新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーはガジエヴォ基地へ到着した

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年9月6日12時59分配信
【原子力潜水艦「ユーリー・ドルゴルーキー」はガジエヴォに到着した】
モスクワ、9月6日-ロシア通信社ノーボスチ
第4世代原子力潜水艦プロジェクト955「ボレイ」のトップ-「ユーリー・ドルゴルーキー」は駐留所ガジエヴォ(北方艦隊潜水艦基地)へ到着した。
ロシア通信社ノーボスチは海軍総司令部の高位の代理人より伝えられた。
「ユーリー・ドルゴルーキーはガジエヴォに到着しました」
海軍の代理人は話した。
彼は、原子力潜水艦が北方艦隊の第31潜水艦師団の指揮下に入る事を想い起した。
「ユーリー・ドルゴルーキー」は、海洋工学中央設計局「ルビーン」(サンクトペテルブルク)が設計した第4世代水中ロケット艦シリーズの1番目である。
1996年11月2日に「セヴマシュプレドプリャーチェ」の造船台で起工され、同時に「ユーリー・ドルゴルーキー」と命名された。
全長170メートル、幅13.5メートル、総排水量2万4千トンの巡洋艦は、モスクワ熱工学研究所によって開発された「ブラヴァー-30」ミサイル16基を有する。
弾道ミサイルに加え、潜水艦には魚雷発射管が装備されている。
核動力装置で駆動する1軸のスクリューにより、浮上時に15ノット、水中で29ノットの速力に達する事が出来る。
ロシア第4世代戦略原子力潜水艦プロジェクト955「ボレイ」級の1番艦K-535「ユーリー・ドルゴルーキー」は2012年12月29日にロシア海軍へ納入され、2013年1月10日にロシア海軍旗の初掲揚式典が開催され、正式にへ就役しました。
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーはロシア海軍へ就役した]
同日付で北方艦隊の第31潜水艦師団へ編入されました。
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーは北方艦隊第31潜水艦師団へ編入された]
「ユーリー・ドルゴルーキー」は就役後もセヴェロドヴィンスクに居たのですが、9月3日夜にセヴェロドヴィンスクを出港し、ガジエヴォへ向かいました。
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーは9月6日に駐留基地ガジエヴォへ到着する]
そして今回の記事の通り、本日(9月6日)、予定通りにガジエヴォへ到着しました。
「ユーリー・ドルゴルーキー」は2014年初頭から戦略パトロール任務に就きます。
[ロシア海軍最新鋭戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーは2014年初頭から戦闘任務に就く]
これまでは進水式、試験航海、就役式典などといった一連の動きが逐一報道されてきた「ユーリー・ドルゴルーキー」ですが、今後、その動向(戦略パトロール任務)が公表される事は無いでしょう。
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