ロシア太平洋艦隊艦船はエジプトとオマーンとミャンマーを訪れた
- カテゴリ:ロシア太平洋艦隊(2012-2015年)

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年11月18日10時06分配信
【太平洋艦隊の艦船はエジプト及びオマーンの港への訪問を終えた】
モスクワ、11月18日-ロシア通信社ノーボスチ
インド洋及び地中海で戦闘勤務課題を遂行する太平洋艦隊の艦船は、アレクサンドリア港及びサラーラ港への訪問を終えた。
月曜日、太平洋艦隊の公式代理人ローマン・マルトフ1等海佐は記者団に伝えた。
「太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは11月16日にアレクサンドリア港(エジプト)を出港しました。
同じ日に大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフと給油船ペチェンガはサラーラ港(オマーン)への訪問を終えました。
給油船ボリス・ブートマは11月19日にエジプトのブルサファガ港を出港します」
マルトフは伝えた。
更に、11月13日から18日まで大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」は、数十年ぶりにヤンゴン港(ミャンマー)へ非公式訪問の為に入港した事をマルトフは指摘した。
「ロシア船員は、ミャンマーのロシア連邦大使、海軍基地司令官、同市役所の代表、ヤンゴン行政区域との公式会合、軍事造船所及びミャンマー海軍の技術スタッフとの積極的な協力を行ないました」
マルトフは付け加えた。
今年の10月と11月は、数ヶ月間に渡り継続された太平洋艦隊艦船の国際外交としては、この10年間で最も充実したものであった事を太平洋艦隊の代理人は強調した。
2ヶ月に満たない間に、太平洋艦隊将兵はブルサファガ港(エジプト)、サラーラ港(オマーン)、トリンコマリー港(スリランカ)、リマソール港(キプロス)、プサン港(大韓民国)、アレクサンドリア港(エジプト)、ヤンゴン港(ミャンマー)を訪問した。
現在、ロシア太平洋艦隊の3個支隊の計10隻の艦船がインド洋及び地中海に滞在しています。

[太平洋艦隊地中海派遣支隊(第1支隊)]
大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」
大型揚陸艦「ペレスウェート」
大型揚陸艦「アドミラル・ネヴェリスコイ」
救助曳船「フォーチィ・クリロフ」
中型海洋給油船「ペチェンガ」
(2013年3月19日にウラジオストクを出港)
[ロシア太平洋艦隊地中海遠征(2013年3月~)]
今回の記事によると、少なくとも大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」と中型海洋給油船「ペチェンガ」は地中海を離れ、帰路に就いているようです。

[太平洋艦隊インド洋・地中海派遣支隊(第2支隊)]
親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」
大型海洋給油船「ボリス・ブートマ」
(2013年8月末にペトロパブロフスク-カムチャツキーを出港)
親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」は11月初頭に地中海へ入り、エジプトのアレクサンドリアを訪問していました。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはアレクサンドリアを訪れた]

[太平洋艦隊第3艦船支隊]
大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」
中型海洋給油船「イルクート」
曳船「カラール」
(2013年10月19日にウラジオストクを出港)
この部隊は韓国とミャンマーを訪問しました。
[ロシア太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフはミャンマーへ行く]
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