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ロシア海軍の為の新たなボレイ-A戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦2隻が2020年5月9日に起工される?

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2019年11月29日3時13分配信
【情報筋:2隻の原子力潜水艦「ボレイ-A」が戦勝75周年記念日に起工される】
モスクワ、11月29日-ロシア通信社ノーボスチ

第9及び第10の近代化されたプロジェクト955A(ボレイ-A)原子力潜水艦は、2020年5月9日の起工と2026年及び2027年のロシア海軍への引き渡しが計画されている。
『ロシア通信社ノーボスチ』防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。

「第9及び第10のボレイは、2020年5月9日の起工が計画されています。
海軍への引き渡しは、2026年と2027年になります」

対談者は話した。

情報提供者は、新たな潜水艦の為の名前は、未だ決まっていない事を指摘した。

以前、ロシア連邦国防次官アレクセイ・クリヴォルチコは、国防省海軍へ2隻のプロジェクト885M(ヤーセン-M)原子力潜水艦と2隻の955A(ボレイ-A)原子力ロケット艦の追加供給を計画していると報道陣へ語った。
これにより、「ボレイ」潜水艦は8隻から10隻へ増加する。

現在、既に3隻の「ボレイ」が建造され、海軍へ加わっている:「ユーリー・ドルゴルーキー」、「アレクサンドル・ネフスキー」、「ウラジーミル・モノマーフ」
第4の潜水艦「クニャージ・ウラジーミル」は航行試験を行なっている。



プロジェクト955「ボレイ」戦略用途原子力水中ロケット巡洋艦シリーズは、計8隻が起工され、このうち3隻が就役済みです。

1番艦K-535「ユーリー・ドルゴルーキー」は、1996年11月2日に起工、2007年4月15日に進水、2012年12月29日に竣工、2013年1月10日に就役し、北方艦隊第31潜水艦師団に編入されました。
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーはロシア海軍へ就役した]
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーは北方艦隊第31潜水艦師団へ編入された]
就役後の動向が公表される事は滅多に在りませんが、最近では、2019年8月24日に弾道ミサイル「ブラヴァー」を発射しています。
[ロシア海軍北方艦隊の戦略用途原子力水中巡洋艦トゥーラ及びユーリー・ドルゴルーキーは弾道ミサイルを発射した]

2番艦K-550「アレクサンドル・ネフスキー」は、2004年3月19日に起工、2010年12月6日に進水、2013年12月23日にロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊第25潜水艦師団へ編入されました。
[ボレイ級戦略原潜2番艦アレクサンドル・ネフスキーはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]
2015年9月30日に太平洋艦隊原潜基地ヴィリュチンスクへ到着しています。
[ロシア海軍新世代戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーはカムチャツカ半島の原潜基地へ到着した]

3番艦K-551「ウラジーミル・モノマーフ」は、2006年3月19日に起工、2012年12月30日に進水、2014年12月10日に竣工、同年12月19日に就役し、太平洋艦隊第25潜水艦師団へ編入されました。
[第3のボレイ級戦略原潜ウラジーミル・モノマーフはロシア海軍へ就役した]
2016年9月26日に太平洋艦隊原潜基地ヴィリュチンスクへ到着しました。
[ロシア海軍最新鋭戦略原潜ウラジーミル・モノマーフはカムチャツカ半島の太平洋艦隊原潜基地へ到着した]

太平洋艦隊の2隻も就役後の動向が公表される事は滅多に在りませんが、2019年10月初頭には2隻で対戦方式の戦闘訓練を行なっています。
[ロシア海軍太平洋艦隊のボレイ級戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦アレクサンドル・ネフスキーとウラジーミル・モノマーフとはカムチャツカ沖で『対決』した]


4番艦からは改良型のプロジェクト955A「ボレイ-A」となり、その1番艦K-549「クニャージ・ウラジーミル」は、2012年7月30日にセヴェロドヴィンスク造船所「セヴマシュ」で起工され、2017年11月17日に進水し、2019年11月下旬に洋上試験を完了しました。

就役は2019年12月に予定されており、北方艦隊へ配備されます。

5番艦(「ボレイ-A」級としては2隻目)「クニャージ・オレグ」は、2014年7月27日に起工されました。
[ボレイ級戦略原潜5番艦クニャージ・オレグはロシア海軍の日に起工された]
[ロシア海軍の為の新世代戦略原潜ボレイ級5番艦クニャージ・オレグの船体(耐圧殻)の水密試験は完了した]
就役は2020年頃に予定されており、太平洋艦隊へ配備されます。

6番艦(「ボレイ-A」級としては3隻目)「ゲネラリーシムス・スヴォーロフ」は2014年12月26日に起工されました。
[ロシア海軍の為の第6のボレイ級戦略原潜は起工された]
就役は2020年頃に予定されており、北方艦隊へ配備されます。

7番艦(「ボレイ-A」級としては4隻目)「インペラートル・アレクサンドルIII」(皇帝アレクサンドル3世)は2015年12月18日に起工されました。
[太平洋艦隊の為のロシア海軍新世代戦略原潜ボレイ級7番艦インペラ―トル・アレクサンドルIII(皇帝アレクサンドル3世)は起工された]
就役は2021年頃に予定されており、太平洋艦隊へ配備されます。

8番艦(「ボレイ-A」級としては5隻目)「クニャージ・ポジャールスキー」は2016年12月23日に起工されました。
[ロシア海軍の為の第4世代戦略原潜ボレイ級最終艦クニャージ・ポジャールスキーは起工された]
就役は2022年頃に予定されており、北方艦隊へ配備されます。

955「ボレイ」955A「ボレイ-A」は、セイルや艦尾の形状が異なっています。
(上が「ボレイ」、下が「ボレイ-A」)
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当初は「クニャージ・ポジャールスキー」を以ってプロジェクト955A「ボレイ-A」の建造は終了し、その後は、更なる改良型であるプロジェクト955B「ボレイ-B」が少なくとも4隻建造される計画でした。
[新型戦略原潜ボレイ-Bの1番艦は2026年にロシア海軍へ引き渡される]

しかし、「ボレイ-B」は、費用対効果の面で満足の行くものとはなりませんでした。
[ロシア海軍の新型戦略原子力水中巡洋艦ボレイ-Bの設計作業は進められている]

その後、「ボレイ-B」の代わりに「ボレイ-A」を追加建造するという話が出てきました。
[ロシア海軍の為にボレイ-A戦略用途原子力水中巡洋艦2隻が追加建造される]
[ロシア海軍の第4世代戦略原子力潜水艦ボレイ級シリーズは10隻に増加する]

その後更に、「ボレイ-A」追加建造に代わる新たな構想として、有翼ミサイル搭載型の「ボレイ-K」が出てきました。
[ロシア海軍の為に2隻の巡航ミサイル原子力潜水艦ボレイ-Kが建造される?]

そして最近、また「ボレイ-A」の2隻追加建造の話が出てきました。
「ボレイ」シリーズの通算9番艦及び10番艦は、2020年5月9日の大祖国戦争勝利75周年記念日の起工が予定されており、ロシア海軍への引き渡しは2026年と2027年になるとの事です。
ただし、公式筋の情報では有りませんが・・・

なお、「ボレイ」シリーズと同じ第4世代の多目的原子力潜水艦「ヤーセン」シリーズは、既に2隻の追加建造が決まっています。
[ロシア海軍のヤーセン-M原子力水中巡洋艦2隻は2020~2021年に起工される]
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ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海で対艦ミサイル"オーニクス"と"カリブル"を同時に発射した

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2019年11月29日13時6分配信
【フリゲートは白海での試験中に有翼ミサイルの発射を行なった-北方艦隊】
モスクワ、11月29日、インタファクス

フリゲート「アドミラル・カサトノフ」は、白海有翼ミサイル「カリブル」及び「オーニクス」の射撃を実施した。
金曜日にロシア北方艦隊広報サービスは発表した。

「サンクトペテルブルク造船企業『北方造船所』で建造されたプロジェクト22350フリゲートの最初の生産艦アドミラル・フロータ・カサトノフは、白海の北方艦隊戦闘訓練射爆場で海上目標への有翼ミサイル射撃を実施しました」
艦隊は声明で、こう述べた。

射撃は、工場航行試験の次なる段階の枠組みで実施されたと軍は発表した。

「フリゲートは、発射管装置から有翼ミサイル"カリブル""オーニクス"を同時に発射しました。
ミサイルは成功裏に標的を撃破しました。
ミサイルの飛翔は、航空機Il-20乗員が遠隔計測器で記録し、標的の点検は、北方艦隊の航空・防空連合部隊の航空機Il-38により行なわれました」

声明では、こう述べられた。

射撃実施海域の閉鎖は、白海海軍基地補助船により保障された。
小型対潜艦「オネガ」が観測艦として関わった。

「フリゲート"アドミラル・フロータ・カサトノフ"の工場航行試験は11月20日に始まり、幾つかの段階が実施されます。
艦は、更に数日間、白海で試験計画による行動を続けます」
北方艦隊
は指摘した。



1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の2番艦「アドミラル-フロータ・カサトノフ」は、サンクトペテルブルク『北方造船所』で2009年11月26日に起工されました。
[プロジェクト22350フリゲート2番艦「カサトノフ海軍元帥」起工]

起工から約5年後の2014年12月12日に進水しました。

[ロシア海軍の新型フリゲート(大型警備艦)アドミラル・フロータ・カサトノフは進水した]

『北方造船所』は、2016年1月13日の時点で「アドミラル・カサトノフ」の完成度は81パーセントと発表しました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・フロータ・カサトノフ"は81パーセント完成している]

2016年6月下旬、「アドミラル・カサトノフ」「主要打撃複合体」が設置されました。
[建造中のロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"へ汎用打撃ミサイル発射機が設置された]
これは、有翼ミサイル「オーニクス」「カリブル」汎用ミサイル垂直発射機3S-14UKSKを指しています。

その後も艤装工事は進められ、2018年2月初頭の時点では完成度98パーセントでした。
[ロシア海軍のプロジェクト22350フリゲート2番艦アドミラル・フロータ・カサトノフは98パーセント完成している]


2018年12月21日、「アドミラル・カサトノフ」は、洋上試験の最初の段階である工場航行試験を開始する為、造船所の岸壁を離れました。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは洋上試験を開始した]


フィンランド湾における工場航行試験の第1段階を終えた「アドミラル・カサトノフ」は、2019年1月9日にサンクトペテルブルクへ戻りました。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは最初の洋上試験を完了した]
最初の航行試験は、フィンランド湾が結氷していた為、速力は26ノットまでしか出さなかったようです。
(プロジェクト22350フリゲートの最大速力は29ノット)

2019年4月21日、「アドミラル・カサトノフ」は2回目の工場航行試験を開始しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は2回目の洋上試験を開始した]

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その後、大祖国戦争(1941年6月22日のナチスドイツ軍によるソ連侵攻開始から1945年5月9日のベルリン占領までのソ連-ドイツ戦争ロシア側公式呼称)の勝利74周年の祝賀行事へ参加する為、一時バルチースクへ戻りました。

「アドミラル・カサトノフ」は5月9日の戦勝記念日をバルチースク軍港で祝いました。

その後、洋上試験を続ける為、再びバルト海へ出航しました。
[ロシア海軍最新鋭のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"とコルベット"グレミャーシチー"はバルト海で洋上試験を続ける]

その後、物資補充の為に一旦バルチースクへ戻り、5月29日に出航しました。
[ロシア海軍最新鋭のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバルト海で洋上試験を行なっている]

6月4日には、同じくバルト海で洋上試験中のプロジェクト23130中型海洋給油船「アカデミック・パシン」から洋上給油を受けました。
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[ロシア海軍の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンはバルト海で最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"への洋上給油を行なった]

6月20日までに洋上試験の第2段階は終了し、建造元の『北方造船所』へ戻りました。
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[ロシア海軍最新鋭のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"は洋上試験の第2段階を終えてサンクトペテルブルクへ戻った]

「アドミラル・カサトノフ」は、2019年7月10日~14日にサンクトペテルブルクで開催された国際海軍サロンIMDS-2019で展示されました。
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そしてサンクトペテルブルクで7月28日に行なわれた『ロシア海軍の日』観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】


8月23日、「アドミラル・カサトノフ」は洋上試験を再開する為に出航しました。

[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は洋上試験を再開した]

その後もバルト海で試験は続けられ、9月20日にはバルト艦隊航空隊航空機を目標にしたレーダーの動作試験が行なわれ、翌9月21日には、A-192M130mm単装速射砲及び30mm高射機関砲「パラシ」の射撃試験が実施されました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバルト海で射撃試験を実施した]

バルト海で試験試験を行なっていた「アドミラル・カサトノフ」でしたが、10月上旬にバルト海を出て北方へ向かい、10月中旬に白海へ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は試験の為に白海へ到着した]

その後、白海での洋上試験が始まりました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は北方海域での洋上試験の準備を進めている]

その後、一旦白海海軍基地へ戻った後、11月20日に白海での洋上試験を再開しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海で洋上試験を行なっている]

11月25日にはヘリコプターの着艦試験が行なわれました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海でヘリコプターの発着試験を行なった]

その後、一旦白海海軍基地へ戻り、11月27日に出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海で兵装の試験を行なう]

11月29日、白海「アドミラル・カサトノフ」は、汎用垂直発射機3S-14から有翼ミサイル「カリブル」(対艦型)超音速対艦ミサイル「オーニクス」を同時に発射しました。


「アドミラル・カサトノフ」は、2019年12月末までにロシア海軍への引き渡しが予定されています。
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは2019年12月にロシア海軍へ引き渡される]

2019年7月1日の火災事故で損傷したロシア海軍の深海調査原潜AS-31(ロシャリク)の修理作業が始まった

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『タス通信』より
2019年11月28日23時26分配信
【センター『ズヴェズドーチカ』は火災で損傷した潜水艦「ロシャリク」の作業を開始した】
モスクワ、11月28日/タス通信

艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』の専門家は、燃え尽きた原子力特殊潜水艦AS-31「ロシャリク」の核燃料の取り出しを準備している。
『タス通信』ロシア防衛産業企業体の2名の情報提供者より伝えられた。

「『ズヴェズドーチカ』では、AS-31の作業が始まっています。
現在、潜水艦の原子炉の活動ゾーンの取り出しの準備が行なわれています。
そこは火災による損傷は有りません。
ゾーンの取り出しは、12月末までには開始できるでしょう」

対談者の1人は話した。

2人目の情報提供者が指摘したように
「原子炉ゾーンを取り出した後、深海装置のチタン船体及び内部区画の問題点の洗い出しが始まり、これにより修理の量と時期を定める事が可能となります」

艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』は、『タス通信』が情報提供者から提示された情報に関するコメントを拒否した。

軍用科学研究深海装置AS-31の火災は7月1日に発生し、14名の士官潜水艦乗員が死亡した。
この内の4名は、死後にロシア英雄称号が授与され、残り10名には勇敢さに対する勲章が授与された。
事故原因についてメディアは、リチウム電池の発火及び爆発と言った。
11月初頭、装置艦船修理工場『ズヴェズドーチカ』(アルハンゲリスク州セヴェロドヴィンスク)へ運ばれた。

1等原子力深海ステーションAS-31のプロジェクト名と戦術-技術的特性は公式には公表されておらず、兵装を搭載せず、大深度へ潜航できる事が知られているのみである。
被害を受けた潜水艦は非公式に「ロシャリク」と呼ばれており、互いに接続された複数のチタンの球である船体の特殊な形状の為に、この名が付けられた。



2019年7月1日、ロシア海軍「科学研究深海装置」は、ロシア領海内での海底調査中に火災が発生し、乗組員14名が死亡しました。
[ロシア海軍の深海調査原潜で火災が発生し、乗員14名が死亡した]

ロシア国防省は、事故を起こした「科学研究深海装置」の名前などは一切公表していませんが、プロジェクト10831「ロシャリク」原子力深海ステーションのようです。
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原子力深海ステーションAS-12は、1988年頃にセヴェロドヴィンスク造船所『セヴマシュ』で起工され、2003年8月頃に進水、2004年~2010年頃に就役しました。
船体はチタン製です。
同級に関しては詳細は未だ不明です。
艦名については「AS-31」という説も有り、今回の『タス通信』の記事では、AS-31と記されています。

明確な要目も不明ですが、水中排水量は2100トン、全長は60メートル、幅は7メートル、水中速力は30ノット、潜航深度は少なくとも1000m以上(未確認情報によれば最大6000m)、乗員は25名と推定されています。
ロシア海軍第4世代通常動力潜水艦プロジェクト677「ラーダ」とほぼ同サイズの小型原潜のようです。

「ロシャリク」級特務原潜AS-12(AS-31?)
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ロシャリク級は、以前には戦略原子力潜水艦プロジェクト667BDR(デルタIII級)K-129を改造した特殊用途原子力潜水艦プロジェクト09786(デルタ・ストレッチ)BS-136「オレンブルク」を母艦としており、同艦に搭載されて海洋で行動していました。
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2012年9月には北極圏へ行き、ロモノソフ海嶺メンデレーエフ海嶺の海底を調査しています。
『イズべスチヤ』より
2012年10月29日配信
【軍用原子力バチスカーフ「ロシャリク」は北極圏を探った】

北極圏で行動する母艦BS-136「オレンブルク」(2012年9月27日)
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ロシャリクは、2015年にも2回の遠距離航海を行なっています。
[ロシア海軍の特務原潜ロシャリクは2015年に2度の遠征を行なっていた]

2016年12月末にプロジェクト09787特殊用途原子力潜水艦「ポドモスコヴィエ」が再就役してからは、同艦を母艦としているようです。
[改造を終えた特務原潜ポドモスコヴィエ(モスクワ州)はロシア海軍へ引き渡された]


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事故後、ロシャリク搭載母艦(プロジェクト09787特殊用途原子力潜水艦BS-64「ポドモスコヴィエ」)北方艦隊基地セヴェロモルスクへ入港しました。
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この事故の詳細や事故を起こした艦の名前は相変わらず公表されていませんが、ロシア国防省は、事故で死亡した乗員14名の名前は公表しています。
[2019年7月1日のロシア海軍の深海調査原潜の火災事故で死亡した乗組員14名の氏名が公表された]
死亡したのは艦長を始めとして佐官クラスの年長者が殆どですが、おそらくは、火災事故発生の際、若い乗組員(つまり、将来のロシャリク運用の中核となる人々)を助ける為、自分達が犠牲になったのでしょう。
(ロシャリクの標準乗員は25名なので、おそらく11名程度が生存している)

火災事故で損傷したロシャリクは、2019年11月初頭にセヴェロドヴィンスク艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』へ回航されました。
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[2019年7月1日の火災事故で損傷したロシア海軍の深海調査原潜の修理は9月に始まる]
[2019年7月1日の火災事故で損傷したロシア海軍の深海調査原潜AS-31は修理の為にセヴェロドヴィンスクへ運ばれた]

まず初めに、原子炉核燃料棒が撤去されます。

機関部分以外の損傷は激しく、船体の一部を含め、殆どの機器は交換される事になるようです。

ロシア海軍黒海艦隊の輸送船ドヴィニツァ-50は『シリア・エクスプレス』に従事する

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2019年11月28日22時30分配信
【黒海艦隊の補助船「ドヴィニツァ-50」は貨物を載せてシリアへ行く】
イスタンブール、11月28日、インタファクス

ロシア連邦海軍補助部隊の一員である貨物船「ドヴィニツァ-50」は、木曜日に黒海海峡を通過して地中海エリアへ向かった。
現地のインターネットポータルサイトは伝え、ボスポラス海峡を通過する写真を公表した。

イスタンブールのサイトは、黒海艦隊補助船ノヴォロシースクから出航し、地中海ロシア海軍物資-技術サービス供給所が置かれているシリアタルトゥース港へ向かっていると確信している。

今年には既にシリアへ3度貨物を運んでいる船の吃水から判断し、大量の荷物を積んでいる事が指摘された。

この前の土曜日、黒海海峡をシリアへ向けて黒海艦隊大型揚陸艦「アゾフ」が通過した。
これは、大型揚陸艦「アゾフ」にとっては、この2ヶ月間で3回目のシリアへの航海であり、今年初めからは少なくとも5回目となる。

海外メディアによれば、ロシア海軍大型揚陸艦及び補助船隊、更にチャーター船は、ラタキアフマイミーン飛行場ロシア航空群、タルトゥース海軍物資-技術サービス供給基地、そしてシリア政府軍の為に貨物を送り届ける「シリア・エクスプレス」と呼ばれる作戦へ参加している。



輸送船「ケマー」(IMO 7500578、MMSI 271000812)は、1985年にトルコイスタンブール造船所で建造されました。
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2003年3月には「TKアントワープ」、2015年4月18日には「アリカン・デヴァル」と改名され、トルコ『デヴァル シッピング&トレーディング』社により運航されました。
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2015年にロシア海軍が購入し、「ドヴィニツァ-50」と改名され、同年秋に黒海艦隊へ編入されました。
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以後、黒海沿岸(ノヴォロシースク或いはセヴァストーポリ)からシリアタルトゥースへ貨物や人員などを輸送する任務、いわゆる「シリア・エクスプレス」に従事しています。
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「ドヴィニツァ-50」は、2019年には3回の「シリア・エクスプレス」へ従事しています。
・1月23日にボスポラス海峡を南下、2月7日に北上
・3月11日にボスポラス海峡を南下、3月26日に北上
・5月2日にボスポラス海峡を南下、8月10日に北上

そして11月28日、「ドヴィニツァ-50」ボスポラス海峡を通過し、その後、地中海へ入りました。

無論、今回の行き先もシリアタルトゥースでしょう。


現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しており、地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の指揮下で行動しています。

[黒海艦隊]
潜水艦「クラスノダール」
2019年3月中旬から地中海東部に滞在
潜水艦「スタールイ・オスコル」2019年4月末から地中海東部に滞在
フリゲート「アドミラル・マカロフ」2019年10月初頭から地中海東部に滞在
哨戒艦「ワシーリー・ブイコフ」2019年11月初頭から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「コヴロヴェツ」2019年7月上旬から地中海東部に滞在
中型偵察艦「キルディン」:2019年6月初頭から地中海東部に滞在
大型揚陸艦「アゾフ」2019年11月末から地中海東部に滞在
軍用輸送船「ドヴィニツァ-50」:2019年11月末から地中海東部に滞在
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」2019年6月末から地中海東部に滞在
対水中工作艇「スヴォーロヴェツ」2019年5月下旬から地中海東部に滞在
対水中工作艇「キネリ」:2019年10月中旬から地中海東部に滞在
海洋曳船MB-304:2019年10月中旬から地中海東部に滞在
救助曳船SB-739:2019年11月初頭から地中海東部に滞在
救助曳船「シャフテル」:2019年11月下旬から地中海東部に滞在

[バルト艦隊]
工作船PM-82
2019年11月上旬から地中海東部に滞在

ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はキプロスのリマソールを訪れた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年11月28日12時35分配信
【黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・マカロフ」はキプロスのリマソール港への業務寄港を行なった】

遠海ゾーンのロシア海軍常設連合部隊の一員として任務を遂行している黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・マカロフ」は、リマソール港(キプロス)への業務寄港を行なった。

停泊中、艦の物品の必要な在庫を補充し、乗組員は休養として市内の歴史的名所へのバス遠足を行なう。

ロシアフリゲートの外国港への寄港は、遠海ゾーンの艦の滞在計画及び在庫補充スケジュールに沿って行なわれる。

在庫を補充した後、艦の乗組員は、地中海海軍常設連合部隊の一員としての任務遂行を継続する。

以前、フリゲートの乗組員は、艦船支隊の一員としてアルジェリア海軍との演習へ参加した。

ロシアアルジェリアの船員は、合同で海上安全保障活動へ取り組み、その枠組みで艦の乗組員は、海賊及び経済活動違反の容疑がある船の臨検活動実施を伴う民間船舶航行の監視の訓練を行なった。



ロシア黒海艦隊プロジェクト11356Rフリゲート3番艦「アドミラル・マカロフ」(2017年12月27日就役)は、2019年9月23日にセヴァストーポリを出航し、ギリシャへ向かいました。


[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はギリシャへ向かった]

翌9月24日にボスポラス海峡ダーダネルス海峡を通過し、9月27日にギリシャコルフ島(ケルキラ島)へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はギリシャのコルフ島(ケルキラ島)を訪れた]
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ギリシャコルフ島(ケルキラ島)は、歴史上ロシア海軍とは深く関わっており、1799年、ロシア海軍フョードル・ウシャコーフ提督は、コルフ島フランスから解放しています。
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これを記念して毎年9月下旬~10月初頭にロシア海軍の艦がコルフ島(ケルキラ)を訪れ、記念行事(イオニア諸島のロシア週間)が開催されています。
今年(2019年)は9月末に開催されました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"乗組員は第17回『イオニア諸島のロシア週間』へ参加した]

10月2日、「アドミラル・マカロフ」コルフ島(ケルキラ)を去りました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はギリシャのコルフ島(ケルキラ島)を去り、シリアへ向かった]

10月3日、地中海東部で演習を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"は地中海東部で演習を行なった]

10月14日までにシリアタルトゥース港へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"はシリアのタルトゥースへ入港した]

2019年11月初頭に地中海東部で実施されたロシア海軍ロシア航空宇宙軍の演習へ参加しました。
[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍は地中海東部で合同演習を実施した]

11月7日にはヘリコプターの発着訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"は地中海東部でヘリコプターの発着訓練を行なった]

その後、プロジェクト22160哨戒艦の1番艦「ワシーリー・ブイコフ」(2018年12月20日就役)及びプロジェクト22870救助曳船SB-739(2017年3月7日就役)と共にアルジェリアへ向かい、11月下旬にアルジェリア海軍と合同演習を行ないました。

[ロシア海軍黒海艦隊は地中海西部でアルジェリア海軍と合同演習を行なった]

合同演習が終わった後、再び地中海東部へ向かい、11月28日にはキプロスリマソールへ寄港しました。


現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しており、地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の指揮下で行動しています。

[黒海艦隊]
潜水艦「クラスノダール」
2019年3月中旬から地中海東部に滞在
潜水艦「スタールイ・オスコル」2019年4月末から地中海東部に滞在
フリゲート「アドミラル・マカロフ」2019年10月初頭から地中海東部に滞在
哨戒艦「ワシーリー・ブイコフ」2019年11月初頭から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「コヴロヴェツ」2019年7月上旬から地中海東部に滞在
中型偵察艦「キルディン」:2019年6月初頭から地中海東部に滞在
大型揚陸艦「アゾフ」2019年11月末から地中海東部に滞在
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」2019年6月末から地中海東部に滞在
対水中工作艇「スヴォーロヴェツ」2019年5月下旬から地中海東部に滞在
対水中工作艇「キネリ」:2019年10月中旬から地中海東部に滞在
海洋曳船MB-304:2019年10月中旬から地中海東部に滞在
救助曳船SB-739:2019年11月初頭から地中海東部に滞在
救助曳船「シャフテル」:2019年11月下旬から地中海東部に滞在

[バルト艦隊]
工作船PM-82
2019年11月上旬から地中海東部に滞在

ロシア海軍の為のプロジェクト23550砕氷哨戒艦ニコライ・ズーボフはサンクトペテルブルクで起工された

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年11月28日8時12分配信
【『アドミラルティ造船所』で第2のプロジェクト23550哨戒砕氷艦が起工された】

11月27日・水曜日夕方のサンクトペテルブルクへの充実した訪問中、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンは『アドミラルティ造船所』を訪れ、哨戒砕氷艦「ニコライ・ズーボフ」~プロジェクト23550の2番艦の起工式典へ参加した。
同社広報サービスが伝えたように、国家元首は更に、工場で建造される受注品についての知識を得た。


当初、「ニコライ・ズーボフ」の起工は2018年春に計画されていた。
その建造は2020年の完了が予定されていた。
しかし2018年3月、アレクサンドル・ブザコフは、哨戒砕氷艦の引き渡しプログラムは4年延期された事を認めた。
彼によると、プロジェクト23550の2番艦の引き渡しは2024年になる。

哨戒砕氷艦のトップ「イワン・パパーニン」『アドミラルティ造船所』で2017年4月に起工され、今年10月25日に進水した事が想い起こされる。
その海軍への引き渡しは2019年に計画されていたが、今は2023年に延期されている。

プロジェクト23550型の艦は、戦闘、捜索救助、科学研究機能を兼ね備えている。
任務の中には、北極水域の保護と監視、護送、遭難船の曳航、支援船への同行及び支援、更には救助作戦への参加(座礁した船の撤去を含む)、特殊貨物の移送が有る。
「イワン・パパーニン」型砕氷艦は、更に消火も可能である。

[『Mil.Press FlotProm』参照]
プロジェクト23550艦
の排水量は約9000トン、全長114メートル、幅18メートル、吃水6メートル。
出力約15メガキロワットの動力装置は、18ノットの速力の発揮が可能である。
スクリュー複合体には、出力約6000キロワットの2基の全回転スクリューポッドと、出力約500キロワットのトンネル型操舵装置が含まれる。
自立行動期間は約70日、航続距離は10000海里、基礎乗組員は49名、追加人員47名。

哨戒砕氷艦の兵装には、自動砲AK-176MAが含まれる。
この他、艦上にはヘリコプター及び無人飛行装置、更には2隻の高速戦闘艇「ラプトル」が駐留できる。



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ロシア海軍は、北極圏向けとして2隻のプロジェクト23550砕氷哨戒艦の建造を計画しています。
[ロシア海軍の為のプロジェクト23550砕氷哨戒艦建造の為のプレートカットは2016年秋に始まる]

プロジェクト23550砕氷哨戒艦は、砕氷船、哨戒艦、曳船などの機能を併せ持った多機能水上艦であり、満載排水量は8500トンと、かつてのプロジェクト956駆逐艦(ソブレメンヌイ級)プロジェクト1155大型対潜艦(ウダロイ級)に匹敵します。
(ただ、全長は9561155よりも短く、幅は広いので、かなりファットな艦になりますが)

プロジェクト23550砕氷哨戒艦2隻の建造契約は、2016年5月にサンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』ロシア国防省(ロシア海軍)との間で締結されました。
[ロシア海軍の為の砕氷哨戒艦プロジェクト23550の建造契約が締結された]

プロジェクト23550AK-176MA 76mm単装砲を装備します。
[ロシア海軍の為の新たな76mm砲AK-176MAの試験は完了した]

プロジェクト23550は軽武装の艦ですが、ヘリコプター無人機を搭載し、更には高速哨戒艇プロジェクト03160「ラプトル」を2隻搭載できます。
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「イワン・パパ―ニン」と命名されたプロジェクト23550の1番艦は、2017年4月19日に起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト23550砕氷哨戒艦イワン・パパ―ニンはサンクトペテルブルクで起工された]


2019年10月25日に進水しました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト23550砕氷哨戒艦イワン・パパ―ニンはサンクトペテルブルクで進水した]


当初、「イワン・パパ―ニン」は2020年に、今後起工される2番艦「ニコライ・ズーボフ」は2021年にロシア海軍への引き渡しが予定されていました。
[プロジェクト23550砕氷哨戒艦イワン・パパ―ニンは2020年にロシア海軍へ引き渡される]

しかし、「資金供給の問題」の為、「イワン・パパ―ニン」の引き渡しは2023年、「ニコライ・ズーボフ」は2024年に延期される事になりました。
[2隻のプロジェクト23550(イワン・パパーニン型)砕氷哨戒艦は2023~2024年にロシア海軍へ引き渡される]


そして2019年11月27日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチンも出席して2番艦「ニコライ・ズーボフ」の起工式典が『アドミラルティ造船所』で開催されました。

ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海で兵装の試験を行なう

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年11月27日15時27分配信
【フリゲート「アドミラル・フロータ・カサトノフ」は白海で兵装システムの試験を準備する】

本日(11月27日)、プロジェクト22350フリゲートの最初の生産艦「アドミラル・フロータ・カサトノフ」は、工場航行試験の次の段階の為にセヴェロドヴィンスクから白海へ出航した。
海上で同艦は艦上兵装システムの試験の為の複合準備行動を行なう。

先週に艦の乗組員は、航空隊との連携へ取り組んだ。
北方艦隊航空・防空連合部隊航空機Su-24、ヘリコプターKa-27、Ka-31は、フリゲートの電波工学手段の上の飛行を行なった。
更にヘリコプター乗員は、艦の甲板で数回の着艦と発艦を行なった。

フリゲート「アドミラル・フロータ・カサトノフ」の工場航行試験は11月20日に始まり、幾つかの段階が実施される。
それは北方艦隊白海海軍基地の部隊により保障される。
本日(11月27日)には、海上でフリゲート小型対潜艦「オネガ」が同行している。

[参照]
フリゲート「アドミラル・フロータ・カサトノフ」
は、トップ艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」と同様に『北方計画設計局』により設計され、サンクトペテルブルク造船工場『北方造船所』で建造された。
10月に艦は、航行試験及び国家試験を完了する為にバルト海から白海への艦隊間移動を行なった。

プロジェクト22350フリゲートは、水上、空中、水中の敵への効果的な対処、更には1500キロメートル以上離れた地上及び沿岸の施設へ打撃を与える事が可能な多機能戦闘艦である。



1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の2番艦「アドミラル-フロータ・カサトノフ」は、サンクトペテルブルク『北方造船所』で2009年11月26日に起工されました。
[プロジェクト22350フリゲート2番艦「カサトノフ海軍元帥」起工]

起工から約5年後の2014年12月12日に進水しました。

[ロシア海軍の新型フリゲート(大型警備艦)アドミラル・フロータ・カサトノフは進水した]

『北方造船所』は、2016年1月13日の時点で「アドミラル・カサトノフ」の完成度は81パーセントと発表しました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・フロータ・カサトノフ"は81パーセント完成している]

2016年6月下旬、「アドミラル・カサトノフ」「主要打撃複合体」が設置されました。
[建造中のロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"へ汎用打撃ミサイル発射機が設置された]
これは、有翼ミサイル「オーニクス」「カリブル」汎用ミサイル垂直発射機3S-14UKSKを指しています。

その後も艤装工事は進められ、2018年2月初頭の時点では完成度98パーセントでした。
[ロシア海軍のプロジェクト22350フリゲート2番艦アドミラル・フロータ・カサトノフは98パーセント完成している]


2018年12月21日、「アドミラル・カサトノフ」は、洋上試験の最初の段階である工場航行試験を開始する為、造船所の岸壁を離れました。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは洋上試験を開始した]


フィンランド湾における工場航行試験の第1段階を終えた「アドミラル・カサトノフ」は、2019年1月9日にサンクトペテルブルクへ戻りました。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは最初の洋上試験を完了した]
最初の航行試験は、フィンランド湾が結氷していた為、速力は26ノットまでしか出さなかったようです。
(プロジェクト22350フリゲートの最大速力は29ノット)

2019年4月21日、「アドミラル・カサトノフ」は2回目の工場航行試験を開始しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は2回目の洋上試験を開始した]

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その後、大祖国戦争(1941年6月22日のナチスドイツ軍によるソ連侵攻開始から1945年5月9日のベルリン占領までのソ連-ドイツ戦争ロシア側公式呼称)の勝利74周年の祝賀行事へ参加する為、一時バルチースクへ戻りました。

「アドミラル・カサトノフ」は5月9日の戦勝記念日をバルチースク軍港で祝いました。

その後、洋上試験を続ける為、再びバルト海へ出航しました。
[ロシア海軍最新鋭のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"とコルベット"グレミャーシチー"はバルト海で洋上試験を続ける]

その後、物資補充の為に一旦バルチースクへ戻り、5月29日に出航しました。
[ロシア海軍最新鋭のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバルト海で洋上試験を行なっている]

6月4日には、同じくバルト海で洋上試験中のプロジェクト23130中型海洋給油船「アカデミック・パシン」から洋上給油を受けました。
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[ロシア海軍の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンはバルト海で最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"への洋上給油を行なった]

6月20日までに洋上試験の第2段階は終了し、建造元の『北方造船所』へ戻りました。
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[ロシア海軍最新鋭のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"は洋上試験の第2段階を終えてサンクトペテルブルクへ戻った]

「アドミラル・カサトノフ」は、2019年7月10日~14日にサンクトペテルブルクで開催された国際海軍サロンIMDS-2019で展示されました。
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そしてサンクトペテルブルクで7月28日に行なわれた『ロシア海軍の日』観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】


8月23日、「アドミラル・カサトノフ」は洋上試験を再開する為に出航しました。

[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は洋上試験を再開した]

その後もバルト海で試験は続けられ、9月20日にはバルト艦隊航空隊航空機を目標にしたレーダーの動作試験が行なわれ、翌9月21日には、A-192M130mm単装速射砲及び30mm高射機関砲「パラシ」の射撃試験が実施されました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバルト海で射撃試験を実施した]

バルト海で試験試験を行なっていた「アドミラル・カサトノフ」でしたが、10月上旬にバルト海を出て北方へ向かい、10月中旬に白海へ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は試験の為に白海へ到着した]

その後、白海での洋上試験が始まりました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は北方海域での洋上試験の準備を進めている]

その後、一旦白海海軍基地へ戻った後、11月20日に白海での洋上試験を再開しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海で洋上試験を行なっている]

11月25日にはヘリコプターの着艦試験が行なわれました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海でヘリコプターの発着試験を行なった]

その後、一旦白海海軍基地へ戻り、11月27日に出航しました。

今後、「アドミラル・カサトノフ」白海で兵装の試験を行ないます。

「アドミラル・カサトノフ」は、2019年12月末までにロシア海軍への引き渡しが予定されています。
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは2019年12月にロシア海軍へ引き渡される]

ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはスエズ運河を通過して紅海へ入った

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年11月27日16時32分配信
【バルト艦隊艦船支隊は紅海へ出た】

遠距離航海任務を遂行している警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」、海洋曳船「ヴィクトール・コネツキー」、給油船「エリニヤ」で構成されるバルト艦隊戦闘艦支隊は、スエズ運河を通過して紅海へ出た。

以前、戦闘艦地中海ロシア海軍常設作戦連合部隊の一員として在り、タルトゥース港、ピレウス港、リマソール港を業務訪問の為に訪れた。
船員は必要な艦内物資を補充し、当直及び見張り勤務から解放された一部の乗組員は沿岸へ上陸した。
これに加え、地中海の港で、及び支援船の設備及び機構の計画点検が行なわれた。

現在、警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」支援船紅海を通過してアデン湾の指定海域へ向かっており、対海賊当直を含む一連の意図された任務を遂行する。

遠距離航海計画により、バルト艦隊艦船支隊は、ロシア-インド軍種間合同演習『インドラ-2019』海上部門へ参加する為、12月10日にマルマガオ港(インド)へ到着する。

警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」、海洋曳船「ウラジーミル・コネツキー」、給油船「エリニヤ」で構成されるバルト艦隊艦船支隊は、計画遠距離航海任務を遂行する為、10月1日にバルチースク軍港を去り、インド洋へ進路を取った。



バルト艦隊プロジェクト11540警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は、2019年7月24日に就役10周年を迎えました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは就役10周年を迎えた]

これまでに何度もインド洋へ行った事のある「ヤロスラフ・ムードルイ」ですが、今度はインド海軍との合同演習『インドラ-2019』へ参加する事になり、10月1日にバルチースクを出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはインドへ向かった]

「ヤロスラフ・ムードルイ」に随伴する支援船は、この2隻です。

プロジェクト745MBS海洋曳船「ヴィクトール・コネツキー」(2014年1月14日就役)
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プロジェクト160中型海洋給油船「エリニヤ」(1968年6月就役)
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「ヤロスラフ・ムードルイ」随伴船は、10月5日に北海へ入りました。
[インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは北海へ入った]

10月7日までにラマンシュ海峡(英仏海峡)の通過を完了し、ビスケー湾へ出ました。
[インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは英仏海峡を通過した]

10月11日までにジブラルタル海峡の通過を完了し、地中海へ入りました。
[インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは地中海へ入った]

10月13日に地中海西部海域で給油船からの洋上補給を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年10月13日13時54分配信
【バルト艦隊の警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は地中海で物資を補充した】

10月21日にキプロスリマソール港へ入港しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスのリマソール港へ入港した]

10月25日にリマソール港を出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスを去った]

10月28日にシリアタルトゥース港へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはシリアを訪れた]

11月初頭には地中海東部の演習へ参加しました。
[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍は地中海東部で合同演習を実施した]

11月5日にギリシャピレウス港を訪れました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはギリシャのピレウス港を訪れた]

11月8日にピレウス港を出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはギリシャを去った]

その後、地中海東部で演習を行ないました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは地中海で演習を行なった]

11月16日に再びシリアタルトゥース港へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはシリアのタルトゥース港へ入港した]

その後、再びキプロスリマソール港を訪れ、11月25日に出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは再びキプロスのリマソール港を訪れた]

「ヤロスラフ・ムードルイ」と2隻の支援船は、11月27日までにスエズ運河を通過して紅海へ入りました。


インド海軍との合同演習『インドラ-2019』は、2019年12月にインド洋で実施されます。
[ロシア海軍バルト艦隊の艦船は2019年12月に実施されるインド海軍との合同演習『インドラ-2019』へ参加する]
[ロシア海軍バルト艦隊の艦船は2019年12月10日にインドへ到着する]

ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは喜望峰沖で中国海軍及び南アフリカ海軍との合同演習を開始した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年11月28日9時11分配信
【北方艦隊の巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」乗組員は、南大西洋で南アフリカ共和国及び中華人民共和国のフリゲートとの合同演習へ着手した】

本日(11月28日)朝、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」ケープタウン訪問を完了し、船舶航行及び海上経済活動の安全を保障するロシア-中国-南アフリカ合同海軍演習の実地部門の為に出航した。
演習は大西洋南部喜望峰海域で実施され、戦闘艦中国フリゲート「ウェイファン」、南アフリカフリゲート「アマトラ」、更にはロシア海軍及び南アフリカ共和国海軍支援船が参加する。
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演習は2日間続き、その中で軍事船員は、捕らわれた船の解放活動、臨検作戦の実施、海上で事故に遭った船への援助の提供と人員の救助へ取り組む。

ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」率いる北方艦隊戦闘艦支隊は、サンクトペテルブルク主要海軍パレードへ参加する為、7月3日に北方艦隊主要基地セヴェロモルスクから出航した。
パレードの後、巡洋艦支援船の乗組員は、ロシア海軍演習『大洋の盾-2019』へ参加した。

この2ヶ月間に北方艦隊将兵は地中海で行動し、一連の演習を実施し、アルジェリア、エジプト、トルコ、ギリシャ、キプロスを訪れた。
大西洋ロシア船員は、カーボベルデ共和国プライア港赤道ギニアマラボ港への業務寄港を行なった。

遠距離航海の開始以来、支隊の艦船は約26000海里以上を進んだ。



ロシア北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、救助曳船SB-406は、2019年7月3日にセヴェロモルスクを出航し、7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式(主要海軍パレード)へ参加する為、7月中旬にクロンシュタットへ到着しました。
[2019年7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊艦船はクロンシュタットへ到着した]

これらの艦船は、7月28日の『ロシア海軍の日』主要海軍パレード(クロンシュタット及びサンクトペテルブルクネヴァ川の観艦式)へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】



主要海軍パレードが終わった後、これらの艦船はクロンシュタットを去り、バルト海で対潜演習を行ないました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海で演習を行なった]

2019年8月1日からバルト海で始まったロシア海軍演習『大洋の盾-2019』へ参加しました。
[バルト海のロシア海軍演習『大洋の盾-2019』(2019年8月)]

8月5日には北海へ入りました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海を去り、北海へ入った]

その後は北海ノルウェー海で演習を行なっていたようですが、8月12日、「マルシャル・ウスチーノフ」救助曳船SB-406は他の北方艦隊艦船と別れ、南下して遠距離航海を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは遠洋航海を開始した]

この2隻に中型海洋給油船「ヴャジマ」(1982年9月29日就役)が合流しました。
『Marine Traffic』より
【給油船「ヴャジマ」】

「マルシャル・ウスチーノフ」と随伴船は北海を南下し、8月15日にはラマンシュ海峡(英仏海峡)へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは英仏海峡を通過する]

8月17日にラマンシュ海峡を通り抜けてビスケー湾へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは英仏海峡を通過してビスケー湾へ入った]

8月22日にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]

8月26日にアルジェリアの首都アルジェ港を訪れました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアルジェリアを訪れた]
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8月29日にアルジェ港から出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアルジェリアを去った]

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その後、「マルシャル・ウスチーノフ」と随伴船は地中海中央部へ移動して投錨停泊し、9月4日には中型海洋給油船「ヴャジマ」からディーゼル燃料(軽油)真水の補給を受け、ダメージコントロールなどの艦内演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海中部で演習を行なった]

9月9日、中型海洋給油船「ヴャジマ」救助曳船SB-406は、キプロスリマソール港へ入港しました。
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翌9月10日、「マルシャル・ウスチーノフ」エジプトアレクサンドリア港へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはエジプトのアレクサンドリア港を訪れた]

9月13日、「マルシャル・ウスチーノフ」アレクサンドリア港を出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはエジプトのアレクサンドリア港を去った]

その後、地中海東部を北上し、9月24日にはマルマリス近郊のトルコ海軍基地アクサズを訪問しました。
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[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはトルコのアクサズ海軍基地を訪れた]

一方、中型海洋給油船「ヴャジマ」救助曳船SB-406は、9月26日にギリシャピレウスを訪問しました。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船と救助曳船はギリシャのピレウスを訪問した]

9月27日、「マルシャル・ウスチーノフ」トルコ海軍基地アクサズから出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはトルコのアクサズ海軍基地を去った]

その後、「マルシャル・ウスチーノフ」中型海洋給油船「ヴャジマ」及び救助曳船SB-406と合流し、10月2日に地中海東部で各種の演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海東部で演習を実施した]

10月8日、「マルシャル・ウスチーノフ」ギリシャピレウスを訪問しました。
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[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはギリシャのピレウスを訪れた]

10月10日にピレウスを出航しました。


10月14日にキプロスリマソール港へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはキプロスのリマソールを訪れた]

10月17日にリマソール港を出航し、西へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはキプロスのリマソールを去った]

その後、「マルシャル・ウスチーノフ」と2隻の支援船は地中海を西へ進み、10月22日にジブラルタル海峡を通過して大西洋へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海を去り、大西洋へ入った]

10月27日、アフリカ西方海域に居る「マルシャル・ウスチーノフ」乗組員は、ロシア地理学協会(総裁はロシア国防相セルゲイ・ショイグ)のイベント『地理学ディクテーション-2019』へ参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアフリカ西方海域でロシア地理学協会のイベントへ参加した]

翌10月28日には停泊中の対空戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアフリカ西方海域で対空防衛訓練を行なった]

11月2日、2隻の支援船カーボベルデを訪問しました。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船と救助曳船はカーボベルデを訪れた]
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一方、「マルシャル・ウスチーノフ」大西洋の南下を続けました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは大西洋中部に居る]

2隻の支援船は11月5日にカーボベルデを出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船と救助曳船はカーボベルデを去った]

11月7日、「マルシャル・ウスチーノフ」赤道を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは大西洋上で赤道を通過した]

11月8日に赤道ギニアマラボ港へ寄港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは赤道ギニアを訪れた]
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「マルシャル・ウスチーノフ」は11月11日にマラボ港を出航し、2隻の支援船との合流地点へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは赤道ギニアを去った]

支援船と合流して洋上補給を行なった後、「マルシャル・ウスチーノフ」南アフリカへ向かい、11月24日にケープタウンへ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは南アフリカのケープタウンへ到着した]
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはケープタウンに居る]


「マルシャル・ウスチーノフ」と2隻の支援船は11月28日にケープタウンを出航し、喜望峰沖で南アフリカ海軍及び中国海軍との合同演習を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは南アフリカ沖で中国及び南アフリカ海軍と合同演習を行なう]

ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦6隻の建造は2022年に完了する

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2019年11月27日8時34分配信
【6隻から成る太平洋艦隊の為のプロジェクト636.3潜水艦の最終艦は『アドミラルティ造船所』で2022年に竣工する】
サンクトペテルブルク、11月27日、インタファクス

ロシア太平洋艦隊の為のディーゼル潜水艦シリーズの建造は2022年に完了しなければならない。
大統領府(クレムリン)は、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンサンクトペテルブルク出張に関する資料を発表した。

「6隻から成るシリーズ艦の建造は契約に沿ったスケジュール下で進められており、2022年には完了しなければなりません」
資料では、こう指摘された。

以前、大統領府(クレムリン)広報サービスは、水曜日にプーチンサンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』を訪問すると発表した。

造船所への出張に関する資料では、6隻から成るプロジェクト636.3潜水艦シリーズの1隻目「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」が今年11月25日にロシア連邦太平洋艦隊へ加わった事が指摘された。
「潜水艦シリーズの2隻目ヴォルホフは、今日、年末に予定されている艦の進水の準備作業を進めています。
11月には3番艦マガダンと4番艦ウファが起工されました。
10月には、太平洋艦隊の為の第5の潜水艦のプレートカットが始まりました」

資料では、こう指摘された。

プロジェクト636.3潜水艦の第2シリーズは、ロシア海軍の為に『アドミラルティ造船所』が建造する。
2016年には、黒海艦隊の為の最初の6隻のディーゼルエレクトリック潜水艦の建造が完了した。

「ロシア連邦国防省の指示により、株式会社『中央設計局ルビーン』は、プロジェクト636をベースに、情報管理システム、電波位置測定複合体及び水中音響複合体を含む艦の基礎システムを近代化しました。
潜水艦の隠密性を高め、乗組員の為の居住条件を改善する目的で総合艦内システムへ一連の改善が導入されました」

資料では、こう指摘された。

このプロジェクトのディーゼルエレクトリック潜水艦は45日間の自立航行期間を有する。
速力18ノット、乗組員52名。



[プロジェクト06363潜水艦(黒海艦隊)]
ロシア海軍の為のプロジェクト06363潜水艦は、現在、黒海艦隊向けの6隻が2014年~2016年に就役しています。
全てサンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』で建造されています。
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プロジェクト06363は、プロジェクト877(キロ級)の輸出型プロジェクト636を更に改良したタイプであり、今後建造される第5世代通常動力潜水艦「カリーナ」級の開発設計作業の成果も一部取り入れられています。

プロジェクト06363潜水艦は、有翼ミサイル「カリブル」を標準装備しています。
(533mm魚雷発射管から発射する)

黒海艦隊06363は、既にシリア有翼ミサイル「カリブル」を実戦使用しています。
[ロシア海軍はシリアのテロ組織へ100発の巡航ミサイル"カリブル"を発射した]


[プロジェクト06363潜水艦(太平洋艦隊)]
そして太平洋艦隊向けにも6隻の06363潜水艦『アドミラルティ造船所』で建造される事になり、建造契約は2016年9月7日に締結されました。
[サンクトペテルブルクのアドミラルティ造船所はロシア海軍太平洋艦隊の為の6隻のプロジェクト06363潜水艦の建造契約を締結した]

2017年7月28日に最初の2隻~「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」「ヴォルホフ」が同時に起工されました。

[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーとヴォルホフはサンクトペテルブルクで起工された]

B-274「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」は、2019年3月28日に進水しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーはサンクトペテルブルクで進水した]

2019年11月25日、「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」は海軍旗初掲揚式典を開催し、正式にロシア海軍へ就役しました。

[プロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]

太平洋艦隊向けの06363の2番艦B-603「ヴォルホフ」は、2019年12月26日の進水が予定されています。

太平洋艦隊向けの06363の3番艦B-602「マガダン」と4番艦B-588「ウファ」は、2019年11月1日に起工されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦マガダンとウファはサンクトペテルブルクで起工された]

5番艦と6番艦は2020年に起工されます。

太平洋艦隊向けの06363潜水艦6隻の建造は、2022年までに完了します。

ラーダ級潜水艦クロンシュタットとヴェリーキエ・ルーキは2021年11月にロシア海軍へ引き渡される

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2019年11月27日8時52分配信
【潜水艦「クロンシュタット」と「ヴェリーキエ・ルーキ」の引き渡しは2021年11月に計画されている】
サンクトペテルブルク、11月27日、インタファクス

2隻のプロジェクト677「ラーダ」潜水艦「クロンシュタット」「ヴェリーキエ・ルーキ」の引き渡しは2021年11月25日に計画されている。
大統領府(クレムリン)は、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンサンクトペテルブルク出張に関する資料を発表した。

文書では、潜水艦が異なる建造段階に在る事が指摘された:「クロンシュタット」の準備状態は89パーセント、「ヴェリーキエ・ルーキ」は55パーセント。

プロジェクト677「ラーダ」潜水艦は、前世紀末に開発された。
潜水艦のトップ「サンクトペテルブルク」は1997年に起工され、海軍へ2010年に引き渡された。
同プロジェクト潜水艦「クロンシュタット」「ヴェリーキエ・ルーキ」は、それぞれ2005年と2006年に起工された。

プロジェクト677潜水艦の必要度は保持されているとロシア連邦海軍総司令官ニコライ・エフメノフは11月に話した。
「(通常動力潜水艦の)1つのシリーズと1つのプロジェクトが有り、全て平等であり、それは1つのブーツを持つようなものです。
それは、何時も濡れています。
プロジェクト677潜水艦の必要度は保持されておりますが、それは、同プロジェクト1番艦の運用の結果により確かめられ、形成されます」

総司令官は話し、他のプロジェクトのディーゼルエレクトリック潜水艦プロジェクト636.3の建造に関する海軍の関心を指摘した。

ロシア連邦大統領サンクトペテルブルク出張に関する資料では、プロジェクト677潜水艦が敵潜水艦及び水上艦との戦闘、海軍基地、海岸、海上交通線の保護、更には敵の沿岸施設へミサイル打撃を与える為に意図されている事が指摘された。

「プロジェクト677潜水艦の特徴は、単一船体建造方式と、これらの潜水艦の為にロシアの企業が特別に作成した新開発の機器一式及び電波電子兵装複合体を使用している事に有ります」
資料では、こう指摘された。



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[プロジェクト677ラーダ潜水艦 ]
[新世代潜水艦ラーダ(アムール)級(旧ブログ)]

ロシア海軍第4世代通常動力潜水艦プロジェクト677「ラーダ」1番艦B-585「サンクトペテルブルク」は、『アドミラルティ造船所』で1997年12月26日に起工され、2004年10月28日に進水し、2010年4月22日に納入され、同年5月8日に就役しました。

しかし、「サンクトペテルブルク」就役前の洋上試験中に様々な問題点が発覚した為、2005年7月28日に起工された2番艦と2006年11月10日に起工された3番艦の建造工事は一旦凍結されました。

その後、「ラーダ」級は改設計され、2013年2月には2番艦3番艦の建造再開が決定されました。
[ロシア国防省はラーダ級潜水艦の建造再開を正式に決定した]

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2005年7月28日に起工された2番艦「クロンシュタット」は、2013年7月に建造契約が再締結され、工事が再開されました。
[ラーダ級潜水艦クロンシュタットは再建造される]

2006年に起工されていた3番艦は、2015年3月19日に「ヴェリーキエ・ルーキ」の名で改めて起工されました。

[ロシア海軍の為のラーダ級潜水艦3番艦セヴァストーポリ改めヴェリーキエ・ルーキは再起工された]

これらの同型艦は、1番艦「サンクトペテルブルク」の運用実績を踏まえて大幅に改良されています。
[ロシア海軍の新世代通常動力潜水艦ラーダ級の2番艦以降は大幅に改良される]

一方、1番艦「サンクトペテルブルク」は就役後、暫くはバルト艦隊に所属してバルト海に滞在していましたが、深海での試験(バルト海では実施できない)などを実施する為、2013年10月に北方艦隊へ転属しました。
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[ロシア海軍第4世代潜水艦サンクト-ペテルブルクは北方艦隊へ配備される]
[ロシア海軍のラーダ級潜水艦サンクトペテルブルクはバレンツ海で巡航ミサイルを発射した]

2018年9月20日、2番艦「クロンシュタット」は進水しました。
[ロシア海軍の為の第2のラーダ級潜水艦クロンシュタットは進水した]


「クロンシュタット」は、2019年7月28日にサンクトペテルブルク(ネヴァ川)で行なわれた『ロシア海軍の日』観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。
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その後、また『アドミラルティ造船所』へ戻りました。
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「クロンシュタット」「ヴェリーキエ・ルーキ」ロシア海軍への引き渡しは、2021年11月25日に予定されています。

「クロンシュタット」「ヴェリーキエ・ルーキ」は就役後、北方艦隊への配備が予定されています。
[ロシア海軍第4世代通常動力潜水艦ラーダ級は北方艦隊へ配備される]


その後、新たな「ラーダ」は発注されていませんでしたが、2018年11月末、当時のロシア海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフ大将は、「ラーダ」級潜水艦は合計12隻が建造されると発言しました。
[ロシア海軍の為に12隻のラーダ級通常動力潜水艦が建造される]

2019年6月27日、軍事技術展示会『アルミヤ-2019』の会場において、プロジェクト677「ラーダ」2隻(4番艦と5番艦)の新たな建造契約が締結されました。
[ロシア海軍の為のヤーセン-M級多用途原潜2隻とラーダ級潜水艦2隻が追加発注された]

この新規契約分2隻は2022年までに起工され、ロシア海軍への引き渡しは2025年と2027年に予定されています。
[2022年にロシア海軍のラーダ級潜水艦2隻が起工される]

ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはケープタウンに居る

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年11月25日17時11分配信
【ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」の船員は中国艦での海軍旗掲揚式典へ参加した】

本日(11月25日)、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」乗組員の代表は、3ヶ国の戦闘艦支援船が関わるロシア-中国-南アフリカ合同海軍演習の開始を意味する中国誘導ロケットフリゲート「ウェイファン」での海軍旗掲揚式典へ参加した。
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明日(11月26日)に外国の船員はロシア巡洋艦での旗掲揚式典へ参加し、水曜日には南アフリカフリゲート「アマトラ」でも同様の行事が開催される。

月曜日から水曜日まで3ヶ国の軍事船員及び民間船員は、演習及び本部での合同作業の為の艦船の基本的な訓練、演習の各要素の詳細の検討、戦術動作及び戦闘訓練実施の際の安全な操艦へ従事する。

ケープタウン港への滞在中、全ての軍事船員の為に、艦の見学旅行、市及び港の公務員への表敬訪問、スポーツ競技を含む豊富な文化プログラムが提供される。

本日(11月25日)、ロシア代表団は、南アフリカ海軍フリゲート「アマトラ」艦長、ケープタウン市長、市の裁判所、警察署長、更には海港責任者への表敬訪問を行なった。
ロシア巡洋艦は、ケープタウン住民の訪問の為の開放が計画されている。
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ロシア船員の為に、市内へのバス旅行、更には名所:ツーオーシャンズ・アクアリウム、キャッスル・オブ・グッドホープ、ヴィクトリア&アルフレッド・ウォーター・フロントの訪問が提供される。




救助曳船SB-406及び給油船「ヴャジマ」の乗組員は、真水と食料の在庫を補充する。

3ヶ国演習の実地段階は木曜日に始まる。
艦は、合意された計画の下での実際の行動の為に外洋へ出る。
北方艦隊将兵は、外国の同僚と協同で海上での対海賊及び対テロリスト作戦、更には災害の犠牲者への援助を提供する活動へ取り組む。
作戦海域は、喜望峰付近の海域が選択された。

[参照]
ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」率いる北方艦隊戦闘艦支隊は、サンクトペテルブルク主要海軍パレードへ参加する為、7月3日に北方艦隊主要基地セヴェロモルスクから出航した。
パレードの後、巡洋艦支援船の乗組員は、ロシア海軍演習『大洋の盾-2019』へ参加した。

この2ヶ月間に北方艦隊将兵は地中海で行動し、一連の演習を実施し、アルジェリア、エジプト、トルコ、ギリシャ、キプロスを訪れた。
大西洋ロシア船員は、カーボベルデ共和国プライア港赤道ギニアマラボ港への業務寄港を行なった。

遠距離航海の開始以来、支隊の艦船は約26000海里以上を進んだ。



ロシア北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、救助曳船SB-406は、2019年7月3日にセヴェロモルスクを出航し、7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式(主要海軍パレード)へ参加する為、7月中旬にクロンシュタットへ到着しました。
[2019年7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊艦船はクロンシュタットへ到着した]

これらの艦船は、7月28日の『ロシア海軍の日』主要海軍パレード(クロンシュタット及びサンクトペテルブルクネヴァ川の観艦式)へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】



主要海軍パレードが終わった後、これらの艦船はクロンシュタットを去り、バルト海で対潜演習を行ないました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海で演習を行なった]

2019年8月1日からバルト海で始まったロシア海軍演習『大洋の盾-2019』へ参加しました。
[バルト海のロシア海軍演習『大洋の盾-2019』(2019年8月)]

8月5日には北海へ入りました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海を去り、北海へ入った]

その後は北海ノルウェー海で演習を行なっていたようですが、8月12日、「マルシャル・ウスチーノフ」救助曳船SB-406は他の北方艦隊艦船と別れ、南下して遠距離航海を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは遠洋航海を開始した]

この2隻に中型海洋給油船「ヴャジマ」(1982年9月29日就役)が合流しました。
『Marine Traffic』より
【給油船「ヴャジマ」】

「マルシャル・ウスチーノフ」と随伴船は北海を南下し、8月15日にはラマンシュ海峡(英仏海峡)へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは英仏海峡を通過する]

8月17日にラマンシュ海峡を通り抜けてビスケー湾へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは英仏海峡を通過してビスケー湾へ入った]

8月22日にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]

8月26日にアルジェリアの首都アルジェ港を訪れました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアルジェリアを訪れた]
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8月29日にアルジェ港から出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアルジェリアを去った]

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その後、「マルシャル・ウスチーノフ」と随伴船は地中海中央部へ移動して投錨停泊し、9月4日には中型海洋給油船「ヴャジマ」からディーゼル燃料(軽油)真水の補給を受け、ダメージコントロールなどの艦内演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海中部で演習を行なった]

9月9日、中型海洋給油船「ヴャジマ」救助曳船SB-406は、キプロスリマソール港へ入港しました。
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翌9月10日、「マルシャル・ウスチーノフ」エジプトアレクサンドリア港へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはエジプトのアレクサンドリア港を訪れた]

9月13日、「マルシャル・ウスチーノフ」アレクサンドリア港を出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはエジプトのアレクサンドリア港を去った]

その後、地中海東部を北上し、9月24日にはマルマリス近郊のトルコ海軍基地アクサズを訪問しました。
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[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはトルコのアクサズ海軍基地を訪れた]

一方、中型海洋給油船「ヴャジマ」救助曳船SB-406は、9月26日にギリシャピレウスを訪問しました。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船と救助曳船はギリシャのピレウスを訪問した]

9月27日、「マルシャル・ウスチーノフ」トルコ海軍基地アクサズから出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはトルコのアクサズ海軍基地を去った]

その後、「マルシャル・ウスチーノフ」中型海洋給油船「ヴャジマ」及び救助曳船SB-406と合流し、10月2日に地中海東部で各種の演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海東部で演習を実施した]

10月8日、「マルシャル・ウスチーノフ」ギリシャピレウスを訪問しました。
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[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはギリシャのピレウスを訪れた]

10月10日にピレウスを出航しました。


10月14日にキプロスリマソール港へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはキプロスのリマソールを訪れた]

10月17日にリマソール港を出航し、西へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはキプロスのリマソールを去った]

その後、「マルシャル・ウスチーノフ」と2隻の支援船は地中海を西へ進み、10月22日にジブラルタル海峡を通過して大西洋へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海を去り、大西洋へ入った]

10月27日、アフリカ西方海域に居る「マルシャル・ウスチーノフ」乗組員は、ロシア地理学協会(総裁はロシア国防相セルゲイ・ショイグ)のイベント『地理学ディクテーション-2019』へ参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアフリカ西方海域でロシア地理学協会のイベントへ参加した]

翌10月28日には停泊中の対空戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアフリカ西方海域で対空防衛訓練を行なった]

11月2日、2隻の支援船カーボベルデを訪問しました。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船と救助曳船はカーボベルデを訪れた]
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一方、「マルシャル・ウスチーノフ」大西洋の南下を続けました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは大西洋中部に居る]

2隻の支援船は11月5日にカーボベルデを出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船と救助曳船はカーボベルデを去った]

11月7日、「マルシャル・ウスチーノフ」赤道を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは大西洋上で赤道を通過した]

11月8日に赤道ギニアマラボ港へ寄港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは赤道ギニアを訪れた]
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「マルシャル・ウスチーノフ」は11月11日にマラボ港を出航し、2隻の支援船との合流地点へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは赤道ギニアを去った]

支援船と合流して洋上補給を行なった後、「マルシャル・ウスチーノフ」南アフリカへ向かい、11月24日にケープタウンへ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは南アフリカのケープタウンへ到着した]

「マルシャル・ウスチーノフ」は、南アフリカ海軍及び中国海軍と合同演習を行ないます。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは南アフリカ沖で中国及び南アフリカ海軍と合同演習を行なう]

ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海でヘリコプターの発着試験を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年11月25日14時18分配信
【フリゲート「アドミラル・カサトノフ」は白海で航空隊との連携へ取り組んだ】

プロジェクト22350フリゲートの最初の生産艦「アドミラル・フロータ・カサトノフ」は、白海の航行試験で最初の要素を実行した。
艦の乗組員は、航空隊との連携へ取り組んだ。

試験の支援には、北方艦隊航空・防空連合部隊航空機Su-24、ヘリコプターKa-27、Ka-31が関わった。
彼らは、フリゲートの電波工学手段の上の飛行を行なった。
ヘリコプターは、艦の甲板で数回の着艦と発艦を行なった。

フリゲート「アドミラル・フロータ・カサトノフ」の工場航行試験は11月20日に始まり、幾つかの段階が実施される。
それは白海海軍基地の部隊により保障される。

艦は白海北方艦隊戦闘訓練射爆場で機器システムの試験と射撃実施が計画されている。

[参照]
フリゲート「アドミラル・フロータ・カサトノフ」
は、トップ艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」と同様に『北方計画設計局』により設計され、サンクトペテルブルク造船工場『北方造船所』で建造された。
10月に艦は、航行試験及び国家試験を完了する為にバルト海から白海への艦隊間移動を行なった。

プロジェクト22350フリゲートは、水上、空中、水中の敵への効果的な対処、更には1500キロメートル以上離れた地上及び沿岸の施設へ打撃を与える事が可能な多機能戦闘艦である。



1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の2番艦「アドミラル-フロータ・カサトノフ」は、サンクトペテルブルク『北方造船所』で2009年11月26日に起工されました。
[プロジェクト22350フリゲート2番艦「カサトノフ海軍元帥」起工]

起工から約5年後の2014年12月12日に進水しました。

[ロシア海軍の新型フリゲート(大型警備艦)アドミラル・フロータ・カサトノフは進水した]

『北方造船所』は、2016年1月13日の時点で「アドミラル・カサトノフ」の完成度は81パーセントと発表しました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・フロータ・カサトノフ"は81パーセント完成している]

2016年6月下旬、「アドミラル・カサトノフ」「主要打撃複合体」が設置されました。
[建造中のロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"へ汎用打撃ミサイル発射機が設置された]
これは、有翼ミサイル「オーニクス」「カリブル」汎用ミサイル垂直発射機3S-14UKSKを指しています。

その後も艤装工事は進められ、2018年2月初頭の時点では完成度98パーセントでした。
[ロシア海軍のプロジェクト22350フリゲート2番艦アドミラル・フロータ・カサトノフは98パーセント完成している]


2018年12月21日、「アドミラル・カサトノフ」は、洋上試験の最初の段階である工場航行試験を開始する為、造船所の岸壁を離れました。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは洋上試験を開始した]


フィンランド湾における工場航行試験の第1段階を終えた「アドミラル・カサトノフ」は、2019年1月9日にサンクトペテルブルクへ戻りました。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは最初の洋上試験を完了した]
最初の航行試験は、フィンランド湾が結氷していた為、速力は26ノットまでしか出さなかったようです。
(プロジェクト22350フリゲートの最大速力は29ノット)

2019年4月21日、「アドミラル・カサトノフ」は2回目の工場航行試験を開始しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は2回目の洋上試験を開始した]

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その後、大祖国戦争(1941年6月22日のナチスドイツ軍によるソ連侵攻開始から1945年5月9日のベルリン占領までのソ連-ドイツ戦争ロシア側公式呼称)の勝利74周年の祝賀行事へ参加する為、一時バルチースクへ戻りました。

「アドミラル・カサトノフ」は5月9日の戦勝記念日をバルチースク軍港で祝いました。

その後、洋上試験を続ける為、再びバルト海へ出航しました。
[ロシア海軍最新鋭のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"とコルベット"グレミャーシチー"はバルト海で洋上試験を続ける]

その後、物資補充の為に一旦バルチースクへ戻り、5月29日に出航しました。
[ロシア海軍最新鋭のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバルト海で洋上試験を行なっている]

6月4日には、同じくバルト海で洋上試験中のプロジェクト23130中型海洋給油船「アカデミック・パシン」から洋上給油を受けました。
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[ロシア海軍の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンはバルト海で最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"への洋上給油を行なった]

6月20日までに洋上試験の第2段階は終了し、建造元の『北方造船所』へ戻りました。
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[ロシア海軍最新鋭のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"は洋上試験の第2段階を終えてサンクトペテルブルクへ戻った]

「アドミラル・カサトノフ」は、2019年7月10日~14日にサンクトペテルブルクで開催された国際海軍サロンIMDS-2019で展示されました。
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そしてサンクトペテルブルクで7月28日に行なわれた『ロシア海軍の日』観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】


8月23日、「アドミラル・カサトノフ」は洋上試験を再開する為に出航しました。

[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は洋上試験を再開した]

その後もバルト海で試験は続けられ、9月20日にはバルト艦隊航空隊航空機を目標にしたレーダーの動作試験が行なわれ、翌9月21日には、A-192M130mm単装速射砲及び30mm高射機関砲「パラシ」の射撃試験が実施されました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバルト海で射撃試験を実施した]

バルト海で試験試験を行なっていた「アドミラル・カサトノフ」でしたが、10月上旬にバルト海を出て北方へ向かい、10月中旬に白海へ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は試験の為に白海へ到着した]

その後、白海での洋上試験が始まりました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は北方海域での洋上試験の準備を進めている]

その後、一旦白海海軍基地へ戻った後、11月20日に白海での洋上試験を再開しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海で洋上試験を行なっている]

11月25日にはヘリコプターの着艦試験が行なわれました。

「アドミラル・カサトノフ」は、2019年12月末までにロシア海軍への引き渡しが予定されています。
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは2019年12月にロシア海軍へ引き渡される]

ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは再びキプロスのリマソール港を訪れた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年11月25日13時34分配信
【バルト艦隊艦船支隊はキプロスの港を去り、インド洋へ進路を取った】

遠距離航海任務を遂行している警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」、海洋曳船「ヴィクトール・コネツキー」、給油船「エリニヤ」で構成されるバルト艦隊戦闘艦支隊は、リマソール港(キプロス)から出航し、インド洋へ進路を取った。

ロシア警備艦及び支援船リマソールへの業務寄港時に、軍事船員は必要な艦内物資を補充し、当直及び見張り勤務から解放された一部の乗組員は沿岸へ上陸した。
この他、艦の設備及び機構の計画点検が行なわれた。
このリマソールへの寄港は、バルト艦隊艦船支隊の遠距離航海開始以来、同港への2回目となった。

バルト艦隊戦闘艦支隊は、ロシア-インド軍種間合同演習『インドラ-2019』海上部門へ参加する為、12月10日にマルマガオ港(インド)へ到着する。

警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」、海洋曳船「ウラジーミル・コネツキー」、給油船「エリニヤ」で構成されるバルト艦隊艦船支隊は、計画遠距離航海任務を遂行する為、10月1日にバルチースク軍港を去り、インド洋へ進路を取った。



バルト艦隊プロジェクト11540警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は、2019年7月24日に就役10周年を迎えました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは就役10周年を迎えた]

これまでに何度もインド洋へ行った事のある「ヤロスラフ・ムードルイ」ですが、今度はインド海軍との合同演習『インドラ-2019』へ参加する事になり、10月1日にバルチースクを出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはインドへ向かった]

「ヤロスラフ・ムードルイ」に随伴する支援船は、この2隻です。

プロジェクト745MBS海洋曳船「ヴィクトール・コネツキー」(2014年1月14日就役)
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プロジェクト160中型海洋給油船「エリニヤ」(1968年6月就役)
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「ヤロスラフ・ムードルイ」随伴船は、10月5日に北海へ入りました。
[インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは北海へ入った]

10月7日までにラマンシュ海峡(英仏海峡)の通過を完了し、ビスケー湾へ出ました。
[インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは英仏海峡を通過した]

10月11日までにジブラルタル海峡の通過を完了し、地中海へ入りました。
[インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは地中海へ入った]

10月13日に地中海西部海域で給油船からの洋上補給を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年10月13日13時54分配信
【バルト艦隊の警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は地中海で物資を補充した】

10月21日にキプロスリマソール港へ入港しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスのリマソール港へ入港した]

10月25日にリマソール港を出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスを去った]

10月28日にシリアタルトゥース港へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはシリアを訪れた]

11月初頭には地中海東部の演習へ参加しました。
[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍は地中海東部で合同演習を実施した]

11月5日にギリシャピレウス港を訪れました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはギリシャのピレウス港を訪れた]

11月8日にピレウス港を出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはギリシャを去った]

その後、地中海東部で演習を行ないました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは地中海で演習を行なった]

11月16日に再びシリアタルトゥース港へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはシリアのタルトゥース港へ入港した]

その後、再びキプロスリマソール港を訪れ、11月25日に出航しました。


インド海軍との合同演習『インドラ-2019』は、2019年12月にインド洋で実施されます。
[ロシア海軍バルト艦隊の艦船は2019年12月に実施されるインド海軍との合同演習『インドラ-2019』へ参加する]
[ロシア海軍バルト艦隊の艦船は2019年12月10日にインドへ到着する]

ロシア海軍黒海艦隊は地中海西部でアルジェリア海軍と合同演習を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2019年11月25日12時38分配信
【黒海艦隊艦船支隊はアルジェリア海軍との地中海演習を完了した】

黒海艦隊艦船支隊は、地中海エリアでのアルジェリア海軍との演習を完了した。

アルジェリアの港で物資を補充した後、ロシア艦は、海軍部隊行動計画の下で地中海の常設グループの一員としての任務遂行を続ける。

フリゲート「アドミラル・マカロフ」、哨戒艦「ワシーリー・ブイコフ」、救助曳船SB-739で構成される艦船支隊は、アルジェリア海軍と合同で海上安全保障活動へ取り組み、その枠組みで乗組員は、海賊及び経済活動違反の容疑がある船の臨検活動実施を伴う民間船舶航行の監視の訓練を行なった。

港への滞在時にロシア船員アルジェリアの歴史的名所へのバス旅行が行なわれ、黒海艦隊の艦はアルジェリアの同僚の訪問の為に開放された。

演習は地中海西部で実施された。



ロシア黒海艦隊プロジェクト11356Rフリゲート3番艦「アドミラル・マカロフ」(2017年12月27日就役)は、2019年9月下旬に地中海へ入り、ギリシャシリアを訪れ、数回の演習を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"は地中海東部でヘリコプターの発着訓練を行なった]

プロジェクト22160哨戒艦の1番艦「ワシーリー・ブイコフ」(2018年12月20日就役)は、2019年11月5日に地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の哨戒艦ワシーリー・ブイコフは地中海へ入った]

プロジェクト22870救助曳船SB-739(2017年3月7日就役)も、2019年11月5日に地中海へ入りました。

この3隻は11月下旬にアルジェリアを訪れ、アルジェリア海軍と合同演習を実施しました。

プロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された

本日(2019年11月25日)、プロジェクト06363通常動力潜水艦の7番艦B-274「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」はロシア連邦海軍へ就役しました。

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2019年11月25日11時38分配信
【(ロシア)海軍へ通常動力潜水艦「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」が引き渡された】
サンクトペテルブルク、11月25日-ロシア通信社ノーボスチ

『アドミラルティ造船所』で建造されたプロジェクト636.3(ワルシャワンカ)ディーゼルエレクトリック潜水艦「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」は、ロシア海軍へ引き渡された。
『ロシア通信社ノーボスチ』特派員は報告した。

潜水艦「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」は、ロシア太平洋艦隊の為に建造されるシリーズの1隻目である。

「最初の潜水艦~それは何時も晴れがましく、何時も特別な記念日です。
潜水艦は全ての試験を行ない、戦術-技術的特性が確認されました。
11月21日には受領-引渡証書へ署名いたしました。
このシリーズの潜水艦の建造は、全て締結された契約のままであり、2022年にはシリーズの建造は完了いたします。
6隻の潜水艦は全て太平洋艦隊で勤務に就きます」
潜水艦
への海軍旗掲揚式典において『アドミラルティ造船所』総取締役アレクサンドル・ブザコフは話した。

「この素晴らしきシリーズ艦は続きます。
太平洋の為の潜水艦は、若干の近代化を受けております。
これらの艦には、最も現代的な解決策を具現化しております。
今日の素晴らしき日に、海軍は更なる1隻の戦闘艦を受け取り、だいぶ前から潜水艦隊の更新を待っている太平洋艦隊へ引き渡されました」
ロシア連邦海軍
総参謀長兼第1副総司令官アンドレイ・ヴォロジンスキー中将は指摘した。

太平洋艦隊の為の6隻から成るシリーズのプロジェクト636.3潜水艦の建造契約は、ロシア連邦国防省『アドミラルティ造船所』により2016年9月に署名された。

このプロジェクトの潜水艦は第3世代に属し、3950トンの排水量を有しており、水中速力は20ノット、潜航深度は300メートル、乗組員52名。
それは最新の慣性航法複合体、現代的な自動情報管理システム、高精度ミサイル兵器、強力な魚雷兵装を装備する。

潜水艦は、口径533mmの魚雷(6門の発射管)、機雷、打撃ミサイル複合体「カリブル」で武装する。
それは、敵の探知可能距離よりも3~4倍離れた距離の目標を探知できる。
その隠密性により、潜水艦NATOから「ブラックホール」のニックネームを受けた。

以前、太平洋艦隊の為に建造される第2のプロジェクト636.3潜水艦「ヴォルホフ」は、今年12月の進水が計画されていると報じられた。
2019年11月1日、『アドミラルティ造船所』では、「ウファ」及び「マガダン」と命名された太平洋艦隊の為の2隻のプロジェクト636.3潜水艦が起工された。

既に、このプロジェクトの潜水艦6隻は、黒海艦隊の為に『アドミラルティ造船所』で2010年8月から2016年11月まで建造された。



[プロジェクト06363潜水艦(黒海艦隊)]
ロシア海軍の為のプロジェクト06363潜水艦は、現在、黒海艦隊向けの6隻が2014年~2016年に就役しています。
全てサンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』で建造されています。
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プロジェクト06363は、プロジェクト877(キロ級)の輸出型プロジェクト636を更に改良したタイプであり、今後建造される第5世代通常動力潜水艦「カリーナ」級の開発設計作業の成果も一部取り入れられています。

プロジェクト06363潜水艦は、有翼ミサイル「カリブル」を標準装備しています。
(533mm魚雷発射管から発射する)

黒海艦隊06363は、既にシリア有翼ミサイル「カリブル」を実戦使用しています。
[ロシア海軍はシリアのテロ組織へ100発の巡航ミサイル"カリブル"を発射した]


[プロジェクト06363潜水艦(太平洋艦隊)]
そして太平洋艦隊向けにも6隻の06363潜水艦『アドミラルティ造船所』で建造される事になり、建造契約は2016年9月7日に締結されました。
[サンクトペテルブルクのアドミラルティ造船所はロシア海軍太平洋艦隊の為の6隻のプロジェクト06363潜水艦の建造契約を締結した]

2017年7月28日に最初の2隻~「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」「ヴォルホフ」が同時に起工されました。

[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーとヴォルホフはサンクトペテルブルクで起工された]

B-274「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」は、2019年3月28日に進水しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーはサンクトペテルブルクで進水した]

その後、『アドミラルティ造船所』で艤装が行なわれ、8月16日に最初の航行試験(工場航行試験)へ出発しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーは洋上試験を開始した]


8月19日には最初の潜航試験を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーはバルト海で潜航試験を行なった]

その後も航行試験は続けられ、9月17日に『アドミラルティ造船所』へ戻りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーは2019年10月初頭から国家試験を開始する]

10月4日、「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」は、次の洋上試験(国家試験)の為に出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーは最終洋上試験を開始した]

10月10日に国家試験を完了し、『アドミラルティ造船所』へ戻りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーは最終洋上試験を完了した]


2019年11月21日には受領-引渡証書への署名が行なわれ、造船所からロシア海軍へ納入されました。

2019年11月25日、「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」は海軍旗初掲揚式典を開催し、正式にロシア海軍へ就役しました。

「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」太平洋艦隊へ配備されます。


太平洋艦隊向けの06363の2番艦B-603「ヴォルホフ」は、2019年12月26日の進水が予定されています。

太平洋艦隊向けの06363の3番艦B-602「マガダン」と4番艦B-588「ウファ」は、2019年11月1日に起工されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦マガダンとウファはサンクトペテルブルクで起工された]

5番艦と6番艦は2020年に起工されます。

ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦アゾフは『シリア・エクスプレス』に従事する

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2019年11月23日21時19分配信
【ロシア海軍の大型揚陸艦「アゾフ」は地中海へ入った】
イスタンブール、11月23日、インタファクス

黒海艦隊大型揚陸艦「アゾフ」は、土曜日にボスポラス海峡ダーダネルス海峡を通過して地中海エリアへ出た。
現地の情報ポータルサイトは伝えた。

艦がボスポラス海峡を通過する写真を公表したイスタンブールのサイトは、大型揚陸艦「アゾフ」が、地中海ロシア海軍物資-技術サービス供給所が置かれているシリアタルトゥース港へ向かっていると確信している。
艦の吃水線から判断し、「アゾフ」は大量の荷物を積んでいる事が指摘された。

これは、大型揚陸艦「アゾフ」にとっては、この2ヶ月間で3回目のシリアへの航海であり、今年初めからは少なくとも5回目となる。

この前の木曜日、地中海へは更に黒海艦隊救助曳船「シャフテル」が向かっている。

海外メディアによれば、ロシア海軍大型揚陸艦及び補助船隊、更にチャーター船は、ラタキアフマイミーン飛行場ロシア航空群、タルトゥース海軍物資-技術サービス供給基地、そしてシリア政府軍の為に貨物を送り届ける「シリア・エクスプレス」と呼ばれる作戦へ参加している。



ロシア海軍大型揚陸艦は、2013年1月以降、黒海沿岸(ノヴォロシースク或いはセヴァストーポリ)からシリアタルトゥースへ貨物や人員などを輸送する任務、いわゆる「シリア・エクスプレス」に従事しています。
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当初は大型揚陸艦のみが「シリア・エクスプレス」へ参加していましたが、2015年夏以降は海軍がチャーター或いは購入した貨物船も参加するようになりました。

「シリア・エクスプレス」へ参加しているのは、主に黒海艦隊所属艦です。


大型揚陸艦「アゾフ」(151)は、2019年には4回の「シリア・エクスプレス」へ従事しています。
(2019年2月初頭~下旬と、2月末~3月上旬、6月中旬、10月末)
[ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦アゾフはシリアへ貨物を運ぶ]
[ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦ツェーザリ・クニコフとアゾフは『シリア・エクスプレス』に従事する]

そして11月23日、「アゾフ」ボスポラス海峡を通過し、その後、地中海へ入りました。

無論、今回の行き先もシリアタルトゥースでしょう。


現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しており、地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の指揮下で行動しています。

[黒海艦隊]
潜水艦「クラスノダール」
2019年3月中旬から地中海東部に滞在
潜水艦「スタールイ・オスコル」2019年4月末から地中海東部に滞在
フリゲート「アドミラル・マカロフ」2019年10月初頭から地中海東部に滞在
哨戒艦「ワシーリー・ブイコフ」2019年11月初頭から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「コヴロヴェツ」2019年7月上旬から地中海東部に滞在
中型偵察艦「キルディン」:2019年6月初頭から地中海東部に滞在
大型揚陸艦「アゾフ」:2019年11月末から地中海東部に滞在
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」2019年6月末から地中海東部に滞在
対水中工作艇「スヴォーロヴェツ」2019年5月下旬から地中海東部に滞在
対水中工作艇「キネリ」:2019年10月中旬から地中海東部に滞在
海洋曳船MB-304:2019年10月中旬から地中海東部に滞在
救助曳船「シャフテル」:2019年11月下旬から地中海東部に滞在

[バルト艦隊]
工作船PM-82
2019年11月上旬から地中海東部に滞在

ロシア海軍太平洋艦隊の給油船ペチェンガはフィリピンのマニラを訪れた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年11月23日5時16分配信
【太平洋艦隊の給油船「ペチェンガ」はフィリピンのマニラ港への寄港を行なった】

本日(11月23日)、太平洋艦隊中型海洋給油船「ペチェンガ」は、アジア-太平洋地域で遠距離航海任務を遂行している太平洋艦隊艦船支隊の保障の為の食料、水、燃料の在庫を補充する目的でフィリピン共和国マニラ港への寄港を行なった。
更に、船の乗組員の為の休養が予定されている。

ナヒーモフ勲章・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、中型海洋給油船「ペチェンガ」で構成される太平洋艦隊艦船支隊は、10月1日にウラジオストクから出航した。
航行期間中に太平洋艦隊の艦船はタイブルネイの港を訪れた。



太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(1990年1月7日就役)と大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(1991年12月15日就役)は、他の太平洋艦隊所属艦船と共に2019年8月中旬~下旬に宗谷海峡を通過してオホーツク海へ入り、8月末~9月中旬に掛けてオホーツク海で演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の主力水上戦闘艦はオホーツク海の演習で高射ミサイルを発射した]
[ロシア海軍太平洋艦隊の主力水上戦闘艦はカムチャツカ半島で砲撃訓練を行なった]
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグとロケット艇2隻は太平洋で対艦ミサイルを発射した]

「ワリャーグ」「アドミラル・パンテレーエフ」は、9月17日に宗谷海峡を西進して日本海へ入り、その後、ウラジオストクへ戻りました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年9月18日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】


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2019年10月1日、「ワリャーグ」「アドミラル・パンテレーエフ」は、中型海洋給油船「ペチェンガ」(1979年10月1日就役)を伴い、アジア-太平洋地域への遠距離航海へ出発しました。
艦船支隊指揮官は、第36水上艦師団司令官アレクサンドル・シュヴァルツ1等海佐です。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはアジア-太平洋地域への遠距離航海を開始した]

10月7日に対馬海峡を通過して東シナ海へ出ました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2019年10月8日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

10月10日に東シナ海で対テログループの訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は東シナ海で対テロ訓練を行なった]

10月17日にタイサッタヒープ海軍基地へ到着しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はタイを訪れた]

10月20日にサッタヒープを出航し、タイ海軍と合同演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はタイを去った]

10月27日、南シナ海に居る太平洋艦船支隊の将兵は、ロシア地理学協会(総裁はロシア国防相セルゲイ・ショイグ)のイベント『地理学ディクテーション-2019』へ参加しました。
[南シナ海のロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はロシア地理学協会のイベントへ参加した]

11月3日にブルネイムアラ港へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はブルネイを訪れた]
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11月7日にブルネイを出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はブルネイを去った]
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給油船「ペチェンガ」は、物資補充の為、11月23日にフィリピンマニラ港へ入港しました。

他の2隻の動向は明らかにされていませんが、フィリピン近海に居るようです。

ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは南アフリカのケープタウンへ到着した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年11月23日15時18分配信
【北方艦隊艦船支隊は南アフリカ共和国への寄港を準備する】

ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」率いる北方艦隊戦闘艦・支援船支隊は、南大西洋の28度線を横切った。
ロシア船員は、南アフリカ共和国ケープタウン港への業務寄港と訪問完了後に計画されている国際海軍演習実施の準備を行なっている。

本日(11月23日)、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」では、港への寄港の際の支隊の航海保障チームの戦術飛行が行なわれた。
更に船員は、公海を航行する艦の液体貨物移送演習と、国際海軍演習の個々のエピソードへ関わる臨検チーム要員の訓練を実施した。

救助曳船SB-406及び中型海洋給油船「ヴャジマ」の乗組員は、海上航行中の船のダメージコントロール演習を行なった。

ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」率いる北方艦隊戦闘艦支隊は、サンクトペテルブルク主要海軍パレードへ参加する為、7月3日に北方艦隊主要基地セヴェロモルスクから出航した。
パレードの後、巡洋艦支援船の乗組員は、ロシア海軍演習『大洋の盾-2019』へ参加した。

この2ヶ月間に北方艦隊将兵は地中海で行動し、一連の演習を実施し、アルジェリア、エジプト、トルコ、ギリシャ、キプロスを訪れた。
大西洋ロシア船員は、カーボベルデ共和国プライア港赤道ギニアマラボ港への業務寄港を行なった。

遠距離航海の開始以来、支隊の艦船は約25500海里以上を進んだ。


『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2019年11月24日9時37分配信
【ケープタウンへ寄港する巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」へ礼砲が発射された-南アフリカ共和国海軍】
ロンドン、11月24日、インタファクス

北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」は、現地時間で日曜日の13時0分(モスクワ時間14時0分)にケープタウン港へ訪問の為に入港し、歓迎の礼砲の発射が行なわれた。
南アフリカ共和国海軍の公式代理人グレイリング・ヴァン・デル・ベルグは発表した。

「一連の計画行動により、13時0分に2度の21発の礼砲が発射されました。
最初は、ロシア巡洋艦が湾内へ入った時に行なわれ、その後、南アフリカ共和国海軍は昔からの海軍の伝統により、答礼を行ないました」

彼は話した。

海軍の代理人は、今週に南アフリカ海軍は初めてロシア及び中国海軍の艦との合同演習を同国沿岸付近で実施する事を想い起こした。

演習には、「マルシャル・ウスチーノフ」、中国フリゲート「濰城」、南アフリカフリゲートSAS「アマトリア」、水路調査船SAS「プロテア」、支援艦SAS「ドラケンスバーグ」が参加する。

前日に北方艦隊広報サービスは、巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」及び支援船ケープタウンへ入り、港への寄港後、ロシア船員は初めて南アフリカ共和国及び中華人民共和国との合同海軍演習へ参加すると伝えた。

以前、南アフリカ共和国海軍は、『Mosi』と命名されたロシア及び中華人民共和国の艦との初めての合同海軍演習は、1月25日に開始されなければならず、完了は12月の第1週となると発表した。



ロシア北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、救助曳船SB-406は、2019年7月3日にセヴェロモルスクを出航し、7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式(主要海軍パレード)へ参加する為、7月中旬にクロンシュタットへ到着しました。
[2019年7月28日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊艦船はクロンシュタットへ到着した]

これらの艦船は、7月28日の『ロシア海軍の日』主要海軍パレード(クロンシュタット及びサンクトペテルブルクネヴァ川の観艦式)へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】



主要海軍パレードが終わった後、これらの艦船はクロンシュタットを去り、バルト海で対潜演習を行ないました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海で演習を行なった]

2019年8月1日からバルト海で始まったロシア海軍演習『大洋の盾-2019』へ参加しました。
[バルト海のロシア海軍演習『大洋の盾-2019』(2019年8月)]

8月5日には北海へ入りました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊艦船はバルト海を去り、北海へ入った]

その後は北海ノルウェー海で演習を行なっていたようですが、8月12日、「マルシャル・ウスチーノフ」救助曳船SB-406は他の北方艦隊艦船と別れ、南下して遠距離航海を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは遠洋航海を開始した]

この2隻に中型海洋給油船「ヴャジマ」(1982年9月29日就役)が合流しました。
『Marine Traffic』より
【給油船「ヴャジマ」】

「マルシャル・ウスチーノフ」と随伴船は北海を南下し、8月15日にはラマンシュ海峡(英仏海峡)へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは英仏海峡を通過する]

8月17日にラマンシュ海峡を通り抜けてビスケー湾へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは英仏海峡を通過してビスケー湾へ入った]

8月22日にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]

8月26日にアルジェリアの首都アルジェ港を訪れました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアルジェリアを訪れた]
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8月29日にアルジェ港から出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアルジェリアを去った]

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その後、「マルシャル・ウスチーノフ」と随伴船は地中海中央部へ移動して投錨停泊し、9月4日には中型海洋給油船「ヴャジマ」からディーゼル燃料(軽油)真水の補給を受け、ダメージコントロールなどの艦内演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海中部で演習を行なった]

9月9日、中型海洋給油船「ヴャジマ」救助曳船SB-406は、キプロスリマソール港へ入港しました。
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翌9月10日、「マルシャル・ウスチーノフ」エジプトアレクサンドリア港へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはエジプトのアレクサンドリア港を訪れた]

9月13日、「マルシャル・ウスチーノフ」アレクサンドリア港を出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはエジプトのアレクサンドリア港を去った]

その後、地中海東部を北上し、9月24日にはマルマリス近郊のトルコ海軍基地アクサズを訪問しました。
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[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはトルコのアクサズ海軍基地を訪れた]

一方、中型海洋給油船「ヴャジマ」救助曳船SB-406は、9月26日にギリシャピレウスを訪問しました。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船と救助曳船はギリシャのピレウスを訪問した]

9月27日、「マルシャル・ウスチーノフ」トルコ海軍基地アクサズから出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはトルコのアクサズ海軍基地を去った]

その後、「マルシャル・ウスチーノフ」中型海洋給油船「ヴャジマ」及び救助曳船SB-406と合流し、10月2日に地中海東部で各種の演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海東部で演習を実施した]

10月8日、「マルシャル・ウスチーノフ」ギリシャピレウスを訪問しました。
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[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはギリシャのピレウスを訪れた]

10月10日にピレウスを出航しました。


10月14日にキプロスリマソール港へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはキプロスのリマソールを訪れた]

10月17日にリマソール港を出航し、西へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはキプロスのリマソールを去った]

その後、「マルシャル・ウスチーノフ」と2隻の支援船は地中海を西へ進み、10月22日にジブラルタル海峡を通過して大西洋へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは地中海を去り、大西洋へ入った]

10月27日、アフリカ西方海域に居る「マルシャル・ウスチーノフ」乗組員は、ロシア地理学協会(総裁はロシア国防相セルゲイ・ショイグ)のイベント『地理学ディクテーション-2019』へ参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアフリカ西方海域でロシア地理学協会のイベントへ参加した]

翌10月28日には停泊中の対空戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはアフリカ西方海域で対空防衛訓練を行なった]

11月2日、2隻の支援船カーボベルデを訪問しました。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船と救助曳船はカーボベルデを訪れた]
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一方、「マルシャル・ウスチーノフ」大西洋の南下を続けました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは大西洋中部に居る]

2隻の支援船は11月5日にカーボベルデを出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の給油船と救助曳船はカーボベルデを去った]

11月7日、「マルシャル・ウスチーノフ」赤道を通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは大西洋上で赤道を通過した]

11月8日に赤道ギニアマラボ港へ寄港しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは赤道ギニアを訪れた]
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「マルシャル・ウスチーノフ」は11月11日にマラボ港を出航し、2隻の支援船との合流地点へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは赤道ギニアを去った]

支援船と合流して洋上補給を行なった後、「マルシャル・ウスチーノフ」南アフリカへ向かい、11月24日にケープタウンへ入港しました。

ケープタウン到着後、「マルシャル・ウスチーノフ」南アフリカ海軍及び中国海軍と合同演習を行ないます。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは南アフリカ沖で中国及び南アフリカ海軍と合同演習を行なう]

ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は新型ミサイルの試験を行なう為にセヴェロドヴィンスクへ到着した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年11月23日14時32分配信
【フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は、新たな種類の兵器の試験の為に北方艦隊の白海海軍基地へ到着した】

本日(11月23日)、プロジェクト22350フリゲートのトップ「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」は、北方艦隊白海海軍基地へ到着した。

艦の基地間移動は良好な水文気象条件の下で行なわれた。
バレンツ海から白海への航行中にフリゲートの乗組員は組織的な航海当直へ就き、移動中の艦のダメージコントロール練習を実施した。

フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」は、2019年度の戦闘訓練において最良の艦と認められた。
その乗組員は、ムルマンスク州知事から優勝杯を授与された。

フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」は、北方艦隊で最も現代的な戦闘艦である。
それはサンクトペテルブルク造船工場『北方造船所』で建造され、2018年7月に艦隊へ加わった。
数回の演習及び世界一周任務を成功裏に遂行した。
クロンシュタット主要海軍パレードの隊列へ参加した。

プロジェクト22350フリゲートは、水上、空中、水中の敵への効果的な対処、更には1500キロメートル以上離れた地上及び沿岸の施設へ打撃を与える事が可能な多機能戦闘艦である。



1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソ連邦海軍元帥ゴルシコフ)は、サンクトペテルブルク市『北方造船所』で2006年2月1日に起工され、2010年10月29日に進水し、2018年7月28日にロシア海軍へ就役しました。
[プロジェクト22350フリゲート1番艦アドミラル・ゴルシコフはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]

2018年9月8日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]

2019年2月末から7月下旬に掛けて世界一周航海を行ないました。
[フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"遠距離航海(2019年2月-7月)]

2019年8月中旬にセヴェロモルスクへ帰投した後、2019年10月中旬のロシア連邦軍戦略演習『グロム-2019』へ参加し、有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[戦略演習『グロム-2019』においてロシア海軍の原潜と水上艦は弾道ミサイルと巡航ミサイルを発射した]



2019年末に「アドミラル・ゴルシコフ」白海「ミサイル兵器」の試験を行なう事になり、11月23日にセヴェロドヴィンスクへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海でミサイルの試射を行なう]

試験を行なう「ミサイル兵器」の具体的な名前は明らかにされていませんが、2019年末には白海極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」の洋上発射試験が実施されます。
[ロシア海軍の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は2019年末に白海で洋上発射試験を行なう]

白海極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」の試射を行なうのは、「アドミラル・ゴルシコフ」になるようです。

ロシア海軍総司令官ニコライ・エフメノフ提督は日本を訪れた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2019年11月23日6時0分配信
【ロシア海軍総司令官は日本への作業訪問を行ない、同国の防衛当局及び海上自衛隊幹部と一連の会合を行なう】

ロシア海軍総司令官ニコライ・エフメノフ大将は、日本側の招待により、2019年11月23日から26日までの期間に日本への作業訪問を行なう。
その中で、現在および将来のロシア-日本海軍協力に関する討議と、日本防衛当局及び海上自衛隊幹部との一連の会合の実施が計画されている。

ニコライ・エフメノフ大将は、東京日本海上自衛隊本部及び横須賀海軍基地を訪れ、海上自衛隊の艦を視察する。

ロシア海軍太平洋艦隊の潜水艦救助船イーゴリ・ベロウソフはウラジオストクを出航し、ベトナムへ向かった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2019年11月22日8時37分配信
【太平洋艦隊の救助船「イーゴリ・ベロウソフ」はロシア-ベトナム演習へ参加する為にウラジオストクから航海へ出発した】

本日(11月22日)、太平洋艦隊救助船「イーゴリ・ベロウソフ」ウラジオストクから出航し、遠距離航海任務の遂行へ着手した。
ロシア連邦国防省の2019年の国際軍事協力活動計画に沿って、船は、海底に横たわった事故潜水艦の乗組員を救助する為のロシア-ベトナム合同演習へ参加する。
演習は今年12月上旬に南シナ海エリアで実施される。

最新救助船には、演習へ関わるプロジェクト18271(べステル-1)深海有人装置AS-40が載せられている。
更に合同演習には、太平洋艦隊の捜索-事故救助統制専門グループも参加する。



プロジェクト21300S救助船(潜水艦救難艦)「イーゴリ・ベロウソフ」は、2005年10月24日にサンクトペテルブルク市「アドミラルティ造船所」で起工され、2012年10月30日に進水しました。
[新型潜水艦救助船イーゴリ・ベロウソフ進水]

2014年12月25日から最初の洋上試験を開始し、2015年1月7日に終了しました。
[ロシア海軍最新鋭救助船イーゴリ・ベロウソフは最初の洋上試験を終えた]

その後、3月28日には次の洋上試験の為に出航しました。

8月10日、大西洋上で試験を行なう為、サンクトペテルブルクを抜錨しました。
[ロシア海軍最新鋭潜水艦救難艦イーゴリ・ベロウソフは深海試験の為に大西洋へ向かった]


「イーゴリ・ベロウソフ」大西洋上で深海潜水艇プロジェクト18271「ベステル-1」AS-40、深海潜水複合体GVK-450、遠隔操作水中捜索救助装置「パンテラ-プリュス」の深海試験などを実施しました。

深海潜水複合体GVK-450


深海潜水艇プロジェクト18271「ベステル-1」AS-40
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遠隔操作水中捜索救助装置「パンテラ-プリュス」

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大西洋及びバルト海での各種試験を終えた「イーゴリ・ベロウソフ」は2015年10月末にサンクトペテルブルクへ戻ってきました。
[ロシア海軍最新救助船(潜水艦救難艦)イーゴリ・ベロウソフは工場航行試験を完了した]

その後、「イーゴリ・ベロウソフ」バルト海国家受領試験を行ない、2015年12月下旬に完了しました。

2015年12月25日、海軍旗(聖アンドレイ旗)初掲揚式典が開催され、正式にロシア海軍へ就役しました。
[最新鋭潜水艦救助船イーゴリ・ベロウソフはロシア海軍へ就役した]



「イーゴリ・ベロウソフ」搭載艇AS-40は先にウラジオストクへ移送されました。
[ロシア海軍最新鋭バチスカーフAS-40は太平洋艦隊の救助船アラゲズへ受け入れられた]

「イーゴリ・ベロウソフ」は、就役後もバルチースクに留まり、錬成訓練を行なっていましたが、2016年6月1日、ウラジオストクへ向け出港しました。
[ロシア海軍最新鋭潜水艦救助船イーゴリ・ベロウソフはウラジオストクへ向かった]

6月10日から13日までポルトガルリスボンへ寄港しました。
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6月16日にジブラルタル海峡を通過し、地中海へ入りました。
[ロシア海軍最新鋭潜水艦救助船イーゴリ・ベロウソフは地中海へ入った]

地中海ではアルジェリアキプロスを訪問し、7月13日にはスエズ運河を通過して紅海へ入りました。
[ロシア海軍最新鋭潜水艦救助船イーゴリ・ベロウソフはスエズ運河を通過して紅海へ入った]

7月18日にオマーンサラーラ港を訪れて燃料、水、食料を補給し、7月21日に出航しました。
[ロシア海軍最新鋭潜水艦救助船イーゴリ・ベロウソフはオマーンのサラーラ港を去り、極東へ向かった]

7月末にスリランカコロンボ港を訪れ、8月1日に出航しました。
[ロシア海軍最新鋭潜水艦救助船イーゴリ・ベロウソフはスリランカを去った]

8月3日にはインドヴィシャーカパトナム港を訪れました。
[ロシア海軍最新鋭潜水艦救助船イーゴリ・ベロウソフはインドを訪れた]

その後、シンガポールチャンギ港を訪れ、8月17日に出航しました。
[ロシア海軍最新鋭潜水艦救助船イーゴリ・ベロウソフはシンガポールを去った]

ベトナムカムラン港へ寄港し、8月23日に出航しました。
[ロシア海軍最新鋭潜水艦救助船イーゴリ・ベロウソフはベトナムを去った]
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8月31日には久米島沖を通過しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2016年9月1日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
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2016年9月5日にウラジオストクへ到着しました。
[ロシア海軍最新鋭潜水艦救助船イーゴリ・ベロウソフはウラジオストクへ到着した]

2017年8月にはクリル諸島(千島列島)マトゥア島(松輪島)沖へ調査の為に派遣されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新鋭救助船イーゴリ・ベロウソフはクリル諸島(千島列島)のマトゥア島(松輪島)沖で沈没した潜水艦を調査する]

2017年9月と2019年5月には中国海軍との合同演習へ参加しました。
[ロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2017』(2017年7月、9月)]
[ロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2019』(2019年5月)]


2019年11月22日、「イーゴリ・ベロウソフ」ウラジオストクを出航し、ベトナムへ向かいました。

「イーゴリ・ベロウソフ」は、2019年12月にベトナム海軍との合同演習へ参加します。

ロシア海軍バルト艦隊の艦船は2019年12月10日にインドへ到着する

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年11月22日13時51分配信
【バルト艦隊戦闘艦支隊は演習『インドラ』へ参加する為、12月10日にインドのマルマガオ港へ到着する】

警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」、海洋曳船「ヴィクトール・コネツキー」、給油船「エリニヤ」で構成されるバルト艦隊戦闘艦支隊は、ロシア-インド軍種間合同演習『インドラ-2019』海上部門へ参加する為、12月10日にマルマガオ港(インド)へ到着する。

この決定は、ロシア及びインド側のロシア-インド軍種間合同演習『インドラ-2019』の準備・実施計画代表者会議の終わりに採択された。

ロシア-インド演習『インドラ-2019』海上部門は、12月10日~19日に実施され、2つの段階が含まれる。

演習の沿岸段階は、インドマルマガオ港(パナジ市)で12月10日~15日に実施される。
合同演習の海上段階は、12月16日~19日にインド洋海域で実施される。

バルト艦隊戦闘艦支隊は、ロシア-インド軍種間合同演習『インドラ』海上部門へ初めて参加する。



バルト艦隊プロジェクト11540警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は、2019年7月24日に就役10周年を迎えました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは就役10周年を迎えた]

これまでに何度もインド洋へ行った事のある「ヤロスラフ・ムードルイ」ですが、今度はインド海軍との合同演習『インドラ-2019』へ参加する事になり、10月1日にバルチースクを出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはインドへ向かった]

「ヤロスラフ・ムードルイ」に随伴する支援船は、この2隻です。

プロジェクト745MBS海洋曳船「ヴィクトール・コネツキー」(2014年1月14日就役)
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プロジェクト160中型海洋給油船「エリニヤ」(1968年6月就役)
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「ヤロスラフ・ムードルイ」随伴船は、10月5日に北海へ入りました。
[インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは北海へ入った]

10月7日までにラマンシュ海峡(英仏海峡)の通過を完了し、ビスケー湾へ出ました。
[インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは英仏海峡を通過した]

10月11日までにジブラルタル海峡の通過を完了し、地中海へ入りました。
[インド洋へ向かうロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは地中海へ入った]

10月13日に地中海西部海域で給油船からの洋上補給を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年10月13日13時54分配信
【バルト艦隊の警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は地中海で物資を補充した】

10月21日にキプロスリマソール港へ入港しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスのリマソール港へ入港した]

10月25日にリマソール港を出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスを去った]

10月28日にシリアタルトゥース港へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはシリアを訪れた]

11月初頭には地中海東部の演習へ参加しました。
[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍は地中海東部で合同演習を実施した]

11月5日にギリシャピレウス港を訪れました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはギリシャのピレウス港を訪れた]

11月8日にピレウス港を出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはギリシャを去った]

その後、地中海東部で演習を行ないました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは地中海で演習を行なった]

11月16日に再びシリアタルトゥース港へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはシリアのタルトゥース港へ入港した]


インド海軍との合同演習『インドラ-2019』は、2019年12月にインド洋で実施されます。
[ロシア海軍バルト艦隊の艦船は2019年12月に実施されるインド海軍との合同演習『インドラ-2019』へ参加する]

ロシア海軍の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は2019年末に白海で洋上発射試験を行なう

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『タス通信』より
2019年11月22日配信
【ロシアは年末までに新たな極超音速ミサイル「ツィルコン」の試験実施を計画している】
モスクワ、11月22日/タス通信

最新の極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」の次の試験は、北方艦隊の海上射爆場で今年末までに実施される。
『タス通信』は金曜日に北西連邦管区の法執行機関の情報提供者より伝えられた。

「ツィルコンの発射は年末までに白海エリアで実施される予定です。
具体的な日時は、材料部分の準備状態により決定されるでしょう」

対談者は話した。

情報提供者は、現在、新たなミサイルの射撃を実施する為のポンツーンを基にした特殊試験台が用意されていると付け加えた。

「ツィルコン」の開発を進めている科学生産合同『機械製造』は、試験計画に関するコメントを拒否した。

[ミサイル「ツィルコン」]
ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチン
は、連邦教書演説において、ミサイル「ツィルコン」の作業はスケジュール通りに進んでいると述べた。
国家元首によると、ミサイルは、およそマッハ9の速度を発揮し、距離1000km以上の水上目標や地上目標を撃破できる。

2018年末に防衛産業企業体の情報提供者は『タス通信』へ、「ツィルコン」は試験開始以来、距離数百メートルの海上標的へ10回以上の発射を実施したと伝えた。
メディアの情報によると、海上プラットフォームでの射撃は、2016年、2017年、そして2018年に実施された。

「ツィルコン」を搭載するのは、現在、有翼ミサイル「カリブル」或いは「オーニクス」で武装している水上艦及び潜水艦となる予定である。
11月8日、ロシア国防次官アレクセイ・クリヴォルチコは、近代化が行なわれているフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」及びプロジェクト949A多目的原子力潜水艦「イルクーツク」への「ツィルコン」配置を計画していると述べた。
この時までにロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンは、コルベット「グレミャーシチー」が将来的に極超音速ミサイルを装備できると述べた。



極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」(ジルコン、風信子石)は、以前に長距離超音速有翼ミサイル「バザーリト」/「ヴルカーン」「グラニート」、そして超音速ミサイル「オーニクス」を開発した科学生産合同『機械製造』が新たに開発しているミサイルです。
[長距離打撃ミサイル複合体バザーリト/ヴルカーン]
[有翼ミサイル複合体グラニートは軍備採用30周年を迎えた]
[ロシア海軍は2019年に55基の超音速対艦ミサイル"オーニクス"を受領する]

科学生産合同『機械製造』は、長距離超音速有翼ミサイル「グラニート」の直接の後継となる筈だった「ボリード」(最大射程800km、飛翔速度マッハ4)の開発を1980年代末から開始し、1991年にはエンジンの最初の試験が行われたのですが、1990年代末には開発は中止されました。

「ツィルコン」の開発には、「ボリード」の開発作業の経験もフィードバックされているようです。


「ツィルコン」に関しては、ミサイルの名前以外の確たる情報は出ていませんが、射程距離は400~500km程度、飛翔速度はマッハ6以上になるようです。

「ツィルコン」の発射試験は2015年秋頃から始まっています。
[ロシア海軍の為の極超音速巡航ミサイル"ツィルコン"の試験が始まった]

「ツィルコン」の試験は、アルハンゲリスク州ネノクサ村に在るロシア海軍ミサイル発射試験場で行なわれており、初期には失敗した事も有るようです。
[ロシア海軍の為の巡航ミサイルは試射中にアルハンゲリスク州ネノクサ村の住宅へ落下した]
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「ツィルコン」の発射試験は秘密裡に行なわれていますが、2016年4月に行なわれた試験では最大速度マッハ8を記録しました。
[ロシア海軍の為の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は発射試験で最大速度マッハ8に達した]

「ツィルコン」の試験完了と生産開始は、2018年からスタートする新たな国家軍備プログラム(2018-2027年の国家軍備プログラム)において実現する事になります。
[ロシア海軍の為の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は新たな2018-2027年の国家軍備プログラムにおいて開発を完了し、生産を開始する]

これまでに「ツィルコン」は、ネノクサ村ミサイル発射試験場から10回以上の発射試験が行なわれています。
[ロシア海軍の為の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は10回以上の発射試験を行なった]

2019年2月20日、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチン氏は、教書演説において極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」の開発は順調に進んでいると発言しています。
[ロシア海軍の為の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"の開発は滞りなく進んでいる]

これまでに地上からの発射試験のみが行なわれている「ツィルコン」ですが、2019年末には北方艦隊プロジェクト22350フリゲートの1番艦「アドミラル・ゴルシコフ」(2018年7月28日就役)により初の海上発射試験が行なわれるようです。
[ロシア海軍の新たな極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は2019年末にフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"で洋上発射試験を行なう]

なお、「アドミラル・ゴルシコフ」は2019年11月末に「ミサイル兵器」の試験の為、白海へ移動しています。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海でミサイルの試射を行なう]

潜水艦(水中)からの発射試験は、2020年に最新鋭の原子力水中巡洋艦K-561「カザン」(2020年就役予定)で行なわれる事になるようです。
[ロシア海軍の新たな極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は2020年に原子力水中巡洋艦カザンで水中からの発射試験を行なう]

「ツィルコン」の海上での発射試験は2022年末までには完了し、2023年にはロシア海軍の軍備として採用されます。
[極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は2023年にロシア海軍へ制式採用される]


「ツィルコン」は、超音速対艦ミサイル「オーニクス」対地/対艦巡航ミサイル「カリブル」の両方を発射できる汎用垂直発射機3S-14UKSKから発射できます。
(つまり、「カリブル」「オーニクス」と発射機を共有できる)

「ツィルコン」は、ロシア海軍の新世代艦であるプロジェクト22350フリゲート及びプロジェクト22350Mフリゲートプロジェクト885/885M「ヤーセン」原子力水中巡洋艦に装備されます。

この他、現在、大規模な近代化改装が行なわれている重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」にも装備されます。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装は2022~2023年に完了する]

更に、今後に大規模な近代化改装が行なわれる同型艦の「ピョートル・ヴェリキー」にも装備されます。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは近代化改装により極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"を装備するかもしれない]
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーの近代化改装は2020年に始まる]

同様に大規模な近代化改装が行なわれる4隻のプロジェクト949A原子力水中巡洋艦(オスカーII級巡航ミサイル原潜)にも装備されます。
[ロシア海軍のプロジェクト949A原子力水中巡洋艦(オスカーII級)は近代化改装により極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"を装備する]

「ツィルコン」は、実質的には「グラニート」の後継という位置付けになるようです。

この他、現在、設計作業が進められており、2020年代から建造が始まるロシア海軍第5世代原子力潜水艦「ハスキー」/「ライカ」級にも装備されます。
[ロシア第5世代多目的原子力潜水艦プロジェクト「ハスキー/ライカ」]

基本的には大型水上艦及び原子力潜水艦に搭載される「ツィルコン」ですが、より小型の艦へ搭載する為の小型ヴァージョンも開発されます。
[ロシア海軍の小型艦の為に極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"軽量化型が開発される]

ロシア海軍最新鋭のボレイ-A戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦クニャージ・ウラジーミルは洋上試験を完了した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年11月21日17時26分配信
【最新の原子力水中巡洋艦「クニャージ・ウラジーミル」は国家試験サイクルを完了して白海海軍基地へ到着した】

最新のプロジェクト「ボレイ-A」戦略用途ロケット水中巡洋艦「クニャージ・ウラジーミル」は、白海北方艦隊戦闘訓練射爆場での国家試験サイクルを完了し、セヴェロドヴィンスクへ到着した。

その枠組みで乗組員は、白海において水中目標への魚雷射撃試験を成功裏に実施した。

以前、戦略用途ロケット水中巡洋艦「クニャージ・ウラジーミル」乗組員は、白海エリアからカムチャツカクラ射爆場への海洋配置大陸間弾道ミサイル「ブラヴァー」の初めての試験発射を実施し、その後、水上目標への魚雷射撃試験を実施した。

戦略用途ロケット水中巡洋艦「クニャージ・ウラジーミル」の試験射撃の実施は、北方艦隊白海海軍基地の部隊により保障された。

戦略用途ロケット水中巡洋艦「クニャージ・ウラジーミル」は、改善プロジェクト「ボレイ-A」として建造され、ロシア海軍の為に作成された第4世代水中原子力艦に属する。

最初の3隻の「ボレイ」水中巡洋艦「ユーリー・ドルゴルーキー」、「アレクサンドル・ネフスキー」、「ウラジーミル・モノマーフ」~と「クニャージ・ウラジーミル」が異なるのは、低騒音、より最新の操艦システム及び深度保持システム、更には兵装管理システムである。



[プロジェクト955Aボレイ-A戦略用途原子力水中巡洋艦]

プロジェクト955「ボレイ」戦略用途原子力水中巡洋艦シリーズの4番艦(プロジェクト955A「ボレイ-A」としては1番艦)K-549「クニャージ・ウラジーミル」は、2012年7月30日にセヴェロドヴィンスク造船所「セヴマシュ」で起工されました。
[改ボレイ級戦略原潜クニャージ・ウラジーミル起工]


2013年10月、船体の水圧試験が実施されました。
[改ボレイ級戦略原潜クニャージ・ウラジーミルは水圧試験を行なう]

2014年2月中旬、船体が完成しました。
[改ボレイ級戦略原潜クニャージ・ウラジーミルの船体が形成された]

2017年11月17日に進水しました。
[ロシア海軍最新鋭戦略原潜クニャージ・ウラジーミル進水(2017年11月17日)]


「クニャージ・ウラジーミル」北方艦隊への配備が予定されており、既に乗組員も編成されています。
[ロシア海軍北方艦隊潜水部隊は新世代戦略原潜クニャージ・ウラジーミルと多用途原潜カザンの乗組員を編成した]

「クニャージ・ウラジーミル」は、2018年11月28日から12月24日まで洋上試験(工場航行試験)の第1段階を実施しました。
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「クニャージ・ウラジーミル」は、初の試みとして、艦の洋上試験と並行して乗組員の慣熟訓練も行なっています。
[2019年末までにロシア海軍へ就役するボレイ-A級戦略用途原子力水中巡洋艦クニャージ・ウラジーミルは洋上試験と乗組員の慣熟訓練を同時並行で行なう]
これまでは、海軍へ引き渡された後に乗組員の慣熟訓練を開始し、それが終わった後でパトロールなどの洋上任務に就いていたのですが、引き渡される前に乗組員の慣熟訓練も済ませ、就役後、すぐに洋上任務へ就けるようにするのが狙いです。
これが上手く行けば、今後就役する他の新造艦でも実施される事になるでしょう。

「クニャージ・ウラジーミル」は、2019年6月10日にセヴェロドヴィンスクを出航しています。


「クニャージ・ウラジーミル」は、2019年6月末から航行試験を再開しました。
[ロシア海軍の最新鋭戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦クニャージ・ウラジーミルは2019年6月末に航行試験を再開する]

2019年10月30日未明、「クニャージ・ウラジーミル」は、弾道ミサイル「ブラヴァー」の発射試験を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦クニャージ・ウラジーミルは白海からカムチャツカ半島へ弾道ミサイル"ブラヴァー"を発射した]

その後、白海で水上目標への魚雷発射試験を実施しました。

11月8日には白海で水中目標への魚雷発射試験を実施しました。
[ロシア海軍の最新鋭戦略用途原子力水中巡洋艦クニャージ・ウラジーミルは白海で魚雷発射試験を行なった]

洋上試験を全て終えた「クニャージ・ウラジーミル」は、11月21日に白海海軍基地(セヴェロドヴィンスク)へ到着しました。


今後、「クニャージ・ウラジーミル」ロシア海軍への引き渡し準備を行ないます。

「クニャージ・ウラジーミル」ロシア海軍への引き渡しは、2019年12月に予定されています。
[第4のボレイ級戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦クニャージ・ウラジーミルは2019年12月にロシア海軍へ引き渡される]

ロシア海軍太平洋艦隊の原子力巡洋潜水艦クズバスはカムチャツカ沖で原潜への魚雷発射訓練を行なった


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年11月21日6時2分配信「
【太平洋艦隊の原子力潜水艦「クズバス」は仮想敵潜水艦への魚雷攻撃演習を実施した】

カムチャツカ沖の戦闘訓練射爆場海域で、太平洋艦隊原子力潜水艦「クズバス」は仮想敵潜水艦の捜索、追跡、更には魚雷攻撃への突入へ取り組んだ、

演習中の仮想敵の役割は、有翼ロケット原子力水中巡洋艦「オムスク」が務めた。

原子力潜水艦「クズバス」は、擬装、潜水艦の探知、「敵」部隊の識別、有利な位置の占有、魚雷兵器による攻撃、その後の反撃魚雷攻撃の回避、海域からの隠密裏の離脱といった複合活動を実行した。
このエピソードの最中に原子力潜水艦の乗組員は、実際の魚雷発射を除いた攻撃への進入の行動様式へ完全に取り組んだ。

次に有翼ロケット原子力水中巡洋艦「オムスク」は、魚雷からの回避機動を行なった。

原子力潜水艦「クズバス」は、第3世代多目的原子力潜水艦プロジェクト971「シチューカ-B」であり、高い隠密性を有する。



プロジェクト971「シチューカ-B」(NATOコード名「アクラ」)原子力大型潜水艦K-419は、コムソモリスク・ナ・アムーレ市レーニン共産党青年団記念造船工場(現アムール造船工場)で1991年7月28日に起工されました。

建造中にソ連邦は解体されましたが、1992年5月18日に進水し、1992年12月31日にロシア海軍へ納入されました。
この間、1992年4月28日には「原子力巡洋潜水艦」へ類別変更されました。

翌1993年1月30日に海軍旗初掲揚式典を開催し、正式にロシア海軍へ就役しました。

1993年2月5日に太平洋艦隊第2潜水艦小艦隊・第45潜水艦師団へ編入され、7月10日にカムチャツカ半島ヴィリュチンスク基地へ到着しました。
1993年4月13日には「モルシュ」Моржと命名されました。

1995年10月14日から12月15日まで戦闘勤務を実施。
1996年5月5日から7月26日まで戦闘勤務を実施。
1997年7月6日から8月18日まで戦闘勤務を実施。

1998年1月29日にロシア海軍総司令官の指示で「クズバス」Кузбассと改名されました。
因みに、「クズバス」Кузбасс「クズネツク炭田」Кузнецкий угольный бассейн の略称です。

1998年5月1日、第10潜水艦師団へ転属しました。

2001年には小規模な修理を行ないました。

2007年8月には原子力巡洋潜水艦「ネルパ」(現在はインド海軍へリース)の試験の支援へ参加しました。

2007年9月から12月までボリショイ・カーメニドックで修理を実施。

2008年7月末にはウラジオストク沖でロシア海軍記念日の観艦式に参加しました。
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2009年にはボリショイ・カーメニ艦船修理工場「ズヴェズダー」へ回航され、核燃料交換などを含む大規模なオーバーホールと、部分的な近代化改装(プロジェクト971Uへのアップグレード)が始まりました。
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オーバーホール(近代化改装)は2015年秋にようやく完了しました。

2015年12月18日にはロシア連邦首相ドミトリー・メドベージェフ氏(前ロシア連邦大統領)が「クズバス」を視察しました。


当初の計画では、「クズバス」は2015年12月末までに太平洋艦隊へ復帰する筈だったのですが、数ヶ月間延びて2016年3月下旬になりました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の原子力巡洋潜水艦クズバスは2016年3月末までに復帰する]

「クズバス」は、「ロシア潜水艦乗員の日」である2016年3月19日に太平洋艦隊へ引き渡されました。
[近代化された原子力巡洋潜水艦クズバスは2016年3月19日にロシア海軍太平洋艦隊へ引き渡される]
[近代化された原子力巡洋潜水艦クズバスはロシア海軍太平洋艦隊へ復帰した]


復帰した「クズバス」は、2016年7月31日の『ロシア海軍の日』ウラジオストクで行なわれた観艦式へ参加しました。

その後、カムチャツカ半島原潜基地ヴィリュチンスクへ向かいました。
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以後の「クズバス」の動向は一切公表されていませんでしたが、2017年9月8日にはカムチャツカ沖で魚雷発射訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の原子力巡洋潜水艦クズバスはカムチャツカ沖で魚雷発射訓練を行なった]

2017年9月15日には戦略用途原子力水中巡洋艦「リャザン」と対決(決闘)方式の戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦略用途原子力水中巡洋艦リャザンと原子力巡洋潜水艦クズバスは『決闘』を行なった]

その後の「クズバス」の動向も全く公表されていませんが、2018年7月29日の『ロシア海軍の日』にはペトロパブロフスク-カムチャツキーで行なわれた観艦式へ参加しました。

『ロシア海軍の日』観艦式終了から数日後、「クズバス」オホーツク海で魚雷攻撃訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の原子力巡洋潜水艦クズバスはオホーツク海で魚雷発射訓練を行なった]


2019年11月21日にカムチャツカ沖魚雷発射訓練を行ないました。
「敵役」を務めたのは、プロジェクト949A原子力水中巡洋艦「オムスク」です。

ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海で洋上試験を行なっている

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年11月20日15時30分配信
【最初の生産フリゲート「アドミラル・カサトノフ」は次の段階の試験の為に白海へ出航した】

サンクトペテルブルク造船企業『北方造船所』で建造されたプロジェクト22350フリゲートの最初の生産艦「アドミラル・フロータ・カサトノフ」は、白海で航行試験の次の段階へ着手した。
本日(11月20日)、艦は北方艦隊白海海軍基地から出航した。

海上でフリゲート乗組員は、航空隊との連携へ取り組み、更には艦の一連の物理的フィールドを測定する。

フリゲート「アドミラル・フロータ・カサトノフ」の工場航行試験は、今後数日間続く。
それは白海海軍基地の部隊により保障される。

[参照]
フリゲート「アドミラル・フロータ・カサトノフ」
は、トップ艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」と同様に『北方計画設計局』により設計され、サンクトペテルブルク造船工場『北方造船所』で建造された。
10月に艦は、航行試験及び国家試験を完了する為にバルト海から白海への艦隊間移動を行なった。

プロジェクト22350フリゲートは、水上、空中、水中の敵への効果的な対処、更には1500キロメートル以上離れた地上及び沿岸の施設へ打撃を与える事が可能な多機能戦闘艦である。



1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の2番艦「アドミラル-フロータ・カサトノフ」は、サンクトペテルブルク『北方造船所』で2009年11月26日に起工されました。
[プロジェクト22350フリゲート2番艦「カサトノフ海軍元帥」起工]

起工から約5年後の2014年12月12日に進水しました。

[ロシア海軍の新型フリゲート(大型警備艦)アドミラル・フロータ・カサトノフは進水した]

『北方造船所』は、2016年1月13日の時点で「アドミラル・カサトノフ」の完成度は81パーセントと発表しました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・フロータ・カサトノフ"は81パーセント完成している]

2016年6月下旬、「アドミラル・カサトノフ」「主要打撃複合体」が設置されました。
[建造中のロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"へ汎用打撃ミサイル発射機が設置された]
これは、有翼ミサイル「オーニクス」「カリブル」汎用ミサイル垂直発射機3S-14UKSKを指しています。

その後も艤装工事は進められ、2018年2月初頭の時点では完成度98パーセントでした。
[ロシア海軍のプロジェクト22350フリゲート2番艦アドミラル・フロータ・カサトノフは98パーセント完成している]


2018年12月21日、「アドミラル・カサトノフ」は、洋上試験の最初の段階である工場航行試験を開始する為、造船所の岸壁を離れました。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは洋上試験を開始した]


フィンランド湾における工場航行試験の第1段階を終えた「アドミラル・カサトノフ」は、2019年1月9日にサンクトペテルブルクへ戻りました。
[ロシア海軍のアドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは最初の洋上試験を完了した]
最初の航行試験は、フィンランド湾が結氷していた為、速力は26ノットまでしか出さなかったようです。
(プロジェクト22350フリゲートの最大速力は29ノット)

2019年4月21日、「アドミラル・カサトノフ」は2回目の工場航行試験を開始しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は2回目の洋上試験を開始した]

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その後、大祖国戦争(1941年6月22日のナチスドイツ軍によるソ連侵攻開始から1945年5月9日のベルリン占領までのソ連-ドイツ戦争ロシア側公式呼称)の勝利74周年の祝賀行事へ参加する為、一時バルチースクへ戻りました。

「アドミラル・カサトノフ」は5月9日の戦勝記念日をバルチースク軍港で祝いました。

その後、洋上試験を続ける為、再びバルト海へ出航しました。
[ロシア海軍最新鋭のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"とコルベット"グレミャーシチー"はバルト海で洋上試験を続ける]

その後、物資補充の為に一旦バルチースクへ戻り、5月29日に出航しました。
[ロシア海軍最新鋭のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバルト海で洋上試験を行なっている]

6月4日には、同じくバルト海で洋上試験中のプロジェクト23130中型海洋給油船「アカデミック・パシン」から洋上給油を受けました。
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[ロシア海軍の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンはバルト海で最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"への洋上給油を行なった]

6月20日までに洋上試験の第2段階は終了し、建造元の『北方造船所』へ戻りました。
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[ロシア海軍最新鋭のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"は洋上試験の第2段階を終えてサンクトペテルブルクへ戻った]

「アドミラル・カサトノフ」は、2019年7月10日~14日にサンクトペテルブルクで開催された国際海軍サロンIMDS-2019で展示されました。
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そしてサンクトペテルブルクで7月28日に行なわれた『ロシア海軍の日』観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年7月28日14時37分配信
【ロシアは『海軍の日』を迎えた】


8月23日、「アドミラル・カサトノフ」は洋上試験を再開する為に出航しました。

[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は洋上試験を再開した]

その後もバルト海で試験は続けられ、9月20日にはバルト艦隊航空隊航空機を目標にしたレーダーの動作試験が行なわれ、翌9月21日には、A-192M130mm単装速射砲及び30mm高射機関砲「パラシ」の射撃試験が実施されました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバルト海で射撃試験を実施した]

バルト海で試験試験を行なっていた「アドミラル・カサトノフ」でしたが、10月上旬にバルト海を出て北方へ向かい、10月中旬に白海へ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は試験の為に白海へ到着した]

その後、白海での洋上試験が始まりました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は北方海域での洋上試験の準備を進めている]

その後、一旦白海海軍基地へ戻った後、11月20日に白海での洋上試験を再開しました。

「アドミラル・カサトノフ」は、2019年12月末までにロシア海軍への引き渡しが予定されています。
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは2019年12月にロシア海軍へ引き渡される]

ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海でミサイルの試射を行なう


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年11月19日23時24分配信
【北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は白海でミサイル兵器をテストする】

北方艦隊ロケット艦師団に所属するプロジェクト22350フリゲートのトップ「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」は、白海の艦隊戦闘訓練射爆場でミサイル兵器の試験を行なう。

現在、艦の乗組員は、近日中に行なわれる基地間移動の準備を完了している。

フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」は、北方艦隊で最も現代的な戦闘艦である。
それはサンクトペテルブルク造船工場『北方造船所』で建造され、2018年7月に艦隊へ加わった。
数回の演習及び世界一周任務を成功裏に遂行した。
クロンシュタット主要海軍パレードの隊列へ参加した。


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2019年11月21日12時56分配信
【北方艦隊のフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は基地間移動を開始した】

本日(11月21日)、プロジェクト22350フリゲートのトップ「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」は、北方艦隊主要基地セヴェロモルスクから白海へ出航した。

艦は白海海軍基地への移動を開始した。
セヴェロドヴィンスクフリゲートは11月23日に到着する。
バレンツ海から白海への移動ルートの水文気象条件の予測は好況である。

新演習年度(2019年12月1日)をフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」乗組員は白海海軍基地で迎える。
白海北方艦隊将兵は新たなミサイル兵器の試験を行ない、更には一連の計画戦闘訓練活動へ取り組む。

出航を前に、基地間移動を行なう乗組員の準備状態と(艦の)材料部分は、北方艦隊司令部の専門家委員会によりチェックを受けた。

フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」は、北方艦隊で最も現代的な戦闘艦である。
それはサンクトペテルブルク造船工場『北方造船所』で建造され、2018年7月に艦隊へ加わった。
数回の演習及び世界一周任務を成功裏に遂行した。
クロンシュタット主要海軍パレードの隊列へ参加した。

今年10月のバレンツ海での演習時にフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は、アルハンゲリスク州の沿岸目標へ有翼ミサイル「カリブル」の射撃を成功裏に実施した。


1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソ連邦海軍元帥ゴルシコフ)は、サンクトペテルブルク市『北方造船所』で2006年2月1日に起工され、2010年10月29日に進水し、2018年7月28日にロシア海軍へ就役しました。
[プロジェクト22350フリゲート1番艦アドミラル・ゴルシコフはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]

2018年9月8日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]

2019年2月末から7月下旬に掛けて世界一周航海を行ないました。
[フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"遠距離航海(2019年2月-7月)]

2019年8月中旬にセヴェロモルスクへ帰投した後、2019年10月中旬のロシア連邦軍戦略演習『グロム-2019』へ参加し、有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[戦略演習『グロム-2019』においてロシア海軍の原潜と水上艦は弾道ミサイルと巡航ミサイルを発射した]


そして2019年11月末~12月初頭に「アドミラル・ゴルシコフ」白海「ミサイル兵器」の試験を行なう事になりました。

試験を行なう「ミサイル兵器」の具体的な名前は明らかにされていませんが、以前(2019年3月)、このような報道が有りました。
[ロシア海軍の新たな極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は2019年末にフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"で洋上発射試験を行なう]

近い内に「アドミラル・ゴルシコフ」白海で発射試験を行なう「ミサイル兵器」が、極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」である可能性は充分に有るでしょう。

ロシア海軍の練習艦ペレコプはスリランカのハンバントタ港を訪問した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年11月19日13時27分配信
【バルト艦隊の練習艦「ペレコプ」は業務寄港の為にスリランカへ到着した】

遠洋航海任務を遂行しているバルト艦隊練習艦「ペレコプ」は、ハンバントタ港(スリランカ民主社会共和国)への業務寄港を行なった。

外国港へ艦は3日間滞在する。
停泊中に乗組員は、水、燃料、食料の在庫を補充し、艦の技術的点検を行なう。

この他、ハンバントタバルト艦隊船員及び生徒は、スリランカ軍事船員と会合し、一連のバス旅行を行ない、市内の歴史的名所を見学する。

バルト艦隊練習艦「ペレコプ」は8月23日にクロンシュタットから練習航海へ出発し、これまでに4つの大洋へ行き、北方海上航路を通行し、総計で2万海里以上を進んだ。


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年11月21日12時16分配信
【バルト艦隊の練習艦「ペレコプ」はスリランカからセヴァストーポリへ進路を取った】

バルト艦隊練習艦「ペレコプ」は、スリランカハンバントタ港を去り、セヴァストーポリへ進路を取った。

停泊中に乗組員は、水、燃料、食料の在庫を補充し、艦の技術的点検を行なった。
この他、バルト艦隊船員及び生徒は、スリランカ軍事船員と会合し、一連のバス旅行を行ない、市内の歴史的名所を見学した。

現在、練習艦では、S.O.マカロフ提督記念太平洋海軍高等学校及び海軍軍事研修科学センター『ソヴィエト連邦海軍元帥N.G.クズネツォフ記念海軍アカデミー』(サンクトペテルブルク)の100名以上の生徒が海上学問の知識を得ている。

「ペレコプ」で将来の海軍士官は航海士学科の知識を確実なものとし、艦の制御の技量を向上させ、当直士官の代役として当直へ就く。

バルト艦隊練習艦「ペレコプ」は8月23日にクロンシュタットから練習航海へ出発し、これまでに4つの大洋へ行き、北方海上航路を通行し、総計で2万海里以上を進んだ。

[参照]
「ペレコプ」
プロジェクト887練習艦であり、バルト艦隊に所属している。
船体の長さは138メートルになり、艦の満載排水量は7200トンである。
1977年にソヴィエト社会主義共和国連邦海軍へ受け入れられた。



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プロジェクト887練習艦の2番艦「ペレコプ」は、ポーランドシュチェチン造船所で1976年4月24日に起工され、1976年12月11日に進水し、1977年9月30日にソ連海軍へ就役しました。

現在はバルト艦隊に所属し、クロンシュタット港に駐留しています。

「ペレコプ」(310)は、2013年8月から2016年11月までブルガリアヴァルナの艦船修理工場で大規模なオーバーホールを行ないました。
(ソヴィエト連邦時代のブルガリアの債務返還の一環として)

復帰後、2017年には地中海、黒海(セヴァストーポリ)までの遠洋実習航海を行ない、同年8月にギリシャピレウス、9月にはポルトガルリスボンを訪れました。


2018年の「ペレコプ」の遠洋実習航海は、これまでの地中海黒海(セヴァストーポリ)だけではなく、極東方面(ウラジオストク)まで行き、更には北極海を横断しました。
(2018年3月1日出航、同年11月14日帰港)
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[練習艦ペレコプ遠洋実習航海(2018年3月-11月)]


2019年7月5日、「ペレコプ」クロンシュタット港を抜錨し、2019年度の遠洋実習航海へ出発しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプは遠洋実習航海へ出発した]

7月7日、「ペレコプ」バルチースク基地へ入港しました。

[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプはバルチースク基地へ入港した]
ここで「クズネツォフ記念海軍アカデミー」カリーニングラード分校の生徒110名を乗せ、物資を補給した後、7月10日にバルチースク基地を出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプはバルト海を去る]

7月10日には大ベルト海峡へ入り、カテガット海峡、スカゲラク海峡を通過して7月13日に北海へ出ました。
これらの海峡を通過する際には、海軍兵学校の生徒が練習艦の乗組員に代わって当直に立ちました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプは北海へ入った]

その後、「ペレコプ」北海、ラマンシュ海峡(英仏海峡)、ビスケー湾を通過し、7月17日までにジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]

「ペレコプ」地中海を横断して7月25日に黒海へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプは黒海へ入った]

7月26日に黒海艦隊基地セヴァストーポリへ到着しました。

その後、「ペレコプ」は、セヴァストーポリの海軍兵学校生徒を乗せて出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプはクロンシュタットへ行く]

8月初頭に北アフリカスペイン領セウタへ寄港し、8月9日に出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプは北アフリカのスペイン領セウタを訪れた]

8月12日にジブラルタル海峡を通過して大西洋へ入りました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年8月12日17時45分配信
【練習艦「ペレコプ」は大西洋へ入った】

その後、「ペレコプ」ビスケー湾ラマンシュ海峡を通過し、8月14日には北海へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプは再び北海へ入った]

北海からバルト海へ入り、一旦クロンシュタット港へ戻った「ペレコプ」は、8月23日に出航し、今度はバレンツ海へ向かいました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプはバレンツ海へ向かった]

8月26日には大ベルト海峡へ入りました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ行く]

その後、「ペレコプ」は、北海、ノルウェー海、バレンツ海を通過し、9月1日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。

[ロシア海軍の練習艦ペレコプは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]

9月初頭にセヴェロモルスクを出航した後、9月8日にアルハンゲリスク港へ入港、9月10日に出航し、北極海横断航海へ向かいました。

[ロシア海軍の練習艦ペレコプはアルハンゲリスクを訪れた後に北極海へ向かった]

9月16日にヴィリキツキー海峡へ入りました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはヴィリキツキー海峡へ入った]

9月18日にはチクシ湾へ投錨停泊しました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはチクシ湾へ投錨停泊した]

9月20日にチクシ湾を去りました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはチクシ湾を去り、ぺヴェクへ向かった]

9月22日にぺヴェク港を訪れました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはぺヴェク港を訪れた]
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9月23日にぺヴェク港を去りました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはぺヴェク港を去った]

「ペレコプ」北極海を更に東へ進み、10月1日にはベーリング海へ入りました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプは北極海を越えてベーリング海へ入った]

10月3日、「ペレコプ」カムチャツカ半島太平洋艦隊原潜基地ヴィリュチンスクへ到着しました。
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[ロシア海軍の練習艦ペレコプはカムチャツカ半島へ到着した]

「ペレコプ」は10月18日にヴィリュチンスクを出航し、サハリンコルサコフ港へ向かいました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはカムチャツカを去り、サハリンへ向かった]

10月20日にコルサコフへ短期間寄港した後、10月22日にウラジオストクへ到着しました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはウラジオストクへ到着した]

「ペレコプ」は10月26日にウラジオストクを出航し、カンボジアシアヌークビルへ向かいました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはウラジオストクを去り、カンボジアへ向かった]

11月4日にシアヌークビルへ到着しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年11月1日14時20分配信
【練習艦「ペレコプ」の乗組員と生徒はカンボジアで『民族統一の日』を迎える】
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11月6日にシアヌークビルを出航し、インド洋へ向かいました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはインド洋へ向かった]

11月13日にミャンマーヤンゴン港へ到着しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の練習艦ペレコプはミャンマーを訪れた]
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11月15日にヤンゴンを出航し、スリランカハンバントタ港へ向かいました。
[ロシア海軍の練習艦ペレコプはミャンマーを去り、スリランカへ向かった]

11月19日にスリランカ南部のハンバントタ港へ到着し、11月21日に出航しました。
ロシア海軍の艦船がスリランカを訪問したのは今回が初めてでは有りませんが、ハンバントタ港へ入港したのは今回が初めてとなりました。
(ハンバントタ港は2010年11月18日に開港した新しい港であり、中国との繋がりが深い)

今後、「ペレコプ」黒海沿岸のセヴァストーポリへ向かいます。

ロシア海軍の為の2万5千トン級汎用揚陸艦(ヘリコプター母艦)2隻は2020年5月にクリミア半島で起工される?

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『タス通信』より
2019年11月17日14時9分配信
【情報筋:ロシアの汎用揚陸艦は900名の海軍歩兵を移送できる】
モスクワ、11月17日/タス通信

(ロシア)海軍は、2020年にクリミアでの起工が計画されている最初のロシア製汎用揚陸艦の要目を定めた。
各々の艦は25000トンの排水量を得て、900名の海軍歩兵を移送できる。
『タス通信』は日曜日に造船分野の情報提供者より伝えられた。

「このプロジェクトの汎用揚陸艦は、20機以上の重ヘリコプターを搭載でき、揚陸艇の為のドック室を得て、約900名の2個海軍歩兵強化大隊の移送が可能となります」
対談者の1人は話した。

他の情報提供者は、汎用揚陸艦の排水量は、(以前の)計画よりも大きくなると述べた。

「海軍は、クリミアの工場『ザリフ』で2020年5月に集中起工される2隻の汎用揚陸艦の戦術-技術的課題を提示しました。
各艦は約25000トンの排水量を有し、全長は220メートルになります」

対談者は話した。
以前には、ヘリコプター母艦の排水量は約15000トンになると伝えられた。

『タス通信』は、情報提供者から提示された情報を公式に確認していない。

来たる2020年5月、最初の2隻のロシア製ヘリコプター母艦造船工場『ザリフ』(ケルチ)で起工されると9月に『タス通信』造船分野の情報提供者より伝えられた。
その後、『ザリフ』でのヘリコプター母艦建造計画の情報は、クリミア共和国の産業政策担当副長官エレーナ・イレクチャンにより確認された。
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[艦について]
ヘリコプター母艦
とも呼ばれる汎用揚陸艦は、様々な用途の重ヘリコプターグループの搭載(「ミストラル」は16機、アメリカ「ワスプ」型は30機以上)、数百名から1000名の海軍歩兵の移送が可能である。
汎用揚陸艦は、揚陸部隊の上陸と装甲車両の移送を保障するの為のドックを装備する。



2011年6月にロシアフランスへ2隻の「ミストラル」級ヘリコプター揚陸ドック艦(ヘリコプター空母)を発注し、「ウラジオストク」、「セヴァストーポリ」と命名された艦は2014年と2015年に引き渡される筈でしたが、フランスウクライナ情勢に関連して引き渡しを凍結しました。

2015年8月5日、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンフランス大統領フランソワ・オランドは電話で会談し、「ミストラル」級ヘリコプター揚陸ドック艦の建造・供給契約の終了(破棄)を決定しました。
[ロシアとフランスはロシア海軍向けミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦の契約を終了させた]

フランスロシアへ補償金として約9億5000万ユーロを支払い、2隻の「ミストラル」級に設置されたロシア製機器は全て取り外してロシアへ返却されました。
[ロシア海軍向けミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦の契約終了によりフランスはロシアへ9億4975万4849ユーロを支払う]
[ロシア海軍向けだった2隻のミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦から取り外されたロシア製機器は全てロシアへ到着した]
[ロシア向けだった2隻のミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦から取り外されたロシア製機器はロシア海軍へ引き渡される]

その後、2隻の「ミストラル」級エジプトへ売却されました。
(1番艦は「ガマール・アブドゥル=ナーセル」、2番艦は「アンワル・アッ=サーダート」と改名)

「ガマール・アブドゥル=ナーセル」(旧「ウラジオストク」):2016年6月2日にエジプト海軍へ引き渡し。
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「アンワル・アッ=サーダート」(旧「セヴァストーポリ」):2016年9月16日にエジプト海軍へ引き渡し。
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一方、ロシアは、以前からロシア版ミストラルとも言える大型の全通甲板ヘリコプター揚陸艦(汎用ヘリコプター揚陸艦)の設計を進めており、2015年6月には、汎用ヘリコプター揚陸艦の概念設計案「ラヴィーナ」の詳細が公表されました。
[ロシア海軍将来汎用揚陸ヘリコプター搭載艦プロジェクト「ラヴィーナ」]
[ロシア海軍の為の将来大型揚陸艦は複数のヴァージョンが設計されている]
[ロシア海軍の為の新たなヘリコプター揚陸艦の設計は進められている]

[汎用揚陸ヘリコプター母艦「ラヴィーナ」]
満載排水量:24000トン
全長:200メートル
幅:33メートル
吃水:5メートル
速力:22ノット
航続距離:5000海里
自立行動期間:60日
乗員:320名
積載能力:海軍歩兵隊員500名、各種戦闘車両50両
搭載機:ヘリコプター×16機(Ka-29、Ka-52K、Ka-27)
搭載艇:揚陸艇×6隻
兵装:AK-176MA 76mm単装砲×1基
高射ミサイル砲複合体「パーンツィリ-M」×2基
高射砲複合体「パラシ」×3基
AK-630M2「ドゥエト」30mm機関砲×2基


この概念設計案「ラヴィーナ」をベースにして、ロシア海軍向けとなる汎用ヘリコプター揚陸艦が設計され、実際に建造されることになります。
[ロシア海軍の為の将来汎用ヘリコプター母艦プリボイ級の設計作業は進められている]

汎用ヘリコプター揚陸艦の為に新たな戦闘情報管理システムも開発されます。
[ロシア海軍将来汎用揚陸艦の為の新たな戦闘情報管理システムが開発される]


搭載機は、元々は「ミストラル」用に開発された艦上攻撃ヘリコプターKa-52K「カトラン」などになります。
[ロシア海軍の為の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランは4機のプロトタイプが製造された]


この他、ソ連時代に生産された戦闘輸送ヘリコプターKa-29も搭載されるようです。
Ka-29は1990年代以降は予備役として保管されていましたが、2016年から修復が始まりました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の艦上輸送戦闘ヘリコプターKa-29は飛行訓練を行なった]

「ロシア版ミストラル」の建造は『2018-2027年の国家軍備プログラム』の枠組みで開始される予定です。
[ロシア造船業界はロシア海軍の為の汎用ヘリコプター揚陸艦の建造を開始する準備を整えている]

汎用ヘリコプター揚陸艦の機関は、ディーゼル/ガスタービン複合推進CODAG(COmbined Diesel And Gas turbine)になるようです。
これはディーゼルが巡航用、ガスタービンが増速用であり、ロシア海軍の新型艦では、プロジェクト22350フリゲートに採用されています。
[ロシア新世代艦のガスタービンとディーゼル]

ロシア国防省(ロシア海軍)は、クリミア半島セヴァストーポリ市の要望に応え、汎用ヘリコプター揚陸艦の1番艦に「セヴァストーポリ」の名前を付ける事を決定しています。
[ウラジオストクとセヴァストーポリの名はロシア海軍の将来ヘリコプター揚陸艦へ与えられる]
[ロシア海軍の為の将来汎用ヘリコプター母艦プリボイ級の1番艦はセヴァストーポリと命名される]


新世代汎用揚陸艦の建造場所としては、以前にはサンクトペテルブルク『北方造船所』などが有力視されていましたが、最近(2019年9月)になって、クリミア半島ケルチ市造船工場『ザリフ』で建造する案が浮上してきました。
[ロシア海軍の為の新世代汎用揚陸艦(ヘリコプター母艦)2隻は2020年5月にクリミア半島ケルチ市のザリフ造船所で起工される]
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ただ、ロシア統合造船業営団総裁アレクセイ・ラフマノフ氏は、この情報を即座に否定しました。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2019年9月11日12時3分配信
【『統合造船業営団』はクリミアでのヘリコプター母艦建造計画の報道へ反論した】
この時、ラフマノフ氏は
「そのような話は未だ何も有りませんし、未だプロジェクトは有りません。
何処で建造するのかは、国が決める事です」

と言いました。


そして今回、、再び2020年5月に造船工場『ザリフ』で2隻の汎用揚陸艦を起工するという話が出てきました。
建造される汎用揚陸艦の排水量は、以前の15000トンから25000トンに増加しました。
全長は220メートル、搭載機(ヘリコプター)20機以上、輸送兵員数は900名との事ですから、汎用揚陸艦概念設計案「ラヴィーナ」よりも大きくなりました。

なお、前回の話を否定した『統合造船業営団』は、今回は何も言ってません。
つまり、少なくとも否定はしておりません。

無論、これは公式筋の情報では有りませんが、1度ならず2度までも「2020年5月に造船工場『ザリフ』で汎用揚陸艦2隻が起工される」という話が出ている事から、この方向性で固まりつつあるようです。

以前には、汎用揚陸艦サンクトペテルブルクの造船所~『北方造船所』或いは『バルト工場』での建造が有力視されていましたが、この両社は、ロシア海軍向けの水上戦闘艦(『北方造船所』)や、ロスアトム向けの原子力砕氷船(『バルト工場』)の建造で多忙を極めております。

そこで、『バルト工場』と同クラスの大型乾ドックを有しており、しかも現在は比較的小型の艦船しか建造していない造船工場『ザリフ』に白羽の矢が立ったというのは、充分に有り得る話です。
更には、クリミア共和国側からの働きかけも有るでしょう。