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小型ロケット艦グラード・スヴィヤージスクとウグリーチは国家受領試験に合格した

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年1月13日9時09分配信
【小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」と「ウグリーチ」は国家試験に合格した】
モスクワ、1月13日-ロシア通信社ノーボスチ

小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」「ウグリーチ」、プロジェクト21980「グラチョノク」対水中工作艇は国家試験を成功裏に終え、2014年にカスピ小艦隊へ受け入れられる。
月曜日、南方軍管区広報サービスは記者団に伝えた。

以前、プロジェクト21631(コード名「ブヤン-M」)小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」「ウグリーチ」は国家受領試験において複合体「カリブル-NK」の4度のミサイル発射を成功裏に実施したと報じられた。
試験の最終段階は、12月第2週に行なわれた。

「2隻の小型ロケット艦と(1隻の)対水中工作艇の国家受領試験は、2013年12月に成功裏に完了しました」
声明では、こう述べられた。
2014年の第1クオーター(1月-3月)にはアンドレイ旗が掲揚される事が指摘された。

加えて、小艦隊は今年中に3隻目のプロジェクト21631小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」と、もう1隻の対水中工作艇、数隻の緊急救助船を受領する。
広報サービスによると、今年、小艦隊には約10隻の戦闘艦及び保障船が補充される。


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プロジェクト21631小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」ゼレノドリスク造船所で2010年8月27日に起工され、2013年3月9日に進水しました。

2013年7月10日からカスピ海で航海試験が始まりました。
[新型ロケット艦グラード・スヴィヤージスクの航海試験が始まった]


9月27日、初めて「カリブル」有翼ミサイルを発射しました。
[新型ロケット艦グラード・スヴィヤージスクはカリブル対艦ミサイルを発射した]
[巡航ミサイル「カリブル」対地攻撃型は2500kmの最大射程を有する]
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2013年には、2番艦「ウグリーチ」の海洋試験も実施され、12月初頭には「カリブル」有翼ミサイルを発射しました。
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[小型ロケット艦グラード・スヴィヤージスクとウグリーチはカリブル有翼ミサイルを発射した]

「グラード・スヴィヤージスク」「ウグリーチ」国家受領試験は2013年12月末までに完了し、2014年3月までにロシア海軍へ納入され、カスピ小艦隊へ編入される予定です。


プロジェクト21631小型ロケット艦「ブヤン-M」は現在までに6隻が起工されています。
[小型ロケット艦プロジェクト21631「ブヤン-M」]

建造番号631「グラード・スヴィヤージスク」Град Свияжск
2010年8月27日起工/2013年3月9日進水/2014年就役予定

建造番号632「ウグリーチ」Углич
2011年7月22日起工/2013年4月10日進水/2014年就役予定

建造番号633「ヴェリキー・ウスチュグ」Великий Устюг
2011年8月27日起工/2014年就役予定

建造番号634「ゼリョヌイ・ドル」Зелёный Дол
2012年8月29日起工

建造番号635「セルプホフ」Серпухов
2013年1月25日起工

建造番号636「ヴイシニー・ヴォロチョーク」Вышний Волочек
2013年8月29日起工

バルト艦隊の大型揚陸艦アレクサンドル・シャバリンは地中海から母港バルチースクへ帰ってきた

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年1月14日13時14分配信
【バルト艦隊の軍艦「アレクサンドル・シャバリン」は航海からカリーニングラードへ戻った】
カリーニングラード、1月14日-ロシア通信社ノーボスチ

バルト艦隊大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」は、地中海、黒海、北海、そして大西洋への遠距離航海からバルチースクへ戻った。
西方軍管区下のバルト艦隊広報サービス・情報供給部の代表はロシア通信社ノーボスチへ伝えた。

「同艦の航海は392日間でした。
この間にシャバリンは47100海里を航行し、航海日数は283日に及び、セウタ(スペイン)、ベイルート(レバノン)への業務寄港を行ないました。
航海中に同艦の乗組員は、独自に、或いはロシア海軍艦隊間グループの一員として10数回の訓練戦闘任務を遂行しました」

対談者は説明した。

更に、火曜日(1月14日)、大型揚陸艦の乗組員は、海軍旗掲揚28周年を祝った。
艦隊司令部からは、同艦の艦長マクシム・ゼレブネンコ2等海佐にウシャーコフ勲章、ロケット砲戦闘指揮官ユーリー・ドロフェーエフ大尉に「アドミラル・ゴルシコフ」勲章、4名の乗組員には、第2等「軍務における勇気」勲章が授与された。

「遠距離航海で功績の有った軍人には、高価な贈り物が授与されました」
広報サービスは締め括り、遠距離航海から戻った大型揚陸艦は、機器修理及び準備、必要な物資の補充後、与えられた任務を遂行すると付け加えた。


大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」は、2012年12月17日にバルチースクを出港しました。
[バルト艦隊艦船は地中海へ向かった]

2013年1月、地中海黒海で実施された3艦隊合同演習に参加しました。
[ロシア海軍3艦隊合同演習(2013年1月下旬) ]

2013年3月中旬にはレバノンベイルートを訪問しました。
[ロシア海軍艦船はベイルートを訪れた]
[ベイルートにロシア海軍旗は翻った]

「アレクサンドル・シャバリン」は、黒海沿岸ノヴォロシースクシリアタルトゥースを往復する物資輸送任務に就いていました。
[バルト艦隊の大型揚陸艦はロシア海軍補給物資供給所タルトゥースへ物資のストックを運ぶ]


その後、一緒に出港し、行動した他の艦はバルチースクへ戻りましたが、「アレクサンドル・シャバリン」のみは地中海に留まっていました。
[バルト艦隊艦船部隊は地中海から戻ってきた]
[大型揚陸艦カリーニングラードはバルチースク基地へ戻った]

12月18日からは北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」と合同演習を実施しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはエーゲ海で演習を行なう]

12月下旬、ようやくバルチースクへ帰れる事になりました。
[バルト艦隊の大型揚陸艦アレクサンドル・シャバリンは帰路に就いた]

2013年12月30日にスペインセウタ港へ入港し、2014年1月2日に出港しました。
[バルト艦隊の大型揚陸艦アレクサンドル・シャバリンはスペインのセウタ港を去り、母港バルチースクへ向かった]

そして2014年1月14日、母港バルチースクへ1年ぶりに帰港しました。

地中海には、バルト艦隊、黒海艦隊、太平洋艦隊、北方艦隊大型揚陸艦が交代で派遣されていますが、「アレクサンドル・シャバリン」のように派遣期間が1年以上に及んだケースは有りません。


なお、バルト艦隊は、既に大型揚陸艦「カリーニングラード」地中海へ向かわせています。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2013年12月24日13時13分配信
【バルト艦隊の軍艦は地中海へ向かった】

2013年12月24日、大型揚陸艦「カリーニングラード」バルチースクを出港しました。

ロシア人専門技術者は空母ヴィクラマーディティヤより去る

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公開株式会社『生産合同・北方機械製造組合(セヴマシュ)』公式サイトより
2014年1月14日配信
【「ヴィクラマーディティヤ」はカルワルへ】

2014年1月7日に航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」インド海軍基地カルワルへ無事に到着した後、ロシアからインドへの艦の回航へ参加したロシア人の一部は、故郷へ戻る。

今週、航空母艦からセヴマシュ及び契約相手組織の専門技術者及び労働者100名が立ち去り、その一部は既に故郷へ戻った。
その他の75名の従業員から成る保証グループはカルワルに残留し、彼らは快適なホテルを割り当てられる。

「ヴィクラマーディティヤ」の回航においては、10000海里以上を航行した。
納入責任者で保証グループの長イーゴリ・レオーノフによると、航空母艦の司令部は艦を高く評価しており、これは長距離の移動のみならず、嵐の際にも確認され、インド人乗員とロシア人専門技術者の効果的な協同動作が指摘された。

想い起せば、プロジェクト11430航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」は、同艦の修理及び近代化を実施した公開株式会社「生産合同セヴマシュ」において、2013年11月16日にインド海軍へ引き渡された。
昨年11月26日、航空母艦は当社の停泊岸壁を去り、駐留場所への航海を始めた。


[空母ヴィクラマーディティヤ(旧ブログ)]
[空母ヴィクラマーディティヤ]
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2013年11月16日、航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」(旧「アドミラル・ゴルシコフ」)セヴェロドヴィンスクセヴマシュ造船所インド海軍へ引き渡されました。
[重航空巡洋艦アドミラル・ゴルシコフ改め航空母艦ヴィクラマーディティヤはインド海軍へ引き渡された]

その10日後の11月26日、移動準備を完了したR33「ヴィクラマーディティヤ」インドへ向かう為にセヴェロドヴィンスクを出港しました。
[空母ヴィクラマーディティヤはセヴマシュとセヴェロドヴィンスクに別れを告げた]

12月5日、コラ湾内(ムルマンスク沖)に投錨しました。
[空母ヴィクラマーディティヤはムルマンスク沖に投錨した]

12月7日夜、コラ湾を抜錨し、新たな祖国インドへ向かいました。
[空母ヴィクラマーディティヤはコラ湾を抜錨し、新たな祖国へと向かった]

2013年12月20日にジブラルタル海峡を通過して地中海入りし、12月27日早朝にはスエズ運河を通過しています。

2014年1月4日にはアラビア海に到着し、インド海軍ベテラン空母「ヴィラート」に出迎えられました。
[空母ヴィクラマーディティヤ、アラビア海に到着]

1月7日、駐留基地となるカルワル海軍基地へ到着しました。
[空母ヴィクラマーディティヤ(旧アドミラル・ゴルシコフ)は新たなる祖国インドへ到着した]

「ヴィクラマーディティヤ」には「セヴマシュ」から派遣された専門技術者175名が乗っていましたが、カルワル到着後、半数以上は帰国し、75名が現地に残留します。

「ヴィクラマーディティヤ」を改造した「セヴマシュ」造船所は、今後、最長で40年間のアフターサービスを実施します。
[セヴマシュは空母ヴィクラマーディティヤの20-40年のアフターサービスを提供する]

ロシア海軍と中国海軍はシリア化学兵器輸送船護衛の協同作戦を実施した

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『イタルタス』より
2014年1月14日11時34分配信
【ロシアと中国の軍艦は初めて軍事作戦中の協同動作を行なった】
モスクワ、1月14日/イタルタス

ロシア中国の戦闘艦は、地中海でのシリア化学兵器輸送の安全保障を提供する為、歴史上初めて軍事作戦中の協同動作を実施した。
11月14日、ロシア連邦国防省広報サービスは記者団に伝えた。

「1月7日、重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは、中国の警備艦イェンチェン(塩城)と緊密に連携し、シリア化学兵器の最初の一団を載せた特殊船アーク・フューチュラの護送及び安全保障の提供の為の指定任務を遂行しました。
護送の過程において、中国艦とは絶え間ない通信を維持しておりました」

軍当局は通知した。

「任務の特徴である歴史上初のロシア海軍及び中国海軍の軍艦間の軍事作戦中の協同動作は、成功裏に実施されました」
国防省
は強調した。

同省は、現在、重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」地中海の指定海域に滞在し、更なるシリア化学兵器処理活動の安全保障の提供を準備していると伝えた。

「近い内に、この海域/地中海には、重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ、大型対潜艦アドミラル・レフチェンコ、大型揚陸艦オレネゴルスキー・ゴルニャクと3隻の保障船で構成されるロシア海軍航空艦グループが到着する予定です。
艦船は、地中海東部の北方艦隊の配置ポイントへの移動を行ないます」
国防省
は話した。

当局は、昨年12月18-20日、15機のロシア空軍軍事輸送航空隊航空機Il-76チカロフスキー飛行場からシリアラタキア国際空港へ38回のフライトを行ない、全輪駆動自動車75台、50台のトラック「カマズ-5350-314」及び25台の装甲トラック「ウラル-4320-31」の移送を実行した事を想起した。

「移送した自動車両は、輸送と、それに続く処分の為に特殊海洋船へ積み込まれるシリアの化学物質をラタキア海港まで輸送する為に使用されました」
国防省
は指摘した。

更に当局によると、化学兵器輸送の機器資材供給の目的で、シリア側へ20個の水タンク、13の野外キッチン、52の軍用テントUST-56が引き渡された。


処分の為、国外へ搬出されるシリア化学兵器を積んだデンマークの貨物船は、2014年1月7日にシリアラタキア港を出港しました。

ロシア海軍は、この当時はシリア近海(キプロス島周辺)に滞在していた重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」を護衛任務に派出しました。
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[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器輸送船団の護衛を開始した]
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器輸送船団を護衛した]

中国海軍からはフリゲート「塩城」が参加し、「ピョートル・ヴェリキー」と協同で化学兵器輸送船の護衛任務を遂行しました。

「塩城」は元々はアデン湾に居たのですが、この任務を命じられて地中海へ来ました。
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ロシア海軍中国海軍は、これまでに何度も合同演習は実施しておりますが、今回のような(演習では無い)実地の軍事行動を協同で実施したのは初めてでした。

重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器輸送船団を護衛した

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年1月14日11時13分配信
【ロシア連邦の巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」はシリア化学兵器輸送船団を護送した】
モスクワ、1月14日-ロシア通信社ノーボスチ

シリア化学兵器輸送の安全保障の為、原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」が提供された。
ロシア海軍地中海作戦連合部隊司令官オレグ・ペシクロフ1等海佐は国防相に報告した。

「ラタキア港から実施された海上荷物輸送作業の安全保障任務、更には、シリア化学兵器の部品を運ぶノルウェー及びデンマーク船のシリア領海からの護送は、地中海海軍作戦連合部隊の一員である重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーにより実行されました」
ペシクロフ
は報告した。

彼は、ロケット巡洋艦の艦上には、化学兵器の輸送中の組織的連携作戦行動の為、調整センターのスタッフが配置されていたと述べた。
その構成員には、ロシア海軍作戦連合部隊司令部の代表、更には、デンマーク海軍、ノルウェー海軍、中国海軍の士官が含まれていた。

「化学兵器禁止機関の代表団、キプロスの国家連合組織、シリア・アラブ共和国及び海上国際部隊の間の組織的情報交換が実施されました。
作業は、調整管理センターの要員により行なわれました」

連合部隊司令官は強調した。

彼は、1月7日、ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」中国警備艦が、ラタキア港からの化学兵器の部品の最初の一団を載せたデンマーク専用船「アーク・フューチュラ」の護送実施に参加したと述べた。
「巡洋艦の乗組員は指示された任務を成功裏に果たしました。
現在、ロケット巡洋艦は指定海域(地中海)に滞在し、更なる化学兵器処理活動の安全保障を準備しています」
ペシクロフ
は話した。


[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは15歳になった]

[原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキー地中海遠征(2013年10月-)]

重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、2013年10月22日に遠距離航海へと出発しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは大西洋へ向かった]

10月31日、ジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは地中海へ入った]

11月10日、黒海艦隊親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」からロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の旗艦任務を引き継ぎました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはロシア海軍地中海作戦連合部隊を率いる]

12月27日、キプロス島南部のリマソールを訪問しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロスを訪れた]

12月30日、リマソールを出港しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロスを去った]

その後、処分の為にシリアから搬出される化学兵器を載せた船団の護衛に参加する事になりました。
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[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器を積載する貨物船を護衛する]

2014年1月7日、化学兵器輸送船団の護衛を開始しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器輸送船団の護衛を開始した]

これまでに「ピョートル・ヴェリキー」シリア化学兵器輸送船の護衛に関しては、国連側からの情報は出ておりましたが、ロシア海軍側からの公式発表は一切有りませんでした。

今回、護衛任務が一段落したので、初めてロシア海軍側からの情報が出てきたという事でしょう。

今回の記事に登場するロシア海軍地中海作戦連合部隊司令官オレグ・ペシクロフ氏は、2006年12月末から2012年4月まで黒海艦隊大型対潜艦「ケルチ」艦長を務めていました。
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[最後のカーラ級ミサイル巡洋艦ケルチ近影(2012年6月)]

2013年6月1日にロシア海軍地中海作戦連合部隊が正式発足した際の司令官は、黒海艦隊参謀長代理ユーリー・ゼムスコイ1等海佐でしたが、その後、オレグ・ペシクロフ氏と交代したようです。
[ロシア海軍地中海作戦部隊は6月1日から任務を遂行している]

ロシア最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクは世界中の原潜をリードする

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『イタルタス』より
2014年1月12日16時23分配信
【メディア:潜水艦「セヴェロドヴィンスク」の軍備採用により、ロシア連邦は潜水艦隊の主導者となった】
ロンドン、1月12日/イタルタス特派員ヴィタリー・マカルチェフ

新たな多用途原子力潜水艦「ヤーセン」シリーズの「セヴェロドヴィンスク」が軍備として置かれた事により、ロシアは世界の潜水艦隊の技術的リーダーの地位を占める。
この事は、ロンドン『サンデー・タイムズ』紙により指摘された。

「潜水艦セヴェロドヴィンスクが適切な航海試験を終えた事は、複数の専門家によると、ロシアの潜水艦技術が大いなる進歩を遂げた事を意味する」
同紙は指摘した。
同紙によると、来たる春には、この潜水艦の試験運用は完了し、北極圏での戦闘当直に就くだろう。

「新たなロシア潜水艦隊は、8隻のヤーセンシリーズ潜水艦を保有する。
各艦は、200キロトンの弾頭を持つ長射程のグラナート有翼ミサイル24基を有している」

同紙は記した。
「新たな潜水艦の技術的仕様は、世界の大洋において発見する事は殆ど不可能であり、最新の対潜兵器システムを以てしても、セヴェロドヴィンスクには事実上太刀打ちできないだろう」

「次の新たなロシア潜水艦の出現をアメリカ合衆国は懸念しています」
同紙は、諜報機関の情報提供者の発言を引用した。
「我々は、セヴェロドヴィンスクの艦内に存在するものの半分を知り得ておりません」


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[新世代多用途原潜ヤーセン級(旧ブログ)]
[新世代多用途原潜ヤーセン級]

プロジェクト885「ヤーセン」原子力水中ロケット巡洋艦の1番艦K-560「セヴェロドヴィンスク」は、1993年12月21日に「セヴマシュ」で起工され、約17年後の2010年6月15日に進水しました。

2011年9月12日から海洋試験(工場航海試験)を開始しました。

2012年にも引き続き工場航海試験は実施されましたが、結局、2012年中のロシア海軍への引き渡しは実現できませんでした。
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは2013年にロシア海軍へ引き渡される]
[ロシア海軍は2012年に2隻の原潜と3隻の水上戦闘艦を受領できなかった]
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは2013年後半に海洋試験を実施し、同年末にロシア海軍へ引き渡される]

2012年の海洋試験では、有翼ミサイル「カリブル」の発射試験が複数回実施されました。

2012年11月7日:潜航状態で対艦攻撃型の発射に成功。
[多用途原潜セヴェロドヴィンスクはカリブル対艦ミサイルの発射試験に成功した]

2012年11月26日:浮上状態で地上攻撃型の発射に成功。
[多用途原潜セヴェロドヴィンスクはカリブル対地ミサイルの発射試験に成功した]

2012年11月28日:潜航状態で対地攻撃型の発射に成功。
[多用途原潜セヴェロドヴィンスクは3回連続でカリブル有翼ミサイルの発射試験に成功した]

2013年5月末から航海試験が再開され、これまでに4度に渡る試験(工場航海試験)が実施されました。
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは今年(2013年)3度目の航海試験を終えた]
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクの国家受領試験は2013年11月から始まる]
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクの工場航海試験プログラムは完全に実行されている]

工場航海試験は成功裏に全て完了し、2013年11月初頭から国家受領試験が開始されました。
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクの国家受領試験が始まった]

11月6日、初めて超音速対艦ミサイル「オーニクス」が発射されました。
[原子力潜水艦セヴェロドヴィンスクは超音速対艦ミサイル「オーニクス」を発射した]

そして12月30日に「セヴマシュ」受領-引渡証書への署名(ロシア連邦海軍への納入)が行なわれました。
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクはロシア海軍へ納入された]

1993年の起工から20年を経て、ようやく完成に漕ぎ着けました。


そのロシア最新鋭原潜「セヴェロドヴィンスク」は、西側(ブリテン)からも高く評価されているようです。
特に、有翼ミサイルによる高い打撃力と、静粛性が。

『サンデー・タイムズ』紙の元記事
2014年1月12日配信
【西側は、下からの獣を恐れる】

原潜「セヴェロドヴィンスク」"the Beast from Beneath"と呼ばれています。

ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは南シナ海へ戻ってきた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2014年1月13日11時11分配信
【巡洋艦「ワリャーグ」率いる太平洋艦隊艦船支隊は南シナ海へ入った】

親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」給油船「ボリス・ブートマ」で構成され、イーゴリ・スモリャク1等海佐指揮下の太平洋艦隊艦船支隊は、地中海ロシア海軍艦船グループの一員として戦闘勤務の課題を遂行した後、ウラジオストクへの航路上のマラッカ、シンガポール海峡を通過し、現在は南シナ海に居る。

ヤポンスキー海及びオホーツク海エリアで実施された太平洋艦隊の大規模演習の終了後、艦船支隊は2013年8月末にペトロパブロフスク・カムチャツキーを去り、インド洋へ針路を取った事が想い起される。

スエズ運河を通過した後、太平洋艦隊将兵は地中海へ入り、ロシア海軍連合艦船グループの一員として任務を遂行した。

太平洋艦隊主要基地への艦船支隊の帰港は、1月の最終週に予定されている。


[ロケット巡洋艦ワリャーグ地中海遠征(2013年8月-)]

太平洋艦隊旗艦「ワリャーグ」を中核とする太平洋艦隊艦船支隊は、8月末にペトロパブロフスク・カムチャツキーを出港しました。
当初は、オーストラリアへ行く予定でした。
[太平洋艦隊のロケット巡洋艦ワリャーグはオーストラリアへ行く]

9月上旬の時点で太平洋中部に居ました。
[ロシア太平洋艦隊の艦船は遠海ゾーンで任務を遂行する]

しかし9月中旬、インド洋へ向かうと発表されました。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはインド洋(アデン湾)へ向かう]

10月1日、インド洋へ入りました。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはインド洋へ入る]

10月4日、スリランカトリンコマリー港へ寄港しました。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・ロケット巡洋艦ワリャーグはスリランカを訪れた]

10月8日にトリンコマリー港を出港し、アデン湾へ向かいました。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・ロケット巡洋艦ワリャーグはスリランカを去り、アデン湾へ向かった]

10月14日、オマーンサラーラ港へ入港しました。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはオマーンのサラーラへ寄港した]

その後、アデン湾紅海を通り抜け、11月2日にスエズ運河を通過して地中海へ入りました。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは地中海へ入った]

11月7日、地中海中部において北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」と合流しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは地中海中部で合流した]

11月11日、エジプトアレクサンドリアへ入港しました。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはアレクサンドリアを訪れた]

2014年の新年は地中海で迎えました。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは地中海で新年を迎えた]

その後、地中海を去り、インド洋を通過し、南シナ海へ出ました。

2014年に2隻の新世代戦略原潜ボレイ級が起工される

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年1月9日13時01分配信
【次の原子力潜水艦「ボレイ」の起工は軍の祭日に合わせられる】
モスクワ、1月9日-ロシア通信社ノーボスチ

2隻の原子力戦略用途水中ロケット艦プロジェクト955A「ボレイ」が2014年に起工される。
起工は軍の祭日に合わせられる。
木曜日、ロシア通信社ノーボスチ防衛産業企業体の高位の代理人より伝えられた。

「ボレイ」ロシアの海洋核戦力の基礎となる事が意図されている。
ロシア連邦海軍潜水艦乗組員の日は毎年3月19日に、海軍の日は7月の最終日曜日に祝われている。

「第5のボレイは今年3月に、第6は7月の海軍の日に起工される予定です」
対談者は話した。
潜水艦は、全ての「ボレイ」を建造する「セヴマシュ」(セヴェロドヴィンスク)で起工される。

彼によると、伝統に則り、「ボレイ」にはロシア大公の名前が付けられる事は明らかである。

シリーズのトップ艦「ユーリー・ドルゴルーキー」は、2013年1月10日に北方艦隊の編制へ加入した。
シリーズの2隻目「アレクサンドル・ネフスキー」は2013年12月23日に軍備採用され、太平洋艦隊の編制へ加入した。
第3の艦「ウラジーミル・モノマーフ」は試験を受けており、2014年に海軍の編制へ受け入れられなければならない。
第4の艦「クニャージ・ウラジーミル」は、現在、「セヴマシュ」で建造されている。

2020年までの国家軍備プログラムにおいては、8隻の戦略用途ロケット水中巡洋艦の建造と海軍の戦闘編制への加入が予定されている。


[新世代戦略原潜ボレイ級(旧ブログ)]
[新世代戦略原潜ボレイ級]

「ボレイ」級1番艦K-535「ユーリー・ドルゴルーキー」は、1996年11月2日に起工、2007年4月15日に進水、2012年12月29日に竣工、2013年1月10日に就役し、北方艦隊第31潜水艦師団に編入されました。
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーはロシア海軍へ就役した]
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーは北方艦隊第31潜水艦師団へ編入された]

「ボレイ」級2番艦K-550「アレクサンドル・ネフスキー」は、2004年3月19日に起工、2010年12月6日に進水、2013年12月23日にロシア海軍へ納入され、太平洋艦隊第25潜水艦師団へ編入されました。
[ボレイ級戦略原潜2番艦アレクサンドル・ネフスキーはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]

「ボレイ」級3番艦「ウラジーミル・モノマーフ」は、2006年3月19日に起工、2012年12月30日に進水、2013年9月から航海試験が開始されました。
[ボレイ級戦略原潜3番艦ウラジーミル・モノマーフは最初の航海試験を完了した]
2014年にはロシア海軍へ引き渡される予定です。

「ボレイ」級4番艦「クニャージ・ウラジーミル」は、2012年7月30日に起工されました。
[改ボレイ級戦略原潜クニャージ・ウラジーミル起工]

2番艦と3番艦は「潜水艦乗組員の日」、4番艦は「海軍の日」に合わせて起工されています。

そして今回の記事によると、5番艦は「潜水艦乗組員の日」、6番艦は「海軍の日」に起工されるとの事です。
ロシア「海軍の日」は7月の最終日曜日であり、2014年は7月27日になります。

「ボレイ」級5番艦及び6番艦の建造準備作業は2012年から開始されています。
[既に6隻の新世代戦略原潜ボレイ級が建造されている]

「ボレイ」級セヴェロドヴィンスク「セヴマシュ」造船所で建造されていますが、「セヴマシュ」は2013年11月に航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」インド海軍へ引き渡し、12月には戦略原潜「アレクサンドル・ネフスキー」多用途原潜「セヴェロドヴィンスク」ロシア海軍へ引き渡しています。
長年に渡る仕事を幾つか片づけたので、新たに「ボレイ」級を起工する余裕が出来たという事でしょう。


「ボレイ」級原潜の艦名は、昔のロシアの大公(ロマノフ朝以前の大公)の名前が付けられています。

ユーリー・ドルゴルーキー:キエフ大公ユーリー1世(在位1149年-1150年、1155年-1157年)
アレクサンドル・ネフスキー:ウラジーミル大公国の大公アレクサンドル1世(在位1252年-1263年)
ウラジーミル・モノマーフ:キエフ大公ウラジーミル2世(在位1113年-1125年)
クニャージ・ウラジーミル:キエフ大公ウラジーミル1世(在位978年-1015年)


5番艦と6番艦の名前も同様になるようです。

空母アドミラル・クズネツォフは英仏海峡を通過し、ジブラルタル海峡へ向かった

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『ズヴェズダーテレビ』動画ニュースより
2014年1月10日13時25分配信
【航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は初めてラマンシュ海峡を通過した】

巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は、同艦の歴史上初めてラマンシュ海峡を通過した。

ブリテンフランスを隔てている事で有名な海峡は、大西洋上で最も危険な箇所の1つである。
従って、重航空巡洋艦の乗組員は、頻繁な霧、潮と緊密な海上交通を警戒する必要が有った。

巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は、他のロシア海軍艦船と合流する為、地中海への進路を保っている。



『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年1月10日14時23分配信
【「クズネツォフ」率いる北方艦隊艦船はラマンシュ海峡を通過した】
ムルマンスク、1月10日-ロシア通信社ノーボスチ

重航空巡洋艦「ソヴィエト連邦海軍元帥クズネツォフ」率いる北方艦隊艦船グループは、ラマンシュ海峡を通過し、ジブラルタル海峡側への移動を継続する。
西方軍管区下の北方艦隊広報サービス・情報供給部長代行エフゲニー・キリルロフ2等海佐は発表した。

「クズネツォフ」の他、同グループには大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」、大型揚陸艦「オレネゴルスキー・ゴルニャク」、救助曳船「ニコライ・チケル」、給油船「セルゲイ・オシポフ」、「カーマ」が加入している。

「以前、グループに所属する艦は、航行中に液体貨物の在庫補充を行ないました」
キリルロフ
は話した。
彼は、船員が10回の艦内演習を実施し、「クズネツォフ」航空グループ飛行士が幾度かの飛行活動を行なった事を指摘した。

北方艦隊艦船の遠距離航海は、昨年(2013年)12月17日に始まった。


[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの経歴(ロシア国防省公式サイト)]

[空母アドミラル・クズネツォフ第5次地中海遠征(2013年12月-)]

北方艦隊旗艦・重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする部隊は、2013年12月17日に遠距離航海へ出発しました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海遠征へ出発した]

[北方艦隊航空艦グループ]指揮官ヴィクトル・ソコロフ少将
重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」
大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」
大型揚陸艦「オレネゴルスキー・ゴルニャク」
救助曳船「ニコライ・チケル」
大型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」
中型海洋給油船「カーマ」


その後、ノルウェー海でヘリコプターの発着訓練を実施しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはノルウェー海でヘリコプターの発着訓練を行なった]


「アドミラル・クズネツォフ」と随伴艦船はノルウェー海サイクロンに遭遇しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはサイクロンの中を通過する]


2014年の新年は北東大西洋(正確にはスコットランド沖)で迎えました。
[空母アドミラル・クズネツォフは大西洋で新年を迎える]
[2013年12月末にブリテン駆逐艦はスコットランド沖で空母アドミラル・クズネツォフを追跡した]

2014年1月初頭、北海において艦上戦闘機Su-33の飛行訓練が行なわれました。

[空母アドミラル・クズネツォフは北海で艦上戦闘機Su-33の飛行訓練を実施した]

その後、北海を南下し、ラマンシュ海峡(英仏海峡)を通過しました。
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これまでに「アドミラル・クズネツォフ」は、就役後に黒海から北方艦隊基地へ回航される時と4度の地中海遠征大西洋を通過していますが、英仏海峡を通過した事は一度も無く、全てアイルランド西方海域経由でした。
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[第1次地中海遠征(1995年12月8日出港、1996年3月22日帰港)]



[第2次地中海遠征(2007年12月5日出港、2008年2月3日帰港)]

[第3次地中海遠征(2008年12月5日出港、2009年3月2日帰港)]

[第4次地中海遠征(2011年12月6日出港、2012年2月16日帰港)]

2013年12月末にブリテン駆逐艦はスコットランド沖で空母アドミラル・クズネツォフを追跡した

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年1月9日23時50分配信
【ブリテン駆逐艦は、スコットランドでロシア連邦の戦闘艦を追尾した】
ロンドン、1月10日-ロシア通信社ノーボスチ、デニス・ヴォロシーロフ

ブリテン国防省は、同国海軍の駆逐艦が12月にスコットランドロシア戦闘艦グループを追尾した事を確認した。

数日前、ブリテンのメディアは、スコットランド沿岸から30海里の距離で、重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を含む何隻かのロシア艦が発見されたと報じた。
メディアの注目は、ブリテン沿岸へのロシア艦の出現自体では無く、発見されたロシアグループに対して向かわせることが出来た唯一の艦が、同国南部ポーツマスに駐留する駆逐艦であったという事実に集まった。
政府の軍事機器購入資金の削減に言及し、メディアは、駆逐艦ロシア艦に接近する為、ほぼ1日を要した事を指摘した。

「駆逐艦ディフェンダーは、ポーツマス港から約700海里を航行して12月19日に北スコットランド沿岸に到達しました。
6隻のロシア艦船と会合し、追尾する為に。
ディフェンダーは、救助活動から哨戒活動までの広範囲に渡る任務を遂行する準備を整え、クリスマスから新年に掛けて同海域で当直に就いていました」

(ブリテン)国防省は、木曜日に公開された声明において、こう述べた。

声明では、悪天候が故にロシア艦船が航海の継続の中断を余儀なくされた事が指摘された。
「2ヶ国海軍の友好の証として、艦は新年前夜の挨拶を交わしました」
文書では、こう述べられた。

(ブリテン)国防省は、「ディフェンダー」ロシアグループの出現に対応することが出来る最も近い艦だったことを間接的に認めた。


[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの経歴(ロシア国防省公式サイト)]

[空母アドミラル・クズネツォフ第5次地中海遠征(2013年12月-)]

北方艦隊旗艦・重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする部隊は、2013年12月17日に遠距離航海へ出発しました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海遠征へ出発した]

[北方艦隊航空艦グループ]指揮官ヴィクトル・ソコロフ少将
重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」
大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」
大型揚陸艦「オレネゴルスキー・ゴルニャク」
救助曳船「ニコライ・チケル」
大型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」
中型海洋給油船「カーマ」


その後、ノルウェー海でヘリコプターの発着訓練を実施しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはノルウェー海でヘリコプターの発着訓練を行なった]


「アドミラル・クズネツォフ」と随伴艦船はノルウェー海サイクロンに遭遇しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはサイクロンの中を通過する]


2014年の新年は北東大西洋で迎えました。
[空母アドミラル・クズネツォフは大西洋で新年を迎える]

2014年1月初頭、北海において艦上戦闘機Su-33の飛行訓練が行なわれました。

[空母アドミラル・クズネツォフは北海で艦上戦闘機Su-33の飛行訓練を実施した]

今回の記事によると、「アドミラル・クズネツォフ」グループは2013年12月下旬に悪天候を避けてスコットランド沖に接近し、ブリテン海軍駆逐艦「ディフェンダー」が接触の為に派遣されたとの事です。
ロシア側は「アドミラル・クズネツォフ」大西洋上で2014年の新年を迎えたと発表しましたが、より正確には、スコットランド沖だったようです。

D36「ディフェンダー」は、2013年3月21日に就役したばかりのブリテン海軍最新鋭駆逐艦(45型)です。
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そして、ロシア空母機動部隊の自国近海への接近という事態に対し、ロイヤルネイヴィーが1隻の駆逐艦しか派遣できなかった事がブリテン国内では問題視されているようです。
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重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器輸送船団の護衛を開始した

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年1月9日13時43分配信
【「ピョートル・ヴェリキー」は、シリア化学兵器輸送の安全保障を提供する】

ロシア、デンマーク、中国、ノルウェーの戦闘艦は、シリア化学兵器を積載した船の公海上における安全保障を提供する。
現在、化学物質の最初の一団が輸送されている。
ロシアからは原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」が提供されている。

イタルタスは、国際連合化学兵器禁止機関の合同ミッション特別調整官シグリッド・カーグの公式声明を報じた。
彼女は、シリアラタキア港に居たデンマーク船が、化学物質の最初の一団を受け取った後、公海へ向かった事を認めた。

「それは海洋へと立ち去り、港には、更なる化学物質は届いておりません。
海上での船団の安全保障は、中華人民共和国、デンマーク、ノルウェー、ロシア連邦の艦により提供されます」
カーグ
は明らかにした。

最も危険な化学物質は、2013年12月31日にシリアから搬出される予定だった。
しかし、ラタキアまでの有毒物質の輸送の安全保障の提供の問題、更には物流の問題が故に、この期日に沿うことは出来なかった。
だが、この遅延は作戦には影響を与えない。
化学兵器禁止機関が承認した計画によると、全ての化学兵器は2014年2月5日までにシリアから撤去されなければならない。
最も危険な物質は、遅くとも2014年3月31日までにはシリア・アラブ共和国から搬出、処分されなければならず、その他(の化学物質)は2014年6月30日までに。

近い内に、デンマークに続き、もう1隻のノルウェー船が同じ貨物を移送する。
テレビ局「ロシア24」は伝えた。
化学物質は護送船団により、イタリアの何れかの港へ届けられる。
そこから地中海の公海上へ行き、処分は行われる。

原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、第3世代の重原子力ロケット巡洋艦プロジェクト1144「オルラーン」の4番艦であり、唯一現役に在る。
2011年現在、世界最大の非航空活動(航空機搭載艦以外での)打撃戦闘艦である。
それはロシア連邦海軍北方艦隊の旗艦である。
主として敵の航空母艦グループの破壊を意図している。


[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは15歳になった]

[原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキー地中海遠征(2013年10月-)]

重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、2013年10月22日に遠距離航海へと出発しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは大西洋へ向かった]

10月28日、アイルランド島西方海域に到達しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはアイルランド沖に居る]

10月31日、ジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは地中海へ入った]

11月7日、地中海中部において太平洋艦隊親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」と合流しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは地中海中部で合流した]

11月10日、黒海艦隊親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」からロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の旗艦任務を引き継ぎました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはロシア海軍地中海作戦連合部隊を率いる]

11月18日、黒海艦隊大型揚陸艦「ヤーマル」との合同演習を完了しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは黒海艦隊の揚陸艦との合同演習を行なった]

12月4日、北方艦隊大型揚陸艦「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」及び黒海艦隊大型揚陸艦「ヤーマル」と演習を実施しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロス島北方海域で演習を行なった]

12月18日にはバルト艦隊大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」と合同演習を行ないました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはエーゲ海で演習を行なう]

12月27日、キプロス島南部のリマソールを訪問しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロスを訪れた]

12月30日、リマソールを出港しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロスを去った]

そして、処分の為にシリアから搬出される化学兵器を載せた船団の護衛に参加する事になりました。
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[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器を積載する貨物船を護衛する]

シリアから搬出される化学兵器の第1陣は2014年1月7日にラタキアを出航しており、「ピョートル・ヴェリキー」も護衛に参加しているとの事です。

空母アドミラル・クズネツォフは北海で艦上戦闘機Su-33の飛行訓練を実施した

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『ズヴェズダーテレビ』動画ニュースより
2014年1月9日13時22分配信
【航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」艦上航空隊のクルーは訓練飛行を実施した】

重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は、ようやく暴風圏を抜け出した。
艦上航空隊のクルーは、ほぼ1ヶ月間待機していた。
巡洋艦北海に居る。

ロシアの飛行士は、2014年に初めて世界の大洋における同海域でフライトを行なった。
ある人にとって記念すべき複雑な機動:ユーリー・スースロフ中佐にとって、これは飛行甲板への100回目の自律着艦となった。


[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの経歴(ロシア国防省公式サイト)]

[空母アドミラル・クズネツォフ第5次地中海遠征(2013年12月-)]

北方艦隊旗艦・重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする部隊は、2013年12月17日に遠距離航海へ出発しました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海遠征へ出発した]

[北方艦隊航空艦グループ]指揮官ヴィクトル・ソコロフ少将
重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」
大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」
大型揚陸艦「オレネゴルスキー・ゴルニャク」
救助曳船「ニコライ・チケル」
大型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」
中型海洋給油船「カーマ」


その後、ノルウェー海でヘリコプターの発着訓練を実施しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはノルウェー海でヘリコプターの発着訓練を行なった]


「アドミラル・クズネツォフ」と随伴艦船はノルウェー海サイクロンに遭遇しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはサイクロンの中を通過する]


2014年の新年は北東大西洋で迎えました。
[空母アドミラル・クズネツォフは大西洋で新年を迎える]

そして2014年1月初頭、北海において艦上戦闘機Su-33の飛行訓練が行なわれました。
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今回の記事に登場するユーリー・スースロフ中佐は、ソ連邦英雄2度受賞ボリス・サフォーノフ名称記念第279独立艦上戦闘機航空連隊「空中射撃・戦術訓練班長」です。
[ロシア海軍の艦上戦闘機連隊は創設40周年を迎えた]


なお、「アドミラル・クズネツォフ」に随伴していた給油船「セルゲイ・オシポフ」は、1月8日にフランスブレストへ寄港しています。

ボレイ級戦略原潜2番艦アレクサンドル・ネフスキーは2014年秋にカムチャツカへ到着する

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『イタルタス』より
2013年1月9日11時31分配信
【原子力潜水艦「アレクサンドル・ネフスキー」は(今年)秋にカムチャツカの常時駐留地へ到着する】
サンクトペテルブルク、1月9日/イタルタス

戦略原子力潜水艦プロジェクト955「ボレイ」の最初の生産艦で太平洋艦隊の一員となった「アレクサンドル・ネフスキー」は、今年秋にカムチャツカヴィリュチンスクの常時駐留地へ到着する。
イタルタスは、ロシア海軍総参謀部の情報提供者より伝えられた。

彼は、この冬、そして春から夏に掛けて「アレクサンドル・ネフスキー」北方艦隊で3つのコース任務を果たし、更には、1回の「ブラヴァー」ミサイル発射を実施すると説明した。

「その後、初秋に巡洋艦は艦内のミサイル弾薬(16基の「ブラヴァー」ミサイル)を完全に満たし、北極圏の氷の下を通過して北方艦隊から太平洋艦隊へ移動し、第25潜水艦師団の一員として戦闘当直に就きます」
彼は付け加えた。

[「ボレイ」級潜水艦]
プロジェクト955「ボレイ」
の最初の生産艦「アレクサンドル・ネフスキー」は2013年12月23日に海軍の戦闘編制へ受け入れられた。
同艦の起工は、2004年3月19日に行なわれた。

同プロジェクトのトップ艦-「ユーリー・ドルゴルーキー」は、2013年1月に軍備採用された。
2006年と2012年には、「セヴマシュ」で同プロジェクト弾道ミサイル原子力潜水艦シリーズが更に2隻:「ウラジーミル・モノマーフ」「クニャージ・ウラジーミル」が起工された。
2020年までに合計8隻の「ボレイ」の建造が計画されている。

「ボレイ」級潜水艦は、サンクトペテルブルク海洋工学中央設計局「ルビーン」により設計された。
その建造には最新の成果が採用され、船体の流体力学は改善され、騒音は大幅に減少している。
各戦闘艦の主要兵装は、新たなミサイル複合体「ブラヴァー」である。
各々のプロジェクト955潜水艦は、各個に目標への誘導可能な分離戦闘ブロックを装備し、飛翔範囲8000kmの固体燃料弾道ミサイルR-30「ブラヴァー」を16基搭載する。

潜水艦には、乗組員全員が脱出できる浮上式救助室が装備されている
「ボレイ」は全長170メートル、幅13.5メートル、最大潜航深度450メートル、水中速力29ノット(時速54キロ)、水上排水量14700トン、水中排水量24000トン、自立行動期間100日、乗員は107名(士官55名を含む)である。


[新世代戦略原潜ボレイ級(旧ブログ)]
[新世代戦略原潜ボレイ級]
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第4世代戦略原子力潜水艦プロジェクト955「ボレイ」級2番艦のK-550「アレクサンドル・ネフスキー」は、2004年3月19日に起工され、2010年12月6日に進水し、2013年12月23日にロシア連邦海軍へ引き渡され、太平洋艦隊へ編入されました。
[ボレイ級戦略原潜2番艦アレクサンドル・ネフスキーはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]

2013年12月30日、北方艦隊原潜基地ガジエヴォに到着しました。
[2隻のボレイ級戦略原潜はガジエヴォ基地に到着した]

「アレクサンドル・ネフスキー」は、ガジエヴォ基地で慣熟訓練(記事中で述べられている「3つのコース任務」)を行なった後、今年(2014年)秋に太平洋艦隊原潜基地ヴィリュチンスクへ移動するとの事です。
16基の潜水艦弾道ミサイル「ブラヴァー」を満載して。
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ロシア海軍はモジュール艦(コルベット)の建造計画を承認した

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年1月8日9時49分配信
【ロシア連邦海軍は、モジュール方式で建造される艦としてコルベットを承認した】
モスクワ、1月8日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア海軍は、近い将来にモジュール方式で建造する戦闘艦として1隻のコルベットの計画を承認した。
(ロシア)国防省下の(ロシア)海軍広報サービス・情報供給部の代表は記者団に伝えた。

以前、(ロシア)海軍総司令官ヴィクトル・チルコフ大将は、モジュール方式で建造される最初の戦闘艦を海軍は2018年には受領できるかもしれないと述べた。

この方式は、海軍総司令部、海軍アカデミー、統合造船業営団の代表者からなる合同作業グループにより検討されている。

「モジュール方式は、近い将来に計画されている小排水量のコルベットの1隻で承認されました」
声明では、こう述べられた。


今回の記事で取り上げられている「モジュール方式のコルベット」は、正確には、将来水域保護コルベットПерспективный Корвет ОВР(Охрана Водного Района)と呼ばれています。

ロシア海軍総司令官チルコフ提督は、2012年12月下旬に将来水域保護コルベットについて述べています。
[ロシア海軍総司令官は語る]

チルコフ提督によると、将来水域保護コルベット
「沿岸エリアでの艦船や他の軍に対する最も複雑な任務:対潜、対機雷、対艦、対空戦、機雷敷設、揚陸部隊への火力支援を実行する」
為の艦です。

2013年7月初頭には、ロシア造船業の総元締・統合造船業営団の高位の代理人(幹部)が将来水域保護コルベットについて述べています。
[2021年以降のロシア海軍水上戦闘艦建造計画]

チルコフ提督は、2013年11月、1隻目のモジュール方式コルベットは2018-2020年頃に受領できると述べています。
[ロシア海軍は2018-2020年に最初のモジュール艦(コルベット)を受領する]

モジュール方式将来コルベット(将来水域保護コルベット)は、2030年までに35-40隻がロシア海軍の全ての艦隊(北方艦隊、太平洋艦隊、バルト艦隊、黒海艦隊)とカスピ小艦隊の為に建造される計画です。

現在、ロシア海軍向けのコルベットとして、2000トン級の「ステレグーシチー」型(プロジェクト20380/20385)が建造されていますが、モジュール方式の将来水域保護コルベットは、2021年以降、「ステレグーシチー」型に代わり調達される事になります。

空母ヴィクラマーディティヤ(旧アドミラル・ゴルシコフ)は新たなる祖国インドへ到着した

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『イタルタス』より
1月8日10時54分配信
【航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」はインドへ到着した】
ニューデリー、1月8日/イタルタス特派員アレクサンドル・アンチピン

航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」(旧ロシア航空巡洋艦「アドミラル・ゴルシコフ」)は、駐留場所となるインド南西部カルナタカ州海軍基地「カルワル」へ到着した。
イタルタス特派員は、インド国防省に近い情報提供者より伝えられた。

「2月に同艦は歓迎式典が開催されるムンバイへ向かいます」
彼は指摘した。
「式典にはマンモハン・シン首相などが出席するものと思われますが、この情報は、最終的に確認されたものではありません」

インターネットポータルサイト『Firstpost』は付け加えた。
「航空母艦の(インド海軍の)編制への加入には3-4ヶ月掛かるでしょう」

航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」の供給契約は2004年に署名された。
契約に基づき、インドは艦を無償で受け取り、ロシアでの修理及び近代化、更には航空母艦に配置される艦上戦闘機MiG-29K/KUBヘリコプターKa-27及びKa-31の為の代金を支払った。

艦は、昨年11月にロシアセヴェロドヴィンスクインド海軍に引き渡された。

[航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」の履歴]
近代化された艦

以前は「バクー」という名前だった「アドミラル・ゴルシコフ」は、1987年に北方艦隊の編制へ加入した。
修理及び改造終了後、航空母艦の排水量は45000トンになり、最大長は283.5m、最大幅は59.8m(8.8m増加)となった。

「ヴィクラマーディティヤ」は、戦闘機MiG-29K発艦の為の近代的な飛行甲板とトランポリン台、航海システム及び電波位置特定システム、通信複合体及び航空機管制複合体、更には、他の特殊な機器及びユニットを受け取った。
同艦にはMiG-29K戦闘機およびKa-27及びKa-31ヘリコプターを含む30機の航空機を搭載できる。
乗組員は約2000名である。

近代化の結果、「セヴマシュ」によれば、実際には完全に新たな艦が作られた。


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年1月8日9時53分配信
【航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」はインドに到着した】

内容は、ほぼ同じですが、こちらの記事によると、「ヴィクラマーディティヤ」は火曜日(つまり1月7日)に「(カルワル)基地へ到達した」との事です。


[空母ヴィクラマーディティヤ(旧ブログ)]
[空母ヴィクラマーディティヤ]
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2013年11月16日、航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」(旧「アドミラル・ゴルシコフ」)セヴェロドヴィンスクセヴマシュ造船所インド海軍へ引き渡されました。
[重航空巡洋艦アドミラル・ゴルシコフ改め航空母艦ヴィクラマーディティヤはインド海軍へ引き渡された]

その10日後の11月26日、移動準備を完了したR33「ヴィクラマーディティヤ」インドへ向かう為にセヴェロドヴィンスクを出港しました。
[空母ヴィクラマーディティヤはセヴマシュとセヴェロドヴィンスクに別れを告げた]

セヴェロドヴィンスクを出た後、「ヴィクラマーディティヤ」白海に投錨し、燃料補給と通関手続きを終えた後、12月2日に抜錨、ムルマンスクへ向かいました。
[空母ヴィクラマーディティヤは白海を抜錨し、ムルマンスクへ向かった]

12月5日、コラ湾内(ムルマンスク沖)に投錨しました。
[空母ヴィクラマーディティヤはムルマンスク沖に投錨した]

12月7日夜、コラ湾を抜錨し、新たな祖国インドへ向かいました。
[空母ヴィクラマーディティヤはコラ湾を抜錨し、新たな祖国へと向かった]

12月16日にはポルトガルリスボンに滞在していました。
[空母ヴィクラマーディティヤはリスボンに居る]

「ヴィクラマーディティヤ」は、2013年12月20日にジブラルタル海峡を通過して地中海入りし、12月27日早朝にはスエズ運河を通過しています。
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2014年1月4日にはアラビア海に到着し、インド海軍ベテラン空母「ヴィラート」に出迎えられました。
[空母ヴィクラマーディティヤ、アラビア海に到着]

そして1月7日、駐留基地となるカルワル海軍基地へ到着しました。
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「ヴィクラマーディティヤ」の(公式の)歓迎式典は、2014年2月にムンバイで開催されるとの事です。

ロシア北方艦隊のパイロットは新たな艦上戦闘機MiG-29Kをマスターする

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(北方艦隊)広報サービス発表
2014年1月7日8時00分配信
【北方艦隊海洋航空隊の飛行士は2014年に新たな艦上戦闘機MiG-29Kをマスターする】

2014年、北方艦隊海洋航空隊の飛行士は、新型艦上戦闘機MiG-29Kをマスターする。

現在、北方艦隊海洋航空隊独立艦上戦闘機航空連隊の飛行士は、既に新たな戦闘機をマスターする為の理論的訓練を始めている。

2014年中に独立艦上戦闘機航空連隊の飛行士は、クラスノダール地方エイスク市戦闘応用・飛行再訓練センター新型艦上戦闘機の再訓練を行なう。

艦上戦闘機MiG-29K第4++世代多機能航空機であり、艦船連合部隊の対空防衛、空中支配の獲得、高精度誘導兵器による水上並びに地上目標の撃破といった課題を昼夜並びにあらゆる気象条件下で解決する為に意図されている。

新たな艦上戦闘機iG-29Kは、前任者と比較して操縦性は改善され、かなりの部分に複合材料が使用されており、航空機制御デジタル複合システム、電波位置特定可視範囲の大幅な縮小、より大きな燃料搭載システム及び戦闘兵器搭載量を有する。


記事中に登場する「独立艦上戦闘機航空連隊」は、「ソ連邦英雄2度受賞ボリス・サフォーノフ名称記念第279独立艦上戦闘機航空連隊」を指しています。
同連隊は北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の艦載機部隊です。
[ロシア海軍の艦上戦闘機連隊は創設40周年を迎えた]

2013年11月下旬、航空連隊の新たな翼として2機のMiG-29K(単座型)と2機のMiG-29KUB(複座型)が引き渡されました。
[ロシア海軍は最初の艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUBを受領した]
[新たな艦上戦闘機MiG-29K/KUBはロシア海軍現用艦載機と共に運用される]

艦上戦闘機MiG-29K(単座型)
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艦上戦闘練習機MiG-29KUB(複座型)
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2014年には8機のMiG-29Kと2機のMiG-29KUB、2015年には10機のMiG-29Kが引き渡される予定です。

そのMiG-29Kをマスターする為の訓練が、クラスノダール地方エイスク市の飛行場に建設された「新ニートカ」で行なわれるという事です。
(記事中では「戦闘応用・飛行再訓練センター」と呼ばれている)

2013年7月、MiG-29KUB新ニートカで発着試験を行なっています。
[艦上戦闘機MiG-29KUBは新ニートカで試験を行なう]

現在の第279艦上戦闘機連隊のパイロットは、長年に渡りSu-33に乗り慣れた人が大半を占めており、Su-33とは大幅に異なる機体に乗る為の慣熟訓練が必要というわけです。

艦上戦闘機Su-33
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ロシア北方艦隊は近代化された対潜哨戒機Il-38Nの飛行訓練を開始した

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年1月5日13時53分配信
【北方艦隊の海洋航空隊飛行士はIl-38Nで再訓練を行なう】
モスクワ、1月5日-ロシア通信社ノーボスチ

北方艦隊海洋航空隊飛行士は2014年から対潜航空機の近代化ヴァージョン-Il-38Nでの再訓練を行なう。
北方艦隊公式代理人ワジム・セルガ1等海佐は記者団に伝えた。

「北方艦隊海洋航空隊の航空基地において、既に理論的訓練を経た最初のクルーは、飛行訓練プログラムを開始しました。
新たに更新された対潜航空機Il-38は、高度な戦闘能力を有しております。
航空機の兵装として、新世代の投下式水中音響探知ブイ及び磁気探知ブイが補充され、その一連の数値は、外国の類似物よりも優れております」
セルガ
は話した。

対潜任務への対処に加え、航空機は、海洋電子偵察哨戒機としての飛行任務を遂行する事が可能であると彼は説明した。

Il-38Nは、320kmまでの距離で目標を探知可能な新たな機上複合体「ノヴェッラ」を装備しており、電波機器で水中、水上、航空偵察を実施する為に意図されている。

「複合体ノヴェッラは、配置された2人のオペレータにより管理されるデジタルコンピュータが組み込まれています。
新たな複合体の構成には、高解像度熱画像システム、磁気変化探知システム、光学探知システム(レーザー、TV、熱線チャンネルを含む)、重力変化探知機、その他の機器が含まれており、軍事的課題(潜水艦の探知、水上目標への対処)の解決、そして海洋学、生態学、地理学の分野での科学研究を可能にします」
北方艦隊
の代理人は説明した。

近代化された航空機Il-38N複合体「ノヴェッラ」は、北氷洋の磁力場及び重力場のマッピングの為に使用する事も出来る。


『イリューシン記念航空機試作設計局』公式サイトより
【Il-38対潜航空機】

旅客機Il-18をベースに開発された対潜哨戒機Il-38は、1961年9月27日に初飛行し、1967年から1972年までに65機が生産されました。

現在は北方艦隊に8機、太平洋艦隊に7機が配備されています。

ロシア北方艦隊海洋航空隊対潜哨戒機Il-38は、セヴェロモルスク-1飛行場に駐留しています。

セヴェロモルスク-1飛行場(第7050航空基地)
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現用のIl-38は、順次Il-38N仕様への近代化改修を受けています。
『イリューシン記念航空機試作設計局』公式サイトより
【Il-38N低翼機】

Nは「ノヴェッラ」Новелла(短編小説、新規追加条項)の略です。


北方艦隊は、2012年3月からIl-38Nの受領を開始しています。
[ロシア北方艦隊は近代化された対潜哨戒機Il-38Nを受領した]

北方艦隊航空隊は2014年も北極圏パトロールを継続し、その規模を拡大する計画ですが、近代化されたIl-38Nも参加する事になるでしょう。
[ロシア海軍航空隊は北極圏パトロールを継続、拡大する]

空母ヴィクラマーディティヤ、アラビア海に到着

2013年11月16日、セヴェロドヴィンスクセヴマシュ造船所インド海軍へ引き渡され、12月7日にはムルマンスクを出航した航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」(旧「アドミラル・ゴルシコフ」)は、2014年1月4日、アラビア海に到着し、出迎えのインド海軍艦と合流しました。
[重航空巡洋艦アドミラル・ゴルシコフ改め航空母艦ヴィクラマーディティヤはインド海軍へ引き渡された]
[空母ヴィクラマーディティヤはコラ湾を抜錨し、新たな祖国へと向かった]
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ムルマンスクから「ヴィクラマーディティヤ」に付き添ったのはフリゲート「トリカンド」、給油船「ディーパック」でしたが、12月20日に地中海入りした後に駆逐艦「デリー」が加わりました。

2013年12月27日にはスエズ運河を通過し、2014年1月4日、アラビア海まで到達した「ヴィクラマーディティヤ」を、インド海軍ベテラン空母「ヴィラート」が出迎えました。
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「ヴィクラマーディティヤ」は、来週にカルワル港へ到着する予定です。
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搭載機の方は既にインド海軍へ納入されており、2013年5月11日から正式に実戦配備へ就いています。
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[空母ヴィクラマーディティヤMiG-29K飛行隊は正式に実戦配備へ就いた]

ロシア海軍の大型揚陸艦2隻は地中海から黒海へ戻る

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『黒海ニュース』より
2014年1月3日11時05分配信
【2隻のロシア大型揚陸艦はシリアから黒海へ戻る】

2014年1月2日、北方艦隊大型揚陸艦「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」と、もう1隻の大型揚陸艦ボスポラス海峡を北上し、黒海方面へ向かいました。
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もう1隻の大型揚陸艦は、おそらくは黒海艦隊「ヤーマル」のようです。

この2隻は、2013年12月下旬に黒海沿岸ノヴォロシースクを出港し、地中海へ向かいました。


ロシア海軍大型揚陸艦は、ノヴォロシースクシリアタルトゥースを往復しています。


2013年12月末の時点で地中海にはロシア海軍大型揚陸艦4隻-「ヤーマル」(黒海艦隊)、「ニコライ・フィリチェンコフ」(黒海艦隊)、「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」(北方艦隊)、「アレクサンドル・シャバリン」(バルト艦隊)が居ましたが、「アレクサンドル・シャバリン」は既に母港バルチースクへの帰路に就いています。
[バルト艦隊の大型揚陸艦アレクサンドル・シャバリンはスペインのセウタ港を去り、母港バルチースクへ向かった]

そして「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」「ヤーマル」黒海へ戻ったので、現在、地中海に居るのは「ニコライ・フィリチェンコフ」だけのようです。


なお、現在、バルト艦隊からは大型揚陸艦「カリーニングラード」地中海へ向かっています。

この他、北方艦隊大型揚陸艦「オレネゴルスキー・ゴルニャク」重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」に随伴し、地中海へ向かっています。

新たなプロジェクト06363潜水艦はヴェリキー・ノヴゴロドと命名された

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年1月3日18時47分配信
【建造されるロシア潜水艦は「ヴェリキー・ノヴゴロド」と命名された】
ヴェリキー・ノヴゴロド、1月3日-ロシア通信社ノーボスチ、アンドレイ・レチャーギン

建造されるロシア大型潜水艦プロジェクト6363は、B-268「ヴェリキー・ノヴゴロド」と命名された。
金曜日、ヴェリキー・ノヴゴロド市庁はサイト上で発表した。

「潜水艦は、海軍総司令官代理アレクサンドル・タタリノフ大将により命名されました」
サイトの情報では、こう述べられた。

公開情報によると、ディーゼルエレクトリック潜水艦プロジェクト6363は、ソヴィエト時代の潜水艦「ワルシャワンカ」型の改正型である。
それ(ワルシャワンカ)は、ロシア及び外国の海軍の軍備として在る。

船は、サンクトペテルブルクアドミラルティ造船所で建造されている。
一連のロシア潜水艦は都市名(「ノヴォロシースク」、「ロストフ・ナ・ドヌー」、「スタールイ・オスコル」)が付けられている。
現在は建造中のこれらの船は、黒海艦隊の編制へ加わる予定である。

「ヴェリキー・ノヴゴロド」の名は、1997-1998年に北方艦隊原子力潜水艦K-452に付けられていた。
2000年、船は解体された。
そのセイルは、スネジュノゴルスクで記念碑となった。


[プロジェクト06363潜水艦]

ロシア海軍向けのプロジェクト06363非核動力潜水艦は、これまでに3隻が起工されています。
現在の所、6隻が建造される計画です。

プロジェクト06363は、輸出用のプロジェクト636を更に改良したタイプであり、今後建造される第5世代非核動力潜水艦の開発設計作業の成果がフィードバックされています。

[プロジェクト06363]
・B-261「ノヴォロシースク」(Б-261 Новороссийск)
建造番号01670
2010年8月20日起工/2013年11月28日進水/2014年就役予定
黒海艦隊に配備予定

・B-237「ロストフ・ナ・ドヌー」(Б-237 Ростов-на-Дону)
建造番号01671
2011年11月21日起工/2014年就役予定
黒海艦隊に配備予定

・B-262「スタールイ・オスコル」(Б-262 Старый Оскол)
建造番号01672
2012年8月17日起工/2014年就役予定
黒海艦隊に配備予定


1番艦「ノヴォロシースク」は2013年11月28日に進水しました。
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[プロジェクト06363(改キロ級)潜水艦ノヴォロシースクは進水した]

B-268「ヴェリキー・ノヴゴロド」は、おそらく4番艦でしょう。

ヴェリキー・ノヴゴロド市公式サイトより
【建造される潜水艦は「ヴェリキー・ノヴゴロド」市に因んで命名された】
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「ヴェリキー・ノヴゴロド」の他にも、「クラスノダール」、「コルピノ」という艦名が決まっているようです。
この3隻が4~6番艦でしょう。


記事の最後に出てくる先代「ヴェリキー・ノヴゴロド」は、プロジェクト670M(チャーリーII級)原子力潜水艦です。

ロシア・ソ連潜水艦総合情報サイト『ディープストーム』より
【プロジェクト06704「チャイカ-B」(NATOコード名チャーリーIII)】
【K-452/B-452】

1972年12月30日にゴーリキー市(現ニジニ・ノヴゴロド)クラースノエ・ソルモーヴォ造船所で起工され、1973年7月に進水し、1973年12月30日に就役しました。
当初は原子力大型潜水艦に分類されていましたが、1978年1月15日には巡洋潜水艦となりました。

1975年、1977年には地中海で行動しました。

1986年6月25日から1992年7月10日までプロジェクト06704改造を実施し、新型有翼ミサイル「オーニクス」試験艦となりました。
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1989年、「ベールクト」と命名されました。

1992年7月3日、大型原子力潜水艦に類別変更され、B-452と改称されました。

B-452は、1992年から1998年まで「オーニクス」ミサイルの発射試験に従事しました。

1997年12月22日、「ヴェリキー・ノヴゴロド」と改名されました。

1998年5月30日に除籍され、2001年までに解体されました。

現在はセイルだけが記念碑として残されています。
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ロシア海軍航空隊は北極圏パトロールを継続、拡大する


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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年1月3日12時15分配信
【2014年に北方艦隊海洋航空隊の北極圏パトロールは増加する】
モスクワ、1月3日-ロシア通信社ノーボスチ

北方艦隊海洋航空隊は、2014年も北極圏の定期パトロールを継続する。
北方艦隊公式代理人ワジム・セルガ1等海佐は述べた。

「北方艦隊海洋航空隊は、昨年から復活した北極圏の定期パトロールを2014年も継続します。
2013年には、対潜機Tu-142及びIl-38乗員は約30回に渡り北氷洋エリアのパトロールを実施しました」
ワジム
は話した。

北極圏の飛行中、海洋飛行士は結氷地帯の偵察を行なった。
結氷情況のデータは、民間船舶の航行をかなり容易にさせると彼は付け加えた。

「2014年、北方艦隊の海洋飛行士は、ノヴォシビルスク諸島の北極圏飛行場"テンプ"の活用も含め、北極圏でのフライトを大幅に拡大します。
北極圏でのフライト実施に先立ち、特殊な地理的位置と複雑な気象条件を考慮した航空士の入念な準備が行なわれます」
北方艦隊
の代理人は指摘した。


ロシア北方艦隊海洋航空隊対潜哨戒機Tu-142キぺロヴォ飛行場Il-38セヴェロモルスク-1飛行場に駐留しています。

キぺロヴォ飛行場(第7050航空基地)
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セヴェロモルスク-1飛行場(第7050航空基地)
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2013年9月、ロシア海軍ノヴォシビルスク諸島コテリヌイ島へ飛行場建設の為の各種機材や資材を陸揚げしました。
[聖アンドレイの旗の下に]

『イタルタス』より
2013年9月16日17時29分配信
【北方艦隊はロシア空軍飛行場の復活の為の北極圏への物品供給の為に特殊作戦を実施した】



2014年には、このコテリヌイ島テンプ飛行場も活用し、北極圏での哨戒飛行を拡大していくようです。
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ロシア海軍は2014年に約40隻の各種艦船を受け取る

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年1月3日10時14分配信
【2014年にロシア海軍は約40隻の艦船を受領する】
モスクワ、1月3日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア海軍は、2014年に様々なクラスの約40隻の戦闘水上艦や保障船を受領する計画である。
ロシア海軍総司令官代理(兵器担当)ヴィクトル・ブルスク少将は述べた。

「潜水艦部隊の編制には、原子力水中ロケット艦ウラジーミル・モノマーフ(プロジェクト「ボレイ」)が受け入れられ、そして更には黒海艦隊へはプロジェクト6363ディーゼルエレクトリック潜水艦が装備される計画です。
黒海艦隊で役立てる為、少なくとも2隻のディーゼルエレクトリック潜水艦プロジェクト6363が起工されます」
ブルスク
は話した。

重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」の修理と近代化は継続されると彼は付け加えた。
3隻の多用途原子力潜水艦が近代化と修理を受ける。

「加えて、海軍は最新の救助船イーゴリ・ベロウソフの建造工事を完了させ、2014年末に受領します」
海軍の代理人は付け加えた。


「ボレイ」級戦略用途水中巡洋艦「ウラジーミル・モノマーフ」は、2013年に第1回目の航海試験を実施しており、2014年には全ての航海試験を終えてロシア海軍へ引き渡される予定です。
[ボレイ級戦略原潜3番艦ウラジーミル・モノマーフは最初の航海試験を完了した]

プロジェクト06363潜水艦は1番艦「ノヴォロシースク」が2013年11月28日に進水しており、2014年中に引き渡される予定です。
[プロジェクト06363(改キロ級)潜水艦ノヴォロシースクは進水した]
[プロジェクト06363潜水艦ノヴォロシースクは2014年6月末にロシア海軍へ引き渡される]

重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」の大規模な近代化改装工事は既に始まっており、2018年(ないし2019年)までに完了する予定です。
[近代化された重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは80発の有翼ミサイルを搭載する]
[原子力巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの搭載機器が撤去される]
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフはカリブルとポリメント・リドゥートを装備する]
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは2018年に復帰する]

新世代の救助船「イーゴリ・ベロウソフ」は2012年10月30日に進水した後、艤装工事が進められており、2014年末にロシア海軍へ引き渡される予定です。
[新型潜水艦救助船イーゴリ・ベロウソフ進水]


この他、今回の記事では触れられていませんが、以下の水上艦が2014年にロシア海軍へ引き渡される予定となっております。

「ミストラル」級ヘリコプター揚陸ドック艦「ウラジオストク」
[ヘリ空母(強襲揚陸艦)ミストラル級]

プロジェクト22350フリゲート「ソヴィエト連邦海軍元帥ゴルシコフ」
[新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」型]

プロジェクト11356Rフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」
[アドミラル・グリゴロヴィチ型フリゲート]

プロジェクト20380コルベット「ストイーキー」
[新世代コルベット「ステレグーシチー」型]

プロジェクト18280偵察艦「ユーリー・イワノフ」
[新型偵察艦ユーリー・イワノフは進水した]

これ以外にも、より小型の各種艦艇、支援船などを全て合計すれば約40隻になるという事です。

重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器を積載する貨物船を護衛する

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『イタルタス』より
2013年1月3日02時37分配信
【「ピョートル・ヴェリキー」は、シリア化学兵器の撤去作業の安全保障を提供する】
ニコシア、1月3日/イタルタス特派員

ロシア及び中国戦闘艦は、シリア化学兵器の中で最も危険な成分を撤去する為の作業に参加する。
木曜日、国際連合ミッション及び化学兵器禁止機関の当初計画により、この任務を遂行しなければならないデンマークノルウェーから提供される2隻の貨物船と2隻のフリゲートから成る小艦隊司令部の代理人アウスタニ・クヴァルヴィングは発表した。

ロシア及び中国戦闘艦は、彼によると、シリアラタキア港から化学物質を積んだコンテナイタリアの何れかの港へ運び、更には破棄する為にアメリカの船に積み替える為に「輸送中の安全保障を提供します」

クヴァルヴィングは、この作戦にロシア側から重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」が参加する事を指摘した。
木曜日、中華人民共和国外交部は、中国海軍軍艦「塩城」キプロスへ移動していると発表した。

クヴァルヴィングが強調したように、ロシア及び中国戦闘艦デンマーク・ノルウェー(船団)の指揮下には入らないが、彼等の行動を統制する。


[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは15歳になった]

[原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキー地中海遠征(2013年10月-)]

重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、2013年10月22日に遠距離航海へと出発しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは大西洋へ向かった]

10月28日、アイルランド島西方海域に到達しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはアイルランド沖に居る]

10月31日、ジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは地中海へ入った]

11月7日、地中海中部において太平洋艦隊親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」と合流しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは地中海中部で合流した]

11月10日、黒海艦隊親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」からロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の旗艦任務を引き継ぎました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはロシア海軍地中海作戦連合部隊を率いる]

11月18日、黒海艦隊大型揚陸艦「ヤーマル」との合同演習を完了しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは黒海艦隊の揚陸艦との合同演習を行なった]

12月4日、北方艦隊大型揚陸艦「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」及び黒海艦隊大型揚陸艦「ヤーマル」と演習を実施しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロス島北方海域で演習を行なった]

12月18日にはバルト艦隊大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」と合同演習を行ないました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはエーゲ海で演習を行なう]

12月27日、キプロス島南部のリマソールを訪問しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロスを訪れた]


12月30日、リマソールを出港しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロスを去った]

その「ピョートル・ヴェリキー」ですが、処分の為にシリアから搬出される化学兵器を載せた船団の護衛に参加するとの事です。
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『毎日新聞』より
【OPCW:シリア化学兵器国外搬出 ロシア海軍が護衛】

『AFP通信』より
2014年1月1日11時04分配信
【シリアの化学兵器廃棄、国外搬出の期限守れず】


中国海軍からはフリゲート「塩城」が参加します。
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同艦は、2013年7月にウラジオストク沖で行なわれたロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2013」にも参加しており、ロシア艦と共に行動した経験が有ります。
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」が始まった]
[ロシア・中国海軍は海賊対処訓練を行なった]
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」最終日に砲撃訓練が実施される]

バルト艦隊の大型揚陸艦アレクサンドル・シャバリンはスペインのセウタ港を去り、母港バルチースクへ向かった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2014年1月2日11時00分配信
【バルト艦隊の大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」はセウタ港(スペイン)への業務寄港を完了した】

本日(1月2日)、バルト艦隊大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」は、モロッコ北方沿岸に位置するスペインセウタ港への業務寄港を完了し、常時駐留地-バルチースク市へ針路を取った。

大型揚陸艦は、2013年12月30日から外国の港に滞在していた。
艦の停泊中に水と食料の在庫が補充され、乗組員には遠距離海洋航海における沿岸での休養の機会が与えられ、2014年の新年を迎えた。

大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」乗組員は、2回連続で新年を祖国から遠く離れた沿岸で迎えている事に注目する必要が有る。
2013年、バルト艦隊将兵は、北東大西洋ビスケー湾の入り江で(新年を)迎えた。

ロシア海軍地中海艦隊間艦船グループの一員としての指定任務遂行を終えた後、艦はバルト艦隊主要基地へ戻る。
「アレクサンドル・シャバリン」は、1月下旬にバルチースクへ来航する予定である。


大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」は、2012年12月17日にバルチースクを出港しました。
[バルト艦隊艦船は地中海へ向かった]

2013年1月、地中海黒海で実施された3艦隊合同演習に参加しました。
[ロシア海軍3艦隊合同演習(2013年1月下旬) ]

2013年3月中旬にはレバノンベイルートを訪問しました。
[ロシア海軍艦船はベイルートを訪れた]
[ベイルートにロシア海軍旗は翻った]

「アレクサンドル・シャバリン」は、黒海沿岸ノヴォロシースクシリアタルトゥースを往復する物資輸送任務に就いていました。
[バルト艦隊の大型揚陸艦はロシア海軍補給物資供給所タルトゥースへ物資のストックを運ぶ]


その後、一緒に出港し、行動した他の艦はバルチースクへ戻りましたが、「アレクサンドル・シャバリン」のみは地中海に留まっていました。
[バルト艦隊艦船部隊は地中海から戻ってきた]
[大型揚陸艦カリーニングラードはバルチースク基地へ戻った]

12月18日からは北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」と合同演習を実施しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはエーゲ海で演習を行なう]

12月下旬、ようやくバルチースクへ帰れる事になりました。
[バルト艦隊の大型揚陸艦アレクサンドル・シャバリンは帰路に就いた]

そして2013年12月30日にスペインセウタ港へ入港し、2014年1月2日に出港しました。
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最近、ロシア海軍艦船は度々セウタへ寄港しておりますが、これは同市にとっては良い収入源となっているようです。
一例をあげると、2013年1月初頭にセウタへ寄港した北方艦隊艦船部隊は、3日間で20万ユーロを支出しています。
[ロシア北方艦隊海賊対処部隊はスペインのセウタ港で20万ユーロを支出した]

「アレクサンドル・シャバリン」地中海を去って大西洋へ入り、更にバルト海へ入って母港バルチースクへ戻ります。
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そのバルチースクからは、既に大型揚陸艦「カリーニングラード」が出航し、地中海へ向かっています。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2013年12月24日13時13分配信
【バルト艦隊の軍艦は地中海へ向かった】

2013年12月24日、大型揚陸艦「カリーニングラード」バルチースクを出港しました。

ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは地中海で新年を迎えた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2013年12月31日18時47分配信
【ジェド・マロースは地中海の太平洋艦隊将兵を祝福した】

太平洋艦隊旗艦-親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」率いる戦闘艦支隊は、祖国の沿岸を遠く離れた地中海で戦闘勤務を続けている

戦闘艦支隊指揮官イーゴリ・スモリャク1等海佐の報告によれば、気象条件は航行に最適である。
艦には、衛星通信チャンネルが常時設置されている。
その助けを借りれば、各々の太平洋艦隊船員は、地中海エリアから自分の家族を呼び出す事が出来る。

新年の前夜、船室では、最高の新年の飾り付けを決定する為のコンクールが行なわれた。

12月31日の祭日、テーブルでは、伝統的なロシアペリメニが船員を待っていた。
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当直に就いていない全ての船員は艦のヘリコプター甲板に集合した。
そこには、美しく飾られた新年のモミの木が特別に設置されていた。

支隊司令部は乗組員を祝福し、軍最高司令官(大統領)からの祝辞と海軍司令部及び太平洋艦隊司令部からの電文を読み上げた。

(イベントの)公式部分が終わった後、御伽噺の登場人物であるジェド・マロース(ロシア版サンタクロース)が出演する演劇が上演され、行く年と来る年を表現した。
プログラムの実行中には、沢山のクイズと賞品が有った。


[ロケット巡洋艦ワリャーグ地中海遠征(2013年8月-)]

太平洋艦隊旗艦「ワリャーグ」を中核とする太平洋艦隊艦船支隊は、8月末にペトロパブロフスク・カムチャツキーを出港しました。
当初は、オーストラリアへ行く予定でした。
[太平洋艦隊のロケット巡洋艦ワリャーグはオーストラリアへ行く]

9月上旬の時点で太平洋中部に居ました。
[ロシア太平洋艦隊の艦船は遠海ゾーンで任務を遂行する]

しかし9月中旬、インド洋へ向かうと発表されました。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはインド洋(アデン湾)へ向かう]

10月1日、インド洋へ入りました。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはインド洋へ入る]

10月4日、スリランカトリンコマリー港へ寄港しました。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・ロケット巡洋艦ワリャーグはスリランカを訪れた]

10月8日にトリンコマリー港を出港し、アデン湾へ向かいました。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・ロケット巡洋艦ワリャーグはスリランカを去り、アデン湾へ向かった]

10月14日、オマーンサラーラ港へ入港しました。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはオマーンのサラーラへ寄港した]

その後、アデン湾紅海を通り抜け、11月2日にスエズ運河を通過して地中海へ入りました。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは地中海へ入った]

11月7日、地中海中部において北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」と合流しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは地中海中部で合流した]

11月11日、エジプトアレクサンドリアへ入港しました。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはアレクサンドリアを訪れた]
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その後の動向は報じられていませんでしたが、現在も地中海に滞在しており、ここで2014年の新年を迎えました。

オスカーII級原潜スモレンスクは2014年に北極点へ行く

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『イタルタス』より
2013年12月30日18時18分配信
【北方艦隊の打撃潜水艦「スモレンスク」は北極点へ浮上する】
アルハンゲリスク、12月30日/イタルタス特派員ウラジーミル・アヌフリエフ

北方艦隊原子力潜水艦K-410「スモレンスク」(プロジェクト949A)は、2014年に北極点へ浮上し、国旗及びアンドレイ旗を打ち建てる。
潜水艦の艦長ボリス・モロゾフ1等海佐は述べた。

「来年(2014年)、当艦は世界の大洋の遠隔海域において重大な任務を遂行します。
特に、北極において我々の存在を示す為の」
「スモレンスク」
の就役期間延長修理を行なったセヴェロドヴィンスク防衛造船所「艦船修理センター・ズヴェズドーチカ」広報サービスは、原子力潜水艦の艦長の言葉を引用した。

原子力潜水艦セヴェロドヴィンスから母基地へ移動を行ない、主要駐留地点ザオゼルスク(ムルマンスク州)へ戻った。
修理及び近代化後、潜水艦の就役期間は3.5年延長された。

ロケット巡洋艦は、2011年12月に造船所のドックへ置かれた。
「ズヴェズドーチカ」船台の専門技術者は、船体の大部分に関する作業を実施した。
昨年(2012年)8月の進水後、潜水艦の修理は艤装岸壁に浮かんで継続された。

「スモレンスク」プロジェクト949A原子力艦の2隻目であり、「ズヴェズドーチカ」で機器準備状態の回復が実施された。

既知の公開情報によると、海洋工学中央設計局「ルビーン」(サンクトペテルブルク)で開発された同プロジェクトの「スモレンスク」セヴェロドヴィンスク「セヴマシュ」造船所で1990年に竣工した。
プロジェクト949A「アンテイ」(NATO分類オスカーII)は、第3世代多目的(弾道ミサイルを搭載しない)潜水艦である。

原子力艦の全長は155メートル、排水量24000トン、潜航深度600メートル、水中速度32ノット(時速59キロ)、乗員107名である。
「アンテイ」の兵装は、500km以上の射程距離を有する有翼ミサイル「グラニート」発射装置24基と魚雷発射管6門である。


ロシア・ソ連潜水艦総合情報サイト『ディープストーム』より
【プロジェクト949A:K-410「スモレンスク」】

K-410は1986年12月9日に起工され、1988年3月4日に進水し、1990年1月20日に進水、1990年12月22日に海軍へ引き渡されました。
当初は巡洋潜水艦に分類されていました。

1991年3月14日に赤旗北方艦隊・第1潜水艦小艦隊・第11潜水艦師団(ザオゼルスク)に編入されました。

1992年7月3日、原子力水中巡洋艦に分類変更されました。

1993年4月6日、「スモレンスク」と命名されました。

1995年にはサルガッソー海で戦闘勤務に就きました。

2005年にはムルマンスク近郊ロスリャコヴォ村第82艦船修理工場大型浮きドックPD-50で修理を実施しました。
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2011年9月からセヴェロドヴィンスク市「ズヴェズドーチカ」で修理及び近代化を開始し、2012年8月4日に進水しました。
[オスカーII級ミサイル原潜スモレンスクは再進水した]


その後、艤装と航海試験が行なわれ、2013年12月30日に駐留基地ザオゼルスクへ戻ってきました。
[オスカーII級原潜スモレンスクは修理を終えて基地へ戻った]

修理を終えて現役に復帰した「スモレンスク」ですが、艦長によると、2014年には北極点へ行き、ロシア連邦国旗ロシア海軍旗を打ち建てるとの事です。
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