重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは黒海艦隊の揚陸艦との合同演習を行なった

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年11月18日14時07分配信
【地中海戦隊旗艦「ピョートル・ヴェリキー」は演習を実施した】
モスクワ、11月18日-ロシア通信社ノーボスチ
地中海のロシア海軍艦船グループを率いる重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、大型揚陸艦「ヤーマル」との合同演習を実施した。
月曜日、北方艦隊の公式代理人ワジム・セルガ1等海佐は記者団に伝えた。
「本日、北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは、黒海艦隊の大型揚陸艦ヤーマルとの艦隊間連携行動要素への習熟を完了しました。
ロシア艦の乗組員は、海洋移動中の組織的通信、合同機動、更には対潜防衛の演習を仕上げました」
セルガは話した。
セルガは、11月10日、単一計画下で行動する北方艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊、そして太平洋艦隊の艦船が含まれる作戦連合部隊司令部が巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」へ配置された事を想い起した。
「地中海のロシア艦船グループには、合計して約10隻の様々なタイプの戦闘艦が派遣されています-ロケット巡洋艦、警備艦、揚陸艦、更には保障船が」
セルガは付け加えた。
北方艦隊主要基地(セヴェロモルスク市)から「ピョートル・ヴェリキー」は10月22日に出航した。
遠距離航海中に巡洋艦は約5000海里を航行した。
巡洋艦の北東大西洋海域の通過移動の大部分は、嵐「セント・ユダ」の通過による困難な気象条件の下で行なわれた。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは15歳になった]
重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、2013年9月に北極海への航海を実施しています。
[聖アンドレイの旗の下に]
2013年10月4日にはバレンツ海で有翼ミサイル「グラニート」発射訓練を行ないました。
[ロシア北方艦隊はバレンツ海で巡航ミサイル発射訓練を実施した]
2013年10月22日、大西洋への遠距離航海へと出発しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは大西洋へ向かった]
10月28日、アイルランド島西方海域に到達しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはアイルランド沖に居る]
10月31日、ジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは地中海へ入った]
11月7日、地中海中部において太平洋艦隊の親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」と合流しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは地中海中部で合流した]
11月10日、黒海艦隊の親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」からロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の旗艦任務を引き継ぎました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはロシア海軍地中海作戦連合部隊を率いる]
そして11月18日、黒海艦隊の大型揚陸艦「ヤーマル」との合同演習を完了しました。

「ピョートル・ヴェリキー」は、今後数ヶ月間は地中海に滞在する予定です。
非公式筋の情報ですが、「ピョートル・ヴェリキー」は、2014年2月7日から2月23日までロシア南部のソチで開催される冬季オリンピックの安全保障任務に就くとの事です。
『イズベスチヤ』より
2013年11月14日0時1分配信
【原子力巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」はオリンピックを護る】
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