クズネツォフ部隊、地中海入り

最近、二手に分かれて行動していた艦艇航空グループ(クズネツォフ部隊)ですが、
地中海に入ってから、合流しました。
【ロシア連邦北方艦隊の2個艦艇グループは、地中海で合流した】
モスクワ、12月28日(РИАノーボスチ)
航空グループを構成する北方艦隊の2個艦艇グループは、日曜日に合流し、、地中海西部で連合部隊となった。
ロシア連邦海軍総司令官補佐官イーゴリィ・ディガロ1等海佐は、РИАノーボスチに伝えた。
大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」および大型海上給油艦「セルゲイ・オシポフ」で構成される1個艦艇グループは、12月19日から22日までリスボン(ポルトガル)を訪問していた。
重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」、救助曳航船「ニコライ・チケル」、支援船で構成される別の艦艇グループは、大西洋で戦闘訓練任務を遂行していた。
「今日、北方艦隊の艦艇は、地中海西部で合流しました。
近い内に、彼らは司令部から与えられた同地域での任務を遂行します。
航空母艦アドミラル・クズネツォフ艦載航空隊の操縦士は、近い内に、
天候次第で、艦の甲板からの離艦の技量向上を図ります」ディガロは言った。
なお、彼によると、グループの艦艇は、複数の地中海諸国の港を訪問する。
ディガロは、大型対潜艦「アドミラル・チャバネンコ」、支援船「SB-406」と「イワン・ブブノフ」で構成される北方艦隊の艦艇支隊が12月23日にキューバ訪問を完了した後、艦隊主要基地セヴェロモルスクへの進路を取った事を想起させた。
先月の間に、このグループの艦艇は、ニカラグアおよびパナマを訪問した。
なお、11月には、カリブ海において、2ヶ国の歴史上初めてロシア・ベネズエラ合同海軍演習が実施された。
また、この演習に参加したロシア連邦海軍の重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、南大西洋の水域へ移動し、そして、1月9日から12日までケープタウン(南アフリカ共和国)を訪問する。
その後、アフリカ大陸を経由してインド洋へ行き、太平洋艦隊の艦艇およびインド海軍と共に、2009年1月中に行なわれるロシア・インド合同海軍演習「インドラ-2009」へ参加する。
(РИАノーボスチ・2008年12月28日14時35分)
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