ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはアレクサンドリアを訪れた

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年11月11日12時26分配信
【巡洋艦「ワリャーグ」はアレクサンドリアへ入った】
モスクワ、11月11日-ロシア通信社ノーボスチ
数十年ぶりに地中海で戦闘任務を遂行している太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」は、エジプトのアレクサンドリア港へ到着した。
「6日間の非公式訪問中にロシア船員は海軍基地司令官及びアレクサンドリア県知事を表敬訪問し、エジプト・アラブ共和国海軍の戦闘艦を訪れ、エジプト海軍の同僚とのサッカーのスポーツ大会に参加します」
月曜日、太平洋艦隊の公式代理人ローマン・マルトフ1等海佐は記者団に伝えた。
アレクサンドル・ポタノフ親衛1等海佐が指揮する巡洋艦はロシア外交団及びアレクサンドリア海軍基地司令官に出迎えられた。
訪問初日にはアレクサンドリアの無名戦士の記念碑への献花式典が予定されているとマルトフは指摘した。
「ロケット巡洋艦ワリャーグの訪問は11月16日まで続けられ、アレクサンドリア・全アフリカ総主教テオドロスII世猊下による旗艦の艦上での礼拝が行なわれ、更には、同艦をエジプト都市のロシア人在住者の代表が訪れます」
太平洋艦隊の代理人は付け加えた。
太平洋艦隊旗艦「ワリャーグ」を中核とする太平洋艦隊艦船支隊は、8月末にペトロパブロフスク・カムチャツキーを出港しました。
当初は、オーストラリアへ行く予定でした。
[太平洋艦隊のロケット巡洋艦ワリャーグはオーストラリアへ行く]
9月上旬の時点で太平洋中部に居ました。
[ロシア太平洋艦隊の艦船は遠海ゾーンで任務を遂行する]
しかし9月中旬、インド洋へ向かうと発表されました。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはインド洋(アデン湾)へ向かう]
10月1日、インド洋へ入りました。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはインド洋へ入る]
10月4日、スリランカのトリンコマリー港へ寄港しました。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・ロケット巡洋艦ワリャーグはスリランカを訪れた]
10月8日にトリンコマリー港を出港し、アデン湾へ向かいました。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・ロケット巡洋艦ワリャーグはスリランカを去り、アデン湾へ向かった]
10月14日、オマーンのサラーラ港へ入港しました。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはオマーンのサラーラへ寄港した]
その後、アデン湾と紅海を通り抜け、11月2日にスエズ運河を通過して地中海へ入りました。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは地中海へ入った]
11月7日、地中海中部において北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」と合流しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは地中海中部で合流した]
そして11月11日、エジプトのアレクサンドリアへ入港しました。

記事中において「ワリャーグ」は数十年ぶりに地中海で戦闘任務を遂行していると記されていますが、以前に同艦が地中海で活動したのはソヴィエト連邦時代の1990年でした。
この時は「チェルボナ・ウクライナ」という艦名でした。

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