太平洋艦隊のロケット巡洋艦ワリャーグはオーストラリアへ行く

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年8月27日05時34分配信
【太平洋艦隊艦船支隊はオーストラリア及びベトナムへの航海準備を始めた】
ウラジオストク、8月27日-ロシア通信社ノーボスチ
親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」が率いる太平洋艦隊艦船支隊は、オーストラリアとベトナムを訪れる遠距離海洋航海の準備を始めた。
ロシア通信社ノーボスチは太平洋艦隊の代理人ローマン・マルトフ1等海佐より伝えられた。
「支隊は、太平洋艦隊の旗艦である親衛ロケット巡洋艦ワリャーグ、給油船ボリス・ブートマ、海洋曳船SB-522で構成されます。
支隊は近日中に太平洋へ向かいます。
いつものようにウラジオストクではなく、ペトロパブロフスク・カムチャツキーから」
対談者は話した。
彼によると、支隊は、オーストラリア海軍との国際交流史上初めてシドニー港への親善訪問へ行く。
訪問完了後、ロシア及びオーストラリア海軍将兵は合同演習を実施する予定である。
「支隊は太平洋における戦闘勤務中にベトナムの港の何れかを訪れます」
対談者は、2011年に太平洋艦隊旗艦の巡洋艦「ワリャーグ」がペトロパブロフスク・カムチャツキーから遠距離航海へ向かった事を想い起した。
「その後、同艦の乗組員は、日本、アメリカ合衆国、カナダへの非公式訪問を行ないました」
マルトフは説明した。
彼は、オーストラリア海軍の艦が2度に渡りウラジオストク港へ寄港した事を想い起した。
1995年、フリゲート「シドニー」は太平洋艦隊のゲストとなり、2006年にはフリゲート「アルンタ」だった。
親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型海洋給油船「ボリス・ブートマ」は、8月12日と8月14日にラペルーズ海峡を東進し、オホーツク海へ向かっています。
[ロシア太平洋艦隊の大規模演習は続く]
救助曳船SB-522もカムチャツカ方面へ移動しているようです。
この3隻は現在ペトロパブロフスク・カムチャツキーに滞在しており、ここから太平洋への遠距離航海へ出発するとの事です。

- 関連記事
スポンサーサイト