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空母ヴィクラマーディティヤはインドへの移動準備を進める

2013年11月16日、航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」(旧「アドミラル・ゴルシコフ」)はセヴェロドヴィンスクのセヴマシュ造船所でインド海軍へ引き渡されました。
[重航空巡洋艦アドミラル・ゴルシコフ改め航空母艦ヴィクラマーディティヤはインド海軍へ引き渡された]
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現在、インドへの出航準備が進められています。


公開株式会社「生産合同・北方機械製造組合(セヴマシュ)」公式サイトより
2013年11月22日配信
【航空母艦は遠距離航海を準備する】

ロシア及び外国から300名以上のゲストが出席した航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」インド海軍への引き渡し式典の後、同艦はインド共和国への基地間移動の準備を積極的に進めている。
航空母艦スラージ・ベリー1等海佐の管理下で基地へ行く前に幾つかの海洋を移動しなければならない。

「本日、同艦は受領-引渡試験の実施中に見つかった問題点を取り除きました」
軍事技術協力生産部長代理ゲオルギー・ジューコフは説明した。
「インドへの移動を保障する為の物資が積載されます。
航空母艦への物品の積載は、数週間に渡り続けられています。
航空母艦の艦長の要請により、艦はセヴェロドヴィンスク海峡まで曳航される予定であり、その為の曳船自身の組織的準備活動が実施されています。
これは、艦の先導を保障する航海及び水文サービスを提供するセヴマシュ造船台及び白海海軍基地の水路輸送の専門家により実施されます」


艦が当社の水域を離れ、海峡を抜けた後、燃料補給の為に投錨し、その後、数日の間に境界線を通過する手続きが行なわれ、航空母艦ムルマンスクへ向かう。
その後、インド給油船及びフリゲートで構成される随伴艦と共に給油が行なわれ、航空母艦インド沿岸へ向かう。

「ヴィクラマーディティヤ」艦上にはインド人乗員と共に約180名のセヴマシュの専門技術者及び請負企業の代表が乗り込む。
経験豊富な造船官は、艦の機器の動作を監視し、適切に動作させ、インド人乗員を支援する為、障害の可能性を排除する。
回航に関与する専門技術者の大部分は直ちに共和国を去るが、一部は保証サービス提供の為にインドへ残る。

「ヴィクラマーディティヤ」の出港は11月末に予定されている。
正確な日付は気象状態に依る。
このような大型艦が海峡を通過するのは充分に困難な課題であるので。
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