ロシア海軍艦船はキューバのハバナを訪れた

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年8月4日1時23分配信
【ロシア連邦海軍艦船は親善訪問の為にハバナ港へ入港した】
ブエノスアイレス、8月4日-ロシア通信社ノーボスチ、オレグ・ヴャジミチノフ
ロケット巡洋艦「モスクワ」、北方艦隊の大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」、大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」で構成されるロシア艦船支隊は、土曜日にハバナ港へ親善訪問の為に入港した。
ラテンアメリカのメディアは伝えた。

艦船がハバナ湾へ入港する際、外国港への親善寄港時に実施される21発の礼砲が発射された。
港の入り口に位置するサン・カルロス・デ・ラ・カバーニャ要塞に設置されたキューバの大砲は歓迎の礼砲で答えた。

キューバのメディアが指摘したように、ロシア艦の訪問は「キューバの人々との平和及び協調の使命によるものである」
同国の国防省が発表したように、艦の艦長及び司令部メンバーは同島の海軍司令官及び地方議会代表と会見し、「グランマ」海軍アカデミーを訪れる。
月曜日に巡洋艦「モスクワ」は一般大衆の為に公開される予定である。
ロシア戦闘艦の寄港は、キューバ側の継続的な関心を引き起こす。
解放されている港には船への訪問の為の行列がいつも並んでおり、艦が係留されている港の岸壁は常に混雑している。
[ロシア海軍大西洋・カリブ海遠征(2013年7月~)]
カリブ海へ向かうロシア連邦海軍艦隊間戦闘艦船支隊は7月17日に大西洋上で形成されました。
[ロシア海軍艦隊合同グループが大西洋で形成された]
[ロシア連邦海軍艦隊間戦闘艦船支隊]
親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」(黒海艦隊)
大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」(北方艦隊)
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」(黒海艦隊)
海洋曳船「エフゲニー・ホロフ」(バルト艦隊)
7月18日、大西洋上で有翼ミサイル「ヴルカーン」を発射しました。
[ロケット巡洋艦モスクワは大西洋で有翼ミサイル「ヴルカーン」を発射した]
そして8月3日、キューバのハバナ港へ入港しました。
大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」は、ソヴィエト海軍時代の1988年11月3日-7日にもハバナ港を訪問しており、25年ぶりの再訪問になります。

ロシア海軍は2009年11月~12月にもカリブ海諸国を訪れています。
この時は、北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」と大型対潜艦「アドミラルチャバネンコ」を中核とする部隊でした。
[ロシア艦隊の大西洋・カリブ海遠征]
大型対潜艦「アドミラル・チャバネンコ」、救助曳船SB-406、そして黒海艦隊の給油船「イワン・ブブノフ」は2008年12月19日から23日までハバナを訪問しました。
[ロシア北方艦隊艦艇支隊、キューバ訪問]
[ロシア北方艦隊艦艇支隊、ハバナ到着]
[ロシア海軍将兵は、ハバナのロシア正教会寺院を訪れた]
[キューバ軍参謀総長、「アドミラル・チャバネンコ」を視察]
[キューバ人は「アドミラル・チャバネンコ」を訪れた]
[北方艦隊艦艇支隊はキューバを去った]
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