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ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で機雷源突破訓練を行なった

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『タス通信』より
2019年1月31日21時16分配信
【フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はバレンツ海の演習で機雷源を突破した】
ムルマンスク、1月31日/タス通信

プロジェクト22350フリゲートのトップ「アドミラル・ゴルシコフ」は、バレンツ海の演習で機雷源を突破した。
木曜日に北方艦隊広報サービスは発表した。

「フリゲート乗組員は、コラ多種戦力小艦隊の掃海艦グループと連携して機雷源を突破し、更には掃海水路で艦を先導する演習を実施しました」
艦隊は伝えた。
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更に、キルディン島への投錨停泊時、「アドミラル・ゴルシコフ」乗組員は、無防備の泊地における艦の保護及び防衛の訓練を実施し、実地擲弾射撃を行なった。

フリゲートは先週末にバレンツ海北方艦隊戦闘訓練射爆場へ出航した。
この間に艦の乗組員は、一連の対潜及び対空防衛演習を成功裏に実施し、艦載ヘリコプターKa-27乗員との連携へ取り組み、海上及び沿岸目標への複合砲射撃を行なった。

フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は、有翼ミサイル「カリブル」を搭載する北方艦隊で最初の水上艦となる。
同艦は、北方艦隊海上射爆場での高射ミサイル複合体、ロケット-砲兵器及び水雷兵器の試験の為、何度もバルト海からバレンツ海及び白海への艦隊間移動を行なった。
2017年と2018年にフリゲートフィンランド湾クロンシュタット泊地における主要海軍パレードへ参加した。



[プロジェクト22350フリゲート(「アドミラル・ゴルシコフ」型)]
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート(旧ブログ)]

1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソ連邦海軍元帥ゴルシコフ)は、サンクトペテルブルク市『北方造船所』で2006年2月1日に起工され、2010年10月29日に進水し、2018年7月28日にロシア海軍へ就役しました。
[プロジェクト22350フリゲート1番艦アドミラル・ゴルシコフはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]

就役の翌日の7月29日の『ロシア海軍の日』にはクロンシュタットの観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。


観艦式が終わった後、8月中はサンクトペテルブルクに滞在していましたが、9月1日に出航し、セヴェロモルスクへ向かいました。

2018年9月8日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]
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2018年9月18日、乗組員の慣熟訓練の為、バレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は慣熟訓練の為にバレンツ海へ出航した]

2018年10月2日、バレンツ海「高射ミサイル複合体」(ポリメント-リドゥート)を使用する対空防衛演習を行ない、ミサイル標的「サマン」を撃墜しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で高射ミサイル"ポリメント-リドゥート"を発射した]

2018年10月4日、「アドミラル・ゴルシコフ」は、バレンツ海で再び高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」を空中標的及び海上標的へ発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は高射ミサイル"ポリメント-リドゥート"で海上目標と空中目標を撃破した]

その後、一旦基地へ戻っていたようですが、10月13日に再びバレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で戦闘演習を行なう]

2018年10月23日には、高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」を空中標的へ発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は高射ミサイル"ポリメント-リドゥート"で空中目標を撃破した]

2018年11月8日~9日、北方艦隊潜水艦「カルーガ」が遭難したという想定下で救助演習が行なわれ、「アドミラル・ゴルシコフ」重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」と共に参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーとフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は潜水艦の救助演習を行なった]

2018年12月4日、戦闘訓練を行なう為、バレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は戦闘訓練の為に出航した]

2018年12月6日、バレンツ海から有翼ミサイル「カリブル」(対地攻撃型)をロシア北西部チジャ射爆場へ発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海から巡航ミサイル"カリブル"を地上目標へ発射した]

「アドミラル・ゴルシコフ」の舷側番号は、就役前から「417」でしたが、2018年12月下旬までに「454」へ変更されました。
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北方艦隊水上艦で舷側番号400番台は駆逐艦に付けられているので、「アドミラル・ゴルシコフ」(プロジェクト22350フリゲート)は、駆逐艦と同格扱いになっているようです。

2019年1月26日、「アドミラル・ゴルシコフ」は戦闘訓練を実施する為、バレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は戦闘訓練の為にバレンツ海へ出航した]

1月28日にはA-192 130mm単装砲による海上および陸上目標への砲撃、更にはダメージコントロール訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で130mm砲を発射した]

そして1月31日には、北方艦隊掃海艦と協同で機雷源を突破する訓練を行ないました。


「アドミラル・ゴルシコフ」は、2019年に最初の遠距離航海を行ないます。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は遠距離航海の準備を行なう]
行き先は未だ明らかにされていませんが、地中海北極海でしょう。
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ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"はセヴァストーポリでオーバーホールを開始する

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2019年1月31日14時30分配信
【ミサイル「カリブル」を搭載するフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」は計画修理を開始する-情報筋】
モスクワ、1月31日、インタファクス-AVN

セヴァストーポリ造船所『セヴァストーポリ海洋工場』及び黒海艦隊第13艦船修理工場は、ロケットフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」の計画修理を行なう。
木曜日、『インタファクス-AVN』は消息筋より伝えられた。

「アドミラル・グリゴロヴィチは、金曜日に『セヴァストーポリ海洋工場』のドックへ入ります」
彼は説明した。

以前、これは1月下旬に実施されなければならないと伝えられた。

「フリゲートの計画修理は、約1ヶ月間続く予定です」
対談者は話した。

フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、黒海艦隊の為に沿バルト造船工場『ヤンターリ』(『統合造船業営団』へ加入)で建造された3隻のプロジェクト11356フリゲートシリーズのトップである。
同艦は2016年3月11日にロシア海軍へ引き渡され、その後、何度も地中海への航海を行なった。
ロシア海軍地中海戦隊の一員である時に、ミサイル「カリブル-NK」でシリアのテロリストの目標へ打撃を与えた。



プロジェクト11356Rフリゲートの1番艦「アドミラル・グリゴロヴィチ」(494)は、カリーニングラード『ヤンターリ』造船所で2010年12月18日に起工され、2014年3月14日に進水し、2016年3月11日に就役しました。
[プロジェクト11356R警備艦(フリゲート)1番艦アドミラル・グリゴロヴィチはロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入された]

2016年6月9日に黒海艦隊セヴァストーポリ基地へ到着しました。
[ロシア海軍最新フリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は黒海艦隊基地セヴァストーポリへ到着した]

2016年7月13日には黒海で戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新フリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は黒海で砲撃訓練を行なう]

2016年8月下旬にはロシア南方軍管区「抜き打ち演習」へ参加しました。
[ロシア海軍黒海艦隊とカスピ小艦隊は抜き打ち演習へ参加する]

2016年9月24日、「アドミラル・グリゴロヴィチ」は初めての地中海航海へと出発しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・グリゴロヴィチはギリシャへ向かった]

地中海へ出た「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、9月28日にギリシャケルキラ(コルフ)島を訪問しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・グリゴロヴィチはギリシャのケルキラ(コルフ島)を訪問した]
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2016年10月3日、「アドミラル・グリゴロヴィチ」ギリシャから去りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・グリゴロヴィチはギリシャを去った]

2016年10月7日にセヴァストーポリへ帰港しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・グリゴロヴィチはセヴァストーポリへ帰投した]

それから約1ヶ月後の2016年11月3日、「アドミラル・グリゴロヴィチ」は再び地中海へ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦アドミラル・グリゴロヴィチはシリア沖へ向かった]

2016年11月4日にボスポラス海峡を通過して地中海へ入りました。
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その後、北方艦隊重航空巡洋艦(空母)「アドミラル・クズネツォフ」を中核とするロシア海軍空母機動部隊へ加わりました。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-2017年2月)]

「アドミラル・グリゴロヴィチ」は11月11日頃までシリアタルトゥース港へ寄港して各種物資を補充しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦アドミラル・グリゴロヴィチは巡航ミサイルによるシリア領内のテロ組織への攻撃を準備する]

2016年11月15日、シリア領内イドリブホムスISIL(イラク・レバントのイスラム国)及びアル=ヌスラ戦線の施設への攻撃が開始されました。
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[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機は初めてシリア領内のテロ組織への攻撃へ参加した]
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機Su-33の空爆によりアル=ヌスラ戦線の戦闘員30名以上が死亡した]

攻撃へ参加したのは重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の艦載機、沿岸ミサイル「バスチオン」(本来は地対艦ミサイル)であり、この他、「アドミラル・グリゴロヴィチ」有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦アドミラル・グリゴロヴィチはシリア領内のテロ組織へ巡航ミサイルを発射した]



その後もロシア海軍空母機動部隊の一員として地中海東部に居たようですが、2016年12月中旬には機動部隊を離れて帰路に就き、12月18日にボスポラス海峡を通過して黒海へ入りました。
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2016年12月19日にセヴァストーポリへ帰港しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦アドミラル・グリゴロヴィチはシリア沖から帰投した]

2016年12月25日に92名(アレクサンドロフ・アンサンブル団、いわゆる赤軍合唱団のメンバーを含む)を乗せてソチ空港を離陸し、黒海へ墜落したロシア軍旅客機Tu-154の捜索に参加しました。
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『スプートニク日本語版』より
【露軍機ツポレフ154墜落】

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2016年12月25日10時16分配信
【ロシア国防省のTu-154の機上滞在者リスト】

2017年2月27日、「アドミラル・グリゴロヴィチ」セヴァストーポリを出航し、地中海東部へ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦(フリゲート)アドミラル・グリゴロヴィチは地中海東部(シリア沖)へ行く]

当初の予定では、2月28日にボスポラス海峡を通過して地中海へ入る筈だったのですが、濃霧によりボスポラス海峡の船舶航行が2日間に渡って中断した為、海峡通航は3月2日にずれ込みました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦アドミラル・グリゴロヴィチは地中海へ入った]

それから約1ヶ月後、「アドミラル・グリゴロヴィチ」は一旦黒海へ下がり、3月31日には黒海東岸ノヴォロシースクへ入港しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦アドミラル・グリゴロヴィチはシリア沖からノヴォロシースクへ戻ってきた]
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2017年4月3日、トルコ海軍フリゲート「バルバロス」(F-244)コルベット「ブユックアダ」(F-512)ノヴォロシースク港を訪れ、「アドミラル・グリゴロヴィチ」はホストシップを務めました。

「アドミラル・グリゴロヴィチ」は4月5日にノヴォロシースクを出航し、トルコ海軍ロシア黒海艦隊の合同演習へ参加しました。
[ロシア海軍とトルコ海軍は黒海で合同演習を行なった]

演習終了後は黒海の出口へ向かい、4月7日にボスポラス海峡を南下し、地中海へ出ました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦(フリゲート)アドミラル・グリゴロヴィチは再びシリアへ向かった]

2017年4月8日には地中海東部(シリア沖)へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦(フリゲート)アドミラル・グリゴロヴィチは地中海東部(シリア沖)に到着した]

2017年4月12日にはシリアタルトゥースへ入港し、同港のロシア海軍第720物資-技術サービス供給所で水と食料と燃料を補充しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦(フリゲート)アドミラル・グリゴロヴィチはシリアのタルトゥースで物資を補充した]
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2017年4月13日にタルトゥースを出航しました。

2017年4月20日には地中海東部艦載ヘリコプターの飛行訓練を実施しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦(フリゲート)アドミラル・グリゴロヴィチは地中海東部で艦載ヘリコプターの飛行訓練を実施した]

2017年4月25日には地中海東部で砲撃訓練及び機雷掃討訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦(フリゲート)アドミラル・グリゴロヴィチは地中海東部で対水上・対空砲撃訓練及び機雷掃討訓練を実施した]

2017年4月26日にはキプロス島リマソール港へ入港し、4月28日に出航しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦(フリゲート)アドミラル・グリゴロヴィチはキプロス訪問を終えた]
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2017年5月23日から27日まで、同型艦の「アドミラル・エッセン」警備艦「スメトリーヴイ」及び大型揚陸艦3隻と共にリビア東部沖で演習を実施しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の地中海での演習は終わった]

その後も地中海東部へ留まりました。
[巡航ミサイル"カリブル"を搭載するロシア海軍黒海艦隊の2隻のフリゲートと1隻の潜水艦は地中海東部に留まる]

2017年6月6日から8日まで、再びキプロス島リマソール港へ寄港し、各種物資を補充しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦(フリゲート)アドミラル・グリゴロヴィチは再びキプロスのリマソールを訪問した]

2017年6月23日には同型艦「アドミラル・エッセン」、潜水艦「クラスノダール」と共に地中海東部からシリアISIL(イラク・レバントのイスラム国)施設へ有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート2隻と潜水艦1隻はシリアのハマー県のISIL(イラク・レバントのイスラム国)施設へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

2017年7月3日、リマソール港へ入港しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦(フリゲート)アドミラル・グリゴロヴィチはキプロスのリマソールへ入港した]
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その後、地中海東部を離れ、7月11日にボスポラス海峡を北上し、7月12日に黒海艦隊基地セヴァストーポリへ帰投しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海東部(シリア沖)からセヴァストーポリへ帰投した]

2017年12月1日頃にセヴァストーポリを出港し、12月2日にはボスポラス海峡を南下して地中海へ入りました。
『インタファクス』より
2017年12月2日2時33分配信
【フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」は地中海の海軍連合部隊へ補充された】

2017年12月20日には地中海東部艦載ヘリコプターの飛行訓練を実施しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2017年12月20日11時51分配信
【フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」艦上航空隊のヘリコプターは地中海で計画飛行を実施した】

「アドミラル・グリゴロヴィチ」地中海東部で2018年の元旦を迎えました。

2018年1月6日にはキプロス島リマソール港へ寄港しました。
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2018年1月29日に艦載ヘリコプターの飛行訓練を実施しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海東部で艦上対潜ヘリコプターKa-27PLの飛行訓練を行なった]

2018年3月2日に地中海東部で各種の演習を実施しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海東部で戦闘演習を行なった]

その後も地中海東部に留まり、アメリカイギリスなどの艦船を監視していました。
[ロシア海軍地中海作戦連合部隊は地中海東部でアメリカ海軍などの軍艦を追尾している]
[ロシア海軍地中海作戦連合部隊は地中海東部でイギリスのアスチュート級原潜を追尾した]

2018年4月下旬、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」、「アドミラル・エッセン」、警備艦「プイトリーヴイ」、「スメトリーヴイ」の4隻は地中海東部で演習を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート2隻と警備艦2隻は地中海東部で演習を行なう]
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート2隻と警備艦2隻は地中海東部で演習を続けている]

2018年5月末、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」、「アドミラル・エッセン」艦載ヘリコプターの訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と"アドミラル・エッセン"は地中海東部で艦載ヘリコプターの訓練を実施した]

2018年5月31日、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」警備艦「プイトリーヴイ」ダーダネルス海峡ボスポラス海峡を通過して地中海を去り、母港セヴァストーポリへの帰路に就きました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と警備艦プイトリーヴイは地中海を去った]

2018年6月1日にセヴァストーポリへ帰投しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海東部(シリア沖)からセヴァストーポリへ帰投した]

2018年7月29日の『ロシア海軍の日』には、セヴァストーポリの観艦式へ参加しました。


「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、8月16日に黒海有翼ミサイル「カリブル」(対艦型)を発射しています。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は黒海で巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

8月25日、「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、同型艦「アドミラル・エッセン」と共に地中海へ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と"アドミラル・エッセン"は地中海東部(シリア沖)へ向かった]

2018年9月1日から8日まで地中海東部で実施されたロシア海軍ロシア航空宙軍の大規模演習へ参加しました。

[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]

演習終了後も地中海東部に留まっていましたが、2018年10月18日にダーダネルス海峡へ入り、地中海を去りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海を去った]

黒海へ入った「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、黒海艦隊地対艦ミサイル部隊と合同演習を行ない、その後、セヴァストーポリへ帰投しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は黒海で地対艦ミサイル部隊と合同演習を実施した]

「アドミラル・グリゴロヴィチ」は2019年1月22日にセヴァストーポリを出航しており、1月31日までには帰港したようです。
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就役から約3年が経過し、この間、何度も地中海東部へ派遣された「アドミラル・グリゴロヴィチ」ですが、2019年2月1日にセヴァストーポリ『セヴァストーポリ海洋工場』のドックへ入り、オーバーホールを行なう事になりました。
[セヴァストーポリ海洋工場はセヴェロドヴィンスク艦船修理工場ズヴェズドーチカの傘下に入る]

ロシア海軍黒海艦隊の為の新型哨戒艦ドミトリー・ロガチョフはヘリコプターの着艦試験を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア黒海地域情報供給部(セヴァストーポリ市)発表
2019年1月31日9時34分配信
【黒海艦隊のヘリコプター乗員は哨戒艦「ドミトリー・ロガチョフ」の航行試験の枠組みで演習を実施した】

黒海艦隊海上航空隊ヘリコプターKa-27PS乗員は、哨戒艦「ドミトリー・ロガチョフ」乗組員との組織的連携へ取り組んだ。

ヘリコプター乗員は、艦のヘリコプター甲板への着艦を行ない、ヘリコプターのパイロットと艦の航空複合体班の合同活動へ取り組んだ。

「ドミトリー・ロガチョフ」の対空防衛班の演習活動実施中、空中攻撃手段へ対抗する演習が行なわれ、その中で低空飛行空中目標の探知、コースの追尾、仮想撃破へ取り組んだ。

演習は、艦隊海上航空隊の計画戦闘訓練及び哨戒艦「ドミトリー・ロガチョフ」の工場航行試験計画実行の枠組みで行なわれた。



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プロジェクト22160哨戒艦は、平時には領海警護、200海里の排他的経済水域の哨戒、海上密輸及び海賊行為の取り締まり、海難救助支援、海洋環境調査、 戦時には船舶の海上航行警護、海軍基地及び近海防衛を行なう多目的艦です。

現在建造中のプロジェクト20380/20385コルベットよりも、やや小サイズの艦ですが、航続性能は20380/20385を上回っています。

設計はサンクトペテルブルク「北方計画設計局」が担当しました。
公開株式会社『北方計画設計局』公式サイトより
【哨戒艦プロジェクト22160】

建造を担当するのは、ロシア内陸部タタールスタン共和国ゼレノドリスク造船所です。
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【公開株式会社「A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク工場」公式サイト】

プロジェクト22160哨戒艦の2番艦「ドミトリー・ロガチョフ」は、2014年7月25日に起工され、2017年末頃にゼレノドリスクから内陸水路を通って黒海沿岸のケルチ市『ザリフ造船所』まで運ばれ、ここで艤装が行われました。
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「ドミトリー・ロガチョフ」の乗組員の編成は2018年3月下旬までに完了しました。
[ロシア海軍黒海艦隊は新型哨戒艦ドミトリー・ロガチョフの乗組員の編成を完了した]

2018年9月後半にノヴォロシースク海軍基地で消磁作業を行ないました。
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2018年11月26日に出航し、黒海で砲撃試験を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の新型哨戒艦ドミトリー・ロガチョフは黒海で砲撃試験を行なった]

その後、ノヴォロシースクを出航し、12月4日にセヴァストーポリへ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の新型哨戒艦ドミトリー・ロガチョフはセヴァストーポリへ到着した]
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2019年1月中旬に洋上試験の為に出航し、1月14日にセヴァストーポリへ帰投しました。
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その後、また洋上試験の為に出航し、1月18日にセヴァストーポリへ帰投しました。
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そして1月31日には洋上で捜索救助ヘリコプターKa-27PSの着艦試験などが行なわれました。
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今後も「ドミトリー・ロガチョフ」セヴァストーポリ沖で洋上試験を続けるようです。

「ドミトリー・ロガチョフ」ロシア海軍への引き渡しは、2019年春頃になるようです。


プロジェクト22160哨戒艦は、現在までに6隻が起工され、この内の1隻が就役しています。

「ワシーリー・ブイコフ」Василий Быков(工場番号161)
2014年2月26日起工/2017年進水/2018年12月20日就役

「ドミトリー・ロガチョフ」Дмитрий Рогачёв(工場番号162)
2014年7月25日起工/2017年進水/2019年就役予定

「パーヴェル・デルジャーヴィン」Павел Державин(工場番号163)
2016年2月18日起工/2020年就役予定

「セルゲイ・コトフ」Сергей Котов(工場番号164)
2016年5月8日起工/2020年就役予定

「ヴィクトール・ヴェリキー」Виктор Великий(工場番号165)
2016年11月25日起工/2021年就役予定

「ニコライ・シピャーギン」Николай Сипягин(工場番号166)
2018年1月13日起工/2022年就役予定


プロジェクト22160哨戒艦は6隻全てが黒海艦隊へ配備され、ノヴォロシースクに駐留します。
[ロシア海軍黒海艦隊の新ノヴォロシースク基地は60隻以上の艦船を収容できる]

ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で130mm砲を発射した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年1月28日19時29分配信
【北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」はバレンツ海で射撃を実施した】

北方艦隊フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソ連邦海軍元帥ゴルシコフ)の乗組員は、バレンツ海において砲撃任務を成功裏に遂行した。
A-192 130mm砲戦闘班は、海上および沿岸目標への射撃を実施した。

射撃実施に加え、艦の乗組員は、困難な水文気象条件で狭い場所を通過する操艦へ取り組み、電波位置測定兵装の点検を行なった。
更に北方艦隊将兵は、艦の航行中の仮想戦闘損傷後の兵器及び機器装置のダメージコントロール演習へ参加した。

近い内にフリゲートは、北方艦隊艦上対潜航空隊ヘリコプターKa-27との連携へ取り組む。

バレンツ海における全ての複合計画戦闘訓練活動を実行した後、フリゲートセヴェロモルスクの埠頭へ戻る。
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[プロジェクト22350フリゲート(「アドミラル・ゴルシコフ」型)]
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート(旧ブログ)]

1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソ連邦海軍元帥ゴルシコフ)は、サンクトペテルブルク市『北方造船所』で2006年2月1日に起工され、2010年10月29日に進水し、2018年7月28日にロシア海軍へ就役しました。
[プロジェクト22350フリゲート1番艦アドミラル・ゴルシコフはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]

就役の翌日の7月29日の『ロシア海軍の日』にはクロンシュタットの観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。


観艦式が終わった後、8月中はサンクトペテルブルクに滞在していましたが、9月1日に出航し、セヴェロモルスクへ向かいました。

2018年9月8日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]
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2018年9月18日、乗組員の慣熟訓練の為、バレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は慣熟訓練の為にバレンツ海へ出航した]

2018年10月2日、バレンツ海「高射ミサイル複合体」(ポリメント-リドゥート)を使用する対空防衛演習を行ない、ミサイル標的「サマン」を撃墜しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で高射ミサイル"ポリメント-リドゥート"を発射した]

2018年10月4日、「アドミラル・ゴルシコフ」は、バレンツ海で再び高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」を空中標的及び海上標的へ発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は高射ミサイル"ポリメント-リドゥート"で海上目標と空中目標を撃破した]

その後、一旦基地へ戻っていたようですが、10月13日に再びバレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で戦闘演習を行なう]

2018年10月23日には、高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」を空中標的へ発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は高射ミサイル"ポリメント-リドゥート"で空中目標を撃破した]

2018年11月8日~9日、北方艦隊潜水艦「カルーガ」が遭難したという想定下で救助演習が行なわれ、「アドミラル・ゴルシコフ」重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」と共に参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーとフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は潜水艦の救助演習を行なった]

2018年12月4日、戦闘訓練を行なう為、バレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は戦闘訓練の為に出航した]

2018年12月6日、バレンツ海から有翼ミサイル「カリブル」(対地攻撃型)をロシア北西部チジャ射爆場へ発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海から巡航ミサイル"カリブル"を地上目標へ発射した]

「アドミラル・ゴルシコフ」の舷側番号は、就役前から「417」でしたが、2018年12月下旬までに「454」へ変更されました。
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北方艦隊水上艦で舷側番号400番台は駆逐艦に付けられているので、「アドミラル・ゴルシコフ」(プロジェクト22350フリゲート)は、駆逐艦と同格扱いになっているようです。

2019年1月26日、「アドミラル・ゴルシコフ」は戦闘訓練を実施する為、バレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は戦闘訓練の為にバレンツ海へ出航した]

そして1月28日にはA-192 130mm単装砲による海上および陸上目標への砲撃、更にはダメージコントロール訓練を行ないました。

「アドミラル・ゴルシコフ」は、2019年に最初の遠距離航海を行ないます。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は遠距離航海の準備を行なう]
行き先は未だ明らかにされていませんが、地中海北極海でしょう。

ロシア海軍の為の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンはヘリコプターによる船上への貨物移送試験を行なった

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『タス通信』より
2019年1月27日20時20分配信
【バルト艦隊は北極給油船「アカデミック・パシン」へ貨物を運ぶ試験を実施した】
モスクワ、1月27日/タス通信

バルト艦隊ヘリコプターは、北極給油船「アカデミック・パシン」への貨物輸送試験中に船へ貨物を運び、更には給油船から沿岸へ輸送する操作を実施した。
西方軍管区下のバルト艦隊広報サービスは、日曜日に当局の代表が拡散した声明において、こう述べた。
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「バルト海における中型海洋給油船アカデミック・パシンの工場航行試験中、バルト艦隊のヘリコプターは、様々な種類の貨物を船の甲板へ運びました。
フライトには、バルト艦隊海上航空隊の艦上ヘリコプターKa-27PSが関わりました。
回転翼機は、外部に吊るした貨物のアカデミック・パシンへの移送を行ない、その後、その沿岸への輸送を行ないました」

声明では、こう指摘された。

広報サービスが伝えたように、試験中に専門家は、給油船の全ての基礎特性を点検した。
「バルト海での工場航行試験中、北極給油づ根の全ての特性およびシステム、電波航法装置及び他の電波工学装置、積載装置、居住保障システム、動力装置、投錨装置の動作が点検されました」
声明では、こう述べられた。

中型海洋給油船「アカデミック・パシン」の建造は、ロシア連邦国防省の為の国家契約に沿って行われている。
それは、『ネヴァ川造船・修理工場』で行なわれている。
船は、全長130メートル、幅21メートルの寸法を有する。
「アカデミック・パシン」の乗組員は24名で構成される。



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『ネヴァ川造船・修理工場』公式サイトより
【中型給油船プロジェクト23130】

ロシア海軍の為の新たな中型海洋給油船・プロジェクト23130は、2013年5月に建造所を決める為の入札の公募が発表されました。
[ロシア海軍の新型給油船(補給艦)が建造される]

その結果、サンクトペテルブルク近郊のシュリッセリブルク市に在る『ネヴァ川造船・修理工場』で建造される事になり、2013年11月に建造契約が締結され、2014年2月末にはプレートカットが始まりました。
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[ロシア海軍の新型給油船(補給艦)プロジェクト23130のプレートカットが始まる]

プロジェクト23130中型給油船の1番船「アカデミック・パシン」は、2014年4月26日に『ネヴァ川造船・修理工場』で起工されました。
[ロシア海軍の為の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンは起工された]

2年後の2016年5月26日に進水しました。
[ロシア海軍の為の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンは進水した]

進水後は、造船所の岸壁で艤装工事が進められていました。

2018年3月初頭の「アカデミック・パシン」
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そして2018年5月18日、シュリッセリブルク市のすぐ近くのラドガ湖で航行試験を開始しました。
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[ロシア海軍の為の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンの航行試験が始まった]

2018年8月には洋上補給システムの試験が行なわれました。
[ロシア海軍の為の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンは洋上補給システムの試験を続けている]

「アカデミック・パシン」ラドガ湖での試験は完了し、2018年9月11日にクロンシュタットへ到着しました。
[ロシア海軍の為の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンはクロンシュタットへ行く]

2018年9月29日にクロンシュタットを出航し、フィンランド湾での試験を開始しました。



当局からの発表は有りませんが、昨年(2018年)6月20日に就役し、10月22日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した最新の大型揚陸艦「イワン・グレン」(135)がバルト海に居た頃、「アカデミック・パシン」から洋上補給を受けた事も有りました。
双方の行動履歴から見て、おそらくは2018年10月初頭あたりでしょう。
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[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]

フィンランド湾での試験を終えた「アカデミック・パシン」は、2018年11月初頭にバルチースクへ移動しました。
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その後、バルチースクをベースにバルト海で洋上試験を行なっていました。
[ロシア海軍の為の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンの洋上試験は最終段階へ入る]

そして2019年1月下旬、バルト艦隊航空隊艦載ヘリコプターKa-27PSが協力し、ヘリコプターによる船上への貨物移送試験が実施されました。
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「アカデミック・パシン」の洋上試験は最終段階に在り、近い内に配備先となる北方艦隊の基地セヴェロモルスクへ回航されるようです。

「アカデミック・パシン」ロシア海軍への引き渡しは、2019年に予定されています。

現在、ロシア海軍給油船(補給艦)で最も新しい船は、1982年9月末に2隻揃って就役したプロジェクトREF-675中型海洋給油船「ヴャージマ」「カーマ」(2隻とも北方艦隊所属)ですから、実に37年ぶりの新造船となります。

プロジェクトREF-675中型海洋給油船「ヴャージマ」
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プロジェクトREF-675中型海洋給油船「カーマ」
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準同型船のプロジェクト23131汎用海洋給油船は、クリミア半島ケルチ市ザリフ造船所で2014年12月26日に2隻が同時起工され、建造中です。
[クリミア半島のケルチ造船所でロシア海軍の為の新たな給油船2隻が起工された]
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ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は戦闘訓練の為にバレンツ海へ出航した

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『タス通信』より
2019年1月26日20時15分配信
【フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は射撃演習実施の為にバレンツ海へ出航した】
タス通信、1月26日

北方艦隊プロジェクト22350フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は、射撃演習実施の為にセヴェロモルスクからバレンツ海へ出航した。
同艦隊広報サービスは発表した。

「この数日間、北方艦隊の戦闘訓練海上射爆場でフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は兵器使用を伴う一連の戦闘訓練を実施します。
海上および空中目標への射撃が実施されます」

広報サービスは話した。

艦の乗組員は更に、北方艦隊の他の水上艦及び航空隊との連携へ取り組む。
対空防衛複合体戦闘班の訓練、そして更には艦上ヘリコプターKa-27の甲板への着艦への取り組みへ主な注意が払われると広報サービスは付け加えた。

フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」プロジェクト22350のトップ艦である。
艦は45000トンの排水量を有し、29ノットまでの速力を発揮できる。
兵装の構成には、ミサイル「オーニクス」及び「カリブル」垂直発射装置、更には高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」が含まれる。



[プロジェクト22350フリゲート(「アドミラル・ゴルシコフ」型)]
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート(旧ブログ)]

1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソ連邦海軍元帥ゴルシコフ)は、サンクトペテルブルク市『北方造船所』で2006年2月1日に起工され、2010年10月29日に進水し、2018年7月28日にロシア海軍へ就役しました。
[プロジェクト22350フリゲート1番艦アドミラル・ゴルシコフはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]

就役の翌日の7月29日の『ロシア海軍の日』にはクロンシュタットの観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。


観艦式が終わった後、8月中はサンクトペテルブルクに滞在していましたが、9月1日に出航し、セヴェロモルスクへ向かいました。

2018年9月8日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]

2018年9月18日、乗組員の慣熟訓練の為、バレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は慣熟訓練の為にバレンツ海へ出航した]

2018年10月2日、バレンツ海「高射ミサイル複合体」(ポリメント-リドゥート)を使用する対空防衛演習を行ない、ミサイル標的「サマン」を撃墜しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で高射ミサイル"ポリメント-リドゥート"を発射した]

2018年10月4日、「アドミラル・ゴルシコフ」は、バレンツ海で再び高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」を空中標的及び海上標的へ発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は高射ミサイル"ポリメント-リドゥート"で海上目標と空中目標を撃破した]

その後、一旦基地へ戻っていたようですが、10月13日に再びバレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で戦闘演習を行なう]

2018年10月23日には、高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」を空中標的へ発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は高射ミサイル"ポリメント-リドゥート"で空中目標を撃破した]

2018年11月8日~9日、北方艦隊潜水艦「カルーガ」が遭難したという想定下で救助演習が行なわれ、「アドミラル・ゴルシコフ」重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」と共に参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーとフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は潜水艦の救助演習を行なった]

2018年12月4日、戦闘訓練を行なう為、バレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は戦闘訓練の為に出航した]

2018年12月6日、バレンツ海から有翼ミサイル「カリブル」(対地攻撃型)をロシア北西部チジャ射爆場へ発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海から巡航ミサイル"カリブル"を地上目標へ発射した]

「アドミラル・ゴルシコフ」の舷側番号は、就役前から「417」でしたが、2018年12月下旬までに「454」へ変更されました。
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北方艦隊水上艦で舷側番号400番台は駆逐艦に付けられているので、「アドミラル・ゴルシコフ」(プロジェクト22350フリゲート)は、駆逐艦と同格扱いになっているようです。

そして2019年1月26日、「アドミラル・ゴルシコフ」は戦闘訓練を実施する為、バレンツ海へ出航しました。
戦闘訓練は数日間続きます。

「アドミラル・ゴルシコフ」は、2019年に最初の遠距離航海を行ないます。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は遠距離航海の準備を行なう]
行き先は未だ明らかにされていませんが、地中海北極海でしょう。

新世代掃海艦イワン・アントノフはロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入された

2019年1月26日、プロジェクト12700「アレクサンドリト」海洋掃海艦の3番艦「イワン・アントノフ」はロシア連邦海軍へ就役しました。
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『タス通信』より
2019年1月26日19時55分配信
【ロシア海軍は最新の対機雷防衛艦「イワン・アントノフ」を受け取った】
カリーニングラード、1月26日/タス通信

最新のプロジェクト12700対機雷防衛艦「イワン・アントノフ」ロシア海軍へ引き渡された。
黒海艦隊クリミア海軍基地の一員として勤務へ就く事が待ち受けている艦への海軍旗の初掲揚式典は、土曜日にバルチースクバルト艦隊主要基地で開催された。
『タス通信』は同艦隊広報サービスより伝えられた。

「海洋掃海艦はロシア海軍へ加入しました。
新世代対機雷防衛艦イワン・アントノフの旗竿への聖アンドレイ旗の初掲揚式典は、バルチースク海軍基地第2係留埠頭のロシア海軍の象徴、創立者であるピョートル1世の記念碑の向かい側で開催されました」

広報サービスの代表は話した。

艦は、大祖国戦争に参加した高名なバルト艦隊の狙撃兵でソヴィエト連邦英雄イワン・アントノフ兵曹長に敬意を表して命名された。
バルチースクでは、バルト艦隊の専門技術者及び部隊が「イワン・アントノフ」の国家受領試験へ協力した。
それは2018年12月29日に完了し、国家委員会のメンバーが艦の受領証書へ署名した。
バルチースクで一連の任務を遂行した後、「イワン・アントノフ」黒海沿岸へ向かうと広報サービスは話したが、それが何時になるのかは明らかにしなかった。

[艦について]
2014年4月、ロシア連邦国防省は、海洋基地掃海艦「イワン・アントノフ」の建造契約へ署名した。
それは『中部ネヴァ川造船工場』で2017年1月25日に起工され、2018年4月25日に進水した。

プロジェクト12700対機雷防衛艦(掃海艦)は、ガラス繊維強化プラスチックの船体を有する。
この解決策の利点は、鋼鉄船体に比べ、より高い強度である。
一体型ガラス繊維強化プラスチック船体の就役期間は、磁性鋼鉄船体よりも長くなり、その船体重量は遥かに小さくなる。

プロジェクト12700艦の排水量は約900トン、全長60メートル以上、幅10メートル、速力16.5ノット、乗組員44名。
機雷へ対処する為、艦は様々なタイプの掃海具、更には遠隔操作自律無人水中装置を使用できる。

近い将来、海軍の為に数十隻から成るプロジェクト12700対機雷防衛艦のシリーズが建造される。
同プロジェクトのトップ艦「アレクサンドル・オブホフ」は2016年末に就役し、バルト艦隊の一員として成功裏に任務を遂行している。



[プロジェクト12700アレクサンドリト掃海艦]

プロジェクト12700掃海艦の3番艦の船体形成作業は、サンクトペテルブルク『中部ネヴァ川造船工場』で2016年6月27日に始まりました。
[ロシア海軍の為の第3のプロジェクト12700掃海艦の建造が始まった]

2017年1月25日、3番艦は「イワン・アントノフ」と命名され、起工式典が開催されました。
[ロシア海軍の為の新型掃海艦イワン・アントノフはサンクトペテルブルクで起工された]

2018年4月25日、「イワン・アントノフ」は進水しました。

[ロシア海軍のアレクサンドリト級掃海艦3番艦イワン・アントノフは進水した]

進水後、造船所の岸壁で艤装工事が進められました。

2018年7月18日の「イワン・アントノフ」
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2018年8月11日の「イワン・アントノフ」
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当初、「イワン・アントノフ」は、2018年9月末までにロシアの内陸水路経由でサンクトペテルブルクから黒海へ回航される予定だったのですが、実行には移されませんでした。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の新型掃海艦イワン・アントノフは2018年9月に黒海へ回航される]

「イワン・アントノフ」は9月18日に造船所の岸壁を離れて出航し、ラドガ湖での航行試験を開始しました。
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ラドガ湖で試験中の「イワン・アントノフ」
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ラドガ湖での試験は10月初頭に完了し、10月8日には造船所の岸壁へ戻りました。
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11月1日に造船所の岸壁を離れ、今度はバルト海へ出航しました。


11月6日にバルト艦隊基地バルチースクへ到着しました。
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11月11日にバルチースクを出航し、バルト海での航行試験を開始しました。
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11月14日にバルチースクへ帰港しました。
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その後も洋上試験は続けられ、2018年12月29日に完了しました。

「イワン・アントノフ」(601)とプロジェクト12700の1番艦「アレクサンドル・オブホフ」(507)
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2019年1月26日、「イワン・アントノフ」は、正式な就役式典となる聖アンドレイ旗初掲揚式典を開催し、ロシア海軍へ就役しました。
[新型掃海艦イワン・アントノフは2019年1月26日にロシア海軍へ就役する]

「イワン・アントノフ」は、黒海艦隊クリミア海軍基地へ編入されます。
[ロシア海軍黒海艦隊のクリミア海軍基地は再編された]

クリミア海軍基地の指揮下には、第41ロケット艇旅団、第68水域保護艦旅団、第197揚陸艦旅団が在りますが、「イワン・アントノフ」は、第68水域保護艦旅団第418掃海艦大隊へ所属する事になるでしょう。


ロシア海軍新世代掃海艦プロジェクト12700「アレクサンドリト」は、船体が一体成型のガラス繊維強化プラスチックで造られており、世界最大級の非金属船体艦です。
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従来のソ連/ロシア海軍掃海艦は、外洋で活動する海洋掃海艦と、自軍基地周辺海域で活動する基地掃海艦が建造されていましたが、プロジェクト12700は、基地掃海艦海洋掃海艦を統合するものとなります。
(当初は基地掃海艦に分類されていたが、2016年に海洋掃海艦となった)

プロジェクト12700の1番艦「アレクサンドル・オブホフ」は、2011年9月22日にサンクトペテルブルク『中部ネヴァ川造船工場』で起工され、2014年6月27日に進水し、2016年12月9日に就役しました。
[新世代掃海艦プロジェクト12700の1番艦アレクサンドル・オブホフはロシア海軍へ就役し、バルト艦隊へ編入された]

プロジェクト12700の2番艦「ゲオルギー・クルバトフ」は、2015年4月24日に起工され、2016年5月下旬までにガラス繊維強化プラスチックの船体の形成は完了しました。
[ロシア海軍の為の新型掃海艦ゲオルギー・クルバトフは起工された]
[ロシア海軍の為の新型掃海艦ゲオルギー・クルバトフの船体が形成される]

その後、艦内へ各種機器を設置する為、船体周辺に足場が組まれましたが、2016年6月7日夜に火災が発生しました。
[ロシア海軍の為に建造中の新型掃海艦ゲオルギー・クルバトフで火災が発生した]
この為、「ゲオルギー・クルバトフ」の進水と就役は延期される事になり、3番艦「イワン・アントノフ」が先に就役しました。

プロジェクト12700の4番艦「ウラジーミル・イェメリヤノフ」は2017年4月20日に起工されています。
[ロシア海軍の為の新型掃海艦ウラジーミル・イェメリヤノフはサンクトペテルブルクで起工された]

プロジェクト12700の5番艦「ヤーコフ・バリャーエフ」は2017年12月26日に起工されました。
[ロシア海軍の為の新型掃海艦ヤーコフ・バリャーエフはサンクトペテルブルクで起工された]

プロジェクト12700の6番艦「ピョートル・イリイチョーフ」は2018年7月25日に起工されました。
[ロシア海軍の為のアレクサンドリト級掃海艦6番艦ピョートル・イリイチョーフは起工された]

2019年に起工される7番艦は、2017年5月に死去した元ロシア海軍中将アナトーリー・シレモフ氏の名前が付けられるようです。

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現在までにプロジェクト12700対機雷防衛艦は、サンクトペテルブルク『中部ネヴァ川造船工場』でのみ建造されていますが、今後は極東方面でも建造されます。
[ロシア海軍の為のプロジェクト12700対機雷防衛艦(掃海艦)は極東(コムソモリスク・ナ・アムーレ)でも建造される]

ロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機Su-27はスウェーデンの偵察機に対するスクランブル発進を行なった


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2019年1月24日6時1分配信
【Su-27乗員はバルト海上空でスウェーデンの偵察機を迎撃した】

バルト海中立水域上空のロシア側監視空域において、ロシア連邦の国境へ接近する空中目標が探知された。

目標を捕捉する為、対空防衛当直部隊の戦闘機Su-27が空へ上がった。

ロシア戦闘機の乗員は、安全な距離で空中物体へ接近し、それが輸送物無しで飛行を行なっていたスウェーデン空軍偵察機「ガルフストリーム」である事を確認した。

ロシア連邦国境から外国機を退去させた後、ロシア戦闘機は無事に駐留飛行場へ戻った。




バルト艦隊海軍航空隊戦闘機爆撃機は、ロシア連邦の飛び地カリーニングラード州へ配備されています。
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カリーニングラード州チカロフスク飛行場に駐留する第689親衛戦闘機航空連隊は、18機程度の戦闘機Su-27及びSu-27UBを保有しています。
ロシア海軍戦闘機Su-27を保有しているのは、バルト艦隊航空隊のみです。
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第689親衛戦闘機航空連隊は1939年9月5日に創設され、大祖国戦争に参戦し、1953年秋に海軍航空隊へ移管されたものの、1978年には空軍へ戻り、1986年には防空軍へ移管され、1994年12月には再び海軍へ移管され、現在に至っています。
現在の装備機Su-27は1990年に導入されました。
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カリーニングラード州で防空任務に就いている第689親衛戦闘機航空連隊Su-27ですが、2019年1月24日、バルト海ロシア側防空識別圏へ接近するスウェーデン空軍航空機を探知し、スクランブル発進しました。

記事中では「ガルフストリーム」と書かれていますが、正確には、ガルフストリームIVの派生型であるスウェーデン空軍電波電子偵察機S102Bコルペンのようです。
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東南アジア遠征を終えたロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はウラジオストクへ帰投した


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2019年1月24日6時13分配信
【太平洋艦隊艦船支隊はアジア太平洋地域諸国への航海の後にウラジオストクへ戻ってきた】
ウラジオストク、1月24日-ロシア通信社ノーボスチ

太平洋艦隊戦闘艦支隊は、アジア-太平洋地域諸国への遠距離航海の後、木曜日にウラジオストクへ戻ってきた。
太平洋艦隊広報サービスは発表した。

「本日、ウラジオストクでは、遠距離航海から戻ってきた戦闘艦支隊の歓迎式典が開催されました。
ウラジオストクで戦闘艦支隊は、太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツに出迎えられました。
伝統に従い、与えられた任務を成功裏に遂行した艦の乗組員へ子豚の丸焼きが贈られました」

声明では、こう述べられた。

太平洋艦隊主要埠頭の観兵式場では、太平洋艦隊水上艦師団の将兵の隊列形成及び会合が行なわれた。
歓迎式典は、連合部隊将兵全員の行進で終了した。

ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、大型海洋給油船「ボリス・ブトマ」で構成され、太平洋艦隊潜水艦部隊参謀長エドゥアルト・ミハイロフ少将指揮下の艦船支隊は、2018年10月1日に遠距離航海へ出発した。

艦船は9ヶ国を訪れた。
船員は、函館(日本)、済州(大韓民国)、青島(中国)、タンジュンプリオク(インドネシア)、ムアラ(ブルネイ)、チャンギ(シンガポール)、ヴィシャーカパトナム(インド)、コロンボ(スリランカ)、マニラ(フィリピン)へ寄港した。



2018年10月1日、ロシア太平洋艦隊ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(1990年1月7日就役)と大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(1991年12月15日就役)は、大型海洋給油船「ボリス・ブトマ」(1978年10月30日就役)を伴い、3ヶ月以上に渡るアジア太平洋地域への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はアジア太平洋地域への遠距離航海へ出発した]
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10月4日、太平洋艦隊艦船支隊日本函館へ入港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフと大型海洋給油船ボリス・ブトマは日本の函館港を訪れた]

今年(2018年)は、函館ロシア領事館が開設されてから160周年に当たるので、これに関連する訪問でした。
(1858年に最初のロシア領事ゴシケーヴィチ一行が着任した)
『函館日ロ交流史研究会』公式サイトより
【函館・ロシア略年表】

10月5日にはロシア領事館開設160周年記念式典が開催されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊将兵は函館のロシア領事館開設160周年記念式典へ参加した]

10月6日、ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」函館港港町埠頭A岸壁で一般公開されました。
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太平洋艦隊艦船支隊は10月7日に函館を去りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は日本の函館港を去った]

10月10日、太平洋艦隊艦船支隊大韓民国済州島へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は大韓民国の済州島へ到着した]
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太平洋艦隊艦船支隊は、10月11日に済州島沖で行なわれた「2018大韓民国海軍国際観艦式」へ参加しました。
『中央日報』(日本語版)より
2018年10月11日8時57分配信
【済州国際観艦式、米空母など国内外艦艇41隻が参加…日中は代表団のみ派遣】

10月15日に済州島を去りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は大韓民国の済州島を去った]

その後、艦船支隊東シナ海へ入り、10月17日には潜水艦を捜索する演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は東シナ海で潜水艦の捜索演習を行なった]

10月21日、太平洋艦隊艦船支隊中国青島港へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は中国の青島港を訪れた]
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10月23日には太平洋艦隊の艦船が一般公開されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の艦船は中国の青島港で一般公開された]

10月25日、太平洋艦隊艦船支隊青島港を出航し、黄海中国海軍の軍艦と合同演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は中国の青島港を去った]

11月6日には東シナ海で対空防衛などの演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は東シナ海で対空防衛演習を実施した]

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その後、支隊は、2018年11月7日~10日にインドネシアジャカルタで開催された軍事・安全保障展示会『INDO DEFENCE 2018』へ参加しました。
【INDO DEFENCE 2018】

11月18日にはブルネイムアラ港へ到着しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はブルネイを訪れた]

11月23日にムアラ港を出航し、ブルネイ海軍と合同演習を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はブルネイを出航した]

11月27日、シンガポールチャンギ海軍基地へ入港しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はシンガポールのチャンギ海軍基地を訪れた]

12月2日、チャンギ海軍基地を出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はシンガポールを去った]
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その後、太平洋艦隊艦船支隊マラッカ海峡を通過してベンガル湾へ入り、12月9日にはインド東部ヴィシャーカパトナム港へ入港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はインド東部のヴィシャーカパトナムへ到着した]
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12月11日、ロシア海軍インド海軍合同演習『インドラ・ネイヴィー-2018』の沿岸フェーズが始まりました。
具体的には、12月13日以降に実施されるベンガル湾での海上演習の為の打ち合わせ、そして沿岸でのダメージコントロール訓練などです。
[ロシア海軍とインド海軍は合同演習『インドラ・ネイヴィー-2018』の準備を行なう]

12月13日、ベンガル湾合同演習『インドラ・ネイヴィー-2018』の海上フェーズが始まりました。
[ロシア海軍とインド海軍の合同演習『インドラ・ネイヴィー-2018』はベンガル湾で始まった]

12月14日には不審船の臨検訓練などが行なわれました。
[ロシア海軍とインド海軍の合同演習『インドラ・ネイヴィー-2018』はベンガル湾で続いている]

12月15日には対空、対水上砲撃訓練、対潜戦闘訓練が行なわれました。
[ロシア海軍とインド海軍の合同演習『インドラ・ネイヴィー-2018』において対空・対水上・対潜戦闘訓練が行なわれた]

演習最終日の12月16日には演習の総括が行なわれ、その後、海上で太平洋艦隊艦船支隊の送別式典が開催されました。
[ロシア海軍とインド海軍の合同演習『インドラ・ネイヴィー-2018』は完了した]

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インドを去った太平洋艦隊艦船支隊は、12月20日にスリランカコロンボ港へ入港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はスリランカのコロンボへ到着した]
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12月21日には太平洋艦隊将兵がコロンボ市内を見物し、太平洋艦隊及びスリランカ海軍のスポーツ競技会が開催されました。
12月22日には、スリランカ海軍の将兵がロシア海軍の艦船を見学しました。
[スリランカ海軍将兵はロシア海軍太平洋艦隊の軍艦を訪れた]

12月24日にコロンボを出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はスリランカのコロンボを去った]

12月27日、太平洋艦隊艦船支隊は洋上でダメージコントロール訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は洋上でダメージコントロール訓練を行なった]

太平洋艦隊艦船支隊は、南シナ海~で2019年の元旦を迎えました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は洋上で新年(2019年)を迎えた]

2019年1月6日、フィリピンマニラ港へ到着しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はフィリピンのマニラを訪れた]

そして1月11日にマニラを出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はフィリピン訪問を終えた]

マニラ滞在中、フィリピン国防相及び同国軍参謀本部長はナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」を視察しました。
[フィリピン国防相はロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊のフィリピン訪問中にナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグを視察した]

太平洋艦隊艦船支隊は、1月16日に対馬海峡を通過して日本海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年1月17日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

ウラジオストクでの太平洋艦隊艦船支隊の歓迎式典は、2019年1月19日に開催される予定でした。
[東南アジア遠征を終えたロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は2019年1月19日にウラジオストクへ帰投する]


しかし太平洋艦隊艦船支隊は、予定よりも5日遅れて1月24日にウラジオストクへ帰投しました。
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帰投が予定よりも遅れた理由を太平洋艦隊広報部は説明していませんが(そもそも、予定より遅れた事にすら触れていない)、おそらくは、1月18日にタタール海峡で発生した多機能戦闘爆撃機Su-34の空中衝突・墜落事故の為でしょう。

『ロシア通信社ノーボスチ』より
【極東でのSu-34事故】

1月18日、フルバ飛行場に駐留する第207赤旗爆撃機航空連隊所属の2機のSu-34は、悪天候のタタール海峡上空での訓練中に空中で衝突して墜落し、乗員4名は脱出しました。
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脱出してタタール海峡に降下した乗員の捜索には、民間船5隻と太平洋艦隊所属艦船6隻が参加したと発表されていますが、おそらく、この内の3隻はウラジオストクへ戻る直前の艦船支隊でしょう。

1月18日と言えば、艦船支隊ウラジオストクへ帰港する直前ですから、おそらくは、入港する前に、タタール海峡への捜索へ向かうように命じられたのでしょう。

この事故では、1名の乗員だけは救助されましたが、2名は死亡し、1名は行方不明となっています。


残る1名の捜索は続いていますが、インドまで遠征した太平洋艦隊艦船支隊は、ひとまず捜索任務を解かれ、ウラジオストクへ帰投したようです。


なお、2009年11月6日には、今回の事故発生場所に近い海域で、ロシア太平洋艦隊航空隊対潜哨戒機Tu-142M3が墜落し、乗員11名が死亡しています。
[Tu-142墜落事故]
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タタール海峡は、ロシア軍の航空機にとっては「魔の海域」なのかもしれません・・・

ロシア海軍の小型艦の為に極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"軽量化型が開発される

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『イズベスチヤ』より
2019年1月22日0時1分配信
【コンパクトな極超音速:(ロシア)海軍は軽量化されたミサイル「ツィルコン」を受け取る】

「小さなロケット兵」は新たな兵器を装備する。
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国防省は、極超音速ミサイル「ツィルコン」の小型化ヴァージョンを受け取る。
まず初めに、これは、プロジェクト「カラクルト」及び「ブヤン-M」小型ロケット艦の兵装とならなければならない。
更にミサイルは、特殊コンテナからの発射の為に適応する。
以前には、「ツィルコン」は、原子力巡洋艦及び潜水艦、更にはフリゲートへ設置される事になっていた。
「軽量な」極超音速ミサイルの登場は、海軍の戦術活動についての話である。
小型ロケット艦及び潜水艦による待ち伏せ行動は、敵の打撃グループがロシア沿岸へ接近する事を許さない。

海軍総司令部『イズベスチヤ』へ、「ツィルコン」の新たなヴァージョンの為の戦術-技術的要求は既に形成されていると話した。
「ミニチュア」ミサイルの基礎特性についての話は無かった。
その殺傷力は、事実上、「古い姉妹」に劣るものでは無い。
まず初めに、「ツィルコン」は、プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦及びプロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦の兵装とならなければならない。
両タイプの小型ロケット艦は、有翼ミサイル「カリブル」及び超音速対艦ミサイル「オーニクス」を装備する。
小型ロケット艦への「ツィルコン」の登場は、あらゆる敵との戦闘を可能にする。

極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」~これは、根本的に新たな兵器であり、非核兵器システムに属するが、その威力は(核に)近い。
新たなミサイルは、前世代の対艦ミサイルと比べ、航空母艦タイプの目標~これは、難攻不落と言える所まで到達する~の撃破の確実さが増加し、更に弾頭は強力であり、高速で飛翔する。
爆発エネルギーは、大型戦闘艦でさえ海底へ送る事を可能にする。

現在、「ツィルコン」を堅牢にしているのは、その極超音速である。
「ツィルコン」プロジェクトの全ての作業は、非公開の性質を帯びているが、公開情報源によれば、ミサイルはマッハ5-10までの速度を発揮し、距離300-500kmの目標を撃破できる。
マッハ2.5の速度は、現代の対空防衛手段~対ミサイルにとっての極限であり、極超音速の「ツィルコン」に追いつくことはできない。
対空防衛の最短行動半径など、効果は無い:対艦ミサイル高射機関砲での照準は不可能であると言える。

対艦ミサイルは、もう1つの切り札を持っている。
「賢く」順応するお陰で、ミサイルグループの攻撃活動の際、共同で群れに自己同調し、「ツィルコン」による攻撃への反撃の難しさを保証する。

その上、対艦ミサイルは、予め座標が知られている地上目標の撃破が可能である。
この能力は、沿岸地域で小型ロケット艦及び潜水艦が、敵の艦のみならず、それを援助する陸上部隊といった敵に対抗しなければならない時、特に要求される。

「ツィルコン」は、現用の発射装置からの射撃の為に適合しているが、小型ロケット艦及び潜水艦は、より小型のミサイルに適応している。
軍事専門家でサイト『ミリタリーロシア』編集長のドミトリー・コルネフ『イズベスチヤ』へ話した。

「軽量化されたミサイルは、おそらくは、同じエンジンを有するでしょうが、より少ない戦闘態勢、燃料の在庫及び一連の構造要素を得るでしょう」
彼は、こう考えている。
「発射ブースターは、製品『ツィルコン』から大きく変化する可能性が高いでしょう。それは非常に強力です。
新たなブースターは、小型ロケット艦のような艦のミサイルの威力にとっては大きくない程度に発射時積載量を減らさなければならないでしょう」


小型ロケット艦及び潜水艦における極超音速ミサイルの存在は、海軍の力を高めると軍事専門家ドミトリー・ボルテンコフは考えている。

「軽量なツィルコンは、海軍へ新たなミサイルを迅速に満たす為に必要です」
彼は『イズベスチヤ』へ話した。
「大型艦の建造プログラムは空回りしており、小型ロケット艦~これは、ツィルコンの為の安価な搭載艦であり、2~3年で建造されます」

新たな極超音速対艦ミサイルの登場は、海軍の戦術活動の話である。
小型ロケット艦及び潜水艦は、非常に探知が難しい。
これをロシア沿岸周辺で行なうのは、彼らが対空防衛のカバーの下に居るので、特に困難である。
小型ロケット艦及び潜水艦の待ち伏せ行動は、ロシア沿岸へ接近してくるあらゆる敵へ致命的に大規模な打撃を与える事ができると専門家は指摘した。

海軍の戦術動作及び兵器は、常に向上している、
昨年には、最初のプロジェクト「カラクルト」小型ロケット艦と、2機の無人機「オルラン-10」が軍備採用された。
ロケット艦ドローンは、まず初めに、目標の隠密偵察の為に必要である。



極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」(ジルコン、風信子石)は、以前に長距離超音速有翼ミサイル「バザーリト」/「ヴルカーン」「グラニート」、そして超音速ミサイル「オーニクス」を開発した科学生産合同『機械製造』が新たに開発しているミサイルです。
[長距離打撃ミサイル複合体バザーリト/ヴルカーン]
[有翼ミサイル複合体グラニートは軍備採用30周年を迎えた]
[ロシア海軍の超音速対艦ミサイル"オーニクス"は近代化される]

科学生産合同『機械製造』は、長距離超音速有翼ミサイル「グラニート」の直接の後継となる筈だった「ボリード」(最大射程800km、飛翔速度マッハ4)の開発を1980年代末から開始し、1991年にはエンジンの最初の試験が行われたのですが、1990年代末には開発は中止されました。

「ツィルコン」の開発には、「ボリード」の開発作業の経験もフィードバックされているようです。


「ツィルコン」に関しては、ミサイルの名前以外の確たる情報は出ていませんが、射程距離は400~500km程度、飛翔速度はマッハ5~マッハ6以上になるようです。

「ツィルコン」の発射試験は2015年秋頃から始まっています。
[ロシア海軍の為の極超音速巡航ミサイル"ツィルコン"の試験が始まった]

「ツィルコン」の試験は、アルハンゲリスク州ネノクサ村に在るロシア海軍ミサイル発射試験場で行なわれているようです。
[ロシア海軍の為の巡航ミサイルは試射中にアルハンゲリスク州ネノクサ村の住宅へ落下した]
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「ツィルコン」の発射試験は秘密裡に行なわれていますが、2016年4月に行なわれた試験では最大速度マッハ8を記録しました。
[ロシア海軍の為の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は発射試験で最大速度マッハ8に達した]

「ツィルコン」の試験完了と生産開始は、2018年からスタートする新たな国家軍備プログラム(2018-2027年の国家軍備プログラム)において実現する事になります。
[ロシア海軍の為の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は新たな2018-2027年の国家軍備プログラムにおいて開発を完了し、生産を開始する]

2019年には海上(水上艦及び潜水艦)での「ツィルコン」の発射試験が始まります。
[ロシア海軍の為の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は2019年から北方艦隊で発射試験を開始する]

これまでに「ツィルコン」は、ネノクサ村ミサイル発射試験場から10回以上の発射試験が行なわれています。
[ロシア海軍の為の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は10回以上の発射試験を行なった]


「ツィルコン」は、超音速対艦ミサイル「オーニクス」対地/対艦巡航ミサイル「カリブル」の両方を発射できる汎用垂直発射機3S-14UKSKから発射できます。
(つまり、「カリブル」「オーニクス」と発射機を共有できる)

「ツィルコン」は、今後に大規模な近代化改装が行なわれる重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」に装備されます。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは近代化改装により極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"を装備するかもしれない]
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーの近代化改装は2020年に始まる]

現在、大規模な近代化改装が行なわれている重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」も装備する事になります。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装は2022年に完了する]

大規模な近代化改装が行なわれる4隻のプロジェクト949A原子力水中巡洋艦(オスカーII級巡航ミサイル原潜)にも装備されます。
[ロシア海軍のプロジェクト949A原子力水中巡洋艦(オスカーII級)は近代化改装により極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"を装備する]

「ツィルコン」は、実質的には「グラニート」の後継という位置付けになるようです。

この他、現在、設計作業が進められており、2020年代から建造が始まるロシア海軍第5世代原子力潜水艦「ハスキー」級にも装備されます。
[ロシア第5世代多目的原子力潜水艦プロジェクト「ハスキー」]


基本的には大型水上艦及び原子力潜水艦に搭載される「ツィルコン」ですが、より小型の艦へ搭載する為の小型ヴァージョンも開発される事になりました。

小型化された「ツィルコン」は、ロシア海軍の新世代小型ロケット艦プロジェクト22800「カラクルト」及びプロジェクト21631「ブヤン-M」へ搭載されます。
[プロジェクト22800カラクルト小型ロケット艦]
[プロジェクト21631ブヤン-M小型ロケット艦]

この他、記事中では「潜水艦」と書かれてますが、これはおそらく、プロジェクト06363プロジェクト677「ラーダ」といった通常動力潜水艦の事でしょう。
[プロジェクト06363潜水艦(黒海艦隊)]
[プロジェクト06363潜水艦(太平洋艦隊)]
[プロジェクト677ラーダ潜水艦]

従って、「ツィルコン」小型化ヴァージョンは、533mm魚雷発射管からも発射が可能となり、おそらくは現用の「カリブル」と同サイズになるでしょう。
[打撃巡航ミサイル「カリブル」]

ロシア海軍黒海艦隊の最新小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォは海上で前線爆撃機Su-24Mと『対決』した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年1月21日15時33分配信
【黒海艦隊の小型ロケット艦「オレホヴォ・ズエヴォ」と爆撃機Su-24Mは海上での対決演習を実施した】

黒海艦隊小型ロケット艦「オレホヴォ・ズエヴォ」乗組員は、海上航空隊前線爆撃機Su-24M乗員が参加する対空防衛演習を海上射爆場で実施した。

艦の高射班は、航空機乗員と合同で、意図された任務へ取り組む仮想対決演習を実施した。
訓練中にSu-24M小型ロケット艦「オレホヴォ・ズエヴォ」へ仮想爆撃を行ない、小型ロケット艦の乗組員は攻撃を撃退した。

対空防衛班は同時に空中目標のコースを追尾し、爆撃への反撃へ取り組んだ。
爆撃機の乗員は、次に、探知、捕捉への対策を実行し、仮想爆撃を行なった。

訓練は、小型ロケット艦「オレホヴォ・ズエヴォ」乗組員の出航時の単艦錬成訓練への取り組みの枠組みで実施され、仮想敵艦を模した海上目標、更には「浮遊機雷」への砲射撃が実行される。

以前、小型ロケット艦「オレホヴォ・ズエヴォ」乗組員は、艦の出航中に与えられた演習任務を成功裏に遂行し、ミサイル複合体「カリブル-NK」を使用し、水上目標へ仮想ミサイル打撃を与えた。



[プロジェクト21631ブヤン-M小型ロケット艦]

プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦の7番艦「オレホヴォ・ズエヴォ」は、ゼレノドリスク『ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』で2014年5月29日に起工されました。
[ロシア黒海艦隊の為の小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォが起工された]

2018年7月18日に進水しました。
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2018年9月に内陸水路経由で黒海沿岸のノヴォロシースクへ回航されました。
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その後、ノヴォロシースク海軍基地で航行試験の準備が進められました。

11月19日までに黒海で洋上試験を開始しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の最新鋭小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォは黒海で洋上試験を開始した]

洋上試験は12月初頭に完了し、12月6日にノヴォロシースクからセヴァストーポリへの移動を開始しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の最新鋭小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォは洋上試験を完了した]

12月7日にセヴァストーポリへ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の最新鋭小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォはセヴァストーポリへ到着した]

2018年12月10日、「オレホヴォ・ズエヴォ」への海軍旗初掲揚式典が開催され、正式にロシア海軍へ就役しました。

[プロジェクト21631小型ロケット艦の7番艦オレホヴォ・ズエヴォはロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入された]

就役後、基地で乗組員の慣熟訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2018年12月19日13時16分配信
【黒海艦隊の最新小型ロケット艦「オレホヴォ・ズエヴォ」乗組員は海へ出る準備を行なう】

基地での訓練を終えた「オレホヴォ・ズエヴォ」は海上訓練へ移行し、2019年1月21日には黒海艦隊海軍航空隊前線爆撃機Su-24Mと対戦方式の対空防衛演習を行ないました。

ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット"ソーブラジテルヌイ"と"ボイキー"は、バルト海でアメリカ海軍のミサイル駆逐艦グレーヴリーとポーターを監視する

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『タス通信』より
2019年1月21日16時34分配信
【ロシア海軍はバルト海へ入ったアメリカ合衆国の駆逐艦の同行へ向かった】
モスクワ、1月21日/タス通信

バルト艦隊コルベットは、バルト海へ入ったアメリカ合衆国駆逐艦「グレーヴリー」及び「ポーター」の同行へ向かった。
月曜日、ロシア連邦国防省国家防衛管理センターは報道機関へ伝えた。

「バルト艦隊の部隊は、バルト海南部へ入ったアメリカ合衆国海軍の誘導ロケット兵器駆逐艦グレーヴリー及びポーターの同行へ向かいました」
センターは話した。

明らかにされたように「アメリカの戦闘艦を監視する行動は、ロシア海軍のコルベット"ボイキー"及び"ソーブラジテルヌイ"が行なっています」

以前、黒海艦隊の部隊は、黒海へ入ったアメリカ合衆国海軍駆逐艦「ドナルド・クック」の追跡を開始した。
アメリカ艦の行動は、ロシア警備艦「プイトリーヴイ」により監視されている。



プロジェクト20380コルベットの2番艦「ソーブラジテルヌイ」(531)は、2003年5月20日に起工され、2010年3月31日に進水、2011年10月14日に就役しました。
[ロシア海軍の新型コルベット「ソーブラジテルヌイ」]
[ロシア海軍最新鋭コルベット「ソーブラジテルヌイ」]
就役後はバルト艦隊に配備され、2012年3月1日付のロシア海軍総司令官指令により親衛称号が授与され、同年7月29日に親衛海軍旗授与式典が開催されました。

プロジェクト20380コルベットの3番艦「ボイキー」(532)は2005年5月27日に起工され、2011年4月15日に進水し、2013年5月16日に就役し、バルト艦隊へ配備されました。
[コルベット「ボイキー」はロシア海軍へ就役した]


普段はバルト海でのみ行動している「ソーブラジテルヌイ」「ボイキー」ですが、2016年夏以降、他の同型艦と共に、度々北海(北大西洋)へ進出しています。

2016年6月、「ボイキー」は、同型艦「ストイーキー」(545、2014年7月27日就役)と共に北海へ進出しました。
(2016年6月中旬にバルチースクを出航し、7月5日に帰港)
[ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット2隻は北海から戻ってきた]

2016年10月、「ボイキー」「ソーブラジテルヌイ」北大西洋へ進出しました。
(2016年10月初頭にバルチースクを出航し、10月22日に帰港)
[ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット2隻は北大西洋から戻ってきた]

「ボイキー」「ソーブラジテルヌイ」は、2017年4月にも北大西洋へ進出しました。
(2017年4月7日にバルチースクを出航し、5月1日に帰港)
[ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット2隻はバルチースクへ帰投した]

2017年6月には「ボイキー」と同型艦「ステレグーシチー」(550、2008年2月27日就役)が北海へ進出しています。
[ロシア海軍バルト艦隊の新鋭コルベット"ボイキー"と"ステレグーシチー"は北海での戦闘演習を終えてバルト海へ戻った]

「ソーブラジテルヌイ」「ボイキー」は、2017年10月14日から2018年1月14日まで地中海、アデン湾への遠距離航海を行ないました。
[ロシア海軍バルト艦隊の新鋭コルベットは地中海・アデン湾遠征を終えて帰投した]

2018年10月下旬~11月上旬、「ソーブラジテルヌイ」は、同型艦「ストイーキー」と共に北大西洋へ進出しました。
(2018年10月22日出航、11月13日帰港)
[ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット"ソーブラジテルヌイ"と"ストイーキー"は北大西洋遠征から戻ってきた]


そして2019年1月下旬、「ソーブラジテルヌイ」「ボイキー」は、バルト海へ入ったアメリカ海軍ミサイル駆逐艦DDG-107「グレーヴリー」(2010年11月20日就役)及びDDG-78「ポーター」(1999年3月20日就役)の監視任務に就きました。
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なお、黒海では、警備艦「プイトリーヴイ」アメリカ海軍のミサイル駆逐艦「ドナルド・クック」を監視しています。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは黒海でアメリカ海軍のミサイル駆逐艦ドナルド・クックを監視する]

ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは黒海でアメリカ海軍のミサイル駆逐艦ドナルド・クックを監視する

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『タス通信』より
2019年1月20日4時12分配信
【黒海艦隊の部隊は、黒海へ入ったアメリカ合衆国海軍の駆逐艦を追跡している】
モスクワ、1月19日/タス通信

黒海艦隊の部隊は、土曜日の夜に黒海へ入ったアメリカ合衆国海軍駆逐艦「ドナルド・クック」の追跡を行なっている。
ロシア連邦国防省国家防衛管理センターは発表した。
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「黒海艦隊の部隊は、アメリカ合衆国海軍の誘導ロケット兵器駆逐艦ドナルド・クックが黒海水域へ入った後、直ちに追跡を開始しました」
センターは話した。

明らかにされたように「黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは、アメリカの戦闘艦を直に監視する行動を開始しました。
更に、同艦隊の電子工学手段が、その追跡を支援しております。
駆逐艦ドナルド・クックは、モスクワ時間20時50分に黒海水域へ入りました」
国家防衛管理センター
は付け加えた。

軍は、モントルー国家間条約の規定ではトルコ海峡を通過する非黒海沿岸諸国戦闘艦に関して定められており、アメリカ駆逐艦黒海への滞在時間は、21日を超えてはならない事を想い起こした。



黒海艦隊プロジェクト1135M(クリヴァクII級)警備艦「プイトリーヴイ」(1982年2月9日就役)は、最近ではオーバーホール完了後の2015年5月以降、度々地中海で行動しています。

2018年には、3月14日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入り、4月2日にダーダネルス、ボスポラス海峡を北上して黒海へ戻っています。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは地中海東部へ行く]
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは地中海東部を去った]

2018年4月21日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイとスメトリーヴイは地中海東部(シリア沖)へ行く]

2018年6月初頭にセヴァストーポリへ戻りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と警備艦プイトリーヴイは地中海を去った]

2018年8月下旬にセヴァストーポリを出航し、8月24日にボスポラス海峡を通過して地中海へ入りました。

2018年9月1日から8日まで地中海東部で実施されたロシア海軍ロシア航空宙軍の大規模演習へ参加しました。

[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]

その後も地中海東部に留まっていましたが、10月9日にダーダネルス海峡へ入り、地中海を去りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは地中海を去った]

10月10日に母港セヴァストーポリへ戻りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイはセヴァストーポリへ帰投した]

既に艦齢37年近い超ベテランの警備艦「プイトリーヴイ」ですが、2019年の初行動は、1月6日に黒海へ入ったアメリカ海軍ドック型揚陸艦「フォート・マクヘンリー 」(1987年8月8日就役)の監視任務となりました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは黒海でアメリカ海軍のドック型揚陸艦フォート・マクヘンリーを監視する]

「フォート・マクヘンリー 」は1月11日にボスポラス海峡を南下して黒海から去りました。

1月19日夜には、アメリカ海軍ミサイル駆逐艦DDG-75「ドナルド・クック」(1998年12月4日就役)がボスポラス海峡を北上して黒海へ入りました。
【合衆国軍艦ドナルド・クック(DDG 75)公式サイト】

「プイトリーヴイ」は、今度は「ドナルド・クック」の監視任務に就きました。

なお、ロシア軍当局からの発表は有りませんが、1月17日には黒海艦隊中型偵察艦「キルディン」セヴァストーポリを出航しています。
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黒海艦隊地中海偵察艦を交代で派遣していますが、現在、地中海には、2018年12月末に派遣された中型偵察艦「プリアゾヴィエ」が居るので、「キルディン」黒海「プイトリーヴイ」と同様にアメリカ海軍の軍艦の監視任務に就いている可能性が高いでしょう。

近代化改装中のロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは2020年に洋上試験を開始する

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2019年1月17日17時52分配信
【ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」は2020年から試験へ入る】
モスクワ、1月17日-ロシア通信社ノーボスチ

重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」の試験は2020年に始まる。
生産合同『セヴマシュ』広報サービスは報道機関へ伝えた。

「貯水池では、プロジェクト11442M(「アドミラル・ナヒーモフ」)巡洋艦の修理が続けられております。
修理、近代化、船体構造の塗装は完了しております。
表面全体の塗装-絶縁作業及びマーキング作業が展開しております。
計画では、艦が試験へ入るのは2020年です」

声明では、こう述べられた。

同社の造船台では、プロジェクト「ヤーセン-M」及び「ボレイ-A」の2つの原子力潜水艦グループが建造されている事が指摘された。
「クニャージ・ウラジーミル」及び「カザン」は、海上で与えられた課題へ取り組む試験が進められている。
「『セヴマシュ』の2018年の国家防衛発注プログラムは完全に履行されました」
広報サービスは、同社の同取締役ミハイル・ブドニチェンコの談話を引用して伝えた。

以前、ロシア連邦国防省下の海軍情報・マスコミュニケーション部代表イーゴリ・ディガロ1等海佐は、重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」の修理及び近代化はスケジュールに沿って進められており、2021年に完了すると伝えた。

プロジェクト1144「オルラン」重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」は、1992年までは「カリーニン」という名前だった。
1983年5月17日にバルト造船工場で起工された。
1986年4月25日に進水した。
1988年12月30日にロシア海軍の戦闘編制へ補充された。
1992年4月22日に「アドミラル・ナヒーモフ」と改名された。



プロジェクト11442M重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」(1989年4月21日就役、旧名「カリーニン」)は、1999年8月にオーバーホールの為、セヴェロドヴィンスク『セヴマシュ』造船所へ回航されましたが、実際には殆ど作業は行なわれず、岸壁に係留されていました。
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近代化改装の為の契約は2013年6月に締結され、以後、近代化改装工事が行なわれています。
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装の契約が締結された]
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2014年10月24日からは『セヴマシュ』の屋外ドック(貯水池)へ入渠しています。
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[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフはセヴマシュ造船所の屋外ドックへ入渠した]

近代化改装に当たり、「アドミラル・ナヒーモフ」は兵装やレーダー等を含む古い各種機器を撤去、解体しました。
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの古い各種機器の解体・撤去は2015年中に完了する]

既にタービンエンジンの修理も始まっています。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフのタービンエンジンの修復が開始された]

2015年8月末までに「アドミラル・ナヒーモフ」の古い各種機器の撤去、解体作業は完了し、続いて艦の清掃や洗浄などが行なわれました。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの機器の解体・撤去作業は完了した]

「アドミラル・ナヒーモフ」の船体の清掃などと並行して行なわれていた船体構造の点検では特に問題点は見つからず、ショットピーニングなどの作業が終わった後、新たな各種機器の設置作業へ取り掛かります。
[近代化改装中のロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは船体構造の点検を終えた]

「アドミラル・ナヒーモフ」へ設置される新たな各種機器(兵装)は既に発注されています。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装の為の新たな兵器調達]

「アドミラル・ナヒーモフ」の近代化改装の為、『セヴマシュ』は新たなガントリークレーン「ヴィーチャズィ」を導入しました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装の為の新たな大型クレーンが導入された]

「アドミラル・ナヒーモフ」は近代化改装により新たな情報管理システムが装備されます。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは近代化改装により新たな情報管理システムを受け取る]

新型の高射ミサイル砲複合体「パーンツィリ-M」も装備されます。
[ロシア海軍の新型高射複合体パーンツィリ-Mは近代化される重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフに搭載される]

2017年から大型機器の設置が始まりました。
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[近代化改装中のロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは2017年に大型機器の設置を開始する]

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上記のように、「アドミラル・ナヒーモフ」『セヴマシュ』の屋外ドック(貯水池)へ入渠して改装作業を行なっていますが、貯水池から出て再進水するのは2020年になります。
[近代化改装中のロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは2020年に屋外ドックを出る]

そして2020年中に洋上試験が始まります。

兵装や電子機器類の殆ど全てを入れ替える「アドミラル・ナヒーモフ」の近代化改装は、当初は2018年末~2019年前半頃に完了すると伝えられましたが、その後、2020年末2021年末と延期されており、現在では2022年に完了予定となっております。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装は2021年~2022年に完了する]
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装は2022年に完了する]

近代化された「アドミラル・ナヒーモフ」は、30~40年に渡り現役に留まります。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは近代化改装を終えた後、30-40年間に渡り現役に留まる]

「アドミラル・ナヒーモフ」に続いて同型艦「ピョートル・ヴェリキー」も近代化改装が行なわれます。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーの近代化改装は2020年に始まる]

ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭哨戒艦ワシーリー・ブイコフは洋上訓練の準備を進めている

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年1月17日11時0分配信
【黒海艦隊の最新哨戒艦「ワシーリー・ブイコフ」は海へ出る準備を行なう】

黒海艦隊ノヴォロシースク海軍基地の新たな哨戒艦「ワシーリー・ブイコフ」乗組員は、錬成任務への移行へ着手した。

船員は既に、組織的な艦内勤務及び艦の戦闘及び航行の為の下準備活動の問題へ取り組んだ。

更に、駐留所へ停泊した状態での単艦での対空防衛、ダメージコントロール~緊急事態対処班は、艦のセクションの1つでの仮想火元の発火を清算し、更には、船外からの浸水を排水し、穴を塞ぐ活動を行なった~の演習を実施した。

錬成の次の段階は、海へ出て指示された任務を遂行する艦の乗組員の準備となり、海上および空中目標への砲射撃が実施される。



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プロジェクト22160哨戒艦は、平時には領海警護、200海里の排他的経済水域の哨戒、海上密輸及び海賊行為の取り締まり、海難救助支援、海洋環境調査、 戦時には船舶の海上航行警護、海軍基地及び近海防衛を行なう多目的艦です。

現在建造中のプロジェクト20380/20385コルベットよりも、やや小サイズの艦ですが、航続性能は20380/20385を上回っています。

設計はサンクトペテルブルク『北方計画設計局』が担当しました。
公開株式会社『北方計画設計局』公式サイトより
【哨戒艦プロジェクト22160】

建造を担当するのは、ロシア内陸部タタールスタン共和国『A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』です。
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【公開株式会社「A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク工場」公式サイト】

1番艦「ワシーリー・ブイコフ」は2014年2月26日に起工されました。

[ロシア海軍の新型哨戒艦(モジュール艦)ワシーリー・ブイコフが起工された]


「ワシーリー・ブイコフ」は2017年7月23日にゼレノドリスク造船所の造船台から出渠し、同年10月には内陸水路を通って黒海沿岸のケルチ市『ザリフ造船所』まで運ばれ、ここで艤装が行われました。
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「ワシーリー・ブイコフ」乗組員の編成は、2018年1月中旬までに完了しました。
[ロシア海軍黒海艦隊はプロジェクト22160哨戒艦の1番艦ワシーリー・ブイコフの乗組員の編成を完了した]

編成された乗組員団は、サンクトペテルブルク海軍合同訓練センターで研修を行なった後、3月28日にノヴォロシースク海軍基地へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の新型哨戒艦ワシーリー・ブイコフはノヴォロシースク基地へ到着し、洋上試験の準備を始めた]

それから約1ヶ月半後の2018年5月8日、「ワシーリー・ブイコフ」は洋上試験の最初の段階である工場航行試験を開始しました。
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[ロシア海軍黒海艦隊の為の新型哨戒艦ワシーリー・ブイコフは洋上試験を開始した]

それから1ヶ月以上経った6月18日、「ワシーリー・ブイコフ」は初めての砲撃試験を実施しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の新型哨戒艦ワシーリー・ブイコフは初めての砲撃試験を行なった]

2018年7月29日の『ロシア海軍の日』にはノヴォロシースクの観艦式へ参加しました。
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その後、工場航行試験は完了し、2018年10月下旬から国家受領試験が始まりました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の新型哨戒艦ワシーリー・ブイコフは黒海で洋上試験を続けている]

「ワシーリー・ブイコフ」は12月中旬までに国家受領試験を終え、2018年12月20日にノヴォロシースク海軍基地海軍旗初掲揚式典を開催し、ロシア海軍へ就役しました。
[新型哨戒艦ワシーリー・ブイコフはロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入された]
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現在は乗組員の慣熟訓練を行なっており、2019年1月9日にはダメージコントロール訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭哨戒艦ワシーリー・ブイコフはダメージコントロール訓練を行なった]


今後は、海上へ出て戦闘訓練を実施します。


プロジェクト22160哨戒艦は、現在までに6隻が起工されています。
[ロシア海軍は2022年までに6隻のプロジェクト22160哨戒艦を受領する]

「ワシーリー・ブイコフ」Василий Быков(工場番号161)
2014年2月26日起工/2017年進水/2018年12月20日就役

「ドミトリー・ロガチョフ」Дмитрий Рогачёв(工場番号162)
2014年7月25日起工/2017年進水/2019年就役予定

「パーヴェル・デルジャーヴィン」Павел Державин(工場番号163)
2016年2月18日起工/2019年就役予定

「セルゲイ・コトフ」Сергей Котов(工場番号164)
2016年5月8日起工/2020年就役予定

「ヴィクトール・ヴェリキー」Виктор Великий(工場番号165)
2016年11月25日起工/2021年就役予定

「ニコライ・シピャーギン」Николай Сипягин(工場番号166)
2018年1月13日起工/2022年就役予定


プロジェクト22160哨戒艦は6隻全てが黒海艦隊へ配備され、ノヴォロシースクに駐留します。
[ロシア海軍黒海艦隊の新ノヴォロシースク基地は60隻以上の艦船を収容できる]

新型掃海艦イワン・アントノフは2019年1月26日にロシア海軍へ就役する

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2019年1月16日17時16分配信
【掃海艦「イワン・アントノフ」は1月26日に海軍へ就役する】
モスクワ、1月16日-ロシア通信社ノーボスチ

新たなプロジェクト12700対機雷防衛艦「イワン・アントノフ」ロシア海軍へ加入し、聖アンドレイ旗掲揚式典は1月26日に開催される。
ロシア連邦国防省下の海軍情報・マスコミュニケーション部代表イーゴリ・ディガロは報道機関へ伝えた。

「最新のプロジェクト12700対機雷防衛艦イワン・アントノフは国家受領試験を成功裏に完了し、その乗組員は、1月26日に開催される聖アンドレイ旗掲揚式典の準備を行なっています」
ディガロ
は話した。

試験完了証書は、(昨年)12月29日に受領されていた事が指摘された。
式典には、海軍総司令部、バルト艦隊司令部、防衛産業企業体の代表が出席する。



[プロジェクト12700アレクサンドリト掃海艦]

プロジェクト12700掃海艦の3番艦の船体形成作業は、サンクトペテルブルク『中部ネヴァ川造船工場』で2016年6月27日に始まりました。
[ロシア海軍の為の第3のプロジェクト12700掃海艦の建造が始まった]

2017年1月25日、3番艦は「イワン・アントノフ」と命名され、起工式典が開催されました。
[ロシア海軍の為の新型掃海艦イワン・アントノフはサンクトペテルブルクで起工された]

2018年4月25日、「イワン・アントノフ」は進水しました。

[ロシア海軍のアレクサンドリト級掃海艦3番艦イワン・アントノフは進水した]

進水後、造船所の岸壁で艤装工事が進められました。

2018年7月18日の「イワン・アントノフ」
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2018年8月11日の「イワン・アントノフ」
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当初、「イワン・アントノフ」は、2018年9月末までにロシアの内陸水路経由でサンクトペテルブルクから黒海へ回航される予定だったのですが、実行には移されませんでした。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の新型掃海艦イワン・アントノフは2018年9月に黒海へ回航される]

「イワン・アントノフ」は9月18日に造船所の岸壁を離れて出航し、ラドガ湖での航行試験を開始しました。
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ラドガ湖で試験中の「イワン・アントノフ」
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ラドガ湖での試験は10月初頭に完了し、10月8日には造船所の岸壁へ戻りました。
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11月1日に造船所の岸壁を離れ、今度はバルト海へ出航しました。


11月6日にバルト艦隊基地バルチースクへ到着しました。
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11月11日にバルチースクを出航し、バルト海での航行試験を開始しました。
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11月14日にバルチースクへ帰港しました。
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その後も洋上試験は続けられ、2018年12月29日に完了しました。

「イワン・アントノフ」(601)とプロジェクト12700の1番艦「アレクサンドル・オブホフ」(507)
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「イワン・アントノフ」は、2019年1月26日に正式な就役式典となる聖アンドレイ旗初掲揚式典を開催し、ロシア海軍へ就役します。


ロシア海軍新世代掃海艦プロジェクト12700「アレクサンドリト」は、船体が一体成型のガラス繊維強化プラスチックで造られており、世界最大級の非金属船体艦です。
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プロジェクト12700の1番艦「アレクサンドル・オブホフ」は、2011年9月22日にサンクトペテルブルク『中部ネヴァ川造船工場』で起工され、2014年6月27日に進水し、2016年12月9日に就役しました。
[新世代掃海艦プロジェクト12700の1番艦アレクサンドル・オブホフはロシア海軍へ就役し、バルト艦隊へ編入された]

プロジェクト12700の2番艦「ゲオルギー・クルバトフ」は、2015年4月24日に起工され、2016年5月下旬までにガラス繊維強化プラスチックの船体の形成は完了しました。
[ロシア海軍の為の新型掃海艦ゲオルギー・クルバトフは起工された]
[ロシア海軍の為の新型掃海艦ゲオルギー・クルバトフの船体が形成される]

その後、艦内へ各種機器を設置する為、船体周辺に足場が組まれましたが、2016年6月7日夜に火災が発生しました。
[ロシア海軍の為に建造中の新型掃海艦ゲオルギー・クルバトフで火災が発生した]
この為、「ゲオルギー・クルバトフ」の進水と就役は延期される事になりました。

プロジェクト12700の4番艦「ウラジーミル・イェメリヤノフ」は2017年4月20日に起工されています。
[ロシア海軍の為の新型掃海艦ウラジーミル・イェメリヤノフはサンクトペテルブルクで起工された]

プロジェクト12700の5番艦「ヤーコフ・バリャーエフ」は2017年12月26日に起工されました。
[ロシア海軍の為の新型掃海艦ヤーコフ・バリャーエフはサンクトペテルブルクで起工された]

プロジェクト12700の6番艦「ピョートル・イリイチョーフ」は2018年7月25日に起工されました。
[ロシア海軍の為のアレクサンドリト級掃海艦6番艦ピョートル・イリイチョーフは起工された]

2019年に起工される7番艦は、2017年5月に死去した元ロシア海軍中将アナトーリー・シレモフ氏の名前が付けられるようです。

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現在までにプロジェクト12700対機雷防衛艦は、サンクトペテルブルク『中部ネヴァ川造船工場』でのみ建造されていますが、今後は極東方面でも建造されます。
[ロシア海軍の為のプロジェクト12700対機雷防衛艦(掃海艦)は極東(コムソモリスク・ナ・アムーレ)でも建造される]

東南アジア遠征を終えたロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は2019年1月19日にウラジオストクへ帰投する

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2019年1月17日3時30分配信
【太平洋艦隊艦船支隊は3ヶ月間の航海の後にウラジオストクへ戻ってくる】
ウラジオストク、1月17日、インタファクス-極東

今週末、太平洋艦隊戦闘艦支隊は、3ヶ月以上に渡って続いた遠距離航海からウラジオストクへ戻ってくる。

「1月19日、ウラジオストクで艦の歓迎式典が開催されます」
木曜日に太平洋艦隊広報サービスは発表した。

親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、大型海洋給油船「ボリス・ブトマ」で構成され、太平洋艦隊潜水艦部隊参謀長エドゥアルト・ミハイロフ少将指揮下の太平洋艦隊艦船支隊は、2018年10月1日に遠距離航海へ出発した。

この3ヶ月半で、太平洋艦隊の艦船は9ヶ国を訪れ、函館(日本)、済州(大韓民国)、青島(中国)、タンジュンプリオク(インドネシア)、ムアラ(ブルネイ)、チャンギ(シンガポール)、ヴィシャーカパトナム(インド)、コロンボ(スリランカ)、マニラ(フィリピン)への寄港を行なった。
主な航海の目的は、聖アンドレイ旗のデモンストレーションと、アジア太平洋地域諸国との海軍協力の更なる発展に有った。



2018年10月1日、ロシア太平洋艦隊ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(1990年1月7日就役)と大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(1991年12月15日就役)は、大型海洋給油船「ボリス・ブトマ」(1978年10月30日就役)を伴い、3ヶ月以上に渡るアジア太平洋地域への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はアジア太平洋地域への遠距離航海へ出発した]
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10月4日、太平洋艦隊艦船支隊日本函館へ入港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフと大型海洋給油船ボリス・ブトマは日本の函館港を訪れた]

今年(2018年)は、函館ロシア領事館が開設されてから160周年に当たるので、これに関連する訪問でした。
(1858年に最初のロシア領事ゴシケーヴィチ一行が着任した)
『函館日ロ交流史研究会』公式サイトより
【函館・ロシア略年表】

10月5日にはロシア領事館開設160周年記念式典が開催されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊将兵は函館のロシア領事館開設160周年記念式典へ参加した]

10月6日、ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」函館港港町埠頭A岸壁で一般公開されました。
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太平洋艦隊艦船支隊は10月7日に函館を去りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は日本の函館港を去った]

10月10日、太平洋艦隊艦船支隊大韓民国済州島へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は大韓民国の済州島へ到着した]
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太平洋艦隊艦船支隊は、10月11日に済州島沖で行なわれた「2018大韓民国海軍国際観艦式」へ参加しました。
『中央日報』(日本語版)より
2018年10月11日8時57分配信
【済州国際観艦式、米空母など国内外艦艇41隻が参加…日中は代表団のみ派遣】

10月15日に済州島を去りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は大韓民国の済州島を去った]

その後、艦船支隊東シナ海へ入り、10月17日には潜水艦を捜索する演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は東シナ海で潜水艦の捜索演習を行なった]

10月21日、太平洋艦隊艦船支隊中国青島港へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は中国の青島港を訪れた]
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10月23日には太平洋艦隊の艦船が一般公開されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の艦船は中国の青島港で一般公開された]

10月25日、太平洋艦隊艦船支隊青島港を出航し、黄海中国海軍の軍艦と合同演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は中国の青島港を去った]

11月6日には東シナ海で対空防衛などの演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は東シナ海で対空防衛演習を実施した]

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その後、支隊は、2018年11月7日~10日にインドネシアジャカルタで開催された軍事・安全保障展示会『INDO DEFENCE 2018』へ参加しました。
【INDO DEFENCE 2018】

11月18日にはブルネイムアラ港へ到着しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はブルネイを訪れた]

11月23日にムアラ港を出航し、ブルネイ海軍と合同演習を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はブルネイを出航した]

11月27日、シンガポールチャンギ海軍基地へ入港しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はシンガポールのチャンギ海軍基地を訪れた]

12月2日、チャンギ海軍基地を出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はシンガポールを去った]
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その後、太平洋艦隊艦船支隊マラッカ海峡を通過してベンガル湾へ入り、12月9日にはインド東部ヴィシャーカパトナム港へ入港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はインド東部のヴィシャーカパトナムへ到着した]
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12月11日、ロシア海軍インド海軍合同演習『インドラ・ネイヴィー-2018』の沿岸フェーズが始まりました。
具体的には、12月13日以降に実施されるベンガル湾での海上演習の為の打ち合わせ、そして沿岸でのダメージコントロール訓練などです。
[ロシア海軍とインド海軍は合同演習『インドラ・ネイヴィー-2018』の準備を行なう]

12月13日、ベンガル湾合同演習『インドラ・ネイヴィー-2018』の海上フェーズが始まりました。
[ロシア海軍とインド海軍の合同演習『インドラ・ネイヴィー-2018』はベンガル湾で始まった]

12月14日には不審船の臨検訓練などが行なわれました。
[ロシア海軍とインド海軍の合同演習『インドラ・ネイヴィー-2018』はベンガル湾で続いている]

12月15日には対空、対水上砲撃訓練、対潜戦闘訓練が行なわれました。
[ロシア海軍とインド海軍の合同演習『インドラ・ネイヴィー-2018』において対空・対水上・対潜戦闘訓練が行なわれた]

演習最終日の12月16日には演習の総括が行なわれ、その後、海上で太平洋艦隊艦船支隊の送別式典が開催されました。
[ロシア海軍とインド海軍の合同演習『インドラ・ネイヴィー-2018』は完了した]

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インドを去った太平洋艦隊艦船支隊は、12月20日にスリランカコロンボ港へ入港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はスリランカのコロンボへ到着した]
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12月21日には太平洋艦隊将兵がコロンボ市内を見物し、太平洋艦隊及びスリランカ海軍のスポーツ競技会が開催されました。
12月22日には、スリランカ海軍の将兵がロシア海軍の艦船を見学しました。
[スリランカ海軍将兵はロシア海軍太平洋艦隊の軍艦を訪れた]

12月24日にコロンボを出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はスリランカのコロンボを去った]

12月27日、太平洋艦隊艦船支隊は洋上でダメージコントロール訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は洋上でダメージコントロール訓練を行なった]

太平洋艦隊艦船支隊は、南シナ海~で2019年の元旦を迎えました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は洋上で新年(2019年)を迎えた]

2019年1月6日、フィリピンマニラ港へ到着しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はフィリピンのマニラを訪れた]

そして1月11日にマニラを出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はフィリピン訪問を終えた]

マニラ滞在中、フィリピン国防相及び同国軍参謀本部長はナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」を視察しました。
[フィリピン国防相はロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊のフィリピン訪問中にナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグを視察した]

太平洋艦隊艦船支隊は、1月16日に対馬海峡を通過して日本海へ入りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年1月17日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

2019年1月19日にウラジオストク太平洋艦隊艦船支隊の歓迎式典が開催されます。

ロシア海軍北方艦隊の艦上戦闘機Su-33はコラ半島およびバレンツ海上空で戦闘訓練飛行を行なった

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『タス通信』より
2019年1月15日22時57分配信
【北方艦隊の艦上航空隊飛行士は北極圏で空中戦闘演習を実施した】
モスクワ、1月15日/タス通信

北方艦隊艦上戦闘機航空連隊の飛行士は北極圏で2019年の初めての戦闘演習飛行を実施した。
火曜日、北方艦隊広報サービスは報道機関へ伝えた。

「本日(1月15日)、セヴェロドヴィンスク-3飛行場(ムルマンスク州)で、北方艦隊艦上戦闘機航空連隊の飛行士は、今年初めての艦上戦闘機Su-33及び練習訓練航空機Su-25UTGのフライトを実施しました」
艦隊は話した。

広報サービスは、航空機乗員が空中戦闘動作へ実地で取り組み、攻撃及び防御の戦闘機動を行なったと説明した。
彼らは迎撃へ向かい、空中で仮想敵の高機動の有人及び無人飛行装置を撃破し、戦闘機の攻撃から離脱し、迎撃を主導した。

「艦上戦闘機の練習訓練飛行は、コラ半島の各地域や、バレンツ海水域の北方艦隊戦闘訓練射爆場の上空で実施されました」
広報サービスは指摘した。

この他、北方艦隊飛行士は、航法訓練及び操縦技量を向上させ、全ての高度域、高速及び過負状態での高度かつ複雑な姿勢の操縦術を実行し、更には戦闘態勢での編隊飛行の課題を遂行した。

全てのフライトは、低温大気の困難な気象条件下で行なわれ、海軍航空隊の10機の航空機が参加した。



[ロシア海軍の艦上戦闘機連隊は創設40周年を迎えた]
[空母アドミラル・クズネツォフの最高の艦上戦闘機パイロット達]
[ロシア海軍の艦上戦闘機Su-33(Su-27K)は空母の甲板への初着艦から25周年の記念日を迎えた]

ロシア海軍艦上戦闘機Su-33は、北方艦隊「スモレンスク赤旗授与・ソ連邦英雄2度受賞ボリス・サフォーノフ記念第279独立艦上戦闘機航空連隊」にのみ配備されており、重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を母艦としています。
(普段はセヴェロモルスク-3飛行場に駐留)
現在の総保有機は20機であり、少なくとも15機程度が稼働状態に在ります。
(機体番号60、62、66、68、71、76、77、78、79、80、84、85、86、87、88)
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稼動状態に在る15機のSu-33は寿命延長近代化改修が行なわれており、少なくとも2025年までは運用されることになります。
[ロシア北方艦隊艦上戦闘機隊は近代化改修されたSu-33を受け取った]
[ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33は2025年まで現役に留まる]

第279連隊Su-33は、2016年4月26日から6月24日までクリミア半島サキ飛行場艦上機訓練施設「ニートカ」で「発着艦」訓練を行ないました。
[ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33はクリミア半島の訓練複合体ニートカでの発着訓練を完了した]


2016年7月1日からは母艦「アドミラル・クズネツォフ」での飛行訓練を行ないました。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機の飛行訓練が始まった]
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機の発着艦訓練が始まった]


重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は、2016年10月15日から2017年2月8日まで遠距離航海を行ない、地中海東部(シリア沖)まで遠征しました。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-2017年2月)]

この時、「アドミラル・クズネツォフ」には10機程度のSu-33が搭載されました。

11月15日、「アドミラル・クズネツォフ」艦上戦闘機Su-33は、初めてシリアへの空爆作戦へ参加しました。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機は初めてシリア領内のテロ組織への攻撃へ参加した]


Su-33イドリブ県『アル=ヌスラ戦線』の施設を爆撃し、3名の野戦司令官を含む30名以上の戦闘員が死亡しました。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機Su-33の空爆によりアル=ヌスラ戦線の戦闘員30名以上が死亡した]


11月17日、ロシア航空宇宙軍戦略爆撃機シリア領内のテロ組織『イスラム国』『アル=ヌスラ戦線』の施設へ有翼ミサイルKh-101を発射した事に呼応して、再び「アドミラル・クズネツォフ」Su-33シリア領内を爆撃しました。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機は再びシリアのテロ組織を空爆した]

元々は空対空専門のSu-33でしたが、シリア遠征へ出発する前に、地上爆撃用の特殊計算サブシステムSVP-24-33が装備されました。
[ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33は地上攻撃の為の新たなシステムを装備する]
[ロシア海軍の艦上戦闘機Su-33は爆撃精度を向上させる為のシステムを装備している]

12月5日、1機のSu-33(機体番号67)が「アドミラル・クズネツォフ」へ着艦した際、着艦拘束装置のケーブルを切ってしまった為に停止できず、海中に落ちました。
パイロットは脱出に成功しました。
[ロシア海軍空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機事故(2016年11月13日/12月5日)・続報]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機事故(2016年12月)の原因は着艦拘束装置のケーブルとは関係が無い]

Su-33を含む「アドミラル・クズネツォフ」航空隊は、2016年11月8日から2017年1月6日までの約2ヶ月間に、420回の戦闘飛行(内117回は夜間)と、750回の捜索救助、航空輸送支援の為の飛行を行ない、シリア領内テロ組織の施設1252を破壊しました。

[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ航空隊は1252のシリアのテロリスト施設を破壊した]


地中海東部(シリア沖)から戻った後、艦上戦闘機Su-33MiG-29Kは、北方艦隊の演習へ何度か参加しています。

2017年6月16日にはコラ半島ルンボフスキーで地上爆撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の艦上戦闘機Su-33はコラ半島で地上爆撃訓練を行なった]

2017年8月には、クリミア半島サキ飛行場艦上機訓練施設「ニートカ」へ移動して訓練を行ないました。
[ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33は2017年8月からクリミア半島の訓練複合体ニートカで訓練飛行を行なう]

2018年4月には北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」の対空戦闘訓練の「敵役」を務めました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはバレンツ海で艦上戦闘機Su-33及びMiG-29Kを相手に対空戦闘訓練を行なった]

2018年5月末、第279連隊Su-33練習機Su-25UTGは、飛行訓練の為、クリミア半島サキ飛行場艦上機訓練施設「ニートカ」へ移動しました。
[ロシア海軍北方艦隊の艦上戦闘機Su-33はクリミア半島の訓練複合体ニートカで訓練飛行を行なう]
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第100艦上戦闘機航空連隊艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUBも、2018年6月上旬に「ニートカ」へ移動しました。
[ロシア海軍北方艦隊の艦上戦闘機MiG-29Kはクリミア半島の発着艦訓練施設ニートカで訓練飛行を行なう]

6月末、Su-33ロシア航空宇宙軍空中給油機Il-78からの空中給油訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の艦上戦闘機Su-33はクリミア半島で空中給油訓練を行なった]

その後、2018年9月1日から8日まで地中海東部(シリア沖)で実施されたロシア海軍ロシア航空宇宙軍の合同演習にも何機かのSu-33が参加しました。
[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]

2018年12月1日、2機のSu-33は、ロシア/ソヴィエト時代の艦上戦闘機隊長に因んで「チムール・アパキージェ」、「フェオクチスト・マトコフスキー」と命名されました。
[ロシア海軍北方艦隊の艦上戦闘機Su-33はチムール・アパキージェ、フェオクチスト・マトコフスキーと命名された]

そして2019年1月15日、第279艦上戦闘機航空連隊艦上戦闘機Su-33及び練習機Su-25UTGは、コラ半島及びバレンツ海上空で戦闘訓練飛行を行ないました。



なお、第279艦上戦闘機航空連隊及び第100艦上戦闘機航空連隊「母艦」アドミラル・クズネツォフは2018年4月末に近代化改装の契約が締結され、艦隊へ復帰するのは2021年以降になります。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ近代化改装]

フィリピン国防相はロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊のフィリピン訪問中にナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグを視察した

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『タス通信』より
2019年1月15日23時46分配信
【フィリピン国防相は巡洋艦「ワリャーグ」を訪れた】
モスクワ、1月15日/タス通信

フィリピン国防相デリフィン・ロレンザナ及び共和国軍参謀本部長ベンジャミン・マドリガル中将は、マニラに滞在する太平洋艦隊旗艦-ロケット巡洋艦「ワリャーグ」の艦内へ上がった。
火曜日にロシア連邦国防省は報道機関へ伝えた。

「親衛ロケット巡洋艦ワリャーグの訪問中、主賓は艦-太平洋艦隊旗艦の兵装、戦闘能力、基礎特性について知りました。
更に、巡洋艦の見学中、高位のゲストは、乗組員の生活条件及び艦内博物館の展示品についての知識を得ました」
ロシア軍当局
は話した。

マニラへの業務寄港中、太平洋艦隊艦船支隊司令部は、フィリピン海軍司令官ダニーロ・ロデラソム中将及び沿岸警備隊司令官エリソノム・ヘルモフィノとの表敬会合へ参加した。
ロシア船員は、フィリピン海軍特殊作戦グループの駐留所で障害物地帯の突破及び射撃の合同訓練を実施した。
更にロシア艦は、フィリピン哨戒艦「アポリナリオ・マビニ」との合同演習を実施した。

ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、大型海洋給油船「ボリス・ブトマ」で構成される太平洋艦隊艦船支隊は、2018年10月1日に遠距離航海へ出発した。
これまでに船員はスリランカ、日本、大韓民国、ブルネイ、シンガポール、中国、インド、フィリピンの港を訪問し、更にはロシア-インド演習『インドラ・ネイヴィー-2018』へ参加した。



2018年10月1日、ロシア太平洋艦隊ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(1990年1月7日就役)と大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(1991年12月15日就役)は、大型海洋給油船「ボリス・ブトマ」(1978年10月30日就役)を伴い、3ヶ月以上に渡るアジア太平洋地域への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はアジア太平洋地域への遠距離航海へ出発した]
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10月4日、太平洋艦隊艦船支隊日本函館へ入港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフと大型海洋給油船ボリス・ブトマは日本の函館港を訪れた]

今年(2018年)は、函館ロシア領事館が開設されてから160周年に当たるので、これに関連する訪問でした。
(1858年に最初のロシア領事ゴシケーヴィチ一行が着任した)
『函館日ロ交流史研究会』公式サイトより
【函館・ロシア略年表】

10月5日にはロシア領事館開設160周年記念式典が開催されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊将兵は函館のロシア領事館開設160周年記念式典へ参加した]

10月6日、ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」函館港港町埠頭A岸壁で一般公開されました。
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太平洋艦隊艦船支隊は10月7日に函館を去りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は日本の函館港を去った]

10月10日、太平洋艦隊艦船支隊大韓民国済州島へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は大韓民国の済州島へ到着した]
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太平洋艦隊艦船支隊は、10月11日に済州島沖で行なわれた「2018大韓民国海軍国際観艦式」へ参加しました。
『中央日報』(日本語版)より
2018年10月11日8時57分配信
【済州国際観艦式、米空母など国内外艦艇41隻が参加…日中は代表団のみ派遣】

10月15日に済州島を去りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は大韓民国の済州島を去った]

その後、艦船支隊東シナ海へ入り、10月17日には潜水艦を捜索する演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は東シナ海で潜水艦の捜索演習を行なった]

10月21日、太平洋艦隊艦船支隊中国青島港へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は中国の青島港を訪れた]
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10月23日には太平洋艦隊の艦船が一般公開されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の艦船は中国の青島港で一般公開された]

10月25日、太平洋艦隊艦船支隊青島港を出航し、黄海中国海軍の軍艦と合同演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は中国の青島港を去った]

11月6日には東シナ海で対空防衛などの演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は東シナ海で対空防衛演習を実施した]

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その後、支隊は、2018年11月7日~10日にインドネシアジャカルタで開催された軍事・安全保障展示会『INDO DEFENCE 2018』へ参加しました。
【INDO DEFENCE 2018】

11月18日にはブルネイムアラ港へ到着しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はブルネイを訪れた]

11月23日にムアラ港を出航し、ブルネイ海軍と合同演習を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はブルネイを出航した]

11月27日、シンガポールチャンギ海軍基地へ入港しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はシンガポールのチャンギ海軍基地を訪れた]

12月2日、チャンギ海軍基地を出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はシンガポールを去った]
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その後、太平洋艦隊艦船支隊マラッカ海峡を通過してベンガル湾へ入り、12月9日にはインド東部ヴィシャーカパトナム港へ入港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はインド東部のヴィシャーカパトナムへ到着した]
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12月11日、ロシア海軍インド海軍合同演習『インドラ・ネイヴィー-2018』の沿岸フェーズが始まりました。
具体的には、12月13日以降に実施されるベンガル湾での海上演習の為の打ち合わせ、そして沿岸でのダメージコントロール訓練などです。
[ロシア海軍とインド海軍は合同演習『インドラ・ネイヴィー-2018』の準備を行なう]

12月13日、ベンガル湾合同演習『インドラ・ネイヴィー-2018』の海上フェーズが始まりました。
[ロシア海軍とインド海軍の合同演習『インドラ・ネイヴィー-2018』はベンガル湾で始まった]

12月14日には不審船の臨検訓練などが行なわれました。
[ロシア海軍とインド海軍の合同演習『インドラ・ネイヴィー-2018』はベンガル湾で続いている]

12月15日には対空、対水上砲撃訓練、対潜戦闘訓練が行なわれました。
[ロシア海軍とインド海軍の合同演習『インドラ・ネイヴィー-2018』において対空・対水上・対潜戦闘訓練が行なわれた]

演習最終日の12月16日には演習の総括が行なわれ、その後、海上で太平洋艦隊艦船支隊の送別式典が開催されました。
[ロシア海軍とインド海軍の合同演習『インドラ・ネイヴィー-2018』は完了した]

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インドを去った太平洋艦隊艦船支隊は、12月20日にスリランカコロンボ港へ入港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はスリランカのコロンボへ到着した]
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12月21日には太平洋艦隊将兵がコロンボ市内を見物し、太平洋艦隊及びスリランカ海軍のスポーツ競技会が開催されました。
12月22日には、スリランカ海軍の将兵がロシア海軍の艦船を見学しました。
[スリランカ海軍将兵はロシア海軍太平洋艦隊の軍艦を訪れた]

12月24日にコロンボを出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はスリランカのコロンボを去った]

12月27日、太平洋艦隊艦船支隊は洋上でダメージコントロール訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は洋上でダメージコントロール訓練を行なった]

太平洋艦隊艦船支隊は、南シナ海~で2019年の元旦を迎えました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は洋上で新年(2019年)を迎えた]

2019年1月6日、フィリピンマニラ港へ到着しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はフィリピンのマニラを訪れた]

そして1月11日にマニラを出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はフィリピン訪問を終えた]

マニラ滞在中、フィリピン国防相及び同国軍参謀本部長はナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」を視察しました。

ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"は地中海東部で乗組員の慣熟訓練を始めた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年1月15日15時43分配信
【黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・マカロフ」は地中海での錬成任務へ移行した】

黒海艦隊フリゲート「アドミラル・マカロフ」乗組員は、毎年、艦の乗組員が意図される任務を遂行する為に通過する体系の最初の段階である錬成任務K-1へ移行した。

艦の乗組員は、地中海水域での遠距離航海条件下において、このような計画戦闘訓練活動を初めて実施する。

錬成任務への移行中、船員は、艦の戦闘及び航海の下準備となる様々な艦内演習を実施し、駐留所に停泊した艦でのダメージコントロール、対空防衛、更には港に停泊する艦の対水中工作防衛活動を行なう。
乗組員は、毎日の組織的勤務及び休養、艦の兵装及び機構の規範整備の実施、兵器及び弾薬の受入の準備の問題へ取り組む。

フリゲート「アドミラル・マカロフ」は、2018年11月から地中海ロシア海軍常設連合部隊の一員として与えられた任務を遂行している。



プロジェクト11356Rフリゲート3番艦「アドミラル・マカロフ」は、2012年2月29日にカリーニングラード『ヤンターリ』造船所で起工され、2015年9月2日に進水し、2017年12月27日にロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入されました。
[プロジェクト11356Rフリゲート3番艦アドミラル・マカロフはロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入された]

就役後もバルト海に留まって慣熟訓練を行ない、2018年7月29日の『ロシア海軍の日』にはサンクトペテルブルク(ネヴァ川)観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。


観艦式が終わった後、北方艦隊及びバルト艦隊の参加艦と共にバルト海で合同演習を行ないました。
[北方艦隊の原子力水中巡洋艦オリョールはバルト海のロシア海軍演習へ参加する]

2018年8月18日、「アドミラル・マカロフ」黒海艦隊基地セヴァストーポリへの移動を開始しました。
[ロシア海軍の最新フリゲート"アドミラル・マカロフ"は黒海艦隊基地セヴァストーポリへ向かった]

2018年8月末までに地中海東部へ到着し、同海域で9月1日から8日まで実施されたロシア海軍ロシア航空宙軍の大規模演習へ参加しました。

[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]

その後も地中海東部に留まっていましたが、10月4日にダーダネルス海峡へ入り、地中海を去りました。
[ロシア海軍の最新フリゲート"アドミラル・マカロフ"は地中海を去り、黒海へ向かった]

翌10月5日、黒海艦隊基地セヴァストーポリへ到着しました。

[ロシア海軍の最新フリゲート"アドミラル・マカロフ"は黒海艦隊基地セヴァストーポリへ到着した]
セヴァストーポリ到着後、「アドミラル・マカロフ」の舷側番号は「499」に変更されました。
(就役時は「799」)


11月5日にセヴァストーポリを出航し、11月6日にボスポラス海峡及びダーダネルス海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"は地中海へ入る]

11月16日、同型艦「アドミラル・エッセン」と共に艦載ヘリコプターの訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"と"アドミラル・マカロフ"は地中海東部で艦載ヘリコプターの訓練を行なった]

11月20日には「アドミラル・エッセン」と共に対空防衛演習を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"と"アドミラル・マカロフ"は地中海東部で対空防衛演習を行なった]

その後も「アドミラル・マカロフ」地中海東部に留まっており、12月28日にキプロスリマソール港へ入港しました。
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[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はキプロスのリマソールを訪れた]

12月29日にリマソール港を去りました。

「アドミラル・マカロフ」は、2019年の新年を洋上(地中海東部)で迎えました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"は地中海東部で2019年の新年を迎える]

そして2019年1月中旬、「アドミラル・マカロフ」は、地中海東部錬成任務K-1を開始しました。

錬成任務K-1というのは、港に停泊した状態で行なう各種訓練の事です。
通常は、年の初めなどで新人の乗組員が大勢入ってきた際、最初に行なう慣熟訓練となります。
(本来は国内の母港で行なう)

これを地中海で実施するという事は、2019年1月上旬に「アドミラル・マカロフ」が大量の新人乗組員を受け入れたという事になります。
更に、港内に停泊した状態で行なう訓練ですから、「アドミラル・マカロフ」地中海沿岸の何処かの港に停泊中という事になります。

今回の黒海艦隊広報部発表では、地中海での錬成任務K-1としか述べていませんが、「アドミラル・マカロフ」が錬成任務の為に停泊してるのは、シリアタルトゥース以外には有り得ないでしょう。
[タルトゥースのロシア海軍基地に関するロシアとシリアの協定は批准された]


現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しています。

[黒海艦隊]
潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」
2017年9月初頭から地中海東部に滞在
潜水艦「コルピノ」2017年9月初頭から地中海東部に滞在
フリゲート「アドミラル・マカロフ」
2018年11月初頭から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「イワン・ゴルベツ」:2018年12月中旬から地中海東部に滞在
中型偵察艦「プリアゾヴィエ」:2018年12月末から地中海東部に滞在
中型海洋給油船「イマン」:2018年10月下旬から地中海東部に滞在
海洋曳船MB-31:2018年12月中旬から地中海東部に滞在

[バルト艦隊]
工作船PM-82
2017年8月中旬から地中海東部に滞在

ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは2回目の洋上試験の準備を始めた

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『タス通信』より
2019年1月15日18時18分配信
【北方造船所はフリゲート「アドミラル・カサトノフ」を年末までに海軍へ引き渡す予定であることを再確認した】
サンクトペテルブルク、1月15日/タス通信

造船企業『北方造船所』の専門技術者は、今春に予定されているフリゲート「アドミラル・フロータ・カサトノフ」の新たな段階の航行試験の準備を行なっている。
フリゲートは、年末までに海軍への引き渡しを計画している。
火曜日、同社の広報サービスは報道陣へ伝えた。

2018年12月末、フリゲートは航行試験の第1段階を完了した。
この時、一連の艦内居住保障システム、航法システム、通信、救助、生存性、換気及び空調が点検され、更には艦の速力、機動性、安定性が示された。

「現在、フリゲートは、春の段階の航行の準備を開始しております。
この艦の最初の出航では、500海里以上を走破し、試験実施チームは、速力26ノットで主動力装置の動作を点検しました。
カサトノフは、2019年末までに海軍へ引き渡さなければなりません」

声明では、こう述べられた。

第1段階の試験の結果、艦の良好な操縦性が認められた事は注目される。
12月末の結氷状況であるにも関わらず、試運転において、フリゲートの移動は、最大速力とそれほどかけ離れていなかった。
この課題は、次の段階で実行される。



[プロジェクト22350フリゲート(アドミラル・ゴルシコフ型)]
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート(旧ブログ)]

プロジェクト22350フリゲート2番艦「アドミラル-フロータ・カサトノフ」は、2009年11月26日に起工されました。
[プロジェクト22350フリゲート2番艦「カサトノフ海軍元帥」起工]

起工から約5年後の2014年12月12日に進水しました。

[ロシア海軍の新型フリゲート(大型警備艦)アドミラル・フロータ・カサトノフは進水した]

『北方造船所』は、2016年1月13日の時点で「アドミラル・カサトノフ」の完成度は81パーセントと発表しました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・フロータ・カサトノフ"は81パーセント完成している]

2016年6月下旬、「アドミラル・カサトノフ」「主要打撃複合体」が設置されました。
[建造中のロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"へ汎用打撃ミサイル発射機が設置された]
これは、有翼ミサイル「オーニクス」「カリブル」垂直発射機3S-14UKSKを指しています。
[汎用ミサイル垂直発射機3S-14UKSK]

その後も艤装工事は進められ、2018年2月初頭の時点では完成度98パーセントでした。
[ロシア海軍のプロジェクト22350フリゲート2番艦アドミラル・フロータ・カサトノフは98パーセント完成している]


2018年12月21日、「アドミラル・カサトノフ」は、洋上試験の最初の段階である工場航行試験を開始する為、造船所の岸壁を離れました。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは洋上試験を開始した]


フィンランド湾における工場航行試験の第1段階を終えた「アドミラル・カサトノフ」は、2019年1月9日にサンクトペテルブルクへ戻りました。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは最初の洋上試験を完了した]
最初の航行試験は、フィンランド湾が結氷していた為、速力は26ノットまでしか出さなかったようです。
(プロジェクト22350フリゲートの最大速力は29ノット)

今春に予定されている次の航行試験では最大速力を出すようです。

「アドミラル・カサトノフ」は、2019年末までにロシア海軍への引き渡しが予定されています。
[プロジェクト22350フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは2019年にロシア海軍へ引き渡される]


現在までに、プロジェクト22350フリゲートは4隻が起工されており、1番艦は2018年7月28日に就役しました。
[プロジェクト22350フリゲート1番艦アドミラル・ゴルシコフはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]

[プロジェクト22350フリゲート]
サンクトペテルブルクの『北方造船所』(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)で建造。

「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」
Адмирал флота Советского Союза Горшков(工場番号921)
2006年2月1日起工/2010年10月28日進水/2018年7月28日就役
北方艦隊へ配備

「アドミラル・フロータ・カサトノフ」Адмирал флота Касатонов(工場番号922)
2009年11月26日起工/2014年12月12日進水/2019年末就役予定
北方艦隊へ配備予定

「アドミラル・ゴロフコ」Адмирал Головко(工場番号923)
2012年2月1日起工/2021年末就役予定

「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・イサコフ」
Адмирал флота Советского Союза Исаков(工場番号924)
2013年11月14日起工/2022年末就役予定


プロジェクト22350フリゲートは、ロシア海軍においては「1等艦」に分類されています。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年9月20日21時1分配信
【海軍及び統合造船業営団は「アドミラル・ゴルシコフ」は1等フリゲートであると説明した】
なお、同じ「フリゲート」でも、プロジェクト11356R(アドミラル・グリゴロヴィチ型)「2等艦」です。

つまり、プロジェクト22350フリゲートは、ロシア海軍巡洋艦駆逐艦クラスと同等という事になります。
[ロシア海軍の「1等艦」]


今後、プロジェクト22350は更に2隻が追加建造される可能性も有ります。
[ロシア海軍は更に2隻のプロジェクト22350(アドミラル・ゴルシコフ型)フリゲートを追加発注するかもしれない]

その後は、拡大発展型であるプロジェクト22350Mの建造へ移行する事になります。
[プロジェクト22350Mフリゲート(超ゴルシコフ型)]

ロシア海軍太平洋艦隊へ5隻目のグラチョノク級対水中工作艇が就役した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年1月14日5時47分配信
【太平洋艦隊の対水中工作艇は厳かに聖アンドレイ旗を掲げた】

新たなプロジェクト21980「グラチョノク」対水中工作艇太平洋艦隊の軍備として受領された。

対水中工作艇への海軍旗初掲揚式典には、太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊司令部、退役将兵及び全連邦軍事スポーツ少年団員が出席した。

新たな艇は、太平洋艦隊が再軍備プログラムの枠組みで受け取った同プロジェクト艦艇の5隻目となる。

「グラチョノク」は、水中の破壊工作テロリスト部隊及び手段との戦いの為、更には、艦船駐留所水域での戦闘潜水夫の活動の保障の為に意図されている。

艇は大口径機関銃、対水中工作擲弾及び携帯高射ミサイル複合体を装備している。
電波電子及び水中音響兵装は、戦闘潜水夫のような小型で目立たない水中物体の捜索実施を可能にする。




プロジェクト21980「グラチョノク」対水中工作艇(哨戒艇)は、基地及び周辺海域の警備の為の小型艦艇であり、現在までに17隻が就役しています。

[ゼレノドリスクの『A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』で建造]
P-104「ナヒーモヴェツ」
:2010年5月4日就役、バルト艦隊
P-191「カデート」:2012年5月15日就役、黒海艦隊
P-349「スヴォーロヴェツ」:2012年11月14日就役、黒海艦隊
P-350「クルサント・キーロヴェツ」:2013年8月22日就役、黒海艦隊
P-351「ユナルメーツ・カスピヤ」:2013年10月15日就役、カスピ小艦隊
P-355「ユナルメーツ・クルイマ」:2014年10月9日就役、黒海艦隊
P-424「キネリ」:2014年10月9日就役、黒海艦隊
P-433:2017年9月16日就役、黒海艦隊
更に2隻が建造中

[ウラジオストクの『東方造船所』で建造]
P-377
:2014年2月23日就役、太平洋艦隊
P-420「ユナルメーツ・プリモリヤ」:2014年2月24日就役、太平洋艦隊
P-417「ユナルメーツ・カムチャツキー」:2014年9月25日就役、太平洋艦隊
P-431:2017年12月28日就役、太平洋艦隊
5番艇:2019年1月14日就役、太平洋艦隊

[ルイビンスクの『造船工場ヴィンペル』で建造]
P-340「ユナルメーツ・ザポリャーリヤ」
:2017年1月14日就役、北方艦隊
P-421:2017年1月14日就役、北方艦隊
P-429:2017年7月14日就役、北方艦隊
P-430「ワレーリー・フェデャニン」:2017年11月9日就役、北方艦隊

黒海艦隊所属艇は、シリアタルトゥースへ派遣されています。
[ロシア海軍黒海艦隊の対水中工作艇P-433はシリアへ到着した]

ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は遠距離航海の準備を行なう

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年1月14日12時0分配信
【北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は最初の遠距離航海を準備する】

プロジェクト22350フリゲートのトップ「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」乗組員は、北方艦隊主要基地-セヴェロモルスクで水上艦の錬成戦闘訓練任務への取り組みに着手した。
フリゲートは、初めて遠距離航海を行なう。
この出来事の前に、乗組員には、基地及び海上での錬成戦闘訓練の実施が控えている。

フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」は、昨年に北方艦隊の戦闘編制へ受け入れられた。
バレンツ海及び白海で同艦は、主要打撃複合体-有翼ミサイル「カリブル」を含め、ミサイル及び砲兵装からの一連の試験及び練習戦闘射撃を実施した。
更にフリゲートは、対空防衛複合体「ポリメント-リドゥート」の一連の射撃を行ない、その高い戦術-技術的特性が確認された。

フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」は、有翼ミサイル「カリブル」を搭載する北方艦隊で最初の水上艦となる。
同艦は、(2018年)9月8日に北方艦隊へ到着し、北方艦隊ロケット艦師団ロシア海軍最大であり、更に重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」も所属している水上艦連合部隊へ加入した。

艦は、2017年と2018年の2回、主要海軍パレードへ参加した。
フリゲートの艦長はイーゴリ・クロフマリ1等海佐である。



[プロジェクト22350フリゲート(「アドミラル・ゴルシコフ」型)]
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート(旧ブログ)]

1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソ連邦海軍元帥ゴルシコフ)は、サンクトペテルブルク市『北方造船所』で2006年2月1日に起工され、2010年10月29日に進水し、2018年7月28日にロシア海軍へ就役しました。
[プロジェクト22350フリゲート1番艦アドミラル・ゴルシコフはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]

就役の翌日の7月29日の『ロシア海軍の日』にはクロンシュタットの観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。


観艦式が終わった後、8月中はサンクトペテルブルクに滞在していましたが、9月1日に出航し、セヴェロモルスクへ向かいました。

2018年9月8日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]

2018年9月18日、乗組員の慣熟訓練の為、バレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は慣熟訓練の為にバレンツ海へ出航した]

2018年10月2日、バレンツ海「高射ミサイル複合体」(ポリメント-リドゥート)を使用する対空防衛演習を行ない、ミサイル標的「サマン」を撃墜しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で高射ミサイル"ポリメント-リドゥート"を発射した]

2018年10月4日、「アドミラル・ゴルシコフ」は、バレンツ海で再び高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」を空中標的及び海上標的へ発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は高射ミサイル"ポリメント-リドゥート"で海上目標と空中目標を撃破した]

その後、一旦基地へ戻っていたようですが、10月13日に再びバレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で戦闘演習を行なう]

2018年10月23日には、高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」を空中標的へ発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は高射ミサイル"ポリメント-リドゥート"で空中目標を撃破した]

2018年11月8日~9日、北方艦隊潜水艦「カルーガ」が遭難したという想定下で救助演習が行なわれ、「アドミラル・ゴルシコフ」重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」と共に参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーとフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は潜水艦の救助演習を行なった]

2018年12月4日、戦闘訓練を行なう為、バレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は戦闘訓練の為に出航した]

2018年12月6日、バレンツ海から有翼ミサイル「カリブル」(対地攻撃型)をロシア北西部チジャ射爆場へ発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海から巡航ミサイル"カリブル"を地上目標へ発射した]

「アドミラル・ゴルシコフ」の舷側番号は、就役前から「417」でしたが、2018年12月下旬までに「454」へ変更されました。
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北方艦隊水上艦で舷側番号400番台は駆逐艦に付けられているので、「アドミラル・ゴルシコフ」(プロジェクト22350フリゲート)は、駆逐艦と同格扱いになっているようです。

北方艦隊の駆逐艦「アドミラル・ウシャコーフ」
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その「アドミラル・ゴルシコフ」ですが、2019年には最初の遠距離航海を行ないます。
行き先は未だ明らかにされていませんが、地中海北極海でしょう。

ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"はセヴァストーポリでオーバーホールを行なう

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2019年1月14日10時46分配信
【ミサイル「カリブル」を搭載するフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」は計画修理を行なう-情報筋】
モスクワ、1月14日、インタファクス-AVN

セヴァストーポリ造船所『セヴァストーポリ海洋工場』は、黒海艦隊ロケットフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」の計画修理を行なう。
月曜日、『インタファクス-AVN』は消息筋より伝えられた。

「アドミラル・グリゴロヴィチは、1月下旬頃に『セヴァストーポリ海洋工場』のドックへ入ります」
彼は説明した。
「フリゲートの計画修理は、約1ヶ月間続く予定です」
対談者は話した。

フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、黒海艦隊の為に沿バルト造船工場『ヤンターリ』(『統合造船業営団』へ加入)で建造された3隻のプロジェクト11356フリゲートシリーズのトップである。
同艦は2016年3月11日にロシア海軍へ引き渡され、その後、何度も地中海への航海を行なった。
ロシア海軍地中海戦隊の一員である時に、ミサイル「カリブル-NK」でシリアのテロリストの目標へ打撃を与えた。



プロジェクト11356Rフリゲートの1番艦「アドミラル・グリゴロヴィチ」(494)は、カリーニングラード『ヤンターリ』造船所で2010年12月18日に起工され、2014年3月14日に進水し、2016年3月11日に就役しました。
[プロジェクト11356R警備艦(フリゲート)1番艦アドミラル・グリゴロヴィチはロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入された]

2016年6月9日に黒海艦隊セヴァストーポリ基地へ到着しました。
[ロシア海軍最新フリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は黒海艦隊基地セヴァストーポリへ到着した]

2016年7月13日には黒海で戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新フリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は黒海で砲撃訓練を行なう]

2016年8月下旬にはロシア南方軍管区「抜き打ち演習」へ参加しました。
[ロシア海軍黒海艦隊とカスピ小艦隊は抜き打ち演習へ参加する]

2016年9月24日、「アドミラル・グリゴロヴィチ」は初めての地中海航海へと出発しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・グリゴロヴィチはギリシャへ向かった]

地中海へ出た「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、9月28日にギリシャケルキラ(コルフ)島を訪問しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・グリゴロヴィチはギリシャのケルキラ(コルフ島)を訪問した]
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2016年10月3日、「アドミラル・グリゴロヴィチ」ギリシャから去りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・グリゴロヴィチはギリシャを去った]

2016年10月7日にセヴァストーポリへ帰港しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・グリゴロヴィチはセヴァストーポリへ帰投した]

それから約1ヶ月後の2016年11月3日、「アドミラル・グリゴロヴィチ」は再び地中海へ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦アドミラル・グリゴロヴィチはシリア沖へ向かった]

2016年11月4日にボスポラス海峡を通過して地中海へ入りました。
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その後、北方艦隊重航空巡洋艦(空母)「アドミラル・クズネツォフ」を中核とするロシア海軍空母機動部隊へ加わりました。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-2017年2月)]

「アドミラル・グリゴロヴィチ」は11月11日頃までシリアタルトゥース港へ寄港して各種物資を補充しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦アドミラル・グリゴロヴィチは巡航ミサイルによるシリア領内のテロ組織への攻撃を準備する]

2016年11月15日、シリア領内イドリブホムスISIL(イラク・レバントのイスラム国)及びアル=ヌスラ戦線の施設への攻撃が開始されました。
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[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機は初めてシリア領内のテロ組織への攻撃へ参加した]
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機Su-33の空爆によりアル=ヌスラ戦線の戦闘員30名以上が死亡した]

攻撃へ参加したのは重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の艦載機、沿岸ミサイル「バスチオン」(本来は地対艦ミサイル)であり、この他、「アドミラル・グリゴロヴィチ」有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦アドミラル・グリゴロヴィチはシリア領内のテロ組織へ巡航ミサイルを発射した]



その後もロシア海軍空母機動部隊の一員として地中海東部に居たようですが、2016年12月中旬には機動部隊を離れて帰路に就き、12月18日にボスポラス海峡を通過して黒海へ入りました。
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2016年12月19日にセヴァストーポリへ帰港しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦アドミラル・グリゴロヴィチはシリア沖から帰投した]

2016年12月25日に92名(アレクサンドロフ・アンサンブル団、いわゆる赤軍合唱団のメンバーを含む)を乗せてソチ空港を離陸し、黒海へ墜落したロシア軍旅客機Tu-154の捜索に参加しました。
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『スプートニク日本語版』より
【露軍機ツポレフ154墜落】

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2016年12月25日10時16分配信
【ロシア国防省のTu-154の機上滞在者リスト】

2017年2月27日、「アドミラル・グリゴロヴィチ」セヴァストーポリを出航し、地中海東部へ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦(フリゲート)アドミラル・グリゴロヴィチは地中海東部(シリア沖)へ行く]

当初の予定では、2月28日にボスポラス海峡を通過して地中海へ入る筈だったのですが、濃霧によりボスポラス海峡の船舶航行が2日間に渡って中断した為、海峡通航は3月2日にずれ込みました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦アドミラル・グリゴロヴィチは地中海へ入った]

それから約1ヶ月後、「アドミラル・グリゴロヴィチ」は一旦黒海へ下がり、3月31日には黒海東岸ノヴォロシースクへ入港しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦アドミラル・グリゴロヴィチはシリア沖からノヴォロシースクへ戻ってきた]
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2017年4月3日、トルコ海軍フリゲート「バルバロス」(F-244)コルベット「ブユックアダ」(F-512)ノヴォロシースク港を訪れ、「アドミラル・グリゴロヴィチ」はホストシップを務めました。

「アドミラル・グリゴロヴィチ」は4月5日にノヴォロシースクを出航し、トルコ海軍ロシア黒海艦隊の合同演習へ参加しました。
[ロシア海軍とトルコ海軍は黒海で合同演習を行なった]

演習終了後は黒海の出口へ向かい、4月7日にボスポラス海峡を南下し、地中海へ出ました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦(フリゲート)アドミラル・グリゴロヴィチは再びシリアへ向かった]

2017年4月8日には地中海東部(シリア沖)へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦(フリゲート)アドミラル・グリゴロヴィチは地中海東部(シリア沖)に到着した]

2017年4月12日にはシリアタルトゥースへ入港し、同港のロシア海軍第720物資-技術サービス供給所で水と食料と燃料を補充しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦(フリゲート)アドミラル・グリゴロヴィチはシリアのタルトゥースで物資を補充した]
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2017年4月13日にタルトゥースを出航しました。

2017年4月20日には地中海東部艦載ヘリコプターの飛行訓練を実施しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦(フリゲート)アドミラル・グリゴロヴィチは地中海東部で艦載ヘリコプターの飛行訓練を実施した]

2017年4月25日には地中海東部で砲撃訓練及び機雷掃討訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦(フリゲート)アドミラル・グリゴロヴィチは地中海東部で対水上・対空砲撃訓練及び機雷掃討訓練を実施した]

2017年4月26日にはキプロス島リマソール港へ入港し、4月28日に出航しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦(フリゲート)アドミラル・グリゴロヴィチはキプロス訪問を終えた]
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2017年5月23日から27日まで、同型艦の「アドミラル・エッセン」警備艦「スメトリーヴイ」及び大型揚陸艦3隻と共にリビア東部沖で演習を実施しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の地中海での演習は終わった]

その後も地中海東部へ留まりました。
[巡航ミサイル"カリブル"を搭載するロシア海軍黒海艦隊の2隻のフリゲートと1隻の潜水艦は地中海東部に留まる]

2017年6月6日から8日まで、再びキプロス島リマソール港へ寄港し、各種物資を補充しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦(フリゲート)アドミラル・グリゴロヴィチは再びキプロスのリマソールを訪問した]

2017年6月23日には同型艦「アドミラル・エッセン」、潜水艦「クラスノダール」と共に地中海東部からシリアISIL(イラク・レバントのイスラム国)施設へ有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート2隻と潜水艦1隻はシリアのハマー県のISIL(イラク・レバントのイスラム国)施設へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

2017年7月3日、リマソール港へ入港しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦(フリゲート)アドミラル・グリゴロヴィチはキプロスのリマソールへ入港した]
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その後、地中海東部を離れ、7月11日にボスポラス海峡を北上し、7月12日に黒海艦隊基地セヴァストーポリへ帰投しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海東部(シリア沖)からセヴァストーポリへ帰投した]

2017年12月1日頃にセヴァストーポリを出港し、12月2日にはボスポラス海峡を南下して地中海へ入りました。
『インタファクス』より
2017年12月2日2時33分配信
【フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」は地中海の海軍連合部隊へ補充された】

2017年12月20日には地中海東部艦載ヘリコプターの飛行訓練を実施しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2017年12月20日11時51分配信
【フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」艦上航空隊のヘリコプターは地中海で計画飛行を実施した】

「アドミラル・グリゴロヴィチ」地中海東部で2018年の元旦を迎えました。

2018年1月6日にはキプロス島リマソール港へ寄港しました。
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2018年1月29日に艦載ヘリコプターの飛行訓練を実施しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海東部で艦上対潜ヘリコプターKa-27PLの飛行訓練を行なった]

2018年3月2日に地中海東部で各種の演習を実施しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海東部で戦闘演習を行なった]

その後も地中海東部に留まり、アメリカイギリスなどの艦船を監視していました。
[ロシア海軍地中海作戦連合部隊は地中海東部でアメリカ海軍などの軍艦を追尾している]
[ロシア海軍地中海作戦連合部隊は地中海東部でイギリスのアスチュート級原潜を追尾した]

2018年4月下旬、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」、「アドミラル・エッセン」、警備艦「プイトリーヴイ」、「スメトリーヴイ」の4隻は地中海東部で演習を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート2隻と警備艦2隻は地中海東部で演習を行なう]
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート2隻と警備艦2隻は地中海東部で演習を続けている]

2018年5月末、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」、「アドミラル・エッセン」艦載ヘリコプターの訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と"アドミラル・エッセン"は地中海東部で艦載ヘリコプターの訓練を実施した]

2018年5月31日、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」警備艦「プイトリーヴイ」ダーダネルス海峡ボスポラス海峡を通過して地中海を去り、母港セヴァストーポリへの帰路に就きました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と警備艦プイトリーヴイは地中海を去った]

2018年6月1日にセヴァストーポリへ帰投しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海東部(シリア沖)からセヴァストーポリへ帰投した]

2018年7月29日の『ロシア海軍の日』には、セヴァストーポリの観艦式へ参加しました。


「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、8月16日に黒海有翼ミサイル「カリブル」(対艦型)を発射しています。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は黒海で巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

8月25日、「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、同型艦「アドミラル・エッセン」と共に地中海へ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と"アドミラル・エッセン"は地中海東部(シリア沖)へ向かった]

2018年9月1日から8日まで地中海東部で実施されたロシア海軍ロシア航空宙軍の大規模演習へ参加しました。

[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]

演習終了後も地中海東部に留まっていましたが、2018年10月18日にダーダネルス海峡へ入り、地中海を去りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海を去った]

黒海へ入った「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、黒海艦隊地対艦ミサイル部隊と合同演習を行ない、その後、セヴァストーポリへ帰投しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は黒海で地対艦ミサイル部隊と合同演習を実施した]

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就役から約3年が経過し、この間、何度も地中海東部へ派遣された「アドミラル・グリゴロヴィチ」ですが、2019年1月下旬にセヴァストーポリ『セヴァストーポリ海洋工場』のドックへ入り、オーバーホールを行なう事になりました。
[セヴァストーポリ海洋工場はセヴェロドヴィンスク艦船修理工場ズヴェズドーチカの傘下に入る]

ロシア海軍は合計32基のスーパーキャビテーション原子力水中無人機ポセイドンを太平洋艦隊と北方艦隊へ配備する

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『タス通信』より
2019年1月12日16時2分配信
【情報筋:(ロシア)海軍は32基の装置「ポセイドン」を戦闘当直に就かせる事を計画している】
モスクワ、1月12日/タス通信

ロシア海軍は、将来的に32基の戦略無人水中装置「ポセイドン」を戦闘当直に就かせる事を計画している。
土曜日に『タス通信』防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。

「2隻の潜水艦がポセイドンを搭載し、北方艦隊及び太平洋艦隊の戦闘編制へ加入する予定です。
それぞれが最大8基の無人機を搭載し、戦闘当直に就くポセイドンの総数は32基に達するでしょう」

対談者は話した。

彼は、無人機標準搭載艦『セヴマシュ』で建造されている特殊用途原子力潜水艦「ハバロフスク」になる事を指摘した。
更には、海軍に在籍する特殊潜水艦及び「然るべき仕上げの後のプロジェクト949A原子力水中巡洋艦」「ポセイドン」搭載艦として使用できると情報提供者は付け加えた。

『タス通信』は、この情報を公式には確認していない。

ロシアが作成する無人水中装置核動力装置を有するという事は、昨年3月にロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンが連邦教書演説で初めて話した。
この時大統領は、この無人機は通常は核弾頭を装備し、敵の沿岸インフラストラクチュア、航空母艦グループ、その他を破壊できると述べた。
この装置は、事実上無制限の航続距離を得る事は注目される。

装置「ポセイドン」は、搭載艦原子力潜水艦を含め、大洋多目的システムと呼ばれる。
以前、『タス通信』防衛産業企業体の情報提供者より、「ポセイドン」は、敵の海軍基地を破壊する為、2メガトンまでの威力の核弾頭を搭載可能であり、その最大速度は時速200キロメートルになると伝えられた。
更には、装置の動力設備は既に水中試験を実施していると伝えられた。



[大洋多目的システム「ポセイドン」]

2018年3月1日、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチン氏は教書演説を行ない、この中で、ロシアが開発中の各種新兵器に言及しました。
『タス通信』より
2018年3月1日18時25分配信
【プーチンが話したロシアの超兵器はどのようなものか】

この演説の中でプーチン大統領は、ロシア海軍「無人水中装置」について話しました。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年3月1日13時36分配信
【プーチンは水中システムの為の新たな原子力推進について話した】


プーチン大統領教書演説の後、ロシア海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフ大将「無人水中装置」について記者団へ説明しました。
[ロシア海軍の為の大洋多目的システム(原子力推進水中無人機)の開発は進められている]

コロリョーフ提督は、この原子力推進「無人水中装置」「大洋多目的システム」と呼んでおり、原子力潜水艦に搭載され、敵の領域付近で使用されると述べています。

この「大洋多目的システム」は、おそらく、数年前から開発が噂されている大洋多目的システム「スタトゥース6」の事でしょう。

これは、2015年11月10日のプーチン大統領ロシア連邦軍首脳の会議について報じたニュース映像の中で「偶然」映った図面に描かれていたのが発端でした。
(動画の1:45から大洋多目的システム「スタトゥース6」の説明図が映っています)
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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2015年11月12日20時17分配信
【知られざるプロジェクト「スタトゥース6」】


大洋多目的システムは、敵の海軍基地や、航空母艦グループなどを撃破する為の兵器です。
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その後、ロシア国防省は、この「原子力無人水中装置」などの公式に名前が付いていない新兵器の愛称を公募しました。

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年3月23日4時27分配信
【ロシアは新たな国産兵器の為の名前を公表した】

その結果、原子力無人水中装置「ポセイドン」と命名されました。

その他の候補には「アヴローラ」、「プリボイ」などが有りました。


大洋多目的システム(原子力無人水中装置)「ポセイドン」『2018-2027年の国家軍備プログラム』において開発され、同プログラムの末までにロシア海軍へ制式採用されます。
「ポセイドン」の搭載艦は、セヴェロドヴィンスク造船所『セヴマシュ』で建造される原子力潜水艦になります。
[大洋多目的システム(原子力推進水中無人機)ポセイドンは『2018-2027年の国家軍備プログラム』において開発され、ロシア海軍へ採用される]

「ポセイドン」は2メガトンの核弾頭を搭載できるようです。
[ロシア海軍の大洋多目的システム(原子力推進水中無人機)ポセイドンは2メガトンの核弾頭を搭載する]

大洋多目的システム「ポセイドン」の動力には、液体金属(鉛ビスマス合金)冷却原子炉が使用される可能性も有ります。
[ロスアトムはロシア軍(海軍)の為の新たな液体金属冷却原子炉を開発する]

「ポセイドン」の海上での試験は既に始まっています。

[ロシア海軍の大洋多目的システム(原子力推進水中無人機)ポセイドンの試験は進められている]

2018年12月には「ポセイドン」の水中試験が始まりました。
[ロシア海軍の大洋多目的システム(原子力推進水中無人機)ポセイドンの水中試験は始まっている]

「ポセイドン」の水中速力は時速200キロメートル(約110ノット)以上になり、ソヴィエト連邦時代に開発された超高速ロケット魚雷「シクヴァル」と同様のスーパーキャビテーション技術が使われるようです。
[ロシア海軍のスーパーキャビテーション原子力水中無人機ポセイドンの水中速力は110ノット以上となる]


ロシア海軍は、「ポセイドン」北方艦隊太平洋艦隊へ配備します。

「ポセイドン」の搭載艦は、2014年7月27日にセヴェロドヴィンスク『セヴマシュ』で起工されたプロジェクト09851特殊用途原子力潜水艦「ハバロフスク」になります。
[ロシア海軍のプロジェクト09851特殊用途原子力潜水艦ハバロフスクの船体の水圧試験が始まった]
「標準搭載艦」との事ですから、「ハバロフスク」は当初から「ポセイドン」搭載艦として設計されているようです。

この他、ロシア海軍に在籍する特殊用途原子力潜水艦にも搭載できるとの事です。
これはおそらく、プロジェクト09787特殊用途原子力潜水艦「ポドモスコヴィエ」(2016年12月26日再就役)の事でしょう。
[ロシア海軍北方艦隊の特殊用途原子力潜水艦ポドモスコヴィエ(モスクワ州)は原子力救助潜水艦となる]

この他、未完成のプロジェクト949A原子力水中巡洋艦を改造した特殊用途原子力潜水艦「ベルゴロド」(2019年就役予定)にも搭載できるようです。
[ロシア海軍の為の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドの乗組員は既に編成されている]

搭載艦は1隻辺り8隻の「ポセイドン」を搭載し、総計で32基の「ポセイドン」が実戦配備に就くとの事ですから、合計で4隻の原子力潜水艦「ポセイドン」搭載艦となります。
(北方艦隊太平洋艦隊に2隻ずつ)

つまり、「ハバロフスク」、「ポドモスコヴィエ」、「ベルゴロド」以外に、もう1隻「ポセイドン」搭載艦が必要になります。
これは、ロシア海軍に在籍するプロジェクト949A原子力水中巡洋艦の内の1隻が、「ベルゴロド」に準ずる改造を行なう事になるようです。

「ポドモスコヴィエ」は既に北方艦隊で運用されており、今後就役する「ベルゴロド」も乗組員は北方艦隊から集められているので、同艦隊へ配備される事になるでしょう。

そうなると、新規建造の「ハバロフスク」と、もう1隻が太平洋艦隊へ配備される事になります。

太平洋艦隊には5隻の949A原子力水中巡洋艦が在籍しており、この内の4隻は巡航ミサイル「カリブル」などに換装する近代化改装が行なわれます。
[近代化改装されるロシア海軍太平洋艦隊のプロジェクト949A原子力水中巡洋艦(オスカーII級)の1隻目は2021年以降に復帰する]

従って、この近代化改装の対象とならない1隻の949A原子力水中巡洋艦「ポセイドン」搭載艦に改造される可能性が高いでしょう。

ロシア海軍バルト艦隊の最新鋭小型ロケット艦ムィティシはダメージコントロール訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年1月11日15時21分配信
【バルト艦隊の最新小型ロケット艦「ムイティシ」はダメージコントロール訓練を実施した】

バルト艦隊プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦のトップは、駐留地点での錬成任務K-1への移行の枠組みにおいて、消火及び浸水の際の乗組員の行動へ取り組んでいる。

訓練中に船員は、艦内室での火災の局限化及び消火、船体に空いた穴を塞ぎ、船外からの浸水の排水の複合活動を実行し、更には消火手段使用の技量を示した。
更に、事故セクションと中央監視所の乗組員の連携へ取り組んだ。

以前、ダメージコントロールの実地訓練が、沿岸基地の練習-訓練複合体「カスピ」で実施された。

艦のダメージコントロールの実地活動を行なう演習全体は、バルト艦隊の艦船部隊の戦闘訓練の義務的要素である。

[参照]
プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦
は、近海ゾーンにおける戦闘活動実施の為に作成された。
その建造には、低視認(ステルス)技術が使用されている。
艦隊の艦のサイズは小型である:全長-67メートル、幅-11メートル、排水量-800トン。
その特性は、事実上敵のレーダーからは視認されない。
このクラスのロケット艦は、当初から公海で使用する為に設計されており、良好な耐航性を有する。
「カラクルト」の航続距離は2500海里、自立航行期間-15日、速力-30ノット。
「カラクルト」は打撃及び対空兵器複合体、戦闘管理、探知、照準及び通信システムを装備する。
この艦の基本兵装は、有翼ミサイル「カリブル」及び「オーニクス」である。



[プロジェクト22800カラクルト小型ロケット艦]


プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦の1番艦「ウラガーン」は、2016年7月29日にサンクトペテルブルク近郊の『ペラ』造船所で起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦ウラガーンとタイフーンはサンクトペテルブルクで起工された]

2017年7月29日に進水しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の為のプロジェクト22800カラクルト級小型ロケット艦の1番艦ウラガーンは進水した]

その後、造船所の岸壁で艤装工事が進められ、2018年5月19日にラドガ湖で工場航行試験を開始しました。
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[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦カラクルト級1番艦ウラガーンの航行試験が始まった]
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7月初頭までにラドガ湖で計3回の工場航行試験を実施しました。

[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦カラクルト級1番艦ウラガーンは3度に渡り航行試験を行なった]

「ウラガーン」は、サンクトペテルブルクで7月29日に行なわれた『ロシア海軍の日』記念観艦式へ参加しました。
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工場航行試験は9月中旬頃までに完了し、一旦造船所へ戻りました。
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9月28日から最終試験となる国家受領試験が始まりました。
[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦カラクルト級1番艦ウラガーンの国家試験が始まった]

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「ウラガーン」は内陸水路で移動を行ない、10月7日には白海への出口となるベロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦カラクルト級1番艦ウラガーンは白海沿岸のベロモルスクへ到着した]

「ウラガーン」白海で、打撃有翼ミサイル複合体「カリブル」対地攻撃型及び対艦攻撃型の試射を含む各種試験を実施しました。
[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦カラクルト級1番艦ウラガーンは白海で洋上試験を実施した]

「ウラガーン」は内陸水路経由で11月上旬に『ペラ』造船所へ戻りました。

[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦カラクルト級1番艦ウラガーンは白海での洋上試験を終えてサンクトペテルブルクへ戻った]

11月15日にバルト艦隊基地バルチースクへ到着しました。
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その後、バルチースクをベースにしてバルト海での試験の最終段階が実施されました。
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ロシア海軍への引き渡しを前にして「ウラガーン」「ムィティシ」Мытищиと改名されました。
「ムィティシ」モスクワ近郊の小都市です。

2018年12月17日、小型ロケット艦「ムィティシ」聖アンドレイ旗(海軍旗)初掲揚式典が開催され、正式にロシア海軍へ就役しました。
「ムィティシ」は、バルト艦隊第36ロケット艇旅団第106小型ロケット艦大隊へ編入されました。

[プロジェクト22800カラクルト小型ロケット艦1番艦ウラガーン改めムィティシはロシア海軍へ就役し、バルト艦隊へ編入された]

12月23日、「ムィティシ」は就役後の最初の海上戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の最新鋭小型ロケット艦ムィティシは対空戦闘訓練を行なった]

そして2019年1月11日には艦内でダメージコントロール訓練を実施しました。

なお、「ムィティシ」乗組員は、今回の訓練に先立ち、以前に陸上の訓練施設でもダメージコントロール訓練を行なっています。

ロシア海軍バルト艦隊沿岸部隊はT-72B戦車を受領した

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2019年1月11日15時4分配信
【バルト艦隊は30両以上のT-72B戦車を受領した】
モスクワ/カリーニングラード-ロシア通信社ノーボスチ

バルト艦隊軍団は30両以上のT-72B戦車を軍備として受領した。
ロシア連邦国防省は発表した。

「戦車は、現代的で強力なミサイル-砲兵器、最新の通信手段及び効率的な砲撃管理システムを装備しております。
車両は、遮蔽動的防護、出力840馬力のエンジン、目標へのレーザー照準を伴う兵器管理複合体を装備しています」

声明では、こう述べられた。

当局は、今年に軍団戦車部隊は、30両の戦車から成るもう1つの集団を受け取る予定であると伝えた。

戦闘車両の長所は、近い内に戦車軍団で評価され、その野外での従事中に『アルミヤ-2019』の試合の枠組みにおけるコンクール『戦車バイアスロン』の準備を行なう。



記事中のバルト艦隊軍団というのは、2016年に新編されたバルト艦隊沿岸部隊第11軍団の事であり、海軍歩兵(スヴォーロフ及びアレクサンドル・ネフスキー勲章授与・第336べラストク親衛独立海軍歩兵旅団)とは別の部隊です。

第11軍団は、以下の4個部隊で構成されています。

[第11軍団]
モスクワ-ミンスクプロレタリア赤旗2度授与・スヴォーロフ勲章及びクトゥーゾフ勲章授与・第7親衛独立自動車化射撃兵連隊(カリーニングラード)
インステルブルク赤旗2度授与・スヴォーロフ勲章授与・第79親衛独立自動車化射撃兵旅団(グセフ)
ブレスト-ワルシャワ・レーニン勲章授与・赤旗・クトゥーゾフ勲章授与・第152親衛ロケット旅団(チェルニャホフスク)
ヴィテブスク赤旗・クトゥーゾフ勲章及びアレクサンドル・ネフスキー勲章授与・第244親衛砲兵旅団(カリーニングラード)
第22親衛独立高射ロケット連隊(カリーニングラード)


モスクワ-ミンスクプロレタリア赤旗2度授与・スヴォーロフ勲章及びクトゥーゾフ勲章授与・第7親衛独立自動車化射撃兵連隊は、1926年に編成された第1親衛射撃兵師団をベースとした部隊です。
2002年6月1日には第7親衛独立自動車化射撃兵旅団に改編され、2008年12月1日には第7親衛独立自動車化射撃兵連隊に改編され、2016年6月29日にバルト艦隊第11軍団へ編入されました。

インステルブルク赤旗2度授与・スヴォーロフ勲章授与・第79親衛独立自動車化射撃兵旅団は、1942年に編成された第18親衛自動車化射撃兵師団をベースとした部隊です。
2002年6月1日に第79親衛独立自動車化射撃兵旅団へ改編され、2016年6月29日にバルト艦隊第11軍団へ編入されました。

ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はフィリピン訪問を終えた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2019年1月11日7時43分配信
【太平洋艦隊艦船支隊はフィリピン訪問を完了した】

本日、ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、大型海洋給油船「ボリス・ブトマ」で構成される太平洋艦隊戦闘艦支隊は、1月6日に到着したマニラ港(フィリピン)への寄港を完了した。

訪問中に太平洋艦隊戦闘艦支隊司令部は、フィリピン海軍及びフィリピンロシア大使館の代表との会合を行なった。

港への寄港中に太平洋艦隊将兵は、市内の観光名所を展望する見学旅行へ招待された。
船員は、フィリピンの同僚と数回のサッカー、バレーボール、更には綱引きの合同親善スポーツ競技会を開催した。

太平洋艦隊潜水艦部隊参謀長エドゥアルト・ミハイロフ少将指揮下の太平洋艦隊艦船支隊は、2018年10月1日に遠距離航海へ出発した。
主な航海の目的は、聖アンドレイ旗のデモンストレーションと、アジア太平洋地域諸国との海軍協力の更なる発展に有る。



2018年10月1日、ロシア太平洋艦隊ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(1990年1月7日就役)と大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(1991年12月15日就役)は、大型海洋給油船「ボリス・ブトマ」(1978年10月30日就役)を伴い、3ヶ月以上に渡るアジア太平洋地域への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はアジア太平洋地域への遠距離航海へ出発した]
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10月4日、太平洋艦隊艦船支隊日本函館へ入港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフと大型海洋給油船ボリス・ブトマは日本の函館港を訪れた]

今年(2018年)は、函館ロシア領事館が開設されてから160周年に当たるので、これに関連する訪問でした。
(1858年に最初のロシア領事ゴシケーヴィチ一行が着任した)
『函館日ロ交流史研究会』公式サイトより
【函館・ロシア略年表】

10月5日にはロシア領事館開設160周年記念式典が開催されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊将兵は函館のロシア領事館開設160周年記念式典へ参加した]

10月6日、ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」函館港港町埠頭A岸壁で一般公開されました。
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太平洋艦隊艦船支隊は10月7日に函館を去りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は日本の函館港を去った]

10月10日、太平洋艦隊艦船支隊大韓民国済州島へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は大韓民国の済州島へ到着した]
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太平洋艦隊艦船支隊は、10月11日に済州島沖で行なわれた「2018大韓民国海軍国際観艦式」へ参加しました。
『中央日報』(日本語版)より
2018年10月11日8時57分配信
【済州国際観艦式、米空母など国内外艦艇41隻が参加…日中は代表団のみ派遣】

10月15日に済州島を去りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は大韓民国の済州島を去った]

その後、艦船支隊東シナ海へ入り、10月17日には潜水艦を捜索する演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は東シナ海で潜水艦の捜索演習を行なった]

10月21日、太平洋艦隊艦船支隊中国青島港へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は中国の青島港を訪れた]
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10月23日には太平洋艦隊の艦船が一般公開されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の艦船は中国の青島港で一般公開された]

10月25日、太平洋艦隊艦船支隊青島港を出航し、黄海中国海軍の軍艦と合同演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は中国の青島港を去った]

11月6日には東シナ海で対空防衛などの演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は東シナ海で対空防衛演習を実施した]

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その後、支隊は、2018年11月7日~10日にインドネシアジャカルタで開催された軍事・安全保障展示会『INDO DEFENCE 2018』へ参加しました。
【INDO DEFENCE 2018】

11月18日にはブルネイムアラ港へ到着しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はブルネイを訪れた]

11月23日にムアラ港を出航し、ブルネイ海軍と合同演習を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はブルネイを出航した]

11月27日、シンガポールチャンギ海軍基地へ入港しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はシンガポールのチャンギ海軍基地を訪れた]

12月2日、チャンギ海軍基地を出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はシンガポールを去った]
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その後、太平洋艦隊艦船支隊マラッカ海峡を通過してベンガル湾へ入り、12月9日にはインド東部ヴィシャーカパトナム港へ入港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はインド東部のヴィシャーカパトナムへ到着した]
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12月11日、ロシア海軍インド海軍合同演習『インドラ・ネイヴィー-2018』の沿岸フェーズが始まりました。
具体的には、12月13日以降に実施されるベンガル湾での海上演習の為の打ち合わせ、そして沿岸でのダメージコントロール訓練などです。
[ロシア海軍とインド海軍は合同演習『インドラ・ネイヴィー-2018』の準備を行なう]

12月13日、ベンガル湾合同演習『インドラ・ネイヴィー-2018』の海上フェーズが始まりました。
[ロシア海軍とインド海軍の合同演習『インドラ・ネイヴィー-2018』はベンガル湾で始まった]

12月14日には不審船の臨検訓練などが行なわれました。
[ロシア海軍とインド海軍の合同演習『インドラ・ネイヴィー-2018』はベンガル湾で続いている]

12月15日には対空、対水上砲撃訓練、対潜戦闘訓練が行なわれました。
[ロシア海軍とインド海軍の合同演習『インドラ・ネイヴィー-2018』において対空・対水上・対潜戦闘訓練が行なわれた]

演習最終日の12月16日には演習の総括が行なわれ、その後、海上で太平洋艦隊艦船支隊の送別式典が開催されました。
[ロシア海軍とインド海軍の合同演習『インドラ・ネイヴィー-2018』は完了した]

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インドを去った太平洋艦隊艦船支隊は、12月20日にスリランカコロンボ港へ入港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はスリランカのコロンボへ到着した]
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12月21日には太平洋艦隊将兵がコロンボ市内を見物し、太平洋艦隊及びスリランカ海軍のスポーツ競技会が開催されました。
12月22日には、スリランカ海軍の将兵がロシア海軍の艦船を見学しました。
[スリランカ海軍将兵はロシア海軍太平洋艦隊の軍艦を訪れた]

12月24日にコロンボを出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はスリランカのコロンボを去った]

12月27日、太平洋艦隊艦船支隊は洋上でダメージコントロール訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は洋上でダメージコントロール訓練を行なった]

太平洋艦隊艦船支隊は、南シナ海~で2019年の元旦を迎えました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は洋上で新年(2019年)を迎えた]

2019年1月6日、フィリピンマニラ港へ到着しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はフィリピンのマニラを訪れた]

そして1月11日にマニラを出航しました。

ロシア海軍は新型深海作業用バチスカーフを購入する

『タス通信』より
2019年1月10日0時37分配信
【情報筋:(ロシア)海軍は特殊操作を行なう為のバチスカーフの購入を計画している】
モスクワ、1月9日/タス通信

ロシア連邦海軍は、6隻の特殊水中操作を行なう為の透明なバチスカーフの購入を計画している。
水曜日に『タス通信』防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。

深海有人装置は、情報提供者によると、『ガスプロム』の発注の下で2022年までに設計局『マラヒート』が作成し、基礎ヴァージョンは海底パイプラインの故障の検査及び除去の為に意図されている。
「ですが、装置にはロシア連邦国防省深海調査管理総局が関心を示しており、このバチスカーフを特殊水中操作を行なう為の手段として見ております」
対談者は話した。

彼によると、「海軍へ引き渡される装置は、3つの艦隊~北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊で任務を遂行する」予定である。
「これらの各艦隊は、少なくとも2隻の装置を受け取ります」
対談者は説明した。

情報提供者は、装置の為の作業は今年に開始されなければならないと述べた。
バチスカーフは様々なマニピュレータを装備し、2500mまでの深度で作業を遂行でき、その乗組員は3名から成る。
「装置は球形であり、透明な船体はアクリル及びチタンであり、電気で動き、最低限一昼夜に渡る作業継続を保障します。
装置を搭載するのは、事実上あらゆる民間船及び軍用船で可能です」

対談者は説明した。

バチスカーフの開発費用は、10億ルーブル以上になる。



今回の記事で取り上げられているバチスカーフは、元々は民間用であり、『ガスプロム』が発注し、『マラヒート』設計局が開発します。

【『ガスプロム』公式サイト】

【『マラヒート』サンクトペテルブルク海洋機械製造局公式サイト】

これにロシア国防省(ロシア海軍)が目を付け、北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊向けに計6隻を購入する意向を示しているようです。

新型バチスカーフがどのようなものになるかは現時点では分かりませんが、以前の「ミール」(「ミール-1」「ミール-2」)のようなものになるかもしれません。
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ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはクリミア半島のセヴァストーポリへ入港した



『タス通信』より
2019年1月10日15時39分配信
【大型対潜艦「セヴェロモルスク」は半年間の航海を終えた】
セヴァストーポリ、1月10日/タス通信

半年間の遠距離航海に在った北方艦隊大型対潜艦「セヴェロモルスク」は、木曜日にセヴァストーポリへ入った。
『タス通信』特派員はリポートした。

艦は、モスクワ時間9時15分頃にセヴァストーポリ湾へ入った。

北方艦隊将兵は、黒海艦隊の船員及び軍楽隊に歓迎された。
乗組員は、黒海艦隊司令官アレクサンドル・モイセーエフ中将と北方艦隊副司令官ヴィクトール・ソコロフ中将に敬礼した。

艦はセヴァストーポリへ約1ヶ月の滞在を計画しており、この間、彼らは黒海艦隊の作戦指揮下に在る。
この期間に乗組員は休暇を取り、そして大型対潜艦は機器整備を行なう。
更には、物資を補充する。

[「セヴェロモルスク」の航海]
大型対潜艦「セヴェロモルスク」
の遠距離航海は、昨年7月に始まった。
9月から12月まで艦の乗組員はインド洋、アデン湾、紅海、アラビア海で海賊対処及び民間船舶航行の安全保障任務を遂行した。
船員は新年及びクリスマスを地中海で迎えた。

航海中に「セヴェロモルスク」アルジェ港、ヴィクトリア港、ペンバ港、アンツィラナナ港、ジブチ港、カラチ港、リマソール港へ業務訪問の為に寄港した。
艦の乗組員は、インド洋ロシア-パキスタン演習『アラビアン・モンスーン-2018』へ、地中海ロシア海軍の艦隊間演習へ参加した。

合計して艦は30000海里以上を航行した。



北方艦隊大型対潜艦「セヴェロモルスク」(「619」、1988年1月24日就役)とロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」(「055」、1986年11月5日就役、2016年12月末に近代化改装完了)は、『ロシア海軍の日』(7月29日)にクロンシュタットで行なわれる観艦式(主要海軍パレード)へ参加する為、2018年7月4日にセヴェロモルスク基地を出航しました。
[7月29日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊の艦はセヴェロモルスク基地を出航した]

2018年7月15日、『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する他の北方艦隊所属艦と共にフィンランド湾へ到着しました。
[7月29日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊の艦はフィンランド湾へ入る]

7月29日の『ロシア海軍の日』にはクロンシュタットの観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。


観艦式が終わった後、他の北方艦隊所属艦と共にクロンシュタットを去り、8月1日から他の艦隊の観艦式参加艦と共にバルト海で演習を開始しました。
[北方艦隊の原子力水中巡洋艦オリョールはバルト海のロシア海軍演習へ参加する]

演習終了後、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」及び大型対潜艦「セヴェロモルスク」バルト海から北海へ入り、ラマンシュ海峡(英仏海峡)へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクは英仏海峡へ向かった]

8月8日にラマンシュ海峡(英仏海峡)の通過を完了し、8月9日から大西洋北部で演習を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクは北大西洋で演習を開始した]

8月11日にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]

8月15日にアルジェリアの首都アルジェへ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクはアルジェを訪れた]

8月19日にアルジェを出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクはアルジェリアを去った]

8月23日には地中海中部で演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクは地中海中部で演習を行なった]

9月1日から8日まで地中海東部で実施されたロシア海軍ロシア航空宇宙軍の大規模演習へ参加しました。

[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]


その後も2隻は地中海東部に滞在していましたが、大型対潜艦「セヴェロモルスク」ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」と別れ、9月21日にスエズ運河を通過して紅海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはアデン湾で海賊対処任務に就く]
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10月1日にアデン湾へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクは海賊対処任務の為にアデン湾へ入った]

10月5日にセーシェル諸島ヴィクトリア港へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはセーシェル諸島のヴィクトリア港へ寄港した]

10月9日に出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはセーシェル諸島を去った]

10月15日、大型対潜艦「セヴェロモルスク」モザンビークペンバ港(ポルト・アメリア)へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはモザンビークを訪れた]

10月17日にペンバ港(ポルト・アメリア)を出航し、次の訪問地マダガスカルへ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはモザンビークを去り、マダガスカルへ向かった]

10月21日、マダガスカル島アンツィラナナ港(ディエゴ・スアレス)へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはマダガスカルのアンツィラナナを訪れた]

10月24日にアンツィラナナ港を出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはマダガスカルを去った]

10月29日、「セヴェロモルスク」は再びセーシェル諸島ヴィクトリア港へ寄港しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2018年10月29日13時52分配信
【北方艦隊の大型対潜艦「セヴェロモルスク」はセーシェルへの業務寄港を行なった】

11月3日にヴィクトリア港を去り、アデン湾へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクは2度目のセーシェル訪問を終え、アデン湾へ向かった]

11月10日にはアデン湾日本海上自衛隊護衛艦「いかづち」(2001年3月14日就役)と合同演習を行ないました。
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[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはアデン湾で日本海上自衛隊の護衛艦と合同演習を行なった]

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11月12日にジブチへ寄港し、11月14日に出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはジブチを訪れた]

11月19日、海賊対処任務として、紅海からアデン湾を通過してアラビア海へ行くインド貨物船の護衛を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはアデン湾でインドの貨物船を護衛する]

11月27日にパキスタンカラチ港へ入港しました。
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[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはパキスタンのカラチを訪れた]

11月30日にカラチ港を出航し、パキスタン海軍との合同演習『アラビアン・モンスーン-2018』へ参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはパキスタン海軍との合同演習『アラビアン・モンスーン-2018』へ参加する]

その後、パキスタンを去り、12月11日に再びジブチへ寄港しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクは再びジブチを訪れた]
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12月13日にジブチを出航し、紅海へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはジブチを去り、紅海へ向かった]
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12月20日にスエズ運河を通過して地中海東部へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはスエズ運河へ入った]
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12月22日、キプロス島リマソール港へ入港しました。
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[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクは地中海東部へ入り、キプロスのリマソールを訪れた]

12月25日、キプロス国家守備隊海上部隊司令官が「セヴェロモルスク」を訪れました。
[キプロス国家守備隊海上部隊司令官はロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクを訪れた]

12月26日にリマソール港から出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはキプロスを去った]

大型対潜艦「セヴェロモルスク」は、2019年の元旦を地中海で迎えました。
[ロシア海軍の70隻以上の艦船は洋上で新年(2019年)を迎えた]

2019年1月8日、「セヴェロモルスク」ダーダネルス海峡を通過してマルマラ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはダーダネルス海峡を通過してマルマラ海へ入った]
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翌1月9日にはボスポラス海峡を通過して黒海へ入りました。

[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはボスポラス海峡を通過して黒海へ入った]

そして1月10日、「セヴェロモルスク」は、クリミア半島黒海艦隊基地セヴァストーポリへ到着しました。

「セヴェロモルスク」は約1ヶ月間セヴァストーポリに滞在し、この間に艦のメンテナンスを行ない、乗組員は休暇を取って帰省するようです。


なお、一緒に遠距離航海へ出発し、2018年9月中旬までは行動を共にしていたロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」は、11月23日に母港セヴェロモルスクへ帰投しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海遠征を終えて母港セヴェロモルスクへ帰投した]