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ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはシリアのタルトゥース港へ入港した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年11月16日10時3分配信
【バルト艦隊艦船支隊は地中海で戦闘演習任務へ取り組み、シリアのタルトゥース港へ入った】

遠距離航海任務を遂行している警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」、海洋曳船「ヴィクトール・コネツキー」、給油船「エリニヤ」で構成されるバルト艦隊艦船支隊は、タルトゥース港(シリア)への業務寄港を行なった。
これは、遠距離航海中の2度目のシリアの港への寄港である。

シリアの港へ寄港する前日、地中海で一連の戦闘演習任務へ取り組み、その中で仮想敵空中攻撃手段を撃退する為に対空防衛手段及び電波電子戦闘手段を用いる訓練を実施した。
この他、支隊の艦船の乗組員は、船舶航行が集中する条件下での合同操艦行動へ取り組んだ。
更に警備艦の戦闘班は、承認ルート移動時の仮想敵潜水艦の仮想捜索及び探知を行ない、海上目標へ艦の主要打撃兵器~対艦ミサイル複合体「ウラン」を使用するミサイルの電子発射を行なった。

バルト海から地中海への海上移動において船員は8000海里以上を走破し、シリアタルトゥース港及びギリシャピレウス港を訪れた。

支隊の戦闘艦及び船には、バルト艦隊海軍歩兵連合部隊の対テログループが乗っている。
これに加え、警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」艦上ヘリコプターKa-27を搭載する。

警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」、海洋曳船「ウラジーミル・コネツキー」、給油船「エリニヤ」で構成されるバルト艦隊艦船支隊は、計画遠距離航海任務を遂行する為、10月1日にバルチースク軍港を去り、インド洋へ進路を取った。



バルト艦隊プロジェクト11540警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は、2019年7月24日に就役10周年を迎えました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは就役10周年を迎えた]

これまでに何度もインド洋へ行った事のある「ヤロスラフ・ムードルイ」ですが、今度はインド海軍との合同演習『インドラ-2019』へ参加する事になり、10月1日にバルチースクを出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはインドへ向かった]

「ヤロスラフ・ムードルイ」に随伴する支援船は、この2隻です。

プロジェクト745MBS海洋曳船「ヴィクトール・コネツキー」(2014年1月14日就役)
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プロジェクト160中型海洋給油船「エリニヤ」(1968年6月就役)
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「ヤロスラフ・ムードルイ」随伴船は、10月5日に北海へ入りました。
[インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは北海へ入った]

10月7日までにラマンシュ海峡(英仏海峡)の通過を完了し、ビスケー湾へ出ました。
[インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは英仏海峡を通過した]

10月11日までにジブラルタル海峡の通過を完了し、地中海へ入りました。
[インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは地中海へ入った]

10月13日に地中海西部海域で給油船からの洋上補給を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年10月13日13時54分配信
【バルト艦隊の警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は地中海で物資を補充した】

10月21日にキプロスリマソール港へ入港しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスのリマソール港へ入港した]

10月25日にリマソール港を出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスを去った]

10月28日にシリアタルトゥース港へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはシリアを訪れた]

11月初頭には地中海東部の演習へ参加しました。
[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍は地中海東部で合同演習を実施した]

11月5日にギリシャピレウス港を訪れました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはギリシャのピレウス港を訪れた]

11月8日にピレウス港を出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはギリシャを去った]

その後、地中海東部で演習を行ないました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは地中海で演習を行なった]

11月16日に再びシリアタルトゥース港へ入りました。


インド海軍との合同演習『インドラ-2019』は、2019年12月にインド洋で実施されます。
[ロシア海軍バルト艦隊の艦船は2019年12月に実施されるインド海軍との合同演習『インドラ-2019』へ参加する]

ロシア海軍北方艦隊の自動車化射撃兵旅団はT-80BVM戦車への更新を完了した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年11月13日18時15分配信
【北方艦隊の独立自動車化射撃兵旅団の戦車大隊は完全にT-80BVM戦車へ再装備された】

北方艦隊独立自動車化射撃兵旅団戦車大隊T-80BVM戦車への再装備を完了した。
連合部隊は、工場『オムスク輸送機械』で近代化が行なわれた26両の戦闘車両から成る一団を最近に受け入れた。

戦車大隊の隊員の戦闘訓練は、新たな演習期間には新たな車両で行なわれる。
2018年から旅団へ受け入れられたT-80BVMの以前の一団で研修を行なっていた戦車兵は操作を準備する。

T-80BVM戦車は、近代化されたT-80BVの新たなヴァージョンであり、装甲車両の基礎戦闘力は増大している:防護火力、機動性、操縦性。

戦車は出力1250馬力の改良ガスタービンエンジンを装備しており、全ての地形における車両の走行性能及び機動性の向上と時速70キロメートルの発揮を可能にする。
ガスタービンエンジンのユニークな特性は、極北及び北極圏の低温条件下で操作する際のT-80BVMへ利点を与える。

戦闘車両は、NSVT(ニキーチン-ソコロフ-ヴォルコフ戦車)機関銃及びPKY(カラシニコフ戦車機関銃)、誘導ロケット射撃実施機能を有する125mm砲を装備している。
兵器管制の為、昼間・夜間チェンネル、更にはレーザー距離計を備えた戦車長及び照準手の照準を含む「ソスナ-U」射撃管制システムが使用される。

近代化中に戦車兵器制御複合体「レフレクス」を受け取った。
これを使用する事により射撃距離を増大させ、更には5キロメートル離れた敵の戦車或いは他の防護施設の撃破が可能となる。

装甲に加え、戦車乗員はモジュラー動的防護複合体「レリクト」及び対累積格子遮蔽板により保護される。



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ペチェンガ赤旗・クトゥーゾフ勲章授与・第200独立自動車化射撃旅団は、元々はロシア陸軍に所属していたのですが、2012年12月1日付でロシア北方艦隊へ移管されました。

第200独立自動車化射撃旅団は、以下の部隊で構成されています。

ヤロスラヴリ赤旗・スヴォーロフ勲章及びボフダン・フメリニツキー勲章授与・第583独立親衛自動車化射撃大隊
第658独立自動車化射撃大隊
第664独立自動車化射撃大隊
フォクシャン-グダニスク赤旗・スヴォーロフ勲章授与・第60独立親衛戦車大隊
コブリンスク赤旗・ボフダン・フメリニツキー勲章授与・第416独立自走砲大隊
第471独立自走曲射砲大隊
第382独立反応砲大隊
第274独立親衛工兵大隊
第871独立対戦車砲大隊
第226独立高射ミサイル砲大隊
第293独立電波電子戦闘中隊
第185連絡郵便通信所



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T-80BVMは、T-80BV(1985年軍備採用)を近代化改修したT-80シリーズの最新型です。

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T-80BVMの試験は2018年初頭に完了しました。
『タス通信』より
2018年1月31日9時20分配信
【T-80BVM戦車の試験は2018年初期の完了が計画されている】

T-80BVMは、2018年5月末から北方艦隊ペチェンガ赤旗・クトゥーゾフ勲章授与・第200独立自動車化射撃旅団への配備が始まりました。
テレビ局『ズヴェズダー』より
2018年5月30日13時15分配信
【T-80BVM戦車は北方艦隊の戦車大隊のT-72を代替する】

2018年6月初頭から本格的な慣熟訓練が始まりました。
[ロシア海軍北方艦隊はT-80BVM戦車の慣熟訓練を始めた]

2019年中にT-80BVMへの更新を完了しました。
[ロシア海軍北方艦隊の自動車化射撃兵旅団は2019年末までにT-80BVM戦車への更新を完了する]

ロシア海軍太平洋艦隊の原子力水中巡洋艦トヴェリはカムチャツカでダメージコントロール訓練を行なった


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年11月14日4時32分配信
【太平洋艦隊の原子力水中巡洋艦「トヴェリ」は演習中に魚雷発射管を通して潜水艦の仮想事故の除去へ取り組んだ】

カムチャツカ太平洋艦隊有翼ミサイル原子力水中巡洋艦「トヴェリ」は、潜水艦の区画の1つで火災が発生し、更には海底に横たわる事故潜水艦から乗組員を組織的に救助する艦のダメージコントロール演習を行なった。

演習中に水中巡洋艦の乗組員は、現実に近い条件下で区画の気密正常化、個人保護手段の着用、防衛境界線の作成を行なった。
事故対処グループは、火災の消火、更には区画からの排水の活動へ磨きを掛けた。

加えて潜水艦乗員には、海底に在る仮想事故の条件下の潜水艦魚雷発射管を通して乗組員の一部の避難を実施する課題が追加で与えられた。
この困難な戦闘訓練の要素は、成功裏に取り組みが行なわれた。

艦の乗組員のダメージコントロール活動への取り組みは、海上へ出る潜水艦の乗組員の戦闘訓練の義務的要素である。



プロジェクト949A巡洋潜水艦の7番艦K-456は、セヴェロドヴィンスク『セヴマシュ』で1988年2月9日に起工され、1991年6月28日に進水し、1992年8月18日にロシア海軍へ納入され、1992年8月29日に海軍旗初掲揚式典を開催して正式に就役しました。

就役前の1992年2月29日に「カサートカ」と命名されました。

本艦を含むプロジェクト949Aは、1992年6月3日付で「原子力水中巡洋艦」へ艦種変更されました。

1992年12月30日に北方艦隊ザーパドナヤ・リツァ基地へ到着し、北方艦隊第11潜水艦師団へ編入されました。

1993年8月18日~9月14日に北極海経由でカムチャツカ半島ヴィリュチュンスク基地へ回航されました。

1993年9月28日に太平洋艦隊第10潜水艦師団へ転属しました。

1996年3月20日に「ヴィリュチュンスク」と改名されました。

1997年~2001年まで沿海地方ボリショイ・カーメニ艦船修理工場『ズヴェズダー』でオーバーホールが行なわれました。

2011年1月28日に「トヴェリ」と改名されました。

2012年11月1日にオホーツク海対艦ミサイル「グラニート」を発射しました。
[オホーツク海で対艦ミサイル発射訓練が行なわれた]

2014年9月にもオホーツク海対艦ミサイル「グラニート」を発射しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは戦略演習ヴォストーク-2014で有翼ミサイルを発射した]

2019年11月14日、「トヴェリ」は各種ダメージコントロール訓練を行ないました。
記事末尾で「ダメージコントロールは海上へ出る潜水艦の義務的要素」と書かれているので、今後「トヴェリ」は出航するようです。



現在、ロシア太平洋艦隊には5隻の949A原子力水中巡洋艦が在籍し、この内の3隻(トヴェリ、オムスク、トムスク)が稼働状態に在ります。

「オムスク」は2019年6月にオーバーホールを終えて復帰しています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の原子力水中巡洋艦オムスクは敵潜水艦への魚雷攻撃訓練を行なった]

「トムスク」は2014年12月にオーバーホールを終えて復帰しています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の原子力水中巡洋艦トムスクはオホーツク海で対艦ミサイル"グラニート"を発射した]

稼働状態に無い「イルクーツク」「チェリャビンスク」は、沿海地方ボリショイ・カーメニで近代化改装が行なわれています。
[ロシア海軍太平洋艦隊のプロジェクト949A原子力水中巡洋艦(オスカーII級)4隻は沿海地方のボリショイ・カーメニで近代化改装される]

プロジェクト06363潜水艦はロシア海軍バルト艦隊の為に追加建造される?

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『タス通信』より
2019年11月14日14時57分配信
【情報筋:ロシアはバルト海の潜水艦戦力の強化を計画している】
モスクワ、11月14日/タス通信

バルト艦隊は、黒海艦隊太平洋艦隊の後に、有翼ミサイル「カリブル」で武装するプロジェクト636.3潜水艦のシリーズ建造の3番目となるかもしれない。
『タス通信』は木曜日に造船分野の2名の情報提供者より伝えられた。

「海軍総司令部は、バルト艦隊の為のプロジェクト636.3ディーゼルエレクトリック潜水艦のシリーズ建造の問題を検討しております」
対談者の1人は話した。
彼は「バルト艦隊へのカリブル搭載潜水艦の登場は、バルト海におけるロシア連邦の打撃潜在力を大幅に高めるでしょう」と付け加えた。

他の『タス通信』への情報提供者は「バルト艦隊の為のシリーズは、他の艦隊の為のような6隻の潜水艦では無く、少数になるかもしれません」と指摘した。

海軍総司令部は、『タス通信』が情報提供者から提示された情報にコメントしなかった。

以前、『アドミラルティ造船所』(『統合造船業営団』へ加入)は、黒海艦隊の為に6隻のプロジェクト636.3潜水艦を建造した。
太平洋艦隊の為の更なる6隻の同タイプの潜水艦は、様々な建造及び設計段階に在る。
全てのプロジェクト636.3潜水艦は、ミサイル複合体「カリブル-PL」を装備する。
黒海艦隊の同型の潜水艦は、地中海からシリアテロリスト施設へミサイル打撃を与えた。

現在、太平洋艦隊の為の636.3潜水艦シリーズの1隻目「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」は国家試験を完了している。
海軍への引き渡しは今年末までに実行されなければならない。

[プロジェクト636.3について]
プロジェクト636.3潜水艦(NATO
分類-改キロII)は74メートルの全長を有し、(水中)満載排水量は3900トン以上である。
堅牢な船体は、潜水艦の作業深度240メートル及び限界深度300メートルを保障する。
636.3の航続距離は7500海里である。
潜水艦の主要兵装は、有翼ミサイルと同名のミサイル複合体「カリブル-PL」であり、水中位置から魚雷発射管を通して発射される。



[プロジェクト06363潜水艦(黒海艦隊)]
ロシア海軍の為のプロジェクト06363潜水艦は、現在、黒海艦隊向けの6隻が2014年~2016年に就役しています。
全てサンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』で建造されています。
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プロジェクト06363は、プロジェクト877(キロ級)の輸出型プロジェクト636を更に改良したタイプであり、今後建造される第5世代通常動力潜水艦「カリーナ」級の開発設計作業の成果も一部取り入れられています。

プロジェクト06363潜水艦は、有翼ミサイル「カリブル」を標準装備しています。
(533mm魚雷発射管から発射する)

黒海艦隊06363は、既にシリア有翼ミサイル「カリブル」を実戦使用しています。
[ロシア海軍はシリアのテロ組織へ100発の巡航ミサイル"カリブル"を発射した]


[プロジェクト06363潜水艦(太平洋艦隊)]
そして太平洋艦隊向けにも6隻の06363潜水艦『アドミラルティ造船所』で建造される事になり、建造契約は2016年9月7日に締結されました。
[サンクトペテルブルクのアドミラルティ造船所はロシア海軍太平洋艦隊の為の6隻のプロジェクト06363潜水艦の建造契約を締結した]

2017年7月28日に最初の2隻~「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」「ヴォルホフ」が同時に起工されました。

[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーとヴォルホフはサンクトペテルブルクで起工された]

B-274「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」は、2019年3月28日に進水しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーはサンクトペテルブルクで進水した]

その後、8月下旬から10月上旬に掛けて航行試験が行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーは最終洋上試験を完了した]

「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」は、2019年12月末までにロシア海軍への引き渡しが予定されています。
[ロシア海軍太平洋艦隊は2019年に2隻の巡航ミサイル"カリブル"搭載艦を受け取る]

2番艦「ヴォルホフ」は2019年12月の進水が予定されています。

2019年11月1日、太平洋艦隊向けの06363潜水艦の3番艦「マガダン」と4番艦「ウファ」が同時に起工されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦マガダンとウファはサンクトペテルブルクで起工された]


そして今度はバルト艦隊向けに06363潜水艦を建造するという話が出てきました。

現時点では未だ検討段階であり、正式に決定されてはいないようですが、実現する可能性は低くはないでしょう。

ただ、黒海艦隊太平洋艦隊と同様に6隻が建造される可能性は無さそうですが・・・
(おそらくは半分程度)

現在、バルト艦隊にはソ連邦時代に就役した2隻の877潜水艦が在籍しており、この他、黒海艦隊所属のB-871「アルローサ」に寿命延長工事を行なってバルト艦隊へ転属させる事が計画されています。
[ロシア海軍のポンプジェット潜水艦アルローサはセヴァストーポリの浮きドックへ入った]

新たに建造されるかもしれない06363は、外見こそ877と大して変わりませんが、中身は、ほぼ別物と言っても良いでしょう。

ロシア海軍の練習艦ペレコプはミャンマーを去り、スリランカへ向かった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年11月15日12時42分配信
【練習艦「ペレコプ」はミャンマー共和国への業務寄港プログラムを完了し、ベンガル湾へ進路を取った】

100名以上のS.O.マカロフ提督記念太平洋海軍高等学校及び海軍軍事科学研修センター『海軍アカデミー』(サンクトペテルブルク市)の生徒を乗せて練習航海任務を遂行しているバルト艦隊練習艦「ペレコプ」は、ヤンゴン港(ミャンマー共和国)への業務寄港プログラムを完了し、ベンガル湾へ進路を取った。

ヤンゴンバルト艦隊練習艦の乗組員は必要基準までの艦内物資の補充を行なった。
ロシア軍事船員及び海軍学校生徒は名所を訪れ、沿岸で休養した。

練習艦「ペレコプ」の次の寄港地は、スリランカハンバントタ港となり、艦は11月19日に到着する。

バルト艦隊練習艦「ペレコプ」は、8月23日にクロンシュタットから練習航海へ出発し、これまでに4つの大洋へ到着し、北方海上航路を通過し、総計で20000海里以上を進んだ。



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プロジェクト887練習艦の2番艦「ペレコプ」は、ポーランドグダニスク造船所で1976年4月24日に起工され、1976年12月11日に進水し、1977年9月30日にソ連海軍へ就役しました。

現在はバルト艦隊に所属し、クロンシュタット港に駐留しています。

「ペレコプ」(310)は、2013年8月から2016年11月までブルガリアヴァルナの艦船修理工場で大規模なオーバーホールを行ないました。
(ソヴィエト連邦時代のブルガリアの債務返還の一環として)

復帰後、2017年には地中海、黒海(セヴァストーポリ)までの遠洋実習航海を行ない、同年8月にギリシャピレウス、9月にはポルトガルリスボンを訪れました。


2018年の「ペレコプ」の遠洋実習航海は、これまでの地中海黒海(セヴァストーポリ)だけではなく、極東方面(ウラジオストク)まで行き、更には北極海を横断しました。
(2018年3月1日出航、同年11月14日帰港)
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[練習艦ペレコプ遠洋実習航海(2018年3月-11月)]


2019年7月5日、「ペレコプ」クロンシュタット港を抜錨し、2019年度の遠洋実習航海へ出発しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプは遠洋実習航海へ出発した]

7月7日、「ペレコプ」バルチースク基地へ入港しました。

[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプはバルチースク基地へ入港した]
ここで「クズネツォフ記念海軍アカデミー」カリーニングラード分校の生徒110名を乗せ、物資を補給した後、7月10日にバルチースク基地を出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプはバルト海を去る]

7月10日には大ベルト海峡へ入り、カテガット海峡、スカゲラク海峡を通過して7月13日に北海へ出ました。
これらの海峡を通過する際には、海軍兵学校の生徒が練習艦の乗組員に代わって当直に立ちました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプは北海へ入った]

その後、「ペレコプ」北海、ラマンシュ海峡(英仏海峡)、ビスケー湾を通過し、7月17日までにジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]

「ペレコプ」地中海を横断して7月25日に黒海へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプは黒海へ入った]

7月26日に黒海艦隊基地セヴァストーポリへ到着しました。

その後、「ペレコプ」は、セヴァストーポリの海軍兵学校生徒を乗せて出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプはクロンシュタットへ行く]

8月初頭に北アフリカスペイン領セウタへ寄港し、8月9日に出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプは北アフリカのスペイン領セウタを訪れた]

8月12日にジブラルタル海峡を通過して大西洋へ入りました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年8月12日17時45分配信
【練習艦「ペレコプ」は大西洋へ入った】

その後、「ペレコプ」ビスケー湾ラマンシュ海峡を通過し、8月14日には北海へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプは再び北海へ入った]

北海からバルト海へ入り、一旦クロンシュタット港へ戻った「ペレコプ」は、8月23日に出航し、今度はバレンツ海へ向かいました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプはバレンツ海へ向かった]

8月26日には大ベルト海峡へ入りました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ行く]

その後、「ペレコプ」は、北海、ノルウェー海、バレンツ海を通過し、9月1日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。

[ロシア海軍の練習艦ペレコプは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]

9月初頭にセヴェロモルスクを出航した後、9月8日にアルハンゲリスク港へ入港、9月10日に出航し、北極海横断航海へ向かいました。

[ロシア海軍の練習艦ペレコプはアルハンゲリスクを訪れた後に北極海へ向かった]

9月16日にヴィリキツキー海峡へ入りました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはヴィリキツキー海峡へ入った]

9月18日にはチクシ湾へ投錨停泊しました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはチクシ湾へ投錨停泊した]

9月20日にチクシ湾を去りました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはチクシ湾を去り、ぺヴェクへ向かった]

9月22日にぺヴェク港を訪れました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはぺヴェク港を訪れた]
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9月23日にぺヴェク港を去りました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはぺヴェク港を去った]

「ペレコプ」北極海を更に東へ進み、10月1日にはベーリング海へ入りました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプは北極海を越えてベーリング海へ入った]

10月3日、「ペレコプ」カムチャツカ半島太平洋艦隊原潜基地ヴィリュチンスクへ到着しました。
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[ロシア海軍の練習艦ペレコプはカムチャツカ半島へ到着した]

「ペレコプ」は10月18日にヴィリュチンスクを出航し、サハリンコルサコフ港へ向かいました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはカムチャツカを去り、サハリンへ向かった]

10月20日にコルサコフへ短期間寄港した後、10月22日にウラジオストクへ到着しました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはウラジオストクへ到着した]

「ペレコプ」は10月26日にウラジオストクを出航し、カンボジアシアヌークビルへ向かいました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはウラジオストクを去り、カンボジアへ向かった]

11月4日にシアヌークビルへ到着しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年11月1日14時20分配信
【練習艦「ペレコプ」の乗組員と生徒はカンボジアで『民族統一の日』を迎える】
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11月6日にシアヌークビルを出航し、インド洋へ向かいました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはインド洋へ向かった]

11月13日にミャンマーヤンゴン港へ到着しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプはミャンマーを訪れた]

11月15日にヤンゴンを出航し、スリランカハンバントタ港へ向かいました。

ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは地中海で演習を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年11月14日12時0分配信
【地中海でバルト艦隊の艦船の演習が行なわれた】

遠距離航海を行なっている警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」、海洋曳船「ヴィクトール・コネツキー」、給油船「エリニヤ」で構成されるバルト艦隊艦船支隊は、地中海で一連の戦闘演習任務へ取り組んだ。

戦闘演習任務の遂行中、警備艦の乗組員は地中海で、仮想敵空中攻撃手段を撃退する為の対空防衛手段及び電波電子戦闘手段を用いる訓練を実施した。
この他、艦船支隊の乗組員は、船舶航行集中条件での合同操艦行動へ取り組んだ。
更に警備艦の戦闘班は、承認ルート移動時の仮想敵潜水艦の仮想捜索及び探知を行なった。

警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」乗組員は、艦上の目標指示システムの助力を得て海上目標へのミサイルの電子発射を行なった。
ミサイル射撃は、艦の主要打撃兵器~対艦ミサイル複合体「ウラン」を使用して実施された。

海上での戦闘演習活動に加え、乗組員は艦載システムの操作に関する問題、組織的な日常活動、更には給油船「エリニヤ」からの艦内物資の補充へ取り組んだ。

警備艦及び船の材料部分及び兵装は正常モードで機能している。
船員は、全ての艦のシステムの必要な計画予防整備及び他の予防作業を行なっている。
乗組員は健常であり、与えられた任務を遂行する準備を整えている。

バルト海から地中海への海上移動において船員は8000海里以上を走破し、シリアタルトゥース港及びギリシャピレウス港を訪れた。

支隊の戦闘艦及び船には、バルト艦隊海軍歩兵連合部隊の対テログループが乗っている。
これに加え、警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」艦上ヘリコプターKa-27を搭載する。

警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」、海洋曳船「ウラジーミル・コネツキー」、給油船「エリニヤ」で構成されるバルト艦隊艦船支隊は、計画遠距離航海任務を遂行する為、10月1日にバルチースク軍港を去り、インド洋へ進路を取った。



バルト艦隊プロジェクト11540警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は、2019年7月24日に就役10周年を迎えました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは就役10周年を迎えた]

これまでに何度もインド洋へ行った事のある「ヤロスラフ・ムードルイ」ですが、今度はインド海軍との合同演習『インドラ-2019』へ参加する事になり、10月1日にバルチースクを出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはインドへ向かった]

「ヤロスラフ・ムードルイ」に随伴する支援船は、この2隻です。

プロジェクト745MBS海洋曳船「ヴィクトール・コネツキー」(2014年1月14日就役)
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プロジェクト160中型海洋給油船「エリニヤ」(1968年6月就役)
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「ヤロスラフ・ムードルイ」随伴船は、10月5日に北海へ入りました。
[インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは北海へ入った]

10月7日までにラマンシュ海峡(英仏海峡)の通過を完了し、ビスケー湾へ出ました。
[インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは英仏海峡を通過した]

10月11日までにジブラルタル海峡の通過を完了し、地中海へ入りました。
[インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは地中海へ入った]

10月13日に地中海西部海域で給油船からの洋上補給を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年10月13日13時54分配信
【バルト艦隊の警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は地中海で物資を補充した】

10月21日にキプロスリマソール港へ入港しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスのリマソール港へ入港した]

10月25日にリマソール港を出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスを去った]

10月28日にシリアタルトゥース港へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはシリアを訪れた]

11月初頭には地中海東部の演習へ参加しました。
[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍は地中海東部で合同演習を実施した]

11月5日にギリシャピレウス港を訪れました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはギリシャのピレウス港を訪れた]

11月8日にピレウス港を出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはギリシャを去った]


インド海軍との合同演習『インドラ-2019』は、2019年12月にインド洋で実施されます。
[ロシア海軍バルト艦隊の艦船は2019年12月に実施されるインド海軍との合同演習『インドラ-2019』へ参加する]

ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは南アフリカ沖で中国及び南アフリカ海軍と合同演習を行なう

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2019年11月14日13時52分配信
【ロシア、中国、南アフリカ共和国は海軍演習で海賊対処へ取り組む】
モスクワ、11月14日、インタファクス

ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」は11月末に海軍演習が行なわれる南アフリカ共和国沿岸へ到着する。
北方艦隊広報サービスは発表した。

「11月末にマルシャル・ウスチーノフはケープタウン港への業務寄港を行なう予定です。
11月末には中国及び南アフリカ共和国の軍事船員との海軍演習が行なわれ、その中で北方艦隊将兵は外国の同僚と協同で海上における対海賊、対テロリスト作戦、更には遭難者への援助活動へ取り組みます」

広報サービスは声明で述べた。

大西洋巡洋艦北方艦隊の支援船~中型海洋給油船「ヴャジマ」及び救助曳船SB-406と合流し、公海上での投錨停泊時の液体貨物移送及び受け入れの演習へ着手した。
現在、巡洋艦の乗組員は、真水と燃料の在庫を指定基準まで補充している。
物資補充完了後、艦はアフリカ南海岸の進路へ戻ると広報サービスは伝えた。

『Mosi』と命名されたロシア、南アフリカ共和国、中国の初の合同海軍演習は11月25日に開始されなければならず、完了は12月の第1週となる。
南アフリカ共和国海軍からはフリゲートSAS「アマトリア」及び支援艦SAS「ドラケンスバーグ」が参加する。
中国人民解放軍海軍からは、11月24日にケープタウンへ到着する054A型フリゲート「濰城」が参加する。



ロシア北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、救助曳船SB-406は、2019年7月3日にセヴェロモルスクを出航し、7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式(主要海軍パレード)へ参加する為、7月中旬にクロンシュタットへ到着しました。
[2019年7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊艦船はクロンシュタットへ到着した]

これらの艦船は、7月28日の『ロシア海軍の日』主要海軍パレード(クロンシュタット及びサンクトペテルブルクネヴァ川の観艦式)へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】



主要海軍パレードが終わった後、これらの艦船はクロンシュタットを去り、バルト海で対潜演習を行ないました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海で演習を行なった]

2019年8月1日からバルト海で始まったロシア海軍演習『大洋の盾-2019』へ参加しました。
[バルト海のロシア海軍演習『大洋の盾-2019』(2019年8月)]

8月5日には北海へ入りました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海を去り、北海へ入った]

その後は北海ノルウェー海で演習を行なっていたようですが、8月12日、「マルシャル・ウスチーノフ」救助曳船SB-406は他の北方艦隊艦船と別れ、南下して遠距離航海を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは遠洋航海を開始した]

この2隻に中型海洋給油船「ヴャジマ」(1982年9月29日就役)が合流しました。
『Marine Traffic』より
【給油船「ヴャジマ」】

「マルシャル・ウスチーノフ」と随伴船は北海を南下し、8月15日にはラマンシュ海峡(英仏海峡)へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは英仏海峡を通過する]

8月17日にラマンシュ海峡を通り抜けてビスケー湾へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは英仏海峡を通過してビスケー湾へ入った]

8月22日にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]

8月26日にアルジェリアの首都アルジェ港を訪れました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアルジェリアを訪れた]
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8月29日にアルジェ港から出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアルジェリアを去った]

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その後、「マルシャル・ウスチーノフ」と随伴船は地中海中央部へ移動して投錨停泊し、9月4日には中型海洋給油船「ヴャジマ」からディーゼル燃料(軽油)真水の補給を受け、ダメージコントロールなどの艦内演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海中部で演習を行なった]

9月9日、中型海洋給油船「ヴャジマ」救助曳船SB-406は、キプロスリマソール港へ入港しました。
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翌9月10日、「マルシャル・ウスチーノフ」エジプトアレクサンドリア港へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはエジプトのアレクサンドリア港を訪れた]

9月13日、「マルシャル・ウスチーノフ」アレクサンドリア港を出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはエジプトのアレクサンドリア港を去った]

その後、地中海東部を北上し、9月24日にはマルマリス近郊のトルコ海軍基地アクサズを訪問しました。
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[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはトルコのアクサズ海軍基地を訪れた]

一方、中型海洋給油船「ヴャジマ」救助曳船SB-406は、9月26日にギリシャピレウスを訪問しました。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船と救助曳船はギリシャのピレウスを訪問した]

9月27日、「マルシャル・ウスチーノフ」トルコ海軍基地アクサズから出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはトルコのアクサズ海軍基地を去った]

その後、「マルシャル・ウスチーノフ」中型海洋給油船「ヴャジマ」及び救助曳船SB-406と合流し、10月2日に地中海東部で各種の演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海東部で演習を実施した]

10月8日、「マルシャル・ウスチーノフ」ギリシャピレウスを訪問しました。
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[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはギリシャのピレウスを訪れた]

10月10日にピレウスを出航しました。


10月14日にキプロスリマソール港へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはキプロスのリマソールを訪れた]

10月17日にリマソール港を出航し、西へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはキプロスのリマソールを去った]

その後、「マルシャル・ウスチーノフ」と2隻の支援船は地中海を西へ進み、10月22日にジブラルタル海峡を通過して大西洋へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海を去り、大西洋へ入った]

10月27日、アフリカ西方海域に居る「マルシャル・ウスチーノフ」乗組員は、ロシア地理学協会(総裁はロシア国防相セルゲイ・ショイグ)のイベント『地理学ディクテーション-2019』へ参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアフリカ西方海域でロシア地理学協会のイベントへ参加した]

翌10月28日には停泊中の対空戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアフリカ西方海域で対空防衛訓練を行なった]

11月2日、2隻の支援船カーボベルデを訪問しました。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船と救助曳船はカーボベルデを訪れた]
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一方、「マルシャル・ウスチーノフ」大西洋の南下を続けました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは大西洋中部に居る]

2隻の支援船は11月5日にカーボベルデを出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船と救助曳船はカーボベルデを去った]

11月7日、「マルシャル・ウスチーノフ」赤道を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは大西洋上で赤道を通過した]

11月8日に赤道ギニアマラボ港へ寄港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは赤道ギニアを訪れた]
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「マルシャル・ウスチーノフ」は11月11日にマラボ港を出航し、2隻の支援船との合流地点へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは赤道ギニアを去った]

支援船と合流して洋上補給を行なった後、「マルシャル・ウスチーノフ」南アフリカケープタウンへ向かいます。

ケープタウン到着後、「マルシャル・ウスチーノフ」南アフリカ海軍及び中国海軍と合同演習を行ないます。

ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"グレミャーシチー"は白海海軍基地(セヴェロドヴィンスク)へ到着した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年11月13日16時35分配信
【新たなコルベット「グレミャーシチー」は白海で試験を実施する】

本日(11月13日)、サンクトペテルブルク造船工場『北方造船所』で建造されたプロジェクト20385コルベットのトップは、国家試験を実施する為に北方艦隊白海海軍基地へ到着した。

埠頭で艦は白海海軍基地司令官コンスタンチン・カバンツォフ少将に出迎えられた。
コルベット艦長から艦隊間移動を成功裏に完了し、白海での試験実施の準備を整えているとの報告を受けた後、コンスタンチン・カバンツォフ少将は、白海基地へ到着した「グレミャーシチー」乗組員を祝福し、艦を視察した。

コルベット「グレミャーシチー」は、複雑な水文気象条件下でバルト海から白海へ移動した。
航行は、乗組員の専門的な準備の良い点検となった。

北方海域へ移動する艦の捜索-救助保障は、救助曳船「ニコライ・チケル」、更には白海海軍基地部隊により遂行された。
彼らは更に、白海でのコルベットの試験を支援する。

[参照]
プロジェクト20385コルベット
のトップ「グレミャーシチー」は、2012年2月1日に『北方造船所』で起工された。
艦の設計者は中央海洋設計局『アルマーズ』である。

艦は、敵の潜水艦及び水上艦の探知及び破壊、揚陸部隊の上陸支援、更には近海ゾーンにおける様々な課題の解決の為に意図されている。

「グレミャーシチー」の名は、海上での行動を成功裏に行ない、親衛称号を付けられ、その艦長アントン・グリン1等海佐(後に少将)はソヴィエト連邦英雄となった大祖国戦争時の北方艦隊の伝説の駆逐艦に敬意を表し、このコルベットに付けられた。



プロジェクト20385コルベットの1番艦「グレミャーシチー」は、2012年2月1日にサンクトペテルブルク市『北方造船所』(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)で起工されました。
[サンクトペテルブルクでフリゲート「アドミラル・ゴロフコ」及びコルベット「グレミャーシチー」が起工された]

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プロジェクト20385プロジェクト20380の改良型であり、兵装が強化されています。
[プロジェクト20385「グレミャーシチー」型コルベット]

20380対艦ミサイル「ウラン」に代わり、20385は対地攻撃も可能な打撃巡航ミサイル「カリブル」を装備します。

当初、プロジェクト20385には、ドイツMTU社製のディーゼルエンジンが装備される予定でしたが、ヨーロッパ諸国対ロシア制裁により、その供給は途絶えました。
[ロシアは水上艦用のエンジン供給を拒否したドイツとウクライナの企業を訴える]

この為、設計を変更してロシア『コロムナ工場』ディーゼルエンジン「ディーゼルユニットDDA12000」~が搭載される事になりました。
これは以前のプロジェクト20380と同じエンジンです。
[ロシア新世代艦のガスタービンとディーゼル]

2016年4月末、『コロムナ工場』ディーゼルエンジンの設置作業が始まりました。
[ロシア海軍の為の新世代コルベット"グレミャーシチー"へのロシア製ディーゼルエンジンの取り付けが始まった]

2016年5月19日までにディーゼルエンジンの設置作業は完了しました。
[ロシア海軍の為の新世代コルベット"グレミャーシチー"へのロシア製ディーゼルエンジンの設置は完了した]

2017年6月30日、「グレミャーシチー」の進水式典が開催されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト20385コルベット1番艦グレミャーシチーは進水した]

2018年1月から造船所の岸壁で係留試験が始まりました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"グレミャーシチー"乗組員は艦内への居住を準備する]

「グレミャーシチー」の洋上試験(工場航行試験)開始は、当初の予定(2019年3月)より遅れ、2019年4月21日になりました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"グレミャーシチー"は洋上試験を開始した]



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5月初頭に一旦クロンシュタットへ戻っていた「グレミャーシチー」は、5月6日に出航し、2回目の洋上試験をフィンランド湾で開始しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"グレミャーシチー"は2回目の洋上試験を開始した]

洋上試験中の5月8日、大祖国戦争(1941年6月22日のナチスドイツ軍によるソ連侵攻開始から1945年5月9日のベルリン占領までのソ連-ドイツ戦争ロシア側公式呼称)の勝利74周年の祝賀行事へ参加する為、一時クロンシュタットへ戻りました。

5月9日の戦勝記念日をクロンシュタット軍港で祝いました。
[ロシア海軍の最新鋭コルベット"グレミャーシチー"は洋上試験中に大祖国戦争勝利74周年を祝った]

祝賀行事を終えた後、「グレミャーシチー」は、フィンランド湾で洋上試験を続けました。
[ロシア海軍最新鋭のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"とコルベット"グレミャーシチー"はバルト海で洋上試験を続ける]
[ロシア海軍の最新鋭コルベット"グレミャーシチー"はフィンランド湾で航行試験を続ける]

「グレミャーシチー」の洋上試験(工場航行試験)の第1段階は2019年6月下旬までに完了しました。
[ロシア海軍の最新鋭コルベット"グレミャーシチー"は洋上試験の第1段階を終えた]

「グレミャーシチー」は、7月28日の『ロシア海軍の日』サンクトペテルブルク(ネヴァ川)で行なわれた観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】


そして8月20日に洋上試験(工場航行試験)を再開しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"グレミャーシチー"は洋上試験を再開した]

「グレミャーシチー」の洋上試験はバルト海で続けられ、10月4日にはヘリコプターの発着試験を開始しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"グレミャーシチー"はバルト海でヘリコプターの発着試験を行なう]

その後、「グレミャーシチー」は工場航行試験を完了してカリーニングラード沿バルト造船工場『ヤンターリ』へ移動しました。

11月初頭にカリーニングラードを出航し、11月13日に白海海軍基地(セヴェロドヴィンスク)へ到着しました。
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今後、「グレミャーシチー」白海で最終洋上試験~国家試験を行ないます。

「グレミャーシチー」ロシア海軍への引き渡しは、2019年12月25日に予定されています。
引き渡し後は太平洋艦隊へ配備されます。
[プロジェクト20385コルベット1番艦グレミャーシチーは2019年末までにロシア海軍へ引き渡される]
[ロシア海軍太平洋艦隊は2019年に2隻の巡航ミサイル"カリブル"搭載艦を受け取る]


記事の末尾で触れられていますが、「グレミャーシチー」(轟く、鳴り響く)は、元々は第2次世界大戦時の北方艦隊駆逐艦であり、1942年に親衛称号を授与されています。
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その後、「グレミャーシチー」の名と親衛称号は北方艦隊駆逐艦3隻に受け継がれ、2010年代には新世代コルベットが栄光の「グレミャーシチー」を襲名する事になりました。


プロジェクト20385の2番艦「プロヴォールヌイ」は2013年7月25日に起工されました。
[プロジェクト20385コルベット「プロヴォールヌイ」は起工された]

2019年9月27日の「プロヴォールヌイ」
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ロシア海軍への引き渡しは2020年以降に予定されており、こちらも太平洋艦隊へ配備されます。

ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプはミャンマーを訪れた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
バルト地域情報供給部(カリーニングラード市)発表
2019年11月13日14時20分配信
【バルト艦隊の練習艦「ペレコプ」はミャンマー共和国へ到着した】

S.O.マカロフ提督記念太平洋海軍高等学校及び海軍軍事科学研修センター『海軍アカデミー』の100名以上の生徒を乗せて練習航海任務を遂行しているバルト艦隊練習艦「ペレコプ」は、ヤンゴン港(ミャンマー共和国)への業務寄港を行なった。

4日間続くヤンゴンへの寄港計画では、必要基準までの艦内物資の補充が規定されている。
ロシア軍事船員海軍学校生徒は更に名所を訪れ、沿岸で休養する機会を得る。

航海中に将来の海軍士官は、世界の大洋の様々な緯度での特殊性と航海環境を考慮に入れた実地技量を得る機会が在る。

艦での研修の為、特殊クラス及び訓練シミュレーターが作成された。
「ペレコプ」は天文学甲板、艦のダメージコントロール区画、6本オール漕ぎボートを有する。
同時に300名までの将来の航海士、機関士、操縦士が海上実習を行なえる。
艦の移動時に、ロシア連邦の大規模港を訪れ、2、3回の海軍学校の生徒の交代を行なう。
2018年には、1000名以上が艦上で実地訓練を行なった。



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プロジェクト887練習艦の2番艦「ペレコプ」は、ポーランドグダニスク造船所で1976年4月24日に起工され、1976年12月11日に進水し、1977年9月30日にソ連海軍へ就役しました。

現在はバルト艦隊に所属し、クロンシュタット港に駐留しています。

「ペレコプ」(310)は、2013年8月から2016年11月までブルガリアヴァルナの艦船修理工場で大規模なオーバーホールを行ないました。
(ソヴィエト連邦時代のブルガリアの債務返還の一環として)

復帰後、2017年には地中海、黒海(セヴァストーポリ)までの遠洋実習航海を行ない、同年8月にギリシャピレウス、9月にはポルトガルリスボンを訪れました。


2018年の「ペレコプ」の遠洋実習航海は、これまでの地中海黒海(セヴァストーポリ)だけではなく、極東方面(ウラジオストク)まで行き、更には北極海を横断しました。
(2018年3月1日出航、同年11月14日帰港)
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[練習艦ペレコプ遠洋実習航海(2018年3月-11月)]


2019年7月5日、「ペレコプ」クロンシュタット港を抜錨し、2019年度の遠洋実習航海へ出発しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプは遠洋実習航海へ出発した]

7月7日、「ペレコプ」バルチースク基地へ入港しました。

[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプはバルチースク基地へ入港した]
ここで「クズネツォフ記念海軍アカデミー」カリーニングラード分校の生徒110名を乗せ、物資を補給した後、7月10日にバルチースク基地を出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプはバルト海を去る]

7月10日には大ベルト海峡へ入り、カテガット海峡、スカゲラク海峡を通過して7月13日に北海へ出ました。
これらの海峡を通過する際には、海軍兵学校の生徒が練習艦の乗組員に代わって当直に立ちました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプは北海へ入った]

その後、「ペレコプ」北海、ラマンシュ海峡(英仏海峡)、ビスケー湾を通過し、7月17日までにジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]

「ペレコプ」地中海を横断して7月25日に黒海へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプは黒海へ入った]

7月26日に黒海艦隊基地セヴァストーポリへ到着しました。

その後、「ペレコプ」は、セヴァストーポリの海軍兵学校生徒を乗せて出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプはクロンシュタットへ行く]

8月初頭に北アフリカスペイン領セウタへ寄港し、8月9日に出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプは北アフリカのスペイン領セウタを訪れた]

8月12日にジブラルタル海峡を通過して大西洋へ入りました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年8月12日17時45分配信
【練習艦「ペレコプ」は大西洋へ入った】

その後、「ペレコプ」ビスケー湾ラマンシュ海峡を通過し、8月14日には北海へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプは再び北海へ入った]

北海からバルト海へ入り、一旦クロンシュタット港へ戻った「ペレコプ」は、8月23日に出航し、今度はバレンツ海へ向かいました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプはバレンツ海へ向かった]

8月26日には大ベルト海峡へ入りました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ行く]

その後、「ペレコプ」は、北海、ノルウェー海、バレンツ海を通過し、9月1日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。

[ロシア海軍の練習艦ペレコプは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]

9月初頭にセヴェロモルスクを出航した後、9月8日にアルハンゲリスク港へ入港、9月10日に出航し、北極海横断航海へ向かいました。

[ロシア海軍の練習艦ペレコプはアルハンゲリスクを訪れた後に北極海へ向かった]

9月16日にヴィリキツキー海峡へ入りました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはヴィリキツキー海峡へ入った]

9月18日にはチクシ湾へ投錨停泊しました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはチクシ湾へ投錨停泊した]

9月20日にチクシ湾を去りました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはチクシ湾を去り、ぺヴェクへ向かった]

9月22日にぺヴェク港を訪れました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはぺヴェク港を訪れた]
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9月23日にぺヴェク港を去りました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはぺヴェク港を去った]

「ペレコプ」北極海を更に東へ進み、10月1日にはベーリング海へ入りました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプは北極海を越えてベーリング海へ入った]

10月3日、「ペレコプ」カムチャツカ半島太平洋艦隊原潜基地ヴィリュチンスクへ到着しました。
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[ロシア海軍の練習艦ペレコプはカムチャツカ半島へ到着した]

「ペレコプ」は10月18日にヴィリュチンスクを出航し、サハリンコルサコフ港へ向かいました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはカムチャツカを去り、サハリンへ向かった]

10月20日にコルサコフへ短期間寄港した後、10月22日にウラジオストクへ到着しました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはウラジオストクへ到着した]

「ペレコプ」は10月26日にウラジオストクを出航し、カンボジアシアヌークビルへ向かいました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはウラジオストクを去り、カンボジアへ向かった]

11月4日にシアヌークビルへ到着しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年11月1日14時20分配信
【練習艦「ペレコプ」の乗組員と生徒はカンボジアで『民族統一の日』を迎える】
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11月6日にシアヌークビルを出航し、インド洋へ向かいました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはインド洋へ向かった]

11月13日にミャンマーヤンゴン港へ到着しました。

近代化改装中のロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート(大型対潜艦)マルシャル・シャーポシニコフはウラジオストクの乾ドックを出た

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年11月13日3時45分配信
【近代化される太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」は乾ドックから出た】

近代化が行なわれている太平洋艦隊フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」は、ウラジオストク株式会社『艦船修理センター・ダーリザヴォード』の乾ドックから出渠し、同社の艤装埠頭へ置かれた。

ドック入渠期間中に船底外部部品及び船体構造の修理、電気機器の据え付けと、根本的に新たな機器の為の基礎工事を完了した。
駆動軸の新たな区画が製造され、主要ケーブル線の一部は交換され、新たな兵装システムの為の敷設が行なわれた。
近代化される艦は、新たな打撃ミサイル兵器複合体を得た。

ドック修理と並行してフリゲートの中間修理が継続された。
近代化の枠組みで、艦の上部構造物の20パーセント以上が取り外され、設計図面に沿って再び製造された。

乾ドックから出た後、艦は主動力装置の最初の試験を行なう為の出航の準備を続けている。



プロジェクト1155大型対潜艦の8番艦「マルシャル・シャーポシニコフ」は、1983年5月25日にカリーニングラード沿バルト造船工場『ヤンターリ』で起工され、1984年12月27日に進水し、1985年12月30日にソ連海軍へ納入されました。
1986年2月2日に太平洋艦隊へ編入され、正式に就役しました。
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1987年10月1日から12月26日まで太平洋艦隊基地への移動航海を行ないました。
この間、モザンビーク、ルアンダ、セーシェル諸島、インド、ベトナムを訪問しました。

1988年7月14日から1989年2月13日までペルシャ湾で行動し、41隻の船を護送しました。
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1990年にはエチオピアからソ連民間人を避難させ、この間にアブダビアデンへ寄港しました。
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1990年8月14日から18日まで朝鮮共和国ウォンサン(元山)港を訪問しました。

1990年12月15日から1991年8月30日までペルシャ湾で行動し、この間にアブダビアデンへ寄港しました。
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1992年11月から1994年4月までウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』でオーバーホールが行なわれました。

2003年4月16日にウラジオストクを出航し、5月にインド洋黒海艦隊の艦船と合同演習を行ない、その後、インドを訪問しました。
[ロシア海軍、インド洋遠征(2003年4~5月):その1・太平洋艦隊のウダロイ級大型対潜艦]

2003年10月にはハワイ真珠湾を訪問しました。
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2004年8月30日から9月30日まで日本を訪問し、9月4日には日本海上自衛隊と捜索救助合同演習を行ないました。

2005年8月には中国青島港を訪問しました。

2006年3月にはグアム島を訪問しています。
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2008年9月15日から17日まで日本海で実弾射撃訓練を行ない、帰投した直後に火災事故が発生しました。
[大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフで火災発生 ]

2009年3月に修理を完了し、艦隊へ復帰しました。

「マルシャル・シャーポシニコフ」は、これまでに3度に渡りアデン湾海賊対処任務へ就いており、1度目は2010年2月24日に出港しています。
[大型対潜艦「シャーポシニコフ元帥」支隊はソマリアへ出発した]

アデン湾到着後の「マルシャル・シャーポシニコフ」艦内で打ち合わせを行なうロシア海軍海賊対処部隊幹部とアメリカ及びシンガポール海軍アデン湾派遣部隊指揮官
(2010年4月8日)
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2010年5月6日、ソマリア海賊に乗っ取られたロシアタンカー「モスクワ大学」を解放しました。
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【ソマリア海賊:露タンカー乗っ取り 翌日に解放】
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『ロシア通信社ノーボスチ』情報グラフィックより。
2012年5月7日配信
【乗っ取られたタンカー「モスクワ大学」の突入解放作戦】

この時のロシア海軍海賊対処部隊指揮官は、第44対潜艦旅団司令官イリダル・アフメロフ1等海佐でした。
[ソマリア海賊対処部隊指揮官イリダル・アフメロフの華麗な戦歴]

タンカー「モスクワ大学」を乗っ取ろうとしたソマリア海賊は1名が射殺され、10名が拘束されました。
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しかし、拘束された10名も、ボートに乗せられて海上へ放逐され、その後、死亡しました。
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結果的に、「モスクワ大学」を襲撃したソマリア海賊は、11名全てが死亡しました。
[アデン湾における大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフの活躍を描いた映画が撮影される]
「マルシャル・シャーポシニコフ」は2010年6月25日に帰投しました。

2012年4月下旬に黄海で実施されたロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2012』へ参加しました。
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2012」(2012年4月)]

2012年11月2日から2013年4月21日まで遠距離航海を行ない、2度目のアデン湾海賊対処任務に就きました。
[ロシア太平洋艦隊アデン湾派遣部隊はウラジオストクへ戻った]

2014年3月中旬から7月初頭までインド洋への遠距離航海を行ない、この間に3度目のアデン湾海賊対処任務を遂行しました。
[ロシア太平洋艦隊インド洋遠征(2014年3月-7月)]
2014年10月から12月までオーストラリア沖への遠距離航海を行ないました。
[オーストラリア沖へ行ったロシア海軍太平洋艦隊の軍艦はウラジオストクへ帰ってきた]

2015年3月下旬から4月上旬まで日本海で演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊は日本海で演習を行なう]
[ロシア海軍太平洋艦隊は演習を実施した]

2015年6月下旬から7月初頭にオホーツク海で実施された演習へ参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊はオホーツク海で対潜演習を実施した]
[ロシア海軍太平洋艦隊の『決闘』演習がオホーツク海で行なわれた]

2015年10月26日に宗谷海峡を東進し、11月16日に同海峡を西進したのを最後に、洋上での活動は見られなくなりました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2015年10月26日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2015年11月16日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】


2016年春からウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』で近代化改装工事が始まりました。
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2基の「ラストルブ」対潜ミサイル4連装発射筒AK-100 100mm単装砲2番砲塔、ガスタービンエンジンなどが撤去されています。

ガスタービンエンジン『クロンシュタット海洋工場』へ送られ、修復されました。
[クロンシュタット海洋工場はロシア海軍の全ての艦艇用ガスタービンエンジンを修理する]

「マルシャル・シャーポシニコフ」は、近代化改装により対艦ミサイル「ウラン」を装備します。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフは近代化改装によりウラン対艦ミサイルを装備する]
「ウラン」4連装発射筒(3R-60U)は、「ラストルブ」対潜ミサイル4連装発射筒の在った場所に設置されるようです。

この他、有翼ミサイル「カリブル」用の垂直発射機3S-14も装備されます。
ブログ『BMPD』より
2017年8月19日配信
【大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」の近代化で2基の汎用垂直発射装置3S-14モジュールが設置される】

3S-14発射機100mm単装砲2番砲塔の有った場所に設置されました。
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2018年2月16日、「マルシャル・シャーポシニコフ」で、溶接作業中に木製足場へ引火した事により火災が発生しました。

[ウラジオストクで近代化改装中のロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフで火災が発生した]

その後、『ダーリザヴォード』の乾ドックへ入渠しました。
[近代化改装中のロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフ近影(2018年7月11日)]

2019年11月13日までに乾ドックを出ました。
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「マルシャル・シャーポシニコフ」の再就役は、2020年末頃になるようです。
[近代化改装されるロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦(フリゲート)マルシャル・シャーポシニコフと原子力水中巡洋艦イルクーツクは極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"を使用できる]

近代化改装後の「マルシャル・シャーポシニコフ」は、大型対潜艦からフリゲートへ類別変更されます。
[近代化改装されるプロジェクト1155大型対潜艦はフリゲートへ艦種変更される]

ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦イングシェチアは黒海で巡航ミサイル及び砲の発射試験を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年11月12日13時49分配信
【小型ロケット艦「イングシェチア」乗組員はミサイル複合体「カリブル」及び砲複合体の試験を成功裏に実施した】

最新の小型ロケット艦「イングシェチア」乗組員は、黒海エリアにおいてミサイル複合体「カリブル」及び砲複合体の試験を成功裏に実施した。

試験は、工場航行試験計画の枠組みで実施された。

艦の兵装の点検中、ミサイル複合体発射筒からのミサイル「カリブル」の模擬弾の試験発射が行なわれ、更には仮想海上および沿岸目標への砲射撃が行なわれた。

試験の結果、艦の兵装の動作に不具合は現れなかった。

以前、「イングシェチア」乗組員は、動力装置、操舵装置、補助機械、通信装置、航法システム及び他の艦載兵装システムの動作、更には様々な航行モードでの艦の航海性能、安定性及び慣性特性を点検した。

工場航行試験は、標準乗組員が造船工場の代表と共に実施し、艦の建造プロセス完了における重要な段階の1つである。
その目的は、建造された艦の基礎特性、全ての艦載装置、機構、機器が意図された技術的条件に沿っているか同課の点検である。

[参照]
小型ロケット艦「イングシェチア」
は、最新の風貌の砲、ミサイル、対水中工作、高射、電波工学兵装を装備する多目的艦である。

黒海艦隊の為に建造される小型ロケット艦「イングシェチア」は、近代化された「ブヤン-M」シリーズの8番艦である。
同プロジェクト艦は増大した排水量を有し、海上および沿岸目標の撃破の為に意図されている長距離最新高精度ミサイル兵器汎用ミサイル複合体「カリブル」を装備する。
プロジェクト「ブヤン-M」の用途は、国家経済ゾーンの保護及び防護である。



プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦の8番艦「イングシェチア」は、ゼレノドリスク『ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』で2014年8月29日に起工されました。
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それから約5年経った2019年6月11日に進水しました。


[ロシア海軍の為のブヤン-M小型ロケット艦8番艦イングシェチアは進水した]

2019年8月中旬、ロシア内陸水路経由でゼレノドリスクから黒海沿岸へ回航されました。
[ロシア海軍の為のブヤン-M小型ロケット艦8番艦イングシェチアは黒海へ回航された]
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9月30日、「イングシェチア」ノヴォロシースク海軍基地から出航し、黒海で洋上試験を開始しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のブヤン-M小型ロケット艦8番艦イングシェチアは黒海で洋上試験を開始した]

10月25日にはセヴァストーポリへ到着しました。
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その後、同港を出港し、10月28日には黒海艦隊多用途複座戦闘機Su-30SMを「敵役」に見立てた対空戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦イングシェチアは黒海艦隊の戦闘機Su-30SMと対空戦闘訓練を実施した]

11月12日には有翼ミサイル「カリブル」及び100mm砲の発射試験を行ないました。

「イングシェチア」は、2019年末までにロシア海軍への引き渡しが予定されており、引き渡し後は黒海艦隊へ編入されます。

ロシア海軍の将来原子力駆逐艦リデルはセラミック装甲を採用するかもしれない

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『タス通信』より
2019年11月12日13時3分配信
【科学者は駆逐艦「リデル」へのセラミック装甲の装備を提案する】
モスクワ、11月12日/タス通信

将来駆逐艦「リデル」は、セラミック装甲を用いた特別構造を得る事が出来る。
『タス通信』は月曜日に『クルイロフ国立科学センター』の(艦船)構造強度および信頼性部門のトップ、ワレリー・シャーポシニコフより伝えられた。

「これは、艦の開発に当たり、目的に適った防護構造システムとして提案するものです」
彼は話した。
専門家は、これが「開発され、過去に試験されたセラミック及び特殊織物材料を使用する防護構造」についての話である事を指摘した。

シャーポシニコフは、これが艦の防護構造の質量の著しい減少を可能にすると付け加えた。

彼によると、新たな接着複合材料を考慮したセラミック装甲の耐久力の著しい上昇の達成は、打撃による力の変形を可能にし、その特性を保持する。

以前、2017年にロシア連邦国防省駆逐艦プロジェクト「リデル」の概略設計を承認し、同年に『北方計画設計局』(『統合造船業営団』へ加入)により進められる艦の技術的設計が始まったと報じられた。
公開出版物のデータによると、駆逐艦「リデル」は核動力装置を装備し、15000トンの排水量を有し、艦の打撃兵装の構成は、現用ミサイル「カリブル」及び「オーニクス」、そして更に将来的には「ツィルコン」となる。



[ロシア将来駆逐艦プロジェクト「リデル」]
[ロシア海軍将来駆逐艦概念設計案・プロジェクト23560E「シクヴァル」]

ロシア海軍は、2000年代後半以降、新世代多用途駆逐艦(将来駆逐艦Перспективный Эсминец)の建造計画について何度も表明して来ました。
[ロシア海軍新世代原子力駆逐艦建造計画]
[ロシア海軍新世代駆逐艦の建造計画は現司令部に承認された]
[ロシアは「超駆逐艦」を建造する]

将来駆逐艦「リデル」は、原子力推進通常動力(ガスタービン)の2タイプの設計が進められていました。
[ロシア新世代駆逐艦は通常動力と核動力の2種類が設計される]

しかし現在では将来駆逐艦「リデル」の動力は原子力推進に決まっています。
[ロシア海軍将来駆逐艦リデル級は原子力推進となる]
[ロシア海軍の為の将来駆逐艦リデルは原子力推進となる]

「リデル」の排水量は、前のクラス(プロジェクト956駆逐艦、約8000トン)よりも遥かに大きくなり、その打撃力は巡洋艦に匹敵します。
[ロシア海軍将来駆逐艦リデルは巡洋艦に匹敵する攻撃力を有する]

「リデル」の上部構造物には複合材料の使用も検討されています。
[ロシア海軍将来駆逐艦リデル級の上部構造物は非金属複合材料で造られるかもしれない]

「リデル」の設計を担当する『北方計画設計局』は、実際にロシア海軍向けとして建造される艦の設計へ着手しています。
(これまでに公開されている模型は、「リデル」の概念設計案「シクヴァル」のものであり、このままの形で建造されるわけではない)
[ロシア海軍の為の将来原子力駆逐艦リデル級の設計が始まる]

「リデル」級駆逐艦ロシア連邦『2018-2027年の国家軍備プログラム』に含まれています。
[ロシア海軍の将来原子力駆逐艦リデルの建造計画は中止されていない]

「リデル」級駆逐艦の設計概略はロシア国防省に承認されています。
[ロシア海軍の将来原子力駆逐艦リデルの設計概略は承認された]
[ロシア海軍の将来駆逐艦リデルは原子力推進となる事がロシア国防省に承認された]

「リデル」級の艦名は、まだ正式には決まっていませんが、艦名候補として「オルロフ-チェスメンスキー」(1770年のチェスマ海戦トルコ艦隊に勝利したロシア海軍の貴族提督アレクセイ・オルロフ伯爵)が挙げられています。
『イズベスチヤ』より
2017年3月31日0時1分配信
【原子力の「リデル」は「オルロフ-チェスメンスキー」となる】
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「リデル」級駆逐艦の技術設計、つまり、実際に艦を建造する為の細部の設計は、2019~2020年に開始されます。
この作業の完了は2022年に予定されており、当然ながら、艦の建造開始は、それよりも後になります。
[ロシア海軍の新世代原子力駆逐艦リデルの設計は2022年に完了する]

「リデル」級駆逐艦の建造の為のインフラ整備も進められています。
[ロシア海軍の新世代原子力駆逐艦リデルの建造の為のインフラ整備は進められている]
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「リデル」級を建造する予定のサンクトペテルブルク『北方造船所』は、以前から設備の近代化を進めており、その一環として、2017年12月末に新たな船台を建造する契約へ署名しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2017年12月29日12時51分配信
【北方造船所は新たな船台を建設する契約を締結した】

新たな船台の完成後、『北方造船所』「リデル」級駆逐艦の建造が可能となります。
[サンクトペテルブルクの北方造船所は2019年以降にロシア海軍の新世代原子力駆逐艦リデル級の建造が可能となる]

「リデル」級駆逐艦が何隻建造されるのかは未だ決まっていませんが、現在の所、4~6隻程度の建造が想定されているようです。
[ロシア海軍の新世代原子力駆逐艦リデルは4~6隻が建造される]

ただし、後述のように、かなり大型の艦となるので、『北方造船所』以外の造船所も建造へ参加する可能性も有るでしょう。
例えば、同じサンクトペテルブルク『バルト工場』とか。
[サンクトペテルブルクの『バルト工場』はロシア海軍の大型水上艦の建造へ参加する]

プロジェクト23560「リデル」原子力駆逐艦の全長は230メートル、(満載)排水量は2万トンとなり、2020年代に2隻の建造が始まります。
具体的な建造開始時期は明らかにされていませんが、2020年代末に進水するとの事ですから、おそらくは2020年代半ば~後半には起工される事になるでしょう。
何時就役するのかも明らかにされていませんが、おそらくは2030年代初頭でしょう。
[ロシア海軍の為のプロジェクト23560リデル原子力駆逐艦2隻の建造は2020年代に始まる]


「リデル」概念設計案「シクヴァル」を設計した『クルイロフ国立科学センター』は、「リデル」へのセラミック装甲の採用を提案する事になりました。

セラミック装甲の詳細は明らかにされていませんが、おそらくはチョバム・アーマーのようなものでしょう。
(実際に採用されるかどうかはさて置き)

ロシア海軍北方艦隊の艦上戦闘機Su-33はクリミア半島の訓練複合体ニートカで『発着艦』訓練を行なう

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『タス通信』より
2019年11月12日配信
【情報筋:Su-33は11月下旬にクリミアの地上「航空母艦」での飛行を開始する】
モスクワ、11月12日/タス通信

北方艦隊海上航空隊第279独立艦上戦闘機航空連隊の艦上飛行士は、11月下旬に航空母艦の甲板の同類~クリミアに配置されている地上試験訓練複合体ニートカでの飛行へ着手する。
『タス通信』(クリミア)半島の軍機関の情報提供者より伝えられた。

「2機の戦闘機Su-33と1機の航空機Su-25UTGは、恒久駐留飛行場からクリミアへの移動飛行を今週末~来週始めに行なう予定です。
正確な時期は、移動飛行ルート上の天候に依りますね。
その後、連隊の飛行士は、複合体ニートカでの発艦及び着艦訓練へ着手します」

彼は指摘した。

以前、戦闘機MiG-29K/KUBを装備する北方艦隊海上航空隊第100独立艦上戦闘機航空連隊のパイロットは、10月に複合体ニートカで接触を含む着艦訓練を行なったと報じられた。
第100独立艦上戦闘機航空連隊のパイロットは、初めてサキで訓練を行なった。
以前、そこでは第279独立艦上戦闘機航空連隊航空機のみが飛行していた。

2個航空連隊航空機は、2017年2月に完了した航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」シリア沿岸への遠距離航海へ参加した。

情報筋によると、第279独立艦上戦闘機航空連隊の飛行士の訓練の後、サキ複合体ニートカでは、艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』(『統合造船業営団』へ加入)により行なわれる修理作業が始まる。

サキ複合体ニートカは、艦上航空隊航空機の発艦及び着艦への習熟の為に意図されている。
それは、艦の甲板と同様のトランポリン台と航空機拘束装置を装備した特別な鋼鉄の飛行場である。
飛行場の大きさは、重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」の飛行甲板の大きさに等しい。




[ロシア海軍の艦上戦闘機連隊は創設40周年を迎えた]
[空母アドミラル・クズネツォフの最高の艦上戦闘機パイロット達]
[ロシア海軍の艦上戦闘機Su-33(Su-27K)は空母の甲板への初着艦から25周年の記念日を迎えた]

ロシア海軍艦上戦闘機Su-33は、北方艦隊「スモレンスク赤旗授与・ソ連邦英雄2度受賞ボリス・サフォーノフ記念第279独立艦上戦闘機航空連隊」にのみ配備されており、重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を母艦としています。
(普段はセヴェロモルスク-3飛行場に駐留)
現在の総保有機は20機であり、少なくとも15機程度が稼働状態に在ります。
(機体番号60、62、66、68、71、76、77、78、79、80、84、85、86、87、88)
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Su-33は寿命延長近代化改修が行なわれており、少なくとも2025年までは運用されることになります。
[ロシア北方艦隊艦上戦闘機隊は近代化改修されたSu-33を受け取った]
[ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33は2025年まで現役に留まる]

第279連隊Su-33は、2016年4月26日から6月24日までクリミア半島サキ飛行場
艦上機訓練施設「ニートカ」で「発着艦」訓練を行ないました。
[ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33はクリミア半島の訓練複合体ニートカでの発着訓練を完了した]


2016年7月1日からは母艦「アドミラル・クズネツォフ」での飛行訓練を行ないました。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機の飛行訓練が始まった]
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機の発着艦訓練が始まった]


重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は、2016年10月15日から2017年2月8日まで遠距離航海を行ない、地中海東部(シリア沖)まで遠征しました。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-2017年2月)]

この時、「アドミラル・クズネツォフ」には10機程度のSu-33が搭載されました。

11月15日、「アドミラル・クズネツォフ」艦上戦闘機Su-33は、初めてシリアへの空爆作戦へ参加しました。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機は初めてシリア領内のテロ組織への攻撃へ参加した]


Su-33イドリブ県『アル=ヌスラ戦線』の施設を爆撃し、3名の野戦司令官を含む30名以上の戦闘員が死亡しました。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機Su-33の空爆によりアル=ヌスラ戦線の戦闘員30名以上が死亡した]


11月17日、ロシア航空宇宙軍戦略爆撃機シリア領内のテロ組織『イスラム国』『アル=ヌスラ戦線』の施設へ有翼ミサイルKh-101を発射した事に呼応して、再び「アドミラル・クズネツォフ」Su-33シリア領内を爆撃しました。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機は再びシリアのテロ組織を空爆した]

元々は空対空専門のSu-33でしたが、シリア遠征へ出発する前に、地上爆撃用の特殊計算サブシステムSVP-24-33が装備されました。
[ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33は地上攻撃の為の新たなシステムを装備する]
[ロシア海軍の艦上戦闘機Su-33は爆撃精度を向上させる為のシステムを装備している]

12月5日、1機のSu-33(機体番号67)が「アドミラル・クズネツォフ」へ着艦した際、着艦拘束装置のケーブルを切ってしまった為に停止できず、海中に落ちました。
パイロットは脱出に成功しました。
[ロシア海軍空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機事故(2016年11月13日/12月5日)・続報]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機事故(2016年12月)の原因は着艦拘束装置のケーブルとは関係が無い]

Su-33を含む「アドミラル・クズネツォフ」航空隊は、2016年11月8日から2017年1月6日までの約2ヶ月間に、420回の戦闘飛行(内117回は夜間)と、750回の捜索救助、航空輸送支援の為の飛行を行ない、シリア領内テロ組織の施設1252を破壊しました。

[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ航空隊は1252のシリアのテロリスト施設を破壊した]
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機Su-33とMiG-29K/KUBは2016年11月~2017年1月にシリア領内のテロ組織を空爆した]


地中海東部(シリア沖)から戻った後、艦上戦闘機Su-33MiG-29Kは、北方艦隊の演習へ何度か参加しています。

2017年6月16日にはコラ半島ルンボフスキーで地上爆撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の艦上戦闘機Su-33はコラ半島で地上爆撃訓練を行なった]

2017年8月には、クリミア半島サキ飛行場艦上機訓練施設「ニートカ」へ移動して訓練を行ないました。
[ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33は2017年8月からクリミア半島の訓練複合体ニートカで訓練飛行を行なう]

2018年4月には北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」の対空戦闘訓練の「敵役」を務めました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはバレンツ海で艦上戦闘機Su-33及びMiG-29Kを相手に対空戦闘訓練を行なった]

2018年5月末、第279連隊Su-33練習機Su-25UTGは、飛行訓練の為、クリミア半島サキ飛行場艦上機訓練施設「ニートカ」へ移動しました。
[ロシア海軍北方艦隊の艦上戦闘機Su-33はクリミア半島の訓練複合体ニートカで訓練飛行を行なう]
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2018年6月末、Su-33ロシア航空宇宙軍空中給油機Il-78からの空中給油訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の艦上戦闘機Su-33はクリミア半島で空中給油訓練を行なった]

その後、2018年9月1日から8日まで地中海東部(シリア沖)で実施されたロシア海軍ロシア航空宇宙軍の合同演習にも何機かのSu-33が参加しました。
[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]

2018年12月1日、2機のSu-33は、ロシア/ソヴィエト時代の艦上戦闘機隊長に因んで「チムール・アパキージェ」、「フェオクチスト・マトコフスキー」と命名されました。
[ロシア海軍北方艦隊の艦上戦闘機Su-33はチムール・アパキージェ、フェオクチスト・マトコフスキーと命名された]

2019年1月、第279艦上戦闘機航空連隊艦上戦闘機Su-33及び練習機Su-25UTGは、コラ半島及びバレンツ海上空で戦闘訓練飛行を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の艦上戦闘機Su-33はコラ半島およびバレンツ海上空で戦闘訓練飛行を行なった]

2019年2月、第279艦上戦闘機航空連隊艦上戦闘機Su-33及び練習機Su-25UTGは、新人パイロットの「発着艦」訓練を行なう為、クリミア半島サキ飛行場艦上機訓練施設「ニートカ」へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の艦上戦闘機Su-33の新人パイロットはクリミア半島の訓練複合体ニートカで『発着艦』訓練を行なう]

そして2019年11月下旬、第279艦上戦闘機航空連隊艦上戦闘機Su-33及び練習機Su-25UTGは、再びクリミア半島サキ飛行場艦上機訓練施設「ニートカ」へ向かいます。


既に生産終了から20年以上経った艦上戦闘機Su-33ですが、今度は、エンジンの出力強化やレーダーのアップグレードといった近代化改修が行なわれる事になりました。
[ロシア海軍の艦上戦闘機Su-33は近代化改修される]


なお、第279艦上戦闘機航空連隊「母艦」アドミラル・クズネツォフは2018年4月末から近代化改装を行なっており、艦隊へ復帰するのは2021年以降になります。
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[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ近代化改装]

ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは赤道ギニアを去った

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年11月11日14時24分配信
【巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」はマラボ港への業務寄港を完了した】

中央大西洋で遠距離航海任務を遂行している北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」は、ギニア湾ビオコ島に位置するマラボ港赤道ギニアの首都への業務寄港を行なった。
訪問の主な目的は、(聖アンドレイ)旗のデモンストレーションと国際海軍協力の強化に在った。

ロシア巡洋艦は11月8日から港に居た。
本日(11月11日)朝、同艦は大西洋へ出航し、支援船給油船「ヴャジマ」及び救助曳船SB-406とのランデブー地点へ進路を取った。

マラボ港への停泊中、北方艦隊将兵は市内の名所へのバス旅行を行なった。
巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」ロシア外交団の代表が訪れた。
航海指揮官のロケット艦師団司令官アンドレイ・サロシン1等海佐と巡洋艦艦長ウラジーミル・クジミン1等海佐は、受け入れ国の代表への一連の公式の表敬訪問を行なった。

[参照]
ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」
は、サンクトペテルブルク主要海軍パレードへ参加する為、7月3日に北方艦隊主要基地セヴェロモルスクから出航した。
パレードの後、巡洋艦の乗組員は、ロシア海軍演習『大洋の盾-2019』へ参加した。
この2ヶ月間に巡洋艦地中海で行動し、一連の演習を実施し、アルジェリア、エジプト、トルコ、ギリシャ、キプロスを訪れた。

遠距離航海の開始以来、巡洋艦は23000海里以上を進んだ。



ロシア北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、救助曳船SB-406は、2019年7月3日にセヴェロモルスクを出航し、7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式(主要海軍パレード)へ参加する為、7月中旬にクロンシュタットへ到着しました。
[2019年7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊艦船はクロンシュタットへ到着した]

これらの艦船は、7月28日の『ロシア海軍の日』主要海軍パレード(クロンシュタット及びサンクトペテルブルクネヴァ川の観艦式)へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】



主要海軍パレードが終わった後、これらの艦船はクロンシュタットを去り、バルト海で対潜演習を行ないました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海で演習を行なった]

2019年8月1日からバルト海で始まったロシア海軍演習『大洋の盾-2019』へ参加しました。
[バルト海のロシア海軍演習『大洋の盾-2019』(2019年8月)]

8月5日には北海へ入りました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海を去り、北海へ入った]

その後は北海ノルウェー海で演習を行なっていたようですが、8月12日、「マルシャル・ウスチーノフ」救助曳船SB-406は他の北方艦隊艦船と別れ、南下して遠距離航海を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは遠洋航海を開始した]

この2隻に中型海洋給油船「ヴャジマ」(1982年9月29日就役)が合流しました。
『Marine Traffic』より
【給油船「ヴャジマ」】

「マルシャル・ウスチーノフ」と随伴船は北海を南下し、8月15日にはラマンシュ海峡(英仏海峡)へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは英仏海峡を通過する]

8月17日にラマンシュ海峡を通り抜けてビスケー湾へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは英仏海峡を通過してビスケー湾へ入った]

8月22日にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]

8月26日にアルジェリアの首都アルジェ港を訪れました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアルジェリアを訪れた]
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8月29日にアルジェ港から出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアルジェリアを去った]

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その後、「マルシャル・ウスチーノフ」と随伴船は地中海中央部へ移動して投錨停泊し、9月4日には中型海洋給油船「ヴャジマ」からディーゼル燃料(軽油)真水の補給を受け、ダメージコントロールなどの艦内演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海中部で演習を行なった]

9月9日、中型海洋給油船「ヴャジマ」救助曳船SB-406は、キプロスリマソール港へ入港しました。
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翌9月10日、「マルシャル・ウスチーノフ」エジプトアレクサンドリア港へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはエジプトのアレクサンドリア港を訪れた]

9月13日、「マルシャル・ウスチーノフ」アレクサンドリア港を出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはエジプトのアレクサンドリア港を去った]

その後、地中海東部を北上し、9月24日にはマルマリス近郊のトルコ海軍基地アクサズを訪問しました。
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[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはトルコのアクサズ海軍基地を訪れた]

一方、中型海洋給油船「ヴャジマ」救助曳船SB-406は、9月26日にギリシャピレウスを訪問しました。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船と救助曳船はギリシャのピレウスを訪問した]

9月27日、「マルシャル・ウスチーノフ」トルコ海軍基地アクサズから出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはトルコのアクサズ海軍基地を去った]

その後、「マルシャル・ウスチーノフ」中型海洋給油船「ヴャジマ」及び救助曳船SB-406と合流し、10月2日に地中海東部で各種の演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海東部で演習を実施した]

10月8日、「マルシャル・ウスチーノフ」ギリシャピレウスを訪問しました。
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[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはギリシャのピレウスを訪れた]

10月10日にピレウスを出航しました。


10月14日にキプロスリマソール港へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはキプロスのリマソールを訪れた]

10月17日にリマソール港を出航し、西へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはキプロスのリマソールを去った]

その後、「マルシャル・ウスチーノフ」と2隻の支援船は地中海を西へ進み、10月22日にジブラルタル海峡を通過して大西洋へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海を去り、大西洋へ入った]

10月27日、アフリカ西方海域に居る「マルシャル・ウスチーノフ」乗組員は、ロシア地理学協会(総裁はロシア国防相セルゲイ・ショイグ)のイベント『地理学ディクテーション-2019』へ参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアフリカ西方海域でロシア地理学協会のイベントへ参加した]

翌10月28日には停泊中の対空戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアフリカ西方海域で対空防衛訓練を行なった]

11月2日、2隻の支援船カーボベルデを訪問しました。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船と救助曳船はカーボベルデを訪れた]
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一方、「マルシャル・ウスチーノフ」大西洋の南下を続けました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは大西洋中部に居る]

2隻の支援船は11月5日にカーボベルデを出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船と救助曳船はカーボベルデを去った]

11月7日、「マルシャル・ウスチーノフ」赤道を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは大西洋上で赤道を通過した]

11月8日に赤道ギニアマラボ港へ寄港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは赤道ギニアを訪れた]
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「マルシャル・ウスチーノフ」は11月11日にマラボ港を出航し、2隻の支援船との合流地点へ向かいました。

ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーはオーバーホール後の航行試験を開始した

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年11月8日17時11分配信
【大洋調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」は修理後の航行試験を開始する】

『クロンシュタット海洋工場』は大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」の係留試験を完了した。
11月8日・金曜日に同社広報サービスが発表したように、船は10日間に渡り続く航行試験へ出航した。


係留試験は、承認されたプログラムに沿って2019年8月中旬から行なわれた。
この間にの居住保障システム機構、エンジン、電子機器、通信装置及びコンピュータの性能通りの動作が点検された。

航行試験の過程で専門家はの制御及び運転システム、航法システム、通信システム、主動力装置、最新の測量機器を点検する。

は2018年夏に工場へ到着した。
秋に「アドミラル・ウラジーミルスキー」の最初のドック入渠が行なわれ、船体の基礎作業、船底外部部品の修復、スクリュー-操舵複合体の作業が始まった。
2018年11月末にの修理は工場の南部岸壁で続けられた。

修理終了後、大洋研究調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」は、ロシア初の世界一周海洋探検家イワン・フョードロヴィチ・クルゼンシュテールンの生誕250周年記念日に捧げられる世界一周大洋調査探検へ向かう。
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船は、2020年1月に迎える南極発見200周年に合わせた行事へ参加する。

[Mil.Press FlotProm参照]
「アドミラル・ウラジーミルスキー」
プロジェクト852大洋研究調査船であり、建造された6隻の船から成るシリーズの中で唯一現役に留まっている。
水流観測、化学水文学分野の研究、海洋生物学観測、海洋気象学、光量測定、波動観測、高層気象学観測の為に意図されている。



プロジェクト852大洋研究調査船の3番船「アドミラル・ウラジーミルスキー」は、ポーランドで1973年12月1日に起工され、1974年4月4日に進水、1975年5月31日に就役し、黒海艦隊へ編入されました。

1990年から1994年までポーランドでオーバーホールを行ない、その後、バルト艦隊へ転属し、クロンシュタットへ回航されました。

2014年8月18日には北極海遠征に出発し、北極海を横断して10月下旬にはウラジオストクへ入港しました。

その後、太平洋を横断してパナマ運河を通過し、カリブ海へ行き、大西洋を横断して2015年1月17日にクロンシュタットへ帰投しました。

2015年11月6日には南極遠征へ出発し、2016年4月に帰投しました。
この間、アルジェ(アルジェリア)、スエズ(エジプト)、ジッダ(サウジアラビア)、ヴィクトリア(セーシェル諸島)、マダガスカル、マプト(モザンビーク)、ケープタウン(南アフリカ)、マラボ(赤道ギニア)、ルアンダ(アンゴラ)、リスボン(ポルトガル)を訪問しました。

南極遠征


帰港



なお、この「アドミラル・ウラジーミルスキー」の南極遠征に関し、全く根も葉もないデマを流布している者達が居ます。

2016年3月21日
【古代プラズマ兵器「ガブリエルの箱舟」ついに発見される!? 現在プーチンが南極に輸送中!】

2016年3月24日
【ガブリエルの箱舟】

2017年3月20日
【ロシア海軍が南極に運んだ究極のプラズマ兵器「ガブリエルのアーク」】

無論言うまでもなく、これらのページに書いてある事は全てデタラメです。
少し・・・頭冷やそうか・・・

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2017年12月にはインド洋の調査航海へ出発しました。


なお、「アドミラル・ウラジーミルスキー」には、2018年3月の時点で17名の女性乗組員が居ました。
(同船は乗組員170名+研究要員80名)
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2019年3月8日3時1分配信
【(ロシア)海軍総司令官は国際女性デーに艦隊の女性(将兵)への祝辞を述べた】

2018年5月末にはシチリア島へ到着しました。


2018年6月8日に帰投しました。


2018年7月初頭からクロンシュタットでオーバーホール及び近代化改装が始まりました。
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オーバーホール完了後、2019年11月に洋上試験を開始しました。

洋上試験が終わった後、「アドミラル・ウラジーミルスキー」ロシア海軍へ復帰し、南極航海へ出発するようです。
[ロシア海軍の大洋研究調査船アドミラル・ウラジーミルスキーは2020年に南極へ行く]

記事中にロシア海軍の探検家提督アーダム・ヨハン・フォン・クルーゼンシュテルン(イワン・フョードロヴィチ・クルゼンシュテールン)の名前が出てきますが、同氏は1770年11月19日生まれですから、生誕250周年は2020年11月19日になります。
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この航海は南極発見200周年を記念するものでもありますが、ロシアでは、海軍軍人ファビアン・ゴットリープ・フォン・べリングスハウゼン(ファッデイ・ファッデーイヴィチ・べリンスガウゼン)が1820年1月28日に南極大陸を最初に発見したとされています。
(この他にも2名の候補が居る)

近代化改装されるロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦(フリゲート)マルシャル・シャーポシニコフと原子力水中巡洋艦イルクーツクは極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"を使用できる


『タス通信』より
2019年11月8日配信
【大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」と潜水艦「イルクーツク」はミサイル「ツィルコン」を使用できる】
ボリショイ・カーメニ/ウラジオストク、11月8日/タス通信

ロシア連邦太平洋艦隊の為に近代化されるプロジェクト1155大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」プロジェクト949A(アンテイ)多目的原子力潜水艦「イルクーツク」は、最新の極超音速ミサイル「ツィルコン」を使用できる。
金曜日、極東造船クラスタ企業訪問の結果としてロシア国防次官アレクセイ・クリヴォルチコは報道陣へ伝えた。

「2020年に我々は近代化された軍艦マルシャル・シャーポシニコフを受領しなければなりません。
(ウラジオストク艦船修理センター『ダーリザヴォード』)指導部は、与えられた課題へ適切に対応し、艦の納入時期の遅延は無いであろう事を確信しております。
この艦が受け取る汎用発射装置は、将来的には、最新の極超音速ミサイル"ツィルコン"の使用が可能となります」

彼は話した。

次官は、現在、極東工場『ズヴェズダー』(ボリショイ・カーメニ、沿海地方)において949AMの水準までの近代化を行なっており、2022年に太平洋艦隊への引き渡しが計画されている原子力潜水艦「イルクーツク」も同様の能力を得ると付け加えた。

特別な特性を有する将来対艦ミサイルの作成については、今年2月にロシア大統領ウラジーミル・プーチン連邦教書演説の際に発表した
プロジェクト「ツィルコン」では、飛翔速度9000km/h及び射程距離1000km以上のミサイルの作成が提示される。
このミサイルを搭載するのは、複合体「カリブル」を装備する水上艦及び潜水艦となる。
専門家によると、このミサイルの迎撃は、既存の防護手段では不可能である。



太平洋艦隊に所属するプロジェクト1155大型対潜艦の8番艦「マルシャル・シャーポシニコフ」(1986年2月2日就役)は、2016年春からウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』で近代化改装工事が始まりました。

ガスタービンエンジン『クロンシュタット海洋工場』へ送られ、修復されます。
[クロンシュタット海洋工場はロシア海軍の全ての艦艇用ガスタービンエンジンを修理する]

「マルシャル・シャーポシニコフ」は、近代化改装により対艦ミサイル「ウラン」を装備します。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフは近代化改装によりウラン対艦ミサイルを装備する]
「ウラン」4連装発射筒(3R-60U)は、「ラストルブ」対潜ミサイル4連装発射筒の在った場所に設置されるようです。

この他、有翼ミサイル「カリブル」用の垂直発射機3S-14も装備されます。
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ブログ『BMPD』より
2017年8月19日配信
【大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」の近代化で2基の汎用垂直発射装置3S-14モジュールが設置される】
2基の3S-14モジュールとの事ですから、計16基の発射機が設置されるようです。

2018年2月16日、「マルシャル・シャーポシニコフ」で、溶接作業中に木製足場へ引火した事により火災が発生しました。

[ウラジオストクで近代化改装中のロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフで火災が発生した]

その後、『ダーリザヴォード』の乾ドックへ入渠しました。
[近代化改装中のロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフ近影(2018年7月11日)]

「マルシャル・シャーポシニコフ」の再就役は、2020年末頃になるようです。

近代化改装後の「マルシャル・シャーポシニコフ」は、大型対潜艦からフリゲートへ類別変更されます。
[近代化改装されるプロジェクト1155大型対潜艦はフリゲートへ艦種変更される]


プロジェクト949A「アンテイ」(オスカーII級)巡洋潜水艦K-132は、1985年5月8日にセヴェロドヴィンスク北方機械製造事業(セヴマシュ)で起工され、1987年12月29日に進水、1988年12月30日にソ連海軍へ納入され、1989年1月4日に海軍旗初掲揚式典を開催し、正式に就役しました。

1989年10月31日に赤旗北方艦隊に編入され、同年11月16日にザーパドナヤ・リッツァ基地へ配備されました。

1990年8月30日から9月27日にザーパドナヤ・リッツァ基地からカムチャツカ半島ヴィリュチンスク基地へ移動し、1990年10月29日付で赤旗太平洋艦隊へ転属しました。

1992年4月28日付で「原子力水中巡洋艦」へ分類変更され、1993年4月13日には「イルクーツク」と命名されました。
(合わせて同名の都市との後援協定を締結)

1997年11月には予備役に編入され、2001年11月には沿海地方ボリショイ・カーメニ市艦船修理工場『ズヴェズダー』へ回航されました。

それから10年以上経った2013年、ミサイルを換装する大規模な近代化改装が行なわれる事になりました。
[オスカーII級原潜イルクーツクは高度な近代化を実施する]
[ロシア海軍太平洋艦隊の原子力水中巡洋艦イルクーツクは汎用ミサイル発射機を装備する]

「イルクーツク」は2022年に太平洋艦隊への復帰が予定されています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の原子力水中巡洋艦イルクーツクと原子力巡洋潜水艦マガダンの近代化改装が始まる]


これらの艦は、打撃有翼ミサイル「カリブル」超音速対艦ミサイル「オーニクス」の他、将来的には、現在開発中の極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」も搭載できるようになります。
[極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」]

ロシア海軍の最新鋭戦略用途原子力水中巡洋艦クニャージ・ウラジーミルは白海で魚雷発射試験を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年11月8日配信
【巡洋艦「クニャージ・ウラジーミル」は白海で水中目標への試験魚雷射撃を成功裏に実施した】

北方艦隊の戦闘訓練射爆場で試験を行なっている最新のプロジェクト「ボレイ-A」戦略用途ロケット水中巡洋艦「クニャージ・ウラジーミル」は、白海で水中目標への試験魚雷射撃を成功裏に実施した。

標的への射撃は、弾頭無しの魚雷により実行された。

以前、戦略用途ロケット水中巡洋艦「クニャージ・ウラジーミル」乗組員は、白海エリアからカムチャツカクラ射爆場海洋配置大陸間弾道ミサイル「ブラヴァー」の初めての試験発射を実行し、その後、水上目標への試験魚雷射撃を実行した。

射撃試験の実施は、北方艦隊白海海軍基地部隊により保障された。

[参照]
戦略用途ロケット水中巡洋艦「クニャージ・ウラジーミル」
は、改善プロジェクト「ボレイ-A」として建造され、ロシア海軍の為に作成された第4世代水中原子力艦に属する。

最初の3隻の「ボレイ」水中巡洋艦「ユーリー・ドルゴルーキー」、「アレクサンドル・ネフスキー」、「ウラジーミル・モノマーフ」~と「クニャージ・ウラジーミル」が異なるのは、低騒音、より最新の操艦システム及び深度保持システム、更には兵装管理システムである。



[プロジェクト955Aボレイ-A戦略用途原子力水中巡洋艦]

プロジェクト955「ボレイ」戦略用途原子力水中巡洋艦シリーズの4番艦(プロジェクト955A「ボレイ-A」としては1番艦)K-549「クニャージ・ウラジーミル」は、2012年7月30日にセヴェロドヴィンスク造船所「セヴマシュ」で起工されました。
[改ボレイ級戦略原潜クニャージ・ウラジーミル起工]


2013年10月、船体の水圧試験が実施されました。
[改ボレイ級戦略原潜クニャージ・ウラジーミルは水圧試験を行なう]

2014年2月中旬、船体が完成しました。
[改ボレイ級戦略原潜クニャージ・ウラジーミルの船体が形成された]

2017年11月17日に進水しました。
[ロシア海軍最新鋭戦略原潜クニャージ・ウラジーミル進水(2017年11月17日)]


「クニャージ・ウラジーミル」北方艦隊への配備が予定されており、既に乗組員も編成されています。
[ロシア海軍北方艦隊潜水部隊は新世代戦略原潜クニャージ・ウラジーミルと多用途原潜カザンの乗組員を編成した]

「クニャージ・ウラジーミル」は、2018年11月28日から12月24日まで洋上試験(工場航行試験)の第1段階を実施しました。
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「クニャージ・ウラジーミル」は、初の試みとして、艦の洋上試験と並行して乗組員の慣熟訓練も行なっています。
[2019年末までにロシア海軍へ就役するボレイ-A級戦略用途原子力水中巡洋艦クニャージ・ウラジーミルは洋上試験と乗組員の慣熟訓練を同時並行で行なう]
これまでは、海軍へ引き渡された後に乗組員の慣熟訓練を開始し、それが終わった後でパトロールなどの洋上任務に就いていたのですが、引き渡される前に乗組員の慣熟訓練も済ませ、就役後、すぐに洋上任務へ就けるようにするのが狙いです。
これが上手く行けば、今後就役する他の新造艦でも実施される事になるでしょう。

「クニャージ・ウラジーミル」は、2019年6月10日にセヴェロドヴィンスクを出航しています。


「クニャージ・ウラジーミル」は、2019年6月末から航行試験を再開しました。
[ロシア海軍の最新鋭戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦クニャージ・ウラジーミルは2019年6月末に航行試験を再開する]

2019年10月30日未明、「クニャージ・ウラジーミル」は、弾道ミサイル「ブラヴァー」の発射試験を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦クニャージ・ウラジーミルは白海からカムチャツカ半島へ弾道ミサイル"ブラヴァー"を発射した]

その後、白海で水上目標への魚雷発射試験を実施しました。

11月8日には白海で水中目標への魚雷発射試験を実施しました。

「クニャージ・ウラジーミル」ロシア海軍への引き渡しは、2019年12月に予定されています。
[第4のボレイ級戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦クニャージ・ウラジーミルは2019年12月にロシア海軍へ引き渡される]

ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはギリシャを去った

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
バルト地域情報供給部(カリーニングラード市)発表
2019年11月8日17時1分配信
【バルト艦隊艦船支隊はギリシャへの業務寄港を完了した】

警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」、海洋曳船「ヴィクトール・コネツキー」、給油船「エリニヤ」で構成されるバルト艦隊艦船支隊は、ギリシャ共和国ピレウス港への業務寄港を完了した。

現在、バルト艦隊の艦船は海上へ出航して地中海の指定海域へ進路を取っており、意図された任務の遂行を続ける。

バルト艦隊艦船の乗組員は11月5日からギリシャの港へ滞在した。
バルト艦隊船員は艦船の機器の検査を行ない、アテネの歴史的名所を見物する一連のバス旅行を行なった。

戦闘艦及び支援船には、バルト艦隊海軍歩兵連合部隊対テログループが乗っている。
これに加え、警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」艦上ヘリコプターKa-27を搭載している。



バルト艦隊プロジェクト11540警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は、2019年7月24日に就役10周年を迎えました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは就役10周年を迎えた]

これまでに何度もインド洋へ行った事のある「ヤロスラフ・ムードルイ」ですが、今度はインド海軍との合同演習『インドラ-2019』へ参加する事になり、10月1日にバルチースクを出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはインドへ向かった]

「ヤロスラフ・ムードルイ」に随伴する支援船は、この2隻です。

プロジェクト745MBS海洋曳船「ヴィクトール・コネツキー」(2014年1月14日就役)
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プロジェクト160中型海洋給油船「エリニヤ」(1968年6月就役)
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「ヤロスラフ・ムードルイ」随伴船は、10月5日に北海へ入りました。
[インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは北海へ入った]

10月7日までにラマンシュ海峡(英仏海峡)の通過を完了し、ビスケー湾へ出ました。
[インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは英仏海峡を通過した]

10月11日までにジブラルタル海峡の通過を完了し、地中海へ入りました。
[インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは地中海へ入った]

10月13日に地中海西部海域で給油船からの洋上補給を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年10月13日13時54分配信
【バルト艦隊の警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は地中海で物資を補充した】

10月21日にキプロスリマソール港へ入港しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスのリマソール港へ入港した]

10月25日にリマソール港を出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスを去った]

10月28日にシリアタルトゥース港へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはシリアを訪れた]

11月初頭には地中海東部の演習へ参加しました。
[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍は地中海東部で合同演習を実施した]

11月5日にギリシャピレウス港を訪れました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはギリシャのピレウス港を訪れた]

11月8日にピレウス港を出航しました。


インド海軍との合同演習『インドラ-2019』は、2019年12月にインド洋で実施されます。
[ロシア海軍バルト艦隊の艦船は2019年12月に実施されるインド海軍との合同演習『インドラ-2019』へ参加する]

ロシア海軍バルト艦隊の工作船PM-82はシリアのタルトゥースへ到着した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
バルト地域情報供給部(カリーニングラード市)発表
2019年11月8日16時5分配信
【バルト艦隊の水上修理所PM-82はタルトゥースで任務遂行へ着手した】

バルト艦隊水上修理所(工作船)PM-82シリアタルトゥース港へ到着し、現在、乗組員は地中海ロシア海軍常設作戦連合部隊の活動の支援を開始している。

計画ローテーションに沿って、バルト艦隊水上修理所PM-82バルト海から地中海への移動を行ない、この海域で任務を遂行する海軍常設連合部隊へ加わった。

PM-82は、5隻から成るプロジェクト304水上修理所シリーズの3番船である。
水上修理所は、基礎駐留地点から遠く離れた海域で艦船の兵装及び機器を修理する為に意図されている。

水上修理所の満載排水量は5660トン、船の全長は120メートル以上。
最大速力13.5ノット。
航続距離9000海里。
自立行動期間40日。



この数年間、黒海艦隊水上修理所(工作船)PM-56PM-138は交代で地中海東部へ派遣され、半年程度のローテーションでシリアタルトゥースへ駐留し、同海域で行動するロシア海軍艦船の修理やメンテナンスを行なっていました。
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工作船PM-56
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工作船PM-138
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タルトゥースロシア海軍物資・技術サービス供給所
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プロジェクト304水上修理所(工作船)PM-82は、1977年12月22日にポーランド『アドルフ・ワルスキー記念シュチェチン造船所』で起工され、1978年5月13日に進水し、同年9月30日にソ連海軍へ引き渡されました。
就役後、赤旗2度受賞バルト艦隊へ編入されました。

2014年からバルチースク「第33艦船修理工場」で近代化改装が行なわれ、2016年秋に復帰しました。
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PM-82は、2017年6月中旬にシリアへ派遣され、地中海東部で行動するロシア海軍艦船の修理やメンテナンスに従事しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の工作船PM-82はシリア沖に到着した]

その後、2017年10月下旬には黒海艦隊工作船PM-56と交代して地中海東部を去り、11月13日に母港バルチースクへ帰投しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2017年11月13日17時11分配信
【バルト艦隊の水上修理所(工作船)は地中海からバルチースクへ戻った】


2018年7月、PM-82は再びシリアへ派遣される事になりました。
[ロシア海軍バルト艦隊の工作船PM-82は地中海東部へ向かっている]

8月11日にシリアタルトゥースへ到着しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の工作船PM-82はシリアのタルトゥースへ到着した]

その後、PM-82地中海東部で行動するロシア海軍艦船の修理やメンテナンスに従事しました。


2019年1月21日、PM-82と交代する黒海艦隊工作船PM-56ボスポラス海峡を南下し、地中海へ入りました。

2019年2月初頭、PM-82地中海東部を離れ、母港バルチースクへの帰路に就きました。
[ロシア海軍バルト艦隊の工作船PM-82は母港バルチースクへの帰路に就いた]

2月18日にバルチースクへ帰投しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の工作船PM-82はシリアから母港バルチースクへ帰投した]


2019年10月23日、PM-82は3度目の地中海遠征へ出発しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
バルト地域情報供給部(カリーニングラード市)発表
10月23日9時53分配信
【バルト艦隊の水上修理所は地中海へ向かう】

11月8日までに地中海東部シリアタルトゥース港へ到着しました。

既にタルトゥース港では艦船修理施設が稼働を開始しており、工作船は補助的な役割を果たすようです。
[シリアのタルトゥース港のロシア海軍艦船修理所は2019年10月15日に操業を開始する]

ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは赤道ギニアを訪れた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年11月8日16時20分配信
【北方艦隊のロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」は赤道ギニアへ寄港した】

中央大西洋で遠距離航海任務を遂行している北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」は、マラボ港赤道ギニアの首都への業務寄港を行なった。

ギニア湾ビオコ島に位置する港へのロシア巡洋艦の滞在は数日間続く。
この間に北方艦隊将兵は食料の在庫を補充し、市内名所へのバス旅行を行なう。
更に、航海指揮官及び巡洋艦艦長の受け入れ国の公式代表への一連の表敬会合が計画されている。

以前、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」は、赤道子午線が交差する地球上の「黄金」と呼ばれる地理地点を通過した。

業務寄港完了後、巡洋艦支隊支援船~11月初頭にカーボベルデ共和国プライア港への業務寄港を行なった給油船「ヴャジマ」及び救助曳船SB-406と合流する。

[参照]
ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」
は、サンクトペテルブルク主要海軍パレードへ参加する為、7月3日に北方艦隊主要基地セヴェロモルスクから出航した。
パレードの後、巡洋艦の乗組員は、ロシア海軍演習『大洋の盾-2019』へ参加した。
この2ヶ月間に巡洋艦地中海で行動し、一連の演習を実施し、アルジェリア、エジプト、トルコ、ギリシャ、キプロスを訪れた。

遠距離航海の開始以来、巡洋艦は23000海里以上を進んだ。



ロシア北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、救助曳船SB-406は、2019年7月3日にセヴェロモルスクを出航し、7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式(主要海軍パレード)へ参加する為、7月中旬にクロンシュタットへ到着しました。
[2019年7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊艦船はクロンシュタットへ到着した]

これらの艦船は、7月28日の『ロシア海軍の日』主要海軍パレード(クロンシュタット及びサンクトペテルブルクネヴァ川の観艦式)へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】



主要海軍パレードが終わった後、これらの艦船はクロンシュタットを去り、バルト海で対潜演習を行ないました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海で演習を行なった]

2019年8月1日からバルト海で始まったロシア海軍演習『大洋の盾-2019』へ参加しました。
[バルト海のロシア海軍演習『大洋の盾-2019』(2019年8月)]

8月5日には北海へ入りました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海を去り、北海へ入った]

その後は北海ノルウェー海で演習を行なっていたようですが、8月12日、「マルシャル・ウスチーノフ」救助曳船SB-406は他の北方艦隊艦船と別れ、南下して遠距離航海を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは遠洋航海を開始した]

この2隻に中型海洋給油船「ヴャジマ」(1982年9月29日就役)が合流しました。
『Marine Traffic』より
【給油船「ヴャジマ」】

「マルシャル・ウスチーノフ」と随伴船は北海を南下し、8月15日にはラマンシュ海峡(英仏海峡)へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは英仏海峡を通過する]

8月17日にラマンシュ海峡を通り抜けてビスケー湾へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは英仏海峡を通過してビスケー湾へ入った]

8月22日にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]

8月26日にアルジェリアの首都アルジェ港を訪れました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアルジェリアを訪れた]
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8月29日にアルジェ港から出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアルジェリアを去った]

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その後、「マルシャル・ウスチーノフ」と随伴船は地中海中央部へ移動して投錨停泊し、9月4日には中型海洋給油船「ヴャジマ」からディーゼル燃料(軽油)真水の補給を受け、ダメージコントロールなどの艦内演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海中部で演習を行なった]

9月9日、中型海洋給油船「ヴャジマ」救助曳船SB-406は、キプロスリマソール港へ入港しました。
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翌9月10日、「マルシャル・ウスチーノフ」エジプトアレクサンドリア港へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはエジプトのアレクサンドリア港を訪れた]

9月13日、「マルシャル・ウスチーノフ」アレクサンドリア港を出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはエジプトのアレクサンドリア港を去った]

その後、地中海東部を北上し、9月24日にはマルマリス近郊のトルコ海軍基地アクサズを訪問しました。
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[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはトルコのアクサズ海軍基地を訪れた]

一方、中型海洋給油船「ヴャジマ」救助曳船SB-406は、9月26日にギリシャピレウスを訪問しました。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船と救助曳船はギリシャのピレウスを訪問した]

9月27日、「マルシャル・ウスチーノフ」トルコ海軍基地アクサズから出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはトルコのアクサズ海軍基地を去った]

その後、「マルシャル・ウスチーノフ」中型海洋給油船「ヴャジマ」及び救助曳船SB-406と合流し、10月2日に地中海東部で各種の演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海東部で演習を実施した]

10月8日、「マルシャル・ウスチーノフ」ギリシャピレウスを訪問しました。
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[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはギリシャのピレウスを訪れた]

10月10日にピレウスを出航しました。


10月14日にキプロスリマソール港へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはキプロスのリマソールを訪れた]

10月17日にリマソール港を出航し、西へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはキプロスのリマソールを去った]

その後、「マルシャル・ウスチーノフ」と2隻の支援船は地中海を西へ進み、10月22日にジブラルタル海峡を通過して大西洋へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海を去り、大西洋へ入った]

10月27日、アフリカ西方海域に居る「マルシャル・ウスチーノフ」乗組員は、ロシア地理学協会(総裁はロシア国防相セルゲイ・ショイグ)のイベント『地理学ディクテーション-2019』へ参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアフリカ西方海域でロシア地理学協会のイベントへ参加した]

翌10月28日には停泊中の対空戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアフリカ西方海域で対空防衛訓練を行なった]

11月2日、2隻の支援船カーボベルデを訪問しました。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船と救助曳船はカーボベルデを訪れた]
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一方、「マルシャル・ウスチーノフ」大西洋の南下を続けました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは大西洋中部に居る]

2隻の支援船は11月5日にカーボベルデを出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船と救助曳船はカーボベルデを去った]

11月7日、「マルシャル・ウスチーノフ」赤道を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは大西洋上で赤道を通過した]

11月8日に赤道ギニアマラボ港へ寄港しました。

ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"は地中海東部でヘリコプターの発着訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年11月7日10時51分配信
【黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・マカロフ」乗組員は地中海で艦上航空隊との連携へ取り組んだ】

地中海ロシア海軍常設グループの一員として任務を遂行しているフリゲート「アドミラル・マカロフ」乗組員は、戦闘訓練計画に沿って、ヘリコプターKa-27PS及びKa-27PL乗員との計画合同艦上複合訓練を実施した。

黒海艦隊海上航空隊の飛行士は、フリゲート乗組員と連携し、海上で移動中及び停止中の艦の甲板での発艦及び着艦課題へ取り組み、更には潜水艦の捜索及び追跡訓練を実施した。

同時に、艦の航空複合体の全てのシステムの整然とした動作を点検する目的で、ヘリコプターの飛行を保障する艦内班は訓練を実施した。

訓練にはヘリコプターKa-27PL及びKa-27PSが関わり、艦の甲板で20回の発艦及び着艦を行なった。



ロシア黒海艦隊プロジェクト11356Rフリゲート3番艦「アドミラル・マカロフ」(2017年12月27日就役)は、2019年9月23日にセヴァストーポリを出航し、ギリシャへ向かいました。


[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はギリシャへ向かった]

翌9月24日にボスポラス海峡ダーダネルス海峡を通過し、9月27日にギリシャコルフ島(ケルキラ島)へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はギリシャのコルフ島(ケルキラ島)を訪れた]
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ギリシャコルフ島(ケルキラ島)は、歴史上ロシア海軍とは深く関わっており、1799年、ロシア海軍フョードル・ウシャコーフ提督は、コルフ島フランスから解放しています。
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これを記念して毎年9月下旬~10月初頭にロシア海軍の艦がコルフ島(ケルキラ)を訪れ、記念行事(イオニア諸島のロシア週間)が開催されています。
今年(2019年)は9月末に開催されました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"乗組員は第17回『イオニア諸島のロシア週間』へ参加した]

10月2日、「アドミラル・マカロフ」コルフ島(ケルキラ)を去りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はギリシャのコルフ島(ケルキラ島)を去り、シリアへ向かった]

10月3日、地中海東部で演習を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"は地中海東部で演習を行なった]

10月14日までにシリアタルトゥース港へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はシリアのタルトゥースへ入港した]

2019年11月初頭に地中海東部で実施されたロシア海軍ロシア航空宇宙軍の演習へ参加しました。
[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍は地中海東部で合同演習を実施した]

11月7日にはヘリコプターの発着訓練を行ないました。


現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しており、地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の指揮下で行動しています。

[黒海艦隊]
潜水艦「クラスノダール」
2019年3月中旬から地中海東部に滞在
潜水艦「スタールイ・オスコル」2019年4月末から地中海東部に滞在
フリゲート「アドミラル・マカロフ」:2019年10月初頭から地中海東部に滞在
哨戒艦「ワシーリー・ブイコフ」:2019年11月初頭から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「ワレンチン・ピクリ」:2019年10月中旬から地中海東部に滞在
中型偵察艦「キルディン」:2019年6月初頭から地中海東部に滞在
大型揚陸艦「アゾフ」:2019年10月末から地中海東部に滞在
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」2019年6月末から地中海東部に滞在
工作船PM-138:2019年6月末から地中海東部に滞在
対水中工作艇「キネリ」:2019年10月中旬から地中海東部に滞在
海洋曳船MB-304:2019年10月中旬から地中海東部に滞在
水路調査船「ドヌズラフ」:2019年8月下旬から地中海東部に滞在

[バルト艦隊]
警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」
2019年10月下旬から地中海東部に滞在
海洋曳船「ウラジーミル・コネツキー」:2019年10月下旬から地中海東部に滞在
中型海洋給油船「エリニヤ」:2019年10月下旬から地中海東部に滞在

ロシア海軍の練習艦ペレコプはインド洋へ向かった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年11月6日14時34分配信
【練習艦「ペレコプ」はインド洋へ進路を取った】

ユーラシア大陸を周回する遠距離航海任務を遂行しているバルト艦隊練習艦「ペレコプ」は、手厚いもてなしを受けたシアヌークビル港(カンボジア王国)を去り、インド洋へ進路を取った。
そのルート上の次の寄港地はヤンゴン(ミャンマー共和国)となる。

ヤンゴン港への航路上で練習艦「ペレコプ」乗組員はマラッカ海峡を通過し、アンダマン海へ入る。
バルト艦隊の艦は11月13日にミャンマーへ到着する予定である。
ヤンゴンで艦の乗組員は物資を指定基準まで補充し、乗組員は海上移動後に沿岸で休養する機会を得る。

練習艦「ペレコプ」にはS.O.マカロフ提督記念太平洋海軍高等学校及び海軍軍事科学研修センター『海軍アカデミー』の100名以上の生徒が乗っており、海上実習を行なっている。

海上航海中、生徒は航海士学科の実習を行ない、太平洋南緯度で艦の制御の技量を向上させ、更には士官及び航海士当直義務の代役を務める。

艦での研修の為、特殊クラス及び訓練シミュレーターが作成された。
「ペレコプ」は天文学甲板、艦のダメージコントロール区画、6本オール漕ぎボートを有する。
同時に300名までの将来の航海士、機関士、操縦士が海上実習を行なえる。

艦の移動時に、ロシア連邦の大規模港を訪れ、2、3回の海軍学校の生徒の交代を行なう。
2018年には、1000名以上が艦上で実地訓練を行なった。



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プロジェクト887練習艦の2番艦「ペレコプ」は、ポーランドグダニスク造船所で1976年4月24日に起工され、1976年12月11日に進水し、1977年9月30日にソ連海軍へ就役しました。

現在はバルト艦隊に所属し、クロンシュタット港に駐留しています。

「ペレコプ」(310)は、2013年8月から2016年11月までブルガリアヴァルナの艦船修理工場で大規模なオーバーホールを行ないました。
(ソヴィエト連邦時代のブルガリアの債務返還の一環として)

復帰後、2017年には地中海、黒海(セヴァストーポリ)までの遠洋実習航海を行ない、同年8月にギリシャピレウス、9月にはポルトガルリスボンを訪れました。


2018年の「ペレコプ」の遠洋実習航海は、これまでの地中海黒海(セヴァストーポリ)だけではなく、極東方面(ウラジオストク)まで行き、更には北極海を横断しました。
(2018年3月1日出航、同年11月14日帰港)
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[練習艦ペレコプ遠洋実習航海(2018年3月-11月)]


2019年7月5日、「ペレコプ」クロンシュタット港を抜錨し、2019年度の遠洋実習航海へ出発しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプは遠洋実習航海へ出発した]

7月7日、「ペレコプ」バルチースク基地へ入港しました。

[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプはバルチースク基地へ入港した]
ここで「クズネツォフ記念海軍アカデミー」カリーニングラード分校の生徒110名を乗せ、物資を補給した後、7月10日にバルチースク基地を出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプはバルト海を去る]

7月10日には大ベルト海峡へ入り、カテガット海峡、スカゲラク海峡を通過して7月13日に北海へ出ました。
これらの海峡を通過する際には、海軍兵学校の生徒が練習艦の乗組員に代わって当直に立ちました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプは北海へ入った]

その後、「ペレコプ」北海、ラマンシュ海峡(英仏海峡)、ビスケー湾を通過し、7月17日までにジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]

「ペレコプ」地中海を横断して7月25日に黒海へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプは黒海へ入った]

7月26日に黒海艦隊基地セヴァストーポリへ到着しました。

その後、「ペレコプ」は、セヴァストーポリの海軍兵学校生徒を乗せて出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプはクロンシュタットへ行く]

8月初頭に北アフリカスペイン領セウタへ寄港し、8月9日に出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプは北アフリカのスペイン領セウタを訪れた]

8月12日にジブラルタル海峡を通過して大西洋へ入りました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年8月12日17時45分配信
【練習艦「ペレコプ」は大西洋へ入った】

その後、「ペレコプ」ビスケー湾ラマンシュ海峡を通過し、8月14日には北海へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプは再び北海へ入った]

北海からバルト海へ入り、一旦クロンシュタット港へ戻った「ペレコプ」は、8月23日に出航し、今度はバレンツ海へ向かいました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプはバレンツ海へ向かった]

8月26日には大ベルト海峡へ入りました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ行く]

その後、「ペレコプ」は、北海、ノルウェー海、バレンツ海を通過し、9月1日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。

[ロシア海軍の練習艦ペレコプは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]

9月初頭にセヴェロモルスクを出航した後、9月8日にアルハンゲリスク港へ入港、9月10日に出航し、北極海横断航海へ向かいました。

[ロシア海軍の練習艦ペレコプはアルハンゲリスクを訪れた後に北極海へ向かった]

9月16日にヴィリキツキー海峡へ入りました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはヴィリキツキー海峡へ入った]

9月18日にはチクシ湾へ投錨停泊しました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはチクシ湾へ投錨停泊した]

9月20日にチクシ湾を去りました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはチクシ湾を去り、ぺヴェクへ向かった]

9月22日にぺヴェク港を訪れました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはぺヴェク港を訪れた]
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9月23日にぺヴェク港を去りました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはぺヴェク港を去った]

「ペレコプ」北極海を更に東へ進み、10月1日にはベーリング海へ入りました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプは北極海を越えてベーリング海へ入った]

10月3日、「ペレコプ」カムチャツカ半島太平洋艦隊原潜基地ヴィリュチンスクへ到着しました。
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[ロシア海軍の練習艦ペレコプはカムチャツカ半島へ到着した]

「ペレコプ」は10月18日にヴィリュチンスクを出航し、サハリンコルサコフ港へ向かいました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはカムチャツカを去り、サハリンへ向かった]

10月20日にコルサコフへ短期間寄港した後、10月22日にウラジオストクへ到着しました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはウラジオストクへ到着した]

「ペレコプ」は10月26日にウラジオストクを出航し、カンボジアシアヌークビルへ向かいました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはウラジオストクを去り、カンボジアへ向かった]

11月4日にシアヌークビルへ到着しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年11月1日14時20分配信
【練習艦「ペレコプ」の乗組員と生徒はカンボジアで『民族統一の日』を迎える】

11月6日にシアヌークビルを出航し、インド洋へ向かいました。

ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは大西洋上で赤道を通過した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年11月6日14時11分配信
【巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」は大西洋の「黄金地点」へ到達した】

大西洋で遠距離航海任務を遂行しているロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」は、赤道子午線が交差する地球上の「黄金」と呼ばれる地理地点を通過した。

各々の船員は、地球の座標の起点である赤道を通過した個人証明書を受け取った。

赤道海域の海水と空気の温度は、それぞれ摂氏22度と27度以上である。

近い内にロシアロケット巡洋艦は、大西洋上のギニア湾で任務の遂行を続ける。
遠距離航海計画により、アフリカ西海岸の国の1つへの業務寄港が提供される。

[参照]
ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」
は、サンクトペテルブルク主要海軍パレードへ参加する為、7月3日に北方艦隊主要基地セヴェロモルスクから出航した。
パレードの後、巡洋艦の乗組員は、ロシア海軍演習『大洋の盾-2019』へ参加した。
この2ヶ月間に巡洋艦地中海で行動し、一連の演習を実施し、アルジェリア、エジプト、トルコ、ギリシャを訪れた。

遠距離航海の開始以来、巡洋艦は23000海里以上を進んだ。



ロシア北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、救助曳船SB-406は、2019年7月3日にセヴェロモルスクを出航し、7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式(主要海軍パレード)へ参加する為、7月中旬にクロンシュタットへ到着しました。
[2019年7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊艦船はクロンシュタットへ到着した]

これらの艦船は、7月28日の『ロシア海軍の日』主要海軍パレード(クロンシュタット及びサンクトペテルブルクネヴァ川の観艦式)へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】



主要海軍パレードが終わった後、これらの艦船はクロンシュタットを去り、バルト海で対潜演習を行ないました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海で演習を行なった]

2019年8月1日からバルト海で始まったロシア海軍演習『大洋の盾-2019』へ参加しました。
[バルト海のロシア海軍演習『大洋の盾-2019』(2019年8月)]

8月5日には北海へ入りました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海を去り、北海へ入った]

その後は北海ノルウェー海で演習を行なっていたようですが、8月12日、「マルシャル・ウスチーノフ」救助曳船SB-406は他の北方艦隊艦船と別れ、南下して遠距離航海を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは遠洋航海を開始した]

この2隻に中型海洋給油船「ヴャジマ」(1982年9月29日就役)が合流しました。
『Marine Traffic』より
【給油船「ヴャジマ」】

「マルシャル・ウスチーノフ」と随伴船は北海を南下し、8月15日にはラマンシュ海峡(英仏海峡)へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは英仏海峡を通過する]

8月17日にラマンシュ海峡を通り抜けてビスケー湾へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは英仏海峡を通過してビスケー湾へ入った]

8月22日にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]

8月26日にアルジェリアの首都アルジェ港を訪れました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアルジェリアを訪れた]
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8月29日にアルジェ港から出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアルジェリアを去った]

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その後、「マルシャル・ウスチーノフ」と随伴船は地中海中央部へ移動して投錨停泊し、9月4日には中型海洋給油船「ヴャジマ」からディーゼル燃料(軽油)真水の補給を受け、ダメージコントロールなどの艦内演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海中部で演習を行なった]

9月9日、中型海洋給油船「ヴャジマ」救助曳船SB-406は、キプロスリマソール港へ入港しました。
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翌9月10日、「マルシャル・ウスチーノフ」エジプトアレクサンドリア港へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはエジプトのアレクサンドリア港を訪れた]

9月13日、「マルシャル・ウスチーノフ」アレクサンドリア港を出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはエジプトのアレクサンドリア港を去った]

その後、地中海東部を北上し、9月24日にはマルマリス近郊のトルコ海軍基地アクサズを訪問しました。
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[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはトルコのアクサズ海軍基地を訪れた]

一方、中型海洋給油船「ヴャジマ」救助曳船SB-406は、9月26日にギリシャピレウスを訪問しました。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船と救助曳船はギリシャのピレウスを訪問した]

9月27日、「マルシャル・ウスチーノフ」トルコ海軍基地アクサズから出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはトルコのアクサズ海軍基地を去った]

その後、「マルシャル・ウスチーノフ」中型海洋給油船「ヴャジマ」及び救助曳船SB-406と合流し、10月2日に地中海東部で各種の演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海東部で演習を実施した]

10月8日、「マルシャル・ウスチーノフ」ギリシャピレウスを訪問しました。
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[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはギリシャのピレウスを訪れた]

10月10日にピレウスを出航しました。


10月14日にキプロスリマソール港へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはキプロスのリマソールを訪れた]

10月17日にリマソール港を出航し、西へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはキプロスのリマソールを去った]

その後、「マルシャル・ウスチーノフ」と2隻の支援船は地中海を西へ進み、10月22日にジブラルタル海峡を通過して大西洋へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海を去り、大西洋へ入った]

10月27日、アフリカ西方海域に居る「マルシャル・ウスチーノフ」乗組員は、ロシア地理学協会(総裁はロシア国防相セルゲイ・ショイグ)のイベント『地理学ディクテーション-2019』へ参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアフリカ西方海域でロシア地理学協会のイベントへ参加した]

翌10月28日には停泊中の対空戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアフリカ西方海域で対空防衛訓練を行なった]

11月2日、2隻の支援船カーボベルデを訪問しました。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船と救助曳船はカーボベルデを訪れた]
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一方、「マルシャル・ウスチーノフ」大西洋の南下を続けました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは大西洋中部に居る]

2隻の支援船は11月5日にカーボベルデを出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船と救助曳船はカーボベルデを去った]

11月7日、「マルシャル・ウスチーノフ」赤道を通過しました。

ロシア海軍北方艦隊の原子力大型潜水艦ニジニ・ノヴゴロドとプスコフはバレンツ海で『対決』した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年11月7日14時42分配信
【北方艦隊の原子力潜水艦「ニジニ・ノヴゴロド」と「プスコフ」は水中対決を行なった】

北方艦隊の夏季演習期間の戦闘訓練計画活動実施の枠組みで、多目的原子力潜水艦「ニジニ・ノヴゴロド」「プスコフ」は、バレンツ海で計画任務を遂行した。

この数日間、潜水艦乗員は、仮想敵役を演じるパートナーを捜索し、秘密裏に追尾する事を学び、攻撃位置へ進入する戦闘機動の要素へ取り組んだ。

双方の乗組員は水中位置で行動した。
安全上の目的により、原子力潜水艦の深度回廊の差異は50メートルであった。

合同水中演習の最も困難かつ重要な段階は、水中目標への魚雷射撃を実際に行なう事であった。
この訓練を乗組員は対決方式で実施し、練習の最初の段階では仮想発射を、次の段階では弾頭を装備しない魚雷を発射した。



チタン製の船体を持つプロジェクト945A原子力潜水艦は、ロシア内陸部ニジニ・ノヴゴロド(旧ゴーリキー)に在る『クラースノエ・ソルモーヴォ』造船所で建造され、1990年代前半に2隻がソ連/ロシア海軍へ就役しました。
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当初は「巡洋潜水艦」КрПЛ(KrPL)に分類されていましたが、1992年7月3日付で「原子力大型潜水艦」АБПЛ(ABPL)に類別変更され、就役時のKナンバーからBナンバーに変更されました。

[プロジェクト945A「コンドル」(NATOコード名「シエラII」)]
・K-534:工場番号3003(1992年7月3日にB-534へ改名、1993年4月6日に「ズバトカ」と命名、1995年3月23日に「ニジニ・ノヴゴロド」と改名)
1986年2月15日起工/1989年8月7日進水/1990年12月26日納入/1990年12月27日就役

・K-336:工場番号3004(1992年7月3日にB-336へ改名、1993年4月6日に「オクーン」と命名、1996年4月3日に「プスコフ」と改名)
1989年7月29日起工/1992年7月28日進水/1993年12月14日納入/1993年12月17日就役


「プスコフ」は、数年間に渡るオーバーホールを終えて2015年12月28日に復帰しました。
[原子力大型潜水艦プスコフはロシア海軍北方艦隊へ復帰した]

「ニジニ・ノヴゴロド」も稼働状態に在ります。
[ロシア海軍北方艦隊の原子力大型潜水艦ニジニ・ノヴゴロドは長期航海を終えて基地へ戻った]


この数年間は、セヴェロモルスクで行なわれた『ロシア海軍の日』(毎年7月の最終日曜日)観艦式へ参加した以外には、具体的な動向が明らかにされていなかった2隻の945Aですが(「ニジニ・ノヴゴロド」は2016年、「プスコフ」は2018年と2019年の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加)、2019年10月26日に2隻揃ってノルウェー海へ進出しました。
[ロシア海軍北方艦隊の原子力大型潜水艦ニジニ・ノヴゴロドとプスコフはノルウェー海で深海潜航を行なう]

その後もノルウェー海バレンツ海で行動を続け、11月7日には同型艦同士での「対決」方式の戦闘訓練を行ないました。


945Aは、将来的に近代化改装が予定されています。
[ロシア海軍は新たなチタン製原潜の建造を計画していないが4隻のシエラI/II級原潜は近代化される]

ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はブルネイを去った

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年11月7日7時25分配信
【太平洋艦隊戦闘艦支隊はブルネイ訪問を完了した】

本日(11月7日)、ナヒーモフ勲章・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、中型海洋給油船「ペチェンガ」で構成される太平洋艦隊艦船支隊は、ムアラ港(ブルネイ国)への業務寄港プログラムを完了した。

訪問期間中に支隊指揮官アレクサンドル・シュヴァルツ1等海佐と艦長は同国海軍司令官を訪れ、巡洋艦「ワリャーグ」にはブルネイ国海軍の将兵が到着した。

ムアラロシア及びブルネイの船員間のサッカーの親善試合が開催された。
更に太平洋艦隊将兵は、市内へのバス旅行中に名所を見学する機会を得た。

10月1日にウラジオストクから出航した太平洋艦隊艦船支隊は、アジア-太平洋地域での遠距離航海任務の遂行を続ける。



太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(1990年1月7日就役)と大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(1991年12月15日就役)は、他の太平洋艦隊所属艦船と共に2019年8月中旬~下旬に宗谷海峡を通過してオホーツク海へ入り、8月末~9月中旬に掛けてオホーツク海で演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の主力水上戦闘艦はオホーツク海の演習で高射ミサイルを発射した]
[ロシア海軍太平洋艦隊の主力水上戦闘艦はカムチャツカ半島で砲撃訓練を行なった]
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグとロケット艇2隻は太平洋で対艦ミサイルを発射した]

「ワリャーグ」「アドミラル・パンテレーエフ」は、9月17日に宗谷海峡を西進して日本海へ入り、その後、ウラジオストクへ戻りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年9月18日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】


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2019年10月1日、「ワリャーグ」「アドミラル・パンテレーエフ」は、中型海洋給油船「ペチェンガ」(1979年10月1日就役)を伴い、アジア-太平洋地域への遠距離航海へ出発しました。
艦船支隊指揮官は、第36水上艦師団司令官アレクサンドル・シュヴァルツ1等海佐です。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはアジア-太平洋地域への遠距離航海を開始した]


10月7日に対馬海峡を通過して東シナ海へ出ました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年10月8日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

10月10日に東シナ海で対テログループの訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は東シナ海で対テロ訓練を行なった]

10月17日にタイサッタヒープ海軍基地へ到着しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はタイを訪れた]

10月20日にサッタヒープを出航し、タイ海軍と合同演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はタイを去った]

10月27日、南シナ海に居る太平洋艦船支隊の将兵は、ロシア地理学協会(総裁はロシア国防相セルゲイ・ショイグ)のイベント『地理学ディクテーション-2019』へ参加しました。
[南シナ海のロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はロシア地理学協会のイベントへ参加した]

11月3日にブルネイムアラ港へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はブルネイを訪れた]
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11月7日にブルネイを出航しました。
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ロシア海軍太平洋艦隊の3隻の小型ロケット艦は近代化改装される

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年11月7日9時20分配信
【太平洋艦隊の為に3隻の小型ロケット艦が追加で近代化される】

ロシア連邦国防省は、太平洋艦隊の為に3隻のプロジェクト1234小型ロケット艦の勤務期間を8年延長する追加の近代化の発注を計画している。
本日(11月7日)、ロシア連邦国防次官アレクセイ・クリヴォルチコ『北東修理センター』(ヴィリュチンスク)の訪問中に報道陣へ話した。

2019年、『北東修理センター』は最初の近代化されたプロジェクト1234.1小型ロケット艦「スメルチ」を引き渡した。

次官は、然るべき決定の採択により、このような作業には5年掛かると説明した。
彼は、近代化されたプロジェクト1234.1は、このような艦の古い兵装であるミサイル複合体「マラヒート」を最新システム「ウラン」へ交換し、発射装置は6基から16基に増加する事を想い起こした。

水上目標探知電波位置測定複合体「チタニート」は、最新のステーションKRC-27「ミネラル」に交換される。
加えて、艦には新世代砲装置AK-176MAが設置される。

「この改造により、艦の戦闘能力及び遠距離目標探知能力は、3倍以上に増加します」
アレクセイ・クリヴォルチコ
は指摘した。



太平洋艦隊の4隻のプロジェクト12341小型ロケット艦は、1980年代に『ウラジオストク造船工場』で建造されました。
「スメルチ」Смерч:1981年11月16日起工/1984年11月16日進水/1985年3月4日就役
「イネイ」Иней:1983年7月6日起工/1986年10月5日進水/1988年2月19日就役
「モローズ」Мороз:1985年2月17日起工/1989年9月23日進水/1990年2月28日就役
「ラズリーフ」Разлив:1986年11月1日起工/1991年8月24日進水/1992年2月11日就役

現在は4隻ともカムチャツカ半島ペトロパブロフスク・カムチャツキーに駐留しており、北東軍集団第114水域防護艦旅団第66小型ロケット艦大隊に所属しています。
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「スメルチ」は、対艦ミサイル「マラヒート」から「ウラン」へ換装するなどの近代化改装を行ない、2019年10月初頭に再就役しました。
[近代化改装された小型ロケット艦スメルチはロシア海軍太平洋艦隊へ復帰した]

そして他の3隻も「スメルチ」と同様の近代化改装が行なわれる事になりました。

ロシア海軍太平洋艦隊の通常動力潜水艦は日本海で魚雷攻撃訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年11月6日5時28分配信
【太平洋艦隊のディーゼル潜水艦は日本海で仮想敵の艦船支隊への魚雷攻撃を実施した】

戦闘訓練計画に沿って、太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊ディーゼル潜水艦の1隻は、演習実施中に日本海エリアで仮想敵の対潜打撃グループ及び艦船支隊を攻撃した。

対潜航空隊航空機IL-38が支援する小型対潜艦「コレーエツ」及び「メチェーリ」で構成される対潜打撃艦グループは、ピョートル大帝湾の戦闘訓練射爆場で潜水艦の捜索を行なった。

対潜部隊の積極的な活動にも関わらず、潜水艦は隠密裏に海域へ進入し、2基の実弾魚雷で戦術グループを成功裏に攻撃した。

その後、潜水艦は、小型対潜艦に加え、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」を含む仮想敵艦支隊を攻撃する課題を解決した。
この演習のエピソードでは、実地魚雷射撃を除き、攻撃へ入る際の行動の全ての方法へ実地に取り組んだ。



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ロシア太平洋艦隊通常動力潜水艦(プロジェクト877)は、現在、全てウラジオストク南部ウリス湾に駐留する第19潜水艦旅団に所属しています。

[第19潜水艦旅団]
B-394「ヌルラト」
(1988年12月30日就役)修理中
B-464「ウスチ・カムチャツク」(1990年1月30日就役)
B-494「ウスチ・ボリシェレツク」(1990年12月30日就役)
B-187「コムソモリスク・ナ・アムーレ」(1991年12月30日就役)近代改装後、2017年1月27日に再就役
B-190「クラスノカメンスク」(1992年12月30日就役)
B-345「モゴーチャ」(1994年1月22日就役)

これらの潜水艦は、日本海で哨戒任務へ就く以外に、太平洋艦隊の艦船や航空機が対潜戦闘訓練を行なう際の「相手役」も務めています。

更には、潜水艦同士で「対決」する事も有ります。
[ロシア海軍太平洋艦隊の通常動力潜水艦2隻は日本海で『対決』した]

今回は、上記の6隻の内の1隻(艦名非公表)が対潜艦グループを相手に魚雷攻撃訓練を行ないました。

ロシア海軍北方艦隊の給油船と救助曳船はカーボベルデを去った

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年11月5日16時0分配信
【北方艦隊の支援船はカーボベルデで燃料の在庫を補充した】

ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」の遠距離航海へ同行している中型海洋給油船「ヴャジマ」救助曳船SB-406は、カーボベルデ諸島共和国プライア港への業務寄港を完了し、大西洋へ出た。

北方艦隊の支援船の業務寄港は3日間続いた。
この間に給油船曳船の乗組員は沿岸で休養し、更には、水、燃料、食料の在庫を指定基準まで補充した。
来週に船はロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」と合流する。

給油船「ヴャジマ」救助曳船SB-406は、7月初頭に駐留所から出航した。
彼らはロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」率いる北方艦隊戦闘艦支隊へ同行し、サンクトペテルブルク主要海軍パレードへ参加した後、戦闘艦と共にロシア海軍演習『大洋の盾-2019』へ参加した。

この2ヶ月間に支援船地中海で行動し、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」の一連の遠距離航海活動を保障し、更には航行中及び停泊中に数回液体貨物移送演習を行なった。

地中海での行動時、救助曳船SB-406中型海洋給油船「ヴャジマ」は、キプロス及びギリシャへ数回の業務寄港を行なった。
遠距離航海開始以来、彼らは22000海里以上を航行した。

ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはギリシャのピレウス港を訪れた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年11月5日17時1分配信
【バルト艦隊艦船支隊はギリシャのピレウス港への業務寄港を行なった】

警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」、海洋曳船「ウラジーミル・コネツキー」、給油船「エリニヤ」で構成されるバルト艦隊艦船支隊は、ピレウス港(ギリシャ)への業務寄港を行なった。

バルト艦隊船員の訪問の主な目的は、物資の補充、聖アンドレイ旗のデモンストレーション、国際協力の維持、沿岸での乗組員の短期間の休養である。

艦は港へ4日間滞在する。
上陸した乗組員は、アテネへのバス旅行を行ない、20世紀にギリシャ首都の近郊となったピレウスの名所を見学する。

ピレウスへの業務寄港完了後、バルト艦隊艦船支隊は、地中海で意図された任務の遂行を続ける。

バルト海から地中海への海上移動において船員は8000海里以上を走破し、シリアタルトゥース港を訪れた。

支隊の戦闘艦及び船には、バルト艦隊海軍歩兵連合部隊の対テログループが乗っている。
これに加え、警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」艦上ヘリコプターKa-27を搭載する。

警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」、海洋曳船「ウラジーミル・コネツキー」、給油船「エリニヤ」で構成されるバルト艦隊艦船支隊は、計画遠距離航海任務を遂行する為、10月1日にバルチースク軍港を去り、インド洋へ進路を取った。



バルト艦隊プロジェクト11540警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は、2019年7月24日に就役10周年を迎えました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは就役10周年を迎えた]

これまでに何度もインド洋へ行った事のある「ヤロスラフ・ムードルイ」ですが、今度はインド海軍との合同演習『インドラ-2019』へ参加する事になり、10月1日にバルチースクを出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはインドへ向かった]

「ヤロスラフ・ムードルイ」に随伴する支援船は、この2隻です。

プロジェクト745MBS海洋曳船「ヴィクトール・コネツキー」(2014年1月14日就役)
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プロジェクト160中型海洋給油船「エリニヤ」(1968年6月就役)
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「ヤロスラフ・ムードルイ」随伴船は、10月5日に北海へ入りました。
[インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは北海へ入った]

10月7日までにラマンシュ海峡(英仏海峡)の通過を完了し、ビスケー湾へ出ました。
[インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは英仏海峡を通過した]

10月11日までにジブラルタル海峡の通過を完了し、地中海へ入りました。
[インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは地中海へ入った]

10月13日に地中海西部海域で給油船からの洋上補給を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年10月13日13時54分配信
【バルト艦隊の警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は地中海で物資を補充した】

10月21日にキプロスリマソール港へ入港しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスのリマソール港へ入港した]

10月25日にリマソール港を出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスを去った]

10月28日にシリアタルトゥース港へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはシリアを訪れた]

11月初頭には地中海東部の演習へ参加しました。
[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍は地中海東部で合同演習を実施した]

そして11月5日にギリシャピレウス港を訪れました。


インド海軍との合同演習『インドラ-2019』は、2019年12月にインド洋で実施されます。
[ロシア海軍バルト艦隊の艦船は2019年12月に実施されるインド海軍との合同演習『インドラ-2019』へ参加する]

ロシア海軍黒海艦隊の哨戒艦ワシーリー・ブイコフは地中海へ入った

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『タス通信』より
2019年11月5日配信
【情報筋:軍艦「ワシーリー・ブイコフ」は地中海の幾つかの国の海軍と演習を行なう】
タス通信、11月5日

ミサイル「カリブル-NK」を搭載するプロジェクト22160哨戒艦「ワシーリー・ブイコフ」地中海へ入り、ロシア戦隊の一員として南地中海の幾つかの国の海軍と演習を行なう。
『タス通信』は火曜日にクリミアの軍機関の情報提供者より伝えられた。

「月曜日にワシーリー・ブイコフは黒海海峡を通過し、地中海のロシア海軍常設作戦連合部隊の一員として加わりました。
哨戒艦の遠距離航海任務の1つは、南地中海の2ヶ国の艦との演習へ参加する事です」

彼は説明した。

哨戒艦「ワシーリー・ブイコフ」プロジェクト22160のトップ艦である。
開発者は『北方計画設計局』(『統合造船業営団』へ加入)である。
ゼレノドリスク造船工場で建造された。
2018年12月に海軍へ引き渡された。

10月に「ワシーリー・ブイコフ」は数日間地中海へ入った。
その遠距離航海時にギリシャピュロス港を訪れ、ロシア船員ナヴァリノの海戦192周年に捧げられる行事へ参加した。



プロジェクト22160哨戒艦の1番艦「ワシーリー・ブイコフ」は、ロシア内陸部に位置するタタールスタン共和国『A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』で2014年2月26日に起工され、2017年7月23日に進水し、2018年12月20日にノヴォロシースク海軍基地で海軍旗初掲揚式典を開催し、ロシア海軍へ就役しました。
[新型哨戒艦ワシーリー・ブイコフはロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入された]
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就役後、ノヴォロシースク海軍基地で乗組員の慣熟訓練を行ない、2019年1月9日にはダメージコントロール訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭哨戒艦ワシーリー・ブイコフはダメージコントロール訓練を行なった]


その後も基地での各種訓練が行なわれました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭哨戒艦ワシーリー・ブイコフは洋上訓練の準備を進めている]

2月25日、「ワシーリー・ブイコフ」は海上での戦闘訓練を開始しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭哨戒艦ワシーリー・ブイコフは洋上で砲撃訓練を行なった]

3月7日には、砲撃訓練の他に、有翼ミサイル「カリブル」の模擬発射訓練も行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭哨戒艦ワシーリー・ブイコフは黒海で戦闘訓練を行なった]

3月8日にはトルコ海軍の艦との合同演習を行ないました。

[ロシア海軍とトルコ海軍は黒海東岸で合同演習を行なった]

3月20日にはノヴォロシースク海軍基地小型対潜艦「エイスク」(1990年2月28日就役)と共に対空戦闘訓練を行ないました。
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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年3月20日9時23分配信
【ノヴォロシースク海軍基地の艦の乗組員は演習中に対空防衛の問題へ取り組んだ】

3月21日、「ワシーリー・ブイコフ」ノヴォロシースク海軍基地でダメージコントロール訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭哨戒艦ワシーリー・ブイコフはノヴォロシースクでダメージコントロール訓練を実施した]

3月27日にはノヴォロシースク沖で実弾射撃演習を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭哨戒艦ワシーリー・ブイコフはノヴォロシースク沖で射撃訓練を実施した]

4月5日にセヴァストーポリへ入港しました。
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5月中旬に出航し、5月21日にセヴァストーポリへ帰港しました。
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6月10日、「ワシーリー・ブイコフ」セヴァストーポリを出航し、バルト海へ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭哨戒艦ワシーリー・ブイコフはバルト海へ向かった]

6月11日には黒海地中海を結ぶボスポラス海峡へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭哨戒艦ワシーリー・ブイコフはボスポラス海峡とダーダネルス海峡を通過する]

その後、地中海へ入って同海域を西進し、6月18日には北アフリカスペイン領セウタへ寄港しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭哨戒艦ワシーリー・ブイコフはスペインの飛び地セウタへ寄港した]
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6月20日にセウタを出航しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭哨戒艦ワシーリー・ブイコフはスペインの飛び地セウタを去った]

「ワシーリー・ブイコフ」は6月21日にジブラルタル海峡を通過し、大西洋へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭哨戒艦ワシーリー・ブイコフはジブラルタル海峡を通過して大西洋へ入った]

6月25日にはラマンシュ海峡(英仏海峡)へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭哨戒艦ワシーリー・ブイコフは英仏海峡へ入った]

この時、グレートブリテン海軍最新鋭哨戒艦「フォース」「ワシーリー・ブイコフ」を追跡しました。
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その後、「ワシーリー・ブイコフ」バルト海へ入り、7月初頭にクロンシュタットへ到着しました。
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7月10日の「ワシーリー・ブイコフ」


7月28日の『ロシア海軍の日』主要海軍パレード(クロンシュタット及びサンクトペテルブルクネヴァ川の観艦式)では、クロンシュタットの観艦式へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】



主要海軍パレードが終わった後、クロンシュタットを出航してバルト海を去り、8月8日までに再びラマンシュ海峡(英仏海峡)へ入りました。
今回もグレートブリテン海軍哨戒艦「フォース」が追跡しました。
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[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭哨戒艦ワシーリー・ブイコフは再び英仏海峡を通過した]

9月7日に最新鋭対機雷防衛艦「イワン・アントノフ」(2019年1月26日就役)と共にセヴァストーポリへ帰投しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭対機雷防衛艦イワン・アントノフはセヴァストーポリへ到着した]

10月15日頃にセヴァストーポリを出航し、10月14日にはボスポラス海峡へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新哨戒艦ワシーリー・ブイコフはギリシャへ向かった]

10月19日にギリシャピュロス港へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新哨戒艦ワシーリー・ブイコフはギリシャのピュロスを訪れた]
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10月22日にピュロス港を出航し、セヴァストーポリへ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊の哨戒艦ワシーリー・ブイコフはギリシャを去った]

10月24日にボスポラス海峡を北上して黒海へ入り、その後、セヴァストーポリへ帰投しました。

「ワシーリー・ブイコフ」は11月初頭にセヴァストーポリを出航し、11月4日に地中海へ入りました。

今後、「ワシーリー・ブイコフ」南地中海の2ヶ国の海軍と合同演習を行ないます。
何処の国と演習を行なうのかは未だ明らかにされていませんが、おそらくはエジプトアルジェリアでしょう。



現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しており、地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の指揮下で行動しています。

[黒海艦隊]
潜水艦「クラスノダール」
2019年3月中旬から地中海東部に滞在
潜水艦「スタールイ・オスコル」2019年4月末から地中海東部に滞在
フリゲート「アドミラル・マカロフ」:2019年10月初頭から地中海東部に滞在
哨戒艦「ワシーリー・ブイコフ」:2019年11月初頭から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「コヴロヴェツ」2019年7月上旬から地中海東部に滞在
中型偵察艦「キルディン」:2019年6月初頭から地中海東部に滞在
大型揚陸艦「アゾフ」:2019年10月末から地中海東部に滞在
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」2019年6月末から地中海東部に滞在
工作船PM-138:2019年6月末から地中海東部に滞在
対水中工作艇「スヴォーロヴェツ」2019年5月下旬から地中海東部に滞在
対水中工作艇「キネリ」:2019年10月中旬から地中海東部に滞在
海洋曳船MB-304:2019年10月中旬から地中海東部に滞在
水路調査船「ドヌズラフ」:2019年8月下旬から地中海東部に滞在

[バルト艦隊]
警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」
2019年10月下旬から地中海東部に滞在
海洋曳船「ウラジーミル・コネツキー」:2019年10月下旬から地中海東部に滞在
中型海洋給油船「エリニヤ」:2019年10月下旬から地中海東部に滞在