ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はクロンシュタット沖で艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランの発着艦試験を行なった

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『タス通信』より
2017年7月30日12時29分配信
【ヘリコプターKa-52Kはフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」艦上での次の段階の試験を完了した】
モスクワ、7月30日/タス通信

日曜日にサンクトペテルブルクの主要海軍パレードへ参加したロシア最新艦載ヘリコプターKa-52Kは、その前にフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」での次の段階の試験を完了した。
ホールディングス『ロシアン・ヘリコプターズ』広報サービスは発表した。

「2機のヘリコプターKa-52Kは次の段階の艦上試験を完了し、ロシア海軍の日に捧げられるパレードへ参加しました。
ヘリコプターは、海軍パレードの空中部門で見られ、ネヴァ川及びサンクトペテルブルクの元老院広場の上空を飛行しました」
ホールディングス
は話した。

広報サービスは、この機体が2016年末から2017年初頭に航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」艦上で予備試験を行ない、それは成功と見なされたと説明した。

「パレードに先立ち、ヘリコプターの機内システムと艦載システムの連携への取り組みの枠組みにおけるKa-52Kの次の段階の試験は完了しました。
特に、艦上での発着艦の際のヘリコプターの航法システムの動作が確認されました。
試験は、7月21日から22日に株式会社『カモフ』の専門家により実施され、プロジェクト22350フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"甲板への7回の着艦が行なわれました」

広報サービスは明らかにした。

ホールディングスが説明したように、同型のトップ艦である「アドミラル・ゴルシコフ」は、将来のロシア汎用揚陸艦にも同類が設置される一連の艦載システムが装備されているが故に選ばれた。

『ロシアン・ヘリコプターズ』の販売担当総取締役代理ウラジスラフ・サヴェリエフは、7月の試験段階の際、海洋条件でのKa-52Kの航法複合体の動作を点検する為に多くの作業が行なわれた事を指摘した。

「近い内に、得られた経験は『カモフ』設計局の専門家により分析され、試験は続けられます」
ホールディングス広報サービスはサヴェリエフの談話を引用した。



[新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」型]
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート(旧ブログ)]

プロジェクト22350フリゲートの1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソ連邦海軍元帥ゴルシコフ)は、サンクトペテルブルク市『北方造船所』で2006年2月1日に起工され、2010年10月29日に進水しました。


進水後、『北方造船所』の岸壁で艤装工事が進められました。
[艤装中のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」]
[ロシア海軍新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」近影]
[ロシア海軍最新フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」近影(2013年3月)]

2013年7月末までに艦長オレグ・グセフ1等海佐以下186名の正規乗組員が乗艦しました。
[新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」へ正規乗組員全てが乗艦した]

2013年7月31日からは『北方造船所』岸壁で係留試験が開始されました。
[新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」の係留試験が始まった]

しかし、「アドミラル・ゴルシコフ」に搭載予定のA-192M 130mm単装砲の開発と製造は遅延に遅延を重ね、この為、「アドミラル・ ゴルシコフ」の就役も当初計画より大幅に遅れる事になりました。
[ロシア海軍への新世代フリゲート「アドミラル・ ゴルシコフ」の引き渡しは130mm砲の問題により延期される]

130mm砲は2014年9月に入り、ようやく『北方造船所』へ届けられ、「アドミラル・ゴルシコフ」に搭載されました。
[ロシア海軍新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」の為の130mm砲は完成した]
[ロシア海軍新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」に130mm砲が搭載された]

その後、「アドミラル・ゴルシコフ」は消磁作業を開始しました。
[ロシア海軍新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は消磁作業を開始した]
[ロシア海軍新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は航行試験の準備が出来ている]

11月8日、『北方造船所』岸壁を離れ、クロンシュタットへ到着しました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・ゴルシコフ"はサンクトペテルブルクを去った]
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・ゴルシコフ"はクロンシュタットへ到着した]

2014年11月18日、クロンシュタットを出航し、工場航行試験を開始しました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は工場航行試験を開始した]


「アドミラル・ゴルシコフ」の試験は、就役後の配備先となる北方艦隊海上射爆場、つまりバレンツ海へ移動して実施されるとも言われていましたが、結局はフィンランド湾で実施されることになりました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は北方艦隊で今後の洋上試験を実施する]
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は2015年5月中旬にフィンランド湾で洋上試験を行なう]

2015年5月15日、「アドミラル・ゴルシコフ」サンクトペテルブルクを抜錨し、洋上試験(第2段階)へ向かいました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は洋上試験の為に抜錨した]

その後はバルチースク基地へ移動し、洋上試験を続けていました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は洋上試験を再開した]

2015年7月26日の「ロシア海軍の日」には、バルチースクの観艦式へ参加しました。

[バルチースクの『海軍の日』記念観艦式にロシア海軍の最新鋭艦5隻が参加する]
[ロシア大統領ウラジーミル・プーチンはロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"を訪れた]

9月3日にバルチースクを出航し、9月7日にクロンシュタットへ到着しました。


9月11日、建造元の『北方造船所』は、「アドミラル・ゴルシコフ」バルト海における洋上試験(第2段階)を完了したと発表しました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は洋上試験の第2段階を完了した]

その同じ日、「アドミラル・ゴルシコフ」は午前9時にクロンシュタットを出航し、フィンランド湾で洋上試験を行ない、同日の午後8時に帰港しました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はフィンランド湾で昼夜の洋上試験を行なった]


その後、バルチースク基地へ移動した「アドミラル・ゴルシコフ」は、9月22日に白海へ向けて出航しました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海へ向かった]

9月24日にはバルト海を出て北海へ入りました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバルト海を出て北海へ入った]

9月30日、白海沿岸セヴェロドヴィンスク(白海海軍基地)へ到着しました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海沿岸のセヴェロドヴィンスクへ到着した]

10月19日、「アドミラル・ゴルシコフ」国家受領試験を実施する為、白海へ出航しました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は洋上試験の最終段階を実施する為に白海へ出航した]

11月2日、A-192M「アルマート」130mm単装砲の発射試験が実施されました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海で130mm砲を発射した]

11月25日、白海有翼ミサイル(カリブル)の発射試験が行なわれました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海で巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

2015年12月25日、白海での洋上試験の第1段階は完了しました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海での洋上試験第1段階を完了した]

その後、「アドミラル・ゴルシコフ」バレンツ海方面へ移動し、2016年2月24日にはA-192M「アルマート」130mm単装砲の対空射撃試験を実施しました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で砲撃試験を実施した]

2016年2月末からはロスリャコヴォ村(ムルマンスク近郊)をベースにして海上試験を続けました。
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3月初頭には艦載ヘリコプターKa-27の発着試験が行われました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はヘリコプターの着艦試験を行なった]

3月23日にはA-192M「アルマート」130mm単装砲による海上砲撃試験が行われました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で海上目標への砲撃試験を行なった]

その後、「アドミラル・ゴルシコフ」は、北方艦隊基地セヴェロモルスクへ移動し、バレンツ海で各種試験が続けられました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"近影(2016年5月末-6月初頭)]

2016年7月末~8月初頭頃には、電子戦闘システム5P-28の試験が実施されました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"の電子戦闘システムの試験が実施された]





「アドミラル・ゴルシコフ」は、2016年11月~12月末までにロシア海軍へ引き渡される予定でした。
[最新鋭のプロジェクト22350フリゲート1番艦アドミラル・ゴルシコフは2016年12月にロシア海軍へ引き渡される]
[最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は2016年11月22日にロシア海軍への引き渡しが予定されている]

しかし、高射ミサイル複合体「ポリメント・リドゥート」に問題が発生しており、引き渡しの期日は未定となりました。
[最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"のロシア海軍への引き渡し時期は未だ明確では無い]

「アドミラル・ゴルシコフ」は2016年11月中旬までにバルチースクへ戻り、11月22日にバルチースクを出航しました。
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11月24日にはサンクトペテルブルク『北方造船所』へ到着しました。
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「アドミラル・ゴルシコフ」ロシア海軍への引き渡しは、2017年に延期されることになりました。
[プロジェクト22350フリゲート1番艦アドミラル・ゴルシコフのロシア海軍への引き渡しは2017年前半に延期された]

2017年1月21日には『北方造船所』の浮きドックへ入渠しました。
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その後、『北方造船所』岸壁で艦内の全ての機器の点検と整備が行なわれました。
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2017年3月20日にサンクトペテルブルクから出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は兵装試験の為に再びバレンツ海へ向かった]

当初はバレンツ海で試験を行なう予定でしたが、結局バルト海で試験が行なわれ、5月8日にサンクトペテルブルクへ戻ってきました。



その後、5月21日午前にサンクトペテルブルクを出航し、バルト艦隊主要基地バルチースクへ向かいました。
『Dambievのブログ』より
2017年5月22日配信
【フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」は次の段階の試験へと出発した】

6月初頭からバルト海で洋上試験を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバルト海で洋上試験を行なう]
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバルト海で高射ミサイル複合体の発射試験を行なう]

7月1日にはサンクトペテルブルクへ入港しました。


その後、クロンシュタットで7月30日に行なわれる「ロシア海軍の日」観艦式のリハーサルへ何度も参加しました。
[2017年7月30日にクロンシュタットとサンクトペテルブルクで挙行される『ロシア海軍の日』観艦式には約40隻の艦船が参加する]



そして7月30日、クロンシュタットで行なわれた観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。


その「アドミラル・ゴルシコフ」ですが、観艦式の前の7月21日~22日に、艦上攻撃ヘリコプターKa-52K「カトラン」の発着艦試験を行なっていた事が明らかにされました。
[ロシア海軍向けの艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランの供給契約は2019年に締結される]
[ロシア海軍向けの艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランの量産は2020年に始まる]

この時期に「アドミラル・ゴルシコフ」クロンシュタット沖で観艦式のリハーサルを何度も行なっていたので、その合間にKa-52Kの試験も実施されていたようです。

なお、ロシア連邦副首相ドミトリー・ロゴージン氏は、7月30日に「アドミラル・ゴルシコフ」の試験が完了したと述べています。
『タス通信』より
2017年7月30日12時20分配信
【ロゴージン:フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」の試験は完了し、良い仕事が行なわれた】

「アドミラル・ゴルシコフ」ロシア海軍への引き渡しは、2017年11月に予定されています。
[プロジェクト22350フリゲート1番艦アドミラル・ゴルシコフは2017年11月にロシア海軍へ引き渡される]
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ロシア海軍太平洋艦隊向けに6隻の新世代小型ロケット艦カラクルト級が建造される

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2017年7月29日14時35分配信
【太平洋艦隊は「カリブル」で武装した6隻の小型ロケット艦を受け取る~ロシア連邦国防省】
サンクトペテルブルク、7月29日、インタファクス-AVN

ロシア太平洋艦隊の為の6隻のプロジェクト22800小型ロケット艦の建造契約は、2018年に締結される事になるだろう。
ロシア連邦国防次官ユーリー・ボリソフは述べた。

「『ペラ』と我々は、7隻のこのような艦の契約を締結しており、ゼレノドリスク造船工場とは5隻です。
2018年には、更なる6隻の契約を予定しております。
おそらく、これらの艦は極東で建造されることになるでしょう、何故なら、これらは太平洋艦隊の為に意図されているからです。
極東で然るべき建造を行なう上での物流の複雑さが故に、そこの造船所を活用するのが好都合でしょう」
ユーリー・ボリソフ
は土曜日に報道陣へ話した。

ロシア国防次官ユーリー・ボリソフは、土曜日にレニングラード造船工場『ペラ』でのプロジェクト22800(コード名「カラクルト」)小型ロケット艦のトップ「ウラガーン」の進水式典に出席した。
小型ロケット艦「ウラガーン」は2015年12月に起工されている。

このタイプの艦は、有翼ミサイル「カリブル」で武装している。



[新世代小型ロケット艦カラクルト級]


プロジェクト22800「カラクルト」は、ロシア海軍の現用のプロジェクト12341「オヴォード」小型ロケット艦(ナヌチュカ級)及びプロジェクト12411「モルニヤ」ロケット艇(タランタル級)の代替となる新世代の小型ロケット艦であり、ソ連邦時代から高速戦闘艦艇を手掛けてきた「アルマーズ」設計局により設計されました。

プロジェクト12341小型ロケット艦「モローズ」(太平洋艦隊)
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プロジェクト12411ロケット艇R-18(太平洋艦隊)
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元々は「オヴォード」「モルニヤ」の後継としてプロジェクト12300「スコルピオン」ロケット艇(満載排水量465トン)が建造される筈だったのですが、2001年6月5日に起工された1番艇は工事中止となりました。
[ロシア新型ミサイル艇プロジェクト12300「スコルピオン」]

その後、「アルマーズ」設計局「スコルピオン」の拡大発展型(満載排水量800トン)を設計し、それに小改正を加えたのがプロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦として建造される事になりました。
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プロジェクト22800の主要兵装は打撃有翼ミサイル複合体「カリブル」です。
[巡航ミサイル「カリブル」対地攻撃型は2500kmの最大射程を有する]

この他、AK-176MA 76mm砲高射ミサイル-砲複合体「パーンツィリ-M」を装備します。
[ロシア海軍の為の新たな76mm砲AK-176MAの試験は完了した]
[ロシア海軍の新型高射複合体パーンツィリ-Mは2017年末までに制式採用される]


「カラクルト」の最初の2隻:「タイフーン」「ウラガーン」は、2015年12月24日にサンクトペテルブルク近郊の『ペラ』造船所で起工されました。
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[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦ウラガーンとタイフーンはサンクトペテルブルクで起工された]
2017年7月29日に「ウラガーン」が進水しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の為のプロジェクト22800カラクルト級小型ロケット艦の1番艦ウラガーンは進水した]

2016年5月10日、クリミア半島フェオドシヤ造船工場「シトルム」が起工されました。
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[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦シトルムはクリミアで起工された]

2016年7月29日、『ペラ』造船所「シクヴァル」が起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦シクヴァルは起工された]

2016年12月24日、『ペラ』造船所「ブーリャ」が起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦ブーリャはサンクトペテルブルクで起工された]

2017年3月17日、フェオドシヤ造船工場「オホーツク」が起工されました。
[クリミアのフェオドシヤ造船所でロシア海軍の新世代小型ロケット艦オホーツクが起工された]


プロジェクト22800は、『ペラ』造船所並びにフェオドシヤ造船工場の他に、今後はタタールスタンゼレノドリスク造船所でも建造されます。
[タタールスタンのゼレノドリスク造船所はロシア海軍の為に小型ロケット艦カラクルト級を5隻建造する]

そして更に、太平洋艦隊向けの6隻のプロジェクト22800が建造される事になりました。
何処で建造するのかは未だ正式には決まっていないようですが、極東の造船所で建造される可能性が高いようです。


プロジェクト22800は2022年までに18隻の建造が計画されています。
[ロシア海軍の新世代小型ロケット艦プロジェクト22800は2022年までに18隻建造される]

ロシア海軍バルト艦隊の為のプロジェクト22800カラクルト級小型ロケット艦の1番艦ウラガーンは進水した

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2017年7月29日14時15分配信
【サンクトペテルブルクで小型ロケット艦のトップ「ウラガーン」が進水した】
サンクトペテルブルク、7月29日、インタファクス-AVN

武装として有翼ミサイル「カリブル」を持つプロジェクト22800小型ロケット艦「ウラガーン」は年末までにロシア連邦国防省へ引き渡される。
土曜日に軍当局の次官ユーリー・ボリソフは報道陣へ伝えた。

「ウラガーンは、今後半年の間に試験を行なわなければならず、それは殆ど全ての船舶機器が揃っています。
進水後、係留試験が始まり、全ての主要ユニットが調整されます。
私が思いますに、この艦は、まさしく年末までには海軍へ引き渡されるでしょう、そう願っております」
ユーリー・ボリソフ
は話した。

国防次官は、レニングラード造船工場『ペラ』でのプロジェクト22800(コード名「カラクルト」)小型ロケット艦のトップ「ウラガーン」の進水式典に出席した。
同艦は2015年12月に起工されている。

ユーリー・ボリソフは、「ウラガーン」が重要な武器を有している事を指摘した。
「これは、サイズは多少小さいでしょうが、非常に鋭いです。
御存知のように、有翼ミサイル"カリブル"は、シリア紛争で良好さを示しております。
そのミサイル-砲兵装は高射ミサイル複合体であり、空中からカバーします。
これは脅威的な兵器であり、我々の見方では、ロシア連邦の内海を支配し、太平洋艦隊、北方艦隊、バルト艦隊の近海ゾーンのカバーを提供します」

国防次官は語った。



[新世代小型ロケット艦カラクルト級]


プロジェクト22800「カラクルト」は、ロシア海軍の現用のプロジェクト12341「オヴォード」小型ロケット艦(ナヌチュカ級)及びプロジェクト12411「モルニヤ」ロケット艇(タランタル級)の代替となる新世代の小型ロケット艦であり、ソ連邦時代から高速戦闘艦艇を手掛けてきた「アルマーズ」設計局により設計されました。

プロジェクト12341小型ロケット艦(「ミラーシュ」)
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プロジェクト12411ロケット艇(R-239)
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元々は「オヴォード」「モルニヤ」の後継としてプロジェクト12300「スコルピオン」ロケット艇(満載排水量465トン)が建造される筈だったのですが、2001年6月5日に起工された1番艇は工事中止となりました。
[ロシア新型ミサイル艇プロジェクト12300「スコルピオン」]

その後、「アルマーズ」設計局「スコルピオン」の拡大発展型(満載排水量800トン)を設計し、それに小改正を加えたのがプロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦として建造される事になりました。
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プロジェクト22800の主要兵装は打撃有翼ミサイル複合体「カリブル」です。
[巡航ミサイル「カリブル」対地攻撃型は2500kmの最大射程を有する]

この他、AK-176MA 76mm砲高射ミサイル-砲複合体「パーンツィリ-M」を装備します。
[ロシア海軍の為の新たな76mm砲AK-176MAの試験は完了した]
[ロシア海軍の新型高射複合体パーンツィリ-Mは2017年末までに制式採用される]

ただ、1番艦「ウラガーン」は、艦後部の「パーンツィリ-M」設置スペースにAK-630M 30mmガトリング砲2基が設置されているので、「パーンツィリ-M」の装備は見送られているようです。
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「カラクルト」の最初の2隻:「タイフーン」「ウラガーン」は、2015年12月24日にサンクトペテルブルク近郊の『ペラ』造船所で起工されました。
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[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦ウラガーンとタイフーンはサンクトペテルブルクで起工された]

2016年5月10日、クリミア半島フェオドシヤ造船工場「シトルム」が起工されました。
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[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦シトルムはクリミアで起工された]

2016年7月29日、『ペラ』造船所「シクヴァル」が起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦シクヴァルは起工された]

2016年12月24日、『ペラ』造船所「ブーリャ」が起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦ブーリャはサンクトペテルブルクで起工された]

2017年3月17日、フェオドシヤ造船工場「オホーツク」が起工されました。
[クリミアのフェオドシヤ造船所でロシア海軍の新世代小型ロケット艦オホーツクが起工された]


プロジェクト22800は、『ペラ』造船所並びにフェオドシヤ造船工場の他に、今後はタタールスタンゼレノドリスク造船所でも建造されます。
[タタールスタンのゼレノドリスク造船所はロシア海軍の為に小型ロケット艦カラクルト級を5隻建造する]

プロジェクト22800は2022年までに18隻の建造が計画されています。
[ロシア海軍の新世代小型ロケット艦プロジェクト22800は2022年までに18隻建造される]


そして2017年7月29日、「カラクルト」級の1番艦「ウラガーン」は進水しました。
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[ロシア海軍の為のプロジェクト22800カラクルト級小型ロケット艦の1番艦ウラガーンは2017年夏に進水する]

「ウラガーン」は2017年12月末にロシア海軍へ引き渡される予定となっておりますが、2018年にずれ込む可能性も有ります。

「ウラガーン」ロシア海軍へ就役後、バルト艦隊へ配備されます。

ロシア海軍の第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級の1番艦は2023~2024年に起工される

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年7月28日14時9分配信
【次世代多目的原子力潜水艦「ハスキー」は2025年までに起工される】
セヴェロドヴィンスク(アルハンゲリスク州)、7月28日-ロシア通信社ノーボスチ

次の第5世代多目的原子力潜水艦プロジェクト「ハスキー」の起工は、2023~2024年に計画されている。
『ロシア通信社ノーボスチ』は金曜日に、ロシア連邦海軍副総司令官ヴィクトール・ブルスク中将より伝えられた。

現在、ロシア連邦海軍は、第4世代多目的原子力潜水艦プロジェクト「ヤーセン」を軍備採用している。

「おおよそは、起工(原子力潜水艦「ハスキー」の)は2023~2024年に予定されております」
プロジェクト「ヤーセン-M」原子力潜水艦「ウリヤノフスク」
の起工式典の為に工場『セヴマシュ』へ来訪したブルスクは話した。



ソ連/ロシア海軍攻撃原潜(多用途原潜)を手掛けてきた『マラヒート』機械製造局は、既に第5世代多用途原子力潜水艦「ハスキー」の設計作業に取り掛かっています。
[第5世代多用途潜水艦はステルス性を重視する]
[ロシア海軍第5世代多用途原潜は複殻式船体となり、排水量は12000トン以下になるだろう]
[ロシア海軍第5世代多用途原潜は水中無人機を搭載する]
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦の開発作業は進行中である]
[ロシア海軍の為の第5世代多用途原潜ハスキー級の開発は進められている]

第5世代多用途原子力潜水艦「ハスキー」は、モジュール方式(基本型は攻撃原潜であり、有翼ミサイル区画を挿入すれば有翼ミサイル原潜になる)となるようです。
[ロシア海軍の為の第5世代多用途原子力潜水艦はモジュール方式となる]

この他、旧ソ連海軍「アルファ」級のような大幅な自動化による省力化も検討されています。
[ロシア海軍は自動化原潜の建造を検討する]

「ハスキー」級には、現在開発中の極超音速有翼ミサイル「ツィルコン」が装備されます。
[ロシア海軍の為の極超音速巡航ミサイル"ツィルコン"の試験が始まった]
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級は極超音速巡航ミサイル"ツィルコン"を装備する]
[ロシア海軍の為の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は発射試験で最大速度マッハ8に達した]

ロシア造船業界の総元締・総本山である『統合造船業営団』は、「ハスキー」級の設計原案は2018年には出来上がると発表しました。
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級の設計原案は2018年に出来上がる]

現在の所、「ハスキー」級の建造開始は2020年以降に予定されています。
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級の建造契約は2018年以降に締結される]
[ロシア海軍第5世代多用途原潜ハスキー級の建造は2020年以降に始まる]


そして今回、ロシア連邦海軍副総司令官ヴィクトール・ブルスク中将は、「ハスキー」級の1番艦の起工は、2023から2024年に予定されていると発言しました。

さる7月28日に起工された第4世代多用途原潜プロジェクト885「ヤーセン」の最終艦「ウリヤノフスク」は、2023~2024年にロシア海軍へ引き渡される予定となっているので、その後で第5世代多用途原潜「ハスキー」級の建造が始まる事になるようです。
[ロシア海軍北方艦隊の為の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級7番艦(最終艦)ウリヤノフスクは起工された]
[ロシア海軍第4世代多用途原潜ヤーセン級は2023年までに計7隻が就役する]

ロシア海軍の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級2番艦カザンの係留試験が始まった

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年7月28日16時16分配信
【原子力潜水艦「カザン」は係留試験を開始した】
セヴェロドヴィンスク、7月28日-ロシア通信社ノーボスチ

プロジェクト「ヤーセン-M」型原子力潜水艦「カザン」の試験は開始され、今年には海へ出る。
『セヴマシュ』総取締役ミハイル・ブドニチェンコは報道陣へ伝えた。

「カザンは既に岸壁に在り、係留試験段階を開始します。
スケジュールに沿って、今年中には海へ出なければならず、そして来年に私共は海軍へ引き渡さなければなりません」
ブドニチェンコ
は話した。

金曜日に『セヴマシュ』で、更なる1隻の同プロジェクト潜水艦「ウリヤノフスク」の起工式典が開催された。

多目的原子力潜水艦「カザン」、「ノヴォシビルスク」、「クラスノヤルスク」と「アルハンゲリスク」は、改善プロジェクト「ヤーセン-M」(885M)の下で建造されている。
それは13800トンの排水量を有し、潜航深度は520メートル、乗組員64名、自立航行期間100日、水中速力31ノット。

兵装として、機雷、533mm魚雷、有翼ミサイル「カリブル」「オーニクス」が有る。

ロシア連邦海軍ドクトリンによると、大規模シリーズ建造された同プロジェクトの将来潜水艦は、ロシア多目的原子力潜水艦の基礎となる。



[新世代多用途原潜ヤーセン級(旧ブログ)]
[新世代多用途原潜ヤーセン級]

プロジェクト885「ヤーセン」原子力水中巡洋艦の2番艦(改型のプロジェクト885M「ヤーセン-M」としては1番艦)「カザン」は、2009年7月24日にセヴェロドヴィンスク造船所「セヴマシュ」で起工されました。
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[改セヴェロドヴィンスク型原潜「カザン」起工]
[改セヴェロドヴィンスク型原潜カザンは新型機器のみを装備した初の第4世代原潜となる]
[改ヤーセン級多用途原潜カザンの操舵装置の製造が始まった]

「カザン」北方艦隊への配備が予定されており、既に乗組員も編成されています。
[ロシア海軍北方艦隊潜水部隊は新世代戦略原潜クニャージ・ウラジーミルと多用途原潜カザンの乗組員を編成した]

「カザン」は2017年3月31日に進水しました。

[ロシア海軍の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級2番艦カザンはセヴェロドヴィンスク造船所で進水した]

そして7月末からは、造船所の岸壁で係留試験が始まりました。
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係留試験の後、「カザン」は今年中に航行試験を開始します。

「カザン」は、2018年にロシア海軍への引き渡しが予定されています。
[新世代多用途原潜カザンと戦略原潜クニャージ・ウラジーミルは2018年にロシア海軍へ引き渡される]


「ヤーセン」級シリーズ(原型1隻、改型6隻)は、2023年~2024年までに7隻がロシア海軍へ引き渡される予定です。
[ロシア海軍第4世代多用途原潜ヤーセン級は2023年までに計7隻が就役する]

ロシア海軍北方艦隊の為の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級7番艦(最終艦)ウリヤノフスクは起工された


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年7月28日14時4分配信
【原子力水中巡洋艦「ウリヤノフスク」は北方艦隊へ加入する】
セヴェロドヴィンスク、7月28日-ロシア通信社ノーボスチ

金曜日に工場『セヴマシュ』で起工され、海軍総司令官の指示により「ウリヤノフスク」と命名された多目的原子力潜水艦プロジェクト「ヤーセン-M」北方艦隊が受け取る。
海軍副総司令官ヴィクトール・ブルスク『ロシア通信社ノーボスチ』へ語った。

「この潜水艦は、北方艦隊が受領します」
ブルスク
巡洋艦の起工式典の直後に話した。

「我々は、2024年の変わり目に、この潜水艦(の受領)を見込んでおります。
セヴマシュは、この課題へ対処する事を願っております」
ブルスク
は指摘した。

原子力潜水艦「ウリヤノフスク」の起工式典中、潜水艦の名前、プロジェクト及び起工日、更には起工された場所が記された起工記念板が溶接された。
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起工は、プロジェクト「ヤーセン」及び「ボレイ」原子力潜水艦全てを建造した『セヴマシュ』の組立造船台で行なわれた。

原子力水中巡洋艦「ウリヤノフスク」は、サンクトペテルブルク海洋機械製造局『マラヒート』により設計された多目的原子力潜水艦プロジェクト「ヤーセン-M」のラインの6隻目となる。
同プロジェクトのトップ艦「カザン」は2017年3月31日に進水し、工場で試験が行なわれている。

原子力水中巡洋艦「ノヴォシビルスク」、「クラスノヤルスク」、「アルハンゲリスク」、「ペルミ」は様々な建造段階に在る。
専門家が説明したように、プロジェクト「ヤーセン-M」は、電波技術兵器複合体、近代化された機器とロシア企業の協力により製造された材料に関し、根本的な変更及び技術的解決が採用されている。

ロシア連邦の海軍ドクトリンによると、大規模シリーズ建造された同プロジェクトの将来潜水艦は、ロシア多目的原子力潜水艦の基礎となると『セヴマシュ』は説明した。

水中巡洋艦シリーズ(プロジェクト「ヤーセン」)のトップ「セヴェロドヴィンスク」『セヴマシュ』で建造され、2014年6月17日に海軍へ引き渡された。
敵の潜水艦及び水上艦との戦闘のために意図されており、全く新しい兵器複合体及び自動化が導入されている。



[新世代多用途原潜ヤーセン級(旧ブログ)]
[新世代多用途原潜ヤーセン級]

ロシア海軍第4世代原子力潜水艦であるプロジェクト885「ヤーセン」原子力水中巡洋艦は、これまでに6隻がセヴェロドヴィンスク市「セヴマシュ」で起工され、このうち1隻が就役済みです。

1番艦K-560「セヴェロドヴィンスク」は1993年12月21日に起工され、2010年6月15日に進水、2013年12月30日に竣工、2014年6月17日に就役し、北方艦隊第11対空母原潜師団へ編入されました。
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクに聖アンドレイ旗は揚がった]
就役後も各種試験と慣熟訓練に従事していましたが、2016年3月までに終了しました。
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクは戦闘演習の為に出航する]
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海で対潜戦闘訓練を行なった]
[ロシア海軍最新鋭原子力水中巡洋艦セヴェロドヴィンスクはバレンツ海から巡航ミサイル"カリブル"を発射した]


2番艦「カザン」からは改良型のプロジェクト885Mとなり、2009年7月24日に起工され、2017年3月31日に進水しました。
[ロシア海軍の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級2番艦カザンはセヴェロドヴィンスク造船所で進水した]
ロシア海軍への引き渡しは2018年に予定されています。
[新世代多用途原潜カザンと戦略原潜クニャージ・ウラジーミルは2018年にロシア海軍へ引き渡される]

3番艦(改「ヤーセン」級としては2隻目)「ノヴォシビルスク」は2013年7月26日に起工されました。
ロシア海軍への引き渡しは2019年に予定されています。
[ヤーセン級多用途原潜3番艦ノヴォシビルスクは起工された]
[ヤーセン級多用途原潜ノヴォシビルスクの船体の水圧試験が行なわれた]

4番艦(改「ヤーセン」級としては3隻目)「クラスノヤルスク」は、2014年7月27日に起工されました。
ロシア海軍への引き渡しは2020年に予定されています。
[多用途原潜ヤーセン級4番艦クラスノヤルスク(と戦略原潜ボレイ級5番艦)はロシア海軍の日に起工された]
[ロシア海軍の第4世代多用途原潜ヤーセン級4番艦クラスノヤルスクの船体の水圧試験が行なわれた]

5番艦(改「ヤーセン」級としては4隻目)「アルハンゲリスク」は、2015年3月19日に起工されました。
ロシア海軍への引き渡しは2021年に予定されています。
[ロシア海軍の為のヤーセン級多用途原潜5番艦アルハンゲリスクは起工された]

6番艦(改「ヤーセン」級としては5隻目)「ペルミ」は、2016年7月29日に起工されました。
ロシア海軍への引き渡しは2022年に予定されています。
[ロシア海軍の為の第6のヤーセン級原子力水中巡洋艦ペルミはセヴェロドヴィンスクで起工された]


そして2017年7月28日、7番艦(改「ヤーセン」級としては6隻目)「ウリヤノフスク」が起工されました。
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[ロシア海軍の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級7番艦(最終艦)ウリヤノフスクは2017年7月28日に起工される]

ロシア海軍への引き渡しは「2024年の変わり目」、つまり2023年12月末頃になり、就役後は北方艦隊へ配備されます。


「ウリヤノフスク」は、ソ連/ロシア海軍の艦名としては2隻目(2代目)となります。

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先代(初代)の「ウリヤノフスク」は、プロジェクト11437重原子力航空巡洋艦の1番艦として1988年11月25日に起工されました。
[幻の「原子力空母」ウリヤノフスク級]
[未完の原子力空母ウリヤノフスク]
[原子力空母ウリヤノフスクの電子機器]
しかし、ソ連邦解体により完成する事無く解体されました。
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それから25年を経て、新たな「ウリヤノフスク」が建造される事になりました。


現在の所、「ヤーセン」級シリーズの建造は7隻で終了する予定です。
[ロシア海軍第4世代多用途原潜ヤーセン級は2023年までに計7隻が就役する]

その後は第5世代原子力潜水艦「ハスキー」級の建造へ移行します。
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級の建造契約は2018年以降に締結される]

ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーとヴォルホフはサンクトペテルブルクで起工された


『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2017年7月28日14時35分配信
【『アドミラルティ造船所』で太平洋艦隊の為の2隻の潜水艦が起工された】
サンクトペテルブルク、7月28日、インタファクス-AVN

2隻のプロジェクト636.3ディーゼルエレクトリック潜水艦「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」及び「ヴォルホフ」の起工式典は金曜日に株式会社『アドミラルティ造船所』(サンクトペテルブルク)で開催された。

潜水艦は、太平洋艦隊の為の6隻の潜水艦シリーズのオープニングである。
契約条件下で最初の艦は2019年に海軍へ引き渡され、シリーズ全ての建造完了は2022年に予定されている。

「本日、2隻のディーゼルエレクトリック潜水艦が起工されます。
1隻目のペトロパヴロフスク・カムチャツキーは、既に水圧ブロックが用意されています。
それは、確実に2019年11月25日に海軍へ御引き渡しいたします」

式典で『アドミラルティ造船所』総取締役アレクサンドル・ブザコフは話した。

「貴方達の努力のお蔭により、我々は、悪意を持つ者を黒海艦隊へ近づけておりません。
今、貴方達の前には、太平洋艦隊の強化という課題が有ります」
ロシア連邦国防次官ユーリー・ボリソフ
は発言した。

プロジェクト636.6潜水艦の自立航行期間は45日である。
通常潜航深度は240メートル、最大で300メートル。乗組員52名。
水上排水量2350立方メートル、全長73.8メートル、幅9.9メートル。
航続距離400海里。

株式会社『アドミラルティ造船所』は、潜水艦及び水上油槽船の建造を専門としている。



[プロジェクト06363潜水艦(黒海艦隊)]
現在、ロシア海軍の為のプロジェクト06363潜水艦は、黒海艦隊向けの6隻が2014年~2016年に就役しています。
全てサンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』で建造されています。
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プロジェクト06363は、輸出用のプロジェクト636を更に改良したタイプであり、今後建造される第5世代通常動力潜水艦「カリーナ」級の開発設計作業の成果がフィードバックされています。

プロジェクト06363潜水艦には有翼ミサイル「カリブル」が装備されます。
[巡航ミサイル「カリブル」対地攻撃型は2500kmの最大射程を有する]

プロジェクト06363有翼ミサイル「カリブル」は、既にシリアで実戦使用されています。

黒海艦隊「ロストフ・ナ・ドヌー」(2014年12月30日就役)は、2015年12月8日に地中海東部からシリアISIL(イラク・レバントのイスラム国)施設へ有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーは地中海東部からシリアのISIL(イラク・レバントのイスラム国)拠点へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

黒海艦隊「クラスノダール」(2015年11月5日就役)は、2017年5月31日と6月23日に地中海東部からシリアISIL施設有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦(フリゲート)アドミラル・エッセンと潜水艦クラスノダールはパルミラのISIL(イラク・レバントのイスラム国)施設へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート2隻と潜水艦1隻はシリアのハマー県のISIL(イラク・レバントのイスラム国)施設へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]


[プロジェクト06363潜水艦(太平洋艦隊)]

今後は太平洋艦隊向けにも6隻の06363潜水艦『アドミラルティ造船所』で建造される事になり、建造契約は2016年9月7日に締結されました。
[サンクトペテルブルクのアドミラルティ造船所はロシア海軍太平洋艦隊の為の6隻のプロジェクト06363潜水艦の建造契約を締結した]

そして、2017年7月28日に最初の2隻~「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」「ヴォルホフ」が同時に起工されました。
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「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」
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「ヴォルホフ」
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「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」起工記念プレート
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「ヴォルホフ」起工記念プレート
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「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」は2019年11月25日、「ヴォルホフ」は2020年(11月)にロシア海軍へ引き渡されるようです。
6隻全てが就役するのは2022年になります。

ロシア海軍太平洋艦隊の為の第2のプロジェクト20380コルベット"グロームキー"は造船台を出渠した

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『統合造船業営団』公式サイトより
【コルベット「グロームキー」は『アムール造船工場』の造船台を去った】
コムソモリスク・ナ・アムーレ、2017年7月28日

2017年7月28日、『アムール造船工場』(『統合造船業営団』へ加入)で、プロジェクト20380多目的警備艦(コルベット)「グロームキー」の造船台からの出渠及び艤装ドックへの設置が行なわれた。

この受注品の為の船台での建造期間は終了した。
この先は、艤装作業と試験となる。

伝統により、この日は『アムール造船工場』で3名が受勲され、「オープンドア」の日が公示され、造船台からの艦の出渠式典が開催され、ハバロフスク地方政庁、コムソモリスク・ナ・アムーレ市庁、ロシア連邦国防省及び海軍、省庁の代表、更には赤旗太平洋艦隊の士官と水兵、『統合造船業営団』、中央海洋設計局『アルマーズ』の代表、中央、地域、地元メディアの報道陣が出席した。

次の軍用受注品の出渠が『ロシア海軍の日』の前に行なわれた事は注目される。
『アムール造船工場』は、今日においても、極東における太平洋艦隊の為の戦闘艦建造の為の主要基盤のままである。

コルベット「グロームキー」は、今年7月20日に太平洋艦隊へ引き渡されたコルベット「ソヴェルシェーンヌイ」のシリーズの2隻目である。
その戦術-技術的特性は、「古い兄弟」、そして更には「ソヴェルシェーンヌイ」と何ら変わりは無く、ロシア極東の遠海ゾーンの保護の為に使用される。

[インフォメーション]
多目的警備艦(コルベット)プロジェクト20380「グロームキー」
は、2012年4月に『アムール造船工場』で起工され、海軍への引き渡し時期は2018年である。

艦は、我が国の近海ゾーンでの行動、敵の水上艦及び潜水艦との戦闘を行ない、更には海洋揚陸作戦中の海洋揚陸部隊の砲撃支援、海上の艦船及び基地へミサイル-砲による打撃を与え、封鎖目的での担当ゾーンの哨戒の為に意図されている。

この多目的警備艦は、公海上で作戦を実施する為の独自の技術的パラメータ及び兵器構成を有している。



ロシア太平洋艦隊向けのプロジェクト20380コルベットの2隻目となる「グロームキー」は2012年4月20日に起工されました。
[新世代コルベット「グロームキー」は起工された]

当初は2015年の引き渡しが予定されていましたが、建造工事は遅延しています。
[ロシア海軍の為のプロジェクト20380コルベット"グロームキー"の建造は対ロシア制裁の影響により遅延する]


そして起工から5年以上が経過した2017年7月28日に造船台を出渠しました。

「グロームキー」は、2018年末にロシア海軍へ引き渡される予定です。
[ロシア海軍太平洋艦隊向けのプロジェクト20380コルベット4隻は2017年6月末~2020年10月下旬に就役する]

ロシア海軍の為の将来汎用ヘリコプター母艦プリボイ級の1番艦はセヴァストーポリと命名される

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年7月27日17時1分配信
【ロシア版「ミストラル」のトップは「セヴァストーポリ」と命名される】
セヴァストーポリ、7月27日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア国防省は、ロシア海軍の艦の1隻に「セヴァストーポリ」の名を付けるというセヴァストーポリの社会活動家及び退役将兵の要望に応え、それは新たな「ミストラル」タイプの汎用揚陸艦プロジェクトのトップとなる。
『ロシア通信社ノーボスチ』は、ロシア国家院(下院)議員ドミトリー・ベリクより伝えられた。
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「セヴァストーポリにとって、これは記念すべき一歩であり、ロシア南部の前線基地である同市の住民へ敬意を捧げるものであります」
ベリク
は話した。

彼は、「セヴァストーポリ」という名前の艦を、同市住民はウクライナ時代以降に待ち望んでいた事を指摘した。

「この3年間、ロシアは積極的に新しい艦を建造しております。
従いまして、市では、ロシア海軍の都市の名前を戦闘艦の1隻に付ける事を主張する世論の波が巻き起こっています」

議員は強調した。
「私共は国防省首脳へ要望し、回答を受け取りました」
『ロシア海軍の為に建造される艦の1隻にセヴァストーポリの名前を付けるという貴方達の御要望は、ロシア国防省で検討いたしました。
英雄都市セヴァストーポリと、その英雄的な伝統の記憶を保持する目的で、セヴァストーポリの名前は、2022年以降に海軍が受領する新たな汎用揚陸艦プロジェクトのトップに付ける事が計画されております』




2011年6月にロシアフランスへ2隻の「ミストラル」級ヘリコプター揚陸ドック艦(ヘリコプター空母)を発注し、「ウラジオストク」、「セヴァストーポリ」と命名された艦は2014年と2015年に引き渡される筈でしたが、フランスウクライナ情勢に関連して引き渡しを凍結しました。

2015年8月5日、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンフランス大統領フランソワ・オランドは電話で会談し、「ミストラル」級ヘリコプター揚陸ドック艦の建造・供給契約の終了(破棄)を決定しました。
[ロシアとフランスはロシア海軍向けミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦の契約を終了させた]

フランスロシアへ補償金として約9億5000万ユーロを支払い、2隻の「ミストラル」級に設置されたロシア製機器は全て取り外してロシアへ返却されました。
[ロシア海軍向けミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦の契約終了によりフランスはロシアへ9億4975万4849ユーロを支払う]
[ロシア海軍向けだった2隻のミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦から取り外されたロシア製機器は全てロシアへ到着した]
[ロシア向けだった2隻のミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦から取り外されたロシア製機器はロシア海軍へ引き渡される]

その後、2隻の「ミストラル」級エジプトへ売却されました。
(1番艦は「ガマール・アブドゥル=ナーセル」、2番艦は「アンワル・アッ=サーダート」と改名)

「ガマール・アブドゥル=ナーセル」(旧「ウラジオストク」):2016年6月2日にエジプト海軍へ引き渡し。
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「アンワル・アッ=サーダート」(旧「セヴァストーポリ」):2016年9月16日にエジプト海軍へ引き渡し。
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一方、ロシアは、以前からロシア版ミストラルとも言える大型の全通甲板ヘリコプター揚陸艦(汎用ヘリコプター母艦)の設計を進めており、2015年6月には、汎用ヘリコプター母艦の概念設計案「ラヴィーナ」の詳細が公表されました。
[ロシア海軍将来汎用揚陸ヘリコプター搭載艦プロジェクト「ラヴィーナ」]
[ロシア海軍の為の将来大型揚陸艦は複数のヴァージョンが設計されている]
[ロシア海軍の為の新たなヘリコプター揚陸艦の設計は進められている]

[汎用揚陸ヘリコプター母艦「ラヴィーナ」]
満載排水量:24000トン
全長:180メートル
幅:30メートル
吃水:5メートル
速力:22ノット
航続距離:5000海里
自立行動期間:60日
乗員:320名
積載能力:海軍歩兵隊員500名、各種戦闘車両50両
搭載機:ヘリコプター×16機(Ka-29、Ka-52K、Ka-27)
搭載艇:揚陸艇×6隻
兵装:AK-176MA 76mm単装砲×1基
高射ミサイル砲複合体「パーンツィリ-M」×2基
高射砲複合体「パラシ」×3基
AK-630M2「ドゥエト」30mm機関砲×2基


この概念設計案「ラヴィーナ」をベースにして、ロシア海軍向けとなる汎用ヘリコプター揚陸艦プロジェクト「プリボイ」が設計され、実際に建造されることになります。
[ロシア海軍の為の将来汎用ヘリコプター母艦プリボイ級の設計作業は進められている]

汎用揚陸艦の為に新たな戦闘情報管理システムも開発されます。
[ロシア海軍将来汎用揚陸艦の為の新たな戦闘情報管理システムが開発される]

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搭載機は、元々は「ミストラル」用に開発された艦上攻撃ヘリコプターKa-52K「カトラン」などになります。
[ロシア海軍向けの艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランの供給契約は2019年に締結される]

Ka-52K「カトラン」の量産は2020年から開始される予定です。
[ロシア海軍向けの艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランの量産は2020年に始まる]

この他、ソ連時代に生産された戦闘輸送ヘリコプターKa-29も搭載されるようです。
Ka-29は1990年代以降は予備役として保管されていましたが、最近、修復が始まりました。
[ロシア海軍太平洋艦隊は修復された戦闘輸送ヘリコプターKa-29を受領する]

「ミストラル」級が配備される予定だったウラジオストク南部ウリス湾では、埠頭の建設が続けられています。
[ウラジオストクのウリス湾ではロシア海軍の大型水上艦(ヘリコプター空母)の為の埠頭の建設が続けられる]
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「ロシア版ミストラル」の建造は『2018-2025年の国家軍備プログラム』の枠組みで開始される予定です。
[ロシア海軍の為の新たな汎用大型揚陸艦は『2018-2025年の国家軍備プログラム』において建造される]
[ロシア海軍は4隻の汎用ヘリコプター揚陸艦を必要とする]
[ロシア造船業界はロシア海軍の為の汎用ヘリコプター揚陸艦の建造を開始する準備を整えている]

2017年5月末、ロシア連邦国防相代理(国防次官)ユーリー・ボリソフ氏は、1隻目の汎用ヘリコプター母艦は2022年にロシア海軍へ引き渡されると発言しました。
[ミストラル級の代わりとなる新型汎用ヘリコプター母艦の1番艦は2022年にロシア海軍へ就役する]

その後、「ロシア防衛産業の匿名希望の情報提供者」は、揚陸ヘリコプター母艦の建造スケジュールの詳細を明らかにしました。
[ミストラル級の代わりとなる新たな揚陸ヘリコプター母艦2隻は2024年と2026年にロシア海軍へ引き渡される]

[揚陸ヘリコプター母艦]
・1番艦:2020年起工/2024年就役予定
・2番艦:2022年起工/2026年就役予定


揚陸ヘリコプター母艦の機関は、ディーゼル/ガスタービン複合推進CODAG(COmbined Diesel And Gas turbine)となるとの事です。

これはディーゼルが巡航用、ガスタービンが増速用であり、ロシア海軍の新型艦では、プロジェクト22350フリゲートに採用されています。
[ロシア新世代艦のガスタービンとディーゼル]

汎用ヘリコプター揚陸艦プロジェクト「プリボイ」の1番艦の建造費は約400億ルーブルになると見積もられています。
[ロシア海軍の為の将来汎用ヘリコプター母艦プリボイ級の1番艦の建造費は約400億ルーブルになる]


揚陸ヘリコプター母艦が何処の造船所で建造されるのかは未だ決まっていないようですが、最有力候補は、「ミストラル」級2隻の後ろ半分を建造したサンクトペテルブルク『バルト工場』でしょう。
[ロシア海軍の将来汎用ヘリコプター揚陸艦の建造にはミストラル級の経験が生かされる]
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この他にサンクトペテルブルク『北方造船所』セヴェロドヴィンスク『セヴマシュ』も候補に挙がっています。


そしてロシア国防省(ロシア海軍)は、セヴァストーポリ市の要望に応え、汎用ヘリコプター揚陸艦の1番艦に「セヴァストーポリ」の名前を付ける事を決定しました。
[ウラジオストクとセヴァストーポリの名はロシア海軍の将来ヘリコプター揚陸艦へ与えられる]

ロシア海軍は2017年4月~6月に60基の巡航ミサイル"カリブル"を受領した

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2017年7月26日19時40分配信
【(ロシア)軍は2017年第2クオーター(4月-6月)に60基の有翼ミサイル「カリブル」を受領した】

2017第2クオーター(4月-6月)に、業界は軍へ複合体「カリブル」の為の60基の海洋配置有翼ミサイルを引き渡した。
(ロシア)国防相セルゲイ・ショイグは、統一軍事製品受領日のオープニングで表明した。


この期間中に引き渡された機器には、更に、11機の航空機、6機のヘリコプター、9基の電波位置特定ステーション(レーダー)、プロジェクト20380コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、プロジェクト955ロケット水中巡洋艦の為の2隻の泊地艇重浮揚桟橋が含まれると『Lenta.ru』は伝えた。

ミサイル複合体「カリブル-NK」は、汎用艦載射撃複合体単一垂直発射装置から複数のタイプのミサイルを同時に使用する為に意図されている。
潜水艦の533mm魚雷発射管からミサイル発射を行なう「カリブル-PL」のヴァージョンが有る。

「カリブル」の弾薬には、最大射程距離375kmの対艦ミサイル3M54(超音速突入弾頭)と、地上目標攻撃の為の亜音速ミサイル3M14(最大射程距離2600km)が含まれる。



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『L.V.リョリエフ記念試験設計局ノヴァトール』により設計された有翼ミサイル「カリブル」(対地/対艦/対潜用)は、輸出用有翼ミサイル「クラブ」シリーズのロシア海軍向けヴァージョンです。
[対艦(対地)巡航ミサイル「クラブ」]
[巡航ミサイル「カリブル」対地攻撃型は2500kmの最大射程を有する]

元々は、ソ連海軍時代に配備された対地有翼ミサイル「グラナート」(SS-N-21)をベースに開発されました。
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現在、ロシア海軍では、プロジェクト11356警備艦プロジェクト11661K警備艦「ダゲスタン」プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦プロジェクト885「ヤーセン」原子力水中巡洋艦プロジェクト06363潜水艦プロジェクト671RTMK原子力大型潜水艦「オブニンスク」に搭載されています。

今後も「カリブル」搭載艦は増加します。
[2020年末にはロシア海軍の約半数近くの軍艦が巡航ミサイル"カリブル"を装備しているだろう]


「カリブル」は、2015年10月以降、シリア領内テロ組織に対し、何度か実戦で使用されています。

・2015年10月7日カスピ小艦隊警備艦「ダゲスタン」、小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」、「ウグリーチ」、「ヴェリキー・ウスチュグ」カスピ海南方からシリアへ発射。
[ロシア海軍カスピ小艦隊の4隻の艦はシリアへ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]
[ロシア海軍は巡航ミサイルでシリアのISIL(イラクとレバントのイスラム国)拠点を攻撃した]
[ロシア連邦軍参謀本部作戦管理総局長はロシア海軍によるシリアのISIL(イラクとレバントのイスラム国)拠点攻撃について語った]

・2015年11月20日カスピ小艦隊警備艦「ダゲスタン」、小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」、「ウグリーチ」、「ヴェリキー・ウスチュグ」カスピ海南方からシリアへ発射。
[ロシア海軍カスピ小艦隊は再びシリアのISIL(シリアとレバントのイスラム国)拠点へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

・2015年12月8日黒海艦隊潜水艦「ロストフ・ナ・ドヌー」地中海東部からシリアへ発射。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーは地中海東部からシリアのISIL(イラク・レバントのイスラム国)拠点へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

・2016年8月19日黒海艦隊小型ロケット艦「ゼリョヌイ・ドル」、「セルプホフ」地中海東部からシリアへ発射。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭小型ロケット艦ゼリョヌイ・ドルとセルプホフはシリアのアル=ヌスラ戦線を巡航ミサイル"カリブル"で攻撃した]

・2016年11月15日黒海艦隊フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」地中海東部からシリアへ発射。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦アドミラル・グリゴロヴィチはシリア領内のテロ組織へ巡航ミサイルを発射した]

・2017年5月31日黒海艦隊フリゲート「アドミラル・エッセン」、潜水艦「クラスノダール」地中海東部からシリアへ発射。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦(フリゲート)アドミラル・エッセンと潜水艦クラスノダールはパルミラのISIL(イラク・レバントのイスラム国)施設へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

・2017年6月23日黒海艦隊フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」、「アドミラル・エッセン」、潜水艦「クラスノダール」地中海東部からシリアへ発射。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート2隻と潜水艦1隻はシリアのハマー県のISIL(イラク・レバントのイスラム国)施設へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]


「カリブル」は、2016年前半(1月~6月)には計47基がロシア海軍へ納入されています。
[ロシア海軍は2016年前半に47基の巡航ミサイル"カリブル"を受領した]

2016年7月~9月には、「カリブル」と超音速対艦ミサイル「オーニクス」を合わせて100基以上がロシア海軍へ納入されました。
[ロシア海軍は2016年7月-9月に100基以上の巡航ミサイル"カリブル"及び超音速対艦ミサイル"オーニクス"を受領した]

そして2017年4月~6月の3ヶ月間には計60基が引き渡されました。
単純に計算して「カリブル」は1ヶ月に20基のペースで生産されている事になります。
おそらく、主に生産されているのは地上攻撃タイプの3M14でしょう。

ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2017』第1段階はバルト海で実施された

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
バルト海地域情報供給部(カリーニングラード)発表
2017年7月26日16時54分配信
【バルト海においてロシアと中国の船員は、演習『海洋協同-2017』の枠組みで4つの計画エピソードへ取り組んだ】

ロシア海軍中国海軍の戦術グループは、本日(7月26日)もバルト海ロシア-中国演習『海洋協同-2017』の要素の実行を続けた。

バルト海水域の1つでロシア及び中国の(水上)艦と支援船は、演習中に4つの計画エピソードを実行した。

海上で戦術グループは、不審船の臨検、水中の遭難者の救助、艦への乾燥貨物の移送、遭難したという想定下の船の救助といった合同実地活動を実施した。

臨検行動の際、ロシア及び中国の対テログループは、高速艇により救助曳船SB-123及び補給船「駱馬湖」へ乗り込んだ。

第2エピソードの実行中にロシア中国の戦闘艦は、水中に居る特殊なマネキンの捜索救助を行なった。

ロシア-中国演習のエピソードの1つは、遭難したという想定下の船への援助であり、ロシア救助船SB-123駆逐艦「合肥」を曳航し、中国補給船「駱馬湖」コルベット「ステレグーシチー」を救助した。

ロシア中国の船員は、ロシア及び中国の艦の間に張られたロープキャリアと、演習へ関与する艦上ヘリコプターKa-27PSZ-9Cにより海上での乾燥貨物の移送を行なった。

7月25日に艦の送別式典が開催された後、バルト海ロシア-中国艦戦術グループが形成され、水上及び空中目標への砲射撃を成功裏に実施した。
このエピソードにはバルト艦隊海軍航空隊航空機ヘリコプターが関与し、仮想敵の空中攻撃を模した。

本日の演習プログラム終了後、中国海軍艦船支隊サンクトペテルブルクへ進路を取る。



ロシア海軍中国海軍は、2012年、2013年、2014年、2015年、2016年に合同演習『海洋協同』Морское Взаимодействиеを実施しています。

『海洋協同-2012』:2012年4月下旬に黄海で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2012」(2012年4月)]

『海洋協同-2013』:2013年7月上旬にピョートル大帝湾で実施
[ロシア・中国海軍合同演習は7月初頭にウラジオストク沖で実施される]
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」が始まった]
[ロシア・中国海軍は海賊対処訓練を行なった]
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」最終日に砲撃訓練が実施される]

『海洋協同-2014』:2014年5月下旬に東シナ海で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2014」]

『海洋協同-2015』第1段階:2015年5月下旬に地中海東部で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」(2015年5月)]

『海洋協同-2015』第2段階:2015年8月に日本海(沿海地方沖)で実施
[ロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2015』第2段階(2015年8月)]

『海洋協同-2016』:2016年9月中旬に南シナ海で実施
[ロシア・中国海軍合同演習『海洋協同-2016』(2016年9月)]


そして、2017年の『海洋協同-2017』は、バルト海、日本海、オホーツク海で実施されることになりました。
『日本放送協会 NEWS WEB』より
2017年6月18日20時13分配信
【中国とロシアが合同軍事演習 中国国防省が発表】

まず、今年7月下旬にバルト海『海洋協同-2017』の第1段階が実施され、9月中旬~下旬には日本海オホーツク海『海洋協同-2017』の第2段階が実施される事になります。

バルト海で実施される『海洋協同-2017』第1段階へ参加する中国海軍艦船部隊は6月18日に出航しました。
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2017』はバルト海、日本海、オホーツク海で実施される]

海南省三亜港を抜錨してバルト海へ向かったのは駆逐艦「長沙」、フリゲート「運城」、補給艦「駱馬湖」の3隻でしたが、駆逐艦「長沙」インド洋でエンジンにトラブルが発生したらしく、駆逐艦「合肥」と交代する事になりました。

駆逐艦「合肥」(174)、フリゲート「運城」(571)、補給艦「駱馬湖」(964)は、7月8日にはアデン湾ヘ到達し、7月10日以降に地中海へ入りました。

中国海軍艦船部隊は7月21日にバルチースク港へ到着し、同日に『海洋協同-2017』が始まりました。
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2017』第1段階は2017年7月21日~28日にバルト海で実施される]
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2017』第1段階はバルト海で始まった]
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2017』第1段階の開会式が開催された]

7月23日には、バルチースク港に停泊するフリゲート「運城」が地元住民に一般公開されました。
[ロシア海軍との合同演習『海洋協同-2017』へ参加する中国海軍のフリゲートはバルチースク市で一般公開された]

『海洋協同-2017』は7月21日から28日まで実施されますが、その活動段階(アクティブフェーズ)、つまり、実際の海上での演習は7月25日に始まりました。
まず最初に海上及び空中目標への砲撃訓練が行われました。
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2017』第1段階の海上実地段階が始まった]

ロシア海軍から合同演習へ参加する艦船は、バルト艦隊コルベット「ステレグーシチー」(550)、「ボイキー」(532)、救助曳船SB-123であり、この他に艦載ヘリコプターKa-27バルト艦隊海軍航空隊前線爆撃機Su-24、輸送機An-26が参加しました。

翌7月26日には、不審船の臨検、海上での遭難者の捜索救助、海上で遭難した艦船の救助(曳航)、洋上補給の演習が行なわれました。

ロシア海軍にとっては「地元」で行なわれる演習であるのにも関わらず参加艦船が3隻と少ないのは、7月30日の『ロシア海軍の日』バルチースク、クロンシュタット、サンクトペテルブルクで行われる観艦式へ参加する艦が多いからです。
[2017年7月30日にクロンシュタットとサンクトペテルブルクで挙行される『ロシア海軍の日』観艦式には約40隻の艦船が参加する]
既に観艦式の参加予定艦は、各地で隊列の形成訓練を行なっています。

そして中国海軍の3隻の艦も、演習終了後にサンクトペテルブルクへ向かいました。

ロシア海軍の将来空母の為のVSTOL艦上戦闘機が開発される

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『イズベスチヤ』より
2017年7月25日0時3分配信
【垂直離陸戦闘機の作成は『2018-2025年の国家軍備プログラム』において始まる】

『2018-2025年の国家軍備プログラム』において、ロシア海軍将来航空母艦の為の垂直離陸戦闘機の作成が始まる。
海軍航空隊司令官イーゴリ・コジン少将は述べた。
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「試験設計作業は、『2018-2025年の国家軍備プログラム』において始まります。
我々は、このような航空機を必要としております」
コジン
は発言した。

以前、(ロシア)国防省は、垂直離陸航空機の作成の検討を行なっていると発表した。

ソヴィエト社会主義共和国連邦は、既に垂直離陸戦闘機~Yak-38を生産していた。
これらは航空巡洋艦に駐留し、230機以上が生産された。
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Yak-38を代替する為にYak-141の生産開始が計画されたが、プログラムは2004年に中断した。
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[ロシア将来航空母艦]

ロシア海軍の為の将来航空母艦Перспективный Авианосецの設計開発作業は2007年に始まりました。

現在の所、将来航空母艦は、5万トンから8万5千トンまでの3種類のヴァリエーション(軽空母、中空母、重空母)が検討されています。

重航空母艦(排水量80000-85000t、搭載機70機)
中航空母艦(排水量55000-65000t、搭載機50-55機)
軽航空母艦(排水量50000t)

建造費は重空母で3000億ルーブル、軽空母で1000億ルーブルと見積もられています。
[ロシアは3種類の将来航空母艦を設計している]
[ロシア国防省は3つの将来原子力空母設計案を検討している]
[ロシア将来空母の作成には約10年掛かり、費用は1000-3000億ルーブルになる]

将来航空母艦の最終設計案は2020年以降に固められます。
[ロシア海軍将来原子力空母の最終設計案は2020年以降に作成される]
[新型原子力空母の建造はロシア海軍の将来計画に含まれている]

2016年11月~2017年1月には重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」シリア軍事作戦へ参加していますが、この時の経験も将来航空母艦の設計に取り入れられます。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフのシリア遠征の経験は同艦の近代化改装と新たな空母の建造へ生かされる]
[正規空母アドミラル・クズネツォフを中核とする空母機動部隊のシリア遠征の経験はロシア海軍の新型艦の設計と建造へフィードバックされる]

現時点では将来航空母艦の建造開始の具体的な時期は未だ定められておらず、この件に関する決定は2025年近くに下されます。
[ロシア海軍の新たな航空母艦の建造に関する決定は2025年近くに下される]
[ロシア海軍の為の将来正規空母の建造開始は2025年よりも前にはならない]

将来航空母艦の設計作業は「2018-2025年の国家軍備プログラム」に組み込まれています。
[ロシア連邦の『2018-2025年の国家軍備プログラム』でロシア海軍の為の将来航空母艦の設計作業が進められる]
[ロシア海軍の為の将来航空母艦は2024年に建造を開始する]


2017年7月、ロシア連邦国防次官ユーリー・ボリソフ氏は、ロシア海軍の将来の「航空巡洋艦」は、「2018-2025年の国家軍備プログラム」の終わりに建造が開始され、更に、その搭載機として、『ヤコブレフ』社による新世代VSTOL艦上戦闘機の開発が検討されていると発言しました。
[ロシア海軍の将来空母はVSTOL空母になるかもしれない]

ボリソフ氏は「ヤコブレフの中止されたライン」と言いましたが、これは、旧ソ連時代に開発されたものの試作機どまりだったYak-141の発展型という事のようです。

[モニノ空軍博物館のYak-141]
[Yak-141墜落事故(1991年10月5日)]
[ファーンボローのYak-141]

『ヤコブレフ』社は、Yak-141の発展型としてYak-43を、更には第5世代VSTOL軽戦闘機Yak-201を計画していましたが、何れもペーパープランで終わりました。

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[Yak-201計画値]
最大速度:低空で1250km/h、高空で1800km/h
戦闘行動半径:690km
航続距離:低空飛行で1250km、高度10000-12000mで2100km
実用上昇限度:15000m
全長:18.3m
全高:5.0m
全幅:通常時10.1m、折り畳み時5.9m
翼面積:63.4平方m
最大離陸重量:短距離陸時19500kg、垂直離陸時15800kg
兵装:Gsh-301 30mm機関砲×1(弾数120発)
R-77、R-73空対空ミサイル
Kh-31空対地ミサイル
Kh-35空対艦ミサイルなど



そして今回、ロシア海軍航空隊司令官イーゴリ・コジン少将は、「2018-2025年の国家軍備プログラム」においてロシア海軍将来空母の為のVSTOL戦闘機の開発が始まると述べました。

つまり、検討段階は終わり、開発が決定されたという事でしょう。

2017年7月30日にクロンシュタットとサンクトペテルブルクで挙行される『ロシア海軍の日』観艦式には約40隻の艦船が参加する

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2017年7月26日1時27分配信
【サンクトペテルブルクの主要海軍パレードには、ほぼ40隻の(水上)艦及び潜水艦が参加する~新聞】
モスクワ、7月26日、インタファクス

ほぼ40隻の(水上)艦及び潜水艦は、サンクトペテルブルククロンシュタット主要海軍パレードへ参加する。
水曜日にロシア連邦国防省新聞『クラースナヤ・ズヴェズダー』は伝えた。

新聞は、パレードには重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」、フリゲート「アドミラル・マカロフ」、「アドミラル・ゴルシコフ」、コルベット「ストイーキー」、「ソーブラジテルヌイ」、大型揚陸艦「ミンスク」、「イワン・グレン」、「アレクサンドル・シャバリン」、小型対潜艦「ウレンゴイ」、「ゼレノドリスク」、「カザネツ」、掃海艦「アレクサンドル・オブホフ」、「RT-248」、「BT-115」、ロケット艇「チュヴァシヤ」、「ディミトロフグラード」、小型ロケット艦「ゲイゼル」、揚陸艇「D-67」、「D-1442」、哨戒艇「ゲイゼル」、対水中工作艇「グラチョノク」が参加する事を指摘した。

更に、新聞によると、パレードには潜水艦も参加する:原子力水中ロケット巡洋艦「ドミトリー・ドンスコイ」、ディーゼルエレクトリック潜水艦プロジェクト877(「ドミトロフ」、「ウラジカフカース」)、プロジェクト636.3(「コルピノ」「ヴェリキー・ノヴゴロド」)

パレードの空中部門には、航空機MiG-29K、Su-24M、Su-27、MiG-31、Su-30SM、Su-33、Tu-142、Il-78、Il-38、An-140、An-72、Be-12、ヘリコプターMi-8、Ka-27、Ka-29、Ka-52K、Mi-24VPが参加する。

主要海軍パレードは、サンクトペテルブルククロンシュタットで7月30日に挙行される。



『ロシア海軍の日』は、毎年7月の最終日曜日と定められており、今年(2017年)は7月30日になります。

『ロシア海軍の日』には、各艦隊の主要港で観艦式が行なわれます。

バルト海では、サンクトペテルブルクバルチースクで毎年観艦式が行なわれていましたが、今年(2017年)からクロンシュタットでも観艦式が行なわれることになりました。
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例年はセヴェロモルスクの観艦式にのみ参加している北方艦隊の艦も、今年はクロンシュタットサンクトペテルブルクの観艦式へ参加する事になりました。
[北方艦隊の艦船は7月30日に行われる『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する為にクロンシュタットへ向かう]

先ず初めにロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」が7月初頭にセヴェロモルスクを抜錨してバルト海へ向かい、既にフィンランド湾東部海域で他の参加艦と共に観艦式の為の合同訓練を行なっています。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフはバルト海へ向かった]
[2017年7月30日の『ロシア海軍の日』観艦式の合同訓練がフィンランド湾東部で実施された]

続いて、7月17日までに(7月16日?)重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」重戦略用途原子力水中巡洋艦「ドミトリー・ドンスコイ」も、バルト海へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと重戦略用途原子力水中巡洋艦ドミトリー・ドンスコイはバルト海へ向かった]

「ドミトリー・ドンスコイ」「ピョートル・ヴェリキー」は、7月25日にクロンシュタットへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと重戦略用途原子力水中巡洋艦ドミトリー・ドンスコイはクロンシュタットへ到着する]


フィンランド湾の「ドミトリー・ドンスコイ」


フィンランド湾の「ピョートル・ヴェリキー」


既にクロンシュタット沖では観艦式へ参加する艦の訓練が行なわれていますが、「ドミトリー・ドンスコイ」「ピョートル・ヴェリキー」も、これに合流する事になります。

主要海軍パレードのリハーサル(クロンシュタット)


主要海軍パレードのリハーサル(サンクトペテルブルク)



クロンシュタットの観艦式には、未だロシア海軍へ引き渡されていない最新鋭艦~フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」大型揚陸艦「イワン・グレン」も参加します。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバルト海で高射ミサイル複合体の発射試験を行なう]
[ロシア海軍の最新大型揚陸艦イワン・グレンはバルト海での洋上試験を再開する]

一方、サンクトペテルブルクの観艦式には、こちらも、未だロシア海軍へ引き渡されていないフリゲート「アドミラル・マカロフ」が参加します。
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[ロシア海軍の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフは2017年11月に黒海艦隊基地へ到着する]

クロンシュタットサンクトペテルブルクの観艦式には海軍航空隊も参加しますが、発表された機種を見る限り、北方艦隊、太平洋艦隊、バルト艦隊、黒海艦隊の航空隊全てが参加するようです。
(MiG-29KSu-33は北方艦隊のみ、MiG-31は太平洋艦隊のみ、Be-12黒海艦隊のみ、Su-27Mi-24VPバルト艦隊のみが保有)

ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2017』第1段階の海上実地段階が始まった

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『タス通信』より
2017年7月25日0時15分配信
【バルト海でロシア-中国演習の活動段階(アクティブフェーズ)が始まる】
カリーニングラード、7月25日/タス通信

ロシア-中国海軍演習『海洋協同-2017』の活動段階(アクティブフェーズ)は火曜日にバルト海で始まる。
『タス通信』バルト艦隊の公式代理人ローマン・マルトフより伝えられた。

「本日、演習へ参加するロシアと中国の艦は、バルチースク(艦隊主要基地)の停泊所を離れ、演習任務を実地遂行する為、バルト海へ向かいます」
彼は話した。
火曜日、船員には海上及び空中目標への砲射撃の実施が控えている。

中国海軍艦船支隊は、駆逐艦「合肥」、フリゲート「運城」、補給船「駱馬湖」が派遣されている。

ロシア海軍からは、コルベット「ステレグーシチー」「ボイキー」、更には救助曳船SB-123が演習へ関与する。
演習の様々な段階で、更に、バルト艦隊海軍航空隊多目的艦載ヘリコプターKa-27、戦術前線爆撃機Su-24、軍事輸送機An-26、中国艦に駐留するヘリコプターが参加する。

演習を統制する合同本部は、ロシア海軍副総司令官アレクサンドル・フェドテンコフ中将中国人民解放軍海軍副司令員ティアン・ツォン(田中)中将が率いる。

7月25日から27日に実施される活動段階中、2ヶ国の船員は、艦船の組織的な対潜、対空、対艦合同防衛の問題へ実地で取り組み、遭難した艦を援助する為の救助活動を行なう。



ロシア海軍中国海軍は、2012年、2013年、2014年、2015年、2016年に合同演習『海洋協同』Морское Взаимодействиеを実施しています。

『海洋協同-2012』:2012年4月下旬に黄海で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2012」(2012年4月)]

『海洋協同-2013』:2013年7月上旬にピョートル大帝湾で実施
[ロシア・中国海軍合同演習は7月初頭にウラジオストク沖で実施される]
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」が始まった]
[ロシア・中国海軍は海賊対処訓練を行なった]
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」最終日に砲撃訓練が実施される]

『海洋協同-2014』:2014年5月下旬に東シナ海で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2014」]

『海洋協同-2015』第1段階:2015年5月下旬に地中海東部で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」(2015年5月)]

『海洋協同-2015』第2段階:2015年8月に日本海(沿海地方沖)で実施
[ロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2015』第2段階(2015年8月)]

『海洋協同-2016』:2016年9月中旬に南シナ海で実施
[ロシア・中国海軍合同演習『海洋協同-2016』(2016年9月)]


そして、2017年の『海洋協同-2017』は、バルト海、日本海、オホーツク海で実施されることになりました。
『日本放送協会 NEWS WEB』より
2017年6月18日20時13分配信
【中国とロシアが合同軍事演習 中国国防省が発表】

まず、今年7月下旬にバルト海『海洋協同-2017』の第1段階が実施され、9月中旬~下旬には日本海オホーツク海『海洋協同-2017』の第2段階が実施される事になります。

バルト海で実施される『海洋協同-2017』第1段階へ参加する中国海軍艦船部隊は6月18日に出航しました。
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2017』はバルト海、日本海、オホーツク海で実施される]

海南省三亜港を抜錨してバルト海へ向かったのは駆逐艦「長沙」、フリゲート「運城」、補給艦「駱馬湖」の3隻でしたが、駆逐艦「長沙」インド洋でエンジンにトラブルが発生したらしく、駆逐艦「合肥」と交代する事になりました。

駆逐艦「合肥」(174)、フリゲート「運城」(571)、補給艦「駱馬湖」(964)は、7月8日にはアデン湾ヘ到達し、7月10日以降に地中海へ入りました。

中国海軍艦船部隊は7月21日にバルチースク港へ到着し、同日に『海洋協同-2017』が始まりました。
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2017』第1段階は2017年7月21日~28日にバルト海で実施される]
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2017』第1段階はバルト海で始まった]
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2017』第1段階の開会式が開催された]

7月23日には、バルチースク港に停泊するフリゲート「運城」が地元住民に一般公開されました。
[ロシア海軍との合同演習『海洋協同-2017』へ参加する中国海軍のフリゲートはバルチースク市で一般公開された]


『海洋協同-2017』は7月21日から28日まで実施されますが、その活動段階(アクティブフェーズ)、つまり、実際の海上での演習は7月25日に始まりました。
演習はバルチースク沖で行なわれます。

ロシア海軍から合同演習へ参加する艦船は、バルト艦隊コルベット「ステレグーシチー」(550)、「ボイキー」(532)、救助曳船SB-123であり、この他に艦載ヘリコプターKa-27バルト艦隊海軍航空隊前線爆撃機Su-24、輸送機An-26が参加します。


ロシア海軍にとっては「地元」で行なわれる演習であるのにも関わらず参加艦船が3隻と少ないのは、7月30日の『ロシア海軍の日』バルチースク、クロンシュタット、サンクトペテルブルクで行われる観艦式へ参加する艦が多いからです。
例えば、バルト艦隊旗艦・駆逐艦「ナストーイチヴイ」バルチースクの観艦式へ参加します。

既に観艦式の参加予定艦は、各地で隊列の形成訓練を行なっています。

なお、中国海軍の3隻の艦も、演習終了後にサンクトペテルブルクへ向かうようです。

ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと重戦略用途原子力水中巡洋艦ドミトリー・ドンスコイはクロンシュタットへ到着する


『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2017年7月25日9時30分配信
【「ドミトリー・ドンスコイ」と「ピョートル・ヴェリキー」はクロンシュタットへの入港を準備する】

重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」及び世界最大のプロジェクト941戦略用途原子力潜水艦「ドミトリー・ドンスコイ」は、7月25日・火曜日の夕方にフィンランド湾へ入り、モスクワ時間で7時0分頃にはプリモルスク方面へ向かっている。
『中央海軍ポータル』特派員は報告した。


艦は、主要海軍パレードへ参加する為にバルト海へ到着した。

「ドミトリー・ドンスコイ」「ピョートル・ヴェリキー」は、モスクワ時間で7月25日14時0分頃にはクロンシュタットへ入る。
海軍の消息筋は『中央海軍ポータル』へ伝えた。

7月14日、パレードへ参加する艦の最初の訓練が実施された。
乗組員は、連携操艦、縦列での移動の要素へ取り組んだ。


更に、艦内班の行動、航行海域の特徴に関する船員特別な航法の知識が検査され、艦同士の組織的通信の問題へ取り組まれた。

ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」は、主要海軍パレードの準備へ関わる艦と合流する為、7月4日にセヴェロモルスクを出航し、バルト艦隊への移動を開始した。
サンクトペテルブルク及びクロンシュタットでの『海軍の日』の祝賀行事には、合計で海軍の60隻以上の水上艦艇と支援船が関わる。



『ロシア海軍の日』は、毎年7月の最終日曜日と定められており、今年(2017年)は7月30日になります。

『ロシア海軍の日』には、主要港で観艦式が行なわれます。

バルト海では、サンクトペテルブルクバルチースクで毎年観艦式が行なわれていましたが、今年(2017年)からクロンシュタットでも観艦式が行なわれることになりました。
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北方艦隊の艦も、クロンシュタットサンクトペテルブルクの観艦式へ参加する事になりました。
[北方艦隊の艦船は7月30日に行われる『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する為にクロンシュタットへ向かう]

ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」は、7月初頭にセヴェロモルスクを抜錨してバルト海へ向かい、既にフィンランド湾東部海域で他の参加艦と共に観艦式の為の合同訓練を行なっています。
[2017年7月30日の『ロシア海軍の日』観艦式の合同訓練がフィンランド湾東部で実施された]

そして7月17日までに(7月16日?)重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」重戦略用途原子力水中巡洋艦「ドミトリー・ドンスコイ」も、バルト海へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと重戦略用途原子力水中巡洋艦ドミトリー・ドンスコイはバルト海へ向かった]

7月20日にはスカゲラク海峡へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと重戦略用途原子力水中巡洋艦ドミトリー・ドンスコイはバルト海へ入る]

その後、カテガット海峡、大ベルト海峡を通過してバルト海へ入りました。


「ドミトリー・ドンスコイ」「ピョートル・ヴェリキー」は、7月25日午後にはクロンシュタットへ到着します。

クロンシュタット沖では観艦式へ参加する艦の訓練が行なわれていますが、「ドミトリー・ドンスコイ」「ピョートル・ヴェリキー」も、これに合流する事になります。

国際海軍競技会『海洋杯-2017』でロシア海軍の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"と『対決』する中国海軍のコルベット(軽型護衛艦)はウラジオストクへ来る

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2017年7月25日4時57分配信
【中国のコルベット「黄石」は国際競技会『海洋杯』へ参加する為にウラジオストクへ到着する】
ウラジオストク、7月25日、インタファクス-極東

中国人民解放軍海軍コルベット「黄石」は、水曜日にウラジオストクへ到着する。
太平洋艦隊広報サービスは発表した。

中国船員は、8月1日から12日まで太平洋艦隊で開催される国際海洋技量競技会『海洋杯-2017』へ参加する事は注目される。
ロシア海軍からは競技会へ最新コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」が出場する。

中国コルベット乗組員は、競技に先立ち、5日間の訓練を行なっている。

「競技会プログラムは3段階となります:第1は艦の兵器の用途への使用、第2は艦のダメージコントロール競争、第3は海洋技量及び救助訓練競争です」
声明では、こう述べられた。



【『海洋杯-2017』公式サイト】
国際海軍競技会『海洋杯-2017』は、2017年8月1日から12日までウラジオストクで開催されます。

ロシア海軍からは、さる7月20日に就役したばかりのプロジェクト20380コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」(333)が出場します。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は国際海軍競技会『海洋杯-2017』へ出場する]

最新鋭コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」と「対決」するのは、中国海軍コルベット「黄石」(502)です。
コルベット(軽型護衛艦)「黄石」(ファンシー)は、056型軽型護衛艦の1隻で2015年5月6日に就役しました。

「黄石」は7月23日に対馬海峡を北上して日本海へ入っています。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2017年7月24日公表
【中国海軍艦艇の動向について】

ロシア海軍「ソヴェルシェーンヌイ」中国海軍「黄石」は、海軍将兵としての、軍艦乗りとしての技量を競い合います。

ロシア海軍太平洋艦隊の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は国際海軍競技会『海洋杯-2017』へ出場する

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年7月24日7時30分配信
【コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」は競技会『海洋杯-2017』へロシア海軍から出場する】

最新コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」は、8月1日から12日まで太平洋艦隊で開催される「国際軍競技-2017」国際海洋技量競技会『海洋杯-2017』ロシア海軍から出場する。
それは、ロシア及び中国のチームが参加する。

競技会プログラムは、艦の兵器の用途への使用、艦のダメージコントロール競争、海洋技量及び救助訓練競争を含む3段階となる。

[参照]
「ソヴェルシェーンヌイ」
は、プロジェクト20380コルベットシリーズの4隻目である。
は2017年7月20日に太平洋艦隊へ加入した。
それは、中央海洋設計局『アルマーズ』により開発された。
は近海ゾーンで活動し、敵の水上艦及び潜水艦との戦闘、更には、海洋揚陸部隊への砲撃支援を行なう為に意図されている。

の建造には「ステルス」技術が用いられている。
同プロジェクトには、21の特許が導入され、14のコンピュータ登録プログラム証明が交付された。
の物理的フィールドを削減する為、最新の成果が使用されている。
特に、のレーダー視認性をかなり減らす為に、上部構造物には電波を吸収する特性を持つ多層ガラス繊維強化プラスチックが材料として使用されており、更には、船体上部構造物の建造方式も(レーダー視認性削減に)寄与している。





コムソモリスク・ナ・アムーレ市『アムール造船工場』で建造されたプロジェクト20380コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」は、2017年7月20日にロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入されました。
[コムソモリスク・ナ・アムーレで建造された最初の新世代コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"はロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]

就役したばかりの「ソヴェルシェーンヌイ」の初仕事は、7月30日にウラジオストクで行なわれる『ロシア海軍の日』観艦式への参加となります。
[ウラジオストクでは2017年7月30日の『ロシア海軍の日』の観艦式の準備が進められている]
[最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"はウラジオストクで2017年7月30日の『ロシア海軍の日』の観艦式へ参加する]

そして、その2日後の8月1日からはウラジオストクで開催される国際海軍競技会『海洋杯-2017』ロシア海軍を代表して参加する事になりました。
【『海洋杯-2017』公式サイト】

「ソヴェルシェーンヌイ」は、中国海軍の軍艦と、海軍将兵としての、軍艦乗りとしての技量を競い合います。

ロシア海軍との合同演習『海洋協同-2017』へ参加する中国海軍のフリゲートはバルチースク市で一般公開された

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2017年7月23日15時9分配信
【100名以上のバルチースク市の住民とゲストが中国海軍の軍艦を訪れた】

ロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2017』へ参加する為、ロシア海軍バルト艦隊主要基地バルチースク港へ到着した中国人民解放軍艦船支隊の一員である中国海軍警備艦「運城」は、開放日の枠組みにおいて、ロシアで最も西方の街の100名以上の住民とゲストが訪れた。

艦への訪問時、中国軍将兵は、警備艦を見学するゲストへ中国人民解放軍の軍事船員の伝統について話し、更には艦上で映画を上映した。

ロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2017』は、7月21日から28日に実施される。
7月25日から26日の活動段階(アクティブフェーズ)中に軍事船員はバルト海水域で組織的な対潜、対空、対艦防衛の問題へ合同で取り組む。
また、船員は、様々な種類の水上及び空中目標への射撃を実行する。



ロシア海軍中国海軍は、2012年、2013年、2014年、2015年、2016年に合同演習『海洋協同』Морское Взаимодействиеを実施しています。

『海洋協同-2012』:2012年4月下旬に黄海で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2012」(2012年4月)]

『海洋協同-2013』:2013年7月上旬にピョートル大帝湾で実施
[ロシア・中国海軍合同演習は7月初頭にウラジオストク沖で実施される]
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」が始まった]
[ロシア・中国海軍は海賊対処訓練を行なった]
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」最終日に砲撃訓練が実施される]

『海洋協同-2014』:2014年5月下旬に東シナ海で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2014」]

『海洋協同-2015』第1段階:2015年5月下旬に地中海東部で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」(2015年5月)]

『海洋協同-2015』第2段階:2015年8月に日本海(沿海地方沖)で実施
[ロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2015』第2段階(2015年8月)]

『海洋協同-2016』:2016年9月中旬に南シナ海で実施
[ロシア・中国海軍合同演習『海洋協同-2016』(2016年9月)]


そして、2017年の『海洋協同-2017』は、バルト海、日本海、オホーツク海で実施されることになりました。
『日本放送協会 NEWS WEB』より
2017年6月18日20時13分配信
【中国とロシアが合同軍事演習 中国国防省が発表】

まず、今年7月下旬にバルト海『海洋協同-2017』の第1段階が実施され、9月中旬~下旬には日本海オホーツク海『海洋協同-2017』の第2段階が実施される事になります。

バルト海で実施される『海洋協同-2017』第1段階へ参加する中国海軍艦船部隊は6月18日に出航しました。
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2017』はバルト海、日本海、オホーツク海で実施される]

海南省三亜港を抜錨してバルト海へ向かったのは駆逐艦「長沙」、フリゲート「運城」、補給艦「駱馬湖」の3隻でしたが、駆逐艦「長沙」インド洋でエンジンにトラブルが発生したらしく、駆逐艦「合肥」と交代する事になりました。

駆逐艦「合肥」(174)、フリゲート「運城」(571)、補給艦「駱馬湖」(964)は、7月8日にはアデン湾ヘ到達し、7月10日以降に地中海へ入りました。

中国海軍艦船部隊は7月21日にバルチースク港へ到着し、同日に『海洋協同-2017』が始まりました。
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2017』第1段階は2017年7月21日~28日にバルト海で実施される]
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2017』第1段階はバルト海で始まった]
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2017』第1段階の開会式が開催された]

7月23日には、バルチースク港に停泊するフリゲート「運城」が地元住民に一般公開されました。


『海洋協同-2017』は7月21日から28日まで実施されますが、その活動段階(アクティブフェーズ)、つまり、実際の海上での演習が行われるのは7月25日以降になります。
演習はバルチースク沖で行なわれます。

ロシア海軍から合同演習へ参加する艦船は、バルト艦隊コルベット「ステレグーシチー」(550)、「ボイキー」(532)、救助曳船などであり、この他に艦載ヘリコプターKa-27バルト艦隊海軍航空隊前線爆撃機Su-24、輸送機An-26が参加します。

ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは2020年代前半に近代化改装を行なう

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2017年7月22日9時0分配信
【『統合造船業営団』は巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」を近代化する用意がある-総裁】
モスクワ、7月22日、インタファクス

ロシア連邦国防省との契約へ署名した場合、重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」の近代化には3年半掛かるだろう。
『インタファクス』『統合造船業営団』総裁アレクセイ・ラフマノフより伝えられた。
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「問題は、どのような近代化が必要であるかという事です。
それは国防省の決定待ちです。
準備状態が良好であれば、3年半が必要でしょう」

彼は話した。

アレクセイ・ラフマノフは、『統合造船業営団』「ピョートル・ヴェリキー」の近代化の準備を行なっているが、ロシア連邦省との契約は未だ結ばれていないと述べた。

営団総裁によると、『統合造船業営団』は、既に同型艦~重巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」で近代化の経験を得ている。
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「アドミラル・ナヒーモフの後、直ちに、それを行なう事は当然でしょう」
アレクセイ・ラフマノフ
は、「ピョートル・ヴェリキー」の近代化に関し、こう話した。

「アドミラル・ナヒーモフは、予想されるように、遅くとも2021年には近代化を終えて海軍へ御引き渡しいたします」
アレクセイ・ラフマノフ
は、以前に『インタファクス』へ話した。
「私が思いますに、おそらく、それは2020年末になるでしょうが、2021年初頭になるかもしれません」
『統合造船業営団』
総裁は伝えた。

海軍の為に合計4隻の「オルラーン」級巡洋艦が建造された。
戦闘可能状態に在るのは、この内の1隻~「ピョートル・ヴェリキー」である。
伝えられているように、その近代化の開始は、『セヴマシュ』「アドミラル・ナヒーモフ」を復元した後になるだろう。

「ピョートル・ヴェリキー」は、現在において、航空母艦を除けば世界最大の原子力推進装置を有する打撃戦闘艦である。
それは、敵の大規模水上目標への攻撃、戦闘艦連合部隊へ総合的な対空及び対潜防衛を提供する為に意図されている。

「アドミラル・ナヒーモフ」は、近代化の結果、全く新しい戦術-技術的特性を有し、ロシア海軍の能力を大幅に強化する。
近代化計画により、ミサイル及び砲兵装複合体の換装が提供されると以前にロシア連邦国防省は表明した。

「アドミラル・ナヒーモフ」は、特に、有翼ミサイル「カリブル」を搭載する。
艦は新たな高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」を装備し、その対空弾薬は2倍に増加すると以前に『インタファクス』は伝えている。

3月2日、『インタファクス』のインタビューに対し、ロシア連邦副首相ドミトリー・ロゴージンは、ソヴィエト時代に製造された重巡洋艦は近代化され、更に長期間に渡りロシア海軍の戦闘編制へ留まるべきであると話した。

「それは古いものではありません。
これは無条件で現在の戦闘技術に適合します。
それは、新たな打撃兵装、打撃ヘリコプターを装備できます。
我々は、Ka-52Kのような優れたヘリコプターを持っております。
これは同軸システムであり、如何なる風荷重にも耐える事が出来ます」

政府で防衛産業企業体を監督するドミトリー・ロゴージンは伝えた。

6月にロシア海軍副総司令官ヴィクトール・ブルスクは、ロシア唯一の航空母艦重巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は来年(2018年)から修理と近代化を行なうと述べた。

「ピョートル・ヴェリキー」「アドミラル・クズネツォフ」は2月に地中海からセヴェロモルスクへ戻った。
「アドミラル・クズネツォフ」艦上航空隊はシリア軍事作戦へ参加した。

『統合造船業営団』は、80000名以上の人員を擁するロシア最大の造船会社である。
ホールディングスには、約40の計画設計局及び専門の科学研究センター、造船所、艦船修理及び機械製造会社が加入しており、国内造船企業体の大部分を基に連結されている。



[ロシア海軍の現用ロケット巡洋艦(プロジェクト1164及びプロジェクト1144)は近代化される]
[ロシア海軍は今後も巡洋艦を維持する]
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは17歳になった]

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現在、セヴェロドヴィンスク「セヴマシュ」造船所では、プロジェクト11442重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」の大規模な近代化改装が行なわれています。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装は2020年までの完了が予定されている]
[近代化改装中のロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは2017年に大型機器の設置を開始する]

「アドミラル・ナヒーモフ」の近代化改装終了後、続いて同型艦「ピョートル・ヴェリキー」の近代化改装が始まります。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは近代化改装により極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"を装備するかもしれない]

「アドミラル・ナヒーモフ」の近代化改装は2020年末に完了する予定ですが、2021年初頭にずれ込む可能性も有ります。

従いまして、「ピョートル・ヴェリキー」の近代化改装の開始は、おそらくは2021年初頭以降になるでしょう。

「ピョートル・ヴェリキー」の近代化改装は最短で3年半掛かるとの事ですから、改装を終えて復帰するのは2025年頃になるようです。


なお、現在、「ピョートル・ヴェリキー」バルト海へ入り、クロンシュタットへ向かっています。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと重戦略用途原子力水中巡洋艦ドミトリー・ドンスコイはバルト海へ入る]

ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2017』第1段階の開会式が開催された

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2017年7月22日15時5分配信
【バルチースクで国際演習『海洋協同-2017』の開会式典が開催された】

カリーニングラード州バルチースクで、ロシア-中国海軍演習『海洋協同-2017』の開会式典が開催された。

式典中に双方の統制官は、演習の主な目的は、海上及び空中での組織的合同活動の改善への取り組みであり、他の国に対して向けられたものでは無い事を想い起した。
演習の主な特徴は、海上での複雑な合同活動の水準の向上にある。

公式部分の後、ロシア及び中国の艦船連合支隊戦術グループの指揮官へ、演習実施の為の戦闘指示書が手渡された。

演習『海洋協同-2017』の統制官~ロシア海軍副総司令官アレクサンドル・フェドテンコフ中将中国人民解放軍海軍副司令員ティアン・ツォン(田中)中将は、演習の統制機能を果たす為の合同統制指揮本部の準備状態に関する報告書を採択した。

今後2日間に合同統制本部で一連の会合が行なわれ、計画が明確化され、戦術グループ指揮官の報告を聞き、活動段階の図上演習が実施される。

演習の自由時間にロシア中国の船員は、バスケットボール、サッカー、綱引きの競技を行なう。

また、ロシア中国の司令部の代表は、大祖国戦争中にピラウ(現バルチースク)で死亡したソヴィエト兵士の記念碑への献花へ参加する。



ロシア海軍中国海軍は、2012年、2013年、2014年、2015年、2016年に合同演習『海洋協同』Морское Взаимодействиеを実施しています。

『海洋協同-2012』:2012年4月下旬に黄海で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2012」(2012年4月)]

『海洋協同-2013』:2013年7月上旬にピョートル大帝湾で実施
[ロシア・中国海軍合同演習は7月初頭にウラジオストク沖で実施される]
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」が始まった]
[ロシア・中国海軍は海賊対処訓練を行なった]
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」最終日に砲撃訓練が実施される]

『海洋協同-2014』:2014年5月下旬に東シナ海で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2014」]

『海洋協同-2015』第1段階:2015年5月下旬に地中海東部で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」(2015年5月)]

『海洋協同-2015』第2段階:2015年8月に日本海(沿海地方沖)で実施
[ロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2015』第2段階(2015年8月)]

『海洋協同-2016』:2016年9月中旬に南シナ海で実施
[ロシア・中国海軍合同演習『海洋協同-2016』(2016年9月)]


そして、2017年の『海洋協同-2017』は、バルト海、日本海、オホーツク海で実施されることになりました。
『日本放送協会 NEWS WEB』より
2017年6月18日20時13分配信
【中国とロシアが合同軍事演習 中国国防省が発表】

まず、今年7月下旬にバルト海『海洋協同-2017』の第1段階が実施され、9月中旬~下旬には日本海オホーツク海『海洋協同-2017』の第2段階が実施される事になります。

バルト海で実施される『海洋協同-2017』第1段階へ参加する中国海軍艦船部隊は6月18日に出航しました。
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2017』はバルト海、日本海、オホーツク海で実施される]

海南省三亜港を抜錨してバルト海へ向かったのは駆逐艦「長沙」、フリゲート「運城」、補給艦「駱馬湖」の3隻でしたが、駆逐艦「長沙」インド洋でエンジンにトラブルが発生したらしく、駆逐艦「合肥」と交代する事になりました。

駆逐艦「合肥」、フリゲート「運城」、補給艦「駱馬湖」は、7月8日にはアデン湾ヘ到達し、7月10日以降に地中海へ入りました。

中国海軍艦船部隊は7月21日にバルチースク港へ到着し、同日に『海洋協同-2017』が始まりました。
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2017』第1段階は2017年7月21日~28日にバルト海で実施される]
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2017』第1段階はバルト海で始まった]

『海洋協同-2017』は7月21日から28日まで実施されますが、その活動段階(アクティブフェーズ)、つまり、実際の海上での演習が行われるのは7月25日~28日になります。
演習はバルチースク沖で行なわれる事になるようです。

ロシア海軍から合同演習へ参加する艦船は、バルト艦隊コルベット「ステレグーシチー」(550)、「ボイキー」(532)、救助曳船などであり、この他に艦載ヘリコプターKa-27バルト艦隊海軍航空隊前線爆撃機Su-24、輸送機An-26が参加します。

ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは地中海東部(シリア沖)へ向かった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2017年7月22日8時45分配信
【黒海艦隊の警備艦「プイトリーヴイ」乗組員は地中海の海軍常設連合部隊の一員としての任務遂行を再開する】

昨日(7月21日)、黒海艦隊警備艦「プイトリーヴイ」乗組員は、計画技術的準備状態回復及び海上での任務遂行の為の乗組員の準備状態の確認の戦闘訓練サイクルの完了後、黒海海峡へ進路を取った。

本日(7月22日)には、同艦は地中海海軍常設連合部隊の一員としての任務遂行を再開する。

遠海ゾーンへの艦の出航は、グループを構成する戦力の計画ローテーションに沿って行なわれている。



プロジェクト1135M(クリヴァクII級)警備艦「プイトリーヴイ」は、1979年6月27日にカリーニングラード「ヤンターリ」造船所で起工され、1981年4月16日に進水、1981年11月30日に海軍へ納入され、1982年2月9日に黒海艦隊へ編入されました。
「プイトリーヴイ」は、計32隻が建造されたプロジェクト1135/1135M(クリヴァクI/II級)の最終艦です。
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就役後は一貫して黒海艦隊で行動し、ソ連邦解体後も現役に留まって活動を続けていました。

2014年5月から2015年2月までセヴァストーポリの工場でオーバーホールが行なわれました。

2015年5月18日にセヴァストーポリを出航し、数年ぶりに地中海へ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは地中海へ向かった]

2015年6月下旬には大西洋へ行き、アンゴラ赤道ギニアを訪問した後、8月に地中海へ戻りました。
[ロシア黒海艦隊大西洋遠征(2015年6月-8月)]

その後も地中海東部に滞在し、2015年10月初頭にはシリア沖で演習を実施しました。
[ロシア海軍は地中海で演習を実施した]

2015年10月上旬にセヴァストーポリへ帰港しました。

2016年5月下旬にセヴァストーポリを出航して地中海へ行き、7月初頭には帰港しています。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは地中海東部へ行く]

2016年8月初頭に再びセヴァストーポリを出航して地中海へ入り、11月下旬まで滞在し、11月27日午前に帰投しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは地中海東部からセヴァストーポリへ帰投した]

帰投後はセヴァストーポリで艦のメンテナンスを行なっていたようです。
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そして2017年7月21日にセヴァストーポリを出航し、7月22日にはボスポラス海峡ダーダネルス海峡を通過して地中海へ入りました。


現在、地中海東部には、少なくとも13隻のロシア海軍艦船が滞在しています。

フリゲート「アドミラル・エッセン」(黒海艦隊)
警備艦「プイトリーヴイ」(黒海艦隊)
潜水艦「クラスノダール」(黒海艦隊)
海洋掃海艦「ワレンチン・ピクリ」(黒海艦隊)
大型揚陸艦「ツェーザリ・クニコフ」(黒海艦隊)
大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」(黒海艦隊)
軍用輸送船「ドヴィンツィヤ-50」(黒海艦隊)
軍用輸送船「クジル-60」(黒海艦隊)
哨戒艇(対水中工作艇)「ユナルメーツ・クルイマ」(黒海艦隊)
海洋曳船MB-174(黒海艦隊)
救助曳船SB-739(黒海艦隊)
中型偵察艦「ワシーリー・タチシチェフ」(バルト艦隊)
工作船PM-82(バルト艦隊)


これらの艦船は、地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の指揮下で行動しています。
[ロシア海軍地中海作戦部隊は6月1日から任務を遂行している]

現在の地中海作戦連合部隊司令官はパーヴェル・ヤスニツキー1佐です。

最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"はウラジオストクで2017年7月30日の『ロシア海軍の日』の観艦式へ参加する

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年7月21日2時30分配信
【最新コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」は海軍の日へ捧げられるパレードに参加する】

コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」の海軍旗の初掲揚及び太平洋艦隊の戦闘編制への加入へと捧げられる祝賀行事を終えた後、同艦は、『海軍の日』アムール湾水域で行なわれるパレードへ参加する。

新たなコルベットに加え、軍事スポーツ祭では、約40隻の艦、艇、潜水艦、支援船を見る事が出来る。

太平洋艦隊船員は、7月24日にアムール湾(特殊な係留装置)への艦の設置を開始する。
軍事スポーツ祭の練習は本日から始まる。
総合リハーサルは7月28日に計画されている。

[参照]
パレードの隊列は、太平洋艦隊の12隻の艦艇で構築される。
そこには、艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、戦隊水雷艇(駆逐艦)「ブイストルイ」、大型揚陸艦「ニコライ・ヴィルコフ」、小型対潜艦「ウスチ-イリムスク」、通信船「カレリア」、病院船「イルティシュ」、救助船「アラゲズ」、ロケット艇R-79、基地掃海艇BT-100、潜水艦「コムソモリスク・ナ・アムーレ」、境界線上警備艦「サプフィール」が含まれる。





コムソモリスク・ナ・アムーレ市『アムール造船工場』で建造されたプロジェクト20380コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」は、2017年7月20日にロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入されました。
[コムソモリスク・ナ・アムーレで建造された最初の新世代コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"はロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]

就役したばかりの「ソヴェルシェーンヌイ」の初仕事は、7月30日にウラジオストクで行なわれる『ロシア海軍の日』観艦式への参加となります。
[ウラジオストクでは2017年7月30日の『ロシア海軍の日』の観艦式の準備が進められている]

ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと重戦略用途原子力水中巡洋艦ドミトリー・ドンスコイはバルト海へ入る

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2017年7月20日17時52分配信
【北方艦隊の重原子力巡洋艦は北海からバルト海への移動を準備する】

主要海軍パレードへ参加する為にセヴェロモルスクからクロンシュタットへの移動を行なっている北方艦隊重原子力巡洋艦は、北海バルト海を分ける海峡ゾーンの通過を準備している。

重戦略用途ロケット水中巡洋艦「ドミトリー・ドンスコイ」重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、既にスカゲラク海峡の方向へ北海を越えている。
次の日には艦はカテガット海峡、大ベルト海峡を通過し、バルト海へ入る。
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セヴェロモルスクから出航して以来、北方艦隊の艦は1500海里以上を航行した。
フィンランド湾への到着は数日後に予定されている。

移動中に艦の乗組員は、合同操艦と支隊の一員としての整然とした行動へ取り組んだ。
旗艦~重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」では、特別に用意されたパレード班の要員が今後の祝賀行事へ参加する為の訓練を行なっている。

ロシア海軍最大の艦の移動航路は、船舶航行の安全の為の全ての必要条件を考慮して設定されている。
海上移動の為の準備として艦の司令部、当直士官及び当直班は、航行安全保障の為、狭く過密なゾーンを通過する訓練を実施した。

主要海軍パレードには、北方艦隊から約10隻の艦船が参加する。
そこには、遠洋ゾーンでの任務遂行の為に意図されている1等艦が含まれる。:重戦略用途ロケット水中巡洋艦「ドミトリー・ドンスコイ」、重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」



『ロシア海軍の日』は、毎年7月の最終日曜日と定められており、今年(2017年)は7月30日になります。

『ロシア海軍の日』には、主要港で観艦式が行なわれます。

バルト海では、サンクトペテルブルクバルチースクで毎年観艦式が行なわれていましたが、今年(2017年)からクロンシュタットでも観艦式が行なわれることになりました。
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北方艦隊の艦も、クロンシュタットサンクトペテルブルクの観艦式へ参加する事になりました。
[北方艦隊の艦船は7月30日に行われる『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する為にクロンシュタットへ向かう]

ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」は、7月初頭にセヴェロモルスクを抜錨してバルト海へ向かい、既にフィンランド湾東部海域で他の参加艦と共に観艦式の為の合同訓練を行なっています。
[2017年7月30日の『ロシア海軍の日』観艦式の合同訓練がフィンランド湾東部で実施された]

そして7月17日までに(7月16日?)重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」重戦略用途原子力水中巡洋艦「ドミトリー・ドンスコイ」も、バルト海へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと重戦略用途原子力水中巡洋艦ドミトリー・ドンスコイはバルト海へ向かった]

7月20日にはスカゲラク海峡へ入り、7月21日にはバルト海へ入ります。
その数日後にはクロンシュタットへ到着し、他の『ロシア海軍の日』観艦式の参加艦と合流します。

ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2017』第1段階はバルト海で始まった

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『タス通信』より
2017年7月21日0時56分配信
【バルト海でロシア-中国演習『海洋協同-2017』が始まった】
カリーニングラード、7月21日/タス通信

ロシア-中国の2ヶ国間海軍演習『海洋協同-2017』第1段階は、金曜日にバルト海で始まった。
『タス通信』バルト艦隊公式代理人ローマン・マルトフより伝えられた。

「ロシア-中国海軍演習『海洋協同-2017』第1段階は、2017年7月21日から28日まで実施されます。
それは2つのフェーズから成ります。
7月21日から24日までは沿岸フェーズ、7月25日から28日までは海上でのアクティブフェーズ」

彼は話した。

午前に(バルト)艦隊主要基地~カリーニングラード州バルチースク市で、駆逐艦「合肥」、フリゲート「運城」、支援船「駱馬湖」から成る中国海軍艦船支隊の歓迎式典が開催される。

「ロシア・中国関係の歴史上、これは同国海軍艦船の初のバルチースク訪問となります」
マルトフ
は強調した。

ロシア海軍からは演習へ、新世代のプロジェクト20380コルベット「ステレグーシチー」「ボイキー」、救助曳船、更には多目的艦載ヘリコプターKa-27、戦術前線爆撃機Su-24、軍事輸送機An-26が関与する。

「ロシア側の演習統制官は、ロシア海軍副総司令官アレクサンドル・フェドテンコフ中将、中国は、中国人民解放軍海軍副司令員ティアン・ツォン(田中)中将です」
マルトフ
は指摘し、演習の公用語はロシア語が承認されたと付け加えた。

演習の活動段階(アクティブフェーズ)計画に沿って、ロシア中国の軍事船員及び海軍航空隊は、バルト海水域で艦船の組織的な対潜、対空、対艦防衛の問題へ取り組み、更に、海賊に乗っ取られた想定の船を解放し、遭難した艦を援助する為の捜索救助活動を行なう。
また、船員は、水上及び空中目標への戦闘射撃を実行する。



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ロシア海軍中国海軍は、2012年、2013年、2014年、2015年、2016年に合同演習『海洋協同』Морское Взаимодействиеを実施しています。

『海洋協同-2012』:2012年4月下旬に黄海で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2012」(2012年4月)]

『海洋協同-2013』:2013年7月上旬にピョートル大帝湾で実施
[ロシア・中国海軍合同演習は7月初頭にウラジオストク沖で実施される]
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」が始まった]
[ロシア・中国海軍は海賊対処訓練を行なった]
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」最終日に砲撃訓練が実施される]

『海洋協同-2014』:2014年5月下旬に東シナ海で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2014」]

『海洋協同-2015』第1段階:2015年5月下旬に地中海東部で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」(2015年5月)]

『海洋協同-2015』第2段階:2015年8月に日本海(沿海地方沖)で実施
[ロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2015』第2段階(2015年8月)]

『海洋協同-2016』:2016年9月中旬に南シナ海で実施
[ロシア・中国海軍合同演習『海洋協同-2016』(2016年9月)]


そして、2017年の『海洋協同-2017』は、バルト海、日本海、オホーツク海で実施されることになりました。
『日本放送協会 NEWS WEB』より
2017年6月18日20時13分配信
【中国とロシアが合同軍事演習 中国国防省が発表】

まず、今年7月下旬にバルト海『海洋協同-2017』の第1段階が実施され、9月中旬~下旬には日本海オホーツク海『海洋協同-2017』の第2段階が実施される事になります。

バルト海で実施される『海洋協同-2017』第1段階へ参加する中国海軍艦船部隊は6月18日に出航しました。
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2017』はバルト海、日本海、オホーツク海で実施される]

海南省三亜港を抜錨してバルト海へ向かったのは駆逐艦「長沙」、フリゲート「運城」、補給艦「駱馬湖」の3隻でしたが、駆逐艦「長沙」インド洋でエンジンにトラブルが発生したらしく、駆逐艦「合肥」と交代する事になりました。

駆逐艦「合肥」、フリゲート「運城」、補給艦「駱馬湖」は、7月8日にはアデン湾ヘ到達し、7月10日以降に地中海へ入りました。

中国海軍艦船部隊は7月21日にバルチースク港へ到着し、同日に『海洋協同-2017』が始まりました。
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2017』第1段階は2017年7月21日~28日にバルト海で実施される]


『海洋協同-2017』は7月21日から28日まで実施されますが、その活動段階(アクティブフェーズ)、つまり、実際の海上での演習が行われるのは7月25日~28日になります。
演習はバルチースク沖で行なわれる事になるようです。

ロシア海軍から合同演習へ参加する艦船は、バルト艦隊コルベット「ステレグーシチー」(550)、「ボイキー」(532)、救助曳船などであり、この他に艦載ヘリコプターKa-27バルト艦隊海軍航空隊前線爆撃機Su-24、輸送機An-26が参加します。

「ステレグーシチー」「ボイキー」は、今年6月初頭から中旬まで北海へ進出しています。
[ロシア海軍バルト艦隊の新鋭コルベット"ボイキー"と"ステレグーシチー"は北海での戦闘演習を終えてバルト海へ戻った]

コムソモリスク・ナ・アムーレで建造された最初の新世代コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"はロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された

本日(2017年7月20日)、プロジェクト20380コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」はロシア連邦海軍へ就役しました。
[コムソモリスク・ナ・アムーレで建造された最初の新世代コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は2017年7月20日にロシア海軍太平洋艦隊へ引き渡される]
[2017年7月20日にウラジオストクで最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"のロシア海軍への就役式典が開催される]

『タス通信』より
2017年7月20日8時36分配信
【最新コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」は太平洋艦隊へ加わった】
ウラジオストク、7月20日/タス通信

太平洋艦隊の為に『アムール造船工場』で建造された最新コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」へのロシア連邦海軍旗掲揚式典は、木曜日に開催された。
東方軍管区下の太平洋艦隊広報サービス・情報供給部長ウラジーミル・マトヴェーエフ2等海佐は発表した。

「業界からのコルベットの受領証書への署名及び海軍旗掲揚式典の後、艦は海軍総司令官の指示によりロシア海軍へ加入し、太平洋艦隊の戦闘編制へ含まれました。
艦への海軍旗掲揚へと捧げられる会合には、太平洋艦隊司令部、工場、地方行政府の代表と、海軍の退役将兵が出席しました」
マトヴェーエフ
は伝えた。

以前、コルベット工場航行試験及び国家受領試験プログラムを成功裏に実行し、この時に艦の全てのシステムと兵装が点検された。

コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」は、プロジェクト20380コルベットシリーズの4隻目である。
コルベットのプロジェクトは、公開株式会社『中央海洋設計局アルマーズ』により開発された。
プロジェクト20380艦は、近海ゾーンで活動し、敵の水上艦及び潜水艦との戦闘を行ない、更には、海洋揚陸作戦中の海洋揚陸部隊への砲撃支援の為に意図されている。

艦の建造には「ステルス」技術が用いられている。
艦の物理的フィールドを削減する為、最新の成果が使用されている。
特に、艦のレーダー視認性をかなり減らす為に、上部構造物には電波を吸収する特性を持つ多層ガラス繊維強化プラスチックが材料として使用されており、更には、船体と上部構造物の建造方式も(レーダー視認性削減に)寄与している。

プロジェクト20380コルベットは、近海ゾーン艦である。
満載排水量は2200トンに達し、速力は27ノット、自立航行距離は4000海里である。
艦の兵装の基礎は、対艦ミサイル複合体「ウラン」及び高射ミサイル複合体「リドゥート」であり、コルベットは更に、口径100mmのA-190砲小口径高射複合体AK-630を装備する。
このタイプのコルベットは、魚雷発射装置「パケート」、飛行装置の為のヘリコプター発着場と格納庫を備えている。



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[新世代コルベット「ステレグーシチー」型]
[ステレグーシチー型コルベット(旧ブログ)]

ロシア太平洋艦隊向けプロジェクト20380コルベットの1隻目となる「ソヴェルシェーンヌイ」は、2006年6月30日にコムソモリスク・ナ・アムーレアムール造船工場で起工され、2012年10月にはサンクトペテルブルクで製造された上部構造物が海路でコムソモリスク・ナ・アムーレまで運ばれました。
[新型コルベット「ソヴェルシェンヌイ」の上部構造物はコムソモリスク-ナ-アムーレに到着した]

しかし、「ソヴェルシェーンヌイ」の建造工事は大幅に遅延しました。
[ロシア太平洋艦隊の為の2隻の新型コルベットの建造は価格を巡る問題により遅延する]
[ロシア太平洋艦隊の為の新型コルベットの建造は遅延する]

その主な原因は、コルベットの建造価格に関するロシア国防省アムール造船工場の対立に有ったのですが、2014年4月、国防省造船所側の要求を受け入れ、建造費用の増額に同意しました。
[ロシア太平洋艦隊向けの新型コルベットの建造費用は130億ルーブルに増額された]

その後、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」の建造工事は進み、2015年1月~3月には「ソヴェルシェーンヌイ」乗組員がバルト艦隊プロジェクト20380コルベット「ソーブラジテルヌイ」で実地訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊向けの新型コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"乗組員はバルト海での訓練を開始した]
[ロシア海軍太平洋艦隊向けの新型コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」乗組員はバルト海での研修を終えた]

2015年5月22日に進水式典が開催されました。


[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は進水した]

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進水した「ソヴェルシェーンヌイ」は、2015年7月末にコムソモリスク・ナ・アムーレから沿海地方ボリショイ・カーメニへ回航されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は2015年7月下旬に沿海地方へ回航される]
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ボリショイ・カーメニへ回航後、艤装工事が進められました。
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2016年11月初頭から消磁作業が始まりました。
舷側番号は「333」となりました。
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2017年1月初頭から係留試験が行われました。

2017年1月30日、「ソヴェルシェーンヌイ」は、航行試験を行なう為、初めて出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は洋上試験を開始した]

3月16日に初めてA-190-01「ウニヴェルサール」100mm単装砲の射撃試験が行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は100mm砲の射撃試験を行なった]

その後も日本海航行試験は続けられました。
6月19日までに、対艦ミサイル「ウラン」の発射試験が行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は対艦ミサイルの発射試験を行なった]

6月20日には100mm単装砲対艦ミサイル標的を撃墜しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は日本海での洋上試験中に対艦ミサイルを撃墜した]


6月28日には艦のソナーの試験が行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は日本海でソナーの試験を行なった]

6月30日までに100mm単装砲及び30mmガトリング砲の射撃試験、太平洋艦隊航空隊航空機を対象にしたレーダーなどの動作点検などが行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は日本海で洋上試験を続けている]

7月3日にはヘリコプターの着艦試験が行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は日本海で艦載ヘリコプターの着艦試験を行なった]

「ソヴェルシェーンヌイ」国家受領試験の海上段階を全て完了し、ボリショイ・カーメニに在る『アムール造船工場』の出張所)で艦の点検と塗装作業が行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は洋上試験を完了した]

7月18日にはウラジオストクへ入港し、就役式典会場となる金角湾第33埠頭へ接岸しました。
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そして2017年7月20日、「ソヴェルシェーンヌイ」ロシア海軍へ納入され、海軍旗初掲揚式典を開催して正式に就役し、太平洋艦隊へ編入されました。


ロシア海軍の就役は
1:受領-引渡証書への署名(造船所から海軍への艦の納入)
2:海軍旗の初掲揚式典・各艦隊部隊への編入(艦の正式な海軍への就役)

の2段階で行なわれますが、「ソヴェルシェーンヌイ」の場合、12も2017年7月20日に纏めて実施されました。

太平洋艦隊編入後、「ソヴェルシェーンヌイ」は、カムチャツカ半島(ペトロパヴロフスク・カムチャツキー)に駐留する第114水域保護旅団へ配備されます。



「ソヴェルシェーンヌイ」に続き、『アムール造船工場』では3隻の同型艦が建造されており、2018年~2020年にはロシア海軍へ引き渡される見込みです。
[ロシア海軍太平洋艦隊向けのプロジェクト20380コルベット4隻は2017年6月末~2020年10月下旬に就役する]

この他、6月30日にサンクトペテルブルクで進水したプロジェクト20385コルベット「グレミャーシチー」(2018年末就役予定)も太平洋艦隊へ配備されるようです。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト20385コルベット1番艦グレミャーシチーは進水した]

ロシア海軍の将来空母はVSTOL空母になるかもしれない

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『タス通信』より
2017年7月18日17時45分配信
【(ロシア)国防省は新たな航空母艦の為の垂直離陸航空機の作成を検討している】
ジュコーフスキー/モスクワ州/、7月18日/タス通信

ロシア連邦国防省は、将来航空巡洋艦の為の新たな垂直離陸航空機の作成を検討している。
戦闘機は、『ヤコブレフ』商会垂直離陸航空機のラインで開発される。
火曜日にロシア国防次官ユーリー・ボリソフは報道陣へ伝えた。

「国防省の計画では、遥か先の、『2018-2015年の国家軍備プログラム』の終わりに、新たな航空巡洋艦の建造を開始します。
無論、この時間内に新世代の航空機材へ取り掛かります。
今の航空機Su-33とMiG-29は航空艦、具体的にはアドミラル・クズネツォフの為の基礎であります。
国防省のプランといたしまして、私共は、我々の航空機製造事業において、短距離離着陸と、垂直離着陸が可能な将来航空機の作成を検討しております」

彼は、航空サロン『MAKS-2017』において話した。

「これの開発は、中止されたヤコブレフのラインになります。
航空巡洋艦の為の将来航空機の為の具現化への方向と、その可能性を含め、この計画を私共は検討しております」

彼は説明した。



[ロシア将来航空母艦]

ロシア海軍の為の将来航空母艦Перспективный Авианосецの設計開発作業は2007年に始まりました。

現在の所、将来航空母艦は、5万トンから8万5千トンまでの3種類のヴァリエーション(軽空母、中空母、重空母)が検討されています。

重航空母艦(排水量80000-85000t、搭載機70機)
中航空母艦(排水量55000-65000t、搭載機50-55機)
軽航空母艦(排水量50000t)

建造費は重空母で3000億ルーブル、軽空母で1000億ルーブルと見積もられています。
[ロシアは3種類の将来航空母艦を設計している]
[ロシア国防省は3つの将来原子力空母設計案を検討している]
[ロシア将来空母の作成には約10年掛かり、費用は1000-3000億ルーブルになる]

将来航空母艦の最終設計案は2020年以降に固められます。
[ロシア海軍将来原子力空母の最終設計案は2020年以降に作成される]
[新型原子力空母の建造はロシア海軍の将来計画に含まれている]

2016年11月~2017年1月には重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」シリア軍事作戦へ参加していますが、この時の経験も将来航空母艦の設計に取り入れられます。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフのシリア遠征の経験は同艦の近代化改装と新たな空母の建造へ生かされる]
[正規空母アドミラル・クズネツォフを中核とする空母機動部隊のシリア遠征の経験はロシア海軍の新型艦の設計と建造へフィードバックされる]

現時点では将来航空母艦の建造開始の具体的な時期は未だ定められておらず、この件に関する決定は2025年近くに下されます。
[ロシア海軍の新たな航空母艦の建造に関する決定は2025年近くに下される]
[ロシア海軍の為の将来正規空母の建造開始は2025年よりも前にはならない]

将来航空母艦の設計作業は「2018-2025年の国家軍備プログラム」に組み込まれています。
[ロシア連邦の『2018-2025年の国家軍備プログラム』でロシア海軍の為の将来航空母艦の設計作業が進められる]
[ロシア海軍の為の将来航空母艦は2024年に建造を開始する]


2017年7月18日からモスクワ市郊外のジュコーフスキー国際航空ショー『MAKS-2017』が始まりましたが、その会場でロシア連邦国防次官ユーリー・ボリソフ氏は、ロシア海軍の将来の「航空巡洋艦」は、「2018-2025年の国家軍備プログラム」の終わりに建造が開始されると発言しました。

更に、「航空巡洋艦」の搭載機として、『ヤコブレフ』社による新世代VSTOL艦上戦闘機の開発が検討されているとの事です。

ボリソフ氏は「ヤコブレフの中止されたライン」と言っていますが、これは、旧ソ連時代に開発されたものの試作機どまりだったYak-141の発展型という事のようです。

[モニノ空軍博物館のYak-141]
[Yak-141墜落事故(1991年10月5日)]
[ファーンボローのYak-141]

『ヤコブレフ』社は、Yak-141の発展型としてYak-43を、更には第5世代VSTOL軽戦闘機Yak-201を計画していましたが、何れもペーパープランで終わりました。

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[Yak-201計画値]
最大速度:低空で1250km/h、高空で1800km/h
戦闘行動半径:690km
航続距離:低空飛行で1250km、高度10000-12000mで2100km
実用上昇限度:15000m
全長:18.3m
全高:5.0m
全幅:通常時10.1m、折り畳み時5.9m
翼面積:63.4平方m
最大離陸重量:短距離陸時19500kg、垂直離陸時15800kg
兵装:Gsh-301 30mm機関砲×1(弾数120発)
R-77、R-73空対空ミサイル
Kh-31空対地ミサイル
Kh-35空対艦ミサイルなど


Yak-201は1990年代末には中止されましたが、それから20年以上の時を経て、ヤコブレフVSTOL艦上戦闘機が復活するかもしれません。


ボリソフ氏は明言していませんが、2025年よりも前に建造が始まる「将来航空巡洋艦」は、いわゆるVSTOL空母になる可能性が高く、おそらくは、上記の将来空母の3つの設計案(重空母、中空母、軽空母)の内、「軽空母」案(50000t級)が採用される事になるでしょう。

2016年1月にも、ロシア海軍造船管理部長ウラジーミル・トリャピチニコフ少将は、将来空母「軽空母か、より大きな排水量となる」と述べており、「軽空母」を筆頭に挙げています。
[ロシア海軍の将来原子力空母は2030年に就役する]

或いは、先ず初めにVSTOL戦闘機搭載の軽空母を建造し、その後に電磁カタパルトを備えた正規空母中空母重空母を建造するつもりなのかもしれません。
[ロシア海軍の為の将来正規空母はカタパルトを装備する]

ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2017』第1段階は2017年7月21日~28日にバルト海で実施される

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2017年7月18日0時30分配信
【バルト海でロシア-中国海軍演習『海洋協同-2017』第1段階が実施される】

7月21日から28日までバルト海水域で、ロシア-中国の2ヶ国間海軍演習『海洋協同-2017』第1段階が実施される。
これは、ロシア海軍及び中国人民解放軍海軍から約10隻の様々なクラスの艦船、10機以上の航空機およびヘリコプターが関わる。
演習の主な目的は、次の通りである:海上における安全保障上の脅威へ対抗する為の2ヶ国海軍の協同の効率の向上、ロシア及び中国の戦闘艦の乗組員の整然とした行動への取り組み、ロシア海軍中国人民解放軍海軍の間の友好と協力の強化。

7月21日に中国人民解放軍海軍艦船支隊バルチースクへ到着し、歓迎式典と、更に、ロシア海軍及び中国海軍司令部の代表が出席する一連の儀礼行事が開催される。
同じ日に演習の開始式典が開催される。

ロシア-中国演習の活動段階(アクティブフェーズ)は7月24日から27日までバルト海エリアの指定海域で実施され、一連の海上での合同活動へ取り組み、更には組織的な対潜、対空、対艦防衛の合同訓練が実施される。

最初の演習『海洋協同』は2012年に組織され、以降、連続する複雑な課題及び調整レベルの解決の為、定期的に実施されている。
これは、他の国に対して向けられたものでは無く、ロシア-中国の共同での世界の大洋の安全保障の強化への貢献である。



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ロシア海軍中国海軍は、2012年、2013年、2014年、2015年、2016年に合同演習『海洋協同』Морское Взаимодействиеを実施しています。

『海洋協同-2012』:2012年4月下旬に黄海で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2012」(2012年4月)]

『海洋協同-2013』:2013年7月上旬にピョートル大帝湾で実施
[ロシア・中国海軍合同演習は7月初頭にウラジオストク沖で実施される]
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」が始まった]
[ロシア・中国海軍は海賊対処訓練を行なった]
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」最終日に砲撃訓練が実施される]

『海洋協同-2014』:2014年5月下旬に東シナ海で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2014」]

『海洋協同-2015』第1段階:2015年5月下旬に地中海東部で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」(2015年5月)]

『海洋協同-2015』第2段階:2015年8月に日本海(沿海地方沖)で実施
[ロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2015』第2段階(2015年8月)]

『海洋協同-2016』:2017年9月中旬に南シナ海で実施
[ロシア・中国海軍合同演習『海洋協同-2016』(2016年9月)]


そして、2017年の『海洋協同-2017』は、バルト海、日本海、オホーツク海で実施されることになりました。
『日本放送協会 NEWS WEB』より
2017年6月18日20時13分配信
【中国とロシアが合同軍事演習 中国国防省が発表】

まず、今年7月下旬にバルト海『海洋協同-2017』の第1段階が実施され、9月中旬~下旬には日本海オホーツク海『海洋協同-2017』の第2段階が実施される事になるようです。

バルト海で実施される『海洋協同-2017』第1段階へ参加する中国海軍艦船部隊は6月18日に出航しました。
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2017』はバルト海、日本海、オホーツク海で実施される]

海南省三亜港を抜錨してバルト海へ向かったのは駆逐艦「長沙」、フリゲート「運城」、補給艦「駱馬湖」の3隻でしたが、駆逐艦「長沙」インド洋でエンジンにトラブルが発生したらしく、駆逐艦「合肥」と交代する事になりました。

駆逐艦「合肥」、フリゲート「運城」、補給艦「駱馬湖」は、7月8日にはアデン湾ヘ到達し、7月10日以降に地中海へ入りました。

中国海軍艦船部隊は7月21日にバルチースク港へ到着し、同日に『海洋協同-2017』の開始式典が開催されます。
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『海洋協同-2017』は7月21日から28日まで実施されますが、その活動段階(アクティブフェーズ)、つまり、実際の海上での演習が行われるのは7月24日~27日になります。
演習はバルチースク沖で行なわれる事になるようです。

合同演習へ参加する艦船は、ロシア海軍中国海軍から約10隻との事であり、中国海軍からは3隻ですから、ロシア海軍(バルト艦隊)からの参加艦は、多くても5~6隻程度でしょう。

合同演習には10機以上の航空機ヘリコプターが参加するとの事ですから、両国海軍の艦載ヘリコプター以外にバルト艦隊海軍航空隊陸上基地航空隊からも何機かが参加するようです。

2017年7月20日にウラジオストクで最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"のロシア海軍への就役式典が開催される

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年7月18日4時36分配信
【太平洋艦隊へ最新コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」が補充される】

7月20日、ウラジオストク第33埠頭で、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」へのロシア連邦海軍旗掲揚式典が開催される。
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業界からのコルベット受領証書への署名及び海軍旗掲揚式典の後、海軍総司令官の指示によりロシア海軍へ加入し、太平洋艦隊の戦闘編制へ含まれる。

への海軍旗掲揚へと捧げられる会合には、太平洋艦隊司令部、工場、地方行政府の代表と、海軍の退役将兵が出席する。

このイベントに先行する工場航行試験及び国家受領試験プログラムは成功裏に実行された。
それは、の全てのシステムと兵装の直接の点検を意図した過程である。

[参照]
「ソヴェルシェーンヌイ」
は、プロジェクト20380コルベットシリーズの4隻目である。
それは、中央海洋設計局『アルマーズ』により開発された。
は近海ゾーンで活動し、敵の水上艦及び潜水艦との戦闘、更には、海洋揚陸部隊への砲撃支援を行なう為に意図されている。

の建造には「ステルス」技術が用いられている。
同プロジェクトには、21の特許が導入され、14のコンピュータ登録プログラム証明が交付された。
の物理的フィールドを削減する為、最新の成果が使用されている。
特に、のレーダー視認性をかなり減らす為に、上部構造物には電波を吸収する特性を持つ多層ガラス繊維強化プラスチックが材料として使用されており、更には、船体上部構造物の建造方式も(レーダー視認性削減に)寄与している。



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[新世代コルベット「ステレグーシチー」型]
[ステレグーシチー型コルベット(旧ブログ)]

ロシア太平洋艦隊向けプロジェクト20380コルベットの1隻目となる「ソヴェルシェーンヌイ」は、2006年6月30日にコムソモリスク・ナ・アムーレアムール造船工場で起工され、2012年10月にはサンクトペテルブルクで製造された上部構造物が海路でコムソモリスク・ナ・アムーレまで運ばれました。
[新型コルベット「ソヴェルシェンヌイ」の上部構造物はコムソモリスク-ナ-アムーレに到着した]

しかし、「ソヴェルシェーンヌイ」の建造工事は大幅に遅延しました。
[ロシア太平洋艦隊の為の2隻の新型コルベットの建造は価格を巡る問題により遅延する]
[ロシア太平洋艦隊の為の新型コルベットの建造は遅延する]

その主な原因は、コルベットの建造価格に関するロシア国防省アムール造船工場の対立に有ったのですが、2014年4月、国防省造船所側の要求を受け入れ、建造費用の増額に同意しました。
[ロシア太平洋艦隊向けの新型コルベットの建造費用は130億ルーブルに増額された]

その後、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」の建造工事は進み、2015年1月~3月には「ソヴェルシェーンヌイ」乗組員がバルト艦隊プロジェクト20380コルベット「ソーブラジテルヌイ」で実地訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊向けの新型コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"乗組員はバルト海での訓練を開始した]
[ロシア海軍太平洋艦隊向けの新型コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」乗組員はバルト海での研修を終えた]

2015年5月22日に進水式典が開催されました。


[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は進水した]

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進水した「ソヴェルシェーンヌイ」は、2015年7月末にコムソモリスク・ナ・アムーレから沿海地方ボリショイ・カーメニへ回航されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は2015年7月下旬に沿海地方へ回航される]
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ボリショイ・カーメニへ回航後、艤装工事が進められました。
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2016年11月初頭から消磁作業が始まりました。
舷側番号は「333」となりました。
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2017年1月初頭から係留試験が行われました。

2017年1月30日、「ソヴェルシェーンヌイ」は、航行試験を行なう為、初めて出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は洋上試験を開始した]

3月16日に初めてA-190-01「ウニヴェルサール」100mm単装砲の射撃試験が行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は100mm砲の射撃試験を行なった]

その後も日本海航行試験は続けられました。
6月19日までに、対艦ミサイル「ウラン」の発射試験が行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は対艦ミサイルの発射試験を行なった]

6月20日には100mm単装砲対艦ミサイル標的を撃墜しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は日本海での洋上試験中に対艦ミサイルを撃墜した]


6月28日には艦のソナーの試験が行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は日本海でソナーの試験を行なった]

6月30日までに100mm単装砲及び30mmガトリング砲の射撃試験、太平洋艦隊航空隊航空機を対象にしたレーダーなどの動作点検などが行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は日本海で洋上試験を続けている]

7月3日にはヘリコプターの着艦試験が行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は日本海で艦載ヘリコプターの着艦試験を行なった]

「ソヴェルシェーンヌイ」国家受領試験の海上段階を全て完了し、現在は造船所(今回の場合は、ボリショイ・カーメニに在る『アムール造船工場』の出張所)で艦の点検と塗装作業が行なわれており、近い内にロシア海軍への引き渡し準備が整います。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は洋上試験を完了した]

「ソヴェルシェーンヌイ」は、2017年7月20日にウラジオストクロシア海軍へ納入され、海軍旗初掲揚式典を開催して正式に就役し、太平洋艦隊へ編入されます。
[コムソモリスク・ナ・アムーレで建造された最初の新世代コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"は2017年7月20日にロシア海軍太平洋艦隊へ引き渡される]

ロシア海軍の就役は
1:受領-引渡証書への署名(造船所から海軍への艦の納入)
2:海軍旗の初掲揚式典・各艦隊部隊への編入(艦の正式な海軍への就役)

の2段階で行なわれますが、「ソヴェルシェーンヌイ」の場合、12も2017年7月20日に纏めて実施されるようです。

太平洋艦隊編入後、「ソヴェルシェーンヌイ」は、カムチャツカ半島(ペトロパヴロフスク・カムチャツキー)に駐留する第114水域保護旅団へ配備されます。
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「ソヴェルシェーンヌイ」に続き、『アムール造船工場』では3隻の同型艦が建造されており、2018年~2020年にはロシア海軍へ引き渡される見込みです。
[ロシア海軍太平洋艦隊向けのプロジェクト20380コルベット4隻は2017年6月末~2020年10月下旬に就役する]


この他、6月30日にサンクトペテルブルクで進水したプロジェクト20385コルベット「グレミャーシチー」太平洋艦隊へ配備されるようです。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト20385コルベット1番艦グレミャーシチーは進水した]

ロシア海軍太平洋艦隊の戦闘機MiG-31は超音速巡航ミサイルの迎撃訓練を行なった


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年7月17日6時58分配信
【航空機MiG-31の乗員は成層圏で超音速ミサイルを破壊した】

ロシア海軍航空隊の日を前に、カムチャツカに駐屯する航空機MiG-31の乗員は、成層圏での戦闘射撃で超音速有翼ミサイルを迎撃する飛行戦術演習を実施した。

北東軍部隊の航空基地の迎撃航空機MiG-31の乗員は、高度12000メートル以上を音速の3倍で飛翔する有翼ミサイルを破壊する為の戦闘演習を行なった。

有翼ミサイルは、オホーツク海水域の海上搭載艦から発射された。
飛行場「エリゾヴォ」(カムチャツカ地方)から警報下で発進した戦闘機の当直編隊は、会合コース上で指定目標を空対空ミサイルにより破壊した。

飛行中に戦闘機飛行士は、対空防衛任務遂行下における2機ペアの連携へ取り組んだ。

これらの任務の遂行は、MiG-31乗員の2機ペアでの編隊飛行への慣熟への取り組みを可能にし、仮想敵の有翼ミサイルの迎撃及び破壊の効率を上げる。



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カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場には、太平洋艦隊海軍航空隊迎撃戦闘機MiG-31(第865独立戦闘機航空連隊)が駐留しています。

エリゾヴォ基地
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エリゾヴォ基地MiG-31
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このMiG-31は、元々はロシア防空軍に所属していたのですが、防空軍空軍と合併した後の1998年7月1日に海軍航空隊へ移管されました。
(第865独立戦闘機航空連隊は1989年にSu-15からMiG-31へ機種改編)

現在は12機のMiG-31B/BSと20機のMiG-31BMを保有しています。


MiG-31は度々訓練を行なっており、2016年7月中旬には、原子力潜水艦から発射された超音速有翼ミサイルの迎撃訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦闘機MiG-31は原潜から発射された超音速巡航ミサイルを撃墜した]

12月24日には、敵の攻撃を受けて損傷したという想定下での滑走路への着陸訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2016年12月24日8時2分配信
【カムチャツカの太平洋艦隊海軍航空隊の戦闘機MiG-31乗員は、損傷したという想定下の滑走路への着陸へ取り組んだ】

12月30日には、潜水艦捜索訓練を行なう対潜哨戒機Il-38の援護訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦闘機MiG-31は対潜哨戒機Il-38を援護した]

2017年3月10日、一部のMiG-31エリゾヴォから沿海地方ツェントラーリナヤ・ウグロヴァーヤ基地(ロシア航空宇宙軍戦闘機Su-35が駐留)へ移動しました。
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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年3月10日10時31分配信
【太平洋艦隊海軍航空隊の戦闘機MiG-31編隊はカムチャツカから沿海地方への長距離飛行を行なった】

ツェントラーリナヤ・ウグロヴァーヤ基地
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2017年3月28日には、太平洋艦隊親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」戦隊水雷艇(駆逐艦)「ブイストルイ」の防空戦闘訓練へ「空中目標」として参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと戦隊水雷艇(駆逐艦)ブイストルイは日本海で防空戦闘訓練を行なった]

4月3日にはMiG-31B/BSMiG-31BM沿海地方ピョートル大帝湾上空で空中戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦闘機MiG-31は沿海地方で空中戦闘訓練を行なった]
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4月9日にツェントラーリナヤ・ウグロヴァーヤ飛行場を離陸し、ホームベースであるカムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場へ戻りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦闘機MiG-31は沿海地方からカムチャツカへ戻った]

4月13日にはカムチャツカ半島有翼ミサイル(巡航ミサイル)の迎撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦闘機MiG-31は成層圏での巡航ミサイル迎撃訓練を行なった]

5月19日には成層圏での迎撃戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦闘機MiG-31は成層圏での迎撃訓練を行なった]

6月16日にはカムチャツカ半島及び太平洋の上空で空中戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦闘機MiG-31はカムチャツカ半島で空中戦闘訓練を行なった]

そして7月17日には超音速有翼ミサイルの迎撃訓練を行ないました。


「超音速有翼ミサイル」の具体的な種類には全く触れていませんが、マッハ3以上の速度で飛翔したとの事ですから、おそらくは「グラニート」でしょう。
[有翼ミサイル複合体グラニートは軍備採用30周年を迎えた]

7月12日には太平洋艦隊原子力水中巡洋艦「トムスク」オホーツク海からカムチャツカ半島の地上目標へ「グラニート」を発射していますから、同艦が発射したのかもしれません。
[ロシア海軍太平洋艦隊の原子力水中巡洋艦トムスクはカムチャツカ半島の地上目標へ巡航ミサイル"グラニート"を発射した]


なお、MiG-31を開発したロシア航空機製造会社『ミグ』は、既にMiG-31の後継機の開発に着手しています。

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年6月14日9時59分配信
【ロシアはMiG-31を代替する新たな迎撃戦闘機の開発を始めた】

ミグ社は、MiG-31を代替する「遠距離迎撃将来航空複合体」の概念設計を行なっています。

ロシア海軍航空隊の為の新世代対潜哨戒機の開発は進められている

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『タス通信』より
2017年7月17日0時24分配信
【ロシア連邦海軍航空隊の為の新世代哨戒航空機が作成される】
モスクワ、7月17日/タス通信

新世代対潜(哨戒)航空機ロシア海軍航空隊の為に作成される。
海軍航空隊司令官イーゴリ・コジン少将は報道陣へ伝えた。

「海軍総司令部及び海軍航空隊司令部は、将来多目的艦上及び地上配置ヘリコプターの作成作業を進めており、既存の対潜航空機の代替を計画している新たな哨戒航空機の開発は完成に近づいています」
彼は話した。

コジンは、既存の対潜航空機Il-38航空集団の60パーセントが高度な近代化を行なったと述べた。

艦上対潜ヘリコプター集団の半分以上が近代化された。

「輸送戦闘ヘリコプターKa-29の準備状態の回復と近代化の為の大量の作業が行なわれています。
既に、この機体は20機が在り、このヘリコプターの全ての集団の近代化の為の作業は続けられています」
コジン
は話した。

以前、ロシア連邦海軍の為、根本的に新たな海上配置ヘリコプター「ミノーガ」が作成されると伝えられた。
株式会社『カモフ』設計主任セルゲイ・ミヘーエフは、約10年後に量産が開始されるものと見ている。

[Su-33の近代化]
コジン
によると、ロシア海軍航空隊の全ての戦闘機Su-33は近代化され、最新航空機Su-30SMの水準へと至る。

「航空機Su-33集団の半分は、海上及び地上目標に対する新たな戦闘動作システムを受け取りました。
その能力はSu-30SMの水準へ高められました。海軍航空隊の軍備として在る全ての航空機Su-33は、この近代化を実施します」

彼は話した。

コジンは、2017年末までに全航空集団の60パーセントが現代の海軍航空隊の航空技術の必要条件の水準に適応していると説明した。

彼は、この2年で海軍航空隊は20機以上の航空機Su-30SMを受領した事を想い起した。
戦闘機MiG-29を装備する新たな連隊が形成された。

7月17日、ロシア海軍航空隊は101年目の創設日を迎えた。




7月17日は「ロシア海軍航空隊の日」です。

第1次世界大戦中の1916年7月17日、バルト艦隊航空母船「オルリツァ」の4機の水上飛行機M-9バルト海上空で4機のドイツ機と交戦し、勝利を収めた事を記念し、この日が「海軍航空隊の日」となりました。


現在、ロシア海軍航空隊の現用対潜ヘリコプターKa-27の近代化改修が進められています。
[ロシアン・ヘリコプターズはロシア海軍航空隊の為、1年に8機のヘリコプターKa-27を近代化改修できる]

戦闘輸送ヘリコプターKa-29もオーバーホールを行なって現役復帰しています。
[ロシア海軍太平洋艦隊は修復された戦闘輸送ヘリコプターKa-29を受領する]

対潜哨戒機Il-38の近代化改修も進められています。
[ロシア海軍航空隊は2025年までに30機の近代化改修された対潜哨戒機Il-38Nを受け取る]


既存の機体の近代化改修と並行して、新世代機の開発も進められています。

Ka-27Ka-29の後継機として艦上多目的ヘリコプター「ミノーガ」の開発作業が進められており、2025年頃から量産が始まる見込みです。
[ロシア海軍航空隊将来艦上ヘリコプター"ミノーガ"は汎用タイプとなる]

更に、現用の対潜哨戒機Il-38などの後継となる新世代哨戒機(旅客機Tu-214対潜哨戒機ヴァージョン?)も開発されています。
[ロシア海軍航空隊の対潜哨戒機Il-38と電子偵察機Il-20の後継となる統一プラットフォームは2020年に初飛行する]
今回、ロシア海軍航空隊イーゴリ・コジン少将は、その開発は完了に近づいていると発言しました。


コジン少将は、艦上戦闘機Su-33の近代化にも言及していますが、これはおそらく、特殊計算サブシステムSVP-24-33の事でしょう。
[ロシア海軍の艦上戦闘機Su-33は爆撃精度を向上させる為のシステムを装備している]