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ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"グロームキー"の洋上試験は日本海で続けられている

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2018年10月31日7時5分配信
【太平洋艦隊は最新コルベット「グロームキー」の工場航行試験を保障する】

日本海では、太平洋艦隊の為にアムール造船工場で建造された最新コルベット「グロームキー」の複合工場航行試験が続けられている。
様々な条件下でのコルベットのシステム及び設備の信頼性及び動作能力を点検する実地活動を保障する為、太平洋艦隊救助曳船「フォーチー・クリロフ」、更には海上航空隊ヘリコプターKa-27が参加する。

[参照]
8月31日、コルベット「グロームキー」は、試験の最終段階の実施の為、アムール造船工場からウラジオストクの同社試験実施基盤へ輸送浮きドック「ゼーヤ」により送り届けられた。

「グロームキー」は、再軍備プログラムの枠組みで太平洋艦隊の為に特別に建造される第2のプロジェクト20380コルベットである。

中央海洋設計局『アルマーズ』により開発された同プロジェクト艦は、近海ゾーンでの活動、敵の水上艦及び潜水艦との戦闘の実施、海洋揚陸作戦中の海洋揚陸部隊への砲撃支援の為に意図されている。

コルベットの全長は104.5メートル、幅13メートル、満載排水量2200トン、最大速力27ノット。



[プロジェクト20380/20385コルベット]
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ロシア太平洋艦隊向けのプロジェクト20380コルベットの2隻目となる「グロームキー」は、コムソモリスク・ナ・アムーレ『アムール造船工場』で2012年4月20日に起工されました。
[新世代コルベット「グロームキー」は起工された]

当初は2015年の引き渡しが予定されていましたが、建造工事は遅延しています。
[ロシア海軍の為のプロジェクト20380コルベット"グロームキー"の建造は対ロシア制裁の影響により遅延する]

起工から5年以上が経過した2017年7月28日に造船台を出渠しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の第2のプロジェクト20380コルベット"グロームキー"は造船台を出渠した]



契約軍人のみで構成される「グロームキー」乗組員は、2017年10月末までに編成を完了しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年11月1日4時21分配信
【太平洋艦隊は新たなコルベット「グロームキー」の乗組員の形成を完了した】

「グロームキー」乗組員は、11月24日にサンクトペテルブルク海軍統合訓練センターへ到着しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2017年11月24日15時38分配信
【コルベット「グロームキー」の乗組員は研修の為にサンクトペテルブルクへ到着した】

2018年2月7日、コムソモリスク・ナ・アムーレ『アムール造船工場』を視察に訪れたロシア国防次官ユーリー・ボリソフ氏は、「グロームキー」は2018年末にロシア海軍太平洋艦隊へ引き渡されると発言しました。
[プロジェクト20380コルベット"グロームキー"は2018年末にロシア海軍太平洋艦隊へ引き渡される]

2018年5月下旬、サンクトペテルブルクでの研修を終えた乗組員が『アムール造船工場』へ到着しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2018年5月27日17時5分配信
【アムール造船工場は最新のプロジェクト20380コルベットの加入の為の作業を続けている】

乗組員は6月下旬から「グロームキー」艦内への居住を開始しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年6月21日8時59分配信
【最新コルベット「グロームキー」乗組員は、造船工場から艦の受け入れを開始した】

8月中旬、「グロームキー」浮きドックに載せられ、ウラジオストクへの移動を開始しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新型コルベット"グロームキー"はコムソモリスク・ナ・アムーレからウラジオストクへの移動を開始した]

8月31日にウラジオストクへ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"グロームキー"はウラジオストクへ到着した]

9月5日に浮きドックを出渠しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"グロームキー"は浮きドックを出た]

その後、ウラジオストクの岸壁で最終艤装が行なわれ、10月中旬からは出航前の消磁作業が始まりました。
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10月28日、「グロームキー」は洋上試験の最初の段階である工場航行試験を実施する為、ウラジオストクを抜錨して日本海へ向かいました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"グロームキー"は洋上試験の為にウラジオストクを出航した]

現在、「グロームキー」日本海で各種洋上試験を行なっています。

「グロームキー」は、2018年末までにロシア海軍へ引き渡される予定です。
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重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフを修理中の浮きドックPD-50で事故が発生した




『ロシア通信社ノーボスチ』より
【ムルマンスクの浮きドック事故】
重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を修理中の浮きドックPD-50の事故に関する記事のリスト。


2018年10月30日未明、ロスリャコヴォ浮きドックPD-50へ入渠していた「アドミラル・クズネツォフ」の出渠作業中に突然停電が起こり、ドックが沈没しました。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年10月30日3時36分配信
【ムルマンスクで「アドミラル・クズネツォフ」を修理しているドックが沈んだ】

この事故により、作業員4名が負傷しました。
(水中へ投げ出された事による低体温症)
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年10月30日4時9分配信
【ムルマンスクの艦船修理工場の事故で4名が負傷した】

4名の負傷者の内の2名は重症だったらしく、集中治療室へ送られました。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年10月30日9時27分配信
【ムルマンスクの浮きドック事故で2名の負傷者が蘇生治療を受けている】

この他、作業員1名が行方不明となりました。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年10月30日9時34分配信
【ムルマンスクの浮きドック事故で1名が行方不明になった】

事故により浮きドックPD-50のクレーン1基が「アドミラル・クズネツォフ」の飛行甲板へ落下し、甲板を損傷しました。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年10月30日10時12分配信
【クレーンの落下により航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」の甲板部分が損傷した】

『統合造船業営団』アレクセイ・ラフマノフ総裁によると、クレーンの落下により「アドミラル・クズネツォフ」の飛行甲板には4~5メートルの穴が開きましたが、これは「簡単かつ迅速に」修理できるとの事です。
具体的には、1週間半程度(つまり10日間くらい)になります。
この為の修理費用は「少し」との事です。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年10月30日12時50分配信
【「アドミラル・クズネツォフ」へ落下したクレーンは「4~5メートル」の穴を開けた】
なお、「アドミラル・クズネツォフ」は事故後にムルマンスク第35艦船修理工場へ回航され、第24埠頭(「アドミラル・クズネツォフ」がいつも停泊している場所)へ係留されました。

匿名希望の情報提供者(おそらくは第35艦船修理工場の関係者)も、今回の事故で「アドミラル・クズネツォフ」は船体構造に重大な損傷を受けていないと言っています。
『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2018年10月30日13時5分配信
【アドミラル・クズネツォフは深刻な損傷を免れており、如何なる訴訟宣告も軍からは未だ無い-情報筋】

事故から8時間以上が経過し、集中治療室に入っている負傷者は1名になりました。
つまり、もう1名は集中治療室を出たという事です。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年10月30日12時44分配信
【ムルマンスクの浮きドック事故の後、1名が蘇生治療を受けている】

艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』によると、「アドミラル・クズネツォフ」は船体の検査が行なわれ、その後、修理作業は続けられます。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年10月30日9時57分配信
【「アドミラル・クズネツォフ」の修理はスケジュール通りに続けられる】

『統合造船業営団』公式代理人イリヤ・ジトミルスキー氏は、今回の事故は、「アドミラル・クズネツォフ」ロシア海軍への引き渡し時期(2021年)には影響しないと表明しました。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年10月30日10時34分配信
【浮きドックでの事件は「アドミラル・クズネツォフ」の納入時期に影響しない】

『統合造船業営団』総裁アレクセイ・ラフマノフ氏も、今回の事故は、「アドミラル・クズネツォフ」の修理(近代化改装)完了時期(2021年)には影響しないと言っています。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年10月30日12時33分配信
【「アドミラル・クズネツォフ」の修理完了時期は以前のままである】
ただ、まず初めに浮きドックPD-50が復旧できるかどうかを明確にしなければならず、それが不可能ならば、別の選択肢へ取り掛かるとも言っています。

事故後の浮きドックPD-50



「アドミラル・クズネツォフ」は2018年4月末からムルマンスク第35艦船修理工場で近代化改装作業を開始し、9月中旬にはムルマンスク近郊のロスリャコヴォ第82艦船修理工場大型浮きドックPD-50へ入渠し、船体の水中部分の工事を行なっていました。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ近代化改装]

ロシア海軍は2018年11月1日~3日にノルウェー海でミサイル発射演習を実施する

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2018年10月29日13時34分配信
【ロシア海軍はノルウェー海のNATO演習海域の近くでミサイル射撃を計画している】
ロンドン、10月29日、インタファクス-AVN

航空スタッフの為の国際通知(NOTAM)によると、ロシア海軍の艦は、11月1日~3日にノルウェー海ミサイル射撃を実施する。

「ロシア海軍は、11月1日~3日にノルウェー海水域でミサイル射撃演習の実施を計画しています」
NOTAM
は伝えた。

NOTAMが示した座標によると射撃は、、10月25日から11月7日まで「冷戦」終結後最大のNATO演習『トライデント・ジャンクチュア-2018』の実施の為に閉鎖されている海域の至近距離で実施される。
それは、ノルウェー北大西洋近辺の海域、バルト海、更にはスウェーデン及びフィンランドの領空で実施される。
演習には、合計29の同盟加盟国、更にはスウェーデンフィンランドから合計で約5万名の将兵、250機の戦闘航空機、65隻の艦艇、更には、約1万両の戦闘車両が参加する。

伝えられたように、10月27日、2機のブリテン王立空軍の当直戦闘機「トーネード」は、ノルウェー海上空を飛行し、南西へ向かっていたロシア戦略爆撃機Tu-160と会う為にスコットランドのロジーマス航空基地から飛び立った。
ロシアロケット機は、ムルマンスク州航空基地「オレーニヤ」から飛び立ち、NATO演習『トライデント・ジャンクチュア-2018』が実施されるノルウェー海岸沿いに飛行していた。
その後、爆撃機Tu-160ノルウェー沿岸で方向転換し、北方へ進路を取った。
ブリテン戦闘機は、モスクワ時間16時55分にロジーマス航空基地へ向かった。



記事で触れられていますが、NATO軍演習『トライデント・ジャンクチュア-2018』は、10月25日から11月7日までノルウェー周辺で実施されます。
【演習『トライデント・ジャンクチュア-2018』公式サイト】

これに合わせるように、ロシア海軍ノルウェー海で11月1日~3日にミサイル発射演習を行ないます。

10月18日には、ロシア北方艦隊原子力水中巡洋艦(巡航ミサイル原潜)バレンツ海で演習を行なっています。
[ロシア海軍北方艦隊の原子力水中巡洋艦はバレンツ海で演習を実施した]

遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはキプロスを去り、バルト海へ向かった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2018年10月29日13時17分配信
【バルト艦隊の練習艦「ペレコプ」はキプロスの港を去り、バルト海へ進路を取った】

バルト艦隊練習艦「ペレコプ」リマソール港(キプロス)から出航し、バルト海へ進路を取った。

ロシア練習艦リマソールへの業務寄港中、軍事船員は必要な艦内物資を補充し、ロシア軍事船員カリーニングラード及びセヴァストーポリの海軍学校の生徒は沿岸へ上陸した。
この他に、練習艦の設備及び機構の計画点検が行なわれた。

現在、艦は地中海へ出航し、カリーニングラード州バルチースク港へ進路を取っている。

練習航海任務を遂行しているバルト艦隊練習艦「ペレコプ」は、ナヒーモフ記念黒海海軍兵学校及びカリーニングラード海軍軍事研修研究センター支所を代表して300名の生徒を乗せている。

今年10月18日、ウラジーミル・チェロコフ2等海佐が艦長を務める練習艦「ペレコプ」は、セヴァストーポリ湾から出航し、バルト海までのヨーロッパ周回航海へ向かった。



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プロジェクト877練習艦の2番艦「ペレコプ」は、ポーランドグダニスク造船所で1976年4月24日に起工され、1976年12月11日に進水し、1977年9月30日にソ連海軍へ就役しました。

現在はバルト艦隊に所属し、クロンシュタット港に駐留しています。

「ペレコプ」(310)は、2013年8月から2016年11月までブルガリアヴァルナの艦船修理工場で大規模なオーバーホールを行ないました。
(ソヴィエト連邦時代のブルガリアの債務返還の一環として)

復帰後、2017年には地中海、黒海(セヴァストーポリ)までの遠洋実習航海を行ない、同年8月にギリシャピレウス、9月にはポルトガルリスボンを訪れました。



今年の「ペレコプ」の遠洋実習航海は、これまでの地中海黒海(セヴァストーポリ)だけではなく、極東方面(ウラジオストク)、更には北極海まで行く事になりました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプは北極海及び極東への遠洋実習航海を準備する]
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2018年3月1日、「ペレコプ」サンクトペテルブルク海軍兵学校の生徒を乗せてクロンシュタット港を抜錨し、遠洋実習航海へと出発しました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプは士官候補生の遠洋実習航海へ出発した]

3月5日には北海へ入りました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプは北海へ入った]

「ペレコプ」ヨーロッパ大陸沿いに南下し、3月9日にはラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過しました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプは英仏海峡を通過した]

その後、更にヨーロッパ大陸に沿って南下し、3月12日にはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプは地中海へ入った]
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「ペレコプ」地中海を東進して3月17日にはボスポラス海峡を北上し、黒海へ入り、その後、セヴァストーポリへ入港しました。

ここでクロンシュタット港から乗っていた生徒は艦を降り、新たにサンクトペテルブルク海軍兵学校から200名以上の生徒が3月26日にセヴァストーポリへ到着しました。
[ロシア海軍兵学校の生徒はセヴァストーポリからウラジオストクまでの遠洋実習航海へ参加する]

4月1日、「ペレコプ」セヴァストーポリを抜錨し、ウラジオストクへ向かいました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはセヴァストーポリを抜錨し、ウラジオストクへ向かった]

翌4月2日にはボスポラス海峡ダーダネルス海峡を通過してエーゲ海へ入りました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはボスポラス海峡とダーダネルス海峡を通過してエーゲ海へ入る]

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4月7日にスエズ運河を通過して紅海へ入りました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはスエズ運河を通過して紅海へ入った]

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4月11日には海賊出没海域であるアデン湾へ入りました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはアデン湾へ入った]

4月12日にはアデン湾を抜けてアラビア海へ入りました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはアラビア海へ入った]

「ペレコプ」は、2018年4月18日から22日までスリランカコロンボ港を訪問しました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはスリランカのコロンボを訪れる]
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはスリランカのコロンボへ入港した]
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはスリランカのコロンボを去り、インドネシアのジャカルタへ向かった]

4月29日から5月1日までインドネシアタンジュンプリオク港(ジャカルタ)を訪問しました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはインドネシアのタンジュンプリオク港へ到着した]

その後、5月4日から9日までインドネシア近海で実施された多国籍海軍演習『KOMODO-2018』へ参加しました。
【多国籍海軍演習『KOMODO-2018』公式サイト】



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演習が終わった後、「ペレコプ」パプアニューギニアの首都ポートモレスビーへ向かいました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはパプアニューギニアの首都ポートモレスビーへ行く]

5月16日、「ペレコプ」ポートモレスビーへ入港しました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはパプアニューギニアの首都ポートモレスビーを訪れた]


5月19日にポートモレスビーを出航した後の動向は公表されていませんが、おそらくは中部太平洋を北上してウラジオストクへ向かったようです。
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6月3日、「ペレコプ」ウラジオストクへ入港しました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはウラジオストクへ入港した]
無論、「ペレコプ」にとっては、就役後初のウラジオストク寄港となります。

その後も「ペレコプ」ウラジオストクへ滞在し、7月29日の『ロシア海軍の日』ウラジオストクで行なわれた太平洋艦隊の観艦式へ参加しました。
[練習艦ペレコプは7月29日の『ロシア海軍の日』にウラジオストクの観艦式へ参加する]

8月9日、「ペレコプ」ウラジオストクを出航しました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはウラジオストクを抜錨して北極海へ向かった]

8月12日から14日までサハリン南部コルサコフへ寄港した後、8月17日にカムチャツカ半島ペトロパヴロフスク・カムチャツキーへ到着しました。
(つまり、8月11日頃に宗谷海峡を通過)
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはペトロパヴロフスク・カムチャツキーを訪れた]

8月23日、「ペレコプ」ペトロパヴロフスク・カムチャツキーを出航し、北極海へ向かいました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプは北極海へ向かった]

9月2日にベーリング海峡を通過してチュクチ海へ入りました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはベーリング海峡を通過して北極海へ入った]
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9月5日、原子力砕氷船「バイガチ」と共に東シベリア海へ入りました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2018年9月5日17時21分配信
【バルト艦隊の練習艦「ペレコプ」は東シベリア海からセヴェロモルスクへ進路を取った】

この時、北極遠征を行ない、戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加する為に東進していた北方艦隊戦闘艦支隊と会合したようです。

9月7日にはラプテフ海へ入りました。
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[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはラプテフ海へ入った]

その後も「ペレコプ」北極を西へ進んでバレンツ海へ入り、9月15日には北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
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[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプは北極海を通過して北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]

「ペレコプ」は9月21日にセヴェロモルスクを出航し、再びセヴァストーポリへ向かいました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはセヴェロモルスクを出航した]

10月1日に再びラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過しました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプは再び英仏海峡を通過した]

その後、ジブラルタル海峡を通過して地中海へ入り、東進して10月10日にダーダネルス海峡ボスポラス海峡を通過して黒海へ入りました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプは再び黒海へ入った]

「ペレコプ」は10月12日にセヴァストーポリへ到着しました。

10月18日にセヴァストーポリを出航して再び地中海へ入り、10月27日にキプロスリマソール港へ到着しました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはキプロスのリマソール港へ寄港した]

10月29日にリマソール港を出航し、バルト海へ向かいました。

ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはバルチースクへ帰投した

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年10月28日15時35分配信
【フリゲート「ヤロスラフ・ムードルイ」は遠距離航海後にバルチースクへ戻ってきた】
モスクワ、10月28日-ロシア通信社ノーボスチ

警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は大洋遠距離航海任務の遂行後にバルチースク市の軍港へ入った。
日曜日、西方軍管区下のバルト艦隊広報サービス・情報供給部長ローマン・マルトフ1等海佐は報道機関へ伝えた。

「艦の歓迎へ捧げられる会合には、バルト艦隊司令部、バルチースク市庁、地域の社会組織及び退役将兵、軍事船員の家族と親類が出席しました。
航海指揮官ローマン・アシュロフ1等海佐は、遠距離航海から戻った艦が、機器の整備と必要な物資の補充後、意図された任務を遂行する用意が整うとバルト艦隊参謀長イーゴリ・ムハメトシン中将へ報告しました」
マルトフ
は話した。

彼が指摘したように、バルト艦隊参謀長は、艦隊の軍事評議会に代わり、指示された遠距離大洋任務を成功裏に果たした「ヤロスラフ・ムードルイ」乗組員を祝福し、軍事演習での新たな成功を祈った。
艦の乗組員は、伝統的なパンと塩、子豚の丸焼きで歓迎された。
遠距離航海で功績のあった将兵には、当局から勲功章が授与された。

マルトフは、「ヤロスラフ・ムードルイ」が2018年4月15日にバルト艦隊主要基地バルチースク市から出航したと述べた。
遠距離航海は、ロシア海軍の戦闘訓練計画に沿って実施された。
航海の主な目的は、聖アンドレイ旗のデモンストレーション、ロシア海軍艦船グループの戦闘訓練計画に沿った任務の遂行、更には、アデン湾及びアフリカの角海域における民間船舶航行の安全保障にあった。

マルトフが説明したように、航海中に艦の乗組員は、アデン湾での対海賊当直任務を成功裏に果たし、一連のアフリカの港への業務寄港を行ない、更には、海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフ大将の統制下で地中海で実施されたロシア海軍の大規模演習へ参加した。

「合計でヤロスラフ・ムードルイは6ヶ月以上の航海に在り、3万海里以上を航行しました。
航海中にバルト艦隊の警備艦の乗組員は、対空及び対潜防衛、航海の安全保障、組織的な通信及び制御の演習及び訓練を実施しました。
艦に乗っていた海軍歩兵は海上技量を向上させました。
航海期間に彼らは、様々な射撃兵器からの実地射撃を行なう数十回の火力訓練を行ないました」
マルトフ
は付け加えた。



バルト艦隊警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」(2009年7月24日就役)は、2018年4月15日に給油船「レナ」(1966年12月28日就役)と共にバルチースク基地を抜錨し、通算6回目となる地中海への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは地中海へ向かった]

その後、バルト海を出て北海へ入り、4月21日にはラマンシュ海峡(英仏海峡)へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはラマンシュ海峡(英仏海峡)を通過する]

4月23日、警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は、地中海東部から戻ってくる大型揚陸艦「ミンスク」北大西洋で会合し、合同演習を実施しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイと大型揚陸艦ミンスクは北大西洋で演習を行なった]

4月26日にはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]

5月5日にキプロスリマソール(レメソス)港へ寄港しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスを訪れた]
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5月7日にリマソール港を出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスを去った]

その後、「ヤロスラフ・ムードルイ」は、地中海東部に滞在しているアメリカ海軍原子力空母「ハリー・S・トルーマン」を中核とする空母機動部隊を追跡しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはアメリカ海軍空母部隊を追尾している]

6月下旬に再びキプロスリマソール港へ寄港し、6月25日に出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスのリマソール港を去った]

7月中旬に三度キプロスリマソール港へ寄港し、7月18日に出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロス訪問を終えた]

翌7月19日、「ヤロスラフ・ムードルイ」は、地中海東部対潜ヘリコプターKa-27PLの飛行訓練を行ないました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは地中海東部でヘリコプターの飛行訓練を行なった]

その後、「ヤロスラフ・ムードルイ」スエズ運河を通過し、7月24日には紅海へ入りました。
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[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはスエズ運河を通過して紅海へ入った]

7月29日、3度目となるアデン湾での海賊対処任務へ就き、同海域を東へ通過する民間船の船団形成を開始しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはアデン湾で海賊対処任務に就く]

その後、ジブチへ寄港し、8月7日に出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはジブチ訪問を終えた]
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8月11日にはアデン湾で各種演習を実施しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはアデン湾で演習を行なった]

8月15日、スーダン共和国ポート・スーダンへ寄港しました。
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[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはポート・スーダンを訪れた]

8月18日にポート・スーダンを出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはポート・スーダンを去った]

8月21日にスエズ運河を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはスエズ運河を通過して地中海へ入った]

2018年9月1日から8日まで地中海東部で実施されたロシア海軍ロシア航空宙軍の大規模演習へ参加しました。

[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]

「ヤロスラフ・ムードルイ」は演習終了後も地中海に留まっていました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは地中海に留まる]

その後、ジブラルタル海峡を通過して地中海を去り、10月24日にはラマンシュ海峡(英仏海峡)を通過して北海へ入りました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2018年10月24日18時48分配信
【バルト艦隊の警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は北海へ入った】

「ヤロスラフ・ムードルイ」北海からバルト海へ入り、10月28日に母港バルチースクへ帰投しました。
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遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはキプロスのリマソール港へ寄港した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2018年10月27日0時40分配信
【ロシア海軍の練習艦「ペレコプ」はリマソールへの業務寄港を行なう】

ロシア海軍練習艦「ペレコプ」は、10月27日から28日までリマソール港(キプロス)への業務寄港を行なう。
艦には250名以上の海軍高等学校の生徒が乗っており、ロシア海軍総司令部が計画した艦の遠距離練習航海の枠組みでの計画海上実習を行なう。

練習艦「ペレコプ」は、10月27日の午前にリマソール港の埠頭へ係留される。

業務寄港完了後、艦は承認航路上の移動を続け、ヨーロッパを周回し、その後、バルト艦隊基地バルチースク市への寄港を行なう。

11月中旬、練習艦「ペレコプ」の恒久駐留所クロンシュタット市への到着が予定されている。

海軍総司令部を運営する海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフ大将、海軍軍事研修-研究センター首脳は、初めて北方海上航路を通過した練習艦「ペレコプ」の8ヶ月の長きに渡る遠距離航海完了後の艦の歓迎式典を用意する。



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プロジェクト877練習艦の2番艦「ペレコプ」は、ポーランドグダニスク造船所で1976年4月24日に起工され、1976年12月11日に進水し、1977年9月30日にソ連海軍へ就役しました。

現在はバルト艦隊に所属し、クロンシュタット港に駐留しています。

「ペレコプ」(310)は、2013年8月から2016年11月までブルガリアヴァルナの艦船修理工場で大規模なオーバーホールを行ないました。
(ソヴィエト連邦時代のブルガリアの債務返還の一環として)

復帰後、2017年には地中海、黒海(セヴァストーポリ)までの遠洋実習航海を行ない、同年8月にギリシャピレウス、9月にはポルトガルリスボンを訪れました。



今年の「ペレコプ」の遠洋実習航海は、これまでの地中海黒海(セヴァストーポリ)だけではなく、極東方面(ウラジオストク)、更には北極海まで行く事になりました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプは北極海及び極東への遠洋実習航海を準備する]
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2018年3月1日、「ペレコプ」サンクトペテルブルク海軍兵学校の生徒を乗せてクロンシュタット港を抜錨し、遠洋実習航海へと出発しました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプは士官候補生の遠洋実習航海へ出発した]

3月5日には北海へ入りました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプは北海へ入った]

「ペレコプ」ヨーロッパ大陸沿いに南下し、3月9日にはラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過しました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプは英仏海峡を通過した]

その後、更にヨーロッパ大陸に沿って南下し、3月12日にはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプは地中海へ入った]
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「ペレコプ」地中海を東進して3月17日にはボスポラス海峡を北上し、黒海へ入り、その後、セヴァストーポリへ入港しました。

ここでクロンシュタット港から乗っていた生徒は艦を降り、新たにサンクトペテルブルク海軍兵学校から200名以上の生徒が3月26日にセヴァストーポリへ到着しました。
[ロシア海軍兵学校の生徒はセヴァストーポリからウラジオストクまでの遠洋実習航海へ参加する]

4月1日、「ペレコプ」セヴァストーポリを抜錨し、ウラジオストクへ向かいました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはセヴァストーポリを抜錨し、ウラジオストクへ向かった]

翌4月2日にはボスポラス海峡ダーダネルス海峡を通過してエーゲ海へ入りました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはボスポラス海峡とダーダネルス海峡を通過してエーゲ海へ入る]

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4月7日にスエズ運河を通過して紅海へ入りました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはスエズ運河を通過して紅海へ入った]

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4月11日には海賊出没海域であるアデン湾へ入りました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはアデン湾へ入った]

4月12日にはアデン湾を抜けてアラビア海へ入りました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはアラビア海へ入った]

「ペレコプ」は、2018年4月18日から22日までスリランカコロンボ港を訪問しました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはスリランカのコロンボを訪れる]
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはスリランカのコロンボへ入港した]
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはスリランカのコロンボを去り、インドネシアのジャカルタへ向かった]

4月29日から5月1日までインドネシアタンジュンプリオク港(ジャカルタ)を訪問しました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはインドネシアのタンジュンプリオク港へ到着した]

その後、5月4日から9日までインドネシア近海で実施された多国籍海軍演習『KOMODO-2018』へ参加しました。
【多国籍海軍演習『KOMODO-2018』公式サイト】



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演習が終わった後、「ペレコプ」パプアニューギニアの首都ポートモレスビーへ向かいました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはパプアニューギニアの首都ポートモレスビーへ行く]

5月16日、「ペレコプ」ポートモレスビーへ入港しました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはパプアニューギニアの首都ポートモレスビーを訪れた]


5月19日にポートモレスビーを出航した後の動向は公表されていませんが、おそらくは中部太平洋を北上してウラジオストクへ向かったようです。
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6月3日、「ペレコプ」ウラジオストクへ入港しました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはウラジオストクへ入港した]
無論、「ペレコプ」にとっては、就役後初のウラジオストク寄港となります。

その後も「ペレコプ」ウラジオストクへ滞在し、7月29日の『ロシア海軍の日』ウラジオストクで行なわれた太平洋艦隊の観艦式へ参加しました。
[練習艦ペレコプは7月29日の『ロシア海軍の日』にウラジオストクの観艦式へ参加する]

8月9日、「ペレコプ」ウラジオストクを出航しました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはウラジオストクを抜錨して北極海へ向かった]

8月12日から14日までサハリン南部コルサコフへ寄港した後、8月17日にカムチャツカ半島ペトロパヴロフスク・カムチャツキーへ到着しました。
(つまり、8月11日頃に宗谷海峡を通過)
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはペトロパヴロフスク・カムチャツキーを訪れた]

8月23日、「ペレコプ」ペトロパヴロフスク・カムチャツキーを出航し、北極海へ向かいました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプは北極海へ向かった]

9月2日にベーリング海峡を通過してチュクチ海へ入りました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはベーリング海峡を通過して北極海へ入った]
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9月5日、原子力砕氷船「バイガチ」と共に東シベリア海へ入りました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2018年9月5日17時21分配信
【バルト艦隊の練習艦「ペレコプ」は東シベリア海からセヴェロモルスクへ進路を取った】

この時、北極遠征を行ない、戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加する為に東進していた北方艦隊戦闘艦支隊と会合したようです。

9月7日にはラプテフ海へ入りました。
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[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはラプテフ海へ入った]

その後も「ペレコプ」北極を西へ進んでバレンツ海へ入り、9月15日には北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
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[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプは北極海を通過して北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]

「ペレコプ」は9月21日にセヴェロモルスクを出航し、再びセヴァストーポリへ向かいました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプはセヴェロモルスクを出航した]

10月1日に再びラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過しました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプは再び英仏海峡を通過した]

その後、ジブラルタル海峡を通過して地中海へ入り、東進して10月10日にダーダネルス海峡ボスポラス海峡を通過して黒海へ入りました。
[遠洋実習航海中のロシア海軍の練習艦ペレコプは再び黒海へ入った]

「ペレコプ」は10月12日にセヴァストーポリへ到着しました。

その後、10月18日にセヴァストーポリを出航して再び地中海へ入り、10月27日にキプロスリマソール港到着しました。

ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"グロームキー"は洋上試験の為にウラジオストクを出航した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2018年10月28日7時1分配信
【太平洋艦隊の為に建造された最新コルベット「グロームキー」は工場航行試験へ出発した】

本日、承認されたプログラムに沿って、近い内に太平洋艦隊の艦編制へ補充される最新コルベット「グロームキー」は、ウラジオストクから工場航行試験へ出発した。

複合観察活動の中で、様々な条件下でのコルベットのシステム及び設備の信頼性及び動作能力の表示された艦の戦術-技術特性に沿った点検が控えており、日本海水域で実施される。

前日、太平洋艦隊司令部委員会は、艦の次の段階の試験を開始する為の出航の準備状態を視察した。

[参照]
8月31日、コルベット「グロームキー」は、試験の最終段階の実施の為、アムール造船工場からウラジオストクの同社試験実施基盤へ輸送浮きドック「ゼーヤ」により送り届けられた。

「グロームキー」は、再軍備プログラムの枠組みで太平洋艦隊の為に特別に建造される第2のプロジェクト20380コルベットである。

中央海洋設計局『アルマーズ』により開発された同プロジェクト艦は、近海ゾーンでの活動、敵の水上艦及び潜水艦との戦闘の実施、海洋揚陸作戦中の海洋揚陸部隊への砲撃支援の為に意図されている。

コルベットの全長は104.5メートル、幅13メートル、満載排水量2200トン、最大速力27ノット。


『VL.RU』より
2018年10月28日16時37分配信
【コルベット「グロームキー」はウラジオストクから航行試験へ出発した(写真)】
出航する「グロームキー」の写真12枚。



[プロジェクト20380/20385コルベット]
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ロシア太平洋艦隊向けのプロジェクト20380コルベットの2隻目となる「グロームキー」は、コムソモリスク・ナ・アムーレ『アムール造船工場』で2012年4月20日に起工されました。
[新世代コルベット「グロームキー」は起工された]

当初は2015年の引き渡しが予定されていましたが、建造工事は遅延しています。
[ロシア海軍の為のプロジェクト20380コルベット"グロームキー"の建造は対ロシア制裁の影響により遅延する]

起工から5年以上が経過した2017年7月28日に造船台を出渠しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の第2のプロジェクト20380コルベット"グロームキー"は造船台を出渠した]



契約軍人のみで構成される「グロームキー」乗組員は、2017年10月末までに編成を完了しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年11月1日4時21分配信
【太平洋艦隊は新たなコルベット「グロームキー」の乗組員の形成を完了した】

「グロームキー」乗組員は、11月24日にサンクトペテルブルク海軍統合訓練センターへ到着しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2017年11月24日15時38分配信
【コルベット「グロームキー」の乗組員は研修の為にサンクトペテルブルクへ到着した】

2018年2月7日、コムソモリスク・ナ・アムーレ『アムール造船工場』を視察に訪れたロシア国防次官ユーリー・ボリソフ氏は、「グロームキー」は2018年末にロシア海軍太平洋艦隊へ引き渡されると発言しました。
[プロジェクト20380コルベット"グロームキー"は2018年末にロシア海軍太平洋艦隊へ引き渡される]

2018年5月下旬、サンクトペテルブルクでの研修を終えた乗組員が『アムール造船工場』へ到着しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2018年5月27日17時5分配信
【アムール造船工場は最新のプロジェクト20380コルベットの加入の為の作業を続けている】

乗組員は6月下旬から「グロームキー」艦内への居住を開始しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年6月21日8時59分配信
【最新コルベット「グロームキー」乗組員は、造船工場から艦の受け入れを開始した】

8月中旬、「グロームキー」浮きドックに載せられ、ウラジオストクへの移動を開始しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新型コルベット"グロームキー"はコムソモリスク・ナ・アムーレからウラジオストクへの移動を開始した]

8月31日にウラジオストクへ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"グロームキー"はウラジオストクへ到着した]

9月5日に浮きドックを出渠しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"グロームキー"は浮きドックを出た]

その後、ウラジオストクの岸壁で最終艤装が行なわれ、10月中旬からは出航前の消磁作業が始まりました。
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そして10月28日、「グロームキー」は洋上試験の最初の段階である工場航行試験を実施する為、ウラジオストクを抜錨して日本海へ向かいました。

今後、「グロームキー」日本海で各種洋上試験を行ないます。

現在の所、「グロームキー」は、2018年末までにロシア海軍へ引き渡される予定です。

ロシア造船業界はアドミラル・クズネツォフよりも大型の新世代航空母艦を建造できる

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年10月25日時分配信
【ロシアは「アドミラル・クズネツォフ」よりも大きな航空母艦を建造できる】
モスクワ、10月25日-ロシア通信社ノーボスチ

『統合造船業営団』「アドミラル・クズネツォフ」よりも排水量の大きな新世代航空母艦の建造の可能性を検討している。
営団総裁アレクセイ・ラフマノフ『ロスビジネスコンサルタント』のインタビューに対し、こう述べた。
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彼は、今、ロシアには、このようなクラスの艦を建造できる2つの造船所が有る事を指摘した。
ラフマノフによると、その内の1つは『セヴマシュ』であり、2番目が何処なのかについて対談者は言及しなかった。

現在、ロシア海軍には、ソヴィエト社会主義共和国連邦時代の1991年に運用を開始した重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」ただ1隻のみが在籍している。
伝えられる所によると、近代化の後、同艦は海軍で更に20年の勤務が可能になる。

ロシア航空母艦の全長は306メートル、幅75メートル、艦の排水量は6万トン、最大航行距離8417海里(15万キロメートル以上)。
乗組員は、518名の士官と201名の下士官を含む1960名である。

航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」の標準航空団は、艦上航空機Su-33及びSu-25、更にはヘリコプターKa-27/Ka-29で構成される。
艦では、戦闘機MiG-29K及びヘリコプターKa-52Kの新たな航空群の試験が実施された。

加えて「アドミラル・クズネツォフ」は、打撃対艦有翼ミサイル複合体「グラニート」(トランポリン基部に配置された12基の甲板下発射装置)、高射ミサイル複合体「キンジャール」(4モジュール、192発のミサイル)と「コールチク」(8モジュール、256発のミサイルと48000発の弾丸)が設置されている。



[ロシア新世代航空母艦]
ロシア海軍の為の将来航空母艦Перспективный Авианосецの設計開発作業は2007年に始まりました。

将来航空母艦は、複数の設計草案が提示されており、この内の1つは排水量75000トンになるようです。
[ロシア海軍の将来航空母艦の設計草案は2018年末までにロシア国防省へ提出される]

将来航空母艦アイランドは非金属複合材料製になります。
[ロシア海軍将来正規空母のアイランドは複合材料で造られる]

将来航空母艦の動力に関しては、通常動力(ガスタービンなど)と原子力推進の2つのヴァージョンが検討されていますが、ロシア海軍原子力推進を望んでいます。
[ロシア海軍将来正規空母は原子力推進となる]
[ロシア海軍将来正規空母と将来駆逐艦リデル級は同型の原子力機関を搭載する]

将来航空母艦の建造は2023年~2028年の開始が計画されています。
[ロシア海軍の新世代空母の建造は2023年~2028年に開始される]
[ロシア海軍の為の新世代空母の建造は『2018-2027年の国家軍備プログラム』において開始される]

ロシア海軍は、7万トン級の原子力空母を望んでいるようです。
[ロシア海軍の将来航空母艦は7万トン級になる]
[ロシア海軍の為の新世代原子力空母が建造される]


今回、『統合造船業営団』総裁アレクセイ・ラフマノフ氏は、「アドミラル・クズネツォフ」よりも排水量の大きい新世代航空母艦を建造できる造船所は今のロシアには2ヶ所有り、その1つとしてセヴェロドヴィンスク『セヴマシュ』を挙げましたが、もう1つが何処なのかは明言していません。

しかし以前、ラフマノフ氏は、新世代航空母艦を建造できる造船所として、『セヴマシュ』の他に、サンクトペテルブルク市『バルト工場』を挙げていました。
[ロシアの2つの造船所はロシア海軍の為の将来正規空母を建造できる]
[サンクトペテルブルクの造船所はロシア海軍の将来原子力空母の建造に参加できる]

『セヴマシュ』
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『バルト工場』
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『バルト工場』は、現在の所はロシア海軍向けの艦船を建造していませんが、2020年代には建造する事になるようです。
[サンクトペテルブルクの『バルト工場』はロシア海軍の大型水上艦の建造へ参加する]
新世代航空母艦の建造へ参加する可能性も無いとは言えません。


既にロシア海軍将来航空母艦の為の艦載機として、新たにVSTOL艦上戦闘機の開発が始まっています。
[ヤコブレフ新世代VSTOL艦上戦闘機]

VSTOL艦上戦闘機を搭載するのならば、大型の航空母艦である必要はありませんが、例えば、2017年12月に就役したグレートブリテン海軍新型航空母艦「クイーン・エリザベス」(VSTOL戦闘機搭載)の満載排水量は65000トンと「アドミラル・クズネツォフ」よりも大きいので、このくらいの大きさの航空母艦の建造も考慮しているのかもしれません。
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ロシア海軍黒海艦隊の為の新型哨戒艦ワシーリー・ブイコフは黒海で洋上試験を続けている

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2018年10月25日9時33分配信
【黒海艦隊の為の最新哨戒艦「ワシーリー・ブイコフ」は国家試験を行なう】

黒海の海上射爆場では、最新の哨戒艦のトップ「ワシーリー・ブイコフ」の国家受領試験が行なわれている。

以前、艦の乗組員は、工場の試験実施チームと合同で係留試験及び工場試験を成功裏に実施し、その中で技術サービス、艦載兵器、艦載システム、設備、機構の実地使用の操作を学習した。
更に、標準モード及び最大仰角での海上、沿岸、空中の模擬目標への砲射撃を成功裏に実施した。

現在、主動力装置の動作、全ての種類の艦載兵器からの射撃実施の為の目標指示を受ける艦載兵器管制システムの調整作業、更には艦内電波通信手段の動作を点検する様々なモードの作業が行なわれている。

試験完了後、艦は造船駐留地点で兵器システム、設備及び機構の検査を行ない、乗組員と合同で、海軍旗の掲揚、黒海艦隊の艦の構成へ含まれる為の準備を始める。



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プロジェクト22160哨戒艦は、平時には領海警護、200海里の排他的経済水域の哨戒、海上密輸及び海賊行為の取り締まり、海難救助支援、海洋環境調査、 戦時には船舶の海上航行警護、海軍基地及び近海防衛を行なう多目的艦です。

現在建造中のプロジェクト20380/20385コルベットよりも、やや小サイズの艦ですが、航続性能は20380/20385を上回っています。

設計はサンクトペテルブルク『北方計画設計局』が担当しました。
公開株式会社『北方計画設計局』公式サイトより
【哨戒艦プロジェクト22160】

建造を担当するのは、ロシア内陸部タタールスタン共和国『A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』です。
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【公開株式会社「A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク工場」公式サイト】

1番艦「ワシーリー・ブイコフ」は2014年2月26日に起工されました。

[ロシア海軍の新型哨戒艦(モジュール艦)ワシーリー・ブイコフが起工された]

2014年7月25日には2番艦「ドミトリー・ロガチョフ」が起工されています。

2016年2月18日には3番艦「パーヴェル・デルジャーヴィン」が起工されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の第3の新型哨戒艦パーヴェル・デルジャーヴィンは起工された]

2016年5月8日、4番艦「セルゲイ・コトフ」が起工されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の第4の新型哨戒艦セルゲイ・コトフは起工された]

2016年11月25日、5番艦「ヴィクトール・ヴェリキー」が起工されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の第5の新型哨戒艦ヴィクトール・ヴェリキーは起工された]

2018年1月13日、6番艦「ニコライ・シピャーギン」が起工されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の第6のプロジェクト22160哨戒艦ニコライ・シピャーギンは起工された]



1番艦「ワシーリー・ブイコフ」は2017年7月23日にゼレノドリスク造船所の造船台から出渠し、同年10月には内陸水路を通って黒海沿岸のケルチ市『ザリフ造船所』まで運ばれ、ここで艤装が行われました。
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「ワシーリー・ブイコフ」乗組員の編成は、2018年1月中旬までに完了しました。
[ロシア海軍黒海艦隊はプロジェクト22160哨戒艦の1番艦ワシーリー・ブイコフの乗組員の編成を完了した]

編成された乗組員団は、サンクトペテルブルク海軍合同訓練センターで研修を行なった後、3月28日にノヴォロシースク海軍基地へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の新型哨戒艦ワシーリー・ブイコフはノヴォロシースク基地へ到着し、洋上試験の準備を始めた]

それから約1ヶ月半後の2018年5月8日、「ワシーリー・ブイコフ」は洋上試験の最初の段階である工場航行試験を開始しました。
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[ロシア海軍黒海艦隊の為の新型哨戒艦ワシーリー・ブイコフは洋上試験を開始した]

それから1ヶ月以上経った6月18日、「ワシーリー・ブイコフ」は初めての砲撃試験を実施しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の新型哨戒艦ワシーリー・ブイコフは初めての砲撃試験を行なった]

2018年7月29日の『ロシア海軍の日』にはノヴォロシースクの観艦式へ参加しました。
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その後、工場航行試験は完了し、2018年10月下旬から国家受領試験が行なわれています。


「ワシーリー・ブイコフ」は、2018年末にロシア海軍へ引き渡される予定です。


プロジェクト22160哨戒艦は、現在までに6隻が起工されています。
[ロシア海軍は2022年までに6隻のプロジェクト22160哨戒艦を受領する]

「ワシーリー・ブイコフ」Василий Быков(工場番号161)
2014年2月26日起工/2017年進水/2018年就役予定

「ドミトリー・ロガチョフ」Дмитрий Рогачёв(工場番号162)
2014年7月25日起工/2018年就役予定

「パーヴェル・デルジャーヴィン」Павел Державин(工場番号163)
2016年2月18日起工/2019年就役予定

「セルゲイ・コトフ」Сергей Котов(工場番号164)
2016年5月8日起工/2020年就役予定

「ヴィクトール・ヴェリキー」Виктор Великий(工場番号165)
2016年11月25日起工/2021年就役予定

「ニコライ・シピャーギン」Николай Сипягин(工場番号166)
2018年1月13日起工/2022年就役予定


プロジェクト22160哨戒艦は6隻全てが黒海艦隊へ配備され、ノヴォロシースクに駐留します。
[ロシア海軍黒海艦隊の新ノヴォロシースク基地は60隻以上の艦船を収容できる]

ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は中国の青島港を去った

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2018年10月25日6時16分配信
【太平洋艦隊の艦船は中国の青島港訪問を完了し、中国海軍の艦と演習を実施した】

本日、太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフ」、大型海洋給油船「ボリス・ブトマ」で構成される太平洋艦隊艦船支隊は、青島港(中国)への業務寄港プログラムを完了した。

訪問中、支隊指揮官エドゥアルト・ミハイロフ少将と艦長は、中国人民解放軍北方艦隊司令部及び青島政庁を表敬訪問の為に訪れた。
更に、ロシア及び中国の船員は、両国の戦闘艦の相互訪問を行ない、その枠組みにおいて、艦のダメージコントロール訓練、捜索救助作業、艦の放射線、化学、生物汚染を解消する演習で得た実地経験を交換した。

業務寄港の枠組みで、ロシア及び中国の船員は、バスケットボールと綱引き競争の親善試合を行なった。

青島から出航した後、太平洋艦隊及び中国人民解放軍海軍戦闘艦は、黄海で2ヶ国演習を実施し、その中で合同戦術操艦及び組織的通信へ取り組んだ。

太平洋艦隊の艦船は、10月1日にウラジオストクから3ヶ月間の遠距離航海へ向かった。
これまでに彼らは、一連の海上での個々の演習及び訓練を行ない、更には日本及び朝鮮共和国(大韓民国)の港を訪問した。



2018年10月1日、ロシア太平洋艦隊ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(1990年1月7日就役)と大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(1991年12月15日就役)は、大型海洋給油船「ボリス・ブトマ」(1978年10月30日就役)を伴い、3ヶ月以上に渡るアジア太平洋地域への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はアジア太平洋地域への遠距離航海へ出発した]
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10月4日、太平洋艦隊艦船支隊日本函館へ入港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフと大型海洋給油船ボリス・ブトマは日本の函館港を訪れた]

今年(2018年)は、函館ロシア領事館が開設されてから160周年に当たるので、これに関連する訪問でした。
(1858年に最初のロシア領事ゴシケーヴィチ一行が着任した)
『函館日ロ交流史研究会』公式サイトより
【函館・ロシア略年表】

10月5日にはロシア領事館開設160周年記念式典が開催されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊将兵は函館のロシア領事館開設160周年記念式典へ参加した]

10月6日、ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」函館港港町埠頭A岸壁で一般公開されました。
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太平洋艦隊艦船支隊は10月7日に函館を去りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は日本の函館港を去った]

10月10日、太平洋艦隊艦船支隊大韓民国済州島へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は大韓民国の済州島へ到着した]
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太平洋艦隊艦船支隊は、10月11日に済州島沖で行なわれた「2018大韓民国海軍国際観艦式」へ参加しました。
『中央日報』(日本語版)より
2018年10月11日8時57分配信
【済州国際観艦式、米空母など国内外艦艇41隻が参加…日中は代表団のみ派遣】

10月15日に済州島を去りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は大韓民国の済州島を去った]

その後、艦船支隊東シナ海へ入り、10月17日には潜水艦を捜索する演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は東シナ海で潜水艦の捜索演習を行なった]

10月21日、太平洋艦隊艦船支隊中国青島港へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は中国の青島港を訪れた]
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10月23日には太平洋艦隊の艦船が一般公開されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の艦船は中国の青島港で一般公開された]

10月25日、太平洋艦隊艦船支隊青島港を出航し、黄海中国海軍の軍艦と合同演習を行ないました。

ロシア海軍航空隊の水陸両用機Be-12チャイカはクリミアで爆撃訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2018年10月24日11時14分配信
【黒海艦隊の水陸両用航空機Be-12乗員はクリミアの射爆場で地上目標を撃破した】

黒海艦隊海上航空・防空部隊独立混成航空連隊水陸両用航空機Be-12「チャイカ」乗員は、クリミアオプーク射爆場で爆撃動作の問題へ取り組んだ。

飛行士は戦術飛行任務の遂行中、施設への戦術打撃へ取り組み、仮想敵の目標を模した地上標的の位置へ爆撃を行なった。

飛行戦術演習には、3機の航空機Be-12が関わった。

[参照]
航空機be-12「チャイカ」
は、水陸両用クラス(航空界の俗語では、またの名を「飛行艇」という)に属する。
それは、陸上の飛行場、そして水上から発進し、降りる事ができる。
現在、このユニークな種類の機体は、黒海艦隊海上航空隊にのみ軍備として存在する。



【株式会社「G.M.ベリエフ記念タガンロク航空科学技術複合体」公式サイト】

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水陸両用機ベリエフBe-12「チャイカ」は、1959年から1973年に掛けて対潜型と捜索救助型が合計143機製造され、太平洋艦隊、北方艦隊、バルト艦隊、黒海艦隊海軍航空隊に配備されました。
【ベリエフBe-12全機リスト】

[太平洋艦隊]
・第289独立対潜航空連隊(沿海地方、ニコラエフカ飛行場)
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・第317混成航空連隊(カムチャツカ半島、エリゾヴォ飛行場)
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[北方艦隊]
・第403独立対潜航空連隊(セヴェロモルスク飛行場)
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[黒海艦隊]
・第318独立対潜航空連隊(クリミア半島、ドヌズラフ飛行場)
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[バルト艦隊]
・第49独立対潜飛行隊(カリーニングラード、ノイチフ飛行場)

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1980年代にはBe-12の後継機としてA-40「アリバトロース」が開発されたのですが(1986年12月8日に初飛行)、1991年12月末のソ連邦解体後の極度の財政難により量産には至らず、試作のみで終わりました。
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1990年代末までには財政難により黒海艦隊以外のBe-12は全て退役しました。

ただ、黒海艦隊Be-12のみは、ウクライナとの黒海艦隊分割協定の絡みで退役せずに残されました。
1997年5月に締結された黒海艦隊分割協定では、セヴァストーポリ軍港の一部とクリミア半島の2ヶ所の飛行場を2017年5月まで使用できる事になりましたが、そこへ駐留する各種兵力は、この協定が成立した時点でクリミア半島に居た部隊に限られており、それ以外に新たな兵力~この場合は航空機をクリミアに配備しようとすれば、ウクライナとの事前協議を行ない、同国の同意を得る必要が有りました。

1997年5月の時点でクリミア半島に駐留していた固定翼対潜哨戒機Be-12のみであり、例えばロシア本土から他の対潜哨戒機Tu-142M3Il-38クリミアへ持ってこようとすればウクライナの同意を得なければならず、しかもウクライナは、これ以上ロシア海軍の兵力がクリミア半島へ増える事を望んでいませんでした。

このような政治的理由により、ロシア海軍としてはクリミア半島に駐留できる唯一の固定翼対潜哨戒機としてBe-12を細々と維持せざるを得ず、これが既定路線となりました。

なお、黒海艦隊協定は2014年春に破棄されました。
[ロシア-ウクライナ間の黒海艦隊協定は廃止された]


現在、ロシア黒海艦隊Be-12は、セヴァストーポリの北にあるカーチャ飛行場に駐留しています。
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2013年10月12日には捜索救助型のBe-12PS(RF-12008)が墜落しました。
[ロシア黒海艦隊の水陸両用機Be-12墜落]

稼働機が残り少なくなってきた為、2014年にはBe-12のオーバーホールが行なわれました。
[ロシア海軍航空隊のチャイカは復活する]

2014年4月には北方艦隊基地で行なわれたロシア海軍全艦隊の対潜航空隊による初の対潜戦闘競技会へ参加しました。
[ロシア海軍航空隊の「対潜道」競技会が開催された]

黒海艦隊クリミア半島周辺で演習を行なう際も、たびたびBe-12は参加しています。
[バルト艦隊の大型揚陸艦は黒海の「抜き打ち演習」に参加した]
[黒海艦隊のロケット艦部隊は対艦ミサイル発射演習を行なった]
[ロシア黒海艦隊のロケット艦は砲撃訓練を実施した]
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワは黒海で戦闘訓練を行なった]
[ロシア海軍黒海艦隊航空隊は抜き打ち演習を行なった]
[ロシア海軍黒海艦隊は『抜き打ち演習』を実施する]
[ロシア海軍黒海艦隊はクリミアで上陸演習を行なう]
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイは黒海で対空戦闘訓練を行なった]

2017年7月30日の「ロシア海軍の日」には、クロンシュタット「主要海軍パレード」に参加しました。
[2017年7月30日にクロンシュタットとサンクトペテルブルクで挙行される『ロシア海軍の日』観艦式には約40隻の艦船が参加する]


最近では、2018年10月19日に黒海艦隊小型対潜艦2隻の対潜戦闘訓練へ参加しています。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2018年10月24日11時14分配信
【黒海艦隊の小型対潜艦「スーズダレツ」と「ポヴォリノ」は潜水艦の捜索及び探知の訓練を実施した】

そして10月24日、クリミア半島オプークで爆撃訓練を行ないました。
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現在、ロシア海軍航空隊の現用対潜機~遠距離対潜哨戒機Tu-142、対潜哨戒機Il-38、対潜ヘリコプターKa-27PLの近代化改修が進められています。
[ロシア海軍は2018年に最初の近代化改修された対潜哨戒機Tu-142を受け取る]
[ロシア海軍航空隊は2025年までに30機の近代化改修された対潜哨戒機Il-38Nを受け取る]
[ロシア海軍航空隊は近代化された艦載ヘリコプターKa-27Mを毎年10機受領する]

対潜水陸両用機Be-12も近代化改修されます。
[ロシア海軍航空隊の水陸両用機Be-12チャイカは近代化改修される]

ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはマダガスカルを去った

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2018年10月24日14時0分配信
【大型対潜艦「セヴェロモルスク」はマダガスカルへの業務寄港を完了した】

北方艦隊大型対潜艦「セヴェロモルスク」は、アンツィラナナ港(マダガスカル)への業務寄港を完了し、インド洋で計画遠距離航海任務の遂行を続ける。

ロシア船員アンツィラナナ港への業務寄港は、10月21日から4日間に渡って続いた。
この間に、大型対潜艦「セヴェロモルスク」を、マダガスカル及びコモロ諸島ロシア連邦特命全権大使スタニスラフ・アフメドフ、マダガスカル軍の代表、更には地元住民が訪れた。

艦内での任務及び作業に従事しない艦の乗組員は、マダガスカル最北の都市の観光名所を見物した。

ロシア艦マダガスカル訪問は、ロシア国防省の国家間軍事協力計画に沿って実施された。
大型対潜艦「セヴェロモルスク」は、アルジェ港、ヴィクトリア港、ペンバ港、そしてアンツィラナナ港へ到着した。

艦の遠距離航海は、主要駐留地点セヴェロモルスクから出航した2018年7月5日以来、続いている。
大型対潜艦「セヴェロモルスク」は、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」と共にクロンシュタット市の主要海軍パレードへ参加し、その後、バルト海及び地中海ロシア海軍艦隊間演習へ参加した。
艦は9月後半からインド洋海域で行動している。

これまでに艦は19000海里以上を航行した。



北方艦隊大型対潜艦「セヴェロモルスク」(「619」、1988年1月24日就役)とロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」(「055」、1986年11月5日就役、2016年12月末に近代化改装完了)は、『ロシア海軍の日』(7月29日)にクロンシュタットで行なわれる観艦式(主要海軍パレード)へ参加する為、2018年7月4日にセヴェロモルスク基地を出航しました。
[7月29日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊の艦はセヴェロモルスク基地を出航した]

2018年7月15日、『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する他の北方艦隊所属艦と共にフィンランド湾へ到着しました。
[7月29日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊の艦はフィンランド湾へ入る]

7月29日の『ロシア海軍の日』にはクロンシュタットの観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。


観艦式が終わった後、他の北方艦隊所属艦と共にクロンシュタットを去り、8月1日から他の艦隊の観艦式参加艦と共にバルト海で演習を開始しました。
[北方艦隊の原子力水中巡洋艦オリョールはバルト海のロシア海軍演習へ参加する]

演習終了後、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」及び大型対潜艦「セヴェロモルスク」バルト海から北海へ入り、ラマンシュ海峡(英仏海峡)へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクは英仏海峡へ向かった]

8月8日にラマンシュ海峡(英仏海峡)の通過を完了し、8月9日から大西洋北部で演習を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクは北大西洋で演習を開始した]

8月11日にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]

8月15日にアルジェリアの首都アルジェへ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクはアルジェを訪れた]

8月19日にアルジェを出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクはアルジェリアを去った]

8月23日には地中海中部で演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクは地中海中部で演習を行なった]

9月1日から8日まで地中海東部で実施されたロシア海軍ロシア航空宇宙軍の大規模演習へ参加しました。

[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]


その後も2隻は地中海東部に滞在していましたが、大型対潜艦「セヴェロモルスク」ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」と別れ、9月21日にスエズ運河を通過して紅海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはアデン湾で海賊対処任務に就く]

10月1日にアデン湾へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクは海賊対処任務の為にアデン湾へ入った]

10月5日にセーシェル諸島ヴィクトリア港へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはセーシェル諸島のヴィクトリア港へ寄港した]

10月9日に出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはセーシェル諸島を去った]

10月15日、大型対潜艦「セヴェロモルスク」モザンビークペンバ港(ポルト・アメリア)へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはモザンビークを訪れた]

10月17日にペンバ港(ポルト・アメリア)を出航し、次の訪問地マダガスカルへ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはモザンビークを去り、マダガスカルへ向かった]

10月21日、マダガスカル島アンツィラナナ港(ディエゴ・スアレス)へ入港しました。
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[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはマダガスカルのアンツィラナナを訪れた]

そして10月24日にアンツィラナナ港を出航しました。

ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦カラクルト級1番艦ウラガーンは白海で洋上試験を実施した

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年10月23日12時57分配信
【「カラクルト」のトップは白海の試験で、その素質が確認された】

白海におけるプロジェクト22800(コード名「カラクルト」)小型ロケット艦のトップ「ウラガーン」の試験で、航海性能と導入された技術的解決策が確認された。
10月23日・火曜日、ロシア連邦海軍造船管理副部長ミハイル・クラスノぺーエフ1等海佐は、レニングラード造船工場『ペラ』における小型ロケット艦「ブーリャ」の進水式典で、こう言った。


ミハイル・クラスノぺーエフによると、10月初頭、国家試験実施の為にベロモルスクへ到着した「ウラガーン」は、白海有翼ミサイル「カリブル」の沿岸及び海上目標への試射に成功した。

「実施された海上航行試験では、等級3以上の波で兵器が使用されました。
30ノット以上の速力が発揮されました」
ミハイル・クラスノぺーエフ
は付け加えた。
彼は、このような方式は海上試験の第1段階の完了であり、今後はバルト海で継続される。

以前、「ウラガーン」ラドガ湖で工場航行試験を実施し、少なくとも3回の出航を行なった。

[『Mil.Press FlotProm』参照]
プロジェクト22800小型ロケット艦
は、建造が停滞したプロジェクト11356フリゲートの代案として海洋工学中央設計局『アルマーズ』により開発された。

プロジェクト22800小型ロケット艦の排水量は800トン、速力30ノット、自立航行期間15日。
小型ロケット艦の動力装置は国内製である:公開株式会社『ズヴェズダー』で製造された3基のディーゼルM-507D-1と3基のディーゼル発電機DGAS-315

「カラクルト」の主要打撃兵装は、遠距離高精度有翼ミサイル「カリブル」である。



[プロジェクト22800カラクルト小型ロケット艦]


プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦の1番艦「ウラガーン」は、2016年7月29日にサンクトペテルブルク近郊の『ペラ』造船所で起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦ウラガーンとタイフーンはサンクトペテルブルクで起工された]

2017年7月29日に進水しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の為のプロジェクト22800カラクルト級小型ロケット艦の1番艦ウラガーンは進水した]

その後、造船所の岸壁で艤装工事が進められ、2018年5月19日にラドガ湖で工場航行試験を開始しました。
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[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦カラクルト級1番艦ウラガーンの航行試験が始まった]
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7月初頭までにラドガ湖で計3回の工場航行試験を実施しました。

[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦カラクルト級1番艦ウラガーンは3度に渡り航行試験を行なった]

「ウラガーン」は、サンクトペテルブルクで7月29日に行なわれた『ロシア海軍の日』記念観艦式へ参加しました。
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工場航行試験は9月中旬頃までに完了し、一旦造船所へ戻りました。
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9月28日から最終試験となる国家受領試験が始まりました。
[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦カラクルト級1番艦ウラガーンの国家試験が始まった]

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「ウラガーン」は内陸水路で移動を行ない、10月7日には白海への出口となるベロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦カラクルト級1番艦ウラガーンは白海沿岸のベロモルスクへ到着した]

「ウラガーン」白海で、打撃有翼ミサイル複合体「カリブル」対地攻撃型及び対艦攻撃型の試射を含む各種試験を実施しました。

対地攻撃型カリブルの試射は、チジャ射爆場へ向けて行なったようです。
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今後、「ウラガーン」バルト海へ戻って試験の最終段階を実施するようです。

「ウラガーン」ロシア海軍への引き渡しは2018年に予定されており、就役後はバルト艦隊へ配備されます。
[プロジェクト22800カラクルト級小型ロケット艦の1番艦ウラガーンは2018年にロシア海軍へ引き渡される]

バルト艦隊には、計6隻の「カラクルト」小型ロケット艦が配備されます。


プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦は、現在までに7隻が起工されています。

最初の2隻:「ウラガーン」「タイフーン」は、2015年12月24日にサンクトペテルブルク近郊の『ペラ』造船所で起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦ウラガーンとタイフーンはサンクトペテルブルクで起工された]
「ウラガーン」は2017年7月29日、「タイフーン」は2017年11月24日に進水しました。
[ロシア海軍最新鋭小型ロケット艦カラクルト級2番艦タイフーン進水(2017年11月24日)]
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2016年5月10日、クリミア半島フェオドシヤ造船工場『モーリェ』(海洋)「シトルム」が起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦シトルムはクリミアで起工された]

2016年7月29日、『ペラ』造船所「シクヴァル」が起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦シクヴァルは起工された]
「シクヴァル」は2018年5月5日に進水しました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800カラクルト級小型ロケット艦の3番艦シクヴァルは進水した]
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2016年12月24日、『ペラ』造船所「ブーリャ」が起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦ブーリャはサンクトペテルブルクで起工された]
「ブーリャ」は2018年10月23日に進水しました。
[ロシア海軍の為のカラクルト級小型ロケット艦4番艦ブーリャは進水した]
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2017年3月17日、フェオドシヤ造船工場「オホーツク」が起工されました。
[クリミアのフェオドシヤ造船所でロシア海軍の新世代小型ロケット艦オホーツクが起工された]

2017年12月19日、フェオドシヤ造船工場「ヴィフリ」が起工されました。
[クリミアのフェオドシヤ造船所でロシア海軍の新世代小型ロケット艦ヴィフリ(旋風)が起工された]


プロジェクト22800の主要兵装は打撃有翼ミサイル複合体「カリブル」です。
[巡航ミサイル「カリブル」対地攻撃型は2500kmの最大射程を有する]

この他、AK-176MA 76mm砲高射ミサイル-砲複合体「パーンツィリ-M」を装備します。
(ただし、「ウラガーン」「タイフーン」AK-630M 30mmガトリング砲を装備)
[ロシア海軍の為の新たな76mm砲AK-176MAの試験は完了した]
[ロシア海軍黒海艦隊のロケット艇シューヤは新型の高射複合体パーンツィリ-Mの試験艇となる]


プロジェクト22800は、『ペラ』造船所並びにフェオドシヤ造船工場の他に、タタールスタンゼレノドリスク造船所でも建造されます。
[タタールスタンのゼレノドリスク造船所はロシア海軍の為に小型ロケット艦カラクルト級を5隻建造する]

プロジェクト22800は計18隻の建造が計画されています。
[ロシア海軍の新世代小型ロケット艦プロジェクト22800は2022年までに18隻建造される]

この内の6隻は太平洋艦隊向けとして極東の造船所での建造が計画されています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のカラクルト級小型ロケット艦6隻の建造契約は2019年に締結される]

ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはキプロスのリマソールを訪れた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2018年10月23日12時52分配信
【北方艦隊のロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」はキプロスへ入った】

地中海で遠距離航海任務を遂行している北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」は、キプロス共和国リマソール港への業務寄港を行なった。
艦は数日間同島に滞在し、この間に乗組員は燃料、真水、食料の在庫を補充する。
艦内での任務及び作業に従事しない乗組員は、休養及び観光名所の見物の為、沿岸へ上陸する。

リマソール港への業務寄港を完了すると、巡洋艦地中海での計画遠距離航海任務の遂行を続け、その戦闘準備態勢と海軍技量を向上させる。
先週、艦は対ミサイル防衛演習を実施した。

ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」の遠距離航海は、2018年7月5日に基礎駐留地点セヴェロモルスクを出航して以来、続いている。
これまでに巡洋艦は、クロンシュタット市主要海軍パレードへ旗艦として参加し、バルト海及び地中海ロシア海軍艦隊間演習へ参加し、更には、アルジェリアへ業務寄港を行なった。

これまでの航海において、艦は16000海里以上を航行した。



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北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」(「055」、1986年11月5日就役、2016年12月末に近代化改装完了)及び大型対潜艦「セヴェロモルスク」(「619」、1988年1月24日就役)は、『ロシア海軍の日』(7月29日)にクロンシュタットで行なわれる観艦式(主要海軍パレード)へ参加する為、2018年7月4日にセヴェロモルスク基地を出航しました。
[7月29日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊の艦はセヴェロモルスク基地を出航した]

2018年7月15日、『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する他の北方艦隊所属艦と共にフィンランド湾へ到着しました。
[7月29日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊の艦はフィンランド湾へ入る]

7月29日の『ロシア海軍の日』にはクロンシュタットの観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。


観艦式が終わった後、他の北方艦隊所属艦と共にクロンシュタットを去り、8月1日から他の艦隊の観艦式参加艦と共にバルト海で演習を開始しました。
[北方艦隊の原子力水中巡洋艦オリョールはバルト海のロシア海軍演習へ参加する]

演習終了後、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」及び大型対潜艦「セヴェロモルスク」バルト海から北海へ入り、ラマンシュ海峡(英仏海峡)へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクは英仏海峡へ向かった]

8月8日にラマンシュ海峡(英仏海峡)の通過を完了し、8月9日から大西洋北部で演習を開始しました。
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[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクは北大西洋で演習を開始した]

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8月11日にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]

8月15日にアルジェリアの首都アルジェへ入港しました。
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[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクはアルジェを訪れた]

8月19日にアルジェを出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクはアルジェリアを去った]

8月23日には地中海中部で演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクは地中海中部で演習を行なった]

9月1日から8日まで地中海東部で実施されたロシア海軍ロシア航空宇宙軍の大規模演習へ参加しました。

[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]

その後も2隻は地中海東部に滞在していましたが、大型対潜艦「セヴェロモルスク」ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」と別れ、9月21日にスエズ運河を通過して紅海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはアデン湾で海賊対処任務に就く]

大型対潜艦「セヴェロモルスク」と別れた後もロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」地中海東部に滞在しており、10月17日には対艦ミサイルの迎撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海東部で対艦ミサイル迎撃訓練を行なった]

そして10月23日にはキプロスリマソール港へ入港しました。


現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しています。

[北方艦隊]
ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」
中型海洋給油船「ドゥブナ」

[バルト艦隊]
工作船PM-82

[黒海艦隊]
潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」
潜水艦「コルピノ」
フリゲート「アドミラル・エッセン」
小型ロケット艦「ヴイシニー・ヴォロチョーク」
大型揚陸艦「オルスク」
海洋掃海艦「ワレンチン・ピクリ」
救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムールイ」
サルベージ船KIL-158
試験船「セリゲル」

ロシア海軍の為のカラクルト級小型ロケット艦4番艦ブーリャは進水した



『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年10月23日12時57分配信
【レニングラードでロシア海軍の為の小型ロケット艦「ブーリャ」が進水した】
サンクトペテルブルク、10月23日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦「ブーリャ」は、火曜日にレニングラード造船工場『ペラ』で進水した。
『ロシア通信社ノーボスチ』特派員は報告した。

「次のカラクルトの艦の船体へ、その親類の要素が触れる特別な瞬間は、少し待つだけです。
これは、我々にとって記念すべき日であります。
ロシア海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフ大将に代わり、このシリーズの艦を作成した事に感謝の意を表したいと思います。
そして更に、受け入れられた建造ペースは、2019年に艦が工場航行試験を行ない、2020年に我々へ引き渡す事を可能にするであろうと確信をもって申し上げます」

進水式典中にロシア連邦海軍造船管理副部長ミハイル・クラスノぺーエフは話した。

式典で造船工場『ペラ』副総取締役セルゲイ・クフチクが述べたように、この艦は2016年12月に起工された。
艦の建造はスケジュールに沿って行われており、それは、適切な時期にロシア連邦海軍へ引き渡すと彼は付け加えた。

プロジェクト22800は、海洋中央設計局『アルマーズ』により開発された。
小型ロケット艦は約800トンの排水量を有しており、速力は30ノットである。
艦の全長は約67メートル、幅-約11メートル、航続距離-2500海里。

プロジェクト22800艦は、高精度ミサイル兵器複合体及び現代的な砲複合体を装備する。
艦の兵装には、ミサイル複合体「カリブル」高射ミサイル複合体「パーンツィリ-ME」が在る。
艦は高機動性、増大した航海性能をを有しており、更には
水上構造物と船体の建造方式には、反射の低減を可能にする技術が用いられている。
この他に、艦は基地から約3000海里離れた海上ゾーンで任務を遂行できる。



[プロジェクト22800カラクルト小型ロケット艦]

プロジェクト22800「カラクルト」は、ロシア海軍の現用のプロジェクト12341「オヴォード」小型ロケット艦(ナヌチュカ級)及びプロジェクト12411「モルニヤ」ロケット艇(タランタル級)の代替となる新世代の小型ロケット艦です。

プロジェクト12341小型ロケット艦(「ミラーシュ」)
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プロジェクト12411ロケット艇(R-239)
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元々は「オヴォード」「モルニヤ」の後継としてプロジェクト12300「スコルピオン」ロケット艇(満載排水量465トン)が建造される筈だったのですが、2001年6月5日に起工された1番艇は工事中止となりました。
[ロシア新型ミサイル艇プロジェクト12300「スコルピオン」]

その後、「アルマーズ」設計局「スコルピオン」の拡大発展型(満載排水量800トン)を設計し、それに小改正を加えたのがプロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦として建造される事になりました。

プロジェクト12300「スコルピオン」ロケット艇(拡大発展型)
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プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦
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プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦は、現在までに7隻が起工されています。

最初の2隻:「ウラガーン」「タイフーン」は、2015年12月24日にサンクトペテルブルク近郊の『ペラ』造船所で起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦ウラガーンとタイフーンはサンクトペテルブルクで起工された]
「ウラガーン」は2017年7月29日、「タイフーン」は2017年11月24日に進水しました。
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「ウラガーン」は、現在、白海で航行試験が行なわれています。
[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦カラクルト級1番艦ウラガーンは白海沿岸のベロモルスクへ到着した]

2016年5月10日、クリミア半島フェオドシヤ造船工場『モーリェ』(海洋)「シトルム」が起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦シトルムはクリミアで起工された]

2016年7月29日、『ペラ』造船所「シクヴァル」が起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦シクヴァルは起工された]
「シクヴァル」は2018年5月5日に進水しました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800カラクルト級小型ロケット艦の3番艦シクヴァルは進水した]
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2016年12月24日、『ペラ』造船所「ブーリャ」が起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦ブーリャはサンクトペテルブルクで起工された]

「ブーリャ」は2018年10月23日に進水しました。
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2017年3月17日、フェオドシヤ造船工場「オホーツク」が起工されました。
[クリミアのフェオドシヤ造船所でロシア海軍の新世代小型ロケット艦オホーツクが起工された]

2017年12月19日、フェオドシヤ造船工場「ヴィフリ」が起工されました。
[クリミアのフェオドシヤ造船所でロシア海軍の新世代小型ロケット艦ヴィフリ(旋風)が起工された]


プロジェクト22800の主要兵装は打撃有翼ミサイル複合体「カリブル」です。
[巡航ミサイル「カリブル」対地攻撃型は2500kmの最大射程を有する]

この他、AK-176MA 76mm砲高射ミサイル-砲複合体「パーンツィリ-M」を装備します。
(ただし、「ウラガーン」「タイフーン」AK-630M 30mmガトリング砲を装備)
[ロシア海軍の為の新たな76mm砲AK-176MAの試験は完了した]
[ロシア海軍黒海艦隊のロケット艇シューヤは新型の高射複合体パーンツィリ-Mの試験艇となる]


プロジェクト22800は、『ペラ』造船所並びにフェオドシヤ造船工場の他に、タタールスタンゼレノドリスク造船所でも建造されます。
[タタールスタンのゼレノドリスク造船所はロシア海軍の為に小型ロケット艦カラクルト級を5隻建造する]

プロジェクト22800は計18隻の建造が計画されています。
[ロシア海軍の新世代小型ロケット艦プロジェクト22800は2022年までに18隻建造される]

この内の6隻は太平洋艦隊向けとして極東の造船所での建造が計画されています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のカラクルト級小型ロケット艦6隻の建造契約は2019年に締結される]

ロシア海軍太平洋艦隊の艦船は中国の青島港で一般公開された

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2018年10月23日5時42分配信
【太平洋艦隊の船員は中国の青島で艦隊の艦船の見学会を開催する】

本日、中国青島港への業務寄港の枠組みで、太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフ」、大型海洋給油船「ボリス・ブトマ」から成る太平洋艦隊の艦船は、地元住民及び同市のゲストの訪問の為に公開される。
支隊の士官は、艦船の甲板上で見学旅行を開催し、外国のゲストは、ロシア船員の伝統を知る。

両国の将兵の間で、サッカー、バレーボール、卓球の親善試合が開催される。

太平洋艦隊艦船支隊指揮官と中国人民解放軍北方艦隊司令官の表敬会合が行なわれた後、ロシア中国の船員は、両国の戦闘艦を互いに訪れる。
船員は、艦のダメージコントロールと、艦の放射線、化学、生物汚染の解消の実地経験を交換する。

ロシア艦船支隊中国への訪問は、10月25日まで続く。

太平洋艦隊の艦船は、10月1日にウラジオストクから3ヶ月間の遠距離航海へ向かった。
これまでに彼らは、一連の海上での個々の演習及び訓練を行ない、更には日本及び朝鮮共和国(大韓民国)の港を訪問した。



2018年10月1日、ロシア太平洋艦隊ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(1990年1月7日就役)と大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(1991年12月15日就役)は、大型海洋給油船「ボリス・ブトマ」(1978年10月30日就役)を伴い、3ヶ月以上に渡るアジア太平洋地域への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はアジア太平洋地域への遠距離航海へ出発した]
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10月4日、太平洋艦隊艦船支隊日本函館へ入港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフと大型海洋給油船ボリス・ブトマは日本の函館港を訪れた]

今年(2018年)は、函館ロシア領事館が開設されてから160周年に当たるので、これに関連する訪問でした。
(1858年に最初のロシア領事ゴシケーヴィチ一行が着任した)
『函館日ロ交流史研究会』公式サイトより
【函館・ロシア略年表】

10月5日にはロシア領事館開設160周年記念式典が開催されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊将兵は函館のロシア領事館開設160周年記念式典へ参加した]

10月6日、ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」函館港港町埠頭A岸壁で一般公開されました。
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太平洋艦隊艦船支隊は10月7日に函館を去りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は日本の函館港を去った]

10月10日、太平洋艦隊艦船支隊大韓民国済州島へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は大韓民国の済州島へ到着した]
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太平洋艦隊艦船支隊は、10月11日に済州島沖で行なわれた「2018大韓民国海軍国際観艦式」へ参加しました。
『中央日報』(日本語版)より
2018年10月11日8時57分配信
【済州国際観艦式、米空母など国内外艦艇41隻が参加…日中は代表団のみ派遣】

10月15日に済州島を去りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は大韓民国の済州島を去った]

その後、艦船支隊東シナ海へ入り、10月17日には潜水艦を捜索する演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は東シナ海で潜水艦の捜索演習を行なった]

10月21日、太平洋艦隊艦船支隊中国青島港へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は中国の青島港を訪れた]
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10月23日には太平洋艦隊の艦船が一般公開されました。

太平洋艦隊艦船支隊は、10月25日まで青島港に滞在します。

ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は高射ミサイル"ポリメント-リドゥート"で空中目標を撃破した


『タス通信』より
2018年10月23日17時49分配信
【フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は複合体「ポリメント-リドゥート」からのミサイル射撃を実施した】
モスクワ、10月23日/タス通信

プロジェクト22350フリゲートのトップ「アドミラル・ゴルシコフ」は、高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」の実地射撃を伴う対空防衛演習を実施した。
戦闘班は、高速及び低空飛行の空中目標の撃破へ取り組んだ。
火曜日、北方艦隊広報サービスは報道機関へ伝えた。

「戦闘訓練はバレンツ海の北方艦隊射爆場で実施されました。
事前に北方艦隊の航空・防空連合部隊の海上飛行士は複合体の上空飛行を行ないました。
フリゲートの射撃の為の標的の設置は、コラ多種戦力小艦隊の小型ロケット艦アイスベルク乗組員により行なわれました。
射出された全てのミサイル標的は、正確に撃破されました」

艦隊は伝えた。

ミサイル射撃実施海域は、船舶航行と民間航空機の飛行が禁止された。
対空任務を遂行した後、フリゲートは艦隊主要駐留地点セヴェロモルスクへ到着した。

10月初頭、フリゲート乗組員は、空中及び海上目標への複合体「ポリメント-リドゥート」からの射撃を成功裏に実施した。

[フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」]
「アドミラル・ゴルシコフ」
プロジェクト22350のトップ艦であり、2006年初頭に起工され、2010年秋に進水した。
2014年11月、艦は試験の為に初めて出航した。

同艦は、2016年には海軍の戦闘編制へ加入しなければならなかった。
フリゲートロシア海軍への引き渡しは、艦の全てのシステムと、主兵装~ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」の更なる試験が必要であるが故に何度も延期された。
聖アンドレイ旗は、2018年7月28日に艦へ掲揚された。

プロジェクト22350艦は約5000トンの排水量を有しており、29ノットの速力を発揮できる。
乗組員は170名以上から成る。
それは、ミサイル「オーニクス」及び「カリブル」、更には高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」を装備する。

ロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグ上級大将が表明したように、「アドミラル・ゴルシコフ」の同類のフリゲートは、近い将来にロシア連邦海軍の主要戦闘艦となる。



[プロジェクト22350フリゲート(「アドミラル・ゴルシコフ」型)]
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート(旧ブログ)]

1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソ連邦海軍元帥ゴルシコフ)は、サンクトペテルブルク市『北方造船所』で2006年2月1日に起工され、2010年10月29日に進水しました。


進水後、『北方造船所』の岸壁で艤装工事が進められました。
[艤装中のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」]
[ロシア海軍新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」近影]
[ロシア海軍最新フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」近影(2013年3月)]

2013年7月末までに艦長オレグ・グセフ1等海佐以下186名の正規乗組員が乗艦しました。
[新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」へ正規乗組員全てが乗艦した]

2013年7月31日からは『北方造船所』岸壁で係留試験が開始されました。
[新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」の係留試験が始まった]

しかし、「アドミラル・ゴルシコフ」に搭載予定のA-192M 130mm単装砲の開発と製造は遅延に遅延を重ね、この為、「アドミラル・ ゴルシコフ」の就役も当初計画より大幅に遅れる事になりました。
[ロシア海軍への新世代フリゲート「アドミラル・ ゴルシコフ」の引き渡しは130mm砲の問題により延期される]

130mm砲は2014年9月に入り、ようやく『北方造船所』へ届けられ、「アドミラル・ゴルシコフ」に搭載されました。
[ロシア海軍新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」の為の130mm砲は完成した]
[ロシア海軍新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」に130mm砲が搭載された]

その後、「アドミラル・ゴルシコフ」は消磁作業を開始しました。
[ロシア海軍新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は消磁作業を開始した]
[ロシア海軍新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は航行試験の準備が出来ている]

11月8日、『北方造船所』岸壁を離れ、クロンシュタットへ到着しました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・ゴルシコフ"はサンクトペテルブルクを去った]
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・ゴルシコフ"はクロンシュタットへ到着した]

2014年11月18日、クロンシュタットを出航し、工場航行試験を開始しました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は工場航行試験を開始した]


「アドミラル・ゴルシコフ」の試験は、就役後の配備先となる北方艦隊海上射爆場、つまりバレンツ海へ移動して実施されるとも言われていましたが、結局はフィンランド湾で実施されることになりました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は北方艦隊で今後の洋上試験を実施する]
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は2015年5月中旬にフィンランド湾で洋上試験を行なう]

2015年5月15日、「アドミラル・ゴルシコフ」サンクトペテルブルクを抜錨し、洋上試験(第2段階)へ向かいました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は洋上試験の為に抜錨した]

その後はバルチースク基地へ移動し、洋上試験を続けていました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は洋上試験を再開した]

2015年7月26日の「ロシア海軍の日」には、バルチースクの観艦式へ参加しました。

[バルチースクの『海軍の日』記念観艦式にロシア海軍の最新鋭艦5隻が参加する]
[ロシア大統領ウラジーミル・プーチンはロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"を訪れた]

9月3日にバルチースクを出航し、9月7日にクロンシュタットへ到着しました。


9月11日、建造元の『北方造船所』は、「アドミラル・ゴルシコフ」バルト海における洋上試験(第2段階)を完了したと発表しました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は洋上試験の第2段階を完了した]

その同じ日、「アドミラル・ゴルシコフ」は午前9時にクロンシュタットを出航し、フィンランド湾で洋上試験を行ない、同日の午後8時に帰港しました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はフィンランド湾で昼夜の洋上試験を行なった]


その後、バルチースク基地へ移動した「アドミラル・ゴルシコフ」は、9月22日に白海へ向けて出航しました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海へ向かった]

9月24日にはバルト海を出て北海へ入りました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバルト海を出て北海へ入った]

9月30日、白海沿岸セヴェロドヴィンスク(白海海軍基地)へ到着しました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海沿岸のセヴェロドヴィンスクへ到着した]

10月19日、「アドミラル・ゴルシコフ」国家受領試験を実施する為、白海へ出航しました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は洋上試験の最終段階を実施する為に白海へ出航した]

11月2日、A-192M「アルマート」130mm単装砲の発射試験が実施されました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海で130mm砲を発射した]

11月25日、白海有翼ミサイル(カリブル)の発射試験が行なわれました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海で巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

2015年12月25日、白海での洋上試験の第1段階は完了しました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海での洋上試験第1段階を完了した]

その後、「アドミラル・ゴルシコフ」バレンツ海方面へ移動し、2016年2月24日にはA-192M「アルマート」130mm単装砲の対空射撃試験を実施しました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で砲撃試験を実施した]

2016年2月末からはロスリャコヴォ村(ムルマンスク近郊)をベースにして海上試験を続けました。
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3月初頭には艦載ヘリコプターKa-27の発着試験が行われました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はヘリコプターの着艦試験を行なった]

3月23日にはA-192M「アルマート」130mm単装砲による海上砲撃試験が行われました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で海上目標への砲撃試験を行なった]

その後、「アドミラル・ゴルシコフ」は、北方艦隊基地セヴェロモルスクへ移動し、バレンツ海で各種試験が続けられました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"近影(2016年5月末-6月初頭)]

2016年7月末~8月初頭頃には、電子戦闘システム5P-28の試験が実施されました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"の電子戦闘システムの試験が実施された]




しかし、高射ミサイル複合体「ポリメント・リドゥート」に問題が発生した為、引き渡しの期日は未定となりました。
[最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"のロシア海軍への引き渡し時期は未だ明確では無い]

「アドミラル・ゴルシコフ」は2016年11月中旬までにバルチースクへ戻り、11月22日にバルチースクを出航しました。
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11月24日にはサンクトペテルブルク『北方造船所』へ到着しました。
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「アドミラル・ゴルシコフ」ロシア海軍への引き渡しは、2017年に延期されることになりました。
[プロジェクト22350フリゲート1番艦アドミラル・ゴルシコフのロシア海軍への引き渡しは2017年前半に延期された]

2017年1月21日には『北方造船所』の浮きドックへ入渠しました。
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その後、『北方造船所』岸壁で艦内の全ての機器の点検と整備が行なわれました。
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2017年3月20日にサンクトペテルブルクから出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は兵装試験の為に再びバレンツ海へ向かった]

当初はバレンツ海で試験を行なう予定でしたが、結局バルト海で試験が行なわれ、5月8日にサンクトペテルブルクへ戻ってきました。


その後、5月21日午前にサンクトペテルブルクを出航し、バルト艦隊主要基地バルチースクへ向かいました。
『Dambievのブログ』より
2017年5月22日配信
【フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」は次の段階の試験へと出発した】

6月初頭からバルト海で洋上試験を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバルト海で洋上試験を行なう]
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバルト海で高射ミサイル複合体の発射試験を行なう]

7月1日にはサンクトペテルブルクへ入港しました。


その後、クロンシュタットで7月30日に行なわれる「ロシア海軍の日」観艦式のリハーサルへ何度も参加しました。
[2017年7月30日にクロンシュタットとサンクトペテルブルクで挙行される『ロシア海軍の日』観艦式には約40隻の艦船が参加する]


そして7月30日、クロンシュタットで行なわれた観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。


「アドミラル・ゴルシコフ」は、観艦式の前の7月21日~22日に、艦上攻撃ヘリコプターKa-52K「カトラン」の発着艦試験を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はクロンシュタット沖で艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランの発着艦試験を行なった]

観艦式の後の動向は明らかにされていませんでしたが、9月上旬頃にバルト海沿岸のバルチースク(バルト艦隊基地)からバレンツ海方面の北方艦隊基地セヴェロモルスクへ移動していたようです。
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2017年9月29日、洋上試験の最終段階がバレンツ海で始まりました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"の洋上試験の最終段階がバレンツ海で始まった]

2017年10月8日には早期警戒ヘリコプターKa-31の着艦試験が行なわれました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2017年10月8日19時5分配信
【ヘリコプターKa-31乗員はフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」への着艦へ取り組んだ】

しかし、洋上試験(おそらくは高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」の発射試験)は不成功に終わったらしく、「アドミラル・ゴルシコフ」ロシア海軍への引き渡しは2018年に延期される事になりました。
[プロジェクト22350フリゲート1番艦アドミラル・ゴルシコフのロシア海軍への引き渡しは2018年に延期される]

「アドミラル・ゴルシコフ」は、サンクトペテルブルクへ戻る途中の2017年12月23日、2基の巡航用ディーゼルエンジン10D49の内の1基が破損しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年2月13日13時1分配信
【フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」の巡航用ディーゼルは破損した】

この為、破損したディーゼルエンジンサンクトペテルブルク『コロムナ工場』から派遣された技術者により修理される事になりました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年2月15日17時41分配信
【情報筋:フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」のディーゼルは3月の修理が計画されている】

ディーゼルエンジンの修理は2018年3月中旬に完了しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年3月13日18時56分配信
【情報筋:フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」のディーゼルは復旧した】

2018年4月22日、「アドミラル・ゴルシコフ」は洋上試験を再開する為、サンクトペテルブルクから出航しました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は洋上試験を再開した]

4月22日から25日まで修復されたディーゼルエンジンの試験を行なった後、一旦サンクトペテルブルクへ戻り、4月27日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ向かいました。
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5月5日にセヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]

その後、「アドミラル・ゴルシコフ」バレンツ海で各種試験を行ないました。
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「アドミラル・ゴルシコフ」は、7月29日にクロンシュタット港で行なわれる『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する為、7月5日にセヴェロモルスク基地を出航し、7月15日にフィンランド湾へ到着しました。
[7月29日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊の艦はフィンランド湾へ入る]

2014年11月から始まった「アドミラル・ゴルシコフ」の洋上試験は3年半以上に及び、この間に総計70000海里を航行しました。

7月26日には建造元の『北方造船所』で、「アドミラル・ゴルシコフ」の国家受領試験の受入証書への署名が行なわれました。
[プロジェクト22350フリゲート1番艦アドミラル・ゴルシコフはロシア海軍への引き渡し前の検査を終えた]

2018年7月28日、「アドミラル・ゴルシコフ」聖アンドレイ旗掲揚式典が開催され、正式にロシア海軍へ就役しました。
[プロジェクト22350フリゲート1番艦アドミラル・ゴルシコフはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]
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就役の翌日の7月29日の『ロシア海軍の日』にはクロンシュタットの観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。


観艦式が終わった後、8月中はサンクトペテルブルクに滞在していましたが、9月1日に出航し、セヴェロモルスクへ向かいました。

9月8日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]

9月18日、乗組員の慣熟訓練の為、バレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は慣熟訓練の為にバレンツ海へ出航した]

10月2日、バレンツ海「高射ミサイル複合体」(ポリメント-リドゥート)を使用する対空防衛演習を行ない、ミサイル標的「サマン」を撃墜しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で高射ミサイル"ポリメント-リドゥート"を発射した]

10月4日、「アドミラル・ゴルシコフ」は、バレンツ海で再び高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」を空中標的及び海上標的へ発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は高射ミサイル"ポリメント-リドゥート"で海上目標と空中目標を撃破した]

その後、一旦基地へ戻っていたようですが、10月13日に再びバレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で戦闘演習を行なう]

そして10月23日までに高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」を空中標的へ発射しました。

ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2018年10月22日15時43分配信
【大型揚陸艦「イワン・グレン」はセヴェロモルスクへ到着した】

本日、北方艦隊主要基地セヴェロモルスク市へ、プロジェクト11711のトップ艦である大型揚陸艦「イワン・グレン」が到着した。
今週に大型揚陸艦の乗組員はバルチースクからスカンジナビア半島を周回し、4つの海を通過する艦隊間移動を行なった。

艦の航行は、複雑な水文気象条件下で行なわれた。
設備及び乗組員は正常モードで働いている。
大型揚陸艦「イワン・グレン」艦長ヴィクトール・ワシリエフ2等海佐は、北方艦隊司令官ニコライ・エフメノフ大将へ報告した。

艦隊間移動任務を成功裏に遂行し、恒久駐留地点へ到着した艦で、歓迎会が開催された。
その中で北方艦隊司令官は、乗組員を祝福し、確信を表明した。
近い内に艦は北方艦隊大型揚陸艦連合部隊の旗艦となり、乗組員は最良の1つとなる。

ニコライ・エフメノフ大将は更に、大型揚陸艦は、大祖国戦争に従軍し、海洋砲兵器分野の傑出した専門家であるイワン・グレン中将に敬意を表して命名されており、乗組員は、その敬意を保ち続けなければならないことを強調した。

更に艦隊司令官は、優秀な専門家の乗組員へ記念品を手渡した。

大型揚陸艦「イワン・グレン」は、初めて北極圏へ姿を現した。
ロシア海軍へ受け入れられるまで、同艦はバルト海で試験を行なっていた。
艦はフィンランド湾サンクトペテルブルク市クロンシュタット泊地での主要海軍パレードへ2度参加した。

現在、艦には基地訓練のサイクルが控えており、その後、バレンツ海の艦隊射爆場で一連の任務を遂行する。



[プロジェクト11711大型揚陸艦(イワン・グレン型)]
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プロジェクト11771大型揚陸艦の1番艦「イワン・グレン」は、カリーニングラード沿バルト造船工場『ヤンターリ』で2004年12月24日に起工され、それから約8年後の2012年5月18日に進水しました。
[新型揚陸艦イワン・グレンは進水する]


進水から3年以上経った2015年10月9日、ようやく係留試験が始まりました。
[ロシア海軍の新型揚陸艦イワン・グレンは係留試験を開始した]

ロシア海軍への引き渡しは2015年末に予定されていたのですが、2016年に延期されました。
[大型揚陸艦イワン・グレンは2016年にロシア海軍へ引き渡される]
[ロシア海軍の新世代水上艦の就役は2016年に延期された]

「イワン・グレン」は、2016年1月下旬から航行試験開始前の消磁作業を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレン近影(2016年1月下旬-2月中旬)]

「イワン・グレン」の航行試験(工場航行試験)開始時期は何度も延期されており、最近では5月末開始予定だったのですが、これも延期されました。
[ロシア海軍最新大型揚陸艦イワン・グレンは2016年5月末に航海試験を開始する]

6月17日、「イワン・グレン」は、ようやくカリーニングラード『ヤンターリ』造船所から「試験実施基地」即ちバルチースクへ移動しました。
[ロシア海軍最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンはカリーニングラード造船所からバルチースク基地へ移動した]

6月21日、航行試験の為の本格的な出航準備が始まりました。
[ロシア海軍最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンの航行試験が始まる]

6月25日、「イワン・グレン」は、初めての航行試験へ出発しました。
[ロシア海軍の最新鋭揚陸艦イワン・グレンは航海試験の為に出航した]

8月15日にはクロンシュタットへ入港し、8月23日~24日には輸送戦闘ヘリコプターKa-29の発着試験が行なわれました。
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その後もフィンランド湾で試験を行なっていた「イワン・グレン」は、8月28日に暴風海域で民間の小型ボートを保護しました。
[フィンランド湾で洋上試験中のロシア海軍最新大型揚陸艦イワン・グレンは暴風海域で民間艇を保護した]

フィンランド湾での航行試験は2016年8月31日に完了し、「イワン・グレン」バルチースクへ戻りました。
[ロシア海軍最新大型揚陸艦イワン・グレンはフィンランド湾での洋上試験を終えた]

しかし、その後に艦の消磁システムの不具合が発覚し、航行試験は中断されました。

「イワン・グレン」は2016年末までにロシア海軍へ引き渡される筈でしたが、またも翌年(2017年)に延期される事になりました。

「イワン・グレン」は、カリーニングラード『ヤンターリ』造船所で不具合の改修が進められていました。
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2017年6月3日にカリーニングラードからバルチースクへ移動し、6月上旬に洋上試験を再開しました。

[ロシア海軍の最新大型揚陸艦イワン・グレンはバルト海での洋上試験を再開する]

その後、7月30日の「ロシア海軍の日」観艦式へ参加するため、クロンシュタットへ移動しました。

7月30日、クロンシュタットで行なわれた観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。

[2017年7月30日にクロンシュタットとサンクトペテルブルクで挙行される『ロシア海軍の日』観艦式には約40隻の艦船が参加する]

その後、洋上試験を再開し、10月21日にはバルト海AK-630M 30mmガトリング砲の射撃試験を実施しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2017年10月21日11時14分配信
【大型揚陸艦「イワン・グレン」は海上で砲複合体の試験を行なった】

10月27日にも30mmガトリング砲の射撃試験を実施しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2017年10月27日14時29分配信
【大型揚陸艦「イワン・グレン」乗組員は海上で砲射撃を実施した】

11月14日までに工場航行試験は終わりました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2017年11月14日20時53分配信
【大型揚陸艦「イワン・グレン」は工場航行試験を完了した】

その後、国家受領試験が始まり、12月9日までに軍用車両の積載及び下船試験が行われました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2017年12月9日11時6分配信
【大型揚陸艦「イワン・グレン」の国家試験の枠組みで車両積載試験が実施された】

12月22日までにバルト海30mm機関砲(AK-630M 30mmガトリング砲30mm2連ガトリング砲「ドゥエト」)の射撃試験が行われました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2017年12月22日14時0分配信
【試験中の大型揚陸艦「イワン・グレン」はバルト海で砲射撃を実施した】


「イワン・グレン」は2017年12月末にロシア海軍へ引き渡される筈だったのですが、艦の後進の制御に問題が有る事が判明した為、またもや引き渡しが延期されました。
[最新大型揚陸艦イワン・グレンのロシア海軍への引き渡しは2018年春以降になる]

2018年4月3日、「イワン・グレン」国家受領試験を再開する為に出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンは洋上試験再開の為にバルト海へ出航した]

5月4日までに試験は完了し、カリーニングラード造船所へ戻ってきました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンの洋上試験は完了した]

その後は造船所で検査が行なわれ、6月2日に完了しました。
[プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦イワン・グレンはロシア海軍へ引き渡す前の検査を完了した]

2018年6月20日、「イワン・グレン」ロシア海軍へ納入され、正式な就役式典となる聖アンドレイ旗(ロシア海軍旗)初掲揚式典が開催されました。

[プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦イワン・グレンはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]

その後もバルト海に留まっており、2018年7月29日の『ロシア海軍の日』にはクロンシュタットの観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。


観艦式が終わった後もバルト艦隊基地バルチースクに滞在し、乗組員の慣熟訓練を行なっていましたが、10月10日に出航し、搭載砲(2連装30mmガトリング砲「ドゥエト」AK-630M30mmガトリング砲)による対空及び対水上射撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンはバルト海で実弾射撃訓練を行なった]

訓練の後、「イワン・グレン」ロシア海軍総司令部の監査を受けました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンは2018年10月末に北方艦隊基地へ到着する]

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その結果、北方艦隊基地への移動(配備)が認可され、10月15日にバルト艦隊基地バルチースクを抜錨しました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンは北方艦隊基地への移動を開始した]

10月18日に北海へ入りました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンはバルト海を出て北海へ入った]

10月19日にはノルウェー海へ入りました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンはノルウェー海へ入った]

そして10月22日、北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。

「イワン・グレン」は、北方艦隊第121揚陸艦旅団(プロジェクト775大型揚陸艦4隻)へ編入され、同旅団の旗艦となります。

ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット"ソーブラジテルヌイ"と"ストイーキー"は北大西洋へ向かった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2018年10月22日12時50分配信
【バルト艦隊艦船支隊は北大西洋への遠距離航海へ向かった】

コルベット「ソーブラジテルヌイ」、「ストイーキー」、中型海洋給油船「コラ」、海洋曳船「コネツキー」で構成されるバルト艦隊艦船支隊は、北大西洋で計画されている遠距離航海任務を遂行する為に出航した。

支隊の艦上には対潜ヘリコプターKa-27PLが在り、支隊の乗組員の構成には、以前に特別に用意された海軍歩兵部隊が含まれる。

航海期間に艦の乗組員は、数多くの様々な戦闘演習任務を遂行し、その中には、通信、対空及び対潜防衛、更には様々な方法による海上での物資補充の合同演習がある。

コルベットに駐留する艦隊海上航空隊艦上ヘリコプター乗員は大西洋で飛行勤務を行ない、仮想敵潜水艦の捜索、水上目標の探知、捜索救助活動の訓練を実施する。

航海の主な課題は、大西洋の様々な海域における海軍の存在の保障と、聖アンドレイ旗のデモンストレーションである。



バルト艦隊には、2008年~2014年に就役した4隻のプロジェクト20380コルベット(「ステレグーシチー」、「ソーブラジテルヌイ」、「ボイキー」、「ストイーキー」)が配備されており、2016年夏以降、2隻ペアで定期的に北大西洋へ進出しています。


2016年6月、「ボイキー」(532、2013年5月16日就役)と「ストイーキー」(545、2014年7月27日就役)が北海へ進出しました。
(2016年6月中旬にバルチースクを出航し、7月5日に帰港)
[ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット2隻は北海から戻ってきた]

2016年10月には「ボイキー」「ソーブラジテルヌイ」(531、2011年10月14日就役)が北大西洋へ進出しています。
(2016年10月初頭にバルチースクを出航し、10月22日に帰港)
[ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット2隻は北大西洋から戻ってきた]

「ボイキー」「ソーブラジテルヌイ」は、2017年4月にも北大西洋へ進出しました。
(2017年4月7日バルチースクを出航し、5月1日に帰港)
[ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット2隻はバルチースクへ帰投した]

2017年6月には「ボイキー」「ステレグーシチー」(550、2008年2月27日就役)が北海へ進出しています。
[ロシア海軍バルト艦隊の新鋭コルベット"ボイキー"と"ステレグーシチー"は北海での戦闘演習を終えてバルト海へ戻った]

「ボイキー」「ソーブラジテルヌイ」は、2017年10月14日から2018年1月14日まで地中海、アデン湾への遠距離航海を行ないました。
[ロシア海軍バルト艦隊の新鋭コルベットは地中海・アデン湾遠征を終えて帰投した]

2018年6月中旬には、「ボイキー」「ストイーキー」北大西洋へ進出し、7月上旬に帰投しました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ボイキー"と"ストイーキー"は北大西洋遠征を終えた]


そして2018年10月22日、今度は「ソーブラジテルヌイ」「ストイーキー」北大西洋への航海へ出発しました。

ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはマダガスカルのアンツィラナナを訪れた

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2018年10月21日14時8分配信
【大型対潜艦「セヴェロモルスク」はマダガスカルの港へ入った】
モスクワ、10月21日、インタファクス-AVN

インド洋で遠距離航海中の北方艦隊大型対潜艦「セヴェロモルスク」は、マダガスカルを訪れた。
北方艦隊広報サービスは発表した。

「大型対潜艦セヴェロモルスクは、1つの島で占められる最大の国であるマダガスカル共和国北部のアンツィラナナ港への業務寄港を行ないました」
広報サービスは話した。

ロシア艦は港の南部埠頭へ係留された。

大型対潜艦「セヴェロモルスク」艦上を、マダガスカルロシア大使館員と同国海軍の代表が訪れた。
「ロシア船員は、アンツィラナナ港の名所見物と休養の為、沿岸へ上陸しました」
広報サービスは指摘した。

ロシア艦の訪問は10月24日まで続く予定であり、その後、乗組員は計画遠距離航海任務の遂行を続ける。

現在までに北方艦隊将兵は19000海里以上を航行し、アルジェリア、セーシェル諸島、モザンビークの港を訪れた。

9月中旬まで大型対潜艦「セヴェロモルスク」は、地中海ロシア海軍常設艦船グループの一員として行動していた。
同月初頭、乗組員はロシア海軍の大規模演習へ参加し、一連の対潜任務へ成功裏に取り組んだ。



北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」(「055」、1986年11月5日就役、2016年12月末に近代化改装完了)及び大型対潜艦「セヴェロモルスク」(「619」、1988年1月24日就役)は、『ロシア海軍の日』(7月29日)にクロンシュタットで行なわれる観艦式(主要海軍パレード)へ参加する為、2018年7月4日にセヴェロモルスク基地を出航しました。
[7月29日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊の艦はセヴェロモルスク基地を出航した]

2018年7月15日、『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する他の北方艦隊所属艦と共にフィンランド湾へ到着しました。
[7月29日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊の艦はフィンランド湾へ入る]

7月29日の『ロシア海軍の日』にはクロンシュタットの観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。


観艦式が終わった後、他の北方艦隊所属艦と共にクロンシュタットを去り、8月1日から他の艦隊の観艦式参加艦と共にバルト海で演習を開始しました。
[北方艦隊の原子力水中巡洋艦オリョールはバルト海のロシア海軍演習へ参加する]

演習終了後、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」及び大型対潜艦「セヴェロモルスク」バルト海から北海へ入り、ラマンシュ海峡(英仏海峡)へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクは英仏海峡へ向かった]

8月8日にラマンシュ海峡(英仏海峡)の通過を完了し、8月9日から大西洋北部で演習を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクは北大西洋で演習を開始した]

8月11日にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]

8月15日にアルジェリアの首都アルジェへ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクはアルジェを訪れた]

8月19日にアルジェを出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクはアルジェリアを去った]

8月23日には地中海中部で演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクは地中海中部で演習を行なった]

9月1日から8日まで地中海東部で実施されたロシア海軍ロシア航空宇宙軍の大規模演習へ参加しました。

[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]


その後も2隻は地中海東部に滞在していましたが、大型対潜艦「セヴェロモルスク」ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」と別れ、9月21日にスエズ運河を通過して紅海へ入りました。
2隻に随伴してきた北方艦隊中型海洋給油船「ドゥブナ」も、一緒に紅海へ入ったようです。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはアデン湾で海賊対処任務に就く]

10月1日にアデン湾へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクは海賊対処任務の為にアデン湾へ入った]

10月5日にセーシェル諸島ヴィクトリア港へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはセーシェル諸島のヴィクトリア港へ寄港した]

10月9日に出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはセーシェル諸島を去った]

10月15日、大型対潜艦「セヴェロモルスク」モザンビークペンバ港(ポルト・アメリア)へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはモザンビークを訪れた]

10月17日にペンバ港(ポルト・アメリア)を出航し、次の訪問地マダガスカルへ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはモザンビークを去り、マダガスカルへ向かった]

そして10月21日、マダガスカル島アンツィラナナ港へ入港しました。
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アンツィラナナ(ディエゴ・スアレス)には、1905年初頭、極東へ向かう途中のロシア海軍太平洋艦隊第2戦隊(対馬沖日本海軍と交戦した部隊)が補給の為に寄港しています。
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ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は中国の青島港を訪れた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2018年10月21日6時5分配信
【太平洋艦隊の艦船は中国へ訪問の為に到着した】

本日、遠距離航海計画に沿って、太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフ」、大型海洋給油船「ボリス・ブトマ」で構成される太平洋艦隊戦闘艦支隊は、青島港(中国)へ業務寄港の為に到着した。

艦が係留された後、港へ停泊する戦闘艦支隊の物資-技術サービスの問題に関する合同の打ち合わせが行なわれる。

本日には、支隊指揮官エドゥアルト・ミハイロフ少将及び艦長の中国人民解放軍北方艦隊司令部及び青島政庁への訪問が計画されている。
更に、ロシア及び中国の船員は、両国の戦闘艦の相互訪問を行なう。

ロシア艦船支隊中国への訪問は、10月25日まで続く予定である。

太平洋艦隊の艦船は、10月1日にウラジオストクから3ヶ月間の遠距離航海へ向かった。
これまでに彼らは、一連の海上での個々の演習及び訓練を行ない、更には日本及び朝鮮共和国(大韓民国)の港を訪問した。



2018年10月1日、ロシア太平洋艦隊ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(1990年1月7日就役)と大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(1991年12月15日就役)は、大型海洋給油船「ボリス・ブトマ」(1978年10月30日就役)を伴い、3ヶ月以上に渡るアジア太平洋地域への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はアジア太平洋地域への遠距離航海へ出発した]
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10月4日、太平洋艦隊艦船支隊日本函館へ入港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフと大型海洋給油船ボリス・ブトマは日本の函館港を訪れた]

今年(2018年)は、函館ロシア領事館が開設されてから160周年に当たるので、これに関連する訪問でした。
(1858年に最初のロシア領事ゴシケーヴィチ一行が着任した)
『函館日ロ交流史研究会』公式サイトより
【函館・ロシア略年表】

10月5日にはロシア領事館開設160周年記念式典が開催されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊将兵は函館のロシア領事館開設160周年記念式典へ参加した]

10月6日、ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」函館港港町埠頭A岸壁で一般公開されました。
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太平洋艦隊艦船支隊は10月7日に函館を去りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は日本の函館港を去った]

10月10日、太平洋艦隊艦船支隊大韓民国済州島へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は大韓民国の済州島へ到着した]
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太平洋艦隊艦船支隊は、10月11日に済州島沖で行なわれた「2018大韓民国海軍国際観艦式」へ参加しました。
『中央日報』(日本語版)より
2018年10月11日8時57分配信
【済州国際観艦式、米空母など国内外艦艇41隻が参加…日中は代表団のみ派遣】

10月15日に済州島を去りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は大韓民国の済州島を去った]

その後、艦船支隊東シナ海へ入り、10月17日には潜水艦を捜索する演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は東シナ海で潜水艦の捜索演習を行なった]

そして10月21日、太平洋艦隊艦船支隊中国青島港へ到着しました。
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艦船支隊は、10月25日まで青島港に滞在します。

ロシア海軍の巡洋艦ミハイル・クトゥーゾフの修復作業が始まる

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
黒海地域情報供給部(セヴァストーポリ市)発表
2018年10月20日18時37分配信
【ノヴォロシースク海軍基地の専門技術者は巡洋艦博物館「ミハイル・クトゥーゾフ」の修理作業を行なう】

黒海艦隊ノヴォロシースク海軍基地の専門技術者は、英雄都市ノヴォロシースクの名刺である巡洋艦博物館「ミハイル・クトゥーゾフ」(サンクトペテルブルク中央海軍博物館の支所)の計画修理回復作業の実行を開始した。

現在、軍事専門技術者は、艦の船体の保全回復作業を行なっている。
潜水夫巡洋艦の左舷約60平方メートルの水中部分を調査し、10時間以上に渡り水中で作業を行なう。

近い内に潜水夫は、艦の右舷の複合分析活動を実施する。

修理回復作業を実施する目的は、巡洋艦のドック入りの準備の為であり、ノヴォロシースク海軍基地の2隻の泊地潜水夫艇と10名の緊急救助支隊の専門家が参加する。

[参照]
巡洋艦「ミハイル・クトゥーゾフ」
は1951年2月22日にニコラエフで起工された。
1951年11月29日に進水し、1954年8月9日に巡洋艦は海軍旗を掲揚し、艦は赤旗黒海艦隊へ加入した。

黒海艦隊の一員としての勤務期間中に巡洋艦は211900海里を航行し、ルーマニア(1955年)、ユーゴスラビア(1956年と1964年)、アルバニア(1956年と1957年)、ブルガリア(1964年)、アルジェリア(1968年)を訪問した。
1967年6月にはエジプト軍を、1968年8月1日から10月31日まではシリア軍を援助する任務を遂行する為、軍事行動ゾーンに滞在した。

1987年、巡洋艦「ミハイル・クトゥーゾフ」海軍の予備役へ移された。
2001年8月にノヴォロシースクへ移転し、2002年7月から中央海軍博物館(サンクトペテルブルク市)の支所となった。



[スヴェルドロフ(ジェルジンスキー)型巡洋艦リスト]
[スヴェルドロフ型各タイプ]

プロジェクト68bis/68A(「スヴェルドロフ」型)巡洋艦「ミハイル・クトゥーゾフ」は、1955年1月31日に黒海艦隊へ編入され、以後、1987年に予備役となるまで同艦隊で行動しました。
[回想のソ連巡洋艦ミハイル・クトゥーゾフ]

1968年9月24日にノヴォロシースクで一般公開された「ミハイル・クトゥーゾフ」
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地中海で行動中の「ミハイル・クトゥーゾフ」(1969年)
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ソ連邦解体後、他の同型艦が解体される中、本艦だけはセヴァストーポリで保管され、2002年7月からノヴォロシースクで記念艦として公開されています。
[巡洋艦ミハイル・クトゥーゾフ(その1)]
[巡洋艦ミハイル・クトゥーゾフ(その2)]
[巡洋艦ミハイル・クトゥーゾフ近影(2008年6月)]
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ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ネウストラシムイは2019年に近代化改装を終えて復帰する

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年10月20日3時17分配信
【工場『ヤンターリ』はフリゲート「ネウストラシムイ」の修理について話した】
モスクワ、10月20日-ロシア通信社ノーボスチ

プロジェクト11540警備艦「ネウストラシムイ」の準備態勢は85パーセントであり、年末までに係留試験を行なわなければならない。
『ロシア通信社ノーボスチ』は、2014年から同艦の修理を行なっている工場『ヤンターリ』の代理人より伝えられた。

「ネウストラシムイ」は1993年にロシア海軍の戦闘編制へ加わり、2014年から修理されている。
このプロジェクトの艦は合計2隻が建造され、2隻目の「ヤロスラフ・ムードルイ」は2009年に軍備へ加わった。

「今年にはドック修理を完了し、艦は係留試験を行ないます。
2019年にはネウストラシムイをバルト艦隊へ御引き渡しいたします」

対談者は話した。

彼によると、既に艦は船体の修理を行なっており、配管及び空調システムの取り付けを完了している。

艦の排水量は3590トン、速力30ノット、自立航行期間30日、乗組員210名。
兵装:AK-100砲、ミサイル「キンジャール」、「コールチク」、533mm魚雷、ヘリコプターKa-27。



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プロジェクト11540警備艦の1番艦「ネウストラシムイ」は、カリーニングラード『ヤンターリ』造船所で1987年3月25日に起工され、1988年5月25日に進水し、1990年12月28日にソ連海軍へ納入されました。
1991年3月14日にバルト艦隊へ編入されましたが、正式な就役式典となる海軍旗初掲揚式典が開催されたのは、ソ連邦解体後の1993年1月24日でした。

就役前の「ネウストラシムイ」(1991年11月)
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就役後、1994年、2002年、2004年、2006年、2007年にNATO海軍との合同演習『BALTOPS』へ参加しました。

2004年8月~9月には、初の地中海遠征を行ない、この間にフランス、スペイン、ポルトガルを訪問しました。

警備艦「ネウストラシムイ」は、2008年秋にロシア海軍で最初のアデン湾海賊対処任務に就きました。
[ロシア海軍第1次ソマリア遠征]

2008年のアデン湾海賊対処任務の際に「ネウストラシムイ」が捕獲したソマリア海賊のボート
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そして2010年初頭、2度目のアデン湾海賊対処任務に就きました。
[ロシア海軍第6次ソマリア遠征]

2010年2月5日にはソマリア海賊7名を拘留しました。
[ロシア海軍フリゲート「ネウストラシムイ」、ソマリア海賊拘留]
[ロシア海軍フリゲート「ネウストラシムイ」、ソマリア海賊を拘留(RIAノーボスチ)]

2012年7月から9月に掛けて北方艦隊大型揚陸艦と共に地中海へ派遣されました。
[北方・バルト・黒海艦隊合同艦船グループの地中海遠征(2012年7月-9月)]

その後、オーバーホールが行なわれました。
[フリゲート「ネウストラシムイ」は長期航海の為に修理を実施する]

「ネウストラシムイ」は、2013年3月下旬にバルチースクを出港、3度目の海賊対処任務の為にアデン湾へ向かい、10月17日に帰投しました。
[フリゲート「ネウストラシムイ」は3度アデン湾から帰ってきた]


その後、カリーニングラード『ヤンターリ』造船所へ回航され、修理および部分的な近代化改装(一部の電子機器の換装)が行なわれています。

ガスタービン機関は、サマーラ工場で修理されます。
[ロシア海軍のフリゲート"ネウストラシムイ"のガスタービン機関はサマーラで修理される]

当初、「ネウストラシムイ」は2015年末までに復帰する計画でしたが、2016年末、そして2017年11月と何度も延期される事になりました。
[ロシア海軍のフリゲート「ネウストラシムイ」は2015年に復帰する]
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦(フリゲート)ネウストラシムイは2016年末に復帰する]
[近代化改装されるロシア海軍バルト艦隊の警備艦(フリゲート)ネウストラシムイは2017年11月に復帰する]

2017年11月の復帰も実現せず、未だに『ヤンターリ』で修理中です。
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2018年2月14日14時30分頃(モスクワ時間)、『ヤンターリ』で修理中の「ネウストラシムイ」で火災が発生しました。
火災は同日16時31分に鎮火しました。
消火には54名の消防隊員と15両の消防車が参加し、負傷者は居ませんでした。
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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年2月14日20時54分配信
【緊急事態省:警備艦「ネウストラシムイ」の火災は2時間で消し止められた】

「ネウストラシムイ」の修理完了は、2019年に延期される事になりました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ネウストラシムイは2019年に近代化改装を完了する]

2018年10月下旬の時点で「ネウストラシムイ」の修理は85パーセント完了しており、2018年末には造船所の岸壁で係留試験を開始する予定です。
それに続く航行試験の開始は、早くても2019年初頭になるでしょう。


記事中でも触れられていますが、プロジェクト11540警備艦は2隻がロシア海軍へ就役しています。

2番艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は1991年に起工された後、資金難で工事が中断され、2000年代半ば以降に工事が再開され、2009年6月19日にロシア海軍へ納入、同年7月24日にバルト艦隊へ編入され、正式に就役しました。
[ネウストラシムイ級2番艦「ヤロスラフ・ムードルイ」はロシア海軍へ納入された ]
[フリゲート「ヤロスラフ・ムードルイ」、バルト艦隊に編入 ]

現在は地中海で行動しています。
[警備艦ヤロスラフ・ムードルイ地中海・アデン湾遠征(2018年4月-)]

この他、3番艦「トゥマン」が1993年に起工されましたが、1998年に工事は中止され、その後も再開される事は無く、2015年には正式に工事中止が決まりました。
[ロシア海軍は警備艦トゥマンと練習艦ボロジノの建造を完全に断念した]
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ロシア海軍黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワはセヴァストーポリで修理を行なう

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年10月18日22時38分配信
【巡洋艦「モスクワ」は2019年と2020年の境目に復帰する】

第13艦船修理工場は、黒海艦隊旗艦の親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」(プロジェクト1164、コード名「アトラント」)の航行準備状態の回復作業を開始した。
同社の情報提供者は『Mil.Press FlotProm』へ話した。


彼によると、作業には6ヶ月から8ヶ月掛かる。
情報提供者は、工場へ与えられた課題は艦の航行の復活であり、近代化に関する話は未だ無い事を強調した。

以前、北方計画設計局「モスクワ」の近代化の技術設計案作成の資金は拠出されていないと述べた事が知られるようになった。

6月、『Mil.Press FlotProm』記者は巡洋艦の今後の運命の2つの選択肢について知った。
造船業界海軍は、クリミアあるいはセヴェロドヴィンスク艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』での艦の近代化を考えている。

結局、艦の修理を行なうのは、第13艦船修理工場に決まった。
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この事から、セヴァストーポリ海洋工場での黒海艦隊旗艦の技術的準備状態の回復は、もはや断念された。

『ズヴェズドーチカ』広報サービスは、発注を受けた場合、同社は自社の造船台での巡洋艦の近代化の用意があると通知した。
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2019年、「モスクワ」近代化の技術設計が開始され、巡洋艦が自力でセヴェロドヴィンスクへ向かえるようにする為の然るべき契約が結ばれる。


『Mil.Press FlotProm』は、黒海艦隊からコメントをもらえなかった。

黒海艦隊旗艦は、2016年1月以降、海へ出ていない。
2018年2月に伝えられたように、この時点で艦の乗組員は、サラトフ電波機器工場の専門家により交換された高射ミサイル複合体「オサー-M」管理システムの試験を行なっていない。

[『Mil.Press FlotProm』参照]
「モスクワ」
は、プロジェクト1164「アトラント」のトップ艦である。
1983年に「スラヴァ」の名で就役した。
1996年、後援者としてモスクワ市庁が現れ、それに改名された。

プロジェクト「アトラント」巡洋艦の排水量は11380トン、全長186メートル、最大幅20.8メートル。
艦は34ノットまでの速力を発揮できる。
乗組員は510名。
巡洋艦の主な打撃兵装は、ミサイルP-1000「ヴルカーン」の16基の発射装置である。
これに加え、砲、対空防衛ミサイル手段、高射ミサイル複合体「オサー-M」、魚雷発射管及び深海爆撃の為の反応装置を装備する。

2015年後半、巡洋艦は、地中海ロシア海軍常設作戦連合部隊を率い、その対空防衛手段でシリアロシア航空基地フマイミーンをカバーした。
最後の戦闘勤務は2016年1月に完了した。



黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」(1983年1月30日就役)は、2015年には何度も長期航海を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の艦船は2015年に総計50万海里以上を航行した]

2015年1月1日の時点では、太平洋遠征(ニューギニア沖まで進出)から戻る途中であり、オマーンで新年を迎えました。
[ロケット巡洋艦モスクワ遠距離航海(2014年9月-2015年1月)]

2015年5月には中国海軍との合同演習『海洋協同-2015』へ参加しています。
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」(2015年5月)]

2015年6月には、エジプト海軍との合同演習『友情の橋-2015』へ参加しました。
[合同演習『友情の橋-2015』を終えたロシア海軍とエジプト海軍の艦船はアレクサンドリアへ戻った]

2015年6月下旬から8月初頭まで大西洋へ進出し、アンゴラ赤道ギニアを訪問しています。
[ロシア黒海艦隊大西洋遠征(2015年6月-)]

2015年9月24日にセヴァストーポリを出航して地中海東部(シリア沖)へ向かい、2016年1月9日に帰港しました。

[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワはシリアからセヴァストーポリへ帰港した]

2016年5月21日から7月16日までセヴァストーポリ第13艦船修理工場浮きドックへ入渠しました。
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2016年7月22日、視察のためにセヴァストーポリを訪れたロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグ上級大将によりナヒーモフ勲章が授与されました。
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワはナヒーモフ勲章を授与された]


2016年7月31日、2017年7月30日、2018年7月29日の「ロシア海軍の日」には、セヴァストーポリの観艦式へ参加しました。


以前、「モスクワ」は、2018年から近代化改装の開始が予定されていましたが、実行には移されませんでした。
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワは2018年からセヴァストーポリで近代化改装を行なう]

ただし、「モスクワ」の近代化改装自体は断念されていません。
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワの近代化改装は断念される?]
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワの近代化改装は断念されていない]

結局、まずセヴァストーポリ第13艦船修理工場「モスクワ」の修理を行ない、その後、セヴェロドヴィンスクへ移動して近代化改装を行なう事になるようです。


ロシア海軍は、新たな巡洋艦の建造は計画していませんが、現用の巡洋艦クラスの水上戦闘艦に関しては近代化改装を行ない、今後も維持していく方針です。
[ロシア海軍の現用ロケット巡洋艦(プロジェクト1164及びプロジェクト1144)は近代化される]
[ロシア海軍は今後も巡洋艦を維持する]

ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンはノルウェー海へ入った

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『タス通信』より
2018年10月19日18時54分配信
【大型揚陸艦「イワン・グレン」はノルウェー海へ入った】
ムルマンスク、10月19日/タス通信

バルト艦隊から北方艦隊への移動を行なっているプロジェクト11711のトップ艦・大型揚陸艦「イワン・グレン」は、ノルウェー海へ入った。
同艦隊の広報サービスは金曜日に発表した。

「北方艦隊の担当ゾーンへ入った艦は、当直勤務に在る地域の兵種間戦略連合部隊防衛指揮センターにより監視されています」
広報サービスは伝えた。

艦の航行は正常モードで行なわれている。
この他、移動任務を直に遂行している乗組員は、海軍技量の向上へ従事している。
北方艦隊主要基地セヴェロモルスクへ艦が到着し、出迎えを受けるのは、来週初めに予定されている。

プロジェクト11711大型揚陸艦「イワン・グレン」は、カリーニングラード沿バルト造船工場『ヤンターリ』で建造され、2018年6月20日にロシア海軍の戦闘編制へ受け入れられた。

「イワン・グレン」は、ロシア現代史上において設計、建造された最初の揚陸艦である。
これはプロジェクト11711のトップ艦であり、ネヴァ川計画設計局により開発された。
艦の工事は、海軍の度重なる要求変更が故に20年以上掛かった。



[プロジェクト11711大型揚陸艦(イワン・グレン型)]
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プロジェクト11771大型揚陸艦の1番艦「イワン・グレン」は、カリーニングラード沿バルト造船工場『ヤンターリ』で2004年12月24日に起工され、それから約8年後の2012年5月18日に進水しました。
[新型揚陸艦イワン・グレンは進水する]


進水から3年以上経った2015年10月9日、ようやく係留試験が始まりました。
[ロシア海軍の新型揚陸艦イワン・グレンは係留試験を開始した]

ロシア海軍への引き渡しは2015年末に予定されていたのですが、2016年に延期されました。
[大型揚陸艦イワン・グレンは2016年にロシア海軍へ引き渡される]
[ロシア海軍の新世代水上艦の就役は2016年に延期された]

「イワン・グレン」は、2016年1月下旬から航行試験開始前の消磁作業を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレン近影(2016年1月下旬-2月中旬)]

「イワン・グレン」の航行試験(工場航行試験)開始時期は何度も延期されており、最近では5月末開始予定だったのですが、これも延期されました。
[ロシア海軍最新大型揚陸艦イワン・グレンは2016年5月末に航海試験を開始する]

6月17日、「イワン・グレン」は、ようやくカリーニングラード『ヤンターリ』造船所から「試験実施基地」即ちバルチースクへ移動しました。
[ロシア海軍最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンはカリーニングラード造船所からバルチースク基地へ移動した]

6月21日、航行試験の為の本格的な出航準備が始まりました。
[ロシア海軍最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンの航行試験が始まる]

6月25日、「イワン・グレン」は、初めての航行試験へ出発しました。
[ロシア海軍の最新鋭揚陸艦イワン・グレンは航海試験の為に出航した]

8月15日にはクロンシュタットへ入港し、8月23日~24日には輸送戦闘ヘリコプターKa-29の発着試験が行なわれました。
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その後もフィンランド湾で試験を行なっていた「イワン・グレン」は、8月28日に暴風海域で民間の小型ボートを保護しました。
[フィンランド湾で洋上試験中のロシア海軍最新大型揚陸艦イワン・グレンは暴風海域で民間艇を保護した]

フィンランド湾での航行試験は2016年8月31日に完了し、「イワン・グレン」バルチースクへ戻りました。
[ロシア海軍最新大型揚陸艦イワン・グレンはフィンランド湾での洋上試験を終えた]

しかし、その後に艦の消磁システムの不具合が発覚し、航行試験は中断されました。

「イワン・グレン」は2016年末までにロシア海軍へ引き渡される筈でしたが、またも翌年(2017年)に延期される事になりました。

「イワン・グレン」は、カリーニングラード『ヤンターリ』造船所で不具合の改修が進められていました。
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2017年6月3日にカリーニングラードからバルチースクへ移動し、6月上旬に洋上試験を再開しました。

[ロシア海軍の最新大型揚陸艦イワン・グレンはバルト海での洋上試験を再開する]

その後、7月30日の「ロシア海軍の日」観艦式へ参加するため、クロンシュタットへ移動しました。

7月30日、クロンシュタットで行なわれた観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。

[2017年7月30日にクロンシュタットとサンクトペテルブルクで挙行される『ロシア海軍の日』観艦式には約40隻の艦船が参加する]

その後、洋上試験を再開し、10月21日にはバルト海AK-630M 30mmガトリング砲の射撃試験を実施しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2017年10月21日11時14分配信
【大型揚陸艦「イワン・グレン」は海上で砲複合体の試験を行なった】

10月27日にも30mmガトリング砲の射撃試験を実施しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2017年10月27日14時29分配信
【大型揚陸艦「イワン・グレン」乗組員は海上で砲射撃を実施した】

11月14日までに工場航行試験は終わりました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2017年11月14日20時53分配信
【大型揚陸艦「イワン・グレン」は工場航行試験を完了した】

その後、国家受領試験が始まり、12月9日までに軍用車両の積載及び下船試験が行われました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2017年12月9日11時6分配信
【大型揚陸艦「イワン・グレン」の国家試験の枠組みで車両積載試験が実施された】

12月22日までにバルト海30mm機関砲(AK-630M 30mmガトリング砲30mm2連ガトリング砲「ドゥエト」)の射撃試験が行われました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2017年12月22日14時0分配信
【試験中の大型揚陸艦「イワン・グレン」はバルト海で砲射撃を実施した】


「イワン・グレン」は2017年12月末にロシア海軍へ引き渡される筈だったのですが、艦の後進の制御に問題が有る事が判明した為、またもや引き渡しが延期されました。
[最新大型揚陸艦イワン・グレンのロシア海軍への引き渡しは2018年春以降になる]

2018年4月3日、「イワン・グレン」国家受領試験を再開する為に出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンは洋上試験再開の為にバルト海へ出航した]

5月4日までに試験は完了し、カリーニングラード造船所へ戻ってきました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンの洋上試験は完了した]

その後は造船所で検査が行なわれ、6月2日に完了しました。
[プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦イワン・グレンはロシア海軍へ引き渡す前の検査を完了した]

2018年6月20日、「イワン・グレン」ロシア海軍へ納入され、正式な就役式典となる聖アンドレイ旗(ロシア海軍旗)初掲揚式典が開催されました。

[プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦イワン・グレンはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]
ロシア海軍へ就役した「イワン・グレン」は、北方艦隊第121揚陸艦旅団(プロジェクト775大型揚陸艦4隻)へ編入されました。

その後もバルト海に留まっており、2018年7月29日の『ロシア海軍の日』にはクロンシュタットの観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。


観艦式が終わった後もバルト艦隊基地バルチースクに滞在し、乗組員の慣熟訓練を行なっていましたが、10月10日に出航し、搭載砲(2連装30mmガトリング砲「ドゥエト」AK-630M30mmガトリング砲)による対空及び対水上射撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンはバルト海で実弾射撃訓練を行なった]

訓練の後、「イワン・グレン」ロシア海軍総司令部の監査を受けました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンは2018年10月末に北方艦隊基地へ到着する]

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その結果、北方艦隊基地への移動(配備)が認可され、10月15日にバルト艦隊基地バルチースクを抜錨しました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンは北方艦隊基地への移動を開始した]

10月18日に北海へ入りました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンはバルト海を出て北海へ入った]

そして10月19日にはノルウェー海へ入りました。

ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は黒海で地対艦ミサイル部隊と合同演習を実施した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2018年10月19日9時30分配信
【黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」は複合体「バル」及び「バスチオン」班と合同演習を実施した】

黒海艦隊フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」乗組員と機動沿岸対艦ミサイル複合体「バスチオン」及び「バル」戦闘班の要員は、黒海艦隊の計画戦闘訓練活動へ取り組む為の合同演習へ参加した。

演習計画では、複合体「バスチオン」及び「バル」大隊は、「敵」艦を探知及び仮想撃破しなければならず、「アドミラル・グリゴロヴィチ」の対空防衛戦闘部署は、沿岸複合体ミサイルの撃退と、次に、ミサイル兵器発射への対応として「バスチオン」及び「バル」陣地を「壊滅」させなければならなかった。
戦闘演習では、実際にミサイルを使用する事無く電子発射が行なわれた。

対決戦闘演習の結果、フリゲートの対空防衛戦闘部署は沿岸ミサイル複合体を撃退し、「バル」及び「バスチオン」の陣地への対応として発射されたミサイルは、対艦ミサイル複合体の陣地をカバーする高射ミサイル-砲複合体「パーンツィリ」により破壊された。

実施された演習の分析により、艦隊の艦と沿岸複合体は、敵の最新の種類の兵器の使用という条件において効果的な防衛の実施が可能である事が示された。

合同演習は、地中海での任務遂行を完了したフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」乗組員が黒海へ入った事に関連して計画された艦隊沿岸ロケット-砲旅団の戦術演習計画の枠組みで実施され、その中で対艦ミサイル複合体は、戦闘準備の様々なステップの問題へ取り組んだ。



ロシア黒海艦隊プロジェクト11356Rフリゲートは、これまでにも何度か地中海東部へ派遣されています。

「アドミラル・グリゴロヴィチ」(「494」、2016年3月11日就役)は、最近では、2017年12月初頭から2018年5月末まで地中海東部で行動していました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海東部(シリア沖)からセヴァストーポリへ帰投した]

2018年7月29日の『ロシア海軍の日』には、セヴァストーポリの観艦式へ参加しました。


「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、8月16日に黒海有翼ミサイル「カリブル」(対艦型)を発射しています。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は黒海で巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

8月25日、「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、同型艦「アドミラル・エッセン」と共に地中海へ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と"アドミラル・エッセン"は地中海東部(シリア沖)へ向かった]

9月1日から8日まで地中海東部で実施されたロシア海軍ロシア航空宙軍の大規模演習へ参加しました。

[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]

演習終了後も地中海東部に留まっていましたが、10月18日にダーダネルス海峡へ入り、地中海を去りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海を去った]

黒海へ入った「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、黒海艦隊地対艦ミサイル部隊と合同演習を行ないました。



沿岸ミサイル複合体「バスチオン」は、超音速対艦ミサイル「オーニクス」(ヤーホント)の地上発射ヴァージョンです。
[ロシア海軍の超音速対艦ミサイル"オーニクス"は近代化される]


沿岸ミサイル複合体(地対艦ミサイル)「バル」は、艦対艦ミサイル「ウラン」/空対艦ミサイルKh-35の地上発射ヴァージョンです。

黒海艦隊では、セヴァストーポリに駐留する第15独立沿岸ロケット-砲旅団へ配備されています。
[シリアへ派遣されたロシア海軍黒海艦隊の地対艦ミサイル"バスチオン"の代わりとなる同型のミサイルがクリミア半島へ到着した]

ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海を去った

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2018年10月18日11時44分配信
【黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」はダーダネルス及びボスポラス海峡を通過してセヴァストーポリへの進路を保持する】

黒海艦隊フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」乗組員は、地中海ロシア海軍グループの一員としての任務遂行を完了した。

フリゲートは、黒海海峡・ダーダネルス及びボスポラスを通過してセヴァストーポリへ進路を取った。

地中海での任務遂行期間に「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、海軍総司令官の統制下の艦隊間演習へ参加し、その中で対潜任務へ取り組み、単艦及び戦術艦グループの一員としての戦闘実施の様々な複合演習を行ない、水上及び空中目標への砲射撃を実行した。



ロシア黒海艦隊プロジェクト11356Rフリゲートは、これまでにも何度か地中海東部へ派遣されています。

「アドミラル・グリゴロヴィチ」(「494」、2016年3月11日就役)は、最近では、2017年12月初頭から2018年5月末まで地中海東部で行動していました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海東部(シリア沖)からセヴァストーポリへ帰投した]

2018年7月29日の『ロシア海軍の日』には、セヴァストーポリの観艦式へ参加しました。


「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、8月16日に黒海有翼ミサイル「カリブル」(対艦型)を発射しています。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は黒海で巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

8月25日、「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、同型艦「アドミラル・エッセン」と共に地中海へ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と"アドミラル・エッセン"は地中海東部(シリア沖)へ向かった]

9月1日から8日まで地中海東部で実施されたロシア海軍ロシア航空宙軍の大規模演習へ参加しました。

[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]

演習終了後も地中海東部に留まっていましたが、10月18日にダーダネルス海峡へ入り、地中海を去りました。


現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しています。

[北方艦隊]
ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」
中型海洋給油船「ドゥブナ」

[バルト艦隊]
警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」
中型海洋給油船「レナ」
工作船PM-82

[黒海艦隊]
潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」
潜水艦「コルピノ」
フリゲート「アドミラル・エッセン」
小型ロケット艦「ヴイシニー・ヴォロチョーク」
海洋掃海艦「ワレンチン・ピクリ」
中型偵察艦「キルディン」
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」
救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムールイ」
サルベージ船KIL-158
試験船「セリゲル」

ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンはバルト海を出て北海へ入った

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2018年10月18日6時9分配信
【大型揚陸艦「イワン・グレン」は北海へ入った】

バルト艦隊から北方艦隊の恒久駐屯所への艦隊間移動を行なっている大型揚陸艦「イワン・グレン」は、バルト海峡を通過して北海へ入った。

海峡を通過する前に、艦は狭い場所を通過する演習、当直士官、戦闘班の特殊航海士の訓練、更には当直信号士の取り組みを行なった。
艦の装備は正常モードで機能している。

以前、ロシア海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフ大将の指示の下、海軍副総司令官アレクサンドル・ヴィトコ大将指揮下の作業グループは、カリーニングラードにおいて、大型揚陸艦「イワン・グレン」バルト艦隊から北方艦隊の恒久駐屯所への艦隊間移動の準備状態を監査した。
艦の組織的な勤務、監部及び乗組員の移動の準備状態、当直士官及び戦闘班の特殊航海士の即応体制、更には艦の機器装置と居住保障システムの準備状態が点検された。



[プロジェクト11711大型揚陸艦(イワン・グレン型)]
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プロジェクト11771大型揚陸艦の1番艦「イワン・グレン」は、カリーニングラード沿バルト造船工場『ヤンターリ』で2004年12月24日に起工され、それから約8年後の2012年5月18日に進水しました。
[新型揚陸艦イワン・グレンは進水する]


進水から3年以上経った2015年10月9日、ようやく係留試験が始まりました。
[ロシア海軍の新型揚陸艦イワン・グレンは係留試験を開始した]

ロシア海軍への引き渡しは2015年末に予定されていたのですが、2016年に延期されました。
[大型揚陸艦イワン・グレンは2016年にロシア海軍へ引き渡される]
[ロシア海軍の新世代水上艦の就役は2016年に延期された]

「イワン・グレン」は、2016年1月下旬から航行試験開始前の消磁作業を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレン近影(2016年1月下旬-2月中旬)]

「イワン・グレン」の航行試験(工場航行試験)開始時期は何度も延期されており、最近では5月末開始予定だったのですが、これも延期されました。
[ロシア海軍最新大型揚陸艦イワン・グレンは2016年5月末に航海試験を開始する]

6月17日、「イワン・グレン」は、ようやくカリーニングラード『ヤンターリ』造船所から「試験実施基地」即ちバルチースクへ移動しました。
[ロシア海軍最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンはカリーニングラード造船所からバルチースク基地へ移動した]

6月21日、航行試験の為の本格的な出航準備が始まりました。
[ロシア海軍最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンの航行試験が始まる]

6月25日、「イワン・グレン」は、初めての航行試験へ出発しました。
[ロシア海軍の最新鋭揚陸艦イワン・グレンは航海試験の為に出航した]

8月15日にはクロンシュタットへ入港し、8月23日~24日には輸送戦闘ヘリコプターKa-29の発着試験が行なわれました。
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その後もフィンランド湾で試験を行なっていた「イワン・グレン」は、8月28日に暴風海域で民間の小型ボートを保護しました。
[フィンランド湾で洋上試験中のロシア海軍最新大型揚陸艦イワン・グレンは暴風海域で民間艇を保護した]

フィンランド湾での航行試験は2016年8月31日に完了し、「イワン・グレン」バルチースクへ戻りました。
[ロシア海軍最新大型揚陸艦イワン・グレンはフィンランド湾での洋上試験を終えた]

しかし、その後に艦の消磁システムの不具合が発覚し、航行試験は中断されました。

「イワン・グレン」は2016年末までにロシア海軍へ引き渡される筈でしたが、またも翌年(2017年)に延期される事になりました。

「イワン・グレン」は、カリーニングラード『ヤンターリ』造船所で不具合の改修が進められていました。
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2017年6月3日にカリーニングラードからバルチースクへ移動し、6月上旬に洋上試験を再開しました。

[ロシア海軍の最新大型揚陸艦イワン・グレンはバルト海での洋上試験を再開する]

その後、7月30日の「ロシア海軍の日」観艦式へ参加するため、クロンシュタットへ移動しました。

7月30日、クロンシュタットで行なわれた観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。

[2017年7月30日にクロンシュタットとサンクトペテルブルクで挙行される『ロシア海軍の日』観艦式には約40隻の艦船が参加する]

その後、洋上試験を再開し、10月21日にはバルト海AK-630M 30mmガトリング砲の射撃試験を実施しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2017年10月21日11時14分配信
【大型揚陸艦「イワン・グレン」は海上で砲複合体の試験を行なった】

10月27日にも30mmガトリング砲の射撃試験を実施しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2017年10月27日14時29分配信
【大型揚陸艦「イワン・グレン」乗組員は海上で砲射撃を実施した】

11月14日までに工場航行試験は終わりました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2017年11月14日20時53分配信
【大型揚陸艦「イワン・グレン」は工場航行試験を完了した】

その後、国家受領試験が始まり、12月9日までに軍用車両の積載及び下船試験が行われました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2017年12月9日11時6分配信
【大型揚陸艦「イワン・グレン」の国家試験の枠組みで車両積載試験が実施された】

12月22日までにバルト海30mm機関砲(AK-630M 30mmガトリング砲30mm2連ガトリング砲「ドゥエト」)の射撃試験が行われました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2017年12月22日14時0分配信
【試験中の大型揚陸艦「イワン・グレン」はバルト海で砲射撃を実施した】


「イワン・グレン」は2017年12月末にロシア海軍へ引き渡される筈だったのですが、艦の後進の制御に問題が有る事が判明した為、またもや引き渡しが延期されました。
[最新大型揚陸艦イワン・グレンのロシア海軍への引き渡しは2018年春以降になる]

2018年4月3日、「イワン・グレン」国家受領試験を再開する為に出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンは洋上試験再開の為にバルト海へ出航した]

5月4日までに試験は完了し、カリーニングラード造船所へ戻ってきました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンの洋上試験は完了した]

その後は造船所で検査が行なわれ、6月2日に完了しました。
[プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦イワン・グレンはロシア海軍へ引き渡す前の検査を完了した]

2018年6月20日、「イワン・グレン」ロシア海軍へ納入され、正式な就役式典となる聖アンドレイ旗(ロシア海軍旗)初掲揚式典が開催されました。

[プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦イワン・グレンはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]
ロシア海軍へ就役した「イワン・グレン」は、北方艦隊第121揚陸艦旅団(プロジェクト775大型揚陸艦4隻)へ編入されました。

その後もバルト海に留まっており、2018年7月29日の『ロシア海軍の日』にはクロンシュタットの観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。


観艦式が終わった後もバルト艦隊基地バルチースクに滞在し、乗組員の慣熟訓練を行なっていましたが、10月10日に出航し、搭載砲(2連装30mmガトリング砲「ドゥエト」AK-630M30mmガトリング砲)による対空及び対水上射撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンはバルト海で実弾射撃訓練を行なった]

訓練の後、「イワン・グレン」ロシア海軍総司令部の監査を受けました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンは2018年10月末に北方艦隊基地へ到着する]

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その結果、北方艦隊基地への移動(配備)が認可され、10月15日にバルト艦隊基地バルチースクを抜錨しました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンは北方艦隊基地への移動を開始した]

10月18日に北海へ入りました。
無論、「イワン・グレン」バルト海を出て北海へ入るのは、今回が初めてです。

ロシア海軍北方艦隊の原子力水中巡洋艦はバレンツ海で演習を実施した

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2018年10月18日12時7分配信
【北方艦隊の潜水艦はNATOの大規模演習の目の前で演習を実施した】
モスクワ、10月18日、インタファクス-AVN

北方艦隊水中巡洋艦バレンツ海で演習を実施し、その中で潜水艦の追尾と魚雷攻撃の実行へ取り組んだ。
北方艦隊広報サービスは発表した。

「北方艦隊の原子力水中ロケット巡洋艦は、夏季研修期間の乗組員の訓練計画の下で対潜演習任務を遂行しました」
広報サービスは伝えた。

潜水艦乗員バレンツ海の艦隊射爆場へ入った。

「戦闘訓練計画に沿って、彼らは水中操艦、水中音響兵装を用いた潜水艦の捜索と追尾、更には敵の対抗活動の条件下での魚雷攻撃へ取り組みました」
艦隊は指摘した。

対潜訓練は、基本的にミサイル複合体の使用を意図している原子力水中ロケット巡洋艦を含め、全ての潜水艦乗組員の錬成訓練の義務的要素である事が指摘された。

演習へ参加した潜水艦の隻数とタイプについては伝えられていない。

この地域で、10月末から「冷戦」終結後最大のNATO演習『トライデント・ジャンクチュア』が始まり、合計29の同盟加盟国、更にはスウェーデンフィンランドの陸軍、空軍、海軍が参加する。
演習は10月25日から11月7日まで、ノルウェーと、その近辺の沿岸で行なわれる。

演習には、4万5千名以上の将兵、130機の戦闘航空機、70隻の艦艇、更には、約1万両の戦闘車両が参加する。



今回、北方艦隊広報部は、バレンツ海で演習を行なった「原子力水中巡洋艦」(ミサイル原子力潜水艦)の艦名を公表していませんが、現在、北方艦隊で行動可能状態に在るのは、この4隻です。
全てザオゼルスク基地に駐留しています。

プロジェクト885原子力水中巡洋艦:「セヴェロドヴィンスク」
プロジェクト949A原子力水中巡洋艦:「ヴォロネジ」、「スモレンスク」、「オリョール」


この内、最新鋭の「セヴェロドヴィンスク」は、10月7日に白海沿岸のセヴェロドヴィンスク市へ入っています。
以後の動向は不明ですが、今回の演習へ参加している可能性は低いでしょう。

おそらく、今回の演習へ参加したのは、3隻の949Aの何れかでしょう。

3隻の949Aの内、「オリョール」は、今年7月29日の『ロシア海軍の日』クロンシュタットの観艦式(主要海軍パレード)へ参加した後、8月1日にはバルト海北方艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊の合同演習へ参加しています。
[北方艦隊の原子力水中巡洋艦オリョールはバルト海のロシア海軍演習へ参加する]

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記事の最後の方で触れられていますが、NATO軍演習『トライデント・ジャンクチュア-2018』は、10月25日から11月7日までノルウェー周辺で実施されます。
【演習『トライデント・ジャンクチュア-2018』公式サイト】

ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海東部で対艦ミサイル迎撃訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2018年10月17日11時18分配信
【北方艦隊のロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」乗組員は対ミサイル防衛訓練を実施した】

地中海で遠距離航海任務を遂行している北方艦隊のロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」乗組員は、艦の対ミサイル防衛訓練を実施した。

巡洋艦の電波工学班とミサイル-砲戦闘班は、仮想敵の空中攻撃手段への目標指示と、その分類、海洋配置有翼ミサイルを撃破する為の艦の砲兵装及び電波電子戦闘手段の複合使用の実地経験へ取り組んだ。

投錨停泊時、巡洋艦の乗組員は、給油船「ドゥブナ」から燃料、水、食料の在庫を補充した。

以前、艦の対水中工作防衛の為の当直班は、小口径速射砲及び大口径自動小銃及び手動モード制御火器による無人飛行装置の攻撃の撃退訓練を実施した。

ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」の遠距離航海は、2018年7月5日に基礎駐留地点セヴェロモルスクを出航して以来、続いている。
これまでに巡洋艦は、クロンシュタット市主要海軍パレードへ旗艦として参加し、バルト海及び地中海ロシア海軍艦隊間演習へ参加し、更には、アルジェリア人民民主共和国の首都へ業務寄港を行なった。

これまでの航海において、艦は15000海里以上を航行した。



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北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」(「055」、1986年11月5日就役、2016年12月末に近代化改装完了)及び大型対潜艦「セヴェロモルスク」(「619」、1988年1月24日就役)は、『ロシア海軍の日』(7月29日)にクロンシュタットで行なわれる観艦式(主要海軍パレード)へ参加する為、2018年7月4日にセヴェロモルスク基地を出航しました。
[7月29日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊の艦はセヴェロモルスク基地を出航した]

2018年7月15日、『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する他の北方艦隊所属艦と共にフィンランド湾へ到着しました。
[7月29日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊の艦はフィンランド湾へ入る]

7月29日の『ロシア海軍の日』にはクロンシュタットの観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。


観艦式が終わった後、他の北方艦隊所属艦と共にクロンシュタットを去り、8月1日から他の艦隊の観艦式参加艦と共にバルト海で演習を開始しました。
[北方艦隊の原子力水中巡洋艦オリョールはバルト海のロシア海軍演習へ参加する]

演習終了後、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」及び大型対潜艦「セヴェロモルスク」バルト海から北海へ入り、ラマンシュ海峡(英仏海峡)へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクは英仏海峡へ向かった]

8月8日にラマンシュ海峡(英仏海峡)の通過を完了し、8月9日から大西洋北部で演習を開始しました。
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[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクは北大西洋で演習を開始した]

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8月11日にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]

8月15日にアルジェリアの首都アルジェへ入港しました。
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[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクはアルジェを訪れた]

8月19日にアルジェを出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクはアルジェリアを去った]

8月23日には地中海中部で演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクは地中海中部で演習を行なった]

9月1日から8日まで地中海東部で実施されたロシア海軍ロシア航空宇宙軍の大規模演習へ参加しました。

[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]

その後も2隻は地中海東部に滞在していましたが、大型対潜艦「セヴェロモルスク」ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」と別れ、9月21日にスエズ運河を通過して紅海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはアデン湾で海賊対処任務に就く]

大型対潜艦「セヴェロモルスク」と別れた後、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」地中海東部に滞在しており、10月17日には対艦ミサイルの迎撃訓練を行ないました。


現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しています。

[北方艦隊]
ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」
中型海洋給油船「ドゥブナ」

[バルト艦隊]
警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」
中型海洋給油船「レナ」
工作船PM-82

[黒海艦隊]
潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」
潜水艦「コルピノ」
フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」
フリゲート「アドミラル・エッセン」
小型ロケット艦「ヴイシニー・ヴォロチョーク」
海洋掃海艦「ワレンチン・ピクリ」
中型偵察艦「キルディン」
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」
救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムールイ」
サルベージ船KIL-158
試験船「セリゲル」