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ロシア太平洋艦隊地中海派遣部隊は任務を終えて帰路に就いた

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年11月22日12時28分配信
【太平洋艦隊艦船支隊は地中海からウラジオストクへ戻ってくる】
ウラジオストク、11月22日-ロシア通信社ノーボスチ

地中海で戦闘任務を遂行した太平洋艦隊艦船支隊インド洋を去り、ウラジオストク港へ針路を取る。
金曜日、ロシア通信社ノーボスチ太平洋艦隊の代理人ローマン・マルトフ1等海佐より伝えられた。

太平洋艦隊艦船支隊は2013年3月19日にウラジオストクを去った。
8ヶ月に渡る戦闘勤務中に艦船は太平洋インド洋を横断移動し、ペルシャ湾、アデン湾、地中海、アラビア海、紅海を訪れた。

「大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフ、揚陸艦アドミラル・ネヴェリスコイ、ペレスウェート、大洋救助船フォーチー・クルイロフ、給油船ペチェンガは、祖国の港への航路上において11月24日にコロンボ港(スリランカ)への業務寄港を行ないます」
対談者は話した。

彼によると、同支隊の艦船は、この8ヶ月間にサファガ港(エジプト)、バンダレ・アッバース港(イラン)、サラーラ港(オマーン)、2度のリマソル港(キプロス)への業務寄港及び非公式訪問を行ない、黒海ノヴォロシースク港への艦隊間移動を行なった。

「現在、インド洋及び地中海では、太平洋艦隊の3個支隊の10隻の艦船が戦闘勤務を続けています」
マルトフ
は話した。


[ ロシア太平洋艦隊地中海遠征(2013年3月~)]

大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」を中核とする太平洋艦隊艦船支隊は3月19日にウラジオストクを出港し、5月15日に地中海へ入り、以後、地中海東部で行動していました。
[太平洋艦隊地中海派遣支隊]
大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」
大型揚陸艦「ペレスウェート」
大型揚陸艦「アドミラル・ネヴェリスコイ」
救助曳船「フォーチー・クルイロフ」
中型海洋給油船「ペチェンガ」


大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」は、6月1日から9月20日までロシア海軍地中海作戦連合部隊の旗艦を務めました。
[ロシア海軍地中海作戦部隊は6月1日から任務を遂行している]
[親衛ロケット巡洋艦モスクワはロシア海軍地中海作戦連合部隊を率いる]

大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」給油船「ペチェンガ」は9月下旬に地中海から紅海へ移動し、同海域に留まっていました。
[ロシア太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフはエジプトを去り、紅海に留まる]

その後、11月中旬にはオマーンサラーラ港へ寄港しました。
[ロシア太平洋艦隊艦船はエジプトとオマーンとミャンマーを訪れた]

今回の太平洋艦隊広報部長ローマン・マルトフ氏の談話によると、他の3隻も既にインド洋へ入っており、11月24日にはスリランカコロンボ港を訪問します。
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現在、「アドミラル・パンテレーエフ」支隊に代わり、太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」地中海入りし、同海域に展開中です。
[太平洋艦隊インド洋・地中海派遣支隊]
親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」
大型海洋給油船「ボリス・ブートマ」
(2013年8月末にペトロパブロフスク-カムチャツキーを出港)


この他、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」を中核とする第3の支隊がインド洋に居ます。
[太平洋艦隊インド洋派遣支隊]
大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」
中型海洋給油船「イルクート」
曳船「カラール」
(2013年10月19日にウラジオストクを出港)
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