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ロシア海軍太平洋艦隊のプロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーはバルト海で魚雷を発射した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
バルト地域情報供給部(カリーニングラード市)発表
2021年4月28日20時30分配信
【ディーゼルエレクトリック潜水艦「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」乗組員は錬成任務合格の枠組みにおいてバルト海で魚雷射撃を実施した】

錬成任務L-3合格の枠組みでプロジェクト636.3ディーゼルエレクトリック潜水艦「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」乗組員は、バルト海エリアの水中位置から魚雷の実弾射撃を実施した。

潜水艦の乗組員は指示された任務を成功裏に遂行し、バルト艦隊小型対潜艦「アレクシン」が許容された安全距離で模した仮想海上目標へ、水中位置から魚雷兵器の射撃を実施した。
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射撃は実弾魚雷で行なわれた。
活動の完了後、全て魚雷魚雷回収艇により水中から引き揚げられた。
潜水艦の乗組員による魚雷兵器の使用の効率性は、実験室条件下での魚雷の目標への照準のデータを取得した後に評価される。

魚雷射撃は、潜水艦の戦闘訓練の義務的要素であり、承認された計画に沿って行なわれる。

海上でのディーゼルエレクトリック潜水艦「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」錬成任務L-3の要素の実行は、バルト艦隊戦闘艦、支援船の乗組員、海上航空隊により保障された。

[参照]
B-274「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」
は、プロジェクト636.3「ワルシャワンカ」潜水艦である。
プロジェクト636.3潜水艦シリーズは、以前の「ワルシャワンカ」とは著しく異なっている。
更新された慣性航法複合体、最新モデルの戦闘情報管理システム、現代的なミサイル-魚雷兵器を有している。
同プロジェクト潜水艦は、水上艦及び潜水艦との戦闘、機雷源の敷設、偵察実施の為に意図されている。
この潜水艦の主要な利点の1つは、低レベルの騒音に在る。



ロシア太平洋艦隊向けのプロジェクト06363潜水艦の1隻目となるB-274「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」は、サンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』で2017年7月28日に起工されました。

[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーとヴォルホフはサンクトペテルブルクで起工された]

B-274「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」は、2019年3月28日に進水しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーはサンクトペテルブルクで進水した]

その後、『アドミラルティ造船所』で艤装が行なわれ、8月16日に最初の航行試験(工場航行試験)へ出発しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーは洋上試験を開始した]


8月19日には最初の潜航試験を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーはバルト海で潜航試験を行なった]

その後も航行試験は続けられ、9月17日に『アドミラルティ造船所』へ戻りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーは2019年10月初頭から国家試験を開始する]

10月4日、「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」は、次の洋上試験(国家試験)の為に出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーは最終洋上試験を開始した]

10月10日に国家試験を完了し、『アドミラルティ造船所』へ戻りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーは最終洋上試験を完了した]


2019年11月21日には受領-引渡証書への署名が行なわれ、造船所からロシア海軍へ納入されました。

2019年11月25日、「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」は海軍旗初掲揚式典を開催し、正式にロシア海軍へ就役しました。

[プロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]

就役後はバルト海で訓練を行なっています。
[ロシア海軍太平洋艦隊のプロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーはバルト海で潜航訓練を行なった]
[バルト艦隊の救助船SS-750は潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーの救助訓練を行なった]
[ロシア海軍太平洋艦隊の潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーとヴォルホフはバルト海で乗組員の慣熟訓練を行なっている]

2021年4月1日には、同型艦「ヴォルホフ」(2020年10月24日就役)と敵味方に分かれて対戦する戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーとヴォルホフはバルト海で『対決』した]

4月28日には魚雷発射訓練を行ないました。


「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」は、2021年5月以降に極東へ回航されます。
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット"グレミャーシチー"と潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキー、ヴォルホフは2021年5月に極東へ回航される]
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スーダン領内へのロシア海軍駐留所の設置に関するロシアとスーダンの合意は凍結されていない

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2021年4月29日9時39分配信
【メディア:スーダンは自国へのロシア海軍の供給所の作成を一時停止した】

スーダンは、紅海沿岸へロシア海軍物資-技術サービス供給所を作成する合意の効力を一時停止している。
放送局『アル=アラビーヤ』は情報筋を引用して伝えた。


「スーダンは、前政権との間で署名された合意を凍結しています。
フラミンゴ海軍基地における如何なる新たなロシアの軍事的拡張も一時停止しております」
テレビ局
は説明した。

『アル=アラビーヤ』の情報筋によると、合意の効力は、議会、スーダン最高評議会或いは同国政府が承認する時まで一時停止される。

次に、スーダン外務省の代表アル・マンスール・ブリャドは、『ロシア通信社ノーボスチ』のインタビューに対し、当局は文書の凍結について未だ公式に確認していないと説明した。

ロシアスーダンは、2020年12月、アフリカの共和国領内へロシア連邦海軍物資-技術サービス供給所を作成する合意を締結した。
これは、ロシア海軍が同時に4隻を超えない艦船を配備でき、原子力及び環境安全基準を遵守することを条件に、核動力装置を有する艦の配置の許可が想定されている。

物資-技術サービス供給所は、ロシア海軍の艦船の修理、物資の補充、乗組員の休養の為に意図されている。


『タス通信』より
2021年4月29日8時37分配信
【ロシア大使館はスーダンの海軍基地に関する合意の一時停止の報道を否定した】
モスクワ、4月29日/タス通信

アフリカの共和国領内への海軍基地の作成に関するスーダンロシアの間の合意の効力の一時停止について出てきた報道は、現実に対応していない。
木曜日にスーダンロシア大使館『フェイスブック』のページで発表した。

「スーダン共和国の領内へのロシア連邦海軍の物資-技術サービス供給所の作成に関するロシア連邦とスーダン共和国の間の合意の履行の一時停止というこの地域及びスーダンの情報スペースに出てきた報道について、大使館としては、いわゆる情報筋が何を主張しようが、これらの話は現実に対応していない事を強調します。
カルトゥームのロシア大使館は、スーダン側から如何なる通知も受け取っておりません」

テキストでは、こう述べられた。

水曜日に放送局『アル=アラビーヤ』は情報筋を引用し、スーダン「モスクワと前政権との間で署名された」合意の効力を「議会により承認されるまで」凍結したと報じた。
カルトゥームは、その決定をロシア側へ通知した事が指摘された。

2020年12月初頭、ロシアスーダンと、その領域へロシア連邦海軍物資-技術サービス供給所を作成する合意を締結した事が知られるようになった。
これは、ロシア海軍の戦闘船の修理、物資の補充、乗組員の休養の為に意図されている。
スーダンは、沿岸ゾーンと埠頭フロントゾーンの水域(船の停泊ゾーン)を含め、合意された領域及び不動産を合意有効期間中にロシアへ無償利用の為に引き渡す。
物資-技術サービス供給所の軍人及び民間人の最大人数は300名を超えてはならず、スーダンとの合意により増加できる。

合意有効期間は25年であり、満了まで少なくとも1年以内に何れかの国が、この行為を打ち切るつもりで書面形式によりもう一方の国へ通知しない場合、その後更に10年間移動的に延長される。



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2020年12月初頭、ロシアスーダンは、スーダン領内へのロシア海軍の補給基地の建設に合意しました。
[ロシアはスーダンへ海軍駐留所を建設する]
[ロシアとスーダンはスーダン領内への海軍駐留所の設置へ合意した]

これは要するに、シリアタルトゥースに在るロシア海軍第720物資-技術サービス供給所(1971年設立)と同じようなものをスーダンにも作るという事です。
[シリアのタルトゥース港のロシア海軍艦船修理所は2019年10月15日に操業を開始する]
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合意の締結後、スーダンにはロシア海軍の艦が度々寄港しています。

2021年2月28日には黒海艦隊フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」ポートスーダンへ寄港しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"はスーダンを訪問した]


2021年3月中旬にはバルト艦隊コルベット「ストイーキー」ポートスーダンへ寄港しました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はスーダンを訪れた]

2021年4月10日には黒海艦隊偵察艦「イワン・フルス」ポートスーダンへ寄港しました。
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【『Asian OSINT』の2021年4月11日のツイート】

2021年4月27日にはバルト艦隊偵察艦SSV-231「ワシーリー・タチシチェフ」ポートスーダンへ寄港しました。
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2021年4月末、アラブ首長国連邦ドバイ放送局『アル=アラビーヤ』は、スーダン領内へのロシア海軍の補給基地の建設に関する合意が凍結されていると報じました。

これに対しスーダンロシア大使館は、そのような報道は事実に対応していない(=デマである)と反論しました。

ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフは進水した

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『タス通信』より
2021年4月28日19時16分配信
【対機雷防衛艦「ピョートル・イリイチョーフ」はサンクトペテルブルクで進水した】
サンクトペテルブルク、4月28日/タス通信

プロジェクト12700対機雷防衛艦「ピョートル・イリイチョーフ」は、サンクトペテルブルク『中部ネヴァ川造船工場』(『統合造船業営団』へ加入)で進水した。
『タス通信』特派員は現地より報告した。

「私共は、新たな艦を全て一緒に進水させます。
とても良い艦であり、同プロジェクト艦は、既に海上で非常な素晴らしさを示しています」

ロシア海軍総司令官ニコライ・エフメノフは話した。
彼は、プロジェクト12700「アレクサンドリト」は継続される事を指摘した。

伝統により、進水を前に艦は清められた。
進水中には更に花火が鳴り響いた。

「ピョートル・イリイチョーフ」は、2018年7月に起工されたプロジェクト12700「アレクサンドリト」艦の第5の生産艦(通算6隻目)であり、ロシア連邦海軍の発注下で建造が進められている。
プロジェクト12700中央海洋設計局『アルマーズ』(『統合造船業営団』へ加入)により開発された。
これらの艦は新世代機雷掃海艦に属し、海洋機雷へ対処する為に意図されており、危険なゾーンへ入らずに、それを海域の水上や、海底で探知できる。
機雷への対処の為に、それは、様々な種類の掃海具、更には遠隔操作及び自動無人水中装置を使用する。



ロシア海軍新世代掃海艦プロジェクト12700「アレクサンドリト」は、船体が一体成型のガラス繊維強化プラスチックで造られており、世界最大級の非金属船体艦です。
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従来のソ連/ロシア海軍掃海艦は、外洋で活動する海洋掃海艦と、自軍基地周辺海域で活動する基地掃海艦に分けられていましたが、プロジェクト12700は、基地掃海艦海洋掃海艦を統合するものとなり、「対機雷防衛艦」とも呼ばれています。
(当初は基地掃海艦に分類されていたが、2016年に海洋掃海艦となった)


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プロジェクト12700の6番艦「ピョートル・イリイチョーフ」は、サンクトペテルブルク『中部ネヴァ川造船工場』で2018年7月25日に起工されました。
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[ロシア海軍の為のアレクサンドリト級掃海艦6番艦ピョートル・イリイチョーフは起工された]

その乗組員団は、カムチャツカ半島に駐留する太平洋艦隊北東軍集団第114水域防護艦旅団で編成されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフの乗組員が編成された]

「ピョートル・イリイチョーフ」乗組員は、2021年1月17日までにサンクトペテルブルク海軍総合研修センターへ到着し、訓練を開始しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2021年1月17日17時35分配信
【3隻の新たな戦闘艦の乗組員は海軍総合研修センターでの訓練の為にサンクトペテルブルクへ到着した】

「ピョートル・イリイチョーフ」は、2021年1月22日に屋内造船台から出渠しました。
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一方、サンクトペテルブルク海軍総合研修センターでの訓練を終えた「ピョートル・イリイチョーフ」の乗組員は、同型艦「ヤーコフ・バリャーエフ」(2020年12月26日就役)で訓練を行なう為、2021年3月12日にウラジオストクへ到着しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフ乗組員は同型艦ヤーコフ・バリャーエフで訓練を行なう]

「ピョートル・イリイチョーフ」は、2021年4月28日に進水しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフは2021年4月28日に進水する]

「ピョートル・イリイチョーフ」ロシア海軍への引き渡しは、2021年夏に予定されています。
[新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフは2021年夏にロシア海軍へ就役する]


プロジェクト12700対機雷防衛艦は、現在までに8隻が起工され、この内の4隻がロシア海軍へ就役しています。

「アレクサンドル・オブホフ」:2011年9月22日起工/2014年6月27日進水/2016年12月9日就役バルト艦隊へ配備
「ゲオルギー・クルバトフ」2015年4月24日起工/2020年9月30日進水/2021年就役予定
「イワン・アントノフ」2017年1月25日起工/2018年4月25日進水/2019年1月26日就役黒海艦隊へ配備
「ウラジーミル・イェメリヤノフ」2017年4月20日起工/2019年5月30日進水/2019年12月28日就役黒海艦隊へ編入
「ヤーコフ・バリャーエフ」2017年12月26日起工/2020年1月29日進水/2020年12月26日就役太平洋艦隊へ配備
「ピョートル・イリイチョーフ」2018年7月25日起工/2021年4月28日進水/2021年就役予定太平洋艦隊へ配備予定
「アナトーリー・シレモフ」2019年7月12日起工、2022年就役予定、太平洋艦隊へ配備予定
「レフ・チェルナヴィン」2020年7月24日起工、2022年就役予定、太平洋艦隊へ配備予定

現在の所、プロジェクト12700対機雷防衛艦は、計12隻の建造が承認されています。
[ロシア海軍の為の新世代掃海艦アレクサンドリト級は12隻が建造される]
最終的には、30隻以上の建造が計画されています。

ロシア海軍北方艦隊の戦略用途原子力水中巡洋艦エカテリンブルクは2022年に退役する

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『タス通信』より
2021年4月28日16時30分配信
【情報筋:原子力水中ロケット艦「エカテリンブルク」は海軍から除籍される】
モスクワ、4月28日/タス通信

戦略用途原子力水中ロケット巡洋艦「エカテリンブルク」は2022年に北方艦隊から除籍される。
『タス通信』は水曜日に防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。

「2022年にエカテリンブルクは北方艦隊の戦闘編制から除外され、解体へと向かいます」
彼は話した。

『タス通信』は、この件に関する公式情報を持っていない。

対談者は、潜水艦が就役してから既に36年が経過している事を想い起こした。

「エカテリンブルク」(プロジェクト667BDRM、コード名「デリフィン」)は『セヴマシュ』(現在は『統合造船業営団』へ加入)で1982年に起工され、1984年に進水し、進水から2年後に海軍へ引き渡された。
再三に渡り、「シネーワ」及び「ライネル」を含む大陸間弾道ミサイルの試験発射と、更にはミサイル搭載艦としての戦闘演習を行なった。

2011年12月29日、浮きドックに居た潜水艦で火災が発生した。
事故当時、潜水艦には弾薬が在った。
3年間の修理の後、「エカテリンブルク」は勤務期間が5年延長されて復帰した。



プロジェクト667BDRM「デリフィン」戦略用途ロケット水中巡洋艦の2番艦K-84は、セヴェロドヴィンスク『セヴマシュ』で1982年2月17日に起工され、1985年3月17日に進水しました。

1985年6月に係留試験が始まり、その後、工場航行試験と国家試験が12月まで行なわれました。

1985年12月30日に海軍旗初掲揚式典が開催され、正式にソ連海軍へ就役しました。
1985年12月31日にオレニヤ湾へ到着しました。
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1986年2月15日に赤旗北方艦隊第3潜水艦小艦隊第13潜水艦師団へ編入されました。

1988年4月1日にはソ連国防相ドミトリー・ヤゾフ元帥K-84を視察しました。

1988年5月~6月にはファーストチーム乗組員による戦闘勤務を行ない、13日間氷の下で行動しました。
同年10月から12月にはセカンドチーム乗組員による戦闘勤務を行ない、38日間氷の下で行動しました。

1989年冬~春にファーストチーム乗組員による戦闘勤務を行ない、38日間氷の下で行動しました。

1990年春~夏にファーストチーム乗組員による戦闘勤務を行ないました。
1990年9月19日~11月29日にセカンドチーム乗組員による戦闘勤務を行ない、7日間氷の下で行動しました。

1992年2月21日~4月7日にセカンドチーム乗組員による戦闘勤務を行ないました。
1992年6月3日に「戦略用途原子力水中巡洋艦」に艦種変更されました。

1993年7月にヤーゲリナヤ湾ガジエヴォ基地へ到着しました。
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1996年12月3日にセヴェロドヴィンスク艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』へへ到着し、1998年3月24日から第1次近代化改装が始まりました。
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1999年2月9日付で「エカテリンブルク」と命名されました。
1999年2月23日にエカテリンブルク市と後援協定を締結しました。

2002年4月21日に造船台から出渠し、同年5月に進水しました。
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2002年9月から白海で航行試験を開始し、12月30日に完了しました。

2003年1月15日に海軍へ引き渡されました。
2003年6月5日から7月5日まで航行試験を行ない、7月8日にガジエヴォ基地へ到着しました。

2003年12月5日と12月26日に弾道ミサイル「シネーワ」発射試験を行ないました。

2004年8月8日に弾道ミサイル「シネーワ」発射試験を行ないました。

2005年8月~9月に遠距離航海を行ない、8月11日にはカムチャツカ半島へ弾道ミサイルを発射しました。

2008年10月12日にカムチャツカ半島へ弾道ミサイルを発射しました。

2009年7月13日にカムチャツカ半島へ弾道ミサイルを発射しました。
[デルタIV型原潜、弾道ミサイル「シネーワ」発射]

2011年4月26日にカムチャツカ半島弾道ミサイルを発射しました。

2011年5月20日には「シネーワ」の改良型「ライネル」の発射試験を行ないました。

2011年12月8日には短期間の修理を行なう為、ロスリャコヴォ第82艦船修理工場へ到着し、大型浮きドックPD-50へ入渠しました。
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2011年12月29日16時20分(モスクワ時間)、修理中の「エカテリンブルク」で火災が発生しました。
12月30日1時40分、火災は沈静化されました。

[ロシア海軍戦略原潜「エカテリンブルク」で火災]
[ロシア原潜「エカテリンブルク」火災事故・続報]
[戦略原潜「エカテリンブルク」は修理後に復帰する]

この火災により、「エカテリンブルク」は、艦首の水中音響探知ステーション(スカート-BDRM)が損傷しました。
[デルタIV級戦略原潜エカテリンブルクの修理費用は減少する]
[デルタIV級戦略原潜エカテリンブルクの修理は2012年末に開始される]

2012年6月22日、セヴェロドヴィンスクに到着しました。
[デルタIV級戦略原潜エカテリンブルクは修理の為、セヴェロドヴィンスクへ到着した]

8月29日、修理の為に『ズヴェズドーチカ』のドックへ入りました。
[戦略原潜エカテリンブルクはドック入りした]
[デルタIV級戦略原潜エカテリンブルクの修理作業は進んでいる]

修理と共に第2次近代化改装工事も行なわれ、これまでの「シネーワ」に代わる新たな弾道ミサイル「ライネル」を搭載しました。
[ロシア海軍の新たな潜水艦用弾道ミサイル「ライネル」は制式採用された]

2014年6月6日、『ズヴェズドーチカ』の造船台から出渠しました。
[デルタIV級戦略原潜エカテリンブルクは造船台を出渠した]


7月27日には進水しました。

11月14日、修理後の点検の為、海洋試験へと出発しました。
[ロシア海軍北方艦隊の戦略原潜エカテリンブルクは修理後初の海洋試験を行なう]

しかし、海洋試験の最中、同艦に乗っていた「ズヴェズドーチカ」の従業員が足に重傷を負いました。
この為、「エカテリンブルク」は、急遽試験を中断してセヴェロドヴィンスクへ帰港しました。
[ロシア海軍北方艦隊の戦略原潜エカテリンブルクの海洋試験中に工場従業員は重傷を負った]

11月24日には再び出航し、海洋試験(工場航行試験)の第2段階が始まりました。
[ロシア海軍北方艦隊の戦略原潜エカテリンブルクは海洋試験を再開した]

全ての試験が完了した後、2014年12月19日にロシア海軍へ引き渡されました。
[火災で損傷したデルタIV級戦略原潜エカテリンブルクは修理を終えてロシア海軍へ復帰した]

復帰後にセヴェロドヴィンスクを出航し、12月30日にガジエヴォ基地へ到着しました。
[ロシア海軍のデルタIV級戦略原潜エカテリンブルクは北方艦隊原潜基地ガジエヴォに到着した]

その後は北方艦隊戦略原潜部隊の一員として行動していましたが、2022年には海軍から除籍される事になりました。

プロジェクト667BDRM戦略用途原子力水中巡洋艦は1984年から1990年に掛けて計7隻が就役し、この内の1隻(K-64)は特殊用途原子力潜水艦へ改造されていますが、この7隻の中で最初に退役するのは「エカテリンブルク」になるようです。

ロシア海軍黒海艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦モスクワは黒海で戦闘訓練を行なう


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2021年4月27日19時34分配信
【黒海艦隊旗艦~親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」は戦闘訓練を実施する為に海上へ出た】

黒海艦隊ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」は、用途上の任務を遂行する艦の準備計画に沿った戦闘訓練演習を実施する為に海上へ出た。

黒海エリアの幾つかの海上射爆場で乗組員は、複合演習及び黒海艦隊の艦及び海上航空隊ヘリコプターとの合同演習を行なう。

実地活動中に親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」は、艦の主要ミサイル複合体を使用する行動手順へ取り組み、敵艦を模した海上標的への高射及び砲射撃を行なう。

戦闘訓練演習が実施される海上射爆場及び隣接海域は、安全を保障する為、船舶航行が禁止される。



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プロジェクト1164「アトラント」ロケット巡洋艦の1番艦「スラヴァ」は、1976年11月5日にウクライナニコラエフ市『61コムーナ記念造船工場』で起工され、1979年7月27日に進水し、1982年12月13日にソ連海軍へ納入されました。

進水する「スラヴァ」(1979年7月27日)
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1982年秋に洋上試験を行なう「スラヴァ」
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1983年1月30日に海軍旗初掲揚式典を開催し、正式に海軍へ就役しました。

就役後は黒海艦隊へ編入され、何度も地中海へ派遣されました。

1983年9月に地中海で行動中の「スラヴァ」
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1989年12月初頭にマルタ島で行なわれたソ連アメリカの首脳のマルタ会談にも同行しました。
[ソ連海軍ロケット巡洋艦スラヴァが見た東西冷戦終結(1989年)]

1991年3月21日から建造元の『61コムーナ記念造船工場』で大規模なオーバーホールを開始しました。

しかし、オーバーホール中にソヴィエト連邦は解体され、ウクライナは独立した為、ニコラエフ市のドックに居た「スラヴァ」は宙に浮く事になりました。

ソ連邦解体後の財政難により「スラヴァ」のオーバーホールの資金は捻出できず、おまけにロシアウクライナ黒海艦隊帰属・分割問題により、「スラヴァ」ロシアウクライナの所有権争いに巻き込まれました。
(ウクライナは、自国のドックに居る「スラヴァ」の所有権を主張した)

1995年6月22日、「スラヴァ」は、除籍されるプロジェクト1123対潜巡洋艦の名前を受け継ぎ、「モスクワ」と改名されました。
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1998年5月13日、除籍される親衛警備艦「クラースヌイ・カフカース」の親衛旗を受け継ぎ、親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」となりました。
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この間、「スラヴァ」改め「モスクワ」のオーバーホールが資金不足により進まない事に業を煮やしたモスクワ市は、2000万ドルを寄付しました。

「モスクワ」のオーバーホールは1999年8月に完了し、黒海艦隊旗艦として復帰しました。
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オーバーホール期間中に「モスクワ」対艦ミサイルは、「バザーリト」から「ヴルカーン」へ換装されました。

2003年4月~5月にはインド洋への遠距離航海を行ないました。
[ロシア海軍、インド洋遠征(2003年4~5月):その2・黒海艦隊の親衛ロケット巡洋艦モスクワ]

2004年9月には地中海イタリア海軍との合同演習『IONIEKS-2004』へ参加しました。

2007年12月初頭から2008年2月初頭まで行なわれた北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」地中海遠征に参加しました。
[空母アドミラル・クズネツォフ第2次地中海遠征(2007年12月~2008年2月)]
[スラヴァ級ミサイル巡洋艦「モスクワ」、大西洋上で戦闘訓練(2008年1月21日)]

2008年8月上旬のロシア・グルジア戦争(南オセチア紛争)の際、黒海東部へ派遣されました。
[南オセチア紛争(2008年8月)]

2009年1月末にイタリアメッシナ港を訪問しました。
[巡洋艦「モスクワ」は、シチリア島を訪問する]


2010年5月には北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」と共に極東へ派遣され、戦略演習『ヴォストーク-2010』へ参加しました。
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2013年初頭には衛星通信複合体「ツェンタヴル-NM-1」が装備されました。

2013年1月下旬に黒海地中海で行なわれたロシア海軍3艦隊合同演習へ演習総旗艦として参加しました。
[ロシア海軍3艦隊合同演習(2013年1月下旬)]

2013年7月から9月まで大西洋カリブ海への遠距離航海を行ないました。
[ロシア海軍大西洋・カリブ海遠征(2013年7月-9月)]

2014年9月から2015年1月まで太平洋への遠距離航海を行ないました。
[ロケット巡洋艦モスクワ遠距離航海(2014年9月-2015年1月)]

2015年5月には中国海軍との合同演習『海洋協同-2015』へ参加しています。
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」(2015年5月)]

2015年6月には、エジプト海軍との合同演習『友情の橋-2015』へ参加しました。
[合同演習『友情の橋-2015』を終えたロシア海軍とエジプト海軍の艦船はアレクサンドリアへ戻った]

2015年6月下旬から8月初頭まで大西洋へ進出し、アンゴラ赤道ギニアを訪問しています。
[ロシア黒海艦隊大西洋遠征(2015年6月-)]

2015年9月24日にセヴァストーポリを出航して地中海東部(シリア沖)へ向かい、2016年1月9日に帰港しました。

[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワはシリアからセヴァストーポリへ帰港した]

2016年5月21日から7月16日までセヴァストーポリ第13艦船修理工場浮きドックへ入渠しました。


2016年7月22日、視察のためにセヴァストーポリを訪れたロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグ上級大将によりナヒーモフ勲章が授与されました。
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワはナヒーモフ勲章を授与された]


2016年7月31日、2017年7月30日、2018年7月29日の「ロシア海軍の日」には、セヴァストーポリの観艦式へ参加しました。


「モスクワ」は、2018年から近代化改装の開始が予定されていましたが、実行には移されませんでした。
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワは2018年からセヴァストーポリで近代化改装を行なう]

結局、セヴァストーポリ『第13艦船修理工場』「モスクワ」の修理を行なう事になりました。
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワはセヴァストーポリで修理を行なう]


2019年6月5日、「モスクワ」セヴァストーポリを出航し、黒海へ出ました。


[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦モスクワは3年ぶりに出航した]

2019年7月28日の「ロシア海軍の日」には、セヴァストーポリの観艦式へ参加しました。
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その後、セヴァストーポリで機関の修理を行ないました。

2019年12月4日、他の黒海艦隊所属艦と共に、緊急出航などの訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦モスクワは緊急出航訓練を行なった]

「モスクワ」は2020年4月22日からセヴァストーポリ北方乾ドックでの修理を開始しました。
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7月3日に乾ドックを出ました。


その後は艦船係留埠頭へ戻り、最終的なメンテナンス作業が行なわれました。
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦モスクワは2020年8月に最終メンテナンスを終える]

2020年7月26日の「ロシア海軍の日」には、セヴァストーポリの観艦式へ参加しました。
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今回のオーバーホールにより「モスクワ」の寿命は20年延長され、2040年代初頭まで現役に留まる事が可能となります。
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[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦モスクワは2040年代初頭まで現役に留まる]

現役復帰した「モスクワ」は、9月2日に乗組員の慣熟訓練の為、黒海へ出航しました。

[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦モスクワは黒海で演習を行なう為に出航した]

9月8日には、現役復帰後の初めてのヘリコプター発着訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦モスクワは現役復帰後の初のヘリコプター発着訓練を行なった]

その後、海上で各種戦闘訓練などを行ない、9月11日にセヴァストーポリへ帰投しました。
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦モスクワは戦略指揮-参謀演習『カフカス-2020』への参加を準備する]

2020年9月21日から26日までロシア南部で実施されたロシア連邦軍南方軍管区戦略指揮参謀演習『カフカス-2020』へ参加しました。

[ロシア海軍黒海艦隊は戦略指揮参謀演習『カフカス-2020』へ参加する]

12月5日にはセヴァストーポリ港内で消火訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦モスクワは消火訓練を行なった]

2021年1月30日に就役(海軍旗初掲揚式典)38周年を迎えました。
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦モスクワは就役38周年を迎えた]

2021年2月初頭には、駐留基地であるセヴァストーポリ港内へ停泊した状態での乗組員の各種訓練(錬成任務K-1)を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦モスクワはセヴァストーポリ基地で乗組員の錬成訓練を行なった]

その後、洋上へ出航する前の消磁作業を行ないました。


3月12日には洋上で乗組員の各種訓練(錬成任務K-2)を行なう為、セヴァストーポリから出航しました。
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[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦モスクワは洋上訓練の為に黒海へ出航した]

その後、一旦帰投し、3月19日に再び出航しました。
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帰投後の3月30日、セヴァストーポリ港内で対空防衛訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦モスクワはセヴァストーポリ基地で対空防衛訓練を行なった]

4月22日にクリミア半島沿岸で行なわれた黒海艦隊南方軍管区の上陸演習へ参加しました。

[クリミア半島沿岸でロシア海軍黒海艦隊とロシア南方軍管区の上陸演習が行なわれた]

翌4月23日にセヴァストーポリへ帰投しました。


4月27日、黒海で各種戦闘訓練を行なう為、セヴァストーポリから出航しました。

2021年5月初頭にロシア海軍の為のボレイ-A戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦2隻、プロジェクト20380コルベット2隻、プロジェクト06363潜水艦2隻が起工される

『タス通信』より
2021年4月27日9時5分配信
【ロシアは『勝利の日』の機会に6隻の艦及び潜水艦を起工する】
モスクワ、4月27日/タス通信

ロシアの造船業は、6隻の及び潜水艦の起工で『勝利の日』を祝う。
『タス通信』は造船分野の情報提供者より伝えられた。

「5月初頭に2隻のプロジェクト955Aボレイ-A戦略用途原子力水中ロケット巡洋艦、2隻のプロジェクト20380コルベット、2隻のプロジェクト636.3潜水艦が起工されます」
彼は説明した。

対談者によると、2隻の戦略用途水中巡洋艦『セヴマシュ』で、2隻のコルベットアムール造船工場で、2隻のプロジェクト「ワルシャワンカ」潜水艦『アドミラルティ造船所』(全て『統合造船業営団』系列の加入企業)での起工が予定されている。
起工の正確な日時は未だ決まっていない。

『セヴマシュ』では水中巡洋艦「ドミトリー・ドンスコイ」「クニャージ・ポチョムキン」『アドミラルティ造船所』では潜水艦「モジャイスク」「ヤクーツク」(太平洋艦隊の為の6隻のプロジェクト636.3潜水艦の5隻目と6隻目)が起工される。
起工が予定されているコルベットの名前は、未だ分かっていない。

『統合造船業営団』及び所属企業の広報サービスは、この情報にコメントしなかった。



プロジェクト955A「ボレイ-A」戦略用途原子力水中ロケット巡洋艦「ドミトリー・ドンスコイ」「クニャージ・ポチョムキン」は、セヴェロドヴィンスク『セヴマシュ』で2021年の起工が予定されています。
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[ロシア海軍の為のボレイ-A戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦ドミトリー・ドンスコイとクニャージ・ポチョムキンは2021年に起工される]

2020年12月中旬には、太平洋艦隊向けの新たなプロジェクト20380コルベット2隻の建造計画が締結されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の4隻のプロジェクト20385コルベットと2隻のプロジェクト20380コルベットの建造契約が締結された]
この2隻は、コムソモリスク・ナ・アムーレ『アムール造船工場』で起工されます。
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ロシア太平洋艦隊向けのプロジェクト06363潜水艦「モジャイスク」「ヤクーツク」は、サンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』で2021年の起工が予定されています。
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[ロシア海軍太平洋艦隊向けのプロジェクト06363潜水艦モジャイスクとヤクーツクは2021年に起工される]

今回の「造船業界の匿名希望の情報提供者」によると、この6隻は、5月9日の『勝利の日』(大祖国戦争の戦勝記念日)に合わせ、2021年5月初頭に起工されるとの事です。

ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦コンドポガとアレクサンドル・オトラコフスキーは黒海に留まる

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2021年4月26日17時28分配信
【北方艦隊の大型揚陸艦は未だ黒海へ留まる】

クリミア及び隣接海域での大規模演習後、北方艦隊の大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」と「コンドポガ」は黒海へ留まる。
4月26日・月曜日、ロシア連邦国防省広報サービスは発表した。


先週のクリミア演習中、「アレクサンドル・オトラコフスキー」「コンドポガ」の乗組員は、南方軍管区の部隊と合同で演習任務へ取り組んだ事が想い起こされる。

北方艦隊司令官アレクサンドル・モイセーエフ大将は、冬季訓練期間の成績査定検査中、顕著な働きを見せた将兵へ感謝した。
特に、西方軍管区の射爆場での演習へ参加した部隊の減少は続いている。
北方艦隊独立自動車化射撃旅団の部隊は、鉄道輸送で恒久駐屯所へ戻った。

国防相セルゲイ・ショイグは4月22日に、クリミアの演習は成功裏に実行され、戦闘準備態勢の抜き打ち検査の目的は達成されたと言った。
この活動に関わった部隊は、5月1日までに恒久駐屯所へ戻らなければならない。

「アレクサンドル・オトラコフスキー」「コンドポガ」は、プロジェクト775大型揚陸艦である。
各々は艦内へ強化戦車中隊を積載できる:12両の戦車或いは17両の装甲歩兵戦闘車または装甲兵員輸送車、更には250名の揚陸隊員

プロジェクト775大型揚陸艦の自立航海期間は6ヶ月。
兵装-2基の口径57mm2連装砲装置AK-725、2基の一斉射撃噴射推進火力システムA-125「グラード-M」の発射装置、4基の高射ミサイル複合体「ストリェラー-3」発射装置と携帯式高射ミサイル複合体「イグラ」



プロジェクト775大型揚陸艦の7番艦BDK-182は、ポーランドグダニスク造船所で1976年4月4日に起工され、1976年7月17日に進水し、1976年12月30日にソ連海軍へ納入され、翌1977年2月23日に海軍旗掲揚式典を開催して正式に就役し、北方艦隊へ編入されました。
1999年2月9日に「コンドポガ」と命名されました。

プロジェクト775の11番艦BDK-55は、ポーランドグダニスク造船所で1977年8月に起工され、1977年12月3日に進水、1978年7月30日に就役し、北方艦隊へ編入されました。
2001年5月9日に「アレクサンドル・オトラコフスキー」と命名されました。

この2隻はプロジェクト775の第1グループ(1974年~1979年に計12隻就役)に属しており、当初は「中型揚陸艦」に分類されていましたが、1977年には「大型揚陸艦」へ艦種変更されました。


「コンドポガ」(027)は、2012年7月から8月まで地中海東部への遠距離航海を行ないました。
[北方・バルト・黒海艦隊合同艦船グループの地中海遠征(2012年7月-9月)]

「アレクサンドル・オトラコフスキー」(031)は、2017年10月から12月まで地中海東部へ派遣され、「シリア・エクスプレス」に参加しました。
[シリアへの輸送任務(シリア・エクスプレス)を行なったロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦アレクサンドル・オトラコフスキーは母港セヴェロモルスクへ帰投した]

この数年間は、2隻とも北方艦隊北極遠征部隊「常連」でした。
[ロシア北方艦隊第9次北極遠征(2020年8月-10月)]
[ロシア北方艦隊第8次北極遠征(2019年8月-9月)]
[ロシア北方艦隊第7次北極圏遠征(2018年8月-10月)]
[ロシア北方艦隊の第6次北極海遠征(2017年8月-10月)]

「コンドポガ」「アレクサンドル・オトラコフスキー」は、2021年3月下旬頃に母港セヴェロモルスクを出航し、4月初頭にシリアタルトゥースへ到着しました。
[ロシア海軍の5隻の大型揚陸艦が地中海東部に居る]

4月17日にボスポラス海峡を北上して黒海へ入りました。
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[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦コンドポガとアレクサンドル・オトラコフスキーは黒海へ入った]

4月22日にクリミア半島沿岸で行なわれた黒海艦隊南方軍管区の上陸演習へ参加しました。

[クリミア半島沿岸でロシア海軍黒海艦隊とロシア南方軍管区の上陸演習が行なわれた]

演習が終わった後、セヴァストーポリへ入港しました。

2隻の大型揚陸艦は、直ぐに母港には戻らず、暫くの間は黒海に留まるようです。

近代化改装された大型対潜艦改めフリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"はロシア海軍太平洋艦隊へ復帰した


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2021年4月27日2時45分配信
【有翼ミサイル複合体「カリブル」及び「ウラン」を搭載するフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」は太平洋艦隊の常時戦闘準備部隊の一員として加わった】

太平洋艦隊フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」は、近代化を伴う修理後の工場試験プログラムを完了し、太平洋艦隊の常時戦闘準備部隊の一員へ含まれた。
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海上で艦は、操縦性及び速度の素質が以前に申告された特性に沿っている事を確認し、システム及びメカニズム、航法手段及び電波技術手段の動作の信頼性を実証した。

戦闘訓練射爆場でフリゲートは、海上目標及び地上目標への有翼ミサイル複合体「カリブル」の発射を実施し、一連の砲射撃を行ない、魚雷深海爆弾で仮想敵潜水艦を攻撃し、高射ミサイル「キンジャール」で空中標的を撃破し、電波電子妨害の設置を行なった。

対潜及び救助ヘリコプターKa-27乗員は、艦の更新された航空複合体を点検した。
太平洋艦隊海軍航空隊の飛行士は、停止及び移動中のフリゲートの甲板からの飛行を成功裏に実施した。

フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」の近代化を伴う修理は、ウラジオストク艦船修理センター『ダーリザヴォード』の基盤で行なわれた。
艦は船底外部部品の修理を行ない、新たな機器が据え付けられた。
近代化の枠組みにおいて、艦の上部構造物の40パーセント以上が取り外され、設計図面に沿って再び製造された。
主要ケーブル線の80パーセントが交換された。
近代化された艦は、対潜及び対空システムに加え、最新の打撃ミサイル兵器複合体「カリブル-NK」及び「ウラン」、更には最新の砲兵器と電波電子兵装を受け取った。



プロジェクト1155大型対潜艦の8番艦「マルシャル・シャーポシニコフ」は、1983年5月25日にカリーニングラード沿バルト造船工場『ヤンターリ』で起工され、1984年12月27日に進水し、1985年12月30日にソ連海軍へ納入されました。
1986年2月2日に太平洋艦隊へ編入され、正式に就役しました。
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1987年10月1日から12月26日まで太平洋艦隊基地への移動航海を行ないました。
この間、モザンビーク、ルアンダ、セーシェル諸島、インド、ベトナムを訪問しました。

1988年7月14日から1989年2月13日までペルシャ湾で行動し、41隻の船を護送しました。
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1990年にはエチオピアからソ連民間人を避難させ、この間にアブダビアデンへ寄港しました。
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1990年8月14日から18日まで朝鮮共和国ウォンサン(元山)港を訪問しました。

1990年12月15日から1991年8月30日までペルシャ湾で行動し、この間にアブダビアデンへ寄港しました。
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1992年11月から1994年4月までウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』でオーバーホールが行なわれました。

2003年4月16日にウラジオストクを出航し、5月にインド洋黒海艦隊の艦船と合同演習を行ない、その後、インドを訪問しました。
[ロシア海軍、インド洋遠征(2003年4~5月):その1・太平洋艦隊のウダロイ級大型対潜艦]

2003年10月にはハワイ真珠湾を訪問しました。
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2004年8月30日から9月30日まで日本を訪問し、9月4日には日本海上自衛隊と捜索救助合同演習を行ないました。

2005年8月には中国青島港を訪問しました。

2006年3月にはグアム島を訪問しています。
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2008年9月15日から17日まで日本海で実弾射撃訓練を行ない、帰投した直後に火災事故が発生しました。
[大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフで火災発生 ]

2009年3月に修理を完了し、艦隊へ復帰しました。

「マルシャル・シャーポシニコフ」は、これまでに3度に渡りアデン湾海賊対処任務へ就いており、1度目は2010年2月24日に出港しています。
[大型対潜艦「シャーポシニコフ元帥」支隊はソマリアへ出発した]

アデン湾到着後の「マルシャル・シャーポシニコフ」艦内で打ち合わせを行なうロシア海軍海賊対処部隊幹部とアメリカ及びシンガポール海軍アデン湾派遣部隊指揮官
(2010年4月8日)
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2010年5月6日、ソマリア海賊に乗っ取られたロシアタンカー「モスクワ大学」を解放しました。
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【ソマリア海賊:露タンカー乗っ取り 翌日に解放】
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『ロシア通信社ノーボスチ』情報グラフィックより。
2012年5月7日配信
【乗っ取られたタンカー「モスクワ大学」の突入解放作戦】

この時のロシア海軍海賊対処部隊指揮官は、第44対潜艦旅団司令官イリダル・アフメロフ1等海佐でした。
[ソマリア海賊対処部隊指揮官イリダル・アフメロフの華麗な戦歴]

タンカー「モスクワ大学」を乗っ取ろうとしたソマリア海賊は1名が射殺され、10名が拘束されました。
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しかし、拘束された10名も、ボートに乗せられて海上へ放逐され、その後、死亡しました。
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結果的に、「モスクワ大学」を襲撃したソマリア海賊は、11名全てが死亡しました。
[アデン湾における大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフの活躍を描いた映画が撮影される]
「マルシャル・シャーポシニコフ」は2010年6月25日に帰投しました。

2012年4月下旬に黄海で実施されたロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2012』へ参加しました。
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2012」(2012年4月)]

2012年11月2日から2013年4月21日まで遠距離航海を行ない、2度目のアデン湾海賊対処任務に就きました。
[ロシア太平洋艦隊アデン湾派遣部隊はウラジオストクへ戻った]

2014年3月中旬から7月初頭までインド洋への遠距離航海を行ない、この間に3度目のアデン湾海賊対処任務を遂行しました。
[ロシア太平洋艦隊インド洋遠征(2014年3月-7月)]
2014年10月から12月までオーストラリア沖への遠距離航海を行ないました。
[オーストラリア沖へ行ったロシア海軍太平洋艦隊の軍艦はウラジオストクへ帰ってきた]

2015年3月下旬から4月上旬まで日本海で演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊は日本海で演習を行なう]
[ロシア海軍太平洋艦隊は演習を実施した]

2015年6月下旬から7月初頭にオホーツク海で実施された演習へ参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊はオホーツク海で対潜演習を実施した]
[ロシア海軍太平洋艦隊の『決闘』演習がオホーツク海で行なわれた]

2015年10月26日に宗谷海峡を東進し、11月16日に同海峡を西進したのを最後に、洋上での活動は見られなくなりました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2015年10月26日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2015年11月16日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】


2016年春からウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』で近代化改装工事が始まりました。
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2基の「ラストルブ」対潜ミサイル4連装発射筒AK-100 100mm単装砲2番砲塔、ガスタービンエンジンなどが撤去されました。

ガスタービンエンジン『クロンシュタット海洋工場』へ送られ、修復されました。
[クロンシュタット海洋工場はロシア海軍の全ての艦艇用ガスタービンエンジンを修理する]

「マルシャル・シャーポシニコフ」は、近代化改装により対艦ミサイル「ウラン」を装備する事になりました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフは近代化改装によりウラン対艦ミサイルを装備する]

近代化改装開始から1年以上経った2017年8月には、「マルシャル・シャーポシニコフ」の為に、有翼ミサイル「カリブル」用の垂直発射機3S-14も発注された事が明らかになりました。
ブログ『BMPD』より
2017年8月19日配信
【大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」の近代化で2基の汎用垂直発射装置3S-14モジュールが設置される】
(つまり、当初は「ウラン」対艦ミサイルのみを装備するつもりだったが、その後、「カリブル」も装備する事になった)

「ウラン」4連装発射筒(3R-60U)「ラストルブ」対潜ミサイル4連装発射筒の在った場所に、3S-14発射機100mm単装砲2番砲塔の在った場所に設置されました。
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2018年2月16日、「マルシャル・シャーポシニコフ」で、溶接作業中に木製足場へ引火した事により火災が発生しました。

[ウラジオストクで近代化改装中のロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフで火災が発生した]

その後、『ダーリザヴォード』の乾ドックへ入渠しました。
[近代化改装中のロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフ近影(2018年7月11日)]

2019年11月13日までに乾ドックを出ました。
[近代化改装中のロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート(大型対潜艦)マルシャル・シャーポシニコフはウラジオストクの乾ドックを出た]

その後、『ダーリザヴォード』の岸壁で艤装工事が進められました。


「マルシャル・シャーポシニコフ」AK-100 100mm砲の1番砲塔も撤去され、代わりにロシア海軍の新世代水上艦にも装備されているA-190-01「ウニヴェルサール」100mm単装砲が設置されました。

[近代化改装されるロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"は新たな100mm砲を得る]

更に、最新の高射ミサイル-砲複合体「パーンツィリ」の装備も検討されています。
(未だ実際に装備はされていませんが )
[近代化されるロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"は最新高射ミサイル-砲複合体パーンツィリ-Mを装備する]

2020年7月10日、「マルシャル・シャーポシニコフ」は、最初の洋上試験を開始しました。
[近代化改装されたロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"は日本海で洋上試験を開始した]


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その後、一旦ウラジオストクへ戻り、8月13日には再び洋上試験の為に出航しました。
[近代化改装されたロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"は日本海で洋上試験を続ける]

9月15日、太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツ大将「マルシャル・シャーポシニコフ」を視察しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊司令官は近代化改装されたフリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"を視察した]

10月19日、「マルシャル・シャーポシニコフ」は工場航行試験の第2段階を実行する為にウラジオストクを抜錨し、日本海へ出航しました。

[近代化改装されたロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"は洋上試験の第2段階実施の為に日本海へ出航した]

その後、ウラジオストクへ帰投し、11月6日には艦船修理工場『ダーリザヴォード』の乾ドックへ入渠しました。
[近代化改装されたロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"は最終洋上試験の準備の為にドックへ入った]


兵装の試験を行なう為、12月15日に出航しました。
[近代化改装されたロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"は兵装試験を行なう為、日本海へ出航した]

12月24日、A-190-01 100mm単装砲対艦ミサイル「ウラン」の発射試験を行ないました。

[近代化改装されたロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"は日本海でA-190-01 100mm砲と対艦ミサイル"ウラン"の発射試験を行なった]

12月28日に再び対艦ミサイル「ウラン」を発射しました。

[近代化改装されたロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"は日本海で再び対艦ミサイル"ウラン"を発射した]

「マルシャル・シャーポシニコフ」は、2021年1月から港内に停泊した状態で乗組員の各種訓練~第1錬成任務K-1を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"はウラジオストク港内で乗組員の錬成訓練を行なった]

2021年3月には海上での乗組員の各種訓練~第2錬成任務K-2へ移行し、3月4日には他の太平洋艦隊の水上艦と共にピョートル大帝湾で対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグ、フリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"、大型対潜艦アドミラル・トリブツはピョートル大帝湾で対潜戦闘訓練を行なった]

4月4日にはピョートル大帝湾で砲撃訓練を行ないました。
[近代化改装されたロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"はピョートル大帝湾で砲撃訓練を行なった]

2021年4月6日、「マルシャル・シャーポシニコフ」は、初めて有翼ミサイル「カリブル」(対地型)を地上目標へ発射しました。

[近代化改装されたロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"は日本海で巡航ミサイル"カリブル"を発射した]
ミサイル日本海から発射され、距離1000km以上離れたタタール海峡西岸のシュルク岬(ソヴィエツカヤ・ガヴァニの北方)の標的へ命中しました。
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翌4月7日、今度は水上目標へ有翼ミサイル「カリブル」(対艦型)を発射しました。

[近代化改装されたロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"は日本海で対艦ミサイル"カリブル"を発射した]

4月8日には無人機を使用して地上目標への艦砲射撃訓練を行ないました。
[近代化改装されたロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"はピョートル大帝湾で艦砲射撃訓練を行なった]


そして2021年4月27日、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」は、正式に太平洋艦隊へ復帰しました。

近代化改装により、「マルシャル・シャーポシニコフ」は、大型対潜艦からフリゲートへ類別変更されました。
[近代化改装されるプロジェクト1155大型対潜艦はフリゲートへ艦種変更される]

ロシア海軍黒海艦隊の最新小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォはシリアのタルトゥース港で対空防衛演習を実施した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2021年4月26日11時0分配信
【地中海で黒海艦隊の小型ロケット艦「オレホヴォ・ズエヴォ」は仮想敵航空機の攻撃を撃退した】

黒海艦隊小型ロケット艦「オレホヴォ・ズエヴォ」乗組員は、シリア・アラブ共和国タルトゥース市ロシア海軍物資-技術サービス供給所において対空防衛演習を実施した。
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活動は、地中海ロシア海軍常設作戦連合部隊の戦闘訓練計画に沿って実施された。
演習計画の下で小型ロケット艦「オレホヴォ・ズエヴォ」乗組員は、物資-技術サービス供給所で仮想敵航空機の攻撃を撃退した。
艦の戦闘情報所は目標を探知し、対空防衛班は空中から進入する侵犯機を攻撃距離で高精度兵器の電子発射により破壊した。

艦の乗組員は、空中攻撃手段を撃退する行動手順を滞りなく実行した。

小型ロケット艦「オレホヴォ・ズエヴォ」は、2021年3月から地中海ロシア海軍常設作戦連合部隊の一員として指示された任務を遂行している。



プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦の7番艦「オレホヴォ・ズエヴォ」は、ゼレノドリスク『ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』で2014年5月29日に起工され、2018年7月18日に進水、2018年12月10日に海軍旗初掲揚式典を行なって正式にロシア海軍へ就役しました。

[プロジェクト21631小型ロケット艦の7番艦オレホヴォ・ズエヴォはロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入された]

就役後、基地で乗組員の慣熟訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2018年12月19日13時16分配信
【黒海艦隊の最新小型ロケット艦「オレホヴォ・ズエヴォ」乗組員は海へ出る準備を行なう】

基地での訓練を終えた「オレホヴォ・ズエヴォ」は海上訓練へ移行し、2019年1月21日には黒海艦隊海軍航空隊前線爆撃機Su-24Mと対戦方式の対空防衛演習を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォは海上で前線爆撃機Su-24Mと『対決』した]

2019年2月6日には一旦セヴァストーポリへ帰港しました。
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2019年2月18日にセヴァストーポリを出航し、海上での戦闘訓練を開始しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォは黒海で戦闘訓練を行なう]

その後、2月19日に黒海へ入ったアメリカ海軍ミサイル駆逐艦「ドナルド・クック」の監視任務へ派遣されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォと偵察艦イワン・フルスは黒海へ進入したアメリカ海軍のミサイル駆逐艦ドナルド・クックを監視する]

ミサイル駆逐艦「ドナルド・クック」ウクライナを訪問した為、「オレホヴォ・ズエヴォ」は監視任務を解かれ、一旦セヴァストーポリへ戻った後、2019年2月26日から海上での戦闘訓練を再開しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォは黒海で対空戦闘訓練を行なった]

乗組員の慣熟訓練を一通り終えた「オレホヴォ・ズエヴォ」セヴァストーポリを抜錨し、初の地中海航海へと出発しました。
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2019年3月26日にボスポラス海峡を通過し、その後地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォは地中海東部(シリア沖)へ行く]

2019年4月23日未明には、フリゲート「アドミラル・エッセン」及び「アドミラル・グリゴロヴィチ」と共に夜間の通信訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の軍艦は地中海東部で夜間の通信訓練を行なった]

2019年5月13日、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」と共にシリアタルトゥース港へ寄港しました。

[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォはシリアのタルトゥースへ入港した]

その後も地中海東部に滞在していましたが、2019年6月19日にダーダネルス海峡へ入り、地中海を去りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォは地中海を去った]

翌2019年12月20日に母港セヴァストーポリへ到着しました。

[ロシア海軍黒海艦隊の最新小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォは地中海東部(シリア沖)からセヴァストーポリへ帰投した]

その後は黒海で演習などに従事していましたが、2020年4月20日頃にセヴァストーポリを出航し、4月21日にボスポラス海峡ダーダネルス海峡を通過して地中海へ入りました。

[ロシア海軍黒海艦隊の最新小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォは地中海東部へ行く]

2020年5月1日には、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」、哨戒艦「ドミトリー・ロガチョフ」、対機雷防衛艦「イワン・アントノフ」と共に地中海東部機雷源を突破する演習を行ないました。
[ロシア海軍地中海作戦連合部隊は地中海東部で機雷源突破演習を行なった]

2020年5月12日には地中海東部で対空戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォは地中海東部で対空防衛演習を行なった]

2020年7月4日にボスポラス海峡を北上して黒海へ入り、その後、セヴァストーポリへ帰投しました。
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2020年9月21日から26日までロシア南方軍管区の担当地域(黒海を含む)で実施された戦略指揮参謀演習『カフカス-2020』へ参加しました。
[ロシア海軍黒海艦隊は戦略指揮参謀演習『カフカス-2020』へ参加する]

2020年11月17日から23日まで黒海東部で行なわれたエジプト海軍との合同演習『友情の橋-2020』へ参加しました。
[ロシア海軍とエジプト海軍の合同演習『友情の橋-2020』は完了した]

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2021年2月末にセヴァストーポリを出航し、2月28日にボスポラス海峡へ入り、その後、地中海東部へ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォは地中海東部へ向かった]

4月26日にはシリアタルトゥース港内で対空防衛演習を実施しました。


現在、地中海東部(シリア沖を含む)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しており、地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の指揮下で行動しています。

[黒海艦隊]
潜水艦「スタールイ・オスコル」
2020年12月下旬から地中海東部に滞在
潜水艦「ロストフ・ナ・ドヌー」2021年3月中旬から地中海東部に滞在
フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」2021年3月中旬から地中海東部に滞在
小型ロケット艦「オレホヴォ・ズエヴォ」2021年3月初頭から地中海東部に滞在
大型揚陸艦「ノヴォチェルカッスク」:2021年4月末から地中海東部に滞在
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対機雷防衛艦「イワン・アントノフ」2021年2月中旬から地中海東部に滞在
中型海洋給油船「イマン」:2021年3月上旬から地中海東部に滞在
海洋曳船「セルゲイ・バルク」:2021年3月下旬より地中海東部に滞在
対水中工作艇「クルサント・キロヴェツ」:2020年10月中旬から地中海東部に滞在
工作船PM-138:2021年4月初頭から地中海東部に滞在

ロシア海軍太平洋艦隊の4隻の揚陸艇はルースキー島で上陸訓練を行なった

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2021年4月26日8時23分配信
【揚陸艇の乗組員はルースキー島の無防備の海岸において揚陸部隊の乗船-下船の訓練を実施した】

太平洋艦隊揚陸艦旅団揚陸艇「イワン・カルツォフ」、D-704、D-57、D-107の乗組員は、この2日間に渡り、海軍歩兵部隊と合同でルースキー島の無防備の海岸において揚陸部隊を乗船、下船する戦術特殊研修を行なった。
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ノヴィク湾における揚陸艇の訓練では、海軍歩兵部隊と合同で沿岸への進入が行なわれ、支点方式で無防備の海岸へ要員及び車両を降ろした。

訓練には、40名以上の海軍歩兵隊員と3両の装甲輸送車BTR-82Aが関わった。



現在、ロシア太平洋艦隊第100揚陸艦旅団には、5隻の揚陸艇が在籍しています。
(プロジェクト1176揚陸艇D-704、D-70、D-57、プロジェクト11700揚陸艇D-107、プロジェクト21820「ジュゴン」揚陸艇「イワン・カルツォフ」)

これらの揚陸艇は、度々太平洋艦隊の上陸演習へ参加しています。
[ロシア海軍歩兵部隊とロシア陸軍戦車部隊は沿海地方で上陸演習を行なった]
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型揚陸艦3隻と揚陸艇3隻は沿海地方で上陸演習を行なった]

2020年12月初頭には、ウラジオストクからルースキー島への貨客輸送に従事しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の揚陸艇イワン・カルツォフはウラジオストクとルースキー島の貨客輸送に従事した]

2021年4月25~26日には、この4隻がルースキー島で上陸訓練を行ないました。

プロジェクト21820「ジュゴン」揚陸艇「イワン・カルツォフ」(2015年6月11日就役)
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プロジェクト11700揚陸艇D-107(2010年6月4日就役)
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プロジェクト1176揚陸艇D-57(2007年11月30日就役)
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プロジェクト1176揚陸艇D-704(1976年6月30日就役)
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ロシア海軍バルト艦隊航空隊の10機以上の戦闘機Su-27はバルト海上空で空戦訓練を行なった


『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2021年4月25日12時41分配信
【バルト艦隊はロシア連邦空中境界線への侵犯機を破壊する演習へ10機以上の戦闘機Su-27を参加させた】
モスクワ、4月25日、インタファクス

海上航空隊航空連合部隊戦闘機Su-27の飛行士は、訓練中にロシア連邦国境を侵犯し、戦略的に重要な軍事施設へのミサイル-爆弾による打撃を試みた「敵」航空機との練習戦闘を行なった。

「国の空域へ侵入する国籍不明の飛行装置の警報を受け、戦闘機Su-27は迎撃の為に離陸し、仮想敵航空機を探知、分類しました。
その後、空中戦闘でそれを破壊しました」

日曜日に流布されたバルト艦隊の声明では、こう述べられた。

演習計画に沿って、仮想敵航空機ロシア連邦国境を侵犯し、戦略的に重要な軍事施設へのミサイル-爆弾による打撃を試みたと艦隊本部は伝えた。

情報によると、計画訓練には、バルト艦隊の10機以上の航空機Su-27乗員が参加した。

「乗員は、発進の為の戦闘機の準備の促進、2機編隊での離陸、空中目標への電子誘導ミサイル発射へ取り組みました。
飛行は、日中と夜間時に行なわれました」

プレスリリースは述べた。





バルト艦隊海軍航空隊戦闘機爆撃機は、ロシア連邦の飛び地カリーニングラード州へ配備されています。
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カリーニングラード州チカロフスク飛行場に駐留する第689親衛戦闘機航空連隊は、18機程度の戦闘機Su-27及びSu-27UBを保有しています。
ロシア海軍戦闘機Su-27を保有しているのは、バルト艦隊航空隊のみです。
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第689親衛戦闘機航空連隊は1939年9月5日に創設され、大祖国戦争に参戦し、1953年秋に海軍航空隊へ移管されたものの、1978年には空軍へ戻り、1986年には防空軍へ移管され、1994年12月には再び海軍へ移管され、現在に至っています。
現在の装備機Su-27は1990年に導入されました。
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駐留している場所が場所なだけに、外国機と接触する機会も少なくありません。
例えば2019年1月24日には、バルト海ロシア側防空識別圏へ接近するスウェーデン空軍航空機を探知し、スクランブル発進しています。
[ロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機Su-27はスウェーデンの偵察機に対するスクランブル発進を行なった]

2019年8月13日には、カリーニングラードを視察してモスクワへ戻るセルゲイ・ショイグ国防相を乗せた旅客機を護衛中、NATO軍戦闘機が接近してきたので、これを追い払いました。
[ロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機Su-27はNATOの戦闘機を追い払った]

2020年4月24日には、バルト海ロシア側防空識別圏へ接近するベルギー空軍戦闘機F-16を探知し、スクランブル発進しました。
[ロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機Su-27はバルト海上空でベルギー空軍の戦闘機F-16に対するスクランブル発進を行なった]

2020年6月15日にはバルト海ロシア側防空識別圏へ接近するアメリカ空軍戦略爆撃機B-52Hを探知し、スクランブル発進しました。
[ロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機Su-27はバルト海上空でアメリカ空軍の戦略爆撃機B-52Hに対するスクランブル発進を行なった]

2020年10月5日には、バルト海ロシア側防空識別圏へ接近するドイツ海軍航空隊対潜哨戒機P-3C(第3海軍航空団「グラーフ・ツェッペリン」所属)とスウェーデン空軍電波電子偵察機S102Bコルペンを探知し、スクランブル発進しました。
[ロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機Su-27はバルト海上空でドイツ海軍航空隊のP-3Cとスウェーデン空軍のS102Bに対するスクランブル発進を行なった]

10月26日には、バルト海ロシア側防空識別圏へ接近するドイツ海軍航空隊対潜哨戒機P-3Cとアメリカ空軍の偵察機U-2Sを探知し、スクランブル発進しました。
[ロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機Su-27はバルト海上空でドイツ海軍航空隊のP-3Cとアメリカ空軍のU-2Sに対するスクランブル発進を行なった]

ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフは2021年4月28日に進水する

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2021年4月22日13時58分配信
【『中部ネヴァ川造船工場』で第6の「アレクサンドリト」が進水する】

4月28日・水曜日、『中部ネヴァ川造船工場』でプロジェクト12700(コード名「アレクサンドリト」)対機雷掃海艦「ピョートル・イリイチョーフ」の進水式典が開催される。
4月22日・木曜日、同社広報サービスは発表した。


「ピョートル・イリイチョーフ」は、第6のプロジェクト12700(コード名「アレクサンドリト」)掃海艦であり、太平洋艦隊の為に意図されたこのタイプの2隻目の艦である。
それは『中部ネヴァ川造船工場』で2018年7月に起工された。
就役は2021年夏に計画されている。

今年3月、ロシア連邦国防省は、「ピョートル・イリイチョーフ」乗組員が同型の掃海艦「ヤーコフ・バリャーエフ」で実習を行なうと発表した。

「アレクサンドリト」型複合材料掃海艦は、主として海軍基地海域での機雷の捜索及び破壊の為に意図されている。
それは、水中音響ステーション(ソナー)、遠隔操作の自動水中無人機を艦上へ配置する。
同時に艦は、従来の掃海兵装も使用できる。

『中部ネヴァ川造船工場』では、更なる3隻の「アレクサンドリト」「ゲオルギー・クルバトフ」「アナトーリー・シレモフ」「レフ・チェルナヴィン」が様々な準備段階に在る。



ロシア海軍新世代掃海艦プロジェクト12700「アレクサンドリト」は、船体が一体成型のガラス繊維強化プラスチックで造られており、世界最大級の非金属船体艦です。
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従来のソ連/ロシア海軍掃海艦は、外洋で活動する海洋掃海艦と、自軍基地周辺海域で活動する基地掃海艦に分けられていましたが、プロジェクト12700は、基地掃海艦海洋掃海艦を統合するものとなり、「対機雷防衛艦」とも呼ばれています。
(当初は基地掃海艦に分類されていたが、2016年に海洋掃海艦となった)


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プロジェクト12700の6番艦「ピョートル・イリイチョーフ」は、サンクトペテルブルク『中部ネヴァ川造船工場』で2018年7月25日に起工されました。
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[ロシア海軍の為のアレクサンドリト級掃海艦6番艦ピョートル・イリイチョーフは起工された]

その乗組員団は、カムチャツカ半島に駐留する太平洋艦隊北東軍集団第114水域防護艦旅団で編成されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフの乗組員が編成された]

「ピョートル・イリイチョーフ」乗組員は、2021年1月17日までにサンクトペテルブルク海軍総合研修センターへ到着し、訓練を開始しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2021年1月17日17時35分配信
【3隻の新たな戦闘艦の乗組員は海軍総合研修センターでの訓練の為にサンクトペテルブルクへ到着した】

「ピョートル・イリイチョーフ」は、2021年1月22日に屋内造船台から出渠しました。
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一方、サンクトペテルブルク海軍総合研修センターでの訓練を終えた「ピョートル・イリイチョーフ」の乗組員は、同型艦「ヤーコフ・バリャーエフ」(2020年12月26日就役)で訓練を行なう為、2021年3月12日にウラジオストクへ到着しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の為の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフ乗組員は同型艦ヤーコフ・バリャーエフで訓練を行なう]

同型艦「ヤーコフ・バリャーエフ」で訓練を行なった後、「ピョートル・イリイチョーフ」の乗組員は『中部ネヴァ川造船工場』へ向かい、2021年4月28日に予定されている同艦の進水式典へ参加します。

「ピョートル・イリイチョーフ」ロシア海軍への引き渡しは、2021年夏に予定されています。
[新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ピョートル・イリイチョーフは2021年夏にロシア海軍へ就役する]


プロジェクト12700対機雷防衛艦は、現在までに8隻が起工され、この内の4隻がロシア海軍へ就役しています。

「アレクサンドル・オブホフ」:2011年9月22日起工/2014年6月27日進水/2016年12月9日就役バルト艦隊へ配備
「ゲオルギー・クルバトフ」2015年4月24日起工/2020年9月30日進水/2021年就役予定
「イワン・アントノフ」2017年1月25日起工/2018年4月25日進水/2019年1月26日就役黒海艦隊へ配備
「ウラジーミル・イェメリヤノフ」2017年4月20日起工/2019年5月30日進水/2019年12月28日就役黒海艦隊へ編入
「ヤーコフ・バリャーエフ」2017年12月26日起工/2020年1月29日進水/2020年12月26日就役太平洋艦隊へ配備
「ピョートル・イリイチョーフ」2018年7月25日起工/2021年4月28日進水予定/2021年就役予定太平洋艦隊へ配備予定
「アナトーリー・シレモフ」2019年7月12日起工、2022年就役予定、太平洋艦隊へ配備予定
「レフ・チェルナヴィン」2020年7月24日起工、2022年就役予定、太平洋艦隊へ配備予定

現在の所、プロジェクト12700対機雷防衛艦は、計12隻の建造が承認されています。
[ロシア海軍の為の新世代掃海艦アレクサンドリト級は12隻が建造される]
最終的には、30隻以上の建造が計画されています。

ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"は英仏海峡を通過した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
バルト地域情報供給部(カリーニングラード市)発表
2021年4月24日12時15分配信
【バルト艦隊艦船支隊は計画遠距離航海の枠組みでラ・マンシュ海峡の通行を完了した】

コルベット「ストイーキー」、給油船「コラ」、海洋曳船「ヤーコフ・グレベリスキー」、水上修理所PM-82で構成され、遠距離航海任務を遂行しているバルト艦隊艦船支隊は、ラ・マンシュ海峡パ・ド・カレーの通行を完了した。
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バルト艦隊艦船支隊は4月8日にタルトゥース港(シリア)から出航し、バルチースクへ進路を取った。
戦闘艦支隊バルト艦隊主要基地バルチースクへの到着は、4月末に計画されている。

バルト艦隊の艦船は、約4ヶ月間遠距離航海任務を遂行している。
この間にコルベット「ストイーキー」給油船「コラ」は国際演習へ参加する為にインド洋へ到着した。
インド洋コルベット「ストイーキー」は様々な方向性の数十回の演習へ取り組んだ。
イラン・イスラム共和国オマーン・スルタンの港へ業務寄港の為に到着した。
艦の将兵は対空及び対潜防衛演習を、対テログループは対海賊演習を実施した。
紅海に居る時、艦船支隊は初めてポートスーダンへの業務寄港を行なった。

コルベット「ストイーキー」、中型海洋給油船「コラ」、海洋曳船「ヤーコフ・グレベリスキー」で構成されるバルト艦隊艦船支隊は、計画遠距離航海任務を遂行する為、2020年12月16日に恒久駐留所バルチースク市から出航した。



バルト艦隊プロジェクト20380コルベットの4番艦「ストイーキー」(2014年7月27日就役)は、2020年12月16日に地中海・インド洋への遠距離航海へ出発しました。
[バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"は地中海とインド洋への遠距離航海へ出発した]
「ストイーキー」地中海、そしてインド洋へ行くのは、今回が初めてです。
(これまでは北海までしか行かなかった)

「ストイーキー」に随伴するのは、この2隻です。

中型海洋給油船「コラ」(1967年10月19日就役)
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『Marine Traffic』より
【給油船「コラ」】

海洋曳船「ヤーコフ・グレベリスキー」(1978年3月20日就役)
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12月24日にラ・マンシュ海峡(英仏海峡)へ入りました。
[バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過する]

ラ・マンシュ海峡を通過した後、12月28日に大西洋上で対潜演習を実施しました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"は大西洋上で対潜演習を行なった]
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12月29日、「ストイーキー」と随伴船はジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]

「ストイーキー」と随伴船は地中海中部で2021年の新年を迎えました。
[ロシア海軍バルト艦隊の4隻の艦船は地中海で2021年の新年を迎える]

その後、地中海東部へ向かい、2021年1月9日にロシア海軍物資供給所が在るシリアタルトゥース港へ到着しました。
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[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はシリアのタルトゥース港へ寄港した]

なお、「コラ」は別行動を取り、2021年1月14日にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った北方艦隊フリゲート「アドミラル・カサトノフ」救助曳船「ニコライ・チケル」への洋上給油を行ないました。
[ロシア海軍バルト艦隊の中型海洋給油船コラは地中海で北方艦隊のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"への洋上給油を行なった]

一方、「ストイーキー」は1月22日に地中海東部で模擬射撃演習を行ないました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"は地中海東部で模擬射撃演習を行なった]

その後、「コラ」「ストイーキー」と合流し、1月26日にキプロスリマソール港を訪れました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はキプロスのリマソール港を訪れた]
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1月29日にリマソール港を出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はキプロスのリマソール港を去った]

その後、南下してスエズ運河へ入り、2月1日には紅海へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はスエズ運河を通過して紅海へ入った]

2月6日にはアデン湾東部に到達し、アデン湾から紅海へ行く民間船の護衛を開始しました。。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はアデン湾で商船を護衛する]

その後、イラン沖へ向かい、2月15日からイラン海軍との合同演習を開始しました。
[ロシア海軍とイラン海軍の合同演習がアラビア海で実施される]
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はアラビア海でイラン海軍との合同演習へ参加する]

2月16日には海賊に乗っ取られた船を解放する訓練を行ないました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はイラン海軍と合同で海賊対処演習を行なった]

これでイラン海軍との合同演習は完了し、バルト艦隊艦船支隊イラン沖を離れ、オマーンサラーラ港へ向かいました。

[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はイラン海軍との合同演習を完了し、オマーンへ向かった]

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2月20日にサラーラ港へ入港し、物資(燃料、水、食料)を補充した後、2月23日に出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はオマーンのサラーラ港への訪問を終えた]

2月25日にアデン湾東方海域へ到着しました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はアデン湾を西進する商船を護衛する]

2月26日、バルト艦隊艦船支隊は、アデン湾を西進するサンクトペテルブルク有限会社『トランスフロート』に所属する貨物船「エセニヤ」(IMO: 9194036、1999年10月18日竣工)の護送を開始しました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はアデン湾を通過するロシアの貨物船を護送する]

『Marine Traffic』より
【「エセニヤ」】

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紅海へ入るまで貨物船「エセニヤ」に同行した後、3月2日からアデン湾を東進する商船2隻の護送を開始しました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はアデン湾を東進する商船を護送する]

3月12日に再びオマーンサラーラ港へ寄港しました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"は再びオマーンのサラーラ港を訪れた]

3月15日にサラーラ港を出航し、アデン湾へ向かいました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はオマーンを去った]

その後、スーダンポートスーダンへ寄港し、3月19日に出航しました。
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[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はスーダンを訪れた]

3月23日、「ストイーキー」と共に紅海を北上していた給油船「コラ」の船尾にバルバドス貨物船「アーク・ロイヤル」(IMO:9219446) が接触しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の中型海洋給油船コラはスエズ湾でバルバドスの貨物船と接触した]
ただし損傷は極めて軽微であり、乗組員に負傷者は無く、燃料も流出していません。

『Marine Traffic』より
【貨物船「アーク・ロイヤル」】

そして、「ストイーキー」「コラ」スエズ運河へ入ろうとしていた矢先の3月23日、運河を通行中の大型貨物船が座礁し、運河が塞がってしまいました。

この為、「ストイーキー」「コラ」も足止めを喰らう事になりました。

座礁した大型貨物船は3月29日に離礁に成功し、スエズ運河の航行は再開されました。


これを受けて「ストイーキー」「コラ」スエズ運河を通過し、3月31日には地中海へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"と中型海洋給油船コラはスエズ湾を通過して地中海へ入った]

4月2日、「ストイーキー」は再びキプロスリマソール港を訪れました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"は再びキプロスのリマソール港を訪れた]

リマソール港を出航後、シリアタルトゥース港へ行き、地中海東部に留まっていた海洋曳船「ヤーコフ・グレベリスキー」、更には2020年12月下旬からタルトゥース港に居た水上修理所(工作船)PM-82と合流し、4月8日に同港から出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"は地中海東部を去る]

「ストイーキー」と3隻の随伴船地中海を西へ進み、4月19日にはジブラルタル海峡を通過して大西洋へ出ました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"は地中海を去った]

4月24日にはラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過して北海へ入りました。

ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は太平洋で長時間飛行を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2021年4月23日12時15分配信
【遠距離対潜航空機Tu-142乗員は太平洋上空で計画飛行を実施した】

太平洋艦隊海上航空隊の2機の遠距離対潜航空機Tu-142乗員は、太平洋エリア上空で10時間の計画飛行を実施した。
指示された任務への取り組みで、飛行士は約8000キロメートルを進んだ。

乗員は、目印の無い場所と電波位置測定監視を欠く条件下での空中船の操縦を練習した。
飛行の一部分でロシア航空機アメリカ合衆国海軍艦上戦闘機F-18が同行した。

太平洋艦隊海上航空隊Tu-142の飛行は、空域使用に関する国際法規に厳密に沿って実施された。



ソ連/ロシア海軍遠距離対潜哨戒機Tu-142は、戦略爆撃機Tu-95の海軍向けヴァージョンであり、1968年6月18日に初飛行し、1972年11月15日に軍備採用されました。
1968年から1994年までに合計で100機生産され、この内の8機はインドへ輸出されました。

現在、ロシア海軍航空隊では、北方艦隊太平洋艦隊に各12機が在籍しています。
太平洋艦隊所属機はカーメニ・ルチェイ飛行場(モンゴフト)に配備されています。

カーメニ・ルチェイ飛行場(モンゴフト)
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太平洋艦隊Tu-142は、度々遠方海域へ進出しています。

2019年8月6日、太平洋艦隊の2機のTu-142アラスカ、カナダ及びアリューシャン列島沖を飛行しました。

[ロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機Tu-142はアリューシャン列島、アラスカ、カナダ沖を飛行した]

2020年3月9日、太平洋艦隊の2機のTu-142アラスカ周辺を長時間飛行しました。

[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142はアラスカ周辺を長時間飛行した]

3月14日、太平洋艦隊の2機のTu-142北極海で長時間飛行を行ないました。

[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は北極海上空で長時間飛行を行なった]

5月23日、太平洋艦隊の2機のTu-142太平洋で長時間飛行を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142M3は太平洋上空で長時間飛行を行なった]

6月27日には、北方艦隊太平洋艦隊の合計7機のTu-142が同じ日に長時間飛行を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊と太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142MKは、バレンツ海及びノルウェー海、北太平洋の上空で長時間飛行を行なった]

8月28日には太平洋艦隊の4機のTu-142太平洋で長時間飛行を行ないました。
他の艦隊の航空機も同じ日に長時間飛行を行ないました。
[ロシア海軍航空隊の4艦隊の航空隊は同時飛行訓練を行なった]

2021年1月26日、太平洋艦隊の2機のTu-142は、ベーリング海及びチュクチ海上空で長時間飛行を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142はベーリング海及びチュクチ海上空で長時間飛行を行なった]

2021年3月29日、太平洋艦隊の2機のTu-142アラスカ付近を飛行し、北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORAD)に捕捉されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142はアラスカ近郊に出現した]

4月23日には太平洋艦隊の2機のTu-142太平洋で長時間飛行を行ないました。
アメリカ海軍艦上戦闘機F/A-18がスクランブル発進しているので、Tu-142アメリカ海軍空母の近くを飛行したようです。

ロシア海軍北方艦隊の最新大型揚陸艦イワン・グレンはバレンツ海で対テロ演習を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2021年4月24日16時0分配信
【大型揚陸艦「イワン・グレン」は乗組員の調和の取れた行動へ取り組む為に出航した】

大型揚陸艦「イワン・グレン」乗組員は、乗組員の調和の取れた行動と艦の兵器及び機器設備の点検の為にバレンツ海へ出航した。

海上へ出ている間に船員は北方艦隊海軍歩兵との合同演習へ取り組み、過激派に乗っ取られた北極の経済活動の為のロシア海上施設~仮想曳航プラットフォームを解放した。

この活動は、ロシア海軍総司令官ニコライ・エフメノフ大将の総指揮の下で実施された北極の危機的状況を解決する為の兵種間指揮参謀演習の最終段階に行なわれた。

海軍歩兵部隊は、警報を発し、揚陸艦へ到着し、仮想海上施設へ乗り移り、臨検作戦と武装した仮想過激派の無力化へ取り組んだ。



プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦「イワン・グレン」は、カリーニングラード沿バルト造船工場『ヤンターリ』で2004年12月24日に起工され、それから約8年後の2012年5月18日に進水しました。
[新型揚陸艦イワン・グレンは進水する]


進水から3年以上経った2015年10月9日、ようやく係留試験が始まりました。
[ロシア海軍の新型揚陸艦イワン・グレンは係留試験を開始した]

ロシア海軍への引き渡しは2015年末に予定されていたのですが、2016年に延期されました。
[大型揚陸艦イワン・グレンは2016年にロシア海軍へ引き渡される]
[ロシア海軍の新世代水上艦の就役は2016年に延期された]

「イワン・グレン」は、2016年1月下旬から航行試験開始前の消磁作業を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレン近影(2016年1月下旬-2月中旬)]

「イワン・グレン」の航行試験(工場航行試験)開始時期は何度も延期され、2016年5月末開始予定も延期されました。
[ロシア海軍最新大型揚陸艦イワン・グレンは2016年5月末に航海試験を開始する]

6月17日、「イワン・グレン」は、ようやくカリーニングラード『ヤンターリ』造船所から「試験実施基地」即ちバルチースクへ移動しました。
[ロシア海軍最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンはカリーニングラード造船所からバルチースク基地へ移動した]

6月21日、航行試験の為の本格的な出航準備が始まりました。
[ロシア海軍最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンの航行試験が始まる]

6月25日、「イワン・グレン」は、初めての航行試験へ出発しました。
[ロシア海軍の最新鋭揚陸艦イワン・グレンは航海試験の為に出航した]

8月15日にはクロンシュタットへ入港し、8月23日~24日には輸送戦闘ヘリコプターKa-29の発着試験が行なわれました。
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その後もフィンランド湾で試験を行なっていた「イワン・グレン」は、8月28日に暴風海域で民間の小型ボートを保護しました。
[フィンランド湾で洋上試験中のロシア海軍最新大型揚陸艦イワン・グレンは暴風海域で民間艇を保護した]

フィンランド湾での航行試験は2016年8月31日に完了し、「イワン・グレン」バルチースクへ戻りました。
[ロシア海軍最新大型揚陸艦イワン・グレンはフィンランド湾での洋上試験を終えた]

しかし、その後に艦の消磁システムの不具合が発覚し、航行試験は中断されました。

「イワン・グレン」は2016年末までにロシア海軍へ引き渡される筈でしたが、またも翌年(2017年)に延期される事になりました。

「イワン・グレン」は、カリーニングラード『ヤンターリ』造船所で不具合の改修が進められていました。
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2017年6月3日にカリーニングラードからバルチースクへ移動し、6月上旬に洋上試験を再開しました。

[ロシア海軍の最新大型揚陸艦イワン・グレンはバルト海での洋上試験を再開する]

その後、7月30日の「ロシア海軍の日」観艦式へ参加するため、クロンシュタットへ移動しました。

7月30日、クロンシュタットで行なわれた観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。

[2017年7月30日にクロンシュタットとサンクトペテルブルクで挙行される『ロシア海軍の日』観艦式には約40隻の艦船が参加する]

その後、洋上試験を再開し、10月21日にはバルト海AK-630M 30mmガトリング砲の射撃試験を実施しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2017年10月21日11時14分配信
【大型揚陸艦「イワン・グレン」は海上で砲複合体の試験を行なった】

10月27日にも30mmガトリング砲の射撃試験を実施しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2017年10月27日14時29分配信
【大型揚陸艦「イワン・グレン」乗組員は海上で砲射撃を実施した】

11月14日までに工場航行試験は終わりました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2017年11月14日20時53分配信
【大型揚陸艦「イワン・グレン」は工場航行試験を完了した】

その後、国家試験が始まり、12月9日までに軍用車両の積載及び下船試験が行われました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2017年12月9日11時6分配信
【大型揚陸艦「イワン・グレン」の国家試験の枠組みで車両積載試験が実施された】

12月22日までにバルト海30mm機関砲(AK-630M 30mmガトリング砲30mm2連ガトリング砲「ドゥエト」)の射撃試験が行われました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2017年12月22日14時0分配信
【試験中の大型揚陸艦「イワン・グレン」はバルト海で砲射撃を実施した】


「イワン・グレン」は2017年12月末にロシア海軍へ引き渡される筈だったのですが、艦の後進の制御に問題が有る事が判明した為、またもや引き渡しが延期されました。
[最新大型揚陸艦イワン・グレンのロシア海軍への引き渡しは2018年春以降になる]

2018年4月3日、「イワン・グレン」国家試験を再開する為に出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンは洋上試験再開の為にバルト海へ出航した]

5月4日までに試験は完了し、カリーニングラード造船所へ戻ってきました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンの洋上試験は完了した]

その後は造船所で検査が行なわれ、6月2日に完了しました。
[プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦イワン・グレンはロシア海軍へ引き渡す前の検査を完了した]

そして2018年6月20日、「イワン・グレン」ロシア海軍へ納入され、正式な就役式典となる聖アンドレイ旗(ロシア海軍旗)初掲揚式典が開催されました。

[プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦イワン・グレンはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]
2018年10月22日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦イワン・グレンは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]
「イワン・グレン」北方艦隊第121揚陸艦旅団へ編入されました。

その後の動向は明らかにされていませんが、2021年4月にはポリャールヌイ『第10艦船修理工場』で修理が行なわれました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新大型揚陸艦イワン・グレンは修理を行なう]

修理を終えた「イワン・グレン」は4月24日にバレンツ海へ出航し、対テロ演習を行ないました。


2番艦「ピョートル・モルグノフ」は2015年6月11日に起工され、2018年5月25日に進水、2020年12月23日にロシア海軍へ引き渡され、北方艦隊第121揚陸艦旅団へ編入されました。

[プロジェクト11711(イワン・グレン型)大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]
2021年1月30日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭大型揚陸艦ピョートル・モルグノフは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]


以前にはプロジェクト11711の建造は「イワン・グレン」「ピョートル・モルグノフ」の2隻で終了する予定でしたが、その後、一転して2隻が追加建造される事になりました。
[ロシア海軍の為に2隻のプロジェクト11711大型揚陸艦(イワン・グレン型)が追加建造される]

そして2019年4月23日に「ウラジーミル・アンドレーエフ」「ワシーリー・トルシン」の2隻が起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト11711大型揚陸艦ウラジーミル・アンドレーエフとワシーリー・トルシンはカリーニングラードで起工された]

この2隻は、最初の2隻よりもサイズが拡大した改良型になります。
[サンクトペテルブルク国際海軍サロン(IMDS-2019)で改イワン・グレン型揚陸艦カイマンが公開された]
[改イワン・グレン型大型揚陸艦2隻は2023-2024年にロシア海軍へ就役する]

「ウラジーミル・アンドレーエフ」「ワシーリー・トルシン」太平洋艦隊へ配備されます。
『イズベスチヤ』より
2019年6月5日0時1分配信
【太平洋からクリルへ:新たな「揚陸艦」は極東の境界を強化する】

ロシア海軍太平洋艦隊の最新コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"と"グロームキー"はピョートル大帝湾で対潜演習を実施した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2021年4月23日6時49分配信
【太平洋艦隊の2つの対潜打撃艦グループは日本海での演習中に仮想敵潜水艦を攻撃した】

太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊の2つの対潜打撃艦グループは、冬季訓練期間の成績査定検査の枠組みにおいて日本海で対潜演習を実施した。

戦術グループの構成には、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」「グロームキー」、更には小型対潜艦「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」「メチェーリ」が加わっていた。
ピョートル大帝湾で彼らは、対潜兵器を用いた仮想敵潜水艦の捜索及び攻撃の任務へ実地に取り組んだ。

仮想敵として太平洋艦隊大型ディーゼル潜水艦が行動した。
それは演習海域で隠密操艦を行なった。

艦隊の海上航空隊対潜航空機Il-38と協同でコルベット及び小型対潜艦潜水艦を探知し、それを対潜兵器で攻撃した。
小型対潜艦噴射推進爆雷の一斉射撃を実施し、コルベット小口径対潜・対魚雷複合体「パケート」潜水艦に対し仮想使用した。



ロシア太平洋艦隊向けプロジェクト20380コルベットの1隻目となる「ソヴェルシェーンヌイ」(333)は、2006年6月30日にコムソモリスク・ナ・アムーレアムール造船工場で起工され、2015年5月22日に進水し、2017年7月20日に就役しました。

[コムソモリスク・ナ・アムーレで建造された最初の新世代コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"はロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]

2019年5月初頭に黄海で実施されたロシア海軍中国海軍合同演習『海洋協同-2019』へ参加しました。
[ロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2019』(2019年5月)]

2020年4月1日から6月20日まで同型艦「グロームキー」と共に太平洋への遠距離航海を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"と"グロームキー"は遠距離航海を終えてウラジオストクへ帰投した]

2020年8月下旬にベーリング海周辺で行なわれた演習『大洋の盾-2020』へ参加しました。
[ロシア海軍演習『大洋の盾-2020』(2020年8月)]

2020年3月29日にピョートル大帝湾ジェルトゥヒナ島100mm砲の艦砲射撃を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"はピョートル大帝湾で艦砲射撃訓練を行なった]


ロシア太平洋艦隊向けのプロジェクト20380コルベットの2隻目となる「グロームキー」は、コムソモリスク・ナ・アムーレ『アムール造船工場』で2012年4月20日に起工され、2017年7月28日に進水し、2018年12月25日にロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入されました。

[プロジェクト20380コルベット"グロームキー"はロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]

2020年4月1日から6月20日まで同型艦「ソヴェルシェーンヌイ」と共に太平洋への遠距離航海を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"と"グロームキー"は遠距離航海を終えてウラジオストクへ帰投した]

2020年8月下旬にベーリング海周辺で行なわれた演習『大洋の盾-2020』へ参加しました。
[ロシア海軍演習『大洋の盾-2020』(2020年8月)]

2021年3月26日にピョートル大帝湾で対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新コルベット"グロームキー"はピョートル大帝湾で対潜戦闘訓練を行なった]

2021年4月3日には2隻のコルベット対機雷防衛艦「ヤーコフ・バリャーエフ」(2020年12月26日就役)と共に日本海で砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフと最新コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"、"グロームキー"は日本海で砲撃訓練を行なった]

2021年4月22日にはロシア太平洋艦隊旗艦のナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(1990年1月7日就役)、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」(1986年2月2日就役、2016年から近代化改装)と共にピョートル大帝湾で各種砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグ、フリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"、コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"、"グロームキー"はピョートル大帝湾で砲撃訓練を行なった]

4月23日には2隻のコルベットが2隻の小型対潜艦と共にピョートル大帝湾で対潜演習を行ないました。

プロジェクト1124M小型対潜艦「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」(1990年12月29日就役)
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プロジェクト1124M小型対潜艦「メチェーリ」(1991年3月14日就役)
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ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は地中海遠征を終えて母港セヴェロモルスクへ帰投した


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2021年4月23日16時30分配信
【フリゲート「アドミラル・カサトノフ」は遠距離航海からセヴェロモルスクへ到着した】

フリゲート「アドミラル・フロータ・カサトノフ」は、その最初の遠距離航海から北方艦隊主要基地セヴェロモルスクへ到着した。
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歓迎式典には、ロシア海軍総司令官ニコライ・エフメノフ大将ロシア英雄・北方艦隊司令官アレクサンドル・モイセーエフ大将が参加した。
彼らは、遠距離航海任務を成功裏に遂行し、母国へ戻ってきた船員を祝福した。

海軍総司令官は、同プロジェクトのフリゲートはロシアで最新の戦闘艦であり、今年、プロジェクト22350フリゲートのトップ「アドミラル・フロータ・ソヴエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」により試験が完了する極超音速兵器の最初の標準搭載艦となる事を指摘した。
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北方艦隊司令官は、乗組員と、艦長として最初の遠距離航海を完了させたアレクセイ・リャボシタン2等海佐のプロ意識と技量を高く評価した。
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式典中、フリゲート艦長は伝統により子豚の丸焼きと、艦の女性評議会からパンを贈られた。
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ロシア最新フリゲートの遠距離航海は、昨年12月30日に始まった。
2ヶ月以上に渡り艦は地中海で行動し、アルジェリア、ギリシャ、エジプト、キプロス、シリア、トルコの港を訪れ、単独で、そしてロシア海軍の他の艦や航空機と協同で一連の演習を実施した。
航海の最終段階でフリゲートは、ロシア海軍総司令官ニコライ・エフメノフ大将の総指揮の下で実施された北極の危機的状況を解決する為の兵種間指揮参謀演習へ参加した。

長期航海中に艦は22000海里以上を走破した。
フリゲートと共に、救助曳船ニコライ・チケル」中型海洋給油船「ヴャジマ」が行動し、先週末に駐留所へ到着した。



1等多目的フリゲート・プロジェクト22350の2番艦「アドミラル-フロータ・カサトノフ」は、サンクトペテルブルク『北方造船所』で2009年11月26日に起工され、2014年12月12日に進水し、2020年7月21日にロシア海軍へ就役しました。

[プロジェクト22350(アドミラル・ゴルシコフ型)フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフはロシア海軍へ就役した]

ロシア海軍へ就役した「アドミラル・カサトノフ」は、7月26日の『ロシア海軍の日』サンクトペテルブルクネヴァ川で行なわれた観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。


その後もバルト海に留まっていましたが、2002年9月に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ回航される事になりました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は北方艦隊基地セヴェロモルスクへ向かっている]

9月15日、「アドミラル・カサトノフ」セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]

その後、「アドミラル・カサトノフ」白海へ移動し、9月29日には有翼ミサイル「カリブル」(対地攻撃型)を発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海で巡航ミサイル"カリブル"を地上へ発射した]

10月2日に母港セヴェロモルスクへ帰投しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海からセヴェロモルスクへ帰投した]

「アドミラル・カサトノフ」は各種演習や乗組員の錬成訓練を行なう為、10月15日にバレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で演習を行なう]

数日後に帰投した後、今度は対潜演習を行なう為、10月20日にバレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で対潜演習を行なう]

バレンツ海で対潜演習を行なった後、10月24日にセヴェロモルスクへ帰投しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海で対潜演習を行なった後に帰投した]

この時、新型対潜ミサイル「オトヴェート」の発射試験も行なわれました。
[ロシア海軍の新型対潜ミサイル"オトヴェート"の試験は完了した]

11月7日、バレンツ海白海で戦闘訓練を行なう為に出航しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海と白海で戦闘訓練を行なう]

バレンツ海での戦闘訓練の後、11月11日に白海沿岸のセヴェロドヴィンスク(白海海軍基地)へ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はセヴェロドヴィンスクへ到着した]

翌11月12日、「アドミラル・カサトノフ」白海有翼ミサイル「カリブル」チジャ射爆場の地上目標へ発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は白海で巡航ミサイル"カリブル"を地上目標へ発射した]

11月14日に母港セヴェロモルスクへ帰投しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はバレンツ海と白海での演習を終えてセヴェロモルスクへ帰投した]

12月初頭には「アドミラル・カサトノフ」乗組員へ新型コロナウイルスのワクチン接種が行なわれました。


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2020年12月30日、「アドミラル・カサトノフ」セヴェロモルスクから出航し、遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は遠距離航海へ出発した]

出航後、バレンツ海救助曳船「ニコライ・チケル」(1989年4月12日就役)と合流しました。
『Marine Traffic』より
【曳船「ニコライ・チケル」】

「アドミラル・カサトノフ」「ニコライ・チケル」は2021年の新年をノルウェー海で迎え、その後にラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過、1月11日にはビスケー湾を抜けて大西洋上へ出ました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は大西洋へ出た]
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1月14日にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]

1月15日にバルト艦隊中型海洋給油船「コラ」から洋上給油を受けました。
[ロシア海軍バルト艦隊の中型海洋給油船コラは地中海で北方艦隊のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"への洋上給油を行なった]

1月18日にアルジェリアアルジェ港へ寄港しました。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はアルジェリアのアルジェ港を訪れた]
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1月20日にアルジェ港を出航し、地中海東部へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はアルジェリアを去った]

1月22日から地中海中部(マルタ海峡付近)で演習を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は地中海中部で演習を開始した]

1月26日、「ニコライ・チケル」地中海東部キプロス島南部のリマソール港を訪れました。
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[ロシア海軍北方艦隊の大洋救助曳船ニコライ・チケルはキプロスのリマソール港を訪れた]

1月27日、「アドミラル・カサトノフ」地中海東部で対空戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は地中海東部で対空戦闘訓練を行なった]

1月28日、「ニコライ・チケル」リマソール港を出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大洋救助曳船ニコライ・チケルはキプロスのリマソール港を去った]
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その後、「ニコライ・チケル」「アドミラル・カサトノフ」は合流し、2月3日にはギリシャピレウス港を訪れました。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はギリシャのピレウス港を訪れた]

2月5日にピレウス港を出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はギリシャを去った]

そして、地中海東部で行動中の「アドミラル・カサトノフ」「ニコライ・チケル」へ、北方艦隊プロジェクトREF-675中型海洋給油船「ヴャジマ」(1982年9月29日就役)が合流する事になり、2月初頭にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の中型海洋給油船ヴャジマは地中海東部でフリゲート"アドミラル・カサトノフ"と合流する]

『Marine Traffic』より
【給油船「ヴャジマ」】

一方、「アドミラル・カサトノフ」「ニコライ・チケル」は、2月16日にエジプトアレクサンドリア港を訪れました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はエジプトのアレクサンドリア港を訪問した]

最近は世界的なコロナウイルス流行の為、外国港を訪れても乗組員の市内旅行は行なわれていませんでしたが、今回のアレクサンドリア訪問では、久しぶりに市内旅行が実施されました。

「アドミラル・カサトノフ」「ニコライ・チケル」は、2月18日午後にアレクサンドリア港を出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はエジプトのアレクサンドリア港を去った]

その後、「アドミラル・カサトノフ」エーゲ海へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はエーゲ海に居る]
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一方、「ヴャジマ」「ニコライ・チケル」は、3月2日にキプロス島南部のリマソール港へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊の中型海洋給油船ヴャジマと救助曳船ニコライ・チケルはキプロスのリマソール港へ寄港した]

同じ3月2日、「アドミラル・カサトノフ」は、マルマリス近郊のトルコ海軍基地アクザス・カラーガチへ寄港しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はトルコ海軍基地を訪れた]
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「アドミラル・カサトノフ」は3月4日にアクサズ・カラーガチから出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はトルコのアクサズ海軍基地を去った]

翌3月5日、「ヴャジマ」「ニコライ・チケル」リマソール港から出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の中型海洋給油船ヴャジマと救助曳船ニコライ・チケルはキプロスのリマソール港を去った]

3月8日、今度は「アドミラル・カサトノフ」リマソール港へ寄港し、3月10日に出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はキプロスのリマソール港へ寄港した]

その後、「アドミラル・カサトノフ」は西へ向かい、3月17日にはクレタ島南東海域で行動していました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はクレタ島沖に居る]

3月22日に給油船「ヴャジマ」から洋上給油を受けました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はクレタ島沖で洋上給油を受けた]

3月24日に再びギリシャピレウス港へ寄港しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は再びギリシャのピレウス港を訪れた]

「アドミラル・カサトノフ」は3月26日にピレウス港を出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はギリシャを去った]

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その後、「アドミラル・カサトノフ」と随伴船は地中海を東進し、3月29日に「ヴャジマ」から洋上給油を受け、3月30日には地中海中央部(アルジェリア東方沖付近)で潜水艦捜索演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は地中海中央部で潜水艦捜索演習を行なった]

4月1日にジブラルタル海峡を通過して大西洋へ出ました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は地中海を去った]

その後、ビスケー湾を通過し、4月5日にはラ・マンシュ海峡(英仏海峡)へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は英仏海峡を通過する]

しかし、海峡を通過中に嵐に遭遇した為、セーヌ湾で数日間停泊しました。
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その後、再び移動を開始し、4月8日にパ・ド・カレーを通過しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"は英仏海峡を通過した]

4月10日にはノルウェー海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・カサトノフ"はノルウェー海で潜水艦捜索訓練を行なう]

4月16日に救助曳船「ニコライ・チケル」セヴェロモルスクへ帰投し、翌4月17日には中型海洋給油船「ヴャジマ」ムルマンスクへ帰投しました。
[ロシア海軍北方艦隊の中型海洋給油船ヴャジマと救助曳船ニコライ・チケルは地中海遠征から帰投した]

一方、「アドミラル・カサトノフ」バレンツ海で行なわれた北方艦隊の演習へ参加した後、4月23日にセヴェロモルスクへ帰投しました。

クリミア半島沿岸でロシア海軍黒海艦隊とロシア南方軍管区の上陸演習が行なわれた




『タス通信』より
2021年4月22日19時1分配信
【黒海艦隊のフリゲートはクリミアの演習で海上揚陸部隊への火力支援を与えた】
オプーク射爆場/クリミア、4月22日/タス通信

フリゲート「アドミラル・マカロフ」「アドミラル・エッセン」は、ロシア連邦軍の兵種間演習においてクリミア沿岸へ上陸する海上揚陸部隊へ火力支援を与えた。
木曜日にロシア連邦国防省は報道機関へ伝えた。

「揚陸部隊の上陸の火力の準備は、クリミアのオプーク諸兵科射爆場での兵種間演習の活動段階中に黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・マカロフ"と"アドミラル・エッセン"により提供されました。
艦砲の砲撃調整は、フリゲートの甲板から射出された無人飛行装置により保障されました」

軍当局は話した。
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同省が話したように、火力支援艦支隊には更に、ロケット巡洋艦「モスクワ」小型ロケット艦も加わっていた。
哨戒艇「ラプトル」高速ボートは、海軍歩兵強襲グループの輸送を保障した。
揚陸グループの通路の安全は、海洋掃海艦により解決された。

「初めて揚陸グループ及び直接火力支援支隊の一員として、黒海艦隊船員とカスピ小艦隊の艇~揚陸艇セルナ及びプロジェクト"シュメーリ"砲艇の乗組員が一緒に行動しました」
軍当局は強調した。

同省は、黒海艦隊北方艦隊の乗組員は海軍歩兵装甲兵員輸送車の上陸を保障したと述べた。

[ヘリコプターと小型ロケット艦の支援]
黒海艦隊
小型ロケット艦「ヴイシニー・ヴォロチョーク」「グライヴォロン」は、クリミアオプーク諸兵科射爆場での兵種間演習において、対揚陸防衛手段を砲撃し、砲による打撃を与えた。
「海上揚陸グループ火力支援支隊の一員として行動する小型ロケット艦は、射程距離20km以上の口径100mm砲装置A-190を使用しました」
軍当局は話した。

対揚陸防衛部隊の人員と装甲施設の火力破壊の中核として、艦砲と共に支援連合部隊及び作戦戦術航空隊が行動した。
「標的への統制攻撃と砲撃の調整は、無人飛行装置オルラン-10により保障されました」
同省は付け加えた。

更に軍団航空隊の7個ヘリコプター班が、クリミアへの海上揚陸部隊の上陸支援の為に関わった。
「敵の防衛の安定を破壊し、自動車化射撃部隊の為の海上揚陸部隊の上陸を支援する為、輸送揚陸機Mi-8MTShテルミナートルと打撃機Ka-52アリガートルを含む軍団航空隊の7個ヘリコプター班が行動しました」
同省は話した。

軍当局は、自動車化射撃兵戦術ヘリコプターグループの一員として海上揚陸部隊の行動を空中から支援したと話した。

「空中機動部隊の一員として、迫撃砲手、対戦車ミサイル複合体班、携帯高射ミサイル複合体で武装した部隊、更には航空統制官と弾着観測員が行動しました」
同省は列挙した。

[海上目標への打撃]
作戦-戦術航空隊
は、クリミアの兵種間演習中に海上目標の破壊へ取り組んだ。
「南方軍管区の航空・防空連合部隊及び黒海艦隊海上航空隊の作戦-戦術航空隊の2個飛行隊の航空機は、距離100kmに配置された揚陸支隊を模した目標へミサイル-爆弾による打撃を与えました」
軍当局
は話した。

同省は話した。
「戦闘機Su-30SM、爆撃機Su-24、Su-34は、電波位置測定ステーション及び仮想敵艦の高射ミサイル複合体の視認ゾーンから外れ、低高度及び超低高度で目標地域の飛行を行ないました」

「誘導対艦ミサイルKh-31Aの発射は、距離30kmで戦闘機Su-30SMにより行なわれ、爆撃機は高度600メートルから破片-フガス航空爆弾で打撃を与えいました」
同省は強調した。

クリミアの兵種間演習の活動段階には、10000名以上の将兵が参加し、40隻以上の戦闘艦と20隻の支援船を含む1200両の兵器と軍用機材が関わっている。

[海上揚陸の防護]
黒海艦隊
の部隊は、海上航空隊及び南方軍管区航空・防空連合部隊のカバーの下で、黒海艦隊、北方艦隊バルト艦隊の7隻の大型揚陸艦、更にはカスピ小艦隊の15隻の揚陸艇及び砲艇で構成される揚陸艦支隊の防護へ取り組んでいる。
黒海艦隊情報供給部は発表した。

「打撃艦グループは、小型ロケット艦及びロケット艇により形成され、揚陸部隊の対艦防衛を担っています。
捜索打撃艦グループを構成する小型対潜艦の乗組員は仮想敵潜水艦の捜索を行ない、揚陸艦の対潜保護を担っています。
海上航空隊及び南方軍管区の航空・防空連合部隊の航空機が空中からカバーしています」

声明では、こう述べられた。

現在、艦隊間上陸グループ海上揚陸部隊は海上を移動し、指定上陸場所である無防備の海岸まで海上を移動している。
「冬季訓練期間の成績査定検査の一環である黒海エリアでの演習は、南方軍管区氏司令官アレクサンドル・ドヴォルニク上級大将の指揮下で行なわれています」
プレスリリースは述べた。

ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグ、フリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"、コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"、"グロームキー"はピョートル大帝湾で砲撃訓練を行なった


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2021年4月22日3時0分配信
【太平洋艦隊の艦は日本海で仮想敵目標への合同砲射撃を実施した】

冬季訓練期間の成績査定検査の枠組みで、太平洋艦隊の2個戦術艦グループ日本海で戦闘訓練を実施した。

太平洋艦隊旗艦ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、近代化フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」、コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」が含まれる打撃艦グループは、戦闘訓練射爆場において、海上、空中、沿岸目標へを砲火で破壊する複合課題を合同で解決した。

ピョートル大帝湾打撃艦グループは、支隊の組織的対空防衛演習を実施し、空中目標への砲射撃を行なった。
部隊の行動の統制は、連合部隊の主指揮所から行なわれた。

その後、ジェルトゥヒナ島の射爆場地域で艦の乗組員は、起伏のある場所で隠蔽された仮想敵沿岸目標を砲撃で制圧する課題を成功裏に解決した。
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もう1つの合同射撃は、水上艦を模した大型砲撃曳航盾に対して実施された。

フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」コルベットは、新たな100mm汎用艦載砲装置A-190の砲撃で、親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」130mm砲装置AK-130からの砲撃で目標を撃破した。
更に、海洋機雷模型を破壊する為、艦は6銃身30mm自動砲装置AK-630を使用した。



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ロシア太平洋艦隊旗艦のナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(1990年1月7日就役)は、2020年11月1日から12月30日まで東南アジアへの遠距離航海を行ないました。
[ロシア太平洋艦隊東南アジア遠征(2020年11月-12月)]

2021年3月4日、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」及び大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」と共にピョートル大帝湾へ出航して対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグ、フリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"、大型対潜艦アドミラル・トリブツはピョートル大帝湾で対潜戦闘訓練を行なった]

3月30日にピョートル大帝湾へ出航し、地上目標への艦砲射撃訓練と機雷掃討訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはピョートル大帝湾で艦砲射撃訓練を行なった]

翌3月31日、ピョートル大帝湾で対空防衛演習を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはピョートル大帝湾で対空防衛演習を実施した]


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大規模な近代化改装を行なったフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」(1986年2月2日就役、2016年から近代化改装)は、2021年2月から乗組員の本格的な錬成訓練を開始しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"はウラジオストク港内で乗組員の錬成訓練を行なった]

4月4日にはピョートル大帝湾で砲撃訓練を行ないました。
[近代化改装されたロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"はピョートル大帝湾で砲撃訓練を行なった]

2021年4月6日、「マルシャル・シャーポシニコフ」は、初めて有翼ミサイル「カリブル」(対地型)を地上目標へ発射しました。

[近代化改装されたロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"は日本海で巡航ミサイル"カリブル"を発射した]
ミサイル日本海から発射され、距離1000km以上離れたタタール海峡西岸のシュルク岬(ソヴィエツカヤ・ガヴァニの北方)の標的へ命中しました。
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翌4月7日、今度は水上目標へ有翼ミサイル「カリブル」(対艦型)を発射しました。

[近代化改装されたロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"は日本海で対艦ミサイル"カリブル"を発射した]

4月8日には無人機を使用して地上目標への艦砲射撃訓練を行ないました。
[近代化改装されたロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"はピョートル大帝湾で艦砲射撃訓練を行なった]


ロシア太平洋艦隊向けプロジェクト20380コルベットの1隻目となる「ソヴェルシェーンヌイ」(333)は、2006年6月30日にコムソモリスク・ナ・アムーレアムール造船工場で起工され、2015年5月22日に進水し、2017年7月20日に就役しました。

[コムソモリスク・ナ・アムーレで建造された最初の新世代コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"はロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]

2019年5月初頭に黄海で実施されたロシア海軍中国海軍合同演習『海洋協同-2019』へ参加しました。
[ロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2019』(2019年5月)]

2020年4月1日から6月20日まで同型艦「グロームキー」と共に太平洋への遠距離航海を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"と"グロームキー"は遠距離航海を終えてウラジオストクへ帰投した]

2020年8月下旬にベーリング海周辺で行なわれた演習『大洋の盾-2020』へ参加しました。
[ロシア海軍演習『大洋の盾-2020』(2020年8月)]

2020年3月29日にピョートル大帝湾ジェルトゥヒナ島100mm砲の艦砲射撃を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"はピョートル大帝湾で艦砲射撃訓練を行なった]


ロシア太平洋艦隊向けのプロジェクト20380コルベットの2隻目となる「グロームキー」は、コムソモリスク・ナ・アムーレ『アムール造船工場』で2012年4月20日に起工され、2017年7月28日に進水し、2018年12月25日にロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入されました。

[プロジェクト20380コルベット"グロームキー"はロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]

2020年4月1日から6月20日まで同型艦「ソヴェルシェーンヌイ」と共に太平洋への遠距離航海を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"と"グロームキー"は遠距離航海を終えてウラジオストクへ帰投した]

2020年8月下旬にベーリング海周辺で行なわれた演習『大洋の盾-2020』へ参加しました。
[ロシア海軍演習『大洋の盾-2020』(2020年8月)]

2021年3月26日にピョートル大帝湾で対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新コルベット"グロームキー"はピョートル大帝湾で対潜戦闘訓練を行なった]

4月3日には2隻のコルベット対機雷防衛艦「ヤーコフ・バリャーエフ」(2020年12月26日就役)と共に日本海で砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ヤーコフ・バリャーエフと最新コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"、"グロームキー"は日本海で砲撃訓練を行なった]


2021年4月22日には4隻揃ってピョートル大帝湾へ出航し、対空、対水上、対地、対機雷砲撃訓練を行ないました。

女性は未だロシア海軍の艦で勤務する事は無い

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『タス通信』より
2021年4月21日6時5分配信
【中将は女性は未だ海軍の艦と潜水艦で勤務しないと言った】
モスクワ、4月21日/タス通信

女性は未だロシア海軍戦闘艦潜水艦で勤務する事は無い。
ソヴィエト連邦海軍元帥N.G.クズネツォフ記念海軍アカデミー校長ヴィクトール・ソコロフ中将は新聞『クラースナヤ・ズヴェズダー』のインタビューに対し話し、少女達は海軍教育へ積極的な関心を持っている事を確認した。
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「無論、戦闘艦や潜水艦で女性軍人を見る事は未だ有りません。
これは、訓練の水準や、肉体的に女性は戦闘艦で公務を遂行する事が不可能であるという事に関連するものではありません。
ロシア海軍の確立された伝統は、歴史的に順応しております。
軍事船員は、母、娘、妻に特別な態度をとっています。
従いまして、艦における勤務の全ての重荷は、常に男の肩に掛かっています。
ですが御存知のように、幾ばくかの時間が過ぎれば、見方は変わってくるでしょう」
ソコロフ
は話した。

彼は、女性の間では海軍アカデミーへの入学競争が高く、その訓練の為の最適な条件が作成されている事を指摘した:組織的な教育プロセス、スポーツへの取り組み、様々な文化的行事への参加。

「多くの志願者は、子供の頃から祖国の利益の為の軍での勤務を夢見ています。
成長後、彼らは軍の階級の授与により、地位、将来、安定を得る事を知ります。
現在、海軍軍事練習研究センターで、少女達は、高等及び中等専門技量教育の2つの軍事専門分野で教育を受けています」

アカデミー校長は話した。
その後、彼女達は、~戦略的から戦術的までの様々なレベルの軍指揮組織、更には海軍沿岸部門へ受け入れられると彼は説明した。

報じられているように、黒海艦隊哨戒艇の最初の女性乗組員の作成実験が完了し、それは成功と認められた。
実験中、女性軍人は集中総合兵科訓練コースを受け、艇長、機関士、操舵信号の専門分野を学習した。

ロシア海軍黒海艦隊の水上艦は南方軍管区の襲撃機Su-25UTGと合同演習を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2021年4月20日11時15分配信
【黒海艦隊艦支隊は南方軍管区航空隊との合同活動へ取り組んだ】

黒海艦隊の20隻以上の艦は、冬季訓練期間の艦隊の成績査定検査の枠組みで南方軍管区航空・防空連合部隊襲撃機Su-25SM3乗員との合同活動へ取り組んだ。
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フリゲート「アドミラル・マカロフ」、「アドミラル・エッセン」小型ロケット艦「グライヴォロン」「ヴイシニー・ヴォロチョーク」、更にロケット艇、小型対潜艦、大型揚陸艦で構成される黒海艦隊艦支隊は、電波電子妨害の積極的な使用及び対空防衛手段の仮想使用を伴う仮想敵空中攻撃手段の撃退演習を実施した。

次に、南方軍管区襲撃機飛行隊の3機は、戦闘コースへ進入し、支隊へミサイル兵器を仮想使用し、艦載対空防衛手段の報復攻撃を回避する訓練を実施した。

飛行は、困難な水文気象条件下の超低高度で行なわれた。

演習は、冬季訓練期間の南方軍管区の成績査定検査の総合戦術テストである黒海艦隊部隊の成績査定検査計画に沿って行なわれる。

以前、南方軍管区の50機以上の航空機が成績査定検査の枠組みでクリミア共和国の上空飛行を行なった。

ロシア海軍の為の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"の発射試験は2021年末に完了する

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『タス通信』より
2021年4月20日22時4分配信
【極超音速有翼ミサイル「ツィルコン」の試験は2021年の完了が計画されている】
モスクワ、4月20日/タス通信

ロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグは、極超音速有翼ミサイル「ツィルコン」の試験は2021年の完了が計画されていると言った。

「今年には、極超音速有翼ミサイル"ツィルコン"の試験完了が計画されています。
この複合体は、原子力潜水艦と遠海ゾーン水上艦への装備が予定されています」
ショイグ
は火曜日に軍当局の参与会議で話した。

これに加え、彼は、北方艦隊は79の軍用機材サンプルの試験の実施が規定されていると述べた。

「その中には、13隻の艦船、4隻の原子力潜水艦が有ります。
これはノヴォシビルスククラスノヤルスククニャージ・オレグゲネラリーシムス・スヴォーロフです」

国防相は話した。

「特に重要なのは」彼は強調した。
「昨年に軍備採用された最新戦闘艦~原子力水中巡洋艦クニャージ・ウラジーミルフリゲート アドミラル・フロータ・カサトノフが成功裏に最初の遠距離航海を行ない、世界の大洋の重要な作戦海域で戦闘任務を遂行した事です」



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極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」(ジルコン、風信子石)は、以前に長距離超音速有翼ミサイル「バザーリト」/「ヴルカーン」「グラニート」、そして超音速ミサイル「オーニクス」を開発した科学生産合同『機械製造』が新たに開発しているミサイルです。

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[長距離打撃ミサイル複合体バザーリト/ヴルカーン]

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[有翼ミサイル複合体グラニートは軍備採用30周年を迎えた]

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[ロシア海軍は2019年に55基の超音速対艦ミサイル"オーニクス"を受領する]

科学生産合同『機械製造』は、長距離超音速有翼ミサイル「グラニート」の直接の後継となる筈だった「ボリード」(最大射程800km、飛翔速度マッハ4)の開発を1980年代末から開始し、1991年にはエンジンの最初の試験が行われたのですが、1990年代末には開発は中止されました。

「ツィルコン」の開発には、「ボリード」の開発作業の経験もフィードバックされているようです。


「ツィルコン」の発射試験は、2015年秋頃から始まりました。
[ロシア海軍の為の極超音速巡航ミサイル"ツィルコン"の試験が始まった]

初期の「ツィルコン」の発射試験は、アルハンゲリスク州ネノクサ村に在るロシア海軍ミサイル発射試験場で行なわれており、初期には失敗した事も有るようです。
[ロシア海軍の為の巡航ミサイルは試射中にアルハンゲリスク州ネノクサ村の住宅へ落下した]
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「ツィルコン」の発射試験は秘密裡に行なわれ、2016年4月に行なわれた試験では最大速度マッハ8を記録しました。
[ロシア海軍の為の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は発射試験で最大速度マッハ8に達した]

「ツィルコン」の試験完了と生産開始は、2018年からスタートする新たな国家軍備プログラム(2018-2027年の国家軍備プログラム)において実現する事になります。
[ロシア海軍の為の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は新たな2018-2027年の国家軍備プログラムにおいて開発を完了し、生産を開始する]

ネノクサ村ミサイル発射試験場からの「ツィルコン」発射試験は、10回以上行なわれました。
[ロシア海軍の為の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は10回以上の発射試験を行なった]

2019年2月20日、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチン氏は、教書演説において極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」の開発は順調に進んでいると発言しています。
[ロシア海軍の為の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"の開発は滞りなく進んでいる]

地上からの発射試験に続き、海上での発射試験が北方艦隊プロジェクト22350フリゲートの1番艦「アドミラル・ゴルシコフ」(2018年7月28日就役)により行なわれる事になりました。
[ロシア海軍の新たな極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は2019年末にフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"で洋上発射試験を行なう]

「アドミラル・ゴルシコフ」は2019年11月末に「ミサイル兵器」の試験の為、セヴェロドヴィンスクへ移動しました。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は新型ミサイルの試験を行なう為にセヴェロドヴィンスクへ到着した]

ただ、この時には発射試験は行わず、2019年12月末にセヴェロモルスクへ帰投しました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は母港セヴェロモルスクへ帰投した]

2020年1月初頭、「アドミラル・ゴルシコフ」バレンツ海「ツィルコン」の発射試験を行ないました。
ミサイルは500キロメートル以上を飛翔し、北ウラルの地上目標へ命中しました。
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[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は2020年1月に極超音速ミサイル"ツィルコン"の発射試験を行なった]

「アドミラル・ゴルシコフ」からの2回目の「ツィルコン」発射試験は、当初は2020年春に実施される予定であり、同艦は2020年4月初頭にセヴェロドヴィンスクへ回航され「ツィルコン」の運用(発射)に関する部分的な近代化改装が行なわれました。
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[ロシア海軍のプロジェクト22350(アドミラル・ゴルシコフ型)フリゲートは近代化される]

しかし、発射試験はコロナウイルスの影響により何度も延期されました。
[ロシア海軍北方艦隊の最新フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海で演習を行なう]

結局、白海で2回目の「ツィルコン」発射試験(海上目標に対しては初)が実行されたのは、2020年10月6日になりました。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は海上目標への極超音速ミサイル"ツィルコン"発射試験を行なった]

11月26日、「アドミラル・ゴルシコフ」白海から3回目の「ツィルコン」発射試験(海上目標に対しては2回目)を実行しました。
公表された動画を見る限り、発射は夜間(おそらくは11月25日深夜~11月26日未明)に実施されたようです。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海からバレンツ海の海上目標へ極超音速ミサイル"ツィルコン"を発射した]

12月11日、「アドミラル・ゴルシコフ」白海からチジャ射爆場の地上目標へ「ツィルコン」発射試験を実行しました。

[ロシア海軍北方艦隊の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は白海から極超音速ミサイル"ツィルコン"を地上へ発射した]

2020年の「ツィルコン」発射試験は、全て成功と認められました。
具体的には、「驚くべき」命中精度を示したという事のようです。
[2020年の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"発射試験は全て成功と認められた]

2021年には「ツィルコン」の発射試験は7回程度の実施が予定されています。
[ロシア海軍の為の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は2021年に7回の発射試験を行なう]

フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」からの発射試験では、複数のミサイルの一斉発射も予定されています。
[ロシア海軍の為の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は2021年末までに一斉発射試験を行なう]

原子力水中巡洋艦「セヴェロドヴィンスク」は、2021年中に少なくとも2回の「ツィルコン」発射試験を行ないます。
[ロシア海軍北方艦隊の原子力水中巡洋艦セヴェロドヴィンスクは2021年中に極超音速ミサイル"ツィルコン"を少なくとも2回発射する]

以前には、「アドミラル・ゴルシコフ」からの発射試験の後に「セヴェロドヴィンスク」からの発射試験を開始する予定でしたが、ほぼ同時並行で行なわれる事になったようです。
「セヴェロドヴィンスク」からの発射試験は、早ければ2021年6月に実施されます。
[ロシア海軍北方艦隊の原子力水中巡洋艦セヴェロドヴィンスクは2021年6月以降に極超音速ミサイル"ツィルコン"発射試験を開始する]

一方、「アドミラル・ゴルシコフ」の次の発射試験は、2021年5月~6月以降に実施されます。
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は2020年5月以降に極超音速ミサイル"ツィルコン"の国家試験を開始する]
[ロシア海軍北方艦隊のフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は2020年6月以降に極超音速ミサイル"ツィルコン"の国家試験を開始する]
これまでの「アドミラル・ゴルシコフ」による発射試験は「飛翔-設計試験」と呼ばれる初期段階の試験でしたが、今後実施されるのは、ミサイルの制式採用前の最終試験となる国家試験です。

「ツィルコン」の発射試験は2021年末の完了が予定されています。

「ツィルコン」の量産開始は、早ければ2022年になります。
[ロシア海軍の為の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"の量産は2022年に始まる]
[極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は2022年からロシア海軍への引き渡しが始まる]


「ツィルコン」は、超音速対艦ミサイル「オーニクス」対地/対艦巡航ミサイル「カリブル」の両方を発射できる汎用垂直発射機3S-14UKSKから発射できます。
(つまり、「カリブル」「オーニクス」と発射機を共有できる)

「ツィルコン」は、ロシア海軍の新世代艦であるプロジェクト22350フリゲート及びプロジェクト22350Mフリゲートプロジェクト885/885M「ヤーセン」原子力水中巡洋艦に装備されます。

この他、現在、大規模な近代化改装が行なわれている重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」にも装備されます。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装の完了は2023年になる?]

同様に大規模な近代化改装が行なわれるプロジェクト949A原子力水中巡洋艦(オスカーII級巡航ミサイル原潜)にも装備されます。
[ロシア海軍太平洋艦隊の原子力水中巡洋艦イルクーツクは近代化改装により合計48基の巡航ミサイル(カリブル/オーニクス/ツィルコン)を搭載する]

「ツィルコン」は、実質的には「グラニート」の後継という位置付けになるようです。

この他、現在、設計作業が進められており、2020年代から建造が始まるロシア海軍第5世代原子力潜水艦「ハスキー」/「ライカ」級にも装備されます。
[ロシア第5世代多目的原子力潜水艦プロジェクト「ハスキー/ライカ」]

基本的には大型水上艦及び原子力潜水艦に搭載される「ツィルコン」ですが、より小型の艦へ搭載する為の小型ヴァージョンも開発されます。
[ロシア海軍の小型艦の為に極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"軽量化型が開発される]

ロシア海軍航空隊は2027年までに20機の練習機Yak-130を導入する

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2021年4月20日9時58分配信
【海軍航空隊のパイロットは戦闘練習機Yak-130で訓練する】

2027年までにロシア連邦国防省は、20機以上の新たな練習戦闘航空機Yak-130を受け入れなければならない。
『イズベスチヤ』の情報によると、これらの機体は、艦上航空隊の飛行士を含む訓練の為、ロシア海軍へ軍備採用される。


この10年間で航空宇宙軍複合練習連隊の為に110機以上の航空機Yak-130が取得され、彼らの需要の完全な保障を可能にした。
海軍航空隊は、未だに最新の練習戦闘航空機で更新されていないと『イズベスチヤ』は指摘した。

Yak-130複座練習戦闘航空機であり、超機動戦闘機を含む現代の軍用航空機の飛行士の訓練の為に意図されている。
有翼機の制御プログラミングシステムは、候補生が飛行の準備を行なう航空機のタイプの特性のシミュレートを可能にする。

Yak-130の実用上昇限度は12500メートル、最大速度-時速1050キロメートル、航続距離-1850キロメートル。

基本ヴァージョンでは、航空機の武装構成を自由落下爆弾、無誘導ロケット、23mm航空機関砲GSh-23Pの吊り下げコンテナに調整できる。



現在、ロシア海軍航空隊の練習機は、旧チェコスロヴァキアアエロL-39アルバトロスが数機あるのみです。
(この他、北方艦隊艦上戦闘機航空連隊着艦練習機Su-25UTGを7機保有)
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これらのL-39は、クラスノダール地方エイスク飛行場海上航空隊要員戦闘順応・再訓練センターに配備されています。

2018年10月18日には、エイスク訓練センターL-39アゾフ海に墜落し、乗員2名が死亡しました。


無論、これでは訓練には不十分なので、2027年までに20機の練習機Yak-130が導入される事になるようです。

ロシア海軍太平洋艦隊の為の第3のプロジェクト06363潜水艦マガダンは係留試験を開始した

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2021年4月20日11時30分配信
【ディーゼルエレクトリック潜水艦「マガダン」の係留試験が始まった】

『アドミラルティ造船所』の専門家は、プロジェクト636.3(コード名「ワルシャワンカ」)大型ディーゼルエレクトリック潜水艦「マガダン」の係留試験へ着手した。
4月20日・火曜日に同社広報サービスが伝えたように、これは6月初頭まで続く。


この間に工場部門と請負組織の専門家は、潜水艦の航法システム、通信複合体、一般艦内システム、水中音響複合体、制御システム、魚雷ミサイル兵器複合体を点検する。

『アドミラルティ造船所』広報サービスは、係留試験が終わった後、艦は工場航行試験へ向かい、その完了は海軍の日(7月25日)に計画されている事を明らかにした。

「マガダン」は、太平洋艦隊の為にロシア連邦国防省が発注した(以前に同型シリーズは黒海艦隊へ受け入れられた)6隻から成るプロジェクト636.3潜水艦の3隻目である事が想い起こされる。
それは2019年11月1日に「ウファ」の名を受けた同型の第4の潜水艦と共に起工された。

「マガダン」は3月26日に進水した。
潜水艦ロシア海軍への引き渡しは2021年秋に予定されている。

[Mil.Press FlotProm参照]
プロジェクト636.3ディーゼルエレクトリック潜水艦
は、敵の潜水艦及び水上艦との戦闘の為、更には海軍基地、海上および沿岸交通線の防衛の為に海洋工学中央設計局『ルビーン』が開発した。
潜水艦の全長は73メートル、幅10メートル、限界潜航深度300メートル、水中速力20ノット、自立航行期間45日。
乗組員52名。
潜水艦は6門の口径533mm魚雷発射管機雷打撃ミサイル複合体「カリブル」で武装する。



[プロジェクト06363潜水艦(太平洋艦隊)]
そして太平洋艦隊向けにも6隻の06363潜水艦『アドミラルティ造船所』で建造される事になり、建造契約は2016年9月7日に締結されました。
[サンクトペテルブルクのアドミラルティ造船所はロシア海軍太平洋艦隊の為の6隻のプロジェクト06363潜水艦の建造契約を締結した]

2017年7月28日に最初の2隻~1番艦B-274「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」と2番艦B-603「ヴォルホフ」が同時に起工されました。

[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーとヴォルホフはサンクトペテルブルクで起工された]

「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」は、2019年3月28日に進水し、8月16日から10月10日までバルト海で洋上試験を行ない、11月25日にロシア海軍へ就役しました。

[プロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]

「ヴォルホフ」は、2019年12月26日に進水し、2020年6月下旬から10月中旬までバルト海で洋上試験を行ない、2020年10月24日にロシア海軍へ就役しました。

[プロジェクト06363潜水艦ヴォルホフはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]

この2隻は、2021年5月以降に極東へ回航されます。
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット"グレミャーシチー"と潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキー、ヴォルホフは2021年5月に極東へ回航される]

3番艦B-602「マガダン」と4番艦B-588「ウファ」は、2019年11月1日に起工されました。

[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦マガダンとウファはサンクトペテルブルクで起工された]

B-602「マガダン」は、2021年3月26日に進水しました。

[ロシア海軍太平洋艦隊の為の第3のプロジェクト06363潜水艦マガダンはサンクトペテルブルクで進水した]

4月20日に造船所の岸壁で係留試験が始まりました。

「マガダン」の洋上試験は2021年6月に始まります。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の第3のプロジェクト06363潜水艦マガダンは2021年6月に洋上試験を開始する]

ロシア海軍への引き渡しは2021年11月25日に予定されています。

太平洋艦隊向け06363潜水艦の5番艦「モジャイスク」と6番艦「ヤクーツク」は2021年に起工されます。
[ロシア海軍太平洋艦隊向けのプロジェクト06363潜水艦モジャイスクとヤクーツクは2021年に起工される]

太平洋艦隊向けの06363潜水艦6隻の建造は、2024年までに完了します。
[ロシア海軍太平洋艦隊向けのプロジェクト06363潜水艦6隻の建造は2024年末に完了する]

ロシア海軍の最新鋭原子力水中巡洋艦カザンは2020年11月に巡航ミサイル"カリブル"とオーニクスを同時に発射した

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『タス通信』より
2021年4月20日9時1分配信
【情報筋:プロジェクト885M原子力潜水艦は「カリブル」と「オーニクス」の一斉射撃が可能である】
モスクワ、4月20日/タス通信

プロジェクト885M(コード名「ヤーセン-M」)原子力潜水艦は、有翼ミサイル「カリブル-PL」「オーニクス」の一斉射撃が可能である。
『タス通信』防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。

「プロジェクト885M原子力潜水艦カザンは、国家試験中に垂直発射装置と魚雷発射管から2基のミサイルの一斉発射を実施しました」
彼は説明した。

彼によると
「2020年11月のカザンの国家試験中、一斉発射が実施され、このような性質の発射能力が確認されました」
垂直発射装置
から有翼ミサイル「オーニクス」が水上目標へ、魚雷発射管からミサイル「カリブル-PL」が沿岸目標へ発射された。
情報提供者によると、双方の目標は成功裏に撃破された。

『タス通信』は、この情報を公式に確認していない。
「オーニクス」を開発、製造する科学生産合同『機械製造』からのコメントは無かった。

以前、「カザン」は、今年は7月25日に祝われる『ロシア連邦海軍の日』海軍へ引き渡されると報じられた。

潜水艦海軍への引き渡し時期は、再三に渡り延期された。
以前の既存の計画によると、潜水艦は2020年末までの海軍への加入が想定されていた。
しかし、幾つかの理由により、計画された国家試験プログラムを定められた期限内に実行できなかった。
「カザン」は、試験実施中に有翼ミサイル「カリブル」及び「オーニクス」の発射プログラムを実行した。
これ以上の発射は計画されていない。

原子力潜水艦「カザン」は2017年3月31日に『セヴマシュ』で進水した。
2018年9月25日に工場航行試験へ出発した。
プロジェクト885/885M潜水艦の基本兵装は、有翼ミサイル「カリブル」或いは「オーニクス」、将来的には極超音速ミサイル「ツィルコン」である。



ロシア海軍第4世代原子力潜水艦であるプロジェクト885「ヤーセン」原子力水中巡洋艦の2番艦(改型のプロジェクト885M「ヤーセン-M」としては1番艦)「カザン」は、2009年7月24日にセヴェロドヴィンスク造船所『セヴマシュ』で起工されました。
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[改セヴェロドヴィンスク型原潜「カザン」起工]
[改セヴェロドヴィンスク型原潜カザンは新型機器のみを装備した初の第4世代原潜となる]
[改ヤーセン級多用途原潜カザンの操舵装置の製造が始まった]

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プロジェクト885M「ヤーセン-M」は、以前の885「ヤーセン」(「セヴェロドヴィンスク」)よりも全長が10メートル短くなり(つまり129.2メートル)、533mm魚雷発射管は8門に減らされ(「セヴェロドヴィンスク」は10門)、4連装垂直ミサイル発射管は10基(「セヴェロドヴィンスク」は8基)に増加しています。
従いまして、885の改良型と言うよりは実質的に新しい設計の潜水艦と言えます。

北方艦隊への配備が予定されている「カザン」の乗組員の編成は、2016年3月までに完了しました。
[ロシア海軍北方艦隊潜水部隊は新世代戦略原潜クニャージ・ウラジーミルと多用途原潜カザンの乗組員を編成した]

「カザン」は2017年3月31日に進水しました。

[ロシア海軍の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級2番艦カザンはセヴェロドヴィンスク造船所で進水した]

2017年7月末からは、造船所の岸壁で係留試験が始まりました。
[ロシア海軍の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級2番艦カザンの係留試験が始まった]

2018年9月24日、「カザン」は最初の航行試験(工場航行試験)へ出発しました。

[ロシア海軍の為のヤーセン級原子力水中巡洋艦2番艦カザンの航行試験が始まった]
試験は2019年1月初頭頃まで続きました。


当初、「カザン」ロシア海軍への引き渡しは2019年12月末に予定されていました。
[第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級2番艦カザンは2019年にロシア海軍へ引き渡される]

しかし、航行試験の結果、幾つかの不具合が発覚した為、2019年中の引き渡しは実現できませんでした。
[ヤーセン級原子力水中巡洋艦2番艦カザンのロシア海軍への引き渡しは延期されるかもしれない]

「カザン」は、2019年7月以降に航行試験を再開しました。
[ロシア海軍の最新鋭原子力水中巡洋艦ヤーセン級2番艦カザンは2019年7月に航行試験を再開する]

しかし、不具合は完全に修正されたわけでは無く、「カザン」ロシア海軍への引き渡しは、2020年末頃までに延期される事になりました。
[ヤーセン級原子力水中巡洋艦2番艦カザンのロシア海軍への引き渡しは2020年に延期された]

一方、「カザン」の航行試験は白海で続けられ、12月5日には魚雷発射試験を行ない、水中目標へ2基の魚雷を一斉に発射しました。
[ロシア海軍の最新鋭原子力水中巡洋艦カザンは白海で魚雷発射試験を行なった]

翌12月6日には水上目標への魚雷発射試験を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭原子力水中巡洋艦カザンは白海で水上目標へ魚雷を発射した]

白海での「カザン」の航行試験は、2019年12月半ばまで続けられました。

2020年にも「カザン」の航行試験は続けられる事になりました。
[ロシア海軍の最新鋭原子力水中巡洋艦カザンの洋上試験は延長される]

「カザン」の最終洋上試験となる国家試験は、2020年9月初頭に始まりました。
[ロシア海軍のヤーセン-M原子力水中巡洋艦カザンは2020年秋に最終洋上試験を開始する]
[ロシア海軍のヤーセン-M原子力水中巡洋艦カザンは白海で航行試験を行なった]
[ロシア海軍のヤーセン-M原子力水中巡洋艦カザンは白海で試験を続ける]

10月7日、「カザン」は洋上試験と、乗組員の錬成訓練を終えてセヴェロドヴィンスクへ帰投しました。
[ロシア海軍のヤーセン-M原子力水中巡洋艦カザンは白海での試験と訓練を終えてセヴェロドヴィンスクへ帰投した]

その後、「カザン」は11月21日に国家試験の最終段階の為に白海へ出航し、11月23日には有翼ミサイル「カリブル」を地上目標へ発射しました。
[ロシア海軍のヤーセン-M原子力水中巡洋艦カザンは白海で巡航ミサイル"カリブル"を地上目標へ発射した]

11月30日には超音速対艦ミサイル「オーニクス」の発射試験を行ないました。
[ロシア海軍のヤーセン-M原子力水中巡洋艦カザンは白海で超音速対艦ミサイル"オーニクス"を発射した]

この他、11月中に「カリブル」「オーニクス」の同時発射試験も行なったようです。

その後、「カザン」は一旦セヴェロドヴィンスクへ戻り、12月中旬に白海へ出航し、12月19日に再び超音速対艦ミサイル「オーニクス」の発射試験を行ないました。
[ロシア海軍の最新鋭原子力水中巡洋艦カザンは白海で再び超音速対艦ミサイル"オーニクス"を発射した]

「カザン」ロシア海軍への引き渡しは2020年12月末に予定されていましたが、結局、またも実現せず、引き渡しは翌2021年に延期される事になりました。
[ヤーセン-M原子力水中巡洋艦カザンは2020年12月にロシア海軍へ就役する]

建造元の『セヴマシュ』は、「カザン」を2021年の何時引き渡すのか明言していませんが、非公式筋によると、2021年前半、つまり6月末までの引き渡しが予定されているようです。
[ヤーセン-M原子力水中巡洋艦の1番艦カザンは2021年5月~6月にロシア海軍へ就役する]

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今後、「カザン」は最終点検の為、もう1度海上へ出なければなりませんが、それは白海が解氷した後になります。
その後、「カザン」の引き渡しの準備が行なわれます。

「カザン」の就役時期に関しては、2021年7月25日になるという話も有れば、5月末という話も有り、明確には決まっていないようです。
[ヤーセン-M原子力水中巡洋艦の1番艦カザンは2021年7月25日にロシア海軍へ就役する]
[ヤーセン-M原子力水中巡洋艦の1番艦カザンは2021年5月にロシア海軍へ就役する?]

ロシア海軍北方艦隊とカスピ小艦隊の揚陸艦艇は黒海沿岸で車両の積み降ろし演習を行なった

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2021年4月20日0時27分配信
【カスピ小艦隊と北方艦隊の揚陸艦艇は黒海沿岸で軍用車両の積載と下船へ取り組んだ】
ロストフ・ナ・ドヌ、4月20日、インタファクス

カスピ小艦隊海軍歩兵北方艦隊の船員と合同で黒海沿岸において揚陸艦艇での軍用車両の積載と下船の演習を実施した。
南方軍管区広報サービスは発表した。

「南方軍管区の射爆場でカスピ小艦隊の海軍歩兵部隊と揚陸艇の乗組員と、北方艦隊の大型揚陸艦アレクサンドル・オトラコフスキーの乗組員は、沿岸での軍用車両及び特殊車両の組織的な積載と下船の合同特殊戦術演習へ参加しました」
声明では、こう述べられた。

要員は、積載(下船)場所での組織的通信、海岸への進入、中甲板へ車両を配置する実地行動と、確立された規範による輸送後の沿岸からの引き揚げの順序へ取り組んだことが指摘された。

「更に演習活動の枠組みで、海軍歩兵部隊の将兵と艦の乗組員は、携帯式高射ミサイル複合体イグラ及びストリェラー-3の班が参加する積載(下船)場所での対空防衛任務へ取り組みました」
声明では、こう説明された。

演習には、合計でカスピ小艦隊の500名以上の海軍歩兵と約100両の軍用車両及び特殊車両が参加した。

以前の土曜日、ボスポラスを通行して北方艦隊大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」「コンドポガ」黒海へ入ったと報じられた。
更に土曜日には、もう2隻のロシア海軍大型揚陸艦「カリーニングラード」「コリョリョーフ」黒海へ入った。

加えて土曜日にロシア連邦黒海艦隊は、カスピ小艦隊の15隻の艦艇が演習の為に黒海へ移動したと発表した。

更に、黒海エリア上空での演習に50機以上の航空機が関わる。



プロジェクト775の11番艦BDK-55は、ポーランドグダニスク造船所で1977年8月に起工され、1977年12月3日に進水、1978年7月30日に就役し、北方艦隊へ編入されました。
2001年5月9日に「アレクサンドル・オトラコフスキー」と命名されました。

「アレクサンドル・オトラコフスキー」(031)は、2017年10月から12月まで地中海東部へ派遣され、「シリア・エクスプレス」(黒海沿岸からシリアへの輸送任務)に参加しました。
[シリアへの輸送任務(シリア・エクスプレス)を行なったロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦アレクサンドル・オトラコフスキーは母港セヴェロモルスクへ帰投した]

この数年間は北方艦隊北極遠征部隊「常連」でした。
[ロシア北方艦隊第9次北極遠征(2020年8月-10月)]
[ロシア北方艦隊第8次北極遠征(2019年8月-9月)]
[ロシア北方艦隊第7次北極圏遠征(2018年8月-10月)]
[ロシア北方艦隊の第6次北極海遠征(2017年8月-10月)]

「アレクサンドル・オトラコフスキー」は、同型艦「コンドポガ」と共に2021年3月下旬頃に母港セヴェロモルスクを出航し、4月初頭にシリアタルトゥースへ到着しました。
[ロシア海軍の5隻の大型揚陸艦が地中海東部に居る]

4月17日にボスポラス海峡を北上して黒海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型揚陸艦コンドポガとアレクサンドル・オトラコフスキーは黒海へ入った]


一方、カスピ小艦隊の15隻の艦艇(8隻の揚陸艇を含む)は、4月中旬にロシア内陸水路経由でカスピ海から黒海へ移動しました。
[ロシア海軍カスピ小艦隊の15隻の艦艇は演習参加の為に黒海へ入った]

4月19日、北方艦隊「アレクサンドル・オトラコフスキー」カスピ小艦隊揚陸艇は、黒海沿岸で車両の積み降ろしの演習を行ないました。

ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"は地中海を去った

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2021年4月19日11時30分配信
【遠距離航海任務を遂行しているバルト艦隊艦船支隊は大西洋へ入った】

コルベット「ストイーキー」、給油船「コラ」、海洋曳船「ヤーコフ・グレベリスキー」、水上修理所PM-82で構成され、遠距離航海任務を遂行しているバルト艦隊戦闘艦支隊は、ジブラルタル海峡の通行を完了し、大西洋へ入った。

艦船支隊は4月8日にタルトゥース港(シリア)から出航し、地中海を横断し、ジブラルタルを抜けて大西洋へ入った。
戦闘艦支隊バルト艦隊主要基地バルチースクへの到着は、4月末に計画されている。

バルト艦隊の艦船は、約4ヶ月間遠距離航海任務を遂行している。
この間にコルベット「ストイーキー」給油船「コラ」は国際演習へ参加する為にインド洋へ到着した。
インド洋コルベット「ストイーキー」は様々な方向性の数十回の演習へ取り組んだ。
イラン・イスラム共和国オマーン・スルタンの港へ業務寄港の為に到着した。
艦の将兵は対空及び対潜防衛演習を、対テログループは対海賊演習を実施した。
紅海に居る時、艦船支隊は初めてポートスーダンへの業務寄港を行なった。

コルベット「ストイーキー」、中型海洋給油船「コラ」、海洋曳船「ヤーコフ・グレベリスキー」で構成されるバルト艦隊艦船支隊は、計画遠距離航海任務を遂行する為、2020年12月16日に恒久駐留所バルチースク市から出航した。



バルト艦隊プロジェクト20380コルベットの4番艦「ストイーキー」(2014年7月27日就役)は、2020年12月16日に地中海・インド洋への遠距離航海へ出発しました。
[バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"は地中海とインド洋への遠距離航海へ出発した]
「ストイーキー」地中海、そしてインド洋へ行くのは、今回が初めてです。
(これまでは北海までしか行かなかった)

「ストイーキー」に随伴するのは、この2隻です。

中型海洋給油船「コラ」(1967年10月19日就役)
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『Marine Traffic』より
【給油船「コラ」】

海洋曳船「ヤーコフ・グレベリスキー」(1978年3月20日就役)
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12月24日にラ・マンシュ海峡(英仏海峡)へ入りました。
[バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過する]

ラ・マンシュ海峡を通過した後、12月28日に大西洋上で対潜演習を実施しました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"は大西洋上で対潜演習を行なった]
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12月29日、「ストイーキー」と随伴船はジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]

「ストイーキー」と随伴船は地中海中部で2021年の新年を迎えました。
[ロシア海軍バルト艦隊の4隻の艦船は地中海で2021年の新年を迎える]

その後、地中海東部へ向かい、2021年1月9日にロシア海軍物資供給所が在るシリアタルトゥース港へ到着しました。
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[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はシリアのタルトゥース港へ寄港した]

なお、「コラ」は別行動を取り、2021年1月14日にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った北方艦隊フリゲート「アドミラル・カサトノフ」救助曳船「ニコライ・チケル」への洋上給油を行ないました。
[ロシア海軍バルト艦隊の中型海洋給油船コラは地中海で北方艦隊のフリゲート"アドミラル・カサトノフ"への洋上給油を行なった]

一方、「ストイーキー」は1月22日に地中海東部で模擬射撃演習を行ないました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"は地中海東部で模擬射撃演習を行なった]

その後、「コラ」「ストイーキー」と合流し、1月26日にキプロスリマソール港を訪れました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はキプロスのリマソール港を訪れた]
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1月29日にリマソール港を出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はキプロスのリマソール港を去った]

その後、南下してスエズ運河へ入り、2月1日には紅海へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はスエズ運河を通過して紅海へ入った]

2月6日にはアデン湾東部に到達し、アデン湾から紅海へ行く民間船の護衛を開始しました。。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はアデン湾で商船を護衛する]

その後、イラン沖へ向かい、2月15日からイラン海軍との合同演習を開始しました。
[ロシア海軍とイラン海軍の合同演習がアラビア海で実施される]
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はアラビア海でイラン海軍との合同演習へ参加する]

2月16日には海賊に乗っ取られた船を解放する訓練を行ないました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はイラン海軍と合同で海賊対処演習を行なった]

これでイラン海軍との合同演習は完了し、バルト艦隊艦船支隊イラン沖を離れ、オマーンサラーラ港へ向かいました。

[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はイラン海軍との合同演習を完了し、オマーンへ向かった]

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2月20日にサラーラ港へ入港し、物資(燃料、水、食料)を補充した後、2月23日に出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はオマーンのサラーラ港への訪問を終えた]

2月25日にアデン湾東方海域へ到着しました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はアデン湾を西進する商船を護衛する]

2月26日、バルト艦隊艦船支隊は、アデン湾を西進するサンクトペテルブルク有限会社『トランスフロート』に所属する貨物船「エセニヤ」(IMO: 9194036、1999年10月18日竣工)の護送を開始しました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はアデン湾を通過するロシアの貨物船を護送する]

『Marine Traffic』より
【「エセニヤ」】

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紅海へ入るまで貨物船「エセニヤ」に同行した後、3月2日からアデン湾を東進する商船2隻の護送を開始しました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はアデン湾を東進する商船を護送する]

3月12日に再びオマーンサラーラ港へ寄港しました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"は再びオマーンのサラーラ港を訪れた]

3月15日にサラーラ港を出航し、アデン湾へ向かいました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はオマーンを去った]

その後、スーダンポートスーダンへ寄港し、3月19日に出航しました。
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[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はスーダンを訪れた]

3月23日、「ストイーキー」と共に紅海を北上していた給油船「コラ」の船尾にバルバドス貨物船「アーク・ロイヤル」(IMO:9219446) が接触しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の中型海洋給油船コラはスエズ湾でバルバドスの貨物船と接触した]
ただし損傷は極めて軽微であり、乗組員に負傷者は無く、燃料も流出していません。

『Marine Traffic』より
【貨物船「アーク・ロイヤル」】

そして、「ストイーキー」「コラ」スエズ運河へ入ろうとしていた矢先の3月23日、運河を通行中の大型貨物船が座礁し、運河が塞がってしまいました。


この為、「ストイーキー」「コラ」も足止めを喰らう事になりました。

座礁した大型貨物船は3月29日に離礁に成功し、スエズ運河の航行は再開されました。


これを受けて「ストイーキー」「コラ」スエズ運河を通過し、3月31日には地中海へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"と中型海洋給油船コラはスエズ湾を通過して地中海へ入った]

4月2日、「ストイーキー」は再びキプロスリマソール港を訪れました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"は再びキプロスのリマソール港を訪れた]

リマソール港を出航後、シリアタルトゥース港へ行き、地中海東部に留まっていた海洋曳船「ヤーコフ・グレベリスキー」、更には2020年12月下旬からタルトゥース港に居た水上修理所(工作船)PM-82と合流し、4月8日に同港から出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"は地中海東部を去る]

「ストイーキー」と3隻の随伴船地中海を西へ進み、4月19日にはジブラルタル海峡を通過して大西洋へ出ました。

ボレイ-A戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦クニャージ・オレグは2021年10月にロシア海軍へ就役する

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2021年4月15日16時27分配信
【「ボレイ-A」の最初の生産艦の引き渡しは10月に延期された】

近代化プロジェクト955A(コード名「ボレイ-A」)戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦「クニャージ・オレグ」は、10月にはロシア海軍へ引き渡す準備が整う。
4月15日・木曜日、『ロシア通信社ノーボスチ』は『統合造船業営団』総取締役アレクセイ・ラフマノフより伝えられた。

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以前の2021年3月、防衛産業企業体の情報提供者は、ロケット艦は、今年は7月25日に祝われる海軍の日に就役すると主張した。

プロジェクト955A巡洋艦のトップ「クニャージ・ウラジーミル」は、2020年6月12日に公式に就役した事が想い起こされる。
このタイプの原子力艦の最初の生産艦「クニャージ・オレグ」は2014年7月27日に『セヴマシュ』で起工された。
潜水艦は、2020年7月16日に進水の為に船台から出た。

『セヴマシュ』では、更なる3隻のプロジェクト955Aの建造が続けられている:「ゲネラリーシムス・スヴォーロフ」「インペラートル・アレクサンドルIII」「クニャージ・ポジャールスキー」
5月9日に祝日には、もう2隻の「ボレイ-A」「ドミトリー・ドンスコイ」「クニャージ・ポチョムキン」の起工が予定されている。

各々のプロジェクト955/955A潜水艦は、16基の固体燃料大陸間弾道ミサイル「ブラヴァー」で武装する。
更に原子力艦は、533mm魚雷発射管を装備する。



ロシア海軍第4世代戦略原子力潜水艦「ボレイ」シリーズの5番艦「クニャージ・オレグ」は、2014年7月27日にセヴェロドヴィンスク造船所『セヴマシュ』(北方機械製造事業)で起工されました。
(改良型のプロジェクト955A「ボレイ-A」としては2番艦)
[ボレイ級戦略原潜5番艦クニャージ・オレグはロシア海軍の日に起工された]

2016年11月中旬までに強度船体(耐圧殻)の水密試験が完了しました。
(「ボレイ」級は複殻式船体)
[ロシア海軍の為の新世代戦略原潜ボレイ級5番艦クニャージ・オレグの船体(耐圧殻)の水密試験は完了した]

2020年7月16日に『セヴマシュ』造船台から出渠し、進水しました。

[ロシア海軍の最新鋭戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦クニャージ・オレグは進水した]

ロシア海軍への引き渡しは2021年に予定されています。
[2021年にロシア海軍へ3隻の原子力潜水艦が就役する]

ロシア海軍太平洋艦隊の高空迎撃戦闘機MiG-31BMは太平洋上空で空対空ミサイルを発射した


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2021年4月19日5時45分配信
【太平洋艦隊海上航空隊の戦闘機MiG-31BM乗員は太平洋エリア上空における演習中にミサイル射撃を実施した】

ロシア北東軍集団独立混成航空連隊高空戦闘機MiG-31BM乗員は、冬季訓練期間の成績査定検査の枠組みにおいて太平洋エリア上空で飛行戦術演習を実施し、その中で空中戦闘の実施動作、空中目標の迎撃及び撃破、更には仮想敵戦闘機の攻撃からの回避へ取り組んだ。

飛行戦術演習計画の下で、飛行士は近接空中戦闘実施の戦術動作、大きな縦角及び傾斜角の操縦術の要素を改善し、更には、仮想敵航空機を模した空中標的への「空対空」クラスのミサイルの発射を実行した。
様々な高度で攻撃及び防御機動を用いる操縦技術へ特別な注意が払われた。
戦術動作は、高高度、低高度、そして超低高度で行なわれた。

演習の特徴は、空中目標の迎撃及び破壊の任務が、戦闘機飛行隊の若い飛行士により初めて遂行された事に在った。
彼らにとって、飛行戦術演習は、太平洋艦隊の担当ゾーンでの対空防衛の戦闘当直へ就く準備の最終段階となった。



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カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場には、太平洋艦隊海軍航空隊迎撃戦闘機MiG-31が駐留しています。

エリゾヴォ基地
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エリゾヴォ基地MiG-31
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このMiG-31は、元々はロシア防空軍第865独立戦闘機航空連隊(1989年にSu-15からMiG-31へ機種改編)に所属していたのですが、防空軍空軍と合併した後の1998年7月1日に海軍航空隊へ移管されました。

その後、第865独立戦闘機航空連隊は廃止され、第317混成航空連隊の下の1個飛行隊へ改編されました。

現在は、30機程度のMiG-31が配備されています。


現在、ロシア航空宇宙軍MiG-31は、電子機器を換装し、対地/対艦ミサイルの運用能力を付与するMiG-31BMへの近代化改修を行なっています。



太平洋艦隊海軍航空隊所属のMiG-31MiG-31BMへ改修される事になり、2019年2月20日に最初の2機がカムチャツカエリゾヴォ飛行場へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊へ近代化改修された高空迎撃戦闘機MiG-31BMが配備された]
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊は近代化改修された高空迎撃戦闘機MiG-31BMの慣熟訓練を進めている]
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊は近代化改修された高空迎撃戦闘機MiG-31BMの飛行訓練を行なっている]
[ロシア海軍太平洋艦隊の高空迎撃戦闘機MiG-31BMは空中戦闘訓練を行なった]

2020年2月8日、次のMiG-31BMエリゾヴォへ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊へ高空迎撃戦闘機MiG-31BMが配備された]

2020年12月下旬には4機目のMiG-31BMエリゾヴォへ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊のカムチャツカの飛行場へ4機目の近代化改修された高空迎撃戦闘機MiG-31BMが配備された]

2020年12月1日、数機のMiG-31BMチュクチ半島アナドイル空港へ展開し、戦闘当直任務、つまりスクランブル待機に就きました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の高空迎撃戦闘機MiG-31BMはチュクチ半島で戦闘当直に就いた]

2020年12月11日にベーリング海上空でアメリカ空軍戦略偵察機RC-135に対するスクランブル発進を行なったのも、おそらくはアナドイル派遣隊でしょう。
[ロシア海軍太平洋艦隊の高空迎撃戦闘機MiG-31はベーリング海でアメリカ空軍の戦略偵察機RC-135に対するスクランブル発進を行なった]

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2021年4月10日には太平洋上空でアメリカ空軍戦略偵察機RC-135に対するスクランブル発進を実施しました。

[ロシア海軍太平洋艦隊の高空迎撃戦闘機MiG-31は太平洋でアメリカ空軍の戦略偵察機RC-135に対するスクランブル発進を実施した]

そして4月16日にもカムチャツカ半島沖へ接近してきたアメリカ空軍RC-135に対するスクランブル発進を実施しました。

[ロシア海軍太平洋艦隊の高空迎撃戦闘機MiG-31はカムチャツカ半島沖でアメリカ空軍の戦略偵察機RC-135に対するスクランブル発進を実施した]

4月19日には新人パイロットによる空対空ミサイル発射訓練を行ないました。


現在の所、太平洋艦隊海軍航空隊では、第317混成航空連隊の下に1個飛行隊が配備されているMiG-31ですが、今後は更なる1個飛行隊が増強される事になるようです。
[カムチャツカに駐留するロシア海軍太平洋艦隊の高空迎撃戦闘機MiG-31は増強される]

ロシア海軍の原子力水中無人機ポセイドン搭載特殊用途原子力潜水艦ハバロフスクは2021年秋に進水する

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『タス通信』より
2021年4月18日9時5分配信
【「ポセイドン」搭載原子力潜水艦「ハバロフスク」は今秋に進水する】
モスクワ、4月18日/タス通信

無人水中装置「ポセイドン」を搭載するプロジェクト09851原子力潜水艦「ハバロフスク」は、今秋に進水する。
『タス通信』は防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。

「ハバロフスクの進水は、2021年5月から秋へ数ヶ月間遅れます」
彼は話した。

「ハバロフスク」を建造している生産合同『セヴマシュ』(『統合造船業営団』へ加入)広報サービスは、情報提供者からの情報について『タス通信』へコメントしなかった。

以前の計画では、この出来事は今年5月に行なわれる事が想定されていた。

[潜水艦について]
「ハバロフスク」
は第2の「ポセイドン」搭載艦である。
第1のプロジェクト09852原子力潜水艦「ベルゴロド」は2019年4月23日に進水した。
当初、潜水艦プロジェクト949Aとして建造されていたが、その後、特殊プロジェクトにより再起工された。
「ベルゴロド」「ハバロフスク」は、6基の「ポセイドン」装置を搭載しなければならない。

後に「ポセイドン」と命名される水中装置の作成は、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンが2018年3月の連邦教書演説で初めて述べた。

大統領によると、このような無人機は、広範囲の目標の撃破が可能な通常弾頭あるいは核弾頭を装備できる。
無人機は無制限の航行距離と、1キロメートル以上の作業深度を得る。



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プロジェクト09851特殊用途原子力潜水艦「ハバロフスク」は、2014年7月27日にセヴェロドヴィンスク『セヴマシュ』で起工されました。
[原子力潜水艦ハバロフスクはロシア海軍の日に起工された]
[秘密のプロジェクト09851特務原潜ハバロフスク]
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「ハバロフスク」の詳細や具体的なスペック(艦の大きさなど)は、一切公表されていませんが、無人小型潜水艇を搭載するようです。
[ロシア海軍の為の特務原潜ハバロフスクの3Dモデルが作成された]

2018年5月下旬には船体の水圧試験(強度試験)が始まりました。
[ロシア海軍のプロジェクト09851特殊用途原子力潜水艦ハバロフスクの船体の水圧試験が始まった]

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「ハバロフスク」は、原子力水中無人機(大洋多目的システム)「ポセイドン」の搭載母艦としての機能も有しており、合計6基の「ポセイドン」を搭載します。

[]大洋多目的システム「ポセイドン」

「ハバロフスク」の進水時期はこれまでに何度も延期され、最近では2021年春~夏頃に予定されていましたが、また延期されて2021年秋となりました。
[ロシア海軍の原子力水中無人機ポセイドン搭載特殊用途原子力潜水艦ハバロフスクは2021年春~夏に進水する]

「ハバロフスク」の配備先は未だ決まっていませんが、太平洋艦隊への配備も検討されています。
[ロシア海軍の原子力水中無人機ポセイドン搭載特殊用途原子力潜水艦ハバロフスクはカムチャツカへ配備される?]


なお、2019年4月23日には、「ポセイドン」搭載原潜「ベルゴロド」が進水しています。

[ロシア海軍の為の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドは進水した]
航行試験は2021年5月以降に始まります。
[ロシア海軍の特殊用途原子力潜水艦ベルゴロドの洋上試験は2021年5月に始まる]