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空母ヴィクラマーディティヤは2014年2月にインドへ到着する

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年9月25日9時00分配信
【ロソボロネクスポルト:「ヴィクラマーディティヤ」は2014年2月にインドへ到着する】
コーチ(インド)、9月25日-ロシア通信社ノーボスチ

11月15日にインド側へ引き渡される予定の航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」(旧「アドミラル・ゴルシコフ」)は、2014年2月にインドへ到着する。
水曜日、ロソボロネクスポルト(ロシア兵器輸出公社)総取締役代理ヴィクトル・コマルディンは記者団に伝えた。

「私共は、ヴィクラマーディティヤを2月にムンバイ港へ到着させる予定です」
彼は第1回海軍サロン「 NAMEXPO-2013」において話した。

コマルディンによれば、インドへの航路上において航空母艦は14ヶ所の港へ寄港する計画である。
「11月15日に私共は艦を納入し、その後、同艦はインドへと出発します」
ロソボロネクスポルト総取締役代理は付け加えた。


[空母ヴィクラマーディティヤ(旧ブログ)]
[空母ヴィクラマーディティヤ]

2012年12月にインド海軍へ引き渡される筈だった航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」(旧ロシア海軍重航空巡洋艦「アドミラル・ゴルシコフ」)ですが、2012年夏の航海試験中にボイラーが損傷し、引き渡し時期が延期される事になりました。
[空母ヴィクラマーディティヤはロシア造船業の空母建造経験の回復に役立った]
[空母ヴィクラマーディティヤはインド海軍で30-40年就役するかもしれない]

2013年7月3日に出港し、7月5日より航海試験が始まりました。
[インド空母ヴィクラマーディティヤは航海試験へ出発する]
[インド空母ヴィクラマーディティヤは白海で航海試験を始めた]
[インド空母ヴィクラマーディティヤは白海で各種機器を点検する]

7月28日夜、機関の全力運転試験(最大速力試験)を実施しました。
[インド空母ヴィクラマーディティヤは29ノット以上を出した]

昨年の航海試験では最大速力を出そうとした矢先にボイラーの耐熱材が崩れ落ち、ボイラーが損傷しましたが、今回は、そのようなトラブルも無く、航海試験は成功裏に終わりました。

8月5日からはバレンツ海で航空機関連の試験が始まりました。
[空母ヴィクラマーディティヤから艦上戦闘機Su-33とMiG-29KUB/MiG-29Kのフライトが実施される]

8月24日、艦載機の夜間着艦に成功しました。
[空母ヴィクラマーディティヤの夜間着艦試験は成功した]

「ヴィクラマーディティヤ」の海洋試験は順調に進行しました。
[インド空母ヴィクラマーディティヤの海洋試験はスケジュール通りに進んでいる]

全ての海洋試験を完了した「ヴィクラマーディティヤ」は、9月21日にセヴェロドヴィンスクへ戻りました。
[インド空母ヴィクラマーディティヤは全ての海上試験を成功裏に終えてセヴェロドヴィンスクへ戻った]

「ヴィクラマーディティヤ」は、11月15日にインドへ引き渡されます。
[空母ヴィクラマーディティヤは2013年9月30日に航海試験を完了し11月15日にインドへ引き渡される]

そして今回の記事によると、インドへ引き渡された「ヴィクラマーディティヤ」は、2014年2月にインドムンバイ港へ到着するとの事です。
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ムンバイ基地には、インド海軍空母「ヴィラート」が駐留しています。
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なお、ヴィクトル・コマルディン氏は、同じ日の記者会見において、インドコーチ造船所で建造中の航空母艦「ヴィクラントII」の建造をロシアが支援すると表明しています。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年9月25日9時07分
【ロシアはインドの航空母艦「ヴィクラント」完成を援助する】

ロシアは、空母「ヴィクラントII」の着艦拘束装置、エレベータ、航空機格納庫を製造します。
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