新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは今年(2013年)3度目の航海試験を終えた

公開株式会社「生産合同・北方機械製造組合(セヴマシュ)」公式サイトより
【「セヴェロドヴィンスク」は試験を受けている】
2013年8月22日
原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」は一連の工場航海試験を受けている。
昨日(2013年8月21日)、原子力潜水艦シリーズ「ヤーセン」のトップは、今年に航海を始めてから3番目の海洋への出航を完了した。
「同艦は海洋に20日以上滞在しておりました。
その間に、計画されたテストプログラムを全て完全に仕上げました。
原子力潜水艦のシステムは様々なモードで動作が点検されました」
軍事機器生産部長マラート・アビジャノフは説明した。
問題点を除去した後、「セヴェロドヴィンスク」は最後の工場航海試験に出る為、再び海洋へと去る。
公開株式会社「生産合同セヴマシュ」広報サービス
写真:O.クレショフ

[新世代多用途原潜ヤーセン級(旧ブログ)]
[新世代多用途原潜ヤーセン級]
原子力水中ロケット巡洋艦K-329「セヴェロドヴィンスク」は1993年12月21日に「セヴマシュ」で起工され、2010年6月15日に進水しました。

2011年9月12日から海洋試験(工場航海試験)を開始しました。

2012年にも引き続き海洋試験は実施されましたが、結局、2012年中のロシア海軍への引き渡しは実現できませんでした。
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは2013年にロシア海軍へ引き渡される]
[ロシア海軍は2012年に2隻の原潜と3隻の水上戦闘艦を受領できなかった]
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは2013年後半に海洋試験を実施し、同年末にロシア海軍へ引き渡される]
2013年5月末から航海試験が再開されました。

[多用途原潜セヴェロドヴィンスクは航海試験へ出発した]
[タイフーン級原潜はロシア新世代原潜の海洋試験をサポートする]
今回の「セヴマシュ」発表によると、「セヴェロドヴィンスク」は今年に入ってから既に3回に渡る工場航海試験を実施しているとの事です。
試験の詳細は明らかにされていませんが、有翼ミサイル「カリブル」発射試験も実施されたようです。

「セヴェロドヴィンスク」は、今年12月25日にロシア海軍へ引き渡される予定です。
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは2013年12月25日にロシア海軍へ納入される]
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