バルト艦隊はカリーニングラードで上陸演習を行なった

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『イタルタス通信サンクトペテルブルク支局』より
2013年8月23日19時41分53秒
【バルト艦隊は無防備の海岸への海洋揚陸部隊の上陸演習を実施した】
カリーニングラード、8月23日/イタルタス

本日(8月23日)、バルト海沿岸カリーニングラード射爆場「フメレフカ」バルト艦隊の異種戦力グループの戦術演習が実施された。
イタルタスは、西方軍管区下のバルト艦隊の広報サービス部長代行アンドレイ・ベスパリィより伝えられた。

「艦隊司令官ヴィクトル・クラフチュク中将の指揮下で行われた演習には、約20隻の水上艦、水上艇及び保障船、更には、バルト艦隊海洋航空隊と西方軍管区航空部隊の航空機およびヘリコプター、沿岸軍の約70輌の戦闘車輌、そして工兵部隊が関与しました」
ベスパリィは話した。
演習には、約1000名の軍人が参加した。

駆逐艦「ナストーイチヴイ」が率いる火力支援艦打撃グループ大型揚陸艦と共に海岸へ約20輌の浮揚装甲車海軍歩兵部隊揚陸強襲中隊を降ろした。

演習期間中に海軍歩兵と艦船乗組員は、海洋からの仮想敵の対上陸防衛網の突破と、同時に援護戦力による攻撃を行なうという課題に取り組んだ。

海洋揚陸部隊の上陸の次の段階の戦闘訓練活動は、毎年恒例の艦隊全般演習の枠組みで行なわれた。
前日に戦闘艦は海洋射爆場で空中及び沿岸目標へのミサイル、砲、魚雷発射を実施し、更には、対潜及び対空防衛任務に取り組んだ。

「艦隊演習の最終結果は、海洋、空中、陸上での任務の実施について綿密な分析の後に発表されますが、各員の行動の予備評価は良好と言えます」
バルト艦隊の代理人は指摘した。


今回の記事によると、バルト艦隊旗艦の駆逐艦「ナストーイチヴイ」などが上陸地点へ攻撃を加えた後、大型揚陸艦から海軍歩兵部隊フメレフカへ上陸したようです。
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バルト艦隊海洋航空隊も参加しているので、チカロフスク飛行場に駐留するヘリコプターMi-24も上陸支援を行なったようです。
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更には「西方軍管区の航空部隊」(ロシア空軍所属)も参加したとの事なので、おそらくはカリーニングラードチェルニャホフスク飛行場に駐留する前線爆撃機Su-24Mも上陸支援を行なったのでしょう。
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大型揚陸艦の艦名までは公表されていませんが、バルト艦隊には4隻の大型揚陸艦が在籍しており、この内の「ミンスク」及び「アレクサンドル・シャバリン」地中海へ派遣されており、「カリーニングラード」地中海での長期任務から帰ってきて間もないので、おそらくは、残る1隻の「コリョローフ」でしょう。
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今回の記事ではタイトルになっていますが、ロシア海軍の上陸演習では、必ず「無防備の海岸への上陸」という表現が使われています。
これは「上陸予定場所に居る敵部隊を事前の攻撃で制圧し、無力化して『無防備にする』」という意味です。
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