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インド国防相は11月15日の空母ヴィクラマーディティヤ引渡し式典へ招待された

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『イタルタス』より
2013年10月7日10時04分配信
【インド国防相はロシアから航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」のインド海軍への引渡し式典へ招待された】
ニューデリー、10月7日/イタルタス特派員アレクサンドル・アンチピン

ロシアは、インド国防相アラッカパランビル・クリアン・アントニーを今年11月15日のセヴェロドヴィンスク市での航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」(旧ロシア巡洋艦「アドミラル・ゴルシコフ」)インド海軍への引渡し式典へ招待した。
月曜日、イタルタス特派員ロシア軍事産業企業体の情報提供者より伝えられた。

「ロシアとインドは、軍事技術協力に関する政府間委員会の次の会議の準備を行なっております」
彼は指摘した。
「それが、この重要な日に合わせられるという事は有り得るでしょう」

航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」の供給契約は、2004年に署名された。
契約に基づき、インドは同艦を無償で受け取るが、ロシアでの修理及び近代化、更には、航空母艦へ配備する為に意図されている艦上戦闘機MiG-29K/KUBKa-27及びKa-31ヘリコプターの供給については支払いをする。

以前、「ロソボロネクスポルト」総取締役代理ヴィクトル・コマルディンは、航空母艦インドへの航路上において14か所の港へ寄港し、来年2月にインドムンバイ港へ到着する予定であると記者団へ表明した。


[空母ヴィクラマーディティヤ(旧ブログ)]
[空母ヴィクラマーディティヤ]

2012年12月にインド海軍へ引き渡される筈だった航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」(旧ロシア海軍重航空巡洋艦「アドミラル・ゴルシコフ」)ですが、2012年夏の航海試験中にボイラーが損傷し、引き渡し時期が延期される事になりました。
[空母ヴィクラマーディティヤはロシア造船業の空母建造経験の回復に役立った]
[空母ヴィクラマーディティヤはインド海軍で30-40年就役するかもしれない]

2013年7月3日に出港し、7月5日より航海試験が始まりました。
[インド空母ヴィクラマーディティヤは航海試験へ出発する]
[インド空母ヴィクラマーディティヤは白海で航海試験を始めた]
[インド空母ヴィクラマーディティヤは白海で各種機器を点検する]

7月28日夜、機関の全力運転試験(最大速力試験)を実施しました。
[インド空母ヴィクラマーディティヤは29ノット以上を出した]

昨年の航海試験では最大速力を出そうとした矢先にボイラーの耐熱材が崩れ落ち、ボイラーが損傷しましたが、今回は、そのようなトラブルも無く、航海試験は成功裏に終わりました。

KVG-3Dボイラー
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8月5日からはバレンツ海で航空機関連の試験が始まりました。
[空母ヴィクラマーディティヤから艦上戦闘機Su-33とMiG-29KUB/MiG-29Kのフライトが実施される]

8月24日、艦載機の夜間着艦に成功しました。
[空母ヴィクラマーディティヤの夜間着艦試験は成功した]

「ヴィクラマーディティヤ」の海洋試験は順調に進行しました。
[インド空母ヴィクラマーディティヤの海洋試験はスケジュール通りに進んでいる]

全ての海洋試験を完了した「ヴィクラマーディティヤ」は、9月21日にセヴェロドヴィンスクへ戻りました。
[インド空母ヴィクラマーディティヤは全ての海上試験を成功裏に終えてセヴェロドヴィンスクへ戻った]

「ヴィクラマーディティヤ」は、11月15日にインドへ引き渡されます。
[空母ヴィクラマーディティヤは2013年9月30日に航海試験を完了し11月15日にインドへ引き渡される]

引き渡された後、2014年2月にインドムンバイ港へ到着する予定です。
[空母ヴィクラマーディティヤは2014年2月にインドへ到着する]

その11月15日に開催される航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」インド海軍への引き渡し式典に、インド国防相アラッカパランビル・クリアン・アントニー氏が招待されました。
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つまり、2013年11月15日の航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」のインドへの引き渡しは確定という事です。
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