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ロシア海軍の為の艦上戦闘機MiG-29KUB量産1号機は飛行試験を開始した

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年10月22日13時55分配信
【ロシア連邦海軍の為の新たなミグ艦上戦闘機は飛行試験を開始した】
モスクワ、10月22日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア海軍の為に意図されている新たな艦上戦闘機MiG-29K/KUBは飛行試験を開始した。
ロシア航空機製造コーポレーション「ミグ」は、声明で述べた。

「ロシア航空機製造コーポレーション・ミグは、国家防衛発注により生産された艦上戦闘機MiG-29K/KUB量産機の飛行試験を開始しました。
飛行勤務部長で先任試験飛行士のミハイル・ベリャーエフは、ロシア連邦国防省の為に製造された航空機MiG-29KUB初号機の試験中に"検査において実質的に全てのシステムは技術的要求に沿って機能しました"と述べました」

声明では、こう述べられた。

コーポレーション総取締役セルゲイ・コロトコフは指摘した。
成功裏に始まったロシア連邦海軍の海洋航空隊の為の航空機の量産機の試験は、国家防衛受注の履行の為の大いなる一歩である。

これに先立ち、ジュコフスキー航空ショーMAKS-2013において、コロトコフは、最初の戦闘機は近い内に飛行試験へと移行すると記者団に表明した。

2013年、コーポレーションは、4機の航空機を海軍へ供給しなければならない。
2012年2月、ロシア連邦国防省ロシア航空機製造コーポレーション「ミグ」は、ロシア海軍の海洋航空隊の為の24機の艦上戦闘機MiG-29K/KUBの供給契約を締結した。

艦上戦闘機MiG-29K(単座)MiG-29KUB(複座)は、第4++世代多機能航空機であり、艦船部隊の対空防衛任務を果たし、昼夜及び全天候下において高精度兵器で水上及び地上目標を撃破する為に意図されている。

MiG-29KUBの試作戦闘機の初飛行は2007年1月に実施された。
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量産機は、2008年3月に初めて空中へ上がった。
2009年以降、ロシアのコーポレーションは、インド海軍へ航空機MiG-29K/KUBを供給している。


[艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUB(旧ブログ)]
[RSKミグMiG-29K/MiG-29KUB艦上戦闘機(RSKミグ公式サイト)]

ロシア海軍重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」搭載用のMiG-29K/KUBの契約は、2012年2月29日に締結されました。
[ロシア国防省は艦上戦闘機MiG-29K/KUBの購入契約を締結した]

2013年からロシア海軍への納入が開始されます。
[ロシア海軍は2013年から艦上戦闘機MiG-29Kを受領する]
[空母アドミラル・クズネツォフは2013年に4機の艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUBを受け取る]

今年(2013年)には2機の単座型MiG-29Kと2機の複座型MiG-29KUBロシア海軍へ納入されますが、今回、その内の1機の飛行試験が行なわれました。
記事を読む限り、飛行試験を行なったのは、複座型MiG-29KUBの量産第1号機のようです。

MiG-29KUB試験機(204号機)
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