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発射に失敗したSLBMブラヴァーには遠隔測定器が装備されていなかった

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年9月9日05時34分配信
【海へ沈んだ「ブラヴァー」ミサイルには遠隔測定器が装備されていなかった】
モスクワ、9月9日-ロシア通信社ノーボスチ

発射に失敗したロシアミサイル「ブラヴァー」には遠隔測定装置が設置されておらず、それは、事件の原因を解明する事の困難さを作り出す。
月曜日、『コメルサント』新聞は報じた。

土曜日、国防省は、白海で国家試験中の原子力潜水艦「アレクサンドル・ネフスキー」が前日に大陸間弾道ミサイル「ブラヴァー」の発射を実施したと発表した。
2分後に飛翔は艦内システムの制御からの逸脱が確認された。
同新聞が伝達した所によれば、自動モードで終了指令が出され、エンジンが切られ、ミサイルは北極海エリアへ沈んだ。

これに関連し、ロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグは、原子力潜水艦「アレクサンドル・ネフスキー」「ウラジーミル・モノマーフ」の国家受領試験と、大陸間弾道ミサイル「ブラヴァー」の5回の追加発射実施の中断を決定した。

事件の原因を特定する為、海軍総司令官ヴィクトル・チルコフ大将を長とする作業委員会が作成されたと同新聞は報じた。

そして土曜​​日、 「B」(コメルサント)によると、副首相ドミトリー・ロゴージン、軍当局の代表、モスクワ熱科学研究所(複合体の開発者)による会合が開催された。

委員会の匿名のメンバーは同新聞へ話した。
「最も可能性が高いのは、(ブラヴァー製造に)協力したとある企業の落ち度です」

海軍総司令部の情報提供者は、今回の操作の主な課題は、ミサイル自体では無く、潜水艦のミサイル複合体の戦術-技術的特性の点検であると伝えた。

「設立された委員会の為の複数の困難さは」
「B」(コメルサント)の出典である軍当局によると
「ミサイルに遠隔測定装置が設置されていなかった事に有ります。
ブラヴァー自身では無く、戦略用途ロケット水中巡洋艦のシステムの動作の点検という条件だったので、そのような義務は有りませんでした」

新聞は記した。


2013年9月6日、白海原子力潜水艦「アレクサンドル・ネフスキー」潜水艦弾道ミサイル「ブラヴァー」発射試験を実施しましたが、失敗しました。
[2隻のボレイ級戦略原潜の国家試験はSLBMブラヴァー試射失敗により中断される]

その後、「アレクサンドル・ネフスキー」セヴェロドヴィンスクへ戻りました。
[戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーはセヴェロドヴィンスクへ戻った]

そして、発射試験の日にセヴェロドヴィンスクに居たロシア海軍総司令官ヴィクトル・チルコフ提督を長とする作業委員会が作られ、発射失敗の原因を特定する作業が進められています。
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未だ原因は特定されていませんが、今回の記事によると、「ブラヴァー」製造に参加した下請け企業の落ち度である可能性が高いようです。


以前の「ブラヴァー」発射試験失敗の時にも、下請企業の杜撰な作業が原因であると指摘されていました。
[ロシア連邦軍参謀本部総長はSLBMブラヴァー試射失敗について語った]
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