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「アドミラル・クズネツォフ」はエーゲ海で演習を実施する(その2)

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【巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」はエーゲ海で演習を実施する】
アテネ、1月3日(РИАノーボスチ特派員アレクセイ・ボグダノフスキー)

ロシア海軍の重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」艦上航空隊のエーゲ海演習は、ギリシャとの合意に基づき、土曜日に開始される。
ギリシャ国防軍参謀本部の代理人は、РИАノーボスチに伝えた。

これは、ロシア戦闘艦艇が、NATO加盟国であるギリシャの領空において演習を遂行する最初のケースである。

「演習は、1月3日から4日と1月8日から10日に掛けては、ロードス島南東で、そして1月11日には、クレタ島の南で行なわれます」
代理人は言った。

「演習は、公海上で遂行されますが、航空機はアテネ管制の担当領域(FIR、Flight Information Region)で飛行します」
ギリシャ参謀本部の代理人は付け加えた。

彼によると、地中海南東にあるロシア巡洋艦の指揮官は、ギリシャ政府に対し、民間飛行機に支障をきたす可能性に配慮する為、演習の予定時刻を通知した。

航空管制担当領域(FIR、Flight Information Region)は、領空において航空交通管制の指示を出す固定コントロールセンターであり、領域に出現する航空機について、前もって航空機運航管理者に警告する事を認められている。
航空管制担当領域は、国の領空境界と同一ではない。

重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」は、12月に大西洋および地中海への航海に出発したロシア戦闘艦艇支隊の先頭に立つ。

航空巡洋艦は、1985年に建造された。
同艦は、50機以上の航空機を搭載する。
(РИАノーボスチ・2009年1月3日02時14分)
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