ロシア海軍は現時点で地中海の艦船グループを増強する具体的な予定を持たない

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『イタルタス』より
2013年8月26日15時14分配信
【ロシア連邦はシリア周辺の情勢悪化に関連して地中海の海軍グループを増強する計画は無い-国防省の情報提供者】
モスクワ、8月26日/イタルタス

ロシア連邦海軍司令部はシリア周辺の情勢悪化に関連して地中海艦船グループを増強する計画を有していない。
イタルタスロシア連邦国防省の情報提供者より伝えられた。

「現時点では、地中海のロシア海軍グループを強化する為の具体的な手順については討議されていません」
彼は、イタルタス特派員の質問に答え、こう話した。

情報提供者は、ロシアの専門技術者がシリアタルトゥースロシア連邦海軍物資・技術供給所から撤収する機会については考慮されていない事を指摘した。

同時に、対談者は否定しなかった。
「(地中海のロシア)海軍グループは、黒海艦隊の編制からの何れかの戦闘艦、更には北方艦隊の編制からの原子力潜水艦により増強される事は有り得ます」

NATO加盟国は、8月21日にダマスカスで起こった有毒物質使用に関連し、シリアに対して取るべき具体的な手順についての最終的な決断を下していない。
しかし、アメリカ合衆国諜報機関は、ダマスカス郊外東部で化学兵器を使用したのはシリア・アラブ共和国政府である事に疑いを抱いていない。

西側の報道機関は、次にシリア・アラブ共和国で軍事作戦が実施される事を疑っていない。
例えば、『デイリーメール』紙の記事では、シリアに対する作戦は今後48時間以内に開始されると報じられた。
「それは非常に短期で、信じられないほど強力になるだろう」
同紙は指摘した。
「デビッド・キャメロン首相とアメリカ合衆国大統領バラク・オバマは、シリア撃破の目的を明確にした」
BBCラジオ
は付け加えた。

日曜日、ペンタゴンのチーフであるチャック・ヘーゲルは、合衆国大統領バラク・オバマが適切な対処を提供する場合、アメリカ合衆国軍当局は、シリア紛争の軍事シナリオの実行を開始する準備があると表明した。
ヘーゲルによると、既にホワイトハウスのトップは、シリアの緊急事態のケースへ対処する為の様々なオプションの準備開始をペンタゴンへ命じている。


現在、地中海に展開するロシア海軍艦船は少数に留まっています。

さる8月19日、太平洋艦隊所属の大型揚陸艦2隻がボスポラス海峡を通過して地中海へ向かった事は確認されています。
[地中海のロシア海軍水上艦の動向]

これ以外では、シリアタルトゥースに駐留する工作船1隻と、交代で地中海へ派遣される偵察艦1隻くらいしか有りません。

今回の記事に登場する「ロシア国防省の(匿名の)情報提供者」は、地中海への海軍艦船の具体的な増派計画は無いと述べる一方で、シリアタルトゥースから撤収する意思も無いと述べています。
[ロシアはタルトゥースを放棄していない]

更に、現時点では増派計画は無いとは言っていますが、今後も一切無いなどとは一言も述べておらず、北方艦隊原子力潜水艦地中海へ派遣される可能性に言及しています。
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