改ボレイ級戦略原潜クニャージ・ウラジーミルは水圧試験を行なう

公開株式会社「生産合同・北方機械製造組合(セヴマシュ)」公式サイトより
【「クニャージ・ウラジーミル」は水圧を点検する】
2013年10月22日
新世代戦略水中ロケット艦「クニャージ・ウラジーミル」(プロジェクト「ボレイ」)で水圧試験が始まった。
現在、同艦は強度船体(耐圧殻)の形成が行なわれている。
組立・溶接作業の主要部分は完了に近づいている。
水圧試験は建造における重要な段階である。
来年(2014年)は、潜水艦にとって鍵の1つとなる:機器及びシステムの設置が開始される。
現在、作業実行スケジュールが作成されている。
ロケット艦の建造にか関わる人員は徐々に増やされる。
艦の船体の主な作業は、第55船台の製造部門により実行されている。
原子力潜水艦「クニャージ・ウラジーミル」納入責任者セルゲイ・コツォフは指摘した。
「組立及び溶接班は、現在、2交代制で働いております。
彼らは、豊富な経験と高位の資格を有する専門技術者です。
私共はプロ意識を持ち、団結したチームであり、様々な部門の協力関係を形成しています。
私共は、1つの共通した仕事を行なっている事を理解しており、それは将来プロジェクトの成功に自信を与えます」
原子力水中巡洋艦「ボレイ-A」は、2012年7月30日、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンの臨席下で起工された事が想い起される。
水中巡洋艦は公開株式会社「海洋工学中央設計局ルビーン」(サンクトペテルブルク)により設計され、弾道ミサイル「ブラヴァー」で武装した新世代の原子力戦略ロケット艦である。
[新世代戦略原潜ボレイ級(旧ブログ)]
[新世代戦略原潜ボレイ級]
「ボレイ」級4番艦(プロジェクト955A「ボレイ-A」としては1番艦)「クニャージ・ウラジーミル」は、2012年7月30日に起工されました。
[改ボレイ級戦略原潜クニャージ・ウラジーミル起工]

今回の記事によると、現在、船体の耐圧殻の形成がほぼ完了しているとの事です。
以前にはプロジェクト955A「ボレイ-A」は弾道ミサイル搭載数が20基に増加すると言われていましたが、ロシア海軍当局からは否定されています。
[新世代戦略原潜ボレイ級4番艦以降(ボレイ-A)の弾道ミサイル搭載数は増加しない]
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