ロシア海軍黒海艦隊の偵察艦イワン・フルスはセヴァストーポリへ帰投した
- カテゴリ:ロシア黒海艦隊(2020年-)
今の所、ロシア海軍当局(黒海艦隊広報部など)からの公式発表は有りませんが、2020年4月30日、黒海艦隊の中型偵察艦「イワン・フルス」は、5ヶ月間に渡った遠距離航海を終えてセヴァストーポリ港へ帰投しました。




プロジェクト18280中型偵察艦の2番艦「イワン・フルス」は、サンクトペテルブルクの『北方造船所』で2013年11月14日に起工されました。
[サンクトペテルブルク北方造船所はプロジェクト22350フリゲート「アドミラル・イサコフ」(と偵察艦「イワン・フルス」)を起工した]
起工から3年半後の2017年5月16日に進水しました。
[ロシア海軍の為の新世代偵察艦イワン・フルスはサンクトペテルブルクで進水した]
「イワン・フルス」は2017年5月末から造船所の岸壁で係留試験を開始し、2018年2月7日に工場航行試験へと出発しました。
[ロシア海軍の最新偵察艦イワン・フルスは洋上試験を開始した]
それから2ヶ月以上経った4月20日の時点で、工場航行試験は80パーセントが完了していました。
[ロシア海軍の最新偵察艦イワン・フルスはバルト海で洋上試験を行なっている]
「イワン・フルス」は4月27日までにサンクトペテルブルクの『北方造船所』へ戻りました。
[ロシア海軍の最新偵察艦イワン・フルスは工場航行試験を終えてサンクトペテルブルクへ戻った]
その後、5月中旬から最終試験となる国家受領試験が始まり、6月18日までに完了しました。
[ロシア海軍の最新偵察艦イワン・フルスは全ての試験を完了した]
そして6月25日、「イワン・フルス」は、『北方造船所』で正式な就役式典となる聖アンドレイ旗初掲揚式典を開催し、ロシア海軍へ就役しました。
[プロジェクト18280偵察艦の2番艦イワン・フルスはロシア海軍へ就役した]
「イワン・フルス」は、2017年4月27日にトルコ沖で民間船と衝突して沈没した偵察艦「リマン」の代わりとして、黒海艦隊へ編入されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の偵察艦リマンはイスタンブール沖で民間船と衝突し沈没した]
「イワン・フルス」は就役後も暫くはバルト海に留まっていましたが、2018年12月末に黒海艦隊基地セヴァストーポリへ回航されました。

2019年初頭からは、黒海へ進入するアメリカ海軍の軍艦の監視任務に就きました。
[ロシア海軍黒海艦隊の偵察艦イワン・フルスと哨戒艦ワシーリー・ブイコフは黒海へ進入したNATOのフリゲートを監視する]
[ロシア海軍黒海艦隊の小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォと偵察艦イワン・フルスは黒海へ進入したアメリカ海軍のミサイル駆逐艦ドナルド・クックを監視する]
その後も黒海でのみ活動していた「イワン・フルス」でしたが、2019年11月28日にセヴァストーポリを出航し、11月30日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭偵察艦イワン・フルスは地中海へ入った]
その後、「イワン・フルス」はスエズ運河を通過して紅海へ入り、アラビア海へ進出しました。
2020年1月9日、アラビア海で行動中の「イワン・フルス」は、アメリカ海軍のミサイル駆逐艦「ファラガット」と異常接近しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の偵察艦イワン・フルスはアラビア海でアメリカ海軍駆逐艦と異常接近した]
その後もインド洋や地中海でアメリカやNATOの軍艦を監視していたようですが、4月21日には黒海へ入り、4月30日にセヴァストーポリへ帰投しました。
ただし、コロナウイルス流行に関連し、暫くは港内に停泊して検疫措置を受ける事になるようですが。




プロジェクト18280中型偵察艦の2番艦「イワン・フルス」は、サンクトペテルブルクの『北方造船所』で2013年11月14日に起工されました。
[サンクトペテルブルク北方造船所はプロジェクト22350フリゲート「アドミラル・イサコフ」(と偵察艦「イワン・フルス」)を起工した]
起工から3年半後の2017年5月16日に進水しました。
[ロシア海軍の為の新世代偵察艦イワン・フルスはサンクトペテルブルクで進水した]
「イワン・フルス」は2017年5月末から造船所の岸壁で係留試験を開始し、2018年2月7日に工場航行試験へと出発しました。
[ロシア海軍の最新偵察艦イワン・フルスは洋上試験を開始した]
それから2ヶ月以上経った4月20日の時点で、工場航行試験は80パーセントが完了していました。
[ロシア海軍の最新偵察艦イワン・フルスはバルト海で洋上試験を行なっている]
「イワン・フルス」は4月27日までにサンクトペテルブルクの『北方造船所』へ戻りました。
[ロシア海軍の最新偵察艦イワン・フルスは工場航行試験を終えてサンクトペテルブルクへ戻った]
その後、5月中旬から最終試験となる国家受領試験が始まり、6月18日までに完了しました。
[ロシア海軍の最新偵察艦イワン・フルスは全ての試験を完了した]
そして6月25日、「イワン・フルス」は、『北方造船所』で正式な就役式典となる聖アンドレイ旗初掲揚式典を開催し、ロシア海軍へ就役しました。
[プロジェクト18280偵察艦の2番艦イワン・フルスはロシア海軍へ就役した]
「イワン・フルス」は、2017年4月27日にトルコ沖で民間船と衝突して沈没した偵察艦「リマン」の代わりとして、黒海艦隊へ編入されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の偵察艦リマンはイスタンブール沖で民間船と衝突し沈没した]
「イワン・フルス」は就役後も暫くはバルト海に留まっていましたが、2018年12月末に黒海艦隊基地セヴァストーポリへ回航されました。

2019年初頭からは、黒海へ進入するアメリカ海軍の軍艦の監視任務に就きました。
[ロシア海軍黒海艦隊の偵察艦イワン・フルスと哨戒艦ワシーリー・ブイコフは黒海へ進入したNATOのフリゲートを監視する]
[ロシア海軍黒海艦隊の小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォと偵察艦イワン・フルスは黒海へ進入したアメリカ海軍のミサイル駆逐艦ドナルド・クックを監視する]
その後も黒海でのみ活動していた「イワン・フルス」でしたが、2019年11月28日にセヴァストーポリを出航し、11月30日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭偵察艦イワン・フルスは地中海へ入った]
その後、「イワン・フルス」はスエズ運河を通過して紅海へ入り、アラビア海へ進出しました。
2020年1月9日、アラビア海で行動中の「イワン・フルス」は、アメリカ海軍のミサイル駆逐艦「ファラガット」と異常接近しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の偵察艦イワン・フルスはアラビア海でアメリカ海軍駆逐艦と異常接近した]
その後もインド洋や地中海でアメリカやNATOの軍艦を監視していたようですが、4月21日には黒海へ入り、4月30日にセヴァストーポリへ帰投しました。
ただし、コロナウイルス流行に関連し、暫くは港内に停泊して検疫措置を受ける事になるようですが。
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