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黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイはシリア沖へは行かない

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『イタルタス』より
2013年9月10日13時03分配信
【警備艦「スメトリーヴイ」はシリアへ派遣されない-情報提供者】
モスクワ、9月10日/イタルタス

黒海艦隊警備艦「スメトリーヴイ」シリア沿岸へは派遣されず、ロシア海軍常設艦船連合部隊の一員として地中海東部で行動する。
本日、イタルタスロシア連邦軍参謀本部の情報提供者より伝えられた。

「確かに、スメトリーヴイがセヴァストーポリから海洋へ出航するのは9月12日の予定ですが、正確な日時は同艦の状況に依ります。
スメトリーヴイはボスポラス-ダータネルス海峡ゾーンを通過した後に地中海東部へ到着し、我が海軍常設連合部隊の一員となります。
複数のメディアが伝達した所によれば、同艦はシリア沿岸へ直接向かうとの事ですが、これは事実に即しておりません」

対談者は話した。

彼は、海軍常設連合部隊の活動ゾーンが東部を含む地中海全域に及んでいる事を想起させた。
「しかしこれは、このグループを構成する艦が、シリア沿岸或いは同国の港に滞在する必要性が有る事を意味しておりません」
参謀本部の情報提供者は指摘した。


以前、黒海艦隊警備艦「スメトリーヴイ」は9月中旬にシリア沿岸へ派遣されると報じられました。
[警備艦スメトリーヴイは9月中旬にシリア沖へ行く]

本日(9月10日)には、警備艦「スメトリーヴイ」が9月12日にシリア沿岸へ向けて出発すると報じられています。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年9月10日10時58分配信
【軍艦「スメトリーヴイ」は9月12日にシリアへ向かうとロシア連邦海軍は説明した】


しかし、今回の記事に登場する「ロシア連邦軍参謀本部の情報提供者」は、「スメトリーヴイ」が9月12日に地中海へ向けて出港する予定である事は肯定しているものの、シリア沖へ向かう事は否定しています。

要するに「地中海へは行くけど、シリア沖へ行くわけでは無い」という事でしょう。
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