ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはオマーンのサラーラへ寄港した


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2013年10月14日11時03分配信
【太平洋艦隊戦闘艦支隊はアデン湾へ接近する】
本日(10月14日)、太平洋艦隊の親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」と給油船「ボリス・ブートマ」は、業務寄港の為、オマーンのサラーラ港へ入った。
ロシア艦船の訪問は10月19日まで続く。
インド洋及び地中海ゾーンにおいて、太平洋艦隊の7隻の軍艦及び保障船が戦闘訓練任務を遂行している。
大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」が率いる支隊は、地中海のロシア海軍常設作戦連合部隊司令部により計画された任務の遂行を続けている。
太平洋艦隊将兵は、同海域において約6ヶ月間に渡り戦闘任務を遂行している。
大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」が率いる艦船支隊が航行した海里数は、世界一周旅行に匹敵する。
インド洋で行動中の太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」が率いる支隊は、サラーラ港への業務訪問を終えた後、来週にはアデン湾へ入る。
太平洋艦隊の全ての艦船には、特別な用意を整えた海軍歩兵の対テロリスト部隊が乗っている。
支隊の航空隊の編制には、潜水艦の探知及び撃破、救助、対海賊作戦を行なえる数機のヘリコプターKa-27が在る。
太平洋艦隊旗艦「ワリャーグ」を中核とする太平洋艦隊艦船支隊は、8月末にペトロパブロフスク・カムチャツキーを出港しました。
当初は、オーストラリアへ行く予定でした。
[太平洋艦隊のロケット巡洋艦ワリャーグはオーストラリアへ行く]
9月上旬の時点で太平洋中部に居ました。
[ロシア太平洋艦隊の艦船は遠海ゾーンで任務を遂行する]
しかし9月中旬、インド洋へ向かうと発表されました。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはインド洋(アデン湾)へ向かう]
10月1日、インド洋へ入りました。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはインド洋へ入る]
10月4日、スリランカのトリンコマリー港へ寄港しました。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・ロケット巡洋艦ワリャーグはスリランカを訪れた]
10月8日にトリンコマリー港を出港し、アデン湾へ向かいました。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・ロケット巡洋艦ワリャーグはスリランカを去り、アデン湾へ向かった]
そして10月14日、オマーンのサラーラ港へ入港しました。
記事中で述べられている「インド洋及び地中海で戦闘訓練任務を遂行している太平洋艦隊の7隻の艦船」は以下の通りです。
[太平洋艦隊地中海派遣支隊]
大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」
大型揚陸艦「ペレスウェート」
大型揚陸艦「アドミラル・ネヴェリスコイ」
救助曳船「フォーチィ・クリロフ」
中型海洋給油船「ペチェンガ」
(2013年3月19日にウラジオストクを出港)
「アドミラル・パンテレーエフ」は、現在は紅海に居ます。
[ロシア太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフはエジプトを去り、紅海に留まる]
[太平洋艦隊インド洋派遣支隊]
親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」
大型海洋給油船「ボリス・ブートマ」
(2013年8月末にペトロパブロフスク-カムチャツキーを出港)
こちらの支隊も地中海へ行く可能性が有ります。
(現在の所はアデン湾へ行くとしか発表されていませんが)
[ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは地中海へ行くかもしれない]
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