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プロジェクト22350フリゲート4番艦「ソ連邦海軍元帥イサコフ」は2013年11月14日に起工される

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『中央海軍ポータル(フロートコム)』より
【ロシア海軍の為のフリゲート「アドミラル・イサコフ」は11月に起工される】
2013年7月30日

第4のプロジェクト22350フリゲートは、「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」101周年記念日の2013年11月14日に起工される。
同日、造船企業は第2の物資保障砕氷船プロジェクト23120も起工する。
公開株式会社「造船工場セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」総取締役アレクサンドル・ウシャコーフは発表した。

フリゲートの第3の生産艦は既に名前-「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・イサコフ」を得ていると造船所の総取締役は表明した。
「今、工場の前には引き渡しの為の重要な課題が有ります。
2020年までに造船所は(ロシア)海軍の為に、6隻のプロジェクト22350フリゲート、6隻のプロジェクト20380コルベット、4隻のプロジェクト20385コルベットを建造、納入しなければなりません。
我が社の受注書類には、2隻のプロジェクト18280通信船及び3隻のプロジェクト23120海洋物資保障船が有ります。
エリブルスと命名された(プロジェクト23120の)トップ船は、セーヴェルナヤ・ヴェルフィ100周年記念日の2012年11月14日に起工式典を行ないました。
当社の当面の主な課題は、プロジェクト22350フリゲートのトップであるアドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・ゴルシコフの試験の開始です」

同社の指導者は指摘した。


[新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」型]
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート(旧ブログ)]

現在までに、プロジェクト22350フリゲートは3隻が起工されています。

アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ
Адмирал флота Советского Союза Горшков
2006年2月1日起工/2010年10月28日進水/2014年就役予定

アドミラル・フロータ・カサトノフАдмирал флота Касатонов
2009年11月26日起工/2015年就役予定

アドミラル・ゴロフコАдмирал Головко
2012年2月1日起工


これに続く4番艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・イサコフ」Адмирал флота Советского Союза Исаковは2013年11月14日に起工されるとの事です。
[プロジェクト22350フリゲートの4番艦が起工される]

[第4のプロジェクト22350フリゲートは2013年末-2014年初頭に起工される]

プロジェクト22350フリゲートは、2020年までに6隻がロシア海軍へ引き渡される予定ですが、引き続き2021年以降も近代化されたタイプが建造されます。
[2021年以降のロシア海軍水上戦闘艦建造計画]

艦名の元となったイワン・ステパノヴィチ・イサコフ(1894年生まれ、1973年死去)はソヴィエト連邦海軍の提督です。
バルト艦隊司令官、ソ連邦海軍総参謀長兼総司令官代理などを歴任し、かのニコライ・クズネツォフ提督の補佐役を務めました。
ニコライ・クズネツォフ提督と同様にソ連邦海軍元帥へ昇進しました。
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「アドミラル・イサコフ」の名は、ソ連海軍プロジェクト1134A大型対潜艦にも付けられており、同艦が「初代」になります。
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初代「アドミラル・イサコフ」は、「2代目」と同じ「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」で1968年1月15日に起工され、1968年11月22日に進水、1970年12月28日にソ連海軍へ納入され、1971年1月16日に赤旗北方艦隊へ編入されました。
1993年6月30日にロシア海軍から除籍されました。
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