ロシア太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフはエジプトを去り、紅海に留まる

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2013年10月11日10時30分配信
【太平洋艦隊の大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ 」はエジプトのブルサファガ港を去った】
本日(10月11日)、太平洋艦隊の大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ 」はブルサファガ港(エジプト)への業務寄港を完了後、戦闘勤務を継続する為に紅海へ出た。
訪問は10月7日-11日まで続いた。
この4日の間に、乗組員は休息及び艦の機器検査の為の時間を与えられた。
大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」に率いられる太平洋艦隊の5隻の艦船が3月にウラジオストクを去り、現在は地中海のロシア海軍艦船グループの中核を成している事を想い起こして欲しい。
親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」と給油船「ボリス・ブートマ」で構成される太平洋艦隊の第2の艦船支隊は、トリンコマリー港(スリランカ)への業務寄港を10月8日に完了した。
業務寄港任務の遂行後、支隊は世界の大洋で戦闘勤務課題の遂行を継続する。
[ ロシア太平洋艦隊地中海遠征(2013年3月~)]
大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」は3月19日にウラジオストクを出港し、5月15日に地中海へ入り、6月1日以降は、ロシア海軍地中海作戦連合部隊の旗艦任務に就いていました。
6月末からは黒海沿岸のノヴォロシースクで整備と乗員の休養に専念し、8月29日に同港を出港し、再び地中海へ向かいました。
[ロシア太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフは再び地中海東部へ向かう]
地中海作戦連合部隊の旗艦任務は、9月20日以降、黒海艦隊のロケット巡洋艦「モスクワ」へ引き継がれました。
[親衛ロケット巡洋艦モスクワはロシア海軍地中海作戦連合部隊を率いる]
その後「アドミラル・パンテレーエフ」は地中海を離れ、9月21日には紅海へ入りました。
[太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフは紅海へ入った]
10月7日にエジプトのサファガ港へ寄港しました。
[ロシア太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフはエジプトを訪れた]
そして10月11日にサファガ港を出港し、再び紅海へ出ました。
「アドミラル・パンテレーエフ」は、今後も暫くの間は紅海に留まるようです。

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