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ロシア太平洋艦隊はミストラル級2隻の乗組員を編成する

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年10月15日11時49分配信
【「ミストラル」の為の乗組員は11月に編成される】
モスクワ、10月15日-ロシア通信社ノーボスチ

太平洋艦隊は、「ミストラル」型揚陸ヘリコプター空母「ウラジオストク」及び「セヴァストーポリ」の乗組員の募集を行なっている。
火曜日、東方軍管区の代理人ローマン・マルトフ1等海佐は記者団に伝えた。

「太平洋艦隊は、揚陸ヘリコプター空母ウラジオストク及びセヴァストーポリの乗組員の募集を行なっております」
彼は話し、編成は今年11月に完了しなければならないと付け加えた。

マルトフによると、新たな乗組員には、200名以上の士官、准士官、契約兵が含まれる。

「標準的な選択基準に加え、特別委員会は、候補者の教育水準に特に注意を払っております。
准士官及び契約軍人は、特に平均以下であってはなりません」

代理人は付け加えた。

ドック艦の飛行要員は厳格な選抜を経ている。

「ロソボロネクスポルト」フランス国営企業DCNSは、2011年6月にロシア海軍の為の最初の2隻のヘリコプター空母「ミストラル」型(「ウラジオストク」及び「セヴァストーポリ」)の建造契約へ署名した。
1隻目は、2014年にロシア海軍へ軍備採用される。
契約額は12億ユーロである。


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[ヘリ空母ミストラル型]
[ヘリ空母ミストラル型(旧ブログ)]
[ロシア海軍向けミストラル型の詳細が公表された]

ロシア海軍向け「ミストラル」級1番艦「ウラジオストク」は、2012年2月1日にフランスサン-ナゼール造船所で起工されました。
[ロシア海軍向けヘリ空母「ミストラル」型1番艦は起工される]

船体後部は、ロシア国内のサンクト-ペテルブルク市の「バルト工場」で2012年10月1日に起工されました。
[バルト工場はヘリ空母ウラジオストクの船体を起工した]

バルト工場で建造された「ウラジオストク」後部は2013年6月26日に進水し、7月8日にフランスサンナゼールへ向けて出発しました。
[ロシアで建造されたミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦ウラジオストクの船体後部は進水した]

「ウラジオストク」後部は7月23日にサンナゼールへ到着しました。
[ミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦ウラジオストクの船体後部はサンナゼールへ到着した]

サンナゼール造船所における「ウラジオストク」の前半分と後ろ半分の接合は8月中に完了しました。
[ミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦ウラジオストクの船体接合は2013年8月に完了する]

10月15日に進水しました。
[ミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦ウラジオストクは進水した]

「ウラジオストク」は、2014年11月1日にロシア海軍へ引き渡される予定です。
[ヘリ空母ウラジオストクは2014年11月1日にロシア海軍へ納入される]


一方、ロシア海軍向けミストラル級2番艦「セヴァストーポリ」は2013年6月18日に起工されました。
[ロシア海軍向けミストラル級2番艦が起工された]

同艦の後部は2013年7月4日にロシアの造船所で起工されました。
[ロシア海軍向けミストラル級2番艦の後部はバルト工場で起工された]


今回の記事によると、この2隻の乗組員は、太平洋艦隊から選抜されるとの事です。

つまり、この2隻-「ミストラル」級ヘリコプター揚陸ドック艦「ウラジオストク」「セヴァストーポリ」は、太平洋艦隊への配備が確定したという事です。
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