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ロシアは2013年末までに未完成巡洋艦ウクライナを購入するか否かを決定する

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年9月6日12時45分配信
【(ロシア)国防省は巡洋艦を10億(ルーブル)で購入する合意について反論した】
モスクワ、9月6日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシアは、ロケット巡洋艦プロジェクト1164を完成させるというウクライナの提案に対し、今年末までに返答しなければならないが、この艦について合意する必要は無い。
金曜日、ロシア通信社ノーボスチロシア連邦国防省の高位の代理人より伝えられた。

彼は、ロシアウクライナからロケット巡洋艦プロジェクト1164(旧「ウクライナ」)を10億ルーブル(元々は合計10億ドルと見られていた)で購入するかもしれないという複数のメディアの報道に関してコメントした。

「ロシア·ウクライナの国家間委員会の安全保障小委員会の最後の会議においては、同艦をロシア連邦国防省の為に完成させるウクライナの準備及び実行について確認されました。
これに応じてロシア側は、この問題を討議し、2013年第4クオーター(10-12月)に具体的な決定を通達する事を約束しました」

対談者は話した。

彼は、建造費用の数値については討議されていない事を強調した。

巡洋艦プロジェクト1164(旧「ウクライナ」黒海艦隊旗艦「モスクワ」の同型)の為の交渉は、ほぼ20年に渡り行なわれて来た。

前国防相アナトリー・セルジュコフは、在任中、ウクライナへ表明した。
ロシアは未完成の20歳の艦を入手し、自身の資金で完成、採用する用意が有ると。


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プロジェクト11641ロケット巡洋艦の4番艦「ウクライナ」は、1984年8月29日にウクライナニコラエフ(現ムィコラーイウ)61コムーナ造船工場で起工されました。

起工時の名前は「コムソモーレッツ」でしたが、1985年に「アドミラル-フロータ・ロボフ」と改名されました。

「アドミラル-フロータ・ロボフ」は1990年8月11日に進水しましたが、その翌年にソ連邦は解体されました。
1993年3月18日、完成度75パーセントで工事は中止されました。
ロシア連邦海軍は1993年10月1日に「アドミラル-フロータ・ロボフ」を除籍しました。

その後、巡洋艦ウクライナに移管され、1998年2月17日にはウクライナ大統領巡洋艦を完成させる決定を下しました。
工事は再開され、90~95パーセント完成した所でまたストップしました。
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2000年代以降、何度も外国への売却、或いはロシアへの売却が報じられましたが、結局実現には至らず、現在も61コムーナ造船工場の艤装岸壁に係留されたままになっております。
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[未完のスラヴァ級巡洋艦4番艦をロシアが買い戻すかもしれない]


その「ウクライナ」ですが、最近になってロシアが購入すると一部メディアで報じられました。

『インタファクス』より
2013年9月6日11時13分配信
【ロシアは未完成の巡洋艦「ウクライナ」を10億ルーブルで購入する用意がある】

『独立新聞より
2013年9月6日11時25分配信
【ロシアは未完成の巡洋艦「ウクライナ」を10億ドルで購入する】

しかし今回の記事に登場する「ロシア連邦国防省の高位の代理人」によると、巡洋艦「ウクライナ」を購入するか否かは今年末までに決定されるとの事であり、現時点では、ロシアが購入するという決定は下されていません。

更には、同艦の購入費用についての具体的な話も全く出ていません。
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