新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクの国家受領試験が始まった

公開株式会社「生産合同・北方機械製造組合(セヴマシュ)」公式サイトより
2013年11月5日
【「セヴェロドヴィンスク」:約222日の「海洋試験」】
2011年から始まった新世代原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」(プロジェクト「ヤーセン」)の工場航海試験は完了し、国家受領試験が開始される。
成功裏に完了した工場航海試験の枠組みにおいて海洋への出航は14回に及び、約222日間に及ぶ当直で1万海里を航行し、約100回の潜航並びに浮上を行なった。
軍事機器生産部長マラート・アビジャノフが指摘したように、原子力水中巡洋艦及び納入チームは素晴らしい実績を有しており、その大きな恩恵を受けて艦長セルゲイ・ミチャーエフによる「海洋試験」の組織的管理は高いレベルで行なわれ、国家試験の最終段階では魚雷発射が実施される。
工場航海試験においては、同艦の高い戦術-動作特性が確認された。
セヴマシュの専門技術者が言うように、「セヴェロドヴィンスク」は最も近代的かつ国産潜水艦では最も低騒音である。
国家受領「海洋試験」においては同艦の機動、速力試験及びミサイル発射が行なわれる。
原子力潜水艦は海軍への引き渡しを待つ。
記録の為に:「セヴェロドヴィンスク」はシリーズ(プロジェクト「ヤーセン」)のトップ艦である。
公開株式会社「生産合同セヴマシュ」で1993年12月21日に起工された。
[新世代多用途原潜ヤーセン級(旧ブログ)]
[新世代多用途原潜ヤーセン級]
原子力水中ロケット巡洋艦K-560「セヴェロドヴィンスク」は1993年12月21日に「セヴマシュ」で起工され、2010年6月15日に進水しました。
2011年9月12日から海洋試験(工場航海試験)を開始しました。
2012年にも引き続き工場航海試験は実施されましたが、結局、2012年中のロシア海軍への引き渡しは実現できませんでした。
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは2013年にロシア海軍へ引き渡される]
[ロシア海軍は2012年に2隻の原潜と3隻の水上戦闘艦を受領できなかった]
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは2013年後半に海洋試験を実施し、同年末にロシア海軍へ引き渡される]
2013年5月末から航海試験が再開され、これまでに4度に渡る試験(工場航海試験)が実施されました。
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは今年(2013年)3度目の航海試験を終えた]
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクの国家受領試験は2013年11月から始まる]
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクの工場航海試験プログラムは完全に実行されている]
工場航海試験は成功裏に全て完了し、2013年11月から国家受領試験が開始されました。
「セヴェロドヴィンスク」は2013年12月25日にロシア海軍へ納入される予定です。
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは2013年12月25日にロシア海軍へ納入される]
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは12月25日にロシア海軍へ納入されなければならない]
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