヤ」が30-40年間に渡り海軍の編制へ留まると今年8月に述べた。
彼によると「ヴィクラマーディティヤの組織への加入はパラダイムシフトを意味しており、インド海軍の航空母艦運用の新たな時代の幕開けになります」




[空母ヴィクラマーディティヤ(旧ブログ)]
[空母ヴィクラマーディティヤ]

[空母ヴィクラマーディティヤはロシア造船業の空母建造経験の回復に役立った]
[空母ヴィクラマーディティヤはインド海軍で30-40年就役するかもしれない]

航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」の11月16日のインド海軍への引き渡しについては、10月下旬に改造元の「セヴマシュ」造船所からも表明されています。
[空母ヴィクラマーディティヤは2013年11月16日にインド海軍へ引き渡される]

今回、改めてロシア兵器輸出公社より表明されました。