ロシア太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフはエジプトを訪れた


『イタルタス』より
2013年10月7日11時26分配信
【大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」はエジプトのブルサファガ港への業務寄港を行なう】
モスクワ、10月7日/イタルタス
太平洋艦隊の大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」は、本日(10月7日)、エジプトのブルサファガ港への業務寄港を行なった。
イタルタスは、太平洋艦隊の公式代理人ローマン・マルトフ1等海佐より伝えられた。
彼によると、訪問は10月11日まで続く。
この4日の間に、乗組員は休息及び艦の機器検査の為の時間を与えられる。
マルトフは、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」に率いられる太平洋艦隊の5隻の艦船が3月にウラジオストクを去り、現在は地中海のロシア海軍艦船グループの中核を成している事を想い起した。
親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」と給油船「ボリス・ブートマ」で構成される太平洋艦隊の第2の艦船支隊は、業務訪問の為にスリランカのトリンコマリー港へ滞在している。
訪問は10月8日まで続く。
「業務訪問の後、支隊は世界の大洋における戦闘勤務課題の遂行を継続します」
マルトフは総括した。
[ ロシア太平洋艦隊地中海遠征(2013年3月~)]
大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」は3月19日にウラジオストクを出港し、5月15日に地中海へ入り、6月1日以降は、ロシア海軍地中海作戦連合部隊の旗艦任務に就いていました。
6月末からは黒海沿岸のノヴォロシースクで整備と乗員の休養に専念し、8月29日に同港を出港し、再び地中海へ向かいました。
[ロシア太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフは再び地中海東部へ向かう]
地中海作戦連合部隊の旗艦任務は、9月20日以降、黒海艦隊のロケット巡洋艦「モスクワ」へ引き継がれました。
[親衛ロケット巡洋艦モスクワはロシア海軍地中海作戦連合部隊を率いる]
その後「アドミラル・パンテレーエフ」は地中海を離れ、9月21日には紅海へ入りました。
[太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフは紅海へ入った]
そして今回の記事に有るように、10月7日にエジプトのサファガ港へ寄港しました。

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