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空母クズネツォフで火災発生

トルコを訪問し、マルマリス港の投錨地に停泊中の空母クズネツォフで
1月6日の晩に火災が発生、乗員1名が死亡しました。

ロシア国営通信社(РИАノーボスチ)より。

まずは第一報。

【ロシア連邦海軍巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の火災により、1人の水兵が死亡した】
モスクワ、1月7日(РИАノーボスチ)

火曜日の晩、演習の為、地中海に居る北方艦隊の重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」で火災が発生し、1人の水兵が死亡した。
ロシア連邦国防省情報筋は、РИАノーボスチに伝えた。

「巡洋艦で火災が発生し、艦の乗組員1人が死亡しました。 その他の情況は、後で説明されます」
代理人は言った。

その構成に「アドミラル・クズネツォフ」が含まれる艦艇航空グループのロシアの戦闘艦艇は、1月初頭から地中海で任務を遂行し、現時点ではトルコを訪問している。
(РИАノーボスチ・2009年1月7日10時34分)



そして、ロシア海軍総司令部の公式発表。

【巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の水兵の死因は示される】
モスクワ、1月7日(РИАノーボスチ)

火曜日の航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」における火災で死亡したデニス・スーチェフ水兵の死因は、一酸化炭素中毒によるものである。
水曜日、ロシア海軍の情報・広報サービスの責任者イーゴリィ・ディガロ1等海佐は、РИАノーボスチに伝えた。

火曜日、航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」が先頭に立つ北方艦隊艦艇支隊は、トルコのアクザス・カラガチ港を訪問しており、同地に滞在していた。

火災は巡洋艦が投錨地に停泊中、艦首機械調整室の1つで発生し、1人の水兵が死亡した。

「火災は、艦の乗組員の力により、極一部に抑えられました。 トルコ側に支援は求めませんでした」
ディガロは言った。

彼によると、第一次の点検では、各種機器および装置は正常であり、艦に重大な損傷は無い事が示された。 調整室は換気される。

北方艦隊の戦闘艦艇支隊の航海スタッフの構成員は、事件の理由を説明する。
先に、ロシア連邦海軍総司令官ウラジーミル・ヴィソツキー海軍大将がРИАノーボスチに伝えたように、主操作盤の1つでショートサーキットが起こり、火災が発生した。

重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・N・G・クズネツォフ」、大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」で構成される北方艦隊の戦闘艦艇支隊は、
1月5日、非公式訪問の為、トルコに寄港した。

計画では、トルコへのロシア艦艇の訪問は1月8日まで行なわれ、その後、地中海での任務遂行を続ける事になっている。
(РИАノーボスチ・2009年1月7日14時24分)

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