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大型揚陸艦カリーニングラードはバルチースク基地へ戻った

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『イタル-タス通信サンクト-ペテルブルク支局』より
2013年8月8日15時12分14秒配信
【バルト艦隊の大型揚陸艦「カリーニングラード」は8ヶ月の遠距離航海を終えた】
カリーニングラード、8月8日/イタルタス

バルチースク-バルト艦隊の主要海軍基地-へ8ヶ月間の航海を終えた大型揚陸艦「カリーニングラード」が帰ってきた。
本日、イタルタス西方軍管区下のバルト艦隊広報サービス部長代行アンドレイ・ヴェスパリィより伝えられた。

「ゲオルギー・デグチャレフ3等海佐が指揮する大型揚陸艦カリーニングラード乗組員は、以前に与えられた任務-地中海、エーゲ海、黒海においてアンドレイ旗を示す-を滞りなく遂行しました」
ヴェスパリィ
は話した。

8ヶ月間に渡る航海中に同艦は32000海里以上を航行し、レバノンベイルートへ業務寄港を行なった。

航海中に乗組員は複合戦闘訓練任務を実施し、対空及び対潜防衛演習、更には砲射撃を行なった。

バルチースクにおける戦闘艦の歓迎式典において、同市庁の代表、更にはカリーニングラード市役所の代表、乗組員の家族と親しい友人が出席した。
バルト艦隊司令官代理オレグ・モルチャノフ1等海佐は、最も功績の有る士官及び水兵を表彰した。
6名の乗組員は第2等「軍務における勇敢さ」勲章を授与され、艦隊司令部から多くの贈り物を受け取った。

大型揚陸艦「カリーニングラード」艦長は、遠距離航海から戻った艦は、機器修理及び準備の後、必要な物資を補充して再び任務を遂行すると報告した。

同じ日、バルチースクには、2ヶ月間に渡り航行海域でロシア海軍の艦船への物資保障任務を遂行した給油船「コラ」が戻ってきた。
チェスワフ・イフナトヴィチが指揮する給油船は10000海里以上の航跡を残した。


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大型揚陸艦「カリーニングラード」は2012年12月17日にバルチースクを出港しました。
[バルト艦隊艦船は地中海へ向かった]

2013年1月17日にノヴォロシースクへ入港しました。
[バルト艦隊の大型揚陸艦は黒海沿岸ノヴォロシースクへ入港した]

その後、2013年1月下旬に地中海東部及び黒海で実施されたロシア海軍3艦隊(黒海艦隊、バルト艦隊、北方艦隊)合同演習に参加しました。
[ロシア海軍3艦隊合同演習(2013年1月下旬) ]

1月21日にはノヴォロシースク近郊で上陸演習を実施しました。
[ノヴォロシースク近郊で上陸演習が行なわれた]

[バルト艦隊の大型揚陸艦2隻は再びノヴォロシースクへ入港した]

その後、再び地中海東部へ向かいました。
[ロシア海軍の大型揚陸艦4隻は地中海東部へ向かう]

3月中旬にはレバノンベイルートを訪問しました。
[ロシア海軍艦船はベイルートを訪れた]
[ベイルートにロシア海軍旗は翻った]

3月27日、ノヴォロシースクへ入港しました。
[バルト艦隊の大型揚陸艦2隻は3度ノヴォロシースクへ入港した]

5月15日、ノヴォロシースクへ入港しました。
[バルト艦隊と黒海艦隊の大型揚陸艦はノヴォロシースクへ入港した]

暫く休養した後、6月下旬に地中海へ行き、7月初頭に黒海へ戻りました。
[バルト艦隊の大型揚陸艦は地中海から黒海へ戻った]

その後の動向は発表されませんでしたが、今回の記事の通り、8月8日にバルチースクへ帰港しました。

「カリーニングラード」と共に地中海へ行った警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」などは7月5日に戻っています。
[バルト艦隊艦船部隊は地中海から戻ってきた]

ただ、今回の記事では、いつも「カリーニングラード」と行動を共にしていた大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」については触れられていません。
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