重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはアイルランド沖に居る


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(北方艦隊)広報サービス発表
2013年10月28日13時19分配信
【重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は大西洋通過移動を続ける】
遠距離航海任務の遂行を続ける北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、大西洋移動の段階に在る。
巡洋艦は、現在、アイルランド島西方海域において悪天候からの回避行動を行なっている。
重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」の北東大西洋海域の通過移動の大部分は、サイクロンの通過による困難な気象条件の下で行なわれた。
しかし、荒天は巡洋艦の乗組員が10数回の艦内演習、更には一連の対空及び対潜防衛訓練を成功裏に実施する事を阻害しなかった。
北方艦隊主要基地セヴェロモルスク市から重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は10月22日に出航した。
最初の1週間で巡洋艦は約1800海里を航行した。
巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」の航海は、世界の大洋の戦略的に重要な海域における海軍の軍艦の定期的滞在の再開という目的で実行され、数ヶ月間に渡って続く。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは15歳になった]
重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、2012年及び2013年に北極海への航海を実施しています。
[ロシア北方艦隊北極圏演習(2012年9月) ]
[聖アンドレイの旗の下に]
2013年10月4日にはバレンツ海で有翼ミサイル「グラニート」発射訓練を行ないました。
[ロシア北方艦隊はバレンツ海で巡航ミサイル発射訓練を実施した]
2013年10月22日、大西洋への遠距離航海へと出発しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは大西洋へ向かった]
今回の発表によると、現在(10月28日)、アイルランド島の西方海域に居るとの事です。

今回の「ピョートル・ヴェリキー」の任務は「戦略的に重要な海域における海軍の軍艦の定期的滞在」としか発表されていません。
現在、ロシア連邦にとっての「戦略的に重要な海域」としては、地中海などが挙げられます。

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