空母アドミラル・クズネツォフは大西洋で新年を迎える

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年12月31日9時12分配信
【重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」乗組員は大西洋で新年を迎える】
モスクワ、12月31日-ロシア通信社ノーボスチ

北方艦隊の約10隻の戦闘艦及び(支援)船の乗組員は遠距離航海中に新年を迎え、航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」の船員は、それ(新年)を大西洋上で迎える事になる。
火曜日、北方艦隊の公式代理人ワジム・セルガは記者団に伝えた。

「北方艦隊の約10隻の戦闘艦及び保障船は遠距離航海任務遂行中に新たなる2014年を迎えます。
更に、何隻かの原子力潜水艦及びディーゼル潜水艦の乗組員も、海洋で新年の祝日を祝う事になります」
セルガ
は話した。

北方艦隊艦船グループの中で最大規模となる重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」が率いる航空艦グループは、大西洋で新年を迎える事をセルガは指摘した。
地中海においては、重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」、大型揚陸艦「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」、救助曳船「アルタイ」の乗組員が新年を迎える。

「北方艦隊の全ての戦闘艦及び保障船は、新年の前夜を船室及び食堂で祝い、約70の新年を祝うツリーが置かれています。
ツリーは全て人工のものであり、祖国の沿岸を遠く離れたロシア船員を祝う為、新年の夜、前もって祖国の家族から送られている贈り物が渡されます」

艦隊の代理人は指摘した。

加えてテーブルは祝宴で覆われ、遠距離航海中のロシア船員の為、ジェド・マロース及び雪姫が登場する演劇が上演される。
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艦では、乗組員チームにより創られたオーケストラによるコンサートが準備されていると士官は付け加えた。


[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの経歴(ロシア国防省公式サイト)]

[空母アドミラル・クズネツォフ第5次地中海遠征(2013年12月-)]

北方艦隊旗艦・重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする部隊は、2013年12月17日に遠距離航海へ出発しました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海遠征へ出発した]

[北方艦隊航空艦グループ]指揮官ヴィクトル・ソコロフ少将
重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」
大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」
大型揚陸艦「オレネゴルスキー・ゴルニャク」
救助曳船「ニコライ・チケル」
大型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」
中型海洋給油船「カーマ」


その後、ノルウェー海でヘリコプターの発着訓練を実施しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはノルウェー海でヘリコプターの発着訓練を行なった]


「アドミラル・クズネツォフ」と随伴艦船はノルウェー海サイクロンに遭遇しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはサイクロンの中を通過する]


「アドミラル・クズネツォフ」機動部隊は、大西洋上で2014年の新年を迎える事になり、新年を祝うイベントが艦内で開催されます。

今回の記事中に登場するジェド・マロースというのはロシア版サンタクロースであり、雪姫Снегурочкаジェド・マロースの孫娘(10代の少女)です。
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「アドミラル・クズネツォフ」乗組員は新年を祝う為、ジェド・マロース及び雪姫が登場する演劇を上演するとの事ですが、ジェド・マロース役はさておき、当然ながら「アドミラル・クズネツォフ」には女性は乗っていないので、乗組員の誰かが女装して雪姫役を演じる事になるでしょう。
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重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロスを去った

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(北方艦隊)広報サービス発表
2013年12月30日14時36分配信
【重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」はロシア海軍地中海グループの一員としての任務遂行を再開する】

北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、リマソール港(キプロス)への業務寄港を完了し、地中海で常時活動するロシア艦グループの一員としての任務遂行を再開する。

外国の港へのロシア艦の停泊中、ロシア連邦キプロス共和国臨時特命全権大使スタニスラフ・オサジチー、更には、キプロス共和国ロシア大使館の職員及び家族が訪れた。

重原子力ロケット巡洋艦リマソール港への滞在中、船員は食料の在庫を補充した。
この他、彼らの為に、地元の観光名所を訪問する広範囲に渡る旅行プログラムと2ヶ月以上に渡る航海の後の沿岸での休養が用意された。

遠距離航海任務を遂行しているロシア巡洋艦の乗組員の為、リマソール訪問は外国の港への最初の寄港となった。
2日後、北方艦隊船員は地中海で2014年の新年を迎える。
巡洋艦の乗組員は、伝統に則りジェド・マロースからの挨拶を受け、新年夜の当直の定期勤務に就いている全ての水兵は、甘い贈り物を受け取る。

巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」の遠距離航海は2013年10月22日に開始され、北方艦隊主要基地セヴェロモルスク市を出航した。

巡洋艦には単一計画下で行動する北方艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊、太平洋艦隊の艦船が含まれる作戦連合部隊司令部が配置されている。
遠距離航海中に巡洋艦は8000海里以上を航行した。

巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」の航海は、世界の大洋の戦略的に重要な海域における海軍の軍艦の定期的滞在の再開という目的で実行され、数ヶ月間に渡って続く。


[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは15歳になった]

重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、2013年10月22日に遠距離航海へと出発しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは大西洋へ向かった]

10月28日、アイルランド島西方海域に到達しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはアイルランド沖に居る]

10月31日、ジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは地中海へ入った]

11月7日、地中海中部において太平洋艦隊親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」と合流しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは地中海中部で合流した]

11月10日、黒海艦隊親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」からロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の旗艦任務を引き継ぎました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはロシア海軍地中海作戦連合部隊を率いる]

11月18日、黒海艦隊大型揚陸艦「ヤーマル」との合同演習を完了しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは黒海艦隊の揚陸艦との合同演習を行なった]

12月4日、北方艦隊大型揚陸艦「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」及び黒海艦隊大型揚陸艦「ヤーマル」と演習を実施しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロス島北方海域で演習を行なった]

12月18日にはバルト艦隊大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」と合同演習を行ないました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはエーゲ海で演習を行なう]

12月27日、キプロス島南部のリマソールを訪問しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロスを訪れた]

そして12月30日、リマソールを出港しました。

「ピョートル・ヴェリキー」は、2014年の新年を地中海東部で迎える事になります。
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オスカーII級原潜スモレンスクは修理を終えて基地へ戻った

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(北方艦隊)広報サービス発表
2013年12月30日13時52分配信
【原子力水中ロケット巡洋艦「スモレンスク」は修理後に北方艦隊へ復帰した】

北方艦隊原子力水中ロケット巡洋艦「スモレンスク」は主要駐留地点ザオゼルスク(ムルマンスク州)へ戻った。
同艦は防衛造船所「ズヴェズドーチカ」での修理及び近代化を経てセヴェロドヴィンスク市(アルハンゲリスク州)から母基地へ移動した。

潜水艦の艦長ボリス・モロゾフ1等海佐は、工場航海試験の第1段階及び基地への移動は成功裏に実施され、各部に異常は無く、乗員は健常であると報告した。

ザオゼルスク駐屯地で北方艦隊潜水艦乗員は赤旗北方艦隊潜水艦部隊司令部、親類及び同僚の乗組員に出迎えられた。

北方艦隊潜水艦部隊参謀長ウラジーミル・グリシェチキン少将は歓迎式典において指摘した。
「北方艦隊潜水艦部隊の為、修理及び近代化を経た艦が基地へ戻ってくるのは、既に伝統となりつつあります。
原子力水中ロケット巡洋艦スモレンスクは、ここ1年半で造船所で再装備された3隻目の艦です。
少し前には、潜水艦部隊へ更新された巡洋艦ノヴォモスコフスクとヴェルホトゥリエが補充されました」


原子力水中ロケット巡洋艦「スモレンスク」の修理作業は約2年間続いた。
この間、防衛造船所「ズヴェズドーチカ」は、全ての艦載システム-機器部分、船体構造部分、主動力装置の機器準備状態の回復を実施した。
更に、電子機器、航海機器、他の艦載システムは近代化された。

原子力水中ロケット巡洋艦「スモレンスク」は、生産合同「セヴマシュ」造船所で1989年に建造された。
2011年秋、原子力水中ロケット巡洋艦セヴェロドヴィンスクに到着し、公開株式会社「造船センター・ズヴェズドーチカ」で機器準備状態の回復と就役期間延長が開始された。
2012年8月、原子力水中ロケット巡洋艦「スモレンスク」は進水した。
作業の最終段階は、艤装岸壁に浮かんで実施された。

プロジェクト949A「アンテイ」原子力水中巡洋艦に属する原子力水中ロケット巡洋艦「スモレンスク」の満載排水量は約19400トンである。
艦の長さは155メートル、最大幅18.2メートル。
同プロジェクト原子力艦は32ノットの速力発揮を可能とする。
巡洋艦の兵装は、500km以上の距離の目標を攻撃できる超音速有翼ミサイル複合体「グラニート」発射装置24基である。

プロジェクト「アンテイ」原子力水中巡洋艦は、ロシア海軍の非核打撃戦力の中核である。


プロジェクト949A原子力水中ロケット巡洋艦K-410「スモレンスク」は、2011年9月からセヴェロドヴィンスク市「ズヴェズドーチカ」で修理及び近代化を開始し、2012年8月4日に進水しました。
[オスカーII級ミサイル原潜スモレンスクは再進水した]


その後、艤装と航海試験が行なわれ、12月30日に駐留基地ザオゼルスクへ戻ってきました。


プロジェクト949A原潜は主要兵装の有翼ミサイルを換装する「高度な近代化」を実施する予定ですが、今回の「スモレンスク」は、これには該当しておりません。

「高度な近代化」が最初に実施されるのは、太平洋艦隊「イルクーツク」北方艦隊「オリョール」になるようです。
[オスカーII級原潜イルクーツクは高度な近代化を実施する]
[オスカーII級原潜オリョールはオーバーホールを行なう]

2隻のボレイ級戦略原潜はガジエヴォ基地に到着した

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年12月30日15時33分配信
【「ユーリー・ドルゴルーキー」と「アレクサンドル・ネフスキー」は駐留場所へ到着した】
モスクワ、12月30日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア海軍原子力潜水艦「ユーリー・ドルゴルーキー」「アレクサンドル・ネフスキー」は月曜日に北方艦隊潜水艦部隊が駐留する閉鎖行政地域ガジエヴォ(ムルマンスク州)へ到着した。

「本日12月30日、プロジェクト955ボレイ戦略原子力水中ロケット艦ユーリー・ドルゴルーキーとアレクサンドル・ネフスキーは、北方艦隊潜水艦部隊の駐留地点である閉鎖行政地域ガジエヴォに到着しました」
国防省下の海軍広報サービス・情報管理部の代理人は記者団に伝えた。

彼によると、潜水艦は12月28日に公開株式会社「セヴマシュ」(セヴェロドヴィンスク)を去った。

「12月21日に海軍へ受領された戦略用途ロケット水中巡洋艦アレクサンドル・ネフスキーは、間もなく常時即応部隊へ加わる為のコース任務への習熟を開始する予定です」
士官は指摘した。

彼は、原子力潜水艦「ユーリー・ドルゴルーキー」「セヴマシュ」社での計画ドック検査に合格し、現在は北方艦隊潜水艦部隊司令部による計画任務遂行を続ける事を付け加えた。


[新世代戦略原潜ボレイ級(旧ブログ)]
[新世代戦略原潜ボレイ級]

ロシア第4世代戦略原子力潜水艦プロジェクト955「ボレイ」級の1番艦K-535「ユーリー・ドルゴルーキー」は、今年12月初頭からセヴェロドヴィンスク市「セヴマシュ」造船所で定期修理が行なわれ、12月下旬に完了しました。
[戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーはセヴェロドヴィンスクでの修理を終えた]

一方、「ボレイ」級2番艦K-550「アレクサンドル・ネフスキー」は、今年12月23日にロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊への編入が発表されたばかりです。
[ボレイ級戦略原潜2番艦アレクサンドル・ネフスキーはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]

「アレクサンドル・ネフスキー」は、すぐにカムチャツカ半島へ向かうという情報も有りましたが、結局、1番艦「ユーリー・ドルゴルーキー」と一緒にガジエヴォへ行く事になりました。

ガジエヴォに「仮住まい」しながら慣熟訓練を行なうのでしょう。

新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクはロシア海軍へ納入された

本日(2013年12月30日)、ロシア第4世代多用途原子力潜水艦プロジェクト885「ヤーセン」級1番艦K-560「セヴェロドヴィンスク」がロシア連邦海軍へ納入されました。

『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2013年12月30日13時00分配信
【原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」は2014年1月に海軍旗を揚げる】

多用途有翼ミサイル原子力潜水艦のトップ「セヴェロドヴィンスク」は2013年12月30日にロシア海軍へ受領された。
最初のプロジェクト885「ヤーセン」潜水艦の受領―引渡証書への署名は、新年の前夜に「セヴマシュ」で行なわれた。
『中央海軍ポータル』特派員は、北方艦隊の情報提供者より伝えられた。
式典には、ロシア連邦海軍総司令官ヴィクトル・チルコフ大将が出席した。

原子力潜水艦の受領―引渡証書への署名は、メディアの代表及び公人が出席する事無く実施された。
ロシア連邦海軍旗は、2014年1月に「セヴェロドヴィンスク」へ掲げられる。

「セヴェロドヴィンスク」(プロジェクト885「ヤーセン」)「セヴマシュ」で1993年に起工され、2010年に進水した。

「セヴェロドヴィンスク」は複殻船体・単軸原子力潜水艦であり、音響フィールドの水準は低下している。
セイルは洗練された楕円形であり、強度船体は10区画に分かれている。

国内造船業で初の試みとして魚雷発射管と制御室区画を艦首に配置せず、新たな水中音響複合体のアンテナを艦首に配置する事が可能となった。

ミサイル兵器は、8基の垂直発射装置を使用する。
強力な兵器複合体には、超音速有翼ミサイルと汎用深海誘導魚雷が含まれている。
更に同艦は、最新の通信複合体及び航海複合体を受け取り、根本的に新しい核動力装置を装備する。

ロシア軍事産業企業体の最新の開発成果は、この原子力潜水艦に外国の同類艦に対する低騒音及び隠密性での優位を提供しなければならない。

潜水艦の排水量は8600トン(水上)/13800トン(水中)。
最大潜航深度は600メートル。
速力は約16ノット(水上)/30ノット(水中)。
乗組員90名(士官32名)

現在、セヴェロドヴィンスク「セヴマシュ」工場では2隻目のプロジェクト885潜水艦「カザン」が建造されており、海軍への引き渡しは2015年に予定されている。
3隻目の潜水艦「ノヴォシビルスク」 は2013年に起工された。


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[新世代多用途原潜ヤーセン級(旧ブログ)]
[新世代多用途原潜ヤーセン級]

プロジェクト885「ヤーセン」原子力水中ロケット巡洋艦の1番艦K-560「セヴェロドヴィンスク」は、1993年12月21日に「セヴマシュ」で起工され、2010年6月15日に進水しました。

2011年9月12日から海洋試験(工場航海試験)を開始しました。

2012年にも引き続き工場航海試験は実施されましたが、結局、2012年中のロシア海軍への引き渡しは実現できませんでした。
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[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは2013年にロシア海軍へ引き渡される]
[ロシア海軍は2012年に2隻の原潜と3隻の水上戦闘艦を受領できなかった]
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは2013年後半に海洋試験を実施し、同年末にロシア海軍へ引き渡される]

2012年の海洋試験では、有翼ミサイル「カリブル」の発射試験が複数回実施されました。

2012年11月7日:潜航状態で対艦攻撃型の発射に成功。
[多用途原潜セヴェロドヴィンスクはカリブル対艦ミサイルの発射試験に成功した]

2012年11月26日:浮上状態で地上攻撃型の発射に成功。
[多用途原潜セヴェロドヴィンスクはカリブル対地ミサイルの発射試験に成功した]

2012年11月28日:潜航状態で対地攻撃型の発射に成功。
[多用途原潜セヴェロドヴィンスクは3回連続でカリブル有翼ミサイルの発射試験に成功した]

2013年5月末から航海試験が再開され、これまでに4度に渡る試験(工場航海試験)が実施されました。
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは今年(2013年)3度目の航海試験を終えた]
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクの国家受領試験は2013年11月から始まる]
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクの工場航海試験プログラムは完全に実行されている]

工場航海試験は成功裏に全て完了し、2013年11月初頭から国家受領試験が開始されました。
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[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクの国家受領試験が始まった]

11月6日、初めて超音速対艦ミサイル「オーニクス」が発射されました。
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[原子力潜水艦セヴェロドヴィンスクは超音速対艦ミサイル「オーニクス」を発射した]

そして12月30日に「セヴマシュ」受領-引渡証書への署名(ロシア連邦海軍への納入)が行なわれました。
1993年の起工から20年を経て、ようやく完成に漕ぎ着けました。


ロシア海軍の艦船の就役は
1:受領-引渡証書への署名(艦の造船所から海軍への納入)
2:海軍旗の初掲揚式典・各艦隊部隊への編入

の2段階で行なわれますが、今回の原潜「セヴェロドヴィンスク」の場合、1だけが実施され、2は来年(2014年)1月に実施されるとの事です。

同じ第4世代原子力潜水艦「ボレイ」級(戦略用途型)の1番艦「ユーリー・ドルゴルーキー」の場合、2012年12月29日に受領-引渡証書への署名が行なわれ、翌2013年1月10日に海軍旗初掲揚式典が開催され、北方艦隊へ編入されています。
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーはロシア海軍へ就役した]
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーは北方艦隊第31潜水艦師団へ編入された]

水上戦闘艦でも、プロジェクト20380コルベットの1番艦「ステレグーシチー」は、2007年11月15日にロシア海軍へ納入され、翌2008年2月27日に海軍旗初掲揚式典が開催され、バルト艦隊へ編入されています。
[ロシア海軍新型コルベット「ステレグーシチー」、就役]
[ロシア最新鋭ステルス・コルベット「ステレグーシチィ」、バルト艦隊編入]

多用途原潜「セヴェロドヴィンスク」も同様のパターンとなるようです。

重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロスを訪れた

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『イタルタス』より
2013年12月27日13時17分配信
【原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」はキプロスのリマソール港へ入港した】
ムルマンスク、12月27日/イタルタス

地中海ロシア艦船グループの一員として任務を遂行している北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、金曜日にキプロス共和国リマソール港へ業務寄港を行なった。
イタルタス西方軍管区下の北方艦隊広報サービス・情報供給部長ワジム・セルガ1等海佐より伝えられた所によると、外国の港へ停泊中にロシア艦の艦上をロシア連邦キプロス共和国臨時特命全権大使スタニスラフ・オサジチーが訪れる。

「重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーのリマソール港への訪問は、ロシアとキプロス共和国の国際協力史上で初の核動力装置を有するロシア戦闘艦の業務寄港であります」
艦隊の代理人は述べた。

既に2ヶ月以上に渡り遠距離航海任務を遂行しているロシア巡洋艦の乗組員の為、リマソール訪問は外国の港への最初の寄港となる。
訪問中に食料の在庫補充が計画されている。
ロシア人船員には、更に地元の観光名所を見学し、沿岸で休養する機会が与えられる。

巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」の遠距離航海は2013年10月22日に開始され、北方艦隊主要基地セヴェロモルスク市を出航した。

巡洋艦には単一計画下で行動する北方艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊、太平洋艦隊の艦船が含まれる作戦連合部隊司令部が配置されている。
遠距離航海中に巡洋艦は8000海里以上を航行した。
航海は数ヶ月に渡って続く。


[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは15歳になった]

重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、2013年10月22日に遠距離航海へと出発しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは大西洋へ向かった]

10月28日、アイルランド島西方海域に到達しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはアイルランド沖に居る]

10月31日、ジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは地中海へ入った]

11月7日、地中海中部において太平洋艦隊親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」と合流しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは地中海中部で合流した]

11月10日、黒海艦隊親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」からロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の旗艦任務を引き継ぎました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはロシア海軍地中海作戦連合部隊を率いる]

11月18日、黒海艦隊大型揚陸艦「ヤーマル」との合同演習を完了しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは黒海艦隊の揚陸艦との合同演習を行なった]

12月4日、北方艦隊大型揚陸艦「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」及び黒海艦隊大型揚陸艦「ヤーマル」と演習を実施しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロス島北方海域で演習を行なった]

12月18日にはバルト艦隊大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」と合同演習を行ないました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはエーゲ海で演習を行なう]

そして12月27日、キプロス島南部のリマソールを訪問しました。
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大型揚陸艦イワン・グレンは2015年にロシア海軍へ納入される

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年12月24日11時46分配信
【大型揚陸艦「イワン・グレン」の(ロシア)海軍への納入は2015年に延期される】
モスクワ、12月24日-ロシア通信社ノーボスチ

大型揚陸艦「イワン・グレン」ロシア海軍への引き渡しは2015年に延期される。
ロシア通信社ノーボスチは火曜日(12月24日)に公開株式会社「沿バルト造船工場ヤンターリ」広報秘書官セルゲイ・ミハイロフより伝えられた。

以前、沿バルト造船工場「ヤンターリ」総取締役代行アレクサンドル・コノワロフは、大型揚陸艦「イワン・グレン」の建造は遅延していると表明した。
彼によると、発注者(国防省)の重要な文書の発行が遅れた為にプロジェクトのスタート時期は延期され、プロジェクトへの資金供給は初期段階で不十分だった。

国防省は、この契約を終了させ、新た(な契約)に署名する事に原則的に同意した。
同じ頃、国際海軍サロン(IMDS-2013)開催前のロシアメディアのインタビューに対し、海軍総司令官ヴィクトル・チルコフ大将は、「イワン・グレン」の引き渡しは2013年を予定しており、この時期が延びる事など予想できないと述べた。

「係留試験は、2014年8月-9月に開始出来る見込みです。
海軍への同艦の引き渡しは、2015年に予定されております」
ミハイロフ
は話したが、引き渡し時期が延期された理由については説明しなかった。

彼は、現在、大型揚陸艦「イワン・グレン」の水中部分は完成しており、造船工場「ヤンターリ」の岸壁に係留されている事を指摘した。

大型揚陸艦「イワン・グレン」の建造は2004年12月に開始されたが、不安定な資金供給と工場の人員不足の為に遅延した。
建造工事の活動段階は、発注元のスケジュール調整に関連して、2008年から始まった。

大型揚陸艦は、2012年5月18日に進水した。
同艦は、揚陸と、戦闘車両及び機器の輸送の為に設計されている。


[新型揚陸艦イワン・グレン]

プロジェクト11771大型揚陸艦「イワン・グレン」は、2004年12月24日に起工されました。

それから約8年後の2012年5月18日に進水しました。
[新型揚陸艦イワン・グレンは進水する]


ロシア海軍総司令官チルコフ提督は、進水当日、「イワン・グレン」は単なる揚陸艦としてではなく、他の用途にも幅広く使えると述べています。
[新型揚陸艦イワン・グレンは大洋海域で使用できる]

「イワン・グレン」は2013年末までにロシア海軍へ引き渡される予定でしたが、今回の記事に有る通り、2015年に延期されました。

当初は5隻が建造される計画だったプロジェクト11771大型揚陸艦でしたが、2番艦以降は未だ起工されておらず、今後も起工される見込みは有りません。

そして2013年9月、ロシア海軍総司令官ヴィクトル・チルコフ提督は、新たな大型揚陸艦プロジェクトの存在を初めて明らかにしました。
[ロシア海軍は2020年までに12隻の原子力潜水艦を近代化する]

加えて「ヤンターリ」は、ロシア海軍向けのフリゲートを5隻建造しています。
[アドミラル・グリゴロヴィチ型フリゲート]

おそらくは、フリゲートの工事を優先させ、「イワン・グレン」は後回しにされるという事でしょう。

空母ヴィクラマーディティヤの為にバラク-1艦対空ミサイルが購入される

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年12月24日13時05分配信
【インドはイスラエルから「ヴィクラマーディティヤ」の為の高射ミサイルを購入する】
ニューデリー、12月24日-ロシア通信社ノーボスチ

インド国防省イスラエルからの262基の高射ミサイル複合体「バラク-1」の購入を承認した。
これは、特にロシアからインドへ引き渡された航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」の武装として受領し得るものであったが、以前、汚職スキャンダルが故に契約は凍結されていた。
火曜日(12月24日)、『ザ・ヒンドゥー』紙は明らかにした。

契約額は約1億3500万ドルと見積もられている。
高射ミサイル複合体の射程距離は約10キロメートルである。
現在、(インド)海軍には、供給が遅延している150基のミサイルが在る。
2006年、中央捜査局は、契約における汚職の点検を開始し、数名が逮捕された。
しかしながら当局は、結論として証拠が不足しているが故に捜査を終了する予定であると表明した。

高射ミサイル複合体「バラク-1」は、インドメディアの情報によると、特に、(今年)11月にロシアからインドへ引き渡され、来年初頭にはインドへ到着する予定の航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」の武装とならなければならない。
更に、「バラク-1」は、インドの他の航空母艦「ヴィラート」(ブリテンで建造)にも装備されている。

インドメディアの報道によると、イスラエルは、ロシアに次いでインドへの大規模な兵器供給者である。

加えて、インド国防省は、月曜日に(インド)軍への41機のインド製多目的軽ヘリコプター「ドラヴ」の供給、、(インド)海軍の為の独自開発の小型対潜艦16隻及び海洋救助作戦用の深海特殊潜水装置2隻の建造を承認した。


[空母ヴィクラマーディティヤ(旧ブログ)]
[空母ヴィクラマーディティヤ]
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2013年11月16日、航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」(旧「アドミラル・ゴルシコフ」)セヴェロドヴィンスクセヴマシュ造船所インド海軍へ引き渡されました。
[重航空巡洋艦アドミラル・ゴルシコフ改め航空母艦ヴィクラマーディティヤはインド海軍へ引き渡された]

その10日後の11月26日、移動準備を完了したR33「ヴィクラマーディティヤ」インドへ向かう為にセヴェロドヴィンスクを出港しました。
[空母ヴィクラマーディティヤはインドへの移動準備を進める]
[R33ヴィクラマーディティヤはインドへ向けて出発した]
[空母ヴィクラマーディティヤはセヴマシュとセヴェロドヴィンスクに別れを告げた]
[空母ヴィクラマーディティヤにロシア軍人は乗っていない]

セヴェロドヴィンスクを出た後、「ヴィクラマーディティヤ」白海に投錨し、燃料補給と通関手続きを終えた後、12月2日に抜錨、ムルマンスクへ向かいました。
[空母ヴィクラマーディティヤは白海を抜錨し、ムルマンスクへ向かった]

しかし悪天候の為、ムルマンスクへの寄港は延期されました。
[空母ヴィクラマーディティヤはバレンツ海で天候の回復を待つ]

12月5日、コラ湾内(ムルマンスク沖)に投錨しました。
[空母ヴィクラマーディティヤはムルマンスク沖に投錨した]

12月7日夜、コラ湾を抜錨し、新たな祖国インドへ向かいました。
[空母ヴィクラマーディティヤはコラ湾を抜錨し、新たな祖国へと向かった]

12月16日にはポルトガルリスボンに滞在していました。
[空母ヴィクラマーディティヤはリスボンに居る]

「ヴィクラマーディティヤ」は、2013年12月20日にジブラルタル海峡を通過して地中海入りし、12月27日早朝にはスエズ運河を通過しています。
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その「ヴィクラマーディティヤ」の為に、イスラエル製の艦対空ミサイル「バラク-1」が購入されます。
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「バラク-1」は、インド海軍現用航空母艦R22「ヴィラート」(旧ブリテン海軍「ハーミス」)にも装備されています。
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重航空巡洋艦「アドミラル・ゴルシコフ」時代には高射ミサイル複合体「キンジャール」(SA-N-9)が装備されていましたが、「ヴィクラマーディティヤ」へ改装する際に撤去されました。
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空母アドミラル・クズネツォフはサイクロンの中を通過する

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(北方艦隊)広報サービス発表
2013年12月26日14時54分配信
【北方艦隊航空艦グループはノルウェー海の暴風海域を通過移動する】

重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」が率いる北方艦隊航空艦グループは、サイクロンによって引き起こされた悪天候という条件下でノルウェー海エリアの通過移動を行なっている。

にも拘らず、海洋の嵐は、航空艦グループの艦船乗組員の移動時における10数回に渡る戦闘訓練演習の成功裏の遂行を妨害する事は出来なかった。

航空艦グループに含まれる戦闘艦及び保障船の乗組員は、既に、航行中の艦内でのダメージコントロール、対潜及び対空防衛の実施、船舶航行の多い海域や漁場における機動演習といった一連の艦内演習を仕上げている。

今後数日間、北方艦隊航空艦グループの乗組員は海洋での技量向上を続ける。
天候回復後、独立艦上戦闘機航空連隊の飛行士は、フライトを開始する予定である。
現在、重航空巡洋艦の航空グループを構成する飛行士は座学に従事しており、技術スタッフは、艦上戦闘機Su-33のフライトの準備を行なっている。

北方艦隊航空艦グループは、12月17日に北方艦隊主要基地セヴェロモルスクから遠距離航海へ出発した。
航空艦グループの構成には、重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」の他に大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」、大型揚陸艦「オレネゴルスキー・ゴルニャク」、そして保障船-救助曳船「ニコライ・チケル」、給油船「セルゲイ・オシポフ」、「カーマ」 が含まれている。

航海は、北方艦隊司令官代理ヴィクトル・ソコロフ少将の指揮下で実施される。

北方艦隊航空艦グループの遠距離航海は、駐留場所を遠く離れた艦船グループの一員として、世界の大洋におけるロシア海軍戦力の活動の次なる段階となる。
航空巡洋艦にとって、これは既に7度目の遠距離航海である。
1995年12月、重航空巡洋艦は多目的艦グループの一員として、初めて遠距離航海へと出発した。


[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの経歴(ロシア国防省公式サイト)]

[空母アドミラル・クズネツォフ第5次地中海遠征(2013年12月-)]

北方艦隊旗艦・重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする部隊は、2013年12月17日に遠距離航海へ出発しました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海遠征へ出発した]


その後、ノルウェー海でヘリコプターの発着訓練を実施しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはノルウェー海でヘリコプターの発着訓練を行なった]

今回の記事によると、「アドミラル・クズネツォフ」と随伴艦船はノルウェー海サイクロンに遭遇しているとの事です。
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今回の北方艦隊航空艦グループ(空母機動部隊)は、この6隻で構成されています。

[北方艦隊航空艦グループ]指揮官ヴィクトル・ソコロフ少将
重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」
大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」
大型揚陸艦「オレネゴルスキー・ゴルニャク」
救助曳船「ニコライ・チケル」
大型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」
中型海洋給油船「カーマ」

新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは2013年12月30日にロシア海軍へ納入される

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年12月26日12時00分配信
【原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」は12月30日にロシア海軍へ受領される】
モスクワ、12月26日-ロシア通信社ノーボスチ

多用途原子力潜水艦のトップ「セヴェロドヴィンスク」(プロジェクト「ヤーセン」)は、12月30日にロシア連邦海軍へ受領される。
木曜日、軍事産業企業体の情報提供者はロシア通信社ノーボスチに伝えた。

「1隻目のヤーセンの受領-引渡証書への署名は、12月30日にセヴマシュで行なわれます」
対談者は話した。

シリーズのトップ艦「セヴェロドヴィンスク」(プロジェクト885)は1993年に「セヴマシュ」で起工され、2010年に進水した。
シリーズ2隻目の潜水艦「カザン」(プロジェクト885M)は2009年6月27日に起工されており、海軍への引き渡しは2015年に予定されている。
3隻目の潜水艦「ノヴォシビルスク」 は2013年に起工された。

[プロジェクト「ヤーセン」とは]
プロジェクト「ヤーセン」多用途原子力潜水艦
は半殻式船体で騒音レベルの減少した1軸潜水艦である。
同プロジェクトは、騒音を減少させる為、強度船体(艦首部分)の一部に軽量船体「保護材」の使用で妥協した混成システム設計が採用されている。
国内造船業で初の試みとして魚雷発射管と制御室区画を艦首に配置せず、新たな水中音響複合体のアンテナを艦首に配置する事が可能となった。

ミサイル兵器は、8基の垂直発射装置を使用する。
強力な兵器複合体には、超音速有翼ミサイル「オーニクス」「カリブル」、更には汎用深海誘導魚雷が含まれている。
潜水艦の排水量は8600トン(水上)/13800トン(水中)。
最大潜航深度は600メートル。
速力は約16ノット(水上)/30ノット(水中)。
乗組員90名(士官32名)

プロジェクト「ヤーセン」原子力潜水艦は、沿岸から約1500kmの距離に在る目標への攻撃が可能である。

ロシア海軍は2020年までに8隻以下の最新多用途原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」型を受領する計画である。


[新世代多用途原潜ヤーセン級(旧ブログ)]
[新世代多用途原潜ヤーセン級]

原子力水中ロケット巡洋艦K-560「セヴェロドヴィンスク」は1993年12月21日に「セヴマシュ」で起工され、2010年6月15日に進水しました。

2011年9月12日から海洋試験(工場航海試験)を開始しました。

2012年にも引き続き工場航海試験は実施されましたが、結局、2012年中のロシア海軍への引き渡しは実現できませんでした。
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは2013年にロシア海軍へ引き渡される]
[ロシア海軍は2012年に2隻の原潜と3隻の水上戦闘艦を受領できなかった]
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは2013年後半に海洋試験を実施し、同年末にロシア海軍へ引き渡される]

2013年5月末から航海試験が再開され、これまでに4度に渡る試験(工場航海試験)が実施されました。
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは今年(2013年)3度目の航海試験を終えた]
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクの国家受領試験は2013年11月から始まる]
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクの工場航海試験プログラムは完全に実行されている]

工場航海試験は成功裏に全て完了し、2013年11月初頭から国家受領試験が開始されました。
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクの国家受領試験が始まった]

11月6日、初めて超音速対艦ミサイル「オーニクス」が発射されました。
[原子力潜水艦セヴェロドヴィンスクは超音速対艦ミサイル「オーニクス」を発射した]

その後の動向については報じられていませんでしたが、今回の記事によると、12月30日に「セヴマシュ」受領-引渡証書への署名(ロシア連邦海軍への納入)が行なわれるとの事です。

ただ、海軍旗(聖アンドレイ旗)の初掲揚式典については全く触れられていないので、ロシア海軍への納入のみが行なわれ、海軍旗初掲揚式典は、後日に実施される事になりそうです。

黒海艦隊の給油船イワン・ブブノフは長期任務を終えて帰港した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2013年12月23日17時12分配信
【黒海艦隊の大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」は地中海からセヴァストーポリへ戻ってきた】

本日(12月23日)、黒海艦隊大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」地中海での任務遂行を完了し、セヴァストーポリへ戻ってきた。

この6ヶ月間、大型海洋給油船は、まず初めに大西洋及び太平洋ロシア海軍艦隊間戦闘艦支隊の一員として、その後、地中海常設海軍グループの一員として、主要基地を遠く離れた部隊の活動を保障した。

長期航海において同船は30000海里以上を航行し、ベネズエラ、キューバ、ニカラグア、ポルトガルの港を訪れた。
黒海艦隊独立海軍歩兵旅団の一員である対テロ部隊が給油船の安全を保障した。

乗組員の短い休養の後、大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」の航海後計画修理が行なわれ、艦隊の戦闘訓練計画に沿って任務遂行を開始する。


大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」は、2013年7月2日にセヴァストーポリを出航しました。
[黒海艦隊の給油船イワン・ブブノフは遠距離航海へ出発した]

その後、北方艦隊及びバルト艦隊の艦船と合流し、カリブ海へ向かいました。
[ロシア海軍大西洋・カリブ海遠征(2013年7月~)]

[ロシア連邦海軍艦隊間戦闘艦船支隊]
親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」(黒海艦隊)
大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」(北方艦隊)
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」(黒海艦隊)
海洋曳船「エフゲニー・ホロフ」(バルト艦隊)


カリブ海から戻った後は地中海に滞在し、ロシア海軍地中海作戦連合部隊の水上艦への補給任務に就いていました。

戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーはセヴェロドヴィンスクでの修理を終えた

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『中央海軍ポータル(フロートコム)』より
2013年12月24日13時57分配信
【セヴマシュは原子力潜水艦「ユーリー・ドルゴルーキー」の修理を完了した】

プロジェクト955(整理名「ボレイ」)原子力弾道ミサイル潜水艦のトップで北方艦隊「ユーリー・ドルゴルーキー」は、水中音響ゴム被覆の交換作業を完了した。
『中央海軍ポータル』は、独自の北方艦隊の情報提供者より伝えられた。

近い内に潜水艦浮きドック「スホーナ」を出渠し、ガジエヴォへ向かう。
修理作業を実施した公開株式会社「生産合同セヴマシュ」広報サービスはコメントを控えた。

12月初頭に『中央海軍ポータル』セヴマシュ広報サービス部長エカテリーナ・ピリキナから伝えられた所によれば、「ユーリー・ドルゴルーキー」は、通常の計画修理の為に同社へ到着した。

以前に『イタルタス』ロシア防衛産業企業体の情報提供者の談話を引用して報じた所によると、修理は少なくとも数ヶ月間に渡り、「各ユニット及び機器」に及ぶ。
しかし、『中央海軍ポータル』の情報筋は、潜水艦は2013年末にガジエヴォへ向かうと通知した。
トップのロケット原子力潜水艦K-535「ユーリー・ドルゴルーキー」「セヴマシュ」の造船台で1996年11月に起工され、2008年2月に進水した。
2013年1月、潜水艦は広範囲の試験プログラムを完了し、ガジエヴォ北方艦隊第31潜水艦師団へ編入された。
原子力潜水艦は試験中に20回以上海洋へ出航し、約20000海里を航行し、何度も弾道ミサイル発射を実施した。
建造費用は約230億ルーブルだった。


[新世代戦略原潜ボレイ級(旧ブログ)]
[新世代戦略原潜ボレイ級]

ロシア第4世代戦略原子力潜水艦プロジェクト955「ボレイ」級の1番艦K-535「ユーリー・ドルゴルーキー」は2012年12月29日にロシア海軍へ納入され、2013年1月10日にロシア海軍旗の初掲揚式典が開催され、正式にへ就役しました。
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーはロシア海軍へ就役した]


同日付で北方艦隊第31潜水艦師団へ編入されました。
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーは北方艦隊第31潜水艦師団へ編入された]

「ユーリー・ドルゴルーキー」は就役後もセヴェロドヴィンスクに居たのですが、9月3日夜にセヴェロドヴィンスクを出港し、ガジエヴォへ向かいました。
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーは9月6日に駐留基地ガジエヴォへ到着する]

9月6日、ガジエヴォへ到着しました。
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーはガジエヴォ基地へ到着した]

そして12月5日、定期修理の為、セヴェロドヴィンスクへ戻ってきました。
[戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーはセヴェロドヴィンスクで定期修理を行なう]

「ユーリー・ドルゴルーキー」は、「セヴマシュ」浮きドック「スホーナ」に入渠し、艦首ソナー部分のゴムカバーを交換しました。
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ロシア太平洋艦隊地中海派遣部隊はウラジオストクへ戻った

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年12月25日9時08分配信
【ウラジオストクで太平洋艦隊艦船支隊は子豚の丸焼きに歓迎された】
ウラジオストク、12月25日-ロシア通信社ノーボスチ

地中海での戦闘任務遂行後、水曜日にウラジオストクへ戻ってきた太平洋艦隊艦船支隊の乗員は、海洋の伝統による子豚の丸焼きで歓迎された
水曜日、ロシア通信社ノーボスチ太平洋艦隊代理人ローマン・マルトフ1等海佐より伝えられた。

太平洋艦隊艦船支隊は2013年3月19日にウラジオストクを去った。
8ヶ月に及んだ戦闘勤務中に艦船は太平洋インド洋を横断移動し、ペルシャ湾、アデン湾、地中海、アラビア海、紅海を訪れた。
この間に航行した海里数は、世界一周航海に匹敵する。

「歓迎式典において、大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフ、揚陸艦アドミラル・ネヴェリスコイ、ペレスウェート、大洋救助船フォーチィ・クリロフ、給油船ペチェンガの船員は、軍楽隊の演奏下で祖国の埠頭に降り立ちました。
各乗組員は、子豚の丸焼き-遠距離海洋航海を成功裏に終えた事の証-で歓迎されました」

対談者は話した。

彼によると、遠距離大洋航海を行なった船員を出迎える為、第33埠頭には太平洋艦隊司令部、親類、友人、同僚、軍楽隊が来た。
9ヶ月間に渡る戦闘勤務中に支隊は幾つかの公式訪問を記録した。

「彼らは、シンガポール、サファガ港(エジプト)、バンダレ・アッバース港(イラン)、サラーラ港(オマーン)、リマソル港(キプロス)へは2度、コロンボ港(スリランカ)へ寄港し、更には黒海のノヴォロシースク港への艦隊間移動を行ないました」
対談者は指摘した。

マルトフは、太平洋艦隊第2艦船支隊インド洋(註:原文では地中海と書かれているが、インド洋の間違い)で戦闘任務を遂行した事を想い起した。
ウラジオストクへの航路上において、マイヅル海軍基地(ヤポーニヤ)を業務寄港の為に訪れ、ロシア-ヤポーニヤ合同演習が行なわれた。
以前、このような種類の演習は、2012年9月に実施された。


[ ロシア太平洋艦隊地中海遠征(2013年3月~)]

大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」を中核とする太平洋艦隊艦船支隊は3月19日にウラジオストクを出港し、5月15日に地中海へ入り、以後、地中海東部で行動していました。
[太平洋艦隊地中海派遣支隊]
大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」
大型揚陸艦「ペレスウェート」
大型揚陸艦「アドミラル・ネヴェリスコイ」
救助曳船「フォーチィ・クリロフ」
中型海洋給油船「ペチェンガ」


大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」は、6月1日から9月20日までロシア海軍地中海作戦連合部隊の旗艦を務めました。
[ロシア海軍地中海作戦部隊は6月1日から任務を遂行している]
[親衛ロケット巡洋艦モスクワはロシア海軍地中海作戦連合部隊を率いる]

大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」給油船「ペチェンガ」は9月下旬に地中海から紅海へ移動し、同海域に留まっていました。
[ロシア太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフはエジプトを去り、紅海に留まる]

11月中旬にはオマーンサラーラ港へ寄港しました。
[ロシア太平洋艦隊艦船はエジプトとオマーンとミャンマーを訪れた]

その後、他の3隻も合流して一緒にウラジオストクへの帰路に就きました。
[ロシア太平洋艦隊地中海派遣部隊は任務を終えて帰路に就いた]

11月24日、スリランカコロンボ港を訪れました。
[ロシア太平洋艦隊地中海派遣部隊はスリランカを訪問した]

12月3日、シンガポールを訪れました。
[ロシア太平洋艦隊地中海派遣部隊はシンガポールを訪れた]

12月6日、シンガポールを出港し、ウラジオストクへ向かいました。
[ロシア太平洋艦隊地中海派遣部隊はシンガポールを去った]

12月22日、ツシマ海峡を通過しました。
『ヤポーニヤ防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2013年12月23日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

そして12月25日、ウラジオストクへ帰港しました。
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現在、地中海にはロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」が派遣されています。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはアレクサンドリアを訪れた]

新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は2014年初頭から航海試験を開始する

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年12月24日12時49分配信
【フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」の試験は遅延する】
モスクワ、12月24日-ロシア通信社ノーボスチ

サンクトペテルブルク「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」で建造されている1隻目のプロジェクト22350フリゲート「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・ゴルシコフ」は、すぐさま砲装置A-192を取り付けた後、2014年初頭にバルト海での工場航海試験へ出発する。
火曜日、ロシア通信社ノーボスチは、造船企業の情報提供者より伝えられた。

プロジェクト22350フリゲートのトップ「アドミラル・ゴルシコフ」の係留試験は2013年5月に実施された。
同艦は、2013年11月にロシア連邦国防省へ引き渡される予定だった。

2020までの国家軍備プログラムによると、「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」は6隻のプロジェクト22350フリゲートシリーズを納入しなければならない。

「同艦は、長年に渡り"錯乱"しておりました。
全ての問題は、設計局アルセナルの130mm砲装置A-192の納入遅延にありました。
これ無くして、フリゲートはバルト海における完全な試験を行なうことは不可能ですからね」

対談者は話した。

彼は、(砲)装置が艦に供給された場合にのみ、「アドミラル・ゴルシコフ」は、すぐさま複合試験へと向かう事を強調した。
「乗組員は、既に長期に渡り同艦に居住しており、今や船員は住み慣れております」
造船所の代理人は付け加えた。

サンクトペテルブルク設計局「アルセナル」の代理人は、「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」で建造されている同艦の為に砲装置を製造し、供給するとロシア通信社ノーボスチに伝えた。
フリゲートの為の新たな砲は、新年の初日に造船工場へ供給される。
「私共は、セーヴェルナヤ・ヴェルフィへの移送準備を整えております」
対談者は強調した。

プロジェクト22350フリゲートのトップは、2006年に2月1日に造船企業「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」で起工された。
同プロジェクト艦は、「北方計画設計局」で開発された。
「アドミラル・ゴルシコフ」は、2010年10月29日に進水した。


[新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」型]
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート(旧ブログ)]

プロジェクト22350フリゲートの1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソ連邦海軍元帥ゴルシコフ)は、2006年2月1日に起工され、2010年10月29日に進水しました。


現在、サンクトペテルブルク市「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」の岸壁で艤装工事が進められています。
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既に「アドミラル・ゴルシコフ」には正規乗組員186名全てが乗艦し、艦内に居住しています。
[新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」へ正規乗組員全てが乗艦した]

2013年7月31日からは工場岸壁で係留試験が開始されました。
[新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」の係留試験が始まった]

しかし、「アドミラル・ゴルシコフ」には、未だに搭載予定のA-192M 130mm砲「アルマート-プーマ」が載せられていません。
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130mm砲の開発及び供給遅延については、以前にも報じられています。
[新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」の建造は長期化する]
[空母とフリゲートに対するロシア海軍の不満には根拠が無い]
[ロシア海軍への新世代フリゲート「アドミラル・ ゴルシコフ」の引き渡しは130mm砲の問題により延期される]

しかし、今回の記事によると、製造が遅延していた130mm砲は、2014年1月1日に「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」へ到着するとの事です。

130mm砲の設置後、「アドミラル・ゴルシコフ」は航海試験へ出発します。

ロシア海軍地中海作戦連合部隊はシリアの化学兵器を載せた船を全力全開で護衛する

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年12月24日13時50分配信
【ロシア軍艦はシリア化学兵器船を護送する】
モスクワ、12月24日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア連邦海軍地中海グループの軍艦はシリア化学兵器を載せた船を目的地まで護送する。
火曜日にロシア通信社ノーボスチロシア連邦軍参謀本部の高位の代理人より伝えられた。

現在、グループの構成に含まれているのは、原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」(北方艦隊)、警備艦「スメトリーヴイ」(黒海艦隊)、4隻の大型揚陸艦-「ヤーマル」(黒海艦隊)、「ニコライ・フィリチェンコフ」(黒海艦隊)、「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」(北方艦隊)、「アレクサンドル・シャバリン」(バルト艦隊)である。

「特定任務の為の艦の割り当てに関する決定は、地中海における運用状況に基づいて下されます。
この決定は、海軍総司令官に報告された後、参謀本部長により下されます」

対談者は話した。


シリア化学兵器を国外へ搬出する貨物船をロシア海軍が護衛するというニュースは、以前にも報じられています。
『毎日新聞』より
【OPCW:シリア化学兵器国外搬出 ロシア海軍が護衛】

[ロシア海軍の警備艦スメトリーヴイはシリアの化学兵器を積載した貨物船を護衛する]

今回の記事によると、シリアの化学兵器を運搬する船を護衛するロシア海軍の軍艦は、この6隻です。

重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」(北方艦隊、ロシア海軍地中海作戦連合部隊旗艦)
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警備艦「スメトリーヴイ」(黒海艦隊)
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大型揚陸艦「ヤーマル」(黒海艦隊)
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大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」(黒海艦隊)
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大型揚陸艦「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」(北方艦隊)
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大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」(バルト艦隊)

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つまり、ロシア海軍地中海作戦連合部隊の現有戦力のほぼ全てが投入されるという事です。

ボレイ級戦略原潜2番艦アレクサンドル・ネフスキーはカムチャツカへ向かう

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2013年12月23日、新世代戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦「ボレイ」級2番艦K-550「アレクサンドル・ネフスキー」は正式にロシア連邦海軍へ就役しました。
[ボレイ級戦略原潜2番艦アレクサンドル・ネフスキーはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]



『アルムス-タス』より
2013年12月23日17時18分配信
【ロシア連邦海軍に軍備採用された原子力潜水艦「アレクサンドル・ネフスキー」は今年末に太平洋艦隊の常時駐留場所へと向かう】
セヴェロドヴィンスク、12月23日(アルムス-タス)

本日(12月23日)にロシア海軍へ軍備採用された最新の第4世代戦略原子力潜水艦K-550「アレクサンドル・ネフスキー」は、今年末までにセヴェロドヴィンスクから太平洋艦隊の常時駐留場所へと向かう。
イタルタス特派員は、ロシア海軍の代理人より伝えられた。
航海では、北方の氷の下を通過する予定である。

セヴェロドヴィンスクの企業「セヴマシュ」において開催された弾道ミサイル原子力潜水艦へのアンドレイ旗掲揚式典において、ロシア海軍総司令官ヴィクトル・チルコフ大将が読み上げた命令書によると、ロケット艦ヴィリュチンスク市に配備されている太平洋艦隊潜水艦部隊第25師団へ加入する。

「アレクサンドル・ネフスキー」プロジェクト955弾道ミサイル原子力潜水艦の最初の生産艦である。
同艦は、潜水艦乗員の日である2004年3月19日に起工された。
同プロジェクトのトップ艦-「ユーリー・ドルゴルーキー」は、今年1月に軍備採用された。
2006年と2012年には、「セヴマシュ」で同プロジェクト弾道ミサイル原子力潜水艦シリーズが更に2隻:「ウラジーミル・モノマーフ」「クニャージ・ウラジーミル」(後者は改良されたプロジェクト955A)起工された。
「ウラジーミル・モノマーフ」は2014年に軍備採用される予定である。

「ボレイ」級潜水艦は、サンクトペテルブルク海洋工学中央設計局「ルビーン」により設計された。
その建造には最新の成果が採用され、船体の流体力学は改善され、騒音は大幅に減少している。
各戦闘艦の主要兵装は、新たなミサイル複合体「ブラヴァー」である。
各々のプロジェクト955潜水艦は、各個に目標への誘導可能な分離戦闘ブロックを装備し、飛翔範囲8000kmの固体燃料弾道ミサイルR-30「ブラヴァー」を16基搭載する。
潜水艦には、乗組員全員が脱出できる浮上式救助室が装備されている
「ボレイ」は全長170メートル、幅13.5メートル、最大潜航深度450メートル、水中速力29ノット(時速54キロ)、水上排水量14700トン、水中排水量24000トン、自立行動期間100日、乗員は107名(士官55名を含む)である。

「ボレイ」は、今後数十年に渡りロシア海洋戦略核戦力の中核となる事が意図されている。
2020年までに合計8隻の「ボレイ」の建造が計画されており、この内の3隻はプロジェクト955、5隻はプロジェクト955Aとなる。

「アレクサンドル・ネフスキー」は、海軍の為に「セヴマシュ」で建造された130隻目の原子力潜水艦である。
「セヴマシュ」ロシア最大の造船企業体であり、現在は2つの新世代原子力潜水艦グループ-打撃型(855、コード「ヤーセン」)戦略型(955、コード「ボレイ」)を建造している。


[新世代戦略原潜ボレイ級(旧ブログ)]
[新世代戦略原潜ボレイ級]

K-550「アレクサンドル・ネフスキー」は、2004年3月19日に起工され、2010年12月6日に進水し、2013年12月23日にロシア連邦海軍へ引き渡され、太平洋艦隊へ編入されました。



就役したばかりの「アレクサンドル・ネフスキー」ですが、今回の記事によると、今年末(2013年12月末)までにセヴェロドヴィンスクを出航し、配備先のヴィリュチンスクへ向かうとの事です。
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ヴィリュチンスクでは新世代(第4世代)原子力潜水艦を受け入れる為のインフラ整備が進められていましたが、その受け入れ準備が整ったという事でしょう。
[新世代戦略原潜ボレイ級の為のインフラ整備はカムチャツカ半島で進められている]

ロシア・ヤポーニヤ海軍合同演習は12月21日に実施された

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2013年12月23日9時18分配信
【太平洋艦隊将兵はヤポーニヤの同僚との合同演習を成功裏に実施した】

大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」、給油船「イルクト」、曳船「カラール」で構成されるロシア太平洋艦隊艦船支隊は、今年12月16日-21日まで業務訪問の為にマイヅル海軍基地(ヤポーニヤ)に滞在していた。

その最終段階において、太平洋艦隊ヤポーニヤ自衛海軍との合同演習を実施した。

演習の第1段階は「不審な」船舶の臨検活動への習熟であった。
ヤポーニヤグループは、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」に、ロシア海軍将兵はヘリコプター駆逐艦「シラネ」に乗り移った。

第2段階は、通信及び合同機動訓練により開始された。
最終的な作業は、海洋で遭難者の捜索救助を行なう「SAREX」タイプの演習となった。
風力4の荒れた海と強い嵐という悪天候下で2ヶ国の救助部隊は困難な任務を遂行した。

ロシア及びヤポーニヤの艦船支隊の合同活動完了後、互いの友人との別離式典が開催された。

ロシア及びヤポーニヤ海軍将兵のこのような合同訓練は、14時間に渡り実施された。

このような演習が最後に実施されたのは2012年9月であり、ヤポーニヤ自衛海軍艦船支隊太平洋艦隊主要基地ウラジオストク市へ業務訪問の為に寄港した。


大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」を中核とする太平洋艦隊艦船支隊は、今年10月19日にウラジオストクを出港し、大韓民国ミャンマーを訪問しました。

[太平洋艦隊インド洋派遣支隊]指揮官アンドレイ・クズネツォフ1等海佐
大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」
中型海洋給油船「イルクト」
曳船「カラール」

[ロシア太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフはミャンマーへ行く]
[ロシア太平洋艦隊艦船はエジプトとオマーンとミャンマーを訪れた]

任務を終えてウラジオストクへ戻る途中、ヤポーニヤマイヅルを訪問する事になりました。
[ロシア軍艦は12月16-20日に日本の舞鶴を訪問する]
[ロシア太平洋艦隊艦船支隊は日本の舞鶴を訪れた]
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訪問最終日の12月20日にヤポーニヤ自衛海軍と合同演習を実施する予定でしたが、悪天候の為、1日延期されました。
[ロシア・ヤポーニヤ海軍合同演習は12月21日に延期された]

そして翌12月21日、合同演習は悪天候下で実施されました。

演習完了後、太平洋艦隊艦船支隊ウラジオストクへの帰路に就きました。

バルト艦隊の大型揚陸艦アレクサンドル・シャバリンは帰路に就いた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2013年12月23日12時04分配信
【バルト艦隊の大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」は常時駐留所へ針路を取った】

地中海ロシア海軍艦隊間グループの一員としての指定任務遂行を完了した大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」は、常時駐留場所-バルチースクへ針路を取った。

北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」との合同演習を実施した後、大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」は、ロシア連邦海軍地中海戦隊の編制から抜け、バルト海へ針路を取った。

移動中に大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」モロッコ北方沿岸に位置するセウタ港(スペイン)への業務寄港を行なう。
停泊中に艦は水と食料を補充し、乗組員は遠距離海洋航海において、沿岸で休養の機会を与えられる。

バルチースクへの同艦の帰港は2014年1月下旬に予定されている。
同艦の乗組員は2012年12月から指定任務を遂行した。
この間に大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」は50000海里以上を航行した。


大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」は、昨年(2012年)12月17日にバルチースクを出港しました。
[バルト艦隊艦船は地中海へ向かった]

2013年1月に地中海黒海で実施された3艦隊合同演習に参加しました。
[ロシア海軍3艦隊合同演習(2013年1月下旬) ]

その後、一緒に出港した他の艦はバルチースクへ戻りましたが、「アレクサンドル・シャバリン」のみは地中海に留まっていました。

12月18日からは北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」と合同演習を実施しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはエーゲ海で演習を行なう]

その「アレクサンドル・シャバリン」も、ようやくバルチースクへ帰れる事になりました。

ボレイ級戦略原潜2番艦アレクサンドル・ネフスキーはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された

本日(2013年12月23日)、「ボレイ」級戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦2番艦「「アレクサンドル・ネフスキー」は正式にロシア連邦海軍へ就役しました。

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年12月23日11時05分配信
【ロシア連邦海軍は第2の「ボレイ」プロジェクト原子力潜水艦「アレクサンドル・ネフスキー」を受領した】
セヴェロドヴィンスク、12月23日-ロシア通信社ノーボスチ

プロジェクト955「ボレイ」戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦「アレクサンドル・ネフスキー」の受領-引渡証書への署名は月曜日(12月23日)に「セヴマシュ」で行なわれた。
ロシア連邦海軍の公式代理人は発表した。

「文書への署名は、セヴマシュ総取締役ミハイル・ブドニチェンコと原子力巡洋艦の国家受領委員会委員長イーゴリ・フェドロフ少将により行なわれました」
彼は説明した。

潜水艦が海軍の戦闘編制へ加入した後、アンドレイ旗が掲揚される。

「アレクサンドル・ネフスキー」は、プロジェクト「ボレイ」の第2の原子力潜水艦であり、試験後にロシア連邦海軍へ受領された。
(ロシア)海軍の計画によると、同プロジェクト戦略潜水艦は、2018年以降、ロシア海洋戦略核戦力の中核とならなければならない。

この時期以降、現在、戦闘勤務に在る潜水艦プロジェクト941(「アクラ」、NATO分類「タイフーン」)、プロジェクト667BDR(カリマール、NATO分類デルタIII)プロジェクト667BDRM(デルフィン、NATO分類デルタIV)は、艦隊の戦闘編制から除かれる。

プロジェクト「ボレイ」の第3の原子力潜水艦-「ウラジーミル・モノマーフ」は試験を受けており、計画によると2014年に海軍の編制へ受け入れられる。
第4の艦-「クニャージ・ウラジーミル」は、「セヴマシュ」で建造されている。


2013年12月23日12時11分配信
【巡洋艦「アレクサンドル・ネフスキー」は太平洋艦隊の編制へ加入する】
セヴェロドヴィンスク、12月23日-ロシア通信社ノーボスチ

プロジェクト955「ボレイ」戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦「アレクサンドル・ネフスキー」は、月曜日にセヴェロドヴィンスクの企業「セヴマシュ」アンドレイ旗を掲揚した。
特派員はイベント会場より報告した。

ロシア海軍総司令官ヴィクトル・チルコフ大将が読み上げた命令書によると、プロジェクト955「ボレイ」ロケット艦は、ヴィリュチンスクに配備されている太平洋艦隊潜水艦部隊第25師団へ加入する。

アンドレイ旗掲揚式典における演説においてロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグは指摘した。
「戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦アレクサンドル・ネフスキーの国家受領試験プログラムは完璧に実行されました。
同艦の受領証書への署名が行なわれ、ロシア海軍の戦闘編制へ引き渡されました」


「本日、アンドレイ旗が(初めて)掲揚されました。
これは艦の戦闘旗であり、海洋における国家の利益と大洋境界線を保護する象徴であります」
ショイグ
は話した。

国防相は自信に満ちて表明した。
「同艦の乗組員は、広大な世界の大洋において父や祖父の伝統を受け継ぎ、傑出した軍事指揮官でありロシアの大地の守護者たるアレクサンドル・ネフスキーの名を受けた名誉を誇りに思っております」

ショイグは、艦の乗組員、海軍総司令部、海軍の戦闘編制へ加入した最新の戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦の建造に参加した全ての人々を祝福し
「航海の安全とキール下の7フィート」を祈った。


[新世代戦略原潜ボレイ級(旧ブログ)]
[新世代戦略原潜ボレイ級]

第4世代戦略原子力潜水艦「ボレイ」級2番艦「アレクサンドル・ネフスキー」は2004年3月19日に起工され、2010年12月6日に進水しました。

この間、2007年には太平洋艦隊から乗組員が集められました。

2011年10月22日、工場航海試験が開始されました。
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2012年9月末に工場航海試験が完了し、その後、国家受領試験が開始されましたが、2012年中には完了しませんでした。
[ボレイ級戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーの工場試験は完了した]

2013年6月以降、国家受領試験が再開されました。
[セヴェロドヴィンスク造船所は2013年夏に3隻の原潜の海洋試験を行なう]
[タイフーン級原潜はロシア新世代原潜の海洋試験をサポートする]

2013年9月6日に白海弾道ミサイル「ブラヴァー」発射試験を実施しましたが、失敗に終わりました。
[2隻のボレイ級戦略原潜の国家試験はSLBMブラヴァー試射失敗により中断される]
[発射に失敗したSLBMブラヴァーには遠隔測定器が装備されていなかった]
[SLBMブラヴァー発射失敗の原因が発表された]

2013年9月9日、セヴェロドヴィンスクへ帰港しました。
[戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーはセヴェロドヴィンスクへ戻った]
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「アレクサンドル・ネフスキー」国家受領試験の海洋部門は全て完了しました。
[ボレイ級戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーの海洋試験は全て完了した]

その後、11月21日に再び白海へ出航しました。
[ボレイ級戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーは白海へ出航した]

11月27日に帰港していますが、これは国家受領試験の最終点検だったようです。

そして2013年12月23日、ロシア海軍へ引き渡され、アンドレイ旗の初掲揚式典が開催されました。
これにより、「アレクサンドル・ネフスキー」は名実ともにロシア海軍へ就役しました。

そしてロシア海軍総司令官ヴィクトル・チルコフ提督は、「アレクサンドル・ネフスキー」ロシア太平洋艦隊・第16潜水艦戦隊・第25潜水艦師団へ編入された事を公表しました。

第25潜水艦師団カムチャツカ半島ヴィリュチンスク基地に駐留しており、現在はプロジェクト667BDR(デルタIII級)戦略原潜3隻が所属しています。
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[第25潜水艦師団]
K-223「ポドリスク」(1979年就役)
K-433「シヴィヤトイ・ゲオルギー・ポベドノーセッツ」(1980年就役)
K-44「リャザン」(1982年就役)


来年(2014年)には、最新鋭のK-550「アレクサンドル・ネフスキー」が加わります。


無論、ロシア太平洋艦隊へ配備される新世代(第4世代)原子力潜水艦「アレクサンドル・ネフスキー」だけで終わりではありません。
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現在、航海試験中の「ボレイ」級3番艦「ウラジーミル・モノマーフ」も就役後は太平洋艦隊へ配備されます。
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この他、2隻の「ボレイ」級戦略原潜、3-4隻程度の新世代多用途原潜「ヤーセン」級が2020年までに太平洋艦隊へ配備されます。

更に、現在、太平洋艦隊で就役中のプロジェクト949A(オスカーII級)原潜2隻、プロジェクト971(アクラ級)原潜3隻が2020年までに高度な近代化を実施します。

最新コルベット「ストイーキー」は航海試験の準備を進める

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2013年12月20日19時31分配信
【最新コルベット「ストイーキー」は海洋への出航を準備する】

バルト艦隊の為にサンクトペテルブルク造船工場「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」で建造されているプロジェクト20380最新コルベット「ストイーキー」は、海洋での工場航海試験を実施する為の艦の準備である納入過程課題SK-1を成功裏に終えた。

本日(12月20日)、バルト艦隊レニングラード海軍基地本部の委員会は、乗組員及びコルベットの準備状態の点検を完了した。
来週初頭、「ストイーキー」は初めて海へ出る。
バルチースク海軍基地への移動が行なわれ、海洋射爆場で工場試験が実施され、その後、国家試験へ移行する。

試験実施中に同艦の乗組員は業界の代表と共に、海洋における艦の全てのシステム及び機器の操作性を徹底的にチェックする。
特に、動力装置、操舵装置、補助機器、通信装置、航海システム、全ての艦載兵器システムの動作に焦点が当てられる。

[参照]
コルベット「ストイーキー」プロジェクト20380コルベットシリーズの3隻目である。
シリーズのトップ艦であるコルベット「ステレグーシチー」は2007年にバルト艦隊へ引き渡された。
最初の生産艦であるコルベット「ソーブラジテルヌイ」は2011年10月14日に、2番目の「ボイキー」は2013年5月16日に(バルト)艦隊へ引き渡された。

全ての工場試験及び国家受領試験を完了した後、コルベット「ストイーキー」は前任者と同様にバルト艦隊の編制へ加入し、本来の目的の為の任務遂行を始める。

プロジェクト20380コルベットの排水量は2000トン、全長は100メートル以上、最大速力27ノット、自律航行距離は4000海里である。

このクラスの艦は、全く新しい戦術-技術的特性及び戦闘能力を有する。
その主な特徴は、多機能性、柔軟性、コンパクト性、低視認性、高レベルの自動化・統合管理システムにある。


[新世代コルベット「ステレグーシチー」型]
[ステレグーシチー型コルベット(旧ブログ)]
【動画「将来のコルベット」】

「ステレグーシチー」型コルベット「ストイーキー」は2006年11月10日に起工されました。
[ステレグーシチー型「ストイーキー」起工]

2012年5月30日に進水した後、「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」岸壁で艤装工事が進められました。
[ロシア海軍新世代コルベット"ストイーキー"は進水した]

2013年12月上旬から艦の磁力消去作業が行なわれました。
[最新コルベット「ストイーキー」は近日中に航海試験を開始する]

今後はサンクトペテルブルクからバルチースクへ移動し、バルチースク沖で航海試験が実施される事になります。
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「ストイーキー」は、2014年にロシア海軍へ引き渡される予定です。
[新型コルベット「ストイーキー」は2014年に就役する]

工作船PM-138はセヴァストーポリへ戻った

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2013年12月20日19時26分配信
【黒海艦隊の浮揚工場(工作船)PM-138は遠距離航海からセヴァストーポリへ戻った】

黒海艦隊浮揚工場PM-138は、遠海ゾーンでの任務遂行を完了後、セヴァストーポリへ戻ってきた。

同船は今年4月25日に航海へ出発し、7ヶ月間に渡り乗組員はタルトゥース港(シリア)黒海艦隊物資・技術供給所の専門技術者と協力してロシア海軍地中海常設連合部隊の行動を保障した。

浮揚工場の船上には、同船の安全を保障する為、黒海艦隊独立海軍歩兵旅団の対テロ部隊が乗船していた。

PM-138が航海から戻ってきた時、セヴァストーポリでは歓迎式典が開催された。

現在、計画ローテーションに従い、PM-138地中海浮揚工場PM-56と交代し、6ヶ月間の当直を引き継いだ。


黒海艦隊浮揚工場(工作船)PM-138は今年4月にセヴァストーポリを出航し、地中海へ向かいました。
[工作船PM-138は地中海へ行く]
[ロシア海軍の工作船PM-138はボスポラス海峡を通過した]

PM-138シリアタルトゥースに駐留し、地中海で行動するロシア海軍艦船のメンテナンスに従事しました。
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記事中でも触れられていますが、現在はPM-138の代わりに工作船PM-56地中海へ派遣されています。
[工作船PM-56はシリアへ行く]
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空母アドミラル・クズネツォフはノルウェー海でヘリコプターの発着訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(北方艦隊)広報サービス発表
2013年12月20日16時30分配信
【ノルウェー海において艦載ヘリコプターは北方艦隊の航空巡洋艦の甲板からフライトを実施した】

本日(12月20日)も艦載ヘリコプターKa-27乗員は、北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」の甲板からの計画フライトの実行を継続する。

飛行任務においては、北方艦隊航空艦グループの編制へ加わっている航空巡洋艦の甲板及び大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」の艦上からのヘリコプターKa-27の離着艦への習熟が提供された。

昨日には、天候偵察の為の艦載ヘリコプターの最初の発進が「アドミラル・クズネツォフ」甲板から実行された。

現在は巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」艦内で座学に従事している艦上戦闘機航空連隊の海洋飛行士は、近い内に好天下でフライトを実施する。
技術スタッフは、艦上戦闘機Su-33及びSu-25のフライトの準備を行なっている。

航空艦グループに属する戦闘艦及び保障船の乗組員は、既に、航行中の艦内でのダメージコントロール、対潜及び対空防衛の実施、船舶航行の多い海域や漁場における機動演習といった一連の艦内演習を仕上げている。

重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」が率いる北方艦隊航空艦グループは、12月17日にセヴェロモルスクから遠距離航海へ出発した。
その構成には、航空巡洋艦の他に大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」、大型揚陸艦「オレネゴルスキー・ゴルニャク」、そして保障船-救助曳船「ニコライ・チケル」、給油船「セルゲイ・オシポフ」、「カーマ」 が含まれている。

遠距離航海においては艦上航空隊の完全な戦闘訓練が提供され、世界の大洋の様々な気候帯で行動する。


[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの経歴(ロシア国防省公式サイト)]

[空母アドミラル・クズネツォフ第5次地中海遠征(2013年12月-)]

北方艦隊旗艦・重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする部隊は、2013年12月17日に遠距離航海へ出発しました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海遠征へ出発した]


今回の北方艦隊航空艦グループ(空母機動部隊)は、この6隻で構成されています。

[北方艦隊航空艦グループ]指揮官ヴィクトル・ソコロフ少将
重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」
大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」
大型揚陸艦「オレネゴルスキー・ゴルニャク」
救助曳船「ニコライ・チケル」
大型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」
中型海洋給油船「カーマ」


「アドミラル・レフチェンコ」「オレネゴルスキー・ゴルニャク」以外の船は、前回の「アドミラル・クズネツォフ」地中海遠征にも参加しています。
[第4次地中海遠征(2011年12月6日出港、2012年2月16日帰港)]

ロシア太平洋艦隊地中海派遣部隊は12月24日にウラジオストクへ帰港する

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2013年12月20日12時37分配信
【地中海で活動していた太平洋艦隊艦船支隊はウラジオストクに到着する】

大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、揚陸艦「アドミラル・ネヴェリスコイ」、「ペレスウェート」、大洋救助船「フォーチィ・クリロフ」、給油船「ペチェンガ」で構成される太平洋艦隊艦船支隊は、地中海で戦闘任務を遂行した。
9ヶ月間に渡る戦闘勤務が記録された。

太平洋艦隊将兵は訪問記録を残した-シンガポール、サファガ港(エジプト)、バンダレ・アッバース港(イラン)、サラーラ港(オマーン)リマソル港(キプロス)へは2度、コロンボ港(スリランカ)へ寄港し、更には黒海ノヴォロシースク港への艦隊間移動を行なった。

太平洋艦隊支隊の多くの人員の最後の訪問は、12月3日から6日までシンガポール港において行なわれ、太平洋艦隊将兵はG.I.ネヴェリスコイ提督生誕200周年を祝った。

太平洋艦隊艦船支隊は2013年3月19日にウラジオストクを去った。
遠距離航海中に艦船は太平洋インド洋を横断移動し、ペルシャ湾、アデン湾、地中海、アラビア海、紅海を訪れた。
この間に航行した海里数は、世界一周航海に匹敵する。

12月24日に支隊はウラジオストクへ到着し、第33埠頭で歓迎式典が開催される。
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[ ロシア太平洋艦隊地中海遠征(2013年3月~)]

大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」を中核とする太平洋艦隊艦船支隊は3月19日にウラジオストクを出港し、5月15日に地中海へ入り、以後、地中海東部で行動していました。
[太平洋艦隊地中海派遣支隊]
大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」
大型揚陸艦「ペレスウェート」
大型揚陸艦「アドミラル・ネヴェリスコイ」
救助曳船「フォーチィ・クリロフ」
中型海洋給油船「ペチェンガ」


大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」は、6月1日から9月20日までロシア海軍地中海作戦連合部隊の旗艦を務めました。
[ロシア海軍地中海作戦部隊は6月1日から任務を遂行している]
[親衛ロケット巡洋艦モスクワはロシア海軍地中海作戦連合部隊を率いる]

大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」給油船「ペチェンガ」は9月下旬に地中海から紅海へ移動し、同海域に留まっていました。
[ロシア太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフはエジプトを去り、紅海に留まる]

11月中旬にはオマーンサラーラ港へ寄港しました。
[ロシア太平洋艦隊艦船はエジプトとオマーンとミャンマーを訪れた]

その後、他の3隻も合流して一緒にウラジオストクへの帰路に就きました。
[ロシア太平洋艦隊地中海派遣部隊は任務を終えて帰路に就いた]

11月24日、スリランカコロンボ港を訪れました。
[ロシア太平洋艦隊地中海派遣部隊はスリランカを訪問した]

12月3日、シンガポールを訪れました。
[ロシア太平洋艦隊地中海派遣部隊はシンガポールを訪れた]

12月6日、シンガポールを出港し、ウラジオストクへ向かいました。
[ロシア太平洋艦隊地中海派遣部隊はシンガポールを去った]


現在、地中海にはロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」が派遣されています。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはアレクサンドリアを訪れた]
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ロシア・ヤポーニヤ海軍合同演習は12月21日に延期された

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年12月20日10時08分配信
【ロシア及びヤポーニヤ海軍将兵の演習は悪天候が故に延期された】
トキオ、12月20日-ロシア通信社ノーボスチ、クセーニヤ・ナカ

金曜日にヤポーニヤホンシュウ島沿岸のマイヅル基地周辺で実施される事になっていたロシア・ヤポーニヤ海軍演習は、悪化した気象条件が故、土曜日に延期された。

演習に関与する太平洋艦隊の艦船は、ヤポーニヤを訪問していた大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」、給油船「イルクト」、曳船「カラール」である。

「合同演習は本日に予定されていたのですが、1日延期される事になりました。
現在、マイヅルの天候は荒れ模様であり、艦船は海洋へ出る事が出来ません。
従いまして、ロシア・ヤポーニヤ海軍将兵の海洋遭難者捜索救助、連携機動への習熟、不審船の臨検の為の演習は、明日、彼らがウラジオストクへ針路を取った後になります」

ロシア通信社ノーボスチヤポーニヤロシア大使館領事部長オレグ・リャボフより伝えられた。

ヤポーニヤ気象庁総管理部の情報によると、マイヅル港海域の風速は毎秒40メートルであり、波の高さは4-8メートル、視界は1キロメートルに制限されている。

2ヶ国の海軍将兵の合同演習は、定期的かつ相互に行なわれている。
前回、このような演習が行なわれたのは2012年9月であり、ヤポーニヤ自衛海軍艦船支隊は、太平洋艦隊主要基地ウラジオストクへ寄港した。


大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」を中核とする太平洋艦隊艦船支隊は、今年10月19日にウラジオストクを出港し、大韓民国ミャンマーを訪問しました。

[太平洋艦隊インド洋派遣支隊]指揮官アンドレイ・クズネツォフ1等海佐
大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」
中型海洋給油船「イルクト」
曳船「カラール」

[ロシア太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフはミャンマーへ行く]
[ロシア太平洋艦隊艦船はエジプトとオマーンとミャンマーを訪れた]

任務を終えてウラジオストクへ戻る途中、ヤポーニヤマイヅルを訪問する事になりました。
[ロシア軍艦は12月16-20日に日本の舞鶴を訪問する]
[ロシア太平洋艦隊艦船支隊は日本の舞鶴を訪れた]
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訪問最終日の12月20日にヤポーニヤ自衛海軍と合同演習を実施する予定でしたが、悪天候の為、1日延期されました。

ロシア海軍の警備艦スメトリーヴイはシリアの化学兵器を積載した貨物船を護衛する

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2013年12月19日15時30分配信
【シリアの化学兵器船団は(ロシア)海軍の軍艦「スメトリーヴイ」が率いる】

ロシア連邦海軍作戦連合部隊の一員である警備艦「スメトリーヴイ」は、船上に有毒物質を載せたデンマーク及びノルウェーコンテナ船を護送する為の船団を率いる。
『インタファクス』は12月19日に軍事外交筋より伝えられた。

「それ(船団)は、移動中に(ロシア)海軍グループの一員である2隻の大型揚陸艦が加わります。
船団の統制活動は、巡洋艦ピョートル・ヴェリキー艦上に展開する地中海グループ司令部により実施されます」

対談者は話した。

彼は、護衛のロシア艦は、未だラタキアに到着していないと説明した。
「スメトリーヴイ」は来週にキプロスリマソールへ寄港し、数日間物資を補充する。

化学兵器のラタキア港への輸送を保障する為、ロシアは50両の全輪駆動トラック、15両の全輪駆動装甲トラック、20個のタンク、52のテント、13の野外キッチンを提供した。


黒海艦隊警備艦「スメトリーヴイ」は、9月12日にセヴァストーポリを出港し、地中海へ向かいました。
[黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイは地中海へ向けて出港した]

地中海に出た後はギリシャを訪問しました。
[黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイはギリシャを訪れた]

その後、イタリアを訪れてイタリア海軍と合同演習を実施し、11月19日にはフランストゥーロンを訪問しました。


その「スメトリーヴイ」ですが、近い内にシリアラタキア港から搬出される化学兵器を乗せた貨物船を護衛するとの事です。

『毎日新聞』より
【OPCW:シリア化学兵器国外搬出 ロシア海軍が護衛】
護衛にあたるロシア海軍の軍艦が「スメトリーヴイ」です。


ロシア海軍地中海作戦連合部隊旗艦を務めている北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、現在エーゲ海に居ます。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはエーゲ海で演習を行なう]

ロシア黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワはドック入りした

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2013年12月16日11時26分配信
【巡洋艦「モスクワ」は航海後の計画修理が行なわれる】

黒海艦隊親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」は、現在、計画修理が行なわれている。
『中央海軍ポータル』特派員は、黒海艦隊情報供給部長代行ニコライ・ヴォスクレセンスキーより伝えられた。

「巡洋艦モスクワは、最近、4か月半に渡った航海から戻り、現在は航海後の計画修理が行なわれております」
ニコライ・ヴォスクレセンスキー
は説明した。

非公式データによると、2013年12月、「モスクワ」は人員を乗せ、ソチ市エリアでの戦闘当直の準備を行なった。
しかし黒海艦隊情報供給部長代行は、巡洋艦ソチ沿岸での当直の課題は、価値が無いと表明した。
「もしも、ソチへ向かう任務が指示され、指示された任務を遂行するのならば、乗組員は、それをやり遂げるでしょう」
ニコライ・ヴォスクレセンスキー
は付け加えた。

黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」は、地中海及び大西洋での訓練戦闘任務を遂行する為、2013年7月3日にセヴァストーポリを去った事が想い起される。
7月と8月にはリスボン、ハバナ、コリント、ラグアイラ港への業務寄港を行なった。
大洋ゾーンにおいて巡洋艦は水上目標への有翼ミサイル発射、更には、空中目標への艦載対空防衛複合体の射撃を行なった。
9月20日、巡洋艦地中海東部ロシア海軍艦船グループを率いた。
11月16日、親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」セヴァストーポリに戻った。

プロジェクト1164「アトラント」のトップ艦である親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」は、ニコラエフ造船工場で1976年に起工され、1983年にロシア海軍(註:この当時はソヴィエト連邦海軍)へ受領された。
満載排水量11490トン、全長186.4メートル、幅20.8メートル、吃水8.4メートル。
乗員510名。
兵装は16基のミサイルP-1000「ヴルカーン」、砲、魚雷、高射ミサイル装置、ヘリコプターKa-27である。


[ロシア海軍大西洋・カリブ海遠征(2013年7月~)]

ロシア黒海艦隊親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」は、2013年7月3日にセヴァストーポリを出港しました。
[ロシア海軍合同グループは大西洋・カリブ海遠征へ向かう]

7月12日、ジブラルタル海峡を通過して大西洋へ入りました。
[ロケット巡洋艦モスクワは大西洋へ入る]

7月17日に大西洋上で北方艦隊大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」と合流し、ロシア連邦海軍艦隊間戦闘艦船支隊が形成されました。
[ロシア海軍艦隊合同グループが大西洋で形成された]

7月18日、大西洋上で有翼ミサイル「ヴルカーン」を発射しました。
[ロケット巡洋艦モスクワは大西洋で有翼ミサイル「ヴルカーン」を発射した]

そして8月3日、キューバハバナ港へ入港しました。
[ロシア海軍艦船はキューバのハバナを訪れた]

8月7日、ハバナを出港しました。
[ロシア海軍艦船はキューバを去った]

8月12日にパナマ運河を通過して太平洋へ出ました。
[親衛ロケット巡洋艦モスクワはパナマ運河を通過した]

その翌日(8月13日)にニカラグアコリント港へ到着しました。
[親衛ロケット巡洋艦モスクワはニカラグアを訪れた]

ニカラグア大統領ダニエル・オルテガは8月15日に「モスクワ」を訪れました。
[ニカラグア大統領は親衛ロケット巡洋艦モスクワを訪れた]

8月16日夕方にコリント港を出港しました。
[親衛ロケット巡洋艦モスクワはニカラグアを去る]

その後、再びパナマ運河を通過して大西洋側へ行き、8月26日にベネズエラへ到着しました。
[ロシア海軍艦船はベネズエラを訪れた]

8月27日、ベネズエラ大統領の訪問を受けました。
[ベネズエラ大統領は親衛ロケット巡洋艦モスクワを訪れた]

そして8月29日にラグアイラを出港し、大西洋へ向かいました。
[黒海艦隊のミサイル巡洋艦はベネズエラを去った]

9月10日にジブラルタル海峡を通過して再び地中海へ入りました。
[親衛ロケット巡洋艦モスクワはジブラルタル海峡を通過して地中海東部へ向かっている]

9月20日からロシア海軍地中海作戦連合部隊の旗艦任務に就きました。
[親衛ロケット巡洋艦モスクワはロシア海軍地中海作戦連合部隊を率いる]

11月10日に旗艦任務を北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」へ引き継ぎました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはロシア海軍地中海作戦連合部隊を率いる]

11月16日に母港セヴァストーポリへ戻りました。
[黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワはセヴァストーポリへ戻った]


今回の記事によると、4ヶ月半に渡る遠距離航海を終えた「モスクワ」は、現在、ドック入りしているとの事です。

「モスクワ」が何処で修理されているのかまでは触れられていませんが、おそらくはセヴァストーポリ港内の「ロシア連邦国防省第13艦船修理工場」でしょう。
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重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはエーゲ海で演習を行なう

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年12月18日12時22分配信
【ロシア連邦海軍の軍艦は地中海で演習を実施する】
モスクワ、12月18日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア連邦海軍地中海戦隊の構成に加わっている(北方艦隊の)重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」バルト艦隊大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」は、エーゲ海並びに地中海で合同演習を実施する。
水曜日、北方艦隊の公式代理人ワジム・セルガ1等海佐は発表した。

「本日、ロシア海軍艦船グループの構成に加わっている北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキー乗組員はバルト艦隊の大型揚陸艦アレクサンドル・シャバリンは、合同任務遂行下における主な種類の連携行動への習熟を始めました。
北方艦隊及びバルト艦隊の艦は、数日間に渡ってエーゲ海並びに地中海エリアにおいて、一連の戦闘訓練課題を仕上げます」
セルガ
は話した。

合同演習を実施する乗組員は、国際基準の電波周波数に沿った信号発信の為の組織的通信演習を行なう。
更には、海上での艦のダメージコントロール演習、巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」に配置されている艦載ヘリコプターKa-27を使用した一連の捜索救助活動が実施されるとセルガは指摘した。

重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は地中海ロシア艦グループの一員として、既に1ヶ月以上に渡り任務を遂行している事をセルガは想い起した。

11月10日から巡洋艦には北方艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊、太平洋艦隊の艦船が含まれる作戦連合部隊の司令本部が置かれている。

「地中海のロシア艦グループには、10隻以上の様々なタイプの戦闘艦が派出されています-ロケット巡洋艦、警備艦、揚陸艦、更には保障船が」
北方艦隊
の代理人は付け加えた。

「ピョートル・ヴェリキー」は10月22日にセヴェロモルスクを去った。
遠距離航海中に北方艦隊巡洋艦は6200海里以上を航行した。
巡洋艦の航海は数ヶ月間に渡って続けられる。


[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは15歳になった]

重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、2013年9月に北極海への航海を実施しています。
[聖アンドレイの旗の下に]

2013年10月4日にはバレンツ海有翼ミサイル「グラニート」発射訓練を行ないました。
[ロシア北方艦隊はバレンツ海で巡航ミサイル発射訓練を実施した]

2013年10月22日、大西洋への遠距離航海へと出発しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは大西洋へ向かった]

10月28日、アイルランド島西方海域に到達しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはアイルランド沖に居る]

10月31日、ジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは地中海へ入った]

11月7日、地中海中部において太平洋艦隊親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」と合流しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは地中海中部で合流した]

11月10日、黒海艦隊親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」からロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の旗艦任務を引き継ぎました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはロシア海軍地中海作戦連合部隊を率いる]

11月18日、黒海艦隊大型揚陸艦「ヤーマル」との合同演習を完了しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは黒海艦隊の揚陸艦との合同演習を行なった]

12月4日、北方艦隊大型揚陸艦「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」及び黒海艦隊大型揚陸艦「ヤーマル」と演習を実施しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロス島北方海域で演習を行なった]

そして今回はバルト艦隊大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」と合同演習を行ないます。
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大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」は、昨年(2012年)12月17日にバルチースクを出港しています。
[バルト艦隊艦船は地中海へ向かった]

一緒に出港した他の艦は既にバルチースクへ戻っていますが、「アレクサンドル・シャバリン」のみは地中海に留まっています。


なお、「ピョートル・ヴェリキー」と同じ北方艦隊所属の重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」地中海へ向かっています。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海遠征へ出発した]
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空母アドミラル・クズネツォフは地中海遠征へ出発した

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『イタルタス』より
2013年12月17日10時23分配信
【巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は大西洋及び地中海への遠距離航海の先頭に立つ】
モスクワ、12月17日/イタルタス

重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」が率いる北方艦隊航空艦グループは、北東大西洋及び地中海への遠距離航海へ出発した。
本日、イタルタスは、北方艦隊の公式代理人ワジム・セルガ1等海佐より伝えられた。

「海洋へ出航した航空艦グループは、重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ、大型対潜艦アドミラル・レフチェンコ、大型揚陸艦オレネゴルスキー・ゴルニャク、救助曳船ニコライ・チケル、給油船セルゲイ・オシポフ、カーマで構成されています」
セルガ
は話した。
彼によると、指定された大洋及び海洋において、艦船は単一計画下の連合部隊において広範囲に渡る複合訓練戦闘任務を遂行し、他の艦隊の艦と共に一連の活動を果たしていく。

「特に注目すべきは、海洋及び大洋ゾーンにおける新たな脅威へ対応する為の措置への習熟に重点が置かれる事であります。
航海の目的は、世界の大洋の重要な海域における海軍の存在を確保する事に在ります」
北方艦隊
の代理人は説明した。

航海は、北方艦隊司令官代理ヴィクトル・ソコロフ少将の指揮下で実施され、航空艦グループは、北方艦隊ロケット艦師団司令セルゲイ・ジューガ少将が指揮する。

「航海においては、艦上航空隊の完全な戦闘訓練が提供され、様々な気候帯で行動します」
北方艦隊
の代理人は通知した。
彼は、この航海が、艦隊の新年度の遠距離航海シリーズの幕開けであると述べた。

1991年1月から北方艦隊の編制へ在籍している航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」にとって、これは7回目の遠距離航海となる。
1995年12月、「アドミラル・クズネツォフ」は多目的艦グループの一員として、初めてこのような(遠距離)航海へと出発した。

海軍総参謀部の情報によると、北方艦隊航空艦グループの現在の遠距離航海は、約3ヶ月間に渡って続く。


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年12月17日10時28分配信
【北方艦隊艦上航空隊は大西洋と地中海で技量を仕上げる】
内容は、ほぼ同じです。


[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの経歴(ロシア国防省公式サイト)]

「アドミラル・クズネツォフ」は、今年9月以降、何度も洋上訓練を実施しています。

9月初頭にはバレンツ海で戦闘訓練を行ないました。
[空母アドミラル・クズネツォフはバレンツ海で戦闘訓練を行なった]

9月19日には北方艦隊の大規模演習へ参加する為にセヴェロモルスクを抜錨しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはロシア北方艦隊の大規模演習に参加する]

その後、敵の空中攻撃から味方艦隊を守るという想定で演習を実施しました。
[空母アドミラル・クズネツォフは艦隊防空演習を行なった]

10月初頭にはバレンツ海で艦載機(Su-33、Su-25UTG、Ka-27)の発着訓練を行ないました。
[空母アドミラル・クズネツォフで艦載機の発着訓練が始まった]

その後はムルマンスク郊外の第35艦船修理工場岸壁へ戻っていました。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ近影]

11月19日、バレンツ海で各種訓練を行なう為、再び出航しました。
[空母アドミラル・クズネツォフは訓練の為にバレンツ海へ出航した]
[空母アドミラル・クズネツォフで艦上戦闘機Su-33の飛行訓練が行われた]

一連の訓練を終えた後、北方艦隊司令官ウラジーミル・コリョローフ提督は、「アドミラル・クズネツォフ」の遠距離航海の為の準備は完了したと記者会見で述べました。
[空母アドミラル・クズネツォフは遠距離航海の準備を終えた]
[空母アドミラル・クズネツォフの艦載ヘリコプターは夜間着艦訓練を実施した]
[北方艦隊司令官は空母アドミラル・クズネツォフを査察した]

12月14日、ムルマンスク郊外の常駐場所(第35艦船修理工場の岸壁)からセヴェロモルスク泊地へ移動しました。
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そして2013年12月17日、「アドミラル・クズネツォフ」は随伴艦船と共に遠距離航海へ出発しました。



今回のクズネツォフ機動部隊は、この6隻で構成されています。

重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」
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大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」
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大型揚陸艦「オレネゴルスキー・ゴルニャク」
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救助曳船「ニコライ・チケル」
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大型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」
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中型海洋給油船「カーマ」

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大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」は、11月26日から12月6日までセヴェロドヴィンスクで修理が行なわれた後、セヴェロモルスクへ戻り、「アドミラル・クズネツォフ」に合流しました。
[大型対潜艦アドミラル・レフチェンコは10日間で修理を終えた]


現在、地中海には北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」、大型揚陸艦「ゲオルギー・ポべドノ-セッツ」、救助曳船「アルタイ」が展開しているので、おそらくはクズネツォフ機動部隊と合流する事になるでしょう。
更には、地中海に滞在する他の艦隊の艦-例えば、太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」などと行動を共にする事も有り得ます。

遠距離航海の指揮官ヴィクトル・ソコロフ少将は、かつて太平洋艦隊アデン湾海賊対処部隊指揮官を務めました。
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[ロシア海軍第2次ソマリア遠征]



これまでに「アドミラル・クズネツォフ」は、2回の大西洋への遠距離航海と4回の地中海への遠距離航海を行なっています。

[第1次地中海遠征(1995年12月8日出港、1996年3月22日帰港)]
[北方艦隊]
重航空巡洋艦「ソ連邦海軍元帥クズネツォフ」、駆逐艦「ベッストラーシヌイ」、給油船「ドニエプル」、救助曳船SB-406、原子力潜水艦「ヴォルク」

[バルト艦隊]
警備艦「プイルキー」、給油船「オレクマ」

[黒海艦隊]
救助曳船「シャフテル」、給油船「イワン・ブブノフ」




[第2次地中海遠征(2007年12月5日出港、2008年2月3日帰港)]
[北方艦隊]
重航空巡洋艦「ソ連邦海軍元帥クズネツォフ」、大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」、「アドミラル・チャバネンコ」、給油船「セルゲイ・オシポフ」、救助曳船「ニコライ・チケル」

[黒海艦隊]
親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」、給油船「イワン・ブブノフ」


[第3次地中海遠征(2008年12月5日出港、2009年3月2日帰港)]
[北方艦隊]
重航空巡洋艦「ソ連邦海軍元帥クズネツォフ」、大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」(途中で大型対潜艦「アドミラル・チャバネンコ」と交代)、給油船「セルゲイ・オシポフ」、救助曳船「ニコライ・チケル」


[第4次地中海遠征(2011年12月6日出港、2012年2月16日帰港)]
[北方艦隊]
重航空巡洋艦「ソ連邦海軍元帥クズネツォフ」、大型対潜艦「アドミラル・チャバネンコ」、救助曳船「ニコライ・チケル」、給油船「セルゲイ・オシポフ」、「ヴャージマ」、「カーマ」

[バルト艦隊]
警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」、給油船「レナ」

[黒海艦隊]
警備艦「ラードヌイ」


この他、2004年9月20日から11月1日まで北東大西洋への遠距離航海を行ないました。
[クズネツォフ復帰まで~1990年代末~2004年~]


この時の随伴艦は、重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、駆逐艦「アドミラル・ウシャコーフ」、大型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」、大洋救助曳船「ニコライ・チケル」などで構成されていました。

翌2005年8月にも北東大西洋への遠距離航海を行なっております。


そして2013年12月17日、7度目となる遠距離航海、そして5度目となる地中海遠征へと出発しました。

空母ヴィクラマーディティヤはリスボンに居る

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年12月16日16時28分配信
【「ヴィクラマーディティヤ」はリスボンに居て燃料補給を待っている】
モスクワ、12月16日-ロシア通信社ノーボスチ

インド海軍航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」は現在リスボンに滞在して燃料補給を待っているが、12月18日午前にはジブラルタル海峡へ向かわなければならない。
月曜日、ロシア通信社ノーボスチ防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。

「航空母艦は、現在、リスボンで給油船を待っており、18日午前には現在の停泊場所を去り、ジブラルタル海峡へと向かいます。
同艦の次なる停泊場所について申し上げる事は、難しいですね」

対談者は述べた。

彼は、「ヴィクラマーディティヤ」大西洋を通過する途中で複数の嵐に遭遇し、航空母艦リスボンへ向かう途中で既に給油船より燃料補給を1度行なった事を指摘した。
更には、航空母艦の甲板でヘリコプターの離着艦が行なわれた事を対談者は強調した。

「航空母艦の海洋移動は計画に沿って行なわれており、全ては順調です」
情報提供者は伝えた。

航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」(旧重航空巡洋艦「アドミラル・ゴルシコフ」)は、11月26日にセヴェロドヴィンスクを去り、インドの常時駐留場所へと向かった。
同艦は12月9日にロシア領海を去った。

ロシア造船企業「セヴマシュ」は、航空母艦の大規模な改造を実施した。


[空母ヴィクラマーディティヤ(旧ブログ)]
[空母ヴィクラマーディティヤ]
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2013年11月16日、航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」(旧「アドミラル・ゴルシコフ」)セヴェロドヴィンスクセヴマシュ造船所インド海軍へ引き渡されました。
[重航空巡洋艦アドミラル・ゴルシコフ改め航空母艦ヴィクラマーディティヤはインド海軍へ引き渡された]

その10日後の11月26日、移動準備を完了したR33「ヴィクラマーディティヤ」インドへ向かう為にセヴェロドヴィンスクを出港しました。
[空母ヴィクラマーディティヤはインドへの移動準備を進める]
[R33ヴィクラマーディティヤはインドへ向けて出発した]
[空母ヴィクラマーディティヤはセヴマシュとセヴェロドヴィンスクに別れを告げた]
[空母ヴィクラマーディティヤにロシア軍人は乗っていない]

セヴェロドヴィンスクを出た後、「ヴィクラマーディティヤ」白海に投錨し、燃料補給と通関手続きを終えた後、12月2日に抜錨、ムルマンスクへ向かいました。
[空母ヴィクラマーディティヤは白海を抜錨し、ムルマンスクへ向かった]

しかし悪天候の為、ムルマンスクへの寄港は延期されました。
[空母ヴィクラマーディティヤはバレンツ海で天候の回復を待つ]

12月5日、コラ湾内(ムルマンスク沖)に投錨しました。
[空母ヴィクラマーディティヤはムルマンスク沖に投錨した]

12月7日夜、コラ湾を抜錨し、新たな祖国インドへ向かいました。
[空母ヴィクラマーディティヤはコラ湾を抜錨し、新たな祖国へと向かった]

今回の記事によると、「ヴィクラマーディティヤ」ポルトガルリスボンに滞在しており、燃料を補給した後にジブラルタル海峡へ向かうとの事です。
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ロシア太平洋艦隊艦船支隊は日本の舞鶴を訪れた

本日(2013年12月16日)、ロシア太平洋艦隊の軍艦が日本舞鶴港を訪問しました。
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『イタルタス』より
2013年12月16日07時08分配信
【ロシア太平洋艦隊艦船は合同演習の為ヤポーニヤに到着した】
トキオ、12月16日/イタルタス特派員イーゴリ・ベリャーエフ

大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」、給油船「イルクト」、曳船「カラール」で構成されるロシア太平洋艦隊艦船支隊は、ホンシュウ島沿岸のマイヅル海軍基地へ到着した。

イタルタスヤポーニヤ海軍司令部から伝えられたように、太平洋艦隊艦船は12月18日-20日までマイヅル港海域での合同捜索救助演習へ参加する。
支隊アンドレイ・クズネツォフ1等海佐が指揮している。

ヤポーニヤ側からは、この演習にロケット駆逐艦「シラネ」、ロケット艇「ハヤブサ」、保障船が関与する。
支隊ヨシヒロ・ゴカ1等海佐が指揮する。

演習の過程においては、特に、遭難者の救助活動実施中の信号交換の連係動作への習熟が予定されている。
このような合同訓練は、14時間に渡り実施される。
現在の演習の特徴として、海賊行為の容疑船の臨検の為の行動への習熟が在る。

今年、ロシア及びヤポーニヤの軍当局は、アデン湾海域において独自に合同海軍演習を実施する事で合意した。
彼らは、専ら海賊行為への対処及び対テロリスト作戦における連携行動に習熟する。


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年12月16日10時57分配信
【ロシア連邦太平洋艦隊艦船支隊はヤポーニヤのマイヅル港を訪問した】
トキオ、12月16日-ロシア通信社ノーボスチ、クセーニヤ・ナカ

ロシア太平洋艦隊艦船支隊は業務訪問の為、ヤポンスキー海沿岸のヤポーニヤの都市マイヅルの軍事基地へ入った。
ロシア通信社ノーボスチヤポーニヤロシア大使館領事部長オレグ・リャボフより伝えられた。
ロシア外交団の代表は艦船を出迎えた。

「私共の軍艦アドミラル・ヴィノグラードフ、給油船イルクト、曳船カラールは、現在のヤポーニヤの天候基準では非常に寒いマイヅルで、とても暖かく出迎えられました。
今後2日間に我々の海軍将兵は、同市市長、マイヅル海域海軍基地司令官、地方の海洋安全保障管理部のトップとの会合が予定されています。
更には、マイヅル市内の観光及びキョートへの旅行が行なわれます。
訪問中にロシア及びヤポーニヤの海軍将兵は、海洋遭難者の捜索救助、合同連携機動への習熟、通信、不審船の臨検といった20回の合同演習を実施します」

ロシア外交官は話した。

ロシア艦の艦上をヤポーニヤ海軍将兵及びマイヅル市住民が訪れる事になり、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」乗組員は、ヤポーニヤヘリコプター駆逐艦「シラネ」を見学できるだろう。

2ヶ国の海軍将兵の業務訪問及び合同演習は、定期的かつ相互に行なわれている。
前回、このような演習が行なわれたのは2012年9月であり、ヤポーニヤ自衛海軍艦船支隊は、太平洋艦隊主要基地ウラジオストクへ寄港した。


大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」を中核とする太平洋艦隊艦船支隊は、今年10月19日にウラジオストクを出港し、大韓民国ミャンマーを訪問しました。

[太平洋艦隊インド洋派遣支隊]指揮官アンドレイ・クズネツォフ1等海佐
大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」
中型海洋給油船「イルクト」
曳船「カラール」

[ロシア太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフはミャンマーへ行く]
[ロシア太平洋艦隊艦船はエジプトとオマーンとミャンマーを訪れた]

任務を終えてウラジオストクへ戻る途中、日本舞鶴を訪問する事になりました。
[ロシア軍艦は12月16-20日に日本の舞鶴を訪問する]
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大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」は、1997年(6月)にも日本東京を訪問しており、今回は16年ぶりの日本訪問になります。
『中央海軍ポータル(フロートコム)』より
【「アドミラル・ヴィノグラードフ」】